第 49 期 事業報告書 株主のみなさまへ みなさまにおかれましては、 当社は、平成14年4月1日をもちまして「エスペック ますますご清栄のこととお喜び /ESPEC」 というコーポレートブランドの価値をより高 申しあげます。 めていくために「エスペック株式会社」 として新たに生 第49期事業報告書をお届 まれ変わり、 より社会性・透明性・効率性の高い経営体 けするにあたり、一言ご挨拶申 制の確立をめざしてまいります。 しあげます。当期のわが国経 足もとの経営環境は、大変激しい状況が続いており 済は、平 成12年 後 半からの ますが、 「事業開発」 と 「構造改革」をキーワードに、成 IT(情報技術)産業および輸 長市場の事業開発強化や顧客密着による競争力の 出関連産業の急激な生産活 あるプロダクト創りを進めるとともに、高コスト体質の打 動の低下が経済全体に波及し、未だ経済再生の展 破と品質の向上に注力し、エスペックブランド価値の 望が開かれない状況が続いております。 永続的な向上に向け総力を結集して取り組んでまいり このような環境のもと、当社は中期重点戦略市場で ます。 あるIT関連分野およびそれらに関する新製造技術分 株主のみなさまにおかれましては、一層のご理解とご 野へ注力する一方、 自動車関連市場や次世代FPD (フ 支援を賜りますよう心からお願い申しあげます。 ラットパネルディスプレイ)の生産用途市場などの好調・ 成長市場に対し積極的な営業活動を行い収益の確 保を図ってまいりました。 しかし、国内外主要ユーザーの設備投資抑制の影 響は大きく、当期の受注高は18, 191百万円(前期比 39. 5%減)、売上高は21, 478百万円(前期比21. 1% 減)、営業利益は453百万円(前期比82. 9%減)、経 常利益は722百万円(前期比75. 1%減) となり、 また、 主として保有する銀行株式の減損処理による投資有 価証券評価損743百万円などを特別損失として計上 したことから、 当期利益は147百万円の損失とまことに 遺憾な結果となりました。 1 代表取締役社長 野路井 達 なぜ社名を変更したのですか。 昭和57年に、新しい企業像を表すコーポレートシン ボルとして「ESPEC」を発表し、昭和58年に社名を 経営改革のポイントを説明してください。 (1) コーポレートガバナンスの改革 田葉井製作所からタバイエスペックに変更しました。 業務執行機能と経営監視機能の明確な分離 それ以来エスペックをメインブランドとして使用し、業 を図り、権限と責任の明確化と意思決定と実践の 界のトップブランドとして高い知名度を得ました。 スピードを高め、 より社会性・透明性・効率性の高 しかし、 グローバリゼーションの進展に伴い、政治・ い経営体制の確立をめざして執行役員制度を導 経済・社会がかつてない規模とスピードで変化しており、 入いたしました。取締役会は長期的視野に立っ 当社もこれまでと同じ思考と行動を繰り返していては、 てグループ戦略を統括し、経営基本方針の意思 この変化に取り残され淘汰されてしまうという危機感 決定と業務執行を監督する機関として位置付け を強く抱いておりました。このため、企業変革の羅針盤 ており、併せて、 このたびの定時株主総会で取締 として、何を大切にしどこに向かうべきかという当社の 役と執行役員の兼務は代表取締役のみにとどめ 価値観をあらためて明確にするべく、企業理念「TH 取締役の人数を10名から4名へと大幅に削減し、 E ESPEC MIND」 として再構築いたしました。 取締役の任期も2年から1年に変更しております。 このたびの社名変更も、 「ESPEC」に込められた また、執行役員には積極的に若手を登用し経 意味をあらためて問い直し、新しい企業理念を基軸に 営体制の若返りを図るほか、 このたびの定時株主 社内の変革を強力に進めていく一環として実施したも 総会以降あらたに選任される役員に対する退職 ので、社名変更にとどまらず、経営体制やコーポレート 慰労金制度を廃止し、業績などに連動するあらた シンボルマークなどさまざまな面から一新して、新生エ な報酬制度を導入しており、成果主義の徹底を スペックとしてスタートすることといたしました。 図ってまいります。 〈新シンボルマーク〉 2 (2)株主価値向上に向けた 新しい業績評価指標の導入 税引き後 資本 EVC= − 事業利益 コスト額 利益責任体制の明確化 エスペックグループの事業構造・収益構造の改 と株 主 価 値 志 向の 一 層の 革に向け、本年4月1日より子会社の統合と2つの 強化に向け、企業価値をあ 事業を分社化いたしました。 らわす指標としてEVC (ESPECVa l ueCr ea t i on) エンジニアリング事業分野の強化に向け、 メンテ を導入いたします。 ナンス、機器据付工事などの事業を行っております ※ これは、一般的にEVA (経済付加価値) とし 「エスペックエンジニアリング株式会社」に、 「エス て知られている指標を当社の事業形態に合うよう ペック環境設備株式会社」で行っておりました組 に編成し直したもので、 「税引き後の事業利益」か 立式環境試験装置の製造・組立事業を実質的に ら「資本コスト額」を差し引いた金額で表されます。 移管し、 メンテナンス事業で培ったノウハウをベー 取締役、執行役員をはじめ、順次このEVCを基 スに、試験ラインの設計から設置工事、周辺機器 軸に業績評価と報酬をリンクさせていき、株主のみ のご提案まで環境試験に関するトータルソリュー なさまの利益と企業の利益、従業員の利益が一貫 ションをご提供してまいります。 したシステムでリンクすることをめざしてまいります。 環境試験の受託試験事業と機器のレンタル事 ※EVAはスターン・スチュアート社の登録商標 業をより高度なソリューション提供に向けて分社化 (3) ストックオプションの導入 した「エスペック環境試験技術センター株式会社」 では、 インターネットを活用したリセール事業なども 株主価値の向上と報酬制度のリンクの観点から、 行ってまいります。また、間接業務のシェアードサー 当社ならびに当社子会社の取締役、執行役員、 ビス化を図るべく分社化した「エスペックビジネス 従業員が、経営参画意識を高め業績向上に対す クリエイト株式会社」では、間接部門の定型業務を る貢献意欲や士気を一層高めることを目的として、 受託し、集約化・効率化を図っていく事業活動支 このたびの定時株主総会で新株予約権方式によ るストックオプションを導入することが決まりました。 当社としては初めての試みであり、今回の対象者 は当社ならびに当社子会社の役員、上級管理職 レベルにとどめておりますが、今後は対象者の拡 大を図り経営参画意識の向上を図ってまいります。 3 (4) グループ経営強化に向けた 事業の再編・分社化 援サービス業として展開してまいります。 足もとの経営環境と 業績予測を聞かせてください。 収益構造の改革について 具体的な取り組みを説明してください。 LCD (液晶)市場が好調であり、 この市場をターゲッ 高コスト体質を打破し、 ベストな提案と適正なQCD (品 トとしたDD (ディスプレイデバイス)装置事業は今期も 質・価格・納期)で、顧客の課題を解決し続けることが、 好調な収益をあげるものと予測しております。 最大の顧客満足につながると考えております。 一方、光通信分野などIT関連の電子部品市場や このため、 コスト・品質改革を推進する全社横断的 半導体市場は在庫調整が終わり上昇のきざしを見せ な会議体として、 コスト戦略会議と品質戦略会議を新 始めているものの、当面は厳しい状況が続くと思われ 設いたしました。コスト改革については、製造原価20 ます。また、 当社業績は社団法人情報技術産業協会 %削減を目標に、 「コストマネジメントプロジェクト活動」 (JEITA)が発表する電子工業生産額に半年程度 による変動費削減、 「設計・生産革新プロジェクト活動」 遅れて連動する傾向がありますが、電子工業生産額 による加工費削減を強力に推進してまいります。また、 の本年度見通しも対前年度横ばいという厳しい見通 品質改革については、 製品保証費25%削減を目標に、 「開発・設計・生産による品質の作り込み活動」を基本 しとなっております。 こうした観点から、今期の業績予測は、前年度以上 に品質保証活動を展開し、品質に対する改革プログ に厳しく設定しておりますが、 「徹底した顧客志向」 と 「ス ラムを推進してまいります。 ピード重視」を基本方針として収益の確保・向上に注 力し、予測数値を上回るよう取り組んでまいります。 電子工業生産額(国内) 電子部品・デバイス 産業用電子機器 民生用電子機器 (億円) 300000 250000 227377 243509 234489 235316 連 結 単 独 255億円 190億円 経常利益 9億円 5億円 当期利益 2億円 0億円 売上高 261673 258707 第50期(2002年)業績予測 221631 223201 200000 150000 100000 50000 0 (J EI TA) (年) 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 (見込み) (見通し) 4 今後の事業戦略について 聞かせてください。 海外戦略について聞かせてください。 半導体やLCD拠点の中国移転、 台湾での「光」 「バ 前期(2001年度)は、 「IT関連のデバイス生産分 イオ」に対する旺盛な投資意欲など、今後の伸びが期 野における事業拡大」 を経営方針に掲げ、 とりわけ「光」 待される中国市場に当社はいち早く着目し、生産拠点 に着目して事業拡大を図ってまいりました。新製品とし として昭和61年に上海に、平成7年に広州にそれぞ ては、生産・検査ライン向けの専用自動計測システムと れ合弁会社を設立し、 その後着実に大きな成果を上 して光コンポーネント環境試験システムやTCXO (温 げてきております。また、 LCDの世界市場をリードする 度補償水晶発振器)温度特性試験システム、当社の 韓国では、平成13年に設立した現地法人「韓国エス 主力製品のひとつである小型環境試験器のモデルチ ペック株式会社」を核に、顧客に密着した事業活動を ェンジ、近年クローズアップされているホルムアルデヒド 展開しております。今後、 さらにこれら海外グループ会 に代表されるVOC (揮発性有機化合物)の測定室、 社との連携を強化し、 「国際競争力のあるコスト構造 新しい液晶のひとつである低温ポリシリコンLCD用の づくり」 「相手国に向けた製品開発」等を実施してい クリーンオーブンなどを発売いたしました。 きたいと考えております。 今期(2002年度)は、事業拡大が見込めるDD装 置事業や計測・テストシステム事業などの製品開発を 一層強化するとともに、 さらにターゲットを絞り 「光通信、 自動車部品市場の検査・評価試験装置」関連のシス テム事業の開発を進めてまいります。 また、事業開発組織を編成し、光通信、 バイオ、環境 などの成長市場をターゲットに、技術提携やM&Aなど により新規事業の開発にも着手してまいります。 5 中期ビジョンの骨子を聞かせてください。 環境経営の取り組みについて 聞かせてください。 当社は創業60周年にあたる2007年度に、売上高 500億円以上、営業利益率8%以上、 EVC10億円以 当社は、社会の一員であることを強く認識し社会性 上、 1株あたり利益50円以上をグループ経営目標とし の高い企業を目指すべく、主要事業所でISO14001 て設定いたしました。 の認証取得を進めております。平成14年1月には神 その達成のために、試験・計測・バイオ・環境の分野 戸テクノコンプレックス事業所が、平成14年2月には本 で、 「お客さまの視点から内なる常識を破る経営」、 「人 社事業所が認証取得事業所となりました。 を活かし人を育てる経営」 を進め、 「改革」 「事業開発」 さらに、当社の環境報告書『ESPEC環境マネジメ 「遵法」を基本に、 お客さまにハイクオリティーなソリュ ントレポート2001』が環境省による第5回環境レポート ーション&テクノロジーを提供してまいります。 大賞優秀賞(環境報告書部門) を受賞したほか、 日本 経済新聞社による第5回環境経営度調査(製造業編) において14位にランキングされるなど、先進的な環境 創業60周年のグループ経営目標 売上高 営業利益率 保全活動を高く評価いただいております。 500億円以上 8%以上 EVC 10億円以上 EPS 50円以上 また、環境保全活動の一環として、神戸テクノコンプ レックス事業所において植樹祭を開催し、 2万3千本 の植樹を行いました。 今後も社会からの環境に対する要求は高まり続け、 より高度化していくものと思われます。当社としましても、 環境により一層配慮した製品作り、全社・全社員での 環境保全活動の 定 着 、環 境 保 全 事 業 のさらなる 発 展に 取り組ん でまいります。 ESPEC環境マネジメントレポートは、 当社ホームページに掲載しております。 URL http: www. espec. co. jp 6 業績の推移(単独) 売上高 百万円 30, 000 営業利益/営業利益率 百万円 4, 000 輸出 国内 営業利益 営業利益率 15% 27, 238 25, 000 5, 900 25, 423 9. 7% 5, 834 3, 000 21, 478 20, 000 19, 588 15, 000 18, 905 19, 153 3, 168 4, 200 15, 737 21, 337 5. 1% 5, 372 3. 4% 16, 105 14, 953 10% 10, 000 2. 1% 1. 6% 2, 000 5% 2, 650 0% −5% 1, 298 1, 000 5, 000 −10% 642 453 311 0 45期 46期 47期 48期 0 49期 経常利益/経常利益率 百万円 4, 000 45期 46期 47期 49期 −15% 当期純利益/当期純利益率 経常利益 経常利益率 15% 百万円 2, 000 当期純利益 当期純利益率 6% 4. 7% 10. 7% 10% 3, 000 48期 5. 4% 3. 9% 2, 901 1, 278 5% 2% 1, 000 3. 4% 2. 7% 4% 1, 500 1. 2% 0% 2, 000 1. 5% 1. 8% 0% 500 −5% 1, 378 303 1, 000 743 722 −10% 281 342 −0. 7% 0 △147 −2% 503 0 7 45期 46期 47期 48期 49期 −15% △500 45期 46期 47期 48期 49期 −4% 総資本/株主資本 百万円 40, 000 1株あたり当期純利益 円 60 総資本 株主資本 39, 433 54. 42 50 33, 687 30, 000 20, 000 32, 149 33, 033 32, 271 40 21, 290 21, 338 21, 870 22, 691 30 22, 253 20 10 10, 000 12. 90 11. 99 14. 59 0 −6. 30 0 45期 46期 47期 48期 49期 1株あたり株主資本 −10 45期 46期 47期 49期 総資本経常利益率[ROA] 株主資本当期純利益率[ROE] 円 1, 100 % 9 ROA ROE 8. 0 8 7 1, 000 965. 59 900 48期 930. 67 905. 97 957. 42 6 5. 7 5 908. 02 4 4. 1 3 800 2. 3 1 700 2. 0 1. 5 2 1. 4 1. 3 45期 46期 1. 6 0 600 45期 46期 47期 48期 49期 −1 −0. 7 47期 48期 49期 8 財務諸表(単独) 貸借対照表 科 目 (単位:百万円) 平成13年3月期 科 目 資産の部 負債の部 流動資産 23, 865 17, 747 流動負債 1, 427 4, 715 支払手形及び買掛金 14, 324 9, 741 1年以内償還予定転換社債 有価証券 3, 648 111 たな卸資産 現金及び預金 受取手形及び売掛金 未払法人税等 平成13年3月期 平成14年3月期 12, 124 9, 011 7, 926 3, 903 − 3, 527 1, 131 25 3, 267 2, 081 賞与引当金 503 376 繰延税金資産 426 365 製品保証引当金 371 266 その他流動資産 804 776 その他流動負債 2, 192 913 貸倒引当金 △34 △44 固定負債 4, 617 1, 005 転換社債 3, 527 − 固定資産 15, 568 14, 523 有形固定資産 8, 843 8, 679 預り保証金 513 507 建物及び構築物 3, 682 3, 534 退職給付引当金 576 498 142 142 16, 741 10, 017 資本金 6, 778 6, 778 資本準備金 7, 020 7, 020 利益準備金 454 469 8, 663 8, 236 △226 △86 自己株式 − △164 資本合計 22, 691 22, 253 負債及び資本合計 39, 433 32, 271 機械装置及び運搬具 工具器具及び備品 735 720 4, 283 4, 283 391 446 投資その他の資産 6, 333 5, 396 投資有価証券 3, 084 2, 030 関係会社株式 1, 641 1, 641 繰延税金資産 595 602 1, 167 1, 399 △155 △277 39, 433 32, 271 土地 無形固定資産 その他 貸倒引当金 資産合計 (注) 1.有形固定資産の減価償却累計額 6, 650百万円 2. 1株当たり当期純利益 △6円30銭 9 平成14年3月期 負債合計 資本の部 その他の剰余金 その他有価証券評価差額金 損益計算書 科 目 (単位:百万円) 平成13年3月期 平成14年3月期 売上高 27, 238 21, 478 売上原価 18, 523 15, 711 8, 714 5, 767 売上総利益 販売費及び一般管理費 6, 063 5, 313 営業利益 2, 650 453 営業外収益 500 458 営業外費用 249 189 2, 901 722 経常利益 特別利益 ― ― 特別損失 604 875 投資有価証券評価損 449 743 貸倒引当金繰入額 − 132 固定資産除却損 35 − 関係会社清算損 119 − 税引前当期純利益 2, 297 △152 法人税、住民税及び事業税 1, 350 43 法人税等調整額 △331 △47 当期純利益 1, 278 △147 前期繰越利益 634 1, 321 中間配当額 117 117 11 ― 1, 783 1, 056 中間配当に伴う利益準備金積立額 当期未処分利益 利益処分計算書 科 目 当期未処分利益 (単位:百万円) 平成13年3月期 1, 783 平成14年3月期 1, 056 これを次のとおり処分いたしました。 利益準備金 14 ― 利益配当金 117 116 (1 株につき5円) (1 株につき5円) 役員賞与金 30 ― 別途積立金 300 ― 1, 321 940 次期繰越利益 (注)平成13年12月10日に117百万円(1株につき5円)の 中間配当を実施しました。 10 財務諸表 ( 連結) 連結貸借対照表 科 目 (単位:百万円) 平成13年3月期 平成14年3月期 資産の部 流動資産 現金及び預金 26, 681 15, 745 11, 261 有価証券 3, 648 111 たな卸資産 3, 874 2, 704 繰延税金資産 550 443 その他 644 535 貸倒引当金 △35 △51 15, 069 14, 070 有形固定資産 8, 956 8, 849 建物及び構築物 3, 710 3, 577 機械装置及び運搬具 204 204 工具器具及び備品 758 741 4, 283 4, 326 419 469 投資その他の資産 5, 693 4, 751 投資有価証券 3, 823 2, 586 繰延税金資産 691 693 土地 無形固定資産 平成14年3月期 流動負債 支払手形及び買掛金 1年以内償還予定転換社債 未払法人税等 賞与引当金 製品保証引当金 12, 525 9, 362 7, 865 3, 901 ― 3, 527 1, 217 52 640 489 391 291 その他 2, 410 1, 100 固定負債 4, 756 1, 121 転換社債 3, 527 − 699 592 退職給付引当金 連結調整勘定 7 5 その他 522 523 負債合計 17, 281 10,483 93 149 資本金 6, 778 6, 778 資本準備金 7, 020 7, 020 連結剰余金 11, 020 10, 804 その他有価証券評価差額金 △226 △86 為替換算調整勘定 △216 △15 △0 △164 少数株主持分 資本の部 その他 1, 334 1, 748 自己株式 貸倒引当金 △155 △277 資本合計 24, 377 24, 336 41, 751 34, 969 負債、少数株主持分及び資本合計 41, 751 34, 969 資産合計 (注) 1.有形固定資産 の減価償却累計額 6, 908百万円 2. 1株当たり当期純利益 2円33銭 11 20, 899 5, 893 固定資産 平成13年3月期 負債の部 2, 253 受取手形及び売掛金 科 目 連結損益計算書 科 目 (単位:百万円) 平成13年3月期 平成14年3月期 売上高 32, 115 27, 283 売上原価 21, 950 19, 840 売上総利益 10, 165 販売費及び一般管理費 営業利益 連結剰余金計算書 科 目 (単位:百万円) 平成13年3月期 9, 508 11, 020 連結剰余金増加高 33 − 7, 442 持分法適用会社増加に伴う増加高 33 − 6, 955 6, 535 連結剰余金減少高 235 271 3, 209 907 配当金 211 234 営業外収益 619 428 23 34 営業外費用 242 197 − 1 経常利益 1, 714 54 3, 585 1, 138 特別利益 ― ― 11, 020 10, 804 特別損失 604 875 投資有価証券評価損 449 743 貸倒引当金繰入額 − 132 固定資産除却損 35 − 関係会社清算損 119 − 税金等調整前当期純利益 2, 981 263 法人税、住民税及び事業税 1, 526 167 法人税等調整額 △270 27 10 13 1, 714 54 少数株主利益 当期純利益 連結剰余金期首残高 平成14年3月期 役員賞与 持分法適用会社増加に伴う減少高 当期純利益 連結剰余金期末残高 連結キャッシュ・フロー計算書 科 目 (単位:百万円) 平成13年3月期 平成14年3月期 営業活動によるキャッシュ・フロー 593 1, 331 投資活動によるキャッシュ・フロー 399 △616 財務活動によるキャッシュ・フロー △202 △431 現金及び現金同等物に係る換算差額 23 56 現金及び現金同等物の増加額 813 339 現金及び現金同等物期首残高 4, 606 5, 420 新規連結に伴う 現金及び現金同等物の増加額 − 120 現金及び現金同等物期末残高 5, 420 5, 879 12 会社の概要・役員 ■ 会社の概要(平成14年4月1日現在) ■ 役員(平成14年6月27日現在) 社 名 エスペック株式会社 代表取締役・CEO 島 崎 清 英 文 社 名 ESPECCORP. 代表取締役社長・COO 野路井 達 創 業 昭和22年7月25日 取 締 役 進 信 義 設 立 昭和29年1月13日 取 締 役 和 田 久 一 資 本 金 6, 778百万円 上席執行役員 安 達 智 一 従 業 員 数 595名(ほかに嘱託および準社員88名) 上席執行役員 檜 作 榮四郎 (平成14年3月31日現在) 上席執行役員 中 井 良 雄 主 な 事 業 所 上席執行役員 本 社 大阪市北区天神橋3丁目5番6号 福 本 博 道 執行役員 水 野 浩 三 執行役員 桐 村 均 執行役員 石 田 雅 昭 執行役員 島 田 種 雄 執行役員 石 井 邦 和 執行役員 曽 田 聖 二 エスペック京都株式会社 常勤監査役 柿 原 勝 幸 エスペック兵庫株式会社 常勤監査役 廣 信 義 エスペック販売株式会社 常勤監査役 山 田 義 信 エスペックビジネスクリエイト株式会社 監 査 役 吉 岡 昭一郎 営 業 拠 点 仙台・さいたま・東京・横浜・名古屋 大阪・広島・福岡 工場その他事業所 福知山・宇都宮・神戸・寝屋川 エスペックエンジニアリング株式会社 子 会 社 お よ び 関 連 会 社 エスペック環境試験技術センター株式会社 エスペックミック株式会社 株式会社アポロメック エスペックオリゴサービス株式会社 ESPEC NORTH AMERICA, INC. (U. S. A. ) ESPEC (CHI NA) LTD. 愛斯佩克環境儀器(上海)有限公司 (CH I NA) ESPEC (MALAYS IA) SDN. BHD. ESPEC KOREA CORP(韓国) . 上海愛斯佩克環境設備有限公司(CH I NA) 広州愛斯佩克環境儀器有限公司(CH I NA) 13 ( 監査役吉岡昭一郎氏は、「株式会社の監査等 に関する商法の特例に関する法律」第18条 第1項に定める社外監査役であります。 ) 株式の状況・株主メモ ■ 株価推移 ■ 株式の状況(平成14年3月31日現在) 会社が発行する株式の総数 80, 000, 000株 発行済株式の総数 23, 499, 894株 (円) 1, 500 当期末株主数 4, 185名 1, 000 株 主 名 持株数 ザチェースマンハッタンバンクエヌエイロンドン 株 式 会 社 富 士 銀 行 株 式 会 社 大 和 銀 行 日 本 生 命 保 険 相 互 会 社 株 式 会 社 U F J 銀 行 ボストンセーフデポズィット ビーエスディーテイー トリ ー テ ィー ク ラ イ ア ン ツ オ ム ニ バ ス 第 一 生 命 保 険 相 互 会 社 タバイエスペック取引先持株会 タ バ イ 従 業 員 持 株 会 株 式 会 社 近 畿 大 阪 銀 行 千株 1, 384 1, 168 1, 060 929 917 887 696 654 626 486 出来高 (千株) 3, 000 出資比率 5. 89 4. 97 4. 51 3. 96 3. 91 3. 77 2. 96 2. 79 2. 66 2. 07 % 500 2, 000 1, 000 平成11年度 平成12年度 平成13年度 ■ 株主メモ 決 算 期 毎年3月31日 定 時 株 主 総 会 毎年6月中 中 間 配 当 制 度 有 基 準 日 毎年3月31日 ■ 所有者別分布状況 名義書換代理人 東京都千代田区丸の内一丁目5番1号 みずほ信託銀行株式会社 持株数 その他 285千株 1. 2% その他国内法人 1, 970千株 8. 4% 外国法人等 2, 968千株 12. 6% 金融機関 8, 100千株 34. 5% 個人 10, 175千株 43. 3% 同事務取扱場所 東京都千代田区丸の内一丁目5番1号 みずほ信託銀行株式会社 本店証券代行部 郵 便 物 送 付 先 〒1358722 電話お問合せ先 東京都江東区佐賀一丁目17番7号 みずほ信託銀行株式会社 証券代行部 電話 0570000324 (専用ダイヤル) (03) 36424004 (代表) 同 取 次 所 みずほ信託銀行株式会社 全国各支店 株主数 その他 2名 0. 1% 外国法人等 43名 1. 0% 金融機関 48名 1. 1% その他国内法人 212名 5. 1% みずほアセット信託銀行株式会社 本店および全国各支店 みずほインベスターズ証券株式会社 本店および全国各支店 公 告 掲 載 新 聞 日本経済新聞 個人 3,880名 92. 7% 14 本紙は再生紙を使用しております。
© Copyright 2024 ExpyDoc