平成21年8月5日 各 位 名古屋市南区千竈通二丁目13 番地1 株式会社 タ イ テ ッ ク http://www.tietech.co.jp/ 代表取締役社長 野村 拡伸 新製品発売のご案内 ネットワークカメラ対応のログ・画像記録サーバを開発し発売します。 広がるセキュリティエリアの映像データをジョブログと一元管理すること で、高いトレーサビリティによりオフィスセキュリティの向上を実現。 製品名:セキュリティサーバ 【TNR-001】 データの永年保管にも対応! 株 式 会 社 タ イ テ ッ ク( 愛 知 県 名 古 屋 市 南 区 千 竈 通 二丁目 13 番地 1 代表取締役社長 野村拡伸) は、セキュリティサーバの新ラインアップとして、IP(ネットワーク)カメラに対応したレ コ ー ダ 「 TNR- 001」 を 2 0 0 9 年 8 月 よ り 発 売 し ま す 。 近年、監視カメラやレコーダなどの映像監視用カメラシステムは、流通小売業、金融機関な ど現金や金融商品を取り扱う場所や、オフィスビルやマンションなどの安全・安心が求められ る場所で広く活用されています。 このため、基本的機能である録画再生に加え、さらなる高 画質、長時間録画、簡易な映像検索や遠隔監視をするためのネットワーク対応など、求められ る機能は多様化しております。 そうした中、企業は、個人情報保護法や日本版SOX法、及び不正競争防止法における企業 の管理責任といった法的要因を背景に、内部統制の強化とリスク管理の観点からオフィスセキ ュリティが重要課題となっています。 当社は、以前からオフィスセキュリティに焦点を絞ったデジタルレコーダを開発し販売して お り ま す が 、 監 視 機 器 の ネ ッ ト ワ ー ク 化 が 急 速 に 進 み 、 監 視 カ メ ラ も ア ナ ロ グ ( NTSC) 型 か ら ネ ッ ト ワ ー ク ( IP) 型 へ と シ フ ト し つ つ あ る 状 況 を ふ ま え 、 ネ ッ ト ワ ー ク カ メ ラ 対 応 の レ コ ー ダをラインアップとして追加致しました。 ■ オフィスセキュリティに特化した通信フォーマットに対応 当 社 の オ フ ィ ス セ キ ュ リ テ ィ 向 け 映 像 記 録 装 置 は 、『 S S F C ( ※ )』 の 通 信 フ ォ ー マ ッ ト に 対応しており、今回リリースする「TNR-001」も「SSFC対応」として同フォーマッ トに対応した仕様となっております。 『SSFC』に対応したセキュリティサーバ「TNR-001」は、ICカードによる入退 室管理システムや複合機・プリンタ・キャビネットなどのオフィス機器と監視カメラを連動さ せ、機器利用時に使用者コードや機器情報といったログが、ネットワーク経由でレコーダに送 ら れ ま す 。 「 T N R - 0 0 1 」は 、「 統 合 ロ グ サ ー バ 」と し て 基 幹 的 な 役 割 を 担 う 装 置 で あ り 、 監 視 カ メ ラ に よ る 映 像 記 録 に と ど ま ら ず 、各 種 オ フ ィ ス 機 器 の「 利 用 情 報( ロ グ )」を 全 て 一 元 で記録管理でき、これらのログを映像と紐付けすることにより、更に確実で安心なオフィス空 間を実現します。 (※) 『SSFC』 ; 『SSFC(Shared Security Formats Cooperation) 』とは、平成 17 年 2 月に発足した業界団体で、現在 186 社が参加 しています。参加メンバーはオフィスにおける様々な用途の機器やソフトウエアのメーカ、およびそれらを扱う企業であり、 1 枚のICカードでオフィスにおける各種の機器が使用できる共有の通信フォーマットの他、 各種のセキュリティ機器を連携 させるセキュリティ仕様を策定して、高度なトータルオフィスセキュリティシステムの実現を可能にしています。 TNR-001 本体 システム連携イメージ ■ 複数のレコーダを一元管理 ま た 、「 T N R - 0 0 1 」と 同 時 に 発 売 す る「 イ ベ ン ト マ ネ ー ジ ャ( 閲 覧 ソ フ ト ウ エ ア )」は 、 ログの検索と映像の確認を簡便かつ高速に行うことができ、またカメラの遠隔操作も可能とし ています。 既に当社アナログカメラ対応のレコーダ「TDR-001」を使用しているシス テムにおいても、同じ「イベントマネージャ」で一元管理できるため、複数の管理ソフトを使 用する必要はありません。 ■ アナログからネットワークへの移行が可能 カメラの選択肢が拡がることにより、設備投資計画において柔軟な対応が可能となります。 「TNR-001」は、従来の当社アナログカメラ対応レコーダとのシステム共存を考慮した 仕様となっており、既存の監視システムを段階的に更新する需要においても利便性を図ってい ます。 ■ 主な特長 1.SSFC対応の機器に完全連携した統合ログサーバ (業界唯一) 2.オフィス内の全ての機器利用情報(ログ)を一元のブラウザで管理できる 3.キーワードによる高速検索&画像との連携で管理の利便性が大幅に向上 4.大容量HDD搭載で長期間の記録保存にも対応 5.データの二重化や設置環境への対策も万全 高信頼性を確保 6.画像はMPEG4とMJPEGに対応 メガピクセルカメラによる高精細記録にも対応 7.アナログカメラ記録システムとも併用/統合が可能 8.ネットワークでのソフト更新が可能で機能追加も容易 9.HDDはフロント側からの脱着式となっており増設/交換が容易 10.PCIカードによる機能追加が可能でソフトウエアのカスタム対応が容易 11.閲覧ソフトのSDK供給も行っておりユーザ様にてカスタマイズが可能 ■ 仕様概略 型式 記録部 外部 I/F 映像 外部機器連携 検索機能 再生機能 ライブ機能 内蔵 HDD 容量 インターフェース RAID レベル 記録性能 イーサネット 入力端子 映像入力(最大カメラ台数) 映像出力 解像度 フレームレート 対応画像フォーマット 画像記録レート 録画種類 接点入力 モーション検知 連携対象機器/台数 ログ記録 プリ/ポスト録画機能 検索性能 日時検索 イベント検索 連続再生 イベント再生 再生制御 ライブ閲覧 カメラ制御 TNR-001(ネットワーク対応 ログ・画像サーバ) 2TB(1TB×2)、4TB(1TB×4) SerialATA JBOD/RAID1 自動リビルド対応(ソフトウエア RAID) 最大 32Mbps(2Mbps×16ch) 1ch あたり最大 16Mbps 1000BASE-T×2(カメラ・PC)、100BASE-TX×1(メンテナンス) 8ch:イベント入力用 最大 16ch(同時に MPEG4,JPEG 受信可能) - ※ネットワーク経由で PC にてライブ/再生表示 メガピクセル対応(320×240~1920×1028 ドット) ※カメラ側設定による 1~30fps ※カメラ側設定による MPEG4/JPEG 32kbps~16Mbps 最大 480fps 「常時録画」/「イベント録画」同時記録可能。 フレームレート個別設定可能 最大 8CH(接点のみ) 最大 16CH SSFC対応機器/台数制限無し すべてのイベントを同時に記録可能(同時記録処理最大数:1000 イベント) プリ:0~600 秒、ポスト:1~600 秒で設定が可能 (対象ごとに個別設定可能) 1.2 億イベントを日時検索、カメラ検索にて 1 秒以内で先頭イベントを検索 日時指定することでその日時に一番近い未来画像を検索する 日時範囲指定により条件にあったイベントを全検索 指定された日時から連続再生する 指定されたイベント画像の再生を行う 再生/逆再生、早送り/巻き戻し(2/4/6 倍速)、コマ送り/戻し、一時停止 - ネットワーク経由にてイベントマネージャ(専用 PC ソフトウエア)で閲覧 ライブ表示中、カメラ制御が可能 ■ 販売価格 ・TNR-001(2T)SSFC 対応ネットワークレコーダ 容量 2TB(※) 本体価格;オープン ・TNR-001(4T)SSFC 対応ネットワークレコーダ 容量 4TB 本体価格;オープン ・イベントマネージャソフトウエア ライセンス価格;オープン (※)TeraByte(テラバイト)の略;データ記録装置の容量を表す単位。1TB は 1024GB(ギガバイト) 。 ■ データの永年保管に対応 ・超長期のデータ保存需要に対応し、ログ/画像のバックアップシステムも承ります。 最大255台のレコーダから保管サーバにデータを自動アーカイブ、複数年~永年保管のシステムを 構築します。 保管されたデータは専用ソフトウエアにより検索と閲覧が可能です。 ■ ODM対応 ・セキュリティ機器のメーカー様やベンダー様からのご要望に応じ、本製品をベースと し た ネ ッ ト ワ ー ク レ コ ー ダ の O D M ( ※ ) 提供も承ります。 ・本体のカスタマイズのほか、閲覧アプリケーションのSDK(※)提供により、ユーザ様のシステムに 本製品を組み込む商品化が可能です。 ( ※ ) original Design Manufacturer の略;ユーザ様仕様に対応した設計および製造 ( ※ ) Software Development Kit の 略 ; 特 定 の 機 器 や シ ス テ ム を 利 用 し た ソ フ ト ウ エ ア を 開 発 す る た め に必要なツールのセット ■ 販売計画 発売開始 販売目標 :平成21年8月 :初年度2億円(システムでの売上) ■ 問合せ先 この件に関するお問合せ先 : 株式会社タイテック 第1マーケティング営業本部 担当:竹之下、武士俣 TEL03-5763-1771 http://www.tietech.co.jp/
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