平成 23 年7月 28 日 各 位 東京都千代田区麹町一丁目4番地 株式会社ファンドクリエーショングループ 代表取締役社長 田 島 克 洋 (コード番号:3266) 問合せ先: 経営企画部長 吉田 隆 電話番号: (03) 5212-5212(代表) 中国 フォーチュンリンクとの業務提携に関するお知らせ 当社の完全子会社である株式会社ファンドクリエーションは、平成 23 年7月 28 日付の同社取締 役会において、中国の上海东方汇富创业投资管理企业(以下「フォーチュンリンク」といいます。 ) と業務提携契約の覚書及び合弁合意書を締結することを決議いたしましたので、お知らせいたしま す。 記 1.本業務提携の理由 当社グループは、不動産投資及び企業投資を手掛ける独立系の企業グループとして、VC ファン ド運営を通じ国内に幅広いネットワークを有する他、韓国の証券会社や投資会社と提携する等国外 にも太いパイプを有しております。一方、フォーチュンリンクは、企業投資等を中心にベンチャー キャピタルファンドの運用を行っており、その資産運用残高は 40 億元強の規模(500 億円以上) であります。フォーチュンリンクの主たる出資者であり執行事務共同運営者である阚治东氏は、中 国最大手の証券会社である申銀万国証券設立後、中国証券協会常務理事、上海証券協会会長、上海 証券取引所理事、シンセン証券取引所理事など中国証券業界において様々な要職を歴任しておりま す。また、企業投資においても同氏は、中国最大の国有ベンチャーキャピタル投資会社である深セ ン創新投資会社を設立後、東方現代産業投資管理公司を設立し、同社を中国の民間ベンチャーキャ ピタル投資会社の最大手の一角に成長させる等、確かな実績がございます。 昨今における中国は目覚ましい経済成長を遂げており、GDP は日本を抜き世界 2 位となるなど世 界経済における中国の存在感はますます高まりつつある中、中国のマーケット規模も拡大の一途を 辿っております。このような状況下、優れた技術を有する日本企業では、成長著しい中国マーケッ トへの進出を視野に入れた事業戦略を模索しており、一方で、成長著しい中国企業では、日本の技 術を活かした更なる成長戦略を描いております。こうした双方の潜在的ニーズを汲み上げ、両社が 相乗的発展を遂げられるような技術協力、合弁事業等をアレンジ・促進することを本業務提携の目 的としており、これらの取り組みを推し進めることにより、当社グループが掲げるアジア事業戦略 の更なる強化に繋がるものと判断し、本業務提携に至りました。 2.業務提携の内容 ①合弁事業の推進 合弁事業は、当社及びフォーチュンリンクが共同出資の形でそれぞれ 100 万元(約 13 百万円) 出資し、上海への拠点の設立を予定しております。この拠点の直下に日中の企業投資を行うファ ンドの組成を予定しております。ファンドの第 1 期募集目標は 100 億円を想定しております。こ -1- の拠点が傘下のファンドのジェネラルパートナーとして、ファンドの運用を行ってまいります。 ファンド投資対象は、優秀で卓越した技術や製品を有するものの中国進出に関するネットワーク を有しない日本企業と日本の技術やノウハウを求める中国企業との間で設立された合弁会社へ の投資を検討しております。日中双方の企業が積極的に参加できるビジネスプラットフォームと しての合弁事業を推進してまいります。 ②日中企業に関する情報交換 当社及びフォーチュンリンクはそれぞれのビジネスネットワークを通じて入手した日中双方 の企業に関する情報交換を行ってまいります。入手した情報を元に、当社は、優秀で卓越した技 術や製品の製造能力を有する日本企業に対し、中国における需要発掘と市場拡大効果が見込まれ る中国企業を紹介いたします。一方、フォーチュンリンクは、日本の技術を取り込むことで更な る成長が見込まれる中国企業に対し、ニーズに適った企業を紹介いたします。 3.上海东方汇富创业投资管理企业の概要 (1) 商 (2) 本 店 (3) 代 表 者 の (4) 事 号 上海东方汇富创业投资管理企业 地 上海淮海东路 99 号恒积大厦 19 楼 E 座 役職・氏名 执行事务合伙人(執行事務共同運営者) 所 業 在 内 容 株式投資、投資管理、コンサルタント業務 (5) 出 資 金 の 額 3,000 万元(日本円で 375 百万円) (6) 設 立 年 月 日 2008 年 12 月 16 日 (7) 大 株 主 及 び 持 株 比 率 (8) 上場会社と当該会社との 関 係 等 情報を入手しておりませんので開示を省略しております。 資 本 関 係 該当事項はありません。 取 引 関 係 該当事項はありません。 人 的 関 係 該当事項はありません。 関連当事者への 該当状況 (9) 阚治东 当該会社の最近3年間の 経営成績及び財政状態 該当事項はありません。 情報を入手しておりませんので開示を省略しております。 4.日 程 取 締役会決議 平成 23 年7月 28 日 業務提携契約締結 平成 23 年7月 28 日 事 業 開 始 日 平成 23 年7月 28 日 5.今後の見通し 本件が平成 23 年 11 月期業績に与える影響は現在精査中であり、業績への重大な影響が予想され る場合には、確定した段階で速やかに開示いたします。また、平成 24 年 11 月期業績及び平成 25 年 11 月期業績に与える影響につきましては未定であります。なお、合弁会社の概要につきましては、 現時点では未確定ですので判明次第開示いたします。 以 -2- 上
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