BusinessObjects Mobile の使用方法 - SAP Help Portal

BusinessObjects Mobile の使用方法
BusinessObjects Mobile XI 3.1
Windows
著作権
© 2008 Business Objects, an SAP company. All rights reserved.ビジネスオブジェ
クツ社によって提供され販売される製品と技術は、米国特許番号 5,295,243、
5,339,390、5,555,403、5,590,250、5,619,632、5,632,009、5,857,205、5,880,742、
5,883,635、6,085,202、6,108,698、6,247,008、6,289,352、6,300,957、6,377,259、
6,490,593、6,578,027、6,581,068、6,628,312、6,654,761、6,768,986、6,772,409、
6,831,668、6,882,998、6,892,189、6,901,555、7,089,238、7,107,266、7,139,766、
7,178,099、7,181,435、7,181,440、7,194,465、7,222,130、7,299,419、7,320,122、
7,356,779 により保護されています。Business Objects および BusinessObjects のロ
ゴ、Business Objects Crystal Vision、Business Process On Demand、BusinessQuery、
Cartesis、Crystal Analysis、Crystal Applications、Crystal Decisions、Crystal
Enterprise、Crystal Insider、Crystal Reports、Crystal Vision、Desktop Intelligence、
Inxight および Inxight のロゴ、LinguistX、Star Tree、Table Lens、ThingFinder、
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Design、Web Intelligence、Workmail および Xcelsius は、米国やその他の国におけ
る Business Objects の商標または登録商標です。その他すべての商標は該当各
社に帰属します。SAP は、ドイツおよびその他の国々における SAP AG の商標また
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商標です。
サード パー
ティ協力企業
このリリースの Business Objects 製品には、サード パーティ協力企業が使用を許諾
しているソフトウェアの再配布が含まれている場合があります。これらのコンポーネン
トには、代替ライセンスに基づいて使用できるものも含まれます。使用の承認を要求
している協力企業や許可している企業、また通知を要求している企業の一部をまと
めたリストは、http://www.businessobjects.com/thirdparty(英語)で確認できます。
2008-12-03
目次
第1章
BusinessObjects Mobile ユーザーガイドについて
7
BusinessObjects Mobile ユーザー ガイドの情報..........................................8
BusinessObjects Mobile ユーザー ガイドの対象読者...................................8
第2章
BusinessObjects Mobile の紹介
9
BusinessObjects Mobile の概要..............................................................10
BusinessObjects Mobile のビジネス インテリジェンス機能............................11
サポートされるドキュメント..................................................................11
サポートされるビジネス インテリジェンス機能........................................12
第3章
モバイル デバイスへのアプリケーションのダウンロード
15
BusinessObjects Mobile アプリケーションのインストール..............................16
デバイスの前提条件とデバイス タイプのサポート..................................16
Web サイトからの BusinessObjects Mobile クライアント アプリケーションのダウ
ンロード.........................................................................................17
各種モバイル デバイスの制限と推奨事項................................................18
第4章
BusinessObjects Mobile へのアクセス
19
BusinessObjects Mobile の起動..............................................................20
BusinessObjects Enterprise サーバーにアクセスするためのデバイスの設定....20
BusinessObjects Mobile へのログイン......................................................21
ローカルおよびサーバー ドキュメントへのアクセス.................................23
自動的に接続................................................................................23
バックグラウンドでの BusinessObjects Mobile の実行.................................25
BusinessObjects Mobile アプリケーションの終了........................................25
BusinessObjects Mobile の使用方法
3
目次
第5章
Web Intelligence ドキュメントの操作
27
表示オプションおよびデフォルト.............................................................28
表示オプションの設定......................................................................28
ドキュメントのパノラマ モードでの表示.................................................30
デフォルト フォルダの設定................................................................30
デフォルト ドキュメントの設定.............................................................31
デフォルト ドキュメントまたはフォルダの選択解除..................................32
ドキュメント表示の言語サポート..............................................................32
ドキュメントへのアクセス.........................................................................32
ドキュメントを開く.............................................................................33
モバイル ドキュメントでサポートされる機能...........................................34
ドキュメント プロパティの表示............................................................38
ナビゲーション メニューとショートカット.....................................................38
キーパッド ショートカットのクイック リファレンス......................................39
データのドリルによる結果の検証.............................................................40
レポートのドリル..............................................................................40
グラフまたはチャートのドリル.............................................................41
関連レポートへのドリル.....................................................................42
フォローアップ アクションの実行.............................................................42
検索を使用した連絡先の表示...........................................................43
SMS の送信...................................................................................43
電話をかける..................................................................................44
電子メールの送信...........................................................................44
結果の最新表示とドキュメントの同期.......................................................45
ドキュメントの同期............................................................................45
最新データを使用したレポートの最新表示..........................................46
プロンプトとパラメータの使用.............................................................47
アラートの購読.....................................................................................48
アラートのクイック リファレンス............................................................49
アラートの購読................................................................................50
4
BusinessObjects Mobile の使用方法
目次
アラートのプロパティの表示..............................................................52
デバイスにローカル保存されたドキュメントの操作......................................52
ローカル ドキュメントでの作業...........................................................53
デバイスでのドキュメントのローカル保存..............................................54
ローカル ドキュメントの削除...............................................................55
第6章
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
57
モバイル デバイスでのドキュメントの表示方法...........................................58
モバイル ドキュメント作成のベスト プラクティス..........................................58
モバイル ユーザー向け Web Intelligence ドキュメントの作成...................62
モバイル ユーザー向けアナリティックの作成........................................65
モバイル ユーザー向け Crystal レポートの定義...................................66
ドキュメントのアラータの設定.............................................................67
レポート セルへのアクションの埋め込み...................................................69
アクションの作成.............................................................................69
埋め込みアクションのクィック リファレンス.............................................70
アクションの構文.............................................................................70
ドキュメントのリンク................................................................................73
openDocument を使用した URL レポーティング ...................................75
付録 A
追加情報
99
索引
103
BusinessObjects Mobile の使用方法
5
BusinessObjects Mobile ユーザー
ガイドについて
1
1
BusinessObjects Mobile ユーザーガイドについて
BusinessObjects Mobile ユーザー ガイドの情報
BusinessObjects Mobile ユーザー ガイドの情報
このガイドでは、次の方法について説明します。
•
•
•
BusinessObjects Mobile をスマートフォンや PDA などのモバイル デバイスにイン
ストールする。
BusinessObjects Mobile の機能を使用して、BusinessObjects Enterprise サーバー
上のビジネス インテリジェンス情報をリモートで処理する。
モバイル デバイスでの表示に最適な画面とパフォーマンスを実現できるようにビジ
ネス インテリジェンス ドキュメントを作成する。
注
このガイドでは、一般的なワークフローについて説明しており、個々にサポートさ
れているモバイル デバイスやオペレーティング システムの違いは考慮されていま
せん。ワークフローの各段階において、お使いのモバイル デバイスまたはオペ
レーティング システムで追加のメニュー オプションが必要になる場合があります。
関連項目
•
58 ページの 「モバイル ドキュメント作成のベスト プラクティス」
BusinessObjects Mobile ユーザー ガイドの対象読者
このガイドは、次に示す項目のいずれかまたは両方に該当するビジネス プロフェッショ
ナルを対象としています。
•
•
移動中に BusinessObjects Mobile を使用して、携帯電話または PDA 経由でビジ
ネス インテリジェンス データを処理するビジネス プロフェッショナル
モバイル デバイスで表示したときの画面と使いやすさを考慮し、最適化したフォー
マットで BusinessObjects Mobile ユーザーにデータを提供する企業レポートの作
成者
関連項目
•
8
11 ページの 「ドキュメントの作成に関する推奨事項」
BusinessObjects Mobile の使用方法
BusinessObjects Mobile の紹介
2
2
BusinessObjects Mobile の紹介
BusinessObjects Mobile の概要
BusinessObjects Mobile の概要
BusinessObjects Mobile は、モバイル デバイス用のクライアント側アプリケーションお
よび BusinessObjects Enterprise XI サーバーと通信する Mobile サーバー コンポー
ネントで構成されています。移動中のユーザーは、BusinessObjects Mobile を使用し
てスマートフォンや PDA などのモバイル デバイスからビジネス インテリジェンス情報
にアクセスできます。
このアプリケーションは、特にモバイル デバイスの画面サイズと対話性の制約に対応
することを目的としています。ネイティブ レンダリング、シングルクリックによるアクセス、
デバイスに適した対話性などの機能により、ビジネス インテリジェンス ドキュメント、レ
ポート、およびアナリティックを、対応するモバイル デバイスに表示します。
BusinessObjects Mobile のクライアント側アプリケーションは、各モバイル デバイスに
ダウンロードする必要があります。このアプリケーションには、次のデバイス タイプ向け
にさまざまなバージョンがあります。
•
•
•
BlackBerry
Symbian シリーズ 60
Windows Mobile
BusinessObjects Mobile は GPRS などのデータ インフラストラクチャ上でも動作します
が、3G、3G+、または EDGE ネットワークで最高のパフォーマンスを発揮します。
関連項目
•
•
10
11 ページの 「 BusinessObjects Mobile のビジネス インテリジェンス機能」
16 ページの 「デバイスの前提条件とデバイス タイプのサポート」
BusinessObjects Mobile の使用方法
BusinessObjects Mobile の紹介
BusinessObjects Mobile のビジネス インテリジェンス機能
BusinessObjects Mobile のビジネス インテリジェンス
機能
BusinessObjects Mobile を使用すると、移動中のユーザーはいつでも簡単に自身の
業務に関連した重要なデータを分析および処理し、そのデータに加えられた変更に
関するアラートを受信することができます。
関連項目
•
•
11 ページの 「サポートされるドキュメント」
12 ページの 「サポートされるビジネス インテリジェンス機能」
サポートされるドキュメント
BusinessObjects Mobile を使用して、モバイル デバイス ユーザーは次のタイプのビジ
ネス インテリジェンス ドキュメントにリモート アクセスできます。
•
•
•
Web Intelligence ドキュメント
Crystal Reports ドキュメント
速度計、気圧計、温度計など、一部のメーター アナリティック
注
Windows Mobile 互換デバイスでは、メーター アナリティックを表示できません。
ドキュメント タイプに応じて、さまざまな方法でデータの表示、分析、操作ができます。
BusinessObjects Mobile に利用できるサポート対象ドキュメントの機能の詳細につい
ては、 『BusinessObjects Mobile の使用方法 』の「モバイル ドキュメント作成のベスト
プラクティス」の節を参照してください。
関連項目
•
12 ページの 「サポートされるビジネス インテリジェンス機能」
ドキュメントの作成に関する推奨事項
お使いのモバイル デバイス上のメモリの空き容量によって、BusinessObjects Mobile
を使用して表示できるレポートのサイズが決まります。ただし、モバイル ユーザー向け
に作成するレポートのサイズと複雑性を BusinessObjects のベスト プラクティス情報に
適合させることをお勧めします。
BusinessObjects Mobile の使用方法
11
2
2
BusinessObjects Mobile の紹介
BusinessObjects Mobile のビジネス インテリジェンス機能
いくつかの簡単な作成ガイドラインに従って、ユーザーが求める使いやすさの要件を
満たしたレポートを小型モバイル デバイスに表示することができます。
関連項目
•
•
•
•
58
62
65
66
ページの
ページの
ページの
ページの
「モバイル
「モバイル
「モバイル
「モバイル
ドキュメント作成のベスト プラクティス」
ユーザー向け Web Intelligence ドキュメントの作成」
ユーザー向けアナリティックの作成」
ユーザー向け Crystal レポートの定義」
サポートされるビジネス インテリジェンス機能
BusinessObjects Mobile では、多岐にわたる機能を使用してビジネス インテリジェンス
(BI)ドキュメントとデータを管理できます。主な機能は次のとおりです。
•
•
•
•
•
•
•
•
アプリケーションにログインすると自動的に開くドキュメントまたはフォルダを設定す
る。
レポートを最新表示し、最新のデータを取得する。
ズームおよびナビゲーション ショートカットを使用して結果を表示する。
レポートのハイパーリンクを介して関連性のあるドキュメントに移動する。
プロンプト値を修正して結果のフィルタリング方法を変更する。
特定のドキュメントが変更されたとき、条件が満たされたとき、またはスケジュール
が実行されたときにアラートを受信する。
レポート セルをクリックしてフォローアップ アクションを実行し、SMS、電話、または
電子メールを発信する。
ドキュメントをローカル保存し、オフラインで参照して、ネットワーク障害を緩和し、
通信コストを削減する。
Web Intelligence レポートを表示する場合、次の操作も実行できます。
•
•
結果をドリルし、詳細または要約データを分析する。
ドキュメント作成者が設定したカスタマイズ可能な強調表示で、データの変更を追
跡する。
機能の制限
BusinessObjects Mobile では、モバイル デバイスの技術上および設計上の制約によ
り、いくつかの機能が制限されます。
12
BusinessObjects Mobile の使用方法
BusinessObjects Mobile の紹介
BusinessObjects Mobile のビジネス インテリジェンス機能
デバイス タイプ
BusinessObjects Mobile は、すべてのモバイル デバイスとオペレーティング システム
での動作が保証されているわけではありません。サポートされるデバイスとオペレーティ
ング システムについては、http://service.sap.comを参照してください。
レポート サイズ
ドキュメントに大容量のデータ セットが含まれていると、モバイル デバイス上のメモリの
空き容量がなくなる場合があります。この問題は、レポートのサイズを縮小することで緩
和されます。
Web Intelligence ドキュメントの機能
BusinessObjects Mobile では、Web Intelligence ドキュメントの動的またはカスケード
プロンプトの表示はサポートされません。
Crystal レポートの機能
Crystal レポートでは、次の機能はサポートされません。
•
•
•
•
•
•
Active-X コンテンツ
表示中の非表示
フィルタの変更[フィルタノヘンコウ]
動的およびカスケード プロンプト
データベース ログアウトのプロンプト表示
OLAP データ ソースのデータに関するレポートに使用されるクロスタブ
注
Crystal レポートに構造が存在する場合、デバイスを使ってセル単位でレポートを移動
すると、隣接するセルをスキップします。Crystal レポートをパノラマ モードで表示して、
特定の列および行に簡単にスクロールできるようにすることをお勧めします。デバイス
上で Crystal レポートを開くには、デバイス メニューを起動し、[パノラマ モードの開
始]を選択します。
ダッシュボード & アナリティクスのメーター アナリティック
BusinessObjects Mobile では、速度計、温度計、および信号機のメーター アナリティッ
クを表示できます。モバイル デバイスを介してアナリティックを処理する場合、次の機
能はサポートされません。
•
•
アナリティックを最新表示する
[起動時に最新表示]に設定されたアナリティックを開く
BusinessObjects Mobile の使用方法
13
2
2
BusinessObjects Mobile の紹介
BusinessObjects Mobile のビジネス インテリジェンス機能
注
Windows Mobile デバイスではアナリティックを表示できません。
関連項目
•
•
•
14
16 ページの 「デバイスの前提条件とデバイス タイプのサポート」
58 ページの 「モバイル ドキュメント作成のベスト プラクティス」
65 ページの 「モバイル ユーザー向けアナリティックの作成」
BusinessObjects Mobile の使用方法
モバイル デバイスへのアプリケー
ションのダウンロード
3
3
モバイル デバイスへのアプリケーションのダウンロード
BusinessObjects Mobile アプリケーションのインストール
BusinessObjects Mobile アプリケーションのインストー
ル
BusinessObjects Mobile クライアント アプリケーションを携帯電話または PDA にダウ
ンロードする前に、そのブランドとモデルがサポートされるモバイル デバイスの一覧に
記載されていることを確認します。社内の IT 管理者に連絡するか、http://ser
vice.sap.com で確認することができます。
ダウンロード方法には、次の 3 とおりがあります。
•
標準の OTA (Over-The-Air) プロトコルを使用して Web サイトからクライアント ア
プリケーションをダウンロードする。OTA プロトコルは、無線通信システムでアプリ
ケーション関連の情報を送受信するためのプロトコルです。
IT 管理者に連絡して Web サイトの URL を取得します。
•
•
会社の BlackBerry Enterprise Server(BES)に登録されている BlackBerry デバイ
スに Mobile クライアント アプリケーションをダウンロードする場合、IT 管理者がユー
ザーの BlackBerry に BusinessObjects Mobile クライアント アプリケーションをプッ
シュできます。これにより、アプリケーションは自動的にダウンロードされます。
デバイスのメーカが提供するデスクトップ マネージャ ソフトウェアを使って、デバイ
スに付属するデータ ケーブルや Bluetooth 技術などの別のデータ伝送方法でデ
スクトップ コンピュータからクライアント アプリケーションをダウンロードします。
この方法によるアプリケーションのダウンロードは IT および技術専門家のみにお
勧めします。このダウンロード オプションは、管理者またはパワー ユーザーが単一
のデバイスでアプリケーションをテストする必要がある場合に有益です。
関連項目
•
17 ページの 「Web サイトからの BusinessObjects Mobile クライアント アプリ
ケーションのダウンロード」
• 20 ページの 「BusinessObjects Mobile の起動」
デバイスの前提条件とデバイス タイプのサポート
サポートされるモバイル デバイスとモバイル オペレーティング システムについては、
http://service.sap.com を参照してください。
16
BusinessObjects Mobile の使用方法
モバイル デバイスへのアプリケーションのダウンロード
BusinessObjects Mobile アプリケーションのインストール
Web サイトからの BusinessObjects Mobile クライアント アプリケーショ
ンのダウンロード
お使いのデバイスに BusinessObjects Mobile アプリケーションをダウンロードする前
に、次の作業を行ってください。
•
サポートされるモバイル スマートフォンまたはデバイスのリストにお使いのモバイル
デバイスの モデルが記載されていることを確認する。
この情報については、IT 管理者に問い合わせるか、BusinessObjects でサポート
されているプラットホームの Web サイト ページ(http://service.sap.com)にアクセ
スしてください。
•
アプリケーションのダウンロードに使用する Web サイトの URL を IT 管理者から受
け取る。
OTA(Over-The-Air)プロトコルを使用して BusinessObjects Mobile クライアント アプ
リケーションをダウンロードする手順は、次のとおりです。
1 次のいずれかの方法で、ダウンロード Web サイトに移動します。
• デバイスで Web ブラウザ オプションを起動し、IT 管理者から付与された
BusinessObjects Mobile クライアント アプリケーション ダウンロード ページ
の URL を入力します。
• IT 管理者から電子メールまたは SMS でサーバーへのリンクが直接送られ
てきた場合は、メッセージ内のそのリンクをクリックすると、ダウンロード Web
サイトに直接移動できます。
Web サイトでは、自動的にデバイス タイプが検出され、ユーザーのダウンロー
ドに適したクライアント アプリケーションのバージョンが選択されます。
2 自動選択が無効な場合は、リストから適切なバージョンを手動で選択できます。
3 [ダウンロード]をクリックします。
お使いのデバイスに BusinessObjects Mobile アプリケーションがダウンロードされま
す。BusinessObjects Mobile アイコンが、その他のアプリケーション アイコンと共に表
示されます。
関連項目
•
20 ページの 「BusinessObjects Enterprise サーバーにアクセスするためのデ
バイスの設定」
BusinessObjects Mobile の使用方法
17
3
3
モバイル デバイスへのアプリケーションのダウンロード
各種モバイル デバイスの制限と推奨事項
各種モバイル デバイスの制限と推奨事項
モバイル デバイスと使用されているオペレーティング システムには設計上の違いがあ
るため、電話を使用する場合とモバイル デバイスを使用する場合で BusinessObjects
Mobile の使用感が異なることがあります。
メニュー オプションおよびワークフロー
ほとんどの BusinessObjects Mobile メニュー オプションとワークフローでは、使用する
モバイル デバイスによる違いはありません。ただし、一部のデバイス固有のメニューお
よびオプションで、BusinessObjects Mobile メニューの表示が異なる場合があります。
インストール フォルダ名
BusinessObjects Mobile アプリケーションをインストールするフォルダは、電話を使用
する場合とモバイル デバイスを使用する場合で異なることがあります。
関連項目
•
18
16 ページの 「デバイスの前提条件とデバイス タイプのサポート」
BusinessObjects Mobile の使用方法
BusinessObjects Mobile へのアクセ
ス
4
4
BusinessObjects Mobile へのアクセス
BusinessObjects Mobile の起動
BusinessObjects Mobile の起動
BusinessObjects Mobile アイコンは、その他のアプリケーションのアイコンと共にモバ
イル デバイスに表示されます。
•
BusinessObjects Mobile を起動するには、BusinessObjects Mobile アプリケー
ション アイコンを選択し、使用するデバイスに応じて次のいずれかを実行しま
す。
• ホイールをダブルクリックする。
• 中央のボタンをクリックする。
• デバイスのタッチ スクリーンのアプリケーション アイコンをスタイラスで選択
する。
BusinessObjects Mobile のスプラッシュ画面が数秒間表示されます。これで
BusinessObjects Enterprise サーバーにログインする準備ができました。
関連項目
•
•
21 ページの 「BusinessObjects Mobile へのログイン」
25 ページの 「バックグラウンドでの BusinessObjects Mobile の実行」
BusinessObjects Enterprise サーバーにアクセスする
ためのデバイスの設定
BusinessObjects Enterprise サーバーに接続できるようにデバイスを設定する前に、次
の詳細情報を取得する必要があります。
•
•
•
•
BusinessObjects Mobile サーバーの URL
プロキシ サーバーのポート
CMS 名
サーバーの認証の種類
これらの詳細情報は、IT 管理者から取得できます。
BusinessObjects Mobile アプリケーションを自身のデバイスにダウンロードする前に IT
管理者がこのアプリケーションを事前に設定している場合、BusinessObjects Enterprise
サーバーへの接続は自動的に実行されるため、手動で設定する必要はありません。
ただし、このアプリケーションが事前に設定されていない場合は、BusinessObjects
Enterprise サーバーへの初回接続時に接続情報と認証情報を手動で入力する必要
があります。
20
BusinessObjects Mobile の使用方法
BusinessObjects Mobile へのアクセス
BusinessObjects Mobile へのログイン
接続情報と認証情報を入力する手順は、次のとおりです。
1 モバイル デバイスで BusinessObjects Mobile アプリケーションを起動します。
[ログイン]画面が表示されます。
2 デバイス メニューを起動し、[接続設定]を選択します。
3 [接続設定]画面で、次の内容を指定します。
a [Mobile サーバー]フィールドに IT 管理者から付与された Mobile サー
バーの URL を入力します。
b [ポート番号]フィールドに IT 管理者から付与されたプロキシ サーバー
ポートを入力します。
c [CMS 名]フィールドに IT 管理者から付与されたサーバー名を入力しま
す。
d [認証方法]フィールドで、IT 管理者が設定した認証方法を選択します。
オプションは次のとおりです。
• Enterprise
• LDAP
• Windows AD
• SAP R3
4 メニューを起動し、次のいずれかを選択します。
• 変更を保存するには[保存]を選択してします。
• 変更をキャンセルするには[キャンセル]を選択します。
5 [ログイン]画面に戻ります。
関連項目
•
•
21 ページの 「BusinessObjects Mobile へのログイン」
23 ページの 「自動的に接続」
BusinessObjects Mobile へのログイン
モバイル デバイスで BusinessObjects Mobile アプリケーションを起動すると、ローカル
ドキュメントにアクセスしたり、BusinessObjects Enterprise サーバーのビジネス インテ
リジェンス ドキュメントにオンラインでアクセスしたりするために、ログイン認証情報を入
力します。
注
BusinessObjects Mobile からドキュメントにアクセスしたりドキュメントを操作したりする
には、IT 管理者がユーザーに適切なアクセス権を付与する必要があります。
BusinessObjects Mobile の使用方法
21
4
4
BusinessObjects Mobile へのアクセス
BusinessObjects Mobile へのログイン
BusinessObjects Mobile にログインする手順は、次のとおりです。
1 [ログイン]ページで、次の必須フィールドに適切な情報を入力します。
a ユーザー - IT 管理者が割り当てた BusinessObjects のユーザー名
b パスワード - ユーザーまたは管理者が BusinessObjects InfoView で定義
したパスワード
2 BusinessObjects Mobile にログインするたびにユーザー名とパスワードを入力
しなくても済むようにするには、[パスワードの保存]を選択します。
注
ログイン オプションを設定して、BusinessObjects Mobile アプリケーションを起
動するたびに自動的に BusinessObjects Mobile にログインするよう指定できま
す。この設定によって、時間を節約し、ログイン手順に時間をかけずにすばや
くデータを調べることができます。サーバー上にあるライブ データへの接続が
自動になり、デバイスを紛失したり盗難に遭ったりした場合はセキュリティ上の
脅威を招く可能性があります。
3 デバイスを起動するたびに BusinessObjects Mobile を自動的に開始する場合
は、[自動接続]を選択します。
注
このオプションを選択すると、[パスワードの保存]オプションが自動的に選択
され、[オフラインで作業]オプションが無効になります。[自動接続]の選択を
解除するまで、両方のオプションは非表示です。
4 ローカルに保存されているドキュメントにアクセスし、BusinessObjects Enterprise
サーバーにオンラインでアクセスしない場合は、[オフラインで作業]を選択し
ます。
注
最初にログインした後は、BusinessObjects Enterprise サーバーに接続しない
で、デバイス上にローカルに保存されているドキュメントを使用して作業できま
す。これは、ワイヤレス ネットワークに問題がある場合や、移動中に通信コスト
をかけずにビジネス インテリジェンスのデータを使用して作業するだけの場合
に便利です。サーバーのドキュメントを取得して、それをデバイス上にローカル
に保存するために、最初は BusinessObjects Enterprise サーバーにログイン
する必要があります。その後のログインでは、このオプションを選択してサー
バーに接続せずに、以前に保存したドキュメントを使用して作業します。
5 メニューを起動し、[ログイン]を選択して BusinessObjects Mobile にアクセス
します。
関連項目
•
22
23 ページの 「自動的に接続」
BusinessObjects Mobile の使用方法
BusinessObjects Mobile へのアクセス
BusinessObjects Mobile へのログイン
•
•
•
52 ページの 「デバイスにローカル保存されたドキュメントの操作」
30 ページの 「デフォルト フォルダの設定」
31 ページの 「デフォルト ドキュメントの設定」
ローカルおよびサーバー ドキュメントへのアクセス
モバイル デバイスで BusinessObjects Mobile アプリケーションにログインすると、次の
ドキュメントを表示するかどうかを選択できます。
•
ローカル ドキュメント
ローカルドキュメントは、デバイスにローカル保存されています。ローカル ドキュメ
ントは、BusinessObjects Enterprise サーバー上に現在公開されている同じドキュ
メントのオンライン バージョンと同期させることができます。
注
モバイル デバイスを BusinessObjects Enterprise サーバーと同期させると、サー
バー上に存在しなくなったローカル ドキュメントは、デバイスから自動的に削除さ
れます。たとえば、 LocDoc1 という名前のサーバー ドキュメントをデバイスに保存
し、その後でこのドキュメントのサーバー バージョンが削除された場合、次に別の
サーバー ドキュメントをデバイスに保存したときに LocD c1 は削除されます。
•
サーバー ドキュメント
サーバー ドキュメントは BusinessObjects Enterprise サーバーに保存されているド
キュメントです。したがって、サーバーに接続しているオンライン モードの場合の
みアクセスできます。
関連項目
•
•
21 ページの 「BusinessObjects Mobile へのログイン」
52 ページの 「デバイスにローカル保存されたドキュメントの操作」
自動的に接続
デバイスを起動するたび自動的に BusinessObjects Enterprise サーバーにログインす
るように、ログイン オプションを[自動接続]に設定できます。この設定によって、ログイ
ン手順に時間をかけずにすばやく BI データを調べることができす。
注
セッション期間は IT 管理者によって定義されます。これにより、デバイスが一定期間
以上使用されないと、BusinessObjects Mobile は BusinessObjects サーバーから切断
BusinessObjects Mobile の使用方法
23
4
4
BusinessObjects Mobile へのアクセス
BusinessObjects Mobile へのログイン
されます。モバイル デバイスがデフォルトで[自動接続]に設定されている場合は、
サーバーに自動接続するようにパスワードが保存され、セッションの有効期限が切れ
ると自動的にログアウトしてアプリケーションに戻ります。つまり、ログインを[自動接続]
に設定し、デバイスにパスワードを保存すると、デバイスを紛失した場合にセキュリティ
の問題が発生する可能性があります。
自動開始を設定する手順は次のとおりです。
1 [ログイン]画面から[自動接続]を選択します。
注
このオプションを選択すると、[パスワードの保存]オプションが自動的に選択
され、[オフラインで作業]オプションが無効になります。[自動接続]の選択を
解除するまで、両方のオプションは非表示です。
2 [ログイン]をクリックします。
アプリケーションにログインされ、自動ログインの基本設定が保存されます。
関連項目
•
24 ページの 「自動接続の削除」
自動接続の削除
お使いのデバイスは、デバイスを起動するたびに、BusinessObjects Mobile を自動起
動するように設定されています。
デバイスが[自動接続]に設定されている場合は、デバイスを起動すると直ちに
BusinessObjects Enterprise サーバーに接続されます。アプリケーションの起動とログ
インを手動で行う場合は、自動接続を削除できます。手動ログインでは、サーバーの
URL やパスワードなどのログイン情報を必要に応じて変更できます。
自動接続の選択を解除する手順は、次のとおりです。
1 ログインの後、BusinessObjects Mobile アプリケーション メニューから[基本設
定]メニューを開きます。
2 [自動接続]チェックボックスをオフにします。
3 [保存]をクリックします。
次回デバイスを起動すると、[ログイン]画面が表示され、手動でログインするよう
に求められます。
関連項目
•
24
23 ページの 「自動的に接続」
BusinessObjects Mobile の使用方法
BusinessObjects Mobile へのアクセス
バックグラウンドでの BusinessObjects Mobile の実行
•
21 ページの 「BusinessObjects Mobile へのログイン」
バックグラウンドでの BusinessObjects Mobile の実行
モバイル デバイスで他のツールやアプリケーションを実行しながら、引き続き
BusinessObjects Enterprise サーバーとの接続を維持するには、BusinessObjects
Mobile にログインし、アプリケーションをバックグラウンドで実行します。BusinessObjects
Mobile アプリケーションをバックグラウンドで実行すると、他のアプリケーションを自由
に操作でき、さらにサーバーからお使いのデバイスにプッシュされるビジネス インテリ
ジェンス ドキュメントやアラートも受信できます。ただし、サーバーにログインしている
必要があります。
また、サーバーにログインせずに BusinessObjects Mobile をバックグラウンドで実行す
ることもできます。ただし、この場合、ログインするまでデバイスにアラートは送信されま
せん。
デバイスで別のアプリケーションの作業をしながら、BusinessObjects Mobile をバック
グラウンドで実行する手順は、次のとおりです。
1 BusinessObjects Mobile にログインします。
2 Mobile アプリケーション内の任意の画面からデバイス メニューを起動します。
3 [非表示]を選択します。
BusinessObjects Mobile はバックグラウンドに送られるため、デバイス上で別のア
プリケーションの作業を継続できます。
注
Mobile クライアントがバックグラウンドで実行されている間にログイン セッションが
タイムアウトした場合、アプリケーションによりセッションが自動的に再開されます。
認証の問題によりセッションが再開できない場合は、エラー メッセージが表示され
ます。アプリケーションを終了して、再度ログインします。
関連項目
•
48 ページの 「アラートの購読」
BusinessObjects Mobile アプリケーションの終了
BusinessObjects Mobile アプリケーションを閉じると、BusinessObjects Enterprise サー
バーとの接続は終了されます。
BusinessObjects Enterprise サーバーからログアウトする手順は、次のとおりです。
BusinessObjects Mobile の使用方法
25
4
4
BusinessObjects Mobile へのアクセス
BusinessObjects Mobile アプリケーションの終了
1 デバイスでアプリケーション メニューを表示します。
2 [終了]を選択します。
注
アラートを購入している場合、アプリケーションを終了すると、次回ログインする
までアラートを受信できないことを知らせるメッセージが表示されます。デバイ
スで他の機能やアプリケーションを使用しながら引き続きアラートを受信するに
は、バックグラウンドで BusinessObjects Mobile を実行します。この場合、アプ
リケーションは表示されなくなりますが、他のアプリケーションのバックグラウン
ドで動作し続けます。アプリケーションの終了を確定すると、BusinessObjects
Mobile が閉じ、ユーザーは BusinessObjects Enterprise サーバーからログア
ウトされます。
関連項目
•
•
•
26
21 ページの 「BusinessObjects Mobile へのログイン」
32 ページの 「ドキュメントへのアクセス」
25 ページの 「バックグラウンドでの BusinessObjects Mobile の実行」
BusinessObjects Mobile の使用方法
Web Intelligence ドキュメントの操作
5
5
Web Intelligence ドキュメントの操作
表示オプションおよびデフォルト
表示オプションおよびデフォルト
ユーザーは、グラフやアナリティックなどのビジネス インテリジェンス レポートおよびグ
ラフィック要素を処理する方法に合わせて、一連の表示およびナビゲーション オプショ
ンから最適のオプションを選択できます。
また、デフォルト フォルダを定義して、BusinessObjects Mobile にログインするたびに、
デフォルトに選んだフォルダをホームに一覧表示させることもできます。さらに、同じド
キュメントを繰り返し開く必要がある場合は、そのドキュメントをデフォルト ドキュメントと
して定義しておくと、ログイン時にそのドキュメントが自動的に開きます。
関連項目
•
•
•
•
28
32
31
30
ページの
ページの
ページの
ページの
「[基本設定]メニュー」
「ドキュメントへのアクセス」
「デフォルト ドキュメントの設定」
「ドキュメントのパノラマ モードでの表示」
表示オプションの設定
表示オプションは、レポートやチャートの表示方法、ドキュメントのナビゲーション方法
など、ユーザーの好みに合わせて設定できます。
関連項目
•
•
•
28 ページの 「[基本設定]メニュー」
30 ページの 「デフォルト フォルダの設定」
31 ページの 「デフォルト ドキュメントの設定」
[基本設定]メニュー
[基本設定]メニューでは、一般的なアプリケーション オプションを設定します。[基本
設定]メニューは、BusinessObjects Mobile セッション中に表示できる任意のメニュー
からアクセスできます。
28
BusinessObjects Mobile の使用方法
Web Intelligence ドキュメントの操作
表示オプションおよびデフォルト
オプション
説明
画面に合わせ
てズーム
現在選択されているデータのブロックをモバイル デバイスの画面に
合わせて自動的にサイズ変更します。
ズーム(n%)
グラフおよびチャートのズーム率を 30 ~ 150 の値に設定できます。
注
アナリティックのズーム表示はできません。
スクロール ス
テップ(画面
n%)
パノラマ ビューモードで表示をスクロールするときの増分として使
用される画面比率を指定します。
デフォルト フォ BusinessObjects Mobile サーバーにログインするたびに、ようこそ
ルダを記憶する ページにデフォルトに選んだフォルダを一覧表示させるように、デ
フォルト フォルダを保存します。
注
このオプションは、デフォルト フォルダを設定した場合のみ、[基本
設定]メニューに表示されます。
デフォルト ド
キュメントを記
憶する
ログインするたびに自動的に開く、ローカルまたはサーバーのデ
フォルト ドキュメントを保存します。
バナーの表示
画面下部のバナーに、選択されたセルの値と現在のズーム率を表
示します。
自動接続
デバイスの起動時に自動的に接続するように、ログイン オプション
を設定します。このオプションをオフにすると、デバイスの次回起動
時に手動ログイン画面が表示されます。
注
このオプションは、デフォルト ドキュメントを設定した場合のみ、[基
本設定]メニューに表示されます。
関連項目
•
•
28 ページの 「表示オプションの設定」
31 ページの 「デフォルト ドキュメントの設定」
BusinessObjects Mobile の使用方法
29
5
5
Web Intelligence ドキュメントの操作
表示オプションおよびデフォルト
•
•
30 ページの 「デフォルト フォルダの設定」
23 ページの 「自動的に接続」
ドキュメントのパノラマ モードでの表示
幅の広いレポートやグラフ内をパンするには、パノラマ モードで表示します。
注
Crystal レポートに構造が存在する場合、デバイスを使ってセル単位でレポートを移動
すときに、隣接するセルへの移動が困難になります。しかし Crystal レポートをパノラ
マ モードで表示すると、特定の列および行に簡単にスクロールできます。
注
パノラマ モードでは、セル コンテンツを有効にできません。たとえば、値のドリル、また
は SMS の送信などの埋め込みアクションを実行できません。
パノラマモードを開始する、または終了する手順は、次のとおりです。
1 デバイスでドキュメントを開き、デバイス メニューを起動します。
2 [パノラマ モードの開始]または[パノラマ モードの終了]を選択します。
関連項目
•
•
•
28 ページの 「[基本設定]メニュー」
30 ページの 「デフォルト フォルダの設定」
31 ページの 「デフォルト ドキュメントの設定」
デフォルト フォルダの設定
BusinessObjects Mobile に接続すると、デフォルト フォルダが開き、サポートされるド
キュメントと組み込まれているアナリティックのリストが表示されます。
自身で選択したフォルダが開くよう基本設定を変更する
1 対象となるフォルダに移動します。
2 メニューを開きます。
3 [デフォルトとして設定]を選択します。
30
BusinessObjects Mobile の使用方法
Web Intelligence ドキュメントの操作
表示オプションおよびデフォルト
デフォルト フォルダを設定すると、BusinessObjects Mobile の起動時にこのフォルダ
に移動します。しかし、デフォルト ドキュメントを設定済みの場合は、BusinessObjects
Mobile ではこのフォルダではなく、デフォルト ドキュメントが表示されます。
注
メニューで[最上位フォルダに移動]を選択すると、ドキュメント表示画面からフォ
ルダ階層に戻ってドキュメントを参照できます。
関連項目
•
•
31 ページの 「デフォルト ドキュメントの設定」
32 ページの 「デフォルト ドキュメントまたはフォルダの選択解除」
デフォルト ドキュメントの設定
BusinessObjects Mobile を使用するたびに同じドキュメントを開く場合は、そのドキュメ
ントをデフォルト ドキュメントとして設定し時間を節約します。BusinessObjects Mobile
にログインするたびに、デフォルト ドキュメントが自動的に開きます。
注
デフォルト ドキュメントがオフライン ドキュメントとしてモバイル デバイスにローカル保
存されている場合、そのドキュメントを削除すると、そのドキュメントは BusinessObjects
Mobile アプリケーションへのログイン時にデフォルト表示されなくなります。
ドキュメントをデフォルト ドキュメントとして設定する手順は、次のとおりです。
1 デフォルトとして設定するドキュメントを開きます。
2 メニューを選択し、[デフォルトとして設定]を選択します。
デフォルト ドキュメントを設定すると、BusinessObjects Enterprise サーバーへのログイ
ン時にそのレポートが自動的に BusinessObjects Mobile で表示されます。ドキュメント
リストを表示するには、メニューを起動し、[ドキュメント リストに移動]を選択します。.
関連項目
•
•
30 ページの 「デフォルト フォルダの設定」
32 ページの 「デフォルト ドキュメントまたはフォルダの選択解除」
BusinessObjects Mobile の使用方法
31
5
5
Web Intelligence ドキュメントの操作
ドキュメント表示の言語サポート
デフォルト ドキュメントまたはフォルダの選択解除
BusinessObjects Enterprise サーバーにログインするたびにデフォルトで開くようにド
キュメントを設定してあり、このドキュメントを自動的に開く必要がなくなった場合、この
ドキュメントの選択を解除する必要があります。
デフォルト ドキュメントまたはデフォルト フォルダの選択を解除する手順は、次のとお
りです。
1 ドキュメントやフォルダ内、または[ログイン]画面でメニューを起動し、[基本設
定]を選択します。
2 デフォルト ドキュメントの選択を解除するには、[レポートのデフォルトを維持]
をクリックします。デフォルト フォルダの選択を解除するには、[フォルダのデ
フォルトを維持]をクリックします。
これらのオプションは、以前にデフォルト ドキュメントまたはデフォルト フォルダ
を設定した場合のみ、メニューに表示されます。
次に BusinessObjects Mobile にログインすると、BusinessObjects Enterprise サーバー
の最上位レベルのフォルダにドキュメント リストが表示されます。
関連項目
•
30 ページの 「デフォルト フォルダの設定」
ドキュメント表示の言語サポート
関連する言語フォントがお使いのデバイスにインストールされていれば、BusinessObjects
Mobile を使用して、外国語の文字が含まれたドキュメントを表示できます。
たとえば、韓国語のテキスト文字を使用した Web Intelligence レポートは、韓国語の文
字セットがインストールされたデバイスで正しく表示されます。
ドキュメントへのアクセス
BusinessObjects Enterprise サーバーで利用できるドキュメントにアクセスするために、
次の起点があります。
•
•
32
パブリック フォルダの下にある Mobile フォルダ、または IT 管理者が指定したルー
ト フォルダ
デフォルト フォルダとして設定したフォルダ
BusinessObjects Mobile の使用方法
Web Intelligence ドキュメントの操作
ドキュメントへのアクセス
•
サーバーにログインすると自動的に開くデフォルト ドキュメントとして設定したドキュ
メント
関連項目
•
•
30 ページの 「デフォルト フォルダの設定」
31 ページの 「デフォルト ドキュメントの設定」
ドキュメントを開く
BusinessObjects Mobile は、次のビジネス インテリジェンス ドキュメントをサポートして
います。
•
•
•
Web Intelligence ドキュメント
Crystal レポート
速度計、気圧計、温度計など、一部のメーター アナリティック
注
モバイル デバイスは、モバイル ユーザー向けに特化して作成されたドキュメントの処
理にのみ使用することをお勧めします。ほとんどの場合、そうしたドキュメントは
BusinessObjects Enterprise サーバーの Mobile というフォルダにまとめられています。
モバイル ドキュメントの場所については、必要に応じて IT 管理者またはビジネス イン
テリジェンス管理者にお問い合わせください。他のドキュメントにアクセスすることも可
能ですが、ドキュメントのサイズやフォーマットによっては、モバイル デバイスのサイズ
により表示が制限されます。
ドキュメントを開く手順は、次のとおりです。
1 BusinessObjects Enterprise サーバーにログインしたら、アクセスするドキュメン
トの種類を選択します。
• ローカル ドキュメント
• サーバー ドキュメント
2 開くドキュメントに移動し、そのタイトルをクリックします。
3 [開く]をクリックします。
サーバーからドキュメントが開かれます。対象とするドキュメントが[起動時に最
新表示]に設定されており、ユーザーがドキュメントを最新表示するセキュリティ
権限を保持していない場合は、ドキュメントを開けないことを示すメッセージが
表示されます。
4 ページ間を移動するには、[次へ]または[戻る]をクリックします。
5 ドキュメント セル間を移動するには、デバイスで使用可能なナビゲーション機
能を使用します。
BusinessObjects Mobile の使用方法
33
5
5
Web Intelligence ドキュメントの操作
ドキュメントへのアクセス
関連項目
•
•
•
34 ページの 「 Web Intelligence ドキュメントの機能」
36 ページの 「Crystal レポートの機能」
37 ページの 「メーター アナリティック機能」
モバイル ドキュメントでサポートされる機能
モバイル デバイスで表示するドキュメントの種類によって、特定の機能に制限が存在
することがあります。
関連項目
•
•
•
34 ページの 「 Web Intelligence ドキュメントの機能」
36 ページの 「Crystal レポートの機能」
37 ページの 「メーター アナリティック機能」
Web Intelligence ドキュメントの機能
BusinessObjects Mobile ユーザーは、Web Intelligence ドキュメントに含まれたビジネ
ス インテリジェンス情報をいくつかの方法で分析と処理ができます。
注
モバイル デバイスとデスクトップ コンピュータとでは、使用する Web Intelligence ドキュ
メントのナビゲーション、表示、機能にいくつかの違いがあります。これらの違いは、各
機能の説明の中で示されています。
詳細、集約データ、および関連ドキュメントのドリル
ドリル可能なレポート セルの値は、横にドリル アップまたはドリル ダウン矢印が表示さ
れているか、ハイパーリンクとして表示されます。レポート作成者が設定したドリル階層
に応じて、ドリル アップまたはドリル ダウンを行い、詳細、集約、または他のディメンショ
ンを表示することができます。レポート作成者が関連ドキュメントへのリンクを埋め込ん
でいる場合は、そのドキュメントの名前が[ツールヒント]に表示されます。ドキュメントの
リンクをクリックすると、最初のレポートのデータについて詳細な情報を表示できます。
埋め込み SMS、電話および電子メールのコマンドの使用
レポート セルにアクションを埋め込んで、SMS や電子メールを送信したり、定義済み
の宛先に電話をかけたりすることができます。たとえば、特定の地理的地域の結果が
34
BusinessObjects Mobile の使用方法
Web Intelligence ドキュメントの操作
ドキュメントへのアクセス
格納されるレポート行に、その地域の販売マネージャに結果をコメントする SMS を送
信できるセルを埋め込むことができます。
プロンプトを使用したレポートに表示された値のフィルタリング
フィルタ付きのプロンプトを使用して、Web Intelligence ドキュメントを最新表示するとき
に、分析に関する結果だけを取得します。
複数のレポートが含まれたドキュメントのナビゲーション
Web Intelligence ドキュメントには、1 つ以上のレポートを含めることができます。ドキュ
メントに複数のレポートが含まれる場合は、使用可能なレポートのリストが表示されま
す。
各種レポートをナビゲートする手順は、次のとおりです。
•
•
デバイスでメニューを表示し、[レポート]を選択して、ドキュメントに含まれてい
るレポートのリストを表示します。
リストからレポートを選択し、[レポートを開く]を選択するか、[OK]をクリックし
ます。
注
ドキュメント作成者が設定したページ付けオプションによって、Web Intelligence ド
キュメント内の各レポートが表示されます。ドキュメントの 1 ページはデバイスの 1
画面に対応しているので、ページ間をより効率的にナビゲートできます。
データ変更の追跡
レポートで[データ変更の追跡]を有効にすると、現バージョンのレポートのデータが旧
バージョンからどのように変更されたかを確認できます。
レポートの最新表示によるデータベースの最新結果の確認
Web Intelligence ドキュメントを最新表示すると、データ ソースから最新データが取り
込まれ、そのドキュメントに含まれているレポートに返されます。ドキュメントの最新表示
は、最新の結果を表示できることを意味します。ただし、ドキュメントのサイズによって
は、最新表示に時間がかかる場合があります。最新表示に長い時間が掛かる場合の
回避方法の 1 つは、レポート作成者または管理者がドキュメントの最新表示時期をス
ケジュールすることです。レポートの最新表示をスケジュールすることにより、モバイル
デバイスで更新済みのバージョンが常に表示できます。
注
モバイル ユーザー向けの Web Intelligence ドキュメントは、Web Intelligence Java レ
ポート パネルを使用して作成、編集することをお勧めします。このエディタを使用する
BusinessObjects Mobile の使用方法
35
5
5
Web Intelligence ドキュメントの操作
ドキュメントへのアクセス
と、フォーマットを厳密に制御でき、モバイル デバイスで最適の結果が得られるからで
す。
関連項目
•
•
•
•
•
•
62
40
47
42
36
37
ページの
ページの
ページの
ページの
ページの
ページの
「モバイル ユーザー向け Web Intelligence ドキュメントの作成」
「データのドリルによる結果の検証」
「プロンプトとパラメータの使用」
「関連レポートへのドリル」
「Crystal レポートの機能」
「メーター アナリティック機能」
Crystal レポートの機能
BusinessObjects Mobile ユーザーは、Crystal レポートに含まれるビジネス インテリジェ
ンス情報を複数の方法で処理できます。しかし、モバイル デバイスとデスクトップ コン
ピュータとでは、使用する Crystal レポートのナビゲーション、表示、および機能にい
くつかの違いがあります。
レポートの表示
単純なセクションと詳細を含むレポートを表示できます。
注
•
•
Crystal レポートに構造が存在する場合、デバイスを使ってセル単位でレポートを
移動すると、隣接するセルをスキップします。Crystal レポートをパノラマ モードで
表示して、特定の列および行に簡単にスクロールできるようにすることをお勧めし
ます。
BusinessObjects Mobile を使って Crystal レポートでドリル アクションを実行するこ
とはできません。
レポートでのチャートの表示
Crystal レポートで利用できるすべての種類のチャートを表示できます。
関連項目
•
•
•
36
34 ページの 「 Web Intelligence ドキュメントの機能」
30 ページの 「ドキュメントのパノラマ モードでの表示」
37 ページの 「メーター アナリティック機能」
BusinessObjects Mobile の使用方法
Web Intelligence ドキュメントの操作
ドキュメントへのアクセス
•
66 ページの 「モバイル ユーザー向け Crystal レポートの定義」
メーター アナリティック機能
お使いのモバイル デバイスが Java(JM2E)準拠または Symbian 準拠の場合、メーター
アナリティックを表示して、各自の事業利益に関連する重要な指標をすばやくグラフィ
カルに表示できます。
注
Windows Mobile デバイスではメーター アナリティックを表示できません。
メーター アナリティックの表示
BusinessObjects Mobile を使用して、次のメーター アナリティックを表示できます。
•
•
•
速度計
気圧計
温度計
注
モバイル デバイスでは、メーター アナリティックが全画面表示されるため、これらのア
ナリティックの表示中は[ズーム]オプションを使用できません。
メーター アナリティックの最新表示
BusinessObjects Mobile でアナリティックを最新表示することはできません。つまり、
BusinessObjects Mobile アプリケーションを使って、[起動時に最新表示]に設定され
ているアナリティックを表示できません。しかし、アナリティック作成者または BI 管理者
は、BusinessObjects Enterprise サーバーでアナリティックの最新表示をスケジュール
して、BusinessObjects Mobile ユーザーが更新バージョンにアクセスできるようにする
ことができます。
関連項目
•
•
•
34 ページの 「 Web Intelligence ドキュメントの機能」
36 ページの 「Crystal レポートの機能」
65 ページの 「モバイル ユーザー向けアナリティックの作成」
BusinessObjects Mobile の使用方法
37
5
5
Web Intelligence ドキュメントの操作
ナビゲーション メニューとショートカット
ドキュメント プロパティの表示
ドキュメント プロパティを表示できるのは、モバイル デバイスにローカル保存されたド
キュメントだけです。デフォルトでは、ローカル保存されるドキュメントは、ローカル ド
キュメントフォルダに保存されます。
[ドキュメントのプロパティ]画面には、選択したドキュメントに関する次の情報が表示さ
れます。
•
•
•
ドキュメント名
ドキュメントがモバイル上に最後に保存された日付
ドキュメントの推定サイズ
ローカル ドキュメントのプロパティを表示する手順は、次のとおりです。
1 ドキュメントを開かずにドキュメントのタイトルを選択します。
2 デバイス メニューを起動し、[ドキュメントのプロパティ]を選択します。
選択したドキュメントのプロパティ情報を示す[ドキュメントのプロパティ]画面が
表示されます。
ナビゲーション メニューとショートカット
[ログイン]メニューまたはドキュメントの表示中にデバイスで表示できる任意のメニュー
から、[基本設定]メニューの表示オプションにアクセスできます。表示オプションでは、
次のコマンドを使用してレポートまたはドキュメント内のページをすばやく切り替えるこ
とができます。
•
•
•
•
次のページ
前のページ
最初のページ
最後のページ
複数のレポートが含まれた Web Intelligence ドキュメントを表示している場合は、[レ
ポート]メニューを選択すると、レポートのリストを表示して自分に関係のあるレポートを
選択できます。
すばやくナビゲーションするには、キーパッド ショートカットを使用します。
関連項目
•
•
38
39 ページの 「キーパッド ショートカットのクイック リファレンス」
28 ページの 「[基本設定]メニュー」
BusinessObjects Mobile の使用方法
Web Intelligence ドキュメントの操作
ナビゲーション メニューとショートカット
キーパッド ショートカットのクイック リファレンス
キーパッド ショートカットを使用すると、レポートのナビゲーションや表示オプションの
設定で時間を節約できます。
キー
コマンド
説明
1
情報バーの ステータス バーの画面下部にある表示行[現在のセル
切り替え
値を表示]のオンとオフを切り替えます。
2
全画面表示 すべてのタイトルとメニューを非表示にし、デバイス画面
全体をレポートの表示とナビゲーションに使用できるよう
にします。
4
前のページ 前のレポートページを開きます。
注
このメニュー項目は、複数ページのレポートでのみ表示
されます。
5
100% 表示
ズーム率を 100% に設定します。モバイル デバイスで描
画される 1 ピクセルが、元のドキュメントの 1 ピクセルを
表します。
6
次のページ 次のレポート ページを開きます。
注
このメニュー項目は、複数ページのレポートでのみ表示
されます。
BusinessObjects Mobile の使用方法
39
5
5
Web Intelligence ドキュメントの操作
データのドリルによる結果の検証
キー
コマンド
説明
7
縮小
現在のビューを段階的に縮小します。
8
画面に合わ 現在選択されているブロック全体がモバイル デバイス
せる
画面に合うようズーム表示を設定します。
注
[画面に合わせる]を使用すると、モバイル デバイス用
に作成されていないレポートは非常に小さく表示される
場合があります。また、数値データが含まれたセルは、
“###”に置換される場合があります。画面下部の表示行
にセル値を表示するには、1 キーを押します。
9
拡大
現在のビューを段階的に拡大します。
関連項目
•
28 ページの 「表示オプションの設定」
データのドリルによる結果の検証
ドリル分析を使用すると、セルに表示された要約結果を構成している値を詳細にドリル
ダウンしたり、セルの値の集計を求めるようにドリルアップしたりすることができます。ド
リルのレベルは、レポート作成者が設定したドリル階層の状態により異なります。
関連項目
•
•
•
40 ページの 「レポートのドリル」
41 ページの 「グラフまたはチャートのドリル」
40 ページの 「レポートのドリル」
レポートのドリル
WebIntelligence レポートは、作成時に作成者によってドリル可能に設定されてい
ます。
40
BusinessObjects Mobile の使用方法
Web Intelligence ドキュメントの操作
データのドリルによる結果の検証
注
•
•
レポートをパノラマ モードで表示していると、ドリルは有効になりません。ドリル
機能を有効にするには、ドキュメントからアプリケーション メニューを起動して、
[パノラマモードを終了]を選択します。
BusinessObjects Mobile を使って Crystal レポートをドリルすることはできませ
ん。
セルを選択すると、そのセルをドリルできるかどうかを示す矢印が表示されます。セル
値をドリルする手順は、次のとおりです。
•
セルに移動し、次のいずれかを実行します。
• 集計値を表示するには、[ドリル アップのレベル]を選択します。
• 詳細な内訳値を表示するには、[ドリル ダウンのレベル]を選択します。
関連項目
•
•
41 ページの 「グラフまたはチャートのドリル」
42 ページの 「関連レポートへのドリル」
グラフまたはチャートのドリル
グラフおよびチャートは、レポートの作成時、作成者によってドリル可能に設定されて
います。
注
グラフまたはチャートをパノラマ モードで表示していると、ドリルは有効になりません。
ドリル機能を有効にするには、ドキュメントを開き、アプリケーション メニューから[パノ
ラマ モードを終了]を選択します。
グラフやチャートをドリルすると、要約結果と詳細な値の関係をすばやくグラフ表示す
ることができます。グラフまたはチャートをドリルする手順は、次のとおりです。
1 利用できるドキュメントの一覧からグラフまたはチャートを選択して開きます。
2 グラフまたはチャート内をドリル可能な領域までスクロールまたは移動します。
3 デバイス メニューから、次のいずれかを選択します
• 集計値を表示するには、[ドリル アップのレベル]を選択します。
• 詳細な内訳値を表示するには、[ドリル ダウンのレベル]を選択します。
関連項目
•
•
40 ページの 「レポートのドリル」
42 ページの 「関連レポートへのドリル」
BusinessObjects Mobile の使用方法
41
5
5
Web Intelligence ドキュメントの操作
フォローアップ アクションの実行
関連レポートへのドリル
レポートのセルから別のドキュメントへのリンクは、設計時にレポート作成者が設定しま
す。
注
•
•
BusinessObjects Mobile は、別のドキュメントが Crystal レポートに含まれてい
る場合、そのドキュメントへのリンクをサポートしていません。
レポートをパノラマ モードで表示する場合、別のドキュメントへのリンクは有効
化されません。この機能を有効にするには、デバイス メニューで[基本設定]メ
ニューを選択し、[パノラマ モードの終了]を選択します。
セル値のハイパーリンクから関連ドキュメントへドリルする手順は、次のとおりです。
1 ハイパーリンクを含むセルを選択して、デバイス メニューを起動します。
2 [ドキュメントを開く]を選択します。
選択したドキュメントがデバイス画面に表示されます。元のドキュメントに戻るに
は、デバイスの[戻る]コマンドを使用します。
関連項目
•
•
73 ページの 「ドキュメントのリンク」
40 ページの 「レポートのドリル」
フォローアップ アクションの実行
アクションを実行すると、レポートに表示されたコンテキストやデータを利用して、ビジ
ネスに関する意思決定をより的確かつ迅速に行うことができます。BusinessObjects
Mobile アクションは、レポートの作成時に作成者によってドキュメントのセルに埋め込
まれたハイパーリンクを介して呼び出されます。
注
•
•
お使いのモバイル デバイスがレポート上のアクションに対応していない場合、その
アクションは使用できません。
レポートをパノラマ モードで表示していると、埋め込みアクションは有効になりませ
ん。アクションを有効にするには、アプリケーションのメニューから[パノラマ モード
を終了]を選択します。
関連項目
•
42
43 ページの 「検索を使用した連絡先の表示」
BusinessObjects Mobile の使用方法
Web Intelligence ドキュメントの操作
フォローアップ アクションの実行
•
•
•
43 ページの 「SMS の送信」
44 ページの 「電話をかける」
44 ページの 「電子メールの送信」
検索を使用した連絡先の表示
アクションは、設計時にドキュメント作成者によってハイパーリンクとしてレポートに埋め
込まれます。
lookup アクションでは、デバイスのアドレス帳から電話番号を抽出し、その連絡先に電
話をかけたり SMS を送信したりすることができます。
埋め込みの lookup アクションでアドレス帳のエントリを検索手順は、次のとおりです。
1 ドキュメントでハイパーリンクが設定されているセルを選択します。
2 デバイス メニューを起動し、[検索]をクリックします。
関連項目
•
•
42 ページの 「フォローアップ アクションの実行」
69 ページの 「レポート セルへのアクションの埋め込み」
SMS の送信
アクションは、ドキュメント作成者によって設計時に埋め込まれます。
smsto アクションでは、SMS によるテキスト メッセージを定義済みの受信者に送信でき
ます。
埋め込みの smsto アクションで SMS を送信する手順は、次のとおりです。
1 ドキュメントでハイパーリンクが設定されているセルを選択します。
2 デバイス メニューを起動し、[Sms]をクリックします。
メッセージを入力するための SMS メッセージ フィールドがデバイスに表示され
ます。
関連項目
•
•
42 ページの 「フォローアップ アクションの実行」
69 ページの 「レポート セルへのアクションの埋め込み」
BusinessObjects Mobile の使用方法
43
5
5
Web Intelligence ドキュメントの操作
フォローアップ アクションの実行
電話をかける
アクションは、ドキュメント作成者によって設計時に埋め込まれます。
phoneto アクションでは、定義済みの受信者に電話をかけることができます。phoneto
アクションは、lookup アクションと併用されるのが通常です。その場合、Mobile アプリ
ケーションは、デバイスに保存されているアドレス帳で該当する電話番号を検索しま
す。
埋め込みの phoneto アクションで電話をかける手順は、次のとおりです。
1 ドキュメントでハイパーリンクが設定されているセルを選択します。
2 デバイス メニューを起動し、[通話]をクリックして選択した番号に対して phoneto
アクションを実行します。
関連項目
•
•
•
42 ページの 「フォローアップ アクションの実行」
43 ページの 「検索を使用した連絡先の表示」
69 ページの 「レポート セルへのアクションの埋め込み」
電子メールの送信
アクションは、ドキュメント作成者によって設計時に埋め込まれます。
mailto アクションでは、定義済みの受信者に電子メール メッセージを送信できま
す。
埋め込みの mailto アクションで電子メールを送信する手順は、次のとおりです。
1 ドキュメントでハイパーリンクが設定されているセルを選択します。
2 デバイス メニューを起動し、[メールの送信]をクリックします。
メッセージを入力するための電子メール メッセージ フィールドがデバイスに表
示されます。
関連項目
•
•
44
42 ページの 「フォローアップ アクションの実行」
69 ページの 「レポート セルへのアクションの埋め込み」
BusinessObjects Mobile の使用方法
Web Intelligence ドキュメントの操作
結果の最新表示とドキュメントの同期
結果の最新表示とドキュメントの同期
IT 管理者によって適切なセキュリティ プロファイルが割り当てられている場合、次のこ
とができます。
•
BusinessObjects Enterprise サーバーにログインしている場合は、オンライン ドキュ
メントを最新表示して、データベースから最新の値を取得できます。
•
モバイル デバイスにローカルに保存されているオフライン ドキュメントを、
BusinessObjects Enterprise サーバー上に現在公開されている同じドキュメントの
オンライン バージョンと同期できます。
オフライン ドキュメントを同期すると、新しいバージョンはモバイル デバイスに保存
されるオフライン ドキュメントとして保存されます。
関連項目
•
•
•
45 ページの 「ドキュメントの同期」
46 ページの 「最新データを使用したレポートの最新表示」
52 ページの 「デバイスにローカル保存されたドキュメントの操作」
ドキュメントの同期
サーバーで使用できるドキュメントは、そのコピーをローカル デバイスに保存すること
ができます。オフライン ドキュメントと呼ばれるこれらのローカル コピーは、それに対応
する、Business Objects サーバーにパブリッシュされたオンライン ドキュメントと同期さ
せることができます。ドキュメントを同期させると、使用可能な最新バージョンのドキュメ
ントをお使いのデバイスに取り込むことができます。
ドキュメントの同期を実行すると、最新バージョンをサーバーからデバイス メモリに保
存して前のバージョンを上書きするかどうかを確認するメッセージが表示されます。
Mobile クライアントが更新する情報は、前回の同期以降に変更された内容だけなの
で、同期プロセスにかかる時間は、ネットワークの可用性と、デバイス上にある古いバー
ジョンを置き換えるためにサーバーからダウンロードする必要がある更新内容の数に
よって異なります。
オフライン ドキュメントを同期させる手順は、次のとおりです。
1 デバイスにローカル保存されているオフライン ドキュメントのリストに移動しま
す。
2 同期するドキュメントを開かずに選択して、メニューを起動します。
BusinessObjects Mobile の使用方法
45
5
5
Web Intelligence ドキュメントの操作
結果の最新表示とドキュメントの同期
3 メニューから、[ドキュメントの同期]を選ぶ、選択したドキュメントを同期するか、
[すべて同期]を選択してローカル記憶領域にあるすべてのドキュメントを同期
します。
同期するには接続済みモードに戻る必要があることを警告するメッセージが表
示されます。
4 [はい]をクリックして接続済みモードに切り替え、Business Objects サーバー
にログインしてローカル ドキュメントを同期します。
また、ドキュメント表示メニューからドキュメントを直接同期することもできます。
ドキュメントを表示しているときに、メニューから[最新表示]を選択して、ドキュ
メントをサーバーのバージョンと同期します。
関連項目
•
•
52 ページの 「デバイスにローカル保存されたドキュメントの操作」
46 ページの 「最新データを使用したレポートの最新表示」
最新データを使用したレポートの最新表示
ドキュメントを最新表示するには、ユーザーの BusinessObjects Enterprise のセ
キュリティ プロファイルにある[レポート データの最新表示]のセキュリティ権限を
[許可]に設定する必要があります。詳細については、IT または BI 管理者に問い
合わせてください。
注
ユーザーがドキュメントを最新表示できるのは、BusinessObjects Enterprise サー
バーに接続しているときだけです。デバイスにローカル保存されていて、サーバー
に存在しなくなったドキュメントは、最新表示できません。
ドキュメントを最新表示すると、そのドキュメントの背後にあるデータベースにクエリーを
実行し、データ セットの最新の値を取得できます。最新表示を実行すると、ドキュメン
ト内のレポートに最新の結果が表示されます。
ドキュメントの最新表<???>ヲ方法
1 BusinessObjects Enterprise サーバーにログインし、最新表示するドキュメント
に移動します。
2 ドキュメントを開きます。
3 デバイス メニューを起動し、[最新表示]を選択します。
ドキュメントが最新表示されることを示すメッセージが表示されます。ドキュメン
トにプロンプトが含まれている場合、ドキュメントをサーバーから取得する前に、
プロンプト内に入力するように求められます。
46
BusinessObjects Mobile の使用方法
Web Intelligence ドキュメントの操作
結果の最新表示とドキュメントの同期
関連項目
•
47 ページの 「プロンプトの変更によるレポート フィルタの変更」
プロンプトとパラメータの使用
BusinessObjects Mobile では、Web Intelligence ドキュメントのプロンプトと Crystal レ
ポートのパラメータを使用して、表示するレポートに含まれる値を自身に関連性のある
値に限定することができます。
プロンプトまたはパラメータは値を指定できる動的フィルタで、ドキュメントを最新表示
するたびにドキュメントに取り込むデータを指定できます。通常、ユーザーがレポート
を最新表示または表示する前に各プロンプトの値を選択しなくてもすむように、ドキュ
メント作成者がデフォルト値を指定します。たとえば、“年”のプロンプトをドキュメントに
含める場合、作成者はおそらく今年をデフォルト値として選択します。適切なセキュリ
ティ権限を保持しているユーザーは、ドキュメントを最新表示するときにプロンプトの値
を変更できます。
プロンプトが含まれたドキュメントを最新表示すると、BusinessObjects Mobile のプロン
プト画面にプロンプトとその現在の値のリストが表示されます。デフォルトでは、前回モ
バイル デバイスで最新表示したときに選択した値が表示されます。
プロンプトの値を変更するには、次の 2 とおりのオプションがあります。
•
•
ドキュメント作成者が指定したデフォルト値に戻す。
データベースの使用可能な値から別の値を入力するか、選択する。
注
BusinessObjects Mobile では、Web Intelligence ドキュメントのカスケード プロンプ
ト、あるいは Crystal レポートのカスケード または動的パラメータはサポートされま
せん。
関連項目
•
•
47 ページの 「プロンプトの変更によるレポート フィルタの変更」
46 ページの 「最新データを使用したレポートの最新表示」
プロンプトの変更によるレポート フィルタの変更
プロンプトとパラメータは、ドキュメントの作成時に作成者によって Web Intelligence ド
キュメント向けと Crystal レポート向けに定義されます。
プロンプトに現在指定されている値を変更する手順は、次のとおりです。
1 ドキュメント内でメニューを起動し、[最新表示]をクリックします。
BusinessObjects Mobile の使用方法
47
5
5
Web Intelligence ドキュメントの操作
アラートの購読
プロンプトのリストが表示されます。
2 別の値を指定するプロンプトを選択します。
3 次のオプションが使用できます。
• プロンプトの値をレポート作成者が指定したデフォルト値にリセットするに
は、デバイス メニューを起動し、[デフォルト値の適用]を選択します。
• すべてのプロンプトの値をレポート作成者が指定したデフォルト値にリセッ
トするには、デバイス メニューを起動し、[すべてをデフォルトに設定]を選
択します。
• 現在値が選択されていないプロンプトにデフォルト値を設定するには、デ
バイス メニューを起動し、[空白をデフォルトに設定]を選択します。
• すべてのプロンプトの値をリセットするには、デバイス メニューを起動し、
[すべて削除]を選択します。このオプションにより、値はすべて削除され、
プロンプトは空になります。
• プロンプトに指定する値の正確な構文がわかっている場合は、その値をプ
ロンプト フィールドに入力します。
• 使用可能な値を表示していずれかを選択するには、リストから希望する値
を選択します。
「値のリストは最新表示されません」というメッセージが表示される場合は、デバ
イスで Enter キーまたは[OK]を押すと、値のリストを最新表示できます。値の
リストを最新表示すると、選択されたディメンションに対してデータベースで現
在使用できる値がすべて抽出され、リストに表示されます。
4 デバイス メニューで[OK]を選択し、メインの[プロンプト]画面に戻ります。
5 デバイス メニューで[レポートの取得]を選択します。
BusinessObjects Mobile は、選択されたプロンプト値のデータを取得してレポー
トに表示します。
関連項目
•
45 ページの 「結果の最新表示とドキュメントの同期」
アラートの購読
アラートを購読すると、BusinessObjects Enterprise サーバーの特定のドキュメントで所
定の変更が行われた場合、直ちにモバイル デバイスで通知を受け取ることができま
す。たとえば、現行四半期の販売結果が販売会議で決められた許容レベルを下回っ
た場合に販売レポート アラータが有効になります。アラートを受信したら、問題のトラ
ブルシューティングを実施するようにチームのメンバーに連絡することができます。
48
BusinessObjects Mobile の使用方法
Web Intelligence ドキュメントの操作
アラートの購読
サーバー上で変更されたドキュメントやドキュメント作成者が条件付きアラータを設定
したドキュメントに対してアラート設定を使用できます。
ドキュメントのアラートをお使いのデバイスで受信できるようにする場合は、ドキュメント
の作成時にそのドキュメントのアラータを設定します。
ドキュメントおよびデータのアラートは、標準ドキュメントとスケジュールされたドキュメン
トの両方でトリガできます。すべてのドキュメントおよびデータのアラートは、新しいド
キュメント データをデバイスのローカル記憶領域にプッシュできるため、新しいローカ
ル ドキュメントをデバイス上に作成できます。
デバイス上でアラートを有効化(購読)および無効化(購読解除)できます。
注
•
•
ユーザーが受信できるアラートは、BusinessObjects Enterprise サーバーに保
存されているオンライン ドキュメントのアラートだけです。アラートを受信するに
は、サーバーに接続しておく必要があります。
BusinessObjects Mobile アプリケーションでは提供されない他のタスクに電話
を使用し、なおかつ BI ドキュメントのアラートも受信する場合は、
BusinessObjects Mobile をバックグランドで実行できます。アプリケーションが
バックグラウンドで実行されている間にアラートがデバイスに送信されると、そ
のアラートはフォアグラウンドで表示されます。アラートをクリックすると、受信を
確認し、そのアラートを生成したエレメントを開くことができます。
関連項目
•
•
•
•
•
49
50
52
52
25
ページの
ページの
ページの
ページの
ページの
「アラートのクイック リファレンス」
「アラートの購読」
「アラートのプロパティの表示」
「デバイスにローカル保存されたドキュメントの操作」
「バックグラウンドでの BusinessObjects Mobile の実行」
アラートのクイック リファレンス
通知の対象とするレポートの変更状況に応じて、複数のアラート タイプからいずれか
を選択できます。
BusinessObjects Mobile の使用方法
49
5
5
Web Intelligence ドキュメントの操作
アラートの購読
アラート タイ 適合する状況
プ
例
ドキュメント
アラート
特定のドキュメントが変更され 別のユーザーがドキュメントを最新表
た場合
示した。
条件付き
データ ア
ラート
現在のレポート値によってレ
ポート内の特定のアラータの
少なくとも 1 つが有効になっ
た場合
現在のレポート値がレポート内のア
ラータに対して定義された条件 (アラー
トを起動させる条件) の少なくとも 1 つ
を満たした。
スケジュール スケジュールされた処理が実 スケジュールされた最新表示またはパ
済みドキュメ 行されるたびに通知を受け取 ブリッシュがドキュメントで実行された
ント アラート ることを希望する場合
場合
スケジュール
済み条件付
きデータ ア
ラート
スケジュールされた最新表示
の実行中に現在のレポート値
によってレポート内の特定の
アラータが有効になった場合
スケジュールされた最新表示の実行
中に現在のレポート値がレポート内の
アラータに対して定義された条件の少
なくとも 1 つを満たした。
関連項目
•
48 ページの 「アラートの購読」
アラートの購読
ユーザーは、デバイスから BusinessObjects Mobile のオプションを使用して、特定の
アラートを自身で購読できます。また、会社の IT ポリシーに応じて、IT 管理者または
ビジネス インテリジェンス管理者に 1 つ以上のアラートの購読を要請することもできま
す。
注
アラートを購読するには、BusinessObjects Enterprise サーバーで使用可能なサー
バー ドキュメントを選択します。
デバイスからアラートを購読する方法は、選択したドキュメントに利用できるアラートの
タイプによって変わります。
50
BusinessObjects Mobile の使用方法
Web Intelligence ドキュメントの操作
アラートの購読
アラートの種類
購読方法
ドキュメント アラート
ドキュメントを開かずにドキュメントのタイトルを選択し、アラー
トを有効にします。
条件付きデータ ア
ラート
ドキュメントを選択し、[アラートのプロパティ]枠でアラートを
有効にします。
スケジュール済みド
キュメント アラート
ドキュメントのタイトルを選択してからスケジュールのプロパティ
を表示し、アラートを受信するスケジュールを選択し、アラート
を有効にします。
スケジュール済み条 ドキュメントを選択してからスケジュールのプロパティを表示
件付きデータ アラー し、アラータを選択する定期的なスケジュールを選択し、ア
ト
ラートを有効にします。
注
ドキュメントのスケジュール方法については、 『BusinessObjects Enterprise InfoView
ユーザーズ ガイド 』を参照してください。
アラートを購読する手順は、次のとおりです。
1 ドキュメントの一覧からアラート機能を持つドキュメントを選択します。このドキュ
メントを開かないでください。
2 メニューで[ドキュメントのアラート設定]を選択します。
ドキュメント名が[アラートのプロパティ]の下に表示されます。
3 [購読]を選択して、アラートの購読を有効にします。
選択したドキュメントに対して利用できるアラートの一覧から、購読するアラー
トのタイプを選択します。
• 更新されたドキュメント
• 条件付きアラータ
4 [ローカル コピーの保存]を選択して、このアラートに関連付けられたドキュメ
ントをデバイスのローカル記憶領域に保存します。
5 アプリケーション メニューを起動し、[購読]を選択します。
[ローカル コピーの保存]オプションを選択すると、アラートが有効になったこ
とと更新済みのドキュメントが抽出されたことを示すメッセージが表示されます。
BusinessObjects Mobile の使用方法
51
5
5
Web Intelligence ドキュメントの操作
デバイスにローカル保存されたドキュメントの操作
これで、選択したドキュメントに対して有効なアラートを購読できるようになります。
関連項目
•
•
48 ページの 「アラートの購読」
49 ページの 「アラートのクイック リファレンス」
アラートのプロパティの表示
アラートの次のプロパティを表示できます。
•
•
•
ドキュメント名
アラート ID
アラート タイプ
アラートのプロパティを表示する手順は、次のとおりです。
1 アプリケーション メニューから[ドキュメントのアラート設定]を選択します。
[ドキュメントのアラート設定]画面が表示されます。
2 プロパティを表示するアラートを選択します。
次のプロパティが表示されます。
• ドキュメント名
• ドキュメント ID
3 選択したドキュメントに対して利用できるアラートのタイプに関する情報を表示
するには、[購読]を選択してアラートの購読を有効にします。
そのドキュメントに対して利用できるアラート タイプが示されます。
• 更新されたドキュメント
• 条件付きアラータ
関連項目
•
•
•
48 ページの 「アラートの購読」
50 ページの 「アラートの購読」
49 ページの 「アラートのクイック リファレンス」
デバイスにローカル保存されたドキュメントの操作
ローカルに保存されたドキュメントの操作では、BusinessObjects Enterprise サーバー
に接続しなくても、移動中にビジネス インテリジェンス ドキュメントを処理することがで
52
BusinessObjects Mobile の使用方法
Web Intelligence ドキュメントの操作
デバイスにローカル保存されたドキュメントの操作
きます。通信コストが削減され、一部の場所で発生するワイヤレス ネットワーク接続の
問題が緩和されます。
ドキュメントのローカル コピーを保存すると、そのドキュメントは暗号化を施して圧縮さ
れ、デバイスのローカル メモリに保存されます。デバイスによってストレージ機能は異
なりますが、BusinessObjects では、原則として、オフライン用にデバイスにローカル保
存する大容量ドキュメントの数を限定しておくことをお勧めします。
ローカル ドキュメントは、サーバー ドキュメントと同じ方法で開いて表示することができ
ます。サーバーの最新バージョンのドキュメントを表示するには、ローカル バージョン
とサーバーの新規バージョンを同期させます。
タイムリーな情報をデバイスで直接受信するには、アラートを購読します。アラートは、
ドキュメントの更新やデータの変更といったアラートの条件が満たされると、サーバー
を呼び出してデバイスにドキュメントを送信します。
注
ローカル ドキュメントをデフォルト ドキュメントとして設定してからオフライン ドキュ
メント フォルダから削除すると、そのドキュメントはアプリケーションへのログイン時
に BusinessObjects Mobile でデフォルト表示されなくなります。
関連項目
•
•
53 ページの 「ローカル ドキュメントでの作業」
54 ページの 「デバイスでのドキュメントのローカル保存」
ローカル ドキュメントでの作業
ドキュメントをデバイスのローカルに保存した場合、オフライン モードで作業できま
す。
BusinessObjects Mobile にログインするたびに、オンラインまたはオフラインのいずれ
で作業するかを選択できます。オンラインの場合は、BusinessObjects Enterprise サー
バーに接続します。オフラインの場合は、デバイスにローカル保存されたドキュメントだ
けで作業を行います。
BusinessObjects Enterprise サーバーとの通信コストをかけずにドキュメントを長時間
分析するときには、ローカル ドキュメントで作業します。オンライン作業は、サーバーに
パブリッシュされた新規ドキュメントや最新の結果を表示する場合に有益です。
オンライン/オフライン モードを切り替える手順は、次のとおりです。
1 ログイン画面から、[オフラインで作業]をオンまたはオフにします。
2 アプリケーション メニューを起動し[ログイン]を選択します。ローカルとサー
バーのどちらのドキュメントにアクセスするか選択を求められます。サーバー ド
BusinessObjects Mobile の使用方法
53
5
5
Web Intelligence ドキュメントの操作
デバイスにローカル保存されたドキュメントの操作
キュメントを選択した場合、サーバー ドキュメントにアクセスするにはサーバー
に接続する必要があることを警告するメッセージが表示されます。
a ローカル ドキュメントだけを使用して作業を継続する場合は、[いいえ]を
選択します。
b BusinessObjects Enterprise サーバーに接続してサーバー ドキュメントに
アクセスする場合は、[はい]を選択します。
ローカル ドキュメントにアクセスできるのは、以前のセッションでデバイスにド
キュメントを保存した場合に限られます。
関連項目
•
54 ページの 「デバイスでのドキュメントのローカル保存」
デバイスでのドキュメントのローカル保存
BusinessObjects Enterprise サーバーで利用できるドキュメントは、お使いのデバイス
のローカル ドキュメント ストアに保存することができます。ローカル ドキュメント ストア
に保存することによって、通信時間と通信コストを削減できます。これは、ドキュメントを
開く前にそのドキュメントを保存し、ドキュメントの内容を表示して分析する前にサー
バーから切断できるためです。
サーバー ドキュメントをローカル ドキュメント ストアに保存する手順は、次のとおりで
す。
1 保存するドキュメントへ移動します。
2 利用できるドキュメント リストからドキュメントを開かずに選択し、デバイスでメ
ニューを起動します。
3 [ドキュメントを保存]を選択します。
ドキュメントのコピーがデバイス上のローカルに保存されることを警告するメッ
セージが表示されます。
4 次のいずれかを選択します。
• 操作をキャンセルして利用できるドキュメントの一覧に戻るには、[戻る]を
選択します。
• 作業を続行してドキュメントをローカルに保存するには、[はい]を選択しま
す。
関連項目
•
•
54
52 ページの 「デバイスにローカル保存されたドキュメントの操作」
53 ページの 「ローカル ドキュメントでの作業」
BusinessObjects Mobile の使用方法
Web Intelligence ドキュメントの操作
デバイスにローカル保存されたドキュメントの操作
ローカル ドキュメントの削除
ローカル デバイスからオフライン ドキュメントを簡単に削除し、最大限のローカル メモ
リ容量を確保することができます。
注
ローカル ドキュメントをデフォルト ドキュメントとして設定してからローカル ドキュメント
フォルダから削除すると、そのドキュメントは BusinessObjects Mobile へのログイン時
にデフォルト表示されなくなります。
ローカル ドキュメントを削除する手順は、次のとおりです。
1 デバイスに保存されているローカル ドキュメントの一覧に移動します。
2 ローカルの記憶領域から削除するドキュメントを開かずに選択します。
3 メニューを起動し、[削除]を選択します。
ローカル ドキュメントが削除されることを示す警告が表示されます。
4 [OK]をクリックして削除を確認します。
このドキュメントはデバイス メモリから削除されますが、サーバー上にあるこの
ドキュメントのインスタンスに影響はありません。
関連項目
•
54 ページの 「デバイスでのドキュメントのローカル保存」
BusinessObjects Mobile の使用方法
55
5
モバイル ユーザー向けドキュメント
の作成
6
6
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
モバイル デバイスでのドキュメントの表示方法
モバイル デバイスでのドキュメントの表示方法
BusinessObjects Mobile は、ビジネス インテリジェンス コンテンツを可能な限り直感的
にモバイル デバイスに表示し、処理することができます。ドキュメントはネイティブ表示
され、モバイル デバイスの表示スペースと機能を最大限活用できるようになっていま
す。
一般的なデスクトップのユーザー経験との主な違いは次のとおりです。
•
•
•
ユーザー インターフェイス。モバイル コンテンツのナビゲーションで最も使い
やすいように設計されています。
デフォルトのドキュメントまたはフォルダを設定することにより、シングル クリック
でドキュメントにアクセスできる機能。
Web Intelligence ドキュメントでのレポート タブの変換。レポート タブは、デバ
イス メニューにレポート リストとして表示されます。
モバイル デバイス特有の制約
小型モバイル デバイスは、一定の使いやすさを維持する一方で、小さい画面サイズ、
メモリの制限、モバイル デバイスの対話機能により、表示可能なレポートのサイズと複
雑さには実質的な制限があります。モバイルでの使用を目的とするドキュメントは、モ
バイル デバイス向けのベスト プラクティス作成ガイドラインに従って作成する必要があ
ります。
関連項目
•
58 ページの 「モバイル ドキュメント作成のベスト プラクティス」
モバイル ドキュメント作成のベスト プラクティス
BusinessObjects Mobile のユーザー経験は、小型画面での読み取りとナビゲーション
に特化してレポートが記述されている場合に最適の状態になります。
モバイル デバイス作成テンプレートを作成して使用する
対象とするモバイル デバイス用のレポート作成テンプレートとして、画像背景を使用し
ます。対象デバイスの画像を画面サイズのモデルとしてレポートの背景に埋め込むと、
デバイスの制約に適応できるレポートの作成に役立ちます。たとえば Web Intelligence
では、[オブジェクトの挿入]機能を使用して、対象となるモバイル デバイスの *.jpg 画
像をドキュメントの背景に配置できます。これにより、デバイスに対するドキュメントの大
きさを把握できます。この機能の使用方法については、 『Web Intelligence リッチ クラ
イアント ユーザーズ ガイド 』を参照してください。
58
BusinessObjects Mobile の使用方法
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
モバイル ドキュメント作成のベスト プラクティス
IT 管理者の方には、これらのグラフィック ファイルを BusinessObjects Enterprise サー
バーの次の場所にインストールすることをお勧めします。
\Program Files\Business Objects\BusinessObjects Enterprise 12.0\Images
この目的のため、BusinessObjects は BusinessObjects Mobile ダウンロード パッケー
ジに2 種類の背景を用意しています。あるいは、個々のモバイル デバイスに合わせて
独自の背景を作成することもできます。
デバイスの画面サイズに合わせて作成する
BusinessObjects Mobile では、ドキュメントのレンダリングにレポート レイアウトのピクセ
ル対ピクセルのマッピングが使用されます。最適なコントロールを実現するために、作
成者は Web Intelligence Java レポート パネルから画素に合わせてレポートを作成す
ることができます。
最適な画面をデバイスで表示するには、グラフィックおよびデータが対象デバイスの
実際の画面幅の 2 倍を超えないようにしてください。
モバイル デバイス シミュレータを使用してドキュメントをテストする
モバイル ユーザー向けのビジネス インテリジェンス コンテンツを作成する場合は、お
使いのデスクトップでモバイル デバイス シミュレータを使用して、モバイル ユーザー
経験をシミュレーションします。ワークステーションにデバイス シミュレータをインストー
ルし、そのシミュレータに BusinessObjects Mobile をダウンロードして、そのシミュレー
タに表示される各レポートをテストします。レポートのテストを行うと、予期しない状況の
有無を確認できます。
シミュレータとモバイル デバイスでは、ディスプレイ コントロールとエディット コントロー
ルに関してレポートの表示が異なりますが、このテストによってお使いのドキュメントに
適したサイズとフォーマットを把握できます。
モバイル フォルダにドキュメントをパブリッシュする
IT 管理者の方には、InfoView に Mobile というフォルダを作成しておくことをお勧めし
ます。レポート作成者がモバイル ユーザー向けに作成されたドキュメントをすべて同
じ場所に公開すると、モバイル ユーザーは自身のモバイル デバイスからモバイル専
用コンテンツにアクセスできるようになります。
さらに、モバイル ユーザーは、この Mobile フォルダまたはその下のサブフォルダを自
身のデバイス上のデフォルトの開始フォルダとして設定できます。BusinessObjects
Mobile にログインすると、デフォルトの開始フォルダに含まれているドキュメントとフォ
ルダのリストが表示されます。ここで、ユーザーは、ログイン時ドキュメントにアクセスす
るのに必要なクリックの回数を少なくすることができます。ユーザーは、BusinessObjects
Enterprise サーバー上の任意のフォルダをデフォルト フォルダとして選択できます。
BusinessObjects Mobile の使用方法
59
6
6
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
モバイル ドキュメント作成のベスト プラクティス
開始フォルダが指定されていない場合は、専用の Mobile フォルダの有無に応じて、
Public フォルダの下の Mobile フォルダまたはルート フォルダに配置されているフォル
ダとドキュメントが BusinessObjects Mobile に表示されます。
小規模なレポートを作成する
レポート データ セットは大規模なものになる場合があり、理論上、使用可能なデバイ
ス メモリが一杯になる可能性があります。サーバー上の大量のデータは、小規模なレ
ポート ビューを作成することでサイズを縮小できます。Web Intelligence ドキュメントで
は、レポートのドリル階層を使用して、さまざまなレポート ビューの関連データにアクセ
スすることができます。ドリル階層を使用すると、大規模なレポートをスクロールする必
要性が少なくなります。
モバイル環境では通常、短いレポートの方が動作が優れています。これは、モバイル
デバイスの帯域幅とメモリが限られており、小型画面で大規模なレポートをナビゲート
することが難しいためです。
小型デバイスの画面サイズに合わせて図表を作成する
図表のサイズを小さくすることができない場合は、次の操作を行います。
•
•
•
•
対象となるモバイル デバイスの画面に合った列とラベルを作成します。
作成するレポートがデバイスの画面幅の 2 倍を超えないようにします。
1 つの画面幅に収まらない複数のレポートでは、少なくとも 2 列全体が実際の
画面幅と一致するようにします。3 または 4 列ならさらに理想的です。
グリッドがモバイル画面の幅と正確に一致するよう、列のサイズを調整します。
あるいは、少なくとも一定数の列が画面幅と正確に一致するようにします。
ヘッダーおよび名前に簡略で分かりやすい名前を使用する
•
国および都市には、名前ではなくコードを使用します。
•
人物には、フル ネームではなく、ファースト ネームの頭文字と姓から成る略称を使
用します。
•
2004 年ではなく「FY04」、2004 年第 1 四半期ではなく「Q104」のように、日付には
短いラベルを使用します。
短いデータ表示書式を作成する
Web Intelligence の[カスタム書式]を使用して、数値を 1,000 または 1,000,000 で割っ
て“K”または“M”単位で表します。これにより、表示される桁数を減らし、列幅を縮小
できます。列をできる限り小さくするために、列タイトルに k または m を挿入することも
可能です。
60
BusinessObjects Mobile の使用方法
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
モバイル ドキュメント作成のベスト プラクティス
ディメンションおよびメジャーのユニバース定義を変更し、縮小されたテキスト ラベル
をドリルできるようにします。たとえば、データ ディメンションを a Text column Year と
いう 4 文字の文字列と a Quarter という 2 文字の文字列に変換します。この場合、文
字列 Quarter を Year の最後の 2 文字と結合して、YearAndQuarter という表現を作
成できます。
チャートを短い数値フォーマットで表示するには、
1 チャートをクロスタブに変換します。
2 必要に応じて桁数を短くします。たとえば、1,000 または 1,000,000 で除算します。
3 クロスタブをチャートに戻します。
ポジション コントロールを使用して、画面スペースを最大限活用する
チャート、グリッド、表などのエレメントは、できる限りレポートの左隅に近づけて配置し
ます。
•
•
•
最初のレポート エレメント、ラベル、またはグリッドを (0, 0) の位置に配置し、モバ
イル画面に空白が表示されないようにします。
(左マージン, 上マージン) = (0 px, 0 px) と設定して、ページの境界線を削除しま
す。
(上ヘッダー, 下ヘッダー) = (0 px, 0 px) と設定して、ページのヘッダーを削除しま
す。
フォント サイズを小 - 中 - 大に制限する
フォント 9、12、15 を使用します。これで、レポート表示が小、中、大の 3 種類のフォン
ト サイズに制限されます。このようにフォント サイズを制限することにより、市場で入手
可能な各種デバイスに対して優れた互換性が確保されます。BusinessObjects Mobile
のフォント マッピングは、次のフォントを使用します。
•
•
•
Arial 9。モバイルのフォント小にマップします。
Arial 12。モバイルのフォント中マップします。
Arial 15。モバイルのフォント大にマップします。
サーバーとクライアントの動作において、最良の表示精度と整合性を確保するため、
レポートの設計ではこれらのフォント サイズを使用してください。
テーブルにはフォント小を使用します。テーブル コンテンツには太字を使用しないで
ください。太字はラベルのみに使用します。
BusinessObjects Mobile の使用方法
61
6
6
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
モバイル ドキュメント作成のベスト プラクティス
使用可能な列スペース内に収まるコンテンツを作成する
すべての数値は、使用可能なセル スペースに全体が表示される必要があります。ま
た、各文字列は、全体が表示されるか、少なくとも最も重要な部分が表示される必要
があります。
ドキュメントおよびレポート タブには意味のある短い名前を使用する
BusinessObjects Mobile では、レポート タブはユーザー選択リストに変換されます。ま
た、レポート タブはレポート コンテキスト ラベルにも表示されます。ナビゲーションに
役立つよう、短くてエンド ユーザーにとって意味のあるレポート タブ名を選択します。
レポート タブ名の文字列は、20 文字以内で指定してください。
関連項目
•
•
•
62 ページの 「モバイル ユーザー向け Web Intelligence ドキュメントの作成」
66 ページの 「モバイル ユーザー向け Crystal レポートの定義」
65 ページの 「モバイル ユーザー向けアナリティックの作成」
モバイル ユーザー向け Web Intelligence ドキュメントの作成
Java レポート パネルを使用する
最大限のフォーマットの正確性および制御を実現にするには、Web Intelligence Java
レポート パネルを使用して、モバイル ユーザー向けの Web Intelligence ドキュメント
を作成、編集します。
アイコンを追加してレポート アラータにフラグを付ける
BusinessObjects Mobile ユーザーは、レポートの値が特定の Web Intelligence ドキュ
メント アラータの条件を満たした場合にモバイル デバイスに通知を送信するアラート
を購読できます。
デバイス ユーザーは使用可能なアラートを 1 つだけ選択することはできないので、ド
キュメントにアラートを多く配置しすぎないようにすることをお勧めします。
BusinessObjects Mobile ダウンロード パッケージには、傾向変動アイコンおよびステー
タス警告アイコンが含まれています。これらのアイコンを Web Intelligence 条件付きレ
ポート アラータに追加すると、レポートをモバイル デバイスで表示したときの視覚的効
果を高めることができます。IT 管理者は、これらのグラフィック ファイルを
BusinessObjects Enterprise サーバーの次の場所にインストールする必要があります。
\Program Files\Business Objects\BusinessObjects Enterprise 12.0\images
62
BusinessObjects Mobile の使用方法
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
モバイル ドキュメント作成のベスト プラクティス
いずれかのアイコンをレポートに挿入する手順は、次のとおりです。
•
•
•
アラートの列を選択し、[アラータ]ボタンを押します。
選択したデータに対して有効にするアラートを選択または作成し、アラータ エディ
タで[フォーマット]ボタンを選択して、アラータの各条件に適したアイコンを選択し
ます。
[背景]セクションで[URL からの画像]ラジオ ボタンを選択し、「following: boimg://<
画像ファイル名と拡張子>」と入力します。
たとえば、boimg://icon_TrendRedDown.gif のようになります。
注
boimg:// を前に付けると、Web Intelligence が images フォルダに送られます。
モバイル デバイスの画面サイズを示す背景を作成する
BusinessObjects は、この目的のために BusinessObjects Mobile ダウンロード パッケー
ジに 2 種類の背景を用意していますが、必要に応じて個々のモバイル デバイス向け
に独自の背景を作成することもできます。IT 管理者は、これらのグラフィック ファイル
を BusinessObjects Enterprise サーバーの次の場所にインストールする必要がありま
す。
\Program Files\Business Objects\BusinessObjects Enterprise 12.0\images
Web Intelligence ドキュメント作成者向けの背景画像を設定するには、Web Intelligence
Java レポート パネルの[プロパティ]タブにある[背景画像]項目に移動し、[URL から
の画像]ラジオ ボタンを選択し、「boimg://<画像ファイル名と拡張子>」と入力します。
たとえば、boimg://skin_nokia.gif のようになります。
注
boimg:// を前に付けると、Web Intelligence が images フォルダに送られます。
ドリル可能なヘッダーを考慮する
BusinessObjects Mobile でドリル可能なヘッダーに配置されるドリル アイコン用に空白
のセル スペースを残しておきます。
Web Intelligence レポートの作成については、Web Intelligence のドキュメンテーション
を参照してください。
関連項目
•
•
66 ページの 「モバイル ユーザー向け Crystal レポートの定義」
65 ページの 「モバイル ユーザー向けアナリティックの作成」
BusinessObjects Mobile の使用方法
63
6
6
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
モバイル ドキュメント作成のベスト プラクティス
モバイル レポート用の Web Intelligence 画像
BusinessObjects Mobile サーバー コンポーネントには、モバイル デバイス用 Web
Intelligence ドキュメント作成時に使用するように設計された画像ファイルが含まれてい
ます。画像には、次のようなものがあります。
•
•
スキン:一部のモバイル デバイスの画面サイズのモデルを提供し、特定のデバイ
スの制約に適合するように Web Intelligence レポートを設計できます。
アイコン:オンレポート アラータを含むセルで使用し、モバイル デバイスで表示さ
れるアラータを見やすくします。
ファイル名は、次のとおりです。
64
ファイル名
説明
skin_Blackberry.gif
BlackBerry デバイス用スキン
skin_Nokia.gif
Nokia デバイス用スキン
icon_SymbolFail.gif
失敗アラート アイコン
icon_SymbolPass.gif:
合格アラート アイコン
icon_SymbolWarning.gif
警告アラート アイコン
icon_TrendGreenUp.gif
上向き傾向(緑)アラート アイコン
icon_TrendRedDown.gif
下向き傾向(赤)アラート アイコン
BusinessObjects Mobile の使用方法
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
モバイル ドキュメント作成のベスト プラクティス
ファイル名
説明
icon_TrendYellowDown.gif
下向き傾向(黄色)アラート アイコン
icon_TrendYellowFlat.gif
横ばい傾向(黄色)アラート アイコン
icon_TrendYellowUp.gif
上向き傾向(黄色)アラート アイコン
注
画像ファイルは、Web Intelligence 内から容易にアクセスできるように、<Business Objects
製品のインストール ディレクトリ>\BusinessObjects Enterprise 12\images に自動的にイン
ストールされます。推奨に従って BusinessObjects Mobile を専用サーバーにインストー
ルする場合、管理者はそれらの画像ファイルを Mobile サーバーからコピーして、
BusinessObjects Enterprise サーバーの <Busines Objects 製品のインストール ディレク
トリ>\BusinessObjects Enterprise 12\images に貼り付ける必要があります。
モバイル ユーザー向けアナリティックの作成
BusinessObjects Mobile を使用して、BlackBerry、Java モバイル、および Symbian の
各デバイスから速度計、気圧計、温度計など一部のメーター アナリティックにアクセス
し、表示することができます。
注
Windows Mobile デバイスではメーターを表示できません。
モバイル デバイスで表示するメーター アナリティックは、BusinessObjects Enterprise
サーバーで InfoObjects として公開する必要があります。
注
モバイル ユーザは、デバイスからアナリティックを最新表示したり、[起動時に最新表
示]に設定されたメーターを開いたりすることはできません。モバイル ユーザーがアナ
リティックに最新のデータを表示できるようにするには、適切な基準に従ってアナリティッ
クを最新表示するスケジュールを BusinessObjects Enterprise CMC に作成する必要
があります。
BusinessObjects Mobile を使用するデバイスでサポートされるメーターの種類は次の
とおりです。
BusinessObjects Mobile の使用方法
65
6
6
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
モバイル ドキュメント作成のベスト プラクティス
•
•
•
•
プロンプトのない静的アナリティック
SVG として保存された基本メーター
目標に基づくメーター
スライスされたゲージ
注
アナリティックの保存に使用されたスライスのみ使用可能です。
関連項目
•
•
62 ページの 「モバイル ユーザー向け Web Intelligence ドキュメントの作成」
66 ページの 「モバイル ユーザー向け Crystal レポートの定義」
モバイル ユーザー向け Crystal レポートの定義
モバイル ユーザー向けに Crystal レポートを作成する場合、レポートには次のエレメ
ントだけを含めるようにしてください。
•
•
チャート
シンプルなセクションおよび詳細
フォント表示
表示されるフォントのタイプ、サイズ、およびフォーマットは、モバイル デバイスの種類
によって異なる場合があります。レポートをモバイル ユーザーに配布する前に、ユー
ザーがよく使用するデバイス上でそのレポートをテストしておくことをお勧めします。
テーブル タイプ
BusinessObjects Mobile は、Crystal レポートで OLAP データの分析に使用されるク
ロスタブをサポートしていません。
ドリル機能
Crystal レポート内のデータのドリルは、BusinessObjects Mobile でサポートされてい
ません。
プロンプト
BusinessObjects Mobile は、Crystal Reports の静的プロンプトしかサポートしていま
せん。
66
BusinessObjects Mobile の使用方法
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
モバイル ドキュメント作成のベスト プラクティス
ドキュメントのリンクとドリル機能
ユーザーがモバイル デバイスを使用して Crystal レポートを表示する場合、外部ドキュ
メントへのリンクとドリル機能はサポートされません。
パラメータおよびフィルタ
BusinessObjects Mobile は、Crystal Reports の単純なパラメータと静的フィルタのみ
をサポートしています。動的パラメータ、カスケード パラメータ、およびフィルタの変更
機能はサポートされません。
ActiveX コンテンツ
BusinessObjects Mobile は、Crystal Reports の ActiveX コンテンツをサポートしてい
ません。
データベース ログオン
BusinessObjects Mobile は、Crystal Reports のデータベース ログオン プロンプトをサ
ポートしていません。Crystal レポートにデータベース ログオンが含まれている場合に
はログオンは失敗し、レポートを開くことはできません。
表示中の非表示
BusinessObjects Mobile は、Crystal Reports の表示中の非表示をサポートしていませ
ん。モバイル ユーザーは、Crystal レポートの表示中、セクションを非表示にすること
はできません。
Crystal レポートの作成については、Crystal レポートのドキュメンテーションを参照し
てください。
関連項目
•
•
62 ページの 「モバイル ユーザー向け Web Intelligence ドキュメントの作成」
65 ページの 「モバイル ユーザー向けアナリティックの作成」
ドキュメントのアラータの設定
モバイル デバイスのメンバーは、特定のサーバー ドキュメントのアラートを購読するこ
とができます。ただし、これらのドキュメントにアラータが含まれている場合に限ります。
次のアラータ タイプが、デバイスのアラートを購読するための前提条件です。
BusinessObjects Mobile の使用方法
67
6
6
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
モバイル ドキュメント作成のベスト プラクティス
デバイスでサ サーバー ドキュメントの事前に必要な設定
ポートされてい
るアラート タイ
プ
ドキュメント ア
ラート
このドキュメントはサーバー上で変更されます。
スケジュール済 ユーザーがスケジュールの実行時にアラートを受信できるように、
みアラート
少なくとも 1 つのスケジュール (定期) をドキュメントに設定する必
要があります。
条件付きデータ Crystal Reports または Web Intelligence で条件付きアラータをド
アラート
キュメントに設定します。モバイル ユーザーは、レポート内に定義さ
れたすべての条件のアラートを受信します。ユーザーは、有効にす
る特定の条件を選択できません。
スケジュール済 選択したデータがサーバー ドキュメント内にある条件を少なくとも 1
み条件付き
つ満たすごとにモバイル ユーザーがアラートを受信できるように、
データ アラート 少なくとも 1 つの定期スケジュールで少なくとも 1 つの条件をドキュ
メントに設定します。
アラートとスケジュールの結果となるドキュメントは、デバイスにローカルに保存できま
す。デバイス ユーザーは、[アラートのプロパティ]画面でこのオプションを選択します。
ドキュメントのスケジュール方法については、 『BusinessObjects Enterprise InfoView
ユーザーズ ガイド 』を参照してください。
注
Web Intelligence レポートおよび Crystal レポートに条件付きアラータを含める方法に
ついては、Web Intelligence または Crystal Reports のドキュメンテーションを参照して
ください。
注
ドキュメントのスケジュール方法については、 『BusinessObjects Enterprise InfoView
ユーザーズ ガイド 』を参照してください。
関連項目
•
68
50 ページの 「アラートの購読」
BusinessObjects Mobile の使用方法
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
レポート セルへのアクションの埋め込み
レポート セルへのアクションの埋め込み
BusinessObjects Mobile は、レポートに埋め込まれたアクションをサポートしています。
埋め込みアクションは、ドキュメント作成者によって定義されるコマンドです。レポート
に埋め込まれたアクションのハイパーリンクをクリックすると、エンド ユーザーは他のア
プリケーションとの間で定義されたタイプの通信を開始できます。
たとえば、モバイル ユーザーから要求される一般的なビジネス インテリジェンス アク
ションは、定義済みの“phoneto”または“smsto”コマンドの機能です。この機能を使用
すると、開いているレポートのデータ コンテンツに関係するビジネス パートナーと迅速
に連絡を取ることができます。
関連項目
•
•
69 ページの 「アクションの作成」
70 ページの 「埋め込みアクションのクィック リファレンス」
アクションの作成
レポートにアクションを埋め込むと、そのレポートを表示しているエンド ユーザーが、特
定の受信者に対する電話や電子メールなどのアクションを生成する定義済みコマンド
を有効にすることができます。
例 販売マネージャが個々の取引を担当する販売担当者へ自分の携帯電話から電
話できるようにするためのレポートへの phoneto アクションの埋め込み
簡単な例として、販売マネージャが自身のモバイル デバイスで特定の販売担当者
のパイプライン レポートを確認し、個々の取り引きの詳細について話し合うためにそ
の担当者に電話をかけるとします。このワークフローを有効にするために、レポート作
成者は次の構文が含まれた URL セルを Web Intelligence ドキュメントに追加しま
す。
<a href='action_url' desc='action_description'>[Cell value]</a>
有効なアクションが含まれたセルは、ハイパーリンクとして表示されます。
BusinessObjects Mobile クライアントは、この URL を読み込み、レポート作成者に
よってエンコードされた内容に基づいて、表示されるメニュー項目と情報表示セルを
変更できます。
アクションが含まれたセルから新しいメニュー項目にアクセスできるため、ユーザーは
そのコンテキストの中でアクションを呼び出すことができます。アクションを呼び出す
には、セルを参照し、メニューまたは Enter キーを使用してアクションを実行します。
BusinessObjects Mobile の使用方法
69
6
6
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
レポート セルへのアクションの埋め込み
関連項目
•
•
•
70 ページの 「埋め込みアクションのクィック リファレンス」
70 ページの 「アクションの構文」
42 ページの 「フォローアップ アクションの実行」
埋め込みアクションのクィック リファレンス
レポートにアクションを埋め込むと、ユーザーは表示された値に関連付けられたアク
ションを実行し、業務上の意思決定を適宜行うことができます。BusinessObjects Mobile
でサポートされるアクションは次のとおりです。
コマンド
アクション
phoneto
定義済みの電話番号に自動的に電話をかけます。
smsto
定義済みの受信者にテキスト メッセージを送信できます。
lookup
デバイスのアドレス帳から電話番号を抽出し、連絡先に電
話をかけたりテキスト メッセージを送信したりすることができ
ます。
mailto
定義済みの受信者に電子メール メッセージを送信できま
す。
関連項目
•
•
•
70 ページの 「アクションの構文」
69 ページの 「アクションの作成」
42 ページの 「フォローアップ アクションの実行」
アクションの構文
BusinessObjects Mobile は、次の 2 種類のアクションをサポートしています。これらの
アクションは、Web Intelligence レポートに埋め込むことができます。
70
BusinessObjects Mobile の使用方法
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
レポート セルへのアクションの埋め込み
•
•
ローカル アクション - モバイル デバイスで処理
リモート アクション - 他のアプリケーションで処理
ここでは、ローカル アクションの構文について説明します。Web Intelligence レポート
へのリモート アクションの埋め込みについては、BusinessObjects Global Services 担
当者にお問い合わせください。
ローカル アクションの構文は次のとおりです。
•
laction://phoneto?num='0123456789'
•
laction://smsto?num='0123456789'
•
laction://lookup?name='jane doe'
•
lmailto://john@address
パラメータには次の構文を使用します。
@paramName='Label|type|defaultValue'$
この場合は、以下のとおりです。
•
•
•
•
@ は、ユーザーがデータを入力するデバイスを示します。
label は、デバイス上でユーザーがデータを入力するフィールドの前に表示される
文字列です。
type は、ユーザーが入力するデータ タイプで、この値はオプションです。サポート
されるタイプは、数値、小数、パスワード、文字列、URL です。
defaultValue はデフォルトで入力される値で、オプションです。
注
デフォルト値を入力した場合は、デバイスが入力として予測できるデータ タイプを
指定します。
•
$ は、2 つのパラメータを連結できる区切り文字です。
例
構文の動作例として、Web Intelligence レポートの URL を示します。ここでは、
[SalesREPName] レポート変数を使用してローカル デバイスの Personal Information
Manager アプリケーション(PIM)を呼び出し、電話をかけます。
="<a
href=\'laction://phoneto?num=laction://lookup?name='"+[SalesREPName]+"'$$\'
desc=\'Call
'+[SalesREPName]+'\'>[SalesREPName]</a>"
BusinessObjects Mobile の使用方法
71
6
6
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
レポート セルへのアクションの埋め込み
式の意味は次のとおりです。
用語
定義
desc=
Web Intelligence レポートのセルに表示される内容。たと
えば“Call Jane Doe”。
name=
照会のためにデバイスの PIM(Personal Information
Manager)アプリケーションに送信される名前。この例で
は、[SalesREPName] の現在のレポート値である“Jane
Doe”。
この関数は、名前と姓を別個の検索パラメータとして使
用するため、上の例ではディレクトリで“jane”と“doe”が
検索されます。
結果の電話番号を使用して実行されるコール アクショ
ン。PIM 照会を実行すると、ローカル ディレクトリから電
話番号が検索されます。
phoneto=
72
BusinessObjects Mobile の使用方法
注
この機能は、それをサポートする PIM パッケージがデバ
イスに搭載されている場合にのみ使用できます。正しく
呼び出しが行われるためには、電話ディレクトリにこの名
前が格納されている必要があります。
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
ドキュメントのリンク
用語
定義
他の 2 つのオプションのいずれかに値、すなわち電話
番号を渡す照会アクション。この機能は、それをサポート
する PIM パッケージがデバイスに搭載されている場合
にのみ使用できます。照会アクションでは、<a href="lac
tion://phoneto?@num='番号を入力|numeric'$" のように
@num パラメータも使用できます。
lookup=
@ 引数は、ユーザーが電話番号を手動で入力できるこ
とをデバイスに示します。このアクションが埋め込まれた
レポートにユーザーがアクセスすると、値を入力するよう
に要求するメッセージがデバイスに表示され、デバイス
はユーザーが数値、つまり電話番号を入力することを予
測します。
関連項目
•
•
69 ページの 「アクションの作成」
70 ページの 「埋め込みアクションのクィック リファレンス」
ドキュメントのリンク
注
BusinessObjects Mobile は、Crystal レポートではなく Web Intelligence レポート
でのドキュメントのリンクをサポートしています。
ドキュメント リンクは、1 つのドキュメントから別のドキュメントへの移動を可能にする特
殊なアクションです。Web Intelligence では、次のようなセルの URL 構文を使用して、
OpenDocument リンクが作成されます。
=<a href=\"action_url\"
desc=\"action_description\">"+[Cell
value]+"</a>"
具体的には、Business Objects OpenDocument 構文は次のようになります。
action_url=\' http://<server>:<port>/businessobjects/
enterprise115/desktoplaunch/opendoc/openDocument.jsp?sDocName=<docname>\'
BusinessObjects Mobile の使用方法
73
6
6
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
ドキュメントのリンク
Web Intelligence ドキュメントにリンクが配置されている場合、OpenDocument リンクが
含まれたフィールドはハイパーリンクとして表示されます。モバイル ユーザーは、ハイ
パーリンクが含まれたセルを参照し、[OK]を押すか、メニューから[開く]を選択する
と、ソース ドキュメントからターゲット ドキュメントに移動できます。
ドキュメント リンクでサポートされるパラメータ
BusinessObjects Mobile は、Web Intelligence OpenDocument 構文のサブセットをサ
ポートしています。具体的には、次のパラメータがサポートされます。
•
aPath
sPath には、現在のドキュメントを含むフォルダへの相対パスが示されます。次の
構文を使用します。
[My+folder],[My+subfolder],
このパラメータを省略すると、関数は iDocId を使用してドキュメントを呼び出しま
す。
•
sDocName
ドキュメント名が CMS 内で一意の場合は、iDocId なしで sDocName パラメータを
使用できます。CMS 内に同じ名前のドキュメントが 2 つある場合は、このパラメー
タと sPath またぱ iDocID (あるいは両方) を併用する必要があります。固有の識別
子が指定されておらず、同じ名前を持つ 2 つのドキュメントが CMS 内にある場合、
BusinessObjects Mobile は CMS を検索したとき最初に取得したドキュメントを表示
します。
•
iDocID
iDocID は CMS 内のドキュメントに一意の CUID です。
•
sReportName
sReportName には、ターゲット ドキュメントに複数のレポートが含まれている場合
に、どのレポートを開くかを指定します。
•
sRefresh
sRefresh には、ターゲット ドキュメントまたはレポートを開いた時点で強制的に最
新表示するかどうかを指定します。
•
lsS[NAME]
lsS[NAME] には、1 つのプロンプトに対する 1 つの値を指定します。[NAME] は
プロンプトの名前です。
•
74
lsM[NAME]
BusinessObjects Mobile の使用方法
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
ドキュメントのリンク
lsM[NAME] には、1 つのプロンプトに対する複数の値を指定します。[NAME] は
プロンプトの名前です。
注
BusinessObjects Mobile は大文字と小文字の区別があるため、上記の構文を正確に
指定する必要があります。
関連項目
•
75 ページの 「openDocument URL の構成 」
openDocument を使用した URL レポーティング
openDocument を使用する URL レポートは、URL 文字列を BusinessObjects Enterprise
サーバーに渡すことで、複数のドキュメント タイプへの URL アクセスを提供します。
openDocument は、レポートを生成および表示する方法を制御するコマンドを提供し
ます。
BusinessObjects Enterprise で openDocument を使用すると、次のドキュメントの種類
間でシステムにまたがるリンクを作成できます。
•
.wid:Web Intelligence ドキュメント
•
.rep:Desktop Intelligence ドキュメント
•
.rpt:Crystal レポート
•
.car:OLAP Intelligence レポート
openDocument URL の構成
次のセクションでは、openDocument 関数の使用方法と URL の作成方法について説
明します。
openDocument URL の一般的な構造を次に示します。
http://<servername>:<port>/OpenDocument/opendoc/<platformSpecific>?<parame
ter1>&<parameter2>&...&<parameterN>
<platformSpecific> パラメータの構文は、実装によって異なります。
•
Java 実装では、<platformSpecific> パラメータの代わりに openDocument.jsp を使用
します。
BusinessObjects Mobile の使用方法
75
6
6
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
ドキュメントのリンク
•
.NET 実装では、<platformSpecific> パラメータの代わりに openDocument.aspx を使
用します。
URL は 78 ページの 「openDocument パラメータの概要 」にリストされているパラメー
タを使って構築されます。
パラメータの結合
パラメータはアンパサンド(&)で結合します。アンパサンドの前後にスペースを入れな
いでください。たとえば、sType=wid&sDocName=Sales2003 です。
パラメータとパラメータの間には必ずアンパサンドが必要です。
パラメータ値内のスペースと特殊文字
ブラウザによってはスペースを解釈できない場合があるため、URL エンコードが必要
な特殊文字やスペースをリンクのパラメータに入れることはできません。特殊文字が
誤って解釈されないようにするには、特殊文字をエスケープ シーケンスに置換するた
めに、ソース データベースで URL エンコード文字列を定義します。これにより、デー
タベースは特殊文字を無視し、パラメータ値を正しく解釈できます。RDBMS によって
は、ある特殊文字を別の特殊文字に置換する機能があります。
プラス記号(+)のエスケープ シーケンスを作成することで、プラス記号をスペースとし
て解釈するようにデータベースに指示できます。この場合、「Sales Report for 2003」と
いうドキュメント タイトルは、DocName パラメータで &sDocName=Sales+Report+for+2003&
のように指定します。
この構文により、データベースがタイトル内のスペースを誤って解釈しなくなります。
パラメータ値の末尾のスペース
パラメータ値やプロンプト名の末尾のスペースは削除します。このようなスペースをプ
ラス記号(+)で置き換えないでください。そうしないと、プラス記号(+)をプロンプト名の
一部として解釈するか、スペースとして解釈するかをビューアが判断できない場合が
あります。たとえば、次のようなプロンプト名を考えます。
Select a City:_
この _ はスペースを表します。この場合、リンクには、次のようなテキストを入力します。
lsSSelect+a+City:=Paris
プロンプト名内のスペースはプラス記号に置き換え、末尾のスペースは削除しました。
76
BusinessObjects Mobile の使用方法
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
ドキュメントのリンク
リンクのプロンプト パラメータの詳細については、78 ページの 「openDocument パラ
メータの概要 」を参照してください。
大文字と小文字
openDocument のすべてのパラメータは、大文字と小文字を区別します。
リンクの長さの制限
エンコードされる URL の合計文字数は 2083 文字を超えることができません。
サブレポートへのリンク内のパラメータ値
ターゲット Crystal レポートのサブレポートにパラメータ値を渡すことはできません。
OLAP Intelligence レポートでの lsS パラメータの使用
ターゲット ドキュメントが OLAP Intelligence レポート(.car)の場合は、IsS パラメータを
使用してプロンプトを指定できます。このパラメータは、OLAP Intelligence レポートで
設定されているパラメータの一意な名前を使用して、URL エンコード文字列として渡
されます。
例 レポートの特定のページを開く
OLAP Intelligence レポート内のページ パラメータの一意な名前を URL エンコード
すると 23CAA3C1-8DBB-4CF3-BA%2CB8%2CD7%2CF0%2C68%2CEF%2C9C%2C6F に
なる場合は、次の URL を使用して、OLAP Intelligence レポートの 2 ページ目を開
くことができます。
http://<servername>:<port>/OpenDocument/<platformSpecific>?sType=car&sIDType=In
foObject&iDocID=440&lsS23CAA3C1-8DBB-4CF3BA%2CB8%2CD7%2CF0%2C68%2CEF%2C9C%2C6F=2
例 キューブ パラメータを開く
MSAS のカタログ FoodMart 2000 にある Warehouse キューブを開くキューブ パラ
メータの一意な名前を URL エンコードすると 8401682C-9B1D-48508B%2C5E%2CD9%2C1F%2C20%2CF8%2C1%2C62 になる場合は、次の URL を使用し
て、このキューブ パラメータを開くことができます。
http://<servername>:<port>/OpenDocument/<platformSpecific>?sType=car&sIDType=In
foObject&lsS8401682C-9B1D-4850-
BusinessObjects Mobile の使用方法
77
6
6
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
ドキュメントのリンク
8B%2C5E%2CD9%2C1F%2C20%2CF8%2C1%2C62=CATALOG%3DFood
Mart%202000,CUBE%3Dwarehouse&iDocID=616
OLAP Intelligence レポートでの lsM パラメータの使用
ターゲット ドキュメントが OLAP Intelligence レポート(.car)の場合は、IsM パラメータ
を使用してプロンプトを指定できます。このパラメータは、OLAP Intelligence レポート
で設定されているパラメータの一意な名前を使用して、URL エンコード文字列として
渡されます。
lsS パラメータの場合と同様に、lsM パラメータも、OLAP Intelligence レポートで設定
されているパラメータの一意な名前を使用して、URL エンコード文字列として渡されま
す。
例 レポートを開く
http://<servername>:<port>/OpenDocument/<platformSpecific>?sType=car&sIDType=In
foObject&lsMADC216EA-D9A5-42B5AE%2C21%2C84%2CA9%2CF9%2C6E%2C31%2C7=[%5BCustomers%5D.%5BCoun
try%5D.%26%5BMexico%5D],[%5BCustomers%5D.%5BCountry%5D.%26%5BCanada%5D]&iDo
cID=544
これは、ビューに Customers > Country > Mexico と Customers > Country > Canada
のレポートを開く Memberset パラメータです。
openDocument パラメータの概要
この節では、openDocument について簡単に説明し、使用できるパラメータの一覧を
示します。また、使用できるパラメータの詳細、パラメータ固有の使用方法、使用例も
提供します。
注
openDocument リンクを含むドキュメントは親ドキュメントと呼ばれ、親システム上に
存在します。リンク先のドキュメントはターゲット ドキュメントと呼ばれ、ターゲット シ
ステム上に存在します。
78
BusinessObjects Mobile の使用方法
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
ドキュメントのリンク
表 6-2: プラットフォーム パラメータ
Parameter
説明
82 ページの 「iDocID」
ドキュメントの ID。
82 ページの 「sDocName」
ドキュメントの名前。
83 ページの 「sIDType」
Crystal オブジェクト タイプ。
83 ページの 「sKind」
ターゲット Desktop Intelligence ドキュメントのファイ
ル タイプ。
84 ページの 「sPath」
ターゲット ドキュメントを含むフォルダおよびサブ
フォルダの名前。
84 ページの 「sType」
ターゲット ドキュメントまたはレポートのファイル タ
イプ。
85 ページの 「token」
現在の CMS セッションの有効なログオン トークン。
表 6-3: 入力パラメータ
Parameter
説明
86 ページの 「lsC」
SQL の生成時にあいまいさが発生する場合のコン
テキスト プロンプトを指定します(Business Objects
および Web Intelligence ドキュメントのみ)。
87 ページの 「lsM[NAME]」
プロンプトに複数の値を指定します。[NAME] はプ
ロンプトのテキストです。
BusinessObjects Mobile の使用方法
79
6
6
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
ドキュメントのリンク
80
Parameter
説明
88 ページの 「lsR[NAME]」
プロンプトに一連の値を指定します。[NAME] はプ
ロンプトのテキストです。
89 ページの 「lsS[NAME]」
1 つのプロンプトの値を指定します。[NAME] はプ
ロンプトのテキストです。
90 ページの 「sInstance」
表示するターゲット レポートの特定のインスタンス
を示します。
90 ページの 「sPartContext」
Crystal Reports では、レポート パーツはデータ コ
ンテキストに関連付けられます。
91 ページの 「sRefresh」
ターゲット ドキュメントまたはレポートを開いたときに
強制的に最新表示するかどうかを示します。
91 ページの 「sReportMode」
Crystal ターゲットの場合にのみ、リンクがターゲッ
ト レポート全体を開くか、sReportPart で指定された
レポート パーツだけを開くかを示します。
92 ページの 「sReportName」
ターゲット ドキュメントが複数レポートである場合に、
開くレポートを示します。
92 ページの 「sReportPart」
表示するターゲット レポートの特定のパーツを示し
ます。
BusinessObjects Mobile の使用方法
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
ドキュメントのリンク
表 6-4: 出力パラメータ
Parameter
説明
94 ページの 「NAII」
プロンプト選択ページの表示を強制します。
94 ページの 「sOutputFormat」 ターゲット ドキュメントを開くときの形式を示します。
95 ページの 「sViewer」
選択したレポート ビューアを示します(CR & CA の
み)。
95 ページの 「sWindow」
ターゲット レポートを現在のブラウザ ウィンドウで開
くか、新しいウィンドウを起動するかを示します。
openDocument プラットフォーム パラメータ
この節では、使用できる openDocument プラットフォーム パラメータについて詳細に
説明し、コマンドの使用例を示します。
openDocument URL の一般的な構造を次に示します。
http://<servername>:<port>/OpenDocument/opendoc/<platformSpecific>?<parame
ter1>&<parameter2>&...&<parameterN>
<platformSpecific> パラメータの構文は、実装によって異なります。
•
Java 実装では、<platformSpecific> パラメータの代わりに openDocument.jsp を使用
します。
•
.NET 実装では、<platformSpecific> パラメータの代わりに openDocument.aspx を使
用します。
注
変数は山かっこで示しています。これらの変数を適切な値に置き換えてください。
たとえば、後述のコード例に示す <サーバー名> は、使用するサーバーの名前に
置き換え、<ポート> は、使用するポート番号に置き換えます。
BusinessObjects Mobile の使用方法
81
6
6
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
ドキュメントのリンク
iDocID
構文
説明
必須項目
値
iDocID
ドキュメントの ID。
はい*
ドキュメントの ID(InfoObjectID)。
注
*sDocName または iDocID のいずれかが必須です。
例
http://<servername>:<port>/OpenDocument/opendoc/<platformSpecif
ic>?sType=wid&sDocName=SalesReport&iDocID=2010
注
ドキュメント ID を取得するには、セントラル管理コンソール(CMC)内でドキュメントに
移動します。ドキュメントのプロパティ ページにドキュメント ID と CUID があります。
この値を iDocID パラメータに使用します。
sDocName
構文
説明
必須項目
値
拡張子を除いたドキュメント
名。
複数のドキュメントの名前が はい*
同じ場合は、iDocID を使っ
て正しいドキュメントを指定し
ます。
sDocName
注
*sDocName または iDocID のいずれかが必須です。
82
BusinessObjects Mobile の使用方法
ドキュメントの名前。
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
ドキュメントのリンク
例
http://<servername>:<port>/OpenDocument/opendoc/<platformSpecific>?sPath=[Sales+Re
ports]&sDocName=Sales+in+200
sIDType
構文
説明
必須項目
Central Management Server
(CMS)オブジェクトの ID タ はい*
イプ。
sIDType
値
•
•
•
•
•
CUID
GUID
RUID
ParentID
InfoObjectID(デフォルト)
注
*ターゲットがオブジェクト パッケージ内の Crystal レポートまたは OLAP
Intelligence レポート(sType=rpt または sType=car)である場合のみ必須です。それ
以外の場合は、sPath および sDocName を使用します。
例
http://<servername>:<port>/OpenDocument/opendoc/<platformSpecific>?iDo
cID=2010&sIDType=CUID
sKind
構文
説明
必須項目
sKind
ターゲット Desktop Intelligence ドキュメントのファイル はい*
タイプ。
値
•
FullClient
BusinessObjects Mobile の使用方法
83
6
6
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
ドキュメントのリンク
注
*ターゲットが Desktop Intelligence ドキュメントの場合のみ必須です。それ以外の
場合は、sType を使用します。
例
http://<servername>:<port>/OpenDocument/opendoc/<platformSpecific>?sKind=Full
Client
sPath
構文
説明
必須項目
sPath
ターゲット ドキュメントを含む
フォルダおよびサブフォルダ はい*
の名前。
値
フォルダやサブフォルダ
[folder],[subfolder]
注
*sDocName に固有でない値が指定されている場合に限り必須です。
例
http://<servername>:<port>/OpenDocument/opendoc/<platformSpecific>?sPath=[Sales+Re
ports]&sDocName=Sales+in+2005
sType
構文
説明
必須項目
ターゲット ドキュメントまたは
はい
レポートのファイル タイプ。
sType
値
•
wid
•
rpt
•
car
注
その他のドキュメントに対しては、このパラメータは無視されます。
84
BusinessObjects Mobile の使用方法
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
ドキュメントのリンク
例
http://<servername>:<port>/OpenDocument/opendoc/<platformSpecific>?sType=wid
token
構文
説明
必須項目
token
現在の CMS セッションの有
いいえ
効なログオン トークン。
値
現在の CMS セッションのロ
グオン トークン。
例
http://<servername>:<port>/OpenDocument/opendoc/<platformSpecif
ic>?sType=wid&sDocName=Sales+in+2003&token=<logonToken>
openDocument 入力パラメータ
この節では、使用できる openDocument 入力パラメータについて詳細に説明し、コマ
ンドの使用例を示します。
openDocument URL の一般的な構造を次に示します。
http://<servername>:<port>/OpenDocument/opendoc/<platformSpecific>?<parame
ter1>&<parameter2>&...&<parameterN>
<platformSpecific> パラメータの構文は、実装によって異なります。
•
Java 実装では、<platformSpecific> パラメータの代わりに openDocument.jsp を使用
します。
•
.NET 実装では、<platformSpecific> パラメータの代わりに openDocument.aspx を使
用します。
注
変数は山かっこで示しています。これらの変数を適切な値に置き換えてください。
たとえば、後述のコード例に示す <サーバー名> は、使用するサーバーの名前に
置き換え、<ポート> は、使用するポート番号に置き換えます。
BusinessObjects Mobile の使用方法
85
6
6
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
ドキュメントのリンク
lsC
構文
説明
必須項目
SQL の生成時にあいまいさ
が発生する場合のコンテキ
スト プロンプトを指定します
(Business Objects および
Web Intelligence ドキュメント
いいえ
のみ)。
lsC
値
SQL の生成時のあいまいさ
を解決するプロンプト値。
注
OLAP Intelligence ではサ
ポートされません。
例
http://<servername>:<port>/OpenDocument/opendoc/<platformSpecif
ic>?sType=wid&sDocName=SalesReport&iDocID=2010&lsC=Sales
86
BusinessObjects Mobile の使用方法
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
ドキュメントのリンク
lsM[NAME]
構文
説明
必須項目
値
•
カンマで区切られた複数
のプロンプト値。ターゲッ
トが Crystal レポートの場
合は、それぞれの値を角
かっこで囲む必要があり
ます。ターゲットが OLAP
Intelligence レポートの場
合、MDX WITH 句(77
ページの 「OLAP Intelligence レポートでの lsS
パラメータの使用」 およ
び 78 ページの 「OLAP
Intelligence レポートでの
lsM パラメータの使用 」
を参照)を使用します。
•
no_value(オプション パラ
プロンプトの複数の値を指定
します。[NAME] はプロンプ いいえ
トのテキストです。
lsM[NAME]
メータにのみ使用)
注
プロンプトからオプション パラメータを削除するには、openDocument クエリー文
字列でこのパラメータを no_value に設定します。オプション パラメータを
openDocument クエリー文字列から削除すると、デフォルトのパラメータ値が適用
されます。
例
http://<servername>:<port>/OpenDocument/opendoc/<platformSpecif
ic>?sType=rpt&sDocName=SalesReport&lsMSelect+Cities=[Paris],[London]
BusinessObjects Mobile の使用方法
87
6
6
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
ドキュメントのリンク
lsR[NAME]
構文
説明
必須項目
値
•
2 つのピリオド(..)で示さ
れるプロンプトの範囲値。
ターゲットが Crystal レ
ポートの場合は、範囲を
角かっこまたは丸かっこ
で囲む必要があります。
値まで範囲に含める場合
は角かっこ、範囲に含め
ない場合は丸かっこで囲
みます。
•
no_value(オプション パラ
プロンプトの範囲値を指定し
ます。[NAME] はプロンプト
のテキストです。
lsR[NAME]
注
OLAP Intelligence ではサ
ポートされません。
いいえ
メータにのみ使用)
注
プロンプトからオプション パラメータを削除するには、openDocument クエリー文
字列でこのパラメータを no_value に設定します。オプション パラメータを
openDocument クエリー文字列から削除すると、デフォルトのパラメータ値が適用
されます。
例
http://<servername>:<port>/OpenDocument/opendoc/<platformSpecif
ic>?sType=rpt&sDocName=SalesReport&lsRTime+Period:=[2000..2004)
88
BusinessObjects Mobile の使用方法
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
ドキュメントのリンク
lsS[NAME]
構文
説明
必須項目
値
•
1 つのプロンプト値(77
ページの 「OLAP Intelligence レポートでの lsS
パラメータの使用」および
78 ページの 「OLAP Intelligence レポートでの
lsM パラメータの使用 」
を参照)。
•
no_value(オプション パラ
1 つのプロンプトの値を指定
します。[NAME] はプロンプ いいえ
トのテキストです。
lsS[NAME]
メータにのみ使用)
注
プロンプトからオプション パラメータを削除するには、openDocument クエリー文
字列でこのパラメータを no_value に設定します。オプション パラメータを
openDocument クエリー文字列から削除すると、デフォルトのパラメータ値が適用
されます。
例
http://<servername>:<port>/OpenDocument/opendoc/<platformSpecif
ic>?sType=wid&sDocName=SalesReport&iDocID=2010&lsSSelect+a+City=Paris
BusinessObjects Mobile の使用方法
89
6
6
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
ドキュメントのリンク
sInstance
構文
説明
必須項目
値
•
User(現在のユーザーが
所有する最新のインスタ
ンスにリンク)
表示するターゲット レポート
の特定のインスタンスを示し いいえ
ます。
sInstance
•
Last(レポートの最新のイ
ンスタンスにリンク)
•
Param(パラメータ値が一
致するレポートの最新の
インスタンスにリンク)
注
このパラメータは、sDocName と一緒に使用してください。
例
http://<servername>:<port>/OpenDocument/opendoc/<platformSpecific>?sPath=[Sales+Re
ports]&sDocName=Sales+in+2003&sReportPart=Part1&sInstance=User
sPartContext
構文
説明
必須項目
sPartContext
Crystal Reports では、レ
ポート パーツはデータ コン
はい*
テキストに関連付けられま
す。
値
レポート パーツのデータ コ
ンテキスト。
注
*sReportPart の値が指定されている場合のみ必須です。
90
BusinessObjects Mobile の使用方法
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
ドキュメントのリンク
例
http://<servername>:<port>/OpenDocument/opendoc/<platformSpecific>?sPath=[Sales+Re
ports]&sDocName=Sales+in+2005&sReportPart=Part1&sPartContext=0-4-0
注
sReportPart パラメータと sPartContext パラメータは、通常の DHML ビューア
(sViewer=html)でサポートされています。レポートの先頭ページの代わりに、DHTML
ビューアには強調表示された部分を含むページとコンテキストが表示されます。
sRefresh
構文
説明
必須項目
sRefresh
ターゲット ドキュメントまたは
レポートを開いたときに強制
いいえ
的に最新表示するかどうか
を示します。
値
•
Y(ドキュメントの更新を実
行する)
•
N(ただし、この値より「起
動時に最新表示」機能が
優先)
例
http://<servername>:<port>/OpenDocument/opendoc/<platformSpecif
ic>?sType=wid&sDocName=SalesReport&iDocID=2010&sRefresh=Y
sReportMode
構文
説明
必須項目
sReportMode
Crystal ターゲットの場合に
のみ、リンクがターゲット レ
ポート全体を開くか、sReport
いいえ
Part で指定されたレポート
パーツだけを開くかを示しま
す。
値
•
Full
•
Part
BusinessObjects Mobile の使用方法
91
6
6
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
ドキュメントのリンク
注
このパラメータを指定しないと、デフォルトで Full に設定されます。sReportPart の
値が指定されている場合のみ適用します。
例
http://<servername>:<port>/OpenDocument/opendoc/<platformSpecific>?sPath=[Sales+Re
ports]&sDocName=Sales+in+2003&sReportPart=Part1&sReportMode=Part
sReportName
構文
説明
必須項目
sReportName
ターゲット ドキュメントが複数
レポートである場合に、開く いいえ
レポートを示します。
値
Web Intelligence ドキュメント
のレポート名、Crystal Reports のサブレポート、OLAP
Intelligence レポートのペー
ジ。
注
このパラメータを指定しないと、デフォルトで最初のレポートに設定されます。
例
http://<servername>:<port>/OpenDocument/opendoc/<platformSpecif
ic>?sType=wid&sDocName=Sales+in+2003&sReportName=First+Report+Tab
sReportPart
構文
説明
sReportPart
表示するターゲット レポート
いいえ
の特定のパーツを示します。
92
BusinessObjects Mobile の使用方法
必須項目
値
レポート パーツの名前。
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
ドキュメントのリンク
例
http://<servername>:<port>/OpenDocument/opendoc/<platformSpecific>?sPath=[Sales+Re
ports]&sDocName=Sales+in+2003&sReportPart=Part1
注
sReportPart パラメータと sPartContext パラメータは、通常の DHML ビューア
(sViewer=html)でサポートされています。レポートの先頭ページの代わりに、DHTML
ビューアには強調表示された部分を含むページとコンテキストが表示されます。
openDocument 出力パラメータ
この節では、使用できる openDocument 出力パラメータについて詳細に説明し、コマ
ンドの使用例を示します。
openDocument URL の一般的な構造を次に示します。
http://<servername>:<port>/OpenDocument/opendoc/<platformSpecific>?<parame
ter1>&<parameter2>&...&<parameterN>
<platformSpecific> パラメータの構文は、実装によって異なります。
•
Java 実装では、<platformSpecific> パラメータの代わりに openDocument.jsp を使用
します。
•
.NET 実装では、<platformSpecific> パラメータの代わりに openDocument.aspx を使
用します。
注
変数は山かっこで示しています。これらの変数を適切な値に置き換えてください。
たとえば、後述のコード例に示す <サーバー名> は、使用するサーバーの名前に
置き換え、<ポート> は、使用するポート番号に置き換えます。
BusinessObjects Mobile の使用方法
93
6
6
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
ドキュメントのリンク
NAII
構文
説明
必須項目
値
•
Y(lsS、lsM、または lsR で
値が渡されるすべてのプ
ロンプトがあらかじめ選択
される)
•
N(lsS、lsM、または lsR で
値が渡されるプロンプト
だけを表示する)
プロンプト選択ページの表示
を強制します。
注
いいえ
Web Intelligence ドキュメント
だけでサポートされます。
NAII
例
http:/<servername>:<port>/OpenDocument/opendoc/<platformSpecific>?sType=wid&sDoc
Name=SalesReport&iDocID=2010&NAII=Y
sOutputFormat
構文
説明
必須項目
ターゲット ドキュメントを開く
いいえ
ときの形式を示します。
sOutputFormat
値
•
•
•
•
H(HTML)
P(PDF)
E(Excel)
W(Word)
注
このパラメータを指定しないと、デフォルトで HTML に設定されます。
例
http://<servername>:<port>/OpenDocument/opendoc/<platformSpecific>?sPath=[Sales+Re
ports]&sDocName=Sales+in+2003&sOutputFormat=E
94
BusinessObjects Mobile の使用方法
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
ドキュメントのリンク
sViewer
構文
説明
必須項目
値
•
•
ドキュメントの表示に使用す
いいえ
るビューアを示します。
sViewer
html
part(Crystal レポートの
み)
•
actx(Crystal レポートの
み)
•
java(Crystal レポートの
み)
例
http://<servername>:<port>/OpenDocument/opendoc/<platformSpecific>?sPath=[Sales+Re
ports]&sDocName=Sales+in+2003&sViewer=html
例
注
ActiveX ビューアで URL のパラメータを使用するには、URL に :connect を続けて、
その後にパラメータを記述します。
http://<servername>:<port>/OpenDocument/opendoc/<platformSpecific>?sPath=[Sales+Re
ports]&sDocName=Sales+in+2003&sViewer=actx:connect&IsMCountry=[Thailand],[Norway]
sWindow
構文
説明
必須項目
sWindow
ターゲット レポートを現在の
ブラウザ ウィンドウで開くか、
いいえ
新しいウィンドウを起動する
かを示します。
値
•
Same(現在のブラウザ
ウィンドウ)
•
New(新しいブラウザ ウィ
ンドウを起動)
BusinessObjects Mobile の使用方法
95
6
6
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
ドキュメントのリンク
例
http://<servername>:<port>/OpenDocument/opendoc/<platformSpecif
ic>?sType=wid&sDocName=SalesReport&iDocID=2010&sWindow=New
レポート コンテキスト リンク
openDocument 機能を使用すると、Crystal レポート、OLAP Intelligence レポート、お
よび Web Intelligence ドキュメントの間にコンテキスト リンクを作成できます。それには、
openDocument 構文を使って URL を作成し、それを Crystal レポート、OLAP
Intelligence レポート、または Web Intelligence ドキュメントに挿入します。
レポート コンテキスト リンクを使用して、Crystal Reports 環境(アンマネージド)または
BusinessObjects Enterprise 環境(マネージド)に存在するドキュメントに関連付けを指
定できます。このような関連付けが作成されると、ユーザーは、リンクされたドキュメント
に埋め込まれたナビゲーション パスをたどることができます。
この機能により、Crystal Reports から Business Objects ドキュメントや Web Intelligence
ドキュメントを呼び出したり、その逆の操作を行うことができます。この機能は、ユーザー
が次の操作を実行できることに基づいています。
•
ドキュメント ドメイン内の Web Intelligence ドキュメントまたは Business Objects ド
キュメント間をリンクする。
•
Crystal Reports 内のレポート オブジェクト間をリンクする。
次のリンクをクリックして、目的の節にジャンプしてください。
•
96 ページの 「Crystal レポートにリンクを挿入する 」
•
97 ページの 「OLAP Intelligence レポートから別のレポートまたはドキュメントへの
リンクを作成する 」
•
98 ページの 「Web Intelligence ドキュメントでのリンクの作成 」
Crystal レポートにリンクを挿入する
openDocument を使用して、Crystal レポート内でハイパーリンクを作成できます。別の
レポートまたはドキュメントへのリンクを作成するには、フィールド書式エディタの[ハイ
パーリンク]タブを使用します。
1 Crystal Reports でソース レポートを開きます。
2 openDocument リンクを挿入するフィールドを右クリックし、ショートカット メニュー
から[書式]を選択します。
96
BusinessObjects Mobile の使用方法
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
ドキュメントのリンク
3 書式エディタで[ハイパーリンク]タブを選択します。
4 [インターネット上の Web サイト]を選択します。
5 [ハイパーリンクの情報]領域で、[Web サイトのアドレス]フィールドは空のまま
にし、[書式設定式エディタ]ボタンをクリックします。
6 openDocument リンクを次の形式で入力します。
"http://[openDocument parameters]"+{Article_lookup.Family_name}
[openDocument parameters]については、78 ページの 「openDocument パラメー
タの概要 」を参照してください。また、{Article_lookup.Family_name} は、レポートが
コンテキスト依存データを渡すことができるようにします。
注
レポートやドキュメントに挿入する前に、ブラウザでリンクのテストを行ってくだ
さい。
7 [保存して閉じる]をクリックして式ワークショップを終了します。
8 式エディタで[OK]をクリックしてリンクを保存します。
OLAP Intelligence レポートから別のレポートまたはドキュメントへのリンクを作成する
openDocument を使用すると、OLAP Intelligence レポート内にハイパーリンクを作成
できます。
1 OLAP Intelligence デザイナでソース レポートを開きます。
2 [ツール]メニューで[アクション マネージャ]を選択します。
3 [新規作成]をクリックして新しいアクションを作成します。
4 アクション名を入力します。
5 アクション(リンク)の適用先の領域を選択します。
6 このマニュアルで説明されているパラメータと構文を使用して、openDocument
リンクを入力します。
ヒント
レポートやドキュメントに挿入する前に、ブラウザでリンクのテストを行ってくだ
さい。
7
8
9
10
11
12
[OK]をクリックしてリンクを保存します。
[アクション マネージャ]ダイアログ ボックスを閉じます。
ソース レポートに分析ボタンを作成します。
分析ボタンを右クリックします。
ドロップダウン メニューで[プロパティ]を選択し、[編集]を選択します。
[アクションを起動する]を選択します。
BusinessObjects Mobile の使用方法
97
6
6
モバイル ユーザー向けドキュメントの作成
ドキュメントのリンク
13 手順 3 ~ 6 で作成した openDocument リンクに対応するアクションを選択しま
す。
14 [OK]をクリックします。
Web Intelligence ドキュメントでのリンクの作成
Web Intelligence ユーザーや BusinessObjects ユーザーが戻り値に他のレポートやド
キュメントへのリンクを含むレポートを作成できるようにするオブジェクトをユニバースで
定義できます。
このようなレポートをリポジトリにエクスポートした場合、ユーザーは、ハイパーリンクとし
て表示される戻り値をクリックすることで、リポジトリのドキュメント ドメインに保存された
別の関連ドキュメントを開くことができます。このリンクは、Designer でオブジェクトの定
義に openDocument 関数を使って作成します。
より詳しい情報
Web Intelligence レポートのリンクの作成については、 『Web Intelligence Java レポー
ト パネルを使ってレポートを作成 』を参照してください。
ユニバースでのレポート リンクには、既存のレポート(ターゲット レポート)のプロンプト
に入力する値を返すオブジェクト(リンク オブジェクト)を作成します。
openDocument 関数を使用すると、リンク オブジェクトの値をハイパーリンクとして返す
ことができます。ユーザーがハイパーリンクをクリックすると、設定された値がターゲット
レポートのプロンプト入力として使用されます。
他のオブジェクトと同様に、リンク オブジェクトを使用してドキュメントを作成できます。
ユーザーは、ハイパーリンクをクリックして、リンク オブジェクトに関連付けられたより詳
細なドキュメントにアクセスできます。
リンク オブジェクトを作成するには、オブジェクトの Select ステートメントで openDocument
関数を使用します。リンク オブジェクトの Select ステートメントは、次のように定義しま
す。
'<a href="http://<servername>:<port>/OpenDocument/<platformSpecific>?sDocName=<doc
ument name>&sType=<document type>&iDocID=<document id>&lsS<prompt message>='+ob
ject SELECT+'">'+object SELECT+'</a>'
ここで使用している連結演算子(+)は、Microsoft Access データベースに適用されま
す。この演算子は、実際に使用するターゲット RDBMS に合わせて変更してください。
Select ステートメント、リンク オブジェクトの作成、InfoView でのリンク オブジェクトの使
用の詳細については、 『Designer ガイド 』を参照してください。
98
BusinessObjects Mobile の使用方法
追加情報
A
A
追加情報
オンライン マニュアル ライブラリ
Business Objects は、すべての製品とそのデプロイメントについて説明したマニュアル
を一式提供しています。オンライン マニュアル ライブラリは、Business Objects 製品マ
ニュアルの最新バージョンです。ライブラリを参照したり、全文検索を実行したり、オン
ラインでガイドを読んだり、PDF バージョンをダウンロードすることができます。このライ
ブラリは、新しいコンテンツによって随時更新されています。
オンラインのドキュメント ライブラリにアクセスするには、http://help.sap.com/ にアクセ
スして、ページの上部で[Business Objects]をクリックします。
追加の開発者リソース
https://boc.sdn.sap.com/developer/library/
オンライン カスタマー サポート
Business Objects のカスタマー サポートの Web サイトには、カスタマー サポート プロ
グラムとサービスに関する情報が含まれています。また、ナレッジ ベースの情報、ダウ
ンロード、サポート フォーラムなどを含む幅広い技術情報へのリンクも含まれていま
す。
http://www.businessobjects.com/support/
最適なデプロイメント ソリューションを探す
Business Objects のコンサルタントが、デプロイメント プロジェクトの初期分析から実用
開始までをサポートします。その専門分野は、リレーショナル データベース、多次元
データベース、データベース接続、データベース デザイン ツール、カスタマイズされ
た埋め込みテクノロジなど、多岐にわたります。
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す。詳細は、次の Business Objects トレーニング Web サイトをご覧ください。
http://www.businessobjects.com/services/training
100
BusinessObjects Mobile の使用方法
追加情報
フィードバックのお願い
ドキュメンテーションに関するご意見またはご要望等ありましたら、次の電子メール ア
ドレスまでご連絡ください。
[email protected]
注
問題がドキュメンテーションではなく、Business Objects 製品に関する場合はカスタ
マー サポートの専門家にご連絡ください。カスタマー サポートについては、次の Web
サイトをご覧ください。http://www.businessobjects.com/support/
Business Objects 製品情報
Business Objects の全製品に関する情報については、http://www.businessobjects.com
を参照してください。
BusinessObjects Mobile の使用方法
101
A
索引
数字
E
3G 10
3G+ 10
EDGE 10
A
Active-X 12
Crystal レポート 66
B
BES 16
BES サーバー 10
BlackBerry
Enterprise サーバー 10
デバイス 10
BlackBerry バージョン 16
C
CMC 65
CMS
接続の設定 20
CMS 名 21
Crystal Reports 11
Crystal レポート
デザイン 66
パラメータ 66
モバイルの制限 66
レポート機能 36
G
GPRS 10
GSM 10
L
lookup
アクション 43
M
MDS 10
O
OLAP 12
OpenDoc 73
openDocument 75
構文 75
出力パラメータ 93
入力パラメータ 85
パラメータの概要 78
プラットフォーム パラメータ 81
OTA 16
Mobile クライアントのインストール 17
P
PDA 10
BusinessObjects Mobile の使用方法
103
索引
phoneto
アクションの使用 44
埋め込みアクション 69
S
SMS 12
アクションによる送信 43
埋め込みアクション 69
Symbian シリーズ 60 10
W
Web Intelligence
アイコン 62
アラート アイコン 64
デバイス固有のスキン 64
ドキュメント 11
ドキュメント機能 34
ドキュメントの作成 62
ドキュメントのリンク 73
Windows Mobile 10
あ
アイコン
アイコン
レポート アラータ用 62
レポート 64
レポート作成用 62
アクション 12
mailto 44
phoneto 12, 44
SMS 12, 43
埋め込み 69
概要 42
構文 70
サンプル 69
電子メール 12
リモート 69, 70
ルックアップ 43, 44
104
BusinessObjects Mobile の使用方法
アクション (続き)
ローカル 69, 70
アナリティック
最新表示 65
サポート 11
スケジュール 65
デザイン 65
アプリケーション
起動 20
ログアウト 25
アラータ
作成 67
アラート 12
Web Intelligence 用アイコン 64
概要 48
購読 50
種類 49
バックグラウンドでの実行 25
プロパティの表示 52
例 48
い
インストール
クライアント アプリケーション 17
クライアント アプリケーションのダウンロード 16
グラフィック ファイル 64
フォルダ名 18
お
オプション
設定 28
レポートの表示 28
オプションの表示 28
設定 28
リファレンス 28
オフライン
切り替え 53
操作の概要 52
温度計 11
索引
オンライン
切り替え 53
き
気圧計 11
キーパッド ショートカット 39
く
せ
セッション時間
ジドウログイン 23
接続
自動 23
自動ログインの削除 24
手動設定 20
そ
クロスタブ 12
Crystal レポート 66
速度計 11
け
ち
言語
サポート 32
チャート
ドリル 41
分析 41
こ
構文
openDocument 75
アクション 70
さ
サーバー ドキュメント 23
作成ガイドライン 11
て
データベース ログオン 12
デフォルト ドキュメント 12, 31
設定解除 32
デフォルト フォルダ 12, 30
設定解除 32
電子メール 12
アクションによる送信 44
テンプレート
モバイル レポート用 58, 62
し
ショートカット 39
す
スキン 58, 62
スマートフォン 10
と
ドキュメント
Web Intelligence 11, 34
アクセス 32, 33
アラート 49
開始ドキュメント 31
作成ガイドライン 11
サポートされる機能 34
デバイスに保存 23
BusinessObjects Mobile の使用方法
105
索引
ドキュメント (続き)
デフォルト 12
デフォルト ドキュメント 31
デフォルトの設定解除 32
同期 45
ドリル 42
開く 33
プロパティの表示 38
リンク先 42
ローカル 12, 54
ローカルでの操作 52, 53
ローカルでの保存 54
ドリル
アナリティック 37
ドリル分析 12
概要 40
フィルタ 12
フォルダ
開始フォルダ 30, 32
デフォルト フォルダ 30, 32, 58
デフォルトの設定 12
デフォルトの設定解除 32
フォント
Crystal レポート 66
プロキシ サーバー 10
プロパティ
警告 52
ドキュメント 38
プロンプト 12, 47
値の変更 47
な
に
メーター アナリティック
機能 37
デザイン 65
メニュー
ナビゲーションのオプション 38
メニュー オプション 18
認証
接続の設定 20
り
は
リンク
ドキュメント 73
ナビゲーション メニュー 38
パスワード
入力する 21
パノラマ モード 30
アクション 42
パラメータ 12, 47
Crystal レポート 66
openDocument 81, 85, 93
openDocument の概要 78
値の変更 47
ふ
ファイアウォール 10
106
BusinessObjects Mobile の使用方法
め
れ
レポート
Crystal Reports 11
Crystal レポート 36
最新表示 12, 45, 46
最新表示プロンプト 47
ドリル 40
パラメータ 47
表示 58
表示オプション 38
プロンプト 47
索引
レポート (続き)
分析 40
レポート作成テンプレート 58, 62
レポートの最新表示 46
レポートの分析 40
ろ
ローカル ドキュメント (続き)
同期 45
保存 54
ログイン 21
自動 23
自動ログインの削除 24
手動設定 20
ログイン ページ 21
ローカル ドキュメント 12, 23, 53
削除 55
BusinessObjects Mobile の使用方法
107