橡 68期 決算短信_連結). - 丸一鋼管株式会社

平成 1 4 年 3 月期
決算短信(連結)
上 場 会 社 名 丸一鋼管株式会社
コ ー ド 番 号
5463
(URL http://www.maruichikokan.co.jp )
問 合 せ 先 責任者役職名
取締役経理部長
氏
名
牧 嘉一
決算取締役会開催日
平成 14 年 5 月 20 日
米国会計基準採用の有無
平成 14 年 5 月 20 日
上場取引所
東
本社所在都道府県
TEL
大
大阪府
(06)6531−1201
無
1. 14 年 3 月期の連結業績(平成 13 年 4 月 1 日∼平成 14 年 3 月 31 日)
(1)連結経営成績
(注)金額は百万円未満を切り捨て
売 上 高
営業利益
経常利益
百万円
14 年 3 月期
13 年 3 月期
76,381
88,288
%
百万円
1株当たり
当期純利益
当期純利益
百万円
%
11,521
13,954
△13.5
4.9
%
円
潜在株式調整後
1株当たり当期純利益
銭
百万円
12,400
15,029
△17.4
14.2
円
%
△17.5
13.4
株主資本当
期純利益率
総 資 本
経常利益率
売 上 高
経常利益率
%
%
%
銭
14 年 3 月期
6,109 △29.0
62.56
―
3.5
6.1
16.2
13 年 3 月期
8,607
19.8
88.15
―
5.2
7.5
17.0
(注) ①持分法投資損益
14 年 3 月期
―
百万円
13 年 3 月期
―
百万円
②期中平均株式数(連結) 14 年 3 月期
97,647,238 株
13 年 3 月期
97,652,139 株
③会計処理の方法の変更
無
④売上高、営業利益、経常利益、当期純利益におけるパーセント表示は、対前期増減率
(2)連結財政状態
総
資
産
株 主 資 本
百万円
株主資本比率
百万円
14 年 3 月期
203,821
13 年 3 月期
201,217
(注) 期末発行済株式数(連結) 14 年 3 月期
1株当たり株主資本
%
172,907
166,364
97,642,541 株
84.8
1,770
82.7
1,703
13 年 3 月期
97,652,139 株
円
銭
81
64
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による
キャッシュ・フロー
投資活動による
キャッシュ・フロー
百万円
14 年 3 月期
13 年 3 月期
財務活動による
キャッシュ・フロー
百万円
12,437
9,597
百万円
△12,905
△2,031
(4)連結範囲及び持分法の適用に関する事項
連結子会社数
5 社 持分法適用非連結子会社数
(5)連結範囲及び持分法の適用の異動状況
連結 (新規)
1 社 (除外)
―
社
―
社
持分法適用関連会社数 ―
(新規)
2.15 年 3 月期の連結業績予想(平成 14 年 4 月1日∼平成 15 年 3 月 31 日)
売 上 高
経 常 利 益
百万円
百万円
49,545
52,252
△2,286
△2,264
持分法
中 間 期
38,700
通
期
80,000
(参考)1株当たり予想当期純利益(通期)69 円 64 銭
現金及び現金同等物
期
末
残
高
5,900
12,400
百万円
―
社 (除外)
―
社
社
当期純利益
3,200
6,800
百万円
上記の予想の前提条件その他の関連する事項については、添付資料の 6 ページを参照してください。
1
(添付資料)
1.企業集団の状況
当社の企業集団は、専ら溶接鋼管及びその加工品の製造・販売を行う当社を核とし、子会社を含め合計 9 社
(当社、連結子会社 5 社及び非連結子会社 3 社)により構成されております。
事業の系統図は次の通りであります。
得
意
先
・
需
丸一鋼販 ㈱
要
家
投
資
先
マルイチ・アメリカン・コーポレーション
馬山鋼管㈱
沖縄丸一㈱
丸一インベスト
メント(有)
丸
一
鋼
管
株
式
会
マルイチビジネス
ファンド匿名組合
社
製 品
原材料
北海道丸一鋼管㈱
九州丸一鋼管㈱
カスガ工業㈱
技術指導
投
連結子会社
非連結子会社
丸一鋼販株式会社
日本
鋼管・鋼材の販売
北海道丸一鋼管株式会社
日本
鋼管・ポールの製造
九州丸一鋼管株式会社
日本
鋼 管 の 製 造
資
Maruichi American Corporation 米国
鋼 管 の 製 造・販 売
丸一インベストメント有限会社
日本
マルイチビジネスファンドの管理・運営
馬山鋼管株式会社
韓国
鋼 管 の 製 造
沖縄丸一株式会社
日本
鋼管・水道電気資材の販売
カスガ工業株式会社
日本
鋼管の切断・電線管付属品
の物流
2
2.経営方針
(a) 経営の基本方針
当社の企業集団は、
鋼管に対する需要の拡大に応じて国内外各地で工場の建設や子会社・関連会社を設立し、
専ら溶接鋼管およびその加工製品の製造、或いはそれに必要なコイルの加工を行って参りました。当社の経営
理念の一部である「優れた製品を供給し顧客の信頼に応えることにより社会に貢献すること」が当社の企業集
団で実践され、夫々の社会に貢献いたしております。世界の経済はその方向性が定まらない状況になっており
ますが、当社の企業集団は堅実性を重視しながら積極的経営を行い株主各位のご期待に応えるべく努力を続け
る所存であります。
(b) 利益配分に関する基本方針
株主に対する配当の重要性は従来より良く認識しており、基本的には株主の皆様に収益に応じて、かつ安定
的な配当を行って参る所存です。また、配当は中間および期末に実施することを基本方針といたしております。
鋼管専業メーカーとして企業集団が発展成長を続けるためには、生産性の向上による競争力の強化が永遠の
課題であり、生産設備や流通網の更新・拡充は必要不可欠であります。こうした設備投資に備えるための内部
留保もまた株主各位の永続的利益確保の上から極めて重要だと考えております。
(c) 投資単位の引下げに関する考え方及び方針等
当社株式の投資単位の引下げにつきましては、個人株主の裾野を広げる一施策であると理解しておりますが、
現状の株主数、株式の需給環境および費用対効果から直ちに実施すべき状況にはないものと考えております。
今後、投資家ニーズやその他の状況の推移を総合的に考慮し慎重に検討して参る所存です。
(d)
目標とする経営指標
当社は、株主価値の最大化を図るため、目標とする経営指標を
ROE(株主資本当期純利益率)
純利益連単倍率
5%、
1.1 以上
と致しております。
(e) 中長期的な経営戦略
国内では、当社の企業集団は鋼管製造の技術力を蓄積し、最新鋭の製管機多数に加え、原材料加工処理用の
冷間圧延ミル、焼鈍設備、連続溶融亜鉛メッキ設備なども完備し、外径8ミリの小径管から 508 ミリの中径丸
管、400 ミリ角の建築用コラムなど多彩な品種・サイズの鋼管ならびに照明柱等の加工製品を全 14 工場で生
産しております。また昨年 3 月には詫間工場に焼鈍設備を新設し、冷延・メッキ鋼板加工工程の全ての集約を
完了いたしました。今後さらにパイプ製品の競争力強化をめざし、9 月予定の詫間工場での 55%アルミ・亜鉛
メッキ鋼板の生産開始を含めより品質の高い鋼板の技術開発に注力いたします。パイプ製造関連設備に就きま
しては、今後 3 年以内に大半のライン内高周波溶接機をインバーター・タイプに更新することで、更なる品質
の向上と省エネによるコストダウンを図って参ります。同様に東京、名古屋、堺および九州の各工場で品質向
3
上・省力化を主体とした設備更新を実施中であります。また、自動車・家具メーカー等の最終需要家のニーズ
に対応すべく精度が高く、また高能率なオフライン切断機への投資も積極的に行っております。
東京地区や浜松地区で新規用地を取得し倉庫を建設いたしました。顧客に対する供給体制の充実により一層
の競争力の強化と絶えざるコストダウンを図って参るために、今後も物流の合理化投資は継続する所存です。
(f)会社の対処すべき課題
全国くまなく展開している 14 工場による需要地生産体制と、国内 18 ヶ所の営業拠点ならびに附随する物流
倉庫を最大限生かす事により、従前にもましてユーザーに迅速できめ細かいサービスの提供を行い、厳しい販
売競争に勝ち残る努力をして参ります。一方、米国におきましては、1998 年に稼動致しました西海岸地区最大
サイズの 12 インチ・ミルの活用を更に推し進め、同地区での最大手鋼管メーカーとして製造・販売に一層の
努力を行い、米国内市場での顧客のニーズと信頼に応える努力をいたして参ります。
(g)
会社の経営管理組織の整備等に関する施策
経営管理組織の整備につきましては、原則毎月開催される取締役会に加え、経営の意思決定や業務執行の迅
速化および活性化を目的として平成 11 年度から管掌役員会制度を導入しております。また、平成 12 年 6 月よ
り常勤監査役を 2 名体制として監査機能の強化を図っております。国内はもとより海外での各社の経営管理組
織につきましても夫々の国の諸法規に合致する方法で行っております。
情報開示面では、定時株主総会で株主の方々に、年2回の決算発表後に開催する説明会では機関投資家やア
ナリストの方々へ正確かつ十分な情報を提供しており、当社のホーム・ページでは財務情報を含む会社概要お
よび製品案内の提供を行っております。なお、今後もこの方式を維持する考えであります。
(h)
関連当事者との関係に関する基本方針
当社の企業集団は、製造の分野においては子会社製品も本社製品と同等の高品質の製品とするべく十分な技
術指導を行っております。また、当社ならびに国内子会社の全ての鋼管製造部門は ISO9000 シリーズの認証
を取得し品質管理には万全の体制をとっております。更に、環境マネジメントシステムを取り込んだ企業活動
を展開するために ISO14000 シリーズの認証取得を行う予定をしております。一方、販売の分野においては安
定的な販売を実現する目的で全体の 35%程度は子会社を通じて販売をしております。グループ間の絆を強くす
るためにも相互の人的交流は重要であるとの認識をもって実践しております。
昨年 7 月に、国内外の成長が期待される未公開企業や大企業の事業部門に対する投資を行うマルイチビジネ
スファンドを設立し、その管理・運営を行うための 100%子会社である丸一インベストメント有限会社を今年度
より新たに連結対象に含めました。
4
3.経営成績及び財務状態
(a) 経営成績
(1) 当該事業年度の概況
当連結会計期間のわが国経済は、一昨年からの株価低迷や米国経済の減速化、同時多発テロ事件や大型倒産・
狂牛病の発生による深刻なるデフレ不況の状態であり、また、雇用情勢の更なる悪化、個人消費の低迷、IT 関
連の落ち込みによる設備投資の低下などにより景気の停滞感が払拭できない状態でありました。日本の鉄鋼業
界におきましては、薄板材を中心とする鉄鋼製品の需要減や大手ユーザーの大幅なる価格引下げ要求が影響し、
数量・価格面での低迷が続きました。鋼管業界での荷動きは昨夏より著しく低迷し、また販売価格面ではパイプ
メーカー間のシェア競争が激化し大幅な値下がりの状況になっております。一方、高炉各社のグループ事業の
再編による電縫鋼管分野への注力により当社を取り巻く状況はますます厳しくなって来ており、当社の主力製
品である建築用構造鋼管も建設投資の減退から来る需要減のため販売シェア争いが熾烈をきわめると共に製品
価格の低下をもたらしました。
一方、米国経済は、景気の急減速に対し緊急利下げや大型減税計画の発表などの回避策がとられましたが、
IT 関連産業の低迷と個人消費や設備投資の減少、同時多発テロ事件の発生などにより巨大エネルギー企業や大
手スーパーの倒産が発生しております。鉄鋼業に関しましては鋼材出荷も自動車産業からの需要後退、設備投
資の減退による建設業界の不振や安価な輸入鋼材の増加などにより、業界第 2 位、3 位の鉄鋼会社が会社更生
法を申請する事態になり、高炉ミルのダンピング提訴や通商法 201 条の発動が行われました。
こうした厳しい環境ではありますが、当社といたしましては堺工場のラインの改造や溶接機の更新、東京第
二、名古屋および大阪工場の溶接機の更新、東京や浜松地区の切断設備の新設など鋼管製造関連設備の新設・
更新を実施いたしました。ポール製造部門では、塗装乾燥設備を新設いたしております。
また東京・東海地区の物流面の充実では、東京第二工場の隣地取得が全て完了いたしましたので本年 1 月そ
こに新規の物流倉庫を建設いたしました。また、浜松でも 1 万 2 千平方メートルの用地を取得し鋼管加工設備
を伴った新倉庫と営業所を建設し 2 月より業務を開始いたしました。
新発足しましたマルイチビジネスファンドに就きましては相当な数の新規投資要請を受けておりますが、投
資実行までには相当の手順を要し、昨年の第 1 号には合計 3,000 万円、今年 3 月の第 2 号には 2,500 万円の投
資を実行いたしました。何れも環境保護関連事業の案件であります。
地道な販売努力と大幅なコスト削減運動を実施致しましたが上述の様な環境でありましたので、当連結会計
年度の連結売上高は主力製品の市況価格の下落および需要の減退などの要因で 763億 8 千 1百万円と前年同期
比 13.5%減、連結営業利益は 115 億 2 千1百万円と同 17.4%減、連結経常利益は 124 億円と同 17.5%減、連
結当期純利益は 61 億 9 百万円と同 29.0%減となり、前年同期比では減収減益となりました。
なお管種別の連結売上高は、構造用鋼管 570 億 4 千 6 百万円、配管用鋼管は 41 億 2 千 5 百万円、加工製品・
その他は 152 億 1 千万円でありました。尚、業績に用いた外貨換算率は 1 米ドル 121 円 50 銭であります。
5
(2)次事業年度の見通し等
今後の見通しにつきましては、デフレ経済の継続、株式市場や設備投資の低迷、厳しい雇用環境などは継続
するものの一部の IT 関連商品や自動車の輸出が回復基調にあり景気は底入れした動きとなりつつあります。
鉄鋼業界では、建設や機械業界からの需要の低迷に加え輸出も米国の緊急輸入制限の影響はあるものの、アジ
ア向は回復基調にあります。従いまして熱延コイル等の素材価格の値上げが今春より行われております。今後
次第に製品価格も改善が進んで行くことが期待されます。鋼管業界でも今年 4 月以降の価格改定を客先に要請
しておりますが、値上げの浸透には少し時間を要するものと予想しております。
米国景気の先行きも 3 月に底打ちをしており今後次第に回復すると予想されますが、国際情勢の不透明感が
あり未だ回復基調に乗ったとは断言出来ない状態です。3 月に発動された緊急輸入制限により米国内鋼板価格
は上昇していますが、鋼材消費産業である自動車等のユーザーからは値上げは経済に悪影響を与えるとの警告
が出ております。
販売におきましては、国内では需要家の新規開拓に注力し、主力製品である構造用鋼管の拡販に加え、詫間
工場の設備拡充に伴う冷延製品およびメッキ製品の拡販努力をいたしております。既に確立されている需要地
生産体制に加え、既述の様に物流体制の一段の強化策を支援材料に、製販一体となり今年度の目標の達成に努
力を続けて行く所存です。米国でも設備の効率的操業とコストダウンにより競争力を一層高め西海岸地区でシ
ェアを確固たるものとする努力を続けて行く所存です。
品質面では、当社グループの国内全鋼管製造工場および特品2工場での品質システム ISO9000 シリーズ認
証取得により、品質管理体制のより一層の強化と更に良い品質の鋼管を供給出来る体制が確立しております。
さらに来年 8 月を目標に環境マネジメントシステム ISO14001 の認証も取得する予定であります。
マルイチビジネスファンドにつきましては、昨年 7 月の設立以来すでに 120 件を超える出資についてのお話
しを頂いております。昨年度の 2 件の環境関連事業への投資に続き、今年度に入りましてからも、省エネルギ
ー空調システム事業に 2,500 万円の投資を実行済みであります。現在、引き続き投資を検討しております案件
も複数件あります。今後の投資につきましては、成長事業分野への投資に加え、自社製造ラインの強化および
事業領域の拡充に資する投資も視野に入れて参ります。
この様な見通しのもと、次連結会計年度の連結業績の見通しは、連結売上高は 800 億円(前年同期比 4.7%
増)、連結経常利益は 124 億円(前年同期と同額)、連結当期純利益は 68 億円(前年同期比 11.3%増)といたしまし
た。なお、業績予想に用いた外貨換算率は 1 米ドル 130 円であります。
なお、上記の業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報および将来の業績に影響を与える不確
実な要因に係る本資料発表日現在における仮定を前提としております。従いまして実際の業績はこれらの予想
と異なる可能性があります。
6
(3)当該事業年度等の利益処分に関する事項その他重要な事項
中間配当金といたしまして、一株につき 10 円 00 銭を 11 月 30 日に実施いたしております。
(b) 財務状態
(1)当連結会計年度の営業活動により得られたキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ 28 億 4 千万円
(29.6%)増加し 124 億 3 千 7 百万円となりました。これは税金等調整前当期利益が前連結会計年度に比べ 44 億
1千 6 百万円減少の 112 億 9 千2百万円となりましたが、売上債権が 56 億 4 千万円および棚卸資産の 4 億8
千 7 百万円の減少等が仕入債務の 22 億 6 千 3 百万円の減少を上回ったこと等によるものです。
投資活動に使用されたキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ 108 億 7 千 4 百万円増加(635%)し、
129 億 5 百万円となりました。これは有価証券および投資有価証券の取得に伴う支出はそれぞれ 27 億 9 千 8
百万円および 106 億 2 千 2 百万円でありましたが、前連結会計年度に比べ有価証券で 23 億 1 百万円、投資有
価証券で 38 億 6 千 6 百万円いずれも増加となりました。一方、有価証券および投資有価証券の売却に伴う収
入はそれぞれ 47 億 8 千 8 百万円、41 億 2 百万円でありましたが前連結会計年度に比べ有価証券で 21 億 1 千
9 百万円、投資有価証券で 3 億 4 千 2 百万円いずれも減少致しました。固定資産の取得による支出は 52 億 1
千 2 百万円でありましたが前連結会計年度に比べ 13 億 6 百万円支出の減少となりました。
財務活動に使用されたキャッシュ・フローは、前連結会計年度とほぼ同額の 22 億 8 千 6 百万円でそのほと
んどが配当金の支払でありました。
これらの結果、当連結会計年度における現金および現金同等物の期末残高は期首残高より 27 億 7 百万円
(5.2%)減少し 495 億 4 千 5 百万円となりました。
(2)次連結会計年度の見通しといたしまして、営業活動により得られるキャッシュ・フローは、事業環境は厳し
いものの当期並みを予定しております。投資活動に使用されるキャッシュ・フローのうち設備投資額は合理化
および品質向上化の投資を予定しております。財務活動に使用されるキャッシュ・フローは、機動的な資本政
策の遂行を可能とするために平成 14 年 6 月 27 日開催予定の定時株主総会に、商法 210 条の規定に基づく自己
株式の取得について提案することとしております。取得する株式数および取得価額の上限は夫々250 万株およ
び 50 億円ですが、諸状況を勘案しながら弾力的に行う予定です。
7
4
. 連結財務諸表等
連結貸借対照表
(単位:百万円)
期 別
科 目
当連結会計年度
前連結会計年度
平成14年3月31日現在
平成13年3月31日現在
金 額
構 成 比
金 額
増 減 金 額
構 成 比
%
%
(資産の部)
流動資産
現
98,313
10,644
受取手形及び売掛金
20,958
26,546
△5,587
有
券
29,657
38,871
△9,214
産
10,227
10,480
△252
金
1,126
1,837
△711
産
1,309
1,332
△23
他
591
515
76
金
△233
△208
△25
価
な
未
証
卸
資
収
延
入
税
そ
預
金
資
の
倒
引
当
固定資産
有形固定資産
105,507
51.8
97,810
48.6
7,697
40,906
20.1
37,570
18.7
3,335
建 物 及 び 構 築 物
10,433
9,916
516
機械装置及び運搬具
8,918
9,571
△652
工 具 器 具 及 び 備 品
509
502
7
地
20,899
17,051
3,847
定
145
528
△382
土
建
設
仮
勘
無形固定資産
投資その他の資産
22
0.0
22
0.0
-
64,579
31.7
60,217
29.9
4,361
投
資
有
価
証
券
61,995
56,568
5,426
繰
延
税
金
資
産
399
1,433
△1,034
他
2,185
2,215
△30
金
△1
△1
-
そ
貸
資
△5,093
24,030
貸
び
51.4
34,675
繰
及
103,407
金
た
金
48.2
の
倒
産
引
当
合
計
203,821
100.0
8
201,217
100.0
2,603
(単位:百万円)
期 別
科 目
当連結会計年度
前連結会計年度
平成14年3月31日現在
平成13年3月31日現在
金 額
構 成 比
金 額
増 減 金 額
構 成 比
%
%
(負債の部)
流動負債
12,836
6.3
17,993
8.9
△5,156
支払手形及び買掛金
7,553
9,776
△2,222
未
金
1,549
1,315
233
用
1,169
1,133
36
払
未
払
費
未
払
法
人
税
等
1,013
4,205
△3,192
未
払
消
費
税
等
171
284
△112
設
備
支
払
手
形
564
418
146
金
648
719
△70
他
165
140
24
賞
与
そ
引
当
の
固定負債
5,384
2.6
4,760
2.4
623
退 職 給 付 引 当 金
3,784
3,747
37
役 員 退 職 慰 労 引 当 金
911
891
19
繰
688
121
566
延
負
税
債
金
負
合
債
計
18,221
8.9
22,753
11.3
△4,532
12,692
6.3
12,099
6.0
593
9,595
4.7
9,595
4.8
-
資本準備金
14,631
7.2
14,631
7.3
-
連結剰余金
147,331
72.3
143,463
71.3
3,867
2,315
1.1
-
0.0
2,315
△ 166
△0.1
△ 539
△0.3
372
173,706
85.2
167,150
83.1
6,556
△ 799
△0.4
△ 786
△0.4
△13
計
172,907
84.8
166,364
82.7
6,543
負債、少数株主 持分 及び資本 合計
203,821
100.0
201,217
100.0
2,603
(少数株主持分)
少数株主持分
(資本の部)
資本金
その他有価証券評価差額金
為替換算調整勘定
小 計
自己株式
資
本
合
9
連結損益計算書
(単位:百万円)
期 別
科 目
当連結会計年度
前連結会計年度
自 平成13年4月 1日
至 平成14年3月31日
自 平成12年4月 1日
至 平成13年3月31日
金額
百分比
金額
百分比
%
Ⅰ 売
上
増 減 金 額
%
高
76,381
100.0
88,288
100.0
△11,906
価
55,966
73.3
65,288
74.0
△9,322
益
20,415
26.7
22,999
26.0
△2,584
Ⅲ 販売費及び一般管理費
8,894
11.6
9,044
10.2
△150
益
11,521
15.1
13,954
15.8
△2,433
収
益
2,044
2.6
2,087
2.4
△43
取
利
取 配
当
の
息
金
他
775
513
755
用
1,165
有 価 証 券 売 却 損
844
-
844
有 価 証 券 評 価 損
そ
の
他
320
734
278
△734
42
Ⅱ 売
上
売
上
営
総
業
Ⅳ 営
業
受
受
そ
Ⅴ 営
原
利
利
外
業
外
費
791
555
741
1.5
1,012
△ 15
△42
13
1.2
152
経
常
利
益
12,400
16.2
15,029
17.0
△2,629
Ⅵ 特
別
利
益
118
0.2
1,159
1.3
△1,040
投資有価証券売却益
そ
の
他
118
Ⅶ 特
1,225
投資有価証券評価損
1,177
-
1,177
固 定 資 産 除 却 損
そ
の
他
30
18
256
224
△225
△206
税 金等 調整 前当 期純 利益
11,292
14.8
15,708
17.8
△4,416
法人税、住民税及び事業税
4,615
6.0
7,071
8.0
△2,455
法 人 税 等 調 整 額
28
0.1
△ 579
△0.6
607
益
538
0.7
609
0.7
△70
益
6,109
8.0
8,607
9.7
△2,497
当
数
期
損
△1,023
△17
失
少
別
1,023
135
株
主
純
利
利
1.6
10
480
0.5
745
連結剰余金計算書
(単位:百万円)
当連結会計年度
期 別
〔
科 目
前連結会計年度
自 平成 13年 4月 1
至 平成 14年 3月 31
金 額
〕 〔
自 平成 12年 4月 1
至 平成 13年 3月 31
〕
増減金額
金 額
Ⅰ 連結剰余金期首残高
143,463
137,095
6,368
Ⅱ 連結剰余金減少額
2,241
2,239
2
金
2,148
2,148
0
与
93
90
2
益
6,109
8,607
△ 2,497
Ⅳ 連結剰余金期末残高
147,331
143,463
3,867
配
役
Ⅲ 当
当
員
期
賞
純
利
11
連結キャッシュフロー計算書
(単位:百万円)
当連結会計年度
期 別
科 目
Ⅰ.営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益
減価償却費
貸倒引当金の増減額(△:減少)
賞与引当金の増減額(△:減少)
退職給与引当金の減少額
退職給付引当金の増加額
その他引当金の増加額
受取利息及び配当金
役員賞与
有価証券関連損益(△:差益)
会員権評価損
有形・無形固定資産除却損
有形固定資産売却益
売上債権の減少額
たな卸資産の増減額(△:増加)
その他営業資産の増減額(△:増加)
仕入債務の減少額
その他営業負債の増減額(△:減少)
未払消費税等の増減額(△:減少)
その他
小 計
〔
自 平成 13年 4月 1日
至 平成 14年 3月 31日
前連結会計年度
〕 〔
自 平成 12年 4月 1日
至 平成 13年 3月 31日
11,292
2,416
13
△ 70
37
19
△ 1,289
△ 110
2,021
18
30
△5
5,640
487
671
△ 2,263
240
△ 112
△ 60
18,978
15,708
2,664
△ 16
31
△ 3,799
3,747
155
△ 1,346
△ 103
△ 144
96
256
△ 70
32
△ 197
△ 12
△ 3,340
△ 123
23
13,559
1,289
1,346
△ 7,829
△ 5,309
12,437
9,597
△ 2,870
4,788
△ 2,798
4,102
△ 10,622
△ 369
12
25
△ 5,212
38
△ 12,905
69
6,907
△ 497
4,444
△ 6,756
3
△ 50
△ 6,518
367
△ 2,031
△ 13
△ 2,148
△ 125
△ 2,286
△ 2,148
△ 116
△ 2,264
48
32
Ⅴ.現金及び現金同等物の増加額
Ⅰ+Ⅱ+Ⅲ+Ⅳ
Ⅵ.現金及び現金同等物期首残額
△ 2,706
52,252
5,333
46,918
Ⅶ.現金及び現金同等物期末残額
49,545
52,252
利息及び配当金の受取額
法人税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー合計
Ⅱ.投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入・払戻による収支(△:預入)
有価証券の売却収入
有価証券の取得支出
投資有価証券の売却収入
投資有価証券の取得支出
連結子会社株式取得による支出
貸付金回収による収入
その他の投資の増減額(△:増加)
有形・無形固定資産取得による支出
有形・無形固定資産売却に係る収入
投資活動によるキャッシュ・フロー合計
Ⅲ.財務活動によるキャッシュ・フロー
自己株取得による支出
配当金の支払額
少数株主に対する配当金の支払額
財務活動によるキャッシュ・フロー合計
Ⅳ.現金及び現金同等物に係る換算差額
12
〕
連結財務諸表作成の基本となる事項
(1)連結の範囲に関する事項
①連結子会社の数
5社
連結子会社の名称
丸一鋼販株式会社
北海道丸一鋼管株式会社
九州丸一鋼管株式会社
丸一インベストメント有限会社
Maruichi American Corporation(MAC)
なお、丸一インベストメント(有)は当期新たに設立した会社であり、当連結会計期間より連結
子会社となったものであります。
②主要な非連結子会社の名称等
馬山鋼管株式会社
沖縄丸一株式会社
連結の範囲から除いた理由
非連結子会社馬山鋼管株式会社、沖縄丸一株式会社及びその他1社は、いずれも小規模であ
り合計の総資産、売上高、当期純利益(持分に見合う額)及び剰余金(持分に見合う額)は、
いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないためであります。
(2)持分法の適用に関する事項
持分法を適用していない非連結子会社3社は、それぞれ連結純利益及び連結剰余金に及ぼす影響
は軽微であり、かつ、全体としても重要性がないため持分法の範囲から除外しております。
(3)連結子会社の決算日等に関する事項
連結子会社のうち、丸一鋼販株式会社の決算日は平成14年2月28日、Maruichi American
Corporation(MAC)の決算日は平成13年12月31日であります。
連結財務諸表の作成に当たっては、上記の決算日現在の財務諸表を使用しております。ただし、
上記の決算日から連結決算日平成14年3月31日までの期間に発生した重要な取引について
は、連結上必要な調整を行なっております。
(4)会計処理基準に関する事項
①重要な資産の評価基準及び評価方法
有価証券
その他有価証券
時価のあるもの
………決算期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額金は、全部資本
直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)
時価のないもの
………移動平均法による原価法
13
棚卸資産
主として総平均法による低価法
②重要な減価償却資産の減価償却の方法
有形固定資産
定率法
ただし、平成10年4月1日以降取得した建物(建物付属設備は除く)については定額法。
建物及び構築物
機械装置及び運搬具
10 年∼50 年
6 年∼14 年
③重要な引当金の計上基準
貸倒引当金
売掛金等の債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、
貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上
している。
賞与引当金
従業員の賞与の支給に充てるため、支給見込額基準(過去の実績をベースに、将来の見込
額を加味)により支給見込額を計上している。
退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における退職給付債務及び年金資産の
見込額に基づき、当連結会計年度末において発生していると認められる額を計上している。
数理計算上の差異は、各連結会計年度のその発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一
定の年数( 3 年)による定額法によりそれぞれ発生の翌連結会計年度から処理することとし
ている。
役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支出に備えて、内規に基づく当期末要支給額を計上している。
④その他連結財務諸表作成のための重要な事項
消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は税抜方式によっている。
(5)連結子会社の資産及び負債に関する事項
連結子会社の資産及び負債の評価については、全面時価評価法を採用している。
(6)連結調整勘定の償却に関する事項
連結調整勘定は発生時にその全額を償却している。
(7)利益処分項目等の取扱いに関する事項
連結剰余金計算書は、連結会社の利益処分について、連結会計年度中に確定した利益処分に基づ
いて作成している。
14
(8)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少
なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限が到来する短期投資からなっている。
追加情報
(金融商品会計)
当連結会計年度からその他有価証券のうち時価のあるものの評価の方法について、金融商品に係る
会計基準(「金融商品に係る会計基準の設定に関する意見書」(企業会計審議会、平成 11 年 1 月 22 日))
を適用している。
これに伴い、従来の方法に比べ貸借対照表の有価証券は 54 百万円減少、投資有価証券は 3,979 百
万円増加し、繰延税金資産(流動)22 百万円、繰延税金負債(固定)1,631 百万円及びその他有価証
券評価差額金 2,315 百万円を計上している
注記事項
(連結貸借対照表関係)
1.有形固定資産の減価償却累計額
(当連結会計年度)
(前連結会計年度)
56,206 百万円
53,495 百万円
389 百万円
389 百万円
2.非連結子会社の株式
投資有価証券(株式)
3.連結会計年度末日満期手形
連結会計年度末日満期手形の会計処理については、手形満期日をもって決済処理している。なお、
当連結会計年度の末日および前連結会計年度の末日とも金融機関の休日であったため、次の満期手
形が連結会計年度末残高から除かれている。
(当連結会計年度)
(前連結会計年度)
受取手形
1,082 百万円
1,771 百万円
支払手形
178 百万円
490 百万円
(連結損益計算書関係)
販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額
(当連結会計年度)
(前連結会計年度)
発送費
4,711 百万円
4,987 百万円
給与手当
1,205 百万円
1,180 百万円
15
(連結キャッシュフロー計算書関係)
現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
(当連結会計年度)
(前連結会計年度)
34,675 百万円
24,030 百万円
△ 8,343 百万円
△ 5,187 百万円
償還期限が3ヶ月以内に到来する公社債投資信託
23,213 百万円
33,408 百万円
現金及び現金同等物
49,545 百万円
52,252 百万円
現金及び預金
預入れ期間が3ヶ月を超える定期預金
(セグメント情報)
(1)事業の種類別セグメント情報
当社及び連結子会社は、鋼管及びその加工品・関連製品の製造販売を主な事業としており、全
セグメントの売上高の合計、営業利益及び全セグメントの資産の金額の合計額に占める割合が、
いずれも90%を越えるため記載を省略しています。
(2)所在地別セグメント情報
当連結会計年度における全セグメントの売上高及び全セグメントの資産の金額の合計額に占め
る本邦の割合がいずれも90%を越えるため記載を省略しています。
(3)海外売上高
当連結会計年度における海外売上高が連結売上高の10%未満であるため、海外売上高の記載
を省略しています。
管種別売上比率
(単位:百万円)
期
項
別
目
当連結会計年度
自 平成 13 年 4 月 1 日
至 平成 14 年 3 月 31 日
前連結会計年度
自 平成 12 年 4 月 1 日
至 平成 13 年 3 月 31 日
金
金
額
構成比(%)
額
構成比(%)
構 造 用 鋼 管
57,046
74.7
65,684
74.4
配 管 用 鋼 管
4,125
5.4
4,019
4.6
加工製品・その他
15,210
19.9
18,583
21.0
合
計
76,381
100.0
88,288
100.0
う ち 輸 出 分
2,154
2.8
1,536
1.7
16
(リース取引)
該当事項はありません。
(関連当事者との取引)
該当事項はありません。
(税効果会計)
繰延税金資産の発生の主な原因別の内訳
(当連結会計年度)
平成 14 年 3 月 31 日現在
繰延税金資産
①流動資産
有価証券評価損超過額
368 百万円
棚卸資産未実現税効果
259
〃
賞与引当金超過額
167
〃
未払事業税否認額
97
〃
429
〃
△ 11
〃
その他
繰延税金負債(流動)との相殺
計
1,309 百万円
②固定資産
退職給付引当金超過額
1,023 百万円
役員退職慰労引当金
373
〃
その他
101
〃
△1,098
〃
繰延税金負債(固定)との相殺
計
399 百万円
繰延税金資産合計
1,708 百万円
繰延税金負債
①流動負債
貸倒引当金税効果
△ 11 百万円
繰延税金資産(流動)との相殺
11
計
〃
− 百万円
②固定負債
その他有価証券評価差額金
△ 1,631 百万円
その他
繰延税金資産(固定)との相殺
計
△ 155
〃
1,098
〃
△ 688 百万円
繰延税金資産の純額
1,020 百万円
17
(有価証券関係)
当連結会計年度
1.売買目的有価証券 (平成14年3月31日現在)
該当事項はありません。
2.満期保有目的の債券で時価のあるもの (平成14年3月31日現在)
該当事項はありません。
3.その他有価証券で時価のあるもの (平成14年3月31日現在)
(単位:百万円)
区
分
取 得 原 価
連 結 貸 借
対 照 表 計 上 額
差
額
(連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの)
①株 式
②債 券
国 債 ・ 地 方 債 等
社
債
そ
の
他
③そ の 他
小
計
5,755
10,951
5,196
−
19,437
−
4,400
29,592
−
19,771
−
4,448
35,170
−
334
−
48
5,578
5,625
5,039
△586
−
35,549
−
1,695
42,869
72,461
−
34,542
−
1,634
41,215
76,385
−
△1,007
−
△61
△1,654
3,924
(連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの)
①株 式
②債 券
国 債 ・地 方 債 等
社
債
そ
の
他
③そ の 他
小
計
合
計
注. 当連結会計年度において一部減損処理を行い、減損処理後の帳簿価額を取得原価に計上しております。
なお、当連結会計年度の減損処理額は次のとおりであります。
株
式
1,177百万円
4.当連結会計年度中に売却した満期保有目的の債券 (自平成13年4月1日 至平成14年3月31日)
該当事項はありません。
5.当連結会計年度中に売却したその他有価証券 (自平成13年4月1日 至平成14年3月31日)
(単位:百万円)
売
却
額
売 却 益 の 合 計 額
売 却 損 の 合 計 額
21,438
99
944
18
6.時価評価されていない有価証券(平成14年3月31日現在)
(1)満期保有目的の債券 該当事項はありません。
(2)その他有価証券 (単位:百万円)
連
結
貸
借
内
容
対 照 表 計 上 額
マ ネ − マ ネ ジ メ ン ト フ ァ ン ド
10,393
フリーファイナンシャルファンド
4,172
非
上
場
株
式
699
計
15,264
7.その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の連結決算日以降の
償還予定額 (平成14年3月31日現在)
(単位:百万円)
5年超10年以
区
分
1 年 以 内 1年超5年以内
1 0 年 超
内
①債 券
国債 ・ 地方債等
社
債
そ
の
他
②そ
の
他
合
計
−
5,296
−
5,113
10,409
−
34,066
−
−
34,066
前連結会計年度
1. その他有価証券で時価のあるもの
当連結会計年度において時価評価は行っておりません。
2. 時価のない主な「有価証券」の内容及び連結貸借対照表計上額
その他有価証券
非上場株式
447 百万円
3. 当連結会計年度中に売却したその他有価証券
売却額
967 百万円
売却益の合計
892 百万円
売却損の合計
12 百万円
19
−
3,594
−
−
3,594
−
6,691
−
−
6,691
(デリバティブ取引の契約額等、時価及び評価損益)
該当事項はありません。
(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
退職一時金制度及び企業年金制度。なお、当社は、退職金制度の一部(定年退職者に対する退職金
の2分の1)について、確定給付型の制度として、適格退職年金制度を採用している。また、海外連
結子会社は確定拠出型の年金制度を採用している。
2.退職給付債務及びその内訳
当連結会計年度
前連結会計年度
5,914 百万円
(2)年金資産
△1,708
(3)未積立退職給付債務(1)+(2)
4,205
(4)会計基準変更時差異の未処理額
(5)未認識数理計算上の差異
△420
(6)未認識過去勤務債務
(7)貸借対照表計上額純額(3)+(4)+(5)+(6)
3,784
(8)前払年金費用
(9)退職給付引当金
3,784
5,406 百万円
△1,682
3,724
23
3,747
3,747
(1)退職給付債務
3、退職給付費用の内訳
(1)勤務費用
(2)利息費用
(3)期待運用収益
(4)会計基準変更時差異の処理額
(5)数理計算上の差異の処理額
(6)退職給付費用(1)+(2)+(3)+(4)+(5)
当連結会計年度
前連結会計年度
297 百万円
97
△8
−
175
562
240 百万円
130
△49
△15
306
当連結会計年度
前連結会計年度
4、退職給付債務の計算基礎
(1)割引率
(2)期待運用収益率
(3)退職給付見込額の期間配分方法
(4)会計基準変更時差異の処理年数
2.0%
3.0%
0.5%
3.0%
期間定額基準
期間定額基準
1年
−
(発生年度において費用
と相殺処理している。)
(5)数理計算上の差異の処理年数
3年
20
3年
( 1株当たり情報)
(当連結会計年度) (前連結会計年度) 1 株当たり純資産額
1 株当たり当期純利益
1,770.81 円
1,703.64 円
62.56 円
88.15 円
(注) 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、転換社債等潜在株式がないため記
載していない。
21