長野信用金庫と地域社会

 信用金庫は、公共性の高い協同組織による金融機関で、定めら
れた地区内の中小企業や個人の方々をお取引の対象としています。
ご融資は、会員を原則としていますが、ご預金は、どなたでも
広くご利用いただけます。
信用金庫は、このように地域の金融機関ですから、地域から
お預かりしたご預金は地域の発展のために役立てています。
目次
C O N T
E
N T
S
長野信用金庫のプロフィール・
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・1
ごあいさつ・
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・2
経営理念・経営方針・
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・3
協同組織運営(総代会)のしくみ・11 ∼12
長野信用金庫と地域社会・
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・13 ∼14
平成17 年度の事業の概況・
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・15 ∼17
主要な事業の内容・
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・17 ∼18
組織・役員一覧・
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・19 ∼20
銀行は「株式会社」
で、
国内外を問わず地区の制限がなく、誰と
でも取引をすることができます。
株式会社ですから株主の利益が優先され、大手企業が主な
取引先であるのに対し、信用金庫は協同組織ですから会員すな
わち地域社会の利益が最優先されるわけです。
こういった経営理念の違いで、それぞれの金融機関の組織の
あり方が違います。
店舗配置図・
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・21
商品・サービスのご案内・
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・23 ∼29
資料編・
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・30 ∼49
信用組合は信用金庫と同じ協同組織による金融機関ですが、
根拠法や会員(組合員)の資格が信用金庫と異なります。
また、信用金庫は預金の受入れに制限がありませんが、信用
組合は原則として組合員が対象になっています。
長野信用金庫のプロフィール
創
電
大正12 年 9月1日
立
本 店 所 在 地
話
番
〒380-8686 長野市居町133番地1
号 (026)228- 0221
43店舗
常 勤 役 職 員 数 684名
会
員
数 61,736名
出
資
金 26億51百万円
預 金 積 金 残 高 6,256億円
貸 出 金 残 高 3,315億円
自己資本比率(単体) 19.25%
店
舗
数
(平成18年 3月31日現在)
【当金庫のシンボルマーク】長野信用金庫(Nagano Shinyokinko)
のNとSを図案化して風車を形取ったものです。風車の羽根は当金庫
を構成する地域社会・会員・金庫・職員の4本の柱を示し、その地は
協同組織の「奉仕・感謝・信頼・協調」の4つの理念を意味しています。
飯綱高原(飯綱山と大座法師池)
ご あ いさつ
会長
理事長
平素より長野信用金庫をお引き立ていただき、誠にありがとうございます。
皆さまに、
「信用金庫」の特性や当金庫の現状を少しでもご理解いただきたく、
ここにディス
クロージャー誌「長野信用金庫の現況/SHINKIN REPORT 2006」をもちまして経営理
念や業務内容のご紹介並びに平成17年度の業務実績のご報告をさせていただきますので、
ご一読いただければ誠に幸いでございます。
当期のわが国経済は、踊り場を脱して着実な回復を続け、企業収益が高水準で推移し、
これ
が家計部門にも波及して個人消費も底堅いものとなりました。日本銀行は、景気回復や物価
情勢を受けて、年度末の3月に長期にわたる量的金融緩和政策を解除し、金利による金融市
場調節に戻しました。しかしながら、当金庫の事業基盤である北信地域の景況感は一進一退
の状況が続いています。下げ止まらない地価、中心市街地の衰退、高齢化と長期的な人口減少
など多くの課題を抱えたなかで、景気の回復感は見られませんでした。
金融業界は、ペイオフ解禁拡大が平穏のうちに最終段階を迎え、金融改革プログラムに基づ
き、利用者満足度の高い金融サービスを目指すこととなりました。当金庫では、金融サービス
業への本格脱皮を図るべく、事業再生・中小企業金融の円滑化と経営力の強化、及び地域の
利用者の利便性向上を大きな柱とする「地域密着型金融推進計画」を策定し、平成17・18年
度を重点強化期間として取組みの強化、着実な推進を図っているところです。こうしたなか、
郵政民営化の第一歩が踏み出され、新たな銀行等代理店制度が導入されるなど、競争環境は
一段と厳しさを増しております。
依然として地域経済は厳しい環境下にありますが、
「健全経営に徹し、豊かな地域社会づくり
に貢献する」という経営理念のもと、地域と共に活力ある自立した地域社会づくりを目指し、
こ
れに貢献していくことが当金庫の使命であります。こうした地域金融機関としての社会的責任
と公共的使命を常に念頭におき、新長期経営3カ年計画ではシンボルマークの風車に込められ
た経営理念を実践していくこととしています。金融サービスを利用者の視点から捉え、個人
情報保護や預金者保護に適切に対応するとともに、利用者利便の向上を図ってまいります。F
ace to Faceの事業展開により地域内循環経済システムの中核的な担い手となることを目
指し、これまで以上にリスク管理の充実や経営管理態勢の整備を図り、健全性を維持し、経
営体質の強化と経営基盤の拡充に努めてまいりたいと存じます。
また、地域社会との係わりを分かりやすくディスクローズして経営の透明性を高め、コンプ
ライアンス重視の風土づくりにより、皆さまの信頼にお応えできる「しんきん」として地域の発
展に貢献してまいる所存でございます。
なにとぞ、変わらぬご愛顧とご指導を賜りますようお願い申しあげます。
平成18年 7月
会 長
理事長
当金庫の経営理念・経営方針
経営理念
健全経営に徹し、豊かな地域社会づくりに貢献する
経営方針
お客様を大切にし、地域の発展に奉仕する
健全で調和のとれた経営を実践する
使命感をもち、活力ある職場をつくる
金融機関を取り巻く環境が厳しさを増すなかにあって、地域と共に活力ある自立した地域社会づくりを目指し、
これ
に貢献することが当金庫の使命であります。
平成18年度からの3年間は、新長期経営3カ年計画“風車復活2006”により、
シンボルマークの風車に込められた
経営理念を実践していくこととしています。また、事業再生・中小企業金融の円滑化と経営力の強化、及び利用者の利
便性向上を大きな柱とする「地域密着型金融推進計画」への取組み強化を図ってまいります。
経営計画
「新長期経営3カ年計画」
“風車復活2006”
(平成18年4月∼平成21年3月)
基
本
姿
「風車に込められた経営理念の実践」
〈地域の豊かな未来づくりへの挑戦〉
勢
お客さま満足度の高い金融の実現
基
基 本
本 方
方 針
針
地域の持続的発展に向けた金融の実現
問題解決型金融の強化
安定的な収益を確保するための地固め
金融サービス業としての事業展開
経営戦略目標
経営戦略目標
◆「平成18年度経営計画」
重点取組
課題
預貸併進による取引基盤の拡充 地域密着型金融の推進
収益力の強化 経営管理態勢の確立 人財の育成
◆行動指針
地域からの信頼を得て、地域貢献を果たす
地域に密着した地道な金融業務をとおして地域社会の発展に貢献します。
■地域密着型金融推進計画
平成17年度から平成18年度の2年間を重点強化期間とする「地域密着型金融推進計画」を策定し、取組みの強化、
着実な推進を図っております。
■平成17年度の全体的な進捗状況(概要)
Ⅰ.
事業再生・中小企業金融の円滑化
● 創業・新事業支援では、産学官との連携強化を図るとともに、
目利き能力のレベルアップに努めました。
● 経営相談・支援機能の強化として、異業種交流会「長野しんきんビジネスフェア」を開催しました。
● 経営改善支援活動については、対象企業239先を選定し、継続的に推進しました。
● 融資取引に関する説明態勢について、営業店の実態検証、臨店指導を行いました。
● 目利き能力、経営支援能力の養成・レベルアップを図るため、外部機関研修への参加等を行いました。
Ⅱ.
経営力の強化
● リスク管理態勢の充実策として、担保評価基準の見直し、バンキング勘定の金利リスクの定量化準備等を行いまし
た。
● 収益管理態勢の整備に向け、信用リスクデータの整備を進めるとともに、
ROA指標による店舗別収益管理を導入
しました。
● ガバナンスの強化に向け、会員へのアンケート調査を実施し、その結果を総代会に報告することとしました。
● コンプライアンス態勢の強化では、内部通報制度により相互牽制機能の有効性を高め、個人情報の取扱管理に関
する点検と検証を実施しました。
Ⅲ.
地域の利用者の利便性向上
● 地域貢献に関するディスクロージャーを実施しました。引き続き内容の充実を図ります。
● 利用者満足度調査アンケートを実施し、結果を踏まえた改善策、
サービス向上策を講ずることとしています。
● 市町村などが進める市街地再開発や地域活性化事業に積極的に参画しました。
※地域密着型金融推進計画の内容・進捗状況については、当金庫ホームページ(http://www.nagano-shinkin.jp/)に掲載しております。
◆金融商品の勧誘方針
私たちは、
「金融商品の販売等に関する法律」に基づき、金融商品の販売等に際しては、次の事項を守り、
適正な勧誘を行います。
1. 私たちは、
お客様の資産運用の目的、知識、経験および財産の状況に照らして、適切でわかりやすい情報の
提供と商品説明をいたします。
2. 商品の選択・購入は、お客様ご自身の判断によってお決めいただきます。その際、私たちは、お客様に適正
な判断をしていただくために、その商品の重要事項について説明をいたします。
3. 私たちは、誠実・公正な勧誘を心掛け、お客様に対し事実と異なる説明をしたり、誤解を招くことのないよ
う、常に知識の向上に努めます。
4. 私たちは、
お客様にとって不都合な時間帯や迷惑な場所での勧誘は行いません。
(注) 当金庫は、確定拠出年金運営管理機関として、確定拠出年金法上の『企業型年金に係る運営管理業務のうち、
運用の方法の選定及び加入者等に対する提示の業務』及び『個人型年金に係る運営管理機関の指定もしくは変更』
に関しても、本勧誘方針を準用いたします。
金融商品 の販売等に係る勧誘について、
ご意見やお気づきの点がございましたら、
お近くの窓口までお問い合
わせください。
貸出運営についての考え方
当金庫では、正確な自己資本比率を算定する前提として、保有する資産(貸出債権や有価証券など)について、回収
の可能性に応じて分類する「資産の自己査定」を実施しております。
金融機関が保有する資産の中で最も大きなものは貸出金(貸出債権)であり、
これによって得る貸出金利息が最大
の収入となります。
この貸出金について回収の危険性の度合いが高い分類債権が少ないほど良いのは当然のことです。しかしながら、
私ども信用金庫の融資業務の特徴は、収益性のみを追求した「選別融資」ではなく、会員である地域の中小企業や個
人のみなさまを対象として融資の機会の平等を原則に「小口多数取引に徹する」ことにあります。当金庫では、
こうし
た信用金庫ならではの特性を踏まえ、
地域中小企業のみなさまが抱えている特性に十分配慮しながら融資業務を行い、
地域社会の発展に努めております。そういった意味で、
お取引先の抱えているリスクの一部を当金庫があえて共有する
ことは、その専門金融機関である当金庫に課せられた使命であると考えております。
このように、事業地区の限定とともにお取引対象に専門性をもつ当金庫は、地域のみなさまとの日頃のおつきあい
の中で、信頼関係を深めながら、経営改善に関する様々な課題に対して、
お客さまとともに解決していくための努力を
惜しまず、
事業経営や生活設計に関するご提案も交えながら、
健全な資金需要に積極的にお応えしたいと考えております。
リスク管理体制
金融機関を取り巻く環境がますます多様化・複雑化するなかにあって、
自己責任原則による健全経営が強く求められ
ております。
当金庫では、今後も継続して地域社会に貢献していくため、信用リスク・事務リスクに加えて金利リスク・価格変動
リスク・為替リスクなどの市場関連リスクや流動性リスクなどに対して適切な管理を行っていくことが、経営の最重要
課題であると捉え、
「リスク管理の基本方針」を定めてリスク管理の強化に取り組んでおります。 リスク管理の基本方針(抜粋)
【基本的な考え方】
● 当金庫は、経営の健全性を維持しつつ、適正な収益を確保するため、
リスク管理を経営の重要課題と位置
付け、低リスクによる資産・負債の総合管理を基本としたリスク管理を徹底する。
● 信用リスク、市場関連リスク、流動性リスクについては、経営体力から許容できるリスク量の適切なコントロ
ールを行い、収益力の強化を図るとともに、事務リスク、
システムリスク、法務リスクについては、その極小化
を目指すこととする。
● 全ての役員及び従業員は、
リスク管理の重要性を認識してその業務に当たらなければならない。そのため、
全ての役員及び従業員は、本基本方針のほかリスク管理に関する諸方針及び諸規程等に定められている事
項を遵守するとともに、
リスク管理が日々の業務と切り離して行われるのではなく、それと不可分一体である
という意識を常に持ち続けなければならない。
■総合リスク管理体制
当金庫では、各リスク管理担当部署において適切なリスク管理を行うとともに、
リスク区分ごとに、信用リスクは
「審査部会」、市場関連リスク・流動性リスクは「ALM専門部会」、事務リスク・システムリスクは「事務管理部会」、法務
リスクは「総務部コンプライアンスグループ」をそれぞれリスク管理統制部署と定め、
リスクの把握、管理状況のチェッ
クを行っております。リスク管理に関する情報は、担当部署、統制部署からリスク管理統括部署である「常勤理事会」に
集約され、経営陣の意思決定に反映される体制とし、常勤理事会の一層の充実を図っております。
また、平成19年3月期からの新しい自己資本比率規制(バーゼルⅡ)への対応に向けた取組み強化、
リスク管理高度
化への対応強化を図っているところです。
さらに、業務部門から独立した監査部門において、本部部門・支店の各種リスク管理状況を検証し、内部管理の適切
性、有効性をチェックする体制となっております。
【監査体制】
本部監査部門が本支店に対して年1回以上「無予告臨店監査」を実施して、
リスク管理が適切に行われてい
るか検証するとともに、業務が法令や規程に則っているかチェックして、問題点等を把握し、経営陣への報告な
どによりその改善に反映させております。
■信用リスク管理
信用リスクとは、貸出先の財務状況の悪化等により、資産の価値が減少または消失し、損失を被るリスクのことです。
【審査体制】
融資業務に関する営業推進部門と個別案件について審査する審査部門を分離して、営業推進部門の影響を
受けない審査管理体制とし、貸出資産の健全性を維持するために、相互に牽制される体制をとっております。さ
らに、貸出金の管理部門の充実を図り、
リスクの発生防止や早期解消を図るとともに、職員の審査能力向上の
ため、融資業務に関する教育・研修の一層の強化を図っております。
【自己査定体制】
全ての資産について、営業店及び本部営業関連部門が資産の自己査定を行い、貸出金については資産査定
グループにおいて第二次査定を実施してその内容を的確に把握し、営業関連部門から独立した査定監査グル
ープが監査を行っております。さらに、その結果について、監査法人の監査により、適正な査定であることを
検証する体制としております。
■市場リスク管理
市場リスクとは、資産(貸出金・有価証券等)
・負債(預金等)双方の金利変動に伴う「金利リスク」、株式や債券など
の価格の変動がもたらす「価格変動リスク」、外国為替相場の変動に伴う「為替リスク」など、市場の変動によって生じ
るリスクのことです。
当金庫では、
毎年、
各取引部門ごとに運用・管理基準の見直しを行い、
基準を定めて市場業務方針を決定しております。
また、
リスクの状況を経営陣に報告して、適切な運用・管理を実施しております。
■流動性リスク管理
流動性リスクとは、資金の調達と運用における期間のミスマッチや予期しない資金の流出などにより資金ショートを
招き、通常よりも高い金利での資金調達を余儀なくされるリスクのことです。当金庫では、日々の資金繰りのなかで
資金ギャップや資金調達可能額を把握し、流動性を常時チェックして管理強化を図っております。
【ALM体制】
経営陣をトップに関係部門の構成員をメンバーとするALM委員会を設置し、主に市場リスク・信用リスク・流
動性リスクを中心としたリスク管理体制や収益管理などについて協議しております。特に金利リスクについて
は、金利変動による影響を大きく受けることから、将来的な金利動向を注視してリスク対応を図るとともに、
ALM管理手法の高度化やALM体制の強化・充実に努めております。
※「ALM」とは
Asset Liability Management の頭文字をとったもので、通常「資産・負債の総合管理」と訳されます。金融機関のALMは、経済・金融
環境の予測を行ったうえで、資産と負債の最適な組み合わせにより、収益の拡大とリスクの抑制のバランスをとりつつ経営の健全性を維持す
ることを目的としています。
■事務リスク管理
事務リスクとは、事務上のミスや事故・不正等により損失を受けるリスクのことです。本部および営業店には、
自らの
事務状況をチェックする「店内検査」を義務づけており、事務リスクの発生防止や早期改善を図っております。また、
事務指導部門による研修や実地訓練等により、相互牽制による処理の適正化と能力の向上を図っております。
■システムリスク管理
システムリスクとは、
コンピュータシステムの障害または誤作動、
システムの不備、不正使用などにより損失を被るリ
スクのことです。当金庫では、災害時等の対応に万全を期すための対応計画が定められており、情報管理の面でもシス
テムの厳正な運用を行う体制の強化を図っております。
法令等遵守体制
■基本的な考え方
コンプライアンスとは、法令をはじめとし金庫内の諸規程やルールを厳格に遵守するとともに、社会的規範を全
うすることをいいます。
「地域社会からの信頼」を存立基盤とする信用金庫にあっては、社会規範の遵守はもとより、モラルや遵法精
神の一層の高揚を図らなければならないと考えております。
役職員一人ひとりが自らの日々の行動を通じて信用を積み重ね、親しまれ、選ばれる信用金庫となるよう、
コ
ンプライアンス経営の実践を最重要課題と位置付け、法令や倫理を遵守し、自己牽制・相互牽制の働く企業風土
の確立を目指しております。
■組織・運営体制
● 当金庫では、総務部コンプライアンスグループを統括部署と定め、
コンプライアンスに係る企画・立案・推進・状況
把握を行い、常勤理事・常勤監事で構成する「コンプライアンス委員会」が、
コンプライアンスに関する各種課題を 検討のうえ、理事会に報告、諮問する体制とし、
さらに、全部店にコンプライアンス担当者を配置して、
コンプライア ン
ス体制の強化を図っております。
また、
コンプライアンスグループでは、業務に関する法務関連のチェックを厳格に行い法務リスクの管理強化に
努めております。
● 法令等遵守を実現するための具体的手引書である「コンプライアンス・マニュアル」は、当金庫のコンプライアン
ス基本方針や体制、倫理と行動規範、
さらに、
コンプライアンスに違反する行為の報告・相談体制などを定めている
ほか、倫理憲章(下記参照)も収められております。コンプライアンス・マニュアルを役職員全員に貸与して遵法意識
の徹底を図るとともに、毎年度、具体的な実践計画としてコンプライアンス・プログラムを策定し実践しております。
● コンプライアンスに関する研修会や通信教育のほか、各部店でコンプライアンス担当者を中心に毎月勉強会を
実施し、その成果や課題を文書で報告することとして、倫理感覚・遵法精神の高揚を図っております。 長野信用金庫倫理憲章
【信用金庫の社会的責任と公共的使命】
1. 信用金庫のもつ社会的責任と公共的使命の重みを自覚し、責任ある健全な業務運営の遂行に努める。
【キメ細かい金融等サービスの提供と地域社会発展への貢献】
2. 創意と工夫を活かした金融および非金融サービスの提供等を通じて、地域社会の発展に貢献する。
【法令やルールの厳格な遵守と適正な業務運営】
3. あらゆる法令やルールを厳格に遵守し、社会規範に決して背くことのない、誠実かつ公正な業務運営を行う。
【反社会的勢力の排除】
これを断固として排除する。
4. 社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力は、
【経営の積極的ディスクローズとコミュニケーションの充実】
5. 経営情報の積極的かつ公正な開示をはじめとして、広く地域社会とのコミュニケーションの充実を図る。
預金保険制度への対応
預金保険制度とは、金融機関(信用金庫や銀行、信用組合など)が預金保険機構に保険料を支払い、金融機関が預
金等の払戻しができなくなった場合などに、預金者等を保護し、
また資金決済の確保を図ることによって、信用秩序を
維持するための制度です。
預金保険で保護される預金は、平成17年4月より、保険対象預金等のうち決済用預金(無利息、要求払い、決済サー
ビスを提供できること、
という3条件を満たす預金)については全額、それ以外の預金等については1金融機関ごとに
預金者1人当たり元本1,000万円までとその利息等の合計額となりました。
こうしたペイオフの本格実施に対応し、当金庫では、預金保険制度全般について的確な対応を図るため、
「預金保険
制度対応委員会」を設け、組織体制を整備するとともに、名寄せデータの整備や決済用預金の導入に伴うリスク管理
の徹底などについて万全を期すこととしています。
個人情報保護体制
平成17年4月より、
「個人情報の保護に関する法律」が全面施行となりました。当金庫では、個人情報保護に関する
担当部署を設け、関連規程等を制定して個人情報の収集、利用、安全管理や従業者の監督などについて適切な対応が
図れるよう管理体制を整備するとともに、個人情報保護宣言、個人情報保護方針(プライバシーポリシー)などを公
表して、
お客さまの大切な情報の保護を徹底いたします。
個人情報保護宣言
長野信用金庫(以下、当金庫といいます。)は、「個人情報の保護に関する法律」等関連法令の主旨を十分に理
解し、個人情報の適切な取扱い(管理)を重要な経営課題と位置付けております。
当金庫は従来より「情報資産保護に関する基本方針(セキュリティポリシー)」を定める他、情報保護のため
の規程を制定する等、金融業務に必要な情報保護体制をとってきました。
この中で特に重要度を増した個人情報の保護について、
各種の規程を定め適切な取扱いを行っていくことは、
当金庫の社会的責務であることを強く認識しております。
お客様のプライバシー権を確保するため、
「個人情報保護方針(プライバシーポリシー)」を定め、個人情報
保護のコンプライアンス体制を確立して役職員一同個人情報の適切な保護に努めることを宣言いたします。
地域社会への貢献活動
当金庫では、地域経済活動の基礎としての円滑な地域金融の実践を通して、地域の資金を地域に還元し、豊かな地
域社会づくりに貢献していくことが地域貢献の基本と考えています。
県債をはじめとする地元地方債の引受や、
これら団体に対するご融資を通しての地域社会づくりはもちろん、地域金
融機能の一層の充実を目指して、
「地域密着型金融推進計画」への取組みを着実に推進してまいりました。
お取引先で組織する「長野しんきんビジネスクラブ(NBC)」
「長野しんきん若手経営者経済研究会(NYCE)」では、
異業種交流会「長野しんきんビジネスフェア」や講演会、セミナー、経営塾などを開催して、事業経営に役立てていた
だくためのお手伝いを行っております。また、北信地区経済の動向について皆さまからのアンケートをもとに経済情報
誌「すかい」を編集し、身近な情報誌として毎月発行しております。そのなかで、
お取引先の経営ビジョンなどをお聞き
するインタビュー企画は、10年以上にわたり継続して実施しております。
地域文化との係わりのなかでも、
より身近な存在として、地域行事への参画、信用金庫の日と当金庫創立記念日の全
店一斉清掃活動、小さな親切運動や献血への参加、営業店ロビーでの各種展示会の開催など、地域との交流を積極的
に進めております。
制度面では当金庫の職員が自治会活動やボランティア活動などに参加し
やすくなるよう、
ボランティア休暇制度を導入しております。
環境問題への取組みでは、平成15年6月に本部・本店営業部を対象に、環
境管理の国際規格「ISO14001」の認証を取得しました。内部的な省資源、
省エネルギーにとどまらず、金融機関としての本業を通じて、地域の環境問
題に積極的に取り組んでまいります。
これからも、地域金融の一層の円滑化に努めるとともに、営業店ネットワー
クを活かした身近な情報提供、文化活動の応援など、積極的な活動を展開し
てまいりたいと考えております。
全店一斉清掃活動
環境保全活動への取組み
◆環境方針
■基本理念
長野信用金庫は、美しく豊かな自然環境の下で、
「健全経営に徹し豊かな地域社会づくりに貢献する」を経営
理念とし、協同組織による地域金融機関としての社会的責任と公共的使命を自覚し、役職員が一丸となって、地
域環境・地球環境の保全に積極的に取り組みます。
■基本方針
1. 環境保全活動の継続と向上
当金庫の本部・本店の事業活動が環境に与える影響を社会的責任ととらえ、その責任を果たすべく環境マ
ネジメントシステムを構築し、
環境目的・目標を定めるとともに、
定期的に見直しを行い継続的改善に努めます。
2. 環境関連法規等の遵守
環境に関連する法令・条例・規制等及び当金庫が同意するその他の要求事項を遵守し、一層の環境保全に
取り組みます。
3. 省資源・省エネルギーの推進と環境汚染の予防
当金庫が行う事業活動による、地球環境への負荷を軽減すべく、省資源・省エネルギー・廃棄物の削減に努
めるとともに環境汚染の予防に努めます。
4. 地域社会の環境改善への貢献
金融商品・サービス、情報等の提供を通じて、環境保全に取り組むお客様を支援し、地域社会の環境改善に
貢献します。
5. 啓発活動の推進
全役職員一人ひとりが、環境に配慮した行動に努め、定着することを目指し、環境に対する意識の向上を図
ります。
6. 環境方針の公開
この環境方針を役職員等、及び当金庫のために働く全ての人に周知徹底するとともに、一般に公開します。
T O P I C S
平成17年度の主な出来事
平成 17 年
●全国保証(株)保証付き住宅ローンの取扱いを開始しました
4
April
●新型マイカーローンの取扱いを開始しました
●お取引先企業の新入社員研修会を開催しました
●「信寿会連合会」の総会を開催しました
●建設業者向け「住宅資金説明会」を開催しました
●年金友の会「信寿会」の合同旅行を実施しました
6
June
新入社員研修会(4月)
●「信用金庫の日」献血運動・クリーン運動・ご来店感謝デー
を実施しました
●「外貨宅配サービス」
「外貨郵送買取サービス」の取扱い
を開始しました
●懸賞品付キャンペーン「ドリームチャンス PART Ⅴ」を実施しました
7
July
●「しんきんファミリー映画試写会」を開催しました
8
●「地域密着型金融推進計画」を策定しました
9
●創立記念日に全店一斉路上清掃を実施しました
August
信寿会合同旅行(6月)
●「長野しんきんビジネスクラブ(NBC)」の「経営セミナー」
を開催しました(講師:長野修三氏)
●「アンパンマンお絵かき大会」を全店で実施しました
Se ptember
10
Oc tober
●「長野しんきんビジネスクラブ(NBC)
・長野しんきん若手
経営者経済研究会(NYCE)経営塾」第1講を開催しました
●主幹事として「シンジケートローン」を組成しました
11
November
●第19回「東京ビジネスサミット」に出展及び参加しました
●「NBC・NYCE経営塾」第2講を開催しました
●信寿会連合会の研修会を実施しました
経営セミナー(7月)
12
De cember
平成 18 年
(High Grade)」
●懸賞品付キャンペーン「ドリームチャンスHG
を実施しました
1
●「NBC・NYCE経営塾」第3講を開催しました
2
●住宅資金融資先等に対する「所得税の還付申告説明会」
を開催しました
Ja nuary
Fe brua ry
●第3回「長野しんきんビジネスフェア」を開催しました
3
Ma rc h
長野しんきんビジネスフェア(3月)
●長野しんきんビジネスクラブの総会・講演会を開催しました
(講師:辛坊治郎氏)
●財団法人長野県中小企業振興公社と「長野県中小企業に
対する支援連携に関する協定書」を締結しました
協同組織運営のしくみ
1.
総代会制度について
信用金庫は、会員同士の「相互信頼」と「互恵」の精神を基本理念に、会員一人ひとりの意見を最大の価値とする協
同組織金融機関です。したがって、会員は出資口数に関係なく、一人一票の議決権を持ち、総会を通じて当金庫の経営
に参加することとなります。しかし、当金庫では、会員数がたいへん多く、総会の開催は事実上不可能であることから、
会員の総意を適正に反映し、充実した審議を確保するため、総会に代えて総代会制度を採用しております。
この総代会は、決算、取扱業務の決定、理事・監事の選任等の重要事項を決議する最高意思決定機関です。したがっ
て、総代会は、総会と同様に、会員一人ひとりの意見が当金庫の経営に反映されるよう、会員の中から適正な手続によ
り選任された総代により運営されます。
また、当金庫では、総代会に限定することなく、
日常の事業活動を通じて、総代や会員とのコミュニケーションを大切
にし、
さまざまな経営改善に取組んでおります。
〈総代会は、会員一人ひとりの意見を適正に反映するための開かれた制度です。〉
会 員
選考委員
総代候補者
②総代選考基準に基づき総代候補者を選考
①理事会の議決に基づき理事
長が選考委員を委嘱し、選
考委員の氏名を店頭掲示
理事会
③理事長は、総代候補者氏名
を店頭掲示し、所定の手続
きを経て、会員の代表とし
て総代を委嘱
総代会
会員の総意を適正に
反映するための制度
総 代
決算に関する事項、理事・監
事の選任等重要事項の決定
2.
総代とその選任方法
(1)総代の任期・定数
・総代の任期は3年です。
・総代の定数は、120人以上150人以下で、会員数に応じて各選任区域ごとに定められております。
なお、平成18年3月31日現在の総代数は119人で、会員数は61,736人です。
(任期中の欠員については、選任地域ごとの定数の1/2未満であるので補充しておりません。)
(2)総代の選任方法
総代は、会員の代表として、会員の総意を当金庫の経営に反映する重要な役割を担っております。
そこで総代の選考は、総代候補者選考基準(注記)に基づき、次の3つの手続を経て選任されます。
① 会員の中から総代候補者選考委員を選任する。
② その総代候補者選考委員が総代候補者を選考する。
③ その総代候補者を会員が信任する(異議があれば申し立てる)。
(注)総代候補者選考基準
1.
資格要件 当金庫の会員であること
2.
適格要件 (1)総代として相応しい見識を有していること
(2)良識をもって正しい判断ができる人であること
(3)地域における信望が厚く、総代として相応しい人であること (4)地域での居住年数が長く、人縁関係が深い方
(5)行動力があり、積極的な方
(6)人格、識見に優れ、当金庫の発展に寄与できる方
(7)金庫の理念・使命をよく理解し、金庫との緊密な取引関係を有する方
3.
具体的要件 (1)取引先の事業主
(2)信用会、信寿会、婦人信用会役員
(3)学識経験者
〈総代が選任されるまでの手続について〉
地区を25区の選任区域に分け、
会員数に応じて各選任区域ごとに総代の定数を定める。
①総代候補者選考委員の選任
◆総代の氏名
区 数
平成18年5月31日現在
総代氏名(敬称略)
荒井 豊 岩崎 茂夫 岡本昭一郎
1 4 鈴木 俊貞
2 2 塩沢 荘吉 宮島 章郎
理事会の議決により、選任区域ごとに会員のうちから選考委員を委嘱
小野 裕道 柄沢 洋一 田中喜一郎
3 5 渡辺 晃司 左右田昭道
4 2 増田 博隆 滝澤 芳一
選考委員の氏名を店頭に掲示
荻原 英司 塚田 佐 北村 一
5 5 加藤 誠 岩井 俊一
②総代候補の選考
坂田 守夫 水内 忠司 中村 士郎
6 4 渡辺 昌祺
選考委員が総代候補者を選考
理事長に報告
総代候補者の氏名を、1週間店頭掲示
左記掲示について
信濃毎日新聞に公告
異議申出期間(公告後2週間以内)
7 3 増田 孝善 高池 忠克 久保田知幸
太田 久夫 青木 生吉 野沢柳一郎
8 4 荒井 純一
岡澤 清人 山岸 安正 塚田 博文
9 7 清水 偉男 今井 正 藤澤辰二郎
中山 廣美
田中喜代成 盛田幸治郎 鎌倉 寛雄
10 6 藤森 昭男 滝川 哲也 松田 貞夫
11 3 篠原 真治 小林 英夫 笠原 豊念
③総代の選任
12 1 西 善秀
会員から異議がなかった場合
総代候補者のうち総代となること
について異議の申し出があったが、
異議を申し出た会員が選任区域の
会員数の1/3未満であった場合
総代候補者のうち総代とな
ることについて選任区域の
会員数の1/3以上の会員か
ら異議の申し出があった場合
13 1 小山 重利
鈴木 嘉男 池田 一 宮越 宏一
14 9 水沢 仁亮 田島 勇 村沢 恒男
小林 忠治 北村 直良 山口 勝男
春原 芳夫 坂口 勝 飯島 勇
15 4 春原 資明
当該総代候補者が選任区
域の総代定数の1/2以上
当該総代候補者が選任区域
の総代定数の1/2未満
他の候補者を選考
欠員(選考を行わない)
七尾 廣美 滝沢 一郎 中島袈裟則
17 5 西村 博和 斉藤 清
18 3 海野 竹雄 清水 佑一 南澤 旭善
上記②の手続きを経て
理事長は総代に委嘱
宮入 昭蔵 小笠原和典 今井 16 8 渡邉 一正 和田 俊雄 新井 精一
傅田 光雄 中嶋 君忠
総代の氏名を1週間店頭表示
3.
第84期通常総代会の決議事項
第84期通常総代会において、次の事項が付議され、それぞれ
原案のとおり了承されました。
①報告事項 第84期末貸借対照表ならびに第84期損益計
算書および附属明細書報告の件
②決議事項 第1号議案 第84期業務報告書ならびに剰余
金処分案承認の件
第2号議案 定款の一部変更の件
第 4 条 「事務所の所在地、別表2」の変更
第17条 「役員の定数及び選任」の変更
信用金庫法の改正に伴う変更
第3号議案 行方不明等会員の除名承認の件
第4号議案 理事ならびに監事選任の件
第5号議案 退任役員に対する退職慰労金贈呈の件
第6号議案 会計監査人の選任の件
飯島 正一 小平 悟朗 山崎 武明
19 8 祢津 久男 小松 富男 鈴木 秀典
竹森 松雄 越石 信三
廣田 道男 峯村 忠男 20 13 岩崎 忠三 田幸 新造 伊藤 征人
北條 高巳 小池 一之 関谷 宣男 佐藤 文保 竹内 貞利
黒岩 幸三
篠塚 順三
山嵜 久
久保田英雄 池田 章蔵 市村 次夫
21 4 中條 政雄
小林 勇生 小林 博文 市川 輝芳
22 5 土屋 好郎 小池 暹
23 3 佐藤 勝俊 西山 政樹 児玉 紀元
中澤 清河 丸山 昭 山浦喜一郎
24 5 小林 栄治 片山 良雄
岡本 幸男 和泉 隆雄 瀧沢 光平
25 5 関 俊彦 吉越 昇
計119名
注)選任区域についてはもよりの本支店窓口へおたずねください。
長野信用金庫と地域社会 ∼地域とともに持続的な発展を目指します∼
当金庫は、長野市を中心とする北信地域を主な事業地区とし、地元の中小企業者や住民の皆さまが会員と
なって、お互いに助け合い、お互いに発展していくことを共通の理念として運営されている相互扶助型の金
融機関です。
お客さまのご預金について 預金積金残高【6,256億円】
地域のお客さまの着実な資産づくりのお手伝いをさせていただくため、預金商品やサービス
の充実に努めております。また、預金以外にも、国債の窓口販売や投資信託、保険商品の取扱いな
ど、資産運用のご提案も行っています。
当金庫の預金の内容を残高で見てみると、科目別では定期性預金が約73%、法個人別では個
人が約81%となり、会員と会員外の割合では会員外が約69%となっています。このことは、大手
企業ではなく地域の中小企業や個人の方々専門の金融機関であり、協同組織金融機関であって
も預金は広く一般の方々を対象とすることができる信用金庫の大きな特徴となっています。
オリジナル商品
年金マル悠定期・年金マル得定期は、当金庫で年金をお受取りの方にご利用いただける金利優
遇定期預金です。また、平成17年度は、夏と冬の2回、懸賞品付き商品キャンペーン「ドリームチャ
ンス」を実施しました。その他、ゆとりある資金の運用には、オープン外貨定期預金も取り扱って
◆関連ページ:17・18・23・24・35ページ
います。
出
資
金
預
金
積
金
ご融資以外の運用について
外国証券(5,106百万円)2.0%
有価証券残高【2,433億円】
その他証券
株式
(16,
941百万円)6.9%
預証率【38.89%】
(15,
605百万円)
6.4%
お客さまからお預か
りした資金の一部は、 社債
安 全 性 や 収 益 性に留 (68,987百万円)
28.3%
有価証券
意し、債券を中心とし
残高構成
た有価証券等で運用し
ています。
地方債
◆関連ページ:
38・41・42ページ
資
金運用
国債
長野信用金庫
今期の決算状況
業務純益:4,481百万円
経常利益:1,351百万円
当期純利益: 844百万円
自己資本比率:19.25% (87,
967百万円)
36.1%
(48,
727百万円)
◆関連ページ:16・17・39ページ
20.0%
常勤役職員:684名
店舗数: 43店(内出張所1)
◆関連ページ:
地域のお客さまへのご融資について
1・16・19・21・22ページ
貸出金残高【3,315億円】 預金積金に占める貸出金の割合【52.98%】
地元でお預かりした大切な預金積金は、お客さまの幅広い資金ニーズにお応えし、地域にお住
まいの方や事業者の方々などにご融資して、豊かな暮らしや事業発展のためのお手伝いをさせて
いただいております。また、地方公共団体向け融資は、地域
地方公共団体
の総合整備事業や活性化事業などに活用されています。
(12,
538百万円)
取扱商品
事業者向けには、県・市町村の制度資金のほか、法人会
ローンやNPOローン、介護関連ニュービジネス支援資金
などを用意しており、個人向けには、住宅ローンはじめ教育
ローンや小口フリーローン「らく太郎100」などによりお客
さまの多様なニーズにお応えしております。
3.7%
個人
(104,
260百万円)
31.4%
事業者
◆関連ページ:25・26ページ
当金庫の貸出金の特徴は、会員へのご融資が全体の約
93 %を占め、金額段階別では、1 千万円未満 の先が約
81 %となっており、会員優先の小口多数主義に徹してお
ります。
◆関連ページ:36・37ページ
貸出金
残高構成
(214,
714百万円)
64.7%
151,487百万円 45.6%
180,026百万円 54.3%
住宅ローン 77,619百万円
消費者ローン 22,497百万円
設備資金
運転資金
貸
出
金
支
援
サ
ー
ビ
ス
当金庫の経営理念である「健全経営に徹し、豊かな地域社会づくりに貢献する」のもと、地元のお客さまから
お預かりした大切な資金(預金積金)は、地元で資金を必要とするお客さまにご融資し、円滑な地域金融に資
するとともに、地域社会との強い絆とネットワークづくりに努めてまいりました。
今後とも、
こうした金融機能の提供はもとより、文化・環境・教育といった分野におきましても、地域社会の
活性化、持続的発展のため広く貢献できますよう積極的に取り組んでまいります。
*計数はいずれも平成18 年 3月末現在で記載しております。
地域への貢献活動について
地域社会の一員として、
金融面にとどまらず地域
の経済・文化の発展に貢献できるよう、
さまざまな活
動に取り組んでいます。
会員制度について
会員数【61,736名】
出資金【26億51百万円】
信用金庫は、会員制度による協同組織金融
機関です。事業地区内にお住まいの方、お勤
めの方、事業所をお持ちの方及びその役員
の方が会員となっていただけます。ただし、信
用金庫は中小企業のための金融機関ですから、
従業員数と資本金に制限がございます。
◆関連ページ:1・11・12・16ページ
金融面にとどまらず地域文化の
活性化にも取り組んでいます。
◆関連ページ:9・10ページ
地域
文化への
貢献
信用会
営業店ごとに、
お取引先による信用会を組織し、各営業店
の運営を支える中心的な会となっています。お客さまの
ネットワークによる情報交換の場として、文化的な活動も
展開しています。
経済・文化講演会
(昭和62年10月
「長野しんきんビジネスクラブ(NBC)
」
発足)と「長野しんきん若手経営者経済研究会(NYCE)」
(平成 8 年 6 月発足)
は、定期的に経営セミナーや講演会、
勉強会を開催し、毎回、多くの会員の皆さまのご参加をいた
だいています。
年金友の会(信寿会)
(昭和53年 3月発足)
地域経済の
活性化に向けた取組み
厳しい経済環境のなか、地元お取引先企業の経営支
援を目指す「経営支援グループ」の積極的な活動によ
り、営業店と連携して経営改善に必要な支援を行ってお
ります。専門スタッフによる体制の充実を図り、お客さ
まの状況に応じて、
お客さまとともに経営改善に積極的
に取り組んでおります。
また、当 金 庫では、事 業 所お取 引 先 の 組 織として
「信用会」
「長野しんきんビジネスクラブ」などがあり、
経 営セミナーや 経 済・文 化 講 演 会などを 開 催して、
情報交換・ビジネスマッチングの場を提供しています。
平成 18年 3月には、異業種交流会第 3回「長野しんきん
ビジネスフェア」を開催し、情報提供サービスの充実
を図りました。
◆関連ページ:9・10ページ
当金庫で年金をお受取りになられるお客さまの会で、営
業店ごとの催しや全店合同旅行などを開催しています。
お取引先企業の新入社員研修会
お取引先の新入社員を対象に、社会人としての基本的な
マナーや応対などについての研修会を開催しています。
経済情報誌「すかい」
当金庫事業地区(北信地域)の
経済動向について、
お客さまからの
アンケートをもとに、
身近な情報誌「す
かい」を毎月発行しています。
しんきんローンセンター
(平成16年 10月開設)
本店内に「しんきんローンセンター」を開設し、平日は
もちろん、土・日曜日にも住宅資金をはじめ各種ローンの
ご相談にご利用いただいています。
環境問題への取組み
長野しんきんビジネスフェア 基調講演
本部・本店営業部を対象に平成 15 年 6 月13日付で環境
管理の国際規格である「ISO14001 」の認証を取得し、金
融機関業務を通じて地域の環境問題に積極的に取り組ん
でいます。
また、地域の小学生の皆さんの、地球・環境にやさしいエ
コロジー活動を、
テレビの「わたしたち“エコキッズ”宣言!」
で紹介させていただいています。
平成17 年度の事業の概況
◆経営環境
当期のわが国経済は、踊り場を脱して着実な回復を続け、企業収益が高水準で推移し、
これが家計部門にも波及して
個人消費も底堅いものとなりました。日本銀行は、景気回復や物価情勢を受けて、年度末の3月に長期にわたる量的
金融緩和政策を解除し、金利による金融市場調節に戻しました。
しかしながら、当金庫の事業基盤であります北信地域の景況感は一進一退の状況が続きました。下げ止まらない地
価、中心市街地の衰退、高齢化と長期的な人口減少など多くの課題を抱えたなかで、景気の回復感は見られませんで
した。
このような厳しい金融経済環境のなかで、当金庫は「健全経営に徹し、豊かな地域社会づくりに貢献する」という経
営理念のもと、
「地域密着型金融推進計画」を着実に推進してまいりました。
◆業績
預 金: 個人預金及び公金が順調に推移し、期中48億9千1百万円増加して、期末残高は6,256億9千2百万円
となりました。
貸出金: 住宅資金を中心に個人融資が増加したものの、事業性融資は設備・運転とも資金需要が引き続き低調に推
移し、期中127億1千6百万円減少して、期末残高は3,315億1千4百万円となりました。
収 益: 経常収益は、貸出金の減少や運用利回りの低下により資金運用収益が減少したことを主因に、前期比7億1
百万円減少して144億9千3百万円となりました。また、経常費用は、引き続き経費の節減に努めたほか、不
良債権処理額の減少などにより、前期比10億8百万円減少して131億4千1百万円となりました。
以上の結果、経常利益は、前期比3億7百万円増加して13億5千1百万円となりましたが、当期純利益は、
特別損失に固定資産減損会計導入に伴う減損損失3億5千8百万円を計上したことから、前期比1億6百万円
減少して8億4千4百万円となりました。
◆取組む課題
当金庫のお取引先であります地域中小企業にとって、企業収益の改善や財務基盤の充実は、地域経済の活性化に向
け永続的な経営課題であります。また、生活者にとっても、少子高齢化に伴う社会保障制度の改革など、先行きの不透
明感があるなか、豊かさが実感できるコミュニティづくりに知恵を出し合う時代を迎えています。
こうしたなかにあって、地域と共に活力ある自立した地域社会づくりを目指し、
これに貢献していくことが当金庫の
使命であります。金融サービスを利用者の視点から捉え、個人情報保護や預金者保護に適切に対応するとともに、利
用者利便の向上を図ってまいります。地域に密着した事業展開により、地域内循環経済システムの中核的な担い手と
なることを目指し、
これまで以上にリスク管理の充実や経営管理態勢の整備を図り、健全経営を維持し、経営体質の強
化と事業基盤の拡充を図ってまいります。また、地域社会との係わりを分かりやすくディスクローズして経営の透明性
を高め、
コンプライアンス重視の風土づくりにより、地域社会のみなさまの信頼にお応えできる“しんきん”として地域
の発展に貢献してまいりたいと存じます。
◆主要な経営指標の推移
利 益
残 高
8,000
7,000
(単位:百万円)
平成13年度
平成14年度
平成15年度
平成16年度
平成17年度
経
常
収
益
16,766
16,084
14,772
15,194
14,493
経
常
利
1,351
益
1,827
613
1,175
1,044
当 期 純 利 益
1,246
472
895
950
844
預金積金残高
610,209
611,873
611,323
620,801
625,692
貸 出 金 残 高
369,486
362,287
348,913
344,230
331,514
有価証券残高
166,341
179,420
234,716
230,927
243,335
純
資
産
額
60,003
58,513
60,556
61,864
62,359
総
資
産
額
683,242
680,275
679,724
690,277
694,119
預金積金残高
6,832
貸出金残高
6,802
総資産
6,902
6,797
経常利益
(単位:億円)
6,000
6,941
5,000
4,575
6,000
6,118
6,102
6,256
6,208
6,113
当期純利益
業務純益
4,808
(単位:百万円)
4,723
4,481
4,000
3,325
3,000
5,000
2,000
4,000
3,694
3,622
3,489
3,442
1,827
1,246
3,315
1,000
613 472
3,000
1,175 895
1,044 950
16.3
17.3
1,351
844
0
0
平成
14.3
15.3
16.3
17.3
18.3
平成
14.3
15.3
年・月期
18.3
年・月期
◆職員の状況
職
員
総
数
平
均
年
齢
平
均
勤
続
年
数
平成14年3月末
平成15年3月末
平成16年3月末
平成17年3月末
平成18年3月末
767人
36歳5カ月
15年0カ月
760人
36歳8カ月
14年11カ月
741人
37歳0カ月
15年3カ月
708人
37歳8カ月
15年9カ月
674人
38歳10カ月
16年10カ月
◆会員数・出資総額・出資総口数・出資に対する配当金
平成14年3月末
平成15年3月末
平成16年3月末
平成17年3月末
平成18年3月末
数
53 , 464 名 8 , 705 名 62,169名 2,736百万円
5,473千口 53 , 559 名 8 , 625 名 62,184名 2,726百万円
5,452千口 53 , 539 名 8 , 612 名 62,151名 2,704百万円
5,409千口 53 , 355 名 8 , 653 名 62,008名 2,680百万円
5,361千口 53 , 252 名 8 , 484 名 61,736名 2,651百万円
5,302千口 出 資 に 対 す る 配 当 金
(出資1口当たり)
20円 20円 25円 20円 20円 会 員 数 個 人
法 人
合 計
出
出
資
資
総
総
口
額
(注)1. 出資総額、出資総口数はそれぞれ単位未満を切り捨てて表示しております。
2. 平成16年3月末の「出資に対する配当金」は、当金庫創立80周年記念配当1%(5円)を含んでおります。
【会員資格】
当金庫の会員資格は、当金庫の事業地区内にお住まいの方・お勤めの方・事業所をお持ちの方及びその役員の方と
なっています。但し、個人事業者の場合は従業員数が300人以下、法人の場合は従業員数が300人以下または資本金
が9億円以下の方に限られています。また、会員となるためには5,000円以上の出資が必要となります。
◆単体自己資本比率(国内基準)
自己資本(A)+(B)−(C)
(単位:百万円)
平成14年3月末
平成15年3月末
平成16年3月末
(D)
58,379
58,656
59,525
60,166
60,823
項 目
平成17年3月末
平成18年3月末
基
本
的
項
目(A)
56,245
56,556
57,304
58,137
58,849
補
完
的
項
目(B)
2,134
2,100
2,220
2,028
1,974
目(C)
−
−
−
−
−
控
除
項
384,272
374,021
355,295
324,573
315,894
資産(オン・バランス)項目
377,648
369,291
351,558
321,842
313,622
オフ・バランス取 引 項 目
6,623
4,730
3,736
2,730
2,272
(D)
自己資本比率(国内基準)= ×100
(E)
15.19%
15.68%
16.75%
18.53%
19.25%
リスクアセット
(E)
(注) 自己資本比率は「信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2に基づき自己資本比率の基準を定める告示」に基づいて算出した単体自己
資本比率(国内基準)であり、
この比率を「4パーセント以上とする」こととされています。
単体自己資本比率(国内基準)
20
18.53
18
19.25
(単位:%)
16.75
15.19
15.68
平成14年3月末
平成15年3月末
16
14
12
10
8
6
4
2
0
平成16年3月末
平成17年3月末
◆自己資本の充実の状況
平成18年3月末
60,166,455
58,137,872
60,823,373
58,849,032
2 , 680,624
2 , 736 , 515
2 , 651,410
2 , 736 , 515
52 , 373,000
362 , 293
53 , 102,000
362 , 400
14,560
2,028,583
3,293
1,974,340
一般貸倒引当金
2 , 272 , 243
2 , 029 , 977
補完的項目不算入額(△)
243,660
55,637
− − 自己 資 本( A )+( B )−( C )
基
本
出
的
項
資
目 (A)
金
利
益
準
備
金
特
別
積
立
金
次
期
繰
越
金
処 分 未 済 持 分(△)
控
(単位:千円)
平成17年3月末
項 目
補
平成18年3月末
完
除
的
項
項
目 (B)
目 (C)
【自己資本の充実】
平成18年3月期には、剰余金のうち7億2千9百万円を特別積立金として積み増しし、自己資本の充実を図っております。
(注)処分未済持分は、会員の方の脱退によりその持分を当金庫が譲り受けた場合に計上する科目です。
主要な事業の内容
◆預金業務
当座預金・普通預金・決済用普通預金・貯蓄預金・通知預金・定期預金や定期積金など、目的に応じた各種預金商品
をご用意しております。
また、
これらの商品を基本として、
「スーパー貯まるくん」積金などを通じて、着実な資産づくりのお手伝いをさせて
いただくとともに、金利優遇定期預金として年金受給の方を対象とした年金マル悠定期、年金マル得定期、給与振込
をされている方を対象とした給振マル裕定期を取扱っております。サービス機能としては、電話で残高照会や振込、定
期預金のご契約などができる「しんきんテレホンバンキングサービス」
「しんきんモバイルバンキングサービス」やキ
ャッシュカードがお買い物にご利用いただける「デビットカードサービス」、当金庫のホームページを経由してお取引が
できる「しんきん法・個人向けインターネットバンキング」も取扱っております。
自動機(ATM)につきましては、
より性能の優れたものへの入れ替え、取扱業務の拡大を進め、365日稼働しており
ます。また、
「しんきんゼロネットサービス」により、一部の曜日と時間帯及び祝日を除き全国どこの信用金庫でも手数
料無料でご利用いただけます。他にも、郵便局や銀行などのATMとも相互接続しており、
セブン銀行とのATM提携も
行っております。
◆貸出業務
手形貸付・証書貸付・当座貸越及び手形の割引を取扱っております。
経営理念である「健全経営に徹し、豊かな地域社会づくりに貢献する」をモットーに、企業の合理化・活性化に向けた
運転・設備資金、個人の方には住宅資金や生活消費資金など、
ご用途に応じた各種の制度資金や消費者ローンをご用
意して、資金需要に積極的にお応えしております。
また、
ご融資条件等につきましては、
ご利用される方のご希望に十分添えるようお話し合いをさせていただきますの
で、
お気軽にご相談ください。
◆内国為替業務
全国の金融機関への資金の送金や振込、
また、手形類の代金取立などの取扱いをしております。
各営業店は、全国信用金庫データ通信システム、全国銀行データ通信システムによる為替網を通じて全国の信用金
庫、銀行、信用組合等の民間金融機関とオンラインで結ばれておりますので、取扱いは迅速かつ正確です。
また、お振込は、当金庫のATMでもお取扱いできるほか、オフィスやご家庭に居ながらにして行うことができる、
し
んきんインターネットバンキング、
しんきんテレホンバンキング、
しんきんモバイルバンキング、
しんきんFAX振込、
し
んきんテレサービスがございます。
◆証券業務
一段と多様化するお客様の資金運用・調達ニーズにお応えするため、証券業務の拡充を進めております。
お客様の資金運用として、新規に発行される公共債(国債、地方債)の販売を取扱う「公共債の窓口販売」、すでに発
行済の公共債の売買を取扱う「ディーリング業務」を行っております。
また、
お客様の幅広い資産運用ニーズにお応えするため、
「投資信託」の窓口販売業務も行っております。
お客様の資金調達として、社債発行に伴う債券の募集及び管理の受託、担保の受託、登録事務等の手続を取扱う
「社債受託業務」を行っております。
【有価証券投資業務】
地域のみなさまの資金需要にお応えしての貸出金を上回る余裕資金については、支払準備資産として、安全性・流
動性を第一義とした国債、地方債、社債等への投資により、収益確保の観点から、効率的な運用に努めております。
◆外国為替業務
平成1年より外国為替業務を開始し、地元企業の海外取引のお手伝いをしております。
具体的には、輸出入取引に伴う代金の決済、貿易金融、為替予約、海外送金、及び海外との取引に関するご相談な
ど、地域経済が海外と急速に緊密化することに伴って幅広くご利用いただいております。
特に、当金庫では信金中央金庫等のワールドワイドなネットワークを利用しておりますので、全世界どの地域とも
スムーズなお取引が可能です。また、米ドル現金・トラベラーズチェックの両替を行っているほか、米ドル以外の6通
貨のトラベラーズチェックを取扱っております。
他に、米ドルなど主要通貨による外貨預金や外貨建によるインパクトローンも取扱っております。
◆代理業務
当金庫独自のご融資のほか、信金中央金庫、中小企業金融公庫、国民生活金融公庫、住宅金融公庫などの業務の代
理を行っております。
◆その他の業務
債務の保証、国・地方公共団体・会社等の金銭の収納その他金銭に係る事務の取扱い、有価証券・貴金属その他の物
品の保護預かり、両替、金の取扱いなどの業務も行っております。
損害保険の窓口販売として、信用金庫業界の統一商品である「しんきんグッドすまいる」などを取扱っており、
また、
確定拠出年金運営管理業務、生命保険業務(個人年金保険)も行っております。
長野信用金庫のあゆみ
大正
12年 7月
9月
13年 2月
14年 12月
昭和
18年 4月
11月
23年
26年
27年
35年
37年
41年
47年
48年
51年
52年
53年
55年
58年
59年
62年
63年
産業組合法による「有限責任長野市庶民信用組合」設立
業務開始(長野市若松町の旧長野市役所内)
本店事務所を長野市東町149-4に移転
石堂出張所開設(当金庫最初の支店、現在の石堂支店)
市街地信用組合法による市街地信用組合に改組
本店事務所を長野市大門町542-1(現在の大門町支
店の位置)に移転
12月 「長野信用組合」に名称変更
「長野信用金庫」となる
10月 信用金庫法制定により改組、
5月 篠ノ井信用組合の事業の全部を譲受、篠ノ井支店とする
3月 会員10,000人となる
7月 創業40周年を機に本店を新築(現在の大門町支店)
12月 日本銀行と当座取引開始
11月 コンピュータ事務処理稼働
6月 両替商業務開始
10月 信金東京共同事務センターへ加入、
第一次オンライン処理開始
月
10 全国信金為替オンライン処理開始
3月 出資金10億円となる
9月 本店を現在地に新築移転
5月 第二次総合オンライン開始
6月 国債窓口販売業務の取扱開始
3月 (株)しんきんサービス(子会社)設立
6月 公共債ディーリング業務の取扱開始
11月 第三次オンライン開始
3月 会員50,000人、出資金21億円となる
平成
1年 10月 外国為替公認銀行としての業務開始
5年 6月 私募債「募集又は管理の受託」業務の取扱開始
7年 5月 「担保付社債に関する信託事業」の免許・認可取得
12月 社債登録機関の指定を受ける
8年 6月 若手経営者の会「NYCE(ナイス)」発足
9年 5月 会計監査人、員外監事を選任
10年 12月 メールオーダーの取扱開始
11年 4月 「投資信託」の窓口販売業務開始
9月 しんきんテレホンバンキングの取扱開始
12年 1月 しんきんモバイルバンキングの取扱開始
3月 デビットカードの取扱開始
12月 しんきんゼロネットサービスの取扱開始
13年 1月 ATMの365日稼働開始
3月 スポーツ振興くじの当せん金払戻し業務開始
4月 「損害保険」の窓口販売業務開始
10月 郵便貯金とのATM相互接続を開始
14年 6月 「確定拠出年金」業務の取扱開始
8月 上田商工信用組合の事業の一部を譲受
10月 「生命保険」
(個人年金保険)業務の取扱開始
15年 6月 「 ISO14001」の認証取得
7月 アイワイバンク銀行(現セブン銀行)とのATM提携を開始
9月 創立80周年記念事業として地域の小学校に
図書カード寄贈
9月 長野市場団地支店を南支店市場出張所とする
16年 3月 「長野信用金庫Pay-easy(ペイジー)」の取扱開始
5月 昭和通支店を石堂支店に統合
11月 「インターネットバンキング」の取扱開始
役員一覧
会
長
西澤 章夫
理
事
長
原 徹爾
常務理事
清住 真
常務理事
矢島 保政
常務理事
丸田 洋一
常 勤 理 事(企画部長)
中島 聰
常 勤 理 事(審査部長)
内山 茂
非常勤理事
松本 昭夫
非常勤理事
春日 英廣
常勤監事
小林 茂樹
非常勤監事
宮崎 英二
非常勤監事(員外監事)
井出哲太郎
(平成18年7月1日現在)
【総代会】
当金庫会員のうちから定款に定める方法によっ
て選任された総代で組織される、当金庫の最高決
議機関です。当金庫の役員は、
この総代会で選任
されます。
【理事会】
当金庫の理事全員によって構成され、金庫の重
要事項について決議をします。理事長等の代表理
事は、
この理事会で選任されます。
【常勤理事会】
当金庫の常勤理事によって構成され、日常業務
はこの常勤理事会の決定を踏まえて行われます。
【監事会】
当金庫の監事全員で構成され、その職務に関す
る重要事項について協議・報告をします。
組織
企
画
課
基本的経営計画の立案
主
計
課
収支予算編成・管理
人
事
課
人事企画・管理、採用
研
修
課
教育、研修
総
務
課
会員、庶務、危機管理広報
管
財
課
管財、保安警備
企 画 部
人 事 部
総 務 部
コンプライアンスグループ コンプライアンスの統括
事 務 指 導 課
事務合理化、指導・管理
シ ス テ ム 課 コンピュータ運用・管理
事 務 部
総
会
︵
総
代
会
︶
常
理 監 勤
事
理
事 事 事
会
会
理
常
勤
理
事
常
勤
監
事
本
部
業 務 部
事 務 集 中 課
事務の集中処理
事務センター為替課
内国為替集中処理
現 金センター
本部出納事務
業 務 企 画 課
業務企画、推進
業 務 管 理 課
業務管理、業績管理 営業推進グループ 営業推進、営業店支援
個 人 融 資 課
個人融資企画、管理
ローンセンターグループ
個人ローン相談、推進
審 査 グ ル ー プ 融資案件審査
融資管理グループ 貸出金管理の統括
監
事
会
監
事
審 査 部
経 営 支 援グル ープ 経営改善の支援
融
資
課
信用調査・補完、代理貸付
資産査定グループ 貸出金の自己査定の統括
資
資金証券国際部
金
課
資金運用・調達
証 券 営 業 課
商品有価証券売買、募集
国
外国為替業務統括
際
課
検 査 グ ル ー プ 内部監査
監 査 部
査定監査グループ 資産の自己査定の監査
営
業
店
営
業
(事
務
融
資
(渉
外
課
預金等受付窓口
課) オペレーション等事務処理
課
融資受付、実行、管理
課) 渉外活動
( 外 国 為 替 課 ) 外国業務
( 市場開発担当 ) 新規及び融資市場開発
( C S セ ン タ ー ) 集金等集中処理
(平成18年 7月1日現在)
◆店舗配置図
●
豊野支店
とよの
長野
市内
中社
宝光社
戸隠支店
●
戸隠そば博物館
●
さんさい
徳間
上松
●城北支店
しなの
よしだ
三輪
善光寺下
支店
406
善光寺
桜枝町支店
信州大(教)
古里支店
●
吉田支店
●
●
きたながの
やなぎはら
長野運動公園
●
アクアウイング ふぞくちゅうがくまえ
きりはら
ほんごう
東長野支店
●
●
406
権堂支店
●
県庁 ●
市役所
●
石堂支店●
平林
19
●
消防署 ●本店
安茂里
●
若里
117
千曲川リバーフロント
スポーツガーデン
西尾張部
高田
●
● 長池支店
ながの
屋島
屋島橋
エムウェーブ ●
●
七瀬支店
●
いのうえ
郵政局
●
営林局
須坂長野東I.C
信州大(工)
小市
●
●
伊勢宮支店
南支店
●
ビッグハット ●
19
長野赤十字病院
●
落合橋
小市橋
わたうち
若穂支店
川合新田
丹波島橋
403
千
曲
川
●大豆島支店
●
両郡橋
五輪大橋
(有料道路)
犀 川
かわなかじま
●
●更北支店
●
川中島駅前支店
小松原
村山橋
406
柳原支店
●
東郵便局
●
大門町支店
あもり
しんきんグランド
市民病院 ●
あさひ
●
●
富竹
線
電鉄
長野
●
安茂里支所
18
若槻支店●
市場出張所
わかほ
117
関崎橋
信 新
越 幹
本 線
線
長野
●
南 バイパ ス
しなのかわだ
ホワイトリング
19
●川中島支店
道
動車
越自
上信
更埴橋
いまい
18
●
川中島
古戦場
南長野運動公園
篠ノ井支店
●
●
●
千
曲 長野I.C
川
長野南警察署
篠ノ井支所
野
沢
温
泉
村
飯
山
市
松代大橋
●
川柳支店
●
かないやま
飯山支店
篠ノ井東支店
●
しののい
長野
市外
おおむろ
妙高市
栄村
●
木島平村
信濃町
線
井
ノ
篠
赤坂橋
松代PA
し
な
の
鉄
道
403
あめのみや
新篠ノ井支店
8月7日
オープン予定
上
信
越
自
動
車
道
18
屋代支店
埴生支店
稲荷山支店
戸倉支店
上山田支店
坂城支店
須
坂
市
A T M
店舗内
台
店舗外
数
小布施支店
信州新町
●
●
●
太子町支店
須坂支店
墨坂支店
千曲市
●
●
●
坂
城
町
東御市
上田市
小
諸
市
ATM=現金自動預入支払機
平成17年3月末
立
科
町
平成18年3月末
78
32(9)
80
31(9)
(注)店舗外台数の( )内は、当金庫が幹事でない共同設置の内書きです。
設置場所とお取扱時間は、28頁に記載しています。
山ノ内支店
中野支店
中野西支店
●
青木村
◆現金自動機器設置台数
山ノ内町
高山村
●
●
長野市
中
条
村
●
●
●
●
小布施町
●
小川村
更埴J.C.T
更埴I.C
●松代支店
象山神社● 松代支所
篠ノ井橋
中
野
市
飯綱町
●
ぞうざん
ぐち
いわの
岩野橋
飯綱支店
まつしろ
松代城跡
佐久市
長和町
御
代
田
町
軽井沢町
●店舗・営業地区一覧(平成18年 7月1日現在)
本
店
本
部
●長 野 市( 28店舗)
本 店 営 業 部
大 門 町 支 店
石
堂
支
店
桜 枝 町 支 店
吉
田
支
店
権
堂
支
店
七
瀬
支
店
善 光 寺 下 支 店
篠 ノ 井 支 店
松
代
支
店
豊
野
支
店
南
支
店
南支店市場出張所
城
北
支
店
更
北
支
店
東 長 野 支 店
伊 勢 宮 支 店
若
穂
支
店
川 中 島 支 店
大 豆 島 支 店
川
柳
支
店
若
槻
支
店
柳
原
支
店
戸
隠
支
店
古
里
支
店
川 中 島 駅 前 支 店
長
池
支
店
篠 ノ 井 東 支 店
●須 坂 市( 3 店舗)
須
坂
支
店
墨
坂
支
店
太 子 町 支 店
●中 野 市( 2 店舗)
中
野
支
店
中 野 西 支 店
●飯 山 市( 1 店舗)
飯
山
支
店
●千 曲 市( 5 店舗)
上 山 田 支 店
稲 荷 山 支 店
屋
代
支
店
戸
倉
支
店
埴
生
支
店
●埴 科 郡( 1 店舗)
坂
城
支
店
● 上 高 井 郡( 1 店 舗 )
小 布 施 支 店
● 下 高 井 郡( 1 店 舗 )
山 ノ 内 支 店
● 上 水 内 郡( 1 店 舗 )
飯
綱
支
店
長野市居町133-1
( 026 ) 228-0221
居町133-1
大門町542-1
北石堂町1405-1
桜枝町822-1
吉田3丁目16-41
権堂町2217-3
七瀬南部575-1
三輪6丁目17-12
篠ノ井布施高田846-6
松代町伊勢町581-3
豊野町豊野沖608-1
上千田294-3
市場1-11
上松4丁目7-10
青木島町青木島乙146-1
北尾張部750-1
差出南2丁目1-29
若穂綿内8511-1
川中島町御厨927-1
大豆島939-5
篠ノ井二ツ柳1947
稲田1丁目30-18
柳原中俣2090-12
戸隠宝光社1510-1
富竹687-5
川中島町上氷鉋1412-1
南長池581-1
金井田5
( 026 ) 225-0225
( 026 ) 234-3225
( 026 ) 226-6131
( 026 ) 234-1531
( 026 ) 241-1561
( 026 ) 233-1155
( 026 ) 226-0360
( 026 ) 234-2145
( 026 ) 292-1085
( 026 ) 278-2421
( 026 ) 257-3121
( 026 ) 226-6402
( 026 ) 284-7151
( 026 ) 241-4248
( 026 ) 285-3125
( 026 ) 244-7751
( 026 ) 227-1125
( 026 ) 282-5381
( 026 ) 284-7561
( 026 ) 221-8881
( 026 ) 292-3755
( 026 ) 241-1125
( 026 ) 243-6678
( 026 ) 254-2441
( 026 ) 296-7951
( 026 ) 286-3021
( 026 ) 244-2150
( 026 ) 293-3770
両 ス
北横町1623-17
墨坂南3丁目7-19
太子町885-4
( 026 ) 245-1110
( 026 ) 246-0511
( 026 ) 248-7521
両 ス
中央1丁目6-15
片塩74-7
( 0269 ) 22-4151
( 0269 ) 26-1233
両
南町18-14
( 0269 ) 62-3141
両
上山田温泉2丁目9-8
稲荷山846-1
粟佐1599-6
戸倉2192-1
鋳物師屋488
( 026 ) 275-0610
( 026 ) 272-1264
( 026 ) 272-3311
( 026 ) 275-3300
( 026 ) 272-8088
坂城町坂城9178-6
( 0268 ) 82-7221
小布施町上町803
( 026 ) 247-3141
山ノ内町平穏4123-20
( 0269 ) 33-3191
飯綱町牟礼528-5
( 026 ) 253-7525
外 両 ス
両
両 ス
両
両
両 ス
両
ス
ス
ス
両
両 ス
ス
両
両
外 印の店舗では外国為替業務を取り扱っております。 両 印の店舗では外貨両替業務を取り扱っております。
ス 印の店舗ではスポーツ振興くじの当せん金払戻し業務を取り扱っております。
※投資信託窓口販売業務及び確定拠出年金運営管理業務は「南支店市場出張所」を除いた店舗で取り扱っております。
●上記以外の地区
長野県/上田市、小諸市、佐久市(旧南佐久郡臼田町を除く)、東御市、北佐久郡、小県郡、下水内郡 新潟県/妙高市(旧新井市を除く)
商品・サービスのご案内
◆預金
種
類
特 色
期 間
お預け入れ額
当
座
預
金
現金決済にかわる手形・小切手をご利用いただけます。
出し入れ自由
1円以上
普
通
預
金
いつでも自由に出し入れができ、給与・年金などの自動受取や公共料金な
どの自動支払もできますので、お財布代わりにご利用いただける決済性
の預金です。キャッシュカードをご利用になると、お通帳やご印鑑が無くて
もほとんどの自動機で出し入れができ、また、土・日・祝日にもご利用いた
だけます。
出し入れ自由
1円以上
決済用普通預金
いつでも自由に出し入れができ、給与・年金などの自動受取や公共料金な 出し入れ自由
どの自動支払いもできますが、お利息がつきません。
「無利息、要求払い、
決済サービスを提供できること」という3条件を満たしていることから、預
金保険制度により全額保護されています。現在ご利用中の普通預金から切
り替えることができますが、決済用普通預金から普通預金への変更はでき
ません。キャッシュカードもご利用いただけます。
1円以上
スーパー貯蓄預金
個人のかた限定の貯蓄性預金で、残高によって普通預金よりも高いお利
息がつきます。自由な出し入れやキャッシュカードのご利用は普通預金と
同じですが、自動受取や自動支払口座としてはご利用になれません。
出し入れ自由
1円以上
通
金
まとまったお金の短期運用に最適な預金です。お引き出しの際は、その2日
前までにご連絡をいただく必要があります。
7日以上
納 税 準 備 預 金
納税資金を準備しておくための預金で、お利息が有利なうえに非課税扱い
です。納税のため以外にお引き出しをしますとこの特典は受けられず、そ
の利息計算期間中は普通預金と同じになります。
入金:自由 出金:納税時
定
長期的な利殖に最も有利な預金で、下記のような種類があります。期日指
定定期預金を除いて、あらかじめ期間が決まっている「定型方式」と最短
期間を超え最長期間未満の間でお客様が満期日を指定できる「満期日指
定方式」があります。また、定型方式の場合は、満期日にお書替手続がいら
ない自動継続のお取扱いができます。
知
期
預
預
金
期日指定定期預金
1年間の据置期間を経過すればお客様が自由に満期日を指定して元金の 最長3年
全部又は一部を払い戻すことができる、個人のかた限定の定期預金です。 (うち据置1年)
満期日のご指定は、その 1カ月前までにご連絡をいただく必要があります。
お利息の計算は1 年複利です。なお、最長預入期限を満期日とする自動継
続のお取扱いができます。
10,000円以上
1円以上
100円以上
300万円未満
ス ー パ ー 定 期
最も一般的な定期預金で、お利息の計算方法やお支払方法によって、下
記の種類があります。
単
利
型
期間が2年未満の場合は、お利息を満期日以降に一括してお支払いします。
期間が 2 年以上の場合は、1 年ごとの預入応答日にその期間のお利息を
所定の利率で単利計算して、分割でご指定の口座へお支払いします。
1カ月・3カ月・
6カ月・1年・2年・
3年・4年・5年
100円以上
複
利
型
個人のかた限定です。お利息を6カ月複利で計算して、満期日以降に一括
してお支払いします。
3年・4年・5年
100円以上
期
1千万円以上のまとまったお金を運用するのに最適な、最も高利率の定期
預金です。期間が2年未満の場合は、お利息を満期日以降に一括してお支
払いします。期間が2年以上の場合は、
1年ごとの預入応答日にその期間の
1カ月・3カ月・ 1千万円以上
6カ月・1年・2年・
3年・4年・5年
大
口
定
お利息を所定の利率で単利計算して、
分割でご指定の口座へお支払いします。
変動金利定期預金
市場金利の動向によって預入日から6カ月ごとに適用利率が変動する定期
預金で、
お利息の計算方法やお支払方法によって、下記の種類があります。
単
利
型
お利息を 6カ月ごとの預入応答日にその期間を所定の利率で単利計算し
て、分割でご指定の口座へお支払いします。
1年・2年・3年
100円以上
複
利
型
個人のかた限定です。お利息を6カ月複利で計算して、満期日以降に一括
してお支払いします。
3年
100円以上
利息分割定期預金
個人のかた限定です。お利息をご希望の周期(1カ月∼6カ月の月単位)でお
支払いします。
1年・2年・3年・
4年・5年
100円以上
種
積立式期日指定
定 期 預 金
期 間
特 色
類
解約するまでは自由にお預け入れすることができ、お預け入れごとに期日
指定定期預金とします。預入期限をあらかじめ決めていただく「確定日型」
と期限を定めない「エンドレス型」があります。お預け入れから1年を経過し
たものについては、その全部又は一部を払い戻すことができます。この場
合は期日指定定期預金と同様に、1カ月前までにご連絡をいただく必要が
あります。
お預け入れ額
100円以上
確定日型
3カ月超
15年3カ月
エンドレス型
無期限
勤労者のかたが財産形成のために、給与や賞与から天引きによって定期的
にお積み立ていただく預金です。お使い道は自由です。
3年以上
1,000円以上
一般財形と同じですが、
目的が退職後の資金づくりに限られ、
お積み立ての
元利金は年金形式で支払われます。財形住宅と合わせて、550万円までの
非課税扱いが受けられます。
積立 5年以上
据置6カ月∼5年
受取5年∼20年
1,000円以上
金
住
宅
一般財形と同じですが、目的が住宅の取得・増改築等のための資金づくりに限 積立 5年以上
課税扱いとなります。
られ、非課税扱いです。目的外の払い戻しをした場合は、
1,000円以上
ス ー パ ー 積 金
将来のライフプラン実現に向けて毎月一定額をコツコツと積み立てて、
ま
とまった資金づくりを目指す月掛け貯蓄です。お積立方法は、窓口でお積
み立ていただく「窓口扱い」、
ご指定口座からの「口座振替扱い」、当金庫職
員がお伺いする「集金扱い」があります。
6カ月∼5年
しんきん定期性
総 合 口 座
普通預金口座に自動継続式定期預金やスーパー積金を組み合わせた個人
のかた限定の口座です。普通預金のお支払いにあたって残高が不足する場
合には、組み合わせた定期性預金残高の90%(最高200万円)まで、
自動的
にご融資します。「受け取る」「支払う」「貯める」「借りる」が1冊の通帳にまと
まった、
とても便利な口座です。
単独の普通預金、定期預金、
スーパー積金に同じ
譲 渡 性 預 金
( N C D )
大口資金を短期に高利回りで運用できます。また、満期日以前に譲渡でき
ます。
一 般
財
年 形
金
預
100円以上
(月単位)
期日指定方式
5,000万円
5年以内
以上
非課税制度をご利用になられる場合は、350万円まで無税です。詳しくは窓口へご相談ください。
商品・サービスご利用にあたっての留意事項
商品やサービスのなかには、変動金利商品のようにお客様の予想に反して金利が上下したり、満期日前のご解約により金
利が変更になったり、思わぬ違約金や手数料を求められたりする商品もございます。
ご利用にあたりましては、当金庫の窓口や渉外担当者などに、
これら商品に関するご質問を何なりとお申し出ください。ご
納得いただけるまで、十分にご説明させていただきます。
◆証券
種 類
名 称
個人向け国債
(固定金利)
国
窓 債
個人向け国債
口
(変動金利)
販
売 地
方 長野県公募公債
債
ディーリン グ 業 務
期 間 お申込単位
発 行
5年
年4回
1月・4月・
7月・10月
10年
5年
1万円
発行の都度
決定
募集期間
10日頃
∼翌月月初
3月・6月・
9月・12月
10日頃
∼20日頃
利回り・発行価格
100円
課税制度
換 金
保護預り
発 行から 2 年 経 過
すれば額面で換金
できます。但し、直
近 4 回分の利子相
当額が引かれます。
非 課 税 制 度 をご
利 用 に なら れ る
場合は、350万円
まで無税
発行の都度
決定
発 行から 1 年 経 過
すれば額面で換金
できます。但し、直
近 2 回分の利子相
当額が引かれます。
ご自由
但し、価格変動
がございます。
すでに発行済の中期利付国債(2・5年)等の売買をお取扱いしております。
公共債でも、保護預りや非課税制度がご利用になれる点は、窓口販売と同じです。
私 募 債 受 託 業 務 私募債の発行に関する手続きのお手伝いをしております。
投 資 信 託 業 務 信金中央金庫取次方式による投資信託のお取扱いをしております。
あり
◆融資
一般のご融資
特 色
種 類
割
引
手
形
手
形
貸
付
一般商業手形の割引をします。
仕入資金など短期資金をご融資します。
証
書
貸
付
設備資金など長期資金をご融資します。
当
座
貸
越
ご約定金額まで当座決済資金をご融資します。
制度資金
種 類
特 色
地方公共団体制度融資
商工貯蓄共済斡旋融資
商
工
ロ
ー
ン
医師会関係斡旋融資
長野県及び市町村で制度化している中小企業のみなさま向け融資をお取扱いしています。
商工会、医師会等の諸団体との契約に基づいて斡旋書の提出をいただき、制度資金として
お取扱いしています。
事業者向けローン
ロ ー ン の 種 類
特色・資金使途
ご融資金額
事業者当座貸越
事業資金にご利用いただける当座貸
越です。
2億8千万円
しんきん事業者
無担保当座貸越
同 上 以内
ご返済期間
ご返済方法
随時返済
2年以内
(更新可能)
担保・保証人
長野県信用保証協会
の保証が必要です。
3千万円以内
同上
同上
同上
同上
定額自動返済
(随時返済可)
同上
事
業
者
カ ード ロ ー ン
事業資金にご利用いただける当座貸
越のカードローンです。
2千万円以内
事 業 者 ロ ー ン
事業資金にご利用いただける変動金
利制のローンです。
1億円以内
25年以内
割賦返済
担保:不動産・有価証券
保証人:2名
又は、長野県信用保証
協会の保証
ボーナス特別融資
ボーナス支給資金にご利用いただけ
ます。
ボーナス
所要額以内
6カ月以内
割賦返済
期日一括返済
窓口にて
ご相談ください。
ア パ ート ロ ー ン
アパート、駐車場、賃貸店舗・事務所
などの建設資金にご利用いただけます。
1億円以内
建物の構造 元利均等返済
等により
元金均等返済
最長30年
介 護 関 連 ニュー
ビジネス支援資金
介護業務に関連する資金としてご利
用いただけます。
2千万円以内 5年以内
割賦返済
担保:不動産
又は、長野県信用保証
協会の保証
IS O 認 証 取 得 ISO認証取得をしようとするかたに
費 用 特 別 資 金 ご利用いただけます。
2千万円以内 5年以内
割賦返済
担保:不動産
又は、長野県信用保証
協会の保証
5百万円以内 2年以内
6カ月以内
3百万円以内 5年以内
割賦返済
法人会の推薦書が
必要です。
担保:土地・建物・有価
証券等
保証人:配偶者等の
ほか1名、法人の場合
は代表者とほかに2名
長野しんきん法人会
ロ ー ン 法人会会員のかたに運転資金として
ご利用いただけます。
し ん き ん NPO
ロ ー ン NPO法人の認証を受け収益事業を
行っている先にご利用いただけます。
売 掛 債 権 を 保 有 す るか た に 事 業
資金としてご利用いただけます。
1億円以内
1年以内
1年以内
期日一括返済
売掛債権担保融資
期日一括返済
長野県信用保証協会
の保証が必要です。
資 金 繰り円 滑 化
借 換 保 証 制 度
保証協会付借入金の借換資金など
にご利用いただけます。
2億8千万円
10年以内
均等割賦返済
長野県信用保証協会
の保証が必要です。
ル ー キ ーくん
新規開業するかた、事業転換や新分
野進出により経営の多角化を図ろう
とするかたにご利用いただけます。
5百万円以内 5年または
7年
均等割賦返済
保証人:1名
税理士紹介ローン
1 0 0 0 関東信越税理士会長野支部連合会
と提携した、無担保・第三者保証不
要の融資で中小企業の運転資金に
ご利用いただけます。
1千万円以内 5年以内
元金均等返済
保証人:代表役員
期日一括返済
元利均等返済
元金均等返済
以内
保証人:2名
融資商品につきましては、各種ご用意している中の代表的なものについて、基本的なお取扱内容を示したものです。
詳しくは、窓口にご相談ください。
なお、
ローンご利用にあたりましては、無理のない範囲での計画的なご活用をおすすめします。
個人向けローン
ロ ー ン の 種 類
特色・資金使途
し
ん
き
ん
リフォ ー ム ロ ー ン
家屋の増改築やキッチン、浴室、
トイレ
工事などの住宅リフォーム資金として
ご利用いただけます。
ご返済期間
ご返済方法
5百万円以内
10年以内
元利均等返済
元金均等返済
1千万円以内
ん 住宅の新築・増改築、土地・建売住宅・ 8千万円以内
15年以内
35年以内
リフォームローン1000
ご融資金額
し
ん
き
住 宅 ロ ー ン マンション・中古住宅の購入資金として (全国保証(株)
保証の場合は
・変 動 金 利 型 ご利用いただけます。
6千万円以内)
・新 型 住 宅 ロ ー ン
(固定・変動選択、3、5、10 年周期見直し型)
ボーナス時
増額返済可能
元利均等返済
元金均等返済
ボーナス時
増額返済可能
担保・保証人
しんきん保証基金保証
(株)ジャックスの保証
担 保:土地・建物
保証人:しんきん保証基
金保証・全国保証(株)
保証又は配偶者のほか
1名
(全期間固定金利型)
住宅融資保険に加入し
ていただきます。
す ま い ・ る 住宅金融公庫と併用してご利用いただ
パ ッ ケ ー ジ けます。
フ ラ ッ ト 3
公庫証券化
住宅ローン
す
こ
や
5
か
住宅金融公庫の証券化支援事業を活
用した新タイプの長期固定金利住宅ロ
ーンです。
8千万円以内
財産形成や健康で文化的生活を営む
ための資金として幅広くご利用いただ
けます。
5千万円以内
元利均等返済
元金均等返済
担 保:土地・建物
保証人:不要
ボーナス時
増額返済可能
変動金利
20年以内
固定金利
5年以内
教 育 ロ ー ン
・ 定 額 返 済 型
・繰 り 返 し 利 用 型
( 当 座 貸 越 型 )
大学・大学院・短期大学・専修学校等の 5百万円以内
入学金・授業料納付金などの学資金、 不動産担保型
その他教育関連資金としてご利用いた は2千万円
以内
だけます。
マイカーローン
自動車の購入及び諸費用、免許取得、
車検、修理などの費用としてご利用い
ただけます。
5百万円以内
お使いみち自由で暮らしのパートナー
として幅広くご利用いただけます。
5百万円以内
フ リ ー ロ ー ン
35年以内
10年以内
元利均等返済
ボーナス時
増額返済可能
担 保:土地・建物
保証人:配偶者又は、
同居の成人1名
在学中は据置可能 しんきん保証基金保証
元利均等返済 又は不動産担保
元金均等返済
ボーナス時
増額返済可能
8年以内
元利均等返済
元金均等返済
しんきん保証基金又は
(株)ジャックスの保証
ボーナス時
増額返済可能
8年以内
元利均等返済
元金均等返済
しんきん保証基金保証
ボーナス時
増額返済可能
小 口 フリ ー ロ ー ン
ら く 太 郎 1 0 0
素早い回答でご利用いただけるお使い
みち自由のフリーローンです。
小 口 フリ ー ロ ー ン パート、アルバイト、専業主婦のかたに
小 楽 ち ゃ ん ご利用いただけるフリーローンです。
1百万円以内
5年以内
元利均等返済
ボーナス時
増額返済可能
30万円以内
3年以内
元利均等返済
ボーナス時
増額返済可能
定額返済
お使いみち自由でご利用いただけるカ 1百万円以内
3年以内
随時返済
(10万円単位) (更新可能)
ードローンです。
万円
・
万
30
50
定額返済
2年以内
ら く 太 郎 カ ー ド お使いみち自由でご利用いただけるカ
円・100万円 (更新可能)
ードローンです。
の3種類
元利均等返済
8年以内
介 護 ロ ー ン 介護が必要な高齢者または障害者の 5百万円以内
元金均等返済
日常生活上の便宜を図るために必要な
ボーナス時
機器の購入・設置資金としてご利用い
増額返済可能
ただけます。
し
ん
き
ん
カ ー ド ロ ー ン
無
住
担
宅
保
ロ
借
ー
換
ン
シル バーローン
本人またはその家族が居住し、かつ申
込人が所有する住宅に関する借入金の
借換資金としてご利用いただけます。
1千万円以内
公的年金を当金庫で受給しているか、
当金庫に振込指定を変更されたかたを
対象としたローンです。
年間の年金受給
額もしくは1百万
円のいずれか低
い額以内
15年以内
元利均等返済
(株)セントラルファイナ
ンスの保証
(株)セントラルファイナ
ンスの保証
しんきん保証基金保証
(株)ジャックスの保証
しんきん保証基金保証
(株)ジャックスの保証
ボーナス時
増額返済可能
5年以内
元利均等返済
元金均等返済
しんきん保証基金保証
◆外国為替
種 類
輸
輸
内 容
出
輸出手形・外貨建小切手の買取り、取立などのお取扱いをしております。
入
輸入信用状の開設、輸入ユーザンスなどのお取扱いをしております。
海
外
送
金
電信および送金小切手による海外への送金のお取扱いをしております。
外
貨
預
金
米ドルなど主要通貨による預金のお取扱いをしております。
イ ン パ クト ロ ー ン
米ドルなど外貨建による資金使途の自由な融資のお取扱いをしております。
外
日本円の米ドルへの交換と、円建・米ドル建等主要7通貨の旅行小切手の販売をしております。
海外からお持ち帰りの外貨の日本円への交換と、旅行小切手の買取りをしております。
貨
両
替
先 物 為 替 予 約
輸出入の決済、外貨預金、
インパクトローンなどの先物為替予約のお取扱いをしております。
そ
為替相場、金利情報サービス、為替リスクに対するアドバイス、貿易相談などをしております。
損害保険会社との提携による「輸入金融保証」のお取扱いをしております。
の
他
◆各種のサービス
サ ー ビ ス の 種 類
内 容
現 金 自 動 機 サ ー ビ ス しんきんキャッシュカードをご利用になると、ATMによるご入金・お引き出し・通帳記帳・残高照会・お
しんきんキャッシュカード 振込などのお取引が、窓口を通さずに行うことができます。当金庫のキャッシュコーナーはもちろん、
ご預金の入出金の他、お振込も提携先金融機関であれば、全国どこでもご利用いただけます。郵便
ご預金の入出金にご利用いただけます。
局やセブン銀行のATMでも、
また、盗難・偽造キャッシュカード使用による犯罪取引抑止のため、ATM取引での1日あたりの現金
お引き出し限度額を、個人は100万円、法人は200万円までとしました。ただし、お客さまのお申し
出により口座ごとに200万円を限度とした1日あたりのお引き出し限度額(お引き出し限度回数)の
設定ができます。ATMで暗唱番号の変更サービスもご利用いただけます。
デ ビット カ ード サ ー ビ ス お手持ちのキャッシュカードがそのままJ-Debitの加盟店でご利用いただけます。1日のご利用限度
額は50万円までで、
ご利用代金をお客様の口座から即時決済し、取扱い手数料はかかりません。
自
動
受
お受取日にご指定の預金口座に振り込まれ
取 お給料をはじめ厚生年金・国民年金、株式配当金などが、
ます。
自
動
支
払 電気・ガス・水道などの公共料金や各種税金、保険料、ローンご返済などが、お支払日にご指定の預
金口座から自動的に支払われます。
夜
間
金
庫 当金庫の営業時間外に売上代金などをお預かりし、翌営業日にご指定の預金口座へご入金します。
年中無休で取扱っております。
貸
金
庫 預金証書、株券、権利証などの重要書類や貴金属などの貴重品を安全・確実にお守りします。
しんきんFAX振込サービス FAXで総合振込・給与振込のデータを「しんきんFAX振込サービスセンター」へ送信していただく
だけでお振込ができる、たいへん便利なサービスです。振込手数料も、一般のお振込よりお得になっ
ております。
し ん き ん テ レ サ ー ビ ス オフィスやご家庭の電話やパソコンを利用してお振込などの資金移動やお取引内容の照会ができる、
たいへん便利なサービスです。振込手数料も、一般のお振込よりお得になっております。
お子さまへの仕送りなど定型的なお支払を、
ご指定の口座からご指示のあるまで
自 動 送 金 サ ー ビ ス 家賃、駐車場代金、
継続してお振込します。
ア ン サ ー サ ー ビ ス ご指定の口座にお振込があったときに、その内容をお届けの電話またはFAXあてに自動的にご通知
します。また、逆にお客様からお振込の内容や残高照会をすることもできます。
経 済 情 報 誌「 す か い 」 当金庫の本支店ネットワークをとおして、経済面からとらえた身近な情報を毎月お届けしております。
健康・介護ご相談サービス 当金庫で年金をお受取りいただいているかたを対象として、健康・介護に関するご相談、介護関連業
者のご紹介、高齢者福祉サービス情報のご提供などのサービスをご利用いただけます。
お振込、
お振替、定期預金の作成、残高照会ができるサービスです。
テレホンバンキングサービス 電話1本で、
モバイルバンキングサービス iモードの携帯電話によるお振込、残高照会、入出金明細照会などができ、各種のご案内サービスも
ご利用いただけます。
ス ポ ー ツ 振 興 くじ の
当 せ ん 金 払 戻 し
10店舗でスポーツ振興くじ(toto )の当せん金払戻し業務を行っております。
新・海 外 旅 行 保 険 O F F ! 当金庫のインターネットホームページから(株)損害保険ジャパンの海外旅行保険のお申し込みができます。
長野信用金庫Pay-easy 当金庫のインターネットホームページを利用して公共料金や税金等を支払う新しい収納サービスで
( ペ イ ジ ー ) す。
し ん き ん 経 革 広 場 当金庫のインターネットホームページを経由して、中小企業の経営に役立つ情報やビジネスマッチ
ング情報等を提供するポータルサービスです。
ご自宅のパソコンから、当金庫のインターネットホームページを経由して、残高照会、取引
法 人 ・ 個 人 向 け オフィス、
お振込ができます。
インターネットバンキング 明細照会、
外為インターネットサービス オフィスのパソコンから、当金庫のインターネットホームページを経由して、外国送金、輸入信用状の
お申し込みができます。
◆ATM設置場所とお取扱時間
平成18年 7月1日現在
店舗内設置
設
置
場
所
下記店舗以外の全店
本
店
営
業
石
堂
支
南 支 店 市 場 出 張
平 日
土 曜 日
日曜祝日
舗
部
店
所
8:00∼20:00
8:00∼21:00
8:00∼21:00
8:45∼18:00
8:45∼19:00
8:45∼19:00
8:45∼19:00
−
9:00∼19:00
9:00∼19:00
9:00∼19:00
−
店舗外当金庫設置
設
置
場
所
店舗外共同設置(ご出金のみ)
平 日
【 長 野 市 】 J R 長 野 駅 8:00∼21:00
ステーションビルMIDORI 8:45∼20:00
長野あおぞら市場 8:45∼19:00
西 友 西 尾 張 部 店 8:45∼20:00
ジ ャ ス コ 長 野 店 8:45∼20:00
長野西友川中島店 8:45∼20:00
西 友 若 槻 店 8:45∼20:00
マ ツ ヤ 稲 葉 店 8:45∼20:00
ながの東急百貨店 9:45∼19:00
ウエストプラザ長野 8:00∼20:00
長 崎 屋 長 野 店 10:00∼20:00
西 友 南 長 野 店 8:45∼20:00
西 友 松 岡 店 8:45∼20:00
西 友 日 詰 店 8:45∼20:00
西 友 篠 ノ 井 店 8:45∼20:00
長 野 県 庁 8:45∼19:00
長 野 市 役 所 8:45∼17:00
長 野 市 民 病 院 9:00∼18:00
土曜日
日曜祝日
9:00∼19:00 9:00∼19:00
9:00∼19:00 9:00∼19:00
9:00∼19:00 9:00∼19:00
9:00∼19:00 9:00∼19:00
9:00∼19:00 9:00∼19:00
9:00∼19:00 9:00∼19:00
9:00∼19:00 9:00∼19:00
9:00∼19:00 9:00∼19:00
9:45∼19:00 9:45∼19:00
9:00∼19:00 9:00∼19:00
10:00∼19:00 10:00∼19:00
9:00∼19:00 9:00∼19:00
9:00∼19:00 9:00∼19:00
9:00∼19:00 9:00∼19:00
9:00∼19:00 9:00∼19:00
9:00∼19:00 9:00∼19:00
−
−
−
−
【 須 坂 市 】 アイマート旭ケ丘店
8:45∼19:00
9:00∼19:00
9:00∼19:00
【 中 野 市 】 西友中野駅前店
8:45∼20:00
9:00∼19:00
9:00∼19:00
【 千 曲 市 】 西 友 粟 佐 店
ショッピングコアあいにー
8:45∼20:00
8:45∼19:00
9:00∼19:00
9:00∼19:00
9:00∼19:00
9:00∼19:00
【 小 布 施 町 】 ショッピングパーク栗林
8:45∼19:00
9:00∼19:00
9:00∼19:00
設
置
場
所
平 日
土曜日
日曜祝日
【 長 野 市 】 長 野 赤 十 字 病 院 8:45∼18:00
−
−
ツ ル ヤ 徳 間 店 9:00∼20:00 9:00∼17:00 10:00∼17:00
ツ ル ヤ 長 野 南 店 9:00∼20:00 9:00∼17:00 9:00∼17:00
なが の 東 急ライフ 10:00∼19:00 10:00∼17:00 10:00∼17:00
アップルランド大豆島店 9:00∼19:00 9:00∼17:00 9:00∼17:00
【 中 野 市 】 高 井 富 士
ショッピングセンタ ー
ジャスコ新 中 野 店
9:00∼19:00
9:00∼17:00
9:00∼17:00
9:00∼20:00
9:00∼17:00
9:00∼17:00
【 飯 山 市 】 飯 山ショッピングタウン 10:00∼20:00 10:00∼17:00 10:00∼17:00
【 千 曲 市 】 長野西友戸倉上山田店
8:45∼20:00
9:00∼17:00
9:00∼17:00
(注)1.
店舗外設置で、設置先の事業所の休業日はお取扱いしない所があります。
ご入金は、当金庫の口座については平日及び土曜・日曜祝日もお取扱いしており、
お通帳のみでもご利用いただけます。また、全国の信用金庫の口座への
2.
ご入金の他、入金ネット加盟金融機関カードでのご入金も平日及び土曜・日曜祝日にお取扱いしており、郵便局の口座へのご入金は平日のみのお取扱いと
なっております。
お振込は、店舗内設置ATM及び店舗外当金庫設置ATMでお取扱いしております。
(一部ご利用いただけないATMがございます。)
3.
これ以外のお取扱いは翌営業日扱いになります。
平日の午後3時までのお取扱いは当日中に先方口座に届きますが、
お振込は、当金庫キャッシュカードの他、銀行、信用金庫、信用組合のカードがご利用いただけます。
(一部ご利用いただけない金融機関カードがございます。
)
4.
ご利用時間帯、
ご使用キャッシュカード等によって、所定の手数料が必要になります。
(29頁の「主な手数料」をご覧ください。)
5.
◆主な手数料等一覧
平成18 年 7月1日現在
各手数料には、消費税を含んでいます。
内国為替手数料
当金庫
同一店内あて
当金庫本支店及び
県内各信用金庫あて
3万円未満
105円
210円
3万円以上
315円
420円
種 類
窓口利用
振 込
無料
105円
無料
315円
当金庫本支店間の取立
長野手形交換所内取立
上記以外の取立
3万円未満
3万円以上
ATM利用
代金取立
左記以外の金融機関あて
特殊取扱手数料
525円
525円
735円
735円
420円
630円
電信扱
文書扱
電信扱
文書扱
電信扱
電信扱
無料
315円
630円
組戻料
630円
不渡手形返却料
取立手形組戻料
取立手形店頭提示料
630円
630円
630円
しんきんテレホンバンキング、
しんきんモバイルバンキング、
しんきんインターネットバンキング、
しんきんFAX振込サービス、
データ伝送、
(注)1.
しんきんテレサービスご利用の場合は、各振込手数料より105円割引となり、同一店内あては無料となります。
ATM利用のお振込は、
お取扱時間により延長時間帯手数料(105円)が加算されます。
2.
上記の手数料は、1件当たりの手数料です。
3.
ATM利用手数料
お 取 引
の 種 類
ご利用の
曜
日
ご
時
預
平
午前8時
8時45分
午後6時
7時
8時
午前8時45分
9時
午後2時
5時
7時
午前9時
午後5時
7時
午前8時
8時45分
午後6時
8時
午前8時45分
9時
午後2時
5時
7時
午前9時
午後5時
7時
入
日
土 曜 日
日曜祝日
支
払
平
日
土 曜 日
日曜祝日
利
用
間
の
帯
長野信用金庫
ご 使 用 カ ー ド の 種 類
全国信用金庫
銀 行 等 提 携
郵 便 局 提 携
105円
無 料
無 料
105円
無 料
105円
−
無 料
入金ネット加盟金融機
関の場合は支払と同じ
105円
無 料
105円
−
105円
210円
−
入金ネット加盟金融機
関の場合は支払と同じ
−
−
入金ネット加盟金融機
関の場合は支払と同じ
−
−
105円
105円
無 料
105円
無 料
105円
無 料
210円
105円
210円
210円
105円
210円
105円
−
無 料
105円
210円
−
−
105円
210円
−
210円
210円
−
−
105円
105円
105円
105円
この手数料は当金庫のATMをご利用の場合であり、他金融機関のATMをご利用の場合はその金融機関の手数料体系によります。
(注) 1.
この表のご利用時間帯は標準のお取扱時間であり、それぞれのATMにより開始・終了の時間が異なります。
(各ATMのお取扱時間については、28頁の
2.
「ATM設置場所とお取扱時間」をご覧ください。)
主な預金関連手数料
主な融資関連手数料
種
当座小切手
約束手形
為替手形
マル専口座開設
手形用紙
自己宛小切手発行
預金残高証明書発行
通帳再発行
証書再発行
キャッシュカード再発行
50枚綴り
50枚綴り
25枚綴り
通知書1通につき
1枚
1枚
1通
1冊
1枚
1枚
630円
840円
420円
3,150円
525円
525円
210円
1,050円
1,050円
1,050円
類
融資用約束手形
融資残高証明書発行
融資証明書発行
ローンカード再発行
住宅ローン事務取扱
条件変更
一部繰上償還
全部繰上償還
ご融資後3年未満
3年以上5年未満
5年以上7年未満
7年以上
金
1通
1通
1枚
1件
1件
1件
額
30円×枚数×1.05
210円
1,050円
1,050円
10,500円
5,250円
5,250円
3,150円
2,100円
1,050円
無料
その他主なもの
種 類
貸金庫使用料
夜間金庫使用料
カバン再発行手数料
テレサービス・FAXサービス基本料
出資証券再発行手数料
しんきんテレホンバンキングサービス
しんきんモバイルバンキングサービス
しんきんインターネットバンキングサービス
株式払込取扱手数料
配当金支払委託手数料
クレジットキャッシング手数料
(当金庫現金自動機ご利用)
円貨両替手数料
硬貨取扱手数料
金 額
タイプにより年間
月額
1個
月額
1枚
年間
年間
(個人)月額
(法人)月額
1回
1回
1回
2,100円∼18,900円
21,000円
会員 2,100円 非会員 4,200円
1,050円
525円
1,050円
1,050円
105円
1,050円
,
払込金額の1 000分の3以上×1.05
支払配当金総額の1,000分の3以上×1.05
営業時間内 105円 営業時間外 210円
(決済口座が他金庫の場合はそれぞれに105円加算)
お取扱枚数に応じた金額(詳しくは当金庫窓口などにお問い合わせ下さい)
お取扱枚数に応じた金額(詳しくは当金庫窓口などにお問い合わせ下さい)
財務諸表
貸借対照表 / 31・33・34
損益計算書 / 32
剰余金処分計算書 / 32
事業の状況
【資 金 調 達】
預金科目別、会員・会員外別残高 / 35
流動性預金、定期性預金、
譲渡性預金その他の預金の平均残高 / 35
預金者別預金残高 / 35
【資 金 運 用】
貸出金科目別、会員・会員外別残高 / 36
貸出金科目別平均残高 / 36
固定金利及び変動金利の区分ごとの
貸出金残高 / 36
貸出金業種別、使途別残高 / 37
担保の種類別貸出金残高 / 37
担保の種類別債務保証見返額 / 37
有価証券種類別残高 / 38
商品有価証券の種類別平均残高 / 38
【損 益 状 況】
資金運用収支、役務取引等収支、その他業務
収支 業務粗利益及び業務粗利益率 / 39
業務純益 / 39
資金運用勘定・調達勘定の平均残高、
利息、利回り / 39
総資金利鞘 / 40
受取利息及び支払利息の増減 / 40
総資産利益率 / 40
預貸率・預証率 / 40
財産の状況
有価証券の評価損益 / 41
デリバティブ取引の契約額等、
時価及び評価損益 / 42
リスク管理債権の状況 / 43
金融再生法に基づく開示債権額 / 44
貸倒引当金の期末残高及び
期中の増減額 / 44
貸出金償却額 / 44
連結決算の状況
連結財務諸表 / 45・46・47・48
連結ベースでの事業の概況 / 45
連結ベースの主要な経営指標 / 45
連結子会社に関する事項 / 48
連結自己資本比率 / 49
連結ベースのリスク管理債権の状況 / 49
飯山市(菜の花公園より望む千曲川と斑尾山)
財 務 諸 表
◆貸借対照表
(資産の部)
財
産
の
状
況
①
(単位:千円)
期 別
第83期
第84期
(H17.3.31現在)
(H18.3.31現在)
金
5,791,094
6,171,398
金
93,373,025
買入金銭債権
(負債及び会員勘定の部)
期 別
(単位:千円)
第83期
第84期
(H17.3.31現在)
(H18.3.31現在)
金
620,801,413
625,692,617
102,453,104
当 座 預 金
13,909,155
14,560,280
5,610,000
1,213,110
普 通 預 金
125,291,013
139,164,402
金 銭 の 信 託
500,000
500,000
貯 蓄 預 金
8,079,382
7,577,945
商品有価証券
302
994
通 知 預 金
1,834,371
3,314,195
商 品 国 債
302
994
定 期 預 金
410,733,805
402,781,080
券
230,927,224
243,335,233
定 期 積 金
55,483,965
51,982,375
国 債
89,160,968
87,967,592
その他の預金
5,469,721
6,312,336
地 方 債
46,908,320
48,727,368
外
替
26,077
ー
社 債
64,227,454
68,987,025
売渡外国為替
26,077
ー
株 式
10,835,069
15,605,837
そ の 他 負 債
2,159,168
1,154,680
その他の証券
19,795,410
22,047,409
未決済為替借
93,714
92,591
金
344,230,084
331,514,012
未 払 費 用
276,720
266,100
割 引 手 形
8,980,536
8,078,627
給付補てん備金
83,649
41,480
手 形 貸 付
62,418,810
56,139,155
未払法人税等
1,026,179
190,365
証 書 貸 付
250,689,838
245,497,889
前 受 収 益
376,084
334,477
当 座 貸 越
22,140,899
21,798,340
払戻未済金
24,357
29,214
替
8,923
3,363
払戻未済持分
ー
30
外国他店預け
8,923
3,363
職 員 預 り 金
68,446
64,131
そ の 他 資 産
2,381,311
2,551,880
金融派生商品
43
448
未決済為替貸
69,158
64,641
その他の負債
209,973
135,841
信金中金出資金
1,187,000
1,187,000
賞 与 引 当 金
528,702
470,628
未 収 収 益
820,218
946,229
退職給付引当金
1,940,358
1,904,850
金融派生商品
192
3,252
債
証
2,956,945
2,537,536
その他の資産
304,742
350,756
負
計
628,412,666
631,760,313
動 産 不 動 産
8,822,693
8,387,110
会
定
61,864,785
62,359,579
事業用動産
882,933
822,206
金
2,680,624
2,651,410
事業用不動産
7,047,641
6,702,202
普通出資金
2,680,624
2,651,410
建設仮勘定
16,842
77,623
利益剰余金
55,578,161
56,316,619
所有動産不動産
92,692
ー
利益準備金
2,736,515
2,736,515
保証金その他
782,584
785,078
特別積立金
51,529,000
52,373,000
繰延税金資産
3,156,672
3,103,655
(退職給与積立金)
(435,000)
(435,000)
債務保証見返
2,956,945
2,537,536
当期未処分剰余金
1,312,646
1,207,104
貸 倒 引 当 金
△7,474,826
△7,651,508
当期純利益
950,868
844,810
株式等評価差額金
3,620,560
3,394,842
処分未済持分
△14,560
△3,293
690,277,451
694,119,893
科 目
現
預
有
け
価
貸
外
証
出
国
為
(うち個別貸倒引当金)(△5,202,583) (△5,621,530)
投資損失引当金
合
計
△6,000
ー
690,277,451
694,119,893
科 目
預
金
国
為
務
保
債
員
出
合
積
勘
資
計
◆損益計算書
(単位:千円)
期 別
科 目
経
常
収
益
資 金 運 用 収 益
貸 出 金 利 息
預 け 金 利 息
有価証券利息配当金
その他の受入利息
役 務 取 引 等 収 益
受 入 為 替 手 数 料
その他の役務収益
そ の 他 業 務 収 益
外 国 為 替 売 買 益
商品有価証券売買益
国債等債券売却益
その他の業務収益
そ の 他 経 常 収 益
株 式 等 売 却 益
金銭の信託運用益
その他の経常収益
経
常
費
用
資 金 調 達 費 用
預 金 利 息
給付補てん備金繰入額
借 用 金 利 息
その他の支払利息
役 務 取 引 等 費 用
支 払 為 替 手 数 料
その他の役務費用
そ の 他 業 務 費 用
国債等債券売却損
国債等債券償還損
国 債 等 債 券 償 却
金融派生商品費用
その他の業務費用
経 費
人 件 費
物 件 費
税 金
そ の 他 経 常 費 用
貸倒引当金繰入額
貸 出 金 償 却
株 式 等 売 却 損
株 式 等 償 却
その他の経常費用
経 常 利 益
特 別 利 益
動産不動産処分益
償 却 債 権 取 立 益
特 別 損 失
動産不動産処分損
減 損 損 失
その他の特別損失
税引前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
当 期 純 利 益
前 期 繰 越 金
当期未処分剰余金
第83期
第84期
(H16.4.1∼H17.3.31)(H17.4.1∼H18.3.31)
15,194,563
13,020,569
8,982,239
162,861
3,814,403
61,065
1,030,134
575,119
455,015
885,566
124,396
2,276
654,696
104,197
258,291
211,393
25,606
21,291
14,150,314
403,683
358,372
44,230
ー
1,080
553,087
160,885
392,201
251,814
218,334
3,510
18,405
ー
11,564
9,116,095
5,630,560
3,218,579
266,955
3,825,633
1,697,666
1,989,778
30
2,082
136,076
1,044,249
413,903
91
413,812
93,187
41,187
ー
52,000
1,364,965
1,065,168
△651,072
950,868
361,778
1,312,646
14,493,008
12,288,233
8,417,459
277,410
3,530,722
62,640
1,079,508
565,440
514,067
822,230
181,675
361
545,712
94,480
303,036
266,980
9,494
26,560
13,141,388
364,518
335,322
27,544
3
1,647
543,158
156,084
387,073
368,276
203,531
152,033
846
5,300
6,565
8,694,417
5,255,944
3,171,234
267,238
3,171,016
1,516,055
1,075,664
112,649
ー
466,646
1,351,620
246,104
5,663
240,441
377,076
18,322
358,753
ー
1,220,649
221,412
154,425
844,810
362,293
1,207,104
【損益計算書に関する注記】
(第84期)
1. 記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。
13,834千円
2. 子会社との取引による収益総額
子会社との取引による費用総額
253,325千円
156円76銭
3. 出資1口当たり当期純利益金額
4. その他の経常費用には債権売却損461,434千円を含
んでおります。
5. 当金庫は、当事業年度において以下の資産について
減損損失を計上しております。
(単位:千円)
場
長
所
野
市
長野市外
用
途
種
類
減損損失額
営業用店舗1カ所
土
地
(統合による廃止予定店舗) 建
物
動
産
保証金その他
遊休資産1カ所
建
物
動
産
保証金その他
186,654
78,561
3,203
509
88,095
997
731
営業用店舗については、原則として営業店を(出張所、子
店 のように母店と相互補完関係が強い店舗は母店とグル
ーピング)、遊休資産については各資産を、グルーピングの
単位としております。本部、研修所、厚生施設等については
独立したキャッシュ・フローを生み出さないことから共用資
産としております。
継 続 的な 地 価 の 下 落により資 産グル ープ2カ所 の 帳 簿
価額を回収可能価額にまで減額し、当該減少額358,753
千円を「減損損失」として特別損失に計上しております。
なお、減 損 損 失 の 測 定に使 用した 回 収 可 能 額は正 味 売
却価額であります。正味売却価額は、主として不動産鑑定
評 価 基 準に基づく評 価 額より処 分 費 用 見 込 み額を 控 除し
て算出しております。
◆剰余金処分計算書
期 別
科 目
(単位:円)
第83期
第84期
(H16.4.1∼H17.3.31)(H17.4.1∼H18.3.31)
当期未処分剰余金
1,312,646,861
剰 余 金 処 分 額
950,352,863
普通出資に対する配当金
106,352,863
(年4%)
(配当率)
役 員 賞 与 金
―
特 別 積 立 金
844,000,000
362,293,998
次
期
繰
越
金
1,207,104,823
844,703,860
105,703,860
(年4%)
10,000,000
729,000,000
362,400,963
財
産
の
状
況
①
【貸借対照表に関する注記】
(第84期)
財
産
の
状
況
①
1. 記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。
2. 商品有価証券の評価は時価法(売却原価は主として移動平均
法により算定)により行っております。
3. 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均
法による償却原価法(定額法)、子会社株式については移動平均
法による原価法、その他有価証券のうち時価のあるものについ
ては決算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は主として
移動平均法により算定)、時価のないものについては移動平均法
による原価法又は償却原価法により行っております。なお、その
他有価証券の評価差額については、全部資本直入法により処理
しております。
4. 金銭の信託において信託財産を構成している有価証券の評価
は、上記2.
及び3.
と同じ方法により行っております。
デリバティブ取引の評価は、時価法により行っております。
5.
6. 動産不動産の減価償却は、定率法(ただし、平成10年度の法
人税法の改正に伴い平成10年4月1日以降に取得した建物(建
物付属設備を除く)については、定額法)を採用しております。な
お、主な耐用年数は次のとおりであります。
12. 消費税および地方消費税の会計処理は、税抜き方式によって
おります。ただし、動産不動産に係る控除対象外消費税等は当
期の費用に計上しております。
13. リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外
のファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に準
じた会計処理によっております。
14. 外貨建金融資産・負債から生じる為替変動リスクに対するヘッ
ジ会計の方法は、
「銀行業における外貨建取引等の会計処理に
関する会計上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計士協会業種
別監査委員会報告第25号)に規定する繰延ヘッジによっており
ます。ヘッジ有効性評価の方法については、外貨建金銭債権債
務等の為替変動リスクを減殺する目的で行う通貨スワップ取引
及び為替スワップ取引等をヘッジ手段とし、ヘッジ対象である外
貨建金銭債権債務等に見合うヘッジ手段の外貨ポジション相当
額が存在することを確認することによりヘッジの有効性を評価
しております。
15.
理事及び監事に対する金銭債権総額
1,490百万円
16.
子会社の株式総額
10百万円
17. 子会社に対する金銭債務総額
30百万円
7. 自社利用のソフトウェアについては、金庫内における利用可能
期間(5年)に基づく定額法により償却しております。
18. 動産不動産の減価償却累計額
11,611百万円
8. 外貨建の資産・負債は、決算日の為替相場による円換算額を
付しております。
20. 貸借対照表に計上した動産不動産のほか、渉外用ハンディ端
末機一式等についてはリース契約により使用しております。
建 物 3年∼50年
動 産 3年∼20年
9. 貸倒引当金は、当金庫の定める資産査定規程及び償却・引当
規程に基づき、次のとおり計上しております。
破産、特別清算等、法的に経営破綻の事実が発生している債
務者(以下「破綻先」という)に係る債権及びそれと同等の状況
にある債務者(以下「実質破綻先」という)に係る債権については、
以下のなお書きに記載されている直接減額後の帳簿価額から、
担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、
その残額を計上しております。また、現在は経営破綻の状況にな
いが、
今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(以
下「破綻懸念先」という)に係る債権については、債権額から担
保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、
その残額のうち必要と認める額を計上しております。
破綻懸念先の債務者で担保の処分可能見込額及び保証によ
る回収可能見込額を控除した債権額が一定額以上の大口債務
者のうち、債権の元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・
フローを合理的に見積もることができる債権については、当該
キャッシュ・フローを当初の約定利子率で割引いた金額と担保の
処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除した債権
額との差額を貸倒引当金とする方法(キャッシュ・フロー見積法)
により引き当てております。上記以外の債権については、過去の
一定期間における貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき
計上しております。
すべての債権は資産査定規程に基づき、営業部店及び審査部
資産査定グループが資産査定を実施し、当該部署から独立した
監査部が監査を行っており、その査定結果に基づいて上記の引
当てを行っております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等に
ついては、債権額から担保の評価額及び保証による回収が可能
と認められる額を控除した残額を取立不能見込額として債権額
から直接減額しており、その金額は6,318百万円であります。
10. 賞与引当金は、職員への賞与の支払いに備えるため、職員に
対する賞与の支給見込額のうち、当期に帰属する額を計上して
おります。
11. 退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、当期末に
おける退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、必要額を
計上しております。また、数理計算上の差異の費用処理方法は以
下のとおりであります。
数理計算上の差異 発生年度の職員の平均残存勤務期間内の一
定の年数(10年)による定額法により按分し
た額をそれぞれ発生の翌期から費用処理
また、当金庫は、複数事業主(信用金庫等)により設立された
企業年金制度(総合設立型厚生年金基金)に加入しており、当該
企業年金制度における当金庫の年金資産(掛金拠出割合按分額)
は、8,644百万円であります。
19. 動産不動産の圧縮記帳額
1,092百万円
21. 貸出金のうち、破綻先債権額は1,174百万円、延滞債権額は
23,044百万円であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期
間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て
又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった
貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上
貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第
97号)第96条第1項第3号のイからホに掲げる事由又は同項
第4号に規定する事由が生じている貸出金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先
債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利
息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であります。
22. 貸出金のうち、
3カ月以上延滞債権額は298百万円であります。
なお、3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支
払日の翌日から3カ月以上延滞している貸出金で破綻先債権及
び延滞債権に該当しないものであります。
23. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は10,607百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を
図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返
済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った
貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3カ月以上延滞債権に該当
しないものであります。
24. 破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額及び貸出
条件緩和債権額の合計は、35,124百万円であります。
なお、21.
から24.
に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金
額であります。
25. 手形割引は、業種別監査委員会報告第24号に基づき金融取
引として処理しております。これにより受け入れた商業手形は、
売却又は(再)担保という方法で自由に処分できる権利を有して
おりますが、その額面金額は、8,078百万円であります。 26. 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
預け金(定期預金)
有価証券
担保資産に対応する債務
その他の預金
3百万円
1,573百万円
1,795百万円
上記のほか、為替決済、当座借越契約等の取引の担保あるい
は先物取引証拠金等の代用として、預け金(定期預金)15,150
百万円、有価証券1,553百万円を差し入れております。
27. 出資1口当たりの純資産額11,772円43銭
28. 信用金庫法施行規則第10条の20第2号に規定する時価を
付したことにより増加した純資産の額は、3,394百万円であり
ます。
29. 有価証券の時価及び評価差額等に関する事項は次のとおり
であります。これらには、
「 国債 」
「 地方債 」
「 社債 」
「 株式 」
「その他の証券」のほか、
「商品有価証券」が含まれております。
以下32.
まで同様であります。
合
計
貸借対照表計上額
時 価
差 額
2,000
36,731
43,679
5,003
87,414
1,963
36,334
43,340
4,791
86,429
△36
△396
△339
△212
△985
(償却原価) 貸借対照表計上額
評価差額
うち益 うち損
―
130
180
0
311
36
527
520
212
1,297
その他有価証券で時価のあるもの
取得原価
株
債
そ
合
国
地
社
方
の
式
券
債
債
債
他
計
8,817
124,655
87,923
12,228
24,502
16,600
150,073
15,422
122,526
85,967
11,996
24,563
17,043
154,993
国
地
社
の
方
計
(単位:百万円)
10 年超
1 年超 5 年以内 5 年超10 年以内
82,901
97,211
36,235
37,119
12,045
33,280
34,621
26,811
3,412
9,711
86,314
106,923
13,129
11,977
―
1,151
2,028
15,157
満期保有目的の金銭の信託
(単位:百万円)
債
債
債
他
そ
券
債
債
債
他
1 年以内
12,384
2,635
3,400
6,348
―
12,384
33. 金銭の信託の保有目的別の内訳は次のとおりであります。
満期保有目的の債券で時価のあるもの
方
の
債
合
売買目的有価証券
貸借対照表計上額 0百万円
△0百万円
当期の損益に含まれた評価差額 国
地
社
そ
32. その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の
債券の期間ごとの償還予定額は次のとおりであります。
(単位:百万円)
うち益 うち損
6,605
△2,128
△1,956
△232
60
443
4,920
6,629
413
79
21
313
683
7,727
24
2,542
2,035
253
252
240
2,807
なお、上記の評価差額から繰延税金負債1,525百万円を差
し引いた額3,394百万円が「株式等評価差額金」に含まれてお
ります。
30. 当期中に売却したその他有価証券は次のとおりであります。
売却額 売却益 売却損
105,168百万円 807百万円 316百万円
31. 時価のない有価証券のうち、主なものの内容と貸借対照表
計上額は次のとおりであります。
内 容 貸借対照表計上額 満期保有目的の債券 社債(私募債) 744百万円 子会社株式 子会社株式
10百万円
その他有価証券
非上場株式(店頭売買株式を除く)173百万円
貸借対照表計上額
500百万円
時価
−百万円
差額
−百万円
うち益
−百万円
うち損
−百万円
34. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、
顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定され
た条件について違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸付
けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未
実行残高は、45,626百万円であります。このうち契約残存期
間が1年以内のものが33,730百万円あります。
なお、
これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するもの
であるため、融資未実行残高そのものが必ずしも当金庫の将来
のキャッシュ・フローに影響を与えるものではありません。これ
らの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全及びその他
相当の事由があるときは、当金庫が実行申し込みを受けた融資
の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の条項が
付けられております。また、契約時において必要に応じて不動産・
有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め定め
ている金庫内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じ
て契約の見直し、与信保全上の措置等を講じております。
(「固定資産の減損に係る
35. 「固定資産の減損に係る会計基準」
会計基準の設定に関する意見書」
(企業会計審議会平成14年8
月9日))及び「固定資産の減損に係る会計基準の適用指針」
(企
業会計基準適用指針第6号平成15年10月31日)を適用して
おります。これにより税引前当期純利益は358百万円減少して
おります。
なお、信用金庫においては、
「信用金庫法施行規則」
(昭和57
年大蔵省令第15号)に基づき減価償却累計額を直接控除によ
り表示しているため、減損損失累計額につきましては、各資産の
金額から直接控除しております。
◆会計監査人による監査
平成16年度及び平成17年度の貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書は、旧信用金庫法第37条の2の規定に基づき「中央青
山監査法人」の監査を受けております。
◆財務諸表の正確性、内部監査の有効性の確認
財
産
の
状
況
①
事 業 の 状 況( 資 金 調 達 )
【資金調達】
事
業
の
状
況
︵
資
金
調
達
︶
当金庫の預金の内容を残高で見てみますと、科目別では定期預金や定期積金といった「定期性預金」が全体の約73%を占めてお
り、個人と法人の比率では個人預金が約81%となっています。このことは、大手企業ではなく地域の中小企業や個人の方々専門の金
融機関である信用金庫の特徴です。
また、会員と会員外の割合は、会員外が約69%と会員を大きく上回っています。これは協同組織金融機関であっても預金取引は広
く一般の方々を対象とすることができる信用金庫の大きな特徴となっています。
◆預金科目別、会員・会員外別残高(定期預金の区分別残高)
平成17年3月末
残 高
当
普
貯
通
定
座
通
蓄
知
期
預
預
預
預
預
金
金
金
金
金
自 由 金 利 定 期 預 金
うち固定金利定期預金
う ち 積 立 定 期 預 金
うち期日指定定期預金
うち変動金利定期預金
定
期
積
そ の 他 の 預
合
会 会 員 譲
渡
性
預
金
金
計
員
外
金
(単位:残高=百万円、構成比=%)
平成18年3月末
構 成 比
2.2
20.1
1.3
0.2
66.1
66.1
58.6
0.0
7.3
0.1
8.9
0.8
100.0
31.3
68.6
−
13,909
125,291
8,079
1,834
410,733
410,731
364,394
4
45,587
745
55,483
5,469
620,801
194,910
425,890
−
残 高
構 成 比
2.3
22.2
1.2
0.5
64.3
64.3
57.5
0.0
6.7
0.1
8.3
1.0
100.0
30.7
69.2
−
14,560
139,164
7,577
3,314
402,781
402,778
359,944
5
42,185
643
51,982
6,312
625,692
192,314
433,377
−
(注)
「その他の預金」は別段預金、納税準備預金、外貨預金、非居住者円預金の合計です。
■預金会員・会員外別残高
平成17年3月末
合 計(620,801)
(単位:百万円)
平成18年3月末
合 計(625,692)
会員 31.3%
会員外 68.6%
会員 30.7%
会員外 69.2%
(194,910)
(425,890)
(192,314)
(433,377)
◆流動性預金、定期性預金、譲渡性預金その他の預金の平均残高
(単位:平均残高=百万円、構成比=%)
平成16年度
預
金
流 動 性 預 金
定 期 性 預 金
そ の 他 の 預 金
譲
合
(単位:百万円)
渡
性
預
金
計
平成17年度
平 均 残 高
構成比
平 均 残 高
構成比
618,065
147,937
467,698
2,428
−
618,065
100.0
23.9
75.6
0.3
617,053
155,235
459,185
2,633
−
617,053
100.0
25.1
74.4
0.4
(注)1.
「流動性預金」は当座預金、普通預金、貯蓄預金、通知預金の合計です。
「定期性預金」は定期預金、定期積金の合計です。
2.
国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。
3.
◆預金者別預金残高
(単位:残高=百万円、構成比=%)
平成17年3月末
個 人
法 人
一
般
法
人
金
融
機
関
公
合
金
計
平成18年3月末
残 高
構成比
残 高
構成比
506,064
114,737
103,743
3,998
6,995
620,801
81.5
18.4
16.7
0.6
1.1
100.0
507,103
118,589
100,084
5,761
12,743
625,692
81.0
18.9
15.9
0.9
2.0
100.0
事 業 の 状 況( 資 金 運 用 )
【資金運用】
当金庫の貸出金の内容を残高で見てみますと、科目別では証書貸付が全体の約74%を占めており、個人と事業先では個人の比率
が約31%となっています。会員と会員外の割合は、会員が約93%とそのほとんどを占めています。
一方、
お取引先数をご融資金額段階別に見てみますと、総先数約32,200先に対して1千万円以上の先が6,202先約19%と少な
く、3億円以上になると123先と極めて少なくなっています。
このような状況から、信用金庫の貸出は、会員優先の小口多数主義に徹していることがおわかりいただけると思います。
◆貸出金科目別、会員・会員外別残高
(単位:残高=百万円、構成比=%)
平成17年3月末
割
引
手
形
手
形
貸
付
証
書
貸
付
当
座
貸
越
合
計
会 員
会 員 外
平成18年3月末
残 高
構 成 比
残 高
構 成 比
8,980
62,418
250,689
22,140
344,230
319,977
24,252
2.6
18.1
72.8
6.4
100.0
92.9
7.0
8,078
56,139
245,497
21,798
331,514
307,511
24,002
2.4
16.9
74.0
6.5
100.0
92.7
7.2
■貸出金会員・会員外別残高
平成17年3月末
合 計(344,230)
(単位:百万円)
平成18年3月末
会員 92.9%(319,977)
合 計(331,514)
(単位:百万円)
会員 92.7%(307,511)
会員外 7.0%(24,252)
会員外 7.2%(24,002)
◆貸出金科目別平均残高
(単位:平均残高=百万円、構成比=%)
平成16年度
平 均 残 高
割
引
手
形
手
形
貸
付
証
書
貸
付
当
座
貸
越
合
計
平成17年度
構 成 比
2.8
17.8
73.6
5.6
100.0
9,584
60,888
251,480
19,347
341,300
平 均 残 高
構 成 比
2.4
17.1
74.6
5.7
100.0
8,158
56,556
246,860
19,003
330,579
(注)国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。
◆固定金利及び変動金利の区分ごとの貸出金残高
(単位:百万円)
貸
出
金
う ち 固 定 金 利
う ち 変 動 金 利
平成17年3月末
平成18年3月末
344,230
170,477
173,752
331,514
168,795
162,718
※本資料に掲載する計数は原則として単位未満を切り捨てて表示しております。
事
業
の
状
況
︵
資
金
運
用
︶
◆貸出金業種別・使途別残高
(単位:残高=百万円、構成比=%)
事
業
の
状
況
︵
資
金
運
用
︶
平成17年3月末
構成比
残 高
製
造
業
農
業
林
業
漁
業
鉱
設
業
電 気・ガス・熱 供 給・水 道 業
情
報
通
運
卸
金
売
融
・
地
ー
方
売
保
動
険
産
ビ
公
業
業
業 ・ 小
不
サ
信
輸
業
業
ス
共
業
団
業
体
個
人
合
計
使 途 別
設
備
資
金
運
転
資
金
構成比
残 高
10.8
0.6
0.0
0.0
0.1
13.7
0.1
0.4
1.9
13.1
2.0
9.2
14.1
3.5
29.9
100.0
44.1
55.8
37,508
2,112
97
4
422
47,178
402
1,591
6,636
45,311
7,196
31,717
48,642
12,241
103,164
344,230
152,095
192,134
業
建
平成18年3月末
10.9
0.5
0.0
0.0
0.1
12.8
0.1
0.4
1.9
12.4
1.9
9.6
13.6
3.7
31.4
100.0
45.6
54.3
36,382
1,834
87
4
393
42,522
392
1,526
6,593
41,132
6,614
31,883
45,348
12,538
104,260
331,514
151,487
180,026
(注)平成14年3月7日付総務省告示第139号による「日本標準産業分類」の区分に基づき記載しております。
◆担保の種類別貸出金残高
(単位:残高=百万円、構成比=%)
平成17年3月末
構成比
残 高
当 金 庫 預 金 積 金
有
価
証
動
産
不
そ
券
動
の
他
産
担
保
信 用 保 証 協 会・信 用 保 険
保
証
信
用
合
計
平成18年3月末
3.5
0.0
0.0
34.1
−
22.9
36.2
3.0
100.0
12,136
71
66
117,651
−
79,035
124,671
10,595
344,230
残 高
構成比
3.4
0.0
0.0
33.2
−
21.7
36.9
4.5
100.0
11,391
128
66
110,373
−
72,179
122,374
14,999
331,514
(注)人的保証は「保証」に含めて記載しております。
◆担保の種類別債務保証見返額
(単位:残高=百万円、構成比=%)
平成17年3月末
残 高
当 金 庫 預 金 積 金
不
動
産
信 用 保 証 協 会・信 用 保 険
保
証
信
用
合
計
(注)人的保証は「保証」に含めて記載しております。
198
1,807
17
932
−
2,956
平成18年3月末
構成比
6.7
61.1
0.5
31.5
−
100.0
残 高
296
1,481
15
743
−
2,537
構成比
11.6
58.3
0.6
29.3
−
100.0
○当金庫は、
ご融資への資金運用のほか、下記のとおり債券を中心とした有価証券へも資金運用しています。
◆有価証券種類別残高
(単位:残高=百万円、構成比=%)
平成17年3月末
残 高
国
地
方
債
社
債
株
式
外
そ
貸
国
の
付
証
他
有
券
証
価
証
合
構成比
89,160
46,908
64,227
10,835
5,656
14,139
−
230,927
債
券
券
計
平成18年3月末
38.6
20.3
27.8
4.6
2.4
6.1
−
100.0
残 高
◆有価証券種類別平均残高
平均残高
債
地
方
債
社
債
株
式
外
そ
貸
国
の
付
証
他
有
券
証
価
証
合
券
券
計
36.1
20.0
28.3
6.4
2.0
6.9
−
100.0
(単位:平均残高=百万円、構成比=%)
平成16年度
国
構成比
87,967
48,727
68,987
15,605
5,106
16,941
−
243,335
平成17年度
構成比
95,026
46,413
70,140
7,932
6,950
13,047
−
239,510
39.6
19.3
29.2
3.3
2.9
5.4
−
100.0
平均残高
構成比
91,145
45,255
63,301
8,235
4,882
17,656
−
230,477
39.5
19.6
27.4
3.5
2.1
7.6
−
100.0
◆商品有価証券の種類別平均残高
(単位:百万円)
平成16年度
商
商
品
品
国
地
債
方
債
商 品 政 府 保 証 債
貸
付
商
品
債
券
その他の商品有価証券
合
計
平成17年度
平 均 残 高
平 均 残 高
135
−
−
−
−
135
13
−
−
−
−
13
事
業
の
状
況
︵
資
金
運
用
︶
【業務粗利益】
事
業
の
状
況
︵
信用金庫の事業の収益性を示す指標のひとつに「業務粗利益」があります。
その内訳は、預金、貸出金、有価証券などの利息収支(資金運用収支)、振込や保証といった手数料等による収支(役務取引等収支)、
有価証券や外国為替の売買等による収支(その他業務収支)の3つに分けられ、資金運用収支が最大のウエートを占めています。
平成17年度の実績を前期と比較しますと、資金運用収支は6億9千4百万円の減少、役務取引等収支は5千9百万円の減少、その
他業務収支は1億7千9百万円の増加となりました。
損
益
の
状
況
︶
◆資金運用収支、役務取引等収支、その他業務収支
業務粗利益及び業務粗利益率
資
資
金
運
用
収
益
資
金
調
達
費
用
収
支
金
運
用
役 務 取 引 等 収 益
役 務 取 引 等 費 用
役 務 取 引 等 収 支
そ の 他 業 務 収 益
そ の 他 業 務 費 用
そ の 他 業 務 収 支
業
務
粗
利
益
業 務 粗 利 益 率 ( % )
(単位:千円)
平成16年度
平成17年度
13,020,569
402,314
12,618,255
1,030,134
553,087
477,047
885,566
251,814
633,752
13,729,055
2.06
12,288,233
364,268
11,923,964
1,079,508
543,158
536,349
822,230
368,276
456,953
12,914,267
1.93
資金調達費用は、金銭の信託運用見合費用(平成 16 年度 1,368 千円、17 年度 250 千円)をそれぞれ控除して表示しております。
(注)1.
業務粗利益
資金運用勘定計平均残高
業務粗利益率= × 100 2.
国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。
3.
【業務純益】
「業務純益」とは、金融機関の基本的な業務の成果を示す金融機関固有の利益指標です。
具体的には、業務粗利益から業務に必要とされる費用(「一般貸倒引当金純繰入額」と「経費」)を控除したものです。
また、
この業務純益は、貸倒発生の際の償却能力を判断する基準ともなります。
◆業務純益
(単位:千円)
平成16年度
平成17年度
4,723,546
(4,751,547)
業
務
純
益
(一般貸倒引当金繰入前)
4,481,323
(4,239,057)
◆資金運用勘定・資金調達勘定の平均残高、利息、利回り
(単位:平均残高=百万円、利息=千円)
平成17年度
平成16年度
平均残高 利 息 利回り 平均残高 利 息 利回り
資
調
達
勘
定
うち 預
金
積
金
666,355
341,300
79,813
135
239,510
615,872
618,065
金
ー
金
運
用
勘
定
う ち 貸
出
金
う ち 預
け
金
うち 商 品 有 価 証 券
うち 有
資
金
う ち 借
価
証
用
券
13,020,569
8,982,239
162,861
302
3,814,101
402,314
402,602
1.95%
2.63%
0.20%
0.22%
1.59%
0.06%
0.06%
668,128
330,579
101,426
13
230,477
616,635
617,053
ー
ー
ー
12,288,233
8,417,459
277,410
27
3,530,695
364,268
362,867
3
1.83%
2.54%
0.27%
0.20%
1.53%
0.05%
0.05%
2.57%
(注) 1. 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(平成16年度309百万円、17年度310百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(平成
16年度2,280百万円、17年度500百万円)及び費用(平成16年度1,368千円、17年度250千円)を、それぞれ控除して表示しております。
2. 国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。
◆総資金利鞘
(単位:%)
平成16年度
資
金
運
用
利
1.95
1.52
0.43
回
資 金 調 達 原 価 率
総
資
金
利
鞘
事
業
の
状
況
︵
平成17年度
1.83
1.46
0.37
損
益
の
状
況
︶
資金運用収益
(注)1. 資金運用利回= × 100
資金運用勘定計平残
資金調達費用−金銭の信託運用見合費用+経費
× 100
資金調達勘定計平残
2. 資金調達原価率= 総資金利鞘=資金運用利回−資金調達原価率
3.
この比率は、運用資金全体の収益力をみる指標です。
◆受取利息及び支払利息の増減
(単位:千円)
平成16年度
受
取
利
息
う ち 貸
出
金
う ち 預
け
金
うち 商 品 有 価 証 券
うち 有
支
価
払
う ち 預
う ち 借
証
利
金
積
用
券
息
金
金
平成17年度
残高による増減
利率による増減
35,864
273,995
△
△25,713
△524
385,070
1,820
2,254
△1,146
△ 237,476
△ 201,612
△217,558
13,614
△161
80,144
△
△175,703
△175,877
△491,553
△12,099
△685
304,926
△173,883
△173,623
△1,146
ー
純増減
残高による増減
利率による増減
34,741
277,645
△
50,752
△255
141,118
△
498
△657
3
△ 767,077
△ 732,336
△287,134
63,796
△19
142,287
△
△38,544
△39,076
△564,779
ー
純増減
114,548
△274
283,405
△
△38,045
△38,734
3
(注)1. 残高及び利率の増減要因が重なる部分については、両者の増減割合に応じて按分しております。
2. 国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。
◆総資産利益率
総 資 産 経 常 利 益 率
総 資 産 当 期 純 利 益 率
(単位:%)
平成16年度
平成17年度
0.15
0.13
0.19
0.12
経常(当期純)利益
(注)総資産経常(当期純)利益率= × 100
総資産平均残高
ただし、総資産については債務保証見返勘定は含んでおりません。
この比率は資産規模に対する利益の比率をみる指標であり、一般的にROA(Return On Assetの略)と呼ばれております。
◆預貸率・預証率
(単位:%)
預 貸 率 期 末 残 高
期 中 平 残
預 証 率 期 末 残 高
期 中 平 残
(注)国内業務部門と国際業務部門の区別はしておりません。
平成16年度
平成17年度
55.44
55.22
37.19
38.75
52.98
53.57
38.89
37.35
財 産 の 状 況
【有価証券の評価損益】
財
産
の
状
況
②
有価証券の時価、評価差額等に関する事項は次のとおりであります。これらには、有価証券のほか、商品有価証券が含まれており
ます。
◆有価証券
(1)売買目的有価証券
(単位:千円)
平成17年3月末
平成18年3月末
貸借対照表計上額
当期の損益に
含まれた評価差額
貸借対照表計上額
当期の損益に
含まれた評価差額
302
3
994
△0
売買目的有価証券
(2)満期保有目的の債券で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成17年3月末
国
地
債
の
他
社
そ
貸借対照表計上額
時価
差額
2,000
35,666
36,856
4,006
78,529
2,102
36,421
37,733
3,846
80,103
102
755
876
△ 159
1,574
債
方
債
合
平成18年3月末
計
うち益
うち損 貸借対照表計上額
―
83
7
179
270
102
838
884
19
1,844
2,000
36,731
43,679
5,003
87,414
時価
差額
1,963
36,334
43,340
4,791
86,429
△ 36
△ 396
△ 339
△ 212
△ 985
うち益
―
130
180
0
311
うち損
36
527
520
212
1,297
(注)時価は、決算日における市場価格等に基づいております。
(3)その他有価証券で時価のあるもの (単位:百万円)
平成17年3月末
取得原価
株
式
債 券
国 債
地方債
社 債
そ
の
他
合
計
平成18年3月末
取得原価
(償却原価)
貸借対照
表 計上額
評価差額
うち益
うち損
(償却原価)
貸借対照
表 計上額
評価差額
うち益
うち損
7,665
123,325
86,164
11,025
26,135
15,504
146,494
10,670
125,282
87,160
11,241
26,879
15,789
151,741
3,004
3,336
1,983
996
216
770
347
5,668
331
26
―
―
26
62
420
8,817
124,655
87,923
12,228
24,502
16,600
150,073
15,422
122,526
85,967
11,996
24,563
17,043
154,993
6,605
6,629
413
79
21
313
683
7,727
24
2,542
2,035
253
252
240
2,807
1,957
996
216
744
284
5,247
(上記の評価差額から繰延税金負債1,626百万円を差し引いた額
△ 2,128
△ 1,956
△ 232
60
443
4,920
(上記の評価差額から繰延税金負債1,525百万円を差し引いた額
3,620百万円が「株式等評価差額金」に含まれております。)
3,394百万円が「株式等評価差額金」に含まれております。)
(注)貸借対照表計上額は、決算日における市場価格等に基づく時価により計上したものであります。
(4)当期中に売却したその他有価証券
(単位:百万円)
平成16年度
その他有価証券
平成17年度
売却額
売却益
売却損
売却額
売却益
売却損
101,397
865
218
105,168
807
316
(5)時価のない有価証券の主な内容及び貸借対照表計上額
満期保有目的の債券
社債(私募債)
子会社株式
子会社株式
その他有価証券
非上場株式(店頭売買株式を除く)
(単位:百万円)
平成17年3月末
平成18年3月末
貸借対照表計上額
貸借対照表計上額
491
744
10
10
154
173
(6)その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の償還予定額
平成17年3月末
1年以内
債
券
地 方 債
社 債
そ
の
合
他
計
平成18年3月末
1年超5年以内 5年超10年以内
17,440
3,658
5,055
8,726
773
18,213
国 債
85,282
37,998
13,874
33,409
6,671
91,954
(単位:百万円)
86,685
37,020
27,978
21,686
4,218
90,903
10年超
1年以内
10,887
10,483
―
403
2,043
12,930
12,384
2,635
3,400
6,348
―
12,384
10年超
1年超5年以内 5年超10年以内
82,901
36,235
12,045
34,621
3,412
86,314
13,129
11,977
―
1,151
2,028
15,157
97,211
37,119
33,280
26,811
9,711
106,923
◆金銭の信託
(1)運用目的の金銭の信託
(単位:千円)
平成17年3月末
平成18年3月末
貸借対照表計上額
当期の損益に含まれた
評価差額
貸借対照表計上額
当期の損益に含まれた
評価差額
―
―
―
―
運用目的の金銭の信託
(2)満期保有目的の金銭の信託
(単位:千円)
平成17年3月末
満期保有目的の金銭の信託
貸借対照表
計上額
時価
500,000
―
平成18年3月末
差額
―
差額
うち損
貸借対照表
計上額
時価
うち益
―
―
500,000
―
―
うち益
うち損
―
―
◆デリバティブ取引の契約額等、時価及び評価損益
■通貨関連取引
(単位:百万円)
平成17年3月末
区
店
類
分 種
頭 通 貨 ス ワ ッ プ
う ち 米ド ル
契約額等
ー
―
うち1年超
平成18年3月末
時 価
評価損益
契約額等
ー
―
ー
―
ー
―
ー
―
うち1年超
時 価
評価損益
ー
―
ー
―
ー
―
(注)先物為替予約、通貨オプション等につきましては、期末日に引直しを行い、その損益を損益計算書に計上しておりますので上記記載から除いております。
引直しを行っている通貨関連のデリバティブ取引の契約額等は下記のとおりであります。
(単位:百万円)
平成17年3月末
区
分 種
店
頭 為 替 予 約
売
買
平成18年3月末
類
契 約 額 等
契 約 額 等
建
建
24
21
72
66
■債券関連取引/平成17年3月末、平成18年3月末の該当ありません。
■金利関連取引/平成17年3月末、平成18年3月末の該当ありません。
■株式関連取引/平成17年3月末、平成18年3月末の該当ありません。
■商品関連取引/平成17年3月末、平成18年3月末の該当ありません。
財
産
の
状
況
②
【リスク管理債権の状況】
財
産
の
状
況
②
当金庫では、資産の自己査定に基づき、
自己査定の結果、破綻先・実質破綻先及び破綻懸念先の貸出金の未収利息を収益不計上と
し、破綻先に対する貸出金を「破綻先債権」、実質破綻先・破綻懸念先に対する貸出金を「延滞債権」としてリスク管理債権を開示し
ております。
当期のリスク管理債権は、前期比55億5千万円減少して351億2千4百万円となり、貸出金に占める割合も前期比1.22ポイント
低下して10.59%となりました。また、担保・保証などにより回収が見込める金額と引当金によってカバーされている金額の合計は
235億6千4百万円であり、保全率は67.08%となっております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する取立不能見込額を債権額から直接減額する部分直接償却を実施しており、その金額は63億
1千8百万円であります。
当金庫では、融資業務にあたり、協同組織の金融機関として、中小企業のみなさまが抱えているリスクと同様のものを抱えており、
こうしたリスクの一部を当金庫があえて共有することで、当金庫に課せられた使命を果たしてまいりたいと考えております。これから
も、小口多数取引に徹し、安全性・公共性を重視した融資業務を進めて、常に地域社会の発展に寄与できるよう、経営体質の強化に努
めてまいりますとともに、回収の危険性の度合いが高い貸出債権への対応には万全を期してまいります。
◆リスク管理債権の状況
(単位:百万円)
破
綻
先
債
権
延
滞
債
権
3 カ 月 以 上 延 滞 債 権
貸 出 条 件 緩 和 債 権
合
貸 出 金 に 占 め る 割
額
額
額
額
計
合
平成17年3月末
平成18年3月末
1,916
27,533
20
11,205
40,675
11.81%
1,174
23,044
298
10,607
35,124
10.59%
(注1)
(注2)
(注3)
(注4)
(注1)
破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして
未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)
第96条第1項第3号のイからホに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金であります。
(注2)
延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の
貸出金であります。
(注3)
3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであり
ます。
(注4)
貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建・支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者の有利
となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3カ月以上延滞債権に該当しないものであります。
■リスク管理債権の保全状況
平成17年3月末
(単位:百万円)
平成18年3月末
延滞債権額(27,533)
延滞債権額(23,044)
貸出条件緩和債権額
(11,205)
3カ月以上延滞債権額(20)
貸出条件緩和債権額
(10,607)
3カ月以上延滞債権額(298)
破綻先債権額(1,
916)
担保・保証額(22,805)
破綻先債権額(1,
174)
保全率70.64%
保全率67.08%
貸倒引当金(6,407) 担保・保証額(17,157)
貸倒引当金(5,930)
0
10,
000
(単位:百万円)
20,
000
30,
000
40,
000
0
10,
000
20,
000
30,
000
40,
000
◆リスク管理債権の保全状況
(単位:百万円)
破 綻 先 債 権 額 (A) 延 滞 債 権 額 (B) 3 カ 月 以 上 延 滞 債 権 額 (C) 貸 出 条 件 緩 和 債 権 額 (D)
合
計
(E)=(A)+(B)+(C)+(D)
保 全 額 担 (F)=(G)+(H)
保 ・ 保 証 額
貸
倒
当
金 (H)
保
率
全
引
(G)
(F)÷(E)×100
平成17年3月末
平成18年3月末
1,916
27,533
20
11,205
40,675
28,735
22,805
5,930
70.64%
1,174
23,044
298
10,607
35,124
23,564
17,157
6,407
67.08%
(注)1.担保・保証額(G)は、
自己査定に基づいて計算した担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認められる額の合計額であります。
2.貸倒引当金(H)は、破綻先債権・延滞債権に対する個別貸倒引当金と3カ月以上延滞債権・貸出条件緩和債権に対する一般貸倒引当金の合計額であります。
【金融再生法に基づく開示債権額】
金融再生法に基づき、自己査定の結果について開示しております。これは、自己査定における「破綻先・実質破綻先」を「破産更生
債権及びこれらに準ずる債権」として、
「破綻懸念先」を「危険債権」として、要注意先のうち「3カ月以上延滞債権・貸出条件緩和債
権」を「要管理債権」として開示するものです。
開示債権額は、前期比56億4千8百万円減少して353億5千3百万円となり、総与信残高に占める割合も1.22ポイント低下して
10.57%となりました。
◆金融再生法に基づく開示債権額
破 産 更 生 債 権 及びこれらに準 ずる債 権
危
険
債
権
要
管
理
債
権
小
計
総 与 信 残 高 に 占 め る 割 合
正
常
債
権
総
与
信
残
高
(単位:百万円)
平成17年3月末
平成18年3月末
6,500
23,274
11,226
41,001
11.79%
306,578
347,580
4,173
20,274
10,906
35,353
10.57%
299,037
334,391
(注1)
(注2)
(注3)
(注4)
「貸付有価証券」
「貸出金」
「外国為替」
「未収利息」
「仮払金」
「債務保証見返」であります。
(注) 対象債権は、
破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産、会社更生、再生手続等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権
(注1)
(以下、破産更生債権等という)であります。
危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができな
(注2)
い可能性の高い債権であります。
要管理債権とは、自己査定において要注意先に区分された債務者に対する債権のうち、3カ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権に該当する貸出債権で
(注3)
あります。
正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がない債権であり、破産更生債権等、危険債権、要管理債権以外の債権をいいます。
(注4)
◆金融再生法開示債権の保全状況
(単位:百万円)
開示残高
(A) 保全額
(B)
破 産 更 生 債 権 及
こ れ ら に 準 ず る 債
び
権
危 険 債 権
要
小
管
理
正
常
総
与
債
権
債
信
計
権
残
高
平成 17 年 3 月末
平成 18 年 3 月末
平成 17 年 3 月末
平成 18 年 3 月末
平成 17 年 3 月末
平成 18 年 3 月末
平成 17 年 3 月末
平成 18 年 3 月末
平成 17 年 3 月末
平成 18 年 3 月末
平成 17 年 3 月末
平成 18 年 3 月末
6,500
4,173
23,274
20,274
11,226
10,906
41,001
35,353
306,578
299,037
347,580
334,391
6,500
4,173
16,495
14,992
5,988
4,581
28,984
23,747
保全率
担保・保証額(C)
貸倒引当金(D)
5,097
3,265
12,718
10,301
5,111
3,704
22,927
17,272
1,403
907
3,777
4,691
877
877
6,057
6,475
(B)
(A)
100.00%
100.00%
70.87%
73.94%
53.34%
42.00%
70.69%
67.17%
(注) 1.
担保・保証額(C)は、
自己査定に基づいて計算した担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認められる額であります。
貸倒引当金(D)は、破産更生債権及びこれらに準ずる債権・危険債権に対する個別貸倒引当金と要管理債権に対する一般貸倒引当金であります。
2.
◆貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
期首残高
一般貸倒引当金
平成16年度
平成17年度
個別貸倒引当金
平成16年度
平成17年度
合
計
平成16年度
平成17年度
2,244
2,272
4,497
5,202
6,741
7,474
(単位:百万円)
当期増加額
2,272
2,029
5,202
5,621
7,474
7,651
当期減少額
目的使用
その他
−
−
964
1,339
964
1,339
*2,244
*2,272
*3,532
*3,863
5,777
6,135
期末残高
2,272
2,029
5,202
5,621
7,474
7,651
摘 要
*洗替による取崩額
*洗替による取崩額
*洗替による取崩額
*洗替による取崩額
◆貸出金償却額
貸
出
金
償
(単位:千円)
却
額
平成16年度
平成17年度
1,989,778
1,075,664
財
産
の
状
況
②
連 結 財 務 諸 表
【長野信用金庫と子会社(株)しんきんサービスとの連結会計報告です。
】
連
結
決
算
の
状
況
◆連結ベースでの事業の概況
(平成17年4月1日から平成18年3月31日まで)
当期のわが国経済は、踊り場を脱して着実な回復を続け、企業収益が高水準で推移し、
これが家計部門にも波及して、個人消費も底
堅いものとなりました。しかしながら、事業基盤である北信地域の景況感は一進一退の状況が続き、景気の回復感は見られませんでし
た。このように、依然として厳しい市場環境にあるなか、当金庫グループでは、地域の発展に貢献すべく、業績伸展と経営体質の強化、
改善に努めてまいりました結果、次のような業績を収めることができました。
連結経常収益は、貸出金の減少や運用利回りの低下により資金運用収益が減少したことを主因に、前期比7億1百万円減少して
144億8千5百万円となりました。連結経常費用は、引き続き経費の節減に努めたほか、不良債権処理額の減少などにより、前期比
10億8百万円減少して131億3千3百万円となりました。
以上から、連結経常利益は、前期比3億7百万円増加して13億5千2百万円となりましたが、連結当期純利益は、特別損失に固定資
産減損会計導入に伴う減損損失3億5千8百万円を計上したことから、前期比1億6百万円減少して8億4千5百万円となりました。
金融機関の健全性を示す指標である連結自己資本比率は、前期比0.72ポイント上昇して19.26%となりました。
なお、上記連結決算業績は連結決算の中心である当金庫単体の業績によるものが大部分を占めております。
◆連結ベースの主要な経営指標
(単位:百万円)
平成 14 年 3 月末
平成 15 年 3 月末
平成 16 年 3 月末
平成 17 年 3 月末
平成 18 年 3 月末
経
常
収
益
16,750
16,073
14,766
15,187
14,485
経
常
利
益
1,827
614
1,175
1,045
1,352
益
1,246
474
895
951
845
当
期
純
利
純
資
産
額
60,018
58,529
60,573
61,882
62,378
総
資
産
額
683,235
680,267
679,717
690,270
694,113
◆連結貸借対照表
(単位:百万円)
資 産
負債、少数株主持分及び会員勘定
平成17年3月期
平成18年3月期
平成17年3月期
(平成17 年3 月31日現在) (平成18 年3 月31日現在)
平成18年3月期
(平成17 年3 月31日現在) (平成18 年3 月31日現在)
現 金 及 び 預 け 金
99,164
108,624
預
金
積
金
620,772
625,661
買 入 金 銭 債 権
5,610
1,213
外
国
為
替
26
―
託
500
500
そ
の
他
負
債
2,163
1,159
商 品 有 価 証 券
0
0
賞
与
引
当
金
528
470
券
230,917
243,325
退 職 給 付 引 当 金
1,940
1,904
金
344,230
331,514
債
証
2,956
2,537
替
8
3
負
計
628,387
631,734
勘
定
61,882
62,378
資
金
有
銭
価
貸
外
の
信
証
出
国
為
務
保
債
そ
の
他
資
産
2,381
2,552
会
動
産
不
動
産
8,825
8,390
金
2,680
2,651
繰 延 税 金 資 産
3,156
3,103
利 益 剰 余 金
55,596
56,335
債 務 保 証 見 返
2,956
2,537
株式等評価差額金
3,620
3,394
△7,651
―
△14
△3
投 資 損 失 引 当 金
△7,474
△6
処 分 未 済 持 分
合
690,270
694,113
合
690,270
694,113
貸
倒
引
当
金
計
員
出
計
【連結貸借対照表に関する注記】
(平成18年3月期)
1. 記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
2. 商品有価証券の評価は時価法(売却原価は主として移動平均
法により算定)により行っております。
3. 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平
均法による償却原価法(定額法)、その他有価証券のうち時価
のあるものについては連結決算日の市場価格等に基づく時価
法(売却原価は主として移動平均法により算定)、時価のないも
のについては移動平均法による原価法又は償却原価法により
行っております。なお、その他有価証券の評価差額については、
全部資本直入法により処理しております。
4. 金銭の信託において信託財産を構成している有価証券の評
価は、上記2.
及び3.
と同じ方法により行っております。
5. デリバティブ取引の評価は、時価法により行っております。
6. 当金庫の動産不動産の減価償却は、定率法(ただし、平成10
年度の法人税法の改正に伴い平成10年4月1日以降に取得し
た建物(建物付属設備を除く)については、定額法)を採用して
おります。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物 3年∼50年
動 産 3年∼20年
連結される子会社の動産は、資産の見積耐用年数に基づき、
定率法により償却しております。
7. 自社利用のソフトウェアについては、当金庫で定める利用可
能期間(5年)に基づく定額法により償却しております。
8. 当金庫の外貨建の資産・負債は、連結決算日の為替相場によ
る円換算額を付しております。
9. 当金庫の貸倒引当金は、当金庫の定める資産査定規程及び
償却・引当規程に基づき、次のとおり計上しております。
破産、特別清算等、法的に経営破綻の事実が発生している債
務者(以下「破綻先」という)に係る債権及びそれと同等の状況
にある債務者(以下「実質破綻先」という)に係る債権について
は、以下のなお書きに記載されている直接減額後の帳簿価額か
ら、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控
除し、その残額を計上しております。また、現在は経営破綻の状
況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる
債務者(以下「破綻懸念先」という)に係る債権については、債
権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込
額を控除し、その残額のうち必要と認める額を計上しております。
破綻懸念先の債務者で担保の処分可能見込額及び保証によ
る回収可能見込額を控除した債権額が一定額以上の大口債務
者のうち、
債権の元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・
フローを合理的に見積もることができる債権については、当該
キャッシュ・フローを当初の約定利子率で割引いた金額と担保
の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除した
債権額との差額を貸倒引当金とする方法(キャッシュ・フロー見
積法)により引き当てております。上記以外の債権については、
過去の一定期間における貸倒実績から算出した貸倒実績率等
に基づき計上しております。
すべての債権は資産査定規程に基づき、営業部店及び審査
部資産査定グループが資産査定を実施し、当該部署から独立し
た監査部が監査を行っており、その査定結果に基づいて上記の
引当てを行っております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等に
ついては、債権額から担保の評価額及び保証による回収が可能
と認められる額を控除した残額を取立不能見込額として債権額
から直接減額しており、その金額は6,318百万円であります。
10. 賞与引当金は、職員への賞与の支払いに備えるため、職員に
対する賞与の支給見込額のうち、当連結会計年度に帰属する額
を計上しております。
当金庫の退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、
11.
当連結会計年度末における退職給付債務及び年金資産の見込
額に基づき、必要額を計上しております。また、数理計算上の差
異の費用処理方法は以下のとおりであります。
数理計算上の差異 発生年度の職員の平均残存勤務期間内
の一定の年数(10年)による定額法によ
り按分した額を翌連結会計年度から費用
処理
また、当金庫は、複数事業主(信用金庫等)により設立された
企業年金制度(総合設立型厚生年金基金)に加入しており、当該
企業年金制度における当金庫の年金資産(掛金拠出割合按分額)
は、8,644百万円であります。
当金庫の消費税および地方消費税の会計処理は、税抜き方
12.
式によっております。ただし、動産不動産に係る控除対象外消費
税等は当連結会計年度の費用に計上しております。
当金庫のリース物件の所有権が借主に移転すると認められ
13.
るもの以外のファイナンス・リース取引については、通常の賃貸
借取引に準じた会計処理によっております。
当金庫の外貨建金融資産・負債から生じる為替変動リスクに
14.
対するヘッジ会計の方法は、
「銀行業における外貨建取引等の
会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」
(日本公認会計
士協会業種別監査委員会報告第25号)に規定する繰延ヘッジ
によっております。ヘッジ有効性評価の方法については、外貨建
金銭債権債務等の為替変動リスクを減殺する目的で行う通貨ス
ワップ取引及び為替スワップ取引等をヘッジ手段とし、ヘッジ対
象である外貨建金銭債権債務等に見合うヘッジ手段の外貨ポジ
ション相当額が存在することを確認することによりヘッジの有
効性を評価しております。
当金庫の理事及び監事に対する金銭債権総額1,490百万円
15.
動産不動産の減価償却累計額 11,618百万円
16.
動産不動産の圧縮記帳額 1,092百万円
17.
連結貸借対照表に計上した動産不動産のほか、渉外用ハンディ
18.
端末機一式等についてはリース契約により使用しております。
貸出金のうち、破綻先債権額は1,174百万円、延滞債権額は
19.
23,044百万円であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期
間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て
又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった
貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上
貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第
97号)第96条第1項第3号のイからホに掲げる事由又は同項
第4号に規定する事由が生じている貸出金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先
債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として
利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であります。
貸出金のうち、3カ月以上延滞債権額は298百万円であります。
20.
なお、3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定
支払日の翌日から3カ月以上延滞している貸出金で破綻先債権
及び延滞債権に該当しないものであります。
連
結
決
算
の
状
況
連
結
決
算
の
状
況
21. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は10,607百万円であり
ます。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を
図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返
済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った
貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3カ月以上延滞債権に該当
しないものであります。
時価のない有価証券のうち、主なものの内容と連結貸借対照
28.
表計上額は次のとおりであります。
内 容 連結貸借対照表計上額
満期保有目的の債券 社債(私募債) 744百万円
その他有価証券
非上場株式(店頭売買株式を除く) 173百万円
その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の
29.
22. 破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額及び貸出
条件緩和債権額の合計は、35,124百万円であります。
債券の期間毎の償還予定額は次のとおりであります。
(単位:百万円)
なお、19.
から22.
に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金
額であります。
23. 手形割引は、業種別監査委員会報告第24号に基づき金融取
引として処理しております。これにより受け入れた商業手形は、
債
券
国
債
地方債
社
債
そ の 他
合
計
1 年以内
1 年超5 年以内
12,384
2,635
3,400
6,348
―
12,384
82,901
36,235
12,045
34,621
3,412
86,314
5 年超10 年以内 10 年超
97,211
37,119
33,280
26,811
9,711
106,923
13,129
11,977
―
1,151
2,028
15,157
売却又は(再)担保という方法で自由に処分できる権利を有し
ておりますが、その額面金額は、8,078百万円であります。
24. 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
預け金(定期預金)
有価証券
3百万円
1,573百万円
担保資産に対応する債務
預金(その他の預金)
1,795百万円
金銭の信託の保有目的別の内訳は次のとおりであります。
30.
満期保有目的の金銭の信託
連結貸借対照表計上額 500百万円
時価 −百万円
差額 −百万円
うち益 −百万円
うち損 −百万円
当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、
31.
顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定され
上記のほか、為替決済、当座借越契約等の取引の担保あるい
た条件について違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸付
は 先 物 取 引 証 拠 金 等 の 代 用 とし て 、預 け 金( 定 期 預 金 )
けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未
15,150百万円、有価証券1,553百万円を差し入れております。
実行残高は、45,626百万円であります。このうち契約残存期
また、動産不動産のうち保証金その他は785百万円であります。
間が1年以内のものが33,730百万円あります。
なお、
これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するもの
25. 出資一口当たりの純資産額 11,776円09銭
であるため、融資未実行残高そのものが必ずしも当金庫並びに
26. 有価証券の時価及び評価差額等に関する事項は次のとおり
であります。これらには、
「有価証券」のほか、
「商品有価証券」
ものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、
連結される子会社の将来のキャッシュ・フローに影響を与える
が含まれております。以下29.
まで同様であります。
とができる旨の条項が付けられております。また、契約時におい
売買目的有価証券
連結貸借対照表計上額 0百万円
当連結会計年度の損益に含まれた評価差額
△0百万円
満期保有目的の債券で時価のあるもの
連結貸借
対照表計上額
国
地 方
社 そ の
合
債
債
債
他
計
2,000
36,731
43,679
5,003
87,414
8,817
124,655
87,923
12,228
24,502
16,600
150,073
約後も定期的に予め定めている金庫内手続に基づき顧客の業
(単位:百万円)
差 額
うち益
うち損
1,963
36,334
43,340
4,791
86,429
△36
△396
△339
△212
△985
―
130
180
0
311
36
527
520
212
1,297
連結貸借
取得原価
(償却原価) 対照表計上額
株
式
債
券
国 債
地方債
社 債
そ の 他
合
計
て必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契
時 価
その他有価証券で時価のあるもの
15,422
122,526
85,967
11,996
24,563
17,043
154,993
債権の保全及びその他相当の事由があるときは、当金庫が実行
申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をするこ
(単位:百万円)
評価差額 うち益 うち損
6,605 6,629
24
413 2,542
△2,128
79 2,035
△1,956
21
253
△232
60
313
252
443
683
240
4,920 7,727 2,807
なお、上記の評価差額から繰延税金負債1,525百万円を差
し引いた額3,394百万円が「株式等評価差額金」に含まれて
おります。
況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、与信保全上の措置
等を講じております。
当連結会計年度末の退職給付債務等は以下のとおりであります。
32.
退職給付債務
△3,221 百万円
年金資産
1,536 百万円
未積立退職給付債務
△1,685 百万円
会計基準変更時差異の未処理額
―
未認識数理計算上の差異
△219 百万円
未認識過去勤務債務
―
連結貸借対照表計上額の純額
△1,904 百万円
前払年金費用
―
「固定資産の減損に係る会計基準」
(「固定資産の減損に係
33.
る会計基準の設定に関する意見書」
(企業会計審議会平成14
年8月9日))及び「固定資産の減損に係る会計基準の適用指針」
(企業会計基準適用指針第6号平成15年10月31日)を当連
結会計年度から適用しております。これにより税金等調整前当
期純利益は358百万円減少しております。
27. 当連結会計年度中に売却したその他有価証券は次のとおり
なお、信用金庫においては、
「信用金庫法施行規則」
(昭和57
であります。
年大蔵省令第15号)に基づき減価償却累計額を直接控除によ
売却額 売却益 売却損
105,168百万円 807百万円 316百万円
り表示しているため、減損損失累計額につきましては、各資産の
金額から直接控除しております。
◆連結損益計算書
◆連結剰余金計算書
(単位:千円)
科 目 経
常
収
益
資 金 運 用 収 益
貸 出 金 利 息
預 け 金 利 息
有価証券利息配当金
そ の 他 の 受 入 利 息
役 務 取 引 等 収 益
そ の 他 業 務 収 益
そ の 他 経 常 収 益
経
常
費
用
資 金 調 達 費 用
預
金
利
息
給付補てん備金繰入額
借 用 金 利 息
その他の支払利息
役 務 取 引 等 費 用
そ の 他 業 務 費 用
経 費
そ の 他 経 常 費 用
貸 出 金 償 却
貸 倒 引 当 金 繰 入 額
そ の 他 の 経 常 費 用
経
常
利
益
特
別
利
益
動産不動産処分益
償 却 債 権 取 立 益
特
別
損
失
動産不動産処分損
減
損
損
失
その他の特別損失
税金等調整前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法 人 税 等 調 整 額
当
期
純
利
益
平成16年4月1日から
平成17年3月31日まで
平成17年4月1日から
平成18年3月31日まで
15,187,230
13,020,569
8,982,239
162,861
3,814,403
61,065
,
1 027,072
875,282
264,305
14,141,880
403,682
358,371
44,230
―
1,080
553,087
251,856
9,107,620
3,825,633
1,989,778
1,697,666
138,188
,
1 045,350
413,903
91
413,812
93,187
41,187
―
52,000
1,366,066
1,065,168
△651,072
951,969
14,485,979
12,288,233
8,417,459
277,410
3,530,722
62,640
,
1 076,445
811,835
309,465
13,133,317
364,518
335,322
27,544
3
1,647
543,158
368,288
8,686,336
3,171,016
1,075,664
1,516,055
579,296
,
1 352,661
246,104
5,663
240,441
377,076
18,322
358,753
―
1,221,690
221,412
154,425
845,852
【連結損益計算書に関する注記】
(平成18年3月期)
1. 記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。
2. 出資1口当たり当期純利益金額 156円96銭
3. その他の経常費用には、債権売却損461,434千円を含んでお
ります。
4. 当金庫は当連結会計年度において以下の資産について減損損
失を計上しております。
(単位:千円)
場
所
用
途
種
類
減損損失額
186,654
78,561
3,203
509
遊休資産1カ所
建
物
長野市外
88,095
動
産
997
保証金その他
731
当金庫は、営業用店舗については、原則として営業店を(出張所、子
店のように母店と相互補完関係が強い店舗は母店とグルーピング)、
遊休資産については各資産を、
グルーピングの単位としております。
本部、研修所、厚生施設等については独立したキャッシュ・フローを生
み出さないことから共用資産としております。また、連結子会社につ
いては1つの資産グループとしております。
継続的 な地価の下落により資産グループ2カ所の帳簿価額を回
収可能価額にまで減額し、当該減少額358,753千円を「減損損失」
として特別損失に計上しております。
なお、当連結会計年度の減損損失の測定に使用した回収可能額は
正味売却価額であります。正味売却価額は、主として不動産鑑定評価基
準に基づく評価額より処分費用見込み額を控除して算出しております。
長
野
市
(単位:千円)
平成 17 年 3 月期 平成 18 年 3 月期
営業用店舗1カ所
土
地
(統合による廃止予定店舗) 建
物
動
産
保証金その他
平成 17 年 3 月期 平成 18 年 3 月期
科 目 平成16年4月1日から 平成17年4月1日から
平成17年3月31日まで 平成18年3月31日まで
(利益剰余金の部)
利益剰余金期首残高
利益剰余金増加高
当
期
純
利
益
利益剰余金減少高
配
役
当
員
金
賞
与
利益剰余金期末残高
54,784,748
951,969
951,969
140,436
133,636
6,800
55,596,281
55,596,281
845,852
845,852
106,352
106,352
―
56,335,781
(注)
「資本剰余金の部」は該当ございません。
◆連結子会社に関する事項
会 社 名・所 在 地 (株)
しんきんサービス・長野市居町133-1
主要業務内容
現金・印刷物の管理・運搬、人材派遣業務、
業務用不動産管理
設 立 年 月 日
昭和59年3月1日
資
本
1,000万円
100%
金
当金庫議決権比率
子会社等の株式
等の所有割合
0%
◆事業の種類別セグメント情報
連結子会社である(株)しんきんサービスは、信用金庫業務
以外に業務用不動産の管理等の事業を営んでおりますが、そ
れらの事業の全セグメントに占める割合が僅少であるため、事
業の種類別セグメント情報は記載しておりません。
◆連結ベースの主要な事業の内容
当金庫グループは、当金庫と(株)しんきんサービスで構成さ
れ、信用金庫業務を中心に、現金・印刷物の運搬業務、業務用
不動産の管理業務などのサポート業務も営み、総合的な金融
サービスを提供しております。
【組織構成】
長野信用金庫
国内
本店ほか支店41・出張所1
(平成18年 3月31日現在)
子会社
(株)しんきんサービス
(現金・印刷物の管理・運搬業務)
(人材派遣業務)
(業務用不動産管理業務)
連
結
決
算
の
状
況
◆連結自己資本比率(国内基準)
(単位:百万円)
連
結
決
算
の
状
況
項
目
平成14年3月末
平成15年3月末
平成16年3月末
平成17年3月末
平成18年3月末
58,394
56,260
2,134
−
384,265
377,641
6,623
58,672
56,572
2,100
−
374,013
369,283
4,730
59,542
57,321
2,220
−
355,289
351,552
3,736
60,184
58,155
2,028
−
324,566
321,835
2,730
60,842
58,868
1,974
−
315,887
313,615
2,272
15.19%
15.68%
16.75%
18.54%
19.26%
自 己 資 本(A)
+(B)(
- C)
(D)
基 本 的 項 目(A)
補 完 的 項 目(B)
控 除 項 目(C)
リスクアセット
(E)
資産(オン・バランス)項目 オフ・バランス取引項目
自己資本比率(国内基準)=( D )×100
(E)
自己資本比率は信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用金庫及びその子会社等が保有する資産等に照らし、自己
(注)
資本の充実の状況が適当かどうかを判断するために金融庁長官が定める基準に係る算式に基づき算出しており、
この比率を「4パーセント以上とする」こととさ
れています。
◆連結自己資本の充実の状況
(単位:千円)
項
目
自 己 資 本 (A)+(B)
(C)
基
本
項 目 (A)
的
出
利
資
益
剰
金
余
金
処 分 未 済 持 分(△)
補
完
的
項
目 (B)
一 般 貸 倒 引 当 金
補完的項目不算入額(△)
控
除
項
目 (C)
平成17年3月末
平成18年3月末
60,184,522
58,155,982
2,680,624
55,489,929
14,570
2,028,540
2,272,243
243,703
−
60,842,482
58,868,184
2,651,410
56,220,077
3,303
1,974,297
2,029,977
55,679
−
【連結自己資本の充実】
積立金の積み増しにより、利益剰余金の充実を図っております。
◆連結ベースのリスク管理債権の状況
(単位:百万円)
破
延
綻
滞
先
債
債
権
権
額
額
3カ月以上延滞債権額
貸 出 条 件 緩 和 債 権 額
合
計
平成17年3月末
平成18年3月末
1,916
27,533
20
11,205
40,675
1,174
23,044
298
10,607
35,124
(注)
これらの開示額は、単体ベースと同一であり、破綻先債権等に対する注書の記載を省略しております。
索 引
信 用 金 庫 法 施 行 規 則に定められた項目
1.金庫の概況及び組織に関する事項
20
イ.
事業の組織
19
ロ.
理事・監事の氏名及び役職名
22
ハ.
事務所の名称及び所在地
17・18
2.
主要な事業の内容
3.
主要な事業に関する事項
15
イ.
直近の事業年度における事業の概況
直近の5事業年度における主要な事業の状況
ロ.
16
①経常収益
16
②経常利益又は経常損失
16
③当期純利益又は当期純損失
16
④出資総額及び出資総口数
16
⑤純資産額
16
⑥総資産額
16
⑦預金積金残高
16
⑧貸出金残高
16
⑨有価証券残高
17
⑩単体自己資本比率
16
⑪出資に対する配当金
16
⑫職員数
ハ.
直近の2事業年度における事業の状況
(1)主要な業務の状況
39
①業務粗利益及び業務粗利益率
②資金運用収支、役務取引等収支、及び
39
その他業務収支
③資金運用勘定並びに資金調達勘定の
平均残高、利息、利回り及び資金利鞘 39・40
40
④受取利息及び支払利息の増減
40
⑤総資産経常利益率
40
⑥総資産当期純利益率
(2)預金に関する指標
①流動性預金、定期性預金、譲渡性預金
35
その他の預金の平均残高
②固定・変動自由金利定期預金及び
35
その他の区分ごとの定期預金の残高
(3)貸出金等に関する指標
①手形貸付、証書貸付、当座貸越及び
36
割引手形の平均残高
②固定金利及び変動金利の区分ごとの
36
貸出金の残高
③担保の種類別の貸出金残高及び
37
債務保証見返額
37
④使途別の貸出金残高
⑤業種別の貸出金残高及び貸出金の
37
総額に占める割合
40
⑥預貸率の期末値及び期中平均値
(4)有価証券に関する指標
38
①商品有価証券の種類別の平均残高
38
②有価証券の種類別の残高
40
③預証率の期末値及び期中平均値
4.
事業の運営に関する事項
5・6
イ.
リスク管理の体制
7
ロ.
法令遵守の体制
5.
直近の2事業年度における財産の状況
イ.
貸借対照表、損益計算書及び剰余金
処分計算書
31~34
ロ.
貸出金のうち次に掲げるものの額及び
その合計額
①破綻先債権に該当する貸出金
43
②延滞債権に該当する貸出金
43
③3カ月以上延滞債権に該当する貸出金
43
④貸出条件緩和債権に該当する貸出金
43
ハ.
自己資本の充実の状況
17
ニ.
次に掲げるものに関する取得価額
又は契約価額、時価及び評価損益
①有価証券
41・42
②金銭の信託
42
③デリバティブ取引
42
ホ.
貸倒引当金の期末残高及び期中の
増減額
44
ヘ.
貸出金償却の額
44
ト.
貸借対照表等について会計監査人の
監査を受けている旨
34
6.
金庫及びその子会社等の概況に関する事項
イ.
金庫及びその子会社等の主要な事業の
内容及び組織の構成
48
ロ.
金庫の子会社等に関する事項
48
7.
金庫及びその子会社等の主要な事業に
関する事項
イ.
直近の事業年度における事業の概況
45
ロ.
直近の5連結会計年度における主要な
事業の状況
①経常収益
45
②経常利益又は経常損失
45
③当期純利益又は当期純損失
45
④純資産額
45
⑤総資産額
45
⑥連結自己資本比率
49
8.
金庫及びその子会社等の直近の2連結会計
年度における財産の状況
イ.
連結貸借対照表、連結損益計算書及び
連結剰余金計算書
45~48
ロ.
貸出金のうち次に掲げるものの額及び
その合計額
①破綻先債権に該当する貸出金
49
②延滞債権に該当する貸出金
49
③3カ月以上延滞債権に該当する貸出金
49
④貸出条件緩和債権に該当する貸出金
49
ハ.
自己資本の充実の状況
49
ニ.
金庫及びその子法人等の事業の種類
ごとの経常収益額、経常利益額及び
資産額
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SHINKIN
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2 0 0 6
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