209KB - コムシスホールディングス株式会社

平成 17 年 3月期
上 場 会 社 名
決算短信(連結)
平成 17 年 5 月 17 日
コムシスホールディングス株式会社
上場取引所 東 大
本社所在都道府県
東京都
コ ー ド 番 号 1721
(URL http://www.comsys-hd.co.jp )
代
表
者 役職名 代 表 取 締 役 社 長 氏名 島田 博文
問合せ先責任者 役職名 取締役総務人事部長 氏名 宮脇 良秋
決算取締役会開催日 平成 17 年 5 月 17 日
米国会計基準採用の有無
無
TEL(03)3448−7000
1. 17 年 3 月期の連結業績(平成 16 年 4 月 1 日∼平成 17 年 3 月 31 日)
(注)記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。
(1) 連結経営成績
売 上 高
営業利益
経常利益
百万円
17 年 3 月期
16 年 3 月期
%
293,681
248,960
18.0
−
百万円
%
8,349
6,591
%
26.7
−
円
百万円
39.6
−
17,144
11,400
%
50.4
−
潜在株式調整後 株 主 資 本
1株当たり当期純利益 当期純利益率
1株当たり
当期純利益
当期純利益
17 年 3 月期
16 年 3 月期
百万円
15,062
10,786
銭
円
58 42
45 96
銭
総 資 本
経常利益率
%
−
−
売 上 高
経常利益率
%
6.7
5.7
%
8.2
6.0
5.8
4.6
17 年 3 月期
− 百万円
16 年 3 月期
− 百万円
(注)①持分法投資損益
17 年 3 月期 141,134,683 株
16 年 3 月期 141,508,446 株
②期中平均株式数(連結)
③会計処理の方法の変更
有
④売上高、営業利益、経常利益、当期純利益におけるパーセント表示は、対前期増減率
⑤17 年 3 月期連結業績の数値につきましては、日本コムシス㈱の連結子会社の決算期変更(平成 16 年 12 月期を
平成 17 年 3 月期)により、会計期間が 15 ヶ月となっております。
⑥16 年 3 月期連結業績の数値につきましては、日本コムシス㈱は平成 15 年 4 月 1 日から平成 16 年 3 月 31 日まで、
㈱三和エレック及び東日本システム建設㈱につきましては平成 15 年 10 月 1 日から平成 16 年 3 月 31 日までを対
象期間としております。
(2)連結財政状態
総 資 産
株主資本
株主資本比率
百万円
17 年 3 月期
16 年 3 月期
208,680
211,718
(注)期末発行済株式数(連結)
百万円
1株当たり株主資本
%
128,062
121,326
円
61.4
57.3
17 年 3 月期 141,092,139 株
銭
906 92
859 24
16 年 3 月期 141,099,753 株
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による
キャッシュ・フロー
投資活動による
キャッシュ・フロー
百万円
17 年 3 月期
16 年 3 月期
14,735
12,101
財務活動による
キャッシュ・フロー
百万円
△4,831
△83
(5)連結範囲及び持分法の適用の異動状況
連結 (新規)
− 社 (除外)
3社
百万円
△7,426
△8,457
(4)連結範囲及び持分法の適用に関する事項
連結子会社数 30 社
持分法適用非連結子会社数
− 社
現金及び現金同等物
期
末
残
高
百万円
35,287
32,889
持分法適用関連会社数
持分法 (新規)
− 社
(除外)
− 社
− 社
2.18 年 3 月期の連結業績予想(平成 17 年 4 月 1 日∼平成 18 年 3 月 31 日)
売 上 高
経 常 利 益
当期純利益
百万円
中
通
間 期
期
115,000
293,000
百万円
4,500
16,300
百万円
2,300
8,500
(参考)1株当たり予想当期純利益(通期)
60 円 24 銭
※ 上記の予想は、現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した見通しであり、実際の業績は、様々な要素により
これら業績予想と異なる結果となる可能性があることをご承知おきください。なお、上記の予想に関する事項は、
添付資料の 9 頁を参照ください。
1.企
業
集
団
の
状
況
当社(コムシスホールディングス株式会社)は、平成15年9月29日、日本コムシス株式会社、
株式会社三和エレック及び東日本システム建設株式会社の3社の株式移転により完全親会社として
設立いたしました。これにより当社を持株会社とする「コムシスグループ」が発足いたしました。
コムシスグループは、当社及び上記の3統括事業会社に加え子会社41社及び18社の関連会社から
構成され、電気通信建設工事業を中心とする「電気通信設備工事事業」及び情報処理関連事業等の
「その他の事業」を主な事業内容として行っております。
当社の経営体制、主な関係会社を図示すると以下のとおりとなります。
得 意 先
三和エレック
グループ
〔連結子会社〕
日本コムシス
グループ
東日本システム建設
グループ
〔連結子会社〕
〔連結子会社〕
日本コムシス㈱
東日本システム建設㈱
㈱トーシス長野
㈱アルスター
㈱トーシス新潟
㈱トーシスアクティス
チューリップ警備㈱
チューリップライフ㈱
東シス緑化㈱
喜元建設㈱
〔非連結子会社で持分法非適用会社〕
北三和電気工業㈱
他3社
東京通建㈱
日東通建㈱
オーティエンジニアリング㈱
中央・C㈱
コムシスネット㈱
コムシス通産㈱
コムシステクノ㈱
コムシスビジネスサービス㈱
㈱大栄製作所
コムシス東北テクノ㈱
コムシス関西エンジニアリング㈱
コムシス九州エンジニアリング㈱
〔関連会社で持分法非適用会社〕
三和システム建設㈱
他2社
〔非連結子会社で持分法非適用会社〕
コムシスシェアードサービス㈱
他9社
㈱三和エレック
㈱ロードテクノ
㈱サンネットコム
㈱エス・イー・シー・ハイテック
三和電子㈱
㈱エス・イー・エム
㈱サンネクト
㈱三和サポートエンジ
〔関連会社で持分法非適用会社〕
信越電通運送㈱
〔関連会社で持分法非適用会社〕
國際電設㈱
他13社
コムシスホールディングス㈱
(注)
1.中央・C㈱は、平成16年4月1日に中央電気通信建設㈱より商号変更しております。
2.㈱アルスターは、平成16年7月1日にトーシスユニテック㈱を存続会社としてコムシス信越エ
ンジニアリング㈱と合併した商号であります。
3.㈱サンワコーポレーションは、平成16年8月1日に主たる事業をコムシス通産㈱に譲渡いたし
ました。これに伴い、当連結会計年度から同社を連結子会社より除外しております。
4.㈱サンネットコムは、平成16年10月1日に㈱サン・アクセスを存続会社として茨城電電建設
㈱と合併した商号であります。
5.㈱三和エレックは、平成17年4月1日にサンワコムシスエンジニアリング㈱に商号変更してお
ります。
-1-
2.経
営
方
針
(1) 経営の基本方針
コムシスグループは、「経営ビジョン」として、「①ワンストップソリューションのトップブラン
ドを目指す、②各ステークホルダーから『最良の選択』と評価される会社を目指す、③グループとし
て継続的に増収増益のできる会社を目指す」ことを掲げております。
そして、この「経営ビジョン」を達成するため、
・グループの持つ経営資源の再配置
経営資源の「人、物、金、情報」を最適化し、最良のサービスと事業の効果性を担保する事業構
造を意欲的に追求するグループにする。
・グループの一体化
コムシスホールディングス㈱を中核にグループビジョンを達成するために、夢と志を共有する有
機的なグループにする。
・コンプライアンスの遵守
健全な企業活動を遂行して社会的な責任を果たす。
・働き甲斐のある元気の良い文化の創成
社員の働き甲斐の大きさが成長のエネルギーとなり、創造性、情熱、そして誠実さが鮮やかに感
じられるアクティブな企業文化を持つグループにする。
・経営者のリーダーシップ発揮
企業を取り巻く環境の変化に遅れず、時代の流れを先取りするために、マネジメントのビジョナ
リーかつパワフルなリーダーシップによりグループを適切に先導する。
という5つの経営基本方針によりグループをあげて取り組んでまいります。
(2) 利益配分に関する基本方針
当社は、株主の皆様への利益還元を重要な経営課題のひとつと認識しており、配当金につきまして
は、安定的・継続的な配当を基本に、業績の状況や配当性向などを総合的に勘案して行うこととして
おります。
当期の配当につきましては、上記の方針に基づき、1株当たり5円の中間配当を実施し、期末配当
は7円を予定しておりましたが、経営統合後2年間の成果が出たことから、日頃の株主の皆様のご支
援に応えるため、特別配当として3円加算し、期末配当を10円とする予定であります。これにより
年間配当は1株当たり15円となります。
(3) 投資単位の引下げに関する考え方
当社は、当社株式の流動性の向上及び株主数増加を資本政策上の重要課題と認識しておりますが、
当社株式投資単位の引下げにつきましては、現状の株価水準、株主数、株式の流動性や需給環境及び
費用対効果などに照らして、直ちに実施すべき状況にはないものと考えております。
今後、株式市場の趨勢や当社株式の株価の推移等を総合的に判断し、必要があると認められた場合
には積極的な対応を図る所存であります。
(4) 中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題
コムシスグループの事業領域である情報通信市場を展望しますと、主要取引先であるNTTグルー
プをはじめとする情報通信事業者の動向は、これまでの固定電話サービスからIP電話サービス、メ
タルから光アクセスへとコミュニケーションネットワーク環境やブロードバンドアクセス基盤の構
築・拡充へと投資構造が変化してきております。NTTにおきましては「NTTグループ中期経営戦
略」により、ホームユースからビジネスユースに応えるブロードバンド・ユビキタスサービスの実現
を目指しております。そして固定電話と移動通信の融合によるブロードバンドポータルサービス等の
進展や、2010年までに3,000万回線の光アクセス等のサービスの実現に向けて次世代ネット
-2-
ワークの構築が始まるなど市場の活性化は進展すると思われますが、同時に情報通信サービス分野で
の競争は、ますます熾烈化の様相を呈するものと想定されます。
このような情勢の中、コムシスグループは、各ステークホルダーの期待や激変する企業環境により
積極的に適合し、経営ビジョンを具現化するため、「事業の選択と集中」、「ソリューション事業の
拡大」、「経営改善施策の推進」の各施策を柱とし、事業改革に積極的に取り組んでまいります。
具体的には、
【事業の選択と集中】
コムシスグループの企業特性を最大限に活かし、事業の選択と集中によりグループ内事業の集約
及び再編成をダイナミックに行い、コア事業への特化による市場優位性を確保するとともに、グル
ープのスケールメリットとコアコンピタンスを活かし、各ステークホルダーに対してより大きな付
加価値を提供してまいります。また、適材適所の人材配置による生産性の向上を図るなど、経営資
源の再配置による経営統合のシナジー効果の最大化に取り組んでまいります。
【ソリューション事業の拡大】
平成20年3月期にはソリューション事業が総売上高の20%となることを目標として、コムシ
スブランドの確立、お客様の多様なニーズに即応できる高度なIP技術者の育成を図るとともに、
情報セキュリティ分野やITコンサルティング事業への進出による業容拡大を図ってまいります。
また、積極的なアライアンスやM&Aによる知識・技術・ノウハウの補完により、IP電話システ
ムの構築等IPソリューション分野においても積極的な事業の拡大に取り組んでまいります。これ
らにより、技術のコムシスグループとしてユビキタス社会の創造に貢献してまいります。
【経営改善施策の推進】
オペレーション業務の集約化・効率化、協力会社との役割分担の見直しによる外注費等の低減等
を図るとともに、「コムシス式カイゼン」による現場力の強化を図ってまいります。また、IP網を
利用した安価なエクストラネットによるグループ経営管理の強化及び連結決算の迅速化を図るな
ど、一層の経営改善に取り組んでまいります。
コムシスグループは、このように新たなグループ事業改革に向けた積極的な取り組みにより、コン
プライアンスの徹底を図り、引き続き効率的・機動的なグループ経営の推進、経営資源の有効活用や
最適配置、工事原価の一層の低減により、強固な経営基盤を確立していくとともに、グループの結束
を強固なものとし、グループ全体の企業価値の創出及び株主価値の最大化に努力してまいる所存でご
ざいます。
(5) コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方及びその施策の実施状況
(コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方)
コムシスグループは、経営ビジョンの一つとして、「各ステークホルダーから『最良の選択』と評
価される会社」になることを掲げております。それを実現するため、社外の有識者で構成する「アド
バイザリー・ボード」の設置、IR部の体制強化による適時適切な情報の開示と透明性の確保及び社
内体制の整備など、グループにおける経営の透明性や経営の効率性・健全性を確保し、コーポレート
・ガバナンスを有効に機能させるために、経営環境の変化に迅速、かつ柔軟に対応できる組織と株主
様をはじめとした各ステークホルダー重視の公正な経営体制を構築し、企業の社会的責任を誠実に果
たしてまいります。
(コーポレート・ガバナンスに関する施策の実施状況)
① 会社の経営上の意思決定、執行及び監督に係る経営管理組織その他のコーポレート・ガバナン
ス体制状況
1)会社の機関の内容及び内部統制システムの整備の状況
当社のコーポレート・ガバナンスの法的な枠組みとしては、経営を監視する仕組みとして商
法に基づく監査役設置会社制度を採用しております。法的に監査役の機能が強化されたことや
会社業務に精通した社内取締役により実態に即した経営が可能であると考えております。経営
戦略に関する最高意思決定機関である取締役会は9名の取締役により構成され、取締役会規程
に基づきの定例取締役会(月1回)と必要に応じて臨時取締役会を開催しており、法令で定め
-3-
られた事項及び経営に関する重要事項について意思決定を行っております。社外監査役を含む
監査役4名は取締役会に常時出席し、業務執行上の課題について意見を述べるとともに、取締
役の業務執行を監査しております。なお、社外取締役は選任しておりません。
取締役会付議事項を含むグループ内の重要な経営意思決定事項につきましては、コムシスグ
ループにおいて、審議・報告ルールを明確にしたグループ協定を締結し、取締役及び常勤監査
役で構成されている経営会議(月2回)で、審議検討しております。運営にあたり、業務執行
に関わる審議の迅速化・適正化を図るとともに重要な審議機関の場であることを踏まえて、9
名の取締役に加え、監査役が1名出席し、適法性について有効・適切な監査が行われるように
しております。
なお、定例取締役会・臨時取締役会並びに経営会議には各部門長がオブザーバーとして出席
し、意思決定内容が的確に把握できるようにしております。
また、業務執行につきましては各取締役の指揮のもと、担当業務別に執行会議を開催してお
ります。
当社の業務執行体制、経営監視及び内部統制を図式化すると下記のとおりとなります。
株 主 総 会
監査役会
監査役(4名)
(うち社外2名)
取締役会
取締役(9名)
監査役(4名)
経営会議
取締役(9名)
常勤監査役(1名)
会
計 監
監 査
査
人
コンプライアンス委員会
グループ協定
コムシスグループ社長会
30社グループ社長
経営企画部 IR部 財務部 総務人事部
日本コムシス
監査役会
三和エレック
監査役会
取締役会
コンプライア
ンス委員会
監査部
東日本システム建設
監査役会
取締役会
コンプライア
ンス委員会
監査室
取締役会
業務監査
室
コンプライア
ンス委員会
常務会
常務会
経営会議
事業部門
事業部門
事業部門
2)リスク管理体制の整備の状況
当社は、激しく変化する事業環境の中で、企業価値の維持・増大を図るためには、当社を取
り巻くさまざまなリスクを適切に管理することが重要であると認識しています。コムシスグル
ープ会社の事業遂行に関するリスクに対して、平成16年9月にグループの危機管理体制を強
化するために、統括事業会社内に新たにリスク管理プロジェクトを設置し、日常業務における
リスクマネジメント及び危機管理体制の整備を行っております。
3)内部監査及び監査役監査、会計監査状況
監査役会は、社外監査役2名を含む4名により構成されており、定例及び臨時の取締役会に
出席し、常勤監査役は、社内の重要会議及び統括事業会社の常務会に定例メンバとして出席し
ております。運営に関しては、専任組織・スタッフは有しておりませんが、グループ常勤監査
役会(月1回)の開催を通じて、各統括事業会社の監査役との協働に注力しております。また、
-4-
各社の内部監査担当部門や会計監査人との緊密な連携等により、監査役会が策定した監査計画
に従い、業務執行状況に関し適正かつ効率的に行われているかを常に監視できる体制を築いて
おります。更に、業務執行の課題等について、社長に直接意見具申する場として、定例的なミ
ーティングを開催しております。なお、当社と社外監査役との間に特別の利害関係はございま
せん。
また、各統括事業会社において、内部監査担当部門が、グループ各社・各部門を対象に業務
監査を計画的に実施しております。監査結果を当該統括事業会社の担当役員へ報告するととも
に、被監査部門等に対し、改善事項の指摘・指導を適時行っております。
当社は、商法及び証券取引法に基づく会計監査において、会計監査人に公認会計士桜友共同
事務所に所属する以下の公認会計士を選任し、経営情報を正しく提供する等、公平不偏な会計
監査を受けております。当期において会計監査業務を執行した公認会計士、監査業務に係る補
助者の構成並びに審査体制は以下のとおりであります。
業務を執行した公認会計士の氏名
公認会計士 宮下英次氏(公認会計士桜友共同事務所 代表構成員)
公認会計士 丹羽秀夫氏(公認会計士桜友共同事務所 代表構成員)
公認会計士 斉藤 孝氏(公認会計士桜友共同事務所 構成員)
監査業務に係る補助者の構成
公認会計士桜友共同事務所に所属する公認会計士 8名
審査体制
意見表明に関する審査につきましては、公認会計士桜友共同事務所に常置されている
審査委員会(証券取引法に基づく監査の業務執行者のみ、委員長以下8名で構成されて
いる。)において、本監査証明業務に従事していない委員により実施されております。
なお、業務を執行した公認会計士及び監査業務に係る補助者と当社の間には、特別な利害関
係はありません。
4)役員報酬及び監査報酬の内容
当期において、当社が取締役及び監査役に支払った役員報酬は、以下のとおりであります。
取 締 役(9名)
54百万円
監 査 役(5名)
20百万円
計
74百万円
※監査役の人数には、平成16年6月29日に退任した監査役1名を含んでおり、また、
上記金額のほか、同日開催の第1回定時株主総会決議に基づく退職慰労金(監査役1
百万円)を支払っております。
当期において、当社が会計監査人である公認会計士桜友共同事務所に対して支払った報酬は、
以下のとおりであります。
監査証明業務の対価としての報酬等
17百万円
② 会社と会社の社外取締役及び社外監査役の人的関係、資本的関係または取引関係その他の利害
関係者の概要
当社は社外取締役を選任しておりません。また社外監査役について、当該事項はありません。
③ 会社のコーポレート・ガバナンスの充実に向けた取り組みの最近1年間における実施状況
経営の多面的視野を確保するために、当社の抱える経営課題について、その課題解決の方向性に
ついて助言を得る場として、企業経営者・学識専門家等で構成される「アドバイザリー・ボード」
を設置し、客観的な立場から広範囲にわたってのアドバイスを受け、経営戦略、コーポレート・ガ
バナンスの強化を図っています。
また、企業倫理の確立、コンプライアンスの徹底につきましては、コンプライアンスを掌握する
取締役を任命し、同取締役を委員長とするコンプライアンス委員会を設置しております。グループ
全体のコンプライアンス委員会(年4回)を開催し、統括事業会社から選出された委員の審議を通
じてグループ全体のコンプライアンス・マインドの向上に取り組んでおります。また、グループ各
社においてもコンプライアンス委員会を設置し、各社における教育、研修により、「企業理念」や
「行動指針」の一層の浸透を図り、コンプライアンスの確立に努めております。
-5-
3.経 営 成 績 及 び 財 政 状 態
(1) 経営成績
当期におけるわが国経済は、設備投資の増加や輸出・生産の伸びにより景気は一時持ち直しの動
きがありましたが、景気の牽引役であったデジタル家電の伸び悩みや原油価格の高騰などにより企
業収益の伸びが鈍化し、景気の先行き不透明感を払拭できないまま推移いたしました。一方、雇用
情勢につきましては、依然として厳しさが残るものの、完全失業率が高水準ながらも低下傾向で推
移するなど、緩やかな改善傾向にありました。
コムシスグループを取り巻く情報通信の分野におきましては、政府が2010年の社会像として
定義した「u−Japan構想」が目指すユビキタスネット社会の実現に向け、ブロードバンド化、
IP化が一段と加速しております。情報通信市場では、ニーズの高度化、多様化、グローバル化が
着実に進展し、インターネット接続可能な情報家電の登場や個人・法人を問わずIP電話が急速に
普及していくなどマーケット構造そのものが大きな転換期を迎えております。また、電気通信事業
者におきましても、ブロードバンド通信分野での需要拡大による利用料金の低廉化や第三世代携帯
電話への移行の本格化により、顧客獲得に向けた競争はますます激しさを増しております。
このような環境のもとで、コムシスグループといたしましては、日本コムシス株式会社、株式会
社三和エレック(平成17年4月1日付でサンワコムシスエンジニアリング株式会社に商号変更)
並びに東日本システム建設株式会社の3統括事業会社間において、事業の選択と集中による、施工
統合、事業会社間の合併、要員の再配置等の事業再編を実施し、経営統合のシナジー効果による生
産性の向上及び業容拡大を図るなど、グループ全体の収益力向上にスピーディかつストラテジック
に取り組んでまいりました。また、集中購買や共通業務をはじめとするオペレーション業務の集約
化による材料費、人件費の削減や、キャッシュマネジメントシステム(CMS)導入による金融コ
ストの削減を図るなど、コスト削減施策につきましても、グループ全体として積極的に推進してま
いりました。更には、営業活動から積算、受注、施工、経営管理までの業務全体を最適化するため
に開発した、「フロント業務支援システム(COMFORCE)」による徹底したリアルタイムマネ
ジメント方式をグループ全体に拡大するなど、現場業務改善施策につきましても、積極的に展開し
てまいりました。
このような状況のもと、当連結会計年度における受注高につきましては、NTT情報通信エンジ
ニアリング事業におけるBフレッツ関連工事やNTTドコモからのFOMA関連工事の受注が堅
調に推移したことにより、2,873億7千万円(前期比21.9%増)と前期を上回りました。
また、売上高につきましても、NTT及びNCC関連工事の協力会社を含めた施工体制の強化等に
より、2,936億8千万円(前期比18.0%増)と前期を上回ることができました。更に損益
面につきましても、競争の熾烈化に伴う受注価格の低下等、厳しい状況が続きましたが、売上高の
増加及び業務見直しによる経費の削減、企業年金制度の改定による退職給付費用の減少、集中購買
の徹底による材料購入価格の低廉化等経営改善に取り組んだ結果、経常利益は171億4千万円
(前期比50.4%増)と前期を上回りました。また、当期純利益につきましても、貸倒引当金の
繰入額11億4千万円をはじめ特別損失を37億3千万円計上しましたが、固定資産の売却益4億
3千万円など特別利益7億5千万円を計上したことにより、83億4千万円(前期比26.7%増)
となり前期を上回ることができました。なお、日本コムシス株式会社の連結子会社は、決算期変更
(平成16年12月期から平成17年3月期)により、会計期間が15ヶ月となっており、この影
響で売上高は40億6千万円増加しております。
【日本コムシスグループの業績】
日本コムシスグループは、事業の拡大と効率的な事業運営を一層強化するため、平成16年4月
に組織改正を行ない、協力会社とのミッション等の明確化や外注費の適正化を含めたパートナーリ
ンク体制の充実・強化や、全国オンサイト保守体制の整備拡充を図りました。更に、「現場力強化
プロジェクト」を発足させ、顧客満足度(CS)の向上・作業の効率化・コスト削減等に向けた全
社的な改革に取り組みました。また、ITソリューション事業につきましても、コムシスブランド
商品の開発・販売体制の強化に併せ、コンサルティング事業の拡大強化を図りました。更には、新
聞社等が実施した「情報システム格付け調査」で、社内IT部門が社内ネットワークの構築・有効利
-6-
用等を高く評価され、最上位のAAAを獲得しました。この長年社内で培ってきた知識や経験を、
ITビジネス戦略に活用できる体制を強化するとともにIPネットワークの拡大に対応すべく、高
スキル技術者の積極的な育成を図りました。これらによりワンストップソリューションプロバイダ
のトップブランドとして、多様なユーザニーズに応える高度なソリューションの提案から設計・構
築・保守に至るまで、全国規模で機動的に提供できる体制をより強化いたしました。
営業活動におきましては、平成16年8月に情報通信設備工事業界では初めてとなる、全社・全
部門でのISMSの認証取得を活かし、地方自治体からセキュリティ監査を受注するなど、「セキ
ュリティに強いコムシス」として、安全性、信頼性の高いトータルソリューションの提供による、
情報セキュリティ分野への事業拡大を図りました。また、平成16年8月には、日本で初めてとな
る地方自治体におけるソフトスイッチによるIP電話システムの受注・構築を行い、ソリューショ
ン分野においても積極的な営業活動を展開してまいりました。
このような状況のもと、受注高につきましては、NTT情報通信エンジニアリング事業における
Bフレッツ関連工事やNTTドコモからのFOMA関連工事の受注が堅調に推移したことにより、
2,262億2千万円(前期比11.7%増)となりました。また、売上高につきましても、NT
T及びNCC関連工事の協力会社を含めた施工体制の強化等により、2,275億4千万円(前期
比10.2%増)となりました。更に損益面につきましても、競争の熾烈化に伴う受注価格の低下
等、厳しい状況が続きましたが、売上高の増加及び業務見直しによる経費の削減、企業年金制度の
改定による退職給付費用の減少、集中購買の徹底による材料購入価格の低廉化等経営改善に取り組
んだ結果、経常利益は156億3千万円(前期比76.3%増)となりました。また、当期純利益
につきましても、貸倒引当金の繰入額10億3千万円をはじめ特別損失を27億8千万円計上しま
したが、有価証券(親会社株式等)売却益9億1千万円など特別利益15億7千万円を計上したこ
とにより、92億9千万円(前期比102.8%増)となりました。
※以下、三和エレックグループ及び東日本システム建設グループについては、前期の数値が平成
15年10月1日から平成16年3月31日までを対象期間としておりますので、前期比について
は記載しておりません。
【三和エレックグループの業績】
三和エレックグループは、受注・売上拡大を基本方針に掲げ、全社員営業参画型の「Extra
10Billion」等の具体的施策により、新規顧客や新規分野の開拓など受注拡大に積極的に
取り組むとともに、原価管理の充実など価格競争力の向上に取り組んでまいりました。
また、平成16年9月に当社が株式会社三和エレックに対し発行総額45億円の第三者割当増資
を行い、「競争力強化のための資本充実」・「退職給付会計基準変更時差異の一括処理」・「固定
資産の減損会計の先行実施」など、経営基盤の強化を図りました。
このような状況のもと、受注高、売上高につきましては、NTT情報通信エンジニアリング事業
において、Bフレッツ等のブロードバンドサービスや携帯電話不感対策等の建設工事は好調に推移
いたしましたが、情報通信エンジニアリング事業や電気設備事業において、移動体キャリアの投資
繰り延べや公共投資減少の影響が予想以上に大きく、受注高は404億円、売上高は442億2千
万円となりました。損益面につきましては、CMSによる金融コスト削減等の効果があったものの、
電気設備事業の不採算工事等により、経常利益は4億2千万円となりました。また、退職給付会計
基準変更時差異の一括償却15億6千万円、固定資産の減損処理8億3千万円などを計上したこと
により、25億8千万円の当期純損失となりました。
なお、退職給付会計基準変更時差異の一括償却及び固定資産の減損損失に関しましては、経営統
合に係わるパーチェス法の会計処理により既にコムシスグループの連結財務諸表に反映されてお
り、当連結会計年度におけるコムシスグループの業績には影響ありません。
また、平成17年4月1日より、新たに「サンワコムシスエンジニアリンググループ」として、
コムシスグループのキャリア系ビジネスを事業統合し、スタートすることとなりました。今後は、
キャリア系ビジネス事業を中核とする「総合エンジニアリングサービス企業」を目指します。
【東日本システム建設グループの業績】
東日本システム建設グループは、大きく変化する情報通信市場において、「お客様満足至上経営」
を基本方針に掲げ、社員一人ひとりの知性、感性、技術力を高めながら、常にお客様に満足してい
-7-
ただけるサービスを提供し続けられる企業環境の整備に全力を注いでまいりました。とりわけソリ
ューションビジネスにおいては、当社のオリジナリティの創出を推進するとともに、有力なSI事
業者と緊密な連携を図るなど、多様化・高度化するお客様の要望に的確にお応えをし、満足してい
ただけるよう、取り組みを強化してまいりました。
このような状況のもと、受注高につきましては、NTT情報通信エンジニアリング事業における
Bフレッツの需要増や、NTT以外の一般官公民需事業における情報通信市場の好調さを反映する
とともに、信越における事業統合のシナジーも伴って、283億7千万円となりました。また、売
上高につきましても、受注高の好調さを反映する形で、278億7千万円となりました。更に損益
面につきましても、売上高の増やコスト削減が大きな要因となり、経常利益は10億8千万円、当
期純利益は5億1千万円となりました。
【当社(持株会社)の業績】
当社は、日本コムシス株式会社等統括事業会社より経営管理料として5億円、配当金として17
億1千万円を受領いたしました。その結果、売上高は22億1千万円、営業利益は17億2千万円、
経常利益は17億3千万円、当期純利益は17億2千万円となりました。
なお、平成16年7月13日、日本コムシス株式会社と株式会社三和エレックの2社は公正取引
委員会より、岐阜県等からの電気工事入札にかかわる営業活動が、独占禁止法に違反するとの勧告
を受け、同月26日、この勧告を真摯に受けとめ応諾いたしました。株主の皆様をはじめ、お取引
先等、関係各方面に多大なるご心配、ご迷惑をお掛けいたしましたことを深くお詫び申し上げます。
今後はグループ全社を挙げて、コンプライアンスの徹底と社員研修の実施により、法令違反の疑い
を持たれるような行為の絶滅を図り、再発防止に向けて取り組む所存でございます。
(2) 財政状態
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、借入金
の返済、法人税等の支払額の増加などの要因により一部相殺されたものの、税金等調整前当期純利
益の増加、有形固定資産の売却などにより、前連結会計年度末に比べ23億9千万円増加し、当連
結会計年度末には352億8千万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果得られた資金は、前連結会計年度に比べ26億3千万円
増加し、147億3千万円となりました。これは主に税金等調整前当期純利益の増加によるもので
あります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は、前連結会計年度に比べ47億4千万円
増加し、48億3千万円となりました。これは主に有形固定資産の取得によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は、前連結会計年度に比べ10億3千万円
減少し、74億2千万円となりました。これは主に長期借入金の返済、配当金の支払によるもので
あります。
-8-
キャッシュ・フロー指標のトレンド
平成16年3月期
平成17年3月期
株主資本比率
57.3%
61.4%
時価ベースの株主資本比率
57.0%
60.8%
0.9年
0.3年
債務償還年数
インタレスト・カバレッジ・レシオ
87.4
85.1
(注)株主資本比率:株主資本/総資産
時価ベースの株主資本比率:株式時価総額/総資産
債務償還年数:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い
※各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
※株式時価総額は、期末株価終値×期末発行株式数(自己株控除後) により算出しております。
※営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フ
ローを利用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を
支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・
フロー計算書の利息の支払額を使用しております。
(3) 次期の見通し
コムシスグループを取り巻く市場環境は引き続き厳しい状況が予想されますが、次期平成17年度
は、当社が純粋持株会社として設立されて、第3期目に当ります。これまでも経営統合により一定
の成果を収めてまいりましたが、次期は、各ステークホルダーから純粋持株会社方式による企業経
営の真価が問われる重要な1年と認識しております。コムシスグループといたしましては、激変す
る市場環境の変化にスピーディかつダイナミックに対応し、「事業の選択と集中」、「ソリューシ
ョン事業の拡大」、「経営改善施策の推進」の経営ビジョンに基づく各施策を強力に推進し、更な
る統合シナジー効果により、グループ企業収益の最大化を図ってまいります。
次期の業績につきましては、連結受注高2,950億円、連結売上高2,930億円、連結経常
利益163億円、連結当期純利益85億円を見込んでおります。
(4) 事業等のリスク
① NTTグループへの受注及び売上のリスクについて
コムシスグループの売上に占めるNTTグループへの依存度は50%を越えており、NTTグルー
プの設備投資動向によっては、受注及び売上が著しく減少するリスクを有しております。
② 建設業法等による行政処分のリスクについて
建設業法及び関連する法令等に基づき監督処分を受けた場合には、営業活動の一定期間停止等によ
り受注及び売上が減少するリスクを有しております。
-9-
【連
結】
比 較 連 結 貸 借 対 照 表 (1)
(単位:百万円)
期 別
科
前連結会計年度
当連結会計年度
(平成 16 年 3 月 31 日)
(平成 17 年 3 月 31 日)
金
目
額
構成比
( 資 産 の 部 )
流
動
現
資
金
額
142,289
67.2
金
構成比
%
産
額
%
142,069
68.1
△219
金
33,090
37,360
4,269
受取手形・完成工事未収入金等
80,577
80,045
△532
券
216
214
△1
未成工事支出金等
23,424
19,374
△4,050
繰 延 税 金 資 産
2,215
2,884
669
そ
他
2,999
2,410
△588
金
△234
△220
14
有
貸
固
預
金
増
減
(△印 減少)
価
証
の
倒
定
引
当
資
産
69,428
32.8
66,610
31.9
△2,817
有 形 固 定 資 産
50,651
23.9
46,962
22.5
△3,688
建 物 ・ 構 築 物
17,640
15,966
△1,674
機械・運搬具・工具器具・備品
5,590
4,895
△695
地
27,418
26,091
△1,327
定
2
10
8
無 形 固 定 資 産
1,807
0.9
1,667
0.8
△139
投資その他の資産
16,969
8.0
17,980
8.6
1,011
投 資 有 価 証 券
5,625
6,000
375
長
金
3,169
3,677
508
前 払 年 金 費 用
−
1,042
1,042
繰 延 税 金 資 産
2,952
3,107
155
そ
他
7,489
6,453
△1,035
金
△2,266
△2,301
△35
土
建
貸
繰
資
設
期
仮
勘
貸
付
の
倒
延
産
引
当
資
合
産
計
0
0.0
−
−
△0
211,718
100.0
208,680
100.0
△3,037
- 10 -
【連
結】
比 較 連 結 貸 借 対 照 表 (2)
(単位:百万円)
期
別
科 目
前連結会計年度
当連結会計年度
(平成 16 年 3 月 31 日)
(平成 17 年 3 月 31 日)
金
額
構成比
( 負 債 の 部 )
流
動
負
金
額
構成比
%
債
67,186
支払手形・工事未払金等
31.7
増
減
(△印 減少)
金 額
%
61,839
29.6
△5,346
43,364
44,298
934
金
6,034
1,924
△4,109
1年以内償還社債
1,300
−
△1,300
短
期
借
入
未 払 法 人 税 等
4,372
3,924
△448
未 成 工 事 受 入 金
6,527
4,753
△1,773
完成工事補償引当金
122
165
43
構 造 改 革 引 当 金
−
189
189
5,465
6,582
1,117
そ
固
の
定
長
期
他
負
債
借
入
21,799
10.3
17,664
8.5
△4,135
金
4,149
2,767
△1,381
繰 延 税 金 負 債
1,160
1,258
98
再評価に係る繰延税金負債
2,365
2,365
−
退 職 給 付 引 当 金
6,227
4,878
△1,348
役員退職慰労引当金
793
754
△39
連 結 調 整 勘 定
7,056
5,584
△1,471
46
54
7
そ
負
の
債
他
合
計
88,986
42.0
79,503
38.1
△9,482
1,405
0.7
1,114
0.5
△291
金
10,000
4.7
10,000
4.8
−
( 少数株主持分 )
少 数 株 主 持 分
( 資 本 の 部 )
資
本
資
本
剰
余
金
56,613
26.7
56,613
27.1
−
利
益
剰
余
金
66,845
31.6
72,904
34.9
6,059
土地再評価差額金
△8,514
△4.0
△7,922
△3.8
591
その他有価証券評価差額金
210
0.1
365
0.2
154
△3,828
△1.8
△3,897
△1.8
△68
計
121,326
57.3
128,062
61.4
6,736
負債、少数株主持分及び資本合計
211,718
100.0
208,680
100.00
△3,037
自
資
己
本
株
合
式
- 11 -
【連
比 較 連 結 損 益 計 算 書
(単位:百万円)
期 別
科 目
前 連 結 会 計 年 度
当 連 結 会 計 年 度
(自 平成 15 年 4 月 1 日
(自 平成 16 年 4 月 1 日
至 平成 16 年 3 月 31 日)
至 平成 17 年 3 月 31 日)
金
額
百分比
金
額
百分比
%
売
上
%
高
248,960
100.0
293,681
100.0
価
220,037
88.4
257,791
87.8
益
28,923
11.6
35,889
12.2
販売費及び一般管理費
18,137
7.3
20,826
7.1
10,786
4.3
15,062
5.1
益
1,228
0.5
2,344
0.8
息
105
108
金
87
156
連結調整勘定償却額
593
1,627
そ
441
451
売
上
売
原
上
営
利
業
営
利
業
受
外
取
益
収
取
受
営
総
利
配
当
の
業
外
他
費
用
614
0.2
262
0.1
支
払
利
息
149
168
為
替
差
損
170
−
却
149
−
他
144
93
益
11,400
4.6
17,144
5.8
2,495
1.0
755
0.2
創
立
費
そ
の
経
特
償
常
別
利
利
益
固 定 資 産 売 却 益
−
438
厚生年金基金代行部分返上益
1,104
−
経営統合に伴う連結調整勘定の一括償却額
887
−
そ
503
317
特
の
別
他
損
失
2,640
投資有価証券評価損
1.1
3,730
1,071
481
失
−
422
貸倒引当金繰入額
548
1,147
減
損
損
構造改革引当金繰入額
1.2
−
189
金
283
610
他
737
879
税金等調整前当期純利益
11,255
4.5
14,170
4.8
法人税、住民税及び事業税
4,875
2.0
6,751
2.3
法 人 税 等 調 整 額
△538
△0.2
△794
△0.3
少数株主利益(又は損失)
326
0.1
△136
△0.0
6,591
2.6
8,349
2.8
特
別
そ
当
退
職
の
期
純
利
益
- 12 -
結】
【連
結】
連 結 剰 余 金 計 算 書
(単位:百万円)
期 別
前連結会計年度
当連結会計年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日
(自 平成 16 年 4 月 1 日
至 平成 16 年 3 月 31 日)
科
目
金
額
至 平成 17 年 3 月 31 日)
金
額
(資本剰余金の部)
資 本 剰 余 金 期 首 残 高
30,735
56,613
資 本 剰 余 金 増 加 高
25,877
−
25,877
−
56,613
56,613
利 益 剰 余 金 期 首 残 高
61,158
66,845
利 益 剰 余 金 増 加 高
6,676
8,477
益
6,591
8,349
子会社合併に伴う増加高
85
−
連結範囲変更に伴う増加高
−
128
989
2,418
金
918
1,693
与
71
134
土地再評価差額金取崩額
−
591
66,845
72,904
株 式 移 転 に 伴 う 増 加 高
資 本 剰 余 金 期 末 残 高
(利益剰余金の部)
当
期
純
利
利 益 剰 余 金 減 少 高
株
役
主
配
員
当
賞
利 益 剰 余 金 期 末 残 高
- 13 -
【連
結】
連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
期
科
別
目
前 連 結 会 計 年 度
当 連 結 会 計 年 度
(自 平成 15 年 4 月 1 日
(自 平成 16 年 4 月 1 日
至 平成 16 年 3 月 31 日)
至 平成 17 年 3 月 31 日)
Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー
税
金
等
減
調
整
前
価
当
期
償
純
利
却
益
11,255
14,170
費
3,944
4,286
投
資
有
価
証
券
評
価
損
1,071
481
貸
倒
引
当
金
の
増
加
額
558
21
退
職
給
付
引
当
金
の
減
少
額
△920
△1,344
受
取
利
息
及
び
受
取
配
当
金
△193
△265
息
149
168
損
137
124
売 上 債 権 の 減 少 ・ 増 加 ( △ ) 額
△11,296
1,611
未 成 工 事 支 出 金 等 た な 卸 資 産 の 減 少 額
4,226
4,037
支 払 手 形 ・ 工 事 未 払 金 等 の 増 加 額
5,075
3,187
そ の 他 資 産 の 減 少 ・ 増 加 ( △ ) 額
230
△62
△2,070
△2,156
支
有
そ
払
形
の
役
連
固
定
他
員
利
負
賞
結
資
産
債
の
与
調
整
少
支
定
払
償
却
の
小
利
却
減
の
勘
そ
除
息
及
利
額
額
△79
△142
額
△1,481
△1,627
他
89
△318
10,697
22,170
計
び
配
息
当
金
の
の
受
支
取
払
額
180
265
額
△138
△173
△834
△7,527
法
人
税
等
の
支
払
額
法
人
税
等
の
還
付
額
営業活動によるキャッシュ・フロー
2,197
−
12,101
14,735
1,032
△1,930
Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の払出による収入・預入による支出(△)
有
入
120
−
投 資 有 価 証 券 の 取 得 に よ る 支 出
価
証
券
の
売
却
に
よ
る
収
△202
△171
投 資 有 価 証 券 の 売 却 に よ る 収 入
839
248
有 形 固 定 資 産 の 取 得 に よ る 支 出
△1,815
△2,752
無 形 固 定 資 産 の 取 得 に よ る 支 出
△619
△518
有 形 固 定 資 産 の 売 却 に よ る 収 入
104
2,122
出
△311
△1,077
入
588
496
貸
貸
付
付
そ
に
金
の
の
よ
回
他
る
収
投
に
資
支
よ
の
る
増
収
減
額
180
△1,247
△83
△4,831
額
△4,746
△1,185
出
△1,760
△3,200
投資活動によるキャッシュ・フロー
Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー
短
長
期
期
借
借
入
入
金
金
の
返
済
純
に
増
よ
減
る
支
長
期
借
入
金
に
よ
る
収
入
387
26
社
債
の
償
還
に
よ
る
支
出
−
△1,300
自
己
配
株
当
式
の
取
金
得
の
に
よ
る
支
支
払
出
△735
△69
額
△918
△1,693
少 数 株 主 へ の 配 当 金 の 支 払 額
株
式
移
転
交
付
金
支
払
額
財務活動によるキャッシュ・フロー
△5
△3
△679
−
△8,457
△7,426
Ⅳ 現金及び現金同等物に係る換算差額
−
−
Ⅴ 現 金 及 び 現 金 同 等 物 の 増 加 額
3,561
2,477
Ⅵ 現金及び現金同等物の期首残高
25,410
32,889
Ⅶ 株式移転による現金及び現金同等物の増加額
Ⅷ 子会社の連結除外による現金及び現金同等物の減少額
Ⅸ 現金及び現金同等物の期末残高
- 14 -
3,917
−
−
△80
32,889
35,287
【連
結】
[連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項]
1.連結の範囲に関する事項
連結子会社数
30 社
主要会社名:日本コムシス㈱、㈱三和エレック、東日本システム建設㈱
連結の範囲の変更
連結子会社であった㈱サンワコーポレーションは、平成 16 年8月1日に主たる事業を
連結子会社のコムシス通産㈱に譲渡したことに伴い、連結の範囲から除外しております。
なお、連結子会社であったトーシスユニテック㈱とコムシス信越エンジニアリング㈱
は、平成 16 年7月1日にトーシスユニテック㈱を存続会社として合併し、同日付けで㈱
アルスターに商号変更しております。また、連結子会社であった㈱サン・アクセスと茨
城電電建設㈱は、平成 16 年 10 月1日に㈱サン・アクセスを存続会社として合併し、同
日付けで㈱サンネットコムに商号変更しております。
非連結子会社数
14 社
主要会社名:コムシスシェアードサービス㈱
非連結子会社は、いずれも小規模であり、合計の総資産、売上高、当期純損益(持分
に見合う額)の合計額及び利益剰余金(持分に見合う額)等は、いずれも連結財務諸表
に重要な影響を及ぼしていないので連結の範囲から除いております。
2.持分法の適用に関する事項
持分法適用会社数
持分法非適用会社数
該当なし
非連結子会社 14 社
関連会社
18 社
持分法非適用の非連結子会社 14 社及び関連会社 18 社は、それぞれ当期純損益(持分に見合う額)
及び利益剰余金(持分に見合う額)に及ぼす影響が軽微であり、かつ全体としても重要性がないため、
持分法の適用範囲から除外しております。
3.連結子会社の事業年度に関する事項
一部の連結子会社は、決算日が 12 月 31 日でありましたが、当連結会計年度から連結決算日の 3 月
31 日に変更しております。
前連結会計年度の連結財務諸表の作成に当たっては、12 月 31 日現在の財務諸表を使用しておりま
したので、当連結会計年度の連結損益計算書には、15 ヶ月分の損益取引が含まれております。
上記以外の連結子会社の事業年度は連結財務諸表提出会社と同一であります。
4.会計処理基準に関する事項
(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法
①有価証券
満期保有目的の債券 ----償却原価法(定額法)
その他有価証券
時価のあるもの ------時価のないもの ------②デリバティブ ---------③たな卸資産
決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部資本直入法によ
り処理し、売却原価は移動平均法により算定)
移動平均法による原価法
時価法
未成工事支出金等 ------主として個別法による原価法
(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法
①有形固定資産 --定率法を採用しております。ただし、平成 10 年 4 月 1 日以降に取得した建物
(附属設備を除く)については定額法を採用しております。
なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。
建 物 7 年∼50 年
構築物 2 年∼45 年
②無形固定資産 --定額法を採用しております。なお、自社利用のソフトウェアについては、社
内における利用可能限度期間(5 年)に基づく定額法を採用しております。
- 15 -
【連
(3)重要な引当金の計上基準
①貸倒引当金 ------------
②完成工事補償引当金 ---③退職給付引当金 --------
④役員退職慰労引当金 ---⑤構造改革引当金 --------
結】
売上債権、貸付金等の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸
倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可
能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
完成工事の瑕疵担保の費用に備えるため、当連結会計年度の完成工事
高に対する将来の見積補償額に基づいて計上しております。
従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における退職給付
債務及び年金資産の見込額に基づき計上しております。
なお、過去勤務債務は主に発生時に一括償却しており、数理計算上
の差異は主に発生時における従業員の平均残存勤務期間による定額法
により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理する
こととしております。
役員の退職慰労金支給に備えるため、会社内規に基づく期末要支給額
の全額を計上しております。
事業再編に伴い、連結子会社の一部において、今後発生が見込まれる
費用について、合理的に見積もられる金額を計上しております。
(4)重要なリース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引について
は、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっております。
(5)重要なヘッジ会計の方法
ヘッジ会計の方法 ------- 繰延ヘッジ処理によっております。
ただし、金利スワップについては特例処理の条件を充たしている場
合には特例処理を採用しております。
ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段 -------- デリバティブ取引(金利オプション、金利スワップ及び為替予約取引)
ヘッジ対象 -------- 相場変動等による損失の可能性がある資産または負債のうち、相場変
動等が評価に反映されていないもの及びキャッシュ・フローが固定さ
れその変動が回避されるもの。
ヘッジ方針 ------------- 相場変動等による重要な影響の恐れのある場合は、基本的にヘッジ取
引を行っております。
ヘッジ有効性評価の方法-- ヘッジ手段の変動額の累計額とヘッジ対象の変動額の累計を比較し
て、有効性の判断を行っております。
ただし、特例処理によっているスワップについては有効性の評価を省
略しております。
(6)その他連結財務諸表作成のための重要な事項
消費税等の会計処理 ----- 税抜方式により処理しております。
5.連結子会社の資産及び負債の評価に関する事項
連結子会社の資産及び負債の評価については、全面時価評価法を採用しております。
6.連結調整勘定の償却に関する事項
全額発生した年度で償却しております。ただし、実質的判断による年数の見積が可能なものはその見積
年数で償却しております。
7.利益処分項目等の取扱いに関する事項
連結剰余金計算書は、連結会計年度中において確定した利益処分に基づいて作成しております。
8.連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲(現金及び現金同等物)は、手許現金、随時引き出
し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日
から 3 ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。
- 16 -
【連
結】
[会計処理の方法の変更]
固定資産の減損に係る会計基準
固定資産の減損に係る会計基準(「固定資産の減損に係る会計基準の設定に関する意見書」(企業会計
審議会 平成 14 年 8 月 9 日))及び「固定資産の減損に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指
針第 6 号 平成 15 年 10 月 31 日)が平成 16 年 3 月 31 日に終了する連結会計年度に係る連結財務諸表
から適用できることになったことに伴い、当連結会計年度から同会計基準及び同適用指針を適用して
おります。
連結子会社が所有している貸与資産について減損損失処理を行い、税金等調整前当期純利益は 422
百万円減少しております。
なお、減損損失累計額については、改正後の連結財務諸表規則に基づき各資産の金額から直接控除
しております。
[表示方法の変更]
(連結貸借対照表)
「証券取引法等の一部を改正する法律」
(平成 16 年法律第 97 号)が平成 16 年 6 月 9 日に公布され、平
成 16 年 12 月 1 日より適用となること及び「金融商品会計に関する実務指針」
(会計制度委員会報告第 14
号)が平成 17 年 2 月 15 日付で改正されたことに伴い、当連結会計年度から投資事業有限責任組合及び
それに類する組合への出資(証券取引法第 2 条第 2 項により有価証券とみなされるもの)を投資その他
の資産の「その他」から「投資有価証券」として表示する方法に変更しました。この変更により「投資
有価証券」は 527 百万円増加し、「その他」は同額減少しております。
(連結損益計算書)
前連結会計年度まで特別利益の「その他」に含めて表示しておりました「固定資産売却益」は、特別利
益の総額の 100 分 10 を超えたため区分掲記しました。
なお、前連結会計年度における「固定資産売却益」の金額は 91 百万円であります。
(連結キャッシュ・フロー計算書)
営業活動によるキャッシュ・フローの「法人税等の還付額」は、当連結会計年度において、金額的重要
性が乏しくなったため「法人税等の支払額」に含めております。
なお、当連結会計年度における「法人税等の還付額」の金額は 335 百万円であります。
- 17 -
【連 結】
[注記事項]
(連結貸借対照表関係)
1.有形固定資産の減価償却累計額は、26,655 百万円であります。
2.投資有価証券のうち非連結子会社及び関連会社に対するものは、662 百万円であります。
3.重要な保証債務
借入金等の保証で重要なものは、次のとおりであります。
コムシスタイランド㈱
1,024 百万円
4.土地の再評価
日本コムシス㈱は、土地の再評価に関する法律(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34 号・平成 13 年 3
月 31 日最終改正法律第 19 号)に基づき、事業用の土地の再評価を行い、「土地再評価差額金」を資
本の部に計上しております。
再評価の方法 ---------- 土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119 号)
第 2 条第 4 号に定める評価額に合理的な調整を行って算定しております。
再評価を行った年月日--- 平成 14 年 3 月 31 日
再評価を行った土地の期末における
時価と再評価後の帳簿価額との差額 ----------- △1,766 百万円
5.担保に供している資産
現金預金(定期預金)
20
土地
2,974
建物・構築物
2,063
投資有価証券
464
計
百万円
5,521
上記物件は、短期借入金 1,200 百万円、長期借入金 2,622 百万円の担保に供しております。
6.手形割引高及び裏書譲渡高
受取手形割引高
49
受取手形裏書譲渡高
百万円
114
7.当社は取引銀行 5 行と貸出コミットメント契約を締結しております。これら契約に基づく当連結会計
期間末の借入未実行残高は次のとおりであります。
貸出コミットメントの総額
借入実行残高
9,000
百万円
−
差引額
9,000
8.当社の発行済株式総数は、普通株式 145,977 千株であります。
9.連結会社が保有する自己株式の数は、普通株式 4,885 千株であります。
(連結損益計算書関係)
1.販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。
従業員給与
9,359 百万円
2.研究開発費の総額
326 百万円
3.減損損失
当連結会計年度において、以下のとおり減損損失を計上いたしました。
(用途)貸与資産 (種類)工具器具・備品
事業用資産については事業所等の管理会計上の区分により、貸与資産については契約単位により、減
損の兆候を判定しております。貸与資産の契約先が民事再生法手続を開始したことに伴い、当該貸与先
に係る貸与資産の帳簿価額を回収可能見込額まで減額し、当該減少額を減損損失 422 百万円として特別
損失に計上しております。
- 18 -
【連 結】
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に記載されている科目の金額との関係
(平成 17 年 3 月 31 日現在)
現金預金勘定
37,360 百万円
取得日から 3 ヶ月以内に期限の到来する短期投資(有価証券)
214
預入期間が 3 ヶ月を超える定期預金
△2,287
現金及び現金同等物
35,287
リ ー ス 取 引
EDINET による開示を行うため記載を省略しております。
- 19 -
【連
結】
有 価 証 券
前連結会計年度(平成 16 年 3 月 31 日)
1. 満期保有目的の債券で時価のあるもの
(単位:百万円)
種
類
時価が連結貸借対照表
計上額を超えないもの
時
連結貸借対照表計上額
国
債
価
差
10
額
10
△0
2. その他有価証券で時価のあるもの
(単位:百万円)
種
類
取 得 原 価
連結貸借対照表計上額
差
額
株
式
860
1,434
574
連結貸借対照表計上額が
債
券
158
160
2
取得原価を超えるもの
そ の 他
293
301
8
1,312
1,896
584
小
計
株
式
432
300
△132
連結貸借対照表計上額が
債
券
−
−
−
取得原価を超えないもの
そ の 他
863
772
△90
1,296
1,073
△222
2,608
2,969
361
小
合
計
計
(注)当連結会計年度において、有価証券について 19 百万円(その他有価証券で時価のある株式 19 百万円)減損
処理を行っております。
なお、減損処理にあたっては、期末における時価が取得原価に比べ 50%以上下落した場合には全て減損処
理を行っております。
3. 当連結会計年度中に売却したその他有価証券 (自
平成 15 年 4 月 1 日
至
平成 16 年 3 月 31 日)
(単位:百万円)
売
却
額
売却益の合計額
766
売却損の合計額
120
△10
4. 時価のない主な有価証券の内容及び連結貸借対照表計上額
(単位:百万円)
種
類
連結貸借対照表計上額
非上場株式
2,210
5. その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の今後の償還予定額
(単位:百万円)
種
債
類
1 年以内
1 年超 5 年以内
5 年超 10 年以内
10 年超
券
国
債
−
10
−
−
社
債
100
58
−
−
そ の 他
−
80
−
−
100
148
−
−
合
計
- 20 -
【連
結】
有 価 証 券
当連結会計年度(平成 17 年 3 月 31 日)
1. 満期保有目的の債券で時価のあるもの
(単位:百万円)
種
類
時価が連結貸借対照表
計上額を超えないもの
時
連結貸借対照表計上額
国
債
価
差
10
額
10
△0
2. その他有価証券で時価のあるもの
(単位:百万円)
種
類
取 得 原 価
連結貸借対照表計上額
差
額
株
式
881
1,595
713
連結貸借対照表計上額が
債
券
9
10
0
取得原価を超えるもの
そ の 他
601
732
130
1,493
2,338
845
小
計
株
式
281
231
△50
連結貸借対照表計上額が
債
券
48
48
−
取得原価を超えないもの
そ の 他
976
878
△98
1,306
1,158
△148
2,799
3,496
696
小
合
計
計
(注)当連結会計年度において、有価証券について 128 百万円(その他有価証券で時価のある株式 128 百万円)減
損処理を行っております。
なお、減損処理にあたっては、期末における時価が取得原価に比べ 50%以上下落した場合には全て減損処
理を行っております。
3. 当連結会計年度中に売却したその他有価証券 (自
平成 16 年 4 月 1 日
至
平成 17 年 3 月 31 日)
(単位:百万円)
売
却
額
売却益の合計額
88
売却損の合計額
75
△0
4. 時価のない主な有価証券の内容及び連結貸借対照表計上額
(単位:百万円)
種
類
連結貸借対照表計上額
非上場株式
1,907
5. その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の今後の償還予定額
(単位:百万円)
種
債
類
1 年以内
1 年超 5 年以内
5 年超 10 年以内
10 年超
券
国
債
−
10
−
−
社
債
−
−
−
−
そ の 他
−
128
19
−
−
138
19
−
合
計
- 21 -
【連
結】
デリバティブ取引
EDINET による開示を行うため記載を省略しております。
退 職 給 付
1. 採用している退職給付制度の概要
日本コムシス㈱は、確定給付型の厚生年金基金制度から確定給付型の企業年金基金制度へ変更しております。
㈱三和エレック及び一部の連結子会社は、確定給付型の厚生年金基金制度、適格退職年金制度及び退職一時金制
度を設けております。東日本システム建設㈱及び一部の連結子会社は、適格退職年金制度及び退職一時金制度を
設けております。一部の連結子会社は、中小企業退職金共済制度に加入しております。また、日本コムシス㈱、
㈱三和エレック、東日本システム建設㈱においては、退職給付信託を設定しております。なお、従業員の退職等
に際して割増退職金を支払う場合があります。
2. 退職給付債務に関する事項
(単位:百万円)
前連結会計年度
当連結会計年度
(平成 16 年 3 月 31 日)
(平成 17 年 3 月 31 日)
イ.退職給付債務
△50,420
△43,912
35,006
37,231
△15,413
△6,681
−
−
ホ.未認識数理計算上の差異
9,412
7,778
ヘ.未認識過去勤務債務(債務の減額)
△226
△21
−
△4,912
△6,227
△3,836
0
1,042
ロ.年金資産
ハ.未積立退職給付債務 (イ+ロ)
ニ.会計基準変更時差異の未処理額
ト.未認識年金資産
チ.連結貸借対照表計上純額 (ハ+ニ+ホ+ヘ+ト)
リ.前払年金費用
ヌ.退職給付引当金 (チ-リ)
前連結会計年度
(平成 16 年 3 月 31 日)
(注)1. 厚生年金基金の代行部分を含めて記載して
おります。
2. 一部の連結子会社は退職給付債務の算定に
当たり、簡便法を採用しております。
3. 日本コムシス㈱は厚生年金基金の代行返上
に関し、「退職給付会計に関する実務指針
(中間報告)」(日本公認会計士協会会計制
度委員会報告第 13 号)第 47-2 項に定める
経過措置を適用し、厚生労働大臣から将来
分支給義務の免除の認可を受けた日におい
て代行部分に係る退職給付債務と返還相当
額の年金資産を消滅したものとみなして会
計処理しております。なお、当連結会計年
度末日現在において測定された返還相当額
(最低準備金)は、5,506 百万円であります。
- 22 -
(注)1.
△6,227
当連結会計年度
(平成 17 年 3 月 31 日)
同左
2.
同左
3.
――――
△4,878
【連
3. 退職給付費用に関する事項
結】
(単位:百万円)
前連結会計年度
当連結会計年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日
(自 平成 16 年 4 月 1 日
至 平成 16 年 3 月 31 日)
至 平成 17 年 3 月 31 日)
イ.勤務費用(注)1,3
2,216
2,553
ロ.利息費用
1,245
1,085
△34
△729
−
−
ホ.数理計算上の差異の費用処理額
1,040
865
ヘ.過去勤務債務の費用処理額(注)2
△228
△230
33
54
4,273
3,599
△1,104
−
ハ.期待運用収益
ニ.会計基準変更時差異の費用処理額
ト.その他(注)4
チ.退職給付費用 (イ+ロ+ハ+ニ+ホ+ヘ+ト)
リ.厚生年金基金の代行返上に伴う損益
(注)1.
2.
3.
4.
計
前連結会計年度
(平成 16 年 3 月 31 日)
厚生年金基金に対する従業員拠出金を控除
しております。
退職金の制度改定が行われたことに伴うも
のであります。
簡便法を採用している連結子会社の退職給
付費用は、
「イ.勤務費用」に計上しており
ます。
確定拠出への掛金の支払額であります。
(注)1.
3,169
当連結会計年度
(平成 17 年 3 月 31 日)
同左
2.
同左
3.
同左
4.
同左
4. 退職給付債務等の計算の基礎に関する事項
3,599
(単位:百万円)
前連結会計年度
当連結会計年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日
(自 平成 16 年 4 月 1 日
至 平成 16 年 3 月 31 日)
至 平成 17 年 3 月 31 日)
イ.退職給付見込額の期間配分方法
期間定額基準
同左
ロ.割引率
2.5%
同左
ハ.期待運用収益率
主として 0.1%
ニ.過去勤務債務の額の処理年数
主として発生した連結会計年
主として 2.6%
同左
度で一括処理しております。
ホ.数理計算上の差異の処理年数
主として 15 年(各連結会計年
度の発生時における従業員の
平均残存勤務期間による定額
法により按分した額を、それぞ
れ発生の翌連結会計年度から
費用処理することとしており
ます。)
- 23 -
同左
【連
税 効 果 会 計
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
(単位:百万円)
前連結会計年度
当連結会計年度
(平成 16 年 3 月 31 日)
(平成 17 年 3 月 31 日)
繰延税金資産
貸倒引当金
818
855
3,495
2,518
役員退職慰労引当金
322
306
未払事業税
407
386
退職給付引当金等
未払費用
1,369
2,049
関係会社株式評価損
358
856
子会社土地評価差額
1,077
1,002
繰越欠損金
557
1,070
その他
832
994
9,239
10,041
△2,948
△2,949
6,291
7,091
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計
繰延税金負債
固定資産圧縮積立金
△156
△156
子会社土地評価差額
△1,903
△1,870
△224
△331
繰延税金負債合計
△2,284
△2,358
繰延税金資産の純額
4,006
4,733
その他
2.再評価に係る繰延税金負債の内訳
(単位:百万円)
前連結会計年度
当連結会計年度
(平成 16 年 3 月 31 日)
(平成 17 年 3 月 31 日)
繰延税金資産
再評価に係る繰延税金資産
4,825
4,589
△4,825
△4,589
−
−
再評価に係る繰延税金負債
2,365
2,365
再評価に係る繰延税金負債の合計
2,365
2,365
2,365
2,365
評価性引当額
再評価に係る繰延税金資産合計
繰延税金負債
再評価に係る繰延税金負債の純額
- 24 -
結】
【連
3.法定実行税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳
前連結会計年度
当連結会計年度
(平成 16 年 3 月 31 日)
(平成 17 年 3 月 31 日)
連結財務諸表提出会社の法定実効税率
42.0%
40.0%
永久に損金に算入されない項目
2.5%
2.1%
永久に益金に算入されない項目
△0.2%
△0.1%
0.5%
0.7%
連結調整勘定償却額
△5.5%
△4.6%
評価性引当額の増減
−
5.2%
土地再評価差額金の取崩
−
△1.7%
△0.8%
0.4%
38.5%
42.0%
結】
(調整)
住民税等均等割等
その他
税効果会計適用後の法人税の負担率
セグメント情報
【事業の種類別セグメント情報】
前連結会計年度(自平成 15 年 4 月 1 日至平成 16 年 3 月 31 日)及び当連結会計年度(自平成 16 年 4 月
1 日至平成 17 年 3 月 31 日)
連結会社の一部は電気通信設備工事事業以外の事業を営んでおりますが、それらの事業の全セグメン
トに占める割合が僅少であるため、事業の種類別セグメント情報は記載を省略しております。
【所在地別セグメント情報】
前連結会計年度(自平成 15 年 4 月 1 日至平成 16 年 3 月 31 日)及び当連結会計年度(自平成 16 年 4 月
1 日至平成 17 年 3 月 31 日)
在外連結子会社及び重要な在外支店がないため、該当事項はありません。
【海外売上高】
前連結会計年度(自平成 15 年 4 月 1 日至平成 16 年 3 月 31 日)及び当連結会計年度(自平成 16 年 4 月
1 日至平成 17 年 3 月 31 日)
海外売上高は、連結売上高の 10%未満のため、その記載を省略しております。
- 25 -
【連
結】
1株当たり情報
前連結会計年度
当連結会計年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日
(自 平成 16 年 4 月 1 日
至 平成 17 年 3 月 31 日)
至 平成 16 年 3 月 31 日)
1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益
859.24 円 1株当たり純資産額
45.96 円 1株当たり当期純利益
906.92 円
58.42 円
なお、潜在株式調整後1株当たりの当期純利益 なお、潜在株式調整後1株当たりの当期純利益
額については、潜在株式が存在しないため記載 額については、潜在株式が存在しないため記載
しておりません。
しておりません。
(注)1 株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度
(自 平成 15 年 4 月 1 日
至 平成 16 年 3 月 31 日)
当期純利益(百万円)
普通株主に帰属しない金額(百万円)
(うち利益処分による役員賞与)
普通株式に係る当期純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株)
6,591
87
(87)
6,504
141,508
- 26 -
当連結会計年度
(自 平成 16 年 4 月 1 日
至 平成 17 年 3 月 31 日)
8,349
104
(104)
8,245
141,134
平成 17 年 3月期
個別財務諸表の概要
平成 17 年 5 月 17 日
上 場 会 社 名
コムシスホールディングス株式会社
上場取引所 東 大
コ ー ド 番 号 1721
本社所在都道府県
(URL http://www.comsys-hd.co.jp )
東京都
代
表
者 役職名 代 表 取 締 役 社 長 氏名 島田 博文
問合せ先責任者 役職名 取締役総務人事部長 氏名 宮脇 良秋
TEL(03)3448−7000
決算取締役会開催日
平成 17 年 5 月 17 日
中間配当制度の有無 有
配当支払開始予定日
平成 17 年 6 月 30 日
定時株主総会開催日
平成 17 年 6 月 29 日
単元株制度採用の有無 有(1単元 1,000 株)
1. 17 年 3 月期の業績(平成 16 年 4 月 1 日∼平成 17 年 3 月 31 日)
(1) 経営成績
(注)記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。
売 上 高
営業利益
経常利益
百万円
17 年 3 月期
16 年 3 月期
%
百万円
2,211 △4.8
2,323
−
%
%
円
%
1,738 △9.2
1,915
−
潜在株式調整後 株 主 資 本
1株当たり当期純利益 当期純利益率
1株当たり
当期純利益
当期純利益
百万円
百万円
1,721 △16.6
2,063
−
銭
円
銭
総 資 本
経常利益率
%
売 上 高
経常利益率
%
%
17 年 3 月期
1,720 △7.8
11 86
−
1.6
1.3
16 年 3 月期
1,864 −
12 78
−
1.7
1.5
(注)①期中平均株式数
17 年 3 月期 145,067,592 株
16 年 3 月期 145,939,215 株
②会計処理の方法の変更
有
③売上高、営業利益、経常利益、当期純利益におけるパーセント表示は、対前期増減率
78.6
82.5
(2) 配当状況
1 株当たり年間配当金
中 間
期
円
銭
円
17 年 3 月期
15 00
16 年 3 月期
7 00
(注) 17 年 3 月期期末配当金の内訳
銭
配当金総額
(年 間)
末
円
銭
百万円
5 00
10 00
−
7 00
特別配当 3 円 00 銭
株主資本
配 当 率
配当性向
%
2,140
1,021
%
126.5
54.8
2.0
0.9
(3)財政状態
総 資 産
株主資本
百万円
株主資本比率
百万円
1株当たり株主資本
%
円
122,760
105,877
86.2
17 年 3 月期
16 年 3 月期
143,515
110,634
77.1
(注)①期末発行済株式数 17 年 3 月期 141,157,749 株 16 年 3 月期 145,907,893 株
17 年 3 月期
4,820,137 株
16 年 3 月期
69,993 株
②期末自己株式数
銭
750 07
758 25
2.18 年 3 月期の業績予想(平成 17 年 4 月 1 日∼平成 18 年 3 月 31 日)
売 上 高
百万円
経常利益
百万円
当期純利益
百万円
中間期
1,710
1,445
1,436
通 期
2,720
2,145
2,127
(参考)1株当たり予想当期純利益(通期)
15 円 05 銭
※
中
1株当たり年間配当金
間
期 末
円
5 00
−
銭
円
銭
−
7 00
円
銭
−
12 00
上記の予想は、現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した見通しであり、実際の業績は、様々な要素により
これら業績予想と異なる結果となる可能性があることをご承知おきください。
【単
比
較
貸
借
対
照
独】
表
(単位:百万円)
期 別
科
前事業年度
(平成 16 年 3 月 31 日)
金
目
額
動
現
資
金
額
33,457
23.3
金
構成比
%
産
額
%
8,375
6.8
△25,081
金
28,623
2,005
△26,618
関 係 会 社 預 け 金
−
6,022
6,022
関係会社短期貸付金
4,425
−
△4,425
408
347
△60
そ
固
預
金
減
(△印 減少)
(平成 17 年 3 月 31 日)
構成比
( 資 産 の 部 )
流
増
当事業年度
の
定
他
110,057
76.7
114,384
93.2
4,326
無 形 固 定 資 産
14
0.0
21
0.0
7
投資その他の資産
110,043
76.7
114,362
93.2
4,319
関 係 会 社 株 式
109,599
114,099
4,500
関係会社長期預け金
−
252
252
関係会社長期貸付金
440
−
△440
繰 延 税 金 資 産
4
10
6
資
資
産
産
合
計
143,515
100.0
122,760
100.0
△20,755
32,870
22.9
16,856
13.7
△16,013
( 負 債 の 部 )
流
動
負
債
関 係 会 社 預 り 金
−
16,769
16,769
関係会社短期借入金
32,775
−
△32,775
94
87
△7
そ
固
の
定
他
負
債
10
役員退職慰労引当金
負
債
合
計
0.0
10
26
0.0
26
16
16
32,880
22.9
16,882
13.7
△15,997
金
10,000
7.0
10,000
8.2
−
余
金
98,815
68.8
98,815
80.5
−
備
金
98,815
58,815
△40,000
その他資本剰余金
−
40,000
40,000
資本準備金減少差益
−
40,000
40,000
( 資 本 の 部 )
資
資
資
利
本
本
剰
本
金
1,864
当 期 未 処 分 利 益
1,864
自
益
準
剰
1.5
1,833
△30
△30
△4,771
△3.9
△4,726
計
110,634
77.1
105,877
86.3
△4,757
負 債 ・ 資 本 合 計
143,515
100.0
122,760
100.0
△20,755
合
式
1,833
△0.0
本
株
1.3
△45
資
己
余
-1-
【単
比
較
損
益
計
算
書
(単位:百万円)
期 別
科
目
前事業年度
(自
至
当事業年度
平成 15 年 9 月 29 日
平成 16 年 3 月 31 日)
金
額
(自
至
百分比
平成 16 年 4 月 1 日
平成 17 年 3 月 31 日)
金
額
百分比
%
営
業
配
収
当
益
2,211
1,823
1,711
経 営 管 理 料 収 入
500
500
業
一
費
般
営
外
収
取
そ
営
理
利
業
受
用
管
業
営
収
100.0
入
営
金
2,323
%
費
支
創
経
費
払
立
1,721
77.8
益
7
0.3
39
1.8
息
6
26
他
0
13
用
155
6.6
22
息
5
22
却
149
−
償
1,738
78.6
税 引 前 当 期 純 利 益
1,915
82.5
1,738
78.6
法人税、住民税及び事業税
68
2.9
29
1.3
△16
△0.7
△10
△0.5
益
1,864
80.3
1,720
77.8
益
−
843
額
−
729
期 未 処 分 利 益
1,864
1,833
前
中
当
益
1.0
82.5
当
利
490
1,915
法
常
22.2
88.8
利
費
259
490
2,063
利
外
11.2
益
の
業
259
100.0
人 税 等 調 整 額
期
期
間
純
繰
利
越
配
利
当
-2-
独】
【単
独】
[財務諸表作成のための基本となる事項]
1.重要な会計方針
(1) 有価証券の評価基準及び評価方法
関係会社株式 ----------- 移動平均法による原価法を採用しております。
(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法
無形固定資産 ----------- 定額法を採用しております。なお、自社利用のソフトウェアについて
は、社内における利用可能期間(5 年)に基づく定額法を採用してお
ります。
(3) 引当金の計上基準
役員退職慰労引当金 -----
役員の退職慰労金支給に備えるため、会社内規に基づく期末要支給額
の全額を計上しております。
(4) その他財務諸表作成のための重要な事項
消費税等の会計処理
消費税等の会計処理は、税抜方式によっております。
[会計処理の方法の変更]
固定資産の減損に係る会計基準
固定資産の減損に係る会計基準(「固定資産の減損に係る会計基準の設定に関する意見書」(企業会
計審議会 平成 14 年 8 月 9 日))及び「固定資産の減損に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適
用指針第 6 号 平成 15 年 10 月 31 日)が平成 16 年 3 月 31 日に終了する事業年度に係る財務諸表か
ら適用できることになったことに伴い、当事業年度から同会計基準及び同適用指針を適用しており
ます。
これによる当事業年度の損益に与える影響はありません。
[注記事項]
(貸借対照表関係)
(1)授権株式数及び発行済株式総数
授権株式数
-----------普通株式
発行済株式総数------------
普通株式
580,000 千株
145,977 千株
(2)自己株式
当社が保有する自己株式の数は、普通株式 4,820 千株であります。
(3)当社は取引銀行 5 行と貸出コミットメント契約を締結しております。これら契約に基づく当事業年度
末の借入未実行残高は次のとおりであります。
貸出コミットメントの総額
借入実行残高
差引額
9,000 百万円
−
9,000
(4)下記科目については契約形態の変更のため、当事業年度より次のように表示しております。
前事業年度
当事業年度
関係会社短期貸付金
関係会社預け金
関係会社長期貸付金
関係会社長期預け金
関係会社短期借入金
関係会社預り金
-3-
【単
独】
(損益計算書関係)
関係会社に対する取引高
営業収益
配当金収入 -----------経営管理料収入 --------
1,711 百万円
500
営業外収益
受取利息 --------------
26
営業外費用
支払利息 --------------
22
税 効 果 会 計
前事業年度
(自 平成 15 年 9 月 29 日
至 平成 16 年 3 月 31 日)
当事業年度
(自 平成 16 年 4 月 1 日
至 平成 17 年 3 月 31 日)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な
原因別の内訳
繰延税金資産
役員退職慰労引当金
未払費用
未払事業税
その他
繰延税金資産合計
繰延税金資産の純額
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な
原因別の内訳
繰延税金資産
役員退職慰労引当金
未払費用
未払事業税他
繰延税金資産合計
繰延税金資産の純額
4 百万円
6
5
0
16
16
10 百万円
8
8
27
27
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等
の負担率との差異の原因となった主な項目別
の内訳
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等
の負担率との差異の原因となった主な項目別
の内訳
法定実効税率
42.0%
(調整)
永久に損金に算入されない項目
0.5%
永久に益金に算入されない項目
△39.9%
その他
0.1%
税効果会計適用後の法人税等の負担率 2.7%
法定実効税率
40.0%
(調整)
永久に損金に算入されない項目
0.1%
永久に益金に算入されない項目
△38.9%
その他
△0.2%
税効果会計適用後の法人税等の負担率 1.0%
-4-
【単 独】
(1株当たり情報)
前事業年度
(自 平成15年9月29日
至 平成16年3月31日)
1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益
当事業年度
(自 平成16年4月1日
至 平成17年3月31日)
758.25 円
12.78 円
1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益
なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額に
ついては、潜在株式が存在しないため記載しておりま
せん。
750.07 円
11.86 円
なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額に
ついては、潜在株式が存在しないため記載しておりま
せん。
(注)1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前事業年度
(自 平成15年9月29日
至 平成16年3月31日)
当期純利益(百万円)
当事業年度
(自 平成16年4月1日
至 平成17年3月31日)
1,864
1,720
−
−
(うち利益処分による役員賞与)
(−)
(−)
普通株式に係る当期純利益(百万円)
1,864
1,720
145,939
145,067
普通株主に帰属しない金額(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株)
-5-
【単
利
益
処
分
独】
案
(単位:百万円)
前事業年度
当事業年度
(平成 16 年 6 月 29 日) (平成 17 年 6 月 29 日)
科目
当 期 未 処 分 利 益
対前期増減額
(△印 減少)
1,864
1,833
△30
1,021
1,411
390
これを次のとおり処分致します。
利
益
配
当
金
( 普 通 配 当 )
(1 株当たり 7 円 00 銭)
(1 株当たり 7 円 00 銭)
( 特 別 配 当 )
(1 株当たり 0 円 00 銭)
(1 株当たり 3 円 00 銭)
次 期 繰 越 利 益
843
422
△420
(注)1.平成 16 年 12 月 10 日に 729 百万円(1株当たり 5 円)の中間配当を実施致しました。
2.期末配当は 7 円を予定しておりましたが、経営統合後 2 年間の成果が出たことから、日頃の株主の皆様
のご支援に応えるため、特別配当として 3 円加算し、期末配当を 10 円とする予定であります。これによ
り年間配当は 1 株当たり 15 円となります。
3.記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
-6-
【単
役
員
の
異
独】
動
(平成17年6月29日付)
(1)取締役
① 新任取締役候補
取
締
役
潮 田
邦
夫 (現 日本コムシス株式会社
常務取締役 IT ビジネス事業本部長)
取
締
役
柴 田
悦
男 (現 日本コムシス株式会社
常務執行役員 安全品質管理本部長)
取
締
役
冨 永
秀
一 (現 日本コムシス株式会社
常務執行役員 NTT 事業本部長)
取
締
役
関 口
明
良 (現 日本コムシス株式会社
執行役員 経営企画本部長)
代表取締役会長
武
内
宏
允 (相談役 就任予定)
取
締
役
近
藤
健
児 (東京通建株式会社 代表取締役社長 就任予定)
取
締
役
千
葉
洋
一 (日東通建株式会社 代表取締役社長 就任予定)
後 藤
邦
彦 (現 株式会社ナカノフドー建設 顧問)
② 退任予定取締役
(2)監査役
① 新任監査役候補
監
査
役
② 退任予定監査役
監
査
役
熊 倉
雅
-7-
《参考》
コムシスグループの役員の異動
1.日本コムシス株式会社(平成17年6月24日付)
(1) 取締役
①
②
③
新任取締役候補
常 務 取 締 役
吉 岡
義
博 (現 常務執行役員 IT ビジネス事業本部営業本部長)
常 務 取 締 役
柴 田
悦
男 (現 常務執行役員 安全品質管理本部長)
常 務 取 締 役
冨 永
秀
一 (現 常務執行役員 NTT 事業本部長)
取
三 又
善
博 (現 執行役員 財務部長)
代表取締役会長
武 内
宏
允 (相談役 就任予定)
常 務 取 締 役
千 葉
洋
一 (日東通建株式会社 代表取締役社長 就任予定)
常 務 取 締 役
近 藤
健
児 (東京通建株式会社 代表取締役社長 就任予定)
常 務 取 締 役
後 藤
豊
弘 (現 コムシスネット株式会社 代表取締役社長)
宮 脇
良
秋 (現 取締役 総務部長)
後 藤
邦
彦 (現 株式会社ナカノフドー建設 顧問)
締
役
退任予定取締役
昇任取締役候補
常 務 取 締 役
(2)監査役
①
新任監査役候補
監
②
査
役
退任予定監査役
監
査
役
熊 倉
雅
-8-
2.東日本システム建設株式会社(平成17年6月24日付)
(1)取締役
①
②
③
新任取締役候補
常 務 取 締 役
坂
上
取
締
役
長谷川
取
締
役
香
正
弘 (現 株式会社トーシスアクティス 代表取締役社長)
將
(現
NTT グループ営業本部副本部長
兼 総合エンジニアリング本部企画部長
兼 メンテナンス事業推進室長 )
山
年
和 (現 経営企画本部経営企画部長)
専 務 取 締 役
深 沢
壯
行
常 務 取 締 役
勝 見
常 務 取 締 役
岩 渕
伸
行
取
岡 庭
忠
夫 (株式会社アルスター 常務取締役 就任予定)
専 務 取 締 役
渡 辺
清
一 (現 常務取締役 システム事業本部ソリューション事業部長)
常 務 取 締 役
江 田
義
廣 (現 取締役 新潟システム事業本部ソリューション事業部長)
退任予定取締役
締
役
進
昇任取締役候補
(2)監査役
①
新任監査役候補
常 勤 監 査 役
②
岩 渕 伸 行 (現 常務取締役経営企画本部長
退任予定監査役
監
査
役
込 山
正
-9-
兼
経理部長)