平成25年行政事業レビューシート 0090 事業番号 (防 衛 省) 事業名 F-15用端末装置の取得 担当部局庁 経理装備局 作成責任者 事業開始・ 終了(予定)年度 H15年度 担当課室 航空機課 航空機課長 能瀬 宏隆 会計区分 一般会計 政策・施策名 根拠法令 5-(2)装備品等の取得改革等(装備品等の整備) 関係する計画、 平成23年度以降に係る防衛計画の大綱 通知等 (平成22年12月17日 安全保障会議決定・閣議決定) (具体的な 条項も記載) 事業の目的 (目指す姿を簡 F-15戦闘機に戦術データ交換システムを整備することにより、地上指揮所及び早期警戒管制機等と戦闘機との間における戦術情報の共 潔に。3行程度以 有化及び戦域における状況認識能力の向上を図る。 内) 事業概要 (5行程度以内。 F-15近代化事業に連動し、F-15近代化改修機に搭載する戦術データ交換システム端末装置をFMSにて取得する。 別添可) 実施方法 ■直接実施 □委託・請負 □補助 □負担 □交付 □貸付 □その他 予算 の状 況 予算額・ 執行額 (単位:百万円) 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度要求 当初予算 592 372 200 277 326 補正予算 0 0 0 0 繰越し等 0 0 0 0 計 592 372 200 277 執行額 447 295 287 執行率(%) 75.5% 79.3% 143.5% 単位 22年度 23年度 24年度 目標値 (30年度) 成果実績 式 一式を12機 に整備 一式を10機 に整備 一式を10機 に整備 一式を88機 に整備 達成度 % 23% 34% 46% 22年度 23年度 24年度 成果指標 成果目標及び成 果実績 (アウトカム) 戦術データ交換システム搭載戦闘機の充足 活動指標 単位 活動指標及び活 活動実績 動実績 (アウトプット) 戦術データ交換システム搭載戦闘機の充足が図られた。 (当初見込 み) 単位当たり コスト 39,383(千円/1端末) 費 目 平 成 2 5 ・ 2 6 年 度 予 算 内 訳 諸器材購入費 計 25年度当初予算 一式 26年度要求 (12機) (10機) 326 277 326 主な増減理由 取得数量差 25年度活動見込 取得端末を12機 取得端末を10機 取得端末を10機 取得端末を10機 のF-15近代化改 のF-15近代化改 のF-15近代化改 のF-15近代化改 修機へ搭載した。 修機へ搭載した。 修機へ搭載した。 修機へ搭載する 算出根拠 要求総経費/要求総端末数 277 326 (10機) ( 10機 ) 事業所管部局による点検 項 目 評 価 国 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 必費 要 投 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 性入 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と の なっているか。 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 ○ 国の専管事項である防衛の内、空自の任務遂行の根幹 をなす戦闘機の性能発揮のために不可欠な事業であ る。 ○ ○ 事 受益者との負担関係は妥当であるか。 業 単位当たりコストの水準は妥当か。 の 効 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 率 性 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 ○ 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) - 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果的 あるいは低コストで実施できているか。 - 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 ○ 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 ○ 事 業 の 有 効 性 評価に関する説明 ○ ○ - 有償援助(FMS)に基づく取得であり、唯一の入手先か らの取得である。 F-15近代化改修機数の就役機数に応じた調達数量で あり、数量、価格は妥当である。 ○ 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 重 事業番号 類似事業名 所管府省・部局名 複 排 除 防衛装備品の特性上、類似品は存在しない。 1.必要性 防衛大綱において、自衛隊は島嶼周辺における防空態勢を確立し、周辺海空域における航空優勢を確保するとされている。 防衛省の任務により、島嶼周辺における実効的な対応が必要であり、そのために島嶼周辺空域で活動する戦闘機の情報処理能力の向上を図ること は防衛省が実施する他に手段がない。 平成28年度末に就役が見込まれるF-15戦闘機の能力を適切に発揮させて防空態勢を確立するには、就役機数に応じた台数の戦術データ交換シ ステム端末の取得を平成25年度に着手する必要がある。 点 検 結 果 2.効率性 F-15近代化改修機の就役機数に応じた取得を行うとともに、必要事項の精査を実施し効率的な予算要求、予算執行を実施できている。 3.有効性 F-15近代化改修機に戦術データ交換システム端末装置を搭載することにより、戦闘機操縦者に対して島嶼周辺空域の航空活動状況に係る情報が 適切に提供でき、航空優勢確保のための防空態勢確立が可能と見込まれる。 4.総合評価 F-15用戦術データ交換システム端末の取得は、F-15近代化改修機の最大能力を発揮するとともに、島嶼周辺空域の航空優勢の確保のために必 要である。 外部有識者の所見 ・F-15近代化改修において、平成23年度はレーダーのまとめ買いを行なったが、データリンク装置についてはまとめ買いを実施していないので、きちんと説明 しないとチグハグな印象を与えるおそれがある。 ・FMSが米国政府相手の取引であることの特殊性の説明がなされていない。また、3900万円の単価がなぜ妥当と言えるのか、日米政府間のやりとりが不明で あり、簡単で良いので説明する必要がある。また、妥当性を確認する一例として、米国と欧州諸国間における調達価格を調査してもよいのではないか。 行政事業レビュー推進チームの所見 事 業 内 容 の 改 善 外部有識者の所見を踏まえ、レビューシートの記載内容について改善するとともに、更なるコスト削減について検討されたい。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 執 行 等 改 善 F-15近代化改修においては、レーダーの製造に使用する輸入部品が航空自衛隊向けの製造に限定されたことからまとめ買いを行いコスト 削減が図られた。 データリンク装置に関しては、航空自衛隊以外の米国を含むユーザーも調達を継続していること、米国は航空自衛隊の調達数量と他ユー ザーの調達数量を取りまとめた上で発注し、コスト削減を図っているところであるが、引き続きコスト削減に努める。 他ユーザーとの単価差の有無については、引き続き調査する。 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成22年 374 平成23年 302 平成24年 279 ※平成24年度実績を記入。執行実績がない新規事業、新規要求事業については現時点で予定やイメージを記入。 防衛省 287百万円 【FMS】 A.米国 287百万円 F-15用戦術データ交換システム 端末の整備 調達源がFMS契約に限られるため、随意契約。 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) A. 費 目 使 途 諸器材購入費 取得経費 E. 金 額 (百万円) 費 目 金 額 (百万円) 287 計 287 計 B. 費 目 使 途 使 途 0 F. 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 費目・使途 (「資金の流れ」に おいてブロックご とに最大の金額 が支出されている 者について記載 する。費目と使途 の双方で実情が 分かるように記 載) 計 0 計 C. 費 目 使 途 計 G. 金 額 (百万円) 0 費 目 計 使 途 使 途 計 D. 費 目 0 金 額 (百万円) 0 H. 金 額 (百万円) 0 費 目 計 使 途 金 額 (百万円) 0 支出先上位10者リスト A. 支 出 先 1 米国 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) F-15用端末装置の製造 入札者数 287 随意契約 落札率 100% 2 3 4 5 6 7 8 9 10 B. 支 出 先 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率
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