平成 19年 3月期 個別中間財務諸表の概要 上 場 会 社 名 平成 18年 11月 8日 三菱マテリアル株式会社 上場取引所 東 大 本社所在都道府県 東京都 コード番号 5711 (URL http://www.mmc.co.jp) 代 表 者 役職名 取締役社長 氏名 井手 明彦 問合せ先責任者 役職名 広報・IR室課長 氏名 鈴木 徹 TEL (03) 5252 - 5206 決算取締役会開催日 平成 18年 11月 8日 配当支払開始日 平成 18年 12月 8日 単元株制度採用の有無 有 (1単元1,000株) 1. 18年 9月中間期の業績 ( 平成18年4月1日 ~ 平成18年9月30日 ) (1) 経営成績 売 上 高 営 業 利 益 百万円 % 378,285 290,135 601,362 18年 9月中間期 17年 9月中間期 18年 3月期 百万円 18年 3月期 (注) ①期中平均株式数 47.1 △ 23.3 経 常 利 益 百万円 % 17,165 8,111 25,960 111.6 △ 24.7 1 株 当 た り 中 間 ( 当 期 ) 純 利 益 % 9,025 2,083 7,355 17年 9月中間期 % 12,073 8,208 21,432 30.4 10.8 中間(当期)純利益 18年 9月中間期 百万円 (百万円未満切捨) 円 銭 7.88 1.84 6.39 333.2 △ 17.8 18年 9月中間期 1,145,086,311株 17年 9月中間期 1,131,827,618株 18年 3月期 1,135,157,169株 ②会計処理の方法の変更 有 ③売上高、営業利益、経常利益、中間(当期)純利益におけるパーセント表示は、対前年中間期増減率 (2) 財政状態 総 資 産 純 資 百万円 18年 9月中間期 17年 9月中間期 18年 3月期 百万円 1,103,085 1,087,975 1,078,576 (注) ①期末発行済株式数 ②期末自己株式数 自己資本 比 率 産 % 261,005 237,386 262,658 18年 9月中間期 1,144,972,317株 18年 9月中間期 2,945,604株 23.7 21.8 24.4 17年 9月中間期 1,131,673,081株 17年 9月中間期 2,388,364株 2. 19年 3月期の業績予想 ( 平成18年4月1日 ~ 平成19年3月31日 ) 売 上 高 経 常 利 益 百万円 通 期 723,000 (参考) 1株当たり予想当期純利益(通期) 1株当たり 純資産 銭 18年 3月期 1,145,226,685株 18年 3月期 2,691,236株 当 期 純 利 益 百万円 33,000 円 227.96 209.77 229.26 百万円 12,000 10 円 48 銭 3. 配当状況 ・現金配当 18年3月期 19年3月期(実績) 19年3月期(予想) 1株当たり配当金(円) 中間期末 期末 年間 - 2.00 - 4.00 - 3.00 4.00 5.00 ※ 上記の予想は、本資料発表日現在において想定できる経済情勢、市場動向などを前提として作成したものであり、今後の様々な要因に より、予想と異なる結果となる可能性があります。 中 間 貸 借 対 照 表 (1/3) (単位:百万円) 科 ( 資 産 の 部 ) 流 動 資 産 現 金 及 受 取 売 た な 未 収 貸 付 け 繰 延 税 そ 貸 倒 流 固 当 中 間 前事業年度 会計期間末 (平成18年3月31日) (平成18年9月30日) 目 動 資 び 預 手 掛 卸 資 入 金 金 の 引 地 資 産 当 合 金 形 金 産 金 金 産 他 金 △ 計 1,906 7,448 99,720 83,302 16,426 57,380 2,900 56,519 3,327 △ 1,737 5,561 100,029 120,281 9,264 58,771 1,704 48,914 2,826 増 △ △ △ △ △ 322,277 343,439 物 物 置 具 品 地 定 木 70,730 20,995 56,871 108 1,975 144,964 7,875 1,141 304,662 70,021 20,836 56,889 93 2,118 144,236 11,688 1,141 307,026 △ △ 無 形 固 定 資 産 鉱 業 ソ フ ト ウ エ そ の 無 形 固 定 資 産 計 権 ア 他 607 1,280 478 2,366 599 1,309 455 2,364 △ 投資その他の資産 投 資 有 価 証 関 係 会 社 株 関 係 会 社 出 資 金 長 期 貸 付 関 係 会 社 長 期 貸 付 繰 延 税 金 資 そ の 投 資 損 失 引 当 貸 倒 引 当 投資その他の資産計 券 式 等 金 金 産 他 金 金 135,422 300,275 6,222 668 10,590 2,541 9,030 7,855 7,627 449,270 125,311 307,578 6,222 595 10,237 6,160 8,940 7,181 7,610 450,255 定 資 産 有 形 固 定 資 産 建 構 築 機 械 及 び 装 船 舶 及 び 車 両 運 搬 工 具 器 具 及 び 備 土 建 設 仮 勘 植 林 及 び 立 有 形 固 定 資 産 計 固 資 定 資 産 産 合 合 計 計 △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ 減 168 1,886 309 36,978 7,162 1,391 1,195 7,604 501 前 中 間 会計期間末 (平成17年9月30日) △ 1,399 5,292 92,374 84,466 17,107 48,467 2,300 39,650 2,190 21,162 288,867 708 158 17 15 142 727 3,812 0 2,363 79,856 21,848 77,792 588 3,224 159,265 10,368 1,136 354,082 7 28 23 1 614 1,422 509 2,546 10,110 7,302 0 73 352 3,618 90 674 17 984 111,374 306,575 6,670 729 16,466 13,854 9,114 12,192 10,116 442,478 △ △ 756,299 759,645 3,346 799,107 1,078,576 1,103,085 24,509 1,087,975 -単2- 中 間 貸 借 対 照 表 (2/3) (単位:百万円) 科 当 中 間 前事業年度 会計期間末 (平成18年3月31日) (平成18年9月30日) 目 ( 負 債 の 部 ) 流 動 負 債 支 払 手 形 買 掛 金 短 期 借 入 金 コ マ ー シ ャ ル ペ ー パ ー 一 年 内 償 還 予 定 社 債 未 払 金 未 払 費 用 従 業 員 預 金 預 り 金 地 金 そ の 他 流 固 動 負 定 負 負 債 債 ( 資 本 の 部 ) 資 本 利 合 498,991 452 466,515 90,306 157,176 29,989 21,874 499 5,603 6,440 5,489 110,306 162,073 29,838 21,790 2,447 5,112 6,464 5,056 20,000 4,897 150 84 1,948 490 23 433 95,000 222,660 31,890 21,093 1,687 - 6,708 5,033 合 317,379 343,088 25,709 384,073 815,917 842,079 26,162 850,588 101,752 - - 99,398 41,463 29,344 29,337 7 70,807 - - - - - - - - - - 39,123 29,340 29,337 3 68,464 1,926 1,351 75 492 7 11,427 13,354 - - - - - - - - - - - - - - 1,926 1,351 75 492 7 4,211 6,138 31,812 45,562 631 - - - - - - 33,757 30,092 465 計 262,658 - - 237,386 計 1,078,576 - - 1,087,975 債 金 債 金 金 金 金 他 計 合 計 金 本 剰 余 金 資 本 準 備 そ の 他 資 本 剰 資 本 準 備 金 自 己 株 式 処 資 本 剰 余 金 余 金 減 少 差 益 分 差 益 金 合 計 益 剰 余 金 任 意 積 立 金 固 定 資 産 圧 縮 積 立 金 固定資産圧縮特別勘定積立金 探 鉱 積 立 金 特 別 償 却 積 立 金 中間未処分利益又は当期未処分利益 利 益 剰 余 金 合 計 土 地 再 評 価 差 額 金 その他有価証券評価差額金 自 己 株 式 資 負 本 債 資 △ 合 本 合 498,538 前 中 間 会計期間末 (平成17年9月30日) 3,630 45,325 192,471 39,500 25,000 2,540 19,846 9,332 92,024 36,844 計 1,699 54,175 216,691 35,000 - 2,387 32,425 9,326 118,044 29,240 減 556 12,541 13,417 28,000 25,000 376 4,119 62 3,187 11,726 定 負 債 社 長 期 借 入 再評価に係る繰延税金 負 退 職 給 付 引 当 関 係 会 社 事 業 損 失 引 当 汚 染 土 壌 処 理 損 失 引 当 受 入 保 証 そ の 固 資 債 1,142 66,717 203,273 7,000 25,000 2,010 28,306 9,264 114,856 40,966 増 -単3- △ △ △ △ △ △ △ △ 中 間 貸 借 対 照 表 (3/3) (単位:百万円) 科 当 中 間 前事業年度 会計期間末 (平成18年3月31日) (平成18年9月30日) 目 増 減 前 中 間 会計期間末 (平成17年9月30日) ( 純 資 産 の 部 ) 株 主 資 本 資 本 金 資 本 剰 余 金 資 本 準 備 金 そ の 他 資 本 剰 余 金 資 本 剰 余 金 合 - 101,752 - - 計 - - - 41,463 29,347 70,811 - - - - - - 益 剰 余 金 そ の 他 利 益 剰 余 金 固 定 資 産 圧 縮 積 立 金 固定資産圧縮特別勘定積立金 探 鉱 積 立 金 特 別 償 却 積 立 金 繰 越 利 益 剰 余 金 利 益 剰 余 金 合 計 - - - - - - 1,494 792 553 39 15,034 17,914 - - - - - - - - - - - - 767 189,710 - - - - 利 自 己 株 式 株 主 資 本 計 - - その他有価証券評価差額金 繰 延 ヘ ッ ジ 損 益 土 地 再 評 価 差 額 金 評 価・換 算 差 額 等 合 計 - - - - 39,412 285 31,597 71,294 - - - - - - - - 純 資 産 合 計 負 債 純 資 産 合 計 - - 261,005 1,103,085 - - - - 合 △ 評 価・換 算 差 額 等 -単4- 中 間 損 益 計 算 書 (単位:百万円) 前中間会計期間 科 Ⅰ 売 Ⅱ 売 目 上 上 売 Ⅲ 総 利 業 営 業 収 取 受 固 定 資 527,211 36,637 36,146 △ 491 74,150 28,429 24,073 △ 4,355 52,717 8,208 12,073 3,864 21,432 14,203 ) ( 5,417 ) ( 当 産 営 賃 貸 収 業 外 費 8,785 ) ( 1,004 834 291 金 4,837 8,991 4,153 15,358 益 3,128 2,846 281 5,956 他 649 1,361 711 1,487 用 ( 8,883 ) ( 息 社 債 利 息 用 他 2,988 3,721 産 賃 貸 費 の 経 常 特 利 別 固 益 693 633 △ 59 1,263 2,136 △ 160 4,478 733 7,506 9,054 627 ) ( △ 5,876 ) 25,960 ( 24,649 ) 益 106 31 △ 74 1,038 価 証 券 売 却 益 5,282 4 △ 5,278 5,527 関 係 会 社 株 式 売 却 益 95 36 △ 58 15,656 額 181 242 60 218 額 - 309 309 917 投 資 損 当 失 金 引 そ 却 17,165 ( 5,316 有 引 売 18,565 ) 2,296 6,504 ) 285 資 倒 産 ( ( △ 投 貸 資 益 227 ) 2,619 8,111 利 定 2,904 △ 9,111 ) ( 利 資 23,094 ) 170 払 定 ( 息 支 そ Ⅶ 601,362 88,641 の 固 Ⅵ 88,149 342,139 益 配 そ Ⅴ 378,285 253,498 利 取 前事業年度 (自 平成17年4月1日 至 平成18年3月31日) 290,135 益 外 受 減 価 益 利 増 高 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 営 Ⅳ 原 上 当中間会計期間 (自 平成17年4月1日 (自 平成18年4月1日 至 平成17年9月30日) 至 平成18年9月30日) 戻 当 金 入 戻 入 の 特 別 他 損 失 837 ( 10,837 ) 2 ( △ 4,888 ) ( △ 固 定 資 産 除 却 損 1,058 固 定 資 産 売 却 損 20 29 失 2,217 177 △ 減 損 損 - △ 834 5,948 ) 1,290 ( 1,058 38,109 ) 2,542 9 50 2,040 2,936 投 資 有 価 証 券 売 却 損 4 - △ 4 7 投 資 有 価 証 券 評 価 損 88 - △ 88 222 関 係 会 社 価 損 273 2,460 2,187 6,552 額 2,073 2,073 6,466 関 係 会 社 事 業 損 失 引 当 金 繰 入 額 899 2,023 1,124 461 事 失 - - - 190 汚 染 土 壌 処 理 損 失 引 当 金 繰 入 額 - - - 5,603 用 - - 他 4,200 196 税 引 前 中 間 純 利 益 又 は 税 引 前 当 期純 利益 3,777 12,904 法 人 税 、 住 民 税 及 び 事 業 税 4,359 2,430 2,664 1,449 4,113 中 間 純 利 益 又 は 当 期 純 利 益 2,083 9,025 6,941 7,355 前 2,287 - - 2,287 159 - - 1,784 4,211 - - 11,427 貸 倒 引 業 環 境 式 金 撤 評 繰 退 対 そ 法 株 当 入 損 策 費 の 人 期 税 等 繰 調 越 整 利 額 △ 益 土 地 再 評 価 差 額 金 取 崩 額 中間未処分利益又は当期未処分利益 △ -単5- - △ - 4,154 △ 4,003 8,924 9,126 12,501 △ 1,929 9,747 △ 4,601 中間株主資本等変動計算書 当中間会計期間(自 平成18年4月1日 至 平成18年9月30日) (単位:百万円) 株主資本 資本剰余金 資本金 平成18年3月31日残高 利益剰余金 その他 資本準備金 資本剰余金 101,752 41,463 評価・換算差額等 29,344 その他 繰延ヘッジ 土地再評価 評価・換算 純資産合計 株主資本 有価証券評 合計 損益 差額金 差額等合計 価差額金 その他利益 自己株式 剰余金 (注) 13,354 △ 631 185,283 45,562 - 31,812 77,375 262,658 中間会計期間中の変動額 剰余金の配当 役員賞与の支給 中間純利益 土地再評価差額金取崩額 △ 4,580 △ 4,580 △ 4,580 △ 100 △ 100 △ 100 9,025 9,025 9,025 215 215 215 △ 140 △ 140 △ 140 3 6 6 自己株式の取得 自己株式の処分 3 株主資本以外の項目の中間会 計期間中の変動額(純額) 中間会計期間中の変動額合計 平成18年9月30日残高 △ 6,080 △ 6,080 3 4,560 △ 136 4,427 △ 6,149 285 △ 215 △ 6,080 △ 1,653 101,752 41,463 29,347 17,914 △ 767 189,710 39,412 285 31,597 71,294 261,005 (単位:百万円) 繰越利益 剰余金 合計 1,351 75 492 7 11,427 13,354 任意積立金の積立(前期) 139 626 195 22 △ 984 - 任意積立金の取崩(前期) △ 4 △ 75 △ 71 △ 1 152 - 任意積立金の積立(当期) 10 165 87 13 △ 276 - 任意積立金の取崩(当期) △ 2 △ 151 △ 2 156 - △ 4,580 △ 4,580 △ 100 △ 100 9,025 9,025 215 215 中間会計期間中の変動額 剰余金の配当 役員賞与の支給 中間純利益 土地再評価差額金取崩額 平成18年9月30日残高 △ 215 - 固定資産圧 固定資産 特別償却 縮特別勘定 探鉱積立金 圧縮積立金 積立金 積立金 中間会計期間中の変動額合計 285 - (注)その他利益剰余金の内訳 平成18年3月31日残高 △ 6,149 142 716 61 32 3,606 4,560 1,494 792 553 39 15,034 17,914 -単6- 中間財務諸表作成のための基本となる重要な事項 1. 資産の評価基準及び評価方法 (1) 有価証券 ① 子会社株式及び関連会社株式 移動平均法による原価法 ② その他有価証券 時価のあるもの 中間期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は、全部純資産直入法により 処理し、売却原価は移動平均法により算定) 時価のないもの 移動平均法による原価法 (2) たな卸資産 評価基準は原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)、評価方法は製錬地金資産につ いては先入先出法、その他のたな卸資産については主として総平均法を採用しております。 (3) デリバティブ取引 時価法 2. 固定資産の減価償却の方法 (1) 有形固定資産 下記事業所は定額法、その他は定率法 直島製錬所、堺工場、OAP(大阪アメニティパーク)、 東北電力所の一部及び澄川地熱発電設備 ただし、構築物のうち坑道、土地のうち鉱業用地及び原料地は生産高比例法 なお、耐用年数及び残存価額については、主として法人税法に規定する方法と同一の 基準によっております。 ただし、平成10年4月1日以降取得した建物(建物附属設備を除く)については定額法 また、建物については、平成10年度の法人税法の改正により耐用年数の短縮が行われ ておりますが、改正前の耐用年数を継続して適用しております。 (2) 無形固定資産 定額法 ただし、鉱業権・・・生産高比例法 なお、償却年数については、法人税法に規定する方法と同一の方法によっておりま す。ただし、ソフトウェア(自社利用分)については、社内における利用可能期間(5年) に基づく定額法 (3) 長期前払費用 均等償却 なお、償却期間については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっております。 3. 繰延資産の処理方法 社債発行費につき、支出時に全額費用処理する方法を採用しております。 -単7- 4. 引当金の計上基準 (1) 貸倒引当金 債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については、貸倒実績率により、貸倒 懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上して おります。 (2) 投資損失引当金 関係会社への投資に係る損失に備えるため、当該会社の財政状態を勘案して、関係会社 株式等について必要額を引当計上しております。 (3) 退職給付引当金 従業員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付債務及び年金資産の見込額に 基づき、当中間会計期間末において発生していると認められる額を計上しております。 なお、数理計算上の差異は10年による定額法により、発生の翌年度から費用処理するこ ととしております。 (4) 関係会社事業損失引当金 関係会社の事業の損失に備えるため、関係会社に対する出資金額及び貸付金等債権を超 えて、当社が負担することとなる損失見込額を引当計上しております。 (5) 汚染土壌処理損失引当金 総合研究所(埼玉県さいたま市)敷地内における土壌汚染につき、今後発生が見込まれ る汚染土壌処理に係る損失に備えるため、支払見込額を計上しております。 5. リース取引の処理方法 リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取 引については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっております。 6. ヘッジ会計の方法 (1) ヘッジ会計の方法 繰延ヘッジ処理によっております。また、金利スワップについては、特例処理の要件を 満たしている場合は特例処理を採用しております。なお、為替予約等が付されている外貨 建金銭債権債務については振当処理を行っております。 (2) ヘッジ手段、ヘッジ対象とヘッジ方針 ・ 外貨建取引の為替レート変動リスクを回避する目的で、為替予約取引、通貨スワップ取 引を実施しております。 ・ 非鉄金属たな卸資産の商品価格変動リスクを回避する目的で、商品先渡取引を実施して いる他、将来販売先に引き渡される非鉄金属商品の価格を先物価格で契約した時に生じ る商品価格変動リスクを回避する目的で商品先渡取引を実施しております。 ・ 借入金の金利変動に伴うリスクを回避し、資金調達コストを低減する目的で、金利ス ワップ取引を実施しております。 (3) ヘッジの有効性評価の方法 原則的に、ヘッジ開始時から有効性判定時点までの期間における、ヘッジ対象物の相場 変動又はキャッシュ・フロー変動の累計とヘッジ手段の相場変動又はキャッシュ・フロー 変動の累計とを比較して、有効性の評価をしております。 更に、非鉄金属先渡取引に関しては、毎月、ヘッジ対象物とヘッジ取引の取引量が一致 するように管理し、期末(中間)決算時においては予定していた損益、キャッシュ・フ ローが確保されたか否かを検証し、有効性を確認しております。 7. その他中間財務諸表作成のための基本となる重要な事項 消費税等の会計処理 消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。 -単8- 中間財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更 1.役員賞与に関する会計基準 当中間会計期間より「役員賞与に関する会計基準」(企業会計基準第4号 平成17年11月29日) を適用しております。これによる損益への影響は軽微であります。 2.貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準等、自己株式及び準備金の額の減少等に関す る会計基準等の一部改正 当中間会計期間より「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」(企業会計基準第5 号 平成17年12月9日)及び「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準等の適用指針」 (企業会計基準適用指針第8号 平成17年12月9日)並びに改正後の「自己株式及び準備金の額の 減少等に関する会計基準」(企業会計基準第1号 最終改正平成18年8月11日)及び「自己株式 及び準備金の額の減少等に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第2号 最終改 正平成18年8月11日)を適用しております。 これによる損益への影響はありません。 これまでの資本の部の合計に相当する金額は260,720百万円であります。 なお、中間財務諸表等規則の改正に伴い、当中間会計期間における中間貸借対照表の純資産 の部については、改正後の中間財務諸表等規則により作成しております。 3.棚卸資産の評価に関する会計基準 「棚卸資産の評価に関する会計基準」(企業会計基準第9号 平成18年7月5日)が平成20年3月 31日以前に開始する事業年度に係る財務諸表から適用できることになったことに伴い、当中間 会計期間から同会計基準を適用しております。 この結果、従来の方法によった場合と比較し、売上総利益、営業利益、経常利益及び税引前 中間純利益は701百万円減少しております。 4.セメント事業における産業廃棄物処理収入の会計処理の変更 従来、セメント事業における産業廃棄物の処理収入額は、売上原価から控除しておりました が、当中間会計期間から売上高として計上する方法に変更しております。この変更は産業廃棄 物の処理収入金額が増加し安定的に当該事業の主たる収益源となったことから、セメント事業 の収益構造をより適切に反映するために行ったものであります。 この結果、従来の方法によった場合と比較し、売上高は5,718百万円、売上原価は5,461百万 円それぞれ増加し、売上総利益、営業利益、経常利益及び税引前中間純利益はそれぞれ257百 万円増加しております。 5.三田工場における有形固定資産の減価償却方法の変更 従来、三田工場(兵庫県三田市)の有形固定資産の減価償却方法は、定額法によっておりま したが、当中間会計期間から建物(建物附属設備を除く)を除く有形固定資産について定率法 に変更しております。 この変更は、近年の需要増加に伴い生産量の増加が顕著となり、設備の稼働率が高まったた め、投下資本の早期回収を通じて、より合理的な期間損益計算を行うため及び財務体質の強化 を図るために行ったものであります。 この変更による損益への影響は軽微であります。 6.固定資産除却損の会計処理の変更 従来、固定資産除却損については、明らかに経常的なものを除き、原則として特別損失に計 上しておりましたが、設備の更新等により発生する費用については、当中間会計期間から営業 外費用に計上する方法に変更しております。この変更は、当該費用が今後経常的に発生すると 見込まれることから、期間損益計算における損益区分をより明確にするために行ったものであ ります。 この結果、従来の方法によった場合と比較し、経常利益は839百万円減少しておりますが、 税引前中間純利益に与える影響はありません。 -単9- 追加情報 1.三田工場における設備耐用年数の変更について 三田工場の半導体装置向け製品製造設備については、近年の需要増加により生産量の増加が 顕著となり設備の稼働率が高まったこと並びに製品のライフサイクルを考慮して設備の使用見 込年数を見直した結果、機械及び装置の耐用年数を従来の13年から4年に短縮しております。 この結果、従来の方法によった場合と比較し、売上総利益、営業利益、経常利益及び税引前 中間純利益は72百万円減少しております。 2.2007年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債及び2009年満期ユーロ円建転換社債型新 株予約権付社債の繰上償還について 平成16年10月4日発行の2007年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債及び2009年満期 ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債(以下、併せて「本社債」という。)につきまして は、平成18年9月19日までの東京証券取引所における当社普通株式の終値が、20連続取引日に わたり本社債のそれぞれの転換価額の120%以上であったため、当社に残存する本社債の全部 を繰上償還する権利が発生いたしました。 これに伴い、当社は平成18年9月29日開催の取締役会において、当該権利を行使し、本社債 を繰上償還することを決議いたしました。 なお、上記の詳細については、「平成19年3月期 中間決算短信(連結)」の「4.中間連 結財務諸表等 (6)中間連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 7.追加情報 (2)(連20ページ)」に記載の通りであります。 -単10- 注記事項 (中間貸借対照表関係) 前中間会計期間末 (平成17年9月30日) 1.有形固定資産減価償却累計額 当中間会計期間末 (平成18年9月30日) 1.有形固定資産減価償却累計額 543,609百万円 2.担保資産 1.有形固定資産減価償却累計額 429,104百万円 2.担保資産 (1)下記有形固定資産及び無形固定資産 前事業年度末 (平成18年3月31日) 425,174百万円 2.担保資産 (1)下記有形固定資産及び無形固定資産 (1)下記有形固定資産及び無形固定資産 につき、未払金 24百万円、長期借 につき、未払金 25百万円、長期借 につき、未払金 25百万円、長期借 入金(1年内返済予定額を含む) 入金(1年内返済予定額を含む) 入金(1年内返済予定額を含む) 444百万円及び固定負債その他 997 315百万円及び固定負債その他 972 380百万円及び固定負債その他 985 百万円の担保に供されております。 百万円の担保に供されております。 百万円の担保に供されております。 有形固定資産 有形固定資産 25,027百万円 有形固定資産 24,636百万円 (内財団抵当 24,752百万円 (内財団抵当 23,339百万円) (内財団抵当 22,998百万円) 無形固定資産 23,089百万円) 無形固定資産 30百万円 無形固定資産 29百万円 (内財団抵当 30百万円 (内財団抵当 30百万円) (内財団抵当 29百万円) 30百万円) (2) 関係会社株式 998百万円が長期借 (2) 関係会社株式 997百万円が長期借 (2) 関係会社株式 997百万円が長期借 入金(1年内返済予定額を含む) 入金(1年内返済予定額を含む) 入金(1年内返済予定額を含む) 191百万円等の担保に供されており 158百万円等の担保に供されており 175百万円等の担保に供されており ます。 ます。 (3) 子会社の借入金に対し、関係会社 ます。 (3) 子会社の借入金に対し、関係会社 (3) 子会社の借入金に対し、関係会社 株式 21,745百万円が第三者担保に 株式 21,745百万円が第三者担保に 株式 21,745百万円が第三者担保に 供されております。 供されております。 供されております。 3.偶発債務 3.偶発債務 3.偶発債務 債務保証 47,661百万円 債務保証 保証予約 4,809百万円 (実質保証額 経営指導念書等 320百万円 4.債権流動化による遡及義務 83,634百万円 73,262百万円) 保証予約 3,379百万円 保証予約 2,914百万円 経営指導念書等 1,024百万円 経営指導念書等 4.債権流動化による遡及義務 5.消費税等に係る表示 2,925百万円 5. ──── 6. ──── 同左 相殺のうえ流動資産の「その他」に 含めて表示しております。 ──── 6.中間期末日満期手形の会計処理につ いては、手形交換日をもって決済処 理しております。従って、当中間会 計期間末日は、金融機関の休日で あったため中間会計期間末日満期手 形が以下の科目に含まれておりま す。 受取手形 121百万円 支払手形 310百万円 設備関係支払手形 145百万円 (流動負債「その他」) -単11- 842百万円 4.債権流動化による遡及義務 5,878百万円 仮払消費税等及び仮受消費税等は 6. 78,384百万円 (実質保証額 3,418百万円 5.消費税等に係る表示 債務保証 77,978百万円) (中間損益計算書関係) (自 至 前中間会計期間 平成17年4月1日 平成17年9月30日) (自 至 1.法人税、住民税及び事業税等の計算 1. 当中間会計期間 平成18年4月1日 平成18年9月30日) ──── (自 至 前事業年度末 平成17年4月1日 平成18年3月31日) ──── 1. においては、租税特別措置法上の諸 積立金を利益処分により計上し、ま たは取崩したものとみなしておりま す。 2.減価償却実施額 2.減価償却実施額 有形固定資産 10,072百万円 無形固定資産 334百万円 3.減損損失 3. 2.減価償却実施額 有形固定資産 7,223百万円 無形固定資産 272百万円 ──── 有形固定資産 17,689百万円 無形固定資産 608百万円 3.減損損失 当社は、事業の種類別セグメントを基 当社は、事業の種類別セグメントを基 礎に、主として製品群別を単位として資 礎に、主として製品群別を単位として資 産をグルーピングしております。また、 産をグルーピングしております。また、 遊休資産等については、個々の資産単位 遊休資産等については、個々の資産単位 で区分しております。 で区分しております。 当中間会計期間において、事業用資産 当期において、事業用資産のうち、製 のうち、製品等の市場価格の下落等によ 品等の市場価格の下落等により収益性が り収益性が著しく悪化している資産グ 著しく悪化している資産グループについ ループについて、また、遊休資産等のう て、また、遊休資産等のうち、市場価格 ち、市場価格の下落等により回収可能価 の下落等により回収可能価額が帳簿価額 額が帳簿価額を下回るものについて、そ を下回るものについて、それぞれ帳簿価 れぞれ帳簿価額を回収可能価額まで減額 額を回収可能価額まで減額し、当該減少 し、当該減少額を減損損失(2,217百万 額を減損損失(2,936百万円)として特別 円)として特別損失に計上しておりま 損失に計上しております。その内訳は、 す。その内訳は、以下の通りです。 以下の通りです。 減損損失 (百万円) 用途 場所 種類 加工事業 用資産 茨城県結 城郡 他 千葉県野 田市 他 機械装 置等 845 土地等 1,372 遊休資産 合計 2,217 ※勘定科目毎の内訳 用途 場所 種類 加工事業 用資産 その他の 事業用資 産 茨城県常 総市 他 機械装 置等 土地及 び構築 物等 遊休資産 山口県長 門市 他 千葉県野 田市 他 土地等 減損損失 (百万円) 845 718 1,372 機械装置847百万円、土地629百万円、特許権 合計 500百万円、その他240百万円 2,936 ※勘定科目毎の内訳 減損損失の測定における回収可能価額 は、事業用資産については使用価値を使用 機械装置847百万円、土地1,145百万円、特許 し将来キャッシュフローを5.0%で割り引 権500百万円、その他442百万円 いて算定しております。また、遊休資産等 減損損失の測定における回収可能価額 については、正味売却価額を使用し、その は、事業用資産については使用価値を使用 時価を重要性が高いものについては不動産 し将来キャッシュフローを5.0%で割り引 鑑定評価額、それ以外のものについては固 いて算定しております。また、遊休資産等 定資産税評価額等から算出しております。 については、正味売却価額を使用し、その 時価を重要性が高いものについては不動産 鑑定評価額、それ以外のものについては固 定資産税評価額等から算出しております。 -単12- (自 至 4. 前中間会計期間 平成17年4月1日 平成17年9月30日) (自 至 ──── 当中間会計期間 平成18年4月1日 平成18年9月30日) 4.通常の販売目的で保有するたな卸資産 (自 至 4. 前事業年度末 平成17年4月1日 平成18年3月31日) ──── の収益性の低下による簿価切下額 通常の販売目的で保有するたな卸資産の 収益性の低下による簿価切下額は以下の 通りであります。 売上原価 711百万円 (中間株主資本等変動計算書関係) 当中間会計期間(自 平成18年4月1日 至 平成18年9月30日) 自己株式に関する事項 株式の種類 前事業年度末 普通株式(株) 2,691,236 増加 268,510 (変動事由の概要) 増加数の内訳は、次の通りであります。 単元未満株式の買取による増加 268,510株 減少数の内訳は、次の通りであります。 単元未満株式の買増請求による減少 14,142株 (リース取引関係) EDINETによる開示を行うため記載を省略しております。 -単13- 減少 当中間会計期間末 14,142 2,945,604 ( 有 価 証 券 関 係 ) 前中間会計期間末 (平成17年9月30日現在) 有価証券 子会社株式及び関連会社株式で時価のあるもの 中間貸借対照表 計 上 額 関連会社株式 (単位:百万円) 時 11,394 価 差 23,438 額 12,043 当中間会計期間末 (平成18年9月30日現在) 有価証券 子会社株式及び関連会社株式で時価のあるもの 中間貸借対照表 時 計 上 額 (単位:百万円) 価 差 額 子会社株式 9,385 12,375 2,989 関連会社株式 86,908 335,933 249,024 前事業年度末 (平成18年3月31日現在) 有価証券 子会社株式及び関連会社株式で時価のあるもの 貸借対照表 時 計 上 額 関連会社株式 87,502 -単14- (単位:百万円) 価 257,153 差 額 169,651
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