水産課 - 周南市

平成24年度 事務事業評価結果一覧表(所管課別)詳細
NO
担当課
事業名
目的
H23事業実績
H23支出
コスト(千円)
所管課評価
委員会評価
魚料理教室等の魚食普及事業に対す
る負担金である。今後も、水産物消費拡
大への有効性の確認と協議会に対し負
担軽減を要望していく。【変更なし】
施
策
貢
献
度
方
向
性
a →
優
先
順
位
439 水産課
水産業振興一般事 安心安全な地産地消運動の推進と魚
務費
等の栄養特性の広報活動を進め、食文
化の伝承や食生活指針の指導等、全
県的に取組む団体に負担することで、
市民の健康生活の維持推進に資するこ
とができる。また、「つくり育てる漁業」を
推進するため、地域栽培漁業推進協議
会に積極的に関わる。
水産物の消費拡大を推進するため、魚
食の普及、啓発を行っている山口県水
産物消費拡大推進協議会に負担金を
交付した。
440 水産課
赤潮等漁業被害対 赤潮発生時における魚介類の鮮度保
策事業費
持並びに活魚の需給調整を図り、赤潮
被害の防止と共に活魚の適切な管理と
安定出荷に資する。
平成20年度に海水井戸を掘削し地下か
ら海水を供給。イケス内を赤潮発生に
左右されない海水により魚介類の鮮度
保持を実施した。
441 水産課
沿岸漁場整備開発 角型コンクリート魚礁(間伐材付きコンク 平成16年以降、角型コンクリート魚礁を
事業費
リート魚礁)を天然礁や既存魚礁と一体 設置する県事業に対する負担金の交
的に設置し、効果的な漁場整備を行うこ 付。
とで水産資源の増殖を図る。
7,615 A 県事業への負担金であるため、事業効 A 所管課評価のとおり
果を実証しにくい面があるが、実施場所
等について協議・検証する必要がある。
引き続き、県と実施場所等について協
議・検証していく。【変更なし】
442 水産課
増養殖稚魚等放流 稚魚等を放流することで水産資源の枯 H23年度において、トラフグ、クルマエビ
事業費
渇化を防止すると共に、栽培漁業の定 等の稚魚を計 323,700尾放流した。ま
着化を促進し、漁業生産の安定向上と た、「つくり育てる漁業」を推進するた
水産資源の増大を図る。
め、地域栽培漁業推進協議会に対し、
負担金を交付した。
8,600 B 藻場・干潟保全活動支援事業を利用す B 魚種の絞り込みやキジハタやトラフグ、
る等、種苗放流の効率化に努めてい
マコガレイなどのブランド化につながる
る。費用対効果の実証が難しいが、水
魚種の選定など、効果的な放流に努め
産資源を確保と水産業の推進のため継
られたい。
続する必要がある。
離島事業統合による事業費の増額と放 a
流効果のあるキジハタ、オニオコゼの放
流数を増やし、ブランド化等の特産品強
化に向けた増額【+543千円】
↗
1
443 水産課
内水面増養殖事業 鮎の稚魚放流、並びに内水面漁協の団 鮎稚魚購入費、錦川放流分 150,000
費
体育成補助を実施することで、内水面 円、三須漁協放流分150,000円、島田川
漁業の生産力の維持増大を図る。
放流分 80,000円、佐波川放流分
80,000円、錦川漁業協同組合補助金
450,000円
858 B 内水面漁業振興への一定の関与として B 所管課評価のとおり
効果を検証しながら事業を継続する。
県水産事務所との情報共有化を図り、
放流効果等の状況把握に努める。【変
更なし】
↗
1
444 水産課
漁業金融対策事業 市内漁家の近代化支援、経営安定化
費
支援。
220 A 弱者対策としての必要性の高い重要な
事業である。
445 水産課
漁協等強化育成事 沿岸及び沖合いで操業する漁船の安全 漁船の安全操業に資するため宇部~周
業費
及び生産性の向上と不慮の事故におけ 防大島をカバーする漁業無線局(粭島)
る相互の救援等の通信連絡を業務とす に対して運営費を補助する。
る海岸無線局に対し、特別会員として
加入することで海難防止及び操業効率
の向上を図ることができる。
900 A 安全や、操業の効率性の向上にとっ
A 所管課評価のとおり
て、漁業無線は不可欠であり市として支
援は必要。
446 水産課
ニューフィッシャー確 漁業の後継者育成対策として、研修を
保育成推進事業費 支援し、漁業就業者として地域に定着し
てもらう。(19年度から年齢制限を50歳
以下に緩和)
H21年から櫛ヶ浜地区で1名、福川地区
で1名が就業し、事業開始から現在まで
4名の新規漁業就業者が誕生してい
る。
300 A 漁業者の高齢化対策及び後継者の育
成は、国の食料自給率にも係る重要事
項である。
B 漁業者が減っている現状では有効な事 継続研修者1名及び新規研修者(予定) a
業である。県と連携して効果的な取り組 1名分の研修費補助金額の増【525千円
みを行われたい。
増】
↗
2
447 水産課
離島漁業再生支援 不利な条件化にある離島漁業を活性化 馬島集落を中心とした46名と協定を結
事業費
するため、地元関係者の様々な取り組 び、4年にわたり稚魚放流等を中心とし
みを財政支援する。
て事業を実施した。H23年度は単独事
業として高級魚キジハタの種苗放流を
大津島周辺に放流した。
763 A H22年度で終了するが、何らかの形で
離島支援は必要である。
C 離島漁業再生支援事業はキジハタの放 増養殖稚魚等放流事業との統合を図っ
流事業のみとなっており、平成25年度 た。
からは、増養殖稚魚等放流事業と統合
されたい。
↘
4
近代化利子補給件数:年間30件
合併漁協漁家経営安定資金利子補給
金:対象人数 417
78 A 食料自給率の向上や水産業の振興、ま B 県水産物消費拡大運動推進協議会の
た、食事バランスの中の水産物の重要
事業内容が水産物の消費拡大に有効
性を広くアピールするためにも必要であ
であるか検証し、協議会へ負担の軽減
る。
や事業改善について働きかけられた
い。
委員会評価結果に対する
所管課の対応状況
1
1,384 A 効率的な管理に努め、活魚の供給に資 B 受益者による管理委託等について検討 配管内の清掃方法を高圧洗浄器を使っ b → 2
する。
されたい。
た方法に変更したため若干増額となる。
清掃時期・回数の検討等、効率的に管
理していく。【54千円増】
1/2
A 合併漁協漁家経営安定資金利子補給 新規融資対象者減による減額【△36千
については平成23年度で終了してい
円】
る。漁業近代化資金利子補給について
は、漁家等の経営基盤の強化のために
は必要な事業である。
海難防止及び操業効率向上のための
周南漁業無線協会負担金【変更なし】
b → 3
a
c → 3
c → 3
b
平成24年度 事務事業評価結果一覧表(所管課別)詳細
NO
担当課
事業名
目的
H23事業実績
H23支出
コスト(千円)
所管課評価
委員会評価
委員会評価結果に対する
所管課の対応状況
448 水産課
藻場・干潟保全活動 水産資源の保護・培養や水質浄化の公 山口県漁協周南統括支店を地域活動
支援事業費
益的機能の発揮を支える藻場・干潟の 協議会の事務局として協定を結び、5年
機能の維持・回復を図る。
にわたり継続して事業に取り組む。補助
金は国1/2、県と市が1/4負担する。
449 水産課
漁港管理事業費
450 水産課
漁港海岸保全施設 平成11年の台風で高潮により被災(床 護岸工事予定総延長2,283m 平成21年
整備事業費
下浸水27戸)したため、老朽化した現在 までに護岸延長1,584m完了
の護岸を嵩上げ等改修することで、住
民の人命・財産と国土の保全を図る。
西桝地区から新田地区を整備してきた
が、引き続き地元要望のあった室尾地
区護岸工事及び温田地区護岸工を行
う。
38,516 A 補助事業を活用して早期の整備を目指
す。
A 所管課評価のとおり
451 水産課
漁港建設県事業負 県が行う漁港建設事業に対する地元自 徳山漁港居守地区について、潮位上昇
担金
治体負担金で、事業費の20%を負担す 等に対応するため、護岸、胸壁、水門を
る。
整備する県事業に対する負担金。
17,896 B 県事業であり、市は事業の可否に係れ
ない。負担金制度もあるが、地元にとっ
ての施設整備、防災等の利益も見込め
る。
B 県事業であっても本来市との協議は必 県営海岸保全施設(徳山漁港)整備事
要とされており、実施内容について、県 業費の増額による負担金【+6,000千円】
と積極的に連絡・調整をされたい。ま
た、今後の事業実施について本市の財
政状況を勘案しながら、協議要望された
い。
452 水産課
戸田(桑原)漁港越 戸田(桑原)漁港の地先に越波対策の
波対策事業費
離岸堤を設置することで、桑原地区へ
の高潮被害を低減し、住民の人命・財
産及び国土の保全を図る。
H22実施設計、総延長L=50m(H23
年度~H26年度)
12,281 A 安心安全の観点から着実な事業展開を A 所管課評価のとおり
図る。
453 水産課
長田フィッシャリーナ 福川漁港使用調整事業で整備した
管理事業費
フィッシャリーナを適正に管理する。
18年4月に供用開始予定であったが災
害で浮桟橋が一部破損した。18年度中
に復旧工事を施工し係留可能隻数72
隻。21年度から一般開放。
454 水産課
長田海浜公園管理 平成2年に開園して以来、年間を通じて 毎年、漁協に委託し、海水浴場開設期
事業費
市内外から多くの利用者があり、特に 間中の管理と海の家の運営を実施。一
海水浴シーズンには例年約1万人の利 年を通じて草刈、清掃、照明灯やベンチ
用があるなど、海に親しむ海浜公園とし の補修等、快適な憩いの空間を提供す
て利用されている。
べく管理している。
7,924 B コスト意識をもって管理にあたる。委託
経費の一層の見直しに努める。
455 水産課
水産物市場管理一 市民に安心で安全な水産物を安定的に 水産物市場を開場することにより、市民
般事務費
供給することによって、魚食の普及を推 に安心で安全な水産物を安定的に供給
【地方卸売市場事 進し水産物市場の活性化を図る。
した。
業】
2,661 A 水産物市場を開場することにより、市民 B 取扱高が年々減少する中で水産物の安 ひかり電話を導入することで初期導入
に安心で安全な水産物を安定的に供給
定供給、市場の活性化にどう対応して 費用+40増額するが、電信電話料が軽
するために必要な事業である。
いくか課題を把握し、対策を検討する必 減される予定。
要がある。
456 水産課
水産物市場施設維 市民に安心で安全な水産物を安定的に 水産物市場を開場することにより、市民
持管理費
供給することによって、魚食の普及を推 に安心で安全な水産物を安定的に供給
【地方卸売市場事 進し水産物市場の活性化を図る。
した。
業】
漁港の適正な管理(使用に際して不
備、不便のないよう)に努める。
漁港施設の管理、修繕。施設使用・占
用の許可。
1,700 A 市にとって、支出した額の4倍の経済規 B 所管課評価のとおり効果が大きい事業 藻場干潟保全活動支援事業に対する
模の事業ができることと、水産資源の保
である。関係機関と連携し、今後本事業 補助金【変更なし】
護・培養と同時に環境問題にも貢献でき
が水産資源の保護・培養につながるよう
るため、効果は大きい。
検討されたい。
施
策
貢
献
度
方
向
性
a →
優
先
順
位
2
24,849 B 引き続き効率的な管理・運営に努める。 B 長寿命化計画は必要であるので策定を 浮桟橋・水門保守点検業務の隔年実施 a → 1
進め、その後の実施については、財政 等による経費削減を図る。津木水門施
状況を勘案しながら整備事業を決定さ 設の改修工事等による増額【+900千円】
れたい。
752 B 今後更なる利用促進を図る。
予算に反映したものは特にないが、着
実な事業展開を図る。
a → 1
a → 2
a → 1
B 積極的なPRなどにより利用促進を図ら 場内のイタズラ及び危険防止対策のた b → 2
れたい。
めの門扉改修工事による増額【443千円
増】
B 所管課評価のとおり
21,668 A 水産物市場を開場することにより、市民 B 施設が老朽化していることや、新南陽地
に安心で安全な水産物を安定的に供給
域に確保している漁港用地のこともあ
するために必要な事業である。
り、今後の方向性を早急に検討する必
要がある。
2/2
埋立工事に伴う増額
高級樹木管理業務(剪定)の隔年実施 b → 3
及び一般廃棄物処分回数の削減などに
よる減額もあるが、平成25年度はマン
ホールポンプ取替工事等により若干増
額【+388千円】
a → 1
予算に反映したものは特にないが、H24 a → 1
年度にエアコン設置工事が完了したこと
により、空調関係の歳出(燃料費・手数
料・工事請負費)が減額となった。△
10,128