農政 - 神奈川県農業会議

果たすべく、組織一丸となり地
に関する意見の公表等の使命を
い手の確保・育成、農業・農民
優良農地の確保と有効利用、担
等に関する法律」に定められた
代 表 組 織 と し て、
「農業委員会
構成される農業及び農村の利益
注視していく必要があります。
与える影響など、今後の動向を
を掲げており、かながわ農業に
する、などの成果目標(KPI)
010年比約4倍の5万法人と
4割削減、③法人経営体数を2
状全国平均(1万6千円)から
担い手のコメの生産コストを現
2014年度県農林業施策並びに予算に関する
域に根ざした活動に取り組んで
した。
決議した議案は次のとおりで
会を横浜市内の波止場会館で開
大きな打撃となることは明白で
の多面的機能を評価した「日本
産業」の具体化及び農林水産業
現 在 政 府 は、
「攻めの農林水
ります。
は憤りと戸惑い、不安の中にあ
の交渉参加が表明され、農業者
自助努力はもとより、都市農業
を図るためには、農業者自らの
の中の神奈川らしい農業の実現
らぎの場を提供するなど、都市
もに、県土を保全し県民にやす
奈川県民に対し新鮮で安全な農
このような中、908万の神
また、今後、消費税の動向次
き ま し た。 総 会 に は 農 業 会 議 会
す。
日、 第 1 2 1 回 通 常 総
県 農 業 会 議( 三 好 吉 清 会 長 )
建議などを決定
おります。
県農業会議第121回通常総会
す。
第では農業経営を継続する上で
目標を自己否定するかのような
は7月
○第1号議案
%の政策
TPP(環太平洋連携協定)へ
型直接支払い」
、
「経営所得安定
の持続的発展を支える県行政に
さて、食料自給率
議 員 を は じ め、 市 町 村 、 農 業 委
○第2号議案
神奈川県農業会議会則の一部
改正に関する件
対策」を中心とする「担い手総
よる意欲ある担い手の支援が不
人 の ほ か、 来 賓 と し
事 代 理 出 席 )、 古 沢 時 衛 県 議 会
○第3号議案
合支援」の具体化に向けた検討
可欠です。
て 中 島 正 信 環 境 農 政 局 長( 県 知
議 長、 髙 桑 光 雄 農 協 連 副 会 長 、
神奈川県農業会議職員給与規
程の一部改正に
関する件
を 行 っ て い ま す が、「 日 本 再 興
年度の県農林業施策並
びに関係予算を策定するにあた
川県が
このため県農業会議は、神奈
畜産物を安定的に供給するとと
西田周史県農政課長が出席しま
○第4号議案
戦略」で掲げる農業分野での野
12
○第5号議案
関係者約
員 会、 農 業 委 員 会 連 合 会 な ど の
年度事業報告並びに収入支
出決算に関する件
29
80
年度収入支出
予算の補正に関
する件
年間で全農地面積の8割(現
心的な数値目標として、①今後
状約5割)を担い手が利用、②
主 な 内 容
○オランダ経済省の専門家らが棚田を視察(葉山町)…⑦
…
○ヒガンバナで農地の景観保全(横浜市)…
………………⑦
○相模原市耕作放棄地対策協議会の取り組み……………⑥
○ 2014年度農林業施策並びに予算に関する要望を決定 …
…③
○2013年新規就農者調査結果…………………………⑤
10
発行/神奈川県農業会議 横浜市中区日本大通り5-2
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農政
時報
50
年度県農林業
施策並びに予算
の建議に関する
(建議本文)
われわれ農業
委 員 会 組 織 は、
公職選挙法に基
づき選ばれた農
業委員を中心に
14
13
14
件
主催者あいさつをする三好会長
経営とくらしを応援する農業総合専門紙です
Agricultural
Administration
Current News
2013(平成 25)年 8月20日
496
No.496(2)
農 政 時 報
2013年(平成25年)8月20日
いる「農地中間管理機構(仮称)
」
ま た、 現 在 検 討 が 進 め ら れ て
れることが予想 さ れ る 。
帳の内容と精度の向上が求めら
よう必要な措置を国に求めるこ
護法の下でも的確に実施できる
照合の取り組みが、個人情報保
用集積等に必要な情報の収集・
資産課税台帳との突合や農地利
農業委員会が把握したすべての
た指摘を受けたことから、
今後、
がある。さらにこの度、こうし
では実効性が上がりにくい実態
ない農業委員会の行政指導だけ
るが、是正命令等の権限を持た
いては、その止め刺しを猟友会
また、罠で捕獲した鳥獣につ
も多く上がっている。
の処分費用や処分の手続等課題
際に農家が罠等で捕獲した鳥獣
資材等の設置費用と併せて、実
るが、現場からは鳥獣の防除用
みがなされているところではあ
号 の 規 定 に よ り、 次 の と お り 建
に関する法律第
て決定いたしました。
通常総会において建議事項とし
日開催の本会第121回
に お い て も、 そ の 機 能 を 十 分
と。
違反転用事案について、速やか
等が行う場合も多いが、その猟
り 講 じ る べ き 施 策 等 に つ い て、
つ き ま し て は、 農 業 委 員 会 等
に 発 揮 す る た め に は、 そ の 基 礎
2違反転用対策の適正な実施に
に県知事に対し報告をしなけれ
7月
条第2項第1
データとなる農地基本台帳の充
ば、農業委員会の不作為と取ら
措置を講じること。
予 算 を 策 定 す る に あ た り、 次 の
精度を上げる取り組みを組織を
パトロール)の実施など台帳の
既 に 農 地 の 利 用 状 況 調 査( 農 地
は、これらのことに対応すべく、
に関する措置及び耕作放棄地再
施や、農地法に基づく遊休農地
進に係る取り組みの効果的な実
告において、農地の流動化の促
する行政評価・監視」に係る勧
転用者に対し農地への原状回復
制の整備を図るとともに、違反
ついて、速やかに対応できる体
員会が報告した違反転用案件に
視の勧告結果を踏まえ、農業委
新する際の費用の軽減や免許を
除のために狩猟免許を取得・更
こと。また、農家が有害鳥獣駆
を助成するなどの支援策を図る
鳥獣の頭数に対して処分費用等
政的な支援と併せて、捕獲した
鳥獣の物理的な防除に対する財
総務省が本年4月に公表した
1農業委員会系統組織の体制整
あげて進めているところである
生利用対策の適正かつ効果的な
を促す指導・勧告を徹底し、さ
取得しやすい環境を整備するな
市町村農業委員会において
備と強化について
が、 実 際 の 現 場 で は 、 台 帳 の 整
実施と併せ、違反転用に対する
らには、勧告に従わず、特に必
年度県農林業施策並びに関係
議いたします。
農 地 基 本 台 帳 は、 現 場 で 農
備 費 用 が 捻 出 で き な い、 あ る い
是正指導・勧告や処分の適切か
要があると認めるときは、工事
友会の高齢化・銃猟者の減少も
地を管理する組織である農業委
は市町村が保有する他の台帳と
つ厳格な実施が求められたとこ
れかねない事態となることが懸
員会の日常的な業務推進におい
突合させたくても個人情報保護
ろである。
「農地の保全及び有効利用に関
て、 も っ と も 基 礎 と な る も の で
に よ り 妨 げ ら れ る な ど、 農 業 委
支払う」ことを主な内容とした
地として維持することに対価を
多 面 的 機 能 を 評 価 し「 農 地 を 農
さ ら に、 現 在、 政 府 は 農 業 の
めて重要なものとなっている。
に管理する唯一の台帳として極
な 人 員 体 制 と 十 分 な 財 源( 新 た
帳 シ ス テ ム の 整 備・ 運 用 に 必 要
集、 照 合、 連 動 、 地 図 化 及 び 台
委員会が取り組む農地情報の収
欠 で あ る こ と か ら、 県 は、 農 業
できる環境を整えることが不可
定 水 準 ま で 整 備 し、 適 切 に 活 用
そ こ で、 農 地 基 本 台 帳 を 一
する内容となっている。
わたっている事案を厳しく指摘
告を行わず、違反状態が長期に
ているものの、都道府県への報
に報告書を提出することとされ
調査し、遅滞なく都道府県知事
たときは、速やかにその事情を
がいわゆる違反転用事案を知っ
処理要領」において農業委員会
も問題が生じるなど看過できな
業や日常生活の安全性の確保に
なったり、地域によっては農作
遊休・荒廃農地の発生の原因と
農業者の営農意欲を喪失させ、
て
鳥 獣 に よ る 農 作 物 被 害 は、
3鳥獣被害に対する措置につい
処分を実施すること。
等の停止又は原状回復命令等の
方々です(順不同、敬称略)
。
した。退任された会議員は次の
議員へ感謝状の贈呈が行われま
議事終了後には退任された会
期間の延長見直しを行うこと。
こと。さらに、県の現行の狩猟
返りのための支援措置を講じる
ど、狩猟登録者の拡大並びに若
そ こ で、 防 護 柵 設 置 な ど の
あ り、 市 町 村、 地 域 農 業 再 生 協
員会の自助努力のみでは解決で
「日本型直接支払い制度」の検
な交付金の創設等)を確保する
ついては、県は行政評価・監
議会とともに「人・農地プラン」
討 を 急 い で い る が、 こ の 制 度 設
ま た、 そ う し た 取 り 組 み を 進
いて鋭意その指導にあたってい
で農業委員会は、日常業務にお
ては、これまでも様々な取り組
鳥獣被害に対する対応につい
○鈴木 稔
(湯河原町農業委員会)
───────────
計 に 当 た っ て は、 農 地 の あ り 様
○川口 弘海
(真鶴町農業委員会)
こ と と な る た め、 今 後 制 度 の 設
め る た め、 住 民 基 本 台 帳 ・ 固 定
い状況となっている。
よう国に働きか け る こ と 。
計・ 運 用 に 当 た り、 農 地 基 本 台
違反転用事案に対し、これま
がどうなっているかが問われる
勧 告 は、
「農地法に係る事務
の作成や不作付け地の活用推進
課題となっている。
ついて
40
きない障壁があ る 。
念される。
実が必須である 。
29
を 行 う 際 に も、 農 地 を 一 筆 ご と
14
2013年(平成25年)8月20日
農 政 時 報
(3)No.496
て、 不 許 可 の 例 外 と し て 定 め
物 や 残 留 農 薬 の 基 準、 遺 伝
② T P P 交 渉 に お い て、 添 加
対策を講じる必要がある。
県内の農業への影響を試算し
た、その情報のひとつとして、
国 益 を 損 な う 恐 れ が あ る。 ま
分 に 示 さ れ て い な い た め に、
が、 判 断 材 料 と な る 情 報 が 十
に対応を盛り込んではいる
の 推 進 」 と し て「 成 長 戦 略 」
を 示 し、「 攻 め の 農 林 水 産 業
る た め に は、
「守るべき農地」
称)
」が十分に機能を発揮す
進める「農地中間管理機構(仮
( 理 由 ) 現 在、 政 府 が 検 討 を
の強化を図ること。
(新規)
員 会・ 農 業 会 議 に つ い て 組 織
て重要な役割を果たす農業委
間 管 理 機 構( 仮 称 )
」におい
政 府 が 検 討 し て い る「 農 地 中
を 明 確 に す る と と も に、 現 在
農地とするものに係る手続き
山林化させる農地と引き続き
況 に 関 す る 調 査 」 に お い て、
④ 生 産 緑 地 に つ い て、 農 業 経
望まれる。
と が 見 込 ま れ、 柔 軟 な 対 応 が
にも都市農地の減少が進むこ
で あ る。 制 度 見 直 し を 待 つ 間
遅々として進んでいない状況
し を 国 は 検 討 し て い る が、
(理由)都市計画制度の見直
こと。
(新規)
緩和等を市町村に働きかける
が 図 ら れ る よ う、 指 定 基 準 の
においても積極的に追加指定
け る こ と。 ま た、 現 行 の 制 度
和等必要な措置を国に働きか
に 行 え る よ う、 指 定 要 件 の 緩
③生産緑地の追加指定を柔軟
きかけること。(一部新規)
会に対し円滑に提供されるこ
とについて、柔軟な対応が図
られるよう市町村税部局に働
在村地主に係わる固定資産税
部局の個人情報が、農業委員
子組み換え食品などの表示義
を 明 確 に す る 必 要 が あ る。 ま
られる施設の拡張を無秩序に
県農業会議は、7月 日に
開いた第396回常任会議員
会議で「2014年度県農林
業施策並びに予算に関する要
望」を決定しました。
同要望は、神奈川県議会の
主要会派に要請するととも
に、9月には県農林水産団体
協議会を通じて県環境農政局
に要望する予定です。
要望事項は次のとおりです。
務、 収 穫 後 の 農 薬 使 用 や B S
た、 そ の 基 礎 は 農 業 委 員 会 の
繰 り 返 せ ば、 優 良 農 地 が 失 わ
1 基 本 農 政 の 確 立・ 推 進 に つ
E の 検 査 体 制 等、 食 品 の 安 全
2014年度県農林業施策並びに
予算に関する要望を決定
いて
確 保 の た め の 基 準 が、 な し 崩
に与える影響について速やか
としてTPPがかながわ農業
に 働 き か け る こ と。 ま た、 県
即時交渉から離脱するよう国
き な い と 判 断 し た 場 合 に は、
す る と と も に、 国 益 が 確 保 で
やすく適時適切に国民に提供
おいて得られた情報を分かり
①TPPの今後の交渉過程に
安心
えにされてはならない。
わずかな経済効果との引き換
影 響 が 懸 念 さ れ る こ と か ら、
安 全・ 安 心 な ど 国 民 生 活 へ の
が、 医 療 制 度 を は じ め、 食 の
野が交渉対象とされている
(理由)TPPでは幅広い分
と。(新規)
よう強く国に働きかけるこ
し的に緩和されることのない
かけること。
(新規)
れ る よ う、 制 度 の 改 正 を 働 き
な適用に一定の制限がかけら
に つ い て は、 継 続 的・ 断 続 的
で あ る「 既 存 の 施 設 の 拡 張 」
係る農地転用の不許可の例外
②第1種農地及び甲種農地に
る。
に組織の強化を図る必要があ
動 で あ り、 県 農 業 公 社 と と も
利用状況調査等農業委員会活
が必要である。
が図られるよう措置すること
る こ と か ら、 円 滑 な 利 用 集 積
産緑地は重要な生産基盤であ
に働きかけること。
(継続)
定ができる地区とするよう国
営基盤強化促進法の利用権設
監視調査結果に基づく勧告に
( 理 由 ) 総 務 省 の 行 政 評 価・
めるときは、工事等の停止又
は原状回復命令等の処分を実
施すること。(新規)
れてしまう。
⑴ 国 際 農 業 交 渉 と 食 の 安 全・
(理由)市町村内部でも部署が
異なると個人情報保護の課題
が あ る が、 農 地 法 で 定 め ら れ
た指導目的での使用について
は 柔 軟 な 対 応 が 必 要 で あ り、
「農業委員会への助言」では
な く、 県 か ら 税 部 局 に 働 き か
けることが効果的である。
⑶残土の不法投棄や違反転用
の防止
①農業委員会が報告した違反
転用案件について、県は速や
かに違反転用者に対し農地へ
の原状回復を促す指導・勧告
をすること。さらに、勧告に
従わず、特に必要があると認
に 試 算 す る と と も に、 そ の 対
2農地の保全と有効利用対策
(理由)都市農業にとって生
策を示すこと。
(新規)
⑴優良農地の確保・保全
⑵荒廃農地の発生防止と有効
利用の促進
①遊休農地に対する農地法上
の指導の必要性の観点から、
遊休・荒廃農地の所有者や不
であるはずの優良農地におい
応じ切れていない現状がある。
会 か ら の 報 告 に 対 し て、 県 が
施 を 求 め ら れ た が、 農 業 委 員
告や処分の適切かつ厳格な実
お い て、 違 反 是 正 の 指 導・ 勧
(理由)TPPについては、「重
①「 荒 廃 農 地 の 発 生・ 解 消 状
( 理 由 ) 本 来、 転 用 が 不 許 可
要5品目」を例外とする意向
17
結 す る が、 そ の 打 開 策 と し て
農業者の耕作意欲の低下に直
( 理 由 ) 農 業 所 得 の 低 迷 は、
援を強化すること。(新規)
3担い手・経営対策
⑴担い手の育成・確保
①かながわ農業を支える意欲
的な農業者に対し、引き続き
経営指導・助言等の支援を強
化するとともに、本県農業の
実態に即した国の制度とは別
の神奈川県独自予算での畑作
等所得補償など支援策を創設
すること。(継続)
(理由)かながわ農業を支え
る担い手農家への多様な都市
農 業 に 対 応 し た 支 援 の 強 化・
育 成 を 基 本 に、 神 奈 川 独 自 の
担い手の確保対策を講じるべ
きである。
⑵経営対策
①農家の6次産業化を進める
ため、農産物の直売施設、処
理加工施設、地域食材供給施
設等に対する支援を拡充する
とともに、農家の企画力を向
上させる養成講座の開催等支
り、 今 後、 制 度 の 設 計・ 運 用
う」ことを主な内容としてお
て維持することに対価を支払
度 」 で は、「 農 地 を 農 地 と し
て い る「 日 本 型 直 接 支 払 い 制
( 理 由 ) 現 在、 政 府 が 検 討 し
(新規)
安全性の確保にも問題が生じ
よっては農作業や日常生活の
生 の 原 因 と な っ た り、 地 域 に
失 さ せ、 遊 休・ 荒 廃 農 地 の 発
害 は、 農 業 者 の 営 農 意 欲 を 喪
(理由)鳥獣による農作物被
見直しを行うこと。
④県の現行の狩猟期間の延長
① 農 地 基 本 台 帳 に つ い て、 住
動対策
4農業委員会組織の堅持と活
いることを周知する必要があ
や畦草等の焼却が認められて
獣の捕獲頭数に対する処分費
る 財 政 的 な 支 援 と 併 せ て、 鳥
①鳥獣の物理的な防除に対す
鳥獣被害対策について、県
は早急に次の事項を講じるこ
と。(新規)
5鳥獣被害対策
る。
民基本台帳や固定資産税台帳
の下でも的確に実施できるよ
取 り 組 み が、 個 人 情 報 保 護 法
に 必 要 な 情 報 の 収 集・ 照 合 の
策を行うこと。
村と連携して実効性のある対
防 除 は 県 が 主 体 と な り、 市 町
②行動範囲が広い鳥獣の被害
こと。
用の助成等支援の拡充を図る
う必要な措置を国に求めるこ
等との突合や農地利用集積等
と。
置を講じること。
並びに若返りのための支援措
す る な ど、 狩 猟 登 録 者 の 拡 大
許を取得しやすい環境を整備
新 す る 際 の 費 用 の 軽 減 や、 免
③ 農 家 が 狩 猟 免 許 を 取 得・ 更
また、農地情報の収集、照
合、連動、地図化及び台帳シ
ステムの整備・運用に必要な
人員体制と十分な財源(新た
な交付金の創設等)を確保す
るよう国に働きかけること。
7万2千円
24万1千円
一 定 水 準 ま で 整 備 し、 適 切 に
6次産業化は極めて有効な手
に 当 た っ て は、 農 地 基 本 台 帳
16万1千円
30%
活用できる環境を整えること
段 で あ り、 農 業 者 の 所 得 確 保
るなど看過できない状況と
4万8千円
つ い て、 広 く 県 民 に 周 知 す る
に向け環境を整える必要があ
の内容と精度の向上が求めら
なっている。
3万6千円
こと。
(新規)
る。
れ る こ と が 予 想 さ れ る が、 そ
12万1千円
15%
20%
が不可欠である。
②農業者に例外的に認められ
のためには各市町村の台帳を
月額2万円
月額6.7万円
(年額24万円)
の場合(年額80.4万円)
の場合
保険料の支払額が
税率
(理由)やむを得ないもみ殻
ている条件付きの焼却行為に
保険料支払いによる節税効果
(所得税・住民税)
試算
(注)
保険料支払後も保険料支払前と適用される税率に変更がないものとして試算している。
農業者年金には、
ア 年間60日以上農業に従事する
イ 国民年金の第1号被保険者で、
ウ 60歳未満の方
であれば、
経営部門の如何にかかわらず、
誰でも加入することができ
ます。
また、
農地の要件もありません。
年金は、
経営主だけが掛けていれば、
その家族全員が間に合うとい
うものではありません。
年金は一人ひとりにお支払いするものなので、
家族一人ひとりが準備をしておくことが大切です。
No.496(4)
農 政 時 報
2013年(平成25年)8月20日
農業者年金は、
加入者の支払った保険料が将来の自らの年金給付に使われる積立方式の終身年金です。
予め将来の年金額を約束する確定給付型ではなく、
自らが積み立てた保険料とその運用益により将来受け取る年金額が事後的に決まる確定拠出
型が採用されています。
この
「積立方式・確定拠出型」
の財政方式は、
保険料を支払っている方の数や年金を受給している方の数がどのように変化しても、
その影響を受け
ない安定した、
少子高齢時代でも安心できる制度です。
積 立 方 式・確 定 拠 出 型 の 安 定し た 終 身 年 金 で す
農業者年金の保険料は、
加入者自らが月額2万円から6万7千円までの間で、
千円単位で自由に選択することができ、
いつでも見直すことができます。
また、
農業者年金に加入して、
その年に支払った保険料の全額
(1人当たり最大80万4千円)
が、
所得税・住民税の
「社会保険料控除」
の対象になりますの
で、
その分課税対象所得が下がり税金が安くなります。
保 険 料 は 自 由 に 選 択 で き 、し か も 税 制 面 で 大 き な 優 遇
農 業 者 年 金 に 加 入で きる の は
農 政 時 報
(5)No.496
22
46
39
20
70
65
40
2013 年 新規就農状況調査県集計表
県かながわ農業アカデミー調べ
1 就農形態別
(単位:人)
合
〜
〜
計
歳
小計
12 20 39(37) 3(2) 42(39) 105(44) 44(2) 149(46)
7.6%
地
32.2%
〜39 40〜
歳 64歳
小計
歳
8
64
他
〜39 40〜
歳 64歳
21 27 48
26.2%
の
小計
20%
割合(65歳未満)
そ
35.2%
者
7(7) 0
40
39
入
1
参
2
総 計
規
1
新
39 28
既卒就農
U タ ー ン 就 農 者
他
2
の
0
そ
〜39 40〜 〜39 40〜 〜39 40〜 〜39 40〜
歳 64歳 歳 64歳 歳 64歳 歳 64歳
40〜64歳
11 10
(内 農 業 後 継 者)
計
割合(40歳未満)
9
研究科・技術専修科卒
卒
7
生 産 技 術 科 卒
大
卒
卒
研究科・技術専修科卒
大 ・
生 産 技 術 科 卒
かながわ農業アカデミー
〜39歳
数 0
小
短
高
中
新卒就農
(内 新 規 参 入 者)
就農形態
人
3
県内で新たに
149人が就農
91
13
新規就農者調査結果︱
13
64
︱201 年
神奈川県はこのほど201
3年新規就農状況調査結果を
取りまとめました。この集計
は 年4月現在のもので、過
去1年間に就農した 歳未満
の人を対象にしています。
年の県内総新規就農者数
は149人で、表には出てい
ませんがそのうち 人は女性
就農者です。また、新規就農
者のうち 名は農業法人への
就職就農者です。
年代別では 歳以下の新規
就 農 者 が 全 体 の 約 %、
歳〜 歳の新規就農者が約
%となっています。
経営部門別では露地野菜が
特に多く 人、次いで多いの
が施設野菜で 人、施設花き
が 人という順になっていま
す。
30
15
2013年(平成25年)8月20日
37.2%
13.4%
100%
28.2%
100%
域
別
横浜川崎 0
0
8
0
3
0
0
11 11
0
0
0
0
0
4 16 20
3
4
7
6(4) 1
横須賀三浦 0
7
1
0
0
0
0
8
8
0
0
0
0
0
3
0
3
2
0
2
7(7) 1(1) 8(8) 20(7) 1(1) 21(8)
県
央 0
0
0
3
3
0
0
6
2
0
1
0 3(3) 0
1
3
4
0
5
5
8(8) 0
湘
南 0
0
0
8
4
0
2
14
7
1
1
1 4(4) 0
12 8
20
3
2
5 17(17) 0 17(17) 44(21) 12 56(21)
足 柄 上 0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
0
1
0
0
0
西
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
1
湘 0
0
7(4) 24(4) 21 45(4)
8(8) 15(11) 8 23(11)
1(1) 1(1) 1
1(1) 0
1(1) 2(1)
1(1) 1(1) 1
2(1)
※その他は結婚就農者、法人就農者等
※( )内は法人就農の内数 2 経営部門別
(単位:人)
野 菜
花 き
果 樹
畜 産
露 地 施 設 露 地 施 設 落 葉 常 緑 酪 農 肉 牛 養 豚 養 鶏
数 91
(38) 22
( 2) 2
( 1) 15
(01) 6(05) 3( 2)
4
割
合
2.7%
地
人
61.1%
14.8%
1.4%
10.1%
3.9%
1.9%
0
2
0%
0
1.4%
その他
合計
4( 1)149
(44)
0%
2.7%
100%
域
横 浜 川 崎 29
(19) 6
( 1) 3
1
2(05) 1( 1)
2
0
0
0
1(02) 45
(21)
横須賀三浦 18
( 1) 3
0
0
0
0
0
0
0
0
0
県
央 18
( 7) 3
( 1) 0
0
0
0
0
0
2
0
0(01) 23
( 8)
湘
南 24
(10) 10
( 1) 1
12
(01) 4
0
2
0
0
0
3( 1) 56
(12)
21
( 1)
別
足 柄 上
( 1) 0
1
0
0
0
1
0
0
0
0
0
( 1)
2
西
(01) 0
1
0
0
0
1( 1)
0
0
0
0
0
( 1)
2
湘
※調査は65歳未満について実施、( )内40歳以上
相模原市耕作放棄地対策協議会
め、
「耕作放棄地再生利用事
業」を実施し、経営規模拡大
に取り組む農業者や農業参入
法人などの引き受け手を募集
しています。
事業の対象となるのは農業
振興地域農用地区域内の農地
です。5年以上の利用権設定
が要件となっており、土地所
有者本人によって再生する場
合は適用されません。農地を
再生するための工事に要する
経費への助成や、再生した農
地で利用する農業用機械の
ておらず雑草に覆われていた
約 ㌃の耕作放棄地を借り受
青年就農者が、長年耕作され
す。同市緑区寸沢嵐地区では
農業の6次産業化を展開する
規模拡大にも一役買っていま
しています。
同事業は新規就農者の経営
産者は加工・販売業者と連携
し、地域の特産品として、味
噌や豆腐、きな粉などに加工
リースに要する経費などへの
助成を行い、対象農地での生
産再開に向けた条件整備を支
援します。再生利用に必要な
負担を軽減することで、条件
の悪い農地でも引き受け手を
確保するのが狙いです。
2010年には地域の認定
農業者が約 ㌃の耕作放棄地
を再生させ、市にゆかりのあ
る津久井在来大豆の栽培を始
めました。翌年には同事業の
補助で収穫用コンバインを導
入し、作業を省力化するとと
もに生産を拡大しました。生
した。長年使われていなかっ
て同協議会が土地所有者との
土地利用調整の仲介を行いま
青年就農者の利用希望を受け
い津久井地域でありながら傾
斜が無く条件が良い農地で、
を借り受けました。起伏の多
就農者が、約
ていなかった
年間耕作され
㌃ほどの農地
した。
同区青野原地区では、トマ
トや露地野菜を栽培する青年
の種を多く含んでおり、頻繁
に除草をする必要がありまし
たが、現在は食用バラやサフ
ランといったエディブルフラ
ワーのほ場に利用されていま
す。また、再生された農地は
周囲から見渡せる丘の上にあ
り、景観保全にもつながりま
に、耕作放棄地の解消を図り
て農地の利用再開を支援し、
その担い手を確保するととも
作放棄地再生利用事業を通じ
す。
同協議会ではこれからも耕
用する件数も増えつつありま
などから新規就農者が増えつ
つあり、耕作放棄地を再生利
す。しかしその一方で、農地
が確保しやすいことや、有機
栽培での参入もしやすいこと
ずは緑肥栽培による土づくり
を行い、その後葉物野菜等の
生産を始めました。
同市では市内農業者324
5人のうち、 歳未満の農業
者は 人で、農業者の高齢化
とそれにともなう耕作放棄地
の増加が問題になっていま
再生された畑で育つ葉物野菜
けました。長期間に渡り雑草
40
ます。
67
た農地だったため、再生後ま
60
が生い茂っていた農地は雑草
食用バラの植え付け
農地の復元使用を支援し、
耕作放棄地を解消
相模原市では耕作放棄地を
解消するため、相模原市耕作
放棄地対策協議会を設置し、
耕作放棄地の再生利用を支援
しています。
同市では農業振興地域内の
農用地約750㌶のうち、農
業者の高齢化や、傾斜地、鳥
獣被害が多い山間部の津久井
地域を中心に、約 ㌶の耕作
放棄地が存在しています。市
や農業委員会、農協などで構
成する同協議会では、耕作放
棄地の再生利用を促進するた
80
再生した農地と大豆をまくようす
40
12 20
No.496(6)
農 政 時 報
2013年(平成25年)8月20日
例」の講師として来日した2
氏の希望に、葉山町農業委員
会が対応して実現したもので
す。一行は棚田の視察ととも
に山梨崇仁葉山町長との懇談
や、同町農業委員会事務局お
よび全国農業会議所との意見
交換を行いました。
山梨町長との懇談では、人
口や農家数、農地の分布など
同町について説明が行われま
した。また「観光地でもある
山梨町長との懇談
同町において、農業が与える
影 響 は ど れ く ら い か 」「 日 本
で若者の専業農家を増やすた
めに、どのような制度が必要
だと考えるか」といった質問
があがるなど、活発な話し合
いが行われました。
棚田を視察した後に行った
意見交換では、同行した同町
農業委員会事務局や全国農業
会議所と農地の賃借や集積な
どについて議論を交わしまし
た。ファン・レーネン氏とファ
ン・デル・ファールト氏は、
農業を活性化させるための方
法として、農地の集積や交換
による経営規模の拡大や、企
業も含めた耕作
希望者への農地
貸し付けによる
遊休農地の解消
などを上げると
ともに、農地の
細分化を防ぐ仕
組み作りや、貸
し手への支援な
どによる農地の
貸し借りの推進
などが有効では
ないかと提案し
ました。
(横浜市・田奈めぐみの里)
ヒガンバナで農地の景観保全
横浜市田奈地区の農地で7
月 日、横浜市中央農業委員
会の野路幸子農業委員が中心
となって、ヒガンバナの植え
付けを行いました。これは「田
奈めぐみの里」事業の一環と
して、景観保全を目的に行っ
たものです。同市では市民の
農体験や農産物の直売、農的
環境の保全などによる農との
と、約 ㍍に渡
って600個の
年部も参加し、
杉﨑章一農業委
員の先導のも
ふれあいを通じ、農あるまち
づくりを進める「めぐみの里」
事業を実施しています。田園
都市線田奈駅周辺の水田地域
を中心とした「田奈めぐみの
里」は最初に指定された地区
で、農産物直売所「四季菜館」
で地域農家の生産物や加工品
を直売しているほか、農体験
教室や農業イベントなどを
行っています。
当日は八木下
克己横浜市中央
農業委員会会長
や田奈農協青壮
直売所に出荷で来ていた青壮年部員にも参加を
呼びかけ、植え付けはにぎやかに行われました
14
オランダ経済省の専門家らが
棚田を視察 (葉山町)
7月 日、葉山町にオラン
ダ 経 済 省 土 地・ 水 管 理 行 政
サービスに所属しているヤ
ン・ フ ァ ン・ レ ー ネ ン 氏 と
ケース・ファン・デル・ファー
ルト氏、およびオランダ大使
館職員が訪れ「にほんの里1
00選」に選ばれた同町上山
口の棚田を見学しました。こ
れは、同日に行われたオラン
ダ大使館主催のセミナー「オ
ランダにおける農地集積の実
10
棚田を視察するようす
予定です。
せ、農道を彩る
た。9月中旬頃
には花を咲か
球根を植えまし
40
2013年(平成25年)8月20日
農 政 時 報
(7)No.496
は 妻 の 奈 美 恵 さ ん と 二 人 で、 約
相模原市緑区の和泉大樹さん
箱分を買ってくれたお客さんも
客 さ ん も い る。 先 日 段 ボ ー ル 2
「うちの野菜を指名してくれるお
た そ の 日 の 内 に「 1 週 間 か ら
け 入 れ ら れ ま し た。「 テ レ ビ を 見
試 し に 使 っ て く れ 」 と 頼 み、 受
業者から耕作を頼まれるように
現 在 は 面 積 も 広 が り、 近 隣 の 農
和泉 大樹さん
︵相模原市︶
《いずみ・だいきさん プロフィール》
1977年相模原市(旧津久井郡)生まれ。
販 売 業 か ら 農 業 に 転 身 す る た め、 滋 賀 県 甲 賀 市 の ㈲ る
シオールファームで3年間研修した後、2012年 月
に新規就農した。
2・5㌶の農地を借りてジャガイ
い た 」 と 話 し ま す。 ス ー パ ー に
常任会議員会議だより
日、横浜市内の
第396回常任会議員会
議を7月
アーバンネットビル横浜で
開きました。
「相模原大ちゃんの野菜」という
心 に 多 品 目 生 産 を し て い ま す。
じ、まずは農業生
考え、また都市農業に可能性を感
は自分の作った物を売りたいと
販売業に就いていた和泉さん
たといいます。
需要量などが分かるようになっ
並べることでよく売れる野菜や
家族を甲賀市に呼び、3年間水稲
正式に研修を始めた和泉さんは
は当時を振り返ります。その後、
に連絡をくれた」と奈美恵さん
来 た の か と 心 配 し た 同 社 が、 家
い た の で、 家 族 に 何 も 告 げ ず に
備 を 始 め た。 車 で 寝 泊 ま り し て
日ほど家を空ける」と言って準
「地域の農家に昔から伝わる作物
は販路の拡大を上げるとともに
今後の目標について和泉さん
と思う」と和泉さんは話します。
り と の 繋 が り と、 信 頼 が 大 事 だ
ると借りられる農地も増える。周
た。
「地域の農業者から信用され
農地プランに位置づけられまし
手として、相模原市で最初に人・
第5条(
一 議 題
㈠農地法の規定に基づく諮
売しているほか、直売イベントに
産法人に転職しよ
の生産技術や農業機械の利用技
の 生 産 や 技 術 の 習 得 を し た い。
件、7、910・57㎡)
件、3万5、3
日、県知事等に答申し
農業会議
○6日㈮東京都農委会職員研
究会との交流研究会
(東京都内)
○ 日㈬第398回常任会議
(横浜市内)
員会議 主な日程(
月)
望・建議(案)について
策並びに予算に関する要
㈡2014年度県農林業施
ました。
月
案どおり許可相当と認め7
用事案について審議し、原
12・16㎡)に関する転
(
を求められた農地法第4条
神奈川県知事等から意見
問について
参加することもあります。購入者
うとしましたが、
術 な ど を 学 び ま し た。 作 物 の 成
そ れ は 農 業 経 営 に お い て、 き っ
ブランドで市内のスーパーで販
から声を掛けられることも多く
求人がありません
長に合わせて仕事をする大変さ、
就 農 先 に「 消 費 地 に 近 く 農 業
で「平塚市農業高等学校」
と記載したのは「平塚農
業高等学校」の誤りでし
た。
お詫びして訂正しま
す。
17
18
お詫びと訂正
農政時報495号8面
でした。そんな中
生産がしやすい場所」として相
と強い武器になるはずだ」と語
員が農作業してい
模 原 市 を 選 ん だ 和 泉 さ ん は、 水
農業機械や施設などを揃えるの
るのを見た和泉さ
稲栽培ではできる場所が限られ
テレビで偶然、滋
んは、同社で研修
る た め、 野 菜 の 生 産 を 選 び ま し
りました。
しようと思い立ち
た。販売するために複数品目が必
に掛かる金額の多さなど想像と
ました。事前に電
賀県甲賀市にあ
話をすると断られ
要 で、 蒔 く 種 の 多 さ に 驚 い た と
違ったことも多かったといいま
ると考え、直接会
い い ま す。 就 農 当 初 は な か な か
る㈲るシオール
社を訪問し「一週
農地が見つかりませんでしたが、
す。
な り ま し た。 ま た、 地 域 の 担 い
モやサツマイモなど根菜類を中
10
ファームの若手社
間無賃で良いから
9
10
17
48
★
13
和泉さん夫妻と最盛期を迎えているナス畑
No.496(8)
農 政 時 報
2013年(平成25年)8月20日