第187期 第3四半期 平成20年12月31日 PDF 形式

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古河電気工業株式会社(E01332)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】
四半期報告書
【根拠条文】
金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】
関東財務局長
【提出日】
平成21年2月13日
【四半期会計期間】
第187期第3四半期(自 平成20年10月1日 至 平成20年12月31日)
【会社名】
古河電気工業株式会社
【英訳名】
The Furukawa Electric Co., Ltd.
【代表者の役職氏名】
取締役社長 吉田 政雄
【本店の所在の場所】
東京都千代田区丸の内二丁目2番3号
【電話番号】
東京(03)3286局3518
【事務連絡者氏名】
経理部会計第一課長 久保田 茂
【最寄りの連絡場所】
東京都千代田区丸の内二丁目2番3号
【電話番号】
東京(03)3286局3518
【事務連絡者氏名】
経理部会計第一課長 久保田 茂
【縦覧に供する場所】
株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
株式会社大阪証券取引所
(大阪市中央区北浜一丁目8番16号)
株式会社名古屋証券取引所
(名古屋市中区栄三丁目8番20号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第187期
第187期
第3四半期連結累計期間 第3四半期連結会計期間
自 平成20年4月1日
自 平成20年10月1日
至 平成20年12月31日
至 平成20年12月31日
回次
会計期間
売上高
第186期
自平成19年4月1日
至平成20年3月31日
(百万円)
844,466
260,517
1,174,247
(百万円)
7,355
△9,707
40,831
(百万円)
3,108
△21,844
15,291
純資産額
(百万円)
−
252,780
294,982
総資産額
(百万円)
−
989,323
1,014,777
(円)
−
277.85
332.61
(円)
4.44
△31.10
21.81
(円)
4.44
−
21.81
(%)
−
19.7
22.9
(百万円)
24,305
−
90,760
(百万円)
△32,046
−
△52,113
(百万円)
2,574
−
△41,581
(百万円)
−
37,817
43,827
(人)
−
39,798
37,669
経常利益又は経常損失
(△)
四半期(当期)純利益又
は四半期純損失(△)
1株当たり純資産額
1株当たり四半期(当
期)純利益金額又は四半
期純損失金額(△)
潜在株式調整後1株当た
り四半期(当期)純利益
金額
自己資本比率
営業活動によるキャッ
シュ・フロー
投資活動によるキャッ
シュ・フロー
財務活動によるキャッ
シュ・フロー
現金及び現金同等物の四
半期末(期末)残高
従業員数
(注) 1 当社は四半期連結財務諸表を作成しているので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載していな
い。
2 売上高には、消費税等は含まれていない。
3 潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額を記載していない会計期間は、四半期純損失であったた
めである。
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2 【事業の内容】
当第3四半期連結会計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容につ
いて、重要な変更はない。
3 【関係会社の状況】
FURUKAWA ELECTRIC NORTH AMERICA,INC.(特定子会社)は事業再編により12月31日をもって清算した。
また古河サーキットフォイル株式会社は10月1日に当社と合併して消滅した。
4 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況
平成20年12月31日現在
従業員数(人)
39,798
(注) 1 従業員数は就業人員である。
2 臨時従業員の総数が従業員の100分の10未満であるので、記載を省略した。
(2) 提出会社の状況
平成20年12月31日現在
従業員数(人)
4,208
(注) 1 従業員は就業人員である。
2 臨時従業員の総数が従業員の100分の10未満であるので、記載を省略した。
3 平成20年10月1日付で、当社100%子会社である古河サーキットフォイル株式会社(従業員364名,金属セグメ
ント)と合併した。
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第2 【事業の状況】
1 【生産、受注及び販売の状況】
(1) 生産実績
当社グループの生産・販売品目は、広範かつ多種多様であり、同種の製品であっても、その容量、構造、
形式等は必ずしも一様ではなく、また受注生産形態をとらない製品も多く、事業の種類別セグメントごと
に生産規模及び受注規模を金額または、数量で示すことはしていない。このため、生産、受注及び販売の状
況については、「3 財政状態及び経営成績の分析(1)業績の状況」における各事業の種類別セグメント
業績に関連付けて示している。
2 【経営上の重要な契約等】
当社は、平成20年10月9日、当社を吸収合併存続会社、エフコ株式会社(以下、エフコという。)を吸収合併
消滅会社とする吸収合併契約を締結した。
①合併の方法
当社を吸収合併存続会社、エフコを吸収合併消滅会社とする吸収合併。
②合併の目的
エフコは電気絶縁・防水及び防食用途テ−プ、放熱・熱伝導性シ−ト等の製造販売を担う100%子会社で
ある。同社はこれまで当社の子会社として、製造子会社機能も併せ持ちながら同事業を展開してきたが、同
事業を統合することにより、管理部門等の経営効率を高めるとともに、更なる事業の発展を目指し、当社に
吸収合併することとした。
今後は、エフコが従来培ってきた事業上の強みに加え、当社の技術力・人材力を効果的に発揮し、同事業
の総合力強化を図る。
③合併の効力発生日
平成21年4月1日
④合併に際して発行する株式および割当
当社がエフコの発行済全株式を所有しているため、本合併に際し新株の発行および株式その他の対価の
交付は行わない。
⑤引継資産・負債の状況
平成20年3月31日時点におけるエフコの貸借対照表における資産の額、負債の額および純資産の額は以
下のとおりである。
資 産:4,683百万円
負 債:3,170百万円
純資産:1,513百万円
⑥吸収合併存続会社となる会社の資本金、事業の内容
資本金:69,373百万円(平成20年3月31日現在)
事業の内容:電線ケーブル、通信機器、伸銅品、自動車部品等の製造・販売
3 【財政状態及び経営成績の分析】
文中の将来に関する事項は、本四半期報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)
が判断したものである。
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(1) 業績の状況
当第3四半期連結会計期間においては、大手金融機関の破綻を契機とした世界的な景気急降下のなか
にあって、大幅な需要減に見舞われた大変厳しい期間となった。日本経済も、設備投資・輸出を始めとし
て大幅な景気悪化局面に入り、株式・為替市場の変動影響などもあって、更なる景気下振れリスクを抱え
ることとなった。
このような経済状況のもとで、当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)は、コスト削減
に注力するとともに、引き続き、事業や子会社の再編等を進めて対応を図ったものの、当第3四半期の業
績は、売上高は前年同期比10.0%減の2,605億円、営業利益は67.1%減の40億円、経常損益は為替差損の発生
に伴い前年同期比154億円減の△97億円となった。四半期純損益は、昨年12月以降の経済環境の激変に伴
い、将来の課税所得の見積もりおよび税務上の損失の回収可能性を検討した結果、繰延税金資産の一部を
取り崩すこととなり、前年同期比217億円減の△218億円となった。
事業の種類別セグメントの業績は次のとおりである。
情報通信
情報通信部門(受注163億円/四半期、当社単独ベース)においては、光ファイバ・ケーブルは、欧米
需要や、ブラジルのLANケーブルが堅調だったものの、国内向けは低調であった。フォトニクス・
ネットワークは、次世代ネットワーク(NGN)関連に加え、CATV向け製品やルーターの売上が好調
だった。その結果、当部門の売上高は430億円(前年同期比10.5%増)となった。営業利益は、27億円
(前年同期比7.1%減)となった。
エネルギー・産業機材
エネルギー・産業機材部門(受注197億円/四半期、当社単独ベース)においては、中国における高圧
電力ケーブルは好調だったものの、銅線は銅価の急落と需要の低迷により悪化した。景気悪化による市
場低迷により、建材用発泡製品や半導体製造用テープも落ち込んだ。当部門の売上高は693億円(前年
同期比12.4%減)、営業損益は、△9億円(前年同期比158.5%減)となった。
金属
金属部門(受注171億円/四半期、当社単独ベース)においては、景気悪化による市場低迷を受け、半
導体リードフレームや自動車電装部品端子用の条、建築用銅管などが低調だった。これまでリチウム電
池用やフレキシブルプリント基板用が堅調に推移してきた銅箔も、11月以降、需要が急激に冷え込ん
だ。その結果、当部門の売上高は397億円(前年同期比21%減)、営業損益は△0.3億円(前年同期比
101.8%減)となった。
軽金属
飲料用缶材や、自動車を中心とした輸送用材料、液晶製造装置向けなどの厚板や一般汎用材などアル
ミ製品の需要は全般的に低迷し、売上高は573億円(前年同期比12.9%減)、営業損益は△0.3億円(前
年同期比101.1%減)となった。
電装・エレクトロニクス
電装・エレクトロニクス部門(受注290億円/四半期、当社単独ベース)においては、ワイヤーハーネ
スなどの自動車部品は、軽自動車などの車種に恵まれ落ち込みが少なく、鉛蓄電池も好調だったもの
の、巻線やヒートシンク(電子機器用放熱部品)、ハードディスク用ブランク材などエレクトロニクス
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関連製品が市場の冷え込みにより急激に悪化し、売上高は579億円(前年同期比13.3%減)、営業利益
は、17億円(前年同期比31.8%減)となった。
サービス等
サービス等部門においては、情報処理・ソフトウェア開発、物流、各種業務受託等による当社グルー
プの各事業のサポート、不動産の賃貸等を行っているが、当部門の売上高は99億円(前年同期比10.3%
減)、営業利益は3億円(前年同期比34.6%減)となった。
所在地別セグメントの業績は次のとおりである。
日本
売上高は1,994億円となり、営業利益は19億円となった。
アジア
売上高は598億円となり、営業利益は24億円となった。
北米
売上高は149億円となり、営業損失は11億円となった。
その他
売上高は95億円となり、営業利益は7億円となった。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間においては、税金等調整前四半期純損益はマイナスとなったが売上債権の
減少等により営業キャッシュ・フローはプラスとなった。有形固定資産の取得による支出や短期貸付金
の増加により投資キャッシュ・フローはマイナスとなった。長短借入金の増加により財務キャッシュ・
フローはプラスとなり、結果として、当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、
「資金」という。)の残高は、前四半期連結会計期間末に比べ51億円増加し、378億円となった。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結会計期間における営業活動による資金の増加は87億円となった。税金等調整前四半
期純損益が△71億円となったが、売上債権の減少が218億円、たな卸資産の減少が19億円となったこと等
によるものである。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結会計期間における投資活動による資金の減少は196億円となった。有形固定資産の取
得による支出が85億円のほか、短期貸付金の増加が86億円であった。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結会計期間における財務活動による資金の増加は164億円となった。コマーシャル・
ペーパーの減少90億円、長期借入金の返済による支出24億円、配当金の支払い30億円等があった一方、短
期借入金の増加158億円、長期借入による収入130億円、社債の発行による収入30億円があった。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
1)当社グループは、真に創造的で世界に存在感のある企業へ生まれ変わるため、2006年3月に策定
(2007年5月に一部修正)した「2006-2009中期経営計画:イノベーション09」を推進しており、市場の
変化を見据えながら、重点4分野(自動車、電子部品、フォトニクス・ネットワーク、環境)を中心として
研究開発投資、設備投資を実施し、海外市場の開拓を進めてきた。
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「イノベーション09」は、①重点分野とグローバル市場の開拓、②資産効率の向上、③グループ経営体
制見直しで構成している。
① 重点分野とグローバル市場の開拓
成長市場である自動車/電子/フォトニクス/環境分野を重点分野として選択した。また、同様に海外
市場の開拓に重点的に取り組んでいる。
2005年3月に実施した劣後株式発行により調達した200億円を「戦略ファンド」として活用しつつ、研究
費および設備投資を積極的に実施することによりグローバル1・2位製品を育成していく。「戦略ファ
ンド」を含めて4年間にて1,700億円を投資する。これにより、2010年3月末までに、自動車/電子/フォ
トニクス/環境分野にて売上高1,100億円を創出し、かつ海外売上高比率を35%まで高める計画である。
② 資産効率の向上
棚卸資産や売掛債権の圧縮をはじめとする資本効率の向上に一層力を入れて取り組み、有利子負債の
削減を促進していく。数値目標としては、2010年3月末までに、棚卸資産滞留月数を1.0ヶ月以下、総資産回
転率を1.1、D/Eレシオは1.3とする計画である。
③ グループ経営体制見直し
当社は、2004年4月よりカンパニー制に移行し、事業の成長促進にあたり成果を挙げており、さらなる事
業の成長促進を図って、グループ経営体制の見直しを検討する。これには、ノンコア事業見直しルールの
明確化・グループ会社統廃合・リスク管理体制強化・グローバル人材育成・グローバルマネジメント強
化を含んでいる。
前述の当社グループの対処すべき課題(①重点分野とグローバル市場の開拓、②資産効率の向上、③グ
ループ経営体制見直し)の推進に当たっては、世界的景気後退による急速な経営環境の悪化に際して、徹
底的なコスト削減などの短期的課題に取り組みつつ、適切に対応を進めていく。
さらに「日本版SOX法」で定められた内部統制報告書の提出が、平成21年3月期決算から始まること
に備え、現在、プロジェクトチームを中心に必要な体制の整備、構築を行っている。当社は、CSR推進体
制の強化と併せ、この機会も積極的に活用することにより、従来にも増してコンプライアンスやリスク管
理の徹底をはかり、グループ全体においてより効果的な内部統制システムを確立して、企業価値の維持、
向上に努めていく。
こうしたことに加え、当社グループとしては、地球環境の保護・改善や社会貢献活動への取り組みを強
化していく。当社グループは、これまでも企業の社会的責任を重視してきたが、全地球的規模で温暖化対
策が極めて重要な問題となってきていることに鑑み、このたび「チーム・マイナス6%」活動への参加を
表明した。これまでの生産活動における二酸化炭素排出量削減の促進に止まらず、オフィスはもとより、
役員・従業員の家庭における二酸化炭素排出量の削減についても普及啓蒙活動を展開していく。そのほ
か3R(リデュース、リユース、リサイクル)によるゼロ・エミッションの推進、環境調和型製品の開発や
グリーン調達の推進など、環境問題への取り組みを強化するほか、従業員がボランティア活動に参加しや
すい制度の構築などを進めていく。
なお、一昨年10月には、当社初の試みとして「古河電工グループ総合技術展」を開催し、取引先や株主
の皆様など2日間で6千名を超える方々にご来場をいただいた。この技術展では、当社及びグループ会社の
奥深さ、未来への技術推進力をアピールし、好評を博した。また、技術展の開催に合わせて、グループ全体
で目指す方向や価値観を共有化するための「古河電工グループ理念」を制定するとともに、新しいコー
ポレートメッセージ「Bound to Innovate」を定めた。
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以上のような施策を通じて、業績の向上、企業価値の増大を図っていく。
なお、上記の業績予想に関わる記載は、当四半期連結会計期間末現在の将来に関する前提・見通し・計
画に基づくものであり、実際の業績は、世界経済・競合状況・為替・金利の変動等に関わるリスクや不確
定要因により、記載の予測と大幅に異なる可能性がある。
2)当社は財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めており、その内容
等は次のとおりである。
当社は、平成19年3月9日に開催された取締役会において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配す
る者の在り方に関する基本方針を決定した。
また、基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配されることを
防止するための取組みとして、特定株主グループ(注1)の議決権割合(注2)を20%以上とすることを目
的とする当社株券等(注3)の買付行為、又は結果として特定株主グループの議決権割合が20%以上とな
る当社株券等の買付行為(いずれについてもあらかじめ当社取締役会が同意したものを除き、また市場
取引、公開買付け等の具体的な買付方法の如何を問わない。以下、かかる買付行為を「大規模買付行為」
といい、かかる買付行為を行う者を「大規模買付者」という。)に対する対応策(以下、「本プラン」と
いう。)を、以下のとおり決定した。本プランは、平成19年6月26日に開催された定時株主総会において承
認され、発効している。
注1:特定株主グループとは、
(i)当社の株券等(証券取引法第27条の23第1項に規定する株券等をいう。) の保有者(同法第27条の23第3項に基
づき保有者に含まれる者を含む。以下同じ。)及びその共同保有者(同法第27条の23第5項に規定する共同保有者
をいい、同条第6項に基づく共同保有者とみなされる者を含む。以下同じ。)又は、
(ii)当社の株券等(同法第27条の2第1項に規定する株券等をいう。)の買付け等(同法第27条の2第1項に規定
する買付け等をいい、取引所有価証券市場において行われるものを含む。)を行う者及びその特別関係者(同法
第27条の2第7項に規定する特別関係者をいう。)
を意味する。
注2:議決権割合とは、
(i)特定株主グループが、注1の(i)記載の場合は、当該保有者の株券等保有割合(同法第27条の23第4項に規定す
る株券等保有割合をいう。この場合においては、当該保有者の共同保有者の保有株券等の数(同項に規定する
保有株券等の数をいう。以下同じ。)も加算するものとする。)又は、
(ii)特定株主グループが、注1の(ii)記載の場合は、当該買付者及び当該特別関係者の株券等保有割合(同法第27
条の2第8項に規定する株券等所有割合をいう。)の合計をいう。
各株券等保有割合の算出に当たっては、総議決権(同法第27条の2第8項に規定するものをいう。)及び発行済
株式の総数(同法第27条の23第4項に規定するものをいう。)は、有価証券報告書、半期報告書及び自己株券買付
状況報告書のうち直近に提出されたものを参照することができるものとする。
注3:株券等とは、証券取引法第27条の23第1項又は同法第27条の2第1項に規定する株券等を意味する。
(なお、証券取引法は「証券取引法等の一部を改正する法律」(平成18年法律第65号)により金融商品取引法に改められ
ている。)
Ⅰ.当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当社は、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者として、当社の企業価値ひいては株主共同の利
益の確保・向上に資する者が望ましいと考えている。もっとも、当社は、株式を上場して市場での自由な
取引に委ねているため、会社を支配する者の在り方は、最終的には株主全体の意思に基づき決定されるべ
きであり、会社の支配権の移転を伴う買付提案に応じるかどうかの判断も、最終的には株主全体の意思に
基づき行われるべきものと考える。
しかしながら、当社株式の大規模な買付行為や買付提案の中には、株主に株式の売却を事実上強要する
おそれがあるもの、株主が買付の条件等について検討したり、当社の取締役会が代替案を提案するための
充分な時間や情報を提供しないもの、買付者の提示した条件よりも有利な条件をもたらすために買付者
との交渉を必要とするもの等、株主共同の利益を毀損するものもありえる。このような大規模な買付行為
や買付提案を行う者は、例外的に当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者として適当でないと判
断する。
Ⅱ.基本方針の実現に資する取組み
当社では、企業価値ひいては株主共同の利益を確保・向上させるための取組みとして、以下のような施
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策を実施している。これらの取組みは、上記Ⅰ.の基本方針の実現にも資するものと考えている。
1)中期経営計画「イノベーション09」
当社は、平成18年3月に中期経営計画「イノベーション09」を策定し、その目標達成に向け、グルー
プを挙げて活動を展開している。「イノベーション09」は、①重点分野とグローバル市場の開拓、②資
本効率の向上、③グループ経営体制見直しの3点から構成される。
① 重点分野とグローバル市場の開拓
「イノベーション09」では、今後市場の成長が見込まれる自動車、電子部品、フォトニクス・ネッ
トワークおよび環境の4分野を重点分野と定め、これらの分野を中心として研究開発投資や設備投
資を積極的に行って世界シェア1位、2位の製品を育成していくことを計画している。また、国内市
場は成熟化し今後の大きな伸びが期待できないことから、海外市場の開拓に努める。
② 資本効率の向上
上記のとおり、「イノベーション09」においては重点分野を中心として積極的な投資を行ってい
くが、一方では有利子負債の削減も重要な経営課題となっている。そこで、棚卸資産や売掛金の圧縮
等を促進して資本効率を高め、積極投資を行いながらも有利子負債を削減していく。
③ グループ経営体制の見直し
「イノベーション09」の目標を達成し、さらに成長・発展を続けていくためには、グループ内部に
おいて限りある経営資源を有効かつ効率的に配分し、業績の向上・業容の拡大を図るとともに、グ
ループ各社における内部統制を適正に機能させ、経営の健全性を維持・向上させていく必要がある。
また、それを支える人材を育成していくことも求められる。そこで、ノンコア事業の見直し、事業やグ
ループ会社の再編・統廃合、リスク管理体制の強化、グローバル人材の育成、グローバルマネジメン
トの強化など、グループ経営体制の見直しを進めていく。
2)古河電工グループ総合技術展の開催
平成19年10月3日および4日の両日、東京国際フォーラムにおいて、「古河電工グループ総合技術
展」を開催し、好評を博した。また、新たなビジネス、新規取引の獲得につながる機会にもなった。当
社123年の歴史(開催当時)で初めての取組みだったが、この成功を受け、今後も概ね3年に1回の
頻度で、こうした催しを行っていく。
3)古河電工グループ理念および新しいコーポレート・メッセージの制定
「古河電工グループ総合技術展」の開催に合わせて、「古河電工グループ理念」を制定するとと
もに、新たなコーポレート・メッセージ「Bound to Innovate」を定めた。
当社グループは世界各地で事業を展開しているが、グループを取り巻く環境が激変している中で、
当社グループが一体となって継続的に成長し、企業価値の向上を目指していくためには、「古河電工
グループは何を目指し、どんな価値を大切にしていくのか」について、もう一度問い直し、グループ
全体が「同じ言葉で共有する」ことが必要であると考える。そのため、当社グループが目指す方向と
共通の判断基準を明文化した「古河電工グループ理念」を、次のとおり制定した。
《基本理念》
世紀を超えて培ってきた素材力を核として、絶え間ない技術革新により、真に豊かで持続可能な社
会の実現に貢献します。
《経営理念》
私たち古河電工グループは、人と地球の未来を見据えながら、
・公正と誠実を基本に、常に社会の期待と信頼に応え続けます。
・お客様の満足のためにグループの知恵を結集し、お客様とともに成長します。
・世界をリードする技術革新と、あらゆる企業活動における変革に絶えず挑戦します。
・多様な人材を活かし、創造的で活力あふれる企業グループを目指します。
《行動指針》
・常に高い倫理観を持ち、公正、誠実に行動します。
・あらゆる業務において革新、改革、改善に挑戦し続けます。
・現場・現物・現実を直視し、ものごとの本質を捉えます。
・主体的に考え、互いに協力して迅速に行動し、粘り強くやり遂げます。
・組織を超えて対話を重ね、高い目標に向けて相互研鑽に努めます。
《ビジョン》
技術革新を志向し創造的で世界に存在感のある高収益な企業グループへ
また、新コーポレート・メッセージ「Bound to Innovate」には、当社グループの持てるすべてを革
新し続け、持続可能な社会の実現に向けて貢献するという強い決意を込めている。
Ⅲ.基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配されることを防止
するための取組み
1.本プラン導入の目的
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本プランは、上記Ⅰ.に述べた基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針
の決定が支配されることを防止するための取組みとして導入するものである。また、本プランを運用す
るにあたっては、当社は、当社株式に対する大規模買付を行う際には、株主が適切な判断をするために
必要な情報や時間を確保したり、買付者と交渉を行うことが、当社の企業価値ひいては株主共同の利益
を確保し、向上させることにつながると考えている。そのため当社は、本プランにおいて大規模買付行
為を行う際の情報提供等に関する一定のルール(以下、「大規模買付ルール」という。)を設定するこ
ととした。
2.大規模買付ルールの概要
当社が設定する大規模買付ルールとは、①事前に大規模買付者が取締役会に対して必要かつ十分な
情報を提供し、②取締役会による一定の評価期間が経過した後に大規模買付行為を開始する、というも
のである。その概要は以下のとおりである。
1)意向表明書の当社への事前提出
大規模買付者が大規模買付行為を行おうとする場合には、まず当社代表取締役宛に、大規模買付
ルールに従う旨の誓約等を記載した意向表明書を提出いただくこととする。
2)必要情報の提供
当社は、上記1)の意向表明書受領後10営業日以内に、大規模買付者から取締役会に対して、株主
の判断及び取締役会としての意見形成のために提供いただくべき必要かつ十分な情報(以下、「本
必要情報」という。)のリストを当該大規模買付者に交付する。
なお、当初提供された情報を精査した結果、それだけでは不十分と認められる場合には、取締役会
は、大規模買付者に対して本必要情報が揃うまで追加的に情報提供を求める。大規模買付行為の提案
があった事実及び取締役会に提供された本必要情報は、株主の判断のために必要であると認められ
る場合には、取締役会が適切と判断する時点で、その全部又は一部を開示する。
3)取締役会による評価期間等
取締役会は、大規模買付行為の評価等の難易度に応じ、大規模買付者が取締役会に対し本必要情報
の提供を完了した後、60日間(対価を現金(円貨)のみとする公開買付けによる当社全株式の買付
の場合)又は90日間(その他の大規模買付行為の場合)を取締役会による評価、検討、交渉、意見形
成、代替案立案のための期間(以下、「取締役会評価期間」という。)として与えられるべきものと
考える。従って、大規模買付行為は、取締役会評価期間の経過後にのみ開始されるものとする。
取締役会評価期間中、取締役会は独立した外部専門家(ファイナンシャル・アドバイザー、公認会
計士、弁護士、コンサルタントその他の専門家)の助言を受けながら、提供された本必要情報を十分
に評価・検討し、取締役会としての意見を慎重にとりまとめ、公表する。また、必要に応じ、大規模買
付者との間で大規模買付行為に関する条件改善について交渉し、取締役会として株主に対し代替案
を提示することもある。
3.大規模買付行為が為された場合の対応
1)大規模買付者が大規模買付ルールを遵守した場合
大規模買付者が大規模買付ルールを遵守した場合には、取締役会は、仮に当該大規模買付行為に反
対であったとしても、当該買付提案についての反対意見を表明したり、代替案を提示することによ
り、株主を説得するに留め、原則として当該大規模買付行為に対する対抗措置はとらない。大規模買
付者の買付提案に応じるか否かは、株主において、当該買付提案及び当社が提示する当該買付提案に
対する意見、代替案等を考慮の上、判断いただくこととする。但し、大規模買付ルールが遵守されてい
る場合であっても、当該大規模買付行為が会社に回復し難い損害をもたらすなど、当社の企業価値ひ
いては株主共同の利益を著しく損なうと判断される場合には、取締役の善管注意義務に基づき、例外
的に新株予約権の無償割当等、会社法その他の法律及び当社定款が認める対抗措置を取ることがあ
る。
2)大規模買付者が大規模買付ルールを遵守しない場合
大規模買付者により、大規模買付ルールが遵守されなかった場合には、具体的な買付方法の如何に
かかわらず、取締役会は、当社の企業価値ひいては株主共同の利益を守ることを目的として、新株予
約権の無償割当等、会社法その他の法律及び当社定款が認める対抗措置をとり、大規模買付行為に対
抗する場合がある。具体的にいかなる手段を講じるかについては、その時点で最も適切と取締役会が
判断したものを選択することとする。取締役会が具体的対抗措置として新株予約権の無償割当を行
う場合には、議決権割合が一定割合以上の特定株主グループに属さないことを新株予約権の行使条
件とするなど、対抗措置としての効果を勘案した行使期間及び行使条件を設けることがある。
3)第三者委員会の設置
大規模買付ルールに従って一連の手続きが進行されたか否か、あるいは大規模買付ルールが遵守
された場合でも、当該大規模買付行為が当社の企業価値ひいては株主共同の利益を著しく損なうも
のであることを理由として対抗措置を講じるか否かについては、取締役会が最終的な判断を行うが、
本プランを適正に運用し、取締役会によって恣意的な判断がなされることを防止し、その判断の客観
性及び合理性を担保するため、第三者委員会規程を定めるとともに、第三者委員会を設置する。第三
者委員会の勧告内容については、その概要を適宜情報開示することとする。第三者委員会の委員は3
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名以上とし、公正で中立的な判断を可能とするため、当社の業務執行を行う経営陣から独立している
社外監査役ならびに社外有識者(注4)の中から選任する。
注4:社外有識者とは、経営経験豊富な企業経営者、投資銀行業務に精通する者、弁護士、公認会計士、会社法等を主たる
研究対象とする学識経験者、又はこれらに準ずる者を対象として選任するものとする。
4)対抗措置の発動の手続
本プランにおいては、上記1)に記載のとおり大規模買付者が大規模買付ルールを遵守した場合に
は、原則として当該大規模買付行為に対する対抗措置はとらない。一方、上記1)に記載のとおり例外
的に対抗措置をとる場合、並びに上記2)に記載のとおり対抗措置をとる場合には、その判断の合理
性及び公正性を担保するために、まず取締役会は対抗措置の発動に先立ち、第三者委員会に対し対抗
措置の発動の是非について諮問し、第三者委員会は大規模買付ルールが遵守されているか否か等を
十分検討した上で対抗措置の発動の是非について勧告を行うものとする。取締役会は、対抗措置を講
じるか否かの判断に際して、第三者委員会の勧告を最大限尊重するものとする。
5)対抗措置発動の停止等について
上記4)において、当社取締役会が具体的対抗措置を講ずることを決定した後、当該大規模買付者
が大規模買付行為の撤回又は変更を行った場合など対抗措置の発動が適切でないと取締役会が判断
した場合には、第三者委員会の助言、意見又は勧告を十分に尊重した上で、対抗措置の発動の停止又
は変更等を行うことがある。例えば、対抗措置として新株予約権の無償割当を行う場合、当社取締役
会において、無償割当が決議され、または、無償割当が行われた後においても、大規模買付者が大規模
買付行為の撤回又は変更を行うなど対抗措置の発動が適切でないと取締役会が判断した場合には、
行使期間開始日までの間は、第三者委員会の勧告を受けた上で、新株予約権無償割当等の中止、又は
新株予約権無償割当後において、無償取得の方法により対抗措置発動の停止を行うことができるも
のとする。このような対抗措置発動の停止を行う場合は、第三者委員会が必要と認める事項とともに
速やかな情報開示を行う。
4. 本プランの有効期限および廃止
本プランは、平成22年6月開催予定の定時株主総会終結の時まで効力を有する。本プランの廃止は、
有効期間の満了前であっても、①株主総会において本プランを廃止する旨の決議が行われた場合、②株
主総会で選任された取締役で構成される取締役会により本プランを廃止する旨の決議が行われた場合
には、本プランはその時点で廃止されるものとする。
Ⅳ.本プランが基本方針に沿い、当社の企業価値ひいては株主共同の利益に合致し、当社の会社役員の地位
の維持を目的とするものでないことについて
1.買収防衛策に関する指針の要件を充足していること
本プランは、経済産業省及び法務省が平成17年5月27日に発表した企業価値・株主共同の利益の確
保又は向上のための買収防衛策に関する指針の定める三原則を充足している。
2.株主意思を重視するものであること
本プランは、平成19年6月26日開催の定時株主総会での承認により発効しており、株主の意向が反映
されている。
3.当社取締役の任期は1年とされていること
当社は、取締役の任期を1年としており、経営陣の株主に対する責任をより明確なものとしている。
また、本プランは、当社の株主総会で選任された取締役で構成される取締役会により本プランを廃止す
る旨の決議が行われた場合には、本プランはその時点で廃止されるものとしていることから、取締役の
選任議案に関する議決権の行使を通じて、本プランに対する株主の意思を反映させることが可能と
なっている。
4.独立性の高い社外者の判断の重視と情報開示
本プランにおける対抗措置の発動等の運用に際しての実質的な判断は、独立性の高い社外者のみか
ら構成される第三者委員会により行われることとされている。また、その判断の概要については株主に
情報開示をすることとされており、当社の企業価値・株主共同の利益に適うように本プランの透明な
運営が行われる仕組みが確保されている。なお、第三者委員会の委員は、次の3名である。
・田﨑 雅元(川崎重工業(株)取締役会長)
・松尾 邦弘(弁護士、元検事総長)
・工藤 正((株)みずほ銀行理事、当社社外監査役)
5.合理的な客観的要件の設定
本プランにおける対抗措置の発動は、上記Ⅲ.「3.大規模買付行為が為された場合の対応」におい
て記載したとおり、合理的な客観的要件が充足されなければ発動されないように設定されており、当社
取締役会による恣意的な発動を防止するための仕組みを確保しているものといえる。
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(4) 研究開発活動
当第3四半期連結会計期間における研究開発費は52億円である。
なお、当第3四半期連結会計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はない。
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第3 【設備の状況】
(1) 主要な設備の状況
当第3四半期連結会計期間において、主要な設備に重要な異動はない。
(2) 設備の新設、除却等の計画
当第3四半期連結会計期間において、前四半期連結会計期間末に計画中であった重要な設備の新設、除却
等について、重要な変更並びに重要な設備計画の完了はない。
また、当第3四半期連結会計期間において、新たに確定した重要な設備の新設、除却等はない。
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第4 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類
発行可能株式総数(株)
普通株式
2,500,000,000
優先株式
50,000,000
劣後株式
46,000,000
2,596,000,000
計
② 【発行済株式】
第3四半期会計期間末
現在発行数(株)
(平成20年12月31日)
種類
提出日現在
発行数(株)
(平成21年2月13日)
上場金融商品取引所
名又は登録認可金融
商品取引業協会名
内容
完全議決権株式で、権利
内容に何ら限定のない当
社の標準となる株式であ
り、単元株式数は1,000株
である。
−
普通株式
706,554,179
706,554,179
東京証券取引所
大阪証券取引所
名古屋証券取引所
(以上各市場第一部)
計
706,554,179
706,554,179
−
(注)「提出日現在発行数」には、平成21年2月1日から本四半期報告書提出日までの新株予約権の行使
により発行された株式数は含まれていない。
(2) 【新株予約権等の状況】
平成15年6月27日の株主総会で特別決議された、旧商法第280条ノ20及び第280条ノ21の規定に基づく新株
予約権
第3四半期会計期間末現在
(平成20年12月31日)
265
新株予約権の数(個)
−
新株予約権のうち自己新株予約権の数(個)
普通株式
単元株式数 1,000株
新株予約権の目的となる株式の種類
265,000
新株予約権の目的となる株式の数(株)
333
新株予約権の行使時の払込金額(円)
平成17年7月1日∼平成21年6月30日
新株予約権の行使期間
新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の
発行価格及び資本組入額(円)
新株予約権の行使の条件
新株予約権の譲渡に関する事項
発行価格 333
資本組入額 167
当社の取締役または執行役員の地位を失った後も、2年
内に限り権利を行使することができる。権利者が死亡し
た場合には、相続人が権利行使をすることができる。
新株予約権を譲渡する場合は、取締役会の承認を要す
る。
代用払込みに関する事項
−
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項
−
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(3) 【ライツプランの内容】
該当事項はない。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
年月日
平成20年10月1日∼
平成20年12月31日
発行済株式
総数増減数
(千株)
発行済株式
総数残高
(千株)
資本金増減額
資本金残高
(百万円)
資本準備金
増減額
(百万円)
資本準備金
残高
(百万円)
(百万円)
-
706,554
-
69,375
-
21,448
(5) 【大株主の状況】
1.平成20年12月2日関東財務局提出の変更報告書の写しが送付され、平成20年11月28日現在で以下のと
おり株式を所有している旨の記載があるが、当社として当第3四半期会計期間末現在における実質保有状
況の確認ができない。なお、変更報告書の内容は次のとおりである。
提出者(大量保有者)の氏名または名称
アライアンス・バーンスタイン・エル・ピー
保有株式数
保有割合
(株)
(%)
35,499,400
5.02
アクサ・ローゼンバーグ証券投信投資顧問株式会社
1,771,000
0.25
アライアンス・バーンスタイン株式会社
7,323,000
1.04
44,593,400
6.31
計
2.平成20年12月15日関東財務局提出の変更報告書の写しが送付され、平成20年12月8日現在で以下のと
おり株式を所有している旨の記載があるが、当社として当第3四半期会計期間末現在における実質保有状
況の確認ができない。なお、変更報告書の内容は次のとおりである。
提出者(大量保有者)の氏名または名称
保有株式数
保有割合
(株)
(%)
バークレイズ・グローバル・インベスターズ株式会社
16,745,000
2.37
バークレイズ・グローバル・インベスターズ、エヌ・エイ
15,189,486
2.15
バークレイズ・グローバル・ファンド・アドバイザーズ
4,579,000
0.65
バークレイズ・グローバル・インベスターズ・リミテッド
5,801,582
0.82
860,000
0.12
43,175,068
6.11
バークレイズ・キャピタル・セキュリティーズ・リミテッド
計
3.平成20年12月22日関東財務局提出の大量保有報告書の写しが送付され、平成20年12月15日現在で以下
のとおり株式を所有している旨の記載があるが、当社として当第3四半期会計期間末現在における実質保
有状況の確認ができない。なお、大量保有報告書の内容は次のとおりである。
提出者(大量保有者)の氏名または名称
株式会社みずほコーポレート銀行
保有株式数
保有割合
(株)
(%)
1,208,484
0.17
22,928,250
3.25
みずほ信託銀行株式会社
9,618,000
1.36
みずほ投信投資顧問株式会社
2,155,000
0.31
35,909,734
5.08
株式会社みずほ銀行
計
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(6) 【議決権の状況】
当第3四半期会計期間末日現在の議決権の状況については、実質株主が把握できず記載することができ
ないため、直前の基準日(平成20年9月30日)に基づく株主名簿により記載している。
① 【発行済株式】
平成20年9月30日現在
区分
株式数(株)
議決権の数(個)
内容
無議決権株式
−
−
−
議決権制限株式(自己株式等)
−
−
−
議決権制限株式(その他)
−
−
−
−
−
−
−
(自己保有株式)
完全議決権株式(自己株式等)
普通株式
6,521,000
(相互保有株式)
普通株式
551,000
完全議決権株式(その他)
(注)1
普通株式
697,926,000
単元未満株式(注)2
普通株式
1,556,179
−
−
706,554,179
−
−
発行済株式総数
−
総株主の議決権
−
697,926
−
697,926
(注)1.「完全議決権株式(その他)」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が25,000株含まれている。また、「議決権
の数」の欄に、同機構名義の完全議決権株式に係る議決権の数が25個含まれている。
2.「単元未満株式」の欄には、自己保有株式が308株、相互保有株式が50株含まれている。
② 【自己株式等】
平成20年9月30日現在
所有者の氏名
又は名称
所有者の住所
自己名義
所有株式数
(株)
他人名義
所有株式数
(株)
所有株式数
の合計
(株)
発行済株式総数
に対する所有株
式数の割合(%)
東京都千代田区
丸の内2丁目2番
3号
6,521,000
−
6,521,000
0.92
東京都千代田区
岩本町1丁目8番
11号
530,000
−
530,000
0.08
東京都台東区上
野6丁目16番16
号
20,000
−
20,000
0.00
東京特殊電線株式会社
東京都新宿区大
久保1丁目3番21
号
1,000
−
1,000
0.00
計
−
7,072,000
−
7,072,000
1.00
(自己保有株式)
古河電気工業株式会社
(相互保有株式)
山崎金属産業株式会社
(相互保有株式)
オリエクス株式会社
(相互保有株式)
(注)当第3四半期会計期間末日現在の自己株式の数は、4,135,685株である。
2 【株価の推移】
【当該四半期累計期間における月別最高・最低株価】
月別
平成20年
4月
5月
6月
最高
379
426
519
(円)
最低
314
348
423
(円)
(注)東京証券取引所市場第一部株価による。
7月
8月
9月
10月
11月
12月
534
572
579
468
374
469
419
494
419
240
293
322
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3 【役員の状況】
前事業年度の有価証券報告書の提出日後、本四半期報告書の提出日までの役員の異動は、次のとおりであ
る。
(1) 役職の異動
新役名及び職名
旧役名及び職名
氏名
異動年月日
取締役
執行役員常務、CFO
取締役
執行役員常務、CFO兼J−SO
X対応プロジェクトチーム長
櫻 日出雄
平成20年12月16日
取締役
執行役員常務、CSO兼経営企画
室長
取締役
執行役員常務、CSO
立川 直臣
平成21年1月1日
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四半期報告書
第5 【経理の状況】
1 四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19
年内閣府令第64号。以下「四半期連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成している。
2 監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、当第3四半期連結会計期間(平成20年10月
1日から平成20年12月31日まで)及び当第3四半期連結累計期間(平成20年4月1日から平成20年12月31
日まで)に係る四半期連結財務諸表について、新日本有限責任監査法人による四半期レビューを受けてい
る。
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1【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:百万円)
当第3四半期連結会計期間末
(平成20年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金
前連結会計年度末に係る
要約連結貸借対照表
(平成20年3月31日)
40,417
263,333
281,202
有価証券
製品
原材料
仕掛品
その他
貸倒引当金
38
37,657
39,374
44,265
83,397
△1,561
40
36,368
38,436
43,191
56,711
△1,843
流動資産合計
506,923
501,435
254,772
635,417
85,847
99,833
△749,749
254,390
634,424
87,816
94,872
△733,276
326,121
338,227
9,858
14,636
17,942
18,584
24,494
36,526
92,358
43,764
△4,338
107,128
36,183
△4,725
131,783
138,587
受取手形及び売掛金
*3
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物
機械装置及び運搬具
土地
その他
減価償却累計額
有形固定資産合計
無形固定資産
のれん
その他
無形固定資産合計
投資その他の資産
投資有価証券
その他
貸倒引当金
投資その他の資産合計
固定資産合計
資産合計
19/38
47,328
482,400
513,341
989,323
1,014,777
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古河電気工業株式会社(E01332)
四半期報告書
(単位:百万円)
当第3四半期連結会計期間末
(平成20年12月31日)
前連結会計年度末に係る
要約連結貸借対照表
(平成20年3月31日)
負債の部
流動負債
145,677
150,057
短期借入金
コマーシャル・ペーパー
1年内償還予定の社債
未払法人税等
製品補償引当金
その他
190,264
5,000
2,088
2,508
4,146
79,697
172,072
11,000
6,716
14,008
3,401
61,919
支払手形及び買掛金
*3
流動負債合計
429,381
419,175
固定負債
社債
長期借入金
退職給付引当金
環境対策引当金
その他
71,180
137,620
73,050
14,888
10,421
69,650
139,612
77,449
3,406
10,501
固定負債合計
307,161
300,620
736,542
719,795
69,375
21,448
108,697
△2,283
69,373
21,447
119,712
△5,147
負債合計
純資産の部
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
株主資本合計
197,239
205,384
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益
為替換算調整勘定
17,880
△8,064
△11,891
24,732
2,018
△200
評価・換算差額等合計
△2,075
26,550
少数株主持分
純資産合計
負債純資産合計
20/38
57,617
63,046
252,780
294,982
989,323
1,014,777
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古河電気工業株式会社(E01332)
四半期報告書
(2)【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
当第3四半期連結累計期間
(自 平成20年4月1日
至 平成20年12月31日)
売上高
売上原価
844,466
724,301
売上総利益
120,164
販売費及び一般管理費
販売費
一般管理費
販売費及び一般管理費合計
※1
営業利益
30,937
64,095
95,033
25,131
営業外収益
受取利息
受取配当金
持分法による投資利益
その他
588
1,958
892
1,568
営業外収益合計
5,008
営業外費用
支払利息
為替差損
その他
6,321
14,499
1,963
営業外費用合計
22,784
経常利益
7,355
特別利益
為替換算調整勘定取崩益
その他
18,514
3,404
特別利益合計
21,919
特別損失
投資有価証券評価損
環境対策引当金繰入額
減損損失
その他
3,098
12,431
1,251
7,780
特別損失合計
24,562
税金等調整前四半期純利益
4,713
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
1,553
△1,798
法人税等合計
△245
少数株主利益
1,850
四半期純利益
3,108
21/38
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四半期報告書
【第3四半期連結会計期間】
(単位:百万円)
当第3四半期連結会計期間
(自 平成20年10月1日
至 平成20年12月31日)
売上高
売上原価
260,517
224,598
売上総利益
35,918
販売費及び一般管理費
販売費
一般管理費
販売費及び一般管理費合計
※1
営業利益
10,286
21,650
31,936
3,981
営業外収益
受取利息
受取配当金
その他
149
631
407
営業外収益合計
1,188
営業外費用
支払利息
為替差損
持分法による投資損失
その他
2,341
11,742
195
598
営業外費用合計
14,877
経常損失(△)
△9,707
特別利益
為替換算調整勘定取崩益
その他
7,068
1,500
特別利益合計
8,568
特別損失
投資有価証券評価損
減損損失
その他
1,938
1,240
2,738
特別損失合計
5,916
税金等調整前四半期純損失(△)
△7,056
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
△4,750
19,995
法人税等合計
15,244
少数株主損失(△)
△456
四半期純損失(△)
△21,844
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四半期報告書
(3)【四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:百万円)
当第3四半期連結累計期間
(自 平成20年4月1日
至 平成20年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益
減価償却費
持分法による投資損益(△は益)
有価証券及び投資有価証券売却損益(△は益)
投資有価証券評価損益(△は益)
固定資産処分損益(△は益)
減損損失
受取利息及び受取配当金
支払利息
為替差損益(△は益)
子会社清算に伴う為替換算調整勘定取崩益
売上債権の増減額(△は増加)
たな卸資産の増減額(△は増加)
仕入債務の増減額(△は減少)
退職給付引当金の増減額(△は減少)
環境対策引当金の増減額(△は減少)
その他
4,713
37,026
△892
△496
3,098
535
1,251
△2,547
6,321
14,459
△18,514
12,624
△6,015
5
△4,277
11,398
△17,697
小計
40,993
利息及び配当金の受取額
利息の支払額
法人税等の支払額
2,610
△6,257
△13,041
営業活動によるキャッシュ・フロー
24,305
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(単位:百万円)
当第3四半期連結累計期間
(自 平成20年4月1日
至 平成20年12月31日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
投資有価証券の取得による支出
投資有価証券の売却による収入
有形固定資産の取得による支出
無形固定資産の取得による支出
固定資産の売却による収入
その他
△1,298
1,097
△26,252
△1,381
826
△5,037
投資活動によるキャッシュ・フロー
△32,046
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少)
コマーシャル・ペーパーの増減額(△は減少)
長期借入れによる収入
長期借入金の返済による支出
社債の発行による収入
社債の償還による支出
株式の発行による収入
自己株式の取得による支出
配当金の支払額
少数株主への配当金の支払額
その他
18,306
△6,000
14,400
△14,059
3,250
△6,348
4
△119
△4,895
△1,474
△491
財務活動によるキャッシュ・フロー
2,574
現金及び現金同等物に係る換算差額
△1,335
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
△6,503
現金及び現金同等物の期首残高
新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額
連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額
43,827
806
△313
現金及び現金同等物の四半期末残高
37,817
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【四半期連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項等の変更】
当第3四半期連結累計期間
(自 平成20年4月1日
至 平成20年12月31日)
1.連結の範囲
に関する事項の
変更
(1)連結の範囲の変更
第1四半期連結会計期間より、古河電工(深セン)有限公司他3社は重要性が増した
ため、連結の範囲に含めている。また、FEJ HOLDING INC.他1社は清算結了する見込みと
なったため、連結の範囲から除外している。前連結会計年度に株式を売却したOptical
Communication Products, Inc.他1社は連結の範囲から除外している。
アクセスケーブル㈱は九州ネットワークケーブル㈱に社名変更した。東北古河電工
㈱はアクセスケーブル㈱に社名変更した。
当第3四半期連結会計期間より、古河サーキットフォイル㈱は当社との合併により、
FURUKAWA ELECTRIC NORTH AMERICA,INC.他1社は清算により、連結の範囲から除外して
いる。
(2)変更後の連結子会社の数
107社
2.持分法の適
用に関する事項
の変更
(1)持分法適用関連会社
①持分法適用関連会社の変更
第1四半期連結会計期間より、ブロードワイヤレス㈱、FEMCO MAGNET WIRE
CORPORATIONは清算業務の進展により重要性が低下したため持分法適用の範囲から除
外している。
当第3四半期連結会計期間より、持分が増加したため、STF Co.,Ltd.を持分法の適用
範囲に含めている。
②変更後の持分法適用関連会社の数
15社
3.会計処理基
準に関する事項
の変更
(1)重要な資産の評価基準及び評価方法の変更
たな卸資産
通常の販売目的で保有するたな卸資産については、従来、主として総平均法による原
価法によっていたが、第1四半期連結会計期間より「棚卸資産の評価に関する会計基
準」(企業会計基準第9号 平成18年7月5日)が適用されたことに伴い、主として総平
均法による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方
法)により算定している。
これにより、当第3四半期連結累計期間の税金等調整前四半期純利益は、1,342百万
円減少している。なお、営業利益及び経常利益に与える影響は軽微である。
また、従来、当社の製品及び仕掛品の評価基準及び評価方法について半期別総平均法
に基づく原価法を採用していたが、当連結会計年度より月次総平均法に基づく原価法
に変更した。
この変更は、近年における銅等の主要原材料の市場価格の大幅な変動に対し、売上原
価及びたな卸資産の貸借対照表価額を適切に反映させることで、財政状態及び経営成
績をより適正に表示するために行ったものである。
なお、これに伴う当第3四半期連結累計期間の営業利益、経常利益及び税金等調整前
四半期純利益に与える影響は軽微である。
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当第3四半期連結累計期間
(自 平成20年4月1日
至 平成20年12月31日)
(2)「連結財務諸表作成における在外子会社の会計処理に関する当面の取扱い」の適
用
第1四半期連結会計期間より、「連結財務諸表作成における在外子会社の会計処理
に関する当面の取扱い」(実務対応報告第18号 平成18年5月17日)を適用し、連結決
算上必要な修正を行っている。
これに伴う当第3四半期連結累計期間の営業利益、経常利益及び税金等調整前四半
期純利益に与える影響は軽微である。
(3)リース取引に関する会計基準の適用
所有権移転外ファイナンス・リース取引については、従来、賃貸借取引に係る方法に
準じた会計処理によっていたが、「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第
13号(平成5年6月17日(企業会計審議会第一部会)、平成19年3月30日改正))及び
「リース取引に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第16号(平成6
年1月18日(日本公認会計士協会 会計制度委員会)、平成19年3月30日改正))が平成
20年4月1日以後開始する連結会計年度に係る四半期連結財務諸表から適用することが
できることになったことに伴い、第1四半期連結会計期間からこれらの会計基準等を
適用し、リース取引開始日が平成20年4月1日以降の所有権移転外ファイナンス・リー
ス取引については、通常の売買取引に係る会計処理によっている。また、所有権移転外
ファイナンス・リース取引に係るリース資産の減価償却の方法については、リース期
間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用している。
なお、リース取引開始日がリース会計基準適用初年度開始前の所有権移転外ファイ
ナンス・リース取引については、引き続き通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計
処理を適用している。
これに伴う当第3四半期連結累計期間の営業利益、経常利益及び税金等調整前四半
期純利益に与える影響は軽微である。
(4)在外連結子会社等の収益及び費用の換算方法の変更
在外連結子会社等の収益及び費用は、従来、当該子会社等の決算日の為替相場により
換算していたが、第1四半期連結会計期間より期中平均相場により換算する方法に変
更している。
この変更は、在外連結子会社等の重要性が増加したことに伴い、連結会計年度を通じ
て発生する収益及び費用の各項目を決算日の為替相場により換算すると、為替相場の
変動状況によっては在外連結子会社等の経営成績を正しく表示できない可能性がある
ため、これを回避し、より実情に即した企業状況を表示するために行なったものであ
る。
これにより、当第3四半期連結累計期間の経常利益は1,934百万円、税金等調整前四
半期純利益は1,955百万円減少している。なお、営業利益に与える影響は軽微である。
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【簡便な会計処理】
当第3四半期連結累計期間
(自 平成20年4月1日
至 平成20年12月31日)
1.たな卸資産の評価方法
当第3四半期連結会計期間末の棚卸高の算出に関しては、実地棚卸を
省略し、第2四半期連結会計期間末の実地棚卸高を基礎として、合理的
な方法により算定している。
2.固定資産の減価償却費の算定方
法
固定資産の減価償却費については、年度中の取得、売却及び除却等の
見積りを考慮した予算に基づく年間償却予定額を、期間按分して算定し
ている。
【追加情報】
当第3四半期連結累計期間
(自 平成20年4月1日
至 平成20年12月31日)
(有形固定資産の耐用年数の変更)
当社及び国内連結子会社は、法人税法の改正による法定耐用年数の変更に伴い耐用年数を見直した結
果、有形固定資産の一部について、第1四半期連結会計期間より耐用年数を変更した。
これにより、当第3四半期連結累計期間の営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益は、それ
ぞれ3,918百万円減少している。
なお、セグメント情報に与える影響は、当該箇所に記載している。
【注記事項】
(四半期連結貸借対照表関係)
前連結会計年度末
(平成20年3月31日)
当第3四半期連結会計期間末
(平成20年12月31日)
1 偶発債務
連結子会社以外の会社の金融機関からの借入金等に対
し、債務保証を行っている。
保証債務
(株)ビスキャス
9,841
百万円
上海日光銅業有限公司
1,235
古河精密(中山)有限公司
576
四国電線(香港)有限公司
550
Minda Furukawa Electric
523
Private LTD.
その他
3,406
計
16,133
1 偶発債務
連結子会社以外の会社の金融機関からの借入金等に対
し、債務保証を行っている。
保証債務
(株)ビスキャス
9,592 百万円
上海日光銅業有限公司
3,221
古河電工(深セン)有限公司
867
SIAM FURUKAWA CO.,LTD.
676
古河精密(中山)有限公司
672
Furukawa Electric Autoparts
539
Central Europe, s.r.o
その他
4,759
計
20,329
2 手形割引及び裏書譲渡高
受取手形割引高
受取手形裏書譲渡高
2 手形割引及び裏書譲渡高
受取手形割引高
受取手形裏書譲渡高
724
15,521
百万円
*3 四半期連結会計期間末日満期手形の会計処理につ
いて
当第3四半期連結会計期間の末日は金融機関の休日で
あったが、満期日に決済が行なわれたものとして処理し
ている。当第3四半期連結会計期間末日満期手形は次の
とおりである。
受取手形
支払手形
受取手形割引高
受取手形裏書譲渡高
5,855 百万円
5,226
176
6,358
27/38
714
25,021
百万円
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(四半期連結損益計算書関係)
第3四半期連結累計期間
当第3四半期連結累計期間
(自 平成20年4月1日
至 平成20年12月31日)
※1 販売費及び一般管理費のうち、主要な費目と金額は次のとおりである。
荷造費及び運送費
18,740
百万円
販売手数料
2,365
給与諸手当福利費
30,124
退職給付費用
2,294
減価償却費
4,611
研究開発費
12,041
第3四半期連結会計期間
当第3四半期連結会計期間
(自 平成20年10月1日
至 平成20年12月31日)
※1 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりである。
荷造費及び運送費
6,152
百万円
販売手数料
822
給与諸手当福利費
9,921
退職給付費用
691
減価償却費
1,784
研究開発費
4,293
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第3四半期連結累計期間
(自 平成20年4月1日
至 平成20年12月31日)
現金及び現金同等物の四半期末残高と四半期連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
(平成20年12月31日現在)
現金及び預金勘定
40,417百万円
預入期間が3ヶ月を超える定期預金
有価証券勘定
現金及び現金同等物
△2,638百万円
38百万円
37,817百万円
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(株主資本等関係)
当第3四半期連結会計期間末(平成20年12月31日)及び当第3四半期連結累計期間(自 平成20年4月1日 至 平成20年12月31日)
1 発行済株式に関する事項
当第3四半期
連結会計期間末
(千株)
株式の種類
普通株式
706,554
2 自己株式に関する事項
当第3四半期
連結会計期間末
(千株)
株式の種類
普通株式
4,135
3 新株予約権等に関する事項
該当事項はない。
4 配当に関する事項
配当金支払額
決議
平成20年6月26日
定時株主総会
平成20年11月10日
取締役会
株式の種類
配当の原資
配当金の総額
(百万円)
1株当たり
配当額(円)
基準日
効力発生日
普通株式
利益剰余金
2,440
3.50 平成20年3月31日 平成20年6月27日
普通株式
利益剰余金
2,450
3.50 平成20年9月30日 平成20年12月5日
5 株主資本の著しい変動に関する事項
該当事項はない。
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(有価証券関係)
当第3四半期連結会計期間末(平成20年12月31日)
その他有価証券で時価のあるものが、事業の運営において重要なものとなっており、かつ、前連結会計年度
の末日に比べて著しい変動が認められる。
取得原価
(百万円)
区分
(1)株式
四半期連結貸借対照表
計上額(百万円)
差額
(百万円)
25,046
54,890
29,843
国債・地方債等
−
−
−
社債
−
−
−
その他
−
−
−
(3)その他
17
14
△2
25,063
54,904
29,841
(2)債券
合計
(デリバティブ取引関係)
当第3四半期連結会計期間末(平成20年12月31日)
対象物の種類が商品であるデリバティブ取引が、事業の運営において重要なものとなっており、かつ、前連
結会計年度の末日に比べて著しい変動が認められる。
商品関連
区分
市場取引
種類
先物取引
売建
買建
合計
契約額等
(百万円)
契約額等のうち
1年超
(百万円)
時価
(百万円)
評価損益
(百万円)
3,984
71
−
−
3,859
63
124
△7
4,055
−
3,923
117
(注) ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は除いている。
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(セグメント情報)
【事業の種類別セグメント情報】
当第3四半期連結会計期間(自 平成20年10月1日 至 平成20年12月31日)
エネル
電装・エ
サービス
情報通信 ギー・産
金属
軽金属 レクトロ
等
(百万円) 業機材 (百万円) (百万円) ニクス
(百万円)
(百万円)
(百万円)
計
(百万円)
消去又は
全社
(百万円)
連結
(百万円)
売上高
(1)外部顧客
に対する
売上高
(2)セグメン
ト間の内
部売上高
又は振替
高
計
営業利益又
は営業損失
(△)
42,124
65,788
38,597
55,346
56,229
2,431
838
3,543
1,108
1,960
1,654
42,962
69,331
39,705
57,306
2,741
△933
△25
△33
260,517
−
260,517
7,506
16,611 (16,611)
−
57,884
9,938
277,129 (16,611)
260,517
1,690
325
3,765
216
3,981
当第3四半期連結累計期間(自 平成20年4月1日 至 平成20年12月31日)
エネル
電装・エ
サービス
情報通信 ギー・産
金属
軽金属 レクトロ
等
(百万円) 業機材 (百万円) (百万円) ニクス
(百万円)
(百万円)
(百万円)
計
(百万円)
消去又は
全社
(百万円)
連結
(百万円)
売上高
(1)外部顧客
に対する
売上高
(2)セグメン
ト間の内
部売上高
又は振替
高
計
営業利益
120,877
208,553
144,681
186,508
174,552
9,293
3,363
16,297
3,592
6,799
6,416
124,240
224,850
148,273
193,308
9,316
1,831
1,505
5,027
844,466
−
844,466
22,869
59,338 (59,338)
−
180,968
32,162
903,805 (59,338)
844,466
5,636
1,408
24,726
404
25,131
(注) 1.事業区分の方法
当社グループの事業区分は、製品の製造方法・製造過程、並びに使用目的及び販売方法の類似性を考慮して区
分している。
2.各事業区分の内訳
(1) 「情報通信」の内訳は、光ファイバ・ケーブル、光関連部品、光ファイバ・ケーブル付属品・工事、ネット
ワーク機器等である。
(2) 「エネルギー・産業機材」の内訳は、裸線、アルミ線、被覆線、電力ケーブル、電力ケーブル付属品・工事、電
線管路材、発泡シート等のプラスチック品、熱電材製品等である。
(3) 「金属」の内訳は、銅管、銅条等の伸銅品、電解銅箔、形状記憶合金等の銅加工品等である。
(4) 「軽金属」の内訳は、アルミ板材、アルミ押出材、鋳物等の軽金属品等である。
(5) 「電装・エレクトロニクス」の内訳は、電池製品、自動車用部品・電線、巻線、ヒートシンク、メモリーディ
スク用アルミ基板、電子部品材料等である。
(6) 「サービス等」の内訳は、不動産、物流、情報等の各種サービス事業等である。
3.営業費用は全て各セグメントに配賦している。
4.追加情報
有形固定資産の耐用年数の変更
当社及び国内連結子会社は、法人税法の改正による法定耐用年数の変更に伴い耐用年数を見直した結果、有形
固定資産の一部について、第1四半期連結会計期間より耐用年数を変更した。
この変更に伴い、従来の方法によった場合と比較して、当第3四半期連結累計期間の営業利益は、「情報通
信」が221百万円、「エネルギー・産業機材」が233百万円、「金属」が633百万円、「軽金属」が2,192百万円、
「電装・エレクトロニクス」が615百万円、「サービス等」が21百万円それぞれ減少している。
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古河電気工業株式会社(E01332)
四半期報告書
【所在地別セグメント情報】
当第3四半期連結会計期間(自 平成20年10月1日 至 平成20年12月31日)
日本
(百万円)
アジア
(百万円)
北米
(百万円)
その他
(百万円)
消去又は
全社
(百万円)
計
(百万円)
連結
(百万円)
売上高
(1)外部顧客に対する
売上高
(2)セグメント間の内
部売上高又は振替
高
計
営業利益又は営業損失
(△)
192,970
44,074
13,982
9,489
6,391
15,700
903
199,362
59,774
1,884
2,370
260,517
−
260,517
12
23,007 (23,007)
−
14,886
9,502
283,525 (23,007)
260,517
△1,061
705
3,899
82
3,981
当第3四半期連結累計期間(自 平成20年4月1日 至 平成20年12月31日)
日本
(百万円)
アジア
(百万円)
北米
(百万円)
その他
(百万円)
計
(百万円)
消去又は
全社
(百万円)
連結
(百万円)
売上高
(1)外部顧客に対する
売上高
(2)セグメント間の内
部売上高又は振替
高
計
652,112
120,821
42,914
28,618
23,125
52,343
2,828
675,237
173,165
45,742
844,466
−
844,466
37
78,334 (78,334)
−
28,655
922,800 (78,334)
844,466
営業利益又は営業損失
18,478
6,201
△1,577
2,093
25,195
(64)
25,131
(△)
(注) 1.営業費用は全て各セグメントに配賦している。
2.アジアの区分に属する主な国又は地域は、東南アジア、中国、台湾、韓国である。北米の区分に属する国は、アメ
リカ、カナダである。
3.追加情報
有形固定資産の耐用年数の変更
当社及び国内連結子会社は、法人税法の改正による法定耐用年数の変更に伴い耐用年数を見直した結果、有形
固定資産の一部について、第1四半期連結会計期間より耐用年数を変更した。
この変更に伴い、従来の方法によった場合と比較して、当第3四半期連結累計期間の営業利益は、「日本」で
3,918百万円減少している。
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四半期報告書
【海外売上高】
当第3四半期連結会計期間(自 平成20年10月1日 至 平成20年12月31日)
東南アジア
その他の地域
計
Ⅰ 海外売上高(百万円)
32,460
53,953
86,414
Ⅱ 連結売上高(百万円)
−
−
260,517
12.5
20.7
33.2
Ⅲ 連結売上高に占める海外
売上高の割合(%)
当第3四半期連結累計期間(自 平成20年4月1日 至 平成20年12月31日)
東南アジア
その他の地域
計
Ⅰ 海外売上高(百万円)
96,556
168,061
264,617
Ⅱ 連結売上高(百万円)
−
−
844,466
Ⅲ 連結売上高に占める海外
11.4
19.9
売上高の割合(%)
(注) 1 海外売上高は、当社及び連結子会社の本邦以外の国又は地域における売上高である。
2 地域区分は、地理的近接度による。
31.3
(1株当たり情報)
1 1株当たり純資産額
前連結会計年度末
(平成20年3月31日)
当第3四半期連結会計期間末
(平成20年12月31日)
1株当たり純資産額
277円85銭
1株当たり純資産額
332円61銭
(注) 1株当たり純資産額の算定上の基礎
当第3四半期連結会計期間末
(平成20年12月31日)
純資産の部の合計額(百万円)
純資産の部の合計額から控除する金額(百万円)
(うち少数株主持分)(百万円)
普通株式に係る四半期連結会計期間末(連結会計
年度末)の純資産額(百万円)
1株当たりの純資産額の算定に用いられた四半期
連結会計期間末(連結会計年度末)の普通株式の
数(千株)
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前連結会計年度末
(平成20年3月31日)
252,780
294,982
57,617
63,046
(57,617)
(63,046)
195,163
231,935
702,418
697,312
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古河電気工業株式会社(E01332)
四半期報告書
2 1株当たり四半期純利益または四半期純損失及び潜在株式調整後1株当たり四半期純利益
第3四半期連結累計期間
当第3四半期連結累計期間
(自 平成20年4月1日
至 平成20年12月31日)
1株当たり四半期純利益金額
4円44銭
潜在株式調整後1株当たり四
半期純利益金額
4円44銭
(注) 1株当たり四半期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額の算定上の基礎
当第3四半期連結累計期間
(自 平成20年4月1日
至 平成20年12月31日)
1株当たり四半期純利益金額
四半期純利益(百万円)
3,108
普通株主に帰属しない金額(百万円)
−
普通株式に係る四半期純利益(百万円)
3,108
普通株式の期中平均株式数(千株)
700,827
潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額
普通株式増加数(千株)
60
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株
当たり四半期純利益金額の算定に含めなかった
潜在株式で、前連結会計年度末から重要な変動が
あったものの概要
―
第3四半期連結会計期間
当第3四半期連結会計期間
(自 平成20年10月1日
至 平成20年12月31日)
1株当たり四半期純損失(△)金額
△31円10銭
なお、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、潜在株式は存在するものの、1株当たり四半期純
損失であるため、記載していない。
(注) 1株当たり四半期純損失(△)金額の算定上の基礎
当第3四半期連結会計期間
(自 平成20年10月1日
至 平成20年12月31日)
1株当たり四半期純損失(△)金額
四半期純損失(△)(百万円)
△21,844
普通株主に帰属しない金額(百万円)
−
普通株式に係る四半期純損失(△)(百万円)
△21,844
普通株式の期中平均株式数(千株)
702,422
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株
当たり四半期純利益金額の算定に含めなかった
潜在株式で、前連結会計年度末から重要な変動が
あったものの概要
―
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古河電気工業株式会社(E01332)
四半期報告書
(重要な後発事象)
当第3四半期連結会計期間(自 平成20年10月1日 至 平成20年12月31日)
重要な後発事象はない。
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四半期報告書
2【その他】
平成20年11月10日の取締役会において、当期中間配当に関し次のとおり決議を行なった。
1.中間配当による配当金の総額 2,450百万円
2.1株あたりの金額 3円50銭
3.支払請求の効力発生日及び支払開始日 平成20年12月5日
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四半期報告書
第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項なし。
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四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
平成21年2月13日
古河電気工業株式会社
取締役会 御中
新日本有限責任監査法人
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士 黒 澤 誠 一
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士 鈴 木 聡
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士 村 山 孝
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている古河
電気工業株式会社の平成20年4月1日から平成21年3月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間
(平成20年10月1日から平成20年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(平成20年4月1日から平成
20年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書及
び四半期連結キャッシュ・フロー計算書について四半期レビューを行った。この四半期連結財務諸表の作成
責任は経営者にあり、当監査法人の責任は独立の立場から四半期連結財務諸表に対する結論を表明すること
にある。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レ
ビューを行った。四半期レビューは、主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対し
て実施される質問、分析的手続その他の四半期レビュー手続により行われており、我が国において一般に公正
妥当と認められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べ限定された手続により行わ
れた。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正
妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、古河電気工業株式会社及び連結子会社の平成
20年12月31日現在の財政状態、同日をもって終了する第3四半期連結会計期間及び第3四半期連結累計期間
の経営成績並びに第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況を適正に表示していないと信じさせ
る事項がすべての重要な点において認められなかった。
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注) 1 上記は、四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報告
書提出会社)が別途保管しております。
2 四半期連結財務諸表の範囲にはXBRLデータ自体は含まれていません。
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