第8回諏訪市温泉事業運営検討委員会会議結果報告書

審 議 会 等 の 会 議 結 果 報 告 書
課所名
水道局 営業課
会議名
第8回諏訪市温泉事業運営検討委員会
開催日時
平成24年 12月4日(火)午後 6 時 30 分 ~ 午後 7 時 30 分
(出席者)
委 員:宮坂勝太委員長、沖野外輝夫副委員長、宮坂平馬委員、守屋輝代委員、
溝口 稔委員、藤森英幸委員、岩波秀成委員、小松大蔵委員、久我久光委員、
曽根原正浩委員、堀 元彰委員、飯塚隆志委員、矢島政紀委員
出席者
資
事務局:上原哲夫副市長、竹内 桂水道局長、宮下 隆営業課長、小泉一男施設課長、
金子昌史営業課庶務係長、小林仁志施設課温泉係長、清水友彦営業課庶務係主査
松木 典営業課庶務係主事
(欠席者)
委 員:藤森 勇委員、小松久夫委員
料
協議議題(内容)及び会議結果(要旨)
1 開会(営業課長)
2 挨拶
委 員 長: どうも皆さんこんばんは。夕方のお寒いところをお集まりいただきまして、ありがとうござい
ます。非常に寒くなって参りますと、温泉の温もりが懐かしいと申しますか、嬉しい季節になっ
てくる訳ですが、年々温泉の利用者が減っているという中で、そろそろ温泉を見直していただき
たいと願うところであります。委員会も第 8 回を数えることになりまして、たまたま新聞にもど
んなことをやっているか載っているものですから、こうした機会の中で、少しでも市民の皆さん
が、温泉の再認識をしていただければ本当にありがたいと思っております。同時に共同温泉の時、
また一般給湯もそうですが、是非市民の皆さんには、こうして原発が稼働できなくなり、自然エ
ネルギーを見直していくべき時ですから、諏訪市の持っているまさにクリーンのエネルギーを皆
さんで有効に利用しようというキャンペーンをこのタイミングを逃さずに、市の方としてはやっ
ていただきたいと願うところであります。先日、市長の方からもそのような話がありましたし、
今日、幸い副市長もご出席ですのでよろしくお願いを申し上げまして、挨拶とさせていただきた
いと思います。
副 市 長: どうも皆さんこんばんは。この 3 月から検討委員会を始めていただいて今日で第 8 回というこ
とで、本当に頻度の高い開催をしていただきまして、各委員様には本当にありがとうございます。
温泉は諏訪市にとっては、天然の恵みであって、諏訪の自然の大きな特徴として、諏訪湖、霧ヶ
峰、そして温泉というこの三本柱は確固たるものだと思っていたのですが、その利用の面で最近
少し課題が多くなってきているということであります。皆様方から中間報告という形で、ご提案
をいただいている、共同浴場への対応の件、それから、先だっては個人引湯に関する部分、市長
とも共、ご提案をいただいた内容について、これから具体的に組み立てて参りたいと思いますし、
この温泉を出来るだけ広く活用する方法を委員長さん、副委員長から以前から頂いているところ
でございまして、私共も、その意味からも、少し視野を広げて、対応する方法を考えて参りたい
と思っているところであります。是非皆様方から色々なご意見をいただいて、諏訪の温泉が将来
諏訪の天然の資源として、諏訪に大きな貢献をしていただける温泉として、位置付けができれば
と思いますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。今日は大変ありがとうございます。
委 員 長: それでは、手元のレジュメのとおり、3 番の報告事項に入らせていただきます。前回の第 7 回
1
の報告の関係を事務局の方からお願いいたします。
営業課長: まず前回第 7 回の委員会の報告ということで、1 ページ目をお願いしたいと思います。前回の
検討委員会の概略を記載してあります。次第の 3 の報告事項として、前々回第 6 回の委員会の会
議録を載せさせていただきました。その中で一般契約加入者の課題の内①②③⑨の 4 項目につい
て、それぞれご検討いただき、その意見を集約しましたものを報告させていただいてあります。
続いて 4 の協議事項ということで、
(1)一般契約加入者の残りの項目について、それぞれ項目ご
とに、ご検討をいただきました。⑤⑥については、給湯エリアに関係することで同様の課題とな
っておりますので、一緒に検討いただきました。その中で意見集約として、まず第 1 として、給
湯エリア内から新規加入者を募集するような施策を市の方で考えるようにということで、ご意見
をいただきました。その中で新規の加入者、契約件数が足りないようであれば、更に給湯エリア
の拡大を検討したらどうかということをご提案いただきました。この給湯エリアを拡大するに当
たっては、今現在の既存給湯エリア周辺ということになろうかと思いますけれども、そちらの地
区の意向も調査したうえで、費用対効果との調整もありますので、それらの調整をしながら検討
をしていったらどうかということでした。また、全体に係ることですけれども、給湯エリア等を
紹介するなどして、新規加入を促すような広報等を使っての PR を事務局の方で実施するようにと
いうご意見をいただき、以上この 3 点について意見集約をさせていただきました。続いて、⑦に
ついて、市としての温泉付きの宅地を斡旋してはどうかというご意見については、この項目その
ものが市全体の施策の中で行われるべき事で、水道局として出来ることとしては、介護施設等の
大口契約者の施設開設に合わせて、温泉利用をしてもらえるような働きかけを、ということでご
意見をいただきました。続いて新規住宅の建築に合わせて、温泉利用を勧めてもらうよう業者等
を介して、施主さんに情報提供をしてはどうかということで、こちらについては、E委員さんか
ら宅建協会の支部長さんにもそうした情報を流して、協会としてもその情報を流してもらえるの
ではないかというようなご意見もいただきました。宅建協会への働きかけについては、今話題と
なっている共同浴場の温泉料金また、一般加入者の加入金こちらの方が市として方向付けができ
たところで、数字も新しい数字に置き換えて、お願いに伺いたいと思います。続いて⑧の温泉を
自宅で利用することの利点を PR するということですが、B委員さんの方から、様子などをお話し
ていただきました。他にも色々な事例があるので、そうしたものを広報を使って PR したいという
ことで、年明けに再度市報で温泉についての特集を組むよう事務局の方で準備をしております。
今申し上げた 5 項目については、申し上げたとおり意見の集約をしていただきました。続いて、
(2)の温泉の観光振興への利用ということで、大きい課題の 3 つ目になりますけれども、こちら
の方もご協議をいただきました。観光振興ということで、委員さんの中に観光課長さんがおいで
いただきておりますので、まず諏訪市の上諏訪温泉の状況、温泉と観光の関わり等をご説明いた
だき、その事項をここに列記してあります。が、それぞれまた意見及びアイデア等をお出しいた
だきました。まず一点としては、観光客の公衆浴場また共同浴場の利用ということで、スタンプ
ラリーですとかお風呂巡りと言ったようなツアーを組めるようなということを、検討してみては
どうかというご意見をいただきました。こちらについては、それぞれの共同浴場、観光協会等と
の関係もありますので、そうしたものの検討が必要であろうかと思います。続いて、観光名物へ
の温泉の直接・間接的活用の検討については、温泉卵ですとか温泉まんじゅうの話が出ましたけ
れども、何とか温泉を利用した観光名物を上諏訪温泉に作れればいいなというご意見もありまし
た。続いて 3 番目としまして、上諏訪温泉には温泉街の風情が不足していると、先ほども湯けむ
りが出るような方策はないかということで、お話をいただきました。4 番目ですが、ホームペー
ジの充実又はホームページを使ってのPRということで、市のホームページまたそちらにリンク
している観光協会等のホームページを充実して、上諏訪温泉を更にPRしてはどうかとのご意見
をいただきました。5 番目ですけれども、B委員さんの方から、新潟市でのスーパー銭湯の状況
2
等の話をしていただき、諏訪もスーパー銭湯的な施設が出来れば温泉の利用量も増えるのではな
いかとの話をいただきました。これらについては、意見集約ではなく委員さんのご意見というこ
とで、前回終了しております。
委 員 長: 一般契約加入者を取り巻く課題と、温泉の観光振興への利用という形でした。何か付け足すよ
うなことがありますか?前回、一般の加入者の課題の中で、温泉付きの住宅を売った時、何とか
ならないかという話もありましたが、加入料金が大幅に引き下げられれば、自動的にその問題も
解決されるというふうに思う訳でありますが。これから大いにその辺のところを検討していただ
きたいと、併せて十分効果があるように検討していただきたいと思います。
温泉の関係ですが、公衆浴場、共同浴場の観光客利用の検討、これができれば、これは随分画
期的なことなのですが、それぞれ自分たちの公衆浴場、地域で運営している浴場が観光客に開放
するという事は、皆さんの相当なコンセンサスが必要な訳ですから、一朝一夕に出来る話ではな
いと思いますが、新しいアイデアとして、もし賛同出来るところがあれば、新しい雰囲気になる
と思いますし、ホテルもまた、ホテルの中でやり繰りしてもらう事が出来れば、同じような考え
方の中ではいいかもしれませんので、よろしくお願いしたいと思います。いずれにしても観光に
関しましては、この委員会で特別こうだという訳には中々難しいところがあるものですから、観
光課長さんもいらっしゃいますから、様々な意見を参考にしていただきたいという程度に留めた
いと思います。
それと、お手元に温泉のランクがあります。事務局の方で用意していただきました、説明をお
願いします。
営業課長: お手元の A3 判の一枚ものです。朝日新聞の 10 月 20 日付けの記事をご紹介させていただきまし
た。冒頭にアンケートを取った時に温泉を判断する際に重視するポイントを 3 つまで選んでもら
ったという中で、
「泉質・効能」
「宿泊施設」
「街の雰囲気」
「景観」
「名物料理」等々というような
記事がありましたので、前回の検討に通ずるものがあるのかなということで、ご紹介をさせてい
ただきました。
委 員 長: ありがとうございました。極めて残念ながら長野県はこの中に、1 件野沢温泉が入っているだ
けでして寂しい限りですが、こういう状況になるには、何か問題があるのではないかと思います
が、観光課長さんコメントをお願いします。
観光課長: これを見ますと全国有数の温泉地が上位を占めている訳ですが、やはり特色がありますよ、こ
ういうところは。特色がある所には、お客さまがお出かけになる。私もベストテンの中で 7 つは
行っているのですが、こうやって見ますと諏訪の方はどうかって考えますと、やはり温泉の湯量
が豊富だということ以外には…。確かに、湯布院とか指宿などは良かったと思いますが、登別も
中々風情があって、温泉街の風情を持っているところがここらは出てくるのかなと思います。諏
訪は街場の温泉って感じになってしまっているものですから。私たちの小さい頃、温泉旅館って
いうのは湖畔でも街場でもあった訳ですけれども、今はホテルっていうような感じになっている
のが強調されると、そういう差が出るのかなと思います。
委 員 長: 残念な結果だというふうに私も思いますし、私の方は実は 10 ある内、ほとんど行っています。
私の印象は、実は、城崎温泉が非常に努力しているというふうに思います。色々な温泉があって、
色々な温泉に一晩で 5 つも 6 つも入れます。その間も浴衣と下駄を履いてゆっくり歩けるという、
川端は、あまり広くない川ですが、両側を観光客が皆そぞろ歩き出来るような雰囲気で、その雰
囲気が、やはり温泉街というのは何か一つではなくて、街全体がお客様を呼ぶという雰囲気を持
っていないと中々難しいというふうに思いました。諏訪が、表は工業を主体とするならば、裏が
温泉みたいなものを作り出すようなことがないと中々難しいかなと。前に、行政視察の際に松山
に行ったのですが、あそこは極めてはっきり分けていますね。観光のゾーンと、所謂観光でない
ゾーンをきちっと分けている。その時の市長さんが、
「観光とは製造業ですよ。絶えず新しいアイ
3
デアでもっていかないと、観光は歴史の名物だけでは成り立たない。
」あそこは、歴史名物も道後
温泉もありますし、俳句もありますし、色々あるのですが、
「それでも絶えず新しいものを引き出
して行かないと継続できない。
」というふうにおっしゃっていたのが印象に残っています。観光が
製造業だという考え方は、市の方でも一つお考えいただきまして、よろしく対応していただきた
いと思います。
以上が前回の報告ですが、皆さんの方から付け足すようなことがあればお願いしたいと思いま
す。一般給湯それから観光の方、どちらでも結構ですので、よろしいでしょうか?ありがとうご
ざいました。それでは報告は了承させていただきます。
次に中間報告として、先日副委員長さんと一般契約加入者を取り巻く課題について、市長のと
ころに報告に行って参りました。副市長にも同席いただきました。主なところは、年々減ってき
ていることの打開策は、無いだろうかというところです。一般の皆さんの、温泉料金が高いとい
うのが、最初に出された話であります。そういう中で、新規に増やしていくということになると、
やはり新しい皆さんに温泉の活用をアピールしながら入っていただくことでありますが、一番の
問題になるのが約 75 万円の加入金です。これを出来るだけ引き下げて、入り易くしていただきた
いと、これが委員会全体の話だったものですから、これをメインに市長と副市長に話をして参り
ました。金額としていくらまでという事は出てはいないのですが、あまりもわずかな金額だと、
効果がほとんどない訳であって、出来る限り引き下げていただいて、新しい加入者を増やすよう
にと。せっかくの資源ですからこれを利用してもらわなければ、宝の持ち腐れになりますのでと、
そういう話をして参りました。また、冒頭挨拶でも申し上げましたが、共同温泉も個人給湯も同
じなのですが、これを機会に温泉というものを、市民の皆さんにもう一度考え直してみませんか
というキャンペーンを是非やっていただきたい、ということを申し上げて参りました。特に、時
期を外してしまうとだめなんですよね。春先にキャンペーンをやっても、あまり価値がない。温
泉の温もりがありがたいなと感じるこの時期に是非このキャンペーンを、市報の片隅に載せるの
ではなくて、できれば水道局が独自に、誰か良い人のコメントを付けて、出していただきたいと
感じている所であります。市長にはそこまで申し上げなかったのですが、いずれにしてもきちん
と市民の皆さんには、この機会にアピールをしてもらいたいということは強く申し上げて参りま
した。文面的にはここに書いてあるとおりですので、読んでいただければと思います。以上です。
何かこれについてご質問ございますか?
D 委 員: 市長の感想はいかがでしたか?
委 員 長: キャンペーンをやりたいとのことでした。ただ、私もその時いつまでという話はしなかったの
ですが、考えてみたら、今やらないとダメかなと。この時期が一番、温泉が恋しい時期ですから、
季節の変わり目に。副市長どうですか?なるべく早くやっていただいて。
水道局長: 2 月か 3 月の広報で対応したいと。委員長さんから中間報告いただいた時に、既に加入金を払
っていただいている方もいますので、その人の意見もお聞きする中で、検討していきたいという
ことで、キャンペーンと同時にご意見のある方はお寄せいただいて、利用者の理解を得ながら、
改定をしていきたいと考えています。そうした状況の中で、2 月、3 月の内にPRを兼ねて、広報
に載せていきたいという考えでおります。
委 員 長: 2 月、3 月に最終答申が出てからということになるかもしれませんから、出来ましたら市報の中
で、最初は小さいPRでもいいですからやっていただいて、2 月、3 月は大々的にやるとか、その
ような形がとれればというふうに思います。一般加入者の加入金については、局長の方から話さ
れたとおりで、中々すぐにはちょっと、色々意見があるかも知れないと、慎重に聞きながらとい
う話でした。それはそれで、行政としてはそのようなものかなと思うところはありますが、いず
れにしても、このままだと何も変わらない訳ですから、一歩前進のためには何らかの踏み出す部
分が必要かという形で、市長には話をしてございます。他に何かございますか?よろしいでしょ
4
うか。それでは、市長への報告はそのようにさせていただきます。
次の項目に入ります。温泉エネルギーに関するものですが、これは副委員長さんが、この部分
は私より造詣が深いかと思いますから、進行及びこの項目についてお任せしたいと思います。よ
ろしくお願いいたします。
副委員長: バトンを受けて、ガラッと違った話に替えさせていただきます。あまり資料を揃えてなかった
のですが、今日 3 ページ以降の資料をお配りしてあります。平成 17 年頃に、環境省の方で、この
諏訪市に関係のある方から話があって、諏訪市は温泉を持っているのにその温泉がうまく使われ
ていないのではないかと。入浴することだけではなく、観光とか色々なことに活かされていない
ように思うので、是非エネルギーを観光に活かすような形にして、観光を盛り上げたらどうだろ
うかと、そういうものの下地として、温泉エネルギーの利用方法を考えてみたらどうかという話
をされました。市の方とも相談をしたのですが、たまたまその時に新エネルギーに関係するよう
な協議会ができていましたので、そこで話題に上げて、温泉熱を利用した発電事業が出来ないだ
ろうかということで、プロジェクトを 1 年間やったことがあります。その時は、温泉組合の方と
の話ではなくて、ポイントということで一番熱の高い、あやめ源湯のところですか、間欠泉のと
ころですね、そこの温泉が温度が高いとされていたので、90℃くらいということで、相当な温度
差があるから、温度差発電を使って、その電力を公共的に使うことで、経費の削減に持っていっ
たらどうだろうかと、同時にそういうことをやっているということを広報して、観光に足しにな
ればいいんじゃないかという話でした。始めてみて、間欠泉の温度差があまりとれないというこ
とが分かりまして、技術的には出来るのですが、今のタイミングでは難しいという結論になりま
した。1 年間やってきて、3 分の 2 くらいの時でしたでしょうか。全体としてはそれだけではない
ので、旅館が使っている温泉でその熱の差を使ってどうだろうか。今度は温度差が小さくなるの
で、結果としてはヒートポンプを使うことを提案して、温泉組合の方にも投げかけました。関心
のある旅館の方に集まっていただいて、3 つの旅館が手を挙げたのでしょうかね、それぞれのと
ころで幾らぐらいの投資が必要で、どのくらいで回収出来るかという試算をして提示をしたこと
があります。3~4 年くらいで投資回収が出来るのですが、結論としてはタイミングが悪いと、今
建て替える時であればすぐに施設を替えることが出来るが、何千万というお金を投資するとなる
と、そういうタイミングがあった時ならば出来るんだろうということで、結果は報告したのです
が、現実にはなりませんでした。当時は、今みたいに自然エネルギーに発電ということを、それ
ほど声高く言ってることではなくて、むしろ地球温暖化対策として、エネルギーをうまく使って
炭酸ガスを出さないということが目的だったんですね。報告書はできたのですが、そのような訳
で実現しないで今日に至っている訳です。ただ、内容的にはまだ生きていまして、温度差の発電
ではなくて、熱利用をすることであれば、ヒートポンプが最も使い易いのかなという結論は、今
でも生きています。たまたまこの間、工業メッセに私共も参加させていただいて、ブースを出し
たのですが、すぐ隣にヒートポンプを扱っているブースがありまして、中々使えそうなものがあ
るなということと、各温泉地でこんなことをやっているという事例を紹介するパンフレットを下
さいました。今日お配りしたものは、それを元に作成させていただいた資料です。内容的には、
このヒートポンプの特徴としては、温度差の低いものでもポンプを使って熱効率をうまく使うと
いうもので、対象はほとんどが温泉地の旅館・ホテルというものになっていて、ここで(委員会)
話題にしているような個人住宅ですとか、非常に小規模なものについて扱っている訳ではありま
せん。だから組合全体に対してどうかという話も出てきますが、機械として、どんな所でどんな
ものが使われているかということの資料で見ていただければと思います。全部ではないのですが、
一部をなるべく身近なところの温泉地のものを持ってきたつもりです。小野川温泉は遠いので、
山形県ですが、いずれにしても中身はほとんど同じで、温度差は非常に少なくて、低温でもって
行うのが一つの特徴です。30℃とか 20℃とかいう温度で、温泉とも言えないですね。温泉の定義
5
は 20℃以上というのがあると申しましたけど、今は、そんなものはないでしょうが。非常に低い
温度差でもそれをうまく熱効率し、給湯に使ったり色々なものに使って省エネをしていくと。下
に書いてありますけれども、その結果として、炭酸ガスがどのくらい削減出来るかが出ているよ
うに、これもほとんどが温暖化対策として取り上げられた事業でやられている訳ですね。国の補
助事業みたいな形でやられています。4 ページが一番長野県ではよく知られている、軽井沢の星
のやさんです。星のやさんが非常に熱心で、随分前からこういう関係のことをやられ、自分の温
泉でもやっている訳ですが、これも温暖化対策、CO2 削減を結果として出していて、同時に経費の
削減になるということですが、中身はやはり温度差のあまり大きくないものも、熱をうまく使う
というシステムを旅館に取り込むということで、そこに書いてあるようなシステム、出てきた排
湯を使う、排湯熱ですね、捨てた温泉熱をうまく利用して、また温度を戻すというような形で、
熱を有効に使うということです。環境省の方で持ち込んできた方もそういうことを街中でやって
いるよというのが、観光に役立つんだということで、それをうまく宣伝していけば、上諏訪温泉
も違った意味で上位にランクインするのではないのかなと。上諏訪温泉は、湯量が多いというこ
とで有名な訳ですから、それをうまく使い、街の人も観光客も使えるということであれば、これ
がひとつのポイントになるんだろうと。是非それをやってはどうですかと今でもまだ言われてい
るですが。その方は、最初はちょうどその部署にいたのですが、今はまったく別の部署にいって
いますが、話は皆残してあるから、いつでももしやる気があれば言って下さいとは言われていま
すが。中々どうやったらいいかというアイデアが出てこず終わっている訳です。ここにある資料
を見ると、ヒートポンプと言ってもそんなに大きな熱を考えない大規模なものでなくても出来る。
ただし、諏訪の全体で考えるなら出来るけれども、それぞれ個人とか共同湯の範囲だと小さいと
いう形です。どれをどうやって使えるようにしていくか、アイデアが必要かなという気がします。
5 ページは、比較的近い下呂温泉、飛騨川温泉ですが、これもそれほど大きくない旅館で使って
いる例で、例えば源泉の温度は 40℃くらい、諏訪に比べたらずっと低い。40℃くらいではだめだ
というふうに放棄していた訳ですが、こういうものでも使えるということですし、28℃とかその
くらいのものでも使えるというヒートポンプが開発されてきています。
17年の時にやったのでは、
ひとつの旅館で入れるとすると、ヒートポンプは 5,000 万円くらいしていたのですが、今は同じ
ようなポンプが 2,500 万円くらい、または、もっと安く売っているかもしれないので、技術開発
が相当進んでいるから、このヒートポンプをうまく使ってやることが出来ることになるのかなと
いう気がしています。そういう面で行くともう一回見直しをして、諏訪で使えるようなシステム
を考えることは可能なのかなというような時代になっているかもしれません。6 ページは、大町
温泉ですから比較的近い。ただホテルとしてはだいぶ大きいのですが、諏訪でもこのくらいの規
模のものはありますので、十分に諏訪のホテル関係で利用可能であると思います。後は、省エネ
システムの導入例ということで、諏訪からはまったく遠いのですが、諏訪も湖畔ですので、湖畔
の宿ということで洞爺湖の例なども参考になるのだろうと載せておきました。中身は殆ど同じで、
低温度の排湯を使ってということですね、源湯を使うのではなくて、排湯していく方のものをも
う一回戻して、その熱を利用して、省エネをすると、給湯に使ったりということですね。そうい
う形でいけば、全体としての省エネが出来るという例のようです。下の方は白老ですか、こちら
も洞爺湖の傍ですね、あそこは地熱がある所ですけれども。いずれにしても、こうやって温泉を
うまく使って、省エネをすると同時に自分たちの経費も少なくしていくようなことが考えられる
ということです。後は、諏訪の方とも関係がある訳ですが、9 ページにあるのが、復合系と、温
泉熱だけではなくて、他のエネルギーと組み合わせた、新しい施設を作る時に省エネで経費削減
をするという計画の一つですね。ここには介護老人保健施設と書いてありますが、これからやる
とすればこういうものを使っていけば、省エネ的な施設が出来上がると。いずれにしても、これ
をやるには単独でやってもいいのですが、そんなに裕福でなければ国からの補助金をいただくと
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いうことになると、相当前から色々検討をして、きちんとした計画があり、ある程度皆さんの合
意ができてないと取り組めないということがあるので、今日やりましょうで、明日くれるって訳
にはいかないから、前もって本会のような委員会で検討しておくことが必要だということです。
どんな補助事業があるかというのを、最後のところに入れておきました。10 ページ 11 ページの
パワーポイントの資料で、温泉熱の有効利用(補助事業)温泉エネルギー活用加速化事業という
のが、国、環境省の事業でやられていると。それの中の補助対象事業としては、温泉発電設備の
設置ということで、これは平成 23 年度、平成 24 年度も続いていますが、今からだと 25 年度にな
る訳ですが、こういうものがあるという一つの例としてお示ししました。補助率が 2 分の 1 であ
ったり、3 分の 1 であったり、内容によって変わってきます。ですから自前の費用が必要だとい
うことですね。11 ページ、これも温度差エネルギーで発電をするか、ヒートポンプで熱利用をす
るかという 2 つのものが使われているというもので、平成 17 年にやった結果と同じ事が出ていま
して、諏訪でもこういうことは可能であると。90℃以上の間欠泉のところが使えれば発電も不可
能ではないし、最近は地中熱を使うというのもありますので、そういうものと両方併用していく
と、何か新しいものが出来るのかなという気がします。どのくらいの年限で投資費用が回収出来
るかということですが、ほぼ平成 17 年の結果と同じでして、11 ページの下の表の投資回収予定
というところを見ますと、だいたい 4、5 年プラスマイナス 1 年、やり方次第だと思うのですが、
投資したものを回収するのに、4、5 年掛かると、それだけの余裕があれば採用可能ということで
す。太陽光発電だと 10 年以上掛かると思うのですが、それに比べると温泉熱発電の方が投資効率
は良いということですね。ですからそういう面でいくと、下に書かれていますけれども、諏訪市
は温泉を持っている訳ですから、非常に有利でそれをうまく利用すると色々なことが出来るのか
なという気がしています。他にどのような補助事業があるかということで、最後に入れてありま
すが、色々な省庁でやっているのですが、最初のページの上 4 つは、大体経済産業省のもので、
このうちここで考える可能とすれば、3 番目と 4 番目、再生可能エネルギー熱利用加速化支援対
策事業及び地域再生可能エネルギー熱導入促進事業等の中から選んでいくということですが、こ
れも一番右側の 2 番目のところを見ていただくと、補助率が 3 分の 1 または 2 分の 1 ということ
と、事業の対象がそれぞれ少しずつ違うということになります。経済産業省の方が全体の金額も
大きくなりますので、環境省に比べるとやり易いという気がします。13 ページ 7 番目と 9 番目、
7 番目が環境省、温泉エネルギー活用加速化事業、先程のものですが、24 年が 2 次募集で、3 次
募集が平成 25 年にあるのかどうなのか、うまくいっていれば在るんだろうと思いますが、でも額
があまり大きくありません。5,000 万円くらいです。これだとヒートポンプ当たりが対象になる
のかなという気がします。9 番目はもう少し大きな事業で、地域全体の事業ですかね、スマート
コミュニティ構想普及支援事業で、スマートコミュニティ、私は良く分かりませんが、色々な物
を上手く利用してスマートに生活するような社会ということでしょうか。これでいくと、上限は
あまり高くなく 1,000 万円くらい、計画に対する支援ですので、実質事業の前の段階ですね。で
すから、こういうところでこういう計画に必要な費用についてはこういった補助が良いのでは、
その結果が良ければ実用化にもっていく。ある程度計画を立てるところで支援してもらって、可
能性を探って自治体に持っていくと、少し手間がかかりますが、そんなような順番になるのだろ
うと思います。環境省関係では、対象になりそうなのが、14 ページ 3 番目、民間施設再生可能エ
ネルギー等導入推進事業で、これも 2 分の 1 から 3 分の 1 くらいの補助で、全体としてはこれは
大きな予算ですけれども。他のもので 1 番目のものだと 10 分の 10、全部支援してくれるという
ようなものもあるのですが、こういうものの中から適切なものを選んで、まず色々な計画を立て
るようなプロジェクトを、市と共同で立ち上げて、計画を立てて実行するというような手順を考
えていく必要があるのかなという気がしました。まあそれをやるとすると、専門の方に入っても
らうような委員会を組織する必要があるでしょうし、その計画を作るのに一年くらいかかるんだ
7
ろうという気がします。国の支援の様子を見ながらそういう費用を使って、計画を立てて実用化
していくという手順を考えるということになれば、市の方にお願いをして、大体が自治体と共同
してやるという体裁がとられていますので、そういうことを市長さんにお願いをしていくことに
なる。結論的にはヒートポンプがどんどん進んでいますので、値段も安くなってきていますから、
そういう面で行くと試験的にやっていた時期に比べると、安全性は高いし実用化可能だろうとい
うふうに思います。以前のいろいろな問題が起こった、一例しかやったことのないなんて言うよ
うなものが多かった訳ですが、それに比べると、会社が関与してくるとある程度進み方というの
が、色々な導入例が増えてきていますから、そういうリスクを避けながら、効率的に仕事が進め
られるのではないかという気がしました。今日は説明を主にしましたが、こんなことを皆さんの
方でもお考えいただいて、諏訪市全体として面白いプロジェクトを、温泉を中心に立ち上げてい
ったらどうだろうか。結果としてもしかして、経費がうまくいくようであれば、色々な問題の解
決の助けになるかもしれませんね。色々な維持経費を少なくすることも可能でしょうし、面白い
のならば自分の家も付けたいという加入者が増えてくるかもしれないので、そういうことが出来
るようなアイデアを皆さんで揉んでやっていったらどうかなという気がします。私の勝手な説明
と意見ですが、何かご意見があればどうぞ。今日はただ説明をしてきっかけを作れという、委員
長さんからのご命令ですので、勝手なことを言っていますがいかがでしょうか。
委 員 長: この間副委員長さんからちょっとお聞きした時に比べれば、すでに新しい内容が随分盛り込ま
れているんですね。日進月歩の世界ですね。
副委員長: 工業メッセに出ていた、この何とかという会社はそんなに大きな会社ではないんですね。ヒー
トポンプを作っている会社というのはあんまり大きくないし、大きいと片手間にやっている所が
多いんだという気はしていますが。ですから良いものが出てくればどんどん安くなるので、いつ
入れたらいいかと、難しいかもしれませんが、それ以上下がってきたら今度はもっと怪しくなる
ので、ある所で適正な値があるのだと思いますけれども。その辺のことは色々な情報を集めれば。
いかがでしょう、何でもご自由に発言いただいて。
温泉が色々な方に利用出来るようになれば、それなりに街の関心も高くなるでしょうし。外か
ら見ると諏訪みたいにいい所はないという意見も多いですよね。その一つに温泉があるので、こ
のランキングに何故入らないのかというと、温泉地という意識がないということなのでしょうね。
温泉のある場所はある場所なのですが。
E 委 員: 今までの委員会でも出ていた、温泉としての特色がないと、実際に入っているお湯は、私たち
にとっては無味乾燥のような特色のない、幾つかの観光地に行った中でも、改めてまた上諏訪温
泉に入りたいという意識はあまり起こらないですが、また今まで意見の中にもありました、上諏
訪の駅前に温泉地という雰囲気がないということや、湯けむりが出ていた方が、温泉街という言
葉の中で、排湯という話が先程あったのですが、やはりこの太陽光なり、温泉熱を複合で使った
ものを個人として電力をこれからっていう、一番のいいチャンスだと思うんですね。それで、湯
量が日本で第 2 位ということで、やはりそれだけ湯量があればこそ、それをエネルギーとして使
う、例えば先程、D委員さんも言っておりましたけれど、排湯を使っての湯けむりを出すような
施策とかですね、凍結をした時に融かすようなことを、実際にお湯を配湯の後使うと、この施策
も一緒に合わせて考えていただいたらどうかなと、こんなことですけれども。
副委員長: この間、私の大学の友人たちが遊びに来まして、街の中を案内しろという、皆もう後期高齢者
だものですから、あまり歩かしちゃいけない訳ですが、一応阿弥陀寺まで上がって、ずっと降り
てくるとお寺があって、大和の辺りに入っていきますよね。あそこで、蛇口を捻ると温泉が出る
っていうのがめったにないことでびっくりして、こういう所を見た方が面白いという話をしてい
ましたが、観光でもただ遊び歩くのではなくて、そういうことを好む人たちもいる訳ですね。蛇
口捻ってお湯が出るっていうのはビルの中ならあるでしょうけど、街の中っていうのはめったに
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ないんだと思いますよね。その時に湯けむりが出ていないと全然分からないですけれど。
委 員 長: 前NHKで紹介しましたよね、田宿辺りを。ですからやっぱりNHKが紹介するということは、
それだけ全国的にも珍しくて魅力があるっていうことでしょう。一過性で消えちゃいましたが。
観光課長: かなり興味を持っているようで、昔私が若いころフジテレビでもやりましたし、つい最近で言
いますとうちはFCの方やっているものですから、ナニコレ珍百景で家が並んでいる所は全部温
泉が出るというのは珍しいと、是非やらせてくれということで、ある地区でいくつかお声掛けさ
せていただいたんですが、みんな断られちゃいまして、それで出来なかったっていうことがつい
最近あったんですけども。
F 委 員: 地元も声をかけていただいて、是非ともと思った訳ですけれど何か実現しなかったですね。
観光課長: 結局 1 軒の協力はあっても、隣も隣も隣もっていうふうにやりたかったらしいんですよね。
副委員長: 省エネだけだと無味乾燥なんですよね。何か節約節約という感じで。だからもう少し面白くや
れれば観光客を巻き込めるような街になる。
D 委 員: ずいぶん昔ですけど、JRの上諏訪駅のお風呂ね、温泉風呂。当時開設したころは、全国的に
大変な反響があったですよね。それから中央道の諏訪湖サービスエリアね、
。売り物ですよね。あ
あいう所に何かヒントがある感じがしますね。
副委員長: 色々の所に出しっぱなしのお湯があるんですよね。岩の上に流してみたりして。
D 委 員: 下諏訪の秋宮の大社の手水の所に温泉出ていますよね。上社は分かりませんけれども。
H 委 員: 上社にもあります。
委 員 長: 八剣神社にもあります。
F 委 員: 湯小路の公園にもありますね。
副委員長: ですからヒートポンプで熱効率のよい生活をすると同時に、そういう余裕みたいな、遊び心の
ある街づくりみたいなのも含めて計画を立てるといいと思いますけれどね。是非全員でなかなか
意見が出しにくければ、小グループで集まって、そういう支援事業費を貰いながら計画を立てて
いくというのもいいかと思います。ただそれをやる時には、相当事務局の方たちが忙しくなると
思いますが。
観光課長: 管理をしている水道局の方で、あっちこっち出す余裕があるからどうぞという話になればいい
のですが、例えば我々観光ベースでやるというふうになると、では料金はどうしますかという話
になってしまうものですから、そこの寛大な気持ちがあれば出来るんじゃないかなと思いますけ
れどね。
副委員長: その辺の料金は、ヒートポンプで返した経費でというのはどうでしょう。
委 員 長: 諏訪市の源湯の方に付けるヒートポンプ、所謂、一般の配湯の方にやる形、多分両方に考えら
れます。源湯の方は発電まで考えられるでしょうし、いくつか新しい分野ですから、先生にその
辺の所は深くご検討いただき、私たちも教えていただければと思います。
副委員長: もしよろしければ水道局の方と相談して、プロジェクト化出来るかどうかという辺りも相談を
始めさせていただければ、もう少し先の見える話が出来るかと思いますので。その辺だけGOと
言っていただければ。
委 員 長: その辺の所で少しコメントをいただいて。
副 市 長: ヒートポンプについては、副委員長から私も数年前からお話を伺ったり、環境省の方等々のお
話も聞いております。新エネルギーという視点から、諏訪市としても地熱をいかに活用するかと
いうのは大きな視点で、これから可能性としては色々なものがかなりあるというように思ってお
ります。市長も同じ見解を持っておりますので、そういうことについて来年度に向けて取り組み
をしたいというような考え方はあります。それでどういう形にするかは、これはまた分野、分野
で専門的な方たちも必要になりますので、この温泉検討委員会からそういうご提案をいただいて、
次のステップでまた改めてそこで審議することも必要ではないかというふうに思っている所で
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す。
委 員 長: ありがとうございました。今副市長からコメントいただいたとおり、やはり市の方としても新
しい温泉のエネルギーというものを、温泉ないしは地熱まで含めてといった話だとは思いますが、
考えていきたいということですので、委員会とすれば是非この機会に観光を結び付けての話もあ
りましたから、新しい部分でエネルギーの幅広い効率的な利用というものをお考えいただきたい
という形にさせていただきたいと思います。なお、今日はこれで打ち切りではなく、この問題は、
1 月にもう一回やりたいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。
水道局長: 先程排湯で雪を融かすのにいいのではないかという話があったのですが、諏訪市内では 1 箇所
使っています。尾玉団地は急傾斜なので、メインの道路の部分にパイプを入れまして、そこに共
同浴場で使ったお湯を流しまして、消雪に使っているという状況もございます。ただ、市内の道
路ですとあまり勾配がないので、お湯自体が流れないということがあったと思います。尾玉は、
一応勾配のあるような地形ですので、そちらで実際に使っているというような状況もございます。
委 員 長: はい。ありがとうございました。これから寒くなって参ります。湯けむりが見えるのは寒い時
期でないと見えないものですから、排湯をほとんど側溝に流しているようなことはないようなん
ですが、そういうこともまたご検討いただければという話も前会出ましたので、記憶に留めてお
いていただきたいと思います。
営業課長: それではまず次回ですけれども、今 1 月という話が出ました。事務局の方も 1 月下旬を予定し
ております。また日程等ご都合の悪い日がありましたら事務局の方までご連絡いただき、調整を
させていただきたいと思います。よろしくお願いします。また、お手元に前会の第 7 回の会議録
を置いてございます。委員さんのお名前もそのまま載せさせていただいておりますので、お帰り
になってお読みいただき、ご自身の部分で支障がありますようでしたら、こちらの方にご連絡い
ただき、精査をしましてホームページにアップをしていきたいということで考えておりますので、
1 週間か 10 日くらいの間で、事務局の方へご連絡をいただきたいと思います。
観光課長: 今 1 月下旬というお話がありまして、宣伝をする訳ではありませんが、地元新聞の方にも募集
が出ておりましたが、片倉館が重要文化財に認定された記念として、諏訪観光協会の方で道後温
泉を含めた四国一周の旅行を計画しております。1 月 27 日~29 日まで、2 泊 3 日ということであ
りますので、ここで見ますと 4 位ということで、もしよろしければ是非ご参加いただければと思
いますので、ちょっと宣伝をさせていただきます。よろしくお願いします。
委 員 長: よろしいでしょうか。それでは第 8 回の委員会を閉めさせていただきます。どうもご苦労様で
した。
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