事務局報告 - 広島女学院大学

事 務 局
創立125周年記念
全学教職員研修会
2.挨拶
その主な内容は次のようなも
のでした。建学の精神に基づ
いたぶれない人格形成、経営
﹂開催
The Messiah
第 回広島女学院
﹁
月
日ゲーンスホールにて開
催されました。
今石元久先生より
被爆資料の寄贈
師でもあった県立広島女子大学
今石元久名誉教授は、被爆者の
生の声を収録し後世に伝えてい
かなければならないとの強い信
を続けて来られました。今石教
念のもとに永年地道な採録活動
信三市長が危惧されたように被
授から
月9日原爆被災者の声
爆体験をお持ちになる方は年々
第 回広島女学院クリスマス
﹁ 時 移 れ ば、 そ の 人 た ち も 次
と教学、キリスト教主義学校
﹂が
コンサート﹁ The Messiah
第に世を去って行く﹂と故浜井
であることを確信をもって前
面に出す、トップダウンとボ
トムアップのバランス、学生
育こそ最良の広報、社会の非
キ リ ス ト の 誕 生、 第 2
さ れ ま す。 第 1 部 は、
とができると改めて
があって完成するこ
声﹂などの図書類やDVD、C
料 は﹁ 原 爆 の 声 ﹂﹁ 被 爆
を収録したCDを寄贈いただき
常識が常識とならない学院
D など多数の貴重な音声資料で
年の
ました。これまでにも頂いた資
の理念の具現化として、人格
に、教職員から生徒学生への
実感しました。また、
少なくなっています。本学の講
教 育 の 使 命﹁ 自 分 を 治 め る
部はキリストの受難と
﹁
﹂ は、 ヘ ン デ
The Messiah
ルによって作曲され3部に構成
個﹂
﹁ぶれない個﹂
﹁自信をも
挨拶の率先励行⋮等。
が来てよかったと実感する教
てる個﹂をあげられ、社会を
祝金を戴きました。また、感
変革する使命感をもって多様
なお、創立125年を祝し
多くの方々から、祝電・祝花・
なキャリアを生き抜く力を養
い、平和を創りだす人になる
トのもたらした救いか
復 活、 第 3 部 は キ リ ス
きな成長の場になっ
私たちにとっても大
を 通 し て、
Messiah
人々に継承していくことが平和
叫 び を、 デ ジ タ ル 化 し、 若 い
をください﹂という渾然一体の
ご指導くださった
先生方やOGの皆
重な教材となります。本学院に
らの資料はきっと平和学習の貴
取り組んで来られました。これ
ることを強制するとかの考え
学卒業生・黒瀬禎子さんから
た。この曲は、合唱のタイミン
謝申し上げます。
さったすべての皆様に心より感
の現場で活用して頂ければ幸い
おいても今石先生の資料を教育
です。目録にして大学及び中高
グと合わせるのが難しかったで
︵メサイア演奏会実行委員会委
ゲーンス先生、広瀬ハマコ先
すが、先生方やOGの方々のご
ものでした。
わられた西先生に寄贈された
もので、この天文台と深く係
席してくださいました。
立125周年の集い﹂にも出
た﹁関東ブロック同窓会﹁創
︵理事長・院長 黒瀬真一郎︶
是非ご活用ください。
の図書館に置いて頂きますので
指導のもと本番に間に合わせる
ことができました。
西惠三先生
絵画の寄贈
本当に多くの方々の協力や支え
は、
Messiah
員 アンサンブル・エスポワー
ル部長 管理栄養学科3年
水金 由貴︶
はないけれども、心もちだけ
につながるのだと確信をもって
ご 意 向 の も と、 昨 年 度
様、 お 手 伝 い く だ さ っ た 方 々、
す。先生は被爆者の肉声を、﹁水
ら成ります。
たと思います。
編みお配りしましたが、人に
の曲目に第3部の合唱曲である
そして会場に足を運んでくだ
教育を説かれました。
は、
今年度の Messiah
謝と願いを込めて﹁125年
指揮者星野晴夫先生の
︵理事長・院長︶
敬愛される新渡戸稲造先生
の言葉も多く紹介されました
学ぶとした小冊子を補うもの
番を加えることになりまし
3.記念講演
が、﹁ 入 学 す る 者 を 悉 く 基 督
第
と人に学ぶ﹂と題し小冊子を
60
2 0 1 1 年 月 1 日︵ 土 ︶
創立125周年を迎えました。
年 を 1 期 と し て、 祝 賀、
感謝行事を行うこととしてい
る方針に従って、125年行
事は、学院関係者による研修
会として記念行事を行うこと
にしました。
27
27
23
の一つとして、広島女学院大
総勢200名を超す盛況と
黒瀬 真一郎
なり、止むを得ず欠席と届け
出 た 者 の ほ か 全 員 の 参 加 は、
ション
4 .記 念 パ ネ ル デ ィ ス カ ッ
湊 晶子
これまでの全学院研修会と同
︵前東京女子大学学長︶
様で、心強く感じました。
澤村 雅史︵前出︶
12
12
い、学院報に記して深く謝意
を表します。
小 冊 子 を 寄 贈 希 望 の 方 は、
お問いあわせください。
︵理事長・院長 黒瀬真一郎︶
元正一画伯 油絵
号︶を
ご寄贈いただきました。
だきたいと願っております。
トルームに掛け、学生や来学
ナショナル・ハウス﹂のゲス
︵院長・理事長 黒瀬真一郎︶
感謝申し上げます。
女子大学理事長の要職に就か
西先生は、本学で学長・院
長をお勤めになった後、東京
入選聖パウロ学園高等学校教
諭。同校退職後、2002年
同窓会関東ブロックが主催さ
尽力されました。ご退職後も
れ、特に、両大学の大学院修
画題となった国立天文台
︵ 三 鷹 市 ︶ は、 1 9 3 0 年 に
れる﹁夏雲の集い﹂に毎年参
加、また、今秋東京で行われ
士課程や博士課程の設置にご
完成し別名﹁アインシュタイ
登録有形文化財に指定された
ン塔﹂と呼ばれ、
年に国の
ます。
から5回個展を開催されてい
者に広く鑑賞し楽しんでいた
橋元画伯は、東京大学文学
部国史科卒、在学中一水会展
元学長・院長西惠三先生か
いつも女学院を覚えて、お
この絵画は、旧幼稚園舎を
︻絆︼﹂が強められることを願
ら、
絵画﹁武蔵野の天文台﹂︵橋
祈りくださる西先生に心から
改修、新装なった﹁インター
コーデイネーター
は基督の心持ちにしたい﹂は
拝は、大学宗教部長である澤
生、メアリー・マクミラン先
学長
長尾ひろみ
まさにキリスト教主義教育の
村雅史先生により執り行われ
生、熊田ムメ先生、そして広
パネラー
神髄に触れていると感慨を覚
ました。
島女学院教育の柱である﹁平
理事
今中
亘
えました。
記念行事の次第は次のとお
和﹂活動の軸﹁広島折鶴の会﹂
︵前出︶ 湊
晶子
パネルディスカッション
りです。
を紹介する﹁広島女学院の人
校長
星野 晴夫
は、軽妙かつ的を射た司会・ ︵一︶﹂が提供されました。
1.創立記念礼拝
卒業生 妻木 陽子
進行により短時間ながら多く
司式・奨励
記念すべき研修会を通し
5.交流・懇親昼食会
の示唆を与えました。
て、﹁ 広 島 女 学 院 フ ァ ミ リ ー
4年越しに実現した
湊晶子先生の講演はま
さに創立記念講演とな
り﹁キリスト教女子教
状 と 課 題 そ れ ら を 踏 ま え て、
が 述 べ ら れ 協 議 さ れ ま し た。
妻木陽子専任講師
育のミッション
︵使命︶
を問う﹂
主題のもとで、
周到に準備されて時に
教育のあり方を、時に
モアー・ウイットにも
キリスト教女子教育
り組むべきことについて持論
管理者と教職員が協働して取
した。
富み、会衆を魅了しま
さりげなく聖書への誘
各パネリストから創立
125年を迎えた女学院の現
星野晴夫校長
15
98
開催を知って役員も多数参
加され、定刻 時創立感謝礼
今中 亘理事
教信者にするとか、教会に入
長尾ひろみ学長
いを交え息抜きのユー
記念講演の湊晶子先生
41
10
10
10
2012(平成24)年1月20日
廣 島 女 學 院 報
第 165 号
(7)
第111回理事会
9月 日午後2時から大学
頌栄館会議室にて開催。
審議事項は、
1.日本私立学校振興・共済
諮問事項は、
運営体制について︵承認︶
5.20 12 年度経営責任・
政基本方針にそっている。
具体的方策は次の通り。
①人事専決権と経理総轄権は
事業団からの経営充実資金
の借入について
これを適当として答申。
を掌理する経営企画監を置
運営体制について
経営・運営体制検討委員会
の答申7項目に則った具体的
収入試算を示し、支出は次
回提示とし、
継続審議とした。
金収入1億円と借入金返済
賃貸料収入 ・9月末依願退
職 者 に 伴 う 退 職 金 等・ 借 入
予算補正の理由は4点、
予算︵案︶について
明確にする。
院長との職務上の関わりを
院長は運営最高責任者と位
②理 事 長 は 経 営 最 高 責 任 者、
追加審議事項 2012年度
事業の事前着工について
など
長、校長、園長︶と理事長、
理事長は直接的には校部運
2010年度からの継続課
③校部を代表する管理者︵学
題及び人事院勧告に係る対応
事
営にはタッチしない。院長
中高体育館エレベーター設
置工事︵承認︶
人
︶
結婚
誕生
︵山本京子大学図書館図書
公慶君
課事務職員ご長男︶
・9・
︵中野孝視中高教諭ご三男︶
正翔君
・9・
・9・
︵常本奨悟中高教諭ご長男︶
圭佑君
創立125周年祝金として
・
・
㈭ 事務協議会
㈭ 臨時事務協議会
50 、
000円
㈮ 理事会
女学院高校推薦入試
㈮ 公認会計士監査
・
10、
000円
㈭ 予算委員会
・
㈪ 公認会計士監査
㈯
幼稚園クリスマス礼拝
学院運営協議会
・
体交渉
㈬ 教職員組合との団
・
学院運営協議会
・8㈭ 事務協議会
・
㈭ 予算委員会
広島信用金庫 殿
眞名志輝雄 様
・
今中 亘 様
内山豊子 様
・
10、
000円
大学教育充実のため
1、
000、
000円
50 、
000円
10、
000円
回クリスマス
スマス礼拝
中 高 終 業 日、 ク リ
㈫ 大学クリスマス礼拝
今石牧子 様
・
30、
000円
㈬ 幼稚園終園日
5 2、
160円
・
㈮ 第
杉浦圭子 様
広島平和教育研究所理事長
・
10、
000円
はるかぜ日本語ボランティア 殿
50 、
000円
高井浩子 様
小早川 健 様
眞名志輝雄 様
一般
ング 殿
株式会社アボアエンジニアリ
100、
000円
11 10 27
17
25
1.2012年度予算編成に
方策案及び﹁理事長のクリス
8千万円、教育設備整備等の
理事長に復元する。
チ ャ ン コ ー ド に つ い て ﹂﹁ 理
支出・大学人文館、中高空調
は教学統轄に係る職務を行
2.2011年度第三次補正
事長と院長との兼職につい
設備更新、寄宿舎解体等に伴
う。
法人事務局長臨時職務代行
④迅速かつ効果的な業務執行
石川大八法人事務局次長
・
のため稟議決裁制度の確
・
立・課長以上の職について
・3∼
︵
大学事務局長臨時職務代行
・
職務権限の委譲を行う。規
程案は1月理事会に提案す
る。
18
ついて
て ﹂﹁ 経 営 に 関 わ る 法 人 事 務
う基本金取崩し。適当として
置付ける。
局職員の非組合員化につい
答申。
運営体制について
・旧中高寄宿舎解体に伴う
2.20 12 年度経営責任・
解体費用及びそれを見込んだ
て﹂について審議。継続審議
3.20 12 年度経営責任・
く。
石田 裕子
⑤課長を課の業務管理者とし
︵大学CLC準備室事務職員︶
宮田と改姓
・ 9・
て位置づけ管理監督者とし
山田 夏実
て明確にする。
︵中高事務室事務職員︶
7.内部監査規程の制定につ
いて︵継続審議︶
為数と改姓
・ ・
8.組合要求に対する対応に
吉田 咲絵︵中高教諭︶
松岡と改姓
・ ・
ついて︵承認︶
大脇 瑛子︵中高教諭︶
前と改姓
・ ・
とした。
3.日本私立学校振興・共済
事業団融資活用について
理事会諮問通り適当として
答申
4.事務組織規程の一部改正
28
・
准教授ご母堂︶ ・
書課長ご義父︶ ・
・
・
・
・
・
小田部 俊夫 殿
︵小田部三恵子理事ご夫君︶
野村 稔 殿
︵野村香代子大学図書館図
大内 清子 殿
︵田中洋子大学文学部特任
ご尊父︶
藤井 芳浩 殿
︵山下京子大学文学部教授
2011
﹁経営充実﹂を目的とする
低利融資提案を受け、これを
会を設置する。
28
10、
000円
3 2、
100円
中高教育充実のため
森 匡世 様
山崎綾子 様
20、
000円
3 4、
000円
尾首涼子 様
澤村雅史 様
20、
000円
20、
000円
20、
000円
山縣 泉 様
星野晴夫 様
高梨 弘 様
アイリスセンター維持費として
59 、
000円
600、
000円
広島女学院同窓会 殿
結婚式感謝
河合勝奨 様
18
⑤2012年度から常任理事
10
11
について
⑥学院運営協議会整備︵了︶
10
12
活用して1億円を借入、大学
2012年度改組に係る事
務組織改編について大筋とし
定機関とする。組織図を整
⑦理事会を法人の最高意思決
11
12
14
15
▼編集後記▲
コンサートメサイア
27
11
11 11 10
19 17
12
12
12 12 11
23 21 20
2011
17
12
24
2011
日本画100号﹁薫風﹂1点
日 誌 抄
㈪ 臨時事務協議会
㈭ 事務協議会
㈯ 定期評議員会
・
㈭ 学院運営協議会
学院報委員会
・
㈮ 公認会計士監査
・
・
卒業式
・5㈬ 大学・大学院中間
念講演会
・1㈯ 創立125 周年記
9・
14
チャペル建設資金の借入金
て適当と答申した。
28
准教授 西口 理恵子︶
生活デザイン・情報学科
︵学院報委員
うと思う。
してカレンダーを買いに行こ
ものが掲載されるのかと期待
なった大学での記事はどんな
いつもこの時期に思うこと
樹ちゃん
お礼
玉理英治CLC準備室長
︵ ・ ・3∼ ・ ・ ︶
000円
は、 あ っ と い う 間 に カ レ ン
︵川鍋元広中高教諭ご長女︶ 重井学園 殿 10、
・9・
現物寄附
ダーがあと1枚になってしま
教職員動静
咲智ちゃん
飴村 秀子 様
うということである。学院報
月 日受付分まで
藍染作品5点
︵吉井昌博中高教諭ご長女︶
を見ると学院内での様々な行
・ ・
召天
宮本 英子 様
事の記事に1年の変化に気づ
殿
絵画︵油絵 花︶1点
く。
Frederic Weil
寄
附
︵ ジ ョ ン・ ワ イ ル 中 高 教 諭
沖田 泰弘 様
2012年度は大学では国
・ 7・
月 日受付分まで
ご尊父︶
絵画1点
際教養学部と人間生活学部と
藤井美加子 様
大 き な 変 化 が あ る。 新 し く
12
12 12 12
2011
2011
2011
2011
2011
2011
2011
8400万円を繰り上げ返済
するなど経営改善を図るべく
第112回理事会
について︵承認︶
6.事務組織規程の一部改正
備する。
評議員会諮問を承認した。
月 日午後2時から大学
4.未来経営戦略推進経費特
頌栄館会議室で開催。
①法 人・ 大 学 事 務 局 を 分 離
審議事項は、
1.寄附行為第7条第1項第
︵ 2 0 1 2 年 4 月 実 施 ︶法
別補助金の申請について
大学の教育研究体制の整
備・運営体制強化に取り組む
3号及び第4号理事選任に
人事務局に総務課及び財務
課、 大 学 事 務 局 に 秘 書 課、
庶 務 課、 会 計 課、 入 試 課、
就職課を置く。
②学長ガバナンス強化のため
組織整備する。
③大学改革の中心となる共通
教育センターを設けて教学
の借入について
承認
4.2011年度第3次補正
事業団からの経営充実資金
3.日本私立学校振興・共済
両選任事項とも1月理事会
に提案することとした。
ついて
2.次期事務局長について
年度私立大学等経常費
平成
補助金申請をすることが承認
された。
5.学則改正について
幼児教育心理学科関係の科
目名称について学則別表の改
正を承認した。
7.子ども園検討について
10
11
26
14 13
20 15
支援部門と管理部門を再編
法人事務局に経営企画業務
④法 人 に 内 部 監 査 室 を 設 置、
2011
12 12
10
10
10 10
10 10
予算
︵案︶
について
︵承認︶
消費収支において帰属収支
差 額 は 2 7,
48 4 千円とな
する。
る。当年度帰属収入超過の財
12
12
10
15
22
10
10
10
25
11
11
11
11
2011
2011
2011
2011
2011
2011
2011
継続して検討することとし
た。
月定期評議員会
月 日 時からヒノハラ
ホールで開催。
10
30
21
30
23
15
10
10
(8)
第 165 号
廣 島 女 學 院 報
2012(平成24)年1月20日