汚れと洗剤の豆知識

汚れの症状別 マニュアル書
汚れの種類
汚染度
1・プールサイド・浴室のタイル・
長尺シート
ヌメリ・人体の油汚れ
日常清掃
2・プールサイド・浴室のタイル・
長尺シート・水あか・サビ・
エフロエッセンス
3・プール・ジャグジー内の
ウォーターレベルの水あか
使用洗剤
頑固な汚れ
日常清掃
頑固な汚れ
日常清掃
頑固な汚れ
日常清掃
4・ステンレス手摺のさび
頑固な汚れ
日常清掃
5・浴槽の石鹸カス・カビ
頑固な汚れ
6・浴槽の鏡(カルキ・石鹸カス)
頑固な汚れ
希釈倍率
*スペースショット
*SCセーフーブライト
*スペースショット
*SCセーフフーブライト
*KHC−01
*さび落としクリーナー
*KHC−01
*さび落としクリーナー
*スペースショット
*SCセーフブライト
*スペースショット
*SCセーフブライト
*スペースショット
*SCセーフブライト
*さび落としクリーナー
10倍希釈
20倍希釈
原液使用
原液∼5倍希釈
20倍希釈
10倍希釈
原液∼5倍希釈
原液使用
20倍希釈
50倍希釈
原液∼5倍希釈
5∼10倍希釈
20倍希釈
50倍希釈
原液∼5倍希釈
コツ
5分以上置いてから
5分以上置いてから
10分以上置いてから
10分以上置いてから
5分以上置いてから
5分以上置いてから
10分以上置いてから
10分以上置いてから
3分以上置いてから
3分以上置いてから
5分以上置いてから
5分以上置いてから
2・3分以上置いてから
2・3分以上置いてから
3分以上置いてから
使用機材
ポリッシャー・ブラシ等
ポリッシャー・ブラシ等
ポリッシャー・ブラシ等
ポリッシャー・ブラシ等
ポリッシャー・ブラシ等
ポリッシャー・ブラシ等
ポリッシャー・ブラシ等
ポリッシャー・ブラシ等
ライトクリーニングたわし・スポンジ
ライトクリーニングたわし・スポンジ
ライトクリーニングたわし・スポンジ
ライトクリーニングたわし・スポンジ
ライトクリーニングたわし・スポンジ
ライトクリーニングたわし・スポンジ
ライトクリーニングたわし・スポンジ
水洗い
必要
必要
必要
必要
必要
必要
必要
必要
必要
必要
必要
必要
必要
必要
必要
ライトクリーニングたわし・スポンジ
*さび落としクリーナー 10倍希釈
5分以上置いてから
ポリッシャー・ブラシ等
必要
*さび落としクリーナー 原液∼5倍希釈
10分以上置いてから
ポリッシャー・ブラシ等
必要
*さび落としクリーナー 原液
10分以上置いてから
スポンジ
必要
ライトクリーニングたわし(キイロ)
注意
剥離用のポリシャーパットを
使用すると効果が上がります。
剥離用のポリシャーパットを
使用すると効果が上がります。
タイルなら剥離用ハンドブラシ(黒)。
その他素材ならスポンジもしくはハンドブラシ白で。
1回で落ちない場合は数回行って下さい。
8分以上はつけ置きしないで下さい。
剥離用のポリシャーパットを
使用すると効果が上がります。
汚れと洗剤の豆知識
Q:洗剤はどうして汚れを落とせるの?
A: 洗剤の種類を説明する前にpH(ペーハー)を知らないと進めません。洗剤を大きく分類する指標があります。
1 ・ 2 ・ 3 ・ 4 ・ 5 ・ 6 ・ 7 ・ 8 ・ 9 ・ 10 ・ 11 ・ 12 ・ 13 ・ 14
強酸
弱酸性
中性
弱アルカリ性
強アルカリ
ほとんどの自然界の汚れは酸性です。油汚れも元は動物油脂や植物油脂で酸性です。壁の汚れの手垢も、床のヌメリの原因の黒ずみも人間の動物油脂です。
タバコのヤニも元は葉っぱ(植物油)です。そして酸性の汚れには全く正反対のアルカリの洗剤をかける事で汚れが反応し分解できます。
そのために、日常清掃の洗剤はアルカリ洗剤を使用するのがほとんどです。
無機質系の汚れに対しては酸性洗剤を与えることで汚染を除去できます。無機質とは「全く燃焼しない汚れで、例えば水垢・湯垢・さび・エフロエッセンス・すす」などです。
よくあるケースで湯垢を除去するのにアルカリ洗剤で洗浄を行い、なかなか取れないので強アルカリ洗剤で再度行い、ベースの素材を傷めてしまうことがよくあります。
汚れの種類にあった洗剤を使用することが最も重要です。洗剤のつけ置き時間はかかりますが、弱性の洗剤でほとんどの汚れは除去できます。
SANRITSU