環境マネジメント(2p 1047kb) - サカタインクス

環境マネジメント
環 境 マネジメント の 体 制
1973年に環境部を設置し、地球環境保全への取り組
みを開始して以来、当社は時代の変化に対応しつつ、環境
止の強化を重要経営課題と認識し、
これらの環境活動に
取り組んでいます。
そのため「CSR委員会」を頂点として、
環境経営を実践
保全、
保安管理に努めてきました。
現在、地球温暖化、天然資源の枯渇、
オゾン層の破壊な
する
「環境経営委員会」を設け、
さらに生産拠点での環境
どの環境問題への対応、地球規模での環境保護が世界共
配慮活動を推進するための「環境管理委員会」、
非生産拠
通の課題となっています。当社では環境管理組織の整備、
点での環境配慮活動を推進するための「環境委員会」
をそ
事業活動にともなう環境負荷の低減、環境事故の未然防
れぞれ設置し、
環境マネジメントの体制を整備しています。
CSR委員会
企業の社会的責任を果たすためのコーポレート・ガバナンスを統括します
環境経営委員会
全社の環境に対する、理念・方針を策定し、環境経営を実践します
環境管理委員会
環境委員会
生産部門、
開発部門での環境配慮活動の推進を担当します
東京工場
大阪工場
羽生工場
営業部門、間接部門での環境配慮活動の推進を担当します
大阪本社
東京本社
支社・支店・営業所
環 境 関 連 法 規 の順 守
環境基本法を頂点とする公害、廃棄物・リサイクル、化学
物質、地球環境、自然保護に関する各種環境関連法規の
ほか、
各自治体の条例および協定を順守しています。
また、実態把握と監視のために自社での環境測定を実
施すると共に、第三者分析測定機関へも測定を依頼し、環
境関連法規の順守状況を定期的にチェックしています。
一方、海外環境関連法規については、海外現地法人と
も密接な連携を図り、また外部コンサルタントを利用し
て、
EUをはじめ世界の環境規制の最新動向を入手し、対
応しています。
さらに、社内においても外部講師によるセミナーを実施
するなど、国内外の環境関連法規などの情報提供にも取
り組んでいます。
2011年度は、環境に関連した苦情や事故は発生して
いません。また、
当社が環境関連で処罰を受けた事例はあ
りません。
電子マニフェスト の 導入 −産 業 廃 棄 物 管 理 の 徹 底−
2011年4月に施行された改正廃棄物処理法では、排
して、本社、支社、支店、営業所および工場の各拠点で電
出事業者に向けて、
より一層の廃棄物管理の徹底が求め
子マニフェストシステムの運用を開始し、
さらなる産業廃
られました。当社は2012年4月より、産業廃棄物に関す
棄物管理の徹底に取り組んでいます。
るコンプライアンスの確保と管理業務の効率化を目的と
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Social & Environmental Report 2012
ISO14 0 01の 認 証 取 得 状 況
当社は、環境保全への取り組みを自主的に進め、継続的
に改善していくため、ISO14001※1の認証取得を推進し
ています。
※ 1ISO14001:1996 年に国際標準化機構
(ISO)
が制定した、
環境マネジメントシステム(EMS)の国際規格
◉ 国内
登録年月日
審査登録機関
登録証番号
サカタインクス株式会社
財団法人
東京工場、大阪工場、
2001年3月30日
JQA-EM 1466
日本品質保証機構
羽生工場
ロジコネット株式会社
野田事業所、
伊丹事業所
2004年8月27日
財団法人
日本品質保証機構
*1
JQA-EM 1466
ロジコネット株式会社の事業所を
*1 2004年8月、当社工場内の関連会社事業所である、
登録範囲に含めました。
(認証登録範囲の拡大)
*2 2009年10月に審査登録機関を従前のSGSから変更し登録を行いました。
ダンカークのISO14001認証登録は1998年11月
(旧 CPS CORP.)
から継続してい
ます。
また、
シャーロットのISO14001認証登録は2009年1月から、
さらに、
ウエストシカゴ
のISO14001認証登録は2009年8月から継続しています。
◉ ISO14001認証取得拠点
事務所
登録年月日
審査登録機関
ETERNALSAKATA
INX CO.,LTD.
(タイ)
SGS Un
i
ted
2004年4月20日
Ki
ngdom Ltd.
SAKATAINX
(INDIA)
LTD.
(インド)
2005年8月11日
登録証番号
TH07/4416
TÜV Management 12 104 25618
Service GmbH
TMS
INXINTERNAT
IONAL
Lloyd’
sRegister
FRANCESAS
i
tyAssurance FQA 0950237/A
2006年5月24日 Qual
(フランス)
FranceSAS
SAKATAINX
SGS Un
i
ted
SHANGHAICO.,LTD. 2006年5月30日
Ki
ngdom Ltd.
(中国・上海)
CN06/00001EM
MAOMING SAKATA
INX CO.,LTD.
(中国・広東省茂名)
HK06/1623
2006年10月13日
SGS Un
i
ted
Ki
ngdom Ltd.
SAKATAINX
SIRIM QAS
(MALAYS
IA)
nte
r
nat
i
ona
l
2006年11月16日 I
SDN.BHD.(マレーシア)
Sdn.Bhd.
ER 0517
TAIWAN SAKATA
INX CORP.
(台湾)
TW07/01101EM
2007年8月24日
SGS Un
i
ted
Ki
ngdom Ltd.
環境マネジメント
事務所
◉ 海外関係会社
INXINTERNAT
IONAL
Wor
ldCerti
f
ication
UKLTD.
2009年3月13日
EN1151
ServicesLtd.
(英国)
INXINTERNAT
IONAL
ABS Quality
INK CO.
*2
2009年10月30日
Evaluations
(アメリカ・ダンカーク)
44199
INXINTERNAT
IONAL
ABS Quality
INK CO.
*2
2009年10月30日
Evaluations
(アメリカ・シャーロット)
44199
INXINTERNAT
IONAL
ABS Quality
INK CO.
*2
2009年10月30日
Evaluations
(アメリカ・ウエストシカゴ)
44199
SAKATA INX
VIETNAM CO.,LTD.
(ベトナム)
2009年11月16日
DET NORSKE
VERITAS
64961-2009AE-VNM-UKAS
SAKATA INX
ESPAÑA,S.A.
(スペイン)
2010年5月3日
IQNet and
AENOR
ES-2010/0270
教 育・訓 練 活 動
環境マネジメントシステムに基づき、環境に関する知識
各工場では、火災や爆発、化学物質などの漏洩、地震な
や技能、
自覚の向上を図っています。著しい環境影響の原
どの災害が発生した場合の対応マニュアルを作成すると
因となる可能性のある業務に従事する場合には、当該従
ともに、管轄自治体や近隣自治会への連絡体制や社員召
業員に対して適切かつ必要な訓練や教育を行い、能力の
集体制を整備しています。
向上に努めています。また、公的資格の取得を奨励してい
ます。
また消火栓放水訓練、二酸化炭素自動消火設備訓練な
どの消防訓練、
アンモニア水やインキ・油類の漏洩事故な
どを想定した訓練を行い、万一の事態に備えています。
●
資格取得者数
資 格 名
工場計(人)
資 格 名
2011年3月末 2012年3月末
工場計(人)
2011年3月末 2012年3月末
環境計量士
1
1
特別管理産業廃棄物管理責任者 ◆★
5
8
水質関係公害防止管理者
(1種)
3
3
産業廃棄物中間処理施設技術管理者 ★
2
2
水質関係公害防止管理者
(2種)
2
2
衛生管理者1種 ◆
8
9
水質関係公害防止管理者
(4種)
1
1
作業環境測定士1種
3
3
大気関係公害防止管理者
(1種)
3
3
酸欠危険作業主任者
(酸欠・硫化水素)◆
54
54
大気関係公害防止管理者
(3種)
1
1
特定化学物質等作業主任者 ◆★
ダイオキシン公害防止管理者
2
2
有機溶剤作業主任者 ◆★
東京都公害防止管理者2級
2
2
(化)1種圧力容器取扱作業主任者 ◆
エネルギー管理士
4
3
小規模ボイラー取扱技能者 ◆★
エネルギー管理員 ◆★
9
14
ボイラー技士2級 ◆★
72
76
101
103
2
2
39
41
8
8
◆印:工場で必要な公的資格
★印:環境マネジメントシステムの中で特定教育として運用しているもの
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