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平成18年6月期 決算説明会
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目 次
Ⅰ.連結決算概要
Ⅱ.セグメント別事業概況
Ⅲ.今期の業績予想
Ⅳ.中長期的な経営戦略
Ⅴ.各セグメントのトピックス
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Ⅰ.連結決算概要
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連結決算の対象会社
道東飼料株式会社(連結子会社)
‐ 配合飼料製造(当社は配合飼料の製造を委託)
有限会社ロイヤルファーム(連結子会社)
‐ 肉牛生産 (当社から配合飼料供給)
株式会社アミノアップ化学(持分法適用会社)
‐ 健康食品製造販売
‐ 当社へは植物活力資材の原料供給
北海道農材工業株式会社(持分法適用会社)
‐ 農業資材・窯業品・肥料等の製造販売
‐ 当社へは農業用資材と緑化造園用資材供給
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当期(平成18年6月期)の連結決算概要
(単位:百万円)
当 期
科 目
前 期
前期比
高
42,796
42,207
101.4%
営 業 利 益
830
947
87.6%
経 常 利 益
1,106
1,309
84.6%
当 期 純 利 益
432
687
63.0%
売
上
5
当期(平成18年6月期)のセグメント別売上高
(単位:百万円)
事 業
当 期
前 期
前期比
構成比
飼
料
31,434
30,734
102.3%
73.5%
種
苗
7,278
7,597
95.8%
17.0%
肉
牛
2,694
2,445
110.2%
6.3%
そ の 他
1,388
1,430
97.1%
3.2%
42,796
42,207
101.4%
100.0%
合
計
6
当期(平成18年6月期)の単体決算概要
(単位:百万円)
(ご参考)
当 期
科 目
前 期
前期比
高
40,501
40,250
100.6%
営 業 利 益
413
679
60.8%
経 常 利 益
571
768
74.3%
当 期 純 利 益
117
386
30.3%
売
上
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Ⅱ.セグメント別事業概況
1.飼料事業
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商品種別販売数量
種 別
販売数量
前期比
配・混合飼料
655千トン
100.4%
単 体 飼 料
202千トン
106.9%
配・混合飼料は他メーカーからの受託生産が増加
新製品の投入により乾乳期用飼料と人工乳が増加
単体飼料は委託販売が増加
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飼料事業の売上高と営業利益
(単位:百万円)
科 目
当 期
前 期
前期比
売 上 高
31,434
31,434
30,734
102.3%
営業利益
1,254
1,254
1,262
99.3%
注)営業利益は、親会社の管理部門にかかる費用等を控除しておりません。
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2.種苗事業
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品目別販売概況
品 目
販売概況
牧草は草地開発補助事業の減少などから伸び悩み
牧草・飼料作物種子
飼料作物は天候不順などにより減少
芝生・緑化植生種子 公共事業の減少などにより依然低迷
北海道での小麦収穫遅れからヘイオーツが減少
緑 肥 作 物 種 子 さらに今春は、補助金減少や悪天候が重なり全般
に伸び悩み
野菜は主力のえだまめが増加し、根菜類・葉菜類・
園 芸 作 物 種 子 ・ 苗 果菜類は減少
種子馬鈴薯は減少し、花卉種苗は前年並
資
材
類
農薬類は増加、畜産向け資材と緑化資材は前年並
で肥料は減少し、微生物資材も減少
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種苗事業の売上高と営業利益
(単位:百万円)
科 目
当 期
前 期
前期比
売 上 高
7,278
7,278
7,597
95.8%
営業利益
484
484
666
72.8%
注)営業利益は、親会社の管理部門にかかる費用等を控除しておりません。
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3.肉牛事業
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事業概況
米国産牛肉・加工品の輸入再開を見たもの
の、危険部位の混入により、再度、輸入が停
止され、国内の牛枝肉価格は引き続き堅調
に推移
「安全・安心・安定供給」を基本に、銘柄「ロイ
ヤルファーム牛Ⓡ」を「産地直結」や「地産地
消」の推進により付加価値販売に努めた
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肉牛事業の売上高と営業利益
(単位:百万円)
科 目
当 期
前 期
前期比
売 上 高
2,694
2,445
110.2%
営業利益
227
169
134.3%
注)営業利益は、親会社の管理部門にかかる費用等を控除しておりません。
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4.その他の事業
環境緑化事業
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営業概況
依然として全国的に公共工事の減少が続いて受
注競争が厳しさを増し、安値受注に巻き込まれ
る状況
首都圏を中心とした大都市圏では民間需要が活
発になりつつあるが、公共工事の減少分を補う
には至っていない
中期経営計画の事業戦略に基づき、提案型営業
による民間工事・維持管理業務の受注に注力
首都圏を対象とするパークゴルフ場の造成・普
及による新たな事業の創出にも着手
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環境緑化事業の売上高と営業損益
(単位:百万円)
科 目
当 期
売 上 高
1,388
営業損失
(△)
△
88
△88
前 期
1,430
前期比
97.1%
△20 −
注)営業損失(△)は、親会社の管理部門にかかる費用等を控除しておりません。
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Ⅲ.今期の業績予想
(平成19年6月期)
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平成19年6月期の業績予想(連結)
(単位:百万円)
平成18年
6月期
科 目
平成19年
平成
19年
66月期
月期
前期比
高
42,796
43,300
43,300
101.3%
営 業 利 益
830
673
673
81.0%
経 常 利 益
1,106
910
910
82.3%
当期純利益
432
520
520
120.4%
売
上
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平成19年6月期の業績予想(単体)
(ご参考)
平成18年
6月期
科 目
(単位:百万円)
平成19年
平成19年
6月期
6月期
前期比
高
40,501
41,550
41,550
102.6%
営 業 利 益
413
636
636
153.8%
経 常 利 益
571
740
740
129.5%
当期純利益
117
390
390
333.0%
売
上
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Ⅳ.中長期的な経営戦略
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中期計画の数値目標と実績
(初年度:ご参考)(単位:百万円)
平成17年6月期
科 目
目標
実績
達成率
高
43,500
42,207
97.0%
営 業 利 益
510
947
185.9%
経 常 利 益
890
1,309
147.1%
売
上
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中期計画の数値目標と実績
(第2年度) (単位:百万円)
平成18年6月期
科 目
目標
実績
達成率
高
45,000
42,796
95.1%
営 業 利 益
770
830
107.9%
経 常 利 益
1,180
1,106
93.8%
売
上
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中期経営計画の達成に向けた取組み
酪農畜産事業
・技術推進体制の強化、農家向け資金対応の仕組み作り
など「総合提案型営業」の推進
・東北地区の配合飼料生産体制の構築
畑作園芸事業
・開発から営業までの一貫体制の構築
環境緑化事業
・提案型営業のひとつとしてパークゴルフ事業の構築
新規事業
・競走馬用機能性素材「馬用サプリメントBFMP」の
発売
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中期経営計画の見直しが必要
<外部環境の変化>
酪農乳業界
乳製品の過剰在庫を解消するために「原料乳の減産型計
画生産」が実施され、乳牛用飼料を主力とする当社の収
益への影響は避けられない。
肉牛事業
堅調な枝肉相場に支えられ好調な業績を維持してきたが、
素牛相場の高騰による高コスト牛が積み上がってきてお
り、今後の枝肉相場によっては、次年度以降、一転して
悪化する可能性が高い。
このため、中期経営計画の3年目を迎えるに当
たり、抜本的見直しを含め検討中
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Ⅴ.各セグメントのトピックス
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1.飼料事業
高機能・高付加価値製品の開発による差別化
1)乾乳期∼分娩後用配合飼料
「トランスプロ19」(北海道向け)
「トランスプロE250」(都府県向け)
【特徴】
①分娩前後の食い込み、健康を守る配合飼料
②分娩前に一時的なカルシウム不足を引き起こし、
骨から血中へのカルシウム移動を活発化させること
で分娩時の血中カルシウム濃度を低下させないよう
にコントロール
③栄養成分としてはクロースアップ期に限らず、乾
乳期に入った直後から分娩後も給与可能
④形状はペレット&フレークで、ペプチドミネラル
も添加
トランスプロ19
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2)子牛用人工乳新製品「ハイパスフード40」
(北海道向け)
【特徴】
① 独自の加熱方法により、たん白
質のルーメンバイパス率を向上
させた大豆油粕を配合
② 嗜好性と消化性に優れる原料の
配合バランスを考慮
③ 子牛の健康維持を助ける植物由
来の天然成分サポゲニンを含む
ヤマイモ抽出物を配合
④ 子牛の胃腸の働きを守る飼料用
酵母、枯草菌発酵抽出物を配合
30
2.種苗事業
野菜新品種のご紹介
1)エダマメ「雪音(ゆきね)」
【特徴】
① エダマメとしてはやや遅い中晩生品
種で、新たな需要拡大が期待できる
② 莢数がとても多い多収品種
③ 茶豆の香りがあって、甘味が強くお
いしい
●来春より本格発売
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2)カボチャ「黄栗(おうぐり)」
【特徴】
① つる伸びが早く生育が旺盛
② 果実の成熟日数が比較的短く、
早期からの収穫が可能な早生品種
③ 果実は中玉でよく揃い、1本の
つるから2個取れる多収品種
④ 果皮色は黒っぽく、果肉色の黄
色がよく映える
⑤ 甘味は強いが、肉質がくずれる
ほどの強粉質ではない
⑥ 天ぷらやそのまま油で揚げたチ
ップス等にするとおいしい
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ますます注目を集める
ベントグラス「シーワイツー(CY−2)」
・2005年のNTEP(全米
芝草評価プログラム)で
26品種中第1位に輝く
・日本だけではなく韓国、
米国、欧州などからも注
目されている
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千葉県と雪印種苗の共同育成品種
「シーワイツー」の特徴
品種名
茎 密 度
冬期緑度保持性
ダラースポット
病抵抗性
ブラウンパッチ
抵抗性
シーワイツー
極密
極良
極強
やや強
ペンクロス
密
良
強
中
他品種L
かなり密
良
かなり強
中
注)平成17年6月2日千葉県農林水産部農業改良課 報道発表より抜粋
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3.肉牛事業
「ロイヤルファーム牛Ⓡ」の本格的な販売を開始
・安全・安心志向に対応した牛肉供給シス
テムの確立
・卸売業者や大手量販店とタイアップし、
国産若牛(ホル肥育牛)のブランド「ロイ
ヤルファーム牛Ⓡ」の本格的な販売を開始
・本年3月には市民生協「ならコープ」と
の産直商品供給に関する協定を締結
・トレーサビリティシステム充実に向け、
家畜診療システムを導入し、預託農家の衛
生管理体制を整備
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4.環境緑化事業
パークゴルフ事業の創出に着手
・サカタのタネ、パークゴルフジャパンと提
携し、5月中旬から本格的な営業活動を開始
・パークゴルフ場は北海道を中心に900コー
スを越え、愛好者人口は70万人超
・首都圏では、まだ20コースに満たない状況
・今後の少子高齢化時代に適合する事業
・「わが町にパークゴルフ場を」という自治
体や経営意欲のある民間企業からの問合せが
増加中
・3社で協力して、北海道、千葉、神奈川で
パークゴルフ大会を3回開催
・今年度は2カ所以上のコースの造成を計画
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5.新規事業
機能性素材
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馬用サプリメントBFMPTMとは
BFMPは、乳に含まれる微量タンパク質の画分の素材(乳タンパク質
塩基性画分)
BFMPは、骨の細胞にはらたき、健康な骨をつくる、画期的なタンパ
ク質
・骨をつくる骨芽細胞を増やし、骨を壊す破骨細胞のはたらきを調
節
・骨の細胞にはたらきかけることで、骨そのものを元気にし、骨に
カルシウムが付きやすくすると同時に、骨からカルシウムが溶け出
すことを防止
BFMPが馬の骨密度を高めることを実証
・日本中央競馬会(JRA)日高育成牧場、軽種馬育成調教センター
(BTC)との共同研究で効果を確認
・馬の丈夫な骨づくりをサポートする
2004年に共同開発先のJRA総合研究所が、日本畜産学会で発表
今月末パリで開催される「ウマ運動生理学国際会議」でも発表予定
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平成18年6月期 決算説明会
ご清聴ありがとうございました
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