NDソフトウェア 会社説明会資料 - 大阪証券取引所

証券コード 3794
NDソフトウェア㈱
NDソフトウェア㈱
会社説明会資料
会社説明会資料
<説明者>代表取締役社長 佐藤 廣志
<説明者>代表取締役社長 佐藤 廣志
平成20年5月27日
エヌ・デーソフトウェア株式会社
これからのご説明の流れ
4部構成
1部
2部
当社グループを取り
巻く市場環境について
平成20年3月期
決算概要について
3部
4部
今後の事業戦略、
平成21年3月期
業績見通しについて
(ご参考)
当社の概要ならびに
CSR活動について
1
第1部:当社グループを取り巻く
市場環境について
1.当社グループの事業領域について
2.制度改正動向と市場に与える影響
3.人口推移、介護施設数及び利用者数他
4.当社事業の市場規模について(推計)
2
1.当社グループの事業領域について ①
・福祉業務支援ソフト
の開発/販売
・電子カルテシスムの
開発/販売
・自治体向けシステム
ビジネス
・受託開発事業
・ASPシステムに
よる介護報酬電子
請求サービス
・介護報酬早期資金化
サービス
・国保連伝送サービス
全国9,500先以上(※)
の導入実績を誇る
(※)2008年3月末当社調べ
・臨床検査システムの
開発/販売
・情報系/制御系システム
の企画/開発/販売
・健診システムの開発/
販売
3
1.当社グループの事業領域について ②
市場に提供
できる当社グループの商品ラインアップ等
市場に提供できる当社グループの商品ラインアップ等
事業セグメント
主要ブランド
介護・福祉業務関連
ソフトウェア
ほのぼのシリーズ
<ソフトウェア事業>
医療関連ソフトウェア
(電子カルテ他)
Medical Studio
その他
当社グループ企業
エヌ・デーソフトウェア㈱
(当社)
<ソフトウェア事業>
介護サービス提供事業
ほのぼのケアサービス
ASP事業
(介護・福祉業務関連)
ケアネットワン
国保連伝送サービス
㈱日本ケアコミュニケー
ションズ(NCC)
医療関連ソフトウェア
(臨床検査、健康診断)
受託開発など
G-Flat
G-Stepシリーズ
㈱ネットウィン
<ソフトウェア事業>
4
1.当社グループの事業領域について ③
当社グループの対象ユーザー(イメージ)
(介護サービス事業者向け)
介護・福祉関連システム
(病院、医院、クリニック向け)
医療関連システム
大規模ユーザー
(大・中規模病院や
大規模な介護施設
チェーン等)
中規模ユーザー
(小規模病院や大中
規模の介護施設・
サービス事業者等)
臨床検査
システム
電子カルテ G-Flat
Medical
Studio
ほのぼの
シリーズ
総合健診
システム
G-Step
Pro/
Standard
小規模ユーザー
(医院やクリニック、
比較的小規模な介護
施設・サービス事業
者等)
ケアネットワン
ASP
5
2.制度改正動向と市場に与える影響 ①
第1期事業計画
2000年度
2001年度
第2期事業計画
2002年度
2003年度
2004年度
第3期事業計画
2005年度
2006年度
2007年度
第4期事業計画
2008年度
2009年度
2010年度
2011年度
▼介護保険制度見直し
制度
▼介護保険施行
▼制度
▼介護予防スタート
▼介護報酬改正
2012年度
見直し
▼介護報酬改正
▼介護
報酬改正
▼介護報酬改正
お客様
▼順次リースアップ
▼順次リースアップ
▼順次リースアップ
第1期事業計画
制度
2000年度
2001年度
2002年度
2003年度
2004年度
▼支援費制度施行
2005年度
2006年度
2007年度
第2期事業計画
2008年度
▼障害者自立支援制度施行
2009年度
2010年度
2011年度
2012年度
▼制度の見直し
お客様
▼国保連合会に業務委託開始
(電子請求開始)
6
2.制度改正動向と市場に与える影響 ②
・障害者福祉の安定的財源を確保するためには介護保険と統合し、税方式から保険方式に切り替えるこ とが
予想 さ れます。
・障害者福祉の財源確保のためには介護保険の被保険者を20歳以上に引き下げる必要が予想されます。
・国民に広く負担を求めるなら、介護保険についても利用者がある程度負担を分担する必要性があ り ます。
それは軽度者に対するサービス削減であ り、その対応のための制度が介護予防制度と されています。
2006年4月の制度改正で対象年齢拡大は実現せず、「介護」と「予防」に分ける複雑な仕組みが残りました。
2012年4月の制度改正に向けて、介護保険との統合が再び議論 されるこ とが予想されます。
7
2.制度改正動向と市場に与える影響 ③
※当社は負担額記入の修正のみで対応可能となる予定です。他社は大きな変更が生じる可能性もあります。
※電子請求開始に合わせ、システムの導入検討をする事業者が発生してくるものと考えられます。
5月
電子請求までの
予定スケジュール
6月
7月
市町村・都道府県ベンダの
接続確認
8月
事業所ベンダの接続確認
9月
10月
インターネット
請求開始
(報酬の改正/法律の改正/事業種別見直し/請求インターフェース見直しなど)
※報酬変更と合わせて、自立支援法抜本的見直しとなった場合、2006年4月介護保険改正レベルの大きな変更となり得ます。
4月下旬
改正までの予測
スケジュール
・・・
社会保障審議会
障害者部会の再開
(自立支援法抜本的見直し)
4月
11月
見直し案が
まとまる予想
法律変更であれば
政令、省令の改正であれば
4月以降になる
改正可能
8
2.制度改正動向と市場に与える影響 ④
介護
第三期事業計画
第四期
事業計画
事業計画最
終年度
自立支援
第二期事業計画
第三期
事業計画
第四期
事業計画
2008年度
2000年度
・・・・
2005年度
2006年
度
2007年
度
4
月
5
月
6
月
7
月
・・
10
月
・・
2009年
度
・・
2012
年度
●2006年4月 大規模改正
(予防、地域密着、CPS、自立支援)
●2008年4月 小規模改正
中国残留邦人等公費の施行
自立支援:緊急的な改善措置
●2008年5月 小規模改正
介護療養型老人保健施設(転換老健)の適用
●2008年7月 小規模改正
自立支援:利用者負担の見直し
●2008年10月 小規模改正
自立支援:障がい児事業所電子請求開始
●2008年度
自立支援:グループホーム等の整備促進
【自立支援】
7月・10月・4月に改正があるため、
開発を断念する撤退メーカーが多発
する可能性があります。
●2009年4月 中規模改正
(予防、地域密着、CPS、自立支援)
●2012年4月 大規模改正?
介護保険/障害者自立支援一本化?
9
2.制度改正動向と市場に与える影響 ⑥
制度改正を総括して(医療分野も含め)
市場特性 / 年度
【介護保険市場全体】
・新設よりもリースアップする他社
リプレイス案件の積極的対応
・コストダウン、省力化を図るため
のアドオン商材の提供
・制度改正並びに次期大改正に
向けた開発体制の強化
【障害者自立支援法】
・国保連一括請求スタートでシス
テム新規導入に期待
・改正が連続して行なわれること
が見込まれ、業務煩雑化に対処
するためのシステム新規導入、
リプレイスが活発化してくる
【地域包括支援センター】
・実質のピークはH18年度中
だったが、全市町村での地域包
括支援センター運用開始に期待
【医療分野全体】
・平成20年4月より特定健診等の
実施が義務付けられた
・医療のIT化に向けての動きが活
発化してくる
H18
H19
H20
H21
H22
H23
●H18年介護保険改正
●新介護保険
からリース5年目
制度施行
●新介護保険制度の
●介護保険
3年目の制度見直し時期
●障害者自立
●10月
支援法施行
自立支援事業所
国保連一括請求へ
●保険料負担年齢引き下げ
+障がい者も介護保険対象
へ拡大の議論の結論
●地域包括支援
センター創設
H24
制度大幅
改正予定
●障害者入所施
設の旧法施設支
援経過措置終了
=障害者自立支
援法完全施行
●地域包括センター
全市町村で運用開始
●小規模医療機関の電子化を進める
●健診、保健指導スタート
●医療従事者等の認証基盤を構築、運用開始
●政府管掌健保の公法人化
●地域における医療機関間
の情報連携を実現
●レセプトオンライン化
(平成23年度まで
段階的に実施)
10
3.人口推移、介護施設数及び利用者数他 ①
年齢構成分布の推移(2010年以降は推計値)
(単位:千人)
140,000
120,000
100,000
18,472
22,486 20,014
85,904
87,165
17,521 16,479 14,841
86,220 84,092
13,201
11,956 11,150
81,285 76,807 73,635 70,960
10,512
67,404 62,919
9,833
57,335
80,000
9,036
53,000
60,000
40,000
20,000
0
1 4 ,8 9 5 1 8 ,2 6 1
2 2 ,0 0 5
1990 1995 2000
2 5 ,6 7 2 2 9 ,4 1 2
3 3 ,7 8 1
3 8 ,5 2 7 3 8 ,4 0 7
3 5 ,8 9 9 3 6 ,3 5 4 3 6 ,6 7 0 3 7 ,2 4 9
2005 2010 2015 2020 2025 2030
65才以上
15-64才
2035 2040 2045
0-14才
(年次)
出典:総務省統計局「人口推計年報」「国勢調査報告」
国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口、平成18年12月推計」の中位推計値
11
3.人口推移、介護施設数及び利用者数他 ②
介護サービス施設・事業所調査結果速報
63,271
71,495
3,775,889
4,282,767
3,687,467
29,780
34,388
38,634
2,153,543
2,359,432
2,043,266
12,139
12,213
12,042
743,811
766,128
784,318
105,190
118,096
130,256
6,673,243
7,408,327
6,515,051
介護予防
総計
79,580
86,667
800,403
6,673,243 7,408,327 7,315,454
118,096 216,923
*調査対象となった事業所及び施設のうち回答のあったものについてとりまとめたものである。
*サービス施設・事業所数は着実に増加しています
出典:厚生労働省発表(平成19年5月28日) 平成18年 介護サービス施設・事業所調査結果速報
12
105,190
3.人口推移、介護施設数及び利用者数他 ③
介護予防サービスの事業所数、利用者数
<介護予防サービスの事業所・施設数、利用者数>
86,667
800,403
*調査対象となった事業所及び施設のうち回答のあったものについてとりまとめたものである。
出典:厚生労働省発表(平成19年5月28日) 平成18年 介護サービス施設・事業所調査結果速報
*なお、介護予防事業は平成18年4月からスタートしました。
13
4.当社事業の市場規模について(推計)
市場規模は今後も拡大傾向にあります
ヘルスケア関連ソフトウェア市場は約9,000億円超(当面5年間)
今後も益々拡大し、1兆円市場となる可能性大!
医療システム
介護・福祉関連分野
(電子カルテ関連)
約2,200億円
医療システム
約3,750億円
(検査・健診)
約3,500億円
出所:厚生労働省、WAMNET等の統計データ、及び日本医師会のHPより当社推計(平成20年5月現在)
*本数字は、当社の現時点での商品ラインナップを基に試算したものです。
14
第2部:平成20年3月期 決算概要について
1.連結損益計算書概要
2.事業セグメント別売上高概要(連結)
3.平成20年3月期の総括
4.各種業績関連データ一覧
15
1.連結損益計算書概要
平成20年3月期
平成19年3月期
実績
科 目
金額
(百万円)
百万円)
売上高
比率(
比率(%)
金額
(百万円)
百万円)
売上高
比率
(%)
前年同期比
(百万円)
百万円)
前年同期比
(%)
売上高
3,916
100.0
3,749
100.0
△166
△4.3
売上原価
1,809
46.2
1,728
46.1
△80
△4.5
売上総利益
2,106
53.8
2,021
53.9
△85
△4.0
販管費
1,438
36.7
1,688
45.0
+ 250
+17.4
営業利益
668
17.1
332
8.9
△335
△50.3
経常利益
721
18.4
355
9.5
△366
△50.8
当期利益
当期利益
385
9.8
156
4.2
△228
△59.5
<主なポイント>
„
売上の減少(平成21年4月の制度改正に伴なう買い控えが影響)
„
営業利益・経常利益の減少(付加価値の高い製品の売上未達が影響)
„
販管費の増加(営業体制の強化による人員増が影響)
16
2.事業セグメント別売上高概要(連結)
平成19年3月期
平成20年3月期
事業セクター
(百万円)
ソフトウェア事業
構成比(%)
構成比(%)
(百万円)
構成比(%)
構成比(%)
前年同期比
前年同期比
(%)
3,700
94.5
3,512
93.7
△5.1
製品
1,800
46.0
1,424
38.0
△20.9
商品
251
6.4
405
10.8
+61.2
指導・設定料等
指導・設定料等
787
20.1
646
17.2
△17.9
保守料
859
21.9
1,036
27.6
+20.5
99
2.5
107
2.9
+7.3
116
3.0
130
3.5
+11.9
3,916
100.0
3,749
100.0
△4.2
介護サービス事業
ASP事業
グループ合計
<主なポイント>
„製品売上が前年同期比△20.9%の減少(介護関連の買い控えが影響)
„反面、保守料及び医療系の仕入商品売上が伸びた。
„介護サービス事業、ASP事業はほぼ計画通りの伸びを示した。
17
3.平成20年3月期の総括
<減収減益の要因>
・平成19年3月期は介護保険の制度改正に伴う売上増が反映。
平成20年3月期は制度改正による影響がなかった。
・平成21年4月に介護保険法並びに障がい者自立支援法等の改正が予定されているため、
リース切れユーザーのシステム入替え見送りや買い控え、新規投資を先送りする動きが
前期末にかけ具現化した結果、引き合いは旺盛であったものの受注には至らなかった。
・特定健診対応版の健診システム「G-Step」やその関連商材の売上も、他の病院の導入・
実施状況をみてから導入を検討する動きが高まり、先送りされた。
・売上減少の内訳が前述したとおり、自社製品等の利益率の高いものが中心であったため、
減収率に比べ、減益率がより際立つ結果となった。
<平成20年3月期に行った主な施策>
・介護福祉業務支援ソフトウェア「ほのぼの」シリーズの更なる機能強化
・新たな顧客ニーズに対応した追加システムの商品開発
・医療系システムの開発要員の確保と営業体制の確立・連携
・電子カルテシステム「Medical Studio」の機能強化
・特定健診対応版の健診システム「G-Step」シリーズの開発推進、販売 ほか
18
4.各種業績関連データ一覧
ユーザー数の推移
ユーザー業態別
内訳((平成20.3
末)
ユーザー業態別内訳
平成20.3末
(件)
全ユーザー
12,000
9,576
10,000
老健施設
5%
特養施設
18%
民間居宅
事業者
66%
6,846
8,000
5,678
6,000
4,000
8,187
3,436
4,447
2,000
障害者系
12%
0
2003.3
2004.3
2005.3
2006.3
2007.3
2008.3
保守料売上高の推移
(百万円)
1200
新規ユーザー
特養施設
10%
1036
1000
859
800
老健施設
2%
障害者系
10%
642
600
400
387
232
200
0
2003.3
民間居宅
事業者
78%
489
2004.3
2005.3
2006.3
2007.3
2008.3
„(ユーザー数の増加)
前期も1,389先のユーザー増を実現(純増ベース)
継続的に年間1、000先以上のユーザー増を確保。
„ これにより年間保守料売上も10億円を超えました。
19
第3部:今後の事業戦略、平成21年
3月期業績見通しについて
1. 平成21年3月期の主な事業戦略
2. 平成21年3月期連結業績見通し
3.売上高、営業利益が下期に増加する理由
4.今後の重点施策、新商品紹介他
20
1.平成21年3月期の主な事業戦略 ①
(介護・福祉分野)
*他社差別化戦略(商品バリエーションのアップとコンバート対応)
*新規新設から他社リプレース獲得へ→営業資源を集中
*大型商談(WAN)/メタフレーム案件への対応強化
*他社リプレイスの強化→撤退同業他社対策とリプレイス促進
(医療分野)
*特定健診対応版の健診システム「G-Step」及び関連商品を中心に、
医療系販売会社とタイアップした営業展開を行う。
*新商品「精神科報告書支援システム」のリリースと販売推進
(受託分野)
*当社グループの保有する開発力に最先端のシステムインテグレー
ションを融合することで、付加価値の高いSIサービスを提供
*介護・医療の大手事業施設向け受託関連事業で市場領域拡大を図る
(㈱ネットウィン)
*新商品入退室管理システム「QuickPass」リリース、販売推進
21
1.平成21年3月期の主な事業戦略 ②
(介護・福祉分野)についての環境分析
例)資金力を背景に医療機関の患者予備軍囲い込みを狙い、介護事業への参入が見込まれます。
小規模多機能及び小規模特養は単独事業では経営が厳しく、豊富な資金力のある医療法人や大型法人
の参入が予測されます。
*システム需要が新規・新設から他社リプレイスへシフトしていきます
*経費節減を重要視する傾向がさらに強まり、低価格、低機能で良いとするお客様へ
の対応も一層必要となってきます
*その反面、高機能システム導入の大型商談や高度化するASP化への対応も必要です
22
1.平成21年3月期の主な事業戦略③
(医療分野・㈱ネットウィン)について
医療SI部(当社における医療システム事業の統括部署です)
●中小病院向け電子カルテシステムの企画/開発/販売/導入指導/サポート/保守体
制の構築
●電子カルテシステムを中心とした部門システム【画像システム/医事会計システム
(レセプト)等】の提供
※事業部門を設立して3年目に入り、今期が本格的な営業展開の時期と定め、医療系
販売代理店とタイアップし、積極的に販売してまいります。
株式会社ネットウィン(医療系ソフトウェアハウス)
●使いやすさを追求した医療関連パッケージソフトの企画/開発/販売/保守
(臨床検査システム「GーFLAT」、健診システム「GーSTEP」等)
●電子カルテ等他システムと接続させるSI機能とコンサル業務も担当し、柔軟な連携
が可能です。
●お客様のニーズに合わせた、情報端末/制御システム開発、提供等も行っております。
また、新商品「入退室管理システム Quick Pass」をリリースいたします。
23
1.平成21年3月期の主な事業戦略④(受託分野①)
民間参入が認められているのは介護保険制度だけです。
2000年の介護保険制度創設時
民間参入は少なく社会福祉法人中心の経営母体であり、当初の総費用は3.6兆円でありました。
2005年においては
民間の参入が活発となり経営母体も民間事業者が圧倒的に多くなりました。総費用は2005年度6.8兆円、要介護(要支援を含む)
認定者数は2005年4月現在424万人と年々増加し、介護市場は急速に拡大しています。
2006年4月の介護保険制度改正及び介護給付等の見直しにより、事業収益に影響を及ぼ
す状況になっております。
当社の現在
求められているニーズ
介護市場に提供しているアプリケーションは、請求業務/
作業記録関係を中心にした業務アプリケーション提供を
行っております。
事業者が事業拡大戦略を実施して行く為には、様々な戦略
に対応できるアプリケーションがますます求められています。
ニーズにお答えする一環として、大手経営介護施設(病院)に対しても、ERPを含めたSI的な
要素が必要であり、体制構築が市場の要求で求められています。これには、幅広い受託業務を
行う必要があり、受託開発事業体制を事業として行うことが、当社で機関決定されております。
24
1.平成21年3月期の主な事業戦略④(受託分野②)
基本方針
「ほのぼの」シリーズにて蓄積された、業務ノウハウ、パッケージ開発ノウハウ、
運用ノウハウを強みとするNDSGと住商情報システム株式会社の高度な先
端技術を一体化し、相乗効果を創出することで、ソリューション力の向上を図
り、多様化、高度化した顧客ニーズに迅速かつ的確に対応した付加価値の高
いSIサービスを提供いたします。
事業方針
25
2. 平成21年3月期連結業績見通し
平成20年3月期
期末実績
構成比
売上高
(百万円)
営業利益
(百万円)
経常利益
(百万円)
当期利益
(百万円)
平成21年3月期
1Q+2Q(予想)
前期比
(%)
構成
比
平成21年3月期
3Q+4Q(予想)
前期比
(%)
3,749
100.0
△4.2
2,044
100.0
+15.2
332
8.9
△50.2
124
6.1
355
9.5
△50.8
122
156
4.2
△59.4
55
構成
比
平成21年3月期
期末予想
前期比
(%)
構成
比
前期比
(%)
2,229
100.0
+12.9
4,273
100.0
+13.9
△18.2
296
13.3
+63.5
420
9.8
+26.5
6.0
△31.5
295
13.2
+66.7
417
9.8
+17.4
2.7
△39.9
151
6.8
+139.7
206
4.8
+32.3
1株当たり
純利益(円)
46.66
16.13
-
59.55
1株当たり
配当金(円)
普通配当 30(予定)
-
-
普通配当 30(予定)
株主資本
利益率(%)
利益率(%)
6.6
-
-
8.4
自己資本
比率(%)
比率(%)
58.8
-
-
59.6
26
3. 売上高、営業利益が下期に増加する理由
<介護・福祉関連ソフトウェア分野>
・平成21年4月の介護保険制度改正への対応のための需要の増加が特に
下期(特に第4四半期)に予想されます
・障害者自立支援法についても平成21年4月に報酬の見直しが予定され
ており平成20年7月から改正対応版を順次リリースする予定です
(障害者自立支援法については更なる抜本的見直しの可能性もあります)
⇒以上により、売上、利益の増加が下期に見込まれます
<医療関連ソフトウェア分野>
・上期は仕入れ商材の売上割合が高く、下期は自社製品の売上割合が高く
なることが予想されております⇒利益が下期に増加します
・特定健診システム「G-Step」の成約の本格化⇒売上、利益の増加
<受託関連分野>
・受託開発事業の売上が下期より本格的に計上される予定です
27
4. 今後の重点施策、新商品紹介他
当社シェアは推計で20%を超えており、このシェアによる安心感を武器に競合他社からのリプレイスを強化
いたします。
このマーケットに高いシェアを持つ競合他社や、ASPへの移行を推進しているメーカーに対してパッケージ製品で
対抗できる体制を構築していきます。
~ そのための施策として ~
28
4. 今後の重点施策、新商品紹介他
記録支援システム及びスケジュール管理システム等の、現場系システムについては当社が優位性を持ってい
ます。そのため請求系だけでの競合ではなく、当社が優位とするシステムとのセット商談を推進いたします。
主要居宅事業の通所/訪問において、
お客様に十分な評価を得られる機能を備えております。
日誌/記録関係の自由度、
豊富な情報の共有性/連動性、
統計分析が強みです。
携帯端末(無線LAN)/SDケア/
ペンタブレットはお客様の運営を
サポートいたします。
【訪問】ヘルパーのスケジュールから、賃金計算まで
一連の管理が可能です。
【通所】利用者の通い管理から送迎管理まで
トータルで管理が可能です。
株式会社ワコム社製品
○社や△社にはない、職員業務支援システム
(グループウェア)を持っています。
現場の情報交換において今後
必要とされると予測されます。
サポート力が他社に比べて強いとの評価を
いただいております。
2007年度のリプレイスでは、サポートに満足していない
お客様が多い現状がありました。
29
4. 今後の重点施策、新商品紹介他
電子カルテシステム『Medical Studio』
NDソフトウェア
精神科報告書支援システム
総合健診システム
『G-STEP Professional』
臨床検査システム『G-FLAT20』
ネットウィン
セキュリティシステム『Quick Pass』
レセプト博士
医事会計システム
PACS(画像解析システム)
各協力企業
看護支援システム
リハビリシステム
30
4. 今後の重点施策、新商品紹介他
各部門システムや各種機器との連携
リハビリ管理
システム
物品管理
システム
医事会計
システム
栄養管理
システム
看護支援
システム
薬局
システム
精神科報告書
支援システム
電子カルテシステム
Medical Studio
放射線管理
システム
外部接続
レセプト
チェック
インター
ネット
臨床検査
システム
総合健診
システム
(株)ネットウィン製
(株)ネットウィン製
外部機器(再来受付、案内表示板、ナースコール等)
老人保健施設「ほのぼの」ユーザー
診療所
31
4. 今後の重点施策、新商品紹介他
当社電子カルテのターゲット層:約5,000病院
病 院
・ベッド数が20床以上。
・ベッド数や外来患者数により
必要な医師数、看護士数な
どが決められている。
(医療法第21条)
・etc.
全病院登録数 約9,000病院
400床以上
・・・
約500病院
大規模
例外)
歯科/総合病院等
約1,000病院
中規模
250床以上 ・・・
約2,500病院
250床未満
・・・
小規模
約6,000病院
診療所、クリニック
・ベッドが無い。または、
ベッド数が19床以下。
(医療法第1条)
・ etc.
診療所、クリニック
約97,500診療所(クリニック)
注)単科病院・慢性期病院の場合の病床数
についてはこの限りではない
特定健診システム(パッケージ版)の市場
(病院、診療所、クリニック全てが対象先)
32
4. 今後の重点施策、新商品紹介他
約48,100件
特定健診/特定保健指導を行う病院/診療所は全国で
大規模病院
中規模病院
小規模病院
診療所、クリニック
(G-STEP/G-JUMP対象)
約5,800件
健診/指導共に実施:約3,100件
特定健診のみ:約1,700件
保健指導のみ:約10件
約42,300件
※社会保険診療報酬支払基金ホームページ
特定健診等機関基本情報リストより推計
(平成20年4月15日現在)
特定健診/保健指導実施機関のうち
約30%が
G-STEP/G-JUMP
の対象!
健診/指導共に実施:約15,250件
特定健診のみ:約18,200件
保健指導のみ:約50件
※年間5,000人以内程度の健診を行う医療機関であれば、
小規模病院も対象となります。
G-STEP/G-JUMPの
主な対象である
小規模健診機関でのシステム需要が見込まれます。
・手書き処理していた健診機関
・「間に合わせ」のシステムを導入していた健診機関
・健診システムを導入していたが古くなった
・小規模だが高価システムを導入していた健診機関
・特定健診対応システムの新規導入/入替えが発生
・高価システムを導入していた健診機関は、高額な
カスタマイズ費用よりも入替えを検討する可能性が高い
特定健診のスタートにより
33
4. 今後の重点施策、新商品紹介他
医療保険者は、2008年4月から「高齢者の医療の確保に関する法律」より40歳以上、75歳未満の方に対するメタボリックシンドローム(※)
(内臓脂肪型肥満)の早期発見を目的とした健康健診(特定健診)を行い、特定健診でメタボリックシンドローム(※)、あるいはその予備群とされた
人に対して、保健指導(特定保健指導)の実施が義務付けられました。
(※)メタボリックシンドロームとは:肥満している人が高脂肪血糖、高血糖、高血圧など、複数の症状を合わせ持っている状態。この状態が続くと脳梗塞や心筋梗塞などを引き起こすリスクが高くなる
医療保険者ごとの目標
①特定健診の実施率
②特定保健指導の実施率
③2008年度と比べた2012年度のメタボリックシンドロームの該当者や予備群の減少率
2013年度より、医療保険者ごとの目標達成状況に応じた後期高齢者支援金の加算、減算(ペナルティ)が行われます。
特定健診対象者
5,600万人
政策目標
2015年度には、2008年度と比較して
糖尿病等の生活習慣病有病者・予備群を25%減少させることが政策目標として掲げられています。
34
4. 今後の重点施策、新商品紹介他
生活習慣病の発症や重症化を予防することを目的として、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症
候群)の要因となっている生活習慣を改善させ、高血圧や高脂肪血症、糖尿病などの有病者、予備
軍を減少させることを目的とした検査です。
具体的には、40歳以上75歳未満の方を対象に特定健康診査を行い、健診結果より受診者を4階
層に階層化します。
特定健診の結果により階層化された対象者に対して、生活習慣を改善するための保健指導を行うことです。
保健指導を行うことで、対象者が自ら生活習慣における課題を認識し、行動変容と自己管理を行えるよう
に支援します。
健康的な生活を維持できるようになることを通じて、生活習慣病を予防することを目的としています。
特定健診結果により、医療保険者は 低リスク/中リスク/高リスク・要治療 の4階層に階層化します。
階層化に応じ、生活習慣の改善に重点をおいた特定保健指導を6ヶ月間にわたり実施し評価を行います。
階層化
対象者
レベル
特定健診範
囲
特定保健指
導範囲
低リスク
生活習慣の改善支援の必要性が低い者
情報提供レベル
●
●
中リスク
生活習慣の改善支援の必要性が中程度の者
動機付け支援レベル
●
●
高リスク
改善支援の必要性が高い者
積極的支援レベル
●
●
要治療
受診歓奨
継続的な医学的管理が必要と考えられ、保健指導ではなく医療の介入すべき人となります。
●
35
システムニーズ(特定健康診査)
●特定健診診査機関の事務処理の流れ
・健診結果データ/
決済データ(
XML)
・健診結果表請求書
⑧月次請求処理
決済結果データ作成
⑦健診結果通知表発行
⑥判定結果 登録
⑤健診質問票/健診結果登録
健診
④費用負担の請求額計算
①受診券記載
基本情報入力
②問診票 作成
③受診票作成
医師
36
システムのご紹介 G-STEP Standard
●職員ごとにパスワード設定ができます。
●使用できる項目を限定することが可能です。
●基部であるマスタ部分を変更すると変更者の名前や時間を表記するため、誰が変更したかの特定ができます。
●受診者の氏名登録などはスクリーンキーボードで
マウスのみの入力が可能です。
▲受付画面
37
システムニーズ(特定保健指導)
●特定保健指導機関の事務処理の流れ
・保健指導支援実績データ
決済データ(
XML)
・保健指導結果表請求書
⑨月次請求処理
保健指導評価/データ作成
⑧保健指導実績報告書発行
⑦保健指導実績登録
④保健指導計画作成
⑤費用負担の請求額計算
⑥月次請求処理
保健指導実績/データ作成
医師
保健師
管理栄養士
看護師など
①利用券記載/基本情報入力
②質問票作成
③質問票/保健指導予定登録
医師
保健師
管理栄養士
看護師など
38
システムのご紹介 G-JUMP
●職員ごとにパスワード設定ができます。
●一般と管理者でマスタ参照入力機能の制限をかけることが可能です。
●画面の切替が簡単です。初期メニュー画面まで
戻る手間がありません。
●イラスト入りで目標をたてやすく、実行しやすい
帳票が出力可能です。
(※)総合健診システムG-STEP Standardご導入時
▲支援計画画面
39
導入コストを抑えたご提案が可能です
カスタマイズを前提とした高額のSI商品が主流の医療業界において、機能を絞り込んでパッケージ化する
ことで導入コストを抑え、導入しやすい価格構成です。
手離れがいい!
パッケージ商品のため、カスタマイズ商品と違い営業工数が多くかからず、多くのユーザー獲得が見込めます。
実績があるから安心です
実績のある健診システムをベースにシステム構築をしました。新しい制度にマッチしたシステムです。
大勢の健診対象者の対応にあたり、特定健診業務をバックアップします!
総合健診システムG-STEPからのデータ連携が可能です
総合健診システムG-STEPより保健指導対象者の基本情報と健診結果をG-JUMPに取り込むことが
可能なため、初期入力を省いて保健指導業務をスタートすることが可能です。
サポート体制がしっかりしているから安心です
ISDN回線・インターネットを利用したオンラインメンテナンスをはじめ、高い技術力を現場にて発揮致します。
介護・福祉システム「ほのぼの」シリーズでは、9500 を超えるユーザー様にお使いいただいており、
顧客満足度No.1 のサポート体制です。
(※1)
(※2)
(※1)2008年3月末当社調べ
(※2)月刊ケアマネジメント2007年5月号より
40
総合健診システム「G-STEP Professional」は、基本アーキテクチャを “G-STEP Standard” と同じに考慮した製品
で、ユーザー様ごとの運用に合わせたご要望に対応するシステムをSI商品としてご提供いたします。
基本情報
医事会計
システム
健診履歴情報
医事サーバ
検査依頼情報
臨床検査
システム
検査サーバ
検査結果情報
●予約業務
●準備業務
●受付業務
●結果入力業務
●結果照会業務
●報告業務
●請求業務
●外注検査業務
●統計業務
●エスコート
●2次検診管理
41
医療・福祉連携を基本コンセプトとして、病院業務の改善、患者様への安心・安全なサービスの提供、医療制度変更に対
応し、低価格での提供を可能としたシステムです。さらにMicrosoft社の次世代プラットホーム環境を考慮した製品です。
(Windows Vista対応)
総合
受付
医事
会計
外来
受付
外来
診察室
入院
病棟
Medical Studio
薬局
臨床
検査
画像
検査
【診療記事、当日オーダを組み合わせた画面】
・画面配置を個人ごとに設定できるため、業務の内容に合わせ
て自由に画面構成、配置の設定が可能です。
・画面展開の高速化を実現したため、見たい画面に即座に切り
替えが行えます。
【日程一覧、薬歴、当日オーダを組み合わせた画面】
42
●対象 精神科専門病院/精神科併設の病院/精神科クリニック/診療所で精神科特有の報告書類を提出している病院様
精神科は業務が煩雑・・・
精神科報告書支援システムでは!
・書類書きが多い
・診療時間が長い
・患者が院内に散らばっている
・患者の情報量が多い・・など
精神科の日常診療における患者の情報と
動きを把握し、従来の電子カルテではカバー
しきれない精神科特有の報告書作成を
支援します。
【 出力報告書(例) 】
看護情報
!
!
!
!
!
!
看護師
相談内容など
の情報
医師が全て手書きで書類をまとめる
PSW(※)など
書類完成
・精神訪問看護指示書
・精神科デイケア処方箋
・精神科デイケア通所要約
・情報診療提供書
・医師意見書
・医療保護入院者の入院届
・特定医師による
医療保護入院者の入院届及び記録
・措置入院者の定期病状報告書 など
項目を選択したり、
情報をコピーも
できるので、楽だ!
医師
看護師
PSW(※)など
医師が情報を活用して
まとめられる。
(※)PSW:Psychiatric Social Worker の略省
(精神保健福祉士)
43
■入退室管理システムについて
●製品開発の背景・・・・・・・企業課題解決ソリューションとして
●個人情報保護のポイント・・・情報漏洩は内部から
●対策は入退室管理から!・・・・セキュリティシステムは電気錠から
●Quick Pass・・・・・・・・QP(カードリーダー内蔵自立型制御装置)
●入退室時の操作・・・・・・・ドア入口/出口のQP端末が設置されている場合
●発売/導入ターゲット・・・・発売開始時期は今夏を予定
44
入退室管理は従来、企業や大学の研究所、工場、病院、コンピューター室と
いった特定施設に必要な防犯システムあるいはその延長上のセキュリティに
すぎませんでした。
しかし、この4、5年、従来の数十倍の規模で増加しているとの指摘もあるほど、
急激な拡大を見せております。
45
※NPO日本ネットワークセキュリティ協会資料より
46
QuickPass
電気で施開錠が可能
電気で施開錠が可能
・ICカード認証システムによる施開錠
・施開錠のプログラム制御
入退出の確認が可能
入退出の確認が可能
・ドアの開閉、入退出の確認が可能(ドア/個人)
・履歴管理が可能
電気錠組込みドア
導入が進むに従って入退室管理システム関連機器の単価は下がっております。
この結果、これまでは主として大企業がターゲット市場だったのが、中堅・中小
企業へと裾野も拡大しています。
47
抉じ開け防止機構
抉じ開け防止機構
ICカード読取部
ICカード読取部
状態表示LED
状態表示LED
キー入力部
キー入力部
◇警備開始キー
◇警備解除キー
◇テンキー(0~9)
◇クリアキー
電源
解錠
カード読取(2色:緑/赤)
警備
◇入力キー
10,000人分の照合データ、音声ガイダンス等を備えたPCユニット
48
コントロールユニット
DBサーバ
管理PC
警備システム
GC
・データベース管理
個人マスタ
入退ログ
・操作端末
・監視状況モニタリング
・火報連動
・警備連動
・グループ制御
VPN
専用LAN
入室QP
退室QP
ルータ
※固定I
P
ルータ
QP
自動ドア
拠点はQPだけでも
本部管理できます
電気錠
電気錠
遠隔地拠点
49
・ドア枚数:5~10
端末:10台~20台
・1扉(入/出設置)あたり55万円を目標値に設定
(※設置工事費は導入先建物状況に左右されるため別途)
・病院/介護施設(薬剤室/新生児室/浴室など)
・中小企業(セキュリティ装置未導入建物のテナントなど)
・幼稚園/保育園(幼児連れ去り等の防止)など
・ICカードは導入ユーザーにより以下2種の形態に対応
①導入ユーザー別にカード作成
②「Quick Pass標準カード」を準備し、カードレンタルでの導入
(月額 150円/枚以内)
50
第4部(ご参考)
当社の概要ならびにCSR活動について
1.会社概要並びに事業内容
2.当社の沿革
3.当社のビジネスモデル
4.当社の特徴(強み)
5.業績推移
6.当社のCSR活動実績
7.その他の実績
51
1. 会社概要並びに事業内容
„
„
„
„
„
社名:エヌ・デーソフトウェア株式会社
設立:1979年9月
本社所在地:山形県南陽市和田3369
代表者:代表取締役社長 佐藤 廣志
事業内容:
・介護・福祉・医療関連オリジナルソフトウェア
の企画・開発・販売・運用支援・保守サービス
・介護保険、障害者自立支援法のサービス提供事業
・ASP事業
・医療関連ソフトウェア(電子カルテ、臨床検査システム
健康診断システム等)の企画・開発・販売)
„
„
„
„
売上高 :37億49百万円 (連結:08年3月期)
経常利益: 3億55百万円 (連結:08年3月期)
上場市場: ジャスダック証券取引所(NO:3794)
グループ会社:株式会社日本ケアコミュニケーションズ
(持株比率 66.6%)
株式会社ネットウィン(持株比率 100%)
52
2. 当社の沿革
沿 革
■
■
■
■
■
■
■
■
■
1979年 9月
1982年 4月
1983年11月
1990年10月
1995~99年
2000年 4月
2001年 1月
2001年 7月
2003年 7月
■
■
■
■
■
2003年10月
2003年11月
2004年 7月
2005年 1月
2005年 4月
■
■
■
■
■
■
2006年 2月
2006年 3月
2006年 6月
2006年 7月
2007年 4月
2007年12月
日東電子株式会社を設立
日東電子株式会社ソフトウェア事業部として発足
エヌ・デーソフトウェア株式会社設立
新社屋竣工
東京、九州、関西、東北、北陸、北海道営業所開設
日東電子(株)と合併
山形システムセンター開設
中部営業所開設
株式会社日本ケアコミュニケーションズを、株式会社三菱総合研究所
との共同出資で設立し、ASP事業を開始
東京営業所を支店昇格 (支店内に首都圏及び関東営業所を設置)
開発センター設立 (山形システムセンターと本社開発部門を統合)
広島営業所開設
当社介護事業部がISO9001認証取得
当社サポートセンターがISMS認証取得
(サポートグループ、データパンチグループ、教育グループ)
ジャスダック市場に上場
医療システム事業所開設
株式会社ネットウィンを子会社化
四国営業所開設
仙台営業所開設
システムセンターを増改築、本部機能の移転・集約化
53
3. 当社のビジネスモデル
福祉関連
パッケージビジネス
NDS
介護サービス
事業
営業支援
販売委託
(エヌ・デーソフトウェア㈱の略称)
自社開発
パートナー
ハード・ネット
企業
ワークのサポート
顧
サポートセンター
営業所サポートスタッフ
医療SI部
サポート事業(ソフトサポート)
NCC
ASP事業
(㈱日本ケアコミュニケーションズの略称)
ネットウィン㈱
医療系
パートナー企業
客
BusinessModel
販売体制とサポートの切り分けによるトータルサポート体制の実現
医療関連
SIビジネス
54
4.当社の特徴(強み)
1.専業としての開発ノウハウを蓄積(詳細はP56,57)
„
„
ソフトウェアは自社開発を継続し、プロジェクトチームによる開発体制を構築
介護サービス事業との連携で付加価値の高いソフトウェアを開発
2.パートナー制度による販売体制(詳細はP58)
„
„
事務機系、医療機器系企業を中心に契約
与信管理はパートナー会社に委託し、営業コストの低減化を実現
3.充実したサポート体制 (詳細はP59)
„
„
35名以上の専属スタッフを常時配備(本社コールセンター)
全国11拠点に60名以上のサポート要員
<開発から販売・サポートまで一貫した体制を確立>
4.ユーザーへの高い導入実績
„
平成20年3月末で当社ユーザーは9,500超に
55
4-1.専業としての開発ノウハウを蓄積-①
„
ソフトウェアを自社で開発する事により、法令改正や、
ユーザーニーズの取込み等に対し、迅速な対応が可能
„
開発部門に営業部門や、サポート部門を加えた
プロジェクトチームによる開発体制を構築
„
パイロットユーザーとしての介護事業部における情報や
ノウハウを活用
„
サポートセンターからの「生きた情報」のフィードバック
開発センター
サポートセンター
56
4-1.専業としての開発ノウハウを蓄積-②
【当社の開発プロセス】
ニーズ
営業
新製品リリース
品質評価
システム開発
ニーズ
コールセンター
出荷判定会議
レビュー(仕様確認)
基本設計
調査・分析・研究
ニーズ
販社
ユーザーヒアリング
ニーズ
介護事業部
(顧 客 ニ ー ズ の 抽 出)
57
4-2.パートナー制度(販売代理店制度)による販売体制
„
大手事務機系メーカーをはじめ、全国に広が
る販売会社と契約
„
パートナー制度の導入により人件費等の
固定費を抑えると共に、与信管理機能を
パートナー会社に委託
→営業コストの低減化を実現
北海道営業所(札幌市)
広島営業所(広島市)
本社・山形営業所(山形県南陽市)
北陸営業所(富山県魚津市)
九州営業所(福岡県久留米市)
仙台営業所(仙台市)
関東営業所/首都圏営業所(千代田区)
医療SI部 神田事業所(千代田区)
(当社における医療システム事業の統括部署)
中部営業所(名古屋市)
四国営業所(香川県高松市)
関西営業所(大阪市)
58
4-3. 充実したサポート体制
„
„
山形本社にサポートセンターを設置
35人以上の充実したサポートスタッフ
*請求、法改正時には強化体制を取っています
【サポートフロー図】
お客様からの
お客様からの
問合せに対応
問合せに対応
電話を受けたものから回答
電話を受けたものから回答
電話、Eメール若しくはFAXを
電話、Eメール若しくはFAXを
受けた後、担当者から回答
受けた後、担当者から回答
サポートセンターから、
サポートセンターから、
遠隔操作による即時対応
遠隔操作による即時対応
HPのQ&Aサポート
HPのQ&Aサポート
59
5. 業績推移
【フィナンシャル・ハイライト】
売上高(連結)
4,500
売上高(単体)
経常利益(連結)
経常利益(単体)
[百万円]
3,916
4,000
3,611
3,749
3,506
3,564
3,357
3,500
3,000
2,500
2,189
2,000
2,089
1,778 1,725
1,483
1,500
882 881
1,000
500
78
162 165
721 702
355 382
341 337
0
'03/3期
'04/3期
'05/3期
'06/3期
'07/3期
'08/3期
60
6. 当社のCSR活動実績
ネーミングライツの取得
~NDソフトスタジアム山形
„
授産品販売所への運営資金の寄付
~障害者制作介護用品の提供~
„
„
新入社員の無償介護奉仕活動の実施
„ 地域貢献企画の実施(救急救命講習等)
61
7. その他の実績
„
主な保有認証
・ISO9001認証取得 介護事業部
・JIS Q 27001:2006 (ISO/IEC 27001:2005)
カスタマー支援部門
„
サポートセンター、データパンチグループ
主な加盟団体
・日本インベスター・リレーションズ協議会
・日本内部監査協会
・日本監査役協会
・財務会計基準機構
62
本日はご静聴有難うございました
IR担当窓口
部署
:経営企画室
氏名
:塚田
電話
:0238-47-3483
FAX
:0238-47-3506
登、神保
伊六
E-mail:[email protected]
URL
:http://www.ndsoft.jp/
(NDソフトウェア)
http://www.care-com.co.jp/(NCC:日本ケアコミュニケーションズ)
http://www.netw.co.jp/index.html(ネットウィン)
本資料はインベスター・リレーションズに関わる活動(IR活動)を実施する際の参考となる情報の提供を目的
としたものであり、投資判断の参考となる情報の提供及び投資勧誘を目的としたものではありません。
本資料は弊社が信頼に足ると思われる各種情報に基づいて作成しておりますが、弊社はその正確性及び完全性
を保証するものではありません。また、本資料の内容は、作成時における弊社の見解または評価を示したもの
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害関係もしくはポジションを有している場合があり、また自己もしくは委託による買付けあるいは売付けを行
うことがあります。
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部もしくは一部を引用または複製、転送等により使用することを禁じます。
2008/5/26改定
63