TouchNavigator Ver. 3 (Windows® (Windows®2000 版) 使用説明書 2001 年 3 月26 日 第2版 237-S40205-101-A2 目次 1 はじめに.................................................................................................................................... 1 2 運用準備 .................................................................................................................................. 3 2.1 Windows2000 の設定 ................................................................................................ 3 2.2 各種ドライバのセットアップ........................................................................................... 4 2.3 SATELLITEROBO ライブラリのセットアップ ............................................................ 5 2.4 ネットワークの設定........................................................................................................ 5 2.5 InternetExplorer の設定........................................................................................... 5 2.6 日本語入力システムの設定 ......................................................................................... 7 2.7 TouchNavigator のセットアップと設定 ...................................................................... 7 3 TouchNavigator の起動と終了 ............................................................................................. 11 3.1 サテライトロボでご利用になる場合 .............................................................................. 11 3.2 パーソナルコンピュータでご使用になる場合 .............................................................. 13 4 画面構成 .................................................................................................................................. 14 4.1 メイン Web ページ表示部............................................................................................ 14 4.2 タイトル表示部 .............................................................................................................. 14 4.3 コントロールパネル ....................................................................................................... 15 4.4 サブ Web...................................................................................................................... 16 4.5 ステータスバー ............................................................................................................. 21 4.6 壁紙............................................................................................................................... 21 5 ボタン ........................................................................................................................................ 22 5.1 コントロールパネル/メニューパネルのボタン ............................................................ 22 5.2 操作ボタン .................................................................................................................... 27 5.3 クイックリンク.................................................................................................................. 27 6 未操作タイムアウトとスクリーンセーバ ..................................................................................... 28 7 セキュリティ/自動処理 ........................................................................................................... 31 7.1 プロトコル制限 .............................................................................................................. 31 7.2 接続サイトの制限.......................................................................................................... 31 7.3 自動処理....................................................................................................................... 32 7.4 ロードタイムアウト時の処理 .......................................................................................... 33 7.5 TouchNavigator の自動再起動(監視プロセス)....................................................... 33 7.6 いたずら防止バックウインドウ....................................................................................... 35 8 その他........................................................................................................................................ 36 8.1 表示サイズ .................................................................................................................... 36 8.2 コンテンツについての注意事項................................................................................... 38 8.3 アラームログについて................................................................................................... 39 8.4 NaviLog について....................................................................................................... 39 備考 Microsoft、Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。 TouchNavigator 使用説明書 1 はじめに TouchNavigator は、SATELLITEROBO(サテライトロボ)または、パーソナルコンピュータにお けるタッチパネルでの利用を目的とした、タッチパネル用 Web ブラウザです。 TouchNavigator は、街角で不特定多数の方から利用されることを前提に、インターネット、ブラウ ザなどについての知識を持たない方でもご利用になれるよう、また、システムに影響を及ぼす操作 をされないように、セキュリティを強化したり、警告メッセージを変換して、自動継続するなど、独自 の機能を持っています。 本書は TouchNavigator の導入方法、使用方法について述べた説明書です。 TouchNavigator の各種設定には、以下の知識が必要になります。 ・Microsoft® Windows® 2000 Professional ・ネットワーク(TCP/IP の設定等) ・インターネット ・インターネットエクスプローラ ご利用環境 H/W:以下のいずれか ・SATELLITEROBO(サテライトロボ) ・Microsoft® Windows® 2000 Professional がサポートするパーソナルコンピュータ OS:Microsoft® Windows® 2000 Professional Service Pack 1 その他: ・InternetExplorer5.5SP1 が必須です。 ・Administrators 権限でログインする必要があります。 注意 上記要件を備えていれば、基本的にTouchNavigatorは動作可能ですが、環境によっては、使 用されるドライバの違い等から、ポップアップメッセージに違いが出たり、7.3章で述べる警告表示 の自動処理の一部が、仕様通りに動作しない場合もあります。 TouchNavigator の動作確認済み環境 TouchNavigator は、以下の環境にて動作確認済みです。 H/W : ・SATELLITEROBO(サテライトロボ) ・PC98-NX Mate MA66H ・brother HL-1250 (ページプリンタ) OS : Microsoft® Windows® 2000 Professional -1- TouchNavigator 使用説明書 5.00.2195 Service Pack 1 InternetExplorer5.5 バージョン:5.50.4522.1800 更新バージョン:SP1 セキュリティレベル:中 主な注意事項 主な注意事項について以下に述べます。なお、その他の注意事項はそれぞれの項目において記 述していますので、合わせて参照して下さい。 注意 パーソナルコンピュータの電源をOFFする前に、必ずWindows2000のシャットダウンを実行して 下さい。シャットダウンを行わずに電源をOFFすると、システムが破壊される場合があり、再起動で きなかったり、起動しても、動作に異常が発生することがあります。 なお、パーソナルコンピュータの機種によっては、電源スイッチに連動してシャットダウンが実行さ れ、シャットダウン終了後に自動的に電源がOFFされる機種もあります。 サテライトロボご利用の場合も、電源スイッチに連動してシャットダウンが実行され、シャットダウン 終了後に自動的に電源がOFFされます。 ただし、稼働中にブレーカーをOFFしたり、コンセントを抜いた場合、シャットダウンは実行されま せんので、前述同様にシステムが破壊される場合がありますのでご注意下さい。 注意 TouchNavigatorは、InternetExplorerの技術をベースにしていますが、街角で不特定多数の 方から利用されることを前提に独自の機能を持っています。このため、InternetExplorerの全て の機能を同等に実現しているわけではないので、InternetExplorerや、NetscapeNavigator 向 けに作成された一般のホームページを表示した場合、InternetExplorer上での表示と、異なる表 示/動きをする場合があります。Internet一般向けのホームページを表示させる可能性がある場 合は、事前に十分な検証をお願いいたします。 TouchNavigatorは、タッチパネルでの運用を前提にしていますので、キーボード操作が行われ た場合、未操作タイムアウトの処理が仕様通りに動作しないことがあります。 注意 注意 TouchNavigatorは単独で動作する(他のアプリケーションとの共存はしない)ことを前提に作成さ れています。サテライトロボにプリインストールされているアプリケーションをはじめ、他のアプリケー ションと組み合わせて使用する場合は十分な検証をお願いいたします。 -2- TouchNavigator 使用説明書 2 運用準備 運用を開始するまでに次の準備が必要となります。 (1) Windows2000 のセットアップ (2) 各種ドライバのセットアップ (3) SATELLITEROBO ライブラリのセットアップ(サテライトロボの場合) (4) ネットワークの設定 (5) インターネットエクスプローラの設定 (6) 日本語入力システムの設定 (7) TouchNavigator のセットアップ 2.1 Windows2000 の設定 以下の設定を行います。 (1) 画面解像度 TouchNavigator でサポートする画面解像度は 1024×768 だけです。 また、色数は、ハイカラー(65534 色)以上が必要です。 Windows メニューの「設定」-「コントロールパネル」-「画面」プロパティで設定します。 (2) ユーザー設定 TouchNavigator を使用するには、「Administrators」権限でログオンする必要があります。 無人運転を行う場合は、Windows メニューの「設定」-「コントロールパネル」-「ユーザーとパス ワード」プロパティの「ユーザー」タブの「このコンピュータを使うには、ユーザー名とパスワード を入力する必要があります」のチェックを外し、「適用」を押すと、「自動ログオン」設定画面が現 れます。ここで「Administrators」権限を持つユーザー名とパスワードを設定して下さい。 (3) スクリーンセーバ TouchNavigator の未操作タイムアウト(後述)において、スクリーンセーバを連動させる場合 は、Windows のスクリーンセーバの設定を行う必要があります。 ただし、TouchNavigator の未操作タイムアウトよりも、Windows で指定したスクリーンセーバ が先に起動してしまうと、TouchNavigator の未操作タイムアウトが動作しなくなるため、「実行 までの待ち時間」は設定ツールで指定した未操作タイムアウトの設定時間より長い時間を設定 して下さい。 なお、サテライトロボにおいて、オプションの接近センサーを利用する場合、「実行までの待ち 時間」は、設定可能な最大値を設定して下さい。 (4) 省電力設定 TouchNavigator では、未操作時にも、未操作タイムアウトによってスタートページをロードす -3- TouchNavigator 使用説明書 るため、省電力機能は使用しないで下さい。 (5) いたずら防止 タスクバーを操作できないよう以下の設定を行うことを推奨します。 ・Windows メニューの「設定」-「タスクバーと[スタート]メニュー」で、 「常に手前に表示」のチェックを外し、「自動的に隠す」にチェックを入れて下さい。 ・タスクバーをドラッグして最小化します。 2.2 各種ドライバのセットアップ ご利用装置に追加されたI/O機器のドライバを必要に応じてセットアップします。 (サテライトロボであれば、タッチパネル、ページプリンタ等) セットアップの詳細は、各I/O機器の説明書を参照して下さい。 参考 サテライトロボにおいて、ページプリンタをセットアップすると、下記に示すプリンタのプロパティ画 面が常駐します。この画面は、TouchNavigatorを起動しても最前面に現れてしまうため、下記手 順で見えないようにして下さい。 ① タイトルバー左端のアイコンにタッチするか、タイトルバーをマウスで右クリックする。 ② 現れたメニューから「Indicator on Taskbar」を選択する。 サテライトロボでマウスを利用する場合は、電源投入前にキーボード/マウスを接続しておく必要 があります。 参考 -4- TouchNavigator 使用説明書 2.3 SATELLITEROBO ライブラリのセットアップ サテライトロボの場合は、SATELLITEROBO ライブラリをセットアップする必要があります。 SATELLITEROBO ライブラリがセットアップされていないと、自動電源制御や接近センサー等が 使用できません。詳細は、SATELLITEROBO ライブラリのセットアップマニュアルを参照して下さ い。 2.4 ネットワークの設定 ご利用のネットワーク環境に合わせて、Windows メニューの「設定」-「ネットワークとダイヤルアップ 接続」で行います。詳細は Windows のヘルプ等を参照して下さい。 2.5 InternetExplorer の設定 プロキシサーバ等、ご利用のネットワーク環境に合わせて InternetExplorer の設定を行います。 設定方法の詳細は、InternetExplorer のヘルプ等を参照して下さい。 なお、セキュリティレベルは「中」(デフォルト)でお使い下さい。 注意 インターネットプロパティの詳細設定において、「URLの簡易表示」にチェックが付いている場合 は、必ずこのチェックを解除して下さい。 (標準状態でチェックは付いていません) 「URLの簡易表示」が有効になっていると、InternetExplorerからTouchNavigatorに通知され るURL情報が、簡略化されるため、TouchNavigatorは正しく動作できません。 InternetExplorerのエンコードに「自動選択」を使用しないでください。この「自動選択」が設定さ れていると文字種別を正しく判断できずに文字化けする場合があります 注意 <設定の解除方法> InternetExplorerのメニュー内の「表示」-「エンコード」にある「自動選択」にチェックがついてな いことを確認してください。 チェックがついている場合は、「自動選択」をクリックし、チェックを外して下さい。 ※注)日本語(自動選択)のことではありません。 -5- TouchNavigator 使用説明書 参考 Webページ内に表示されるリンクは、一度アクセスすると、色が変わります。個人使用では便利な 機能ですが、不特定多数が利用する場合は、あまり意味を持ちません。アクセスしても色が変わ らないようにするには以下の手順でできます。 ① Windowsメニューの「設定」-「コントロールパネル」-「インターネットオプション」を開く ② 「リンク」の「表示済み」と「未表示」の色を同じ色にする。 2.5.1 スタートページの設定 スタートページは、TouchNavigator が起動されたときに最初に表示されるページです。また、「最 初に戻る」ボタンにタッチしたときや、設定によっては未操作タイムアウトが発生したときにもこの ページが表示されます。 設定は、Windows メニューの「設定」-「コントロールパネル」-「インターネットオプション」プロパティ を開き、全般タブの「ホームページ」でアドレスを入力します。 スタートページでフレームを用いる場合の注意点 注意 フレームページで一部別ページへジャンプする場合、「進む/戻る」ボタンが使用できない場合が あります。これは、フレームの一部でスタートページを表示しているため、TouchNavigatorが、「ス タートページ表示中」と認識してしまうためです。このような場合、スタートページの指定で、末尾に “/”を追加することで「進む/戻る」ボタンが使用できるようになります。 TouchNavigator インストール後の最初の起動では、TouchNavigator の概要のページが表示 されます。2 回目以降は「インターネット」プロパティで設定したスタートページが表示されます。 参考 2.5.2 「お気に入り」の設定 Internet Explorer で設定した「お気に入り」のページを、TouchNavigator のサブ Web でメ ニューボタンとして表示することができます(詳しくは「5.2 サブ Web について」を参照してくださ い)。この機能を利用する場合には、InternetExplorer の「お気に入り」を設定して下さい。 「お気に入り」の設定は、InternetExplorer の「お気に入り」で行います。詳細は InternetExplorer のヘルプを参照して下さい。 -6- TouchNavigator 使用説明書 2.6 日本語入力システムの設定 ソフトキーボードを利用して日本語入力を行うには日本語入力システムを設定しておく必要があり ます。 ① Windows メニューの「設定」-「コントロールパネル」-「キーボード」を開きます。 ② 入力ロケールタブで「言語」の「日本語(MS-IME2000)」を選び、「プロパティ」 ボタンを押します。 ③ 「日本語(MS-IME2000)」を選びます。 参考 MS-IME2000のツールバーを非表示にするには、ツールバー上でマウス右クリックしてメニュー を出し、「タスクバーに入れる」をクリックします。本作業により、運用中にMS-IME2000のツール バーが表示されることを回避できます。 サテライトロボでマウスを利用する場合は、電源投入前にキーボード/マウスを接続しておく必要 があります。 参考 2.7 TouchNavigator のセットアップと設定 TouchNavigator のセットアップの詳細は、TouchNavigator のセットアップカードを参照して下 さい。なお、サテライトロボにセットアップする場合は、必ず SATELLITEROBO ライブラリのセット アップを先に行って下さい。 TouchNavigator の各機能の設定は、設定ツールやカスタマイズツールを使用して行います。 -7- TouchNavigator 使用説明書 TouchNavigator の各種機能や設定方法については3章以降で述べます。 カスタマイズツール ボタン配置、ビットマップ選択等 *.iniファイル カスタマイズデータの読込 画面レイアウトの設定他、各種機 能の設定 設定ツール 実行して、画面レイアウト 等を確認 TouchNavigator -8- TouchNavigator 使用説明書 2.7.1 設定ツール 画面デザイン、ボタン配置、サブ Web などの TouchNavigator の基本デザインや、未使用タイム アウトなどの基本機能をを設定します。 「TouchNavigator」グループから「TouchNavigator 設定ツール」を選択すると、 TouchNavigator 設定ツールが起動されます。 TouchNavigator 設定ツールでの設定項目は以下のように分けられます。 なお、設定ツールの詳細については、設定ツールの[ヘルプ]ボタンで表示されるヘルプ画面を参 照してください。 ・画面表示タブ TouchNavigator の表示画面に関する基本的な下記の項目について設定します。 ・コントロールパネルの選択 ・メニューパネルのタイムアウト時間 ・壁紙 ・未操作タイムアウト ・タイトル表示部 ・ステータスバーおよびリンクボタン ・入力処理タブ 文字入力キーボードの設定など、入力処理に関わる下記の項目について設定します。 ・スクロール単位 ・文字設定 ・文字入力キーボード ・ハードウエアタブ 接近センサーおよび、ページプリンタに関する以下の項目について設定します。 ・接近センサー 使用有無、無人監視時間 ・ページプリンタ 使用有無、、印刷モード等 ・サブ Web タブ サブ Web に関する項目についてウイザード形式で設定します。 ・セキュリティタブ セキュリティに関する以下の項目について設定します。 ・プロトコル制限 ・接続許可サイト指定 -9- TouchNavigator 使用説明書 ・トラブル対応タブ TouchNavigator でのトラブル発生時の処理について設定します。 ・その他タブ ボタン音やキャッシュクリアの設定など、他のグループに当てはまらない様々な項目について設 定します。 この中で、設定ツールで設定した内容をファイルにセーブして、バックアップしたり、他の装置の 設定内容を利用することが出来ます。 カスタマイズツールで作成したファイルも、このタブでロードします。 また、この他に「設定一覧」機能と「ヘルプ」機能があります。 ・設定一覧 現在の設定値が一覧表示されます。 ・ヘルプ 設定ツールの使い方が表示されます。 設定ツール共通ボタンについて [OK]ボタン ウィンドウを閉じ、変更内容を保存します。 [キャンセル]ボタン 変更内容を保存せずに、ウィンドウを閉じます。 [更新]ボタン ウィンドウを開いたまま、変更内容を保存します。 ・ TouchNavigator設定ツールでのボタンは、ON状態では、ボタンが凹型になり、黄色に表示 されます。OFF状態はボタンが凸型になり、グレー(画面と同色)に表示されます。 参考 2.7.2 カスタマイズツール ボタンデザインや、コントロールパネル内でのボタン配置、サブ Web のレイアウト等をカスタマイズ するツールです。カスタマイズツールで設定した内容(ファイル)は設定ツールで取り込みます。詳 細はカスタマイズツールリファレンスを参照して下さい。 - 10 - TouchNavigator 使用説明書 3 TouchNavigator の起動と終了 TouchNavigator の起動と終了の方法についてサテライトロボでご利用になる場合と、パーソナル コンピュータでご利用になる場合に分けて説明します。 3.1 サテライトロボでご利用になる場合 サテライトロボでは、電源スイッチ、および、保守スイッチに応じて動作します。またオプションで自 動電源タイマーによる自動運用が可能です。 3.1.1 サテライトロボの内部操作盤 サテライトロボの前面を開けると、下に示す操作盤があります。 モードスイッチが「運用」の状態で、電源スイッチをONにすれば、TouchNavigator が自動起動し ます。 電源スイッチをOFFにすれば、TouchNavigator が終了しシャットダウン処理が行われ、電源OF Fされます。 注意 通常運用においては、内部操作盤のブレーカスイッチは操作せず、電源スイッチでON/OFF を行って下さい。ブレーカスイッチは、長期間使用しない場合や、装置がフリーズして電 源スイッチで電源OFFが出来なくなった場合に限って使用するようにして下さい。 なお、ブレーカスイッチを OFF にする際は、フリーズ等、やむを得ない場合を除いて、 以下の条件を満たしていることを確認して下さい。 ・Windows のシャットダウンが完了していること ・ハードディスクのアクセスランプが消えていること ・IDカードを排出していること - 11 - TouchNavigator 使用説明書 3.1.2 サテライトロボの動作モード 電源:ON モード:運用 OFF 電源:OFF 運用モード (TouchNavigator) 電源:ON モード:保守 起動AP実行 モード:運用 電源:OFF または シャットダウン モード:保守 電源:OFF TouchNavigator 起動 Windows2000 ディスクトップ 保守モード (保守機能) 保守終了 設定ツール、 カスタマイズツール等 保守モード サテライトロボの保守機能に切り替えたい場合は、モードスイッチを「保守」に切り替えれば、 TouchNavigator は終了し、保守機能が起動します。 モードスイッチを「保守」に切り替えてしばらく待っても保守メニューが表示されないこ とがあります。このようなときは画面に一度触れれと保守メニューが表示されます。 注意 Windows2000 デスクトップ画面 設 定 ツ ー ル 、 カ ス タ マ イ ズ ツ ー ル を 起 動 し た い 等 、 TouchNavigator の 動 作 状 態 か ら Windows2000 のデスクトップ画面にしたい場合は、下記どちらかの手段で切り替わります。 - 12 - TouchNavigator 使用説明書 ・モードスイッチを保守に切り替えて、保守メニューから「保守終了」を選択する ・保守用キーボードを接続し[ALT]+[F4]キーを押す Windowsデスクトップ画面からTouchNavigatorを起動する場合は、[スタート]メニュー-[プロ グラム]-[TouchNavigator]グループから[TouchNavigator]を選択してください。 参考 サテライトロボ制御プログラム(SROBO2K 参考 )について タスクトレーに地球儀のアイコン( )があります。これがサテライトロボ制御プログラムで、電源ス イッチや、モードスイッチを見ています。このアイコンにタッチするか、マウスでクリックすると終了さ せることが出来ますが、これが終了すると、以後、モードスイッチの切り替えや、電源スイッチに反 応できなくなります。この状態で、電源スイッチをOFFにすると、シャットダウンを実行せずにいき なり電源が落ちるため、ご注意下さい。この状態では、必ずシャットダウンを実行して電源OFFし て下さい。(電源スイッチを操作する必要はありません) タスクトレーの地球儀のアイコン( )に触れると下記セージが表示されます。 3.2 パーソナルコンピュータでご使用になる場合 起動 [スタート]メニュー-[プログラム]-[TouchNavigator]グループから[TouchNavigator]を選択 してください。 なお、設定ツールの「その他」タブで、本体起動時に TouchNavigator が自動起動されるよう設定 することができます。 詳しくは設定ツールの「ヘルプ」を参照してください。 終了 [ALT]キー+[F4]キーを押してください。 なお、カスタマイズツールにより、TouchNavigator に[終了]ボタンを配置することができます。 詳しくはカスタマイズツールリファレンスを参照してください。 - 13 - TouchNavigator 使用説明書 4 画面構成 ここでは TouchNavigator の画面構成について説明します。 タイトル 表示部 TouchNavigator 起動中は、説明ボタンを選択すると使用方法が表示されます。 サブ Web ページ表示 部(標準位 置) メイン Web ペー ジ表示部 ツール ボタン サブ Web ペー ジ表示部 (カスタム位置) スクロール ボタン コントロー ルパネル クイックリンクボタン/ステータスバー表示部、インジケータ 日時表示部 4.1 メイン Web ページ表示部 ページが表示される領域です。起動時にはここにスタートページが表示されます。 4.2 タイトル表示部 現在表示されているメイン Web ページのタイトルが表示される領域です。この部分をタッチすると URL(ホームページアドレス)を表示します。 タイトルの最大表示文字数はフォントサイズ、種類によって異なります。 参考 - 14 - TouchNavigator 使用説明書 4.3 コントロールパネル コントロールパネルには、以下の3種類の形式があります。 ・コントロールパネル縦 TouchNavigator のコントロールパネルが右側にあるタイプです。 ・コントロールパネル横 TouchNavigator のコントロールパネルが下にあるタイプです。 - 15 - TouchNavigator 使用説明書 ・フルスクリーン メイン Web を全面表示できるタイプです。コントロールパネルは[操作ボタン]により表示させます。 「操作ボタン」未押下時 「操作ボタン」押下時 コントロールパネルの選択は、設定ツールの画面表示タブで行います。 なお、コントロールパネル内のボタンの配置等は、カスタマイズツールを使用して変更することが出 来ます。 フルスクリーン表示において印刷ボタンを使用する場合、印刷ボタンはメニューパネル上に配置し て下さい。コントロールパネル上に印刷ボタンを置いて、印刷すると、コントロールパネルも一緒に 印刷されます。 注意 参考 ・ プリンタアラームインジケータ ページプリンタをご利用の場合において、プリンタの紙切れなど、プリンタのアラームを検知し た場合は、コントロールパネル右下に赤いインジケータが点滅します。 ただし、この機能はWindowsのスプーラを監視して表示していますので、プリンタアラームが 発生しても直ちには認識できず、次の印刷で初めて認識して表示します。また、プリンタの種 類や状態によっては、正しく認識できない場合もあります。 4.4 サブ Web サブ Web とは、メイン Web の他に最大 2 つの情報表示部分を設ける機能です。 ここでは、サブ Web の種類や機能、表示位置などについて説明します。 【サブ Web の基本仕様】 ・サブ Web は、表示位置(標準/カスタム)が違えば 2 つまで表示可能です。 ・同じ種類のサブ Web(Web/お気に入り)を表示することはできません。 ・サブ Web のサイズを自由に変更できるのは、「Web タイプ」を「カスタム位置」へ表示する際に 「カスタマイズツールにて設定」を選んだ場合のみです。 ・サブ Web で、リンク先のページの表示先(メイン Web/サブ Web)を選択できるのは「Web タイ プ」のみです。 ・「画面タイプ」が「コントロールパネル縦」の場合の、「標準位置」のサブ Web のサイズは、「タイト - 16 - TouchNavigator 使用説明書 ル表示部」の有無、「ステータス表示部」の有無、のコントロールパネル上に配置されるボタンの 数によって変わります。 参考 ・ サブWebページ表示部の利用方法について メインのWebページ表示画面に加え、ミニサイズのサブWebページを表示することができ、CM 表示など効果的な演出が可能となります。 4.4.1 サブ Web の種類 サブ Web は、以下の 2 つの機能タイプから選択して表示できます。 ・ Web タイプ ・ お気に入りタイプ Web タイプ メイン Web の他に、もう 1 つ Web ページ表示部分を設けるタイプです。 このサブ Web は、リンクボタンが押されたときのリンク先のページを、どこに表示させるのか(メイン Web/サブ Web)を設定することができます。 また、これをカスタム位置で使用すれば、サイズや位置を「カスタマイズツール」によりある程度自由 に設定することができます。 使い方の例としては、 ・会社のロゴやコマーシャルを表示する(アイキャッチ) ・メニューボタンを配置する(フレームとしての利用) ・メイン Web と連動させ、処理の状態を表示する(メッセージウィンドウ) ・検索画面を表示し、結果をメイン Web に表示する(検索) ・メイン Web とサブ Web とで異なる情報を表示する(ダブルウィンドウ) などが挙げられます。 お気に入りタイプ InternetExplorer の「お気に入り」 フォルダに存 在する TouchNavigator 専用のフォ ルダ (…¥Favorites¥TNavi)内のインターネットショートカットを、サブ Web 画面上にボタンとして配 置する機能です。 すなわち、InternetExplorer の「お気に入り」機能を使用して、インターネットショートカットボタン を簡単に作ることが出来ます。 このボタンを押すことにより、InternetExplorer で登録した「お気に入り」のページがメイン Web に表示されます。 このタイプを選んだ場合、お気に入りボタン配置用 HTML ファイルが必要になります。 この HTML ファイルは、「お気に入り情報ファイル」に基づいて、設定ツールで自動作成されます (「お気に入り情報ファイル」も自動生成されます)。 - 17 - TouchNavigator 使用説明書 「お気に入り情報ファイル」とは、「お気に入り」フォルダの情報の記録されたファイルです。 ・これらはデリバリが可能です。 ・作成された HTML ファイルは自由にカスタマイズすることができます。 ・リンク先ページの表示先はメイン Web です。 ・サイズは固定であり、変更することはできません。 HTML ファイルはセットアップ先ドライブの「¥TCHNAVI¥BROWSER¥FAV」に作成され、自由 にカスタマイズすることができます(ただし、スタートページのファイル名は"WRFAV1.htm"固定で す)。 自動生成される HTML ファイルには以下の 2 種類から選択できます。設定ツールのサブ Web タ ブの「お気に入りタイプ」-「設定」-「HTML ファイル」-「作成」-「タイプ」で選択します。 ・メイン Web(サブフォルダをメイン Web(サブフォルダをメイン Web 側へ表示) 「お気に入り」フォルダ(¥Windows¥Favorites)の直下のサブフォルダがボタンとして表示され、 このボタンを押すと、サブフォルダに存在するインターネットショートカットファイルの一覧がメイン Web へ表示されます。 このショートカットファイルの一覧はリンクボタンになっており、これを押すことにより、「お気に入 り」のページが表示されます。 フォルダ数が多い場合や、サブ Web の表示領域が大きく取れない場合は、サブフォルダをメイ ン Web 側に表示した方が使いやすくなります。 ・サブ Web(サブフォルダをサブ Web(サブフォルダをサブ Web 内で表示) 「お気に入り」フォルダ(¥Windows¥Favorites)の直下のサブフォルダがボタンとして表示され、 このボタンを押すと、サブフォルダに存在するインターネットショートカットファイルの一覧が、サ ブフォルダボタンの下(サブ Web 上)に表示されます(ダイナミック HTML)。 このショートカットファイルの一覧はリンクボタンになっており、これを押すことにより、「お気に入 り」のページがメイン Web に表示されます。 フォルダ数が少ない場合や、サブ Web の表示領域が大きく取れる場合は、サブフォルダをサブ Web 内に表示した方が、メニューとコンテンツを分離でき、見やすいホームページ作りに役立ち ます。 【作成方法】 (1) 「お気に入り」に登録する ・InternetExplorer の「お気に入り」-「お気に入りの追加」または「お気に入りの整理」で 「TNAVI」フォルダを作成します。 ・ InternetExplorer でショートカットボタンを作成したいページを表示させ、「お気に入り」 ―「お気に入りの追加」で、「TNAVI」フォルダ配下に追加します。なお、「TNAVI」フォ ルダ配下には、1階層だけサブフォルダを作成できます。(2階層以降は無視されます) - 18 - TouchNavigator 使用説明書 (2) お気に入りボタン配置用 HTML ファイルを作成する 設定ツールの「サブ Web」タブの「お気に入りタイプ」-「設定」で作成します。 [情報ファイル作成] 表示順を選択し、作成ボタンを押す。 [HTML ファイル作成] 情報ファイル準備後、サブフォルダの表示位置を選択し、作成ボタンを押す。 自動生成しようとするURLの文字列中に、「|」(Shift+¥)、「”」、「’」(Shift+7)、 「 」(スペース)が含まれている場合は自動生成できません。 注意 設定ツールの機能で自動生成できるのは、お気に入りの「TNAVI」フォルダ (¥Favorites¥TNAVI)と、その1階層下までです。2階層目以降のフォルダ、インターネットショー トカットについては、HTMLファイルをカスタマイズする必要があります。 注意 4.4.2 サブ Web の表示位置 サブ Web の表示位置は、以下の 2 種類に大別できます。 ・標準位置 - 19 - TouchNavigator 使用説明書 ・カスタム位置 ※表示位置が違えば、サブ Web は 2 つまで表示することができます。 標準位置 「画面タイプ」によって異なります。 また、サブ Web のサイズはコントロールパネル上のボタン配置や、タイトルバー、ステータスバー 等、画面レイアウトによって決定されます。 ・「画面タイプ」が「コントロールパネル縦」の場合 サブ Web は画面右側上部(コントロールパネルの上)に表示されます。 ・ 「画面タイプ」が「コントロールパネル横」の場合 サブ Web は画面右側に表示されます。 ・ 「画面タイプ」が「フルスクリーン」の場合 サブ Web は画面右側に表示されます。 カスタム位置 「右」/「左」/「カスタマイズツールにて設定」の 3 種類があります。 ・「右」 画面の右側に表示されます。 コントロールパネルがある場合、および右側に「標準位置」のサブ Web がある場合は、その左 側に表示されます。 ・「左」 画面の左側に表示されます。 ・「カスタマイズツールにて設定」 これは、サブ Web の種類が「Web タイプ」の場合のみ選択可能です。 「カスタマイズツール」により設定します。 サイズは、最大でメイン Web の半分までです。 位置は、サブ Web の交差する二辺が、メイン Web の二辺に接している限り自由に設定できま す。 - 20 - TouchNavigator 使用説明書 4.5 ステータスバー 通常は、右側に日付/時刻が表示されます。ページロード中や、印刷中には緑と赤のインジケー タが表示され、ビジーであることを表します。なお、インジケータ表示中は、「最初に戻る」「戻る」 「進む」「印刷」等のボタンは無効になります。 インジケータが表示されていないときは、右側に日付/時刻が表示されます。 また、クイックリンクボタンを使用する場合はステータスバーに配置されます。 (クイックリンクボタンを使用する場合は、ステータスバーを「使用する」にしておく必要があります) 設定ツールの画面表示タブで設定します。 4.6 壁紙 TouchNavigator における壁紙は、ブラウザの枠部分と、コントロールパネルが小さい場合や、サ ブ Web を使用しない場合の空いた空間に表示されます。従って画面デザインによってはほとんど 表示されない場合もあります。 設定ツールの画面表示タブで設定します。 なお、壁紙を使用したくない場合は、設定ツールの画面表示タブで、「壁紙」の「詳細設定」ボタン を押し、ユーザ設定を「指定」し、ファイル欄を空白のまま「OK」とすれば壁紙は設定されません。 この場合、壁紙が表示されていた部分はグレーになります。 - 21 - TouchNavigator 使用説明書 5 ボタン 各種ボタンについて説明します。 参考 いたずら等による連打で、InternetExplorerやネットワーク等に不要な負荷がかからないよう に、ほとんどのボタンは、ページロード中や、印刷中は操作できないようになっています。 また、ボタン表示切り替えの都合上、同一ボタンの連続押下は、1秒あたり2~3回程度までしか 認識できません。 5.1 コントロールパネル/メニューパネルのボタン コントロールパネルまたはメニューパネル上に配置されるボタンについて説明します。 これらのボタンのデザインや配置はカスタマイズツールで変更可能です。詳しくはカスタマイズツー ルリファレンスを参照して下さい。 5.1.1 戻る 直前に表示していたページに戻ります なお、スタートページを表示している時は、使用できません。 5.1.2 進む 「戻る」ボタンを押した後、「戻る」ボタンを押下する前に表示していたページを表示します。 5.1.3 最初に戻る [最初に戻る]ボタンをタッチすると、スタートページへ戻ります。 5.1.4 説明 TouchNavigator の使用方法を表示します。 なお、使用方法の画面を表示中は[説明]ボタンは[説明おわり]ボタンに替わります。元の画面に戻 る場合は[説明おわり]ボタンまたは「戻る」ボタンにタッチしてください。 なお、初めに入っている使用方法の画面は、サブ Web(カスタム位置)を表示すると画面には入り きらなくなります。必要に応じてカスタマイズしてご利用下さい。 - 22 - TouchNavigator 使用説明書 参考 説明で表示される情報はHTMLで作成されています。このファイルをカスタマイズすることで、 独自の説明を作成することも可能です。 「説明」ボタンで表示されるのは、以下のファイルです。 C:¥Program Files¥TchNavi¥browser¥html¥wrbmenu.htm なお、初めに入っている使用方法の画面は、サブWeb(カスタム位置)を表示すると画面に入り きらなくなります。必要に応じてカスタマイズしてご利用下さい。 5.1.5 メニューボタン [メニュー]ボタンをタッチすると、メニューパネルが開きます。 なお、メニューパネルを表示中、[メニュー]ボタンは[メニュー閉じる]ボタンに替わります。 5.1.6 スクロールボタン Web ページ表示部をスクロールするために使用します。このボタンを使用することによりページ上 下の隠れている部分を見ることができます。デフォルトでは1行ずつスクロールしますが、連打する とページ単位でスクロールします。 なお画面タイプで「フルスクリーン」を選択した場合は、コントロールパネルから独立して、単独で表 示させることが出来ます。 また、このボタンは、メニューパネルには配置できません。 スクロールボタンを押しても、情報表示部がスクロールしない場合があります。この場合は情報表 示部内で実際にスクロールさせたい場所にタッチした後、スクロールボタンにタッチしてください。 注意 ページ情報のロード中や、印刷中は無効です。 参考 5.1.7 印刷ボタン 表示中の Web ページの印刷を行います。 設定ツールのハードウエアタブで、以下の種類の機能から選択して設定できます。 - 23 - TouchNavigator 使用説明書 (1) Web ページ表示部分 メイン Web 画面に表示されている部分だけを印刷します。 (2) 画面ハードコピー コントロールパネルやサブ Web なども含め、画面イメージそのままに印刷します。 フルスクリーン表示において印刷ボタンを使用する場合、印刷ボタンはメニューパネル上に配置し て下さい。コントロールパネル上に印刷ボタンを置いて、印刷すると、コントロールパネルも一緒に 印刷されます。 注意 参考 プリンタキャビネット付きのサテライトロボで印刷した場合は、用紙取り出し口のフリッカランプが点 滅します。ただし、出口の用紙を検知する機能を持っていないので、用紙の排出/抜き取りと、フ リッカランプの点滅期間は、ある程度の時間差が生じます。 ボタンを乱打しながら印刷した場合には、正しく印刷されない場合があります。 参考 5.1.8 文字入力 文字入力キーボードを表示します。 文字入力キーボードは、タッチパネルから文字入力が出来る機能です。 半角英数字、全角英数字、カタカナ入力、かな漢字入力の 4 種類の入力モードがあります。入力 モードの切り換えは、[文字種]ボタンをタッチし表示される、4 種類の入力モードボタンから指定し てください。 文字入力を終了する場合は、入力用キーボード内の[閉じる]ボタンをタッチしてください。 なお、自動表示機能を使えば、テキストボックスに触れるだけで自動的にこのキーボードが表示さ れます。設定ツールの入力処理タブで設定します。 半角英数入力モード時の表示 - 24 - TouchNavigator 使用説明書 かな漢字入力モード時の表示 コンテンツによっては自動表示が機能しない場合もあります。この場合は、文字入力ボタンで起 動するようにして下さい。 参考 まれにカーソルがずれて、文字入力が出来なくなることがあります。このような場合には、もう一度 テキストボックスに触れるか、一度文字入力キーボードを閉じて、再度表示させてみて下さい。 参考 5.1.9 最新表示ボタン/ロード停止ボタン [最新表示]ボタンは現在表示されているページを最新の情報に更新します。 なおこのボタンは、情報の切替え途中や、再表示中には[ロード停止]ボタンに替わります。 フレームを含むページを表示している時、[最新表示]ボタンを押すと、フレームの先頭が表示され ます。 参考 InternetExplorerの動作状態によっては、ロード停止が受け付けられない場合があります。 参考 5.1.10 文字大きさボタン このボタンをタッチするとフォントサイズを変更することができます。ボタンをタッチするごとにフォン トサイズを(最小→小→中→大→最大→最小→…)と変更します。 5.1.11 コード種類ボタン このボタンをタッチするとページで使用されている文字コードを選択できます。ボタンをタッチする ごとに文字コードを(自動判別→EUC→シフト JIS→自動判別…)と変更します。 - 25 - TouchNavigator 使用説明書 5.1.12 ページ指定 任意のホームページを表示するためのアドレスを入力する場合に使用します。このボタンにタッチ すると、ホームページアドレス入力用キーボード(下記)が表示されます。 アドレスの入力を終了する場合は、入力用キーボード内の[閉じる]ボタンをタッチしてください。 5.1.13 拡大表示ボタン このボタンをタッチした後、拡大したい部分(メイン Web のみ)にタッチすると、タッチした部分を中 心にしてメイン Web が拡大表示されます。 タイトルバーか TouchNavigator 上のボタンにタッチすれば解除されます。 5.1.14 メニュー終了ボタン このボタンをタッチすると現在表示されているメニューパネルを閉じます。 5.1.15 終了ボタン TouchNavigator を終了します。 サテライトロボの場合は、電源スイッチを OFF にすれば、シャットダウンが実行され、 TouchNavigator は終了します。またパーソナルコンピュータで使用する場合も、Windows の シャットダウンを行うことで TouchNavigator は終了しますので、TouchNavigator を単独で使用 する場合はこのボタンは必要ありません。 TouchNavigator を終了させ、TouchNavigator 以外のアプリケーションを動作させたい場合な どに使用します。 メンテナンス等で、TouchNavigator を終わらせたい時には、[Alt]+[F4]キーを押下することで TouchNavigator は終了します。 参考 - 26 - TouchNavigator 使用説明書 注意 TouchNavigatorを終了させても監視プロセスの働きで一定時間後にTouchNavigatorが再起動 します。この再起動を行わないようにするには、後述の監視プロセスを参照し、レジストリ設定を変 更する必要があります。 5.2 操作ボタン 画面タイプが「フルスクリーン」で、コントロールパネルを使用する設定の場合にのみ表示されます。 (この設定にすると、タイトル表示部は「表示する」になります) このボタンをタッチするとコントロールパネルが表示されます。 5.3 クイックリンク クイックリンクボタンは最大5個まで設定でき、指定したページへジャンプします。 設定は、設定ツールの画面表示タブで、ステータスバーを「表示する」にし、クイックリンクを設定し ます。 - 27 - TouchNavigator 使用説明書 6 未操作タイムアウトとスクリーンセーバ 未操作タイムアウトは、一定時間操作がなかった場合、スタートページに戻る機能で、この時にフォ ントサイズやコード変換方式をデフォルトに戻します。また、スクリーンセーバを連動することもでき ます。 設定は設定ツールの画面表示タブで行います。 なお、スクリーンセーバを連動する場合は、Windows のスクリーンセーバの設定も行う必要があり ます。 注意 参考 参考 参考 Windowsのスクリーンセーバの「実行までの待ち時間」は、TouchNavigatorの未操作タイムアウ ト時間よりも長く設定して下さい。 (サテライトロボでお使いになる場合で、接近センサをご利用になる場合は、設定可能な最大値を 設定して下さい。) Windowsがスクリーンセーバを先に起動すると、未操作タイムアウトが発生しなくなります。 お客様がご覧になっている最中に未操作タイムアウトになって、スクリーンセーバが起動したり、ス タートページに戻ってしまうことが無いように、表示されるコンテンツを十分吟味して、未操作タイ ムアウト時間を設定して下さい。 未操作タイムアウトでスタートページロード時に、サーバの混雑等でロードに失敗した場合、そこ からさらに未操作タイムアウト設定時間だけ待って、再度スタートページロードを行います。それで もロードに失敗した場合はそのままの状態で待機します。(未使用の装置がネットワーク負荷を増 大させることを防ぐため) TouchNavigator は、タッチパネル操作を前提に作成されているため、キーボード操作によりスク リ ー ン セ ー バ を 解 除 し た 場 合 は 、 TouchNavigator が セ ー バ 解 除 を 認 識 で き ず 、 TouchNavigator の未操作タイムアウト処理が動きません。 (リモート操作等でマウス移動を伴わずにスクリーンセーバを解除した場合も同様です。) しかし、画面タッチ等、マウス移動が発生すれば元の状態に戻ります。 - 28 - TouchNavigator 使用説明書 サテライトロボでご使用になる場合 サテライトロボでご使用になる場合は、オプションの接近センサと連動して制御することもできます。 この場合、3種類の状態があり、以下の図に示す状態遷移に従った動作を行います。 状態 説明 操作中 全ての状態から、画面タッチが発生した場合に本状態となる。 無人 操作中状態から未操作タイムアウト時間だけ画面タッチが発生せず、その時に接 (セーバ画面) 近センサが OFF の場合に本状態となる。 また、有人無操作状態から接近センサ OFF に(接近センサ OFF 監視時間を考慮 して)なった場合にも本状態となる。 有人無操作 操作中状態から未操作タイムアウト時間だけ画面タッチが発生せず、その時に接近 (スタート センサが ON の場合に本状態となる。 ページ) また、無人状態から、接近センサ ON になった場合にも本状態となる。 セーバ起動 無人 (セーバ画面) センサ OFF→ 画面タッチ セーバ起動 セーバ解除 画面タッチ センサ OFF の場合 操作中 未操作タイムアウト スタートページへ移動 (ブラウザ画面) センサ ON の場合 セーバ解除 画面タッチ 有人無操作 (スタートページ) センサ ON→OFF(監視時間あ 図:接近センサとスクリーンセーバの状態遷移図 接近センサの ON 判定、OFF 判定それぞれに、一定時間同じ状態が続いた時に初めて通知する ディレー機能があり、それぞれに時間設定が可能です。 <デフォルト値> ON ディレー : 0.5秒 OFF ディレー : 5.0秒 設置場所に応じて、これらの値を調整することで、快適な制御を実現できます。 例えば、人通りが多い場所に設置した場合、この値が小さすぎると、スクリーンセーバの起動/解 - 29 - TouchNavigator 使用説明書 除が頻発し、いざ使用するときにも、まだ起動/解除を繰り返している(直前に通り過ぎた人に反応 した動作が遅れてやってくる)といったことが起きる可能性があります。 ON のディレーが大きいと、装置の前に人が立っても、設定時間だけ遅れてセーバが解除されるこ とになります。(この場合、画面タッチすればすぐに解除されます) OFF のディレーが大きいと、有人無操作状態からセーバ画面への移行にその設定分の時間がか かります。(装置の前に人が立ち止まったが、操作せずに立ち去った場合) 接近センサの設定は、設定ツールのハードウエアタブの「接近センサ」で行います。 参考 非常にまれなタイミングですが、スクリーンセーバが起動ずるタイミングでセンサ ON になったり、 操作が行われた場合、そのままスクリーンセーバが起動してしまう場合があります。 しかし、もう一度画面をタッチすればスクリーンセーバは解除され元の状態に戻ります。 なお、接近センサーは、近づきすぎると反応しません。 - 30 - TouchNavigator 使用説明書 7 セキュリティ/自動処理 TouchNavigator では、不特定多数の人々が利用することを前提に、独自のセキュリティや自動 処理を設定できます。 7.1 プロトコル制限 TouchNavigator では、下記プロトコルは、自動機においてはシステムに影響を与える可能性が あることから、利用できないようにガードされています。 [禁止プロトコル一覧] HTTPS ABOUT RES FTP MAILTO NNTP NEWS .LNK .URL .CDF .EXE なお、設定ツールのセキュリティタブで、「HTTPS」「RES」「ABOUT」については許可設定するこ とが可能ですが、影響について十分な検討/検証を実施した上で利用されるようお願いいたしま す。 禁止したプロトコルにジャンプしようとした場合は、以下のエラーメッセージが約15秒間表示され ます。 参考 「このサイト(ホームページ)への接続はできません」 7.2 接続サイトの制限 TouchNavigator では、接続を許可するサイトを指定することが出来ます。 設定ツールの「セキュリティ」-「サイト指定」で、「ジャンプを許可するサイトを指定」を選び、「設定」 を押すとサイト指定画面が現れます。 ・ "http://"部分は入力しないでください。 ・ ワイルドカード(”*”)は先頭にのみ使用可能 (末尾には自動付加されます。また文字列の中間には使用できません。) ・ フレームを持つサイトへのジャンプを許可する場合、そのフレーム内で参照するページへの ジャンプも許可する必要があります。 【画面からの入力】 画面から入力する場合は、画面の指示に従って、URL を入力して下さい。 例) - 31 - TouchNavigator 使用説明書 www.aaaaa.aa.aa www.bbbbb.bb.bb/bbbbb/bbbb *.ccc.cc.cc 画面から入力可能なのは20件までです。20件を越える場合は以下に述べるファイルによる設 定方法を利用して下さい。 【ファイルによる設定方法】 ファイルの形式は次のとおりです。 ファイル名 :拡張子は TXT で任意のファイル名が指定可。 形式 :以下の形式とします ・[linkType]セクション以下の LinkTypeN(N:1-...)キーに URL 情報を記述する ・指定する URL にはプロトコルを含めない 例) [linkType] LinkType1=www.aaaaa.aa.aa LinkType2=www.bbbbb.bb.bb/bbbbb/bbbbb LinkType3=*.ccc.cc.cc ... ファイルによる設定では、指定件数に制限はありませんが、処理速度に影響するため、十分に検 証を行った上で決定して下さい。 注意 7.3 自動処理 InternetExplorer においては、以下の事象が発生するとメッセージを出して利用者に警告し、そ の後の処理について選択を要求されます。 ・ ファイルダウンロード ・ 安全性の侵害 ・ セキュリティ ・ スクリプト警告/エラー 不特定多数が利用する TouchNavigator では、これらの警告メッセージを出しても適切な選択を してもらえるとは限らないため、利用者に判断を任せるのではなく、予め設定された内容で自動処 理します。 なお、TouchNavigator では、極力自動化できるようにしてありますが、ありとあらゆる全てのポップ アップメッセージに対応することは事実上不可能であり、一部、そのまま表示されてしまう場合もあり ます。 - 32 - TouchNavigator 使用説明書 7.4 ロードタイムアウト時の処理 サーバの混雑や、存在しない URL を指定するなどにより、ロードに時間がかかった場合には処理 を打ち切り、エラー表示を行いますが、その後の処理を、以下から選択出来ます。 ・ そのまま ジャンプ失敗後に処理を行わず、そのままの状態を表示します。 ・ 直前 ジャンプ指定前のページを表示します。 ・ スタート スタートページを表示します。 ・ 指定 指定ページを表示します。 これを選んだ場合は「入力」ボタンにより URL を入力してください。 設定ツールのトラブル対応タブで設定します。 なお、エラーメッセージとして表示する内容も、ここで変更可能です。 7.5 TouchNavigator の自動再起動(監視プロセス) 何らかのトラブルが発生し、TouchNavigator が閉じてしまった場合、監視プロセスがこれを検出 し、再度、TouchNavigator を起動させる機能を持っています。 監視プロセス1 監視プロセス1は、評価や調査用として、TouchNavigator の再起動を行わず、エラー表示を行っ たり、または、何も行わないように選択することも可能です。設定は、設定ツールの「トラブル対応」 タブ-「ブラウザプロセストラブル」で選択します。本番稼働時には「自動再起動」に設定して下さ い。 なお、監視プロセス1は、TouchNavigator と同時に起動し、TouchNavigator が正規の手段で 終了した場合は、TouchNavigator と同時に終了します。 監視プロセス2 監視プロセス2は、サテライトロボにおいては常駐しています。 TouchNavigator や監視プロセス1とは完全に独立しており、監視プロセス1とは別の手段で TouchNavigator の生存確認をしています。また、この機能は後述のバック画面表示も行ってい ます。 監視プロセス2は、TouchNavigator が正規の手段で終了したか、不正に終了したかに関わらず、 TouchNavigator と SATELLITEROBO ライブラリ保守機能のどちらも Window 上に存在しな いことを確認すると TouchNavigator を再起動します。なお、再起動前に以下の確認メッセージ を表示します。 - 33 - TouchNavigator 使用説明書 保守等の目的で、TouchNavigator も SATELLITEROBO ライブラリ保守機能もどちらも使用し ない場合で、監視プロセス2を止めたい場合は、以下の手段で終了させます。 [Windows]キーを押下してタスクバーを表示し、タスクトレーの監視プロセス2のアイコン(下記)を タッチ(またはマウスでクリック)し、現れたメニューから「アプリケーションの終了」を選択する。 監視プロセス2のアイコン: なお、監視プロセス2は TouchNavigator とは独立しているため、一旦終了させると、メニューから TouchNavigator を起動しても、監視プロセス2は起動しません。 なお、TouchNavigator の単独使用ではなく、TouchNavigator を終了させて他のアプリケーショ ンを動作させるシステムにおいて、この機能が邪魔になる場合は、以下のレジストリキーを削除する ことで、機能しなくなります。 HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥ Windows¥CurrentVersion¥Run¥000wbrowchk.exe ※レジストリを誤操作すると、システムが起動しなくなる場合もありますので、十分ご注意願います。 注意 サテライトロボでマウスを利用する場合は、電源投入前にキーボード/マウスを接続しておく必要 があります。 参考 - 34 - TouchNavigator 使用説明書 監視プロセス2」は、パーソナルコンピュータにセットアップされた場合は機能しません。 参考 7.6 いたずら防止バックウインドウ 起動時や、何らかのトラブルが発生して TouchNavigator が閉じてしまってから再起動する間に Windows のデスクトップが表示されることを防ぐ(いたずら防止)ために、バック画面を画面全体に 表示します。 この画面は、[Alt]+[F4]キーで消すことができます。 - 35 - TouchNavigator 使用説明書 8 その他 8.1 表示サイズ ■ Web 表示部のサイズは以下のとおりです。 ※ 表中の記号について ○ :TouchNavigator で表示させる設定であることを意味します 空欄:TouchNavigator で表示させない設定であることを意味します - :表示の有無によるサイズへの影響はありません ※ サイズに関する注意事項 「コントロールパネル縦」の場合、コントロールパネル上のボタンの数や種類によって標準 位置のサブ Web のサイズは変化します。下の表は、コントロールパネルがデフォルトの状 態(「戻る/進む」あり、ボタン数 3、スクロールボタンあり)での値です ※ サブ Web(カスタム位置)について 表中の「サブ Web(カスタム位置)」は表示位置が「右」または「左」の場合です。「カスタマ イズツールにて設定」の場合はサブ Web のサイズを自由に設定できるため、それによっ てメイン Web のサイズも変わります。 1/2 画面解像度 1024×768 タイトルバー ステータス バー ○ ○ メイン コ ン ト ロ ー ル パ ネ ル 縦 ○ ○ サブ Web (カスタム 位置) 約 830×760 - 約 830×710 - 約 830×710 約 830×670 - - ○ 約 650×710 ○ - ○ 約 650×710 ○ - ○ 約 650×670 - - 約 170×270 - - 約 170×220 ○ - - 約 170×220 ○ - - 約 170×180 - - 約 170×760 - - 約 170×710 ○ - - 約 170×710 ○ - - 約 170×670 ○ ○ - 約 650×760 ○ ○ サイズ ○ ○ サブ Web (標準位置) サブ Web (カスタム位置) - Web ○ サブ Web (標準位置) - 36 - TouchNavigator 使用説明書 2/2 画面解像度 1024×768 タイトルバー ステータス バー サブ Web (標準位置) サブ Web (カスタム位置) サイズ 約 1000×650 約 1000×600 ○ ○ ○ 約 1000×600 ○ 約 1000×560 ○ 約 830×650 ○ 約 830×600 ○ ○ 約 830×600 ○ ○ 約 830×560 ○ コ ン ト ロ ー ル パ ネ ル 横 メイン ○ ○ 約 830×650 ○ 約 830×600 ○ ○ 約 830×600 ○ ○ 約 830×560 Web ○ ○ ○ ○ 約 650×650 ○ ○ 約 650×600 ○ ○ ○ 約 650×600 ○ ○ ○ 約 650×560 - - 約 170×650 - - 約 170×600 ○ ○ サブ Web (標準/ ○ カスタム 位置) ○ ○ - - 約 170×600 ○ - - 約 170×560 約 1000×760 約 1000×710 ○ ○ ○ 約 1000×710 ○ 約 1000×670 ○ 約 830×760 ○ 約 830×710 ○ ○ 約 830×710 ○ ○ 約 830×670 ○ フ ル ス ク リ ー ン メイン ○ ○ 約 830×760 ○ 約 830×710 ○ ○ 約 830×710 ○ ○ 約 830×670 ○ ○ 約 650×760 ○ ○ 約 650×710 ○ ○ ○ 約 650×710 ○ ○ ○ 約 650×670 - - 約 170×760 - - 約 170×710 ○ - - 約 170×710 ○ - - 約 170×670 Web ○ ○ ○ ○ サブ Web (標準/ ○ カスタム 位置) ○ - 37 - TouchNavigator 使用説明書 8.2 コンテンツについての注意事項 Web ページの表示機能は、基本的にはインストールされている Microsoft® Internet Explorer と同 じですが、一部に独自の機能を持っているため、InternetExplorer や、NetscapeNavigator 向けに 作成された一般のホームページを表示した場合、InternetExplorer 上での表示と、異なる表示/動き をする場合があります。インターネットに接続する場合は「7.2 接続サイトの制限」の機能を利用するな どの対策をお願いします。 ■ Javaスクリプト等について InternetExplorer では、ロード中に他のリンクボタン、戻る/進むボタンなどを、やたらと操作した場 合、フリーズしてしまうことがあります。TouchNavigator では、いたずらに配慮して、ロード中は高負 荷となる処理が動作しないようにガードしてあります。 しかし、Javaスクリプト等では処理の完了が通知されない場合があり、TouchNavigator は上記ガー ドを解除するタイミングがつかめません。そして最終的にはロードタイムアウトとして扱われるため、 InternetExplorer とは違った動作になることがあります。 TouchNavigator では、上記動作を検知すると、ボタン操作のガードを直ちに解除することでこの問 題に対処していますが、100%もれなく検知することは不可能なため、ごくまれに上記問題が発生す る可能性が残ります。 ■ 新しい Window を要求しページを表示する場合 TouchNavigator は、 PCや Windows の操作に慣れない人でも使いやすいように TouchNavigator を唯一のウインドウとし、他のウインドウを開くことを制限しています。新しいウインド ウ(別ブラウザ)を開き、ページを表示するリンクが設定されている場合は、TouchNavigator 新しい ウインドウ(別ブラウザ)を起動しない代わりに、要求されたリンク先を新たなページとして表示しようと します。ただし、コンテンツの造りによっては、InternetExplorer 上での表示と、異なる表示/動きを する場合がありますのでご注意下さい。 注意 参考 タッチパネルの設定で、マウスカーソルを非表示にしたり、インターネットプロパティの「詳細設定」 において、「URLの簡易表示」を有効にした場合、上記説明の新しいWindow(別ブラウザ)を開 きページを表示するリンクは表示できません。 TouchNavigatorは、初心者を含む不特定多数の使用を前提としており、Windowが前後するこ とは好ましくないことから、TouchNavigatorだけが唯一画面最前面に存在する形態をとっていま す。従って、上記説明の新しいWindow(別ブラウザ)を開きページを表示するリンクは、サポート できません。 - 38 - TouchNavigator 使用説明書 ■ 運用で利用が予想される各プラグインについては導入前に十分な検証の必要があります。 例えば、一般のホームページでもよく利用されるアクロバットリーダについては、下記に示す理由から TouchNavigator においては好ましくありません。 ・ TouchNavigator のコントロールパネル/メニューパネルからの実行は Web ページに対して 行われるため、アクロバットリーダが表示している PDF のページに対して実行されません。 従って、利用者からはコントロールパネル/メニューパネルが機能していないように見える場合 があります。 ・ アクロバットリーダの Ver4 では、画面上でファイル操作が可能なので、いたずらされると再起 動不可能になることも予想されます。 8.3 アラームログについて アラームログは、プリンタアラームなど、保守の参考となる情報を記録します。 アラームログは、「TNaviAlm.*」のファイル形式で、以下のフォルダに作成されます。 c:¥TNaviAlm ファイルはテキスト形式ですので、メモ帳やワードパッド等で参照して下さい。 定期的にサーバから参照するなど、保守にお役立て下さい。 8.4 NaviLog について NaviLog は、TouchNavigator の動作および、InternetExplorer とのインタフェースを記録するログで す。 詳細については、InternetExplorer のコントロールについての詳しい知識が必要になりますが、時刻と 共に、URL(ホームページアドレス)情報が、そのままテキストデータで記録されているので、障害発生時 刻にアクセスしていた URL 程度の情報は、特別な知識無しに調べることができます。 NaviLog は、「NaviLog*.*」のファイル形式で、以下のフォルダに作成されます。 c:¥Prpgram Files¥TchNavi¥browser ファイルはテキスト形式ですので、メモ帳やワードパッド等で参照して下さい。 - 39 -
© Copyright 2024 ExpyDoc