COMSOL Multiphysicsによる 複合的現象の数値シミュレーション - 計測

2011/6/1
人とくるまのテクノロジー展2011年EV・HEVワークショップ
パシフィコ横浜 展示ホール
2011 5月20日 午後1時~1時45分
COMSOL Multiphysicsへの期待
COMSOL Multiphysics
COMSOL Multiphysicsによる
複合的現象の数値シミュレーション
汎用有限要素解析ソフトウェア(FEM)
COMSOL社製(スウェーデン)
現在のVersion= 4.1
複合的物理現象(マルチフィジックス)の解析を 目的として開発されてきており
いろいろな連成現象を取り扱いやすい。
製品構成
橋口 真宜
計測エンジニアリングシステム株式会社
http://www.kesco.co.jp/
リチウムイオン電池
偏微分方程式(PDE)ベースのモデリング環境
①基本モジュール
(PDEを含む)
PDEによって新規の方程式や境界条件な
どを追加可能
②専門分野別モジュール
未知数
電解質電位 phil
電解質塩濃度 cl
電位 phis
①
②
1次元モデリング
負極
電解質
正極
100e-6[m] 52e-6[m] 183e-6[m]
#6 パラメータ+演算式による形状表現可
0,L_neg,L_neg+L_sep,L_neg+L_sep+L_pos
1
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リチウムイオン電池
電解質
電解液 1:2 EC:DMC
塩
LiPF6
導電率は濃度に依存。実験値を使用(1)( #7 表で定義可)
電極(多孔質、球状粒子の影響を考慮)
負極 グラファイト(LixC6) 、0[V]に固定。
正極 LiyMn2O4、電流密度を規定。
平衡電位は濃度に依存。実験値を使用(2)( #7 表で定義可)
導電率(1)
負極平衡電位(2)
(正電極も同様)
電解質部分の設定
温度T=298[K] 一定
電解質導電率[S/m]
Kl(cl*0.001)として表関数Klを利用
電解質塩拡散の設定
Dl 7.5e-11[m^2/s]
t_plus 0.363
正極平衡電位(2)
Lithium-Ion Battery(liion)によるモデリング
負電極の設定
Lithium-Ion Battery(liion)によるモデリング
Lithium-Ion Battery(liion)によるモデリング
電位に関する境界条件
GND
電流密度
i_disch*disch_on
+i_charge*charge_on
#7 放電・充電パターンの式表現
(step関数の利用)
Butler-Volmer
step1の関数形
2
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Lithium-Ion Battery(liion)によるモデリング
正電極
電池内部
電流密度(規定)
Lithium-Ion Battery(liion)によるモデリング
スパイラル形状作成
2次元への拡張
塩の濃度分布
多孔質電極
固体電極(アルミニウム、銅)
ステップ上の電流を規定
セル電位の時間変化
電解質電位分布(t=1e4[s])
塩の空間濃度分布(t=1e4[s]
電位(セル電位)
電解質電位分布
燃料電池への応用
固体高分子形燃料電池(PEMFC)
#8 モデル作成手順書を完備
燃料電池への応用
3次元PEMFCの例
メッシュ
電流-電位曲線
3
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燃料電池のセルスタックの熱膨張
電磁波源による物体加熱
ピエゾ素子による音波の発生
COMSOL お問い合わせ
計測エンジニアリングシステム株式会社
第一営業部 加藤
電話:03-5282-7040
FAX:03-5282-0808
住所:〒 101-0047
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井門内神田ビル5F
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