だより No.193 平成 ( へいせい ) 26 年 - 津南町役場

議会だより
No.193
Tsunan-Town
2014 年 4 月 24 日 発行
ー
笑顔あふれる
ー
ショッピング
3月定例会 3/4〜3/20
町長施政方針…………………………………… ②
平成26年度 一般会計・特別会計予算………… ③
補正予算・条例改正 ……………………… ④〜⑤
総括質疑 10人………………………………… ⑥
各会計討論………………………………… ⑦〜⑨
一般質問………………………………… ⑩〜⑮
委員会レポート………………………… ⑯〜⑰
町民登場 この人に会いました・編集後記…… ⑱
発 行:新潟県津南町議会 責任者:議長 河田 強一
町のホームページでも議会だよりをご覧になれます。
[写真]
JA移動販売車「笑味ちゃん」
平 成 年 第 1 回 町 議 会 定 例 会 が 3 月 4 日 か ら 日 会 期 末 で 開 催 さ れ ま し た。 初 日 と 2 日 目 に 町 長 施 政 方 針 と 人 が 一 般 質 問 を 行 い、 新 農 政
問 題 や 介 護、 子 育 て 支 援 な ど 活 発 な 議 論 が 行 わ れ ま し た。 会 期 の 中 で 合 同 常 任 委 員 会 が 開 か れ、 年 度 予 算 案 に つ い て、 審 査 を 行 い ま し た。
町 長 施 設 方 針 と 平 成 年 度 予 算 に つ い て 総 括 質 疑 を 人 が 行 い、 最 終 日 は、 平 成 年 度 予 算 案 に 対 す る 各 討 論 を 人 が 行 い、 条 例 改 正、 平 成
年度予算を可決、2件の請願を不採択とし、第一回定例会を閉会しました。
7%
私は、平成 年7月に町長就任以来、
強くてどこよりも優しい町づくりを政
策の基本とし、先人たちが築かれた基
盤を耕し、新しい種を蒔くという気持
ちでこの4年間、町政を担当してまい
りました。2期目に向け、町民の皆様
から引き続き町政の舵取りをご付託い
ただけるなら、この蒔いた種が芽を出
し、 そ の 芽 を 津 南 の 明 日 に 向 け て 誤 り
なく育てることに全力を尽くしてまい
りたいと考えております。
私は新年度からの施策のキーワード
を 「 育 」 と い た し ま し た 。「 教 育 」 を
はじめ、「子育て」、「地域力の育成」、
「若者の育成」、「産業の育成」、「職員
の育成」等であります。
平成 年度の一般会計総額は、対前
年比2. %減の63億8400万円
となりました。
特別会計と合わせた予算総額は、対
前年比1. %減の120億2411
万円であります。地方交付税につきま
しては、 億7000万円を計上いた
しました。
「キーワードは育」
町長施政方針
.1
次に施策の概要について申し上げま
す。新年度は保健医療福祉計画、障害
福祉計画、介護保険事業計画の見直し
の年度であります。町民の福祉向上を
図るべく平成 年度以降の計画を策定
してまいります。
子育て支援・少子化対策の関係では、
子 ど も の 医 療 費 助 成 に つ い て は、 高 校
卒業の年齢まで助成を拡大し、保護者
の負担軽減を図ってまいります。
国民健康保険料につきましては、一
般会計からの繰り入れなどの財政措置
を講じながら、引き続き保険料の激変
緩和を行いながら、負担すべき保険料
に近づけていくこととしております。
次 に 農 林 関 係 を 申 し 上 げ ま す。 平 成
年 度 か ら の 農 政 を 取 り 巻 く 情 勢 は、
米の所得補償額の減額および廃止、生
産数量割り当ての国の関与の廃止、T
PPの農業への影響など激動の転換期
を迎えており、津南町農業の生き残り
策を全力で講じていかなければなりま
せん。
また、建設が進んでおります、クリ
アーウォーター津南の水工場は本年春
からの稼働を予定し、5月の連休ごろ
には「津南の天然水」というナチュラ
ルミネラルウォーターが全国展開され
る予定であります。
新年度より、教育委員会の組織の中
に「子育て教育班」を新設し、保育園
と小学校の連携を一層深めてまいりま
す。
文化財関係では、「苗場山麓ジオパー
ク」の認定に向け、栄村との連携を一
層深めてまいります。最後に病院事業
につきましては、町民の健康を積極的
に守っていくために、生活習慣病の管
理や終末期医療にも配慮するなど地域
に信頼され、安心して利用しやすい病
院を目指して、より一層の努力をして
まいります。
以上、平成 年度を迎えるにあたり、
私の基本的な考え方と施策の概要を申
し上げました。
新年度も町民による町民のための行
政を目指し、全職員の創意を結集して
挑戦してまいりたいと決意致しており
ますので、議員をはじめ町民の皆様の
一層のご理解とご協力を賜りますよう
お願い申し上げ、所信の表明といたし
ます。
1,687万円
★観光客誘致宣伝事業 見玉駐車場の増設工事
農業集落排水事業会計
2億9,466万円
商工費 介護保険会計
15億3,462万円
3,626万円
特別
会計
○健康増進施設管理運営事業
クアハウス津南の施設改修を図る。
26
衛生費 後期高齢者医療会計
1億1,530万円
美雪町住宅の建築
下水道事業会計
3億9,086万円
簡易水道会計 1億1,911万円
11
10
総務費 448万円
○地域おこし協力隊設置事業
都市住民の受け入れ、地域おこし協力隊支援等。
国民健康保険会計
12億1,520万円
○特別支援教育振興事業 4,941万円
小中学校の特別な支援が必要な児童生徒介助員、学習指導員の配置。
特別会計 56億4011万円
26
★文化センター改修工事 1,600万円
冷温水発生機等更新する。
教育費 6億2803万円
370万円
★今井城址整備 測量委託する。
農林水産業費
7億5280万円
★子ども医療費助成 2,321万円
通院入院ともに、満 18 歳到達後の3月 31 日まで延長する。
病院事業会計
19億7,036 万円
教育費 歳出
1,000万円
27
★学校閉校事業 220万円
外丸・中津小学校の閉校記念事業費に当てる。
土木費
9億3064万円
総務費
6億2062万円
63億8400万円
26
○小水力発電事業 4,320万円
農業用導水路を活用し発電設備を設置する。
衛生費
6億0550万円
○認証米制度補助 認証米栽培基準該当米に補助する。
公債費
4億8391万円
10
4,295万円
○除雪機械購入 タイヤドーザー・ロータリー除雪車購入。
26
3,482万円
民生費
16億1263万円
★体験宿泊施設建設 結東集落に貸農園及び宿泊施設を建設する。
消防費 2億8010万円
20
22
○町道改良舗装事業 1億2,700万円
道路の改良舗装、側溝、水路工事等。
62
88
29
○住宅改修事業補助 2,000万円
住宅改修経費(上限20万円を追加、高齢者・子育て世代に上乗せ)
地方交付税
29億7000万円
%
農林水産業費 商工費 2億3838万円
26
「一般会計」
2
3
町税
9億9787万円
26
土木費 歳入
将来を担う子どもたち、新設「子育て教育班」で体制強化
★保育事業(ひまわり保育園改修工事) 1,574万円
駐車場の造成及び未満児童の入所棟を増改築する。
負担金など
1億2075万円
★印は新規事業
25
地方消費税
交付金など
1億9,897万円
○障がい者介護給付費
2億0,056万円
施設入所給付費、就労継続支援給付費の拡充。
町債
5億5590万円
83
4.
7
依存財源
議会費 9341万円
26
重点施策の項目
県支出金 5億8478万円
民生費 繰入金・繰越金など
諸収入
4億8873万円
源 自主財
国庫支出金 4億6700万円
予備費他 506万円
労働費 1億3929万円
26
平成26年度予算
2億1,189万円
2014. 4. 24
2014. 4. 24
○町営住宅建設 美雪町営住宅8戸分を建設移転する。
津南町議会だより
町長施政方針
一般会計 ・ 特別会計
津南町議会だより
津南町議会だより
2014. 4. 24
条例改正
津南町温泉給湯条例の改正
13
2
13号
津南町特別職で非常勤のものの報酬
全員
及び費用弁償に関する条例の改正
14号
津南町子どもの医療費助成
全員
に関する条例の改正
15号
津南町老人医療費助成に関
する条例の改正
16号
津南町子ども・子育て会議
全員
条例の制定
17号
津南町社会教育委員に関す
全員
る条例の制定
38号
津南町国民健康保険条例の
全員
改正
39号
津南町農業委員会の選挙に
全員
よる委員定数条例の改正
40号
津南町農業廃棄物処理場設
全員
置条例の改正
41号 津南町営住宅条例の改正
13
みぞれの中行われたサケの稚魚放流
2
全員
11
請
願
津南町農業廃棄物処理場設
全員
置条例の改正
請願不採択
12号
◯「 特 定 秘 密 の 保 護 に 関 す る 法 律 」
の廃止を求める請願は
農と縄文の体験実習館の設置及
全員
び管理に関する条例の改正
総文委員会審査で不採択(5対2)
対4)となり
本会議で不採択(
ました。
11号
◯集団的自衛権行使容認の「解釈改
憲」に反対する請願は
津南町屋外体育施設の設置及び
全員
管理等に関する条例の改正
総文委員会審査で不採択(4対3)
本会議で不採択(9対6)となり
ました。
10号
補正予算
9号
アスパラガス結束機
設設計委託料(専決処分)
1,482万円
アスパラガス選別機・結束機(専
決処分)
2
1.一般会計補正
13
3,472万円
津南町下水道条例の改正
歳入歳出総額
8号
主な歳出減
◎民生費
2
69億8,453万円
13
歳入歳出補正額
津南町簡易水道及び小規模
水道条例の改正
1億8685万円
7号
障害福祉扶助費減 △2,492万円
2
◎農林水産業費
13
主な歳入増
津南町農業集落排水施設条
例の改正
農業費農地費減 △2,055万円
6号
地方交付税(普通・特別)
4億1,613万円
津南町子育て支援センター
全員
条例の改正
◎土木費
5号
下水道費減 △1,951万円
住宅建設費減 △2,080万円
津南町一時保育事業に関す
全員
る条例の改正
◎消防費
4号
地域の元気臨時交付金 1,904万円
ふるさと支援まちづくり寄付金 197万円
農山村活性化プロジェクト支援交
付金(専決処分)
全員
2014. 4. 24
特別会計
津南町立保育所条例の改正
3,218万円
3号
防災行政無線費減 △1,546万円
全員
●国民健康保険特別会計
津南町農業委員会の選挙で選ばれ
る委員が14名から12名になりま
した。
(委員定数は18名で変更なし)
(議案第39号)
津南町職員定数条例の改正
主な歳入減
その 6
子どもの医療費助成が18歳到達
後の3月31日までに延長されまし
た。 (議案第14号)
2号
補正額増 101万円
総 額 12億6,304万円
(主な内容)
一般事業ソフト購入増
その 5
全員
地域雇用創造事業減 △2,270万円
町債事業減 △8,710万円
その 4
「なじょもん」の入館料が中学生以
下無料 (議案第11号)
津南町課設置条例の改正
●農業集落排水事業特別会計
その 3
中津川運動公園の利用料改正
(議案第10号)
1号
補正額減 △5,530万円
総 額 3億4,414万円
(主な内容)
施設建設工事減
今回の条例改正は、消費税増税に伴う改正であり
町民への負担増には反対です。大増税により町民の
くらし経済、町財政、病院経営をも圧迫してしまう。
経済的弱者を踏みつけにする不公平税制であり、条
例改正には反対。
賛成 反対
主な歳出増
◎衛生費
桑原洋子議員の反対討論
条 例
津南病院補助金増 2億1,632万円
消費税が5%から8%に増税され
ることによる条例の改正
(議案第6号~議案第9号)
議案番号
◎農業振興費
その 2
保育園等子育てに関する事項が、
福祉保健課から教育委員会に変更に
なったことによる条例の改正(生ま
れてから就業までの一貫した子育て
支援体制へと機構改革されました) (議案第1号~議案第5号)
小水力発電実施設計・体験宿泊施
正
改
例
条
プ
ッ
ア
ピック 条例改正
その 1
津南町議会だより
一般会計補正予算
賛否分かれる秘密保護法
5
4
上郷中改修を考えると述べた。年頭
挨拶から方針が変わったと考えられ
るがその真意と、上郷中改修関連予
算は今年度中に補正提案するのかど
うか問う。
町長 今後ある程度ゲル化し構想が
まとまった段階で、空き校舎・空き
保育園利活用検討委員会に説明す
る。予算は、構想がまとまり、設計
が出来た段階で補助金、起債の見通
しをつけた上で補正予算等で対応し
ていきたい。
苗場山麓開発畑の活用と産地化は
草津 進 問 アスパラガスの面積拡大、新規
定植での産地化をどう図っていくの
か。
町長 ア ス パ ラ ガ ス の 産 地 化 対 策
は、労働時間の三分の一を占める選
別結束作業の機械化による作業時間
の軽減である。また、津南産は甘く
て柔らかいという、産地としての有
利性からアスパラガスの産地化対策
を打ち出した。面積拡大が進むと共
に、共同選果による単価アップにも
期待している。今後、新たな販路の
開拓も含めてアスパラガスの産地化
形成を進めていく。
歳入の確保策を問う
桑原 悠 問 歳入予算の構成比は、その年の
国県事業の内容によっても変わる
が、 自 主 財 源 が ・2 %、 依 存 財 源
が ・8 % に な っ た。 歳 入 確 保 の 具
体策、特に自主財源の %以上を占
める固定資産税の確保策に対する見
解を問う。
町長 当初予算案の通り、建物の異
動が税額の変動に大きく関わってい
る。また償却資産は、電力各社の設
備投資の増減により税収は大きく影
響を受ける。
税確保のためには、新築家屋や工
場の誘致、企業設備の投資が最も効
果がある。国の景気対策が地方に波
及し、企業の設備投資が増えること
を期待する。
保育環境整備が進まないが
石田タマエ 問 子育て支援は、経済面では充実
されつつあるが、女性の就労支援の
面からの保育環境整備の進展が見ら
れない。平成 年度の「保育園等の
あるべき姿検討委員会」の設置から
検討が続いているが、平成 年度当
初に於いても方向性が示されず、こ
の 間、「 検 討 会 に お い て 検 討 中 」 だ
けである。働く女性にとっては大き
な課題であるが、今後はどの様に進
めていくのか。
町長 答申が出たが、予算編成に間
に合わなかっ
た。今年度は実
効性のあるもの
にしていく。緊
事業費ベースは前年とほぼ横ばい
と言うことであり、評価をする。私
は、人口減少の中にあっても、自主
財源の確保が最優先されるべきもの
だと思っている。町内に資金が循環
し、再生産に結び付く経済対策は将
来への投資でもあり、少子高齢化や
過疎化、若者の定住など、中長期的
に見れば、今一番必要な施策ではな
いかと思う。特に観光、交流人口の
拡大について、秋山郷を前面に出し、
見玉地区に拠点となるべき施設整備
は、ジオパークや雪国観光圏のブラ
ンド観光地事業に貢献できるものと
大変期待をしている。又、新潟県立
大学との連携による人材育成、アス
パラガスの産地化を積極的に進める
為の支援策、源内山小水力発電、胎
児から就労まで、切れ目のない子育
て 支 援 を 目 指 す、「 子 育 て 教 育 班 」
の新設等、時代に即した積極的な姿
勢であると考える。しかし、今後は
特別会計への繰出し金も含め、歳出
の削減も相当考えなければならない
のではないかと思う。硬直した補助
金を見直し、成長が見込まれる団体
や事業に支援が必要である。財源確
保の厳しい中、あらゆる努力をされ
た予算として受け止め、評価し要望
を添えての賛成討論とする。
急を要する事項については、補正も
考えながら進めていく。
津南町認証米の支援は継続すべき
大平謙一 問 町長は認証米への財政支援の1
年延長を決めたが、まだ定着してお
らず数年の延長をすべきと思う。う
まい米作りへの支援や研究にも財政
支援が必要と思うがどうか。
町長 認証米の財政支援は津南米の
高品質化と差別化を図るための政策
誘導であり 年度限りと考えてい
る。うまい米作りによい考えがあれ
ば積極的に支援する。
振興課長 うまい米作りに支援を要
請された事もないし町が取り上げる
ような研究をしているとは聞いてな
い。
入額を対前年比 ・ %減に抑えた
ことは大きく評価する。
福祉施策では、未満児対応として
のひまわり保育園の増改築は、女性
の就労支援を充実し、今後の地域経
済に貢献できると確信する。又、子
ども医療費の助成を 歳まで拡充し
たことや、妊産婦医療費、不妊治療
費の助成継続は、子どもを産み育て
やすい環境の更なる充実である。
観 光 面 で は、「 苗 場 山 麓 ジ オ パ ー
ク」として長い歴史の中で育まれた
津南の自然が日本の津南、世界の津
南として、大きく扉を開こうとして
いる。
教育振興では、切れ目のない子育
て支援を目指しての機構改革は、津
南の子育てに期待するものである。
農 業 政 策 で は、「 ど こ よ り も 誇 れ
る米作り、選ばれる米作り」を目指
した津南認証米制度を、1年間延長
することで栽培基盤がより強固なも
のへと期待する。又、廃作傾向にあっ
た ア ス パ ラ ガ ス の 労 働 力 軽 減 策 や、
増反支援は、津南産のブランド化へ
と大きく前進する。本年春から「津
南の天然水」が全国販売されること
に併せて、安全・安心の津南産農産
物の販路開拓を期待する。
最後に、3割自治を目指した自主
財源確保に更に努力することを期待
して、本予算の賛成討論とする。
実態把握で公平な社会保障給付に
繋がるなど導入の必要性は高い。二
社会保障・税番号制度は必要か
藤ノ木浩子
問 マイナンバー法の成立によりそ
のシステム構築予算が盛り込まれ
た。税と社会保障の個人情報を一括
管理がねらいだが、その必要性をど
う考えているのか。プライバシーの
漏えいなど危惧されるが。
町長 社会保障給付や税金申告など
の手続きの簡素化や医療、
年金、
介護、
税の個人情報を結びつけることがで
き、行政コスト削減が期待できる。
26
総括
若者の育成、職員のスキルアップとは
根津勝幸 問 施 政 方 針 の 中 で、 キ ー ワ ー ド
「育」について「若者の育成」「職員
の育成」また「産官学の連携」にお
い て、「 町 職 員 の ス キ ル ア ッ プ に も
新たな可能性を」とはどういうこと
か。
町長 施政方針の中では町政の方向
性、理念について述べている。若者
の育成について、地域づくりには若
者の参画がとても重要であり、その
仕組みづくりを始めたい。その為に
は 私 自 身 が 積 極 的 に 出 向 く こ と や、
町民の皆様からも積極的に町内外の
会合などに参加してもらいたい。職
員の育成については、県立大学の学
生、学識経験者と町の抱える課題に
ついて議論、意見交換をしてほしい。
旧上郷中施設の改修は
村山道明 問 旧上郷中を含めた、5施設につ
いて、特に年頭挨拶からは今年は上
郷中の改修をしたいと明言してい
る。一方施政方針では、一例として
各会計の
一般会計
討論
高齢者のいる世帯、子育て世帯への
重、三重に個人情報漏えい対策を考
補助金の上乗せをし、拡充されたこ
えている。
となどは評価すべき点である。しか
しTPP交渉では、町民の命や健康、
若者定住の生活環境は
くらしをも脅かす交渉であり、撤退
中山 弘 すべきと思うが、町長は交渉を肯定
問 人口 増 加 に 安 価 な 住 居 や 生 活 環
する発言をしている。TPP交渉と
境は欠かせない。嫁婿対策は国内だ
の関連が深い「新農政改革」は、も
けではなく海外との交流は大事であ
ともと差別、選別の農政改革であり、
るが。
町はふるいの目を細かくし、兼業農
町長 核家族化や高齢者対策、空家
家など多様な農家を守ろうとする姿
利用を考慮しながら今少しの検討が
勢は評価できるが、抜本的な解決に
必要である。若者に出会いの場を作
はならない。原発と再生可能エネル
るのは一つの要因である。海外から
ギーでは国任せである。再生可能エ
多くの来町者により世界の方々とパ
ネルギーは新しく産業を生み出すも
フォーマーだけでなく、国内外を通
のであり、町は積極的に取り組むべ
じ て の 交 流 や 施 設 が 出 来、「 若 い 方
の 集 え る 場 所 が 出 来 れ ば い い な ぁ」 きだ。
と考えている。
消 費 税 増 税 に つ い て は、 町 財 政、
病院会計を更に圧迫する。町民のく
らしへの影響や、商売している人は
「 価 格 転 嫁 で き な い、 や っ て い け な
い 」 と 訴 え て い る。 そ れ を 町 長 は、
「増税分は適正に転嫁することで実
効の確保を強く願う」というにとど
まった。町民のくらしを守る最前線
におり、国の言いなりではなく悪政
からの防波堤になり、町民をしっか
り守っていただくことを願い反対討
論とする。
石田タマエ
討論
14
18
50
予算総額は、対前年比2・ %の
減額であるが、財政調整基金等の繰
32
25
24
6
7
恩 田 稔
年度予算は前年比 億8千万円
のマイナス予算ではあるが、繰越明
許費等も含めると、町税に直結する
討論
74
賛成
桑 原 洋 子
一般会計予算では、子どもの医療
費助成を入院通院とも高校卒業の年
齢まで拡大し、保護者の負担軽減を
図ったこと、住宅改修補助事業では、
1
反対
26
88
賛成
26
2014. 4. 24
2014. 4. 24
討論
津南町議会だより
総括質疑
討 論
津南町議会だより
国民健康保険特別会計
藤ノ木浩子
域化は社会保障としての医療保険と
なるのか住民が払える国保料なのか
追求、分析し判断願いたい。
村 山 道 明
29
29
年々増え続ける医療費の歯止めに
は、おのずと限界がある。平成 年
度以降、保険料を県下最低水準に維
持してきたことは、十分評価される。
最短で平成 年度には、県内一律の
保険料となりその水準が、急激に上
昇することが予想されることから対
応として、平成 年度までに保険料
を一定水準まで、1人当り毎年定額
引き上げるとしている。本年度予算
ではどうか、給付費等の直近の伸び
見込みを考慮すること。また、保険
料の激変緩和を行なうとする施政方
針を踏まえて、一般会計繰入(赤字
繰入)を対昨年度減とし、財政基金
繰入を増額することで、値上げ幅を
配慮したことが伺える。
平成 年度策定計画では、医療分
について毎年6千円を上げるとした
が、 今 年 度 は、 3 千 円 減 や 後 期 分・
介護分も上げ幅を減にした結果は町
民に理解して頂けると考える。
また、人間ドック、特定健康診査、
水 中 運 動・ 健 骨 体 操 な ど の 事 業 は、
高齢者の健康促進によって医療・介
護費の低減、削減につながると確信
している。今後も国保運営の為最大
限の努力を期待し、賛成とする。
藤ノ木浩子
草 津 進
討論
てゆく使命がある。病院事業は、そ
のために「寝たきりや認知症をでき
るだけゼロに近づけ、健康寿命を延
ばすこと」を目標として、生活習慣
病講座や糖尿病専門外来、疫学調査
など予防医学への取り組み等地域か
かりつけの医療機関として診療を行
なっている。本年度予算からは、診
療報酬の改定や医療スタッフ不足に
よる影響、さらに人件費増による編
成が見てとれるが、町民のニーズに
対応した適正な医療を提供するため
の手段として、医療機器の充実・更
新 な ど 適 切 に 予 算 計 上 さ れ て い る。
津南病院は、これからも、保健・福祉・
医療を一体とした地域医療を守る取
り組みが、事業内容から見て取れる。
昨年地域医療を守るという点で関係
者が共同組織した「妻有の里 地域
医療・地域ケアを支え隊」が展開し
ている。よって、病院事業会計予算
に賛成する。
35
介護保険特別会計
年度介護保険会計予算は前年度
比280万円増の 億3460万円
のうち介護予防サービス費が前年比
825万円増の6800万円とな
り、要支援者のサービス費増が見込
まれている。私が反対する理由とし
て1つは特養入所待機者の問題であ
る。依然、待機者数は575人と増
え続けている。経管栄養の方の受け
入れ先がないことも深刻である。施
設整備と医療、福祉保健の連携で要
介護者を支えるサービス体系の充実
が求められている。 つ目は 年に
度見直される介護保険料と重い利
用料負担の問題である。息子 歳と
暮らすAさん 歳は年収 万円の年
金から介護保険料 万円が天引きさ
討論
3
75
15
2
6
50
24
れる。年金は削除され介護保険料は
見直しのたびに増額でその負担の重
さを実感する。介護療養病床に入院
している母の入院費月 万円はとて
も払い続けられないと在宅介護を考
える声も聴いている。 つ目に介護
保険法が改正され、要支援の訪問介
護、通所介護を保険給付からはずし
町事業とする議論がすすめられてい
る。社会保障の基本的な考えを自助・
自立のための環境整備を規定してい
るが、町長はこれに異議をとなえな
い。国は国民を自助に追い込みその
先頭にたち介護保険制度の解体へと
すすんでいる。保険あって介護なし
では困る。だれでも安心して利用で
きる制度にすべきと考え反対とす
る。
12
石田タマエ
年々増え続ける介護給付費は対前
年 度 4 0 3 万 7 千 円 の 増 額 で あ る。
これに対して住民が納める保険料収
入分は対前年比おおむね同額で推移
しているが、今後は、国及び各自治
体の負担増をはじめ、住民への保険
料の値上げは否めない。
現在、新潟県の高齢化率は ・3%
であり各市町村の介護保険料平均額
は5634円である。
津南町は県の平均よりもはるかに
高い高齢化率でありながら、介護保
険料が平均よりも634円も低いと
落についての質問が、相次いだ。人
が居ない所に活気なし、この山間地
域にとり必要な病院である。この度
私自身も身にしみて感じたところで
ある。母が、津南病院で検査を受け、
結果、津南病院では無理なので、十
日町病院との連携によって一命をと
りとめた。 年間の歴史を振り返り
年度は将来のあり方を求めコンサ
ル を 受 け る と い う 予 算 編 成 で あ る。
早い段階で、調査での方向が出るこ
とを望みたい。医師、看護師が不足
のなか、津南病院長の新たな選任が
スムーズに行われた。どこの病院で
も医師、看護師不足が叫ばれている。
この地域を取り巻く病院の位置づけ
が大きく変わってくる。厳しい現状
をしっかりと見つめ、2人の若い看
護師人材を確保されたと聞いた。事
務長を始め、関係各位の努力に感謝
と敬意を表し、少子高齢化が更に進
むなかで、町民の安心安全を求め賛
成討論とする。
8
9
99
反対
26
1
賛成
21
討論
討論
討論
反対の理由として1つは国保の広
域化に向け保険料の急激な上昇をさ
けるため保険料を値上げし広域化に
そ な え る と い う 姿 勢 で あ る。 国 保
の保険者を市町村から都道府県に移
管する理由に、市町村間の保険料負
担の格差是正があげられている。県
下でも安い保険料の我が町は、県内
の平均額をだそうとすれば保険料が
引きあがるのは当然のこととしてい
る。 広 域 化 は そ れ だ け で 加 入 者 に
とってメリットはない。国保加入者
は自営業、農業者、年金生活者、非
正規労働者だ。厚労省の保険実態調
査では無職の方が ・8%非正規雇
用 ・3%と多い。加入者は所得水
準が低いと言える。当町も同様では
ないか。また滞納額も町税についで
多い現状である。国保の広域化では
町民の暮らしは守れない。
つ目は国保は適切な国庫負担な
しには成り立たない制度である。医
療費抑制政策により国庫支出金の割
合は削減され続けてきた。昨年も定
率国庫負担割合が引き下げられてい
る。国庫負担割合を改善増額へ転換
しない限り国保加入者と自治体負担
のしくみは変わらない。何故国保財
源が厳しくなってきているのか、広
26
26
賛成
26
賛成
病院特別会計
討論
3
討論
津南病院開設から 年が経過する
なか、石川院長、村山副院長が定年
を迎えられた。長年の労苦に感謝申
し上げたい。人口減少に歯止めをか
けるには、人が安全、かつ安心に生
活が出来る住みやすい環境を作るこ
とである。町立津南病院は、その任
に当たっている。今議会でも限界集
50
40
いうことは住民への負担軽減の配慮
が伺える。
こ の 様 な 状 況 に あ っ て も 尚 且 つ、
小規模特養の開設が計画されること
は住民ニーズに応えていこうとする
行政姿勢であり、高く評価する。
今後は、サービス形態が大きく変
わろうとしている中で、各自治体の
手腕が問われ住民サービスに自治体
間格差が大きくなると考えられる。
敬意と感謝を申し上げる。
その為には、何といっても介護予
年度病院事業会計だが、病院に
防の成果を上げることに尽きる。
おける医師、看護師不足は都会、田
舎 に か か わ ら ず 充 足 さ れ て い な い。
その実効性のある第6期介護保険
事業計画策定に大きく期待をすると
当町病院も準夜があり、夜勤があり
ころである。
看護師の苦労のみならず、家族の支
えがあってこそ病院で働け、私たち
い か な る 場 合 で も、「 ど こ よ り も
優しい津南町、どこよりも住み続け
が世話になることが出来る。
られる津南町」を目指して、より一
津南病院は町民にとって安心の館
層の住民サービスの追及に努めるこ
である。一般会計からの運営費の繰
とを願って、賛成討論とする。
り入れは町民一人が年間1万5千円
の 安 心 料 と し て 受 け る こ と に よ り、
私たち一人ひとりと家族の安心を
守っているものである。
勤務表作成ソフトの導入により看
根 津 勝 幸
護師の苦労が少しでも軽減され、新
しい院長を迎い入れ、病院事業が円
滑にいくことを期待し平成 年度津
景気が上向くとの期待感を持ちな
がら、地方にも景気回復の春が来る
南病院の事業会計に賛成する。
ことを願うところである。
村 山 道 明
平成 年に議会の壇上に立って以
来、 病 院 事 務 長 が 3 人 交 代 さ れ た。
事務長がいかに大変か、病院事業が
病院の果たすべき役割として、外
いかに大変か、失礼ながら頭髪が白
来・入院医療等を提供するとともに、
く な る 変 わ り ざ ま を 良 く 見 て き た。 「町民の命の安全・安心確保」を担っ
15
賛成
26
反対
35
2
賛成
津南町議会だより
2014. 4. 24
討 論
2014. 4. 24
討 論
津南町議会だより
約
1、文化センター図書室の整備を
2、介護保険対策
と違って高齢化で通勤農業が
できず廃村につながる。軽々
にはできない。
問 年後は約 %が限界集
大 事 だ と 思 う。 住 宅 対 策 は。 落となると思うが対策は。
年後、限界集落は
%になるのでは
滝 沢 茂 光 議員(15 ページ)
町長 地域 全体で支 え合 う
コミュニティを早急に構築で
きないか考えている。具体的
には消防団や指導者のいる集
落といない所では災害時の対
応に大きな差があった。地域
リーダーの育成を進めたい。
問 国の農業政策の変更に伴
う対策は。また中間管理機構
はどうなるのか。
町長 中間 管理機 構に対 す
る職務が定まってないが離農
者 の 農 地 を一元 的 に 管 理 し、
担い手への配分も必要と考え
ている。
の対応は
多様化する保育ニーズへ
仕組みづくりを
問 近年「気になる傾向」の
園児が増加、また「未満児保
育」も急増している。全体と
して園児が減少しているにも
かかわらず、全てに対応する
となると保育士数は平成初期
地域主体の
問 地域社会の課題を行政
と住民が一緒に解決していく
自治型社会をつくることが必
要。行政だけでは限界がある。
地域主体の社会形成が活性化
につながるが、考えを問う。
町長 地 域 自 治 組 織 は 安 の 2・6 倍 に 増 え 1 0 0 名 体
心・安全な日常生活を維持す 制となる。どう対応するのか。
るには有効な手段。現在町内
町長 「気になる園児」の支
にはコミュニティの母体とな 援方法は保護者と相談し専門
る組織は4地区にあり可能な 家の協力を得て状態に対応し
限り支援していきたい。
た保育が必要。また「未満児」
の増加も含め、関係機関の協
集落の再編成の時期にき
力を得て子育て支援に力を入
ているが
れていく。
問 当 町 に お い て も 超 高 齢 必要な保育士は確保してい
化社会という未体験ゾーンに きたい。
突入する。極小集落では集落
に課せられた活動が不可能に
な って き て い る 地 区 も あ る。
共助・共生のため、集落の統
合再編など抜本的な見直し時
期にきているが見解を問う。
町長 集落には歴史・文化・
財産などいろいろな考え方が
あ る。 集 落 が 維 持 で き な く
な っ た な ど の 相 談 が あ れ ば、
町として何ができるか追い求
めたい。
の一部を受託することについ
農
業後継者、新規
て、畑作の企業参入はほぼ不
農者の確保は
就
可能であり、稲作という土地
問 当 町 に お け る 販 売 農 家 利用型、機械化が可能な田打
の後継者率は ・4%であり、 ち、田植え、稲刈りだけを請
全然いないかまたは、1人~ け 負 う よ う な 作 業 委 託 だ け
5人くらいしかいない集落は では春と秋の各1か月間の集
集落に及ぶ。 年後、 年 中された作業が前提となって
後の津南町農業を推しはかる おり、農業以外の異業種から
ことができるか。
の 作 業 受 託 は 経 営 面、 収 支
面から厳しいのでは。それで
もやってみたい経営理念をお
持ちの方はやっていただきた
い。
町長 企 業の農 業 参 入 とい
う観点と企業が農作業の一部
を 受 託 するという 観 点は別
のものであり、企業が農作業
問 農業分野への企業参入が
増加しているが、農工商連携
による農作業委託組織が必要
とされるが、見解を問う。
農工商連携組織の
構築は
町長 農 業 後 継 者 確 保のた
めに国や県の新規就農者支援
対策事業などで、新規参入者
の研修を含めて就農支援助成
や資本装備の支援措置を講
じている。農業後継者確保の
ためには、何よりも農業が魅
力ある産業として若者に認知
されることが重要と考えてお
り、農業振興策の充実こそが
最良の農業後継者対策と認識
している。
20
35
10
問 人口対策は若者の定住が
町長 津 南のア パート 代 は
割高であるが雪対策もあり無
理もないと考える。若者向住
宅は検討しているが結論が出
ていない。 年度予算では子
育て世帯と高齢者世帯の住宅
改修を優先し改修費補助をす
る。
問 女性が育休を取っても復
職を保証する企業に補助する
考えはないか。
町長 町 としては 考 えてな
い。 国 の 政 策 を 待 っ て い る。
町はその他のきめ細やかな支
援を考えている。
問 若者が津南に就職しない
のは賃金が安いのも原因のひ
とつと考える。町は臨時職員
を多数雇用しているが、労賃
アップの先がけとして賃金を
上げる考えはないか。
町長 予 算 が 許 せばでき な
いことはないが、近隣町村に
比べて安いとは考えてない。
「昭和中期過疎化で集団移転」旧美雪町住宅
後継者育成で農産物の生産拡大
36
1、ニュー ・ グリーンピア津南への対応策は
2、ファームハイツは適切か
70
議員
風巻 光明
議員
1、課題解決にスピードを持った取り組みを
2、出産祝い金に対する認識は
10
10
11
問 限界集落対策として、集
落移転等は考えてないか。
町長 かつて 町 は そ うい う
策をとったことがあるが、昔
子どもは地域の宝
集落自治組織の活性化を行政指導で
農業の振興策を問う
村 山 道 明 議員(15 ページ)
1、津南小学校の教育環境整備を
2、小中学校の木質化への取り組みを
11
石田タマエ 議員(12 ページ)
5
桑 原 悠 議員(14 ページ)
9
1、農業振興策
2、農工商連携組織の構築は
10
1、TPP、農政改革による影響は
2、消費税アップで町財政、くらしへの影響は
桒 原 洋 子 議員(12 ページ)
4
1、人口対策
2
伊 林 康 男 議員(11 ページ)
3
1、限界集落への取り組みは
2、国道 405 号未開通部分の要請を
8
吉 野 徹 議員(14 ページ)
大 平 謙 一 議員(11 ページ)
1、社会保障制度改革
2、介護保険制度改正
7
藤ノ木浩子 議員(13 ページ)
1、集落自治組織の活性化を行政指導で
2、保育園の課題と保育行政の課題
1、2020 年に向け観光と環境は
2、信濃川中流域水環境改善を
一般質問
10
70
風 巻 光 明 議員(10 ページ)
1
中 山 弘 議員(13 ページ)
(11 議員)
6
26
町長 : 可能な限り町として支援したい
町長 : 魅力ある産業として若者に認知
伊林 康男
議員
大平 謙一
町長 : 子育て支援は保護者負担軽減で
!
!
う
問
町政を
町は人口問題を優先に取り組め
津南町議会だより
2014. 4. 24
一般質問
2014. 4. 24
一般質問
津南町議会だより
消費税8%への
影響額は
津南小学校の環境は整っ
ているか
多 額 の 資 金 を 要 す る た め に、
増築と併せて年次計画を立て
て進めていく。
問 外丸・中津小の子ども達
にとっては環境が後退する部
分があるので、統合の節目に
整備できないか .
教育長 優 先 順 位 は、 保 育
園の整備が最優先するので学
校の増改築はその次と考え
る。
町長 必 要 性、緊 急 性 を 改
めて認識した。できる限り事
業を前倒しし、進めていくこ
とを検討していく。
国立教育対策研究所ホームページより
問 平成 年度に津南・外丸・
中津の小学校統合が決定して
いるが、受け入れる津南小学
校は、スキークラブなどの課
外活動ができる環境が整って
いるか。また、図書室や図工
室の確保が充足されていない
が、今後の対策を問う。
教育長 外 丸 小 学 校・中 津
小学校は地域の支援体制が
整っている。そのパワーを津
南小学校でも発揮できるよう
働きかける。また、支援児対
応の介助員の増員をする。特
別 支 援 教 室 や 図 書 室・ 図 工
室等を含めた増築を考えてい
る。
町内小中学校の木質
化の計画はあるか
問 文部省は、子どもたちの
学ぶ場への木材利用を進めて
いる。津南町では木質効果を
どのように評価し、今後取り
組む計画があるかを問う。
教育長 昨 年 度 先 進 地 を 視
察してきて、是非津南町でも
取 り 組 み た い と 考 え て い る。
津南小学校では屋根の改修と
内装木質化を検討しているが
公的支援をなくし、
自助に追い込むもの
鉄筋コンクリート
町長 積 極 的な 施 設 整 備が
難しい状況を考えると重度の
要介護者を支える施設として
重点化する考えも否定できな
い状況にある。
問 特養入所を介護度3以上
に限定することはどうか。
い、総費用額の伸びを低減さ
せることを目標にしている。
これまで同様訪問介護は継続
できるとし、総費用削減あり
きでサービスの質の低下、労
働者の処遇悪化をまねかない
か、市町村で受け皿整備が満
足にできるか不安でもある。
鉄筋コンクリート
内装木質
問 消費税増税で町、病院財
政への影響額はどうか。町内
業者などは価格に転嫁できず
に泣いているのが現状だ。産
業やくらしへ重くのしかかる
と思うが見解を問う。
町長 一般 会 計 は 4 5 7 8
万 円、 特 別 会 計 3 1 4 4 万
円、病院は医療外で400万
円。地方消費税増税分は47
0万円と推計する。産業では
増税分を適正に転嫁すること
になっているのでその実効性
の確保を強く願う。
東京五輪に向けた
開催準備を
年間の変動放流調査結果では
明瞭な変化は確認出来なかっ
たが、河川生態系は改善しつ
つある。
問 社会保障制度改革プログ
ラム法が成立し、基本的考え
を「自助、自立のための環境
整備」と規定。これは社会保
障の向上及び増進を定めた憲
法 条を踏みにじるもの。国
民を自助に追い込むものでは
ないか。
町長 高 齢 化に対し公的 整
備とあわせ、個人、家庭、地
域ができることから取り組ん
でいかないと、現行制度が維
持できなくなるという危機感
から法整備されたと理解して
いる。必ずしも公的支えを後
退させるものでなくこれから
は自助、互助、共助による支
えが重要であり、2025年
に向けた取り組みを今から進
める必要があると思う。
介護保険制度改正へ
の対応は
問 法 改 正 で、 要 支 援 1、2
の訪問介護と通所介護を保険
から外し、市町村事業に丸投
げするとしているがどう考え
るか。
木造校舎
27
町長 市町村が要支援者の
サービス提供を効率的に行
インフルエンザの学級閉鎖割合(%)
議員
石田タマエ
議員
多様な農家にも価
格保障を
問 TPPは「与党公約」と
「衆参農林水産委員会の決議」
を踏まえ、重要5項目を守れ
ないなら撤退しかない。急激
な変化を伴う農政改革に農家
から、
「先が見えない、不安だ」
という声がある中で、どうな
るか青写真が見えてこない。
農地集約できない兼業農家
や多様な農家も大事にする必
要があると考える。
価格保障などは担い手農家
に 限 ら れ る が 差 別 と 考 え る。
様々な農家にも必要と思うが
いかがか。又農地中間管理機
構は県に1つとされる。農業
委員会の果たしていた役割は
大事だと思うが考えを問う。
と準備は。
問 外国人観光客の接客対応
町長 観 光 庁 はインフラ 整
備に特例処置を講じる予定で
あり、ブランド観光地指定を
目指した広域観光圏での外国
人誘客を積極的に考える。
宮中ダム放流で
環境改善を
町長 鮭 遡上調 査では昨 年
より多く、清津川、志久見川
で確認されており、稚魚放流
の成果と思われる。又、信濃
川河川整備計画でも治水、利
水環境整備が提案されてお
り、町の歴史文化も信濃川か
らの恩恵を受け今日までの生
活が営まれて来た。
問 JR東日本の発電取水量
不 正 行 為 か ら 6 年 経 過 し た。
回遊魚一つとってもおおいに
我が町と関係があると思うが
いかがか。
町長 交 渉 はお 互いがゆ ず
り合い、又主張すべきはしあ
い、妥協する中で進めるもの。
農政改革は、農地集約による
担い手への大規模化も重要だ
が、農業を継続できる兼業農
家など小規模農家等の農地を
担い手に集約する考えはもっ
てない。農地中間管理機構の
業務は、地域事情が良くわか 他 に 苗 場 山 麓 償 還 金 へ の
る農業委員会しかないと考え 利子補給について質問しまし
ている。
た。
”
オール津南”で TPP ごめん
議員
桒原 洋子
議員
他に原発に対する姿勢につ
いて質問しました。
12
13
0.00 0.01 0.02 0.03 0.04 0.05 0.06 0.07 0.0 8
介護施設の感謝祭に歌声響く
25
統合を節目に津南小学校の環境整備を
社会保障の自助自律を考える
教育長:年次計画を立てて進める
町長:自助・互助・共助による支え重要だ
藤ノ木浩子
問 宮中取水ダムの試験放流
が5年目である。上流の津南
町の対応を問う。
町長 信 濃川中流 域 水 環 境
改善検討委員会にて、過去3
流れの少ない冬の信濃川
町長 : 兼業農家も守る 町長 : ブランド観光圏の認定を目指す
中山 弘
TPP・農政改革で先が見えない
2020年に向け観光と環境
津南町議会だより
2014. 4. 24
一般質問
2014. 4. 24
一般質問
津南町議会だより
職員の養成を進め専
門職員の集落配備を
問 町 の 分 の が 限 界・
準限界集落であり、自治機能
が低下し、維持管理ができな
くなってきている。町職員自
己啓発研修制度の見直しを図
り、積極的な研修参加を要請
し、専門性を高めて、限界集
落に配備できないか。
町長 職 員 の 養 成 について
はこれまで以上に進めてい
く。
中津川揚水発電所
計画の再要請を
問 か つ て 中 津 川 第一発 電
所上流に最大級の揚水発電計
画がなされた。脱原発のなか
地域活性のためにも再度発電
計画の実施の要請ができない
か。
町長 当 時 と発 電 構 成は異
なっていると思うがダム調査
はすべて終了しており有力の
要素と思われる。国策にかか
わる問題であるが現状を視野
に入れて考える。
405号線未開通
部分の要請を
問 領 域は国 道405号 線、
グリーンピア津南の
今後が心配である
問 ニ ュ ー・ グ リ ー ン ピ ア
津南の賃貸契約は 年9月
末 で 切 れ る が、 当 初 6 千 万
円であった賃 借 料 も3千 万
円、1千5百万円、更に本年
は3百万円へと減額した。こ
のままでは第2のマウンテン
パークとなりかねない。
町 長 は 就 任 前 は、ニュー・
グリーンピア津南の顧問を務
め、現在は貸し主となってお
り、私は老婆心ながら、決断
の妨げとなる事を心配してい
る。
新 た な 借 り 受 け 先 と し て、
申し出た方は、全面改修も行
い、また求める賃借料にも応
ずるとの好条件だときく。ど
こがいけないのか町長の考え
を問う。
町長 様々な 観 点 から 総 合
的に判断し、津南町の現状に
おいて、その方に全面的にお
任せするという思いには至ら
なかったということである。
新規就農者技術習得
施設の活用は適切か
問 津南町では平成7年度
事業で、農業後継者の育成に、
栄村切明~群馬県野反湖まで
の未開通部分約 キロ、 本
のトンネルと 本の橋梁が開
通すると文化・産業・観光等
交流によりその影響は計り知
れない。町民に夢と希望が持
てる施策を願うが。
12
町長 公 共 事 業の配 分 は限
りがあるが、プライオリティ
を考えた中で改良促進を進め
ていきたい。
2
町内外、及び県外から意欲あ
る若い希望者を募り、居住施
設を整備し大きな成果をあげ
た。
地域の担い手として活躍す
る姿は頼もしい限りだ。
3年の研修期間の住まいと
なっているが守られなければ
あらたな人材の受け入れの支
障となる、空き家住宅の提供
を積極的に行うのが理想的と
考えるが、町長の考えを問う。
町長 今 後 空き 家 などの斡
旋を進め、早期に転居できる
よう勧める。あわせて空き家
対策につなげたい。
議員
桑原 悠
議員
3
もっと色々なこと
ができたのでは
問 町 の 人 か ら、 町 長 は 1
期目は慎重すぎたという声が
よく聞かれる。積年の課題が
山積した中で、難しい町政運
営だと思うが、これからはス
ピード感をもった取り組みを
期待するがどうか。
町長 町 政 運 営には費 用 対
効果、公平性、財源など色々
な角度から慎重に判断してき
たので、もう少しスピーディ
にできないものかという声が
あるのだと思う。再度町民の
付託をいただけるなら、引き
続き誠心誠意取り組みたい。
出産祝い金に対する認識は
問 県では人口自然減対策
として、出産祝い金が検討さ
れているが、子育て世代の町
民は関心をもって見ていると
聞く。晩婚化や金銭的な問題
で、第3子以上のハードルが
上がっている。色々な議論が
あるが、町長はどう考えるか。
るのではないか。よって、積
極的な考えは持っていない。
水力発電の町の町長として
問 当 町は東 電 中 津 川 第一、
第二、信濃川発電所を有する
水力発電の町である。福島の
事 故 後、 水 力 発 電 の 重 要 性
が相対的に高まってきたと思
う。東電との関係を今後どう
築いていくか。
町長 長 年にわたり 良 好 な
関係を維持してきた。今後も、
定期的な情報交換会や課題に
対 す る 協 議 の 場 の 設 置 な ど、
信頼を基盤として良好な関係
を築いていきたい。
教育長 4 月 か ら、 保 育 教
育を一元的に所管する「子育
て教育班」を新設することが
具体策である。
問 子育て支援体制の整備
に関する企画書中、いじめ項
目など行政の仕組みが必要と
記述されているが、どういう
ことか。
子育て支援体制とは
多い状態である。当町におい
ては、来年度新しくミニ特養
の建設を予定している。今後
とも介護保険料の高騰をで
きるだけ抑えるため、介護予
防の充実強化に努めていきた
い。
町長 出 産 祝い金 が あ るこ
とで、子どもを産む動機づけ
になるか確証は持てない。現 他 に、
「町内産業の将来像」
、
金給付ではなく、今までの取 「 町 民 と 町 政 の 距 離 」 を 質 問
り組みで、子育て支援ができ しました。
室内改造を望む
問 図 書 室 は、 児 童 生 徒 の
知的活動を推進する役割や地
域の大切なコミュニティの場
として重要な施設であり、更
に情報となるもの、興味・関
心を引き立てるものが沢山あ
る。ネット情報は、いつも正
確 と は 限 ら な い。 図 書 予 算
140万円あるが、今の図書
室の本は、シリーズ編図書が
多 く 専 門 書 が 少 な い。 ま た、
室 内 に 親 子、 友 人 同 士 の 会
話やパソコンも使用できるス
ペース(空間)が欲しいがど
うか。
町長 子 ど も・児 童 図 書 館
から子ども達が離れつつある
現状である。提言の事につい
ては、来年度しっかり考えさ
せていただき、できれば次年
度に繋ながる構想なるものを
汲み上げたいと思っている。
ミニ特養の計画は
問 介護保険制度が改正さ
れた。介護サービスの充実等
に重点がおかれ、サービス種
類も多様化された。そのニー
ズに応えるために施設整備が
望まれるがいかがか。
町長 現 在 特 養の待 機 者が
14
15
子どもは家庭も地域もパッと明るくする
図書の充実を 町長:誠心誠意取り組む 町長 : 整備は必要と考える
村山 道明
積年の課題にスピードをもった解決を
文化センター図書室の整備を
3
水力発電で小集落を生きかえらせる
かつての賑わいを取り戻せるか
議員
吉野 徹
議員
2
27
町長 : 現状を視野にいれ進めていく
町長 : 津南高原開発が最善と考えている 滝沢 茂光
町民に夢と希望をもてる町づくりを
どうする、ニュー・グリーンピア津南の契約更新
津南町議会だより
2014. 4. 24
一般質問
2014. 4. 24
一般質問
津南町議会だより
総文福祉常任委員会
町立津南病院との懇談会
・と き 2月 日(木)
・場 所 町立津南病院会議室
・内 容
1.新年度の事業
施設増改築ではエレベーター耐
震改修工事や厨房棟の屋上防水工
事を行う。医療関係では酸素マニ
ホールドの増設工事、内視鏡の検
査台等々、医師送迎車両からリハ
ビリ器具まで多岐に渡っている。
また、医師、看護師等が不足し
ていることや人口減少などの課題
に対応するために、全国自治体病
院協議会に病院の運営や経営につ
いての診断をお願いする予定であ
る。
2.現状と課題
院長、副院長が定年退職し、新
院長がこられるが常勤の医師が一
名減となり、常勤医師の負担が今
後更に大きくなる。
看護師も高齢化と人員不足によ
り夜勤等の負担が大きくなるた
め、看護師の確保がより一層重要
となっている。
3.懇談を終えて
新院長の元、新体制でスタート
するがまだ先は見えてこない。現
在行っている「禁煙外来」や「延
長外来」、「土曜診療」は町民にとっ
ては有難い事であるが、人員不足
の 為、 今 後 は 縮 小 等 も 考 え な け
れ ば な ら な い。 病 床 に つ い て も
手が回らなくなれば受入れを制
限せざるを得ない状況も考えら
れる。 今 後、 看 護 師 の 勤 務 表 作 成 ソ
フ ト な ど を 導 入 し、 看 護 師 の 負
担 を 軽 減 す る こ と や、 就 職 ガ イ
ダ ン ス 等 に 参 加 し、 津 南 町 の 良
いところや魅力を情報発信する
こ と に よ っ て 看 護 師 の 募 集・ 確
保 に 努 め て 行 く と し て い る が、
過疎地の中小病院においては医
師 不 足・ 看 護 師 不 足 は 非 常 に 厳
し い も の が あ る と 感 じ た。 議 会
として出来る限りの支援を行い
たい。
滝沢直樹
委員長 草津 進
いろいろな課題があるが一つ一つ
改善してより良い学習環境を目指
す。
5.懇談を終えて
新年度より学校教育と現在福祉
保健課の所管である保育園関連部
署が統合され、一貫した子育て支
援が行われる。
特に近年「発達障がい」の子ど
もや「未満児保育」が増えている
中でこれらの対応がますます重要
となってくる。新組織に期待した
い。
また来年度の小学校統合が問題
なくスムーズに行われるよう議会
としても、フォローしていきたい。
13
このたび議会事務局へ配属と
なり、気も、ふっくらした体も
引き締まる思いであります。今
後は議員の皆さまの活動をサ
ポートできるよう、局長の命を
受け、微力ながら任務に専心努
力する所存でございます。
また、昨今はスピードの時代。
フ ッ ト ワ ー ク を 軽 く す る に も、
嗜んだスポーツで心身ともに鍛
え 直 し、 健 康 な 体 を 取 り 戻 せ た
らとも思っております。
新天地での重責ではあります
が、前任者と変わらずのご指導
を賜りますようよろしくお願い
いたします。
(総務課へ)
「 光 陰 矢 の 如 し 」、 文 字 ど
おり瞬く間の3年間でした。
県境地震のあとに議会事務
局 へ 異 動 し、 緊 張 の 議 会 定
例 会、 イ ン タ ー ネ ッ ト 中 継
の 実 施、 東 日 本 大 震 災 被 災
地やジオパーク先進地視察
な ど、 様 々 な 議 会 活 動 を 議
員各位とご一緒することが
で き、 記 憶 に 残 る 貴 重 な 3
年間となりました。
今後の議会の更なる活性
化 の た め、 議 員 各 位 の ご 活
躍を祈念いたします。
最 後 に、 公 私 に わ た っ て
議員の皆様と事務局の皆さ
んには大変お世話になりま
し た。 深 く 感 謝 申 し 上 げ ま
す。 あ り が と う ご ざ い ま し
た。
お世話に
なりました
教育委員会・社会教育委員との懇談会
・と き 1月 日(木)
・場 所 津南町役場 大会議室
・内 容
1.平成 年度の主な事業
①ジオパーク事業の達成
②保育と学校の同一組織化による
子育ての一本化
③3年目を迎える「育ネットつな
ん」の充実
2.課 題
年度統合予定の津南小学校校
舎老朽化に伴う改修(津南の木材
利用について予算づけが課題)
3.新年度の方針と主な取組
①出生から卒業まで一貫した子育
てと家庭の支援
②中津川運動公園の昆虫など自然
に配慮した雑草対策等管理
③生涯学習班とTapの連携や町
民参加による活性化
4.小学校統合に向けて
来年4月に3つの小学校が統合
となる。今年1年間が大切な時で
あり子ども達の思い出つくりや子
ども、保護者、後援会の交流を進
め る。「 要 支 援 教 室 」、「 パ ソ コ ン
教室」の整備、体育館に近い「ト
イ レ 」 の 設 置、 ク ロ カ ン ス キ ー
の「ワックスルーム」の確保など
産業建設常任委員会
委員長 大 平 謙 一
津南町農協、農業委員会
常
任
委
員
会
との懇談会
産 業 建 設
を行ったところ、食味に大きな
違いを感じず、津南産米の努力
が求められる現状がある。
③飼料米の転作作付の可能性
国 が 飼 料 米 へ の 助 成 を 拡 充
し、主食用米の生産の一部を飼
料米に置き換える方針を出した
が、進めるかどうかを含め、ど
う対応していくのか、意見交換
を行った。町内の生産体制は
年度から整うとのことだが、捌
け先、スズメ被害など課題があ
る。
3.懇談を終えて
ファミリーマートとの米の取引
の予定について、小パック販売に
加え、野菜の販売も話し合われて
いるという情報があり、販促には
明るい話題である。
今日、農業をとりまく情勢が変
化する中で、光をみすえた対策が
必要であり今後も情報交換を密に
していきたい。
(税務町民課から)
議会事務局 小林 武
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・と き 1月 日(月)午後3時
・場 所 役場 大会議室
・内 容 1.新年度の方針
JAからは、米や野菜のブラン
ド力強化に継続して取り組む方針
が示された。特に、新たにアスパ
ラガスの選別機、結束機を導入し、
生産者の労力軽減を図り、さらなる
生産拡大を目指していくとのこと。
農業委員会からは、地域農業の
実情を把握している組織として的
確に声を上げていくことや、米の
生産コスト軽減対策を話し合って
いくという方針が示された。
2.課題
討論の中で、次のような課題
が浮き彫りになった。
①米の販売力の強化
JAでは、全農を通さない独
自販売では実績を上げているも
のの、米の販売は苦戦している。
どのように有利販売をしていく
かが大きな課題である。
②津南産米の食味の向上
町で補助し数量拡大を目指し
て い る「 津 南 町 認 証 米 」、 北 海
道 の「 ゆ め ぴ り か 」、 茨 城 県 の
「とねのめぐみ」との食べ比べ
よろしく
お願いします
中津小最後の入学式
議会事務局の担当がかわりました
26
2014. 4. 24
委員会レポート
16
17
27
各ブランド米の試食会
27
27
津南町議会だより
委員会レポート
2014. 4. 24
職員人事
津南町議会だより
医師・看護師不足で負担大
議会だより
hi
Tsu
つなんまち
na
2014
Apr.
n-Mac
町民登場
No.193 2014.4.24
この人に会いました…
津南町地域おこし協力隊
平 木 結 さん
(担当地域:結東集落)
Q . どんな活動をしていますか?
編集:議会広報特別委員会
桒原洋子・滝澤茂光・風巻光明・石田タマヱ・村山道明・桑原悠
1 つは、結東でお年寄りに声をかけてま
わったり、一緒にお茶を飲んだりして高齢者
の見守りをしています。また、集落の行事や
道普請を手伝って、結東について学んでいま
す。
『けっとうしんぶん』やフェイスブックは、
町外だけでなく、町内の方に結東を知っても
らいたくて書いています。最近では新しい活
動として、結東集落から売り出せそうなもの
や観光ルートをどうしようかという話し合い
を月1、2回しています。
Q . 津南に 1 年住んでみて感想は?
季節の移り変わりがはっきりしています
ね。赴任した時はまだ桜は咲いていなかった
のに、5 月あたりから色んな花が咲いて、新
緑が一気に広がり、夏になりました。秋の紅
葉は短く感じましたし、雪の量にはやはり驚
きました。
Q . 辛かった経験は?
かたくりの宿の渡邉さんとは顔見知りでし
たが、最初は知り合いもいなくて寂しかった。
今は、役場の方や十日町市の協力隊の友人も
できたので大丈夫ですが。
Q . 食べることが好きと聞きましたが、
津南の食はどうですか?
ここの水で炊いたお米はとても美味しいで
す。水は東京の水とは違います。実家に帰省
してお風呂に入ったら肌が荒れてしまいまし
たが、こっちに戻ったら治まったんです。良
い水なんだなと思いました。美味しい野菜も
たくさんあって、夏に食べたトウモロコシは
甘くて、味が濃かったです。
Q . これからの活動は?
集落の人たちが映画見たり、お茶をする場
所を作りたいなと考えています。それから津
南の食べ物で地域おこしをしたいです。
今年の冬は積雪も少なく過ご
しやすかったのではないでしょう
か。でも2月には関東地方で観
測 史上初めての大雪となり、い
まだ農作物の被害など被災され
た方々にお見舞い申し上げます。
私 た ち は 雪 に 慣 れ日 頃 雪 対
策のありがたさを感じることが
少なかったのですが、今 回はあ
らためて新潟県と津南町の除雪
体制など、日夜ご苦労されてい
る方に感謝したいと思います。
さて平 成 年 第 1 回 議 会 は
予 算 審 議もありましたが、
「広
報つなん」で数値的なことは詳
しく掲載されますので 、
この「議
会だより」では町民の皆様に関
係することを中心に簡潔に記載
いたしました。予算では多くの
質疑があり、活発な議会となり
ました。
〒949-8292 新潟県中魚沼郡津南町大字下船渡戊585
TEL 025-765-5581 FAX 025-765-4625
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予算議案を審議する議場
ホームページ http://www.town.tsunan.niigata.jp/ 電子メール [email protected]
編
集
後
記