事業番号 0067 平成24年行政事業レビューシート(防衛省) 事業名 防衛政策等理解促進 担当部局庁 事業開始・ 終了(予定)年度 平成9年 担当課室 会計区分 一般会計 施策名 防衛省設置法第4条第1項 関係する計画、 通知等 根拠法令 (具体的な 条項も記載) 大臣官房、防衛政策局、人事教育局 作成責任者 防衛政策局国際政策課 大臣官房広報課 人事教育局人材育成課 国際政策課長 加野 幸司 広報課長 伊藤 茂樹 人材育成課長 川崎 方啓 アジア太平洋地域の安全保障環境の一層の安定化(二国間・多国間防衛協力・交流・共同 訓練・演習) アジア太平洋地域の安全保障環境の一層の安定化を図るためには、ハイレベル、実務者レベル、部隊レベル、留学生や研究者のレベルと いった様々なレベルにおけるそれぞれの交流を総合的に推進することで、二国間・多国間の信頼醸成を行っていくことが重要である。 その中において、防衛政策等理解促進は、留学生や研究者のレベルにおいてわが国の防衛政策等に対する理解を促進し、二国間の信頼 事業の目的 醸成を図ることを目的としている。具体的には、諸外国が容易に留学生を派遣できる環境を整備することで、わが国と派遣国との間の友好 (目指す姿を 親善・相互理解を促進するとともに、わが国の防衛政策等を海外に発信することで諸外国との信頼醸成を図るものである。 簡潔に。3行程 また、防衛省・自衛隊の新たな施策である能力構築支援を通じ、アジア太平洋地域の安全保障環境の安定化を図ることを目的としている。 度以内) 事業概要 (5行程度以 内。別添可) 実施方法 外国人留学生のための受入れ施設の整備等、経済的理由により教育訓練を受けることが困難である留学生を支援することにより、諸外国 が容易に留学生を派遣できる環境を整備している。他に、わが国の防衛政策等を海外に発信、防衛省・自衛隊への理解及び信頼醸成の促 進を図るため、インターネットによる情報の提供も実施している。 さらに、新たな施策である能力構築支援事業の実施に向けた検討の資とするため、関係国の具体的なニーズの把握・分析を行うための調 査研究を実施。 ■直接実施 ■業務委託等 □補助 □貸付 □その他 予算額・ 執行額 (単位:百万円) 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度要求 当初予算 188 53 110 241 353 補正予算 0 0 0 0 - 繰越し等 0 0 0 0 - 計 188 53 110 241 353 執行額 185 42 91 執行率(%) 98% 79% 82% 予 算 の 状 況 成果指標 成果目標及び 成果実績 留学生に対する支援、わが国の防衛政策等の発信及 成果実績 (アウトカム) び能力構築支援を通じて、アジア太平洋地域の安全 保障環境の一層の安定化を図る。 達成度 活動指標 活動指標及び 活動実績 (アウトプット) 本経費を使用して実施した防衛政策等理解促進の目 的の達成 単位当たり コスト 平 成 2 4 ・ 2 5 年 度 予 算 内 訳 (円/ ) 費 目 情報処理業務庁費 24年度当初予算 22年度 23年度 回数 59 72 25 % 100 100 100 単位 21年度 22年度 23年度 24年度活動見込 59 72 25 ― (当初見込 み) 25年度要求 主な増減理由 30 営舎費 19 25 教育訓練費 30 190 外国旅費 27 58 帰住招集等旅費 - 16 庁費 16 36 241 21年度 算出根拠 149 計 活動実績 353 「重点要求」260 目標値 ( 年度) 単位 防衛政策等理解促進が深化・拡大したため 事業所管部局による点検 評価 項 目 評価に関する説明 ○ 広く国民のニーズがあり、優先度が高い事業であるか。 ○ 国が実施すべき事業であるか。地方自治体、民間等に委ねるべき事業となってい ないか。 - 不用率が大きい場合は、その理由を把握しているか。 資 金 の 流 使 れ 途 ○ 支出先の選定は妥当か。競争性が確保されているか。 、 目 的 状・ 況予 算 の 費 目 ・ 、 活 動 実 績 成 果 実 績 点 検 結 果 - 単位あたりコストの削減に努めているか。その水準は妥当か。 - 受益者との負担関係は妥当であるか。 - 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 ○ 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 ○ 他の手段と比較して実効性の高い手段となっているか。 ○ 適切な成果目標を立て、その達成度は着実に向上しているか。 ○ 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 ○ 類似の事業があるか。その場合、他部局・他府省等と適切な役割分担となっている か。 ※類似事業名とその所管部局・府省名 - 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 1.必要性 防衛大綱では、「国際社会における多層的な安全保障協力」をわが国の安全保障の基本方針の一つとして位置付けており、特にアジア 太平洋地域における協力については、「二国間・多国間の安全保障協力を多層的に組み合わせてネットワーク化することは、日米同盟と もあいまって、同地域の安全保障環境の一層の安定化に取り組むために不可欠」であるとしている。一般課程教育を受ける外国人留学 生への教育内容の理解の促進を図り、諸外国が容易に留学生を派遣できる環境を整備することは、相互理解を深め、信頼関係の醸成を 図るものであり、アジア太平洋地域の安全保障環境の一層の安定化に寄与するものである。 また、防衛大綱にも明記されているとおり、アジア太平洋地域の安定化を図るため、非伝統的安全保障分野における域内諸国の能力 構築支援に取り組むことは極めて重要であり、その前提となる23年度の調査研究は、対象国のニーズ等を把握・分析を行う上で必要不 可欠である。 2.効率性 留学生の交換や我が国の防衛政策等を海外に発信していくことは、互いの国の防衛政策・部隊の実態への理解を深め、また防衛省・ 自衛隊への理解促進及び信頼醸成に大きく寄与するものであり、アジア太平洋地域の安全保障環境の一層の安定化を図る上で極めて 効率的な方法である。また、関係国の軍又は関係機関の非伝統的安全保障分野における能力構築支援に取り組んでいくことは、他では 代替できない施策であり、域内の安全保障環境の安定化を図る上で極めて効率的な方法である。 3.有効性 留学による人的ネットワークの構築・わが国の防衛政策等を海外に発信することにより、相手国との防衛政策や部隊の実態などに対す る理解や信頼関係の増進に寄与している。能力構築支援に取り組んで行くことは、域内の安全保障環境の安定化に資するものとして、極 めて有効な施策である。 4.総合評価 本事業は、留学生や研究者のレベルにおいてわが国の防衛政策等に対する理解を促進し、二国間の信頼醸成を図るために必要であ る。また、能力構築支援は、アジア太平洋地域の安全保障環境の安定化を図るための極めて効果的な施策であり、23年度の調査研究 事業の結果を踏まえ、積極的に本施策を推進していく必要がある。 予算監視・効率化チームの所見 一部改善 点検結果において、効率化及びコスト低減策に向けた取組が認められなかったため、契約実績等の分析を行ない、効率的な予算要求・執 行に努める。 上記の予算監視・効率化チームの所見を踏まえた改善点(概算要求における反映状況等) 現在「防衛政策等理解促進」として整理している事業について、目的や態様の異なるさまざまな事業が一括りとなっているため、「防衛政策 等理解促進」に含まれている個別事業の内容を改めて精査するとともに、適切な分類のあり方について検討していく。 その上で、アジア太平 執行等改善 洋地域の安全保障環境の一層の安定化を図るためには、留学生及び研究者レベルにおけるわが国の防衛政策等に対する理解を深めること が不可欠であるところ、事業の効率的・効果的な予算要求・執行に努めていく。 補記 (過去に事業仕分け・提言型政策仕分け・公開プロセス等の対象となっている場合はその結果も記載) 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成22年行政事業レビュー 0078 平成23年行政事業レビュー 0068 ※平成23年度実績を記入 防衛省 91百万円 【一般競争】 A 住友重機械工業 他 6社 17.7百万円 【企画競争】 B エァクレーレン 【企画競争、随意契約、一般競争】 C エヌ・ティ・ティ・アド 他 8社 29百万円 【個人】 資金の流れ (資金の受け 取り先が何を 行っているか について補足 する)(単 位:百万円) D 4百万円 ※外国旅費のほか、通信等維持費・庁費・糧食費・油購入費・手当等については、訓練ごとに予算付与されるものではなく、 年間執行額のうち予算成立分を使用していることから、契約先等について特出しすることは難しいため、記述しない。 (例:油購入費で購入する燃料は単事業ごとに調達するものではないため、契約先等を明示できない。) A. 住友重機械工業 費 目 使 途 E. 金 額 (百万円) 教育訓練費 宿舎借上 費 目 6 計 B. 日本地雷処理・復興センター 庁費 金 額 (百万円) 6 計 費 目 使 途 使 途 0 F. 金 額 (百万円) 調査研究 費 目 使 途 金 額 (百万円) 10 費目・使途 (「資金の流れ」 においてブロッ クごとに最大の 金額が支出され ている者につい て記載する。費 目と使途の双方 で実情が分かる ように記載) 計 10 計 C. エヌ・ティ・ティ・アド 費 目 情報処理業務庁費 使 途 G. 金 額 (百万円) 費 目 10 金 額 (百万円) 計 D. 計 使 途 10 ホームページ改修 計 費 目 0 使 途 0 H. 金 額 (百万円) 費 目 0 計 使 途 金 額 (百万円) 0 支出先上位10者リスト A. 支 出 先 業 務 概 要 1 住友重機械工業 宿舎借上 2 ビケンテクノ 警備・清掃 3 トーカンオリエンス 4 三津浜工業 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 5.7 1 100 1 3 85 清掃 0.7 5 32 消防設備 0.2 5 46 5 松栄造園土木 造園 0.2 10 36 6 東京清掃 清掃 0.1 4 53 7 8 9 10 B. 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 1 日本地雷処理・復興センター 調査研究 9.8 1 100 2 日本地雷処理を支援する会 調査研究 9.5 1 99 3 ディフェンスリサーチセンター 調査研究 4.8 2 72 4 エァクレーレン 翻訳 5 2 98 5 日本コンピューター・アーツ パンフレット 4 2 60 6 平和・安全保障研究所 調査研究 2.9 1 100 7 テンプログレス 日本語教育 1.4 1 100 8 9 10 C. 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 1 エヌ・ティ・ティ・アド ホームページ改修 10 - - 2 博報堂 ホームページ保守 10 - - 3 アイアクト ホームページ改修 5 4 100 4 ルームアシスト 宿泊施設 3 1 5 テンプログレス 日本語教育 1.4 1 100 6 サンポー 消耗品の購入 0.7 6 62 7 エイジア ホームページに対するメール管理業務委託 0.3 4 72 8 ビーコス ミャンマー語の通訳役務 0.1 - - 0.07 - - 0.04 - - メディカルシステムコンサルタン 9ト 各種資料の翻訳 10 サイマルインターナショナル 英訳 98
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