第4回栃木市消費生活基本計画検討委員会 会議録

第4回栃木市消費生活基本計画検討委員会
会議録
1 開催日時
平成 25 年 8 月 2 日(金) 午後 2 時~午後 3 時 30 分
2 開催場所
栃木市市民会館 2 階 大会議室
3 出席者
(委員)
山内委員長、三上委員、若林委員、加藤雅子委員、福富委員、山本委員、高瀬委員、福田
委員、毛塚委員、出井委員、野尻委員、高木委員、
12名出席
(事務局)
臼井市民生活課長、臼井副主幹、岡主任
コンサル:
(株)ジャパンインターナショナル総合研究所 鈴木
4 次第
1
開会
2
あいさつ
3
議事
(1)栃木市消費生活基本計画(素案)について
(2)策定のスケジュールについて
4 その他
5
閉会
(事務局)
本日の出席委員は 11 名です。検討委員会設置要綱第 5 条第 2 項の規定により、委員会は委員の
半数以上の出席をもって会議を開催するとなっておりますので、本日の会議は成立する旨、宣言
する。
3 議事(要旨)
(1)栃木市消費生活基本計画(素案)
事務局より資料1(素案)に基づき説明
事務局
消費生活基本計画策定にあたり、国の動向などを加味しつつも、地域
(市全体)状況もあり、みなさんから回収させていただいたご意見シー
ト、庁内関係課から提出いただいた事業整理シート、ご意見、市民アン
ケート調査結果などを参考にして整合性を図りながら、計画の施策の内
容や取り組みの内容等を検討し、素案としてとりまとめた。視点を消費
者の目からも検討いただき、行政としてできる取り組みをしていきたい
思うのでよろしくお願いいたします。
委員長
今、事務局から説明があったが、質問等はあるか。説明が長かった
ので分けて聞くが、まず第1章から第3章までで何か意見はないか。
なければ第1章から第3章についてはよろしいか。それでは第4章に
関して何か意見はないか。基本方針1 安全で安心な消費生活の確保に
ついてはどうか。
委員長
14 ページの身近な生活環境の安全性の確保で、食と住については書
かれているが、衣については書かれていない。これはクレーム等がな
いからということか。
事務局
衣食住ということだが、洋服関係については物を買う時にいろいろ
な表示がある。たとえばどのように洗濯すれば良いかなどの表示だが、
そういった表示に関して家庭用品品質表示法という法律の中で、きち
んと表示がされているか調査している。取り組みの内容からいうと 16
ページ表示・計量等の適正化の1.表示の適正化の推進の中の「消費
生活用製品安全法や家庭用品品質表示法、電気用品安全法に基づき必
要な表示がされているかの検査を行います。
」というところに含まれて
いる。
委員長
衣に関しては 16 ページに書かれているということ。他に何かないか。
A委員
17 ページ1.環境問題対策の推進の「②市民へマイバッグを配布し、
マイバッグ持参を促進します。
」とあるが、現実は難しい。
委員長
現在、マイバッグは配布されているのか。
事務局
環境課の施策としてマイバッグ持参の推進をあげている。全戸にマ
イバッグを配布するために、現在、デザイン等を検討中である。
2
B委員
マイバッグを配布することによって CO2 をどれだけ削減できるかと
いうような参考資料を一緒に配布してほしい。意外と自覚がないと思
う。
C委員
出前講座の中でいくと、そうした啓発は行っている。
B委員
マイバッグをもらっても邪魔だと思う人もいるかもしれない。マイ
バッグを持つことで地球温暖化を防止するんだということをPRして
いただきたいと思う。
C委員
全体的なところでどのくらい削減できたということは分かると思う
が、マイバッグを持ってきたからといって直接の数字はわからないと
思う。
B委員
マイバッグをみんなが使うことによってポリ袋が減り、ポリ袋が減
ることによってどのくらい削減できたという全体的なところで良いと
思う。マイバッグを使うことによってどれだけ地球温暖化にとって良
くなるということの参考に。字では読まないのでイラストを使って分
かりやすくお願いしたい。
D委員
マイバッグをもらうが、使い勝手が悪く使わない人もいる。
C委員
持っている人はたくさん持っている。
D委員
すでにやっている人はやっている。
C委員
希望者に配るようにした方が良い。
E委員
野菜などをあげる時はポリ袋があると便利なので、時々スーパーで
もらってくる。
B委員
マイバッグではなくポリ袋でもらっても、何回も使えばいい。マイ
バッグでなくてもいい。
事務局
マイバッグを全戸に配布することによって、市がマイバッグ運動を
進めているということの周知になるし、配布を受けたことをきっかけ
にマイバッグを使う動機づけになる。それがどれだけの効果を生むか
というのは未知数だと思うが、そういう意図もあって環境課の方で全
戸配布を施策にあげている。
[環境課の福田委員よりマイバッグは全戸配布ではなく、イベント等
に合わせて配布を予定している旨訂正あり。
]
3
委員長
もらっても大きくて使わないという人がいて勿体ないと思った。
B委員
あまり大き過ぎても使いづらい。
事務局
そういう意見を環境課の方にお願いしたい。
委員長
マイバッグについては5章で今のところ 1,000 枚配布で目標 5,000
枚ということだが、これは必要な方にだけあげるということか。
C委員
そういうことになります。
委員長
それでは必要な方だけに配るということで。
事務局
予定数 5,000 枚は全戸ではない。
委員長
現状 1,000 枚というのはどうやって分かる?
C委員
各種イベント等で配布している。
B委員
イベントだと偏ってしまう。
委員長
それでは、マイバッグをきっかけに環境について考えてもらうよう
にする、マイバッグを持参していない方のきっかけとして配布すると
いうこと。その他に何かないか。基本方針2 消費者の自立支援で、情
報提供および消費者教育の推進などを行うということだが。
D委員
今までより多く?
委員長
今まで以上にということ。他にないか。なければ基本方針3 消費者
被害の未然防止と救済で、被害を未然に防ぐためには消費者教育の充
実あるいは実際に被害にあった方へ消費生活センターを中心に支援を
行うということであるが、何か質問等ないか。
D委員
消費生活センターには被害者の情報が集まっていると思うので、身
近なところで起こっている被害をみなさんに知ってもらうと良いので
は。大きな問題は新聞に出ているが、自分にふりかからないと遠い感
じがする。
事務局
情報提供についてだが、21 ページ1.周知・啓発による未然防止の
③に報道機関への情報提供を積極的に行うとある。アンケート調査に
も出ていたが、情報を入手する一番の良い方法は報道機関ということ
なので、報道機関に積極的に情報提供を行っていきたいと考えている。
4
委員長
情報を得るのは警察などか。
事務局
案件によるが、悪質商法などは積極的に消費者に情報提供していき
たいと考えている。
委員長
他に何かないか。なければ第5章計画がめざす目標値にうつる。計
画の具体的な目標値が書かれているが、この目標値というのは具体的
にどう決めたのか。
事務局
活動指標と成果指標があるが、24 ページから 26 ページまでが具体的
な取り組み内容についての活動指標になっており、27 ページから 29
ページはアンケート調査による成果指標になる。どちらも総合計画に
関係するものは整合性を図りながら目標値として掲げている。
委員長
目標値に関してご意見、ご質問等ないか。
D委員
消費生活センターの認知度を上げたいのだが。
委員長
現状値が 45%で目標値が 70%となっているが、この 70%はもう少し
上げられないのか。
事務局
頑張って周知に努めます。
委員長
目標値の 70%はどのようにして決めたのか。
事務局
全国的なところと整合性をとっている。
委員長
他の市町村を参考にしているということでよろしいか。
事務局
はい。全国的にどのくらい認知度があるのかを見ながらということ。
委員長
よろしいか。
委員
本当に困ったらあそこへ相談に行こうというだけで安心感がある。
それが上手く伝わると良いと思う。
委員長
他に何かないか。なければ6章計画の推進にうつりたい。これに関
して何かご意見、ご質問はないか。全体的にも何かないか。なければ
議事(2)策定のスケジュールについて事務局から説明をお願いした
い。
5
(2)策定のスケジュールについて
事務局より資料に基づき説明
委員長
策定のスケジュールについて事務局から説明があったが、これにつ
いて何かご意見、ご質問はないか。ないようなので以上で議事を終了
する。
4 その他
事務局
本日はおられなかったが、次回会議に傍聴者が入る場合があるので
ご承知おきください。
本日はありがとうございました。
内閣府が平成 20 年に実施した「消費者行政の推進に関する世論調査」
の結果によると消費生活センターの「名前のみ聞いたことがある」を
含めて、70.8%となっていることから、本市においては、消費生活セン
ター認知度を 29 年度目標値として 70.0%と設定させていただきまし
た。
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