PDF形式 872KB - ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング

証券コード:7774
第12期(平成22年3月期)決算説明資料
平成22年4月30日
株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング
http://www.jpte.co.jp
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第12期(平成22年3月期) 決算説明資料
目次
™ 事業概要
---
™ 第12期(平成22年3月期)の業績
--- 17
™ 第13期(平成23年3月期)の業績予想
--- 24
™ 株式分布・主要株主、PIR活動
--- 28
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2
1
第12期(平成22年3月期) 決算説明資料
事業概要
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2
第12期(平成22年3月期) 決算説明資料
再生医療製品事業
自家培養表皮
自家培養軟骨
自家培養角膜上皮
広島大学
越智 光夫 教授
伊ベネトアイバンク、
伊モデナ大学
Michele De Luca 博士
Graziella Pellegrini 博士
開発製品
の外観
基本技術
の導入元
適応疾患
米ハーバード大学
Howard Green 教授
重症熱傷
膝関節の全層軟骨欠損
(軟骨と角膜
上皮は想定)
深達性Ⅱ度熱傷創及び
Ⅲ度熱傷創の合計面積が
体表面積の30%以上
事故等の一過性の外力や
スポーツ等の反復的な外力
による軟骨の欠損
進捗状況
製造承認を取得(H19.10)、
保険収載(H21.1)
製造販売承認申請
の提出(H21.8)
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化学傷、熱傷、スティーブ
ンス・ジョンソン症候群、眼
類天疱瘡、角膜感染症、
再発翼状片
確認申請の審査中
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第12期(平成22年3月期) 決算説明資料
再生医療における薬事承認プロセス
™ 薬事法の下では、ヒト細胞・組織利用製品ならびに遺伝子治療用医薬品
の製造販売承認を取得するためには、治験の前に確認申請に適合する
必要があります。
保険
収載
製造
販売後
対応
製造販売
承認申請
治験
(臨床試験)
確認申請
前臨床試験
基礎研究
医薬発 906号通知*1
医薬発1314号通知*2
上市
製造販売
保険収載
製造販売
承認申請
治験
計画届
確認申請
*1: 「細胞・組織を利用した医療用具又は医薬品の品質及び安全性の確保について」(医薬発906号、H11.7.30)
*2: 「ヒト又は動物由来成分を原料として製造される医薬品等の品質及び安全性の確保について」(医薬発1314号、H12.12.26)
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第12期(平成22年3月期) 決算説明資料
日本第1号のヒト細胞組み込み再生医療製品
8 cm
80 cm2
10 cm
[適応対象]
重症熱傷
(深達性Ⅱ度+Ⅲ度≧30%)
[保険償還価格]
306,000円/枚
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第12期(平成22年3月期) 決算説明資料
重症熱傷の定義
™ ジェイスの適応対象は、「深達性Ⅱ度及びⅢ度熱傷創の合計受傷面積が
体表面積の30%以上の患者」と定義されました。当該患者群の術後死亡
率は、50%を超えます。
100
Ⅱ度・Ⅲ度熱傷患者数
合計約5,000人/年
死亡率
80
2,000
60
約4,100人
/年
約900人/年
(死亡:500、生存:400)
40
死亡率(
%)
Ⅱ度・
Ⅲ度熱傷患者数(人/年)
3,000
1,000
20
患者数
0
0%~ 10%~ 20%~ 30%~ 40%~ 50%~ 60%~ 70%~ 80%~ 90%~
出所) 当社
0
合計受傷面積
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第12期(平成22年3月期) 決算説明資料
ジェイス事業展開上の条件
製造販売承認の条件
保険適用に関する留意事項
1. 本品の適応対象を適切に治療できる医療機関において、
重症熱傷症例の治療に十分な知識・経験のある医師によ
り、本品の有効性及び安全性を理解した上で用いられるよ
う、適切な措置を講じること。
ア 自家植皮のための恵皮面積が確保できない重篤な広範囲
熱傷で、かつ、受傷面積として深達性Ⅱ度熱傷創及びⅢ度
熱傷創の合計面積が体表面積の30%以上の熱傷の場合
であって、創閉鎖を目的として使用した場合に、一連につき
20枚を限度として算定する。
2. 治験症例が極めて限られていることから、本品の有効性及
び安全性を確認するための製造販売後臨床試験を実施し、
その結果を速やかに報告すること。
3. 治験症例が極めて限られていることから、原則として再審
査期間が終了するまでの間、全症例を対象とした使用成績
調査を実施し、本品の有効性及び安全性に関する情報を
早期に収集し、その結果については定期的に報告すること。
4. 製造販売後臨床試験及び使用成績調査の結果等につい
ては、迅速に公開するとともに、使用する医師、医療機関
に対し適切に情報提供し、患者に対する情報提供資料にも
適切に反映すること。
イ 深達性Ⅱ度熱傷創への使用は、Ⅲ度熱傷と深達性Ⅱ度熱
傷が混在し、分けて治療することが困難な場合に限る。
ウ 凍結保存皮膚を用いた皮膚移植術を行うことが可能であっ
て、広範囲熱傷特定集中治療室管理料の施設基準の届出
を行っている保険医療機関において実施すること。
エ ヒト自家移植組織を使用した患者については、診療報酬請
求に当たって、診療報酬明細書に症状詳記を添付する。
《注意》
当該留意事項は、H21.1.1~H22.3.31のもの。
H22.4.1から留意事項ウが改定された。
5. 本品の製造過程にフィーダー細胞として用いられるマウス
胎児由来3T3-J2細胞にかかる異種移植に伴うリスクを踏
まえ、新たな取扱いの基準が定められるまでの間、最終製
品のサンプル及び使用に関する記録を30年間保存するな
ど適切な取扱いが行われるよう必要な措置を講じること。
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第12期(平成22年3月期) 決算説明資料
ジェイスの保険償還基準
™ 保険適用に関する留意事項(平成21年1月13日当社開示の厚労省通知)
の中で、「算定限度」と「施設基準」という条件が、ジェイス販売活動に重大
な影響を与えました。
【施設基準】*1
広範囲熱傷特定
集中治療室管理料の
施設基準の届出を
行っている医療機関
であること
保険償還可能
届出済
(25施設*2)
(当社が売上計上可能)
未届出
(約150施設)
保険償還不可能
保険償還不可能
保険償還不可能
1~20枚
21枚以上
一患者あたりの提供枚数
【算定限度】
一連につき20枚を限度として算定する
*1: 当該施設基準は、H21.1.1~H22.3.31のもの。H22.4.1から施設基準が改定された。
*2: 平成22年3月31日時点では、北海道0、東北3、関東10、中部5、近畿5、中国0、四国1、九州1。当社調べによる。
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第12期(平成22年3月期) 決算説明資料
ジェイスの出荷実績(H22/3期)
™ 当社は保険償還基準に合致する注文を獲得するよう営業活動を展開しました
が、保険償還基準を満たさない条件でのジェイス出荷(人道的観点から当社
負担による出荷)が多くを占めました。
™ さらに、3週間の培養中に製造を中止したケースも想定以上に多くありました。
【施設基準】
*1
届出済
(25施設*2)
未届出
(約150施設)
約40%
(枚数ベース)
約60%
+
製造中止
例)患者死亡等
(枚数ベース)
1~20枚
21枚以上
一患者あたりの提供枚数
【算定限度】
*1: 当該施設基準は、H21.1.1~H22.3.31のもの。H22.4.1から施設基準が改定された。
*2: 平成22年3月31日時点。当社調べによる。
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第12期(平成22年3月期) 決算説明資料
診療報酬改定:ジェイスの留意事項緩和
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第12期(平成22年3月期) 決算説明資料
ジェイス事業展開上の条件(H22.4.1改定)
製造販売承認の条件
1. 本品の適応対象を適切に治療できる医療機関において、
重症熱傷症例の治療に十分な知識・経験のある医師によ
り、本品の有効性及び安全性を理解した上で用いられるよ
う、適切な措置を講じること。
2. 治験症例が極めて限られていることから、本品の有効性及
び安全性を確認するための製造販売後臨床試験を実施し、
その結果を速やかに報告すること。
保険適用に関する留意事項
(H22.4.1改定)
ア 自家植皮のための恵皮面積が確保できない重篤な広範囲
熱傷で、かつ、受傷面積として深達性Ⅱ度熱傷創及びⅢ度
熱傷創の合計面積が体表面積の30%以上の熱傷の場合
であって、創閉鎖を目的として使用した場合に、一連につき
20枚を限度として算定する。
イ 深達性Ⅱ度熱傷創への使用は、Ⅲ度熱傷と深達性Ⅱ度熱
傷が混在し、分けて治療することが困難な場合に限る。
3. 治験症例が極めて限られていることから、原則として再審
査期間が終了するまでの間、全症例を対象とした使用成績
調査を実施し、本品の有効性及び安全性に関する情報を
早期に収集し、その結果については定期的に報告すること。
ウ 凍結保存皮膚を用いた皮膚移植術を行うことが可能であっ
て、救命救急入院料3、救命救急入院料4 又は特定集中
治療室管理料2の施設基準の届け出を行っている保険医
療機関において実施すること。
4. 製造販売後臨床試験及び使用成績調査の結果等につい
ては、迅速に公開するとともに、使用する医師、医療機関
に対し適切に情報提供し、患者に対する情報提供資料にも
適切に反映すること。
エ ヒト自家移植組織を使用した患者については、診療報酬請
求に当たって、診療報酬明細書に症状詳記を添付する。
《参考》 H21.1.1~H22.3.31
5. 本品の製造過程にフィーダー細胞として用いられるマウス
胎児由来3T3-J2細胞にかかる異種移植に伴うリスクを踏
まえ、新たな取扱いの基準が定められるまでの間、最終製
品のサンプル及び使用に関する記録を30年間保存するな
ど適切な取扱いが行われるよう必要な措置を講じること。
(前略)
ウ 凍結保存皮膚を用いた皮膚移植術を行うことが可能であっ
て、広範囲熱傷特定集中治療室管理料の施設基準の届出
を行っている保険医療機関において実施すること。
(後略)
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第12期(平成22年3月期) 決算説明資料
施設基準の変更
™ 改定後の施設基準は全て新設であるため、医療機関は新規に届け出を
行う必要があります。
(改定前の施設基準)
広範囲熱傷特定集中治療室管理料
(改定後の施設基準)
救命救急入院料3、または
救命救急入院料4、または
特定集中治療室管理料2
施設基準を満たす施設
【約200施設】
救命救急入院料3
救命救急入院料4
【約600施設】
特定集中治療室
管理料2
【約660施設が該当】
25施設が届出
最終的には100施設超が届出を行うと予想
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第12期(平成22年3月期) 決算説明資料
再生医療製品事業の主要な成果(1)
自家培養表皮
当期の進捗目標
売上
115百万円
製造販売後
調査等の実施
第4四半期の成果 (前提条件との対比、定性的情報を含む)
● 保険償還基準(施設基準と算定限度)に合致する注文を獲得するよう営
業活動を展開しました。新たに施設基準の届出を行った医療機関は、1
年間で2施設に留まりました。
● 出荷前に患者が死亡することにより、製造を中止するケースが3月末ま
で続きました。その結果、達成率96.0%になりました。
● 製造販売後臨床試験の実施計画について、医薬品医療機器総合機構と
合意しました。
● 使用成績調査は、使用成績調査等調査実施計画書に従い、全症例の調
査を進めました。
● 厚生労働省の通知「特定保険医療材料の材料価格算定に関する留意事
項について」(平成22年3月5日付)により、平成22年4月1日から広範囲
保険適用に関す
熱傷特定集中管理室料の届出項目が削除されることが明らかになりまし
る留意事項見直
た。
し要求
● 本改定を受け、新設された施設基準を満たしジェイスの使用が可能とな
る医療機関は、最終的には100施設を超えるものと想定されます。
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第12期(平成22年3月期) 決算説明資料
再生医療製品事業の主要な成果(2)
自家培養軟骨
当期の進捗目標
第4四半期の成果 (前提条件との対比、定性的情報を含む)
● 平成21年8月24日に製造販売承認申請を厚生労働省に提出しました。当
社が想定する適応疾患は、膝関節の全層軟骨欠損と定義しました。
製造販売承認
申請の提出
● その後、医薬品医療機器総合機構から複数回照会事項が発出され、当
社は全ての照会事項に回答しました。
● 総合戦略プロジェクトとして、生産体制、販売体制等の整備を計画どおり
進めています。
自家培養角膜上皮
当期の進捗目標
確認申請への
適合取得
第4四半期の成果 (前提条件との対比、定性的情報を含む)
● 平成22年3月期中に確認申請への適合を受けることを計画していました
が、進捗状況を考慮した結果、当期中の適合は不可能であると判断しま
した(平成22年2月19日修正)
● 早期に適合を受け治験を開始するために、製品仕様の一部変更を含め
て医薬品医療機器総合機構と協議を進めます。
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第12期(平成22年3月期) 決算説明資料
研究開発支援事業の主要な成果
研究用ヒト培養組織
当期の進捗目標
売上
39百万円
第4四半期の成果 (前提条件との対比、定性的情報を含む)
● ラボサイトシリーズの新規顧客開拓とユーザーからの受託試験を積極的
に展開した結果、売上実績は通期39百万円となり、達成率100.9%となり
ました。
● JaCVAM(日本動物実験代替法検証センター)による皮膚刺激性試験の
標準化作業と、OECD(経済協力開発機構)による皮膚刺激性試験の標
準化作業に向けての対応を進めています。
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第12期(平成22年3月期) 決算説明資料
平成22年3月期の開発実績
™ 自家培養軟骨は、計画どおり平成21年8月に製造販売承認申請を提出し
ました。
治験
(臨床試験)
準備 (
相談)
確認申請
準備 (
相談)
製品パイプライン
基礎 前臨床
研究 試験
準備 (
相談)
薬事審査
プロセス
製造販売
承認申請
保険
収載
製造販売後
対応
H21/3期の実績
自家培養表皮
H22/3期の目標
H22/3期の実績
H21/3期の実績
H22/3期の目標
自家培養軟骨
H22/3期の実績
H21/3期の実績
自家培養角膜上皮
H22/3期の目標 (H22.2.19修正)
H22/3期の実績
出所) 平成22年3月期 第4四半期マイルストーン開示(当社事業計画の進捗状況等について) 、平成22年4月30日開示
注) 確認申請、治験、製造販売承認申請の各プロセス直前の準備段階では、独立行政法人医薬品医療機器総合機構が
提供する各種相談制度を活用することが推奨されている。但し、当該相談制度の活用は、必須ではない。
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第12期(平成22年3月期) 決算説明資料
第12期(平成22年3月期)の業績
(平成21年4月1日~平成22年3月31日)
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第12期(平成22年3月期) 決算説明資料
経営成績概況
™ 第11期実績に対し第12期実績は、ジェイスの販売活動を一年間通じて展開した
結果、売上高は増加し、前年比184.5%になりました。また、ジェイスの営業活動
に伴う人件費及び研究開発費等の費用増加分を、他の部分で経費削減に努め
た結果、第11期実績に対し損失額は減少しました。
™ 第12期計画に対しては、売上高及び損失ともにほぼ計画通りの結果となりました。
(単位:百万円)
第11期 実績
(H21 /3期)
第12期 (H22 /3期)
計画
実績
達成率
114
214
211
98.5%
10
19
16
84.7%
1,113
1,089
1,083
99.5%
営業利益
△1,102
△1,069
△1,067
-
経常利益
△1,113
△1,098
△1,096
-
当期純利益
△1,133
△1,102
△1,099
-
売上高
売上総利益
販売費及び一般管理費
注) 第12期計画は、平成22年2月19日発表の「業績予想の修正」に基づく。
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第12期(平成22年3月期) 決算説明資料
売上実績推移
自家培養表皮ジェイス
自家培養角膜上皮
研究用ヒト培養組織
(単位:百万円)
250
211
200
110
150
111
114
12
100
77
【自家培養表皮ジェイス】
™ 第12期実績は、一年間を通じて販売
活動を展開した結果、第11期実績に
比べ大幅に増加しました。
【自家培養角膜上皮(受託開発収入)】
™ 治験前の確認申請に適合することを目
指しましたが、主要な照会事項に時間
を要したため、適合にはいたりません
でした。
61
64
50
34
37
39
第10期 実績
(H20 /3期)
第11期 実績
(H21 /3期)
第12期 実績
(H22 /3期)
0
【研究用ヒト培養組織】
™ 製品販売に加え、ユーザーからの受託
試験を請け負うことにより、着実に売
上を伸ばしました。
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第12期(平成22年3月期) 決算説明資料
販売費及び一般管理費実績
™ 研究開発費:ジェイスの市販後調査研究費(96百万円)等により、65百万円の増加と
なりました。
™ 人件費:
総人件費(販管費の316百万円に加え製造原価及び研究開発費への
振替分を加算)でみた場合、第11期実績は643百万円、第12期実績
は698百万円であり、55百万円の増加となりました。
第11期 実績
(H21 /3期)
275
25%
第12期 実績
(H22 /3期)
359
32%
263
24%
販管費合計
販管費合計
1,113百万円
研究開発費
減価償却費
人件費
その他販管費
401
36%
(単位:百万円)
425
40%
1,083百万円
76
7%
316
29%
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78
7%
20
第12期(平成22年3月期) 決算説明資料
財務概況(1)
【 資産の部 】
(単位:百万円)
第11期
第12期
(H21 /3期) (H22 /3期)
流動資産
現金及び預金
増減
2,304
1,644 △660
2,216
1,475 △741
その他
88
169
81
固定資産
1,134
1,546
412
1,086
1,498
411
(建物)
739
874
135
(土地・その他)
347
624
277
無形固定資産
36
42
6
投資その他の資産
11
5
△5
繰延資産
14
6
△7
資産合計
3,453
有形固定資産
3,197 △255
流動資産:
™ 営業活動による支出(1,021百
万円)、新規借入(620百万円)
及び返済(106百万円)、第三者
割当増資による収入(318百万
円)、研究棟の取得(524百万
円)等により、1,644百万円とな
りました。
固定資産:
™ 研究棟の取得による増加分
(524百万円)及び減価償却費
による減少分(114百万円)等に
より、1,546百万円となりました。
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第12期(平成22年3月期) 決算説明資料
財務概況(2)
™ 負債合計は、長期借入(620
【 負債の部 】
第11期
第12期
(H21 /3期) (H22 /3期)
百 万 円 ) 及 び 返 済(106百万
円)等により、1,556百万円と
なりました。(固定負債に含ま
れる長期借入金残高:1,008
百万円)
(単位:百万円)
301
96
205
733
1,034
流動負債
短期借入金
その他
固定負債
負債合計
436
239
197
1,119
1,556
【 純資産の部 】
™ 純資産合計は、第三者割当増
資及び新株予約権の行使に
よる資本金及び資本剰余金の
増加(各161百万円)及び当期
純損失(1,099百万円)により、
資本剰余金
利益剰余金
純資産合計
135
142
△8
386
521
(単位:百万円)
第11期
第12期
(H21 /3期) (H22 /3期)
資本金
増減
増減
5,553
5,714
161
3,383
3,544
161
△6,518 △7,618 △1,099
2,418
1,641
△776
1,641百万円となりました。
負債及び純資産合計
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3,453
3,197
△255
22
第12期(平成22年3月期) 決算説明資料
キャッシュ・フロー計算書概況
(単位:百万円)
第11期 実績
(H21 /3期)
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増減額(△:減少額)
現金及び現金同等物の期首残高
現金及び現金同等物の期末残高
第12期 実績
(H22 /3期)
△1,021
1,078
223
0
279
676
956
△1,021
244
834
0
58
956
1,014
増減
0
△834
611
0
△221
280
58
™ 営業活動によるCF: 税引前当期純損失1,096百万円等により、 △1,021百万円となりました。
™ 投資活動によるCF: 定期預金の預入による支出(1,221百万円)、払戻による収入(2,021百万円)、研
究棟の取得(524百万円)等により、244百万円となりました。
™ 財務活動によるCF: 長期借入金の借入(620百万円)及び返済(106万円)、第三者割当増資(318百
万円)等により、834百万円となりました。
™ 現金及び現金同等物の期末残高:期首残高956百万円に対し、期末残高は1,014百万円となりました。
なお、貸借対照表中の現金及び預金(1,475百万円)との差額は、預
入期間が3ヶ月超の定期預金(461百万円)分に該当します。
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23
第12期(平成22年3月期) 決算説明資料
第13期(平成23年3月期)の業績予想
(平成22年4月1日~平成23年3月31日)
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24
第12期(平成22年3月期) 決算説明資料
第13期通期 業績予想
™ 第13期の売上高は、ジェイスの「保険適用に関する留意事項」の一つである施設
基準の改定を受け、売上可能となる施設数が拡大することにより、大幅に増加す
る見込みです。一方、同製品の製造販売後調査等の費用の増加が予想され、当
期純損失は、第12期とほぼ同程度と見込んでいます。
(単位:百万円)
第13期 (H23 /3期)
第11期 実績
(H21 /3期)
第12期 実績
(H22 /3期)
114
211
505
営業利益
△1,102
△1,067
△1,033
-
経常利益
△1,113
△1,096
△1,051
-
当期純利益
△1,133
△1,099
△1,054
-
売上高
第12期比
計画
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238.9%
25
第12期(平成22年3月期) 決算説明資料
売上計画
™ 第13期の売上高は、505百万円(第12期比238.9%)を計画します。
™ ジェイスの売上は、「保険適用に関する留意事項」の一つである施設基準の改定
を受け、売上可能となる施設数が拡大するため、363百万円(第12期比328.4%)
を計画します。
自家培養表皮ジェイス
自家培養角膜上皮
研究用ヒト培養組織
(単位:百万円)
600
505
500
400
363
300
200
100
0
211
111
114
110
77
12
64
61
34
37
39
51
第10期 実績
(H20 /3期)
第11期 実績
(H21 /3期)
第12期 実績
(H22 /3期)
第13期 計画
(H23 /3期)
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90
26
第12期(平成22年3月期) 決算説明資料
設備投資計画及び人員計画
™ 設備投資は、自家培養軟骨の製造設備増設のため、164百万円を予定しています。
™ 人員は、ジェイスの製造及び販売体制の強化のため、生産、営業部門の人員を重
点的に採用し、144名を予定しています。
(単位:百万円)
(単位:人)
設備投資
700
180
600
532
144
150
124
500
120
400
105
90
300
164
200
100
人員
60
30
43
0
0
第11期 実績
(H21 /3期)
第12期 実績
(H22 /3期)
第13期 計画
(H23 /3期)
第11期 実績
(H21 /3期)
第12期 実績
(H22 /3期)
第13期 計画
(H23 /3期)
※人員は、役員、正社員、パート・嘱託社員を含む年度末の合算値。
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27
第12期(平成22年3月期) 決算説明資料
株式分布・主要株主、PIR活動
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28
第12期(平成22年3月期) 決算説明資料
株式分布の状況
金融商品取引業者 12名 (0.2%)
金融機関 6名 (0.1%)
金融機関 2,709株 (2.5%)
その他の国内法人 76名 (1.0%)
金融商品取引業者
2,261株 (2.1%)
外国法人等 10名 (0.1%)
個人・その他(VC)
58,124株 (54.2%)
所有者
株主数別
所有者
株式数別
その他の国内法人
43,710株 (40.7%)
個人・その他(VC)
7,234名 (98.6%)
外国法人等 497株 (0.5%)
平成22年3月31日現在
株主数:7,338名
発行済株式数:107,301株
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29
第12期(平成22年3月期) 決算説明資料
主要株主
™ 平成22年3月31日時点で、7,338名の株主さまに支えていただいています。大株
主上位4名は、創業以来の株主です。
所有株式数(株)
割合(%)
21,136
8,292
4,492
4,350
ジャフコ・バイオテクノロジー1号投資事業有限責任組合
2,015
中部飼料(株)
2,000
前田陽子
1,600
三井住友海上火災保険(株)
1,500
ガステックサービス(株)
1,500
小澤洋介
1,200
その他
59,216
19.69
7.72
4.18
4.05
1.87
1.86
1.49
1.39
1.39
1.11
55.18
107,301
100.00
(株)ニデック
富山化学工業(株)
(株)INAX
三菱UFJキャピタル(株)
合計
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第12期(平成22年3月期) 決算説明資料
PIR活動について
™ 当社のIR活動方針は『PIR活動』の推進です。すなわち、当社の企業理念であ
る「再生医療の産業化」の実現のため、株主及び投資家へのIR活動に加え、世
論形成を目的としたPR活動も積極的に展開します。
™ 3月には、 ジャスダック上場企業ネットライブ会社説明会を開催しました。ご自宅
のパソコンからインターネット経由で視聴可能なライブ説明を夜間に行い、多く
の投資家の皆さまからのご意見・ご質問をいただくことができました。これからも、
様々な投資家の皆さまに、当社の事業内容をご理解いただけるよう、工夫して
まいります。
™ 平成21年4月1日~平成22年3月31日の主な「PIR活動」は次のとおりです。
個人投資家向け会社説明会
9回開催
証券営業担当者向け会社説明会
2回開催
機関投資家等訪問
105件
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第12期(平成22年3月期) 決算説明資料
本開示資料は、投資者に対する情報提供を目的として将来の事業計画等を記載したもので
あって、投資勧誘を目的としたものではありません。当社の事業計画に対する評価及び投
資に関する決定は、投資者ご自身の判断において行われるようお願いいたします。
また、当社は、事業計画に関する業績目標その他の事項の実現・達成等に関しその蓋然性
を如何なる意味においても保証するものではなく、その実現・達成等に関して一切責任を負
うものではありません。
本開示資料に記載されている将来に係わる一切の記述内容(事業計画に関する業績目標
も含みますがそれに限られません。)は、現時点で入手可能な情報から得られた当社の判
断に基づくものであり、将来の経済環境の変化等を含む事業計画の前提条件に変動が生じ
た場合その他様々な要因の変化により、実際の事業の状態・業績等は影響を受けることが
予想され、本開示資料の記載内容と大きく異なる可能性があります。
株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング
〒443-0022 愛知県蒲郡市三谷北通6-209-1
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TEL. 0533-66-2020 FAX. 0533-66-2019
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