第144期 年次報告書 - 日本曹達

株主メモ
事
業
年
度
毎年4月1日から翌年3月31日まで
定 時 株 主 総 会
6月
基
定時株主総会 及び 期末配当金 3月31日
準
日
中間配当金 9月30日
その他必要があるときは、あらかじめ公告いたします。
株主名簿管理人
みずほ信託銀行株式会社
特別口座の管理機関
お問い合わせ先
〒168−8507
東京都杉並区和泉二丁目8番4号 みずほ信託銀行株式会社 証券代行部
0120−288−324(フリーダイヤル)
受付時間 9:00∼17:00(土日祝日を除く)
お
取
扱
店
みずほ信託銀行 本店及び全国各支店
みずほ証券 本店、全国各支店及び営業所
プラネットブース(みずほ銀行内の店舗)
単 元 株 式 数
1,000株
公
電子公告 <URL>http://www.nippon-soda.co.jp/
告
方
法
ただし、事故その他止むを得ない事由によって電子公告による公告を
することができない場合は、日本経済新聞に掲載して行います。
上場証券取引所
東京証券取引所 市場第一部
■住所変更等の事務手続きは、お取引の証券会社等にお問い合わせください。
ホームページのご案内
当社ホームページでは、株主・投資家
■単元未満株式をお持ちの株主様へ
の皆様向けの情報や製品・事業情報等を
単元未満株式の買取・買増制度を実施しておりますので、ご利用ください。
幅広く発信しています。
お手続き等の詳細に関しましては、証券会社にて株式を管理されている場合はお取引の証券会社に、
特別口座にて株式を管理されている場合は、みずほ信託銀行にお問い合わせください。
http://www.nippon-soda.co.jp/
■配当金計算書について
配当金お支払いの際にご送付しております「配当金計算書」は、租税特別措置法の規定に基づく
「支払通知書」を兼ねております。確定申告を行われる際は、その添付資料としてご使用いただくこ
とができます。
ただし、株式数比例配分方式をご選択されている株主様につきましては、源泉徴収税額の計算は
証券会社等にて行われます。確定申告を行われる際の添付資料につきましては、お取引の証券会社
等にご確認をお願いいたします。
なお、配当金領収証にて配当金をお受取りの株主様につきましても、配当金のお支払いの都度「配
当金計算書」を送付させていただいております。確定申告を行われる株主様は大切に保管してください。
表紙の写真:新潟県・長野県 火打山
ユニバーサルデザイン
(UD)
の考えに
基づいた見やすいデザインの文字を
採用しています。
第144 期 年次報告書
平成24年4月1日から平成25年3月31日まで
連結財務ハイライト
第140期
第141期
第142期
第143期
第144期
(平成20年度)
(平成21年度)
(平成22年度)
(平成23年度)
(平成24年度)
高 (百万円)
151,021
132,486
123,238
121,118
127,581
科 目
売
上
株主の皆様へ
営
業
利
益 (百万円)
5,782
5,322
4,736
4,706
4,094
経
常
利
益 (百万円)
11,995
12,907
9,572
9,365
8,317
益 (百万円)
6,751
8,571
5,548
7,044
5,303
産 (百万円)
75,341
84,173
85,723
91,671
100,246
当
期
純
利
株主の皆様には格別のご高配を賜り、
厚く御礼申しあげます。
第144期の年次報告書をお届けするにあたり、
一言ご挨拶申しあげます。
代表取締役社長
純
資
率
(%)
42.1
45.9
48.4
48.1
48.9
1株 当 た り 当 期 純 利 益
(円)
44.38
56.35
36.48
46.31
34.87
1株 当 た り 純 資 産
(円)
464.88
521.89
531.82
566.26
621.16
自
己
資
本
比
経 常 利 益
売 上 高
(単位:百万円)
平成24年度の日本経済は、東日本大震災から
当 期 純 利 益
(単位:百万円)
(単位:百万円)
151,021
132,486
127,581
123,238 121,118
12,907
11,995
9,365
背景とした世界経済の減速の影響など、厳しい
7,044
6,751
8,317
の復興により生産活動に持ち直しの動きが見ら
れましたが、長期化する欧州の政府債務危機を
8,571
9,572
当期
(平成24年度)
の経営環境及び
業績に対する分析と評価
5,548
5,303
状況の中で推移いたしました。
化学業界におきましても、海外の景気減速に
加え、原燃料高もあり、不透明な経営環境が続き
ました。
1
第140期 第141期 第142期 第143期 第144期
第140期 第141期 第142期 第143期 第144期
第140期 第141期 第142期 第143期 第144期
(平成20年度)(平成21年度)(平成22年度)(平成23年度) (平成24年度)
(平成20年度)(平成21年度)(平成22年度)(平成23年度)(平成24年度)
(平成20年度)(平成21年度)(平成22年度)(平成23年度)(平成24年度)
2
株主の皆様へ
このような中、当社グループは既存製品の拡
以上から、配当につきましては、安定配当の維
1)
成長ドライバーの育成
ております。
販、新製品の開発、製品価格の改定などに取り組
持、株主資本の充実、財務体質の改善などを総合
現中期経営計画の最重要課題である成長ドラ
また、機能化学品においては電子材料向けブ
む一方、海外への事業展開に意欲的に取り組ん
的に考えた上、
1株当たり6円でお諮りすること
イバーの育成については、農業化学品事業での
ロックポリマーの開発が順調に進み、販売を開
でまいりました。農業化学品事業では、主力の殺
といたしました。
新農薬開発が順調に進展いたしました。自社開
始いたしました。
発の生物農薬や殺菌剤の開発が順調に進捗した
更には、既存事業の強化策といたしまして、海
ことに加え、次の候補化合物の開発についても
外向けを中心に順調に販売が伸びている医薬用
着実にフェーズアップし、漸く農薬のパイプラ
添加剤HPCの増産工事を開始いたしました。医
インが充実しつつあると感じております。また、
療・健康分野として今後の成長が期待できる分
虫剤
「モスピラン」
・殺菌剤
「トップジンM」の海
外向け販売が堅調に推移し、出荷数量が増加い
たしました。しかし化学品事業では、医薬用添加
現中期経営計画
(平成22年度∼24年度)
の
達成状況と今後の課題について
剤HPCなど一部製品の販売は伸長したものの、
全般的には需要低迷の影響から抜け出すことが
現中期経営計画は、平成32年
(2020年)の創
新製品といたしましては、他社と共同開発した
野ですので、セルロース誘導体新規銘柄の開発
できませんでした。
業100周年に向けての飛躍を期した長期経営ビ
新規殺菌剤
「ファンタジスタ」を平成24年度に販
や周辺事業への展開を目指し、成長ドライバー
この結果、売上高は連結対象会社が増えたこ
ジョン「Chemigress to 100」達成に向けた第
売開始いたしました。
の一角として更に発展させていきたいと考えて
とにより1,275億8千1百万円
(前年度比5.3%増)
、
一ステップ(ステージⅠ)と位置付け、
「成長ドラ
一方、化学品事業では、フランスの金属ソーダ
おります。
営業利益は40億9千4百万円(前年度比13.0%
イバーの育成」
・
「国際競争力強化」
・
「経営基盤の
メーカーであるAlkaline SASを買収いたしまし
しかしながら、思うような成果が上がってい
減)となり、経常利益は持分法投資利益の減少に
整備」
・
「グループ結集・強化」の4つの主要施策を
た。本事業では、グリーンエネルギーへの展開を
ない分野もあり、長期目標達成にはまだ成長ド
より83億1千7百万円(前年度比11.2%減)、当
掲げ、次のような取り組みを実行してまいりま
進 め て い る と こ ろ で す が、か つ て 金 属 ソ ー ダ
ライバーが不足しています。今後も自社開発を
期純利益は特別損失の増加などにより53億3百
した。
メーカーでもあった当社の保有技術を活用し、
促進していくとともに、M&Aも考慮しながら事
今後様々な分野での展開ができるものと期待し
業拡大の種を見つけていきたいと考えております。
万円(前年度比24.7%減)
となりました。
3
4
株主の皆様へ
3)
経営基盤の整備
会社として新たにスタートいたしました。
人口の増加と発展途上国の経済成長に伴い、
人材育成を目的とした新人事制度をスタート
一方、海外の持分法適用関連会社であるノー
世界的に農薬の需要が高まる中、農薬製品の競
させたほか、新たな業務システムの導入による
バス社とイハラブラス社は順調に業容を拡大し
争力強化と安定供給体制構築のため、韓国と中
業務効率の改善を推進し、グローバル化と業務
ており、現中期経営計画期間において、当社の業
国に製造拠点を新たに設けました。
のスピードアップへの対応を行いました。
績に大きく寄与いたしました。当社グループに
韓国では、現地企業との合弁で日曹南海アグ
また、
企業の社会的責任に対する要請が高まる
とりましてその重要性は高まっており、事業価
平成25年度の業績につきましては、売上高
ロ株式会社を設立し、主力殺菌剤「トップジン
中、
CSR推進室を設置し、
平成24年度からCSR
(企
値の維持・向上のため、これらの会社の経営管理
1,340億円
(前年度比5.0%増)
、営業利益54億円
M」
原体の製造設備を建設いたしました。
業の社会的責任)
活動を本格的に開始いたしました。
には一層力を注いでまいります。
来期の見通しと重点的な
取り組みについて
(前年度比31.9%増)、経常利益76億円(前年度
比8.6%減)、当期純利益58億円(前年度比9.4%
そして、中国ではファインケミカルなどの製
5
テーマとして実行してまいります。
2)
国際競争力強化
造会社である常熟力菱精細化工有限公司
(力菱
4)
グループ結集・強化
5)
今後の課題
ファインケミカル有限会社)に資本参加いたし
非鉄金属事業及び環境開発事業の収支改善に
現中期経営計画にて掲げた施策については一
ました。同社では今後、各種農薬原体及び中間体
つきましては、最重要課題として取り組み、一定
定の成果を得ることができましたが、この期間
の製造を予定しております。
の成果を得ることができました。今後も引き続
に顕著となった国内需要縮小の影響により、化
また、農薬需要の増加に伴い、大きな成長が期
き事業の安定に向けて取り組んでまいります。
学品事業において一部の製品の収益が大幅に減
待できる東南アジアでの事業拡大の足がかりと
また、国内製造拠点の競争力強化を目的とし
少いたしました。今後は、現中期経営計画の成果
して、タイのバンコクに駐在員事務所を開設い
て、日曹ファインケミカル株式会社とニッソー
を更に育成していくとともに、これら既存事業
たしました。
樹脂株式会社を合併し、ニッソーファイン株式
の 立 て 直 し を 含 め、新 中 期 経 営 計 画 の 重 要 な
6
株主の皆様へ
増)を予定しており、為替レートは1ドル90円、
また、
自社開発農薬の研究を計画通り進め、
早
新中期経営計画では、
点施策の遂行にあたり、
グループ各社との連携を
1ユーロ120円を前提としております。
期の製品化に向け全力を尽くすことは勿論のこと、
①成長ドライバーの拡充
強化し、
グループ経営資源の有効活用により一体
持分法投資利益の減少などにより経常利益が減
化学品事業では、
医薬用添加剤HPCをはじめとす
②事業基盤の強化及び再構築
的・総合的な運営を行ってまいります。
少いたしますが、
特別損失の減少などにより当期
るセルロース誘導体事業や、
NISSO-PB
(液状ポリ
③グループ総合力の向上
純利益は前期を上回る見込みです。
ブタジエン)
を中心とする機能性ポリマー事業の
の3点を重点施策として取り組んでまいります。
2)
収支目標
為替動向、商品市況など、事業を取り巻く環境
拡大についても、
積極的に取り組んでまいります。
成長ドライバーの拡充の具体策としては、ま
新中期経営計画の4ヵ年は、
長期目標達成に向
ず
「農業化学品事業」
「 セルロース誘導体事業」
けた中間点となりますが、
諸施策実行のための投
「機能性ポリマー事業」を「注力事業」と位置付け、
資が先行することもあり、
経費負担も大きくなる
は不透明ですが、競争力の維持・向上に地道に取
り組むことにより、この計画を少しでも上回る
よう努力を続ける所存であります。
新中期経営計画
(平成25年度∼28年度)
の概要
なお、平成25年度は、後ほどご説明いたします
ため収支の伸びは緩やかなものとなる見込みです。
コケア・バイオサイド事業」を
「育成事業」とし、
新中期経営計画の収支目標としては、平成28
新中期経営計画
(平成25年度∼28年度)の初年
1)
基本施策
優先的に経営資源を投入してまいります。
年度の売上高1,600億円、営業利益100億円と
度となりますので、その諸施策を着実に実行し
新 中 期 経 営 計 画 は、長 期 経 営 ビ ジ ョ ン
事業基盤の強化及び再構築につきましては、
生
いたしました。
「Chemigress to 100」達 成 に 向 け た 第 二 ス
産部門の継続的なコストダウン、
国内外生産拠点
その中で、平成25年度は現中期経営計画にて
テップ
(ステージⅡ)と位置付け、現中期経営計
の最適な運用の検討、
そして管理部門のスリム化
新たに構築した韓国と中国の農薬製造拠点の稼
画の成果を収益に結びつけ、長期目標達成に繋
や効率運営を進めるほか、
グローバル化に対応し
動が本格化いたしますので、まずは安定供給体
げていくための諸施策を実行してまいります。
た人材の育成にも取り組んでまいります。
てまいります。
制の確立に向け全力を挙げる所存です。
7
それに次ぐ
「顕色剤事業」
「 金属ソーダ事業」
「エ
また、
グループ総合力の向上としては、
前述の重
株主の皆様へのメッセージ
東日本大震災からの復興も本格化し、また、昨
8
株主の皆様へ
T O P I C S
バンコク事務所を開設いたしました
年後半からの円安傾向により日本経済は輸出型
ては、生産から廃棄に至るすべてのライフサイ
産業を中心に持ち直しの兆しを見せ、景気回復
クルに十分配慮した事業活動を進めるとともに、
24年11月より業務を開始いたしました。
への期待感が徐々に高まってまいりました。
法令遵守・企業倫理に基づいた企業行動を徹底
今般の現地事務所開設は、急速な発展を遂げる東南・
当社はタイ国・バンコク市に現地事務所を開設し、平成
南アジアの今後の市場成長性を見据えた当地域における
そのような中、当社は平成25年度より新中期
し、コンプライアンスの一層の強化に努めてま
経営計画をスタートさせ、平成32年
(2020年)
いります。
に迎える創業100周年に向けた諸施策を着実に
更に、経営の意思決定・監督機能の充実と業務
実行してまいります。
執行機能の強化を目的として、本年6月より執行
また、平成24年度よりCSR活動の体制が整い
役員制度を導入いたしました。今後、コーポレー
ました。環境保全や製品の安全・品質につきまし
トガバナンスの一層の強化についても努めてま
医薬用添加剤ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)
新規銘柄の販売を開始いたしました
いります。
当社は平成24年4月より医薬用添加剤ヒドロキシプロ
当社グループを取り巻く環境は依然不透明で
はありますが、平成25年度も引き続きチャレン
ジ精神を持って前進してまいる決意です。
株主の皆様におかれましては、今後もなお一
層のご支援を賜りますようよろしくお願い申し
あげます。
農業化学品事業拡大策の一環であり、当社製品の技術普
及、マーケティング活動の拡充を目的としております。
当該地域の中心的市場であるタイ国に現地事務所を開
設することで、現地取引先との提携を強化するとともに
より末端市場に近づいた技術サービスの提供に取り組む
ことで、販売体制の一層の強化を図ってまいります。
ピ ル セ ル ロ ー ス(HPC) の 新 規 銘 柄「HPC - SSL SFP(Super Fine Powder)」(超微粒子品)の販売を開始
いたしました。
本銘柄はHPCシリーズの超微粒子タイプで、極めて高
い圧縮成形性と速やかな崩壊性・溶出性を兼ね備えてお
ります。この特徴により、従来困難であった直接打錠に
よる錠剤製法においても高い硬度を有した錠剤作製が可
能となり、また崩壊遅延を起こさないことから口腔内崩
壊錠(OD錠)でも採用が期待されております。
当社は二本木工場でのヒドロキシプロピルセルロース
(HPC)の生産能力増強を進めており、今後医薬品向けと
併せ、食品向けへの更なる展開を図ってまいります。
9
10
セグメント別概況
化 学 品 事 業
工業薬品は、
青化ソーダの輸出向けが伸長したものの、
カセイカ
リ、
炭酸カリ及びオキシ塩化燐等の減少により、
減収となりました。
化成品は、
特殊イソシアネート、
硫黄誘導体及び感熱紙用顕色剤
等の減少により、
減収となりました。
機能材料は、
樹脂添加剤
「NISSO-PB」
等が伸長したため、
増収とな
りました。
エコケア製品は、
水処理剤
「日曹ハイクロン」
及びごみ焼却場向け
重金属固定剤
「ハイジオン」
等の伸長により、
増収となりました。
医薬品・医薬中間体は、
抗生物質中間体AOSA及び抗生物質原体
ファロペネムナトリウム等の減少により、
減収となりました。
工業用殺菌剤は、
防虫剤及び防カビ剤の伸長により、
増収となり
ました。
以上に加え、
Alkaline SAS及びそのグループ会社4社を連結の範
囲に含めたこと等により、
化学品事業の売上高は、
362億6千4百
万円
(前年度比16.8%増)
となりました。
農業化学品事業
商 社 事 業
運 輸 倉 庫 事 業
国内向けは、新殺菌剤「ファンタジスタ」・「ファ
ンベル」の発売、殺菌剤「ベフラン」等の伸長に
より、増収となりました。
輸 出 向 け は、 殺 ダ ニ 剤「 ニ ッ ソ ラ ン 」
、殺菌剤
「トップジンM」
・「パンチョ」等の伸長により、増
収となりました。
以上により、農業化学品事業の売上高は380億4
千1百万円(前年度比6.5%増)となりました。
全般的な景気悪化の影響を受け、
各種有機薬品や機械・装
置等の減収により、
商社事業の売上高は323億7千4百万
円
(前年度比0.5%減)
となりました。
運送業が堅調に推移したものの、一時的な貨物の減少等
により倉庫業・作業が減収となり、運輸倉庫事業の売上高
は37億5千3百万円(前年度比3.7%減)となりました。
主要事業内容
主要事業内容
化学品、機能製品、合成樹脂、産業機器・装置、建設関連製品
倉庫・運送業務
建 設 事 業
そ の 他 事 業
土木工事が伸長したものの、プラント建設工事の減少に
よ り、建 設 事 業 の 売 上 高 は112億 7 百 万 円
(前年度比
3.8%減)となりました。
その他事業の売上高は59億4千1百万円
(前年度比5.2%
減)
となりました。
主要事業内容
主要事業内容
プラント建設、土木建築
非鉄金属事業、環境開発事業 他
セグメント別売上高(単位:百万円)
主要事業内容
11
主要事業内容
工業薬品
カセイソーダ、液化塩素、塩酸、カセイカリ、
炭酸カリ、青化ソーダ、青化カリ、
塩化アルミ、オキシ塩化燐、三塩化燐
化成品
金属ソーダ、特殊イソシアネート、
アルコラート、有機チタン、ラクテット、
各種硫黄誘導体、顕色剤、PSD
機能材料
NISSO-PB、VPポリマー、透明導電ガラス、
チタボンド、ビストレイター
エコケア製品
日曹ハイクロン、日曹メルサン、テイクワン、
ハイジオン、ヌメリ取り剤
医薬品・
医薬中間体
HPC、DAMN、ファロペネムナトリウム、
AOSA
工業用殺菌剤
ベストサイド、バイオカット、
ミルカット
殺菌剤
トップジンM、ベフラン、ベルクート、
トリフミン、パンチョTF、アグロケア、
ストロビー、ファンタジスタ、ファンベル
殺虫・
殺ダニ剤
モスピラン、ニッソラン、ロムダン、
コテツ、フェニックス、ピラニカ
化学品事業
31,053
第143期
農業化学品事業
36,264
35,714
38,041
第144期
第143期
第144期
運輸倉庫事業
除草剤
ナブ、ホーネスト、クレトジム、
ピリブチカルブ、コンクルード
その他
くん煙剤
商社事業
建設事業
32,539
32,374
第143期
第144期
その他事業
3,898
3,753
11,644
11,207
第143期
第144期
第143期
第144期
6,268
5,941
第143期
第144期
12
連結財務諸表(要旨)
連結貸借対照表
会社概要
(単位:百万円)
科 目
前 期
当 期
平成24年3月31日現在
平成25年3月31日現在
資 産 の 部
動 資 産
81,919
84,498
固 定 資 産
97,311
108,845
有 形 固 定 資 産
48,084
4,216
3,274
投資その他の資産
45,010
52,845
179,230
193,344
産 合 計
負 債 の 部
流 動 負 債
65,704
65,767
固 定 負 債
21,854
27,330
合 計
87,558
93,098
負 債 純 資 産 の 部
前 期
当 期
平成23年4月 1 日から
平成24年3月31日まで
平成24年4月 1 日から
平成25年3月31日まで
上
上
原
高
121,118
127,581
価
91,933
総
利
96,900
益
29,184
30,681
営
業
利
営
業
外
営
業
外
経
常
収
費
利
4,706
4,094
益
6,626
5,957
営
用
1,967
1,734
益
9,365
8,317
特
別
利
益
99
75
特
別
損
失
157
1,046
税金等調整前当期純利益
9,307
1,052
その他の包括利益累計額
△3,396
562
法 人 税 等 調 整 額
1,053
851
少数株主損益調整前当期純利益
5,538
5,763
計
91,671
100,246
負債及び純資産合計
179,230
193,344
産
合
連結キャッシュ・フロー計算書
科 目
少
当
数
期
株
純
主
利
利
7,263
5,441
益
219
137
益
7,044
5,303
(単位:百万円)
前 期
当 期
平成23年4月 1 日から
平成24年3月31日まで
平成24年4月 1 日から
平成25年3月31日まで
営業活動によるキャッシュ・フロー
9,867
9,836
投資活動によるキャッシュ・フロー
△7,949
△10,783
財務活動によるキャッシュ・フロー
△554
203
現金及び現金同等物に係る換算差額
△84
655
現金及び現金同等物の増減額
1,278
△88
現金及び現金同等物の期首残高
13,155
14,434
現金及び現金同等物の期末残高
14,434
14,346
長期経営ビジョン【Chemigress to 100】
皆様のご支援のもと、
日本曹達は平成32年
に創業100周年を迎え
ます。
“Chemigress”
(化学の力で健全な社会
の発展に寄与する)と
いう思いのもと、当社グループの力を活かし、
新たな目標にチャレンジすることで、更なる飛躍
を目指してまいります。
究
所 札幌営業所、仙台営業所、東京営業所、
名古屋営業所、信越営業所、高岡営業所、
松山営業所、福岡営業所
所 小田原研究所、千葉研究所
海 外 拠 点 バンコク事務所
7,346
990
資
研
業
役 員(平成25年6月27日現在)
代
取
代
専
取
常
取
常
取
常
取
常
取
常
常
監
監
常
上
上
上
上
執
執
執
執
表 取 締
締 役 社
表 取 締
務執行役
締
務執行役
締
務執行役
締
務執行役
締
務執行役
締
勤 監 査
勤 監 査
査
査
務執行役
席執行役
席執行役
席執行役
席執行役
行 役
行 役
行 役
行 役
役
長
役
員
役
員
役
員
役
員
役
員
役
役
役
役
役
員
員
員
員
員
員
員
員
員
杵 渕 裕
伊 藤 英 治
増 田 誠
480,000,000株
154,317,630株
18,506名
発行可能株式総数
発行済株式の総数
株主数
大株主(上位10名)
大 阪 支 店 大阪市中央区高麗橋三丁目4番10号
(淀屋橋センタービル)
益
法人税、住民税及び事業税
少 数 株 主 持 分
大正9年2月1日
29,166,694,351円
1,236名
東京都千代田区大手町二丁目2番1号(新大手町ビル)
TEL.03-3245-6054
事業所等
工
場 二本木工場、高岡工場、水島工場、千葉工場
93,919
資
立
金
数
社
26,586
89,530
主
創
資 本
従業員
本
株式の状況(平成25年3月31日現在)
24,477
販売費及び一般管理費
本
株
純
売
52,725
無 形 固 定 資 産
上
売
会社概要(平成25年3月31日現在)
(単位:百万円)
科 目
売
流 資 連結損益計算書
株 主 名
持株数
持株比率
千株
日
銀
日
銀
三
本 マ ス タ ー ト ラ ス ト 信 託
行 株 式 会 社( 信 託 口 )
本 ト ラ ス テ ィ・サ ー ビ ス 信 託
行 株 式 会 社( 信 託 口 )
井
物
3.99
4,152
2.73
農
庫
4,120
2.71
株式会社みずほコーポレート銀行
4,082
2.68
日 本 曹 達 取 引 先 持 株 会
3,912
2.57
株
行
2,400
1.58
資 産 管 理 サ ー ビ ス 信 託 銀 行
株 式 会 社(証 券 投 資 信 託 口)
2,288
1.50
ジェーピー モルガン チェース バンク 385166
2,196
1.44
式
会
社 り そ
会
7.25
6,075
央
式
11,030
社
中
株
8.91
株 式 会 社 損 害 保 険 ジ ャ パ ン
林
産
%
13,553
金
な
銀
(注)自己株式2,212,093株は、上記大株主からは除外しております。また持株比率
は自己株式を控除して計算しております。
中 村 眞 吾
石 井 彰
瓜 生 博 幸
堀
八
小
鈴
村
菊
樋
羽
佐
阿
佐
塚
岡
森
毛
久
木
林
木
上
池
口
田
間
達
野
村
本
井
直
隆
五
政
昭
治
法
弘
愼
英
章
一
十
行
郎
充
三
博
彦
雄
之
務
之
亮
聡
作
夫
グループ会社
連結子会社
化 学
ニッソーファイン株式会社
新富士化成薬株式会社
日曹金属化学株式会社
上越日曹ケミカル株式会社
商 社
日曹商事株式会社
株式会社ニッソーグリーン
物 流
三和倉庫株式会社
三倉運輸株式会社
エンジニアリング
日曹エンジニアリング株式会社
土木・建築
株式会社日曹建設
海 外
NISSO AMERICA INC.
NISSO CHEMICAL EUROPE GmbH
NISSO TM LLC
日曹南海アグロ株式会社
Alkaline SAS
持分法適用関連会社
Novus International, Inc.
IHARABRAS S/A. INDÚSTRIAS QUÍMICAS
日曹ビーエーエスエフ・アグロ株式会社
常熟力菱精細化工有限公司
(注)堀直行は社外取締役、小林充、鈴木五十三及び村上政博は社外監査役です。
13
14