[戦評]関東リーグ第16節 VS 明治大学

[戦評]
戦評]関東リーグ
関東リーグ第
リーグ第16節
16節 VS 明治大学
*10/13(土) 11:30 Kickoff @古河サッカー場
前節は、流経大に敗れ後期2敗目を喫した中大。今節は、後期4連勝と1番勢いのある明大が
相手ということで、ここで明大を叩き逆に勢いに乗りたい中大。
今節スタメンは、木村(陽)に代え出場停止明けのチームの精神的支柱である闘将奥山、負傷の
古賀に代え神田、田仲に代え細見が入った。
前半
中大キックオフで試合がスタート。立ち上がりは、互いに攻め合う緊迫した展開に。
7分、左サイドで六平とのワンツーで澤田が相手 DF ラインの裏に抜け出したが、キーパーが飛
び出し防がれる。
17分、明治に左サイドを破られるも細見がスライディングで防ぎ相手の CK に。その CK からニア
サイドのボールをヘディングで合わせられ先制点を許す。
失点直後の18分、木下からのロングパスに奥山が抜け出しシュートもキーパーに防がれる。
19分、中大は中盤でボールを奪われると、パスをつながれ最後はペナルティーエリア外からル
ープシュートを決められ立て続けに失点をしてしまう。
2点のリードを許し、浮足立ってしまった中大は明大の前へ前へという勢いに飲み込まれ完全に
リズムを失ってしまう。
それでも32分、細見のパスカットから六平、田辺さらに右サイドを駆けあがった今井へつなぎ、
今井がダイレクトでクロス。そして中央で奥山がヘディングで合わせるも相手 DF が体を寄せブ
ロック。
37分、明治の左サイドからクロスを入れられ、中央で折り返されるとフリーの選手に決められ3
失点目。
そしてそのまま前半終了。前半で0-3と厳しい戦いに。
HT
不甲斐ない戦いをする選手達にベンチ、応援席の選手達も不満を抱えていたが、それを
代弁するかのように、白須監督が一括。選手達の空気が一変した。
その後、奥山主将から「応援してくれている選手達に情けない。このままじゃ終われないぞ」と
いう言葉で気を引き締め後半に臨んだ。
後半
点を取るしかない中大は、渡辺に代え砂川を後半頭から投入。
2分、右サイドの田辺からオーバーラップした今井とつなぎ中へクロス。これは惜しくも合わな
かったが、中大が点を取りに行くんだという意思を見せつける。
5分、奥山、砂川とつなぎ、砂川が相手を1人かわしシュートも惜しくもゴール右へ外れる。
13分、田辺に代え木村(陽)を投入。
22分、細見から左サイドの澤田へつなぎ、澤田がカットインからシュートもキーパーに防がれる。
24分、明治の左サイドからのクロスが逆サイドへ流れたボールを拾った選手がドリブルでえぐり
クロスを入れるも DF 陣が体を張り防ぐ。
25分、なんとしても点が欲しい中大は、澤田に代え安を投入。
27分、明治の右からの CK をニアでそらされファーサイドの選手にヘディングシュートされるも枠
を外れ失点とはならない。
45分+2分、ゴール正面やや遠めの位置の FK を安がシュートもゴール上へ外れる。
そして、試合が終了。0-3の完敗という形で終わった。
初めて連敗を喫した中大。そして、不甲斐ない戦いで終えた今節。1対1の局面や全体を通して
みても、這いつくばり相手をつかんでも止めてやろうという必死さが欠けていたように見える。
連敗という結果で下を向く選手が多かった。下を向かずに前を向くのも大切だが、今は下を向
き足元から見つめ直す必要があるのかもしれない。
選手たちは、勝つために、この状況を打破するために、必死にもがき苦しんでいます。
今後も変わらぬ声援で選手を力付けて下さい。
次節は、10/20(土) @味の素スタジアム西競技場 13:50 Kickoff です。
応援よろしくお願いします。
文責 サッカー部4年 須田基太 平田直也