ジェイ・エスコムホールディングス株式会社 平成19年3月期 決算説明資料 平成19年6月1日 Copyright©2007 J・ESCOM HOLDINGS,INC. ALL Rights Reserved. INDEX Ⅰ. 当社の現状 1.会社概要 2.グループ組織図 3.連結決算ハイライト 1)要約連結貸借対照表 2)要約連結損益計算書 3)要約連結キャッシュ・フロー計算書 3)事業セグメント別分析 ①教材部門 ②商事部門 ③衛星放送事業 4.個別決算ハイライト 1)要約貸借対照表 2)要約損益計算書 Ⅱ.平成20年3月期 通期業績予想 1.業績予想 1)売上高(連結・個別) 2)営業利益(連結・個別) 3)経常利益(連結・個別) 4)当期純利益(連結・個別) 2.事業セグメント別戦略 1)教育事業 2)商事部門 3)衛星放送事業 3.まとめ Copyright©2007 J・ESCOM HOLDINGS,INC. ALL Rights Reserved. P.1 P.2 P.3 P.4 P.4 P.5 P.6 P.7 P.8 P.9 P.10 P.11 P.12 P.13 Ⅰ. 当社の現状 Copyright©2007 J・ESCOM HOLDINGS,INC. ALL Rights Reserved. Ⅰ-1 会社概要 ■事業内容 1.ジェイ・エスコムグループ全体の戦略立案、子会社の管理等 2.コンサルティング業務 ■設立 平成17年10月3日 ■資本金 875,196,000円(平成19年3月末 現在) ■発行株式数 61,198,906株(1単元の株式の数 1,000株) ■決算期 3月31日 ■会計監査人 アスカ監査法人 ■連結子会社 株式会社エスコム(100%) 株式会社インストラクティービー(100%) ■非連結子会社 達楽美爾(上海)商貿有限公司(70%) ■株式市場 JASDAQ ■銘柄コード 3779 ■役員構成 代表取締役会長兼社長 丁 廣 鎮 取 締 役 米 持 貴 史 取 締 役 丁 秀 鎮 取 締 役 宗 田 こずえ 常 勤 監 査 役 Corporation Logo mark 横 山 泰 彦 監 査 役 美濃部 健 司 監 査 役 関 口 博 Copyright©2007 J・ESCOM HOLDINGS,INC. ALL Rights Reserved. 1 Ⅰ-2 グループ組織図 株 主 ジェイ・エスコムホールディングス株式会社 100%出資 <連結子会社> 株式会社エスコム ≪教材部門≫・≪商事部門≫ 100%出資 <連結子会社> 株式会社インストラクティービー 70%出資 <非連結子会社> 達楽美爾(上海)商貿有限公司 (たのめーる・チャイナ) ≪衛星放送事業≫ Copyright©2007 J・ESCOM HOLDINGS,INC. ALL Rights Reserved. ≪中国(現地)法人向け 通信販売事業≫ 2 Ⅰ-3 連結決算ハイライト 1)要約連結貸借対照表 区分 前連結会計年度 (平成18年3月31日) (単位:千円) 当連結会計年度 (平成19年3月31日) 対前年比 1,161,002 561,774 現金及び預金 945,394 182,561 その他 215,608 379,212 固定資産 91,139 143,898 52,759 有形固定資産 24,319 24,372 53 無形固定資産 240 240 - 66,580 119,286 52,705 資産合計 1,252,141 705,672 △546,468 流動負債 233,010 25,275 △207,734 96,661 772 その他 136,348 24,503 固定負債 27,877 17,690 △10,187 負債合計 260,888 42,966 △217,921 資本金 875,196 - △875,196 資本剰余金 7,669,756 - △7,669,756 利益剰余金 △7,553,637 - 7,553,637 自己株式 △61 - 61 資本合計 991,253 - △991,253 1,252,141 - △1,252,141 株主資本 - 615,985 615,985 新株予約権 - 46,720 46,720 純資産合計 - 662,705 662,705 負債純資産合計 - 705,672 705,672 流動資産 投資その他の資産 支払手形及び買掛金 負債資本合計 Copyright©2007 J・ESCOM HOLDINGS,INC. ALL Rights Reserved. △599,228 3 Ⅰ-3 連結決算ハイライト 2)要約連結損益計算書 (単位:千円) 前連結会計年度 (自 平成17年4月 1 日 至 平成18年3月31日) 当連結会計年度 (自 平成18年4月 1 日 至 平成19年3月31日) 売上高 808,935 397,105 △411,830 売上原価 509,751 349,765 △159,986 売上総利益 299,183 47,340 △251,843 販売費及び一般管理費 764,434 355,661 △408,773 営業損失 465,250 308,321 △156,929 経常損失 516,336 307,510 △208,825 当期純損失 690,107 375,267 △314,840 区分 Ⅰ-3 連結決算ハイライト 3)要約連結キャッシュ・フロー計算書 対前年比 (単位:千円) 前連結会計年度 (自 平成17年4月 1 日 至 平成18年3月31日) 当連結会計年度 (自 平成18年4月 1 日 至 平成19年3月31日) △336,004 △330,981 5,023 投資活動によるキャッシュ・フロー 16,339 △427,427 △443,766 財務活動によるキャッシュ・フロー 709,649 △4,480 △714,129 現物及び現物同等物に係る換算差額 1,454 57 △1,397 現金及び現金同等物の増減額(減少△) 391,439 △762,832 △1,154,271 現金及び現金同等物の期首残高 553,954 945,394 391,440 現金及び現金同等物の期末残高 945,394 182,561 △762,833 区分 営業活動によるキャッシュ・フロー Copyright©2007 J・ESCOM HOLDINGS,INC. ALL Rights Reserved. 対前年比 4 Ⅰ-3 連結決算ハイライト 4)事業セグメント別分析 教材部門 教材部門(株式会社エスコム)につきましては、コンプライアンスやコーポレートガバナンスを優 先し、事業の再構築を推し進める中で、これまでの販売代理店との取引形態を抜本的に見直し、与 信管理を強化設定したことで、販売代理店数が予想以上に減少する結果となりました。商品構成の 見直しや最低保障のある仕入契約の解消、リストラによる販売費の削減を図ったものの、既存ビジ ネスの再構築に時間を要したため、新たな教育事業の立ち上げにまでは至りませんでした。 その結果、教材部門のセグメント売上高は78百万円(前年同期比63.0%減)となりました。 ◆売上高構成比 その他 0 .9 % 教材部門 1 9 .8 % 商事部門 0 .7 % 衛星放送 事業 7 8 .6 % Copyright©2007 J・ESCOM HOLDINGS,INC. ALL Rights Reserved. 商事部門 平成15年5月からの株式会社大塚商会MRO事業(Maintenance・Repair・Operation事業、文房具及 び事務機消耗品の通信販売事業=「たのめーる」)及び他業態との業務提携を行うとともに、「レ アル・マドリード」の日本における「教育」および「文具」分野において締結したマーチャンダイ ズのライセンス契約を生かし、オフィシャル文具の販売を継続的に進めて参りましたが、学習教材 以外の販路・業容の拡大には至っておらず、「レアル・マドリード」との契約につきましても、平 成18年12月31日に契約期限を迎えました。また、教材部門における事業再構築が遅れたことにより、 新規事業の立ち上げにまで至りませんでした。その結果、商事部門のセグメント売上高は2百万円 (前年同期比60.6%減)となりました。 衛星放送事業 衛星放送事業(株式会社インストラクティービー)につきましては、従来、番組視聴料等を売上高 に、番組放映に係る手数料等を販売費及び一般管理費に計上する方法(総額表示方式)で会計処理 を行っておりましたが、総額表示方式よりも利鞘相当分を売上高に計上する方法(純額表示方式) の方が、取引実態をより明瞭に表示できると判断した結果、当連結会計年度から計上方法の変更を 行いました。この会計処理の変更に伴い、従来の総額表示方式による計上と比較して、当連結会計 年度における売上高が239百万円減少いたしました。また、スカイパーフェクTV!との共同によ る視聴者の獲得、全国のケーブルテレビ局へ衛星放送番組を配信する営業、チャンネル空き時間の 有効活用化などに取り組んで参りましたものの、プラットホームであるスカイパーフェクTV!の 視聴者数全体が伸び悩み、更には、従来のテレビ、衛星放送・ケーブルテレビに加え地上デジタル やブロードバンドによるインターネットの普及に伴うメディアの多様化の背景等から、衛星放送視 聴者の新規確保が厳しい状況が続きました。視聴者数の減少及びそれに伴う視聴者への教材販売の 減少等が影響しました。その結果、衛星放送事業のセグメント売上高は3億12百万円(前年同期比 47.1%減)となりました。 5 Ⅰ-4 個別決算ハイライト 1)要約貸借対照表 区分 (単位:千円) 前事業年度 (平成18年3月31日) 当事業年度 (平成19年3月31日) 対前年比 流動資産 713,906 169,468 現金及び預金 711,189 77,074 その他 2,717 92,393 固定資産 561,668 1,061,668 500,000 投資その他の資産 561,668 1,061,668 500,000 資産合計 1,275,574 1,231,136 △44,438 流動負債 43,716 7,363 △36,353 負債合計 43,716 7,363 △36,353 資本金 875,196 - △875,196 資本剰余金 436,864 - △436,864 利益剰余金 △80,202 - 80,202 資本合計 1,231,857 - △1,231,857 負債資本合計 1,275,574 - △1,275,574 株主資本 - 1,177,052 1,177,052 資本金 - 875,196 875,196 資本剰余金 - 436,864 436,864 利益剰余金 - △134,936 △134,936 自己株式 - △70 △70 新株予約権 - 46,720 46,720 純資産合計 - 1,223,772 1,223,772 負債純資産合計 - 1,231,136 1,231,136 Copyright©2007 J・ESCOM HOLDINGS,INC. ALL Rights Reserved. △544,438 6 Ⅰ-4 個別決算ハイライト 2)要約損益計算書 (単位:千円) 前事業年度 (自 平成17年10月3日 至 平成18年3月31日) 当事業年度 (自 平成18年4月 1 日 至 平成19年3月31日) 売上高 12,000 24,000 12,000 売上総利益 12,000 24,000 12,000 販売費及び一般管理費 38,188 82,823 44,635 営業損失 26,188 58,823 32,635 経常損失 79,806 53,893 △25,912 当期純損失 80,202 54,734 △25,467 区分 Copyright©2007 J・ESCOM HOLDINGS,INC. ALL Rights Reserved. 対前年比 7 Ⅱ. 平成20年3月期 通期業績予想 Copyright©2007 J・ESCOM HOLDINGS,INC. ALL Rights Reserved. Ⅱ-1 業績予想 1)売上高(連結・個別) 平成18年3月期(前期実績) 平成19年3月期(当期実績) 百万円 連 結 売 上 高 808 百万円 12 百万円 397 百万円 個 別 売 上 高 平成20年3月期(次期予想) 2,015 百万円 百万円 24 42 売上高 連結 20億 15億 10億 連結 5億 連結 個別 0 個別 平成18年3月期 (前期実績) Copyright©2007 J・ESCOM HOLDINGS,INC. ALL Rights Reserved. 個別 平成19年3月期 (当期実績) 平成20年3月期 (次期予想) 8 Ⅱ-1 業績予想 2)営業利益(連結・個別) 平成18年3月期(前期実績) 平成19年3月期(当期実績) 百万円 連 結 営 業 利 益 △465 百万円 △308 百万円 個 別 営 業 利 益 △26 平成20年3月期(次期予想) 百万円 △110 百万円 △58 百万円 △163 営業利益 10億 5億 0 個別 個別 個別 △5億 連結 連結 連結 △10億 平成18年3月期 (前期実績) Copyright©2007 J・ESCOM HOLDINGS,INC. ALL Rights Reserved. 平成19年3月期 (当期実績) 平成20年3月期 (次期予想) 9 Ⅱ-1 業績予想 3)経常利益(連結・個別) 平成18年3月期(前期実績) 平成19年3月期(当期実績) 百万円 連 結 経 常 利 益 △516 百万円 △307 百万円 個 別 経 常 利 益 △79 平成20年3月期(次期予想) 百万円 △115 百万円 △53 百万円 △165 経常利益 10億 5億 0 個別 個別 個別 △5億 連結 連結 連結 △10億 平成18年3月期 (前期実績) Copyright©2007 J・ESCOM HOLDINGS,INC. ALL Rights Reserved. 平成19年3月期 (当期実績) 平成20年3月期 (次期予想) 10 Ⅱ-1 業績予想 4)当期純利益(連結・個別) 平成18年3月期(前期実績) 平成19年3月期(当期実績) 百万円 連 結 当 期 純 利 益 △690 百万円 △375 百万円 個 別 当 期 純 利 益 △80 平成20年3月期(次期予想) 百万円 △120 百万円 △54 百万円 △170 当期純利益 10億 5億 0 個別 個別 個別 △5億 連結 連結 連結 △10億 平成18年3月期 (前期実績) Copyright©2007 J・ESCOM HOLDINGS,INC. ALL Rights Reserved. 平成19年3月期 (当期実績) 平成20年3月期 (次期予想) 11 Ⅱ-2 事業セグメント別戦略 1)教材部門(教育事業) 2)商事部門 3)衛星放送事業 教材部門(教育事業) 教材部門におきましては、子会社エスコムにおいて長年にわたり経営資源として保有して参りました代理店による教材の訪問販売ビ ジネスを見直し、ビジネスモデルの再構築を更に加速させていきます。今後は、従来から行って参りました標準教材・高校受験対策 教材・他メーカーとのタイアップによる小学生用教材などのラインアップを集約して、競争力のある商品構成に重点を置き、販売代 理店に対し提供して参ります。また、これまでのマーケティング情報やノウハウを活用して、教材に関する商品提供のみならず、企 業教育ビジネスや教師ネットワークビジネスなどを視野に入れた教育事業への拡大を目指して参ります。 商事部門 商事部門においては、教材ビジネスの再構築に時間を要していたことで遅れを生じておりましたが、従来の文具、事務消耗品に加えて 新たに化粧品、理美容関連商材など新規商材を発掘することにより、商事部門の新たな商材・サービスとの結合による収益の確保をめ ざします。 平成18年4月には中国上海において設立申請をしていた「たのめーる・チャイナ」の営業権を取得し、同年7月に「達楽美爾(上海) 商貿有限公司」として、中国行政当局より出資認可受け、営業活動が開始できるようになりました。現在、中国市場におけるマーケティ ングを更に行い、有益な資本投下となるよう、慎重かつ積極的に育てていきたいと考えております。 衛星放送事業 衛星放送事業につきましては、従来の教育番組の放送時間以外にある空き時間を有効活用するよう、全国のケーブルテレビ局への番組 提供を展開して参りました。その結果、コスト削減と併せて当該事業分野における営業黒字を達成しております。今後は、視聴者増加 及びケーブルテレビ各局に対する営業強化と併せて、当社が保有するメディアの特性を活かした、他教育関連企業とのタイアップを推 し進め収益率の拡大を図ります。 Copyright©2007 J・ESCOM HOLDINGS,INC. ALL Rights Reserved. 12 Ⅱ-3 まとめ 当社グループは、M&Aを視野に入れた売上増加を目指しております。これまで持株会社化とい う体制は整えたものの、法令順守や将来のリスクにも対応できる内部統制システムの見直しを優 先し、過去のビジネスモデルの再構築に時間を要していることから、新たな業務提携やM&Aな どへの業務集中が出来ず、当連結会計年度までには収益改善に結びついておりません。今後は更 に新規事業・資本提携・業務提携をスピーディーかつ具体的に推進し得る体制の構築を目指し、 株式移転により設立した持株会社の特性を活かし、各企業の安定的な拡充を図るよう企業努力を 継続して参ります。 Copyright©2007 J・ESCOM HOLDINGS,INC. ALL Rights Reserved. 13 本資料の取扱のご注意 本資料は将来予測の陳述を含んでおります。これらの記載は、現在の計画、予測及び予見に基づいて 作成されております。将来予測の陳述は、それらの記載がなされた日付現在に限りそれを伝えるもので あり、それらのいずれに関しても、新しい情報又は将来の事象を考慮して更新する義務を負うものではあ りません。将来予測の陳述は、それに付随するリスク及び不確実性を有しています。多くの重大な要因に より、実際には、将来予測の陳述の記載とは異なる結果又は結末が生じる可能性があります。 Copyright©2007 J・ESCOM HOLDINGS,INC. ALL Rights Reserved.
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