ー 従来の家庭用 ミシンと L 9~ の前方傾斜の針を有

B −50 縫 製 に関 する 研 究
− スラ ン トニ ー ドル ミシ ン に お け る 布重
ね枚数の位置別による針目損傷一
東 海 学 園 女 短 大 西 条 セ ツ
○ 辻 啓 子
丸 山 幸 枝
1. 従 来 の 家 庭 用 ミ シ ン とL9 ゜の前 方 傾斜 の針 を有
す るス ラ ント ニ ー ドル ミシ ン の縫 製 時 に お け る織 糸 の針
目損 傷 と布 重 ね枚 数 の位 置 に よ る損 傷 につ い て 比較 検 討
し た。
針 に よ る布 の損 傷 は 縫 製 上 の外 見 を悪 くし , 縫 合効 率
の関 係 に お い て も針 目損 傷 が増 大 す る と効 率 が低 下 す る
と言 われ て い る。 こ の点 か ら縫 製 時 にお こ る損 傷 を主 と
し , 重 ね枚 数 と重 ね枚 数 の位 置 に よ る損 傷 につ い て研 究
し た。
2. 試 料 布 は 市 販 の平 織 2種 , 綾 織 2種 を使 用 し , 縫
糸 はソ フ ト仕 上 げ カ ク ン糸5O'S/3 を使 用し た。 針 は#11,
#14 の2 種 で あ る。 試 料 布 は30cm
X 5 cm とし , 重 ね 枚
数 は2.3.4.5
の 4種 。 縫 製 後24hr 放 置 後, 縫 糸 を 切
断 し, Light Scope を 使 用 し て 測 定 し た。 単位 は 各試 料
布50 針 で 各種 5回 の測 定 結 果 で あ る。
3. (1)切 断 損 傷, 切 断貫 通損 傷 に おい て, ミ シ ン の 種
類 別 に よ る差 は み と め ら れ な か っ た が, 厚 地 の 試 料 布 の
場 合, 針#11 で は ス ラ ン ト ニ ー ド ル ミ シ ン の 方 が 多 く ,
針#14 で は逆 の 結果 に な っ た。
(2) 布 重 ね枚 数 が増 加 す る と 針 目損 傷 が 増 加 す る とい う
傾 向 が み ら れ た。 重 ね 位 置 別 で は ス ラ ン ト ニ ー ドノ
レミ シ
ン の 5枚 重 ね に そ の 差 が顕 著 に現 わ れ , 最 上 , 最 下 布 は
少 な く, 中 間布 に多 い とい う結果 を 得 た。