旭 岳 ・ 天 人 峡 地 区 の 豪 雨 災 害 、 防 災 体 制 を 強 化 旭 - 東川町

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した。町はひ
がしかわ株主
基金に充当し
ました。
1995
︵平成7︶年
の第2回写真
甲子園で本戦
初出場したの
を皮切りに、
今年8回目の出場をした今や強豪常連
校。災害をニュースで知り﹁廃部の危
機にあった写真部が写真甲子園への出
場をきっかけに活性化し、活発に活動
するようになった﹂と部員の生徒、後
援会から声が上がり﹁義援金の支援を
したい﹂という申し出になりました。
各地から災害支援金、応援エ
ール続々
元気な近況写真便りが届きました
道路は復旧、経済損失は約7千万円に
の点検、整備を万全に行うことなどを
話し合いました。
天人峡神社で安全祈願祭
9月1日、
営業再開した
天人峡温泉街
の天人峡神社
で安全祈願祭
が行われまし
た。旭岳、天
人峡両温泉街
のホテル、旅
館関係者ら約
人が出席し、武田政久天人峡温泉部
会長ら関係者が無事復旧の報告と、今
後の無事故・無災害を願いました=写
真=。
Higashikawa 2010 October
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八代白百合学園高校写真部か
ら義援金
全国各地から東川町に激励、応援メ
ールや災害支援金が寄せられました。
温かいご支援、応援、声援ありがとう
ございました。
▼寄付金︵見舞い金︶小野悦子︵美
瑛町︶、小田陽子︵東京都︶、進藤博
信︵東京、㈱アマナホールディングス、
ア マ ナ グ ル ー プC E O ︶ 、 遠 藤 雄 幸
︵福島県川内村、川内村長︶、札幌東
川会▼応援メール 通▼手紙4通▼電
報6通▼物資︵ジュース、お茶など飲
料水︶9人▼来町5人▼現地視察5人
︵高橋はるみ知事、佐々木隆博衆議院
議員の緊急現地視察を含む︶=敬称略、
9月 日現在=
70
30
天人峡地区の豪雨災害の被害を聞い
た熊本県八代市の八代白百合学園高校
写真部︵部員 人、顧問・中西琢也先
生︶から、多額の義援金が寄せられま
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旭岳・天人峡地区の豪雨災害、防災体制を強化
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8月 日から翌 日未明にかけて旭岳・天人峡地区を襲ったゲリラ豪雨災害は、2人の犠牲者を出す結果となりました。両温泉
への観光客、宿泊客減で経済的損失も約6千800万円にのぼり、改めて災害時への備えの必要性を再認識させることになりました。
一方、町内耕作地、市街地などへの川のはんらん被害はなく、改めて忠別ダムの効用が見直されました。この災害を機に、町では緊
急時の対応策、防災体制の強化、充実をさらに進めることにしています。
人分約6千800万円もの減
収になったということです。
そのため本格的な営業再開
した天人峡温泉では復興キャ
ンペーンとして9月中旬まで
格安宿泊料金キャンペーンを
展開、完全復旧をアピールし
ました。
町、東川町観光協会︵浜辺
啓会長︶では、同月 日から
月末日まで、宿泊客を対象に新米プ
レゼント、首都圏などでの観光誘致キ
ャンペーンなどを展開して紅葉シーズ
ンを売り込む計画です。
町では、災害時に宿泊していたお客
さ ま と 家 族3 3 4 人 に 東 川 米 の 新 米
︵3合=450㌘=入りパック2袋ず
つ︶を今回の災害のお見舞いとして送
ることを決めました。
今後の災害に備えて通信機能の強化
を図るため、両温泉街のホテルに防災
用のNTT衛星携帯電話を配備する予
定です。関係各機関意見情報交換会
︵9月 日東川町役場で開催︶=写真
=では、災害当時故障が指摘された雨
量計など、各関係機関で各種計測機器
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豪雨災害は、旭岳、天人
峡両温泉街に至る道道、町
道3カ所で道路崩落、送電
線倒壊の被害を出し、たま
たま通行中だった2人が犠
牲になりました。両温泉街
は電気、電話が不通になり、
宿泊客334人、ホテル従
業員らが一時孤立しました。
災害発生後の対応は迅速
でした。関係機関との連絡、救助、復
旧作業がすばやく進み、翌日には宿泊
客全員の避難が完了。旭岳温泉への道
道も通行回復しました。
約180メートルに渡って道路が崩
落した道道天人峡美瑛線は、災害5日
後には仮復旧して昼間通行が可能にな
り、9月 日には夜間通行も可能な交
互通行の舗装も完了して温泉街のホテ
ル、旅館も営業を再開することができ
ました。
とはいうものの、両温泉街はその後
宿泊予約キャンセルが重なり、旭岳温
泉はロープウェー運休と合わせて約1
千400人分、天人峡温泉は4旅館合
わせて3千400人分合計4千800
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