社会福祉法人特別区人事・厚生事務組合社会福祉事業団定款

社会福祉法人特別区人事・厚生事務組合社会福祉事業団定款
第1章
総則
(目的)
第1条
この社会福祉法人(以下「法人」という。) は、多様な福祉サービスがその 利用
者の意向を尊重して総合的に提供される よう創意工夫することにより、利用者が、個人
の尊厳を保持しつつ、自立した生活を地域社会において営むことができるよう 支援する
ことを目的として、特別区人事・厚生事務組合と連携して、特別区の厚生関係福祉事業
を推進し、広く区民福祉及び地域福祉 の向上と増進に寄与するために、次の社会福祉事
業を行う。
(1)
第一種社会福祉事業
(ア)
更生施設
特別区人事・厚生事務組合立本木荘の受託経営
(イ)
更生施設
特別区人事・厚生事務組合立けやき荘の受託経営
(ウ)
更生施設
特別区人事・厚生事務組合立塩崎荘の受託経営
(エ)
更生施設
特別区人事・厚生事務組合立淀橋荘の受託経営
(オ)
更生施設
特別区人事・厚生事務組合立千駄ヶ谷荘の受託経営
(カ)
宿所提供施設
特別区人事・厚生事務組合立西新井栄荘の受託経営
(キ)
宿所提供施設
特別区人事・厚生事務組合立小豆沢荘の受託経営
(ク)
宿所提供施設
特別区人事・厚生事務組合立 千歳荘の受託経営
(ケ)
宿所提供施設
特別区人事・厚生事務組合立塩崎荘の受託経営
(コ)
宿所提供施設
特別区人事・厚生事務組合立淀橋荘の受託経営
(2)
第二種社会福祉事業
(ア)
宿泊所
特別区人事・厚生事務組合立新幸荘の受託経営
(イ)
宿泊所
特別区人事・厚生事務組合立綾瀬荘の受託経営
(ウ)
宿泊所
特別区人事・厚生事務組合立高浜荘の受託経営
(エ)
隣保事業(路上生活者緊急一時保護センター千代田寮)の受託
(オ)
隣保事業(路上生活者自立支援センター中央寮)の受託
(カ)
生計困難者に対して、 生活に関する相談に応ずる事業の受託
①
路上生活者対策事業(路上生活者緊急一時保護センター第一ブロックセンター)
②
路上生活者対策事業(路上生活者巡回相談センターサポートセンター)
(名称)
第2条
この法人は、社会福祉法人特別区人事・厚生事務組合社会福祉事業団という。
1
(経営の原則)
第3条
この法人は、社会福祉事業の主たる担い手としてふさわしい事業を確実、効果的
かつ 適正 に行 う ため 、自 主的 にそ の経 営 基盤 の強 化を 図る とと も に、 その 提供 する 福 祉
サー ビス の質 の 向上 並び に事 業経 営の 透 明性 の確 保を 図 り 、も っ て地 域福 祉の 推進 に 努
めるものとする。
(事務所の所在地)
第4条
この法人の事務所を東京都港区港单一丁目1番 27号に置く。
第2章
役員及び職員
(役員の定数)
第5条
この法人には、次の役員を置く。
(1)
理事
12名
(2)
監事
2名
2
この法人に理事長1名、副理事長1 名及び常務 理事1名を置く。
3
理事長は、理事のなかから特別区人事・厚生事務組合管理者 (以下「管理者」という。)
の同意を得て、理事会で選任する。
4
理事長は、この法人を代表する。
5
副理事長及び常務理事は、理事のなかから理 事長がこれを指名する。
6
副理事長は、理事長を補佐し、この法人の業務を処理する。
7
常務理事は、理事長を補佐し、この法人の常務を処理する。
8
役員 の選 任に 当 たっ ては 、各 役員 につ い て、 その 親族 その 他特 殊 の関 係が ある 者が 、
理事 のう ちに 2 名を 超え て含 まれ ては な らず 、監 事の うち にこ れ らの 者が 含ま れて は な
らない。
(役員の任期)
第6 条
役員 の任 期 は2 年と する 。た だし 、 補欠 の役 員の 任期 は、 前 任者 の残 任期 間と す
る。
2
役員は再任されることができる。
3
理事長、副理事長及び常務理事の任期は、理事として在任する期 間とする。
(役員の選任等)
第7条
理事は、評議 員会において選任し 、理事長が委嘱する。
2
監事は、評議員会において選任する。
3
監事 は、 この 法 人の 理事 、 評 議員 、職 員 及び これ らに 類す る他 の 職務 を兼 任す るこ と
ができない。
2
(役員の報酬等)
第8 条
役員 の報 酬 につ いて は、 勤務 実態 に 即し て支 給す るこ とと し 、役 員の 地位 にあ る
ことのみによっては、支給しない。
2
役員には費用を弁償することができる。
3
前2項に関し必要な事項は、理事会の議決を経て、理事長が別に定める。
(理事会)
第9 条
この 法人 の 業務 の決 定 は 、理 事を も って 組織 する 理事 会に よ って 行う 。た だし 、
日常 の業 務と し て理 事会 が定 める もの に つい ては 理事 長が 専決 し 、こ れを 理事 会に 報 告
する。
2
理事会は、理事長がこれを招集する。
3
理事 長は 、理 事 総数 の3 分の 1 以 上の 理 事又 は監 事か ら会 議に 付 議す べき 事項 を示 し
て理 事会 の招 集 を請 求さ れた 場合 には 、 その 請求 のあ った 日か ら 1 週 間以 内に これ を 招
集しなければならない。
4
理事会に議長を置き、議長はその都度選任する。
5
理事 会は 、理 事 総数 の3 分の 2 以 上の 出 席が なけ れば 、そ の議 事 を開 き、 議決 する こ
とができない。
6
前項 の場 合に お いて 、あ らか じめ 書面 を もっ て、 欠席 の理 由及 び 理事 会に 付議 され る
事項についての意思を表示した者は、出席者とみなす。
7
理事 会の 議事 は 、法 令に 特別 の定 めが あ る場 合及 びこ の定 款に 別 段の 定め があ る場 合
を除き、理事総数の過半数で決定し、可否同数のときは、議長の決するところによる。
8
理事 会の 決議 に つい て、 特別 の利 害関 係 を有 する 理事 は、 その 議 決に 加わ るこ とが で
きない。
9
議長 及び 理事 会 にお いて 選任 した 理事 2 名は 、理 事会 の議 事に つ いて 議事 の経 過の 要
領及 びそ の結 果 を記 載し た議 事録 を作 成 し、 これ に署 名又 は記 名 押印 しな けれ ばな ら な
い。
(理事長の職務の代理)
第1 0条
理事 長 に事 故 ある とき 、又 は欠 けた と きは 副理 事長 が、 理事 長 及び 副理 事長 に
事故 ある とき 、 又は 欠け たと きは 常務 理 事が 、理 事長 、副 理事 長 及び 常務 理事 に事 故 あ
ると き、 又は 欠 けた とき は理 事長 があ ら かじ め指 名す る他 の理 事 が 、 順次 に理 事長 の 職
務を代理する。
2
理事 長個 人と 利 益相 反す る行 為と なる 事 項及 び双 方代 理と なる 事 項に つい ては 、理 事
会において選任する他の理事が理事長の職務を代理する。
(監事による監査)
第1 1条
監 事は 、 理事 の業 務執 行の 状況 及 び法 人の 財産 の状 況を 監 査し なけ れば なら な
い。
3
2
監事 は、 毎年 定 期的 に監 査報 告書 を作 成 し、 理事 会 、 評議 員会 及 び東 京都 知事 に報 告
するものとする。
3
監事 は、 前項 に 定め るほ か、 必要 があ る と認 める とき は、 理事 会 及び 評議 員会 に出 席
して意見を述べるものとする。
(職員)
第12条
この法人に、職員若干名を置く。
2
事務局長は、管理者と協議のうえ、理事会の議決を得 て理事長が任免する。
3
この 法人 が経 営 する 施設 の長 (以 下「 施 設長 」と いう 。) は、 理 事会 の議 決を 経て 、
理事長が任免する。
4
事務局長及び施設長以外の職員は、理事長が任免する。
第3章
評議員及び評議員会
(評議員会)
第13条
評議員会は、25名の評議員をもって組織する。
2
評議員会は、理事長が招集する。
3
理 事 長 は 、評 議 員 総 数 の 3 分 の 1 以 上 の 評 議 員 又 は 監 事 か ら 会 議 に 付 議 す べ き
事 項 を 示 し て 評 議 員 会 の 招 集 を 請 求 さ れ た 場 合 に は 、そ の 請 求 の あ っ た 日 か ら 2
0日以内に、これを招集しなければならない。
4
評議員会に議長を置く。
5
議長は、その都度評議員の互選で定める。
6
評議員会は 、評議 員総数の過半数の 出席 がなければ、その議事 を開き、議決 す
ることができない。
7
評議員会の議 事は 、評議員総数 の過半数 で決し、可否 同数のと きは、議長の 決
するところによる。
8
評 議 員 会 の 決 議 に つ い て 、特 別 の 利 害 関 係 を 有 す る 評 議 員 は 、そ の 議 事 の 議 決
に加わることができない。
9
議 長 及 び 評 議 員 会 に お い て 選 任 し た 評 議 員 2 名 は 、評 議 員 会 の 議 事 に つ い て 議
事 の 経 過 の 要 領 及 び そ の 結 果 を 記 載 し た 議 事 録 を 作 成 し 、こ れ に 署 名 又 は 記 名 押
印しなければならない。
10
評 議 員 の 報 酬 に つ い て は 、勤 務 実 態 に 即 し て 支 給 す る こ と と し 、評 議 員 の 地 位
にあることのみによっては、支給しない。
(評議員会の権限)
第14条
(1 )
評議員会は、次に掲げる事項を審議する。
予算、決算、基本財産の処分、事業計画及び事業報告
4
(2 )
予算外の新たな義務の負担又は権利の放棄
(3 )
定款の変更
(4 )
合併
(5 )
解散(合併又は破産による解散を除く。以下この条において同じ。)
(6 )
その他、この法人の業務に関する重要事項で、理事会において必要と認める
事項
2
理事会は 、前項に 掲げる事項を決定 しよ うとするときは 、原則 として、あら か
じめ評議員会の意見を聴かなければならない。
(同前)
第15条
評 議 員 会 は 、こ の 法 人 の 業 務 若 し く は 財 産 の 状 況 又 は 役 員 の 業 務 執 行 の
状 況 に つ い て 、役 員 に 対 し て 意 見 を 述 べ 若 し く は そ の 諮 問 に 答 え 又 は 役 員 か ら 報
告を徴することができる。
(評議員の資格等)
第16条
評議員 は、社会福祉事業に関 心を 持ち、又は学 識経験あ る者で、この 法
人 の 趣 旨 に 賛 成 し て 協 力 す る 者 の 中 か ら 理 事 会 の 同 意 を 経 て 、理 事 長 が こ れ を 委
嘱する。
2
評 議 員 の 委 嘱 に 当 た っ て は 、各 評 議 員 に つ い て 、そ の 親 族 そ の 他 特 殊 の 関 係 が
ある者が3名を超えて含まれてはならない。
(評議員の任期)
第17条
評議員 の任 期は2年とする 。ただ し、補欠の評 議員の任 期は、前任者 の
残任期間とする。
2
評議員は再任されることができる。
第4章
資産及び会計
(資産の区分)
第18条
この法人の資産は、これを分けて基 本財産と運用財産の2種とする。
2
基本財産は、 現金1,700万円をもって構成する。
3
運用財産は、基本財産以外の財産とする。
4
基本 財産 に指 定 され て寄 附さ れた 金品 は 、速 やか に第 2項 に掲 げ るた め、 必要 な手 続
をとらなければならない。
(基本財産の処分)
第1 9条
基 本財 産 を処 分し 、又 は担 保に 供 しよ うと する とき は、 理 事総 数の 3分 の2 以
上の 同意 を得 て 、 東 京都 知事 の承 認を 得 なけ れば なら ない 。 た だ し、 次の 各号 に 掲 げ る
場合には 、東京都知事の承認は必要としない。
5
(1)
独立行政法人福祉医療機構に対して基本財産を担保に供する場合
(2)
独立行政法人福祉医療機構と協調融資(独立 行政法人福祉医療機構の福祉貸付が行
う施設整備のための資金に 対する融資と併せて行う同一の財産を担保とする当該施設
整備のための資金に対する融資をいう。以下同じ。)に関する契約を結んだ民間金融
機関に対して基本財産を担保に供する場合(協調融資に係る担保に限る。)
(資産の管理)
第20条
2
この法人の資産は、理事会の定める方法により、理事長が管理する。
資産 のう ち現 金 は、 確実 な金 融機 関に 預 け入 れ、 確実 な信 託会 社 に信 託し 、又 は確 実
な有価証券に換えて、保管する。
(特別会計)
第21条
この法人は、特別会計を設けることができる。
(予算)
第2 2条
こ の法 人 の予 算は 、毎 会計 年度 開 始前 に、 管理 者と 協議 の うえ 理事 長に おい て
編成し、理事総数の3分の2 以上の同意を得なければならない。
(決算)
第2 3条
こ の法 人 の事 業 報 告書 、財 産目 録 、貸 借対 照表 及び 収支 計 算書 は、 毎会 計年 度
終了 後2 月以 内 に理 事長 にお いて 作成 し 、監 事の 監査 を経 てか ら 、理 事会 の認 定を 得 な
ければならない。
2
前項の認定 を得た書類及びこれに関する監事の意見を記載した書面については、 各事
務所 に備 えて 置 くと とも に、 この 法人 が 提供 する 福祉 サー ビス の 利用 を希 望す る者 そ の
他の 利害 関係 人 から 請求 があ った 場合 に は、 正当 な理 由が ある 場 合を 除い て、 これ を 閲
覧に供しなければならない。
3
会計 の決 算上 繰 越金 を生 じた とき は、 次 会計 年度 に繰 り越 すも の とす る。 ただ し、 必
要な場合には、その全部又は一部を基本財産に編入することができる。
(会計年度)
第2 4条
こ の法 人 の会 計年 度は 、毎 年4 月 1日 に始 まり 、翌 年3 月 31 日を もっ て終 わ
る。
(会計処理の基準)
第2 5条
こ の法 人 の会 計に 関し ては 、法 令 等及 びこ の定 款に 定め の ある もの のほ か、 理
事会において定める経理規程により処理する。
(臨機の措置)
第2 6条
予 算を も って 定め るも のの ほか 、 新た に 義 務の 負担 をし 、 又は 権利 の放 棄を し
ようとするときは、理事総数の3分の2 以上の同意がなければならない。
6
第5章
解散及び合併
(解散)
第2 7条
こ の法 人 は、 社会 福祉 法第 46 条 第1 項第 1号 及び 第3 号 から 第6 号ま での 解
散事由により解散する。
(残余財産の帰属)
第2 8条
解 散( 合 併又 は破 産に よる 解散 を 除く 。) した 場合 に お け る残 余財 産は 、特 別
区人事・厚生事務組合に帰属する。
(合併)
第2 9条
合 併し よ うと する とき は、 理事 総 数の 3分 の2 以上 の同 意 を得 て、 かつ 、管 理
者の承認を経て、東京都知事の認可を受けなければならない。
第6章
定款の変更
(定款の変更)
第3 0条
この 定 款を 変 更し よう とす ると きは 、 理事 総数 の3 分の 2 以 上 の同 意を 得て 、
東京 都知 事の 認 可( 社会 福祉 法第 43 条 第1 項に 規定 する 厚生 労 働省 令で 定め る事 項 に
係るものを除く。)を受けなければならない。
2
前項 の厚 生労 働 省令 で定 める 事項 に係 る 定款 の変 更を した とき は 、遅 滞な くそ の旨 を
東京都知事に届け出なければならない。
第7章
公告の方法その他
(公告の方法)
第3 1条
こ の法 人 の公 告は 、社 会福 祉法 人 特別 区人 事・ 厚生 事務 組 合社 会福 祉事 業団 の
掲示場に掲示 するとともに、新聞等に掲載 して行う。
(施行細則)
第32条
この定款の施行についての細則は、理事会において定める。
7
附
則
この法人の設立当初の役員は、次のとおりとする。ただし、この法人の成立後遅滞なく、
この定款にもとづき、役員の選任を行うものとする。
理事長
山
本
克
忠
理
事
小
宮
晋六郎
理
事
椎
橋
銹
三
理
事C千
葉
康
宏
理
事
佐
藤
次
朗
理
事
大
澤
義
行
理
事
山
崎
美貴子
理
事
日
比
敏
理
事
細
野
理
事
吉
濱
理
事
倉
島
傳
理
事
山
田
要
監
事
新
藤
監
事
島
谷
雄
卓
勝
要
次
司
博
定款の改正経緯
定款認可
平成
2.11.30
都知事認可
一部改正
平成
3.11.26
理事会議決
平成
3.12.26
都知事認可
一部改正
平成
4.11.26
理事会議決
平成
5.
3.25
都知事認可
一部改正
平成
5.
理事会議決
平成
5.
8.18
都知事認可
一部改正
平成
5.12.
2
理事会議決
平成
6.
9.30
都知事認可
一部改正
平成
7.
6
理事会議決
平成
7.
3.29
都知事認可
一部改正
平成
8.11.29
理事会議決
平成
9.
3.
6
都知事認可
一部改正
平成
9.
3.
6
理事会議決
平成
9.
5.
6
都知事認可
一部改正
平成11.
3.
4
理事会議決
平成11.
6.10
都知事認可
一部改正
平成14.
3.12
理事会議決
平成14.
4.
1
都知事認可
一部改正
平成15.
3.17
理事会議決
平成15.
5.27
都知事認可
一部改正
平成16.
3.19
理事会議決
平成16.
6.15
都知事認可
一部改正
平成17.
8.23
理事会議決
平成18.
1.17
都知事認可
一部改正
平成18.
3.29
理事会議決
平成18.11.
8
都知事認可
一部改正
平成18.
6.29
理事会議決
平成18.11.
8
都知事認可
一部改正
平成18.12.
理事会議決
平成19.
4.16
都知事認可
6.15
3.
7
8