LB1648 デュアル正/逆モータドライバ

注文コードNo.N3 2 2 1 B
No. N 3 2 2 1 B
22502
半導体ニューズ No.3221A とさしかえてください。
モノリシックディジタル集積回路
LB1648
デュアル正/逆モータドライバ
LB1648は、正逆モータドライバ2チャネル入りICであり、カセットデッキのリールモータ等のドライブに最適
である。
特長 ・2入力論理で正転, 逆転, ブレーキ, オープンのコントロールが可能である。
・出力電圧は、外付け定電圧ダイオードで可変できる。
・過熱保護回路を内蔵している。
最大定格 / Ta=25℃
最大電源電圧
最大入力電圧
最大出力電流
許容消費電力
動作周囲温度
保存周囲温度
VCC max
VIN max
IO max
Pd max
Topr
Tstg
許容動作範囲 / Ta=25℃
電源電圧
VCC
電気的特性 / Ta=25℃, VCC=12V, 1チャネル当たり
消費電流
ICC1
1ピン正転, RL=∞, VZ=4V
ICC2
7ピン正転, RL=∞, VZ=4V
ICC3
7ピンオープン, RL=∞
出力リーク電流
IOL
ブレーキモード, RL=∞
1出力端子当たり
unit
V
V
A
W
℃
℃
7∼16
unit
V
min
typ
15
14
1.5
40
max
22
20
3
120
unit
mA
mA
mA
μA
次ページへ続く。
Pd max − Ta
2.4
外形図 3022B
(unit : mm)
2.0
12
19.0
7
0.4
7.62
6.45
1.6
1.2
1
6
5.12
3.6
1.25
0.4
0
−40 −25−20
0
20
40
60
周囲温度, Ta − ℃
80
100
(0.61)
1.3
0.5
2.54
3.81
3.5
(3.46)
4.26max
0.8
0.51min
許容消費電力, Pd max − W
18
18
±0.8
1.9
−25∼+75
−55∼+125
SANYO : DIP12F
本書記載の製品は、極めて高度の信頼性を要する用途(生命維持装置、航空機のコントロールシステム等、
多大な人的・物的損害を及ぼす恐れのある用途)に対応する仕様にはなっておりません。そのような場合に
は、あらかじめ三洋電機販売窓口までご相談下さい。
本書記載の規格値(最大定格、動作条件範囲等) を瞬時たりとも越えて使用し、その結果発生した機器の欠陥
について、弊社は責任を負いません。
〒370-0596 群馬県邑楽郡大泉町坂田一丁目1番1号
22502MH寿外形変/3210MH◎石田IZ追 8-2791/6199TS◎田代 No.3221-1/6
LB1648
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入力スレッシュホールド
電圧
出力電圧
出力トランジスタ
飽和電圧 (上)
出力トランジスタ
飽和電圧 (下)
VZ端子流出電流
VTH
RL=∞
VO
Vsat1
VZ=4V, IOUT=85mA
IOUT=200mA
IOUT=400mA
IOUT=200mA
IOUT=400mA
VZ=4V, IOUT=0mA
Vsat2
IZ
min
0.9
typ
1.05
max
1.20
unit
V
3.75
4.0
1.9
2.0
0.3
0.5
0.85
4.25
2.3
2.4
0.55
0.7
1.15
V
V
V
V
V
mA
0.55
等価回路ブロック図
OUT1 OUT2
10
3
OUT3 OUT4
4
9
IN1 11
Predriver
7 VCC2
Predriver
VCC1 1
TSD
Input Logic
Input Logic
8 IN4
Fin
2 12
IN2 VZ1
6
5
VZ2 IN1
A13411
ロジック部真理値表
モード
IN1
IN2
OUT1
OUT2
IN3
IN4
OUT3
OUT4
オープン
0
0
オープン
オープン
0
0
オープン
オープン
正転
1
0
H
L
1
0
H
L
逆転
0
1
L
H
0
1
L
H
ブレーキ
1
1
L
L
1
1
L
L
(注) VCC1, 2-GND間に0.01μF以上のコンデンサを入れること。
応用回路例
0.01µF
ZD
VCC2
C
M
C
LB1648
M
R
1
R
VCC1
0.01µF
ZD
A13412
No.3221-2/6
LB1648
測定回路 (1チャネル分)
(1) ICC1 (1ピン)
ICC2 (7ピン)
ICC3 (7ピン)
(2) IOL
VZ
LB1648
LB1648
1
1
A
VCC
A
VCC
V
A13413
A13414
(3) VTH
(4) VO
VZ
4V
LB1648
LB1648
V
1
VCC
V
1
VCC
VIN
VIN
A13415
A13416
(5) Vsat1
(6) Vsat2
LB1648
LB1648
1
VCC
1
V
IOUT
VCC
VIN
VIN
IOUT
A13418
V
A13417
内部回路
入力回路
Logic
Input 2
(5, 8, 11)
抵抗のバラツキ (温度特性を含む)
−35∼+50%
10kΩ
20kΩ
A13419
VCC
1 7
出力回路
3 9
10kΩ
Predriver
520Ω
10kΩ
Predriver
OUT
4 10
GND (Fin)
Input Logic
A13420
No.3221-3/6
LB1648
VZ端子の回路
1 VCC
7
出力NPNトランジスタ2個のVBEは
PNPトランジスタ2個のVBEでキャンセル
∼V
VO −
Z
3 OUT
(4, 9, 10)
VZ 6
12
A13421
応用上の注意点
1) 最大電圧, 最大電流について
許容動作範囲の電源電圧は、7∼16Vとなっているので これ以上の電圧を1ピン, 7ピンに印加しないようにす
る。最大電流については、0.8A (ピーク)である。スタート時のラッシュカレントがピーク電流を超えないよ
うに設計する。
2) 出力トランジスタ保護について
VCC
出力ショート, 地絡保護のためVCCラインに
抵抗 (または ヒューズ抵抗)を入れる。
VCC1(VCC2)
Fin
A13422
3) 配線について
1ピン, 7ピンとGND間のパスコンは 他のラインと共通インピーダンスを持たないようにする。GNDライン
は他回路と別にする。
4) 発振対策について
ブラシ付きモータを使用する場合、その火花からのノイズを防止するために コンデンサを両端子間に接続
することがあり、このコンデンサがLB1648の出力ピン間に接続されることによって 発振を起こすことがあ
る。その場合、コンデンサをできる限り小さくするか、抵抗をシリーズに接続する。
VCC
5) 外付けツェナーについて
VZ端子から流出する電流は 負荷に応じて変動する上、最大 約
1.2mAの電流しか流れない。そのため ソフトクリップのツェナー
VZ
を使用される場合 および 電圧精度が必要な場合、ツェナーに必
Fin
ZD
要な電流を外部より供給する。
A13423
ICC − VCC
30
VZ=4V
4
消費電流, ICC − mA
消費電流, ICC − mA
25
ICC1
ICC2
20
ICC1
15
ICC2
10
3
2
1
5
0
0
ICC − VCC
5
4
8
12
電源電圧, VCC − V
16
20
0
0
4
8
12
16
20
電源電圧, VCC − V
No.3221-4/6
LB1648
120
IOL − VCC
VO − VCC
5
VCC=12V
IOUT=100mA
IO=85mA
VZ=4V
4
出力電圧, VO − V
出力リーク電流, IOL − μA
110
100
80
60
40
IOL
3
2
1
20
0
0
4
12
8
16
0
0
20
4
VO − VZ
出力電圧, VO − V
8
6
VO
4
2
2
6
4
8
Vsat1
1.6
VCC=12V
Vsat1≦2.3V (IOUT=200mA)
Vsat2≦2.4V (IOUT=400mA)
1.2
0.8
0.4
V sat2
0
0
10
200
コントロール電圧, VZ − V
コントロール電流, IZ − mA
出力電圧, VO − V
9
8
7V
7
6
5
4V
4
800
IZ − VZ
–1.4
VZ=10V
10
600
400
出力電流, IO − mA
VO − IO
11
20
Vsat − IO
2.0
VCC=12V
IOUT=100mA
0
0
16
電源電圧, VCC − V
出力トランジスタ飽和電圧, Vsat − V
10
12
8
電源電圧, VCC − V
3
VCC=12V
RL=50Ω
–1.2
–1.0
–0.8
–0.6
–0.4
–0.2
2
1
0
200
400
600
0
0
800
2
出力電流, IO − mA
IZ − VCC
–1.2
–1.0
–0.8
–0.6
–0.4
–0.2
0
8
10
12
電源電圧, VCC − V
8
10
14
16
IZ − Tc
–1.4
VCC=12V
RL=50Ω
コントロール電流, IZ − mA
コントロール電流, IZ − mA
–1.4
6
4
コントロール電圧, VZ − V
VCC=12V
VZ=4V
RL=50Ω
–1.2
–1.0
–0.8
–0.6
–0.4
–0.2
0
–40
–20
0
20
40
60
80
100
120
140
ケース温度, Tc − ℃
No.3221-5/6
LB1648
本書記載の製品は、定められた条件下において、記載部品単体の性能・特性・機能などを規定するものであ
本書記載の製品は、定められた条件下において、記載部品単体の性能・特性・機能などを規定するものであ
り、お客様の製品(機器)での性能・特性・機能などを保証するものではありません。部品単体の評価では
り、お客様の製品(機器)での性能・特性・機能などを保証するものではありません。部品単体の評価では
予測できない症状・事態を確認するためにも、お客様の製品で必要とされる評価・試験を必ず行って下さい。
予測できない症状・事態を確認するためにも、お客様の製品で必要とされる評価・試験を必ず行って下さい。
弊社は、高品質・高信頼性の製品を供給することに努めております。しかし、半導体製品はある確率で故障
弊社は、高品質・高信頼性の製品を供給することに努めております。しかし、半導体製品はある確率で故障
が生じてしまいます。この故障が原因となり、人命にかかわる事故、発煙・発火事故、他の物品に損害を与
が生じてしまいます。この故障が原因となり、人命にかかわる事故、発煙・発火事故、他の物品に損害を与
えてしまう事故などを引き起こす可能性があります。機器設計時には、このような事故を起こさないような、
えてしまう事故などを引き起こす可能性があります。機器設計時には、このような事故を起こさないような、
保護回路・誤動作防止回路等の安全設計、冗長設計・機構設計等の安全対策を行って下さい。
保護回路・誤動作防止回路等の安全設計、冗長設計・機構設計等の安全対策を行って下さい。
本書記載の製品が、外国為替および外国貿易法に定める規制貨物(役務を含む)に該当する場合、輸出する
本書記載の製品が、外国為替および外国貿易法に定める規制貨物(役務を含む)に該当する場合、輸出する
際に同法に基づく輸出許可が必要です。
際に同法に基づく輸出許可が必要です。
弊社の承諾なしに、本書の一部または全部を、転載または複製することを禁止します。
弊社の承諾なしに、本書の一部または全部を、転載または複製することを禁止します。
本書に記載された内容は、製品改善および技術改良等により将来予告なしに変更することがあります。した
本書に記載された内容は、製品改善および技術改良等により将来予告なしに変更することがあります。した
がって、ご使用の際には、「納入仕様書」でご確認下さい。
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この資料の情報(掲載回路および回路定数を含む)は一例を示すもので、量産セットとしての設計を保証す
この資料の情報(掲載回路および回路定数を含む)は一例を示すもので、量産セットとしての設計を保証す
るものではありません。また、この資料は正確かつ信頼すべきものであると確信しておりますが、その使用
るものではありません。また、この資料は正確かつ信頼すべきものであると確信しておりますが、その使用
にあたって第3者の工業所有権その他の権利の実施に対する保証を行うものではありません。
にあたって第3者の工業所有権その他の権利の実施に対する保証を行うものではありません。
PS No.3221-6/6