女性の活躍推進に優れた企業として「なでしこ銘柄」に選定 2014 年 3 月、ブリヂストンは、経済産業省と東京証券取引所が共同で女性の活躍推進に優れた企業を紹介する「なでしこ銘柄」に選定されました。「なでしこ銘柄」とは … 「なでしこ銘柄」は 2012 年度より女性活躍推進に優れた企業を選定・発表する取り組みとして開始されました。「中長期の成長力」を重視する投資家にとって魅力ある銘柄として紹介することを通じて投資を促進し、各社の取り組みを加速していくことを目的としています。具体的には、（ 1 ）女性のキャリア支援と、（ 2 ）仕事と家庭の両立支援の 2 つの側面からスコアリングを行い、各業種上位企業の中から財務面（ ROE ）の基準を満たした企業が選定されています。2013 年度は 26 社が選定され、今回ブリヂストンは初の選定となりました。女性活躍推進の様々な取り組みが高い評価を受けました今回の選定は、ブリヂストンの女性活躍推進の様々な取り組みの中で、主に以下の点が評価されたものです。＜ダイバーシティの推進＞「多様性の尊重に関するブリヂストングループの考え方」を明確にして、2009 年からブリヂストングループ全体に展開し、グループ各社で国や地域特性に合わせた多様性尊重に関する目標設定を推進＜女性のキャリア促進＞入社 5 年目前後の総合職女性従業員に対する「キャリアデザイン研修」の実施女性従業員の管理職候補層に対するキャリアパスを明確にした育成プログラム導入＜仕事と家庭の両立支援＞結婚・出産・育児などを理由に退職した従業員の再入社を促進する「ウェルカム・バック制度」の導入配偶者が海外転勤した際に最大 3 年間休職できる「配偶者海外転勤休職制度」の導入東京都内最大規模となる事業所内保育施設「ころころ保育園」の運営 VOICE 今回の選定を受けてブリヂストンは 2008 年にダイバーシティ推進の専任部署を設置して以来、女性をはじめ様々な人材が「働きやすく、活躍できる」職場環境の構築に取り組んできました。それらの取り組みが評価されたことは大変嬉しく思います。ブリヂストングループが「真のグローバル企業」として更に成長していくためには、多様な人々が持つ異な（株）ブリヂストン人事部ダイバーシティ推進ユニットリーダー植木樹理ブリヂストングループる視点からの発想や知識・技術を集め、イノベーションを生み出していくことが必要不可欠であると考えています。今回の「なでしこ銘柄」選定を励みに、より一層、多様な人材の活躍推進に力を入れていきます。 12 CSR レポート 2014