資料 - 早稲田大学ナノ理工学研究機構

早稲田大学ナノテクノロジー研究所 ナノテクノロジー要素技術養成プログラム
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2006年ナノテクニシャン養成コース 第2回
ナノ化学プロセスII/ナノ・マイクロ加工
● 日程
2006年2月8日(水)、9日(木)、10日(金)、15日(水)、16日(木)、17日(金)の計6日間
原則として9:00~18:00まで(実習は延長する可能性があります)
● 場所
早稲田大学研究開発センター120-5号館
● 概要
下記のどちらかをご選択ください。
ナノ化学プロセスII
ナノ・マイクロ加工
リソグラフィーとめっきを組み合わせたパ
UVナノインプリント及び熱ナノインプリント
の原理を学び、前述の技術を使いサンプ
ルを試作し評価基本技術も体験して頂き
ます。ナノインプリント技術を熟知した方
よりもむしろ初心者を歓迎します。装置と
しては、EVG101、EVG620、EVG520HE、
光学顕微鏡、SEM、SEM用イオンコータ、
ICP-RIE、 miniSEM等を使用します。
ターンめっきプロセスの実習を通して、加
工、評価装置(露光機、レジスト塗布装
置、めっき装置、触針式膜厚計、機械物
性評価装置、FIB)に関するスキルを養成
します。基板にレジストとマスクを用いて
紫外線露光によるパターンニングを行
い、そのパターンニングされたレジストパ
ターンをマスクに電解めっきを行います。
めっき材料はNiめっきを想定。レジストを
除去した後で、めっき膜厚の測定、電流
効率、膜硬度、形状観察を行います。
1.リソグラフィーとめっきを組み合わせた
パターンめっきプロセス
2.露光装置、レジスト塗布装置、めっき
前洗浄方法、めっき装置、触針式膜厚
計、物性評価、FIB装置の操作
注1) 今回は電解めっきの実習なので、
無電解めっきは行いません
注2) 汎用マスクパターンを使用します
が、独自マスクパターンはカバーしませ
ん
1. ナノインプリントの実験
UV硬化樹脂を塗布した基板に対して石
英金型でUVナノインプリント、熱可塑性
樹脂を塗布した基板に対してシリコン金
型で熱ナノインプリントをし、ナノパターン
の転写実験を行う。スピンコーター、UV
ナノインプリント装置、ホットエンボス装置
の操作を学ぶ。
2. ナノパターンの評価
実際にパターニングした基板を光学顕
微鏡及びSEMを使い評価する。
3次元顕微鏡、SEM用イオンコータ、SEM
装置の操作を学ぶ。
3. 評価・まとめ
http://www.waseda-nanolearning.jp/nt/2006-02/2006-02.html
2006/04/13
早稲田大学ナノテクノロジー研究所 ナノテクノロジー要素技術養成プログラム
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実験レポートの作成
カリキュラム
カリキュラム
● 対象とする受講生
下記のどちらかをご選択ください。
企業等に勤務する技術者、研究者(社会人に限ります)
ナノ化学プロセスII
z
z
z
z
z
ナノ・マイクロ加工
pHメーター、天秤、ピペット等の
使用経験
基本的な薬品知識(塩酸などの
薬品を使用)
長時間におよぶクリーンルーム
内作業と白衣着用に耐えられる
こと
e-MailとMicrosoft Officeの使用
経験
勤務先または自宅のPCがインタ
ーネットに接続していること
z
z
z
長時間におよぶクリーンルーム
内作業と白衣着用に耐えられる
こと
e-MailとMicrosoft Officeの使用
経験
勤務先または自宅のPCがインタ
ーネットに接続していること
● 講師
共通講義
庄子(早稲田大学理工学術院)
ナノ化学プロセスII
ナノ・マイクロ加工
齋藤 (早稲田大学ナノテクノロジー研
究所)
水野 (早稲田大学ナノテクノロジー研
究所)
塚本 (NEC三栄)
江面 (早稲田大学ナノテクノロジー研
究所)
講師 (日立計測器サービス)
石田 (EVGジャパン)
● 定員
ナノ化学プロセスII
5名程度
ナノ・マイクロ加工
5名程度
● 選考方法
エントリシートを審査し、受講要件を満たしていると判定された方には受講申込書をメー
ルでお届けします。
受講申込書には、上長の推薦文と署名捺印が必要です。エントリシートを送付する前に
必ず承認を得ておいてください。この他、写真2枚も同封して頂きます。
http://www.waseda-nanolearning.jp/nt/2006-02/2006-02.html
2006/04/13
早稲田大学ナノテクノロジー研究所 ナノテクノロジー要素技術養成プログラム
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● 修了要件
下記の3要件を満たした受講生に対し、早稲田大学より「ナノテクニシャン」の称号を授
与し、修了証を発行します。
z
z
z
共通講義、実践講義、実習にすべて出席すること
実習とレポートにおいて所定の学習目標を達成すること(評価基準は事前に開
示されます)
技能評価委員会で修了が承認されること
● 費用
保険料、クリーンルーム防塵料、装置・施設利用料、消耗品購入費、ソフトウェア保守費
として、7万5千円を実費として徴収いたします。
● 募集締切日
2006年12月22日(木)【定員に達したので募集を締め切りました】
http://www.waseda-nanolearning.jp/nt/2006-02/2006-02.html
2006/04/13
ナノ加工カリキュラム
カテゴリ
科目
ガイダンス
-
共通講義
NTRC: 早稲田大学ナノテクノロジー研究所
ASMeW: 先端科学・健康医療融合研究機構
実施日
2006/02/8(水)
時間
内容
実施場所
NTRC303A
講師/説明者
8:30-9:00
概要説明、履修要件、事務連絡など
早稲田大学の人材養
2006/02/8(水)
成の取り組み
9:00-10:00
本プログラムの開催の意図、今までの運用
NTRC303A
実績、世間動向、今後の予定等の紹介
庄子教授
実践講義
ナノ加工
2006/2/8(水)
10:15-12:00
・インプリント概論
・実習内容の説明
水野助教授
実習I
ナノ加工
2006/2/8(水)
13:00-18:00
NTRC1FCR内での装置紹介及び実験手順
NTRC
の説明
水野助教授、江面講師、石田
講師
実習II
ナノ加工
2006/2/9(木)
9:30-18:00
UV及び熱ナノインプリント実験方法説明及
NTRC
び実技、AFM評価装置の説明
実習III
ナノ加工
2006/2/10(金)
9:30-18:00
UV及び熱ナノインプリント実験及び評価
NTRC
実習IV
ナノ加工
2006/2/15(水)
9:30-12:00
途中評価結果フリーディスカッション
ASMeW011
実習IV
ナノ加工
2006/2/15(水)
13:30-18:00
UV及び熱ナノインプリント実験及び評価
NTRC
水野助教授、江面講師、石田
講師、中島講師
水野助教授、江面講師、石田
講師
水野助教授、江面講師、石田
講師
水野助教授、江面講師、石田
講師
実習V
ナノ加工
2006/2/16(木)
9:30-18:00
UV及び熱ナノインプリント実験及び評価
NTRC
水野助教授、江面講師、石田
講師
実習VI
ナノ加工
2006/2/17(金)
9:30-18:00
UV及び熱インプリント実験、解析及びまと
め
NTRC
水野助教授、江面講師、石田
講師
ガイダンス
-
2006/2/17(金)
18:00-18:15
レポート、修了要件等
NTRC303A
関口
懇親会
-
2006/2/17( 金)
18:30-20:00
受講生同士および受講生と講師との親睦を 早稲田駅前ビル
池田、西川
目的としてささやかな懇親会を催します
4F会議室
ASMeW011
村上事務長/関口助教授
荒川助手および大学院生1名でサポート
ナノ加工
お名前
平均
Q1:講師の説明
Q2:講義と実習のレ
ベル
4.8
Q3:教材
4.4
Q4:同僚へのお勧めレベル
4.2
Q5:会社の業務への適
用レベル
4.8
Q6:予習教材の品質
4.2
4.0
普通
Q7:コース全般についての満足度
Q6:予習教材の品質
Q5:会社の業務への適用レベル
Q4:同僚へのお勧めレベル
Q3:教材
Q2:講義と実習のレベル
Q1:講師の説明
2.0
2.5
3.0
3.5
4.0
4.5
5.0
Q7:コース全般に
ついての満足度
4.6