株式会社オプトロム 2008年3月期第3四半期決算 アナリスト向け説明会資料 2008年3月13日 www.optrom.co.jp (名証セントレックス 証券コード:7824 ) 会社概要 z 商 号:株式会社オプトロム (OPTROM,INC.) z 会社設立:1986年(昭和61年) 7月 z 資 本 金:9億5,450万円 発行済み株式数15,900千株 株主数1,380名(2007年9月末現在) z 従 業 員:115名(2007年9月末現在:正社員) z 事 業 所:本社工場(仙台市青葉区上愛子) 東京支店(営業拠点:東京都港区虎ノ門) z 事業内容:光ディスク(CD-DA/ROM、DVDーVIDEO /ROM )製造販売 スタンパー(CD・DVD、CD-R/RW、DVD±R・RW用)製造販売 z 役 員:代表取締役 三浦一博、常務取締役 吉田 実、常務取締役 須藤恒夫、 取締役 赤城賢一、非常勤取締役 甲斐昌樹、志賀和之 常勤監査役 高橋仁志、非常勤監査役 皆川孝喜、齋藤 晃 2 企業沿革 オプトロムは、CD-DA/ROMの生産拠点として1986年仙台市に設立されました。以来、森に囲まれた豊かな自然の中で確かな技術を 築き上げ、光ディスク業界のリーディングカンパニー(業界トップクラス)として発展を遂げてまいりました。さらに、2004年4月からDVD 事業に参入、CD・DVD市場の動向を的確に捉えながら、事業構造の変換を図っております。 事 業 ト ピ ッ ク ス 1986年 7月 三井物産株式会社、三井石油化学工業株式会社(現三井化学)及び中谷グループ の合弁企業として設立。(発行済株式総数9,900株、資本金4億9千5百万円) 1987年 4月 操業開始。CD生産月産50万枚 1988年10月 東京営業所(現東京支店)を東京都港区赤坂に開設 1993年11月 マスタリング工場完成。CDスタンパー生産開始 1994年12月 MD-MO生産開始(株式会社ゼウスから生産受託) 1997年 4月 福井産業株式会社と合併(発行株式の額面500円に変更) 1999年 6月 MD-MO生産終了(生産受託会社であるゼウスが自社工場で生産開始) 事 業 部 門 CD 生産開始 スタンパー (原盤) 生産開始 Turn around! CD-RW事業開始 2001年 6月 経営不振の原因となったCD-RW事業から撤退(CD事業に特化して会社再建) 2001年11月 業務拡張のため、東京支店を港区新橋に移転 2003年 2月 CD生産能力月産510万枚に増強 2004年 4月 DVD生産開始。生産能力月産30万枚 2005年 4月 DVDスタンパー生産開始 2005年 5月 DVD2号ライン導入。生産能力月産60万枚 2006年 2月 DVD3号ライン導入。生産能力月産110万枚 2006年10月 DVD4号ライン導入 。生産能力月産150万枚 2006年10月 名古屋証券取引所セントレックス市場に上場 2007年5月 DVD5号ライン導入。生産能力月産210万枚に増強(CD生産能力月産420万枚) 2007年10月 東京支店を東京都港区虎ノ門(現在地)に移転 第二次成長ステージへ DVD 生産開始 DVD スタンパー 生産開始 3 2 0 0 8 年 3 月 期 第3四半期 決算概要 4 2008年3月期 第3四半期サマリー (単位:百万円) 300 3,500 売上高 300 経常利益 3,015 当期利益 3,000 200 200 2,545 2,500 131 2,230 100 100 2,000 △59 1,500 74 △91 △42 △76 0 2007/3Q 2008/3Q 2008/3Q 2008/通期 0 2007/3Q 1,000 2007/3Q 2008/3Q 2008/3Q 2008/3Q 2008/通期 -100 2008/通期 -100 (単位:百万円) 経営成績 売上高 前期比(%) 営業利益 前期比(%) 経常利益 前期比(%) 当期純利益 前期比(%) 2008年3月期 3Q 2,230 △12.4 △9 − △ 59 − △ 42 − 2007年3月期 3Q 2,545 − 203 − 131 − 74 − 自己資本 比率% 1株当た り純資産 (円) 財政状態 総資産 (百万円) 純資産 (百万円) 2008年3月期 3Q 3,811 1,524 40.0 103.18 2007年3月期 3Q 4,094 1,657 40.5 104.27 配当性 向 (%) 配当の状況 配当金 (円) 配当金 総額(千円) 2008年3月期 0.0 0 − 2007年3月期 1.5 23,850 30.3 5 2008年3月期 第3四半期 対前年比較 (単位:百万円) 2008年3月期 第3四半期 金 金 額 構 成 比 100.0 2,230 1,518 59.7 門 827 ス タ ン ハ ゚ ー 部 門 そ の 他 の 部 門 売 上 C D D 売 2007年3月期 第3四半期 V 部 D 上 部 総 販 利 管 営 業 利 額 構 成 比 高 2,545 門 増 増 減 減 額 増 減 率 100.0 △315 △12.4% 1,221 54.7 △297 △19.6% 32.5 898 40.3 71 8.6% 153 6.0 59 2.7 △94 △61.2% 46 1.8 51 2.3 5 10.9% 益 495 19.5 288 12.9 △207 △41.8% 費 292 11.5 297 13.4 5 1.8% 益 203 8.0 △9 △0.4 △212 - 営 業 外 収 益 19 0.8 15 0.7 △3 △20.3% 営 業 外 費 用 90 3.6 65 2.9 △25 △28.2% 経 常 利 益 131 5.2 △59 △2.7 △63 - 特 別 利 益 0 0.0 - - 0 - 特 別 損 失 - - 5 0.2 5 - 益 131 5.2 △64 △2.9 △195 - 等 57 2.2 △21 △1.0 △78 - 益 74 2.9 △42 △1.9 △117 - 税 法 当 引 前 純 人 期 利 税 純 利 売上高成長率 ・・・・ △12.4% CD部門 売上高成長率 DVD部門 △19.6% 売上高成長率 8.6% 営業利益 ・・・ △9百万円 経常利益 ・・・・ △59百万円 四半期純利益・・・ △42百万円 原材料比率 27.2% ⇒31.9% 営業利益率 8.0% ⇒△0.4% 経常利益率 5.2% ⇒△2.7% 6 2008年3月期 第3四半期 セグメント別状況 3,000 2,500 売 上 高 2,545百万円 売 上 高 2,230百万円 スタンパー ■部門別売上高推移 (単位:百万円) 2007年3月期第3四半期 2008年3月期第3四半期 売上高 2,545 売上高 2,230 スタンパー 2,000 CD-ROM CD-ROM 1,500 CD-DA CD-DA DVD部門 売上高 CD部門 売上高 827 1,518 (内訳) 8.6%増 19.6%減 1,000 CD-DA(オーディオCD) 941 18.4%減 500 DVD DVD CD-ROM スタンパー部門 売上高 0 2007年3月期 07年第3四半期 第3四半期 2007年3月期 08年第3四半期 第3四半期 DVD部門売上高 CD部門売上高 スタンパー 部門売上高 その他部門売上高 576 153 21.5%減 61.2%減 898 1,221 768 452 59 7 デジタルメディア時代に向けた 今後の事業戦略について 8 セグメント分析 ① CD稼働率( OPT:業界)と社内原単位推移 CD部門 100.0% 1.CD、CD-ROM生産キャパ月産420万枚 90.0% ・音楽CD業界21社中5位 80.0% ・1位メモリーテック、2位ソニー、3位ビクター、4位トエミ・メディア・ 70.0% ソリューションズ、5位オプトロム、6位コロムビアデジタルメディア 26 25 60.0% (当社調べ) 2.稼働率85%以上(平均)の高水準を維持 ・発注の安定した顧客を幅広く確保 ・生産キャパと受注のマッチングによりディスク原単位を逓減 50.0% 40.0% 24 2003年 OPT稼働率 2004年 2005年 業界稼働 率 2006年 2007年 OPTディス ク原単位 9 セグメント分析 ②ー1 DVD部門 単位:億円 1.DVD生産キャパ月産210万枚 DVDのジャンル別売上推移 単位:百万円 3,000 1,500 2,500 2,000 ・2004年事業参入後、現在まで5号ライン導入 ・DVD業界21社中5位 2.TVアニメ共同製作事業への参画 洋画、海外ドラマ ・成長分野である日本アニメ、音楽、 趣味・教養ジャンルに特化し受注を拡大 1,500 1,000 1,000 500 日本のアニメ、芸能・趣味・教養、音楽 - 500 2005年 日本のアニメ 邦画・日本のドラマ その他 2006年 2007年 音楽 海外のテレビドラマ OPT売上高 芸能・趣味・教養 洋画 出所:日本映像ソフト協会 ©久米田康司・講談社 ©藤代健・スクウェアエニックス ©美容少年★セレブリティ 製作委員会 /藍蘭島ぬしの会 /さよなら絶望先生製作委員会 ©桜場コハル・講談社 /みなみけ製作委員会 みなみけ製作委員会 (2007年度共同製作作品) 10 セグメント分析 ②-2(設備投資) 売 上 高 (単 位; 千円 ) 内製化率・粗利率 DVD売上金額推移と内製化率及び粗利率 稼働率(%) 2,000,000 120% 内製化率 1,800,000 経営戦略的に目指す上限 DVD設備増強 の狙い 100% 1,600,000 1,400,000 80% 1,200,000 経営戦略的に 1,000,000 60% 目指す稼働率の下限 800,000 経営戦略的に 600,000 目指す粗利率 受注拡大に伴う 外注を抑制 40% 400,000 20% 200,000 0 内製化率・稼働率 大幅アップ 0% H17/3月期 H18/3月期 DVD売上額 DVD生産ライン DVD生産ライン 新設・増強 新設・増強 2006年3月期 第20期 DVD3ライン H19/3 H20/3(計画) 粗利率 2007年3月期 第21期 DVD4ライン H21/3(計画) 内製化率 2008年3月期 第22期 DVD5ライン 次世代DVD 2008年4月から 受注・販売を開始 2009年3月期 第23期 H22/3(計画) H23/3(計画) 目標稼働率 2010年3月期 第24期 2011年3月期 第25期 全体の利益増に 大きく貢献 2011年3月期から 次世代DVD 2011年3月期から ライン導入 製造開始予定 製造開始予定 11 セグメント分析 ③ スタンパー部門 台湾を中心とする東南アジア地域の 記録用光ディスク(ブランクメディア) メーカー向けに、CD-R/RW・ DVD±R/RWスタンパーを販売 DVDディスクの推定寿命 DVD - R DVD - RW 国内ブランドA 105年 国内ブランド I 1万2400年 国内ブランドB 劣化が進まず推定不可 国内ブランドJ 45年 国内ブランドC 11年 国内ブランドK 28年 国内ブランドD 19年 台湾ブランドL エラー多発で推定不可 国内ブランドE エラー多発で推定不可 結果にばらつきがあり 推定不可 台湾ブランドF 国内ブランドF 結果にばらつきがあり 推定不可 台湾ブランドG エラー多発で推定不可 台湾ブランドH エラー多発で推定不可 (デジタルコンテンツ協会調べ) DVD±R/RWスタンパーで有力メーカーの 品質認定を取得するも、世界市場における CD-R/RWからのメディア移行が遅れ気味 台湾プレスメーカーのDVD±R/RWディスク に関し、製法上の品質懸念が浮上 台湾等のプレスメーカーの動向が、当社の 今後の営業戦略に影響 12 2008年3月期 通期業績予想(P/L関連) ■DVD市場におけるシェア拡大と周辺事業に進出 単位:百万円 3,500 400 3,000 300 2,500 200 2,000 100 1,500 0 1,000 -100 2005年 3 月期 2006年 3 月期 売上高 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 20 07年3 月期 営業利益 2005年3月期 実績 2006年3月期 実績 2,960 286 185 301 3,346 251 207 164 2 008年 3月期 経常利益 2007年3月期 実績 3.337 226 144 71 2009年 3月 期 当期純利益 2008年3月期 見通し 3,015 △19 △91 △76 単位:百万円 2009年3月期 予想 3,200 180 100 50 ※2009年3月予想は現時点の予想に基づくものです。 13 株主優待 株主限定(非売品)オリジナル音楽CD 株主限定(非売品)オリジナル音楽CD 「プレミアム・ゴールドディスク」 (特別パッケージ) (特別パッケージ) 「プレミアム・ゴールドディスク」 対象となる株主・・・所有株式5,000株以上 (平成20年3月現在の実質株主名簿記載) 特徴 厳選した楽曲を収録した株主限定の特別盤 純金でCD反射膜をコーティングした本物の ゴールドディスク 当社が長年にわたり培ってきた コンパクト・ディスクのノウハウを集大成 お届け時期・・・平成20年6月末の発送予定 ディスク、印刷物等のデザインは 変更になる可能性があります。 14 新 規 事 業 開 発 15 新規事業開発 新規事業開発① ①・・・・ ・・・・ 電子割符ディスク 情報の外部流出・盗難・紛失などのリスク⇒情報セキュリティ問題解決の切札 リスク分散 電子割符片を分割保管⇒ 分割された割符片は単独で は無意味 情報の改ざん防止 割符片にライトワンスの光 ディスク(CD‐R・DVD‐R)を 使用するためデータの書換 えが不可能 長期間のデータ保存 光ディスクへ割符 記録媒体として最も信頼性 の高い光ディスクを利用して 長期的に安定保存 オプトロムが開発した「電子割符ディスク」は、低コストで高度なセキュリティを実現 16 スピーキングペン 新規事業開発 新規事業開発② ②・・・・ ・・・・ 簡単・安価な外国語の会話機能(通訳いらず) 毎年増加する外国人観光客(東北6県データ) 41万9千人 中 国 台 湾 韓 国 米 国 合計 30万5千人 27万6千人 平成16年 2004年 平成17年 2005年 平成18年 2006年 オプトロムは、「スピーキング・ペン」の技術・ソフト開発に参加しています。 17 新規事業開発 新規事業開発③ ③・・・・ ・・・・ 当社が注目する「3D 映像技術」 ここまで進化した“デジタルサイネージ”の3D映像技術 裸眼で視野角120度の 立体映像が体感できる デジタルサイネージ(Digital signage)とは、デジタル技術を使いタイムリーに映像や情報をディスプレイ表示する 「次世代インフォメーションシステム」 18 株式会社オプトロム I R 担当 お問合せ先 E-Mail: [email protected] TEL: 022-392-3711 FAX: 022-392-3339 本資料は、当社の企業説明に関する情報の提供を目的としたものであり、当社が発行する有価証券の投資を勧誘 することを目的としたものではありません。また、本資料は2007年12月31日現在のデータに基づいて作成されており ます。本資料に記載された意見や予測等は、資料作成時点の当社の判断であり、その情報の正確性、完全性を保証 しまたは約束するものではなく、今後において、予告なしに変更されることがあります。 投資家の皆様へ オプトロムは、今後も売上・利益の拡大を目指すともに、 オプトロムは、今後も売上・利益の拡大を目指すともに、 健全な財務体質を維持し、株主価値のより一層の 向上に努めます。 健全な財務体質を維持し、株主価値のより一層の向上に努めます。
© Copyright 2024 ExpyDoc