ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008 (全 197 語 - フォームプロ

ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
ネットビジネス用語 大全集
Complete 2008
(全 197 語収録)
著 者 :小 笠 原 一 真
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
【ごあいさつ】
はじめまして、小 笠 原 一 真 と申 します。
この度 は、「ネットビジネス大 全 集 Complete 2008」をダウンロードいた
だきましてありがとうございます。
このレポートをダウンロードされた方 は、後 日 、私 のメールマガジンに登
録 される事 を ご了 承 ください。
ネットビジネスを始 めようとされている方 、また始 めたばかりの方 、数 多
くある用 語 に戸 惑 いを感 じるかもしれません。
私 も 始 めはそ うでし た。そこで、 ネットビジネスを志 す方 の ために、以 前 、
「ネットビジネス大 全 集 」というレポートの vol.1 と vol.2 を製 作 しました。
今 回 の「ネットビジネス大 全 集 Complete 2008」は、vol.1 と vol.2 をま
とめて編 集 したものです。
このレポートがあなたの目 標 に達 するために、少 しでもお役 に立 てれば
と思 います。
尚 、ページ末 にお知 らせを記 載 しておりますので、是 非 ご覧 下 さい。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
■著 作 権 について
こ の レ ポ ー ト は 、 著 作 権 法 で保 誰 さ れ てい る著 作 物 です 。 下 記 の 点 に
こ注 意 いただきご利 用 下 さい。また、このマニュアルの著 作 栢 は小 笠
原 一 真 に属 します。
レ ポ ー ト に 記 截 し て あ るこ と 全 て を改 変 し ない こ と を条 吽 に 、 自 由 に 配
布 していただいて結 構 です。あなたのアフィリエイトの特 典 等 としてご自
由 にお使 いください。
■免 責 事 項 について
本 レポートは、あくまでネットピジ ネスに関 係 あると思 わ れる、用 語 を簡
潔 にまとめたものです。
本 レポートの使 用 によって発 生 した損 害 や損 失 、当 レポートを利 用 し
て発 生 したトラブル に関 するー切 の責 任 を負 う事 は できませんので、こ
利 用 は自 己 責 任 にてお願 いします。
また、本 レポートを利 用 することにより生 じたいかなる結 果 につきまして
も、著 者 はー切 の責 任 を負 わないことをご了 承 願 います。
本 レポートのご利 用 にあたっては、ご自 分 の判 断 で行 ってください。
著 者 :小 笠 原 一 真
mailto:[email protected]
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
目次
あ
アーカイブ
煽り(あおり)
アカウント(account)
アクセスアップ
アクセス解析
アクセスカウンター
アクセスログ
圧縮
アップロード(Upload)
アドウェア(Adware)
アドオン(アドイン)
アドワーズ(Ad Words)
アバター
アボセンス
アフィリエイト
アマゾンアソシエイト
アンカーテキスト(リンクテキスト)
1
1
1
1
2
2
2
2
3
4
4
5
6
6
6
6
7
7
一時ファイル
インストーラ
インストール
インデックス
インフォプレナー
インプレッション
インポート(import)
7
7
8
8
8
9
9
9
い
う
ウィキペディア
ウィキペディアコモンズ(Wikimedia Commons)
ウィザード
ウィルスメール
ウェブマスター(Web master)
ウェブメール
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
9
9
10
10
10
11
11
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
え
エクスポート(export)
エンコード(encode)
12
12
12
オーバーチュア(Overture)
オープンソース
オプトイン(opt in)
オンライン詐欺
オンラインモール
12
12
12
12
13
13
改行コード
開封率
隠しリンク
拡張子
ガジェット
14
14
14
14
15
15
キャッシュ
協賛アドレス
15
15
16
クーリングオフ
ググる
クリック単価
クリップボード
クローラー
16
16
17
17
17
17
ゲートウェイ
検索エンジン(サーチエンジン)
検索エンジンスパム
検索向けアドセンス
18
18
18
18
19
お
か
き
く
け
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
こ
コピーライティング
コピペ
古物商
コメントスパム
コンテンツ(contents)
コンバージョン率
19
19
19
20
20
21
21
サーバー(server)
サイトマップ
再配布
サテライトサイト
サポートフォーラム
21
21
21
22
22
22
自己アフィリ
ショートカットキー
常駐プログラム
情報起業
情報商材
23
23
23
23
23
24
スクリーンキャプチャ
捨てアドレス
ステップメール
ストリーミング
スパイウェア
スパイダー
スパムメール
24
24
24
25
25
25
26
26
セールスレター
成果報酬型広告
精読率
セキュリティホール
26
26
26
27
27
さ
し
す
せ
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
セッション
せどり
27
27
ソーシャルブックマーク
相互リンク
属性
28
28
28
28
そ
た
29
29
代理登録
ち
チェックデジット(check digit)
チュートリアル
直ダウンロード
直リンク
29
29
29
29
29
ティザー広告
ディレクトリ
テキストエディタ
テキスト広告
デフォルト
30
30
30
30
31
31
トータルアクセス
同期
独自ドメイン
独自配信
ドメイン
トラックバックスパム
31
31
31
31
32
32
33
トラフィック
33
ドロップシッピング
33
て
と
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
に
ニッチ
34
34
ネームサーバ
ネチケット
34
34
34
パーマリンク(permalink)
パーミッション(permission)
ハウスリスト
バックエンド
パンくずリスト
34
34
35
35
35
35
被リンク(バックリンク・外部リンク)
36
36
ファーミング(pharming)
フィッシング詐欺
プライバシーポリシー
プライマリ DNS サーバ
ブランディング
フリーメール
ブリッジページ
フロントエンド
36
36
37
37
37
38
38
38
39
ページビュー(Page View)
ページランク(Page Rank)
39
39
39
ポータルサイト
ホームページ
ポイントサイト
ホスト
39
39
40
40
40
ね
は
ひ
ふ
へ
ほ
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
ポッドキャスト(Podcast)
ポップアップ
ポップアップ広告
ポップアップウインドウ
ホバーウインドウ
40
41
41
42
42
マーケティング(marketing)
マーチャント
マイミク
まぐぞう
マルウェア
42
42
42
43
43
44
未承諾広告
ミラーサイ
44
44
44
ま
み
む
45
無線LAN
45
無料レポート
無料レポートスタンド
45
45
メーリングリスト
メルマガ(メールマガジン)
メルマガアフィリエイト
46
46
46
46
ヤフーカテゴリー
46
46
ユニークアクセス
ユニークユーザー
47
47
47
リスティング広告
47
47
め
や
ゆ
り
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
リンクユニット
48
レバレッジ効果
レンタルサーバ
48
48
48
ロボット型サーチエンジン
ロングテール
48
48
49
ワンタイムオファー
49
49
ActiveX
AIDMA の法則(アイドマのほうそく)
ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)
49
49
50
50
BBS(Bulletin Board System)
BIOS(Basic Input Output System)
B to B(B2B)
B to C(B2C)
50
50
51
51
51
CGI(Common Gateway Interface)
Cookie(クッキー)
CPC(Cost Per Click)
CSS(Cascading Style Sheets)
C to C(C2C)
CTR(Click Through Rate)
52
52
52
53
53
53
54
DRM(デジタル著作権管理 )
54
54
れ
ろ
わ
A
B
C
D
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
E
e コマース(電子商取引サービス)
eBay
E-book
EC サイト
54
54
54
55
55
FTTP
55
55
GIF(Graphics Interchange Format)
Google
Google Earth(グーグル・アース)
Google AdSense(グーグル・アドセンス)
Google Adwords(グーグル・アドワーズ)
Google site map(グーグル・サイトマップ)
55
55
56
56
56
57
57
HTML(HyperText Markup Language)
http(hyper text transfer protocol)
58
58
58
IP アドレス
58
58
JavaScript
59
59
LAN
59
59
PDF(Portable Document Format)
Ping
59
59
59
F
G
H
I
J
L
P
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
R
RSS
RSS リーダー
60
60
60
SEM(Search Engine Marketing)
SEO(Search Engine Optimization)
SNS(Social Networking Service)
SSL(Secure Socket Layer)
60
60
60
61
62
TCP/IP
62
62
URL(Uniform Resource Locator)
62
62
Web2.0
www(world wide web)
62
62
63
S
T
U
W
Y
63
Yahoo! BB(Yahoo! Broadband)
63
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P1
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
あ
アーカイブ
アーカイブとは、ファイルのサイズを小さくしたり、複数のファイルをひとつのファイルにまとめ
ること。
ファイルをひとまとめにすることで、インターネットで大量のデータをやり取りするときに送受
信の手間を軽減したり、ディスクの管理を容易にできる。
ファイルをまとめるときに圧縮することから "圧縮" とも呼ばれます。元のファイルに戻すに
は、解凍という作業が必要になります。
煽り(あおり)
煽りとは、メルマガにおいて読者の購買意欲を沸き立てるために、誇大な文章で執拗に読者
に訴えかけるもの。メルマガアフィリで情報商材を販売する場合に、この手法が用いられるこ
とが多い。
特に、情報商材の値上げ前や販売終了前に、行われている。しかし、読者にとってみれば、
気持ちのいいものではない。
アカウント(account)
アカウント(account)とは、ユーザーがネットワークやコンピュータなどに接続(ログイン)するた
めの権利のこと。ユーザーとは、コンピュータシステムの利用者を意味する。
ユーザーに割り当てられたアカウントをユーザーアカウントとも呼ぶ。アカウントはユーザーID
を指すことが多い。
アカウントには、ネットワークにログインするためのアカウントや、電子メールを送受信するた
めのアカウントなどがある。
アカウントには、必ずパスワードが関連付けられており、利用者はアカウントと併せてパスワ
ードを入力することにより、ログインする権利を認められたネットワークやコンピュータにログ
インすることができる。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P2
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
権利(ID)とパスワードを合わせてものを、アカウントと呼ぶ場合もある。プロバイダと契約した
際のユーザーIDは、プロバイダに設置されたサーバにあらかじめ決められたユーザー名(ID)
を使って接続できる権利で、PPP アカウントと呼ばれる。
アクセスアップ
アクセスアップとは、自分の展開しているHPやブログへの訪問者の増加を図るため宣伝や
紹介をし、アクセスを増やしていくこと。
アクセスアップは、SEO の中でも重要視されており、アクセスの増加により検索エンジンでの
サイトの上位表示が容易になるといわれている。
アクセス解析
アクセス解析は、様々なアクセス手段を解析するもので、サイト訪問者の行動履歴などを解
析するツール、またはその機能のこと。アクセスを解析することで、アクセスアップにつながる
こともあって、利用者が増加している。
訪問者がどのサイトを経由してきたのか、どの時間帯のアクセス数が多いのかどのようなキ
ーワードを検索して訪問してきたか、閲覧者の環境や特性などの情報が得られる。多くのア
クセス解析は、CGIやJavaScriptを利用したもので、HTMLにタグを貼るだけで設置ができるも
のが多い。
備えられている機能(注:アクセス解析の種類によって違いがある)
*訪問者の詳細なアクセス状況を解析(生ログ)
*訪問者のリンク元を解析(リンク元URL・リンク元ドメイン・検索エンジン・
検索語句・単語など)
*訪問者の使用したシステムを解析(ブラウザ・OS・画面解像度・同時発色数・
解像度・CPUなど)
*訪問者の情報を解析(言語圏・国・都道府県・プロパイダ・ 訪問回数・訪問間
隔・閲覧時間など)
アクセスログ
アクセスログとは、Webサーバの動作記録のこと。Webサーバの種類によって内容は異なる
が、記録されるものは次のようなもの。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P3
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
ユーザーID # 810459225
ホスト名 # ******.bbtec.net
IPアドレス # 221.32.202.174
解析ページ # http://***********.fc2.com/blog-entry-126.html
ページID #
参照元ページ # http://search.yahoo.co.jp/search?pギャル曽根 すっぴん
&eiUTF-8&yuragioff&qrw0...
ブラウザー Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1)
今回の閲覧時間 19分20秒 JAVA 有効
今回の閲覧回数 5 回 COOKIE 有効
初回の訪問(ページ) 2008-04-03 00:18:38 OSの種類 Win32
前回の訪問(ページ) 2008-04-03 00:33:49 CPUの種類 x86
初回の訪問(ドメイン) 2008-04-03 00:18:38 言語の種類 日本語
画面情報 1024 x 768 x 32bit 国の種類 日本
1回の動作につき、これらの項目を列挙した1行のログデータが生成されるため、アクセスの
多いサーバでは大量のアクセスログが生成される。通常、アクセスログをそのまま管理者等
が目にすることはあまりなく、ログ解析ソフトなどで項目ごとに集計したものを分析する。
圧縮
圧縮は、あるデータをそのデータの実質的な性質を保ったまま一定の手順に従ってデータ量
を減らした別のデータに変換・処理すること。特に、ファイル転送や保存の時に、アーカイバと
呼ばれる専用のプログラムを使ってデータファイルの容量を小さくすることをいう。
逆に、圧縮されたデータを元のデータに復元する処理は、「解凍」とか「展開」などという。
目的は、ネットワーク上でのデータ送受信にかかる時間を短縮や、ハードディスクなどの記憶
装置により多くのデータを記録するためである。データ圧縮は、大きく2つに分類できる。それ
は、可逆圧縮と非可逆圧縮(不可逆圧縮)である。
可逆圧縮は、圧縮したファイルを伸長しても劣化がない。非可逆圧縮(不可逆圧縮)は、静止
画や動画などの画像データの圧縮に用いられ、展開した場合は完全に元のデータには復元
されず画質の劣化を伴うが、損失が出ることを許容することにより劇的に圧縮率を高めること
ができる。代表的なものとしてJPEGやMPEGがある。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P4
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
アップロード(Upload)
アップロードは、コンピュータネットワークにおいて、自分のコンピュータに存在するファイル
(パソコンに保存された画像や音声、プログラム ファイルなど)を接続され た他のコンピュー
タに送信すること。これに対して、受信することをダウンロード(Download)と呼ぶ。
例えば、一般的に自分で作成したWebサイトをインターネットに公開する場合、自分のパソコ
ンからインターネットサービスプロバイダが管理しているコンピュータにデータを転送する必要
があるが、この一連の作業がアップロードになる。
アップロードに関連する俗称も多く、「UP」をローマ字入力すると「うp」になるところから「うぷ」、
アップロードした者を「うp主」という。
アドウェア(Adware)
アドウェアとは、ユーザの画面に強制的に広告を表示させる代わりに、無料で利用できるソフ
トウェアのこと。ソフトウェアを無料で利用できる代わりに、アドウェアのインストールを求めら
れることが多い。コンピュータウィルスと異なりアドウェア自体に害はないが、コンピュータの
動作が遅くなったりすることがある。
アドウェアには、コンピュータへのインストールに伴い、ユーザの画面に強制的に広告やWeb
サイトを表示させるソフトウェア(アプリケーション)のことで、不快な動作を行うものも多くある。
また、コンピュータ内のアクセス履歴や個人情報などを外部に送信するソフトウェアもあり、こ
れは「スパイウェア」とも呼ばれる。
情報や説明なしに、これら機能を個人のパソコンにインストールして、勝手にインストールさ
れる物も多く、更には個人情報を勝手に収集して送信してしまうスパイウェアも存在している。
それらソフトウェアが好んで見せたがる広告の多くが実用性がなかったり、未成年者の鑑賞
に不適切な種類の広告である。
ポップアップ広告型の場合は、インターネット閲覧中にブラウザとは別に表示されるポップア
ップ(広告)だが、ポップアップをブラウザを使って居ない時にまで表示させる機能を持つ。
リンク乗っ取り型の場合は、ブラウザでインターネットのサイトを閲覧中まったく知らないサイ
トにページが切り替わってしまうことがある。このソフトが動作している時は、勝手にリンク先
を変えて広告先のサイトを開いてしまう。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P5
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
通常はソフトウェアに広告表示のための機能が内蔵されているが、広告を表示する機能だけ
を持ったものもある。そうしたアドウェアは他のソフトウェアとセットで配布され、そのソフトウェ
アが無償で提供される代わりに、ソフトウェアの起動中はアドウェアも動作するようになって
いる。
アドウェアがインストールされた場合、現れることがある現象例を挙げる。
・Webブラウザのホームページが変更されている。
・登録した覚えのないWebページがお気に入りフォルダに追加されている。
・新しいツールバーがWebブラウザに追加されている。
・プログラムが起動できない。
・プログラムでリンクをクリックしても リンクが機能しない。
・Webブラウザが突然終了したり、応答しなくなる。…など
アドオン(アドイン)
アドオンは、単体で動作するソフトウェアではなく、ソフトウェアに後から追加される拡張機能
(プログラム)のこと。アドインともいわれ、プラグインもその一種。
アドオンを追加するには、そのソフトウェア本体がアドオンが導入可能な設計になっている必
要がある。Webブラウザに搭載される「プラグイン(plug in)」もアドオンの一種。アドイン・アドオ
ン・プラグインはどれも同じ意味で使われる。
アドセンス狩り
アドセンス狩りとは、悪意を持って他人のサイトのアドセンス広告を意図的かつ集中的にクリ
ックして、グーグル側に不正クリックと認識させ、サイト管理者の広告削除やアカウント停止を
企てる悪質な迷惑行為をいう。
警告なしに、グーグルアドセンスから,「Google AdSense アカウントの非承認」という件名の
メールが届き,サイトの管理者はアドセンス狩りにあったことに気付く。
アドセンス狩りへの対処法としては,こまめに異状なクリックが発生していないかを確認し,も
し異常なクリックが見つかった場合,すぐにサイトからアドセンス広告を外して、Google
AdSense Teamにメールで報告するべきである。アカウント非承認を受けたあとに、いくら弁明
しようとも上記のメールの内容以上の説明はなく、アカウントの復活も望めないと思われる。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P6
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
アドワーズ(AdWords)
アドワーズとは、Google の検索連動型広告のこと。Google の検索結果画面に検索キーワー
ドと関連のあるクリック課金型(PPC)の広告が表示できる。
広告主が、自身の Web サイトに関連するキーワードに対してアドワーズ広告を契約すると
ユーザーがそのキーワードで検索すると、検索結果画面に表示される。
アドワーズは、ユーザーが広告をクリックした回数分だけの広告料だけ支払うことになる。
そのため、ユーザーが広告をクリックしなければ広告料の請求はない。
検索連動型広告は、検索結果に関連した広告を表示できるため、一般の広告と比べて広告
効果が高いと言われている。
アボセンス
アボセンスとは,2チャンネルで使われている「あぼーん」という言葉と「アドセンス」とを合わ
せた言葉で、グーグルアドセンスのアカウントが削除(または停止)されることを指す。
アバター
アバターとは、チャットなどのコミュニケーションツールで、比較的大規模なインターネットコミ
ュニティで用いられる、自分の分身として画面上に登場するキャラクターのこと。マンガ風の
キャラクターが用いられる場合が多い。
髪型や服装、顔のパーツなどを自由に選んでアバターを作成すること自体は無料の場合が
ほとんどだが、選択できるアイテムには有料のものもある。アバターを好んで使うのは、初心
者や年少者が多いと言われている。
アフィリエイト
アフィリエイトとは、商品やサービスを販売している広告主と、Web サイトを運営している個人
などが、広告掲載を通して広告主と提携すること。
掲載した広告から商品が売れると、その売り上げに応じて収入を得る事ができる。アフィリエ
イトに参加する個人は、アフィリエイターと呼ばれる。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P7
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
アマゾンアソシエイト
アマゾンアソシエイトとは、Amazon.com が行っているアフィリエイトプログラムおよびその利
用者(サイト管理者)。
利用者が運営する Web サイトの HTML に、Amazon アソシエイトで提供されるソースコードを
貼ると、Amazon で取り扱う商品の広告が表示される。その広告をクリックしたサイト訪問者が
商品を購入すると、報酬が支払われる。ソースコードは簡単に取得でき利用しやすい。
HTML に貼り付けるソースコードには、利用者ごとのアソシエイト ID が入っている。日本国内
の利用者には******-22 というアソシエイト ID が割り当てられており、最後の二桁の数字は
国によって違う。米国は 20、ヨーロッパは 21 などとなっている。
支払方法は、銀行振込と Amazon ギフト券により支払いの二通りがある。銀行振込だと 1 万
円以上、Amazon ギフト券の支払いだと 1500 円以上に達すると、実際に報酬を獲得でき、達
していない場合は次の四半期に繰り越される。
アンカーテキスト(リンクテキスト)
アンカーテキストとは、HTML 文書中でリンクが設定された文字列のこと。
HTML では他の文書や画像などへのリンクを設定する際に「<a href="・・・・"></a>」と<a>タグ
を利用するが、</a>で囲まれた部分をアンカーテキストまたはリンクテキストという。
通常は、アンカーテキストは青い色で表示され、下線(アンダーライン)が引かれている。
カーソルを合わせると、リンクされている URL がブラウザ下部のステータスバーに表示される。
クリックされたリンクは紫色に変わる。
い
一時ファイル
一時ファイルとは、ソフトウェアが作業中のデータの保存のために一時的に作るファイルのこ
と。編集中のファイルのバックアップを取ったり、クリップボードの内容を保管しておくなどに使
われる。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P8
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
インターネットでは、データを転送するよりパソコンに保存されたデータを呼び出すほうが速い
ため、次に同じホームページを表示するときに、インターネット一時ファイルのデータを読み
込みこむことですばやく表示できる。
ほとんどの場合、ソフトウェアの終了と同時に消去される。
インストーラ
インストーラとは、OS やアプリケーションをハードディスクにインストールするための、インスト
ール作業を自動化してくれる機能やソフトウェアこと。一般にユーザが使用する最近のアプリ
ケーションソフトには、ほとんどものに付属している。このソフトウェアを起動して、表示される
指示に従って操作するだけでインストールが完了する。
インストール
インストールとは、アプリケーションソフトやオペレーティングシステムをコンピュータに導入す
る作業のことで、それらが格納されているCD-ROMなどの記憶媒体や圧縮ファイルからファイ
ルを展開し、プログラムを実行することができる状態にすること。
マシンや周辺機器などからハードディスクドライブ等に直接コピーする方法と、インストーラと
呼ばれるインストール専用のプログラムを使用する方法がある。商用アプリケーションには
コピーと設定を自動化した「インストーラ」と呼ばれるソフトウェアが付属している。
インストーラを起動して指示通りに手順を進めていくと、インストールが行なえるようになって
いる。インストールされたアプリケーションソフトを削除し導入前の状態に戻すことを「アンイン
ストール」という。一般的にインストールはソフトウェアを利用可能にする手順の一つでありフ
ァイルを展開し、実行可能な状態にするところまでを指すことが多い。
インデックス
インデックスとは、Web サイトのトップページのこと、または検索エンジンによる索引データお
よび検索順位を決定するための決め事を指す。検索エンジンにインデックスされるとは、検索
エンジンに Web ページの情報が登録され、検索対象になることをいう。
インデックスされていなければ、そのページはネット上に存在しないのと同じである。これを回
避するには、サイトマップを設置するなどして、クローラーが巡回してくるのを早める必要があ
る。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P9
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
インフォプレナー
インフォプレナーとは、情報の"Information"と起業家の"Entrepreneur"を併せた造語が、
"Infopreneur"インフォプレナー(情報起業家)である。自身あるいは自社の持っている、経験
や知識を成功ノウハウやビジネスツールなどとして、e-bookやCD、DVDで販売する個人や企
業経営者を指す。
インプレッション
インプレッションとは、インターネット広告がサイト閲覧者のブラウザ画面に表示されること。
Web サイトのアクセス規模を測定するための、基本的な指標のひとつとして用いられている。
サイトに訪問者が訪れ広告が1回表示されると、1インプレッションとなる。広告が表示された
トータルの回数はインプレッション数と呼ばれる。
ページビュー(PV)と混同されやすいが、ページビューはWebサイト(または特定のウェブペー
ジ)が表示された回数であり、インプレッションは広告そのものが表示された回数のこと。
同じWebサイトやWebページ内の同じ広告枠に、複数のインターネット広告がランダム(ローテ
ーション)に表示される場合、ページビューだけでは広告そのものの表示回数を特定できな
い。
インポート(import)
インポートとは、他のアプリケーションソフトで作成した扱えないデータを変換して利用できる
ようにすること。これに対して、他のアプリケーションソフトの形式でファイルを保存する機能
はエクスポートという。
う
ウィキペディア
ウィキペディアとは、「Wiki」と呼ばれるWebサイトの共同執筆・編集システムの一種を利用し
て作られており、「Wikipedia」の名称は、Wiki と「Encycropedia」(百科事典)の造語。
非営利団体のウィキメディア財団が主催している、利用者が自由に執筆できるインターネット
上のフリー百科事典。ウィキペディアの運営に必要な資金は寄付で賄われており、個人から
の小額の寄付が収入のほとんどを占める。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P10
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
コンテンツ内容の執筆や編集は、利用者の合意によって世界中の無償のボランティアによっ
て行なわれている。そのため、コンテンツに関する議論においては全ての利用者が平等であ
る。また、ウィキメディア財団からの介入はほとんどない。
ウィキペディアの掲載内容はGFDL というライセンスに従ってオープンにされ誰でも無償で自
由に利用(複製・改変・頒布・販売など)することができる。英語、日本語をはじめ150言語以上
が使用可能で、エスペラントなどの人工言語も使われている。
ウィキペディアコモンズ(Wikimedia Commons)
ウィキメディア・コモンズ は、ウィキペディアと同じくウィキメディア財団によるプロジェクトであ
り、「すべてのウィキメディアプロジェクトをはじめ誰でも自由に利用できる画像・音声・動画
その他あらゆる情報を包括し供給する(メインページより)」。
ウィキペディアと同じウィキ (MediaWiki) ソフトウェアを使用しており、誰でも編集することが
可能である。Wikipedia のような言語別運用の形式を取らず多言語運用となっており、デフォ
ルトではメニューなどが英語表示となるがログイン後にオプションを操作することでメニュー表
示を日本語化することが可能。
アップロードされたコンテンツは、ウィキペディアをはじめとする各プロジェクトのページから呼
び出し可能であり、ウィキペディアなどに直接アップした画像と同じように取り扱うことができ
る。
ウィザード
ウィザードとは、対話型のコンピュータプログラムで、質問に答えていくことによって複雑な作
業を簡単にする機能。複雑な操作の時に、コンピュータがユーザに順番に問いかけ、ユーザ
がそれに答えることによって操作を完了する方式になっている。
ウィルスメール
ウイルスメールとは、ウイルスに感染したファイルが添付された電子メールのこと。コンピュー
タウイルスの感染経路で最も多いのが、電子メールといわれている。ウイルスに感染したコン
ピュータやサーバーから、ユーザーの知らないうちに自動的に送信され、増殖して行く。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P11
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
ネットワークを通じて自己増殖するコンピューターウイルスを「ワーム」というが、最近のワー
ムは電子メールを介して感染するものが多い。 ワームはメールの開封やプレビュー、添付フ
ァイルの実行などによって感染し、コンピューター内部に自分の複製を次々と作り出して行
く。
また感染したワームは、利用者のアドレス帳やWebページのキャッシュファイルなどを自動的
に巡回してメールアドレスを収集し、自身の複製を添付したメールをユーザが気が付かないう
ちに送信していく。
以前は、実行可能形式の添付ファイルをユーザが実行しなければ感染しないものが多かっ
たが、近年ではメールソフトのHTML表示機能の欠陥などを悪用しメールを開封したりプレビ
ューしただけで感染するものが増加している。
ウィルス対策ソフトを入れておけば、受信したメールがウィルスメールかどうかといった判定
から駆除までの作業を自動的に行ってくれる。 しかし、ウィルス対策ソフトも定期的にアップ
デートをしなくては、ウィルスメール駆除の確実性が薄れてしまう。怪しいメールは、開封せず
に削除するということを、第一に考えるべきであ
る。
ウェブマスター(Web master)
ウェブマスター(Web master)とは、Web サイトの管理者のこと。個人が運営するサイトではそ
の人がウェブマスターとなり、Web サイトの大小にかかわらず用いられる。
個人の Web サイトなどでは作成者がそのまま管理者となる場合が多いが、企業などの場合
はアプリケーションサービスプロバイダー(ASP)などが Web マスターとなる場合も多い。
ウェブメール
Webブラウザで使う事ができるe-mailシステム。受信したメールの閲覧や、新規メッセージの
作成・送信などをWebブラウザのみで行なうことができるため、インターネットカフェや会社な
どでインターネットに接続しているパソコンがあれば、いつも使っているメールアカウントを利
用して使うことができる。
Web メールは、サーバーにソフトをインストールするため、使用するパソコンにインストール
する必要がない。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P12
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
え
エクスポート(export)
エクスポートとは、他のアプリケーションソフトの形式でファイルを保存する機能のこと。これ
に対てし、他のアプリケーションソフトの形式で作られたファイルを読み込んで、扱える形式に
変換する機能はインポートという。
エンコード(encode)
データを一定の規則に基づいて符号化すること。エンコードを行なうソフトウェアをエンコーダ
という。データの圧縮や暗号化などがこれにあたる。エンコードされたデータを元に戻すことを
デコードという。
お
オーバーチュア(Overture)
Yahoo!が提供する、検索連動型広告・キーワード広告サービスを提供する企業とそのサービ
スの名称。オークション形式をとり、より高い金額での入札で掲載順位が決定する。1 クリック
あたり 9 円から入札でき、Yahoo!をはじめとした主要ポータルに掲載される。訪問者がクリック
した場合にのみ課金される仕組みになっている。
オープンソース
オープンソースとは、あるソフトウェアのソースコードを無償で公開し、世界中の誰もが自由に
そのソフトウェアを改良し再配布が行なえるようにすること。または、そのようなソフトウェア。
オプトイン(opt in)
オプトインとは、「選択」という意味の英単語。広告メールの受け取りに限らず、ユーザーが希
望するカテゴリーの情報を受け取ることを許諾(パーミッション)する行為。
ソフトウェアのユーザ登録の際に、「ダイレクトメールの受け取りを了承する」といった内容の
選択肢を用意し、これをユーザーに選んでもらい、登録したユーザーにのみダイレクトメール
を送付する場合、このメールを承諾を得たメールという意味で「オプトインメール」という。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P13
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
つまり、あらかじめ承諾を得た人だけに承諾した分野に限定した内容で送る広告メールを、
オプトインメール広告と呼ぶ。反対に、ユーザの承諾なしにダイレクトメールを送付することを、
「オプトアウトメール」と言う。
また、「ダブルオプトイン」と言うものもある。これはダイレクトメールの送付の際に、一度確認
のメールをユーザ宛に送付し、ユーザがメールの記載内容に従って確認のメールを返送し、
「オプトイン」の確認手続きとする形をとる。
オンライン詐欺
オンライン詐欺(またはネット詐欺)とは、インターネットを利用して行われる詐欺行為の総称で
あり、ハイテク犯罪の一種に相当する。オンライン詐欺には、電子メール・Webサイト・チャット
ルーム・掲示板などが利用される。
詐欺の手口も、個人情報の盗用や架空請求など様々な種類があり、電子メールやWebサイト
を利用して電子メールの受信者をだまし、クレジットカード情報や口座番号、パスワードなど
の個人情報を提示させようとする。
オンライン詐欺の主な種類としては、他のWebサイトを装い個人情報を騙し取ろうとするフィッ
シング詐欺、加入に同意していない有料会員登録の代金を請求するワンクリック詐欺、ネット
オークションで代金未払いや商品未発送により金品を不正に得るオークション詐欺などがあ
る。ほかに、スパイウェア・トロイの木馬・キーロガー・架空請求などが含まれる。
オンライン詐欺に遭わないためには、以下のような対策が必要となる。
・コンピュータのファイルの共有は無効にする。
・心当たりのない送信者からの電子メール
の添付ファイルは、開かずに削除する。・金融関連のデータやパスワードは必
要な場合を除き、パソコンには保存しない。・パスワードは定期的に変更し、
厳重にに管理する。…など
オンラインモール
オンラインモールとは、複数のオンラインショップが出展している Web サイトのこと。消費者側
には、複数店舗の商品を縦断して検索が行えたり、決済や配送などを一括して行なえるなど
のメリットがある。楽天市場はその代表である。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P14
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
か
改行コード
改行コードとは、文字コードのひとつで、テキストファイル中で文書が改行することを指示する
コードのこと。一般に改行の操作は、「LF」と「CR」の二つの改行コードによって行われてい
る。
Windows では CR と LF が用いられ、Mac OS では CR、UNIX では LF が改行用コードとして用
いられている。
多くの Web ブラウザやテキストエディタでは、LF や CR のいずれの改行コードにも対応してお
り、問題なくファイルを読み込むことができるようになっている。
ただし、異なる OS でファイルを開いた場合には、必ずしも指定した改行コードがそのまま表
示されない場合がある。テキストエディタの設定などによってあらかじめ扱う改行コードを指
定しておけば、エラーを防ぐことができる。
開封率
開封率とは、配信したメール数に対し、メールを開封したユーザの割合。ただし、インターネッ
トの特性上、テキストメールの開封は確認できない。
HTMLメールの場合、プロトコルの拡張仕様(メーラー独自仕様を含む)を使うことで、開封確
認を受け取れる場合もあるが、それには受信側のメールソフトがその機能に対応しているこ
と(多くのメールソフトは対応していない)、また、設定でその機能(自動返信)を有効にしてい
ることが条件となる。そのため、HTMLメールも、開封率を計測することは不可能といえる。
隠しリンク
隠しリンクとは、Web ページに人の目に触れないような設定で、検索エンジンだけに認識せ
るように配置されたリンクのこと。ブラウザで表示した時に、ほとんど見えないような設定でペ
ージ内に配置されたリンクを隠しリンクという。
検索エンジンはWebページの重要性や関連性を評価する時に、他のページへのリンクや他
のページからのリンクを考慮するが、多くの検索エンジンは隠しリンクを不正行為とみなし
検索結果から外したり検索順位を下げる措置を行っている。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P15
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
スタイルシートや表示設定のHTMLタグなどを使って、文字のサイズを1ピクセルに設定したり
文字の色を背景の色と同じ色に設定したり、透明な画像にリンクを設定するといった方法が
使われている。
拡張子
拡張子とは、コンピュータで扱われるファイルの種類や形式を識別するために設定された、フ
ァイルの末尾に付いている文字列のことである。ファイル名の内、「.」(ピリオド)で区切られた
右側の部分で、ファイル名が「○○○.exe」ならば「exe」が拡張子ということになる。この拡張
子を見ることで、ファイルが何のファイルかを判別することができる。
Windows ではファイルの「種類」と呼ばれており、[詳細表示の設定]メニューから、拡張子を
表示するか非表示にするかを設定することができる。拡張子には、OSが規定するもののほ
か、アプリケーションソフトが独自に定めるものや、OSやアプリケーションソフトに関わらず広
く利用されるものがある。
テキストファイルをあらわす「txt」やJPEG画像をあらわす「jpg」などは、広く受け入れられた拡
張子であり、ほとんどのアプリケーションソフトで同じ意味を持つ。
拡張子は原則的に自由に付けることができるが、データ形式が異なる拡張子を付けてしまう
と、再生することができなくなってしまう。特に、システムファイルの拡張子を不適切に変更し
てしまうと、コンピュータの動作に支障を及ぼす恐れがある。
ガジェット
ガジェットとは、ひと目で分かるように情報を提供し、頻繁に使用するツールに簡単にアクセ
スできるようにする使いやすい小規模なアクセサリーソフト、小規模なアプリケーションのこと。
本来ガジェットには、面白い小物や演劇などでは小道具といった意味ある。
き
キャッシュ
キャッシュとは、使用頻度の高いデータを高速な記憶装置にデータを保存することにより、低
速記憶装置から読み取る無駄を省いて高速化すること。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P16
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
検索エンジンにキャッシュされるという意味においてはは、Web サイトを巡回したクローラーが
その Web サイトの情報を検索エンジンのデータベースに保存することをいう。これは、インデ
ックスされるのと、ほぼ同じ意味である。
検索結果で、キャッシュと書かれたリンクをクリックすると、キャッシュが表示される。しかし
検索結果に含まれないページは保存されない。そのため、検索結果に含まれているページ
であっても、ページによってはキャッシュが保存されていない場合がある。
協賛アドレス
協賛アドレスとは、他者の無料レポートを紹介する事でポイントをためていき、そのポイントに
応じて取得する事が出来るメールアドレス。
協賛アドレスで取得したメールアドレスは、自分が求める属性の人とは違う属性の人のアドレ
スも取得することになる。そのアドレスは、自分のメルマガに登録することができる。
しかし、メルマガの読者数は増えても、属性の違う読者が含まれるためメルマガの精読率が
低くなる可能性がある。例えば、ネットビジネスのメルマガに、ダイエットに興味のある人のア
ドレスを登録しても、ネットビジネスのメルマガを精読してくれることは望めない。
く
クーリングオフ
クーリングオフとは、訪問販売や電話勧誘販売などの特定商取引法に規定される取引に限
って、申し込みや契約をした後でも、一定の期間を消費者に考える時間として与え、消費者
が一方的に契約を解除することができる制度。業者の意志にかかわらず契約を解除すること
ができるが、行える期間は限られている。
クーリングオフにより契約を解除する時には、消費者側が、損害賠償や違約金を払う必要は
ない。
ただし、全ての契約がクーリングオフできるわけではない。商店などに出向いて商品を買った
り、雑誌やインターネットなどの広告を見て、自ら申し込んで商品を買った場合などの消費者
を保護する必要がないと思われる場合には、クーリングオフはできない。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P17
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
ググる
ググるとは、検索サイト Google(グーグル)と「~する」をかけたもので Google で検索することを
意味する。Google 社としては、「Google」は Google 社の商標であるためググルといった使わ
れ方は、ブランドを傷つける恐れがあるとし、ユーザに使用しないよう求めている。
クリック単価
ネット広告の掲載料金の単位の一つで、クリック 1 回あたりに支払う金額。Web ページやメー
ルに掲載したテキスト広告やバナー広告などがクリックされ広告提供者のサイトに訪問者が
訪れるとクリック単価 1 回分の収益が発生する。このような課金を行なう広告をクリック保証
型広告という。
クリック単価は配信規模や掲載方式などによって異なるが、大体数円から数十円程度である。
最近では検索連動型広告の普及と広告主の増大により、人々がよく検索するキーワードで
はクリック単価が数百円から数千円に登ることも少なくない。
クリップボード
クリップボードとは、コピー操作やカット操作を行なったデータを、一時的に情報を保存して必
要な時にすぐに呼び出せる機能のこと。
一度クリップボードに登録されたデータは、他のデータが入ってくるまで保存されているので
同じデータを別の場所に何度も貼り付けることが可能である。ただし、一時的であるためコン
ピュータの電源を切ってしまうとと、保存されたデータは削除される。
クローラー
クローラとは、全文検索型サーチエンジンの検索データベースを作成するため Web 上の情報
を周期的に収集し、自動的にデータベース化するプログラムのと。スパイダー、ロボットなどと
も呼ばれる。
クローラは、未収録の Web ページや更新後の Web ページ情報を回収し、結果をデータベース
に反映させている。また、登録済みのページが存在しないことを検出した場合、データベース
から削除する。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P18
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
け
ゲートウェイ
ゲートウェイとは、ネットワーク上で媒体やプロトコルが異なるデータを相互に変換して通信を
可能にする、コンピュータまたはソフトウェアのこと。ネットワークの主流がインターネットにな
ってからは、ネットワークの出入り口で、何らかの処理を行うコンピュータとしての意味合いが
強まってきている。
ゲートウェイを通すことで、必ずウィルスチェックを行うような場合では、パソコンのユーザー
側でウィルスのパターンファイルを管理する手間から解放されるというメリットがある。
検索エンジン(サーチエンジン)
検索エンジンとは、インターネットで公開されている情報をキーワードなどを使って検索できる
Web サイトのこと。サーチエンジンとも呼ばれる。検索エンジンは、ページに掲載する企業の
広告料金などで運営されているため利用するために料金を払う必要はない。
検索エンジンは、インターネット上で公開されている情報の全文を収集しキーワードによって
検索する全文検索型と、カテゴリー別に分類されているディレクトリ型の 2 種類がある。日本
の検索エンジンは、全文検索型では Google が、ディレクトリ型では Yahoo! JAPAN 有名であ
る。
検索エンジンスパム
検索エンジンスパムとは、検索キーワードとの関連性にかかわらず、不当なやり方で検索エ
ンジンの上位に表示させようとする行為。
検索エンジンスパム行為には、次のようなものがある。
・Web ページに、検索利用者には見えないテキストを使っている
・検索利用者のためではなく検索エンジンのために作られている
・過度な相互リンクを行い Web サイトの認知度を不自然に上昇させている
ディレクトリ型検索エンジンは、人間よって登録されているので検索エンジンスパムは発生し
にくい。しかし、ロボット型検索エンジンは、ロボットが独自の判断で行っているため検索エン
ジンスパムが発生しやすい。検索エンジンスパムと判断されると、検索順位を下げられたりイ
ンデックスから削除される場合がある。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P19
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
検索向けアドセンス
検索向けアドセンスとは、グーグルアドセンスのひとつ。Web サイトにグーグルの検索窓を設
置し、そこから検索された検索結果ページの広告からクリック報酬を受け取れる仕組みにな
っている。検索向けアドセンスでは、Web 検索だけでなくサイト内検索もできる。また検索結果
ページの配色を自由にカスタマイズできる。
検索ボックスを設置した際に、「Google で検索してみてください」などと検索ボックスに誘導す
るのは規約違反となる。
こ
コピーライティング
コピーライティングとは、商品のセールスレターなどの、広告文を考えて書くこと。情報商材な
どを販売する場合、ユーザーの購買意欲をかき立てるためにコピーライティングが重要にな
ってくる。
情報商材を販売する際には、セールスレターが欠かせないが、セールスレターの内容が良く、
ユーザーを引き寄せるものであれば、商品の売り上げが望める。逆に、セールスレターの内
容が悪いと、商品は売れない。
ネット上で商品を販売するにあたって、商品がどのようなものであるかをユーザーに伝える手
段は、文章に頼らざるを得ない。そのため、コピーライティングは、ネットビジネスを行っていく
うえで、不可欠なスキルといえる。
コピペ
コピペとは、文章やデータなどをコピーし、そのコピーしたものを貼り付け(ペースト)するとい
う操作をコピー・アンド・ペースト(Copy and Paste)といい、それを略してコピペと呼ぶ。異なる
箇所へのデータ複製を容易にできる操作である。
ほとんどのGUIシステム上においては、コピーしたい範囲を選択したうえで一定の操作を行う
ことでコンピュータ内の保存領域(クリップボード)にデータをコピーでき、クリップボードにコピ
ーされたデータは、一定の操作で指定した場所に出現させる「ペースト」操作を連続して行な
うことでデータの複製ができる。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P20
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
いったんコピーしたデータは、パソコンを再起動したり、他のデータをコピーしたりしない限り、
何度も同じものをペーストできるが、コピーの履歴を残して、その中から選択してペーストでき
るツールもある。また、似た操作にカット・アンド・ペースト(Cut and Paste)がある。これはデ
ータを切り取り(カット)して他の箇所に貼り付ける(ペーストする)という操作で、データを容易
に移動することができる。
似たような操作には、カット・アンド・ペースト(Cut and Paste)がある。いずれも、選択したデ
ータを指定した場所に貼り付けることでは変わらないがカット・アンド・ペーストは、対象のデ
ータが元の位置から消えるのに対しコピー・アンド・ペーストは、貼り付けた後も元の位置に
残る点で異なる。
古物商
古物商とは、古物を自ら又は他人の委託を受けて、古物営業法に規定される古物(中古品)
を売買する業者や個人のこと。一度使用された物品や、新品でも使用のために取り引きされ
た物品、一度人手に渡ってしまったもの及びこれらのものに幾分の手入れをした物品を「古
物」という。都道府県公安委員会(窓口は警察署)の許可が必要になる。
古物の売買の中で盗品が混入する場合があるため、これを把握したり盗品の売買を未然に
防止するために、古物商は許可制になっている。許可が必要となるのは、たとえ個人で行う
場合であっても、業務として古物を売買する場合である。
ネットオークションなど、ネットにおいて古物取引を行なう場合も、公安委員会への届出は必
要となる。ただし、自分の必要もなくなった物を他人に売るだけであれば、私的な売買になる
ため、許可の必要を受ける必要はない。
コメントスパム
コメントスパムとは、ブログのコメント欄に、記事の内容とは関係のないメッセージや広告など
を、無差別に大量に書き込む行為のことである。またはそのようにして書き込まれたメッセー
ジや広告のこと。
コメントスパムは、Web サイトへの誘導を目的とするアダルトサイトや、架空請求詐欺などで
あるため、コメントをブログ上で公開状態にしておくとブログの品位も低下する。対処法として
は、あらかじめコメント欄への書き込みができないように設定したり、インターネット上で配布
されているツールを使用してコメントスパムを回避することなどを挙げることができる。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P21
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
コメントスパムと同様の行為としては、トラックバック機能を悪用したトラックバックスパムなど
がある。あるいはブログそのものがスパム目的であるスプログ(スパムブログ)なども登場し
ている。
googleなどのロボット検索のページランクが、被リンクの数により影響を受ける部分があるた
め、被リンク獲得のSEO目的のために行われることも多い。しかし、現在では、ブログからの
被リンクは評価が下がっており、また、急激な被リンクの増加はページランクの低下などを起
こす可能性もある。
コンテンツ(contents)
コンテンツとは 、"内容" や "中身" という意味。一般的にWebサイトの内容やサービス、
CD-ROMやDVD-Videoなどに収録されている映像、画像の内容のことを指す言葉として使わ
れている。インターネットでは、ネットワークで提供される動画・音声・テキストなど「情報の内
容」を意味する。
コンバージョン率
コンバージョン率とは、Web サイトの訪問者数に対して、そのサイトで商品を購入したり会員
登録を行なったりした人の割合。サービスや商品を販売するサイトでは、訪問者数が多くても
商品が売れなければ意味がないため、訪問者数のうち実際に商品を購入した割合を示す率
を示すものとして、コンバージョン率が使われている。
さ
サーバ
サーバとは、ネットワーク上でつながったコンピュータ間で、他のコンピュータにファイルやデ
ータなどを提供するコンピュータ、またそのプログラムのことをいう。サーバに対して、ファイル
やデータなどを受け取る側をクライアント(client)という。
サイトマップ
サイトマップとは、Webサイトにあるコンテンツを情報の階層とともに表示したもの。サイトマッ
プを使うと、ウェブマスターはサイト内のクロールされるページを検索エンジンに簡単に知ら
せることができる案内ページである。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P22
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
サイト内にあるすべてのページへのリンクをセクションごとにリストしてあることが多い。サイト
マップを作成するためには、コンテンツが階層化された構造を持っていなければならない。
クローラは、サイト内のリンクや他のサイトからのリンクを基にページを検出する。
そのためサイトマップがあると、最終アップロード日・通常の更新頻度・サイト内の他のURLと
の相対的なURL優先度など、各 URLの詳細メタデータのほか、サイトのURLがリストされて
いる簡単な形式のXMLファイルであるため、検索エンジンでより正確にサイトをクロールでき
る。
サイトマップを使用しても、検索エンジンにWebページが必ず登録されるとは限らないが、クロ
ーラがサイトを正確にクロールするうえでは役に立つ。
再配布
再配布とは、ネットワーク上などで、誰かが配布し公開されている文書や画像プログラムなど
の著作物を、別の Web サイトや書籍への添付、転載などによって第三者が入手できるように
すること。著作物の再配布には、著作物に対する書き換え禁止などの条件が付けられている
場合が多い。
サテライトサイト
サテライトサイトとは、SEO や本体サイトへの誘導などを目的として、本サイトとは別に立ち上
げられた Web サイトのこと。 衛星に例えて、サテライトと呼ばれている。
サテライトサイトを本サイトとは別ドメインで複数製作し本サイトとリンクさせ本サイトへの被リ
ンク数を増やすことで、SEO 上有利になるといわれている。
サポートフォーラム
サポートフォーラムとは、情報商材の購入者がその商材に関係する質問や情報交換などをし
ていくコミュニティのこと。商材についてわからないことを質問し、メンバーやフォーラム管理
者が回答しあうことで、疑問や問題を解決するために活用される。
一般的に、サポートフォーラムが存在する情報商材は、優良な商材である場合が多いと言わ
れている。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P23
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
し
自己アフィリ
自己アフィリとは、自らのWebサイトに掲載しているアフィリエイトリンクから、資料請求やカー
ドの申し込み、商品購入などをすること。この場合、アフィリエイト報酬が自身に入るので、そ
の商品に支払う金額は商品の金額から、アフィリエイト報酬を差し引いた金額となる。
無料の資料請求や会員登録の場合は、請求や登録の際にお金がかからないためアフィリエ
イト報酬がそのまま収益となる。
しかし、最近では、無料の資料請求や会員登録に対して、メールや電話による本人確認がで
きなければ、アフィリエイト報酬が確定しないものが多くなってきている。また、自己アフィリが
認められているものでも、以前に比べ、アフィリエイト報酬額が抑えられてきている。
ショートカットキー
ショートカットキーとは、画面上のメニューからマウスで選択して実行する命令や、利用頻度
が高い連続したキー操作を、キーボードを使ってパソコンの操作を簡単に行うための機能の
こと。マウスを使わずに操作したりすることができるため、文書の編集を行っている場合など
に効率よく作業を行うことができる。
常駐プログラム
常駐プログラムとは、OS と同時に起動してパソコンが動いている間は常に動いているプログ
ラムのこと。ウィルス対策ソフトウェアのように、常時システムを監視する必要があるソフトが
常駐プログラムとなる。ユーザが設定して任意のプログラムを常駐させることもできる。
常駐プログラムが実行されると、タスクバーの右端にプログラムが動作していることを表す小
さなアイコンが表示される。このアイコをン右クリックするとメニューが表示され、常駐プログラ
ムの設定の変更や終了することなどがでる。
情報起業
情報起業とは、広い意味で使用されるものではあるが、ネットビジネスにおいては情報や経
験などをマニュアル、CD、ビデオなどに商品化(情報商材)して販売することを指すことがほと
んどである。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P24
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
この情報を販売している人、ネット販売している人を情報起業家と呼ぶ。情報起業家は、イン
フォプレナーとも言われる。継続して情報商材の販売を続けている情報起業家は、情報起業
をビジネスとして取り組み、しっかりと成果を上げている人たちである。
情報商材
情報商材とは、主にインターネットをよって売買される情報のこと。単に商材と呼ばれることも
多い。情報商材の販売を職業として始めることを情報起業と呼ぶ。
情報商材は、情報を提供することによって対価を得ることを目的としている。例えば、アフィリ
エイトで報酬を得る方法を知らない人にその方法を教えることで、それに見合った対価を得る
ことがそうである。
情報商材を販売する者の中には、法的責任や自ら保障した返金制度から逃げるために身元
をくらましてしまう者がいたり、すでに知られている内容と変わりがないものもあるので、購入
の際には注意が必要である。
す
スクリーンキャプチャ
キャプチャとは、ディスプレイに表示されている静止画像や動画像を保存したり、クリップボー
ドなどにコピーする機能こと。特に静止画を取り込むことは、スクリーンキャプチャと呼ばれ
る。
スクリーンキャプチャ機能では、画面全体のキャプチャのほかにアクティブウィンドウのキャプ
チャも行える場合が多い。これは、選択(アクティブ)されているウィンドウの内容のみを保存
する機能である。
Windows であれば、PrintScreen キーで画面全体を、[alt]+[PrintScreen]で特定のウインドウ
のみを取り込むことができる。そして、ペイントツールに貼り付けを行えば画像が再現される。
捨てアドレス
Webサイトのサービスなどに登録するときに使用する、簡単に削除できるアドレス。捨てアドレ
スとして多く利用されるのは、Yahoo!メールに代表されるフリーメールと呼ばれるもの。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P25
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
ステップメール
ステップメールとは、見込み客や顧客へ、あらかじめ設定された複数回送信するメールを、あ
らかじめ設定されていた日付・時刻で自動配信することをいう。あらかじめ製作された複数回
のメールは、シナリオと呼ばれる。
ップメールを使うことにより、いつメルマガを登録した人に対してもステップメールの第1回目
からメールを配信することができる。
ストリーミング
ストリーミングとは、インターネットなどのネットワークを通じて、ファイルをダウンロードするの
と同時に再生をする方式。動画などの大きいサイズのファイルは、ダウンロードするの待ち時
間が非常にかかる。そこで、データを受信しながら同時に再生を行なうことで待ち時間が大
幅に短縮される。
スパイウェア
スパイウェアとは、コンピュータ内部からインターネット上に、情報を送り出すソフトウェアの総
称。一般的には、ソフトウェアがインストールされていることやバックグラウンドで動作するた
め、ユーザーが気付いていない状態で、自動的に情報を送信するソフトウェアをスパイウェア
と呼んでいる。そのため、スパイウェアがインストールされていることに気づきにくい。
ソフトウェアに組み込まれている場合には、そのソフトウェアの開発会社にユーザーの利用
状況や障害情報などを送信することを目的としていることが多く、ソフトウェアの「エンドユー
ザー使用許諾契約に情報を送信する機能を組み込むといった旨の説明が記載されている。
この場合は、個人情報を収集することが目的ではないため、ユーザーにとっては大きな脅威
にはならないと考えられる。しかし、インターネットで公開されているフリーウェアなどから、知
らないうちにスパイウェアをインストールしてしまうソフトウェアや、ホームページを閲覧しただ
けでダウンロードされてしまうActiveXコントロールなどのスパイウェアについては、ユーザー
は自分のコンピュータに含まれるどのような情報が誰に対して送信されているかということさ
え分からない危険性がある。
一般ユーザー向けの統合的な情報セキュリティソフトでは、ウイルス対策機能パーソナルファ
イアウォールに加えて、スパイウェアの除去機能を搭載したものもあるため、これらのソフトウ
ェアを導入することも検討できる。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P26
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
スパイウェアによる被害を防ぐためには、スパイウェアには、ウイルス対策ソフトと同様に、ス
パイウェア対策ソフトと呼ばれるソフトが存在する。これには、無料のソフトウェアも多く、これ
らを導入することでスパイウェアの多くは防ぐことができるといわれている。
スパイダー
スパイダーとは、全文検索型サーチエンジンの検索データベースを作成するために、ネット上
に存在するあらゆるWebサイトやWebページの未収録のページや更新後の情報を回収するプ
ログラムのこと。「ロボット」「BOT(ボット)」「クローラー」とも呼ばれる。
スパムメール
スパムメールとは、営利目的のメールを無差別に大量配信する行為のこと。インターネットを
利用したダイレクトメールである。
スパムメールの多くは、アダルトサイトへの誘導や架空請求、フィッシング詐欺目的であり、ま
た、同じ内容のメールを一度に大量に配信するため、インターネット回線に負荷がかかる点
も問題となっている。
せ
セールスレター
セールスレターとは、商品やサービスのセールスページにおける宣伝するための広告文の
ことであり、情報起業家にとって、成約率の高いセールスレターを書く能力は必須と言える。
成果報酬型広告
成果保証型広告とは、インターネット広告の料金体系のひとつで、広告主のWebサイトによっ
て実際に成果が生じた場合にのみ、Web サイト運営者に報酬が支払われる方式。売り上げ
の一部、あるいは特定の定められた金額が支払われる場合が多く、一回当たりの報酬は高
いが、報酬を得られる回数は少ない。
クリック保証型広告と同様に、Web サイトやバナー広告のデザインが悪い場合や、商品やサ
ービス自体に魅力がない場合には、報酬が得られる期待はできない。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P27
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
精読率
精読率とは、メールマガジンにおいてその内容を、精読する読者の割合をいう。ただ、発行者
側では読者の総数は把握できるが、実際に精読している人の割合は知りようがない。開封率
は件名によって変動するが、精読率はメルマガの内容や発行者への信頼度によって変動す
ると思われる。
他人の無料レポート紹介に頼って読者数を増やそうとすると、読者数は多いが精読率は低い
メールマガジンになる可能性があるので注意が必要である。
セキュリティホール
セキュリティホールとは、ソフトウェアの欠陥(バグ、不具合などによって生じた、システムのセ
キュリティ上の弱点のこと。セキュリティホールを放置しておくとと、悪意のあるユーザによっ
て不正にコンピュータを操作されてしまう可能性が高まる。
ソフトウェアにセキュリティホールが発見された場合は、ソフトウェアの開発会社から対策の
ための修正プログラムが無償で配布される。
セッション
WWW におけるアクセス数の単位のひとつで、「ビジット」とも呼ばれる。Web サイトを訪れたユ
ーザがサイト内で行なう一連の行動をまとめて 1 セッションという。Web サイトにログインして
からログアウトするまでの、すべての操作はひとつのセッションと言える。
せどり
せどり(背取りもしくは競取り)とは書籍類などを古書店から安く購入し転売する行為。せどりを
行うのは、以前は古書店バイヤーなどであったが、個人がインターネットオークションamazon
などで転売し利益にする目的で行われるようになってきている。
転売されるものは書籍類だけでなく、「CD」・「DVD」・「ビデオ」・「ゲームソフト」など、インター
ネット上に中古市場の存在する物品が対象となっている。一般的な方法としては、「ブックオ
フ」の100円棚から仕入れた書籍類を転売していく。それによって、数百円程度から、時には
何十倍にも及ぶ利益を出していく。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P28
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
そ
ソーシャルブックマーク
ソーシャルブックマークとは、インターネット上で自分の好きなWebサイトのURLを「ブックマー
ク」「お気に入り」に登録し、他のユーザと共有するサービスのことである。また、そのようなサ
ービスを提供しているWebサイトのことを呼ぶ。
WebサイトのURLを登録保存しておくという点では同じであるが、ブラウザのブックマークは自
身のコンピュータでURLを保管し、ソーシャルブックマークはインターネット上のサーバーに情
報を保管するという点で異なる。
ブラウザのブックマークはそのコンピュータでしか見られないが、ブックマークサービスに登録
した自分のブックマークはインターネットにつながっていればどのコンピュータからでも閲覧で
きる。ソーシャルブックマークは、分類や人気度、コメント、解説などの情報を付加していくこと
に主眼が置かれる。
ソーシャルブックマークには、「タグ」と呼ばれる単語やフレーズを利用して
いるものが多く、これは、ユーザが登録時に一つのアドレスに複数の任意のタグをつけること
がでる。これにより、同じような興味を持つユーザのブックマークを閲覧したり、新たに興味を
引き起こすようなサイトを発見することもできることになる。
相互リンク
相互リンクとは、2つのWebサイト間で互いにリンクし合う状態を表す。Webサイトによっては相
互リンクの募集したり、相互リンク申請用のフォームを用意していることもある。
相互リンクを行う目的としてはアクセスアップがあるが、相手のWebサイトのアクセスが多くな
ければ、効果はあまり期待できない。そのため、相互リンクしているWebサイトの数が多くても、
それは自己満足で終わってしまうことも少なくない。
属性
属性とは、自分が発信する情報や、見込み客および購入者が興味を示す傾向のことを
指す。属性があったもの(例えば、禁煙したい人には禁煙に関する情報)を提供しなければ
期待通りに収益を上げることは難しい。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P29
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
た
代理登録
代理登録とは、メールマガジンの発行者が、読者登録の依頼や承諾を受けたメールアドレス
を本人に代わって読者登録すること。事前に登録の承諾を受けていないメールアドレスを代
理登録することは禁止されている。
ち
チェックデジット(check digit)
チェックディジットとは数字などの入力ミスをチェックするために,情報システム内のデータに
つけられる文字。バーコード、学校の学籍番号、金融機関の口座番号、ISBN(国際標準図書
番号)など、様々な種類の識別番号に用いられる。
チュートリアル
チュートリアルとは、ハードウェアやソフトウェアの使用方法や機能などを説明したもの。また、
そのために用いられる教材やファイルのこと。ヘルプファイルのように文章で操作方法を解説
したものや、操作を体験させて基本的な操作方法を習得させるものなどがある。
チュートリアルは、新しくインストールしたソフトウェアや、バージョンアップしたOSなどの操作
方法を、ユーザーに簡単に覚えてもらうためのもので、市販のソフトウェアには、アプリケーシ
ョンソフトには操作方法を解説したチュートリアルが付属していることが多い。
直ダウンロード
直ダウンロードは、無料レポートや特典などをURLから直にダウンロードすることを指す。直
ダウンロードURLを作成するには、配布したいファイルをサーバーにアップロードすることが
必要。
直リンク
直リンクとは、Web サイトで公開されている画像などの個別のページやファイルに別のウェブ
サイトにある Web ページに向けて直に貼られるハイパーリンクのこと。画像の URL をコピーし
て、そのまま自分のサイトに貼り付ける行為。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P30
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
多くの素材提供サイトでは、直リンクを禁止している。それは、外部サイトからの閲覧数が増
えすぎるとサーバーに負荷がかかり過ぎることがあり、表示が遅くなどの障害が起こるため
他のサイトからの直リンクを禁止している場合がある。
サイトによっては、外部サイトからの閲覧数を把握したいとして、直リンクを推奨している場合
もある。
て
ティザー広告
英語の「ティザー(teaser)」には、「じらす」という意味がある。そのためティーザー広告は「じら
し広告」とも呼ばれ、消費者に対して与える情報を意図して不足させて、興味を引かせようと
する広告のこと。消費者のイメージをかき立てようとする。
ディレクトリ
ディレクトリとは、ハードディスクや CD-ROM などで、ファイルを分類・整理するための保管場
所のことをいう。ディレクトリという言い方は、主に UNIX や MS-DOS で使われ、Windows や
Mac OS では「フォルダ」と呼ばれる。
テキストエディタ
テキストエディタとは、文字のみのデータを保存しているファイル(テキストファイル)を作成・編
集するためのアプリケーションソフト。単にエディタとも呼ばれる。テキストエディタは、テキス
トファイルを読み込み・文字の入力・挿入・消去・移動・置換・複写・修正などの文字を編集す
るための機能だけを持つ。
ワープロソフトが持つような、レイアウトや文字飾りなどの編集機能を持っていないため、ワ
ープロソフトに比べて高速に動作する。高機能なものになると正規表現やコードの色別表示
なども可能になる。
テキストエディタは元々ソースコードを記述するために使われていたもので、ワープロソフトは
原稿を作成するために用いられてきた。パソコンには標準的なテキストエディタが備わってい
ることが多く、Windowsでは「メモ帳」、Mac OSでは「テキストエディット」などが初めから搭載さ
れている。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P31
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
テキスト広告
テキスト広告とは、テキスト(文字)にリンクさせた広告のことで、テキスト形式のメールマガジ
ンなどのメール媒体に掲載する広告。文頭や文中、文末に掲載されることが多い。バナー広
告の広告表現が激しいのに比べ、要点を文字で的確に表現でき、バナー広告を補う形で掲
載したり、テキスト広告のみの方が効果的な場合もある。
デフォルト
デフォルトとは、パソコンの設定などでユーザーが何も操作や設定を行なわなかった際に使
用される、あらかじめ指定されている設定値のこと。「初期設定」「既定値」などもほぼ同じ意
味。
一般的にデフォルトの値は、ハードウェアやソフトウェアを稼動させる前に、ユーザーが利用
方法や環境に合わせて様々な設定を行なう必要があることが多いが、ユーザーがあえて選
択しなくてもそのまま利用できるように、典型的な利用環境を想定してあらかじめ適切な設定
値を組み込んでいる。これをデフォルト値とかデフォルト設定という。
と
トータルアクセス
トータルアクセスとは、同一のIPアドレスからのアクセス、同一のIPアドレスからのアクセスリ
ロードなどの重複アクセスも含めた全てのアクセス数。同じ人が何回も訪れた場合も数に含
まれている。これに対して、ユニークアクセスとは、訪問者の重複アクセスを数えていない場
合の数になる。
同期
同じデータを複数の場所に保存している場合、一ヶ所でデータが更新されると他方で保存さ
れているデータにも変更が自動的に反映され、常に同一性が保持されるようにするソフトウェ
アの機能のこと。これは、パソコンに保存されている音楽を、デジタルオーディオにコピーする
際などに用いられる。
独自ドメイン
独自ドメインとは、自分で設定したオリジナルドメインのこと。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P32
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
独自ドメインを取得するメリットとしては、次のようなことが挙げられる。
・独自ドメインをサイト名や商品名にすることで、ユーザーに覚えてもらい
やすくなる。
・サーバーなどを変更しても URL が変わらない。
・アドレスを短くすることができる。
・サブドメインであるプロバイダドメインなどに比べて、SEO 的に有利になる。
独自配信
独自配信とは、まぐまぐなどの無料メルマガスタンドではなく、独自のメルマガスタンドを使い
メルマガを配信すること。独自配信に使われるメルマガスタンドは、多くの場合有料である。
独自配信には、無料配信スタンドにはないメリットがある。無料配信スタンドでは、メルマガに
登録されている読者のメールアドレスは発行者には知らされない。これは、メルマガでビジネ
スを展開しようとする人にはデメリットである。ビジネスにおいて、ハウスリスト(見込み客のメ
ールアドレス)は、重要なものだからである。
ハウスリストを自分で管理していれば、使用中の配信スタンドが使えなくなった場合でも、他
の配信スタンドに移り配信することが可能である。無料配信スタンドから発行しようとする場
合、審査によって発行が認められないことがある。また、発行中のメルマガが、無料配信スタ
ンドの判断により、発行停止になることもある。
しかし、独自配信では無料配信スタンドとは違い、審査なしでメルマガを発行できることできる。
また、独自配信では、メルマガの件名や本文に宛名を挿入できるが、これにより読者が、自
分個人宛のメールと感じることができ、開封率や反応率が良くなると言われている。
独自配信に、デメリットがないわけでもない。独自配信でのメルマガは、迷惑メールフォルダ
に入りやすく、読者に開封されない可能性もある。
ドメイン
ドメインとは、インターネット上に存在する、ネットワークに接続しているコンピュータの場所を
示すもので、インターネット上の住所といえる。ドメイン名には、アルファベットと数字(一部の
記号を含む)を使うことができる。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P33
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
住所であるため、世界に同じものは存在しない。これは、ドメイン取得が先着順になっており
基本的に先に取得した人がいれば、後から申請しても取得できない。
ドメイン名と IP アドレスを対応させるシステムは DNS と呼ばれ、全世界の DNS サーバが連携
して運用されている。ドメインは、国や目的により分類されており国際的に認定された機関が
管理している。
トラックバックスパム
トラックバックスパムとは、ブログ記事とは無関係な内容のトラックバックを送信する行為。ア
ダルト系や出会い系サイトに誘導するほか、検索エンジンの結果の上位に表示されることな
どを狙って行われている。
トラックバックスパムは、スパムメールと似ている。無差別にまた、システム的に送ることがで
き、送信側のリスクはほとんどない。受信側は、フィルタリングなどである程度は阻止はでき
る。
トラフィック
ネットワーク上を移動する音声や文書、画像などのデジタルデータのこと。ネットワーク上を
移動するこれらのデータの情報量のことをさすこともある。
ドロップシッピング
ドロップシッピングとは、Webサイトの閲覧者が商品などを購入した場合に商品の発送(請求
も含む場合もある)を販売したサイトの運営者や広告者ではなく、メーカーや卸元が直接行う
取引方法。略してDSとも言われる。
在庫を持たずにメーカー直送、倉庫直送で商品を販売できるため、資金が少なくて済むのが
特徴である。在庫を持たなくて良いため、商品の価格が高くて売れなくても、損失を抱えるこ
とは無い。ドロップシッピングはアフィリエイトとは違い、Webサイト運営者が自分で商品の値
段をつけることができる。それにより、メーカーなどからの卸価格との差額が利益となる。
ドロップシッピングでは、Web サイト運営者が購入者の個人情報を持つことができないことが
多く、購入者個人への、直接的なアピールができない。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P34
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
に
ニッチ
ニッチには、隙間やくぼみといった意味がある。ビジネスでは、隙間産業のことをニッチ産業、
小規模のニーズをターゲットにした市場のことをニッチ市場といった使い方もよくされる。中小
企業や個人事業主が手が出しにくい、分野でも新しいアイデアで、ビジネスのの活路を見い
出していくことは可能である。
ね
ネームサーバ
ネームサーバとは、ドメインおよびそのデータに関する情報を保持するサーバプログラムのこ
と。DNS サーバとも呼ばれる。インターネット上でのコンピュータの名前にあたるドメイン名を、
住所にあたる IP アドレスと呼ばれる 4 つの数字の列に変換する役割を果たす。
ネチケット
ネチケットとは、「ネットワーク・エチケット(network etiquette)」を組み合わせた造語で、ネット
ワーク上でコミュニケーションをとる上で必要とされるエチケットやマナーのこと。
電子メールやメーリングリスト、ウェブサイトや電子メールなどを利用する際などに、守るべき
最低限のルールをまとめたものである。特定の相手に対して、誹謗中傷となる内容のメール
や掲示板の書き込みを行わないこと、チェーンメールの禁止や大容量メール配信の禁止、文
字コードの制限、プライバシーを侵害しないなどである。
ネチケットは、厳密に定められている規則ではなく、他人への配慮を心がけるなど、社会で最
低限必要とされていることに基づいたものが多く、自主的に行われるものではある。しかし
ネット犯罪やトラブルが増加しているため、法的規制が必要だという声もある。
は
パーマリンク(permalink)
パーマリンクとは、ブログで記事ひとつひとつに割り当てられた、内容を更新しても変化しな
い URL のこと。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P35
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
ブログは日々記事が追加されていき、トップページには古い記事は順次表示されなくなるた
め、パーマリンクが提供されていると、ほかの Web ページからリンクしやすくなる。特定の記
事に、トラックバックやリンクをしたい場合は、記事ごとに設定されたパーマリンクを利用する
と便利である。
パーミッション(permission)
パーミッションとは、ファイルまたはディレクトリに対するアクセス権のこと。パーミッションが正
しく設定されていないと、Web ページが表示されなかったり cgi を実行できない。
読み込み・書き込み・実行の 3 種類があり、それぞれをファイルの所有者グループユーザー・
その他のユーザーに対して設定できる。設定する際は「755」などの数字が用いられ、数字は
左からファイルの所有者権限、グループユーザー権限、その他のユーザー権限を意味する。
ハウスリスト
ハウスリストとは、名前とメールアドレスが一緒になった、見込み客および購入者すべての人
のリストのこと。ハウスリストは、単にリストとも呼ばれる。ネットビジネスを成功させるために
は、ハウスリストをいかに集められるかにかかっているといえる。
バックエンド
バックエンドとは、フロントエンドや無料レポートで集めたリストに対し販売する追加商品のこ
と。手ごろなもの(フロントエンド)を紹介し、その後でメインに売りたいもの(バックエンド)を紹
介する。内容の濃い無料レポートや、質が高くて安価な商品であるフロントエンドがあれば、
高額なバックエンドでも購入されやすくなる。
安価な商品を提供し、多くのユーザーに購入してもらうことで、ハウスリストを集めることがで
きる。フロントエンドでユーザーの信頼が得られれば、バックエンドがかなりの成約で販売で
きる。
パンくずリスト
パンくずリストとは、Web サイトの中の現在見ているページの位置を、そのページの属するカ
テゴリのトップページへのリンクを順番に並べたものである。各ページに、区切り記号には
">"が使われ、「ブログトップ>詩 >空」のように表される。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P36
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
すべてのページの同じ場所にパンくずリストを表示することにより、閲覧者がサイト内の現在
の位置を理解する役に立つ。童話「ヘンゼルとグレーテル」の中で、森で迷わないようにパン
くずを少しずつ落としながら歩いたことに由来している。
ひ
被リンク(バックリンク・外部リンク)
被リンクとは、ある Web ページに対して他の Web ページからリンクを受けること。どこから被リ
ンクを受けているかや被リンクの数などは、無料で提供されている被リンクチェックツールを
使うと調べることができる。
被リンクは SEO 対策上、重要な項目とされており、検索エンジンから評価されやすく検索結
果に影響する。良質な Web サイトからの被リンクであれば、自身の Web サイトのアクセス数
やページランクを上げることもできるが、有効な被リンクを増やすことはかなり難しい。
ふ
ファーミング(pharming)
ファーミングとは、フィッシング詐欺の一種である。しかし、通常のフィッシング詐欺とは違い、
正しいURLを入力しても間違ったウェブページが表示されてしまう。それにより、ユーザーが
気づかないうちに、金融機関などの偽のWebサイトに誘導し、個人情報や暗証番号などの情
報を得ようとする。
フィッシングは、電子メールを通じて偽の情報をユーザーに送付し、偽のサイトへと誘導する
仕組みになっている。これは、DNS サーバの管理するドメインとアドレスの対応表を不正に
書き換え、ユーザがドメインを問い合わせると偽のアドレスを返すよう細工されている。
ファーミングを回避するためには、セキュリティ証明書の不備をはじめとしたセキュリティ上の
脅威をブラウザが報告したり、暗証番号を入力する場面などでセキュアな通信が確立されて
いない状態(通信プロトコルがHTTPSでなくHTTPのまま)だったり、といった点に警戒するの
が有効であるとされる。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P37
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
フィッシング詐欺
フィッシング詐欺とは、金融機関などからの正規のメールやWebサイトを装い、パスワード、ア
カウントの詳細、クレジットカード番号などを詐取する詐欺。
通常、本物のように作られた偽のWeb サイトで、個人情報を更新させようとする電子メール
の形式でユーザに送信されてくる。
フィッシングでは、URL に使用される特殊な書式を利用してあたかも本物のドメインにリンク
しているかのように見せたり、ポップアップウィンドウのアドレスバーを非表示にするなど巧妙
な手口を利用している。
対応策としては、送信者欄を信用しない、フォームの送受信にSSLが利用されているか確認
する、メールに示された連絡方法以外の正規のものと確認できている電話番号やURLなどか
ら案内が本物かどうかを確認する、などが挙げられる。
プライバシーポリシー
プライバシーポリシーとは、個人情報の取り扱いの基準や方針を定めたもので取得した個人
情報をどのように利用するかを、ユーザーに知らせるためのもの。2005 年 4 月から個人情報
保護法が施行されたため、利用規約の一部として記載している場合もあるが、独立させて記
載している場合も多い。
事業目的で個人情報の入力を求める Web サイトには、個人情報をどのように取り扱うのか表
示する義務がある。そのため、プライバシーポリシーか、またはそれに類する情報が記載し
ていない場合は注意したほうがよい。
プライマリDNSサーバ
ドメインを管理するDNSサーバは通常2系統以上用意することになっており、メインとなるDNS
サーバ。ドメインのマスターとなる情報を維持している。DNSサーバが管理している、ドメイン
に関する情報はゾーン情報と呼ばれている。
トラブル時などに処理を肩代わりする副系統のサーバは、セカンダリDNSサーバという。通常
は、負荷分散や耐障害性の向上を図るため、1台のプライマリDNSサーバと、1台以上のセカ
ンダリDNSサーバを用意されている。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P38
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
ブランディング
ブランディングとは、顧客にとって価値のあるブランドを構築し、信頼感や好感を得る活動を
指す。ユーザーの望んでいる質の高い情報や商品を継続的に提供していくと、ブランディン
グしやすと言える。
ブランディングは、ビジネスをやっていくうえで重要なもので、ブランディングなくしてビジネス
の継続は困難である。継続的に安定したビジネスを展開していくには、ブランディングをして、
ユーザーの信頼を得ることで固定客なってもらうこと必要である。
フリーメール
フリーメールとは、インターネットを通じて必要な事項(希望のメールアドレスパスワードなど)
を入力すれば無料で e-mail アカウントが取得できるサービスのこと。
利用者のアドレスには定期的に企業からの広告のメールが配送され、広告収入でサービス
が運営されている。大手のポータルサイトが提供していることが多く代表的なものには
Yahoo!の「Yahoo!メール」や MSN の「Hotmail」などがある。
また、フリーメールアドレスのことを、不要になった際すぐに捨てることもできるため「捨てメル
アド」などという言い方もされる。送信先のパソコンのメーラーの設定によっては、フリーメー
ルが受信を拒否され削除される可能性も高い。
フリーメールは、本人確認を行わなくても簡単に取得できることから匿名性が高くなり、十分
な本人確認ができない。そのため、犯罪やいたずらなどに利用される可能性があるため、こ
のアカウントを利用してのインターネットオークションなどへの出品や入札ができない場合が
多い。
ブリッジページ
ブリッジページとは、特定の Web ページへ誘導することを目的とし、検索エンジンに上位表示
されることだけを目的にして作成される Web ページのこと。検索エンジンで、検索対象となら
ない Web ページが閲覧されるようにするため検索対象となるよう関連キーワードに特化した
ブリッジページを作成する。
特定の Web ページに誘導するためだけに作られているため、ブリッジページ自体には有益な
情報が存在しない場合が多い。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P39
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
フロントエンド
フロントエンドとは、バックエンドを販売するためのリストを収集するために作られる商品のこ
と。
一般的に、フロントエンドとして出される商品は安価である。そのため、購入されやすいが、
利益には結びつかないことが多い。しかし、多くのリストを入手できる。フロントエンドは安価
であるとはいえ、内容が乏しく、購入者の指示と信頼が得られなければ、バックエンドを販売
することは難しくなる。
へ
ページビュー(Page View)
ページビューとは、Web サイトや特定の Web ページが閲覧された回数のこと。単純な閲覧数
を計測するページビューに対して、Web サイト内の特定ページを閲覧した人数を把握するた
めに用いられるのは、ユニークユーザー数と呼ばれている。
通常、Web サイトを訪問した人は、サイト内の複数のページを閲覧することが多いので、ペー
ジビューはユニークユーザー数よりも数倍多くなる。
ページランク(Page Rank)
ページランクとは、検索エンジンのひとつであるグーグルが採用している、ウェブページの重
要性を判断する手法。ページランクの高さにより、どれだけ多くの人が注目しているかという
指標になっている。具体的な判断基準は、公表されていない。
多数のページからリンクされているページは、有用な情報を持つページと判断され、またラン
クの高いページからリンクされたページも高い評価を得ることになり、ランクが上がってくる。
ほ
ポータルサイト
ポータルサイトとは、Yahoo!などに代表されるインターネットの入り口として最初に表示する
Web サイト。ポータルには、玄関や入り口 の意味がある。ポータルサイトには、検索エンジン
やリンク集、ニュースや天気予報などの情報提供サービスが提供されており、ポータルサイト
から様々な Web サイトへ移動できるようになっている。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P40
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
ホームページ
ホームページとは、Web サイトもしくはそのトップページのこと。サイトのトップではないWebペ
ージをホームページと呼ぶこともある。また、Webブラウザを起動したとき最初に表示される
ページ。
当初は、ブラウザ起動時に最初に表示されるページの意味だったが、転じてWebサイトのトッ
プページのことを意味するようになり、さらに、WebサイトWebページの同義語として用いられ
るようになった。
現在では、ブラウザ起動時表示ページは「スタートページ」と呼ぶのが一般的で、「ホームペ
ージ」をこの意味で用いられることはほとんどなくなった。初期の名残として、Webブラウザの
メニューや設定に「ホーム」「ホームページ」という項目が残っている。
ポイントサイト
ポイントサイトとは、パソコンや携帯電話のメールを使って、その受信メールをクリックしたりア
ンケートに答えたり、サイトに行ってゲームをしたり、提携先で買い物したりするとポイントが
たまるサイトのこと。
このポイントが一定額たまると、換金して銀行などに振り込まれたり、商品と交換してくれる。
ポイントサイトは、広告主(スポンサー)の広告費で運営されているため、登録料・年会費など
の費用が普通かからない。
ホスト
ネットワークを介して別の機器やコンピュータにサービスや処理能力などを提供するコンピュ
ータのこと。提供を受ける側の機器やコンピュータのことは端末あるいはクライアントなどと呼
ばれる。
ポッドキャスト(Podcast)
ポッドキャストとは、Apple 社の iPod(アイポッド)と放送を意味する broadcast(ブロードキャスト)
を組み合わせた造語で、インターネット上で、音声や動画のデータファイルを公開する方法の
ひとつ。専用ソフトに自分の好きなネットラジオ局のアドレスを登録しておくと、最新の放送内
容が公開されるたびにこれを自動的に受信し、iPod に転送してくれる。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P41
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
配信されている音声データファイルのほとんどは、MP3 形式であるため、iPod だけでなく MP3
形式を保存して再生できるデジタルオーディオプレーヤーであれば聴く事ができる。
ポップアップ
ポップアップとは、ブラウザの画面上で、自動的に別のウィンドウが強制的に立ち上がる仕組
み、または、そのようにして自動的に立ち上がったウィンドウのこと。特定のページを開いた
時、あるいは閉じた時にポップアップが行われることが多い。
広告が表示される場合が多く、安全なな企業広告であることもあるが、ユーザーを騙して個
人情報や財務情報を公開させることを目的とした、フィッシング詐欺の一部である場合もあ
る。
ポップアップの動作は、主にJavaScript で記述されている。スクリプトが書かれたWeb ペー
ジが読み込まれると、別のウィンドウが自動的に開き、画面の最前面に表示されるようになっ
ている。ネットサーフィンをしていない時にもポップアップ広告が表示される場合コンピュータ
がスパイウェアに感染している可能性がある。
ポップアップは、ユーザの注意を引く効果は大きいが、あまりに強調や多用するとユーザー
に不快感を与えやすい手法でもあることから、利用には注意が必要。
最近のWebブラウザでは、ポップアップを全く出さないようにしたり、ポップアップを開く前にユ
ーザーに告知したりすることができる「ポップアップブロック」機能が搭載されているものが多
い。
ポップアップ広告
ポップアップ広告とは、代表的なWeb広告手法の一つで、Webページにアクセスしたときや、
ページから移動するとき、あるいは閲覧中に自動的にブラウザウィンドウが立ち上がり表示さ
れるWeb広告。
訪問者に不快感を与えやすい手法であることから、利用方法には注意が必要。ポップアップ
広告を表示させないようにする、ブラウザやツールもあるが、新しいウインドウを開くリンクや、
広告以外のポップアップまで遮断してしまう場合があるので設定が必要となる。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P42
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
ポップアップウインドウ
ポップアップウィンドウとは、現在開いているウィンドウ(画面)以外に自動的に新しいウィンド
ウを開き、そこに別の情報を表示させるもの。Web サイトのリンクテキストやボタンをクリック
すると新しく開かれるものや、表示したいウィンドウの上または下に開かれるものもある。
しかし、ポップアップウィンドウを利用した、悪意のある広告表示など問題が多い。そのため、
最近のOSやソフトには、ポップアップウィンドウを制御する機能が組み込まれている。
ホバーウインドウ
ホバーウィンドウとは、Web サイトを開いたときに上から別窓が降りてきて、無料レポートやメ
ルマガを購読、ランキングをクリックを訪問者に依頼するのに使われる。しかし、使い方を間
違えると、訪問者はうっとおしく感じる場合があり、マイナスの結果になってしまう危険性もあ
る。
ま
マーケティング(marketing)
マーケティングとは、企業などが行う活動のうち「顧客が真に求める商品・サービスを作り、届
ける活動」全体を表すものである。製品、流通、価格、販促・広告、これら全ての要素をいか
に組み合わせるかが、マーケティングと言える。一般的なビジネスの現場では、宣伝や販促
活動のみをマーケティングと捉える傾向が強い。
商品やサービスが売れるためには、まず、顧客のニーズを知りニーズを満たす商品を作るこ
とである。次に、顧客がその商品の存在を知り、特徴を理解し、手に入る場所に商品が置か
れ、入手できる適切な価格で提供されている必要がある。
マーチャント
マーチャントとは、ネット上の広告主のことを指す。アフィリエイトプログラムでは、マーチャント
が商品の販売や決済、在庫管理や配送、カスタマーサポートなど販売活動に対してすべて
の責任を負い、通常はアフィリエイターがそれらを負担することはない。
マーチャントになるには、ASP を利用したり独自でアフィリエイトシステムを運用する。ASP を
利用する場合には、ASP に対して手数料やシステム管理費などが発生する。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P43
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
マイミク
マイミクとは、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の一つであるmixiにおいて、他のユ
ーザーと相互に「友人」関係の登録を行なうこと。また、そのように友人関係として登録された
ユーザー。
mixiに未加入のユーザーを招待した(または招待された)場合、その相手が自動的にマイミク
となる。マイミクは1人につき最大1000人まで登録できる。友人やコミュニティで知り合ったユ
ーザーなどに申請のメッセージを送り、相手が承認した場合にもマイミクの登録が可能とな
る。
ユーザーがmixiを退会した場合、あるいは一方が設定を解除した場合、マイミクは解消され
る。マイミクシィとして登録されたユーザは、自身のトップページで「マイミクシィ一覧」として一
覧表示され、他のユーザに公開される。
mixiでは日記の公開範囲を「一般に公開」「友人まで公開」「友人の友人まで公開」の3 種類
から選択することができるが、この「友人」とはマイミクシィ登録しているユーザのことである。
友人や知人をマイミクに登録しておくと、自身のホーム画面上で、誰がいつ日記の更新をし
たかのような状況を知ることができる。
マイミク登録を増やす目的で無差別にミクリクを行う非倫理的行為や、マイミクとの緊密なコミ
ュニケーションが逆に過度の負担と感じるようになってしまいmixi への参加がままならなくな
る「mixi疲れ」などの現象なども指摘されている。
まぐぞう
まぐぞうとは、無料レポートと記事を媒体として、メルマガの読者を無料で自動的に獲得でき
るサービス。登録者の専用のURLで、無料レポートを紹介してレポートが購読されると、自動
的にポイントが貯まる。紹介するレポートは、本人のものではなく、他の登録者のものでもか
まわない。
ポイントが貯まると、他の登録者が誰かの無料レポートを紹介した際に、協賛メルマガとして
掲載されるようになる。(ポイントは紹介した時点ではなく、レポートが購読された時点で加算
される)協賛に掲載されると、自動的にメルマガ読者が増加する仕組みになっている。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P44
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
また、ブロぞうかまぐぞうに登録されているレポートであれば、どのレポートを紹介してもポイ
ントが発生する。
紹介するためのURLは、各レポートごとに専用の個別URLが自動生成される。そのため、レ
ポートを持っていない場合でも、登録されているレポートの中から好きなものを選んで紹介す
るだけで、ポイントが貯めていくことができる。レポート提供者になれば、誰から紹介されても、
レポート購読者のアドレスリストを取得できる。
マルウェア
マルウェアとは、コンピュータウイルスのように他のコンピュータへの感染や破壊を行なったり、
情報を外部に漏洩させたりする有害なソフトウェアのこと。
悪質なコンピュータウイルスやワーム、スパイウェアやアドウェアなどの広い範囲を含んでい
る。フリーソフトウェアとして、商品版ソフトウエア購入の広告を乱発したりする。
み
未承諾広告
未承諾広告とは、配信許可を受けたメール以外の商用メールのこと。未承諾広告を配信する
場合は、次の条件をすべて満たしている必要がある。
・件名の最初が 未承諾広告※ となっていること。「」や【】などで囲まれ
ているものは、認められない。
・送信者 という項目を本文に設け、送信者の 氏名か名称、住所・電話番号を
すべて明記すること。
・受信拒否の連絡が出来るメールアドレスを記載すること。これは、解除 UR で はなく、メー
ルアドレスの明記が必要であるということ。
・配信拒否した人に対しては、二度と送ってはならない。
これらの条件を満たしていない場合は、「特定電子メール法」違反となる
ミラーサイト
ミラーサイトとは、インターネット上で、元となるウェブサイトの全部、または一部分が同一の
内容を持つ複製サイトのこと。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P45
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
人気のあるWebサイトや重要なソフトウェアが置いてあるサイトでは、アクセスが集中し、サー
ビスに支障をきたすことがある。そこで、サーバにかかる負荷を分散する目的で作られること
が多く、これにより、アクセスを分散させることで問題を回避する。
サイズの大きなファイルや大量のファイルを提供する場合に、アクセスの集中によるダウンロ
ードの停滞などの混雑を緩和し、安定した運営を実現するのに役立っている。仮にメインの
サイトのサーバーが停止しても、ミラーサイトが稼動しているため、問題なくファイルをダウン
ロードできる。
む
無線LAN
無線通信でデータの送受信をするLANのこと。各端末には無線LANカードが必要で、ベース
ステーションと呼ばれる中継機器を経由して通信を行なう。ベースステーションを用意せずに、
無線LANカード同士が直接通信を行なえるものもある。
無線LANは配線に制約の多い一般家庭で効果的で、最近ではダイヤルアップルータとノート
パソコンとの間を無線LANで結ぶ製品も出ている。
無料レポート
無料レポートとは、インターネット上で主にPDFファイルとして無料で配布されているノウハウ
や情報などをまとめた文書のこと。無料で配布されているものでありながら、中には販売され
ている情報商材に匹敵するものも存在する。
無料レポートは、ダウンロードする際に通常は名前とメールアドレスを入力する。それにより、
レポート発行者のメールマガジンの購読登録となるものがほとんどである。こうすることで、レ
ポート発行者は自身のメールマガジンの読者増加や、情報商材のアピールや販売促進を行
える。
無料レポートスタンド
無料レポートスタンドとは、無料レポートを使った読者増加を行うシステムを運営するサイトの
こと。自身の作成したレポートをこのサイトへ登録し、そのレポートがダウンロードされるとポ
イントが獲得できる。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P46
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
また、他人の無料レポートを、自身に割り当てられた紹介用URLを使って紹介し、それにより
ダウンロードされても協賛ポイントと呼ばれるポイントが獲得できる。獲得したポイントは、協
賛登録メルマガの欄で自分のメールマガジンが選択されると消費されていき、レポートをダウ
ンロードする人ののメールアドレスを得ることができる。
め
メーリングリスト
Eメールを使って、特定のテーマについての情報を特定のユーザ間で交換するシステム。複
数のユーザをグループとしてメールサーバに登録し、情報を同時配信する。ネット上には多く
のメーリングリストが開設されており、グループによって参加者を募る公開型と、特定のグル
ープの内部での利用に限定された閉鎖型に分けられる。
メルマガ(メールマガジン)
メルマガとは、E メールを利用して発行される雑誌。元首相の小泉純一郎氏も配信を行い話
題になったことがある。発行者が購読者に定期的にメールで情報を届けるシステムのこと。
有料のものと無料のものがあり、無料メルマガには広告が入っているものが多い。
メルマガ配信スタンドや、メルマガ発行者のWebサイトにメールアドレスを登録することにより、
配信されるようになる。バックナンバー(過去のメルマガ)は、メルマガ配信スタンドやメルマガ
発行者のWebサイで読むことができる。
メルマガアフィリエイト
メルマガアフィリエイトとは、メルマガを媒体として行われるアフィリエイトのこと。紹介される商
品は、主に情報商材の場合が多い。媒体となる、メルマガの読者数が少なければ、アフィリエ
イトと成果を出すことは難しい。
や
ヤフーカテゴリ
ヤフーカテゴリは、日本最大のポータルサイトであるYahoo!JAPANに登録されている、カテゴ
リ分けされたリンク集のこと。カテゴリは、テーマやジャンルごとに分類されている。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P47
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
Web サイトがヤフーカテゴリに登録するには、登録申請をした後、審査に合格することが必
要となる。各カテゴリには階層があり、階層は">"記号で区切られ、上位階層は左側に表示
される。
カテゴリ名をクリックすると、そのカテゴリの中のサイトやカテゴリの下位階層にあるカテゴリ
を探すことができる。このように階層をたどって探す方法は、ディレクトリ検索と呼ばれる。
ゆ
ユニークアクセス
ユニークアクセスとは、アクセス数の中で、重複しているアクセスを除いた数のこと。ある訪問
者の、その日初めてのアクセス。同じページへのその日の2回目以降のアクセスは、ユニーク
アクセスには含まれない。
訪問者それぞれを、1日1回しかカウントしないため、ユニークアクセス数は訪問者数と同じと
なる。
ユニークユーザー
ユニークユーザーとは、アクセス数の単位のひとつで、一定期間にWebサイトを訪れた人の
ユニーク(重複を除いた)数。実際に、何人のユーザーがアクセスしたかが分かる。重複は、
cookieなどを利用して判断するが、ユニークユーザーを完全に正確にカウントすることは難し
いと言われている。
り
リスティング広告
リスティング広告とは、検索エンジンでの検索結果画面において、検索キーワードに連動して
検索結果に表示されるテキスト広告のこと。オーバーチュアのスポンサードサーチや、グーグ
ルのアドワーズ広告がなどがある。
多く場合は、クリック課金になっており、広告の表示には料金がかからない。クリックされた際
に、料金が発生するシステムになっている。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P48
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
リンクユニット
リンクユニットとは、Web ページの内容に関連したキーワードのリストが表示される、グーグル
アドセンスのコンテンツ向けアドセンスのこと。
コンテンツ向けアドセンスでは、Web ページの内容に関連したテキストあるいはイメージ広告
が直接表示されるが、リンクユニットでは、Web ページの内容に関連したキーワードのリスト
が表示され、そのキーワードをクリックすると関連広告のページに移動できる。
リンクユニットは、キーワードをクリックして表示された後、広告がクリックされなければ報酬
が発生しない。キーワードがクリックされただけでは報酬が発生しない。
れ
レバレッジ効果
レバレッジ効果のレバレッジとは、「梃子(てこ)の作用」という意味。てこは、小さな力で大きな
力を出すことができることから、小さな資金で大きな取引ができることをレバレッジ効果とい
う。
レンタルサーバ
レンタルサーバとは、ユーザーがインターネットに情報を発信するサーバ(コンピュータ)の運
営や管理をしなくて済むように、有料または無料でサーバの一部を貸し出しているサービス。
ホスティングサービスとも呼ばれる。
ひとつのサーバを、複数のユーザーが使用するものが共用サーバで、ひとつ以上のサーバ
にひとりのユーザーが割り当てられる専用サーバもある。ほとんどのレンタルサーバでは、1
台のサーバを複数のユーザーで共有しており、使用できる容量に上限がある。そのため、上
限容量が多いほど高額になる。
ろ
ロボット型サーチエンジン
ロボット型サーチエンジンは、サーチエンジンの一種でロボットやスパイダーと呼ばれるプロ
グラムが、インターネット上のWebサイトを自動的に巡回してデータを収集するもの。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P49
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
ロボット型サーチエンジンは、各Webサイト内を指定したキーワードなどの、検索条件にした
がって全文検索することができる。全文検索を行うため、検索語によっては大量の検索結果
が出てきてしまい、情報の選択が難しくなるという面がある。
ロボット型サーチエンジンに対して、登録されたWebページの情報を人が分類し収集したいテ
ーマへ導いてゆく検索サービスは、ディレクトリ型検索サービスと呼ばれる。
ロングテール
マーケティング分野では、上位2割の合計が全体の8割を占める、ということが知られてきた。
これは、2割の顧客から8割の売り上げが得られる、といった形で知られている。売り上げの
中で、少しずつしか売れない商品の売り上げをすべて合計すると、無視できない割合になり
ることがある。
Amazon.comなどのオンラインショップは、在庫や物流にかかるコストが従来の小売店と比べ
て少ないので、今まで見過ごされてきたこの8割をビジネス上に組み込むことが可能になった。
そこからの売り上げを集積することにより、新たなビジネスモデルを生み出した。そのことを
説明する時に、ロングテールが使われる。
わ
ワンタイムオファー
ワンタイムオファーとは、購入者や申し込み者に対して、1 度限り申し込み可能な希少な情
報を、限定性や緊急性を取り入れつつ案内していくもの。これにより、ユーザーは購買意欲を
高める効果があり、そのため成約率が上がる。ワンタイムオファーのページには、「このペー
ジを閉じると、今後、このページをご覧になることはできません」などと表示されている。
A
ActiveX
ActiveX とは、Microsoft 社が開発したインターネット関連技術群の総称のこと。そのため
ActiveX は特定の技術や製品を指すわけではない。ActiveX という言い方は、通常、ActiveX
コントロールを指していることが多い。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P50
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
ActiveX コントロールの例としては、Adobe Flash や Shockwave、Quicktime などがあり
Internet Explorer でそれらを利用するためのプラグインとして利用されることが多い。
AIDMA の法則(アイドマのほうそく)
AIDMA の法則とは、広告宣伝に対する消費者の心理のプロセスモデルのことで AIDMA は
人間の購買行動プロセスを図式化したもの。
消費者が商品を購入する時、いきなり購入することはない。まず、その商品の存在を知り
それに興味や関心を持つと、次に欲しいと思うようになる。AIDMA の法則では、消費者があ
る商品を知って購入に至るまでに段階があるとされている。
1. Attention(注意)「認知段階」
↓
2. Interest (関心)「感情段階」
↓
3. Desire
(欲求)「感情段階」
↓
4. Memory
(記憶)「感情段階」
↓
5. Action
(行動)「行動段階」
ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)
ASPとは、Webサイトやメールマガジンの成果報酬型広告の広告主と、広告を掲載するアフィ
リエイターと呼ばれる広告掲載者の間に存在し、申請に必要な個人情報や広告の配信、報
酬の支払いまでを管理してくれる仲介業者のこと。
ASPのサービスを利用する事で、ECサイトとの提携から報酬の受け取りまでをアフィリエイト
サービスプロバイダを通じて容易に行うことができる。
B
BBS(Bulletin Board System)
BBS(電子掲示板)とは、コンピュータを利用したネットワーク上の掲示板サービス。インター
ネットコミュニティの一種である。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P51
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
参加者が記事を書き込んだり、閲覧したり、コメント(レス)を付けられるようにしたコミュニケ
ーションできるWebページ。単に、掲示板とも呼ばれる。Webサイトに個人が開設するなど小
規模なものから、2ちゃんねるやmixiのように、BBSを集めてひとつのWebサイトとして発展さ
せたものまで様々なものがある。
掲示板でのコミュニケーションは、基本的に文字で行うことになるため、感情的な書き込みが
行われることも少なくない。また、気に入らない議論を封殺するために、あるいは単に嫌がら
せのために無意味な内容の投稿を連発して掲示板を機能不全にしてしまう「荒らし」行為も
問題となっている。
BIOS(Basic Input Output System)
BIOS とは、コンピュータに接続された機器を制御するシステム。
コンピュータの最低限の入出力機能のために実行されるプログラムが BIOS である。Windows
などの OS やアプリケーションに対して、機器にアクセスするシステムの役割がある。
コンピュータの電源を入れた時最初に起動するプログラムが BIOS で、システムを初期化や
ハードディスクから OS のプログラムを呼び出したりする動作を行う。そのため、BIOS のデー
タを消失したり破損したりすると、コンピュータが起動できなくなる可能性がある。
B_to_B
B to B とは、EC の形態のひとつで、企業(business の B)と企業(business の B)との取り引き
のこと。企業と一般消費者(consumer)の取り引きは B to C、一般消費者同士の取り引きを
C to C という。
金額ベースでは EC(電子商取引)のほとんどは B to B が占めていると言われる。物販やホテ
ルの予約などのサービス、人材仲介など、B to B で行われる取引は非常に多い。
B_to_C
B to C とは、EC の形態のひとつで、企業(business の B)と一般消費者(consumer の C)の取り
引きのこと。オンラインショップが最も一般的な形態。企業間の取り引きは B to B、一般消費
者同士の取り引きは C to C という。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P52
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
ソフトウェアや画像、音楽などのコンテンツを販売や、オンラインゲームのようにサービスを提
供も存在している。
C
CGI(Common Gateway Interface)
CGIとは、WebサーバがWebブラウザからの要求に応じて、ユーザのプログラムを動作させる
ための仕組み。多くのWebサーバプログラムは、CGIの機能を利用することができる。
従来のWebサーバは、蓄積してある文書をただ送出するだけだったが、CGIを使うことにより、
プログラムの処理結果に基づいて動的に文書を生成し、送信することができるようになった。
そのためのサーバプログラムと、外部プログラムとの連携させるのがCGIである。CGIは、プ
ログラミング言語の別を問わず幅広く利用できるが、実際にはPerlなどがよく使われる傾向に
ある。
Cookie(クッキー)
Cookie(クッキー)とは、Web サイトを訪れたユーザーに関する情報を記録・保存し、次回に利
用する技術の総称で、ユーザの意思とは無関係に、自動的にユーザに関連する情報、その
サイトの訪問回数などが記録される。
Cookieに記される情報は、ユーザーが最後にWebサイトを訪れた日時や、そのサイトの訪問
回数、その他ユーザー情報である。
1台のサーバが同じコンピュータに対して発行できるCookieの数は20個に制限されている。20
個それぞれに有効期限を設けることが可能である。Cookieにはそれぞれ有効期限を設定す
ることができ、有効期限を過ぎたCookieは消滅する。
Webサイトを閲覧した際に、「こんにちは、○○さん」などと表示されているのもCookieによっ
て閲覧者の特定がなされているからである。Web サイトを移るたびに新規に情報を入力する
手間が省け、前回提供した情報が取得されるため、前に選択したWebサイトの機能を使用す
ることができる。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P53
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
ただし、住所や名前などの情報を毎回入力する手間を省ける一方で、Cookieは個人のアクセ
ス履歴などを保存しているので、悪用すればプライバシーを侵害する道具としても利用可能
であるため、セキュリティ関連の情報については慎重になる必要がある。
ブラウザの多くは、Cookieの有効・無効を設定することが可能であり、ユーザーによってはセ
キュリティを考慮してCookieを無効に設定していることも多い。
CPC(Cost Per Click)
CPCとは、ネット広告の掲載料金の単位のひとつで、クリック単価のこと。広告主が、クリック
1回あたり支払う料金。このような課金を行なう広告をクリック保証型広告という。
最近では検索連動型広告の普及と広告主の増大により、人々がよく検索するキーワードで
はCPCが数百円から数千円に登ることも少なくない。
CSS(Cascading Style Sheets)
CSSとは、HTMLやXMLの要素をどのように表示するかを指示するもの。W3Cによって標準化
されている。文書の論理構造を記述するという本来のHTMLの目的に反するため、文書の視
覚的構造を規定する枠組みとしてCSSが新たに策定された。
文書の構造と体裁を分離させるという、本来のHTMLの目的を実現するために考えられた、
スタイルシートの仕様のひとつ。CSSを使うことにより、フォントや文字の大きさ、文字飾りや
行間などのWebページの見栄えに関する情報を、HTML本体から切り離すことができている。
C_to_C
C to C とは、EC の形態のひとつで、一般消費者(consumer の C)と一般消費者(consumer
の C)の取り引きのこと。オンラインショップが最も一般的な形態。企業間の取り引きは B to B
企業と一般消費者(consumer)の取り引きは B to C という。
ソフトウェアや画像、音楽などのコンテンツを販売や、オンラインゲームのようにサービスを提
供も存在している。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P54
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
CTR(Click Through Rate)
CTRとは、広告がクリックされた割合(クリック率)。CTRは、クリック数÷インプレッション(広告
が表示/配信された数)で割り出すことができる。
D
DRM(デジタル著作権管理 )
DRM とは、映画や音楽や小説などの、デジタルデータとして表現されたコンテンツの著作権
を保護し、コンテンツの流通・再生に制限を加えるための技術。
デジタル化された音楽などのコンテンツは、コピーを繰り返したり遠距離の送受信しても品質
が起きにくい。これにより、著作者の許諾を得ない違法な配布や交換などが増加している。そ
のため、DRM(デジタル著作権管理 )が必要とされてきている。
E
eコマース(電子商取引サービス)
インターネットなどを利用して、契約や決済などを行なう取引。インターネットが一般に普及す
るにつれて、消費者を直接対象にしたeコマースが成長している。
eコマースは、大きく3つに分けられる。企業間の取引を「B to B (Business to Business)」
企業と消費者の取引を「B to C(Business toConsumer)」、消費者間の取引を「C to C
(Consumer to Consumer)」と呼
ぶ。
eBay
eBayとは、ネット通信販売やインターネットオークションを手がけるアメリカの会社であり、イン
ターネットオークションでは世界最多の利用者を誇る。
日本にも2000年に進出したが、会員が集まらず2002年3月31日に撤退した。しかし、2007年
にPayPalの日本語サイトや、eBayの日本語ポータルサイトの登場もあり日本人の参加者が
急増している。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P55
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
2007年12月にYahoo! JAPANとの提携し、eBay.com上のアメリカ及びカナダから出品される
商品を、日本語で翻訳して紹介し、決済、商品配送、通関手続きの購買代行サイトである
sekaimon(セカイモン)を開始した。
E-book
E-book とは、PDF ファイルなどのデータファイルとして形式で、パソコンや端末などで閲覧す
ることができる電子書籍のこと。PDF ファイルの情報商材や、無料レポートなども E-book の
一種である。
EC サイト
EC サイトとは、アフィリエイトで商品やサービスを提供している広告主サイトのこと。EC サイト
とは広告主サイトのことであるが、単にアフィリエイトの広告主という意味でも使われることも
多いようである。EC サイトの EC は、Electronic Commerce(電子商取引)の略したもの。
EC サイトは、アフィリエイターと提携して EC サイト自身の商品などを宣伝してもらった見返り
として報酬を支払う。
F
FTTP
FTTPとは、光ファイバーによる高速な通信サービスを総称したもので、加入者のもとまで光
ファイバーを通して行なう通信サービスのこと。
日本の場合、光ファイバーによる通信サービスはFTTHと呼ばれている。しかし、FTTHの"H"
は"Home" の意味のため、FTTHでは一般家庭に限定されてしまう。そのため、集合住宅な
どの建物を含む光ファイバーサービス全般の呼び方として、FTTPが考え出された。
G
GIF(Graphics Interchange Format)
GIF とは、画像ファイルフォーマットのひとつで、JPEG と共に Web ブラウザで標準的に使われ
る画像形式である。拡張子は .gif で、「ギフ」もしくは「ジフ」と呼ぶ。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P56
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
256 色以下の画像を保存することができ、JPEG では扱いにくいイラストやアイコンなどの
保存ができる。そのため、使用色数の少ない、イラストやボタン画像などへの使用に適して
いる。
Google
Google とは、インターネット検索エンジンのひとつであり、この検索エンジンを運営する企業
の社名でもある。インターネットに慣れたユーザーが、主に使用する検索エンジンと言える。
Google の検索サービスでは、クローラと呼ばれるプログラムによる全文検索を提供している。
Google で検索することを、「ググる」と表現されることもある。
Google_Earth(グーグル・アース)
Google 社が 2005 年 6 月に提供を開始した、Google の検索技術と衛星航空写真地図、地形
などを組み合わせた 3D 地図ともいえるソフトウェア。日本語版のグーグル・アースの配布は
2006 年 9 月に開始された。グーグル・アースのクライアントソフトは Google 社が無償配布して
いる。
グーグル・アースの画像は、あまりに鮮明で網羅性が高いため、軍事基地などが高精細な画
像で丸見えになった国もあり、安全保障上の懸念を表明する国が相次いだ。
Google_AdSense(グーグル・アドセンス)
Google AdSense (グーグル・アドセンス) とはグーグルが世界各国で提供しているクリック保
証型(PPC)のインターネット広告サービスで、アフィリエイトプログラムの一種。
グーグル・アドセンスを利用するには、審査を申し込みをし、審査を通過した後にグーグルの
提供する JavaScript を Web ページに埋め込むと、利用が可能となる。グーグルから配信され
る広告は、Web ページを解析することでその内容に最も関連したものが自動的に選ばれ表示
させることができる。
サイト上に表示されているグーグル提供の広告がクリックされると、サイト運営者に報酬が支
払われる。サイト運営者が広告を掲載するだけなため、運営上の負担も少なく、一定の報酬
が得られる。報酬は、合計金額が 100 ドル以上になった翌月から、小切手(ドル)の郵送か指
定口座へ振り込みがされる。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P57
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
グーグル側で、ウェブページ内にあるコンテンツを自動的に分析することにより関連性が高い
と思われる広告を自動的に配信・表示してくれる。アドセンスは同じ広告を表示し続けるわけ
ではなく、一定時間が経つと、同様の異なる広告に入れ替えて表示してくれる。また、フィルタ
というシステムで、表示したくない広告を表示できないようにすることもできる。
広告を機械的にクリックしたり、アドセンスを含むページを更新を繰り返すなど規約で禁止さ
れた行為を行うとアカウントが削除されることがある。削除されたアカウントの復活は、不可
能と見られている。また、部外者が故意にアカウント削除に追い込む行為、アドセンス狩りが
問題となっている。
Google_Adwords(グーグル・アドワーズ )
Google Adwords (グーグル・アドワーズ)とは、Google 社が提供している PPC 広告サービス。
Google の他にも、BIGOLOBE、excite、goo、infoseek、AOL、@nifty、livedoor、Ask.jp などに広
告が掲載される。アドワーズを使うと、ユーザーがグーグルで何かのキーワードで検索した
時そのキーワードに関連した広告が検索結果ページの右側や上部に表示される。
広告主は申込みをした後、掲載したい広告とその広告に関連のあるキーワードを選択し登録
する。このキーワードは、検索エンジンの検索結果と広告を連動させるために選択するもの
である。
ユーザーがアドワーズ広告をクリックしない限り、広告費用は発生しない。そのため、広告結
果に関係なくアクセス数のみに対して課金される従来型のバナー広告などに比べ、費用対効
果が極めて高い広告をネット上で出すことができる。
Google_sitemap(グーグル・サイトマップ)
グーグル・サイトマップとは、Google のロボットに対するサイトマップ。グーグル・サイトマップ
は、これからの SEO には必須になると思われる。サイトマップを作成し Google に登録するこ
とで、GoogleBot のクロールの精度が高まり頻繁に巡回され、より新しい Web ページが検索
結果に表示されるようになる。
登録するには、サイトのトップに書き出された RSS 2.0 または Atom 0.3 のファイルを用意し、
この URL をグーグルのグーグルサイトマップに登録する。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P58
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
H
HTML(HyperText Markup Language)
FTTHとは、Webページを記述するためのマークアップ言語のこと。ハイパーテキストのための、
文書に目印を付ける方法を定めた文法上の決まり事といえる。W3C の規格で、最新版は
HTML 4.01になっている。
HTMLでは、文書の中に画像や音声、動画やハイパーリンクなどを埋め込むこともできる。
HTMLで記述された文書の閲覧には、通常はブラウザを使用するが、HTML文書はテキスト
文書でもあるため、テキストエディタでHTML文書を開くことができる。
・HyperText(ハイパーテキスト)は、通常のテキストにない機能を備えたテキストといえる。
・Markup(マークアップ)は、文書に目印を付ける(マークアップ)ことで、その部分が文書中でど
んな働きをしているかを理解させようとするもの。
・Language は、マークアップをどんな方式で行うかを決めた文法。
http(hyper text transfer protocol)
http(ハイパーテキスト転送プロトコル)とは、Web サーバとブラウザなどがデータを送受信す
るために使われるプロトコル(取り決め)。httpを使うことで、HTML文書や文書に関連付けら
れている動画などのファイルを、表現形式などの情報を含めてやり取りを行える。
I
IPアドレス
IPアドレスとは、ネットワーク上のコンピュータ1台1台を識別するために使われる識別番号
のこと。IPネットワークに接続された、コンピュータや通信機器1台1台に割り振られる。
IPアドレスは、各国のNIC(ネットワークインフォメーションセンター)により割り振られており、重
複しないようになっている。この識別番号は、0から255までの10進数の数字を4つ並べてドッ
トで区切られ、「103.36.211.8」のように表現される。
インターネットなどのネットワークは機器間の通信に IP(Internet Protocol)というプロトコル(通
信規約)が用いられるが、IP アドレスはこの IP で運用されるネットワークにおける個々の通信
機器やコンピュータの住所のようなものである。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P59
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
J
JavaScript
JavaScript とは、Sun Microsystems 社と Netscape Communications 社が開発したブラウザな
どでの利用に適したスクリプト言語で簡易プログラミング言語のこと。JavaScript は、言語構
造に Sun Microsystems 社の Java 言語と似たところはあるものの、 直接の互換性は無い。
JavaScript を利用するとで、ブラウザで表示する Web ページの表示を動的に変更できたり、
時刻の表示やゲーム的なこともできるようになる。
L
LAN
同じ建物の中にあるコンピュータやプリンタなどを接続し、データのやり取りができるネットワ
ークのこと。例えば、プリンタを共用することにより、他のパソコンから印刷指示したものが
別のパソコンに接続されているプリンタに出力させられる。
また、パソコンにルータを接続することにより、複数のパソコンが同時にインターネットに接続
できるようにもなる。Ethernet規格が最も普及しており、10BASE-Tや100BASE-TXが主流に
なっている。
P
PDF(Portable Document Format)
Adobe Systems社が開発した、オープンソースのファイルフォーマット。パソコン環境に依存し
ないため、OSが異なる環境などでも閲覧などができる。PDF ファイルでは、印刷・改ざん・テ
キストや画像のコピー・テキスト読み上げ禁止のセキュリティ設定ができる。
ping
pingとは、Webサイトが更新されたことを、別のサイト(pingサーバー)に通知する機能のこと。
「ピング」もしくは「ピン」と呼ぶ。pingサーバに対して、更新の通知をすることを 「Pingを打つ」
と言う。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P60
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
R
RSS
RSSとは、主にWebサイトの更新情報を公開するのに使われている。RSSにはいくつかのバ
ージョンがあり、互換性があるわけでもないため注意が必要。RSSで記述された文書は、Web
サイト内のページのタイトルやアドレス、見出しや更新時刻などを記述されている。
RSS リーダー
RSS リーダーとは、指定された Web サイトを巡回して RSS 情報を受信し、更新された Web
ページのリンクを表示するソフトのこと。RSS リーダーには「ティッカー型」「ホームページ型」
「常駐型」などがある。
RSS リーダーに Web サイトを登録しておくと、サイトに訪問しなくても更新されたことを知ること
ができる。
S
SEM(Search Engine Marketing)
検索エンジンを使って集客する手法のこと。PPC 広告などによる手法で集めたりする。
SEO(Search Engine Optimization)
SEO(サーチエンジンオプティマイゼーション)とは、サーチエンジンの検索結果のペ ージの
表示順の上位に、自らのWebサイトが表示されるように対策を講じることやそのための技術。
検索エンジン最適化とも言う。
利用者が多い大手検索エンジンの検索結果ページで、自社が提供する商品やサービスの
Webサイトやページが、関連するキーワードで上位に表示されるようにするSEOは、サイト集
客上の不可欠な対策である。
検索エンジンの検索結果からサイトを訪れる人は、そのサイトのテーマに関心を持っている
可能性が高いため、優良な見込み客であると言える。そのため、検索エンジンを広告媒体と
して積極的に活用するマーケティング活動がSEMである。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P61
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
ディレクトリ型サーチエンジンは、手作業で登録している場合には順位を変動させることは困
難である。しかし、クローラと呼ぶプログラムで、インターネット上のWebサイトを巡回してコン
テンツを調査・分析した結果を基にインデックスを作成し、検索キーワードによる結果表示画
面の表示順位を決定しているロボット型のサーチエンジンでは、そのアルゴリズムを分析す
ることで、特定のキーワードで検索された時に上位に表示されやすいWebページを記述する
ことができる。
検索エンジンがWebサイトを評価する際のアルゴリズムは、コンテンツと無関係なキーワード
による上位表示を狙う不公正な手法を排除するため非公開だが、そのアルゴリズムも検索
結果の精度向上のため不断に調整・変更が行われている。
このためSEO上確実に有効な方法はないと言える。このため、SEOには地道に有用なコンテ
ンツを充実させて認知を広げていくことが、一番のSEOとも言われている。そのような中でも
以下の対策はSEOに効果があると考えられている。
・Webページを記述するHTML文書の中のtitleタグ、metaタグ、altタグなどに、コンテンツに関
連するキーワードを適切に埋め込む。
・検索エンジンのロボット(クローラー)がWebサイトのコンテンツ情報を収集しやすくするため
にサイト・マップを設ける。
・
検索結果ページの上位に表示される有力なWebサイトと相互にリンクを設定する。
SEO に加えて、検索エンジンからのアクセス全般を対象としているマーケティング手法や戦
略は、SEM(Search Engine Marketing・検索エンジンマーケティング)と呼ばれている。
SNS(Social Networking Service)
SNS とは、ソーシャル・ネットワーキング・サービスの略。個人の人間関係のつながり(ソーシ
ャル・ネットワーク)を構築や管理する機能を提供する、インターネット上のコミュニティ Web サ
イト。
国内最大の mixi のように、参加している人から招待されないと参加できない SNS が多いが
これは人のつながりを重視しているためである。しかし、最近では誰も自由に登録できるサー
ビスも増えている。SNS は、クチコミを利用したバズ・マーケティングとしても注目されている。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P62
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
SSL(Secure Socket Layer)
SSL とは、インターネット上で情報を暗号化して送受信する通信規約のこと。クレジットカード
の情報など、機密性が高い情報をやり取りする際には、その情報を SSL で暗号化することで
安全にやり取りができる。SSL を導入しているサイトには、ステータスバーに鍵の形をしたア
イコンが表示される。
T
TCP/IP
TCP/IPとは、米国防総省が核攻撃を受けた時に、全体が停止することのないコンピュータネ
ットワークを開発する過程で開発されたネットワーク・プロトコル。インターネットの標準プロト
コルになっている。ネットワークプロトコルは、異なったOSが導入されているコンピュータ同士
でも、情報通信ができるように通信手順を定めている。
U
URL(Uniform Resource Locator)
URL とは、インターネット上に存在する文書や画像などの情報の、場所とアクセス方法をまと
めて指し示す文字列。インターネットにある、情報の住所と言える。URL は、プロトコル名・サ
ーバーのドメイン名・ドキュメントのパス名で構成されている。
W
Web2.0
Web 2.0 とは、2004 年頃から言われ始めた、新しい発想に基づく Web 関連の技術や、Web サ
イトやサービスなどの総称のこと。Web 2.0 には、特定の規格や標準があるではなく、次世代
の Web を指しているため明確な定義づけはない。
Web 2.0 では、Web サイトの持つ情報や機能を外部のサイトやソフトウェアなどから参照したり
呼び出したりすることができ、多くのユーザが参加して大量の情報を出し合うことで、検索エ
ンジンやソーシャルブックマークなどの集合知を作り出すことができるようになってきている。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
P63
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
www(world wide web)
WWWとは、インターネットで最も利用されるアプリケーションで、WWWで用いられる技術は
W3Cで標準化を行っている。インターネットで標準的に用いられるドキュメントシステム。
HTMLという言語で記述し、文書の中に画像や音声など文字以外のデータや、ハイパーリン
クを埋め込むことができる。
Y
Yahoo! BB(Yahoo! Broadband)
Yahoo! BBとは、ソフトバンクBBとヤフーが提供し、Yahoo! JAPANと連動している ADSL接続
サービス。日本で最大級の会員を抱える、ADSLプロバイダのひとつ。Yahoo! BBでは、会員
向けの特別メニューなども用意されている。
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.
ネットビジネス用語 大全集 Complete 2008
【お知 らせ】
「ネットビジネス用 語 大 全 集 Complete 2008」には 197 語 を収 録 して
い ます が 、 イ ンタ ーネット 世 界 の 移 り 変 わ り は 速 い た め 、 ネット ビジ ネス
に関 する用 語 はこれからも増 えてくると思 います。
それに合 わせて、今 後 も用 語 集 の続 編 を製 作 す る予 定 です。また、用
語 集 以 外 にも、ネットビジネスに役 立 つレポートを製 作 していきます。
下 記 より登 録 をしていただければ、出 来 上 がり次 第 ご連 絡 いたしま
す。
「ネットビジネス用 語 大 全 集 」の続 編 および
ネットビジネスに役 立 つレポートを希 望 する
こ の 「 ネット ビジ ネス用 語 大 全 集 Complete 2008 」 が、あなた の お 役
に立 てれば幸 いです。
私 はあなたのネットビジネスを応 援 します!
著 者 :小 笠 原 一 真
mailto:[email protected]
目次へ戻る
Copyright © 2008 小笠原一真 All Rights Reserved.