道路橋をめぐる今日的な話題 - 国土交通省 中国地方整備局

道路橋をめぐる今日的な話題
平成24年度自治体支援講習会資料
中国地方整備局道路部
道路保全企画官
0
本日の講演内容
1. 橋梁保全業務の現状
2. 橋梁保全業務に向けた技術支援
3. 中国地方整備局の予防保全の取り組み
1
1.橋梁保全業務の現状
道路局 国道・防災課資料抜粋2
3
橋梁保全のマネジメント
前年度の橋梁点検、診断結果をふまえ、年度当初に長寿命化修繕計画を見直し(改善)、この
計画(Plan)に基づく、点検(D
計画
に基づく、点検(Do)、診断(C
)、対策(Action)を行う橋梁保全のマネジメント
)を行う橋梁保全のマネジメント
に基づく、点検(D )、診断(Check)、対策(A
)、診断(C
)、対策(A
サイクルを確実に実施していきます 。
当然、全ての段階で記録を残し管理することが、このマネジメントを支えることとなります。
橋梁保全のマネジメント
中国地方整備局
※ 橋梁を定期的に点検し、
損傷状況を把握。
診断
点検
計画
記録
管理
※ 損傷原因に関する所見を
ま とめ、対策区分を判定
し、補修等の計画を策定。
対策
中国技術事務所
各国道事務所
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
2.橋梁保全に向けた技術支援について
14
2-1 橋梁保全に向けた技術支援体制について
■橋梁保全に向けた技術的な相談や要請に伴う、点検・診断の技術的な助言などを行うための組織を強化 (道路保全企
画官1名、道路構造保全官2名、道路保全企画係長1名)
■中国地方の道路橋(各地方自治体管理橋含む)について、構造に重大な影響を与える損傷、通行規制等を伴う重篤な損
傷を発見した場合には、木土研究所構造物メンテナンスセンター、地域の専門家等と連携して技術支援する体制を中国
地方整備局に構築。
■直轄国道事務所、地方公共団体からの要請を受けて、緊急調査への専門家の派遣、詳細調査方法、応急対応方法、補
修方法に関する助言等を整備局が実施。
技 術 的 対 応 が 求 め られ る 不 具 合 発 生 時 等
市 区
町 村
都 道 府 県・政令 市
技術支援
技術者のののの派遣
国土交通省
道路局
連携
直轄国道事務所
・橋 梁 保 全 ア ド バ イ ザ ー 、 道 路 構 造 保 全 官 の 派 遣
・詳 細 調 査 方 法 ・応 急 対 応 方 法 ・補 修 方 法 の 助 言
・橋 梁 点 検 車 の 貸 付 等
・橋 梁 保 全 技 術 の 周 知 、 情 報 提 供 等
中国 地 方ブロ ック 拠点
大森座橋現地調査
中国地方橋梁保全委員会
橋 梁 保 全 ア ドバ イ ザ ー
中国地方 整備局
連 絡 窓 口 :道 路 部 地 域 道 路 課
支 援 窓 口 :道 路 保 全 企 画 官 、 道 路 構 造 保 全 官 等
中国技術事務所
連携
関係業界団体
(社 )日 本 橋 梁 建 設 協 会
(社 )P C 建 設 業 協 会
(社 )建 設 コ ン サ ル タ ン ツ 協 会
上勝坂橋損傷状況
連携
国土技術政策総合研究所
土 木 研 究 所 構 造 物 メンテナ ンス 研究 セ ン ター等
備 考 )市 区 町 村 は 、 各 県 ・政 令 市 を 通 じ て 中 国 地 方 整 備 局
に技 術支 援の 連絡 と要 請を実施 。
15
2-1 橋梁保全に向けた技術支援体制について
中国地方橋梁保全委員会名簿
県名
氏
名
所
属・役
職
橋梁保全委員 橋梁保全ア
会委員
ドバイザー
専 門 分 野
井上 正一
鳥取大学 大学院 工学研究科 教授
コンクリート構造物
谷口 朋代
鳥取大学 大学院 工学研究科 教授
土木構造物の構造設計、維持管
理
高田 龍一
松江高専 環境・建設工学科 教授(学科長)
コンクリート構造物
大屋 誠
松江高専 環境・建設工学科 准教授
鋼橋、構造工学
谷口 健男
環境生命科学研究科 教授
岡山大学 大学院 環境学研究科 教授
鋼橋、構造解析学
綾野 克紀
岡山大学 大学院 環境学研究科 教授
環境生命科学研究科 教授
コンクリート構造物
藤井 堅
広島大学 大学院 工学研究院 社会環境システム
鋼橋、構造工学
専攻 教授
鳥取県
○
□
□
○
□
島根県
□
○
□
岡山県
広島県
□
○
□
米倉 亜州夫 広島大学 名誉教授
コンクリート構造物
●
□
宮本 文穂
山口大学 大学院 理工学研究科 教授
社会システム工学、構造物の維
持管理
○
□
麻生 稔彦
山口大学 大学院 理工学研究科 教授
鋼橋、構造工学
山口県
□
16
備考)●:委員長、 ○:委員、 □:橋梁保全アドバイザー
2-1 橋梁保全に向けた技術支援体制について(橋の相談窓口)
緊 急 事 態 発 生
( 道 路 管 理 者 )
鋼 橋 に 関 す る 相 談
コンクリート橋に関する相談
(社)プレストレスト・コンクリート建設業協会
( 略 称 : P C 建 協 )
(社)日本橋梁建設協会
( 略 称 : 橋 建 協 )
本部担当 正(事務局長:北村
北村 愼悟
北村 愼悟)
副(業務部長:出嶋
出嶋 出嶋 慶司)
慶司
TEL
TEL: TEL: 03
: 03-
03-3507-
3507-5225
FAX: FAX: 03
: 03-
03-3507-
3507-5235
本制度への質問・疑義
本部担当 正(事務局:平石
平石 平石 勝也)
勝也
[email protected]
国土技術政策総合研究所
TEL
TEL: TEL: 03
: 03-
03-3260-
3260-2535
FAX: FAX: 03
: 03-
03-3260-
3260-2518
道路構造物管理研究室
北海道事務所
北海道事務所 (新谷)
新谷)
[email protected]
011-
011-232-
232-0249 0249 [email protected]
担当 : 玉越 ・中洲・
中洲・北村
TEL : 029
: 029-
029-864-
864-4919
緊急時:
緊急時:090-
090-4723-
4723-8896
東北
東北事務所
東北事務所 (永井
(永井)
永井)
[email protected]
022-
022-262-
262-4855 4855 [email protected]
関東事務所
関東事務所 (信岡)
信岡)
03-
03-3507-
3507-5225 5225 [email protected]
[email protected]
北海道支部
北海道支部 (初貝)
初貝)
011-
011-231-
231-7844 7844 [email protected]
[email protected]
東北支部
東北支部 (八重樫)
八重樫)
[email protected]
022-
022-266-
266-8377 8377 [email protected]
関東支部
関東支部 (秦)
03-
03-6385-
6385-8075 8075 [email protected]
[email protected]
北陸事務所
北陸事務所 (木村)
木村)
025-
025-244-
244-8641 8641 [email protected]
[email protected]
北陸支部
北陸支部 (鈴木)
鈴木)
025-
025-229-
229-4187 4187 [email protected]
[email protected]
中部事務所
中部事務所 (岩瀬)
岩瀬)
052-
052-872-
872-6464 6464 [email protected]
[email protected]
中部支部
中部支部 (浅井)
浅井)
[email protected]
052-
052-541-
541-2528 2528 [email protected]
近畿事務所
近畿事務所 (西川)
西川)
06-
[email protected]
06-6533-
6533-3238 3238 [email protected]
関西支部
関西支部 (荒木)
荒木)
[email protected]
06-
06-6446-
6446-0215 0215 [email protected]
中国事務所
中国事務所 (林)
082-
082-221-
221-1920 1920 [email protected]
[email protected]
中国支部
中国支部 (池田)
池田)
082-
082-262-
262-0474 0474 [email protected]
[email protected]
四国事務所
四国事務所 (富山)
富山)
0877-
0877-32-
32-5531 5531 [email protected]
[email protected]
四国支部
四国支部 (越智)
越智)
[email protected]
087-
087-868-
868-0035 0035 [email protected]
九州事務所
九州事務所 (長船)
長船)
092-
092-475-
475-6255 6255 [email protected]
[email protected]
九州支部
九州支部 (山田)
山田)
[email protected]
092-
092-751-
751-0456 0456 [email protected]
沖縄事務所
沖縄事務所 (比嘉)
比嘉)
098-
098-863-
863-6815 6815 [email protected]
[email protected]
〒105-0003 東京都港区西新橋一丁目6番11号 西新橋光和ビル9F
2011年(平成23年) 7月1日 現在
※ 連絡先、担当者は、人事異動等に伴って変更になる場合があります。
本制度の
両協会または
本制度の活用に
活用に関する疑義
する疑義・
疑義・質問等は
質問等
両協会
国土技術政策総合研究所道路構造物管理研究室 まで
~管理者のための「橋の相談窓口」(試行)~
■制度の
制度の目的
道路橋の
道路橋の建設や
建設や維持管理にかかる
維持管理にかかる事業
にかかる事業に
事業に関連して
関連して、
して、橋梁に
橋梁に関する高度
する高度な
高度な技術的専門知識を
技術的専門知識を要する
緊急事態の
緊急事態の発生時に
発生時に管理者が
管理者が迅速かつ
迅速かつ適切
かつ適切な
適切な対応を
対応を行えるために、
えるために、公益活動の
公益活動の一環として
一環として緊急的
として緊急的
な技術支援を
技術支援を行う。
〒162-0821 東京都新宿区津久戸町4番6号(第3都ビル)
■支援内容
○各種建設事故に
各種建設事故に関する緊急措置
する緊急措置に
緊急措置に関する技術的助言
する技術的助言
○重大損傷・
重大損傷・変状等の
変状等の発生・
発生・発見直後の
発見直後の調査・
調査・診断に
診断に関する技術的助言
する技術的助言
○自然災害による
自然災害による被災時
による被災時の
被災時の緊急措置や
緊急措置や調査・
調査・診断に
診断に関する技術的助言
する技術的助言
○上記に
上記に関連して
関連して、
して、協会の
協会の保有するデータベース
保有するデータベース等
するデータベース等を活用した
活用した、
した、同種類似の
同種類似の
事象事例
事象事例の
事象事例の検索・
検索・紹介
○その他
その他(「制度
(「制度の
制度の目的」、「
目的」、「支援活動
」、「支援活動の
支援活動の範囲」
範囲」に適合するもので
適合するもので管理者
するもので管理者の
管理者の
要請
要請に
要請に基づくもの)
づくもの)
■支援活動の
支援活動の範囲
■その他
その他
支援にあたっては
支援にあたっては、
にあたっては、社会的な
社会的な透明性・
透明性・公平性・
公平性・中立性を
中立性を保証し
保証し、真に公益活動の
公益活動の一環として
一環として行
として行うボランティア
活動であり
活動であり、
であり、以下の
以下の範囲とする
範囲とする。
とする。
管理者が
独自に
する各種支援体制
各種支援体制(
防災ドクター
ドクター、
国土技術政策総合研究所、
が独自
に有する
各種支援体制
(例:防災
ドクター
、国土技術政策総合研究所
、独立
○管理者
行政法人土木研究所
行政法人土木研究所など
行政法人土木研究所など)
など)とは、
とは、相談者の
相談者の要請に
要請に応じて適宜連携
じて適宜連携して
適宜連携して対応
して対応できる
対応できる。
できる。ただし、
ただし、
支援活動
支援活動の
支援活動の自主性・
自主性・独立性が
独立性が担保されることを
担保されることを前提
されることを前提とする
前提とする。
とする。
○
○支援範囲については
支援範囲については、
については、両協会の
両協会の判断によるものとし
判断によるものとし、
によるものとし、協会の
協会の都合により
都合により支援内容
により支援内容には
支援内容には制約
には制約が
制約が
生
生じる場合
じる場合がある
場合がある。
がある。
(例
(例:休祭日・
休祭日・時間外等による
時間外等による対応
による対応の
対応の遅れや不能
れや不能、
不能、専門技術者の
専門技術者の不在による
不在による即応性
による即応性の
即応性の限界、
限界、その他
その他)
○緊急対応としての
緊急対応としてのボランティア
としてのボランティア活動
ボランティア活動とみなせる
活動とみなせる範囲
とみなせる範囲(
範囲(事由発覚直後から
事由発覚直後から緊急対応
から緊急対応の
緊急対応の範囲)
範囲)
特定の利害関係が
利害関係が生じたり、
じたり、社会通念上契約行為を
社会通念上契約行為を伴うことを要
うことを要すると解
すると解されるこ
○特定の
とのない
とのない範囲
とのない範囲
17
2ー2 技術支援の取り組み(セミナー、点検等講習会)
中国地方整備局
<橋梁技術現場支援セミナーの実施状況>
橋梁技術現場支援セミナー
■橋梁技術現場支援セミナーの実施
整備局の職員を対象にH16年度より開催していたセミナーの対象を、H19年度より各県、政
令市、自治体職員に拡げ、年1回実施。平成23 年度迄に延べ269名が参加。(内、自治体職
員数:153名)
【平成23年度の実施状況】
実施期間:平成23年9月13日~16日 / 実施場所:広島市広島合同庁舎内
受講者:中国地方整備局8名、自治体職員41名(各県(18)、政令市(4)、市町村(19) )
近接目視点検の実施
橋梁点検等講習会
■橋梁点検講習会の実施
自治体職員を対象に各県との共催によりH19年度より各県単位で年1回実施。平成23年度
迄に延べ910名が参加。
【平成23年度の実施状況】
島根県橋梁点検講習会
実施日:平成23年10月6日~10月7日/実施場所:島根県松江市 県職員会館内
受講者:33名
岡山県橋梁保全講習会
実施日:平成23年10月12日/実施場所:岡山県岡山市建設技術センター内
受講者:35名
広島県橋梁点検講習会
実施日:平成23年9月29日~30日/実施場所:広島県東部建設事務所(福山市)
受講者:31名
広島市橋梁点検講習会
実施日:平成23年10月27日/実施場所:広島市 西区役所
受講者:24名
※鳥取県橋梁点検講習会は災害関係により中止
磁粉探傷試験の実演
岡山県橋梁保全講習会の実施状況
18
2-2 技術支援の取り組み(市町村管理橋梁の点検等の技術支援)
橋梁保全実践講座の開講(H23~):直轄国道を跨ぐ市町村管理橋梁の点検等支援からの移行
~):直轄国道を跨ぐ市町村管理橋梁の点検等支援からの移行
橋梁保全実践講座の開講(
市町村管理の道路橋について、長寿命化の取り組みが進展するよう、橋梁点検現場実習を核とした実践的な講座を実施
し、橋梁点検技術の習得と橋梁保全に関する意識の高揚を図ることを目的として実施。
技術支援対象橋梁と実施概要
■技術支援対象橋梁
技術支援対象橋梁は、市町村が管理する橋梁のうち、損傷が著しい未点検橋梁、若しくは特徴的な損傷のある未点検橋梁
を対象として実施。
■技術支援実施概要
橋梁点検支援(橋梁点検実習)、橋梁点検の着眼点等講義、橋梁保全アドバイザー(学識者)の派遣支援
調査結果に対する技術的助言(アドバイス)
都道府県
市町村
橋梁名
セ ト
バシ
瀬戸橋
鳥取県
北栄町
ミヤノシタバシ
宮下橋
ダイバ オオハシ
お台場大橋
益田市
津和野町
単純鋼H形橋
アサヒバシ
3径間単純PCポステンT桁橋
ノ
3径間単純RCT桁橋
旭橋
ヒロ バシ
タケダ
ハシ
2径間単純鋼鈑桁橋
アサヒ
バシ
2径間単純PCポステンT桁橋
武田橋
竹原市
朝日橋
カモガワ
オオハシ
賀茂川大橋
H24.1.31
橋梁保全アドバイザー
鳥取大学大学院
井上教授
谷口教授
4径間単純PCポステンT桁橋
2径間単純RCT桁橋
野広橋
広島県 2径間単純鋼鈑桁橋
オオドウ バシ
須川田橋
実践講座実施予定
3径間単純鋼Ⅰ形橋
スゴウダバシ
大道橋
島根県
橋梁形式
2径間単純PCポステンT桁橋
受講者
鳥取県
北栄町及び周辺自
治体職員
(17名)
H24.2.9
松江高専
高田教授(学科長)
大屋准教授
島根県
益田市、津和野町、
及び周辺自治体職
員
(30名)
H24.2.20
広島大学
米倉名誉教授
広島大学大学院
藤井教授
広島県
竹原市及び周辺自
治体職員
(16名)
19
2-3 技術支援の取り組み(重大な損傷発見時の技術支援)
中国地方整備局
中国地方整備局管内の橋梁について、構造に重大な損傷を与える損傷や通行規制を伴う重大な損傷が発見された場合、その管理者からの要請に
基づき調査方法、応急対応方法等の技術支援を実施。平成21年7月の中国・九州北部豪雨災害の支援は基より、平成23年度には島根県管理のスタ
ガ谷橋、広島県熊野町管理の五反田橋などの小規模な橋梁の損傷状況の確認と技術的助言を行った。
また、中国地方整備局は応急組立橋梁を2橋保有しており、直轄災害のみならず地方自治体の被災現場においてもその活用と技術支援を行ってい
ます。
「平成21年7月中国・九州北部豪雨」災害支援
-山口県防府市下右田 一般国道262号 上勝坂橋 橋梁技術支援-
【被災】
H21.7.21
【橋梁技術支援1】
H21.7.25~
【橋梁技術支援2】
H21.8.8~
【橋梁技術支援3】
H21.8.18~23
【仮復旧完了】
被災状況【7月21日】
集中豪雨により、剣川上流で土石流が発生。流木・土砂に
よって上勝坂橋の上部工(RC床版)が最大70cm持ち上
げられる被災。
山口県の要請により、TEC-FORCEとして道路構造保全
官他1名を派遣。県とともに調査、応急復旧、工事工程を
検討。
早期復旧に向け、整備局保有の応急組立橋梁も活用した
計画を策定し、262号の仮復旧目標を約1ヶ月とした。
応急組立橋梁の輸送計画、架設計画、応急復旧工事にあ
たっての技術指導等を実施。
応急復旧に向けた安全対策(埋設した河道確保、セン
サー等)が完了し、262号の応急復旧に着手。
応急組立橋梁の架設指導等を実施。
22日に架設完了。
9月6日13:00 全面通行止め解除。
【支援1】現地調査
【支援2】既設上部工撤去
・本局からTEC-FORCEとして道路構
造保全官を計2名派遣
・中国技術事務所に配備している応
急組立橋梁を活用し、早期の仮復
旧に向けての技術支援を実施
【支援2】応急組立橋梁の
受台施工等
中国地方整備局整備局
中国技術事務所
災害発生(補助国道)
国道262号上勝坂橋
【支援3】応急組立橋梁
仮橋架設
供用開始【9月6日13:00~】
20
2-3 技術支援の取り組み(市町村管理橋梁の点検等の技術支援)
直轄国道を跨ぐ市町村管理橋梁の点検等技術支援(H22)
)
直轄国道を跨ぐ市町村管理橋梁の点検等技術支援(
直轄国道を跨ぐ市町村(政令指定都市を除く)が管理する道路橋について、その健全性を確認する調査を平成22年度の
国土交通省が実施する技術支援の一環として行い、これにより直轄国道の安全性も確保することを目的として実施。
技術支援対象橋梁と実施概要
■技術支援対象橋梁
技術支援対象橋梁は、「直轄国道を跨ぐ市町村管理の未点検橋梁のうち技
術支援要望のあった道路橋」と「コンクリートの叩き点検、近接目視点検など詳
細調査が必要と判断した橋梁を当該管理者である市町村と協議を行い、了解
を得た道路橋」の45橋を対象として実施。
■技術支援実施概要
・橋梁の健全性を確認するための点検支援(H22.12.20~H23.2.4)
・橋梁保全アドバイザー(学識者)の派遣支援(H23.1.15~2.28)
・調査結果に対する技術的助言(H23.3.15~3.22)
技術支援橋梁数
各県別
事務所名
技術支援自治体数
うち鋼橋
中国地整管内
支援対象自治体
うちCo橋
45
11
34
鳥取河川国道
1
1
0
16
1 智頭町
倉吉河川国道
5
2
3
2 湯梨浜町、大山町
浜田河川国道
1
0
1
1 浜田市
松江国道
1
1
0
1 大田市
鳥取県内
島根県内
福山河川国道
5
0
5
広島国道
25
4
21
山口河川国道
7
3
4
2 福山市、尾道市
広島県内
山口県内
5
安芸高田市、呉市、竹原市、廿日市
市、東広島市
4 周南市、長門市、防府市、山口市
21
2-3 技術支援の取り組み(橋梁保全に関する中国ブロック講習会)
中国地方整備局
橋梁保全に関する中国ブロック講習会(H23~
~)
橋梁保全に関する中国ブロック講習会
■テーマ:東日本大震災を踏まえた今後の橋梁保全に向けて
開催日時
平成23年11月29日(火) 13:00~17:30
開催場所
広島市西区横川新町6番1号 広島市西区民文化センター 2Fホール
目的等
橋梁保全技術の習得と橋梁の長寿命化の実現
東日本大震災への対応と課題を踏まえた橋梁保全に関する知見・知識を習得
実施内容
下記、プロフラムのとおり
聴講者
参加者総数:152名
【内 訳】 中国地方整備局(42名)、地方自治体(55名)、
建設コンサルタント(47名)、 その他(8名)
■実施結果概要:非常に好評であり、橋梁保全技術全般の講演を望む声が多い。
■1講義あたりの講義時間は「短い」との越えが23%占めた。講義時間の改善を図り、テーマを
決めて継続して開催予定。
4.講習会の内容について
とても満足 満足
どちらでもない
不満
16
74
13
中国ブロック講習会プログラム
13:00~13:10
13:10~13:50
13:50~14:30
14:30~15:10
15:20~16:00
16:00~17:30
17:30
主催者挨拶
メンテナンスに関する技術的な課題と取り組み
講師:(独)土木研究所CAESAR 上席研究員 石田 雅博
東日本大震災への対応と課題
講師:東北地方整備局道路保全企画官 佐々木 一夫
東北地方太平洋沖地震による橋梁の被害状況と今後の課題
講師:早稲田大学教授 秋山 充良
道路橋の耐震性能から見た被害と課題
講師:(独)土木研究所CAESAR 上席研究員 星隈 順一
部分塗替え塗装による鋼道路橋の長寿命化について
講師:(財)土木研究センター 審議役 中野 正則
閉 会
回答者:106名
とても不満
3
0
□講義の内容は・・・
どちらでも
ない
12%
とても不
満
とても満
0%
足
15%
不満
3%
満足
70%
22
※講習会の内容は、満足が70%
2-3 技術支援の取り組み(橋梁保全分野における新技術説明会)
中国地方整備局
橋梁保全分野における新技術説明会(H22~
~) : H23年度より公共事業等における新技術利用促進説明会
年度より公共事業等における新技術利用促進説明会(企画部)に移行
橋梁保全分野における新技術説明会
■橋梁保全分野における新技術説明会の開催
開催日時
平成22年9月3日(金) 9:45~18:00
開催場所
広島市中区上八丁堀6-30 広島合同庁舎1号館 付属棟2階「大会議室」
目的等
・新技術の情報提供の「場」
・NETISにおいて「推奨技術」、「準推奨技術」、「設計比較対象技術」、「少実
績優良技術」、「活用促進技術」に位置付けられている有用な新技術を中心に、
中国地方整備局管内の事業者が開発した新技術等を11技術選定し説明
実施内容
橋梁保全に関する新技術情報の提供
聴講者
参加者総数:142名
【内 訳】 中国地方整備局(30名)、地方自治体(66名)、
建設コンサルタント(42名)、 その他(4名)
■実施結果概要:非常に好評であり、定期的な開催を望む声が多い。
■平成23年度より、河川分野等と統合し「新技術活用促進説明会」として継続的に開催
新技術説明会の必要性
0%
0%
定期的な開催希望
重要
8%
0%
どちらでもない
2%
聴講したい新技術(広報)
とても重要
23%
不要
望む
7%
どちらでもない
10%
望まない
まったく不要
未回答
未回答
未回答
その他
メンテナンス技術全般
橋梁点検・診断関係
グランドアンカー工関係
支承取替工関係
橋梁地覆補修工関係
上・下面増厚工関係
防食対策工関係
外ケーブル工関係
RC巻立て工関係
鉄板巻立て工関係
新素材繊維接着工関係
鋼板接着工関係
ひび割れ注入工関係
表面保護工関係
断面修復工関係
67%
83%
0
5
10
15
20
25
30
35
40
45
23
50
2-3 技術支援の取り組み(技術相談、橋梁点検車の無償貸し付け)
橋梁保全等に関する技術相談
■自治体からの橋梁点検、補修など橋梁保全に関する技術的な問い合わせ等に関して、中国地方整備局の各事務所及び
道路保全企画Gにて技術相談を実施。(H19年度~)
■平成21~23年度迄に本局に寄せられた橋梁保全等に関する技術相談案件は35件あり、情報提供や助言を実施。
橋梁点検車の無償貸し付け
■橋梁点検車の配置場所
中国地方整備局では、橋梁点検車を中国技術事務所、倉吉河川国道事務所に配置。
■橋梁点検車の無償貸し付け(試行)
平成21年度より、災害時における緊急橋梁点検に加え、自治体が道路橋の予防保全のために実施する橋梁点
検においても、橋梁点検車の無償貸し付けを実施(試行)
■貸し付け実績
平成21年度は、島根県に橋梁点検車を無償貸し付け(H22.2.23~2.26)を実施。
■橋梁点検車の種類
橋梁点検車(BT-400):中国技術事務所配備
橋梁点検車(歩廊式)
:倉吉河川国道事務所配備
橋梁点検車(歩廊式)
橋梁点検車(BT-400)
24
2-3 技術支援の取り組み(データベースシステム)
25
2-3 技術支援の取り組み(データベースシステム)
3.中国地方整備局の予防保全の取り組み
27
3-1 橋梁点検の実施状況(定期点検結果)
◆定期点検の実施状況
直轄国道の橋梁では、2日1回の巡回と5年に1回の定期点検により、橋梁の健全性を確認し
ています。
(平成24年3月末現在)
県 名
橋梁箇所数
1巡目点検
定期点検橋梁数推移図
1000
2巡目点検
900
496箇所
鳥取県内
476箇所
289箇所
800
2巡目
464箇所
239箇所
600
岡山県内
732箇所
717箇所
464箇所 橋
500
広島県内
566箇所
522箇所
408箇所
山口県内
820箇所
816箇所
563箇所
所
473箇所
箇
700
島根県内
882 891
1巡目
649
583
475
538 593
400
248
300
200
384
524
548
505
103
100
3087箇所
合 計
2995箇所
1963箇所
0
H15
H16
H17
注)各県数値に政令市分含む
H18
H19
H20
H21
H22
H23
年度
28
3-1 橋梁の損傷状況(定期点検結果)
◆管内橋梁の損傷状況
H24年3月末時点において、点検済みの橋梁のうち506橋(約16%)がE、C判定と判定され、
このうち223橋(約7%)が未補修の橋梁となっている。
C判定の未補修橋梁(222橋)は、部材の機能や安全率低下が著しいため、早期に補修を実
施する必要があり、次回の定期点検(5年後)までに補修を行う。
また、E判定の未補修橋梁(1橋)については、点検後、緊急対応により当面の安全性を確保し
ており、関係機関(JR)との協議を行い、早急に対策を完了させる予定である。
(単位:橋梁箇所数)
県 名
A
鳥取県内
島根県内
岡山県内
広島県内
山口県内
中国地整 計
5
20
9
15
13
62
B
S
C
335
334
555
393
667
2284
21
9
44
28
34
136
122
92
97
86
102
499
注)各県数値に政令市分含む
対策区分
E
M
1
6
0
0
0
7
0
3
4
0
0
7
対策区分判定結果
補修済
9%
C:7%
E:0%
M:0%
A:2%
S:5%
※H23年度末判定結果データ
判定内容
A
損傷が軽微で補修を行う必要がない
B
状況に応じて補修を行う必要がある
C
速やかに補修等を行う必要がある
E
安全性の観点から緊急対応の必要がある
S
詳細調査の必要がある
M
維持工事で対応する必要がある
B:77%
注)C・E判定橋梁506橋のうち、283橋(約9%)は補修済み
29
又は補修工事中
3-1 橋梁の損傷状況(定期点検結果)
中国地整 道路部
◆C判定部材の損傷の種類と傾向(コンクリート橋)
コンクリート橋のC判定損傷発生部材数(個数)は主桁に多く見られ、C判定損傷の発生率は床版、支承が高い。
コンクリート橋の損傷の発生状態を見ると、主桁、床版については剥離・鉄筋露出、支承については腐食が発生する傾向にある。
C判定損傷部材数とC判定損傷発生率(コンクリート橋)
1,200
腐食
亀裂
1,000
破断
ひびわれ
800
C
損
傷
600
部
材
数
400
剥離・鉄筋露出
漏水・遊離石灰
4%
3%
床版ひびわれ
うき
2%
1%
漏水・滞水
2%
1%
変形・欠損
1%
200
その他
C損傷の発生率
0
そ の他
路面部材
伸縮装置
支承
下部工
床版
主桁
3-1
30
注)H15~H19年度点検結果(C判定橋梁)
橋梁の損傷状況(定期点検結果)
中国地整 道路部
◆C判定部材の損傷の種類と傾向(鋼橋)
鋼橋のC判定損傷発生部材数(個数)は主桁、支承に多く見られ、C判定損傷の発生率は支承、床版が高い。
鋼橋の損傷の発生状態を見ると、支承、主桁等鋼部材において腐食が発生する傾向にある。
コンクリート橋に比べ、鋼橋における損傷が多く発生している傾向にある。
C判定損傷部材数とC判定損傷発生率(鋼橋)
1,200
腐食
亀裂
1,000
9%
破断
ひびわれ
800
C
損
傷
600
部
材
数
400
剥離・鉄筋露出
漏水・遊離石灰
床版ひびわれ
4%
3%
うき
2%
3%
漏水・滞水
2%
2%
200
変形・欠損
その他
C損傷の発生率
0
そ の他
路面部材
伸縮装置
支承
下部工
床版
主桁
31
注)H15~H19年度点検結果(C判定橋梁)
3ー2 なぜ、危険な橋が増えたのか?
橋梁の予防保全に向けた有識者会議(H20.5.16提言)
32
3-3 予防保全のポイント(道路管理者の役割)
構造物の声(音)に耳を傾け症状(損傷)に注意を払う
構造物のメンテナンスは土木技術者が支えています!
構造物のメンテナンスは土木技術者が支えています!
人間の健康管理と同様に計画的な予防保全を行い、長寿命化を図ります!
人間の健康管理と同様に計画的な予防保全を行い、長寿命化を図ります!
【 人 間 】
【 橋 】
人間も橋も
適切な点検・保全を
適切な点検・保全を
継続して行うことが
重要
定期健診
定期診断
定期点検
アナロジー
類似
カルテ作成
(身体データ、健診結果、
治療履歴)
早期治療
早期治療
カルテ作成
(諸元、点検結果、補修履歴)
予防保全
33
3-3.
3-3 予防保全のポイント(技術力の向上と現場主義)
橋梁保全に関する技術力の向上と現場主義の徹底
現場主義への回帰
基礎的知識の習得
【セミナー・講習会等の開催】
セミナー・講習会等の開催】
・橋梁技術現場支援セミナーの開催
(H24.9予定)
・橋梁保全ブロック講習会の開催
(H24.10~11予定)
・新技術活用促進説明会の開催
(H24.10~11予定)
【橋梁技術資料の作成・周知】
橋梁技術資料の作成・周知】
・橋梁保全の手引き(H24.5)
・橋梁点検の着眼点(H23.11)
・新設橋梁の設計・施工の留意事項
(H24.2)
・橋梁補修・補強の手引き(H24.3)
【合同現地確認】
合同現地確認】中国地方整備局の取り組み事例
・損傷が著しい橋梁(C相当)の合同現地確認
・重篤損傷橋梁(E相当)の緊急現地確認の徹底
・出張所職員(調査職員)による見過ごしチェック
措置判断技術の向上
【橋梁診断結果報告会】
橋梁診断結果報告会】中国地方整備局の取り組み事例
・対策区分判定とその事由を道路管理者に周知、共有
→診断成果の品質向上
・橋梁診断症例集の整理
・橋梁補修の好事例、不具合事例集の整理
34
3-4. 基礎的知識の習得(各種橋梁保全関係技術資料)
中国地方整備局では職員の技術力向上を図るため、橋梁保全分野の各種技術資料を作成している。
橋梁保全の概略フロー
自治体にも参考になる資料
直轄管理橋梁に適用
橋梁点検の着眼点と留意事項 H23.11初版作成
初版作成
※損傷傾向や技術基準の変遷等から見た橋梁点検のポイント等を整理し
た技術資料
橋梁保全の手引き
H24.5改訂版作成
改訂版作成
※橋梁定期点検要領等に基づく点検と長寿命化修繕計画を策定するため
事務的な手引き書
橋梁補修支援ツール H22.4作成
作成
※橋梁定期点検要領に基づく点検・診断結果から補修優先度の目安を明
示する簡易なツール
橋梁補修・補強の手引き H24.3初版作成
初版作成
※点検・診断結果を踏まえた詳細調査から補修・補強設計に至る一連の
考え方や統一的な運用方針を取り纏めた技術資料
点検・補
修から得
た知見
新設橋梁の設計・施工の留意事項 H24.2初版作成
初版作成
※橋梁点検で得られた損傷事例を踏まえ、橋梁の長寿命化を実現するた
め、新設段階における構造細目等の留意事項を取り纏めた技術資料
35