IRミーティング資料(2004年05月) - 科研製薬

IRミーティング
ミーティング
2004年3月期決算概要
「あなたに笑顔」科研製薬の願いです
会社概要
科研製薬株式会社
代表取締役社長 乾 四朗
創業
1948年
年3月
月1日
日
総資産
105,612百万円
百万円
資本金
17,000百万円
百万円
株主資本
43,132百万円
百万円
主な事業内容
医薬品、医薬部外品、動物用医薬品、農業薬品、飼料添加物の製造・販売
及び不動産の賃貸
(医薬品等 88.1% 農工薬品等 農工薬品等 6.2% 不動産 不動産 3.2% その他 その他 2.6%)
)
(医薬品等 農工薬品等 不動産 その他 主な事業所 全国9支店
全国 支店66営業所、静岡研究所、京都研究所、静岡工場
支店 営業所、静岡研究所、京都研究所、静岡工場
その他 米国に駐在員事務所
従業員数
1743名 内
名 内MR数 数 641名 研究開発要員 名 研究開発要員 222名 工場従業員数 名 工場従業員数 217名
名
名 内
数 名 研究開発要員 名 工場従業員数 株主構成
株主総数 24087名 単元株主数 名 単元株主数 20805名
名
株主総数 名 単元株主数 (個人 55.6% 金融機関 金融機関 26.6% 国内法人 国内法人 11.0% 外国人 外国人 3.8%)
)
(個人 金融機関 国内法人 外国人 関連会社
科研不動産サービス㈱、科研ファルマ㈱、科研物流㈱、
エイコーフィルター㈱、㈱フジカ、㈱エヌ・ケー・キューレックス
1
2004年3月期損益実績(連結)
当期純利益は過去最高の
30億円を確保
億円を確保
2004年
年3月期
月期
前年
比較
実績
計画
実績
(百万円)
対前年実績
対計画
差異
増減率
差異
増減率
売上高
74,002
73,700
72,706
-1,296
98.2%
-994
98.7%
売上原価
38,036
36,700
36,445
-1,591
95.8%
-255
99.3%
売上総利益
35,965
37,000
36,260
295
100.8%
-740
98.0%
販管費
28,017
29,100
28,733
716
102.6%
-367
98.7%
7,946
7,900
7,525
-421
94.7%
-375
95.3%
-2,543
-2,200
-1,940
603
76.3%
260
88.2%
経常利益
5,403
5,700
5,585
182
103.4%
-115
98.0%
特別損益
250
-500
-323
-573
-129.2%
177
64.6%
税引前当期利益
5,654
5,200
5,262
-392
93.1%
62
101.2%
法人税等
3,057
2,200
2,245
-812
73.4%
45
102.0%
当期純利益
2,597
3,000
3,017
420
116.2%
17
100.6%
営業利益
営業外損益
流通在庫の圧縮に努めた
原価率は1.3ポイント
原価率は ポイント改善
ポイント改善
された
研究開発費は、前年に比
べ7億円増えたものの、そ
億円増えたものの、そ
の他費用の圧縮に努めた
持分法適用会社エヌ・ケー・
キューレックスの開業費償
却・当年度費用と併せて、
9億円を営業外に計上した
億円を営業外に計上した
増配し、年間配当8円
銭
増配し、年間配当 円25銭
から10円とした
から 円とした
2
売上内訳(連結)
2003年
年3月期
月期
実績
2004年
年3月期
月期
実績
64,588
64,059
-529
99.2%
農工薬品等
5,172
4,480
-692
86.6%
不動産賃貸料
2,339
2,309
-30
98.7%
その他
1,903
1,858
-45
97.6%
74,002
72,706
-1,296
98.2%
差異
伸び率
(百万円)
医薬品・医療用具
合計
3
医薬品・医療用具の売上高実績内訳
2003年
年3月期
月期
実績
2004年
年3月期
月期
実績
17,881
アドフィード等
2004年3月期品別シェア
差異
増減率
18,115
234
101.3%
9,483
9,175
-308
96.8%
プロサイリン
9,396
8,636
-760
91.9%
セプラフィルム
2,677
3,226
549
120.5%
フィブラストスプレー
2,880
3,219
339
111.8%
(百万円)
アルツ
リパンチル
2,693
2,909
216
108.0%
メンタックス
2,287
2,076
-211
90.8%
サイトテック
2,209
2,138
-71
96.8%
その他
15,082
14,565
-517
96.6%
計
64,588
64,059
-529
99.2%
その他
23%
アルツ
29%
サイトテック
3%
メンタックス
3%
アドフィード
等
14%
リパンチル
5%
フィブラスト
スプレー
5% セプラフィル
ム
5%
プロサイリン
13%
4
業績推移(連結)Ⅰ
売上高
億円
800
718
703
733
億円
740
727
750
59.3
60
400
40
75.3
68.0
26.0
200
20
0
00/3
01/3
02/3
03/3
月期
04/3
05/3計画
19.9
20.0
84.0
79.5
77.3
80
600
営業利益
当期利益
営業利益・当期利益
30.2
33.0
17.7
0
00/03
01/3
02/3
月期
03/3
04/3
05/3計画
5
業績推移(連結)Ⅱ
営業利益率
%
15
10
1 0 .5
10
ROE
%
1 0 .7
9 .7
1 0 .3
1 1 .2
7.2
7.7
6.5
5.6
5
4.7
5
0
01/3
02/3
03/3
月期
04/3
0 5 / 33計画
計画
0
01/3
02/3
03/3
月期
04/3
05/3計画
6
財務状況の推移
60,000
資本
有利子負債
57,187
第1回
回 アルパイン債転換
(2,151百万円)
百万円)
55,000
50,000
百万円
46,695
45,000
第2回
回 アルパイン債発行
(10,000百万円)
百万円)
第1回
回 国内転換社債償還
(6,256百万円)
百万円)
40,771
39,018
40,000
40,418
36,112
第2回
回 国内転換社債償還
(18,491百万円)
百万円)
35,000
43,132
37,713
30,000
25,000
2001/03末
2002/03末
2003/03末
2004/03末
7
当社配当状況(単体)
2000年
年3月期
月期 2001年
年3月期
月期 2002年
年3月期
月期 2003年
年3月期
月期 2004年
年3月期
月期
売上高
百万円
純利益
百万円
純利益/株
純利益 株
円 銭
配当/株
配当 株
円 銭
配当性向
%
69,401
68,331
71,119
71,703
70,453
1,689
1,752
1,605
2,010
2,708
18.40
19.09
17.04
20.90
28.57
7.50
7.50
7.50
8.25
10.00
40.8
39.3
44.1
39.5
35.0
8
2005年3月期損益計画(連結)
2005年
年3月期
月期
2004年
年3月期
月期
実績
対前年
計画
(百万円)
差異
増減率
売上高
72,706
75,000
2,294
103.2%
売上原価
36,445
37,100
655
101.8%
売上総利益
36,260
37,900
1,640
104.5%
販管費
28,733
29,500
767
102.7%
7,525
8,400
875
111.6%
-1,940
-2,200
-260
113.4%
経常利益
5,585
6,200
615
111.0%
特別損益
-323
-100
223
31.0%
税引前当期利益
5,262
6,100
838
115.9%
法人税等
2,245
2,800
555
124.7%
当期純利益
3,017
3,300
283
109.4%
営業利益
営業外損益
当年度計画は前年に対し増収増益
を計画(売上高は前年比23億円増、
を計画(売上高は前年比 億円増、
当期純利益は3億増)
当期純利益は 億増)
薬価の切り下げの影響を考慮した
うえで、主力品のアルツを中心とし
てフィブラストスプレー、セプラフィ
ルム等次代の柱となる育成品目の
拡大を計画
研究開発費は4億円増の年間
研究開発費は 億円増の年間68億
億円増の年間 億
円を計画
エヌ・ケー・キューレックスの開発費
償却、
償却、当年度費用として営業外に
11億円計上
億円計上
9
医薬品・医療用具の売上高計画内訳
(百万円)
2004年
年3月期
月期
実績
2005年
年3月期
月期
計画
主力品アルツは順調に回復
差異
増減率
対前年伸び率(数量ベース)
18,115
18,580
465
102.6%
12 0%
アドフィード等
9,175
9,050
-125
98.6%
11 5%
プロサイリン
8,636
8,030
-606
93.0%
セプラフィルム
3,226
3,790
564
117.5%
10 0%
フィブラストスプレー
3,219
3,670
451
114.0%
9 5%
リパンチル
2,909
3,110
201
106.9%
メンタックス
2,076
2,486
410
119.7%
サイトテック
2,138
2,110
-28
98.7%
その他
14,565
15,104
539
103.7%
計
64,059
65,930
1871
102.9%
アルツ
11 0%
10 5%
前年比
9 0%
04年1月
0 4年2月
04年3 月
04年4月
新製品の発売
メンタックススプレー
プリンク注シリンジ
リパンチルM
リパンチル
10
トピックス
長期優先債務格付け:BBBー → ー → BBB
長期優先債務格付け:
ー → (格付投資情報センター(R&I))
メンタックスに新剤型のスプレー剤が加わる
(2004年7月9日発売)
プリンク注シリンジの導入・独占販売
(2004年6月25日発売)
リパンチルM発売予定
(2004年9月製造承認取得予定、2005年1月発売予定)
11
《KN-48》
》
¾
¾
¾
¾
薬効薬理:
適応症:
開発段階:
特徴:
局所麻酔作用(リドカイン含有貼付剤)
帯状疱疹後神経痛(PHN)の改善
2004年4月l-PⅡ開始、2005年9月終了予定
全身性の副作用少ない貼付剤、QOLの向上
《SPK-843》
》
¾
¾
¾
¾
薬効薬理:
適応症:
開発段階:
特徴:
真菌細胞膜障害作用
深部真菌症(アスペルギルス症、カンジダ症)
2004年4月PⅠ終了、今秋PⅡ開始予定
アンホテリシンBに比べて、強い殺菌力と早い殺菌速度により即効性治療効
果が期待される
アンホテリシンBに比べて腎毒性の軽減
《KP-496》
》
¾
¾
¾
¾
薬効薬理:
適応症:
開発段階:
特徴:
ロイコトリエン、トロンボキサンの両受容体に対する拮抗作用
気管支喘息(粉末吸入製剤)
2004年8月PⅠ終了予定、今期e-PⅡ開始予定
幅広い治療スペクトルが期待される
粉末吸入製剤であることから、疾患部位に直接投与されるため、優れた治療
効果と高い安全性が期待される
12
《KCB-1(
(フィブラストスプレー)》
フィブラストスプレー)》
¾ 薬効薬理: 細胞増殖および血管新生作用
¾ 適応症: 糖尿病性潰瘍
¾ 開発段階: 今秋l-PⅡ開始予定
《KCB-1B(
(FGF)
)》
¾ 薬効薬理: 細胞増殖および血管新生作用
¾ 適応症: 骨折(ゼラチン架橋体徐放製剤)
¾ 開発段階: 2004年3月e-PⅡ終了、今秋次相開始予定
有効性・安全性が確認された
《KCB-1D(
(FGF)
)》
¾ 薬効薬理: 細胞増殖および血管新生作用
¾ 適応症: 歯周病(HPC粘稠性液剤)
¾ 開発段階: 2004年3月e-PⅡ終了、今秋次相開始予定
有効性・安全性が確認された
(秋の歯周病学会で発表予定)
13
《KP-102D》
》
¾
¾
¾
¾
薬効薬理: 生体内成長ホルモン分泌促進作用
適応症: 成長ホルモン分泌機能検査薬(注射薬)
開発段階: 申請中
特徴:
他の診断薬に比べて、安全性、利便性、GH応答性とその再現性に
優れる
《KP-102LN》
》
¾
¾
¾
¾
薬効薬理: 生体内成長ホルモン分泌促進作用
適応症: 低身長症(点鼻薬)
開発段階: 2004年9月PⅡ終了予定、2005年度次相開始予定
特徴:
注射による成長ホルモン剤に比べて服薬時の負担軽減が期待され
る
14
《TRK-100STP》
》
¾
¾
¾
¾
薬効薬理: 抗血小板作用および血管拡張作用
適応症: 閉塞性動脈硬化症(ASO)に伴う間欠性跛行※
開発段階: 2004年3月e‐PⅡ症例組込終了
特徴:
徐放製剤のため、薬効の持続及び服薬コン
プライアンスの改善(服用回数の減少)
※間欠性跛行
間欠性跛行:
間欠性跛行
間欠性跛行の効能取得は本邦初
歩行中、下肢への血流不足に
《KP-103》
》
より痛みが生じ、歩行を中止す
ると元に戻る状態
¾ 薬効薬理: 真菌細胞膜合成阻害作用
¾ 適応症: 爪白癬
¾ 特徴:
血清、角質物質との吸着による活性低下が少なく、外用剤として
爪白癬での強い薬効が期待される
海外へ導出交渉中
15
開発テーマの状況(基礎段階テーマを除く)
開発コード
適応症
開発段階
上市予定
売上推測
1
KP-102D
成長ホルモン分泌能検査
申請中
2005年
2
KN-48
帯状疱疹後神経痛
PⅡ
2010年
3
フィブラストスプレー 糖尿病性潰瘍
l-PⅡ準備中
4
KCB-1B
骨折
e-PⅡ終了/
次相準備中
2009年
100億円
5
KCB-1D
歯周病
e-PⅡ終了/
次相準備中
2009年
100億円
6
TRK-100STP
閉塞性動脈硬化症に伴う
間欠性跛行
PⅡ
2008年
7
KP-102LN
低身長症
PⅡ
2009年
100億円
8
SPK-843
深部真菌症
PⅡ準備中
2009年
50億円
9
KP-496
気管支喘息
PⅠ
2010年
100億円
10 KP-103
爪白癬
11 SNK-860
糖尿病性神経障害
再構築中
12 リパンチルM
リパンチル
高脂血症
申請中
備考
1億円
50億円 帝國製薬㈱より導入
50億円 効能追加
40億円 東レ㈱との共同開発
海外導出交渉中
120億円
2005年
㈱NKキューレックスと㈱三和化学
研究所の共同開発品
80億円 グレラン製薬㈱開発 新製剤
16