第153期 - ダイソー

株主のみなさまへ
第153期 中間報告書
平 成 1 9 年 4月1日から
株式のご案内
事 業 年 度
定時株主総会
株主確定基準日
毎年4月1日から翌年3月31日まで
毎年6月
1.定時株主総会・期末配当金 3月31日
株主名簿管理人
2.中間配当金 9月30日
その他必要ある場合は、あらかじめ公告
して臨時に基準日を定めます。
東京都千代田区丸の内一丁目4番5号
同事務取扱場所
三菱UFJ信託銀行株式会社
三菱UFJ信託銀行株式会社大阪証券代行部
(お 問 合 せ 先)
平成19年9月30日まで
大阪市北区堂島浜一丁目1番5号
郵便番号 530-0004
電話(通話料無料)0120−094−777
同 取 次 所
三菱UFJ信託銀行株式会社 全国本支店
野村證券株式会社 全国本支店
○株式関係のお手続き用紙のご請求は、次の三菱UFJ信託銀行株
式会社の電話およびインターネットでも24時間承っております。
化学でもっといいこと。
0120−244−479(本店証券代行部)
0120−684−479(大阪証券代行部)
インターネットホームページ http://www.tr.mufg.jp/daikou/
公 告 方 法
日本経済新聞に掲載
電話(通話料無料)
Something Better with Chemicals
Speed
スピードを持って果敢
にチャレンジする
Specialty
プロ意識を持って
行動する
Service
化学を通じて社会に
貢献する
Sensitivity
証券コード 4046
ホームページ http://www.daiso.co.jp/
この印刷物は再生紙を使用しています。
情勢変化を的確に
捉え対応する
証券コード 4046 http://www.daiso.co.jp/
■企業集団の事業の経過およびその成果
平成19年12月
代表取締役
社 長 佐藤 存
株主のみなさまへ
株主のみなさまには、
ますますご清祥のこととお喜び
申しあげます。 平素は、
格別のご理解とご支援を賜り
厚くお礼申しあげます。
さて、当社グループは、第153期中間期(平成19年4月
1日から平成19年9月30日まで)の決算を行いました
ので、ここに事業の概況についてご報告申しあげ
ます。
当中間期のわが国経済は、
堅調な企業業績を背
景に、
設備投資が引続き増加基調で推移する一方
で、
雇用環境が改善され個人消費に回復の兆しが
見られるなど、景気は緩やかに拡大を続けてま
いりました。
化学業界におきましては、
原油価格が高騰いた
しましたが、
中国などアジアを中心とした海外の
需要拡大が続くとともに、
国内においても堅調に
推移しました。
このような情勢のもと、当社グループは、よ
り一層存在感のある企業グループを目指して、
昨年度よりスタートした中期経営計画
「ADVANCE−08」の2年目を迎え、基本戦略
である「コア事業の強化」「事業領域の拡大」
「積極的な海外展開」に注力してまいりました。
基礎化学品では、引続いてコストダウン投資
を積極的に推進するとともに、旺盛な需要に対
応するためエピクロルヒドリンおよびアリル
クロライド製造設備を増強いたしました。
機能化学品では、医薬中間体事業を強化する
ために、医薬中間体設備を新設するとともに、
電極事業においては酸化イリジウム電極の設
備を増強いたしました。さらに、アリルエー
テル類、エピクロルヒドリンゴム、ダップ樹
脂、省エネタイヤ用改質剤、光学活性体など
の高付加価値製品については、海外を中心に
新市場の開拓と新規用途の開発など積極的な
事業活動を展開するとともに、ダップ樹脂、
省エネタイヤ用改質剤、アリルエーテル類の
製造設備の増強に着手しております。
使用済み蛍光管のリサイクル事業を行って
います株式会社ジェイ・エム・アールを連結
子会社とし、今後、環境関連分野にも注力して
まいります。
また、経営基盤の強化のため、本年4月から基
幹業務システムを稼働させ、経営環境の変化
に迅速に対応できる体制を構築いたしまし
た。
高収益体質への転換を目指し、事業構造の改
革を実施してまいりました結果、当中間期の連
結売上高は377億3千7百万円と前年同期比7.8%
の増加となりました。連結経常利益も21億7千
万円と前年同期比28.1%増加するとともに、連
結中間純利益につきましても11億8千4百万円
と前年同期比30.3%の増加となりました。
■企業集団の対処すべき課題
今後の見通しにつきましては、国内景気は引
続き堅調に推移するものと期待されますが、米
国景気の減速が懸念されることや金利上昇や
為替の動向など不透明な企業環境も予想され
ます。
化学業界におきましても、中国における積極
的な設備投資による需給バランスの悪化、原燃
料価格の上昇による収益の低下が予想されるな
ど、
一層厳しさが増してくるものと思われます。
このような企業環境のもとで、当社グループ
では、経済のグローバル化が進展するなかで、
当社の得意分野に経営資源を集中しコア技術
の強化を行い、
「強い競争力を持った製品群の
構築」を目指し事業展開を図ってまいります。
また、当社グループは、企業の社会的責任を
重視し日々の事業活動において法令遵守に積
極的に取り組み、内部統制システムを強化しコ
ンプライアンス体制の一層の充実を図り、社会
に信頼される企業グループを目指してまいり
ます。
環境・安全と製品の品質の確保につきまし
ても、レスポンシブル・ケア活動とISO活動を
中心に万全を期すとともに、環境負荷低減のた
めに省資源・省エネルギー活動に積極的に取
り組み、代替エネルギーを推進するなど、地球
環境と調和した企業の発展を図ってまいりま
す。
株主のみなさまにおかれましては、今後とも
一層のご支援とご鞭撻を賜りますようお願い
申しあげます。
企 業 理 念
1. 私たちは 化学を中心とする事業を通じて より豊かな社会の実現に 貢献します
2. 私たちは 世界に信頼される技術と製品を 創造します
3. 私たちは 情熱と誠意をもって 行動します
Top Interview
佐藤 存 社長 トップインタビュー
「ADVANCE−08」達成へ向け邁進
“我々もやればできる”
社員の意識改革を促進
Q.
当中間期は過去最高の売上高、経常利益を
更新し、通期の業績も上方修正するなど右
肩上がりの成長が顕著となっていますが、
現在進行中の中期経営計画「ADVANCE
−08」の達成見通しについてお聞かせ下
さい。
Q.
海外展開の現況についてお聞かせ下さい。
生産能力を強化する一方でグローバル化の進展に
ともない日米欧中の四極体制を整備し、海外での販
路拡大に注力してきました。
採算重視の考えを徹底させて取り組んだ前中期経
ヨーロッパの拠点であるデュッセルドルフオフィス
営計画の達成が「我々もやればできる」という自信と
は、現在、当社のほぼ全ての事業を取り扱っており、
なり、社員の意識を大きく変革させました。
2008年1月に現地法人化することを決定しました。ま
私は年2回、全工場・事業所を廻り、経営方針や会社
た、アメリカでは、医薬中間体およびシリカゲル事業を
の現況について社員に直接説明する機会を設けてい
中心に展開中であり、中国・台湾においては、アリルエ
ますが、最近は社員からも覇気が感じられ、アグレッシ
ーテル類、電極事業や原料調達などで今後も拡大が
ブな企業風土が根付いてきたと感じており、上方修正
見込めるほどに成長しました。
後の目標の達成にも期待しています。
しかしながら一
これからもさらに四極体制の基盤を活用し、事業展
方では、
サブプライム問題によるアメリカ経済の不安感、
開を進めていく考えです。
日本の政治不信から波及する経済的マイナス面やオ
イル価格の高止まりなどにより、好景気の維持は難し
いようですが、当社はクロール・アルカリ事業を除けば、
グローバル展開 (世界4極体制)
4極体制
今後の展開
ダイソーケミカル㈱現地法人
比較的ニッチな分野の事業が多いので、景気の影響
を最小限に抑えることができると考えています。
私は中期経営計画の一年前倒しの達成実現に向け
て、今後も気を緩めず、邁進するよう社員に檄を飛ば
しています。
デュッセルドルフ事務所
(1990年10月)
アメリカ事務所(ニュージャージー)
(2005年12月)
上海事務所
(2006年4月)
ダイソーケミカル㈱
上海現地法人
(2005年10月)
日本
ダイソーケミカル㈱
台湾現地法人
(2006年3月)
DAISO Fine Chem USA, Inc.
(サンノゼ)
(2006年4月)
Top Interview
特集 【トップインタビュー】
Q.
現中期経営計画で行なっている設備投資に
ついてお聞かせ下さい。
です。また、次のステップに繋げるためにも全てのプ
ロジェクトを必ず成功させなければならないと全社的
Q.
今後の展開と課題について
どのようにお考えですか。
ードが速まる現代において、経営戦略の良否が後に大
きな影響を及ぼすことは明白であります。会社法の改
現在、コスト低減策の1つである物流費の削減に力
正などにより従来に比べてリスク管理の必要性が数
に設備の維持、更新を含め約200億円の大型の設備
を入れており、既にプロジェクトチームを始動させて
段増し、経営環境は厳しくなってきていますが、
これか
投資を実施しています。今回の設備増強が計画通りに
います。前回の物流改革は主に社内を中心とした改善
らもグローバルな視野で積極的な経営を行なってい
完了すれば、
コア事業の主力基盤が確立されるととも
策でしたが、今回は本年度より導入した基幹業務シス
きたいと思います。
に事業規模も1000億円規模に近づくことができると
テムを有効利用して効率的な船便の運用や物流基地
期待しています。現在進行中の各プロジェクトは順調
の見直しなど抜本的な改革を行ない、広範囲なコスト
に進捗していますが、今後もさらに複数のプロジェク
低減を図る計画です。
現中期経営計画ではコア事業と次世代コアの両方
トを同時進行していることによるリスク面も考慮しな
がら、慎重かつ効率的に設備投資を行なっていく計画
な協力体制を敷いています。
また、
これまで研究開発の進め方についても発想を
180度転換し、
コア事業のプロセス改善、用途開発など
(注)パワーチェーン
世界に通用する製品を育成・強化することにより、事業規模
およびシェアの拡大を目指す構想。当社では強い競争力を
持った製品群をパワーチェーンと呼び、中長期経営計画の
中心に位置付けています。
を中心に精力的に改革を進めてまいりました。最近、
ダップ樹脂においてはUVインキの用途開発に成功し
需要が拡大したため、モノマー、ポリマーともに設備を
増強するなど、着実にその成果が出てきています。そ
の他の製品や事業についても、もう一度原点に戻り見
パワーチェーン構想
パワーを持った事業・製品群の育成・強化
キラル
医薬中間体
直しを行なう余地があると考えています。今後も現製
品の用途開発や品質向上、コスト競争力向上のため
のプロセスの改善などに軸足を置き、強い競争力を持
一方、経営戦略を推進していくなかで、いかに健全
な企業体質を維持しながら事業規模を拡大していく
かが経営上の重要な課題となってきます。変化のスピ
ダップ樹脂
アリルエーテル
った製品群(パワーチェーン(注))の開発に努めてい
く方針です。
シリカゲル
事業規模および
酸化イリジウム
電極
シェアの拡大
省エネタイヤ用
改質剤
エピクロル
ヒドリン
エピクロル
ヒドリンゴム
Daiso's Topics
トピックス
■酸化イリジウム電極を増産
■エピクロルヒドリン
松山工場で増産工事完了
酸化イリジウム電極は自動車用鋼板や半導体のめっき向けに需要が伸び
ています。
また一方で、日本を含めたアジアのソーダメーカー各社は約20年前から発
生した製法転換後初めての陽極更新時期と重なり特需を迎えつつありま
す。世界的に電極需要が拡大するなか、供給体制の確立を急ぐ計画です。
尼崎工場での生産能力を増強し、品質・コスト競争力もさらに強化すること
で、シェアの大幅拡大を計画しています。
エピクロルヒドリン(EP)の需要は、主力
用途のエポキシ樹脂が、自動車・建設・造船
などの各種塗料用や成形材料、電子材料
用など幅広い分野で拡大し世界的に伸び
ています。当社のEPは水島、松山の2工場
で生産しています。2007年 月には松山工場
で、15,000トン/年から20,000トン/年へ設備
の増強工事が完了しました。これによって、
生産能力は2工場で合計55,000トン/年に
なります。
EPは国内を中心に好調な伸び
を示し、今後もさらなる成長が期待されま
す。
■クリーンエネルギー有効利用について
松山工場
当社のソーダ電解でかせいソーダを製造するときに発生する水素はCO2
(二酸化炭素)を発生しないクリーンエネルギーです。代替エネルギー施策
の一つとして、水素の利用を行い、現在水素ボイラー 基による熱エネルギ
ーを利用してCO2排出削減に努めています。また、2006年度はCO2発生量
の少ない都市ガスボイラーを尼崎工場に設置しました。
■GMP対応のシリカゲルプラントを新設
尼崎工場で建設を進めてきました修飾型シリカゲル製造設
備が10月に竣工しました。本設備は医薬品の精製等に使用
される液体クロマトグラフィー用シリカゲルを生産するため
に厳しい品質管理(GMP)にも対応できる最新の設備で
す。この設備で高品質の製品を安定生産し、世界に向け販
売していく計画です。
■第 回無担保新株予約権付社債70億円を発行
2007年11月 日に第 回無担保転換社債型新株予約権付社債70億
円を発行いたしました。当社は中期経営計画に基づいて設備投資を現
在積極的に実施しています。調達した資金は、設備資金、借入金返済
および運転資金に充当する予定です。
この社債はゼロクーポンであり、支払利息の軽減を図ることができま
す。本件実施により、中期経営計画達成のための資金面での体制はで
きたと考えています。
.社債の名称 130%コールオプション条項付
第4回無担保転換社債型
新株予約権付社債
.金 額 70億円
.利 率 0.0%
.転換価額 485円
.償還期限 2012年9月30日
部門別の状況(連結)
機能化学品
売上高 134億2千4百万円 19.4%増加
アリルエーテル類は、欧米および中国市場への輸出が
シランカップリング剤用途を中心に好調に推移しました
ので、売上高は増加しました。
エピクロルヒドリンゴムは、自動車用途は、国内と米
国、アジアへの輸出が増加しました。また、事務機器用
途向けも国内では概ね横這いでしたが、アジア地域で新
規グレードを活用し拡販しましたので、販売数量は増加
しました。また、原材料のコストアップにより価格改定を
実施したことと為替が円安で推移しましたので、売上高
は増加しました。
省エネタイヤ用改質剤は、国内でのタイヤ向け需要増
加にともない販売数量が増加し、海外の日系メーカーへ
も拡販した結果、売上高は増加しました。
ダップ樹脂は、国内はUVインキ用途が好調に推移し、
輸出もホットスタンプ用途が中国、韓国向け、UVイン
キ用途が中国、米国向けに好調に推移しましたので、売
上高は増加しました。ダップモノマーは海外メーカーと
の競合により、販売数量が減少しましたので、売上高は
微増にとどまりました。
酸化イリジウム電極は、鋼板めっき向け、クロール・
アルカリ向けを中心に各製品とも順調に推移しましたの
で、売上高は増加しました。
液体クロマトグラフィー用シリカゲルは、海外の医薬
品精製用途向けの販売が低調に推移するとともに、米国
のカラムメーカー向け原料シリカゲルの売上も落ち込み
ましたので、売上高は減少しました。
光学活性体は、上市済の医薬品向けおよび開発中の動
物薬、医薬中間体の販売が順調に推移しましたので、売
上高は増加しました。
以上の結果、機能化学品の売上高は、134億2千4百万
円と前年同期比19.4%の増加となりました。
基礎化学品
売上高 197億9千8百万円 5.5%増加
基礎化学品売上高(連結)
基礎化学品営業利益(連結)
(単位:百万円)
:通年
:中間
2,500
38,462
40,000
(単位:百万円)
:通年
:中間
2,237
34,168
2,000
30,000
20,000
16,392
19,798
18,767
1,240
1,000
778
618
10,000
0
1,577
1,500
500
第151期
第152期
第153期(中間)
0
第151期
第152期
第153期(中間)
機能化学品
36%
住宅設備ほか
売上高 45億1千4百万円 9.5%減少
売上高比率
住宅設備ほか売上高(連結)
機能化学品売上高(連結)
25,000
24,209
22,369
2,200
10,851
11,239
13,424
10,000
1,139
9,726
1,193
:通年
:中間
300
1,207
省エネタイヤ用改質材
4,869
4,989
4,514
エピクロルヒドリンゴム用途
100
1,000
43
500
5,000
第151期
:通年
:中間
10,200
第152期
第153期(中間)
0
0
第151期
第152期
(単位:百万円)
200
5,000
1,500
住宅設備ほか営業利益(連結)
(単位:百万円)
2,058
2,000
15,000
0
(単位:百万円)
:通年
:中間
2,500
20,000
10,000
機能化学品営業利益(連結)
(単位:百万円)
:通年
:中間
第151期
第152期
第153期(中間)
かせいソーダは販売数量が減少しましたが、昨年度に実施
しました価格是正の効果もあり、売上高は増加しました。塩
化物は、販売数量面では、次亜塩素酸ソーダは増加しました
が、液化塩素、塩酸は減少しました。一方、価格面では、次
亜塩素酸ソーダおよび塩素酸ソーダについて、原材料価格の
高騰を受けて製品価格の是正を実施しましたので、売上高は
増加しました。
エピクロルヒドリンは、主
力需要先である国内エポキシ
基礎化学品
樹脂ユーザー向けの販売数量
が順調に推移しましたので、
52%
売上高は増加しました。
以上の結果、基礎化学品の
売上高は、197億9千8百万円
と前年同期比5.5%の増加と
売上高比率
なりました。
0
37
11
18
第151期
第152期
15
化粧板等のダップ加工材は、不燃化粧板、収納扉の需要
不振および新規受注品の立ち上がりの遅れにより、売上高
は減少しました。
エンジニアリング部門におきましては、国内企業の設備
投資が引き続き好調に推移しましたので、売上高は増加し
ました。
以上の結果、住宅設備ほ
住宅設備ほか
かの売上高は、45億1千4百
12%
万円と前年同期比9 .5%の減
少となりました。
第153期(中間)
第153期(中間)
売上高比率
電子部品
電極テスト機
10
中間連結財務諸表
中間連結貸借対照表
総 資 産
科 目
80,000(単位:百万円)
73,762
66,543
60,000
60,441
現金及び預金
受取手形及び売掛金
20,000
0
第151期
中間
第152期
中間
第153期
中間
32,653
30,000
33,774
30,179
10,000
0
第151期
中間
第152期
中間
第153期
中間
38,367
35,326
3,964
5,192
3,857
22,627
24,310
23,128
たな卸資産
6,257
7,135
6,513
繰延税金資産
1,130
1,056
1,168
534
384
669
△ 11
△ 11
△ 11
固定資産
30,940
35,395
33,292
有形固定資産
15,547
18,708
16,839
3,981
5,684
4,719
機械装置及び運搬具
7,899
8,334
7,701
その他
3,667
4,689
4,418
無形固定資産
1,208
1,179
1,242
のれん
426
359
その他
782
投資その他の資産
投資有価証券
その他
貸倒引当金
資産合計
11
35,603
─
繰延税金資産
科 目
前中間連結会計期末
当中間連結会計期末
(平成18年9月30日現在) (平成19年9月30日現在)
(平成19年3月31日現在)
24,038
29,410
24,645
支払手形及び買掛金
14,136
15,254
15,043
1,980
4,780
1,980
35
1年以内返済予定の長期借入金
910
1,410
1,015
30
1年以内償還予定の社債
1,000
─
1,000
1年以内償還予定の新株予約権付社債
─
904
─
814
680
867
短期借入金
未払法人税等
その他
5,197
6,380
4,739
固定負債
9,852
10,577
10,349
社債
1,500
1,500
1,500
新株予約権付社債
1,187
─
1,170
長期借入金
2,465
4,850
2,790
繰延税金負債
1,849
1,413
1,992
退職給付引当金
2,407
2,377
2,400
443
436
496
33,890
39,988
34,994
役員退職慰労引当金
負債合計
(純資産の部)
29,297
392
資本金
10,473
10,628
10,488
819
849
資本剰余金
8,985
9,140
9,000
14,184
15,507
15,209
利益剰余金
9,229
10,778
9,968
12,916
14,372
14,054
45
1,213
1,084
1,110
△ 1
△ 1
△ 1
66,543
73,762
68,618
△
156
△
173
△
4,119
3,381
4,317
その他有価証券評価差額金
4,119
3,381
4,317
2
18
8
―
―
―
純資産合計
32,653
33,774
33,623
負債純資産合計
66,543
73,762
68,618
少数株主持分
第152期
中間
第153期
中間
40
0
第151期
中間
1株当たり純資産
350(単位:円)
300
286
301
308
250
200
0
第151期
中間
第152期
中間
第153期
中間
161
評価・換算差額等
新株予約権
45.8
150
30,374
自己株式
49.1
45
流動負債
28,531
52
50(単位:%)
49.9
株主資本
55
自己資本比率
前連結会計年度の
要約連結貸借対照表
(負債の部)
299
建物及び構築物
20,000
(単位:百万円)
(平成19年3月31日現在)
1,099
貸倒引当金
40,000(単位:百万円)
当中間連結会計期末
有価証券
その他
純 資 産
前中間連結会計期末
(平成18年9月30日現在) (平成19年9月30日現在)
(資産の部)
流動資産
40,000
(単位:百万円)
前連結会計年度の
要約連結貸借対照表
12
中間連結損益計算書
売 上 高
40,000(単位:百万円)
科 目
37,737
32,113
20,000
10,000
0
第151期
中間
第152期
中間
第153期
中間
経常利益
総資産
3,000(単位:百万円)
2,170
2,000
1,694
前中間連結会計期間
当中間連結会計期間
前連結会計年度の
要約損益計算書
自 平成19年4月1日
自 平成18年4月1日
( 自 平成18年4月1日
至 平成18年9月30日 ) ( 至 平成19年9月30日 ) ( 至 平成19年3月31日 )
中間連結キャッシュ・フロー計算書(要約)
前中間連結会計期間
科 目
(単位:百万円)
当中間連結会計期間 前連結会計年度
自 平成19年4月1日
自 平成18年4月1日
(自 平成18年4月1日
至 平成18年9月30日 ) (至 平成19年9月30日) ( 至 平成19年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
403
1,163
2,801
投資活動によるキャッシュ・フロー
△ 1,564
△ 3,481
△ 5,316
財務活動によるキャッシュ・フロー
1,495
3,930
1,610
3
20
28
現金及び現金同等物の増減額
329
1,633
321
現金及び現金同等物期首残高
4,434
3,557
4,434
125
155
新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額
―
0
―
67
86
165
現金及び現金同等物中間期末(期末)残高
4,764
5,192
3,557
営業外費用
128
110
196
支払利息
36
63
84
その他の営業外費用
91
47
112
経常利益
1,694
2,170
3,735
特別利益
2
―
2
貸倒引当金戻入益
2
─
2
特別損失
244
188
576
固定資産除却損
190
188
421
投資有価証券評価損
53
─
53
本社移転費用
─
─
101
税金等調整前中間(当期)純利益
1,452
1,982
3,161
法人税、住民税及び事業税
711
619
1,379
168
177
909
1,184
34,996
30,000
(単位:百万円)
売上高
34,996
37,737
72,398
売上原価
28,476
30,685
58,556
売上総利益
6,520
7,051
13,841
販売費及び一般管理費
4,861
4,982
10,230
営業利益
1,658
2,069
3,610
163
211
受取利息・配当金
96
その他の営業外収益
営業外収益
現金及び現金同等物に係る換算差額
△
△
876
1,485
1,000
0
第151期
中間
第152期
中間
第153期
中間
中間純利益
1,200(単位:百万円)
1,184
1,000
909
800
764
600
400
200
法人税等調整額
0
第151期
中間
13
第152期
中間
第153期
中間
中間
(当期)
純利益
△
△
191
1,974
中間連結株主資本等変動計算書
(単位:百万円)
当中間連結会計期間(自 平成19年4月1日 至 平成19年9月30日)
項 目
平成19年3月31日残高
中間連結会計期間中の変動額
新株の発行
剰余金の配当
中間純利益
自己株式の取得
自己株式の処分
連結子会社の増加
株主資本以外の項目の中間連結
会 計 期 間 中 の 変 動 額(純 額)
中間連結会計期間中の変動額合計
平成19年9月30日残高
株 主 資 本
資本金
資本剰余金
10,488
9,000
139
139
0
139
10,628
139
9,140
利益剰余金
9,968
△
△
325
1,184
評価・換算差額等
自己株式
△
その他有価証券
評価差額金
評価・換算差額等
合計
29,297
4,317
4,317
新株予約権 純資産合計
8
279
325
1,184
△
12
0
△
50
△
△
△
12
0
12
173
1,076
30,374
33,623
279
325
1,184
△
12
0
△
50
△
50
809
10,778
161
株主資本合計
△
△
935
△
935
9
△
935
3,381
△
935
3,381
9
18
△
926
150
33,774
(注)中間連結貸借対照表、中間連結損益計算書、中間連結キャッシュ・フロー計算書、中間連結株主資本等変動計算書に記載の金額は、百万円未満を切り捨てて表示してお
ります。
14
中間単独財務諸表
中間貸借対照表(要約)
科
目
(単位:百万円)
当中間会計期間末
33,538
4,804
受取手形
4,776
有価証券
12,749
299
たな卸資産
6,665
繰延税金資産
1,028
立替金
3,104
その他
112
貸倒引当金
固定資産
有形固定資産
建物
△ 1
35,506
18,654
4,106
機械及び装置
8,317
土地
2,050
その他
4,179
無形固定資産
834
投資その他の資産
16,016
投資有価証券
14,975
その他
貸倒引当金
資産合計
15
目
当中間会計期間末
(平成19年 9 月30日現在)
(負債の部)
現金及び預金
売掛金
科
(平成19年 9 月30日現在)
(資産の部)
流動資産
(単位:百万円)
1,042
△ 0
69,044
流動負債
支払手形
買掛金
短期借入金
1年以内返済予定の長期借入金
1年以内償還予定の新株予約権付社債
未払法人税等
その他
固定負債
社債
長期借入金
繰延税金負債
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
25,459
562
11,452
4,780
1,410
904
593
5,756
10,487
1,500
4,850
1,407
2,328
400
負債合計
35,946
科
目
注 記 事 項
(単位:百万円)
当中間会計期間
1. 連結の範囲
連 結 子 会 社 3社
ダイソーケミカル株式会社
ダイソーエンジニアリング株式会社
株式会社ジェイ・エム・アール
非連結子会社 5社
DSウェルフーズ株式会社
DAISO Fine Chem USA, Inc.
大曹化工貿易(上海)有限公司
台灣大曹化工股份有限公司
他1社
2. 持分法の適用
関 連 会 社 1社
岡山化成株式会社
非連結子会社5社に対する投資について
は、持分法を適用していません。
自 平成19年4月1日
(至 平成19年9月30日
)
売上高
売上原価
売上総利益
販売費及び一般管理費
営業利益
営業外収益
受取利息・配当金
その他の営業外収益
営業外費用
支払利息
その他の営業外費用
経常利益
特別損失
税引前中間純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
中間純利益
26,113
20,126
5,986
4,138
1,848
224
147
77
103
57
45
1,969
188
1,780
536
169
1,075
亜塩素酸ソーダ
塩素酸ソーダ
かせいカリ
水素ガス
エピクロルヒドリン
アリルクロライド
ジクロロプロペン
塗料原料
接着剤原料等
機能化学品
アリルエーテル類
エピクロルヒドリンゴム
ダップ樹脂
省エネタイヤ用改質剤
液体クロマトグラフィー用シリカゲル
光学活性体
医薬中間体
酸化イリジウム電極
レンズ材料
感光性樹脂等
各事業の主な製品
基礎化学品
かせいソーダ
塩酸
液化塩素
塩素ガス
次亜塩素酸ソーダ
住宅設備ほか
ダップ加工材
住宅関連製品
中間株主資本等変動計算書
(純資産の部)
株主資本
資本金
資本剰余金
資本準備金
その他資本剰余金
利益剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
固定資産圧縮積立金
別途積立金
繰越利益剰余金
自己株式
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
新株予約権
中間損益計算書(要約)
29,722
10,628
9,140
9,139
0
10,126
1,202
8,924
403
5,114
3,405
△
173
3,356
3,356
18
純資産合計
33,097
負債純資産合計
69,044
(単位:百万円)
当中間会計期間(自 平成19年4月1日 至 平成19年9月30日)
項 目
平成19年3月31日残高
株 主 資 本
資本剰余金
資 本 金
資本
その他
準備金 資本剰余金
10,488 9,000
資本剰余金
合計
利益
準備金
0 9,000 1,202
評価・換算差額等
利益剰余金
その他利益剰余金
固定資産
別途 繰越利益
圧縮積立金 積立金 剰余金
利益剰余金 自己株式
合計
その他 評価・換算 新株
株主資本
有価証券 差額等 予約権
合計
評価差額金 合計
403 5,114 2,655 9,376 △161 28,704 4,279 4,279
純資産
合計
8 32,992
中間会計期間中の変動額
新株の発行
139
139
139
剰余金の配当
中間純利益
279
279
△325 △325
△325
△325
1,075 1,075
1,075
1,075
△ 12 △ 12
△ 12
自己株式の取得
自己株式の処分
0
0
0
株主資本以外の項目の中間
会計期間中の変動額(純額)
中間会計期間中の変動額合計
平成19年9月30日残高
0
0
△922 △922
139
139
10,628 9,139
0
139
―
0 9,140 1,202
―
―
750
750 △ 12 1,017 △922 △922
403 5,114 3,405 10,126 △173 29,722 3,356 3,356
9 △912
9
105
18 33,097
(注)中間貸借対照表、中間損益計算書、中間株主資本等変動計算書に記載の金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。
16
株式情報 (平成19年9月30日現在)
会社概要 (平成19年9月30日現在)
株式の状況
株主分布状況
発行可能株式総数・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 300,000,000株
株主数比率
発行済株式総数・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 110,089,160株
証券会社
0.36%
その他法人
2.21%
持株数(千株)
出資比率(%)
株式会社ワイエムシィ
7,658
6.95
帝人株式会社
5,893
5.35
日本興亜損害保険株式会社
4,692
4.26
株式会社三菱東京UFJ銀行
4,684
4.25
株式会社みずほコーポレート銀行
4,348
3.94
株式会社福岡銀行
3,813
3.46
日本生命保険相互会社
3,542
3.21
株式会社池田銀行
3,345
3.03
日本マスタートラスト
信託銀行株式会社(信託口)
3,070
2.78
旭化成ケミカルズ株式会社
2,933
2.66
本
社
〒550-0001 大阪市西区阿波座1丁目12番18号
東 京 支 社
〒104-0033 東京都中央区新川1丁目17番24号
研 究 所
〒660-0842 尼崎市大高洲町9番地
小 倉 工 場
〒803-0838 北九州市小倉北区高見台8番1号
尼 崎 工 場
〒660-0842 尼崎市大高洲町11番地
松 山 工 場
〒791-8525 松山市北吉田町77番地
水 島 工 場
〒711-0934 倉敷市児島塩生字新浜2767番13号
静 岡 工 場
〒439-0031 菊川市加茂1110番11
デュッセルドルフ事務所
ドイツ連邦共和国デュッセルドルフ市インマーマン通り56
アメリカ事務所
アメリカ合衆国ニュージャージー州フォートリー市
2エグゼクティブドライブ スイート850
上海事務所
中華人民共和国上海市長寧区遵義路100号
(虹橋上海城)
個人・
その他
96.28%
株式数比率
個人・
その他
23.93%
外国法人等
2.65%
金融機関
35.02%
証券会社
0.26%
その他法人
38.14%
株価
400
(千株)
300
15,000
200
12,000
100
9,000
3,000
1
2
3
4
5
2006年
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
4
2007年
5
(月)
6
7
8
0
海外
6,000
国内
500
17
会 社 名
ダイソーケミカル㈱
出来高
600 (円)
存
☎(06)6110— 1560
専 務 取 締 役 竹
尾
恒
行
化学品事業部担当、物流部統括
経営企画室長
☎(03)3537— 8741
専 務 取 締 役 橋
本
明
ファインケミカル事業部担当、研究開発本部長、
DSウェルフーズ㈱代表取締役社長
常 務 取 締 役 山
下
光
一 購買部担当、人事本部長、生産技術本部長
常 務 取 締 役 上
出
修 化学品事業部長、東京支社長
常 務 取 締 役 今
里
嘉
彦 管理本部長兼法務部長
☎(06)6409 — 0791
☎(093)561— 6681
☎(06)6409 —1581
☎(089)972 — 0131
☎(086)475 — 0331
☎(0537)36 — 6781
☎ 49 — 211— 353146
☎ 1— 201— 292— 1850
☎ 86— 21— 6237— 1651
㈱ジェイ・エム・アール
DSウェルフーズ㈱
2006年6月 健康食品の製造、加工販売
岡山化成㈱
1968年11月 塩素、かせいソーダ、水素および誘導品の製造
大曹化工貿易(上海)有限公司
2005年10月 上海を拠点とした機能化学品の輸出入
台灣大曹化工股份有限公司
2006年3月 機能化学品・電子材料等の輸出入
クロマトグラフィー用充填剤の販売、
2006年4月
カラムの製造販売
DAISO Fine Chem USA, Inc.
担当または主な職業
藤
設立年月
主要な事業内容
1956年8月 化学工業薬品および機能化学品等の販売
各種化学プラントおよび環境保全設
1975年4月
備の設計、施工、請負、技術指導
2001年6月 使用済み蛍光管の再資源化およびリサイクル事業
ダイソーエンジニアリング㈱
氏 名
代表取締役社長 佐
子会社等の状況
株価および出来高の推移
2005年
10
11
12
(平成19年11月1日現在)
地 位
事業所
外国法人等
0.62%
大株主一覧(上位10名)
株 主 名 取締役および監査役
連結従業員数・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 719名
金融機関
0.53%
株主数・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9,004名
創 立・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 大正4年10月26日
資 本 金・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 106億2千8百万円
常 務 取 締 役 柴 野 美知朗
機能材事業部長兼技術開発部長、
海外事務所統括
常 務 取 締 役 辻
田
正
胤 ダイソーケミカル㈱代表取締役社長
取
締
役 渡
邊
秀
明 管理本部副本部長兼知的財産部長
取
締
役 酒
井
貴
明
取
締
役 門
間
政
明 生産技術本部副本部長兼水島工場長
取
締
役 瀬
川
恭
史 生産技術本部松山工場長
取
締
役 阿
部
哲
生 ㈱ジェイ・エム・アール代表取締役社長
常 勤 監 査 役 淺
岡
憲
之
監
査
役 鵜
浦
勤
也
監
査
役 富
田
英
孝 公認会計士
監
査
役 中 務 嗣治郎 弁護士
研究開発本部副本部長兼開発部長
自動車材料&エレクトロニクス材料開発統括
9
18