平成 17 年7月 15 日 各 位 会 社 名 代表者名 問合せ先 コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社 代表執行役社長 兼最高経営責任者 廣 瀬 禎 彦 (コード番号 6791 東証第一部 ) 経営企画部長 長 吉 晋 (TEL 03−3588−2252) 固定資産の譲渡、子会社の異動及び業績予想(連結及び個別)の修正に関するお知らせ 当社は、平成 17 年7月 15 日開催の取締役会において、下記のとおり固定資産の譲渡及び子会 社の異動を決議いたしました。また、これに伴い平成 18 年3月期(平成 17 年4月1日から平成 18 年3月 31 日まで)の業績予想を下記の通り修正いたしましたのでお知らせいたします。 記 当社は、平成 14 年 10 月1日に音楽・映像パッケージメディア生産市場の変化への迅速な対応 並びに市場競争力の強化を図るため、コロムビアデジタルメディア株式会社(以下、CDM社) を会社分割により設立いたしました。当社は、川崎市川崎区に保有する土地建物をCDM社に賃 貸し、同社はCD/DVDプレス事業を行い、生産効率の向上、技術力の強化に努めてまいりま した。 しかしながら、このたび一層の財務体質強化を図り資産の有効活用を行うため、当社がCDM 社に賃貸している土地建物並びにCDM社株式を売却することを決定いたしました。 当社は、平成 17 年7月1日にてアーティストマネジメント会社を設立し、音楽プロダクショ ン事業を開始するとともに、PCデジタル配信事業への拡大参入を行っております。転換期を迎 えている音楽ソフト事業において、収益性が高い成長分野への積極的な投資を行うことにより、 今後も業容の拡大を図ってまいります。 また、当社は、引き続きCDM社に音楽・映像ソフトのプレスを発注してまいります。なお、 当分の間、CDM社は現所在地にて営業いたします。 1.固定資産の譲渡 (1)譲渡資産の内容 ①土地 ②建物 所在地 神奈川県川崎市川崎区港町5番1号 面積 40,179.91 ㎡ 簿価 4,307 百万円 譲渡価格 5,800 百万円 構造 鉄筋コンクリート造陸屋根9階建他 延床面積 合計 46,142.33 ㎡ 1 簿価 1,064 百万円 譲渡価格 100 百万円 (2)譲渡先の概要 ①土地の譲渡先 商号 株式会社 原弘産(コード番号 本店所在地 山口県下関市幡生宮の下町 26-1 代表者 代表取締役社長 資本金 4,422 百万円 主な株主構成 原 事業の内容 不動産業、建設業、環境事業、高齢者介護事業 当社との関係 資本関係、取引関係、人的関係は一切ありません 原 將昭 9.2%、原 8894 大証第二部) 將昭 南見江 8.5%、メリルリンチ Int’l エクイティ・デリバティブス 8.2% ②建物の譲渡先 商号 有限会社パイン(株式会社原弘産100%出資子会社) 本店所在地 山口県下関市細江町 2-2-1 代表者 取締役 資本金 3 百万円 事業の内容 不動産の賃貸借、売買及び保守管理、信託受益権の保有及び売買 当社との関係 資本関係、取引関係、人的関係は一切ありません 北 正幸 (3)譲渡の日程 平成 17 年7月 15 日 取締役会決議、土地建物売買契約書締結 平成 17 年7月 22 日(予定) 物件引渡し 2.子会社の異動 (1)譲渡の相手先、内容 ①譲渡先 パインリッジパートナーズ株式会社(パインリッジ株式会社グループ) (譲渡先の概要) 事業内容 経営コンサルタント、その他 本店所在地 東京都港区愛宕 2 丁目 5 番 1 号 代表者 代表取締役 小野 久人 資本金 10 百万円 ②譲渡株数 9,800 株(発行済株式の全株式) ③簿価 889 百万円 ④譲渡価格 100 百万円 【パインリッジ株式会社について】 パインリッジ株式会社は、平成 10 年に代表取締役小野久人氏にて会社設立の後、米国人パートナー のマイケル・マーシャル氏の参加を得て、日本の中堅市場での事業の再組成・拡大を行っております。 2 これまでの同社が行う M&A 業務では、当社グループの製造子会社でありましたコロムビア音響工業株 式会社及び株式会社日立製作所グループの子会社でありました朝日工業株式会社を各々M&A により株式 を取得し、株式会社テクナとして合併統一を行い、工場移転・新規事業への取り組み・売上拡大を成就 しておられます。 また、製造業以外の事業では、米国金融機関モルガンスタンレー社とのパートナー契約を含め、「パ インリッジリゾート」の名称にて新潟県及び広島県でのスキーリゾート事業や当社の子会社でありまし た株式会社エッグマン(ライブハウス事業)の事業を展開しております。 同社の概要は以下のとおりです。 ①商号 パインリッジ株式会社 ②本店所在地 東京都港区愛宕 2 丁目 5 番 1 号 ③代表取締役 小野 久人 ④マネージングパートナー 取締役社長兼 COO マイケル・マーシャル、及びジョン・リー ⑤事業内容 経営コンサルティング業務、金融・不動産のコンサルティング業務、その他 ⑥資本金 20 百万円 (2)異動する子会社の概要 ①商号 コロムビアデジタルメディア株式会社(譲渡後の新商号は未定) ②本店所在地 神奈川県川崎市川崎区港町5番1号 ③代表者 代表取締役社長 ④資本金 490 百万円 ⑤設立年月日 平成 14 年 10 月1日(創業:明治 43 年 10 月1日) ⑥事業の内容 音楽・映像ソフトのプレス、梱包、発送までのトータルサポート及び高密度転写技 加藤 和穂 術応用製品の製造 ⑦決算期 3月31日 ⑧従業員数 147名 ⑨株主構成 当社100%出資子会社 ⑩総資産及び業績(平成 17 年3月期) 売上高 4,151 百万円 経常利益 △ 116 百万円 当期純利益 △ 143 百万円 総資産 2,597 百万円 純資産 608 百万円 (3)譲渡前後の所有株式数及び所有割合 ①譲渡後 ②譲渡前 0株(所有割合:0%) 9,800株(所有割合:100%) 3 (4)譲渡日程 平成 17 年7月 15 日 取締役会決議、株式売買契約書締結 平成 17 年7月 22 日(予定) 株券引渡し (5)業績への影響 連結ベースで売上高は 15 億円減少いたします。 3.業績予想(連結及び個別)の修正 (1)平成 18 年3月期通期業績予想数値の修正(平成 17 年4月1日∼平成 18 年3月 31 日) ■連結業績予想 前 回 発 表 予 想(A) 今 回 修 正 予 想(B) 増 減 額(B−A) 増 減 率 前期(平成 17 年3月期)実績 (単位:百万円、%) 売 上 高 30,000 28,500 △1,500 △5.0% 32,643 経常利益 400 150 △250 △62.5% 543 ■個別業績予想 前 回 発 表 予 想(A) 今 回 修 正 予 想(B) 増 減 額(B−A) 増 減 率 前期(平成 17 年3月期)実績 当期純利益 150 100 △50 △33.3% 157 (単位:百万円、%) 売 上 高 24,000 24,000 − −% 26,238 経常利益 270 100 △170 △63.0% 536 当期純利益 200 △50 △250 △125.0% 279 (2)平成 18 年3月期中間業績予想数値の修正(平成 17 年4月1日∼平成 17 年9月 30 日) ■中間連結業績予想 前 回 発 表 予 想(A) 今 回 修 正 予 想(B) 増 減 額(B−A) 増 減 率 前年同期(平成 17 年3月期)実績 (単位:百万円、%) 売 上 高 15,500 15,000 △500 △3.2% 14,742 経常利益 100 110 10 10.0% 148 ■中間個別業績予想 前 回 発 表 予 想(A) 今 回 修 正 予 想(B) 増 減 額(B−A) 増 減 率 前年同期(平成 17 年3月期)実績 当期純利益 10 150 140 1,400.0% 8 (単位:百万円、%) 売 上 高 12,500 12,500 − −% 11,633 経常利益 100 50 △50 △50.0% 138 当期純利益 50 △100 △150 △300.0% △11 (3)修正の理由 連結業績予想につきましては、売上高はCDM社の売却に伴い 15 億円減少いたしております。 経常利益は売上減による影響(8千万円)及び退職給付費用の見直し等(1億7千万円)で減少し、 4 また、今回の土地建物の売却に伴い固定資産売却益5億円(特別利益)及び土地再評価に係る繰延 税金負債の取り崩し 17 億円が発生し並びにCDM社売却に伴う事業整理損失 21 億円(特別損失) 等を計上する予定であるため当期純利益は1億円としております。 個別業績予想につきましては、経常利益につきましては退職給付費用の見直し等で1億7千万円 減少し、また、連結業績予想と同じく固定資産売却益5億円及び繰延税金負債の取り崩し 17 億円、 事業整理損失 23 億円等を計上する予定であるため当期純損失は5千万円としております。 [業績予想に関する留意事項] 業績予想につきましては、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の 業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。 以 5 上
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