感染症学 (Microbiology and Infectious Diseases) 担当教員名 米田 誠、定 清直、千原一泰、竹内健司 科目区分 対象学年 専門 必修 オフィスアワー メールアドレス 授業概要 2 開講期 通年 単位数 2 (60h) いつでも歓迎 [email protected](米田) 看護に必要な微生物学(医動物学・免疫学を含む)の基本的知識を習得する(定・ 千原・竹内) 。 呼吸器系、消化器系、泌尿生殖器系、神経系、血液系などにおける感染症と関連する 免疫異常症(膠原病など)の症候、病態、治療について講述する(米田) 。 現在の感染症は複雑かつ多岐にわたる。感染症や関連する免疫異常症の本態を正確 授業目標 に把握し、それらの症候、治療、予防を習得する。また、感染症医療の現状や問題点 を理解し、infection control nurse としての基礎的能力を習得する。 授業計画・内容 前期(定・千原・竹内) 第1回 序論① 細菌とウイルス(定) 第2回 序論② 免疫のしくみ(定) 第3回 感染と感染症 感染症の種類、感染経路、消毒と滅菌、抗菌薬(定) 第4回 免疫と生体防御機構 自然免疫と獲得免疫、移植と輸血、免疫異常(定) 第5回 主な病原細菌① グラム陽性球菌、グラム陰性球菌、グラム陽性桿菌(定) 第6回 主な病原細菌② グラム陰性桿菌(千原) 第7回 主な病原細菌③ 結核菌、スピロヘータ、マイコプラズマ(千原) (米田) 第8回 膠原病の症候、検査、治療 第9回 関節リウマチ、全身性エリトマトーデス 第10回 多発性筋炎・皮膚筋炎、全身性強皮症、混合性結合織炎 第11回 血管炎症候群、シェーグレン症候群、ベーチェット病 第12回 アミロイド―シス、薬物アレルギー、アナフィラキシー 第13回 感染症の症候、検査、治療 第14回 ウイルス性肝炎 第15回 まとめ 後期(定・千原・竹内) 第1回 真菌学 総論、主な病原真菌(千原) 第2回 ウイルス学総論 分類、発症機構(竹内) 第3回 主な病原ウイルス① RNA ウイルス(竹内) 第4回 医動物学 総論、主な病原医動物(千原) 第5回 主な病原ウイルス② DNA ウイルス(定) 第6回 主な病原ウイルス③・プリオン 肝炎ウイルス、プリオン(竹内) 第7回 ワクチンと予防接種 ワクチンで予防できる病気(竹内) (米田) 第8回細菌性肺炎、マイコプラズマ肺炎、肺真菌症、肺結核 第9回 食中毒、腸管感染症、尿路感染症 第10回 髄膜炎、ヘルペス脳炎 第11回 ポリオ、日本脳炎、インフルエンザ脳症、プリオン病 第12回 性感染症(STD) 、エイズ(AIDS) 第13回 麻疹、風疹、水痘・帯状疱疹、インフルエンザ、 第14回 伝染性単核球症、サイトメガロ感染症 第15回 まとめ キーワード 感染症、病原体、感染経路、宿主、予防、膠原病、自己免疫 教科書 「病原体・感染・免疫」(南山堂)、 「看護のための臨床病態学」(南山堂) 。ワークブッ ク。適宜資料を配布する。 参考書 「系統看護学講座 微生物学」 (医学書院) 評価方法 筆記試験に出席およびレポートを加味する(合格基準:60点以上/100点満点) ・評価基準 特に、出席を重視する。 関連科目 臨床病態学Ⅰ、臨床病態学Ⅱ 履修要件 その他 オフィスアワーを積極的に利用してください。復習を必ず行って下さい。
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