4月理事会議事録 - JAPIA 日本自動車部品工業会

平成19年度第1回(4月)理事会
議 事 録
(社)日本自動車部品工業会
日 時:平成19年4月26日(木)12:00∼14:00
場 所:八芳園 2階 「サンライト」
出席者数:理事定数42名
うち、本人出席 23名(代理含む)
委任状
合
14名
計 37名
出席理事:鶴会長、豊田、髙橋 各副会長
小澤、大嶽、正田、清水、佐々木、並木、加藤、森、小川、判治、飯田
西村、海老原、池永、石原、加藤(俊雄)各理事
代理出席:北島(代 山田)、長谷川(代 竹腰)、 日野(代 小宮)
矢崎(代 内山)各理事
出席監事:石川、藤井、山田、真田、下中、三浦 各監事
委任状提出理事:難波、志藤、深谷、松島、朝香、ストッカー、佐伯、好川、金川
瀬濤、吉田、中谷、寺浦、晝田 各理事
欠
席:信元、石田、栗原、小泉、松浦 各理事
議 事 概 要
鶴会長より理事会開催にあたり、理事会の議長は定款の定めにより会長が務める旨
発言があり、続いて鶴会長の指名により、事務局から定足数の確認と議事録署名人と
して次の2名を指名して議案の審議に入った。
小 川 信 也 理事
太 平 洋 工 業 ㈱
取締役社長
海老原 嬉男 理事
住 友 電 気 工 業 ㈱
常務取締役
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議題第1号 平成18年度事業報告(案)の承認について
専務理事より配布資料に基づき、平成18年度事業報告について主要な点として以
下の説明があった。
総務関係として会員数の異動状況、総会及び理事会の開催状況また国内業務関係、
国際業務関係、技術関係、特定問題および特定業種に関する委員会等の開催等につい
て説明がなされた。併せて関東・中部・関西各支部の活動状況について説明があった。
以上の説明の後、本事業報告案について諮ったところ異議なく承認されたので、5
月の通常総会に付議することとした。
議題第2号 平成18年度収支決算(案)の承認について
専務理事より配布資料に基づき収支決算について以下のとおり報告があった。
一般会計の平成 18 年度予算は収入が 441,292 千円に対し決算は 438,223 千円で 3,068
千円の減であった。会費収入は予算額に対し一般会費収入で 102 万円の減額(9社入
会、6社退会)、海外特別会費で 12 万円の減額となり、会費収入全体では約 114 万
円の減収となった。雑収入等では予算比約 57 万円の収入増となった。人事労務研究
会特別会計会費については事業費相当額を会費として徴収したことで予算比約 250
万円の減収となった。その結果平成 18 年度の収入合計は予算比約 306 万円の減収と
なった。
平成 18 年度の支出については、国内業務費関係では地方での事業の増加に伴い国
内旅費で予算額に対し約 39 万円の支出増加となり、会議費で約 681 万円の支出減と
なった。全体では予算比約 701 万円の支出減となった。
国際業務費関係では、米国情報収集費で予算額に対し約 481 万円の支出増となった。
知的財産権対応費はドバイでの展示会に出展する計画があり予約金等支払いにより
約 330 万円の支出増加となったが、海外視察の延期、中止等により海外関係旅費で約
683 万円の支出減となった。また対マレーシア産業協力費支出の先送りで 453 万円の
支出減となり、全体では予算比約 445 万円の支出減となった。
人件費等管理費関係では、事務所経費で予算額に対して約 145 万円の支出増加とな
ったが、人件費で退職引当金の積み増を行ったものの約 306 万円の支出減となり、全
体では予算比約 161 万円の支出減となった。
支部経費配布費は関東支部において、予算比約 118 万円の支出減、関西支部におい
ては予算比約 300 万円の支出減となった。
人事労務研究会特別会計への繰入については、事業費相当徴収会費と同額を繰入し
たことにより予算比約 250 万円の支出減となった。
以上の要因により、予算比約 1,976 万円の支出減となった。その結果平成 18 年度決
算による単年度収支は、当初予算における収支差額 102 万円強から 1,771 万円強とな
り、1,669 万円の増加となった。次年度繰越金は、当初予算の 2,563 万円から 4,233
万円となった。
以上の説明の後、本収支決算について諮ったところ異議なく承認され、5月の通常
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総会に付議されることとなった。
また、平成 19 年度予算の修正について専務理事より以下の説明があった。平成 19
年度において、独立行政法人 高齢者・障害者雇用支援機構より部工会に対して、自
動車部品工業高齢者雇用促進事業の委託が見込まれる事から平成 19 年度予算に受託
収入、受託支出共に同額 1,000 万円を計上する。3 月理事会以降に平成 18 年度決算
の確定に伴い繰越金が増加したことにより前年度繰越金、平成 19 年度繰越見込み(予
備費)を増額計上する事としたい旨説明があった。
以上を含め、議場に諮ったところ異議なく承認され、5月の通常総会に付議するこ
ととなった。
議題第3号 本部理事・監事の補充選任に伴う事前協議について
会長から配布資料に基づき次のとおり説明があった。
本年度は改選期ではないが関東支部理事 2 名および中部支部理事 1 名から辞任の申し
出があったので5月総会で補充選任の必要があること。役員交替の正式な手続きとし
ては 5 月 15 日中部支部および 5 月 21 日関東支部のそれぞれの総会において本部理事
補充候補としての推薦が決定され、5 月 24 日本部総会において本部理事補充選任が
決定されるが、本日は総会付議案件としてお諮りしたい旨の説明があった。
なお、昨年7月理事会において選任されている髙橋専務理事についても定款第 12
条の規程に基づき、総会の承認が必要となるとの説明があった。
以上の補充選任の事前協議等について諮ったところ異議なく本件は承認され、5 月の
通常総会に付議することとなった。
本日以降、会社の都合等により理事・監事の変更が生じた場合には正副会長に一任
する事が併せて了承された。
辞任の申し出のあった理事および新任理事候補者は以下のとおり。
① 辞任の申出のあった理事
〔関東支部〕
理事
松島 正秀 ㈱ショーワ 取締役社長
理事
長谷川泰二 ㈱日立製作所 執行役専務
〔中部支部〕
理事
②
金川 重信 日本特殊陶業㈱ 相談役
新任理事候補者
〔関東支部〕
飯山 和人 ㈱ショーワ 取締役副社長
大沼 邦彦 ㈱日立製作所 執行役副社長
〔中部支部〕
加藤 倫朗 日本特殊陶業㈱ 取締役社長
また、主要委員長のうち総合技術委員会および中小企業施策委員会の各委員長から
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辞任の申出があった。主要委員長の交代は「委員会等の組織および運営に関する規程」
第 6 条により、理事会での承認を得て会長から委嘱することとなっており、5 月通常
総会後、臨時理事会に付議する予定である。
◎辞任の申出のあった委員長
(新任委員長候補)
総合技術委員会委員長
松島 正秀 理事
好川 純一
中小施策委員会委員長
正田
吉田 多佳志 理事
寬 理事
理事
上記事前協議の内容について諮ったところ異議なく承認された。
議題第4号 新規加入会員について
事務局より配布資料に基づき、中部支部および関西支部から申し出のあった下記3
社の入会について諮り、了承された。
〔中部支部〕 (正会員)
光生アルミニューム工業株式会社
事業内容:アルミホィール、重要保安部品の製造
推薦会社:株式会社高木製作所、株式会社三五
会
費:51,450 円/月額
〔関西支部〕 (正会員)
京都機械工具 株式会社
事業内容:車載工具の製造
推薦会社:株式会社トヨシマ、大東プレス工業株式会社
会
費:18,900 円/月額
〔関西支部〕 (準会員)
オーウェル株式会社
事業内容:塗料・表面処理剤、化成品・物資、電気・電子部品 等販売
推薦会社:しげる工業株式会社、株式会社ヨシカワ
会
費:15,750 円/月額
議題第5号 総務委員会委員長報告について
専務理事から配布資料に基づき 1 月理事会報告以降開催の委員会および各部会の開
催状況について次のとおり報告があった。
4 月 11 日開催の総務委員会と素形材 9 団体との懇談会が開催された。素形材産業
の課題、各団体の活動状況に関する説明や意見交換を行った。当会からは「REAC
H規制」、「模倣品問題への対応」、「旧型補給部品問題への対応」について説明した。
また、中小企業支援ものづくり部会の活動として地域別トップセミナーを開催した。
(「サバイバルからサクセスへ」と題して㈱ヨロズの志藤社長が講演)また、競争力
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向上のための取引改善セミナーを自工会との共同で東京、名古屋、大阪(3 会場で 326
名参加)で開催した。6 月中旬から 7 月上旬に北関東、中国(広島)、九州において順
次開催を予定している。
議題第6号 国際委員会委員長報告について
専務理事から配布資料に基づき 1 月から 3 月まで開催の委員会および各部会の開催
状況について次のとおり報告があった。
3 月 6 日マレーシア通産省(クアラルンプール)において第 3 回日マレーシア産業
協力協議会が開催され、マレーシアからはオゥイ通産次官他関係各省、政府機関、業
界団体が参加し、日本からは内山製造局次長他自工会、部工会、タスクフォース・メ
ンバーが出席し、経済連携協定発効に伴い分野別協力案件の実施内容の進捗状況につ
いて話し合いがあった。また、米国大使館より要請を受けてAMT(米国工作機械工
業会)訪日視察団への協力として 4 月 16 日東京全日空ホテルにおいてセミナーを開
催、また会員各社のご協力を得て関東地区、中部地区の企業訪問が実現した。
議題第7号 総合技術委員会委員長報告について
専務理事から配布資料に基づき 2 月から 4 月まで開催の委員会および各部会の開催
状況について次のとおり報告があった。
基準・認証制度への対応としてはまず、
中国 CCC 認証制度に関して関係各社は 2006
年 12 月 1 日までに必要なものについて CCC 認証を取得した。またインド認証制度に
関してはインドに調査団を派遣し、関係当局と交流し情報収集を行い認証制度の概要
を把握した。
また、環境問題への対応としてまず①環境負荷物質に関して JAMA/JAPIA 統一デ
ータシートを開発、運用を開始し同シートの普及促進を図ってきた。今後、欧州
REACH 規制への対応や中国 ELV 規制への対応活動などは今後重要課題となってく
る。
(社)産業環境管理協会の「環境効率アワード 2006」で、環境委員会・製品環境指標
WG で取りまとめた「環境指標ガイドライン」が奨励賞を受章し、今後同ガイドライ
ンの活用に向け広報活動を行う。
議題第8号 中小企業施策委員会委員長報告について
正田委員長より配布資料に基づき 1 月理事会報告以降の委員会および関連事業の開
催状況について次のとおり報告があった。
関東・中部・関西各支部合同による関東自動車工業㈱岩手工場の見学会を 3 月 8 日開
催(参加者は 22 名)した。平成 18 年度のものづくり WG 活動の報告会を 2、3 月に
それぞれ開催し 19 年度の活動計画案について検討を行った。
また次回第 5 回技術展示商談会は 8 月 28 日マツダ㈱本社において開催を予定して
おり、会員企業 39 社より既に参加申込みを受けている。
5
以上の四委員会の報告について会長より議場に質問等の挙手を求めたが特に無か
った。
議題第9号 その他について
その他の議題の順番を入れ替えてまず②の本部通常総会スケジュールについて配
布資料に基づき事務局から説明があった。
②本部通常総会スケジュールについて
本部通常総会は 5 月 24 日午後 3 時 30 分より午後 4 時 50 分までラマダホテル大阪
にて開催の予定、
引き続き総会終了後の午後 5 時より同ホテルにて懇親会を開催する。
③主要行事予定について
その他の議題③の主要行事予定について事務局より平成19年度の主要行事予定
についての説明があった。
①部工会組織の変遷について
その他の議題①に戻り、部工会組織の変遷について会長から以下の説明があった。
関西支部が 1938 年創立を根拠に支部創立 70 周年を記念し、今年度および来年度に記
念の事業計画を立案している。一方、中部支部は 1948 年自動車部品工業会設立(任
意団体)を根拠に去る 1988 年に創立 40 周年記念事業を行った経緯がある。関西支部
が根拠としている 1938 年は本部組織の創立と考えられる。今後の周年行事にも関係
するので、本部と支部の発足時期を明確にしたいので、本日は理事・監事各位からの
意見を伺いたい旨の発言があった。
続いて、専務理事より過去の文献を参考にして作成した組織変遷図に基づき幾つか
の創立の根拠となる組織の成立と解散についての説明があった。
上記説明の後に会長から過去の文献を精査すると 1938 年を本部、1948 年を支部の
創立とするのが妥当ではないかと考えるがこの際、各理事の協議により部工会組織の
成立時点について統一的なコンセンサスを得たい旨の発言があった。
以上の説明の後、理事各位から質問や意見などの自由発言があった。また、関西支
部事務局から創立記念行事発案の経緯、また関西支部創立 50 周年行事の際には中部
支部同様の 1948 年を基点とした過去の経緯があった事などの発言があった。
その後、議場の意見を総括して会長から今後の周年行事実施を考慮するとどこかの
タイミングで機関決定したいので、5 月または 7 月の理事会に改めてお諮りしたい旨
の発言があり、本理事会は終了した。
6
以上、平成19年度第1回理事会の議事を証するため、議長および議事録署名人が
ここに署名押印する。
平成19年4月26日
議
長
鶴
正 登
署 名 人
小 川 信 也
署 名 人
海 老 原 嬉 男
7