2012年 皆で 発信・ 共有す る 社内報! 夏 大嶽佳史くん、みきさん ご結婚おめでとうございます 発行:尾張陸運㈲ / かわら版製作委員会 広報室 編集長:柳沢剛二 委員:高坂一幸 2012 年 5 月 25 日 第 72 号 尾張かわら版 6 5 月 21 日 金環日食 金環日食、見れましたか? 当日の朝はあいにくの空模様で、残念!だ った方も多かったのですが、 編集は雲の隙間から一瞬だけ観られました。 【←写真】 本当に指輪(ウェディングリング)の様!でし たね。この機を選んで婚約、結婚されたカップ ルも多かったそうですが、当社の大嶽佳史さん もさる20日、晴れてみきさんと御結婚挙式なさ れました!詳細は次号間瀬さんが報告してくれ るそうですのでこうご期待! おめでとうございます 写真提供:久木元さん 鈴木(綾)さん 新本社移転元年! 5/1 本社機能移転 みなさん使い心地はどうですか?☆彡 先代 立ち上げメンバーの頑張り 現伊藤社長の一代記 毎日の当然貴方を含めた尾張社員の日常 支える家族や仲間 そのひとつの結実 尾張陸運 新本社 4/29 移転お披露目昼食会 ☆彡 ■互助会役員さん達のセッティングのお陰を持ちまして、新社屋披露の昼食会が催されました。 写真提供:高坂委員 ■ 事務棟 施設紹介 ☆彡 3F 休憩室 2F 受付・事務室 4F 喫煙室 4F 応接室 4F ミーティングルーム 2F‐倉庫通路 自販機 …探検してみよう! 尾張陸運 代表取締役 伊藤 敏彦 新本社への引越。 大変ご苦労様でした。 さすが プロ!!と言われる手順で、順調に2日間で終えることができました。 昨年9月に、倉庫購入の話をいただき、9月末には購入の意思を伝え、10月に仮契約。 そして3月末に本契約。 江南倉庫に続き、尾張陸運にとっては2棟目の倉庫ですが、今回の倉庫には、事務棟が付いており、「本社ビル付き倉庫」という意 味からしても、以前の倉庫より、私個人としては以前のものとは嬉しさは別格です。 “全社員の物心の充実“という理念のもと、労働環境の向上という意味では、以前の事務所と違って、研修用の会議室、応接室、管 理者ミーティング室など、今までにない欲しかったものが全て整いました。 引越後1か月の間に、沢山の方々からお祝いの花などをいただき、また、訪問していただき、以前にも増して、社長としての責任 と役割の重さを実感しております。 玄関先には、私の大好きな相田みつおさんの詩を拡大して貼らせていただきました。 私自身もこの世に生まれ52年が過ぎ、何のためにこの世に生まれ、何のために生きるのか? 何百回も自分自身に問いながら、 今は社長としての立場の中で、働く人たち、会社に関わるお客様に対し、少しでも今まで以上のレベルを上げる努力をし続ける事 が、自分の使命であり、役割=目的であると考えるようになりました。 尾張陸運も今年で40年。 表紙の写真は、亡き父が4t車両を購入し納車の際、ディーラーさんに撮ってもらったものです。 24年位前の写真だと思います。 当時 53~54 歳でしょうか・・・今の私と同じ年頃の父です。 あの頃から描き続けた夢が今の尾張陸運の姿です。 理想を描き、思い続ける事で、必ず形になること!! TIPセミナーで習ったこと。 皆さんの中にも実感しているはずです。 是非、次は皆さんが、10年後20年後には自分自身が社長になって、100人の社員をかかえ、本社ビルの引越をしている絵を描き、 実現できるよう頑張ってください。 必ず実現できることを信じて・・・ 尾張陸運有限会社 顧問 石原 清美 「新本社でスタート」 当社は5月1日より、尾張旭市下井町下井 2094-3 に「本社」を移転し再スタート致しました。 考えてみれば、先代が瀬戸市水北町でスタートされ、現社長が専務の時に尾張旭市晴丘町に車庫を取得し、 実質的な本社として先月まで営業して参りました。 現在でも、地下タンク給油所とトラックの駐車場は、晴丘町のままです。 乗務員の方々には、若干のご不便をおかけ致しますが、当社にとっては、水北町時代の「第1ステージ」、 晴丘町時代の「第2ステージ」に続く「第3ステージ」の始まりです。 まだ引っ越しが終わったばかりなので、書類の整理も完全ではございませんが、何だか「わくわく・どきどき」して参ります。 鉄筋コンクリート造り5階建の事務所棟と3階建 1,800 坪の一般倉庫です。 坂田酒販さんからお借りして運営していた「内職市場 晴丘店」も、こちらに移し集約化されました。 来週から関西の「堀内商事」様の建築用床材の「庫前デリバリー」もスタート致します。 少しずつですが、当社の守備範囲も拡大し、今まで当社が取組めてなかった「物流」を取り込むことにより、更なる「物流コスト」削 減のメリットをお客様とともに共有することができると存じます。 まだ先のことかもしれませんが、そんなに遠くない将来、瀬戸・長久手・尾張旭・春日井・守山区・名東区等の地区への「バラマキ 配送」システムを完成させ、我々のお客様にとって、なくてはならない存在になりましょう。 これこそが、第3ステージで我々に与えられた課題であり、我々がステップ・アップする足がかりとなることは、間違いございませ ん。 我々の「ブレンド物流」がどんな素敵な味を生み出すか?楽しみで楽しみで仕方ありません。 こうご期待!&参加者募集中! *「庫(くら)前(まえ)デリバリー」とは、関東・関西(それ以上遠い地区)の顧客が、物流コスト削減のために、 当社の倉庫へ「バラマキ用の商品」を持ち込み、当社が当日もしくは翌日に配送する仕組みのこと。 当社にとっては、混載や空き時間に配送することで「運賃の増収」メリットが生まれます。 紳士、淑女諸君、ではまたこの紙面でお会い致しましょう。 営業・業務統括本部長 取締役統括部長 渡邉 直人 5 月 1 日新本社稼動。 いまだに自分の会社ではないような感じがします。 水北の本社で営業をしていた経験は、私を含めて 5 名しかいません。14 年前に晴丘へ移転し 40 年目でこの下 井町とステップアップしました。 念願の自社倉庫 しかも事務所棟もあり、築は若干古いですが十分すぎるプレゼントを頂いたと思っています。 私たちの新しい門出です。 輸送会社としてもうひとつ上のステージへ上がる。単純にトラックを預けていた商売から、保管・検 品・出荷し、共同配送をおこなっていくステージへ・・・ 社内には、まだまだ改善点は沢山あると思いますが、会社が動いている証だととらえています。 現状で満足せず、新しいことを常に創造していくことが、会社のスキルがあがり、理念である物心の充実につながっていくと思いま す。 慣れなく、面倒くさいこともあると思いますが、全て会社のため(会社のためは社員のため)に前へ前へ進んで参りましょう。 ミーティングできる施設がもてました。沢山考えて、自分達で会社を動かす。変える。 将来を作るのは一人一人の考え方、気持 ち、行動です。大手に負けない「幸せな会社」を創りましょう。 各部署連絡簿 ■輸送業務部から 業務課長:佐々木直也 社員の皆さん、毎日業務本当に御苦労様です。そして 5 月に入り一気に気温が上がり暑くなってきました。水分 補給をとって脱水症状や熱中症にならないよう体調管理をお願いします。 4 月28 日~30 日で本社移転引越を行いました。長年使ってきた事務所とのお別れは寂しく思いますが、新本社でのスタートはそ れ以上にワクワク感があり将来への夢も広がりました。 数年前から描いてきた構想が形になりました。そして新たにゼロからのスタートが始まりました。倉庫を活用して色々なことにチャレ ンジ出来ますし、営業提案もしやすくなります。 会社パンフレットも作成中なので皆さんにも随時持って頂き、客先や納品先で営業出来るようにしていきます。まだまだ倉庫内の表 示や事務所内の掲示物などやることは沢山ありますので今後進めていきます。皆様のお陰で引越も無事終えたこと、本当にありが とうございました。 点呼についてはみなさんには迷惑かけていますが、やっと 6 月 1 日(金)より本社にてスタートいたします。点呼者は毛下班長が 専任で行います。毛下班長の大興みよしの便には中村さんが引き継いでいます。点呼の方法等は別で一斉メールで報告します。 毛下班長宜しくお願いします! 皆さんにも移転したために色々と意見はあるかと思いますがご理解とご協力頂きますようお願いします。 次に車両管理についてですが、鈴木主任不在のため私が窓口をやってきましたが、来期より車両管理責任者に戸松さんを選任 しました。今期中は私に連絡で大丈夫ですが、連絡がつかないときは戸松さんに連絡してください。少しずつ業務を覚えていくた めに戸松さんにも任せていきます。 ちなみに来期からは、乗務員から戸松さんへ直接連絡を入れるようになりますのでまた追って皆さんに連絡いたします。 本社が移転して我々も手探り状態です。「ちりも積もれば山となる」ではないですけど、細かい仕事、小口の仕事などガンガン取り いれて活気のある倉庫にしていきます。また皆さんからも良い提案があればガンガン申し出てください。皆さんの知恵も借りてより 良い尾張陸運にしていきたいので力を合わせてやっていきましょう(*^_^*) 各部署連絡簿 ■営業部から 営業課長:大橋 一仁 お疲れ様です。5月なのに暑いですね。先日のニュースでは海水浴の映像が流れていたのを見て驚きました。 さて、4月の結果をお伝え致します。 4月 JRC引越 売上 5,810,495- 130 件 4月 人材派遣 売上 9,327,390- 〃 〃 〃 目標 8,600,000- 目標 6,500,000- 〃 JRCについては、社内だけで戦った結果でしかありませんでしたので今後は、協力会社を遣いながら売上げアップを狙います。 また、6月からは関東便を開始します。配車についても佐々木課長から引き継ぎます。5月18日現在、売上 2,427,145-(74 件)です。 達成できるまで諦めない気持ちで取り組みます。 人材については、3月末に2名退社のありましたが人の入れ替えできず減員し た状態が続いていますので引き続き各センターへの訪問営業を行います。 心に留まった記事がありましたので紹介します。 【幸せは貴方次第】 人生の濁り(濁点)を取り除いてみませんか?若い頃、あるお寺様から伺った法話(説教)の中の言葉です! 「口」が濁ると「愚痴」になり、「意志」が濁ると「意地」になり、「徳」が濁ると「毒」になる! 濁点(濁り)があると豊かな人間性は消えていきます。ならば・・・濁点(濁り)を取り除いて生きてみませんか? 「愚痴」から濁りを取れば、きれいな「口」、つまり「(口から出る)きれいな言葉」になりますね! 「意地」から濁りを取れば「意志」となり、生きる為の目標が見えてきますね!「毒」から濁りを取れば「徳」となり、心豊かな生き方が 出来ますね! 濁りの無い人生は、綺麗に・・・清らかに・・・美しい人生という時間を必ず与えてくれますよ! 「プラス発想」は必ず、濁りの無い人生を導いてくれます!まずは信じて実践あるのみ!! 各部署連絡簿 ■洗車管理担当から 担当:長命 健 皆さんお疲れ様です。週に一回洗車することはもちろんのこと、車内清掃もできていますか? 助手席の下やダッシュボードの上にいらないものは乗せてないでしょうか?伝票や現場地図などは必ず見えない場所に 保管しましょう。業務に関係ない物は持ち帰りましょう。今一度、自分のトラックを整理してみてください。 必要ない物が結構出てくるはず。そんな人はいらないものはこの際おもいきって捨ててみてください。 すっきり整理整頓されていると仕事も気持ち良く取り組めます!車内清掃を今一度お願いします! 最近ちらほらと洗車した後に片付けない人が見受けられます(特に旧事務所)。 出したら元の場所にしまう。やりっぱなしにしないようにしてください。 ■事故・安全管理サポート担当から 担当:柴田 大輔 牛田 成一 皆さんお疲れ様です。 事故安全サポート担当に成り 2 ヶ月たちました。 さて、この 2 ヶ月の間で面談・検証した事故の件数は、決して少ないとは言えないものでした。 事故抑制の観点からまだ及ばずで申し訳ありませんでした。今後、担当として、牛田君と 2 人で知恵を出しあい、絶対に件数を減らします。 皆さんも事故やミスをすると、良い悪い関係無く無駄な時間を費やしてしまい、只でさえ忙しいのに、無駄に焦ってしまいます。 私も、交通ルールだけが全て正しいとは思いません。自分で防衛運転をし、自分を守りましょう。 皆で、一緒に楽しい尾張陸運を作って行きましょう。これからもヨロシクお願いします。 柴田 ■内職市場から 尾張陸運フランチャイズ店統括:長沼 健二 皆さんお疲れ様です。 お陰様で安定して仕事量は増えていますが人手が足りてません。今後、内職さん増員をしさらに新店舗立ち上げ 準備を進めています。尾張陸運をもっと活気ある職場にするため自分自身さらに爆進します。 右腕募集していますので我こそは、と言う方ぜひ声をかけて下さい。 最後に今月も皆さんに感謝しています。ありがとうございます。 各部署連絡簿 ■環境整備向上から 責任者:間瀬 裕史 新事務所でスタートして一カ月が経ちますね。 まだ内装工事全ては終わっていません。今後工事を進めて行くにあたっては、社員の方にご迷惑をかけますが 何卒、ご理解を宜しくお願いします。 6月中旬に一度、4t 駐車場の整備を予定しています。決定しましたらお知らせします。 各部屋、整理整頓でお願いします。 また、これに関して、各部屋の責任者を決めます ので、その時は自薦他薦ご協力お願いします。 ■車両整備管理サポート担当から 担当:戸松 祐幸 皆さん、今月もおつかれ様です。41期から、車輌・整備責任者をやらせていただく戸松祐幸です。 来期完璧にスタート出来る様に今、フリー車を中心に洗車や、整備を頑張っています。 特にフリー車は、オイル交換時期を大幅に過ぎていたり、故障箇所がそのままだったりと、仕事をしていく中での支障があるんじゃないかと思う車両が 数台ありました。 皆が気持ち良く仕事が出来る環境を皆で作っていける会社に僕はしたいと思います。 その為にまず自分の出来る事を精一杯、頑張りますので、皆さんの協力をどうかよろしくお願いします。 ■コクヨロジテム内営業所から 責任者:木田 祐也 皆さん日々の業務お疲れ様です。 5 月より本格的に尾張旭市下井町にて新事務所として、新たなスタートを切りました。 旧本社からの引越しも一段落し、以前とは比べ物にならないほどの立派な5 階建ての事務棟、3 階建ての大きな倉 庫を取得してのスタートとなります。 ここに来て尾張陸運としてまた一つ上のステージに立つことができ、物流、流通という分野にて改めて本格的に参戦することができ ました。 今後、倉庫の荷物の入出荷管理、保管、輸送では共配、バラマキ、空時間の有効活用等、様々な仕事が可能となります。 我が第 8 班ではコクヨの帰り便や空いた時間を活用し更なる生産性の向上も見込めます。 それが上手く形になった時にはコクヨ様へのコスト削減によるシェア拡大提案が可能になります。 自社倉庫を上手く活用しプラスアルファの付加価値をつけることができたならば、運賃を下げてでもエリアを拡大していければトー タル的に採算は合ってきます。 コクヨ様にとっては物流経費の削減。我々にとっては運賃は変わらずのシェア拡大による売上増。それをお客様に提案することが できれば必ず双方にメリットは生まれます。 しかしお客様が求めているものはコスト削減だけではなく、品質向上、事故ゼロ、クレームゼロ、スキルアップなど多種多様です。 顧客満足に終わりはありません。 上記の内容はほんの一部分であり、それ以外でも視点を変えれば本当に多くの可能性、夢などが幾度となく浮かんできます。 それを皆さんの力で一つでも少しずつ形にしていきましょう。 各部署連絡簿 ■岐阜営業所から 所長:山藤 健祐 皆さん日々の業務大変お疲れ様です。 5 月も終盤になり、かなり過ごしやすくなってきました。少し、蒸し暑いような時もありますが、、、引き続き体調管理 には注意をして頑張りましょう。 さて、岐阜営業所ですがドライバーの班長を任命しました。岐阜営業所の初期メンバーでもある倉橋さんにお願いすることになり ました。岐阜メンバーは全員で 6 名いますが、それぞれバラバラの業務を行なっているので、班長を選任することによって管理の 部分や事故のことなど今まで以上にまとまっていけると思っています。 車両管理についても私のサポート的な役割をお願いしたいと考えていて、今まで出来ていない事を明確にしてドライバーの皆さん にも落としこめますので、新たな管理体制、仕組みを作っていきたいです。 整備会社につきましても、岐阜の業者さんと交渉を進めています。環境の方も整っていけばドライバーの皆さんももっともっと管理 の部分がやりやすくなっていくので管理面での強化を進め形にしていきます。皆さんも何かお気づきの事がありましたら、何なりと 教えてください。よろしくお願いします。 輸送は現在、定期案件が複数ありますので、ひとつひとつ形にしていきます。内職部は、月初の仕事量が減る傾向にあるので月 初の仕事にターゲットを絞って獲得していきます。 6 月を向えいよいよ梅雨に入りますが、気合で頑張りましょう!! ■スマイルペイントから 代表:畑 章夫 移転しました!スマイルペイント畑です^^ この度4月1日から本工場移転統合しました。所在は、瀬戸市山の田町 172-1 クミ化成近く、山の田バス停目印で西向き小路に入ってきてください。左手にあります。 以前から乗用車用として“瀬戸工場”で稼働していました。ご存知な皆さんもご存知ない皆さんも是非足をお運び下さい! という事で、我がスマイルペイントの看板娘 経理の原さんが広告を作成してくれました (次頁以降へ添付致します。) これからもお客様に喜んでもらえるような会社にしていきます。 スマイルペイント 新工場へのアクセス ☆彡 みなさんこんにちわ。 新しく倉庫も出来、心機一転で 5 月をスタートしている事と思います。 私も先日病院で、骨移植の催促をしてきました。 何時になっても進展が無いので、今の状況と今後の治療について話もしてきました。 6 月か 7 月ぐらいで、まず膝の手術をします。 膝も上 2/3 がボロボロで、それが原因で曲がりの悪さと痛みが発生しています。 その時に一緒に骨移植をするかを、医師の会議で検討中との事なので、結果はまだ分かりません。 骨移植ができるチャンスは 1 回、その上リスクを伴うため慎重に決断しなくてはならないそうです。 これから先は治療の為の入院が数回あると思います。 皆さんも、事故等にきをつけて安全にすごして下さい。 鈴木 卓男 高坂一幸 Presents ■ 時の歳時記・月物語 先日、5月 21 日の金環日食を見た方はいらっしゃいゃいますでしょうか? ご存知の通り、日食は太陽が月の陰に隠れることにより起こります。 何の偶然か、太陽と月の見かけの大きさがほぼ同じことから、皆既日食や金環日食が見られるわけです。 さて、現代日本では明るすぎて、肉眼で確認できる星の数は格段に減っています。しかし相変わらず夜空で異彩を放つのが月。 地球と月の関係は、惑星と衛星と言うより二重惑星だと思えるほど、サイズの近い太陽系内では特異な存在です。もし、地球には不 釣り合いなほど大きな月がなかったら……人類の歴史が変わっていたかもしれません。 月は夜空に浮かぶ大きな星であり、目に見えて移動。さらに、姿を変える! 大昔の人類にとって、特別仕様の神秘的な天体だったでしょう。人類が、宇宙を思い描く大きなきっかけになったはずです。 地球のすぐ近く、つぶさに観察できる場所に大きな月があったおかげ。 暦を作り宇宙のモデルを作り……人類は、わずか数千年のうちに宇宙時代に突入。 宇宙時代になっても、月の重要性は増すばかり。 古代には恐怖の対象であった日食は、現代では太陽や恒星を観測する絶好の機会です。 あのアインシュタインの一般相対性理論も、日食時の恒星の光を観測することにより確認されたのは、その代表例。 人類の宇宙進出においても、月は最初の目標として最適。手近な目標がなければ、有人宇宙飛行はあまり発展しないでしょう。 地球周辺から、いきなり火星あたりまで行こうとするのは、海水浴と太平洋横断以上の差がありそうです。 そもそも、月がなければ地球の地軸が安定してなかった!そんな可能性を指摘する学者もいます。そうなれば、気候の激変で地 球に生命は誕生しなかった恐れもあります。 今夜も、当たり前のように地球に寄り添う月……だからこそ、特別な存在なのかもしれません。 尾張かわら版では皆さんからの投稿をお待ちしています。 送り先アドレスは [email protected] もしくは点呼室 かわら版ポストまで
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