結果概要(31KB)(PDF文書) - さいたま市

■平成22年度第26回(第155回)都市経営戦略会議結果概要
【日
時】
平成22年12月22日(水)
【場
所】
政策会議室
【出席者】
【議
午後3時10分∼午後4時15分
市長、五味副市長、小林副市長、技監、政策局長、総務局長、財政局長、
行財政改革推進本部長、総合政策監、消防局長
題】(1)(仮称)緑消防署等複合施設整備事業について
< 提 案 説 明 >
(仮称)緑消防署等複合施設整備事業について、消防局から次のような説明があった。
・ (仮称)緑消防署等複合施設整備事業は、平成7年11月に事業認可された内谷・会ノ
谷特定土地区画整理事業地内に、児童センター、公民館、地区社会福祉協議会事務所、
消防署からなる複合施設を整備するものである。
・ 本事業は、平成18年3月に複合施設として整備することが政策決定され、平成21年
1月に本事業の基礎となる基本計画が策定された。この決定を受け、同年7月には各施
設の諸室の計画面積やイメージ図等をホームページ上に公表している。
・ なお、本事業については、平成18年11月、PFI導入候補事業として選定されたが、
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平成21年8月にPFI検討委員会において、「PFIによらず公設公営、公設民営に
よる事業実施が適当である」との審議結果を受け、今年度、基本計画に基づく基本設計
業務を実施している。
本事業の計画地は、緑区大間木地内に位置し、現在の尾間木公民館から約250m北で、
現在施工中である区画整理事業地内となっている。
事業スケジュールは、今年度、基本設計業務と地質調査業務の実施、来年度に実施設計
業務と用地取得を実施する予定である。建設工事は、平成24年度、25年度の2ヵ年
の継続事業とし、平成26年4月に供用開始を予定している。なお、既存の尾間木公民
館は、平成23年1月より、区画整理事業による道路整備のため、3年間、仮設での運
営となる。
次に、設計書(案)については、まず、建物の概要について、建築面積は、本体建物で
2,388㎡、延べ面積は本体建物で4,918㎡、建物高さ11.9m。建物構造は
鉄筋コンクリート造地上3階建てとしている。各施設の占用部分の延べ面積は、児童セ
ンターが758㎡、公民館が1,312.4㎡、地区社会福祉協議会事務所が44.7
㎡、消防署が1,955.1㎡。共用部分は地域交流スペースとして847.8㎡。関
連付属施設として、訓練塔、駐輪場等を計画している。
次に、計画方針として、一つ目は、本施設の日影に対する近隣への影響や消防署のサイ
レン等による騒音の影響、また、消防車両の出場時の施設利用者に対する安全性につい
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て、最大限配慮した施設計画とする。二つ目は、複合施設の特色を活かし、子どもから
高齢者まであらゆる世代の地域住民の交流拠点として、施設の内外に安心して自由に利
用できる空間を積極的に設けることとした。
次に、計画地の概要について、西側が12mの道路に接し、北側、東側が6mの道路に
接している。計画地の北側には、区画整理による街区公園の計画があり、北西側には調
整池が整備されている。東側、北東側は既存の低層住宅地が形成されている。計画地は、
東西にかけての傾斜地であり、敷地内高低差は、約4.6mとなっているが、この高低
差を最大限に活用し、建物の配置計画や平面計画を作成した。
次に、設計の趣旨について、「周辺地域との調和」「地域コミュニティの場」「安全性」
「利用しやすさ」「環境に配慮した建築」を5本の柱として設計を実施した。
来館者の施設への動線は、北側6m道路及び西側12m道路のポケットパーク付近から
敷地内へアプローチし、北側玄関を利用して建物へ入るルートと、東側6m道路から敷
地内へアプローチし、建物の2階部分に設けた東側玄関を利用して建物へ入るルートの
2か所を計画している。
1階は、消防署および地域交流スペースとなっており、北側の玄関を入り、各階へアク
セスすることとなる。消防車両は、西側に配置した車両車庫から西側の12m道路へ出
場する計画としている。消防署の諸室は、車両車庫、事務室、仮眠室、訓練室、食堂等
を計画している。
2階は、児童センターと公民館の事務室及び体育室を計画しており、東側の玄関を入り、
各階へアクセスすることとなる。児童センターの諸室は、事務室、静養室、相談室、乳
幼児室、集会室、創作活動室、学習室、図書室、ボランティア室、遊戯室等を計画して
おり、北側には地域住民が自由に利用できる地域交流スペースを設けている。
3階は、公民館、地区社会福祉協議会事務所及び地域交流スペースを計画しており、公
民館の諸室は、講座室、会議室、和室、調理室、音楽室、美術工芸室、コミュニティル
ーム等を計画している。
なお、資料の5ページには立面図、6ページには外観イメージ図を付けている。
基本設計書(案)の説明は以上だが、基本設計業務を実施するに当たり、地元住民に対
する本事業の説明会を実施しているので報告する。土地区画整理組合、自治会、公民館
利用者等を対象に8回、延べ人員249名への説明会及び自治会回覧を活用し、
1,591世帯へ基本計画概要版や基本設計図(案)により計画内容を周知するととも
にご意見、ご要望を伺った。特に公民館の機能、消防署の安全性及び地域住民が利用で
きる施設とすることについてご要望を頂き、設計に反映するとともに来年度予定してい
る実施設計に反映させたいと考えている。なお、要望が多かった駐車場数の増加につい
ては検討課題となっている。
続いて、行財政改革推進本部から、複合施設へ整備する尾間木公民館に関して、
「公民館
の整備に関する公共施設マネジメントの視点からの検討」について、次のような報告があっ
た。
・ 8月25日開催の都市経営戦略会議に付議された内野地区公民館の検討結果についても、
考え方を整理したので、合わせて報告する。
・ 公民館整備の考え方として、公共施設マネジメントの観点からは、大きく分けて3つあ
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り、まず一点目は、そもそもの施設の必要性についての検討、二点目として、施設が必
要であれば、適正な規模はどのくらいなのか、そして三点目として、その規模に対して
導入する機能・スペックはどこまで必要なのかの視点から検討した。
その結果としては、まず、内野地区の公民館については、公民館未設置地区であり設置
の必要性は認められる。ただし、同じ自治会連合会地区内に西部文化センターという4,
500㎡あるコミュニティ施設があり、そことの機能連携・機能分担を考慮すべきであ
る。
第二に、規模、延床面積について、1,000㎡程度が妥当と考える。それは、公民館
の面積の考え方の整理として、現公民館の平均延床面積は、拠点公民館と地区公民館を
合わせた57館の平均面積は、947.7㎡で、拠点を除いた地区公民館47館だけで
見ると、806.3㎡ということで、現施設の平均的な規模はこの程度である。ただし、
これらは古い施設もかなり含んでおり、新規施設を整備する場合は、現在の社会情勢に
あわせて、バリアフリー化、ユニバーサルデザイン対応などの新たに考慮すべき要素が
あるため、およそ一施設当たり142㎡くらいの面積増を考える必要がある。そのため、
新規に整備する公民館の延床面積の考え方としては、地区公民館ベースでは、約950
㎡、拠点を含めた平均で考えれば、約1,100㎡ということになる。その間を取って
1,000㎡程度が基準として考えられる。
また、周辺地区の公民館、コミュニティ施設の利用状況を調査したところ、利用率平均
は54%で、半分程度は空きがあるという状況であり、既存の1,000㎡を超える規
模の施設を新たに整備することは考えにくいため、規模については、1,000㎡以内
という枠を設定した。
続いて機能について、多目的ホール・会議室・和室については、ほぼすべての公民館に
設置されており、必須の機能ということで基本的には設置が望ましいが、会議室の設置
数については、多くの会議室を設置すれば当然利用率が下がるという分析結果が出てお
り、この地区の需要を考えると会議室と和室を合わせて2室ないし3室の範囲内が妥当
ではないか。
続いて、調理室・コミュニティルーム・音楽室・美術工芸室については、いわば選択的
な機能ということで、地域ごとの需要の状況を勘案して、要、不要を選択していく必要
がある。
このうち、音楽室・美術工芸室については、地区公民館に設置されている割合が1割程
度であり、よほど地域の需要が高いという状況がなければ設置の必要性は低いというこ
とと合わせて、同地区内にある西部文化センターにも同様の機能が設置されているため、
これらの機能については、除外が望ましい。
また、調理室・コミュニティルームについては、必要性に応じて検討をしていくが、こ
の地域の状況を勘案すると、抑制的に考えたほうがよいのではないかと考える。
全体の結論としては、まず、全体の枠としては1,000㎡以内、その他の機能につい
ては地域の実情を反映し、そして行財政改革の視点としての検討結果を踏まえて、選択
をしていくことが必要と考える。
・ 次に、今回の複合施設に整備する尾間木公民館について、第一の必要性については、尾
間木地区には、現在の尾間木公民館1館が設置されているのみであり、その移転に伴う
整備であるため新設する必要性は認められる。ただし、同地区内にプラザイーストとい
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う13,800㎡あるコミュニティ施設があり、そことの機能連携・機能分担を考慮す
べきである。
第二に、規模、延床面積について、当初案、基本計画の段階では1,400㎡としてい
るが、行財政改革推進本部の見解としては、先程述べたものと同様に公民館の基本的な
延床面積として、1,000㎡程度が妥当と考える。なお、周辺施設の利用率の状況は、
平均55%で、先程と同様に半分程度は空きがあるという状況であり、やはり基準とな
る1,000㎡より大きいものを整備することは考えにくい。
続いて機能について、多目的ホール・会議室・和室については、基本的には設置が望ま
しいが、先程と同様に、複数の会議室を設置することに関しては抑制的に考えるべきで、
特に、プラザイースト内に会議室が9室、和室が3室あり、空き状況もかなりあるとい
うことで、慎重な検討が必要である。
続いて、選択的機能については、先程と同様に、音楽室・美術工芸室については、基本
的には除外することが望ましい。これも同じ地区内にあるプラザイーストに同様の機能
があり、かつ利用率が低い状況であるため、まずはプラザイーストの有効活用を図るべ
きと考える。さらに、コミュニティルームについては、地区公民館に設置されている割
合は6.3%しかなく、全体の優先順位を考え、これも除外が望ましい。調理室につい
ては、プラザイーストの利用率が34%であり、こちらの有効利用を図るという視点か
ら、必要性について慎重な検討が必要である。
以上の行財政改革推進本部の検討結果を踏まえて、今後の公民館設置のルール化に当た
っては、行財政改革推進本部と教育委員会とで十分な調整を行い進めていきたい。なお、
これから公共施設を設置する場合には、基本設計に入る前に必ず行財政改革推進本部と
事前調整を行うようにという全庁通知を行ったところである。
続いて、行財政改革推進本部の検討結果を受けて、公民館整備の事業所管である教育委員
会から、内野地区と尾間木公民館の整備に関して、次のような説明があった。
・ まず、
(仮称)内野地区公民館の整備について、周辺施設の利用率は、終日では約54%
であるが、夜間利用時間を除くと66.7%となり、地域住民の利用が多いことから、
本地区の需要も多いと見込まれ、設置の必要性は認められると考える。なお、教育委員
会としての施設内容案について、規模は延床面積を約1,000㎡と想定している。
・ 次に、会議室・和室について、周辺施設の利用率は、会議室は昼間は72.3%と高い
ことから2室を設置、和室は昼間の利用率59.6%と高いことから1室を設置する。
また、ホールについても、利用率が80%と高いことから設置したい。
・ 続いて、調理室は親子料理教室・そば打ち講習会の実施や社会福祉協議会と連携して実
施する会食サービスなどに必要であり設置を考えている。
・ 音楽室については、近隣の西部文化センター内に設置してあるが、利用率が80%と高
く、西区の利用団体から予約が取りづらいという指摘があることなどから設置を考えて
いる。
・ 工作・美術室については、施設の全体規模を勘案し設置をしないこととする。
・ コミュニティルームについては、3か月前から申込可能な予約システムによらずに、地
元自治会等の団体の活動に配慮した対応ができる会議室が必要なことから設置をしたい。
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・ その他、バリアフリー化を図るためのエレベータ、みんなのトイレ、授乳室、車椅子に
対応した広さの廊下の設置など、時代に即した施設とするため、ある程度の空間の確保
が必要である。
・ 次に、尾間木公民館の整備について、現尾間木公民館の利用率は、夜間利用時間を除く
と59.3%、料理室の利用率を除くと73.3%で地域住民の利用が多い施設である。
また、市内の地区公民館の対象区域人口が、平均で約2万1,000人のところ、尾間
木は約3万人の対象区域人口があることなども勘案し、設置の必要性があり、規模は延
床面積を約1,300㎡と想定している。
・ 次に、会議室・講座室について、一定程度の需要が見込まれ、既存施設と同様の会議室
2室、講座室1室の設置を、また、和室については、昼間の利用が65.8%と高いこ
とから、2室の設置を想定している。多目的ホールについては、利用率が終日でも
88.7%と高いことから設置する。調理室についても内野地区と同様の理由により設
置する。
・ 工作・美術室については、現在、昼間で60.9%の利用があり、近隣のプラザイース
トにおいても利用率が高く、また、当地区の美術系団体の登録数が他地区に比較して高
い状況などを考慮し設置したい。
・ 音楽室についても、近隣のプラザイースト内に設置してあるが、利用率が88.1%と
高く、緑区の利用団体から予約が取りづらいという指摘があることなどから設置をした
いと考えている。
・ なお、本公民館については、区画整理による移転や、複合施設が稼動するまでの約3年
間は仮設施設により対応することなどの地域事情を考慮した検討をしてもらいたい。
< 意 見 等 >
・ 尾間木公民館の規模について、行財政改革推進本部の検討結果や既存施設の平均面積と
比較して大きくなっているが、どのような経緯でこの面積規模となったのか。
→ 平成20年度に基本計画を策定したが、その中で導入する諸室及び面積・規模などを掲
載し公表しており、また、地元への説明会なども実施している。なお、現尾間木公民館
については、区画整理事業の主要道路に施設全体が抵触するため、区画整理事業の期間
と複合施設ができるまでの3年半もの間、手狭な仮設公民館で対応することなどにより、
地域からは現在の公民館と同規模のものを整備してほしいという強い要望があった。区
画整理事業の進捗を図るためにも、ある程度地元に配慮した施設規模の整備が必要なこ
とから、1,300㎡程度の施設案を提示しているところである。なお、行財政改革推
進本部の検討結果を踏まえ、1,000㎡程度の施設案も検討したが、既に基本計画を
策定、公表し、地元への説明を行っていること、あるいは、基本設計の変更等を行うと、
緑消防署の平成26年度の供用開始に間に合わなくなる恐れがあることなどの地域の
事情を勘案し、原案による面積規模での整備が望ましいと考えている。
・ 行財政改革推進本部の検討結果として、公民館整備の基準面積を約1,000㎡とした
との説明だが、それは、さいたま市の現状を踏まえて導き出した結果であり、今後の面
積、機能のルール化に当たっては、それ以外に、近隣の都市部の自治体の状況なども参
→
考として実施してもらいたい。
1,000㎡の基準面積については、市内全公民館の平均面積とバリアフリー化への対
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→
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→
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応などを勘案し導き出したものであるが、他市の状況についても調査して検討していき
たい。ちなみに近隣の川口市、蕨市では約1,100㎡が平均的な公民館面積と聞いて
いる。
行財政改革推進本部の案としては、1,000㎡を基本として設置することとし、選択
的機能については、その枠の中で、地域の実情や地元との協議を踏まえて、どういう機
能を設置するかを選択、検討すべきとしている。一方、教育委員会の設置の考え方とし
ては、例えば調理室については、社会福祉協議会と連携して実施する会食サービスなど
を実施するために必要という根拠であるが、利用率が低いことが見込まれるものの、他
の場所での実施が不可能なため必要であるということであれば、逆の発想で調理室の利
用率を高めるような自主事業を実施するという取組が必要ではないか。
調理室については、それ以外にも、いざという時の防災の避難場所にもなっていること
から必要と考える。また、現在でも自主事業を実施しているが、さらに利用率向上に向
けた取組を実施していきたい。
公民館の設置について、国から示されている基準などはないのか。
どういう諸室を設置すべき、どういうスペックを設置すべきというものはなく、公民館
の機能の中で、社会教育施設として、どういった機能を果たしていくべきかという形で
の記述にとどまっている。
行財政改革推進本部から、新規に公共施設を設置する場合には、行財政改革推進本部と
事前調整を行うようにという全庁通知を出しているとのことだが、どの段階で協議を行
うのか。
時点としては、都市経営戦略会議に付議すべき時期から少なくとも4か月前までとして
いる。それが構想段階であれば構想段階で、設計段階であれば設計段階でと考えている。
そうすると、今回のように設計が走り出してしまった段階では通用しない理論になるた
め、変更の余地を残すのであれば、基本設計が策定される前段階で事前調整をする必要
があるのではないか。
都市経営戦略会議へ付議されるような重要な施設の整備については、基本計画の策定と
基本設計の実施の2段階で都市経営戦略会議へ付議することとしているが、諸事情によ
り、前者を都市経営戦略会議への付議によらずに決裁処理等で実施している場合がある
ため、事前調整の漏れがないように行財政改革推進本部が出した通知の趣旨をよく周知
することが必要である。
環境に配慮した施設整備を実施するとのことで、雨水利用、太陽光発電、照明のLED
化などを実施するとのことだが、他の消防施設もこのような仕様になっているのか。
環境に配慮した施設整備については、現在、整備を進めている新設のものについては、
すべて採用している。現在移転を進めている下町出張所や、既に改修をしている大成出
張所等についても採用している。消防車両の電球もLED化を図っているところである。
緑消防署の移転に伴って、消防力(人員・車両・装備)の変更はあるのか。
→ 現在の緑消防署の移転ということで、人員・車両等は現在のものからの変更はない。
・ 児童センターについて、占用部分については標準的であるが、共用部分に係る面積がか
なり広めとなっており、全体的に余裕があるつくりになっている。完成後に、利用率が
低いと、無駄な施設をつくったということになりかねないので、使い方についても、利
用率が高くなるような仕組みを合わせて考えてもらいたい。
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→
バリアフリー化に対応した施設として、廊下やトイレなどの共用部分が広めになってい
る。なお、乳幼児室の設置を予定しているが、これは他の児童センターを見ると、設置
している例が少ないが、緑区については、初めての児童センターであり、近隣のお母さ
んが子どもを連れて来られるような施設としたいことから設置をしたい。また、学習室
とボランティア室については、児童センターの整備計画を平成19年度の都市経営戦略
会議に付議したところ、その審議結果として、中・高生の利用促進が図れるような施設
運用策を検討することという指示事項があったことや、子ども未来局で策定した「子ど
も・青少年希望プラン」の重点プログラムに位置付けられる「青少年が安心して活動で
きる居場所づくり」を考慮したものであり設置していきたい。
<
結 果
>
・ 消防局発議の「(仮称)緑消防署等複合施設整備事業について」は、了承とする。
なお、公共施設マネジメントの視点から、以下の点について、行財政改革推進本部に対
して指示を行うこととする。
1 公民館も含めて、今後、新たに公共施設を整備する場合は、基本計画を策定する前
の段階で、行財政改革推進本部と事前調整を行うことを徹底することとし、その旨
を改めて庁内へ周知すること。
2 新規施設整備に係る基準作成などのルール化に当たっては、本市の実態を踏まえる
とともに他市の状況なども十分に調査・勘案し実施すること。
< 会議資料 >
(資料1)「(仮称)緑消防署等複合施設整備事業」
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