福井鉄道福武線とえちぜん鉄道三国芦原線との 相互乗り入れ - 福井市

福井鉄道福武線とえちぜん鉄道三国芦原線との
相互乗り入れに関する事業検討会議(第2回)
と
き:平成22年
ところ:
1
あいさつ
2
説明、協議
県庁6階
8月12日(木)
大会議室
○
相互乗り入れの運行経費と需要確保の考え方
○
田原町駅などの概略調査の実施
○
今後の進め方
福井鉄道福武線とえちぜん鉄道三国芦原線との
相互乗り入れに関する事業検討会議名簿
所 属 ・ 役 職
氏
名
国土交通省
中部運輸局
鉄道部計画課
課 長
横山 淳
国土交通省
近畿地方整備局
建政部都市整備課
課 長
小路 剛志
備
考
藤岡 啓太郎
随行:梅田室長
松井主任
小川主幹
部 長
境井 義樹
随行:今井主査
産業環境部
部 長
竹内 秀博
あわら市
市民福祉部
理 事
辻 博信
越前市
企画部
部 長
西藤 浩一
随行:舘室長
坂井市
政策監(総務部長)
副角 利幸
随行:篠崎課長
福井市
特命幹(都市戦略部長)
勝山市
市民・環境部
鯖江市
永平寺町
課 長
酒井 圭治
えちぜん鉄道株式会社
社 長
見奈美 徹
同席:島顧問
随行:伊東取締役
福井鉄道株式会社
社 長
村田 治夫
同席:宮下取締役
交通部
交通規制課
課 長
円道 紀彦
随行:福岡室長
福井県
土木部
技 幹
幸道 隆治
福井県
総合政策部
部 長
森近 悦治
福井県
総合政策部
企画幹
笹井 博見
福井警察本部
商工観光課
福井鉄道福武線とえちぜん鉄道三国芦原線
相互乗り入れに関する事業検討会議(第2回)
平成22年8月12日(木)
福井県庁 6階 大会議室
○ ○
報
道
関
係
者
○ ○
福
井
市
近
畿
地国
方土
整交
備通
局省
中国
部土
運交
輸通
局省
勝
山
市
○
○
○
○
随行者席
随
行
者
席
○
鯖江市 ○
○ あわら市
○
○
越前市 ○
○ 坂井市
○
○
○
○ 永平寺町
○
○
○
○
福井鉄道
○
えちぜん鉄道
○
県警本部 ○
○
幸道技幹 ○
出
入
口
○
○
○
○
○
○
○
小
川
参
事
山
内
課
長
森
近
部
長
笹
井
企
画
幹
【県交通まちづくり課】
○
○
○
○
○
○
○
○
事務局
相互乗り入れの運行経費と需要確保の考え方
Ⅰ.運行経費の見込み
・第 1 回会議で提示した運行案について、事業者からの聞き取りをもとに作成
えちぜん鉄道
福井鉄道
第 1 段階(暫定)
第 2 段階
第 1 段階(暫定)
第 2 段階
運行本数増(/日)
26~40 本
40 本
0~14 本
14 本
運行キロ増(/日)
75~115km
390km
0~295km
295km
運行経費増(/年)
約 900~
1,000万円
約 2,700万円
約 500~2,000万円
約 2,000万円
乗客 2~3%相当 乗客 7%相当
乗客 1.5~6%相当
乗客 6%相当
35~140 人/日
140 人/日
両鉄道の利用者
への換算
65~70 人/日
185 人/日
Ⅱ.潜在需要の見込み
・通勤目的の場合、中心市街地との移動と両鉄道沿線エリアの移動では鉄道
利用割合に大きな差があり、潜在需要として相互乗り入れにより開拓でき
る可能性
中心市街地との移動
内鉄道による移動
両鉄道沿線エリアの移動
内鉄道による移動
通勤
通学
買物や病院等
出張等
計
7,783 人中
1,425 人中
9,439 人中
5,140 人中
23,787 人中
677 人(8.7%)
83 人(5.8% )
364 人(3.9%)
21 人(0.4%)
1,145 人(4.8%)
4,006 人中
1,146 人中
2,531 人中
1,937 人中
9,620 人中
77 人(1.9%)
345 人(30.1%)
50 人(2.0%)
0 人(0.0%)
472 人(4.9%)
※ 平成 17 年福井都市圏パーソントリップ調査に基づく人の動き
Ⅲ.相互乗り入れを行う効果
① 相互直通運行やダイヤ接続により、所要時間が短縮
これらにより
② 直通便の増便に伴い運行本数が増加
車からの転換
③ 乗継割引の導入や初乗り運賃統一により、運賃負担が軽減
や新規需要を
創出する。
④ 最新鋭の LRV 車両の導入により、まちのイメージを刷新
区間
鉄道利用
相互乗り入れ後
現
状
神明~西福井
(通学)
45 分(-8 分)
53 分
510 円
新田塚~公園口
(業務)
30 分(-22 分)
52 分
380 円
西長田~ベル前
(買い物)
49 分(-24 分)
73 分
600 円
資料1
Ⅳ.潜在需要を取り込むための利用促進策
○両鉄道事業者・市町・県は、民間企業の協力を得つつ、相互乗り入れにあ
わせ、車からの転換促進など需要喚起する利用促進策を強化する必要
(施策例)
・電停・駅の改修により安全性・利便性を向上
・公共交通優先信号(PTPS)の導入により福井鉄道軌道部の定時性を確保
・乗継割引や共通運賃の設定、発券システムの共通化
・「動くシンボル」となり得る LRV の斬新なデザインを検討
・通勤・業務・私用での鉄道利用を開拓(朝ラッシュ時の乗り入れ便増発・乗継
ダイヤを改善、団体割引定期券・無記名定期券や片道定期券の導入、駅自転車
の活用、カー・セーブの促進等)
・臨時(季節)電車の運行
Ⅴ.相互乗り入れの両鉄道における意義
・両鉄道では、新駅設置や P&R 推進、駐輪場設置などに取り組んできたが、
近年利用者数の伸びは鈍り、現状のままの運行形態では、両鉄道とも大幅な
利用者の増加は見込めない状況
・相互乗り入れは、運行経費の増加や短期的な両鉄道の収支という観点だけで
なく、両鉄道が長期的に利用者を増やすための抜本的な利用促進策として有
効
(両鉄道利用者数の推移)
H元
H12
H16
H20
H21
将来目標
京福電鉄/えちぜん鉄道
392 万人
303 万人
242 万人
318 万人
311 万人
380 万人
福井鉄道
292 万人
183 万人
162 万人
161 万人
164 万人
200 万人
資料2
えちぜん鉄道・福井鉄道沿線の人の動き(現状)
※ 平成17年福井都市圏パーソントリップ調査に基づく人の動き
【両鉄道沿線間の通勤】
【中心市街地への通勤】
三国港
三国港
三国芦原線沿線から
中心市街地への通勤
西長田
西長田
勝山
勝山
新田塚
新田塚
田原町
田原町
中心市街地
中心市街地
福井
福井
福井駅前
福井駅前
ベル前
ベル前
福武線沿線から
中心市街地への通勤
越前武生
【中心市街地への通勤】
7,783人/日
中心市街地をまたいだ
三国芦原線沿線と、
福武線沿線間の通勤
西福井
西福井
※ 各駅から500m圏内を沿線ゾーン
として人の動きを算定
【中心市街地への通勤】
うち鉄道利用者(8.7%)
677人/日
越前武生
【両鉄道沿線間の通勤】
4,006人/日
※ 各駅から500m圏内を沿線ゾーン
として人の動きを算定
【両鉄道沿線間の通勤】
うち鉄道利用者(1.9%)
77人/日
資料3
今後の進め方(案)
8月
第2回事業検討会議
【議題】①運行経費と需要確保の考え方
②田原町駅などの概略調査の実施
(第3回会議に向けての検討事項)
①運行案・運行経費の見直し
(事業者・市町で協議した案をもとにWGで調整後、第3回会
議に提示)
②利用者目標および割引運賃
(事業者の案をもとにWGで調整後、第3回会議に提示)
③利用促進策
(WGで調整後、第3回会議に提示)
10~
11月
第3回事業検討会議
【議題】①運行案・運行経費の見直し
②利用者目標および割引運賃
③利用促進策
(第4回会議に向けての検討事項)
①共通発券システムやLRVの仕様
(事業者の案をもとにWGで調整後、第4回会議に提示)
②電停(含む体育館前)の拡幅・再配置およびPTP
Sの整備
(福井市・福鉄等で整理した案をもとにWGで調整後、第4回
会議に提示)
23年
1月
第4回事業検討会議
【議題】①事業費、事業手法
②費用負担
③その他
・共通発券システムやLRVの仕様
・電停(含む体育館前)の拡幅・再配置およびPTPS
の整備
WG:事業検討会議のワーキンググループ