′一一一一 平成26年 2月 7日 伊豆市議会“創生伊豆州会派視察研修復命書 1.日 時 平成26年1月詑日(水)∼24日(金) 3日間 2.場 所 熊本県三池炭鉱万田坑・佐賀県佐野記念館・武雄市役所・武雄図書館・ 長崎県長崎市役所・長崎さる<現場見学・軍艦島上陸 3.参加者 フロンティア伊豆 4人 創生伊豆 8人 計12人 4.視察場所 ① 三池炭鉱万田坑(熊本県荒尾市) 早朝一番で伊豆市を出発し、東京国際空港ガら福岡空港へ、昼食後、貸切パスにて荒尾市向か い、伊豆の国市韮山反射炉と同じく近代産業世界遺産を目指す三池炭鉱万田抗を視察する。 現地では、ボランティアガイドにより万田抗の炭鉱の歴史と日本近代化への責献度、また炭鉱 夫の想像を絶する過酷な労働条件等の話を聞き、日本の近代化に身を捧げた先人たちに報いるた めにも、関係8県11市連携により世界遺産萱寿を願うものである。 ② 佐野常民記念館(佐賀県佐賀市) 万田抗から1時間はとバスを走らせ、佐賀市に位書する日本赤十字創設者「佐野常民」の功績 を称える記念館を視察した。研修前には名前も知らない人物だったガ、地元では大変な英雄であ り、館長を含め熱烈な歓迎と説明であった。功績としては、産業遺産申請の三重津海軍所での国 産初の蒸気船「凌風丸」の完成、西洋式灯台の建設、内国勧業博覧会の開催、西南戦争の際、敵 味方区別なく負傷者を救護する「博愛社」の設立等と幕末から明治にかけて政治・産業・科学・ 芸術の各分野で旺盛な行動力を持って功績を遺した。 ③ 武雄市役所・武雄図書館(佐賀県武雄市) 武雄市内の宿を発ち朝一番にて武雄市役所を訪問、樋渡市長自らの行政・図書館説明を受けた 後、指定管理者制度にて特徴ある図書館経営を成功させた武鮭図書館の視察を行った。 ます武址市は、平成18年に3市町で合併し、人口弧000人に対し、市職員400人、予算詑0 億円、市議会議員26人・月額謂万円の行政経営の市であるガ、特徴としては、10部・亜課と多 くの行政組織を持ち、具体的目標設定のフェイスフック・シティ課・お結び課・わたしたちの新 幹線課・いのしし課・ガん検診向上課等見えるネイミンクとし、職鼻・市民への共通の意識付け を行うことで目標達成を図っている。教育では、小学校へのパフレット端末の配備等により時代 を見据えた教育にも取り組んでいる。 図書館経営としては、市長就任時、図書館関東日(1(油日)の多さに疑問を持ち、もつと市民に 利用してほしい気持ちから行政でできなければ民間の力でと同業に近い「鴬谷書店」を随意契約 にて指定管理者とし、文具・本の有料販売、購入・貸出しのポイント制を導入し、また、コーヒ ー・ケーキ等ガ飲食しなガう本ガ読める「スターバックス」を出店させ、公共図書館では制限さ れている有料化の禁止、図書館法で「無料の原則」を打ち破っての図書館経営で多くの来客者ガ 飲食のついでに本を読んでいく、買っていく状況を作り出している。公共図書館ガこういう形で 行うここができれば理想であるガ、法的規制ガ何故破れたか不思議であるし、ここまでやるなら 民間でどうぞと思わずにはいられない。 伊豆市ガ導入するには、利益ガ出るメニューガ寅・量ともに不足で採算ガ取れない→利益ガ薄 い分サービスの低下ガ生じる→市の指定筐理科ガ増える。と負のスパイラルに陥るためあまり勧 められない。 ④ 長崎市役所・長崎さるく(長崎県長崎市) 佐賀県を後にし、長崎市内で昼食を食べ、長崎市役所に向かい担当者から長崎市行政の概要と 長崎さるく事務局職員から取り組み状況の説明を受ける。 行政規模としては段違いで参考にはならないガ観光を誘致し、市の活性を図る姿勢は同じであ り、そのノウハウを探り出すため“さるぐに着目した。 日本全国ここでも観光産業ガ疲弊していく中、長崎市も同様であり“さるく博”を契機に組織・ 推進体制を見直し、官・民・業全員参加のオール長崎での取り組み、意識付けを持つ組織づくり とした。長崎市ガもつ観光施設の集中化を活かし、“遊・通・学・食付のまち歩き観光コースを200 コース程設定し、徹底したボランティアガイドの育成、あらゆる手段による情報の発信、歴史・ 文化・載光・自然・食・環境等との連携・融合を図り、まう全体での“おもてなし”事業として 取り組んだため成功した事例であると痛感した。 ≪まとめ≫ 以上、各視察先の目標に向かっての取り組み状況・手段を研併し思うことは、伊豆で も嘗われているように伊豆は1つ・1つではなく、集団・団結・連携・一丸となっての 組織・体制づくりで一つの白組こ向かい、宮・艮・集全体で取り組まなければ、成功に は結びつかない時代となっており、そのために具は東部は伊豆市は何をやるべきか発想 の転換、切口の見直しガ必要ではないか、もう一つの切り口として奇想天外・型破りに よる注目に期待するガである。 以上、研修報告といたします。 伊豆市議会議長 飯田正志 様 伊豆市議会創生伊豆 山下尚
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