平成 14 年 3 月期 決算短信(連結) - CYBIRD(サイバード)

平成 14 年 3 月期
決算短信(連結)
店
会
社
名
コード番号
本社所在地
問い合わせ先
株式会社サイバード
4823
東京都港区虎ノ門 4-3-20
責任者役職名 取締役財務部長
氏
名 吉川 友貞
決算取締役会開催日
平成 14 年 5 月 24 日
米国会計基準採用の有無
無
平成 14 年 5 月 24 日
登録銘柄
本社所在都道府県
東京都
TEL(03)3431-0111
1.14 年 3 月期の連結業績(平成 13 年 4 月 1 日∼平成 14 年 3 月 31 日)
(記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております)
(1) 連結経営成績
売
上
高
営 業 利 益
経 常 利 益
百万円
%
百万円
6,944( 139.5)
2,900( 588.7)
14 年 3 月期
13 年 3 月期
1 株当たり
当期純利益
当期純利益
円 銭
百万円
%
14,920.66
14 年 3 月期
457(−)
△98,803.16
13 年 3 月期
△1,379(−)
(注) 1.持分法投資損益
14 年 3 月期
2. 期中平均株式数(連結) 14 年 3 月期
509(
△1,219(
%
−
−
百万円
)
)
438(
△1,379(
株主資本
当期純利益率
潜在株式調整後
1 株当たり当期純利益
円 銭
14,571.71
総 資 本
経常利益率
%
12.9
△49.9
△62 百万円
30,680 株
%
−
−
)
)
売 上 高
経常利益率
%
9.6
△42.5
%
6.3
△47.6
13 年 3 月期
13 年 3 月期
−百万円
13,965 株
3. 提出会社は、平成 12 年 6 月 20 日付及び平成 13 年 8 月 24 日付で株式分割を行っており、期中平均株式数は期
首に分割が行われたものとして計算しております。
4.会計処理の方法の変更
無
5.売上高、営業利益、経常利益、当期純利益におけるパーセント表示は、対前期増減率
(2) 連結財政状態
(記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております)
総
資
産
株 主 資 本
百万円
5,154
3,999
14 年 3 月期
13 年 3 月期
(注) 期末発行済株式数(連結)
株主資本比率
百万円
3,781
3,322
14 年 3 月期
1 株当たり株主資本
%
73.3
83.1
30,698 株
13 年 3 月期
円
銭
123,190.00
216,607.86
15,340 株
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による
キャッシュ・フロー
投資活動による
キャッシュ・フロー
財務活動による
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物
期
末
残
高
百万円
652
△1,898
百万円
△498
△914
百万円
348
2,269
百万円
2,062
1,560
14 年 3 月期
13 年 3 月期
(記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております)
(4) 連結範囲及び持分法の適用に関する事項
連結子会社数
2社
持分法適用非連結子会社数
(5) 連結範囲及び持分法の適用の異動状況
連結 (新規) 1 社
(除外) −社
− 社
持分法適用関連会社数
持分法 (新規)
1社
(除外)
1 社
− 社
URL : http://www.cybird.co.jp/profile/ir/index.html
決算短信(連結)添付資料
2002年3月期(第4期)
・第4四半期
目 次
1.
企業集団の状況
P- 2
2.
経営方針
P- 4
3.
経営成績及び財政状態
P- 7
4.
時価発行公募増資等に係る資金使途計画及び資金充当実績
P-17
5.
通期連結財務諸表等
P-18
6.
四半期連結財務諸表等
P-31
7.
株式の状況
P-35
8.
その他
P-38
9.
リスク情報
P-42
10. サイバードIPコンテンツ一覧
添付資料
11. 主なマーケティングソリューション一覧
添付資料
12. 新組織図(サイバード本体)
添付資料
(注意事項)
著作権その他の権利について
本資料に掲載された全ての内容に関する著作権その他の権利は、当社に帰属するかまたは当社が許諾を受け使用するものです。 したがって、本資料の掲載内
容全部または一部につき、当社の事前の承諾なく、私的利用その他法律によって明示的に認められている範囲を超えて、複製、改変、転用、掲示、送信、頒布、
ライセンス、販売、出版等することを禁止します。
商標について
本資料上で使用される商標「CYBIRD」またはその他の製品・サービス名は、当社または当社の関連会社が所有し、またはライセンスその他の正当な権限にも
とづき使用する商標又は登録商標です。その他の会社名及び製品名は、各社の商号、登録商標又は商標です。これらを無断で使用することは禁止します。
掲載情報について
本資料に記載されている、当社の現在の計画、戦略、見込みなどのうち、既に確定した事実でないものは将来の業績等に関する見通しであり、リスクや不確
定な要因を含んでいます。実際の業績は、さまざまな要因により、これら見通しとは大きく異なる結果となりうることをご承知ください。実際の業績に影響を与
えうる重要な要因には、当社の事業領域を取り巻く日本、北米、アジア、欧州等の経済情勢、当社の製品、サービスに対する需要動向や競争激化による価格下落
圧力、激しい競争市場の中で当社が引き続き顧客に受け入れられる製品、サービスを提供できる能力、為替レートなどがあります。なお、業績に影響を与えうる
要因はこれらに限定されるものではありません。
-1-
1.企業集団の状況
当連結グループは株式会社サイバード(当社)
、子会社 2 社(株式会社ケイ・ラボラトリー、株式会社ディムーブ)
及び持分法適用関連会社 1 社(サイバード・コリア)より構成されており、主に、①モバイルコンテンツ事業、②マー
ケティングソリューション事業、③技術関連事業、④海外事業の4つの事業を展開しております。
①
モバイルコンテンツ事業
インターネット接続が可能な携帯電話及びPHS(以下「携帯電話等」
)の公式ポータルサイト向けの有料コ
ンテンツを国内4移動体通信事業者に対して提供しております。
②
マーケティングソリューション事業
モバイルサイト構築等のコンサルティング、企画、開発、運用をクライアントのニーズに応じて請け負い、も
しくは共同で実行し、企画・コンサル料、受託開発費、運用費、場合によっては収益の分配を受け取るビジネス
を行っております。また、クライアントニーズを先取りしたパッケージ・ソリューションの提供も行っておりま
す。
なお、当事業セグメントは 2002 年 4 月 1 日の組織改正により、
「モバイルビジネスソリューション部」が「マ
ーケティングソリューション事業部」と「コマース部」に分割され、それぞれ「携帯電話を使ったマーケティン
グ支援事業」
、
「携帯電話を利用したEコマース事業」に特化してまいります。
③
技術関連事業(株式会社ケイ・ラボラトリー)
当社子会社の株式会社ケイ・ラボラトリーは、携帯電話向けのクライアントサイド・ソフトウェアに特化した
研究開発企業です。
携帯電話向け Java™ 及び BREW™アプリケーション、
組み込みのネイティブアプリケーション、
ミドルウェア、ライブラリー、プラットフォーム技術等を開発、ライセンス提供を行っております。
④
海外事業
当社では、前述 3 事業の海外における展開を計画もしくは実行しておりますが、それぞれの国のビジネス環境
とそのリスクを勘案し、現段階では移動体通信事業者向けワークショップ、コンサルティング、ソリューション
提供及びコンテンツの配信に注力し、海外事業での主な収益源としております。
-2-
なお、当連結グループの事業の系統図は、次のとおりです。
[マーケティングソリューション / コマース]
[コンテンツ・ビジネス]
一般ユーザー
連結対象子会社
代金の支払い
代金の支払い
代金の
支払い
動画像制作
受託等
アプリケーションの開発等
連結対象子会社
︵
株︶
ディムーブ
動画像制作受託等
販売手数料
マーケティング・
ソリューションの提供など
無料情報サービス
有料情報サービス
情
報
料
コンサルテーション、開発・運用費
キャリア
代金の支払い
クライアント企業
︵
株︶
ケイ
・
ラボラトリー
代金の支払い
商品・
サービス
無料情報サービス
有料情報サービス
情報料集金代行
アプリケーションのライ
センシング・開発、コン
サルティング等
アプリケーショ
ンの開発
情報の提供
情報提供料
情報提供元
代金の支払い
(株) サ イ バ ー ド
情報・サービス・商品の流れ
サイバード・コリア
お金の流れ
持分法適用関係会社
当連結グループ企業一覧(2002 年 3 月 31 日現在)
会 社 名
株 式 会 社ケ イ・ ラ ボ ラト リ ー
サ イ バ ー ド ・ コ リ ア
株 式 会 社 デ ィ ム ー ブ
所在地
東京都港区
韓国
ソウル特別市
東京都品川区
設立
事業内容
2000 年 8 月
情報処理関連
2000 年 8 月
2002 年 2 月
-3-
資本金
30,850 万円
発行済
株式数
サイバードの出資
持株数
出資比率
(株)
(%)
6,170
4,567
74.02
情報処理関連
13 億ウォン 260,000
70,000
26.92
情報処理関連
2,000 万円
210
52.50
400
2.経営方針
1.
経営の基本方針
当連結グループは、以下の事項を経営基本方針として、株主利益の最大化を考慮しつつ、
“モバイル・インター
ネットのベストパートナー”として「モバイル・インターネットを通じて新しい価値を創造する」こと、すなわ
ち新しい社会/生活の仕組みを提案、提供して人々の生活をより便利で豊かなものに変えていくことを事業使命
としております。
当連結グループでは、以下の 4 点をキーワードとして事業推進しております。
(1) 選択と集中の徹底
営業活動全般にわたり参入領域を厳選し、核となるビジネスの強化と、将来の収益源となる新規分野の育成
に向けて、経営資源の適正配分を行います。
(2)
環境変化への対応
変化の早いビジネス環境の中で、常に優位性を保つために、普及段階以前における新端末・新技術の調査・
研究及び技術提携等、十分な情報収集活動に基づいた迅速な事業執行を行うことを重視しております。
(3)
収益性/継続性/拡張性の重視
スピードを重視しつつも、収益性、継続性、拡張性を、投資及び業務執行の判断基準として最重視しており
ます。
(4)
関係会社とのシナジー効果の最大化
当社では、子会社の株式会社ケイ・ラボラトリーが開発したプラットフォーム技術を活用したコンテンツ開
発を行っております。また、サーバ・サイドの開発と全体プロデュースを当社が行い、クライアント・アプリ
ケーションの開発を同社が担当するという連携によってコンテンツ事業及びマーケティングソリューション
事業の売上拡大を目指しております。
海外関連会社のサイバード・コリアでは、当社事業の韓国での展開のほか、韓国の良質廉価な技術力を利用
した受託開発体制が整いつつあります。
また、2002 年 2 月には、次世代携帯端末の普及を見据え動画等のデジタルコンテンツビジネスを確立する
ため、映像編集国内シェア 1 位の株式会社IMAGICAと共同で株式会社ディムーブを設立しております。
2.
利益配分に関する基本方針
当連結グループは、株主への利益還元を経営上の最も重要な課題の一つとして捉えており、業績の推移、今後
の設備等の投資計画、自己資本比率、キャッシュ・フロー等を勘案の上、株主還元策を実施していく所存であり
ます。
利益配当につきましては、欠損金が解消されていないため、無配を継続しておりますが、当面は将来の積極的
な事業展開に備えた資金の確保を優先することとし、利益配当は控えさせていただく方針です。
3.
投資単位の引下げに関する考え方及び方針等
「株式の分割」に関しまして当社では、株価の推移、需給状況などを勘案して、適当な規模の分割実施を検討
してまいります。なお、
「1単元の株式の数の変更」については現在のところ検討はしておりません。
4. 中期的な会社の経営戦略
(1) モバイルコンテンツ事業戦略
携帯電話等の出荷台数の鈍化、端末プラットフォームの進化等の環境変化に迅速に対応をしつつ、投資リタ
ーンを重視しながら収益性の高いコンテンツを選別・投入、あるいはバージョンアップをし、確実な成長を目
指します。
(2)
マーケティングソリューション/コマース事業戦略
本ビジネス分野では、対企業向けにモバイルの特性を活かしたマーケティング・ソリューションの提供を行
います。顧客企業に対するコンサルティング、企画、開発、運用等からなるソリューションの他に、パッケー
ジ・ソリューションの開発・販売、あるいは他メディアと連動したコマース事業にも力を入れてまいります。
-4-
(3)
技術戦略
次世代戦略室では、国内外の先端的な技術を持つ企業と、モバイルで今後使われる技術について検討を進め
ています。特に、BluetoothTM 等の要素技術、IPv6等のネットワーク技術の研究を行っており、また、ケイ・
ラボラトリーと BREW™等のアーキテクチャ及びプラットフォームについての共同研究も引き続き進めてま
いります。
ケイ・ラボラトリーでは、携帯電話に特化したソフトウエア・プラットフォームの研究開発及びライセンシ
ングを行っており、携帯電話のみに特化することで、同ソフトウエア・プラットフォームのデファクト・スタ
ンダードを目指します。国内外における JavaTM 及び BREWTM 対応携帯端末の普及は、同社の営業機会を広
げるもので、同社は、日本市場で先行して蓄積されたノウハウを背景に、海外の主要メーカー、移動体通信事
業者及びソフトウェア開発会社との業務提携等を通じて、優位なポジションを確立することにより、海外市場
での営業機会も拡げてまいります。
(4)
海外戦略
当社の国際ビジネス部では、日本国内で培った経験・ノウハウをもって、これから拡大が予想される海外市
場への展開を目指しています。先ずは、それぞれの国の状況を勘案しながら、海外移動体通信事業者に対する
ワークショップ、コンサルティング、ソリューション及びポテンシャルの高い市場でのコンテンツ提供を中心
とした収益の拡大を目指します。
韓国の現地法人サイバード・コリアについては、開発費用面での優位性を活かして受託開発機能を確立・強
化しており、同社は当連結グループの海外進出の拠点としてだけでなく、国内市場での当社のソフトウェア開
発におけるコスト競争力の向上にも寄与すると考えております。
5. 会社の経営管理組織の整備等に関する施策
(1) ガバナンス体制
経営の妥当性を高めていく観点から、内部監査室では、各事業ユニットの業務執行の妥当性、効率性を幅広
く検証し、経営に対して助言・提言を行っております。
(2) 人事政策
① 人事評価制度
2002 年 4 月の事業部制導入に伴って人事制度の見直しを行い、会社の求める人材ビジョンとともに、
事業戦略・事業計画と密接に結びついた評価制度を策定いたしました。個人・組織業績に連動する変動
賞与制を導入して成果をより強く報酬に反映できる仕組みとし、人材の育成・定着の観点から、半期年
俸制から年俸制への切り替えを行っております。
② キャリア体系・採用
人事評価制度の改定に伴い、社内のキャリアパスを多様化し、個々人の能力発揮を促進する仕組みを
策定いたしました。同時に、即戦力人材の採用のみならず、中長期的な観点から人材ビジョンに沿った
将来性の高い人材の採用をも実施し、組織体制の強化と優秀な人材の確保を目指します。
③ ストックオプション・従業員持株会
取締役や従業員の株主の利益に対する意識の向上を図るとともに、業績向上に対する意欲や士気を高め
ることを目的としたストックオプション制度及び従業員持株会を導入しております。
(3)
財務戦略
連結業績及びキャッシュ・フローを重視した、グループ経営を推し進めております。また株主利益の最大化
を図ることを常に念頭において財務活動を行っております。中期的には、連結ベースで欠損金を解消した上で
の自己資本利益率(ROE)10%以上の達成を目指します。具体的には、収益性の高いプロジェクトへの人材・
資金等の会社資源の優先的投入、ビジネス・ポートフォリオの最適化、費用効率の向上に努めてまいります。
(4)
IR・広報戦略
IR活動は、社内各部門の主要メンバーにより構成された社長直属の組織「IR委員会」の活動を通じて、
早期情報の収集と横断的な対応を図ってまいります。ホームページ内の専用サイトやJASDAQでの月次及
び四半期の情報開示を通じて、更なる情報開示の早期化、公平化及び充実化を図ってまいります。
また、広報・宣伝活動としては、コンテンツ及び企業パブリシティの強化、各移動体通信事業者やメディア
と連動したイベント及び講演活動への積極的参加、情報専門誌への広告掲載等、効率的メディアミックスによ
る露出の拡大を図ってまいります。
-5-
(5)
危機管理委員会
2001 年 10 月以来、
「危機管理委員会」の設立に向けて、リスクの洗い出し、対応策、組織体制作りなどに
取り組んでおります。当委員会は当社社長を委員長とし、想定されうるリスクの予防及び不測の事態の発生時
の損害の最小化をミッションとしております。
(6)
その他
当連結グループでは、環境問題にも積極的に取り組んでいます。名刺等の再生紙利用や廃紙の回収等に積極
的に取り組んでおります。当四半期に達成した二酸化炭素排出抑制量は 113.708kg(森林伐採抑制量 11 本)で
した。また、空調の稼働時間を短縮し、電力消費量の軽減に努めております。当四半期に短縮した空調稼働時
間は約 272 時間となり、前年同期比約 100 万円/月のコスト減となっております。
6.
会社の対処すべき課題
変化の激しいモバイル・インターネット業界において急速に成長してきた当連結グループでは、次の成長を実
現する鍵として以下の事項を重視しています。
1. 事業ポートフォリオの分析・評価・見直しによる選択と集中の強化
• 買収も視野に入れたポートフォリオの選択・強化
• マーケティングデータに基づいた高収益コンテンツの開発・改良
• 「すぐメル TM」のような顧客ニーズに応える商品販売力の強化
• 業界横断的なアプリケーションソフトの開発
2. 戦略的組織を効果的に運営するための管理体制及び人事制度の整備
• 新人事評価制度・新キャリア体系の運用
• 戦略的採用及び人員配置の実施
3. 財務指標からビジネスを分析し、意思決定を行う内部コントロール体制の強化
4. 技術開発や新事業立ち上げを含む継続成長のための施策
• 技術関連事業(ケイ・ラボラトリー)や海外関連事業の収益性の向上
5. 関係会社に対するコントロール力の向上
• 連結子会社であるケイ・ラボラトリーやディムーブとのシナジーの最大化
6. リスク管理の徹底
7. ガバナンスの強化
7.
重視する経営指標 (ROE及びEVA®)
当連結グループは、自己資本利益率(ROE)を重視する経営指標としております。また、当連結グループで
は経済付加価値(EVA®)も重要な経営指標として長期的な極大化を目指しております。
今後は、これらの指標の改善に注力することが結果的に株主利益の増大につながるものと考えています。
-6-
3.経営成績及び財政状態
当期・当四半期の概況
まとめ
<通期業績>
売上高
経常利益
純利益
(百万円) (百万円) (百万円)
一株当り純利益
ROE
(円)
ROE
EBITDA
(株主拠出金
(百万円)
ベース)
2001 年 3 月期
2,900
△1,379
△1,379
△98,803
6,944
438
457
14,920
―
―
△1,008
(2001 年 3 月 31 日)
2002 年 3 月期
12.9%
9.4%
874
(2002 年 3 月 31 日)
139.5%
差異(%、ポイント)
―
―
―
―
―
―
経常利益
純利益
一株当り純利益
ROE
ROE
EBITDA
(円)
(年換算)
(年換算、
(百万円)
<四半期業績>
売上高
(百万円) (百万円) (百万円)
株主拠出金ベース)
第 3 四半期
1,809
42
52
1,720
5.9%
4.3%
142
2,083
274
185
6,047
20.1%
15.2%
388
15.1%
544.8%
251.5%
251.5% 14.2 ポイント
10.9 ポイント
172.1%
(2001 年12 月31 日)
第 4 四半期
(2002 年 3 月 31 日)
差異(%、ポイント)
モバイル・インターネットを取り巻く環境
<国内環境>
日本国内における携帯電話及びPHSの契約数(社団法人電気通信事業者協会調べ)
携帯電話及びPHS
(うちPHSのみ)
人口普及率(当社試算)
2001 年 3 月末
2001 年 6 月末
2001 年 9 月末
2001 年 12 月末
2002 年 3 月末
6,678 万
6,916 万
7,105 万
7,279 万
7,481 万
(584 万)
(577 万)
(569 万)
(569 万)
(569 万)
52.6%
−
−
−
58.8%
インターネット接続可能な携帯電話及びPHSの契約数(社団法人電気通信事業者協会調べ)
携帯電話及びPHS
(うちPHSのみ)
全携帯電話(除PHS)
契約数に占める比率
2001 年 3 月末
2001 年 6 月末
2001 年 9 月末
2001 年 12 月末
2002 年 3 月末
3,702 万
4,280 万
4,735 万
5,093 万
5,434 万
(246 万)
(243 万)
(242 万)
(244 万)
(242 万)
56.7%
63.7%
68.8%
72.3%
75.1%
今後も、携帯電話及びPHSの契約者数は、2006 年 3 月には 89 百万人に達すると予測され、携帯電話のインター
ネット接続サービス利用者比率は 89%にのぼると予測されています。
(野村證券予測、2002 年 3 月)
<海外環境>
2001 年末における世界全体での携帯電話加入者数は 955 百万人に達し、また 2005 年末の携帯電話の加入者数は
1,604 百万人と予測されています。
(野村證券予測、2002 年 3 月)
-7-
<新しいプラットフォーム環境>
NTTドコモによる JavaTM 対応携帯端末は、2002 年 5 月 12 日現在、普及台数は 1,320 万台と、全 i モード端末
3,275 万台に占める比率が 40.2%となりました。J−フォンは 2001 年 6 月 22 日に、KDDIは 2001 年 7 月 4 日よ
り、JavaTM 対応端末とサービスの提供を開始し、JavaTM 端末が携帯電話のスタンダードとなりつつあります。また、
クアルコム社が発表したアプリケーション開発プラットフォーム BREWTM は、2002 年 4 月にKDDIの BREWTM
対応端末に搭載されました。
また 2001 年 10 月よりサービスが開始されたNTTドコモの第 3 世代携帯電話FOMAについても、利用可能エリ
アが拡大し続けております。
当連結グループの事業別概況
<モバイルコンテンツ事業>
通期
売上高
対連結売上構成比
(百万円)
(%)
2001 年 3 月期
コンテンツ数
新規コンテンツ数
廃止コンテンツ数
会員数
(千人)
2,322
80.1%
65
31
6
2,055
5,909
85.1%
73
16
8
3,263
154.5%
5.0 ポイント
8
−
−
58.8%
(2001 年 3 月 31 日)
2002 年 3 月期
(2002 年 3 月 31 日)
差 異
四半期
売上高
対連結売上構成比
(百万円)
(%)
第 3 四半期
コンテンツ数
新規コンテンツ数
廃止コンテンツ数
会員数
(千人)
1,565
86.5%
71
8
0
3,100
1,663
79.9%
73
2
0
3,263
6.3%
△6.6 ポイント
2
−
−
5.3%
(2001 年12 月31 日)
第 4 四半期
(2002 年 3 月 31 日)
差 異
各種コンテンツの数
動画コンテンツ
JavaTM 対応コンテンツ
iアプリ
ezplus
JavaTM アプリ
i モーション
ezmovie
(NTTドコモ)
(KDDI)
(J−フォン)
(NTTドコモ)
(KDDI)
13
5
1
1
2
※これらの数値は、サイバード自身が情報提供者(IP)となって提供しているコンテンツについてのものです。
コンテンツの内容につきましては、別添の「サイバードIPコンテンツ一覧」をご覧下さい。
なお、2003 年 3 月期には新規コンテンツを毎月 1∼2 個投入していく予定です。
(当社提供国内コンテンツ数の推移)
80
70
60
63
65
66
30
72
72
73
14
14
14
14
DDIポケット
18
18
18
18
KDDI
14
14
13
15
15
13
13
14
15
16
16
16
J−フォン
23
23
23
24
24
24
25
NTT ドコモ
2 0 0 2 年2 月
2 0 0 2 年3 月
14
50
40
71
20
10
0
2 0 0 1 年9 月 2 0 0 1 年1 0 月 2 0 0 1 年1 1 月 2 0 0 1 年1 2 月 2 0 0 2 年1 月
NTTドコモ
(国内コンテンツ登録会員数の推移)
J-フォン
KDDI
-8-
DDIポケット
(国内コンテンツ登録会員数の推移)
3,400,000
調整前速報値
3,300,000
3 ,3 2 2 ,5 8 4
3 ,2 6 3 ,5 1 7
3 ,2 0 4 ,6 7 9
3 ,1 6 6 ,3 7 6
3,200,000
3 ,1 0 0 ,1 5 5
3,100,000
3 ,0 3 7 ,3 4 3
2 ,9 7 3 ,4 5 6
3,000,000
2 ,9 1 3 ,4 0 5
2,900,000
2,800,000
2 0 0 1 年9 月 2 0 0 1 年1 0 月 2 0 0 1 年1 1 月 2 0 0 1 年1 2 月 2 0 0 2 年1 月
(キャリア別売上構成)
<通期>
2001 年 3 月期(通期)
2 0 0 2 年2 月
2 0 0 2 年3 月
2 0 0 2 年4 月
2002 年 3 月期(通期)
DDI
ポケット
7%
KDDI
18%
KDDI
17%
NTT
ドコモ
52%
DDI
ポケット
2%
NTT
ドコモ
57%
J-フォン
23%
J-フォン
24%
<四半期>
3Q、2002 年 3 月期
KDDI
17%
J -フォ ン
22%
4Q、2002 年 3 月期
DDI
ポケ ット
1%
KDDI
16%
NT T
ドコ モ
60%
J-フォン
23%
-9-
DDI
ポケット
1%
NTT
ドコモ
60%
<マーケティングソリューション事業>
通期
四半期
売上高
対連結売上構成比
売上高
対連結売上構成比
(百万円)
(%、ポイント)
(百万円)
(%、ポイント)
2001 年 3 月期
545
18.8%
第 3 四半期
(2001 年 3 月 31 日)
171
9.5%
309
14.8%
80.2%
5.4 ポイント
(2001 年 12 月 31 日)
2002 年 3 月期
778
11.2%
第 4 四半期
(2002 年 3 月 31 日)
(2002 年 3 月 31 日)
42.8%
差異(%、ポイント)
△7.6 ポイント
差異(%、ポイント)
当四半期中の主な事業案件は以下の通りです。
● 株式会社オリエンタルランド、株式会社ファミマ・ドット・コム、株式会社読売新聞社、カネボウ株式会
社、株式会社第一興商、ぴあ株式会社向け等に「すぐメルTM」サービスを提供。また、株式会社ファミマ・
ドット・コム及び株式会社オリエンタルランド向けに、携帯電話を使ったキャンペーン応募・チケット予
約システムを企画・開発。
● 株式会社東京電力向けにiモード版携帯サービスシステムを企画・開発。
(当事業の詳細につきましては、別添の「主なマーケティングソリューション一覧」をご覧下さい。
)
(マーケティングソリューション事業 売上構成推移)
単位:百万円未満
切捨て
350
300
250
15
85
200
150
100
52
65
75
84
94
95
1Q
2002年3月期
2Q
2002年3月期
3Q
2002年3月期
232
50
224
0
4Q
2001年3月期
4Q
2002年3月期
運用、レベニューシェア
企画、コンサル、受託開発、その他
<技術関連事業(株式会社ケイ・ラボラトリー)>
通期
2001 年 3 月期
四半期
売上高
対連結売上構成比
売上高
対連結売上構成比
(百万円)
(%、ポイント)
(百万円)
(%、ポイント)
32
1.1%
(2001 年 3 月 31 日)
2002 年 3 月期
225
3.2%
(2002 年 3 月 31 日)
差異(%、ポイント)
第 3 四半期
48
2.7%
107
5.1%
120.6%
2.4 ポイント
(2001 年 12 月 31 日)
第 4 四半期
(2002 年 3 月 31 日)
589.0%
2.1 ポイント
- 10 -
差異(%、ポイント)
(ケイ・ラボラトリー売上高推移)
単位:千円未満
切捨
80.0%
240,000
200,000
60.0%
160,000
40.0%
120,000
80,000
20.0%
40,000
0
4Q
1Q
2Q
3Q
4Q
2 0 0 1 年3 月期 2 0 0 2 年3 月期 2 0 0 2 年3 月期 2 0 0 2 年3 月期 2 0 0 2 年3 月期
売上高
74,978
54,022
75,865
93,840
201,224
対サイバード売上高
51,086
20,422
39,795
45,310
94,160
グループ外売上比率
31.9%
62.2%
47.5%
51.7%
53.2%
0.0%
同社の当四半期の主な事業案件は以下の通りです。
<JavaTM アプリケーション>
●株式会社イマジニアと共同開発した、i モード公式サイト「ハローキティーの超便利メール」(©Sanrio Co., Ltd.)
を有料サイトとしてバージョンアップ。
●リコーグループの株式会社三愛・ギガネットワークスカンパニーと共同で、JavaTM 対応携帯端末向け i モード
公式サイト「着信メロディ GIGA アプリコレクション」を企画・開発。
●モバイル EC ソリューションパッケージ「KC-EXPRESSTM」を開発。日本アイ・ビー・エム株式会社との協業によ
り、同社の EC 構築ソリューション「IBMR WebSphereR Commerce Site」に対応させ、共同で販売及びマーケティ
ングを開始。
●NTTドコモ関西「503 対応動くメール」
、サイバード「あぷり待受時計屋さん」
、イマジニア「ハローキティ
ーの超便利メール」用に、それぞれ時候に合わせた特別バージョンを開発して提供。
<BREWTM アプリケーション事業>
「キャラこみゅ」
を開発し、
●国内初の商用 BREWTM アプリケーションのひとつとなるインスタントメッセンジャー
KDDIの新携帯端末「C3003P」の組み込みアプリとして松下通信工業株式会社に提供。
<プラットフォーム事業>
●Java™を搭載した携帯電話と USIM カード上の各アプリケーションが連携する為に必要な API、アプリケーショ
ン間通信プロトコルなどの基盤技術を、仏ジェムプラスと「3GSM Congress」(2002 年 2 月カンヌ)において共
同開発成果として発表。
<海外事業>
通期
2001 年 3 月期
四半期
売上高
対連結売上構成比
売上高
対連結売上構成比
(百万円)
(%、ポイント)
(百万円)
(%、ポイント)
―
―%
第 3 四半期
(2001 年 3 月 31 日)
2002 年 3 月期
31
0.5%
第 4 四半期
(2002 年 3 月 31 日)
差異(%、ポイント)
23
1.3%
3
0.2%
△86.2%
△1.1 ポイント
(2001 年 12 月 31 日)
(2002 年 3 月 31 日)
―
―
差異(%、ポイント)
当四半期の主な受注案件は下記の通りです。
● 香港 chinadotcom corporation の子会社 Beijing Huaxing Mobile Technology Ltd. (MOEASY)と、中国での
SMS コンテンツ配信契約
● Wrap-IT Group PTE LTD.とシンガポールでの楽曲コンテンツ配信契約
● FIFA並びに、FIFAワールドカップTMの全世界における公認ライセンシーであるエレクトロニック・アー
ツ社により、日本で唯一の公認携帯電話ゲームである EA スポーツTM 2002 FIFA ワールドカップ TM ゲームの開
発会社として選抜される。
- 11 -
連結損益計算書
<売上高>
当期の連結売上高は 6,944 百万円となり、対前期比 4,044 百万円増加(139.5%増)となりました。
当四半期においても、コンテンツ売上の堅調な伸びに加え、マーケティングソリューション事業、及び技術関連
事業の好調により連結売上高 2,083 百万円と、対前四半期比 273 百万円増加(15.1%増)となりました。
(売上構成推移)
2,200
2,000
1,800
1,600
1,400
1,200
1,000
800
600
400
200
-
単位:百万円未満
切捨
2.2%
2.4%
2.1%
19.7%
9.8%
2.7%
1.3%
9.5%
14.8%
86.5%
79.9%
9.7%
87.8%
87.9%
78.2%
4Q
2 0 0 1 年3 月期
1Q
2 0 0 2 年3 月期
26
33
技術関連事業
(ケイ・ラボラトリー)
0.2%
5.1%
0.2 %
2Q
3Q
2 0 0 2 年3 月期 2 0 0 2 年3 月期
36
48
4Q
2 0 0 2 年3 月期
107
-
0
4
23
3
マーケティングソリューション事業
247
137
159
171
309
コンテンツ事業
981
1,240
1,438
1,565
1,663
海外事業
<売上原価>
当期においては、売上高の増加に伴い売上原価も 3,429 百万円と、対前期比 1,373 百万円増加(66.8%増)とな
りましたが、売上の伸びに比して、固定費の増加の抑制に努めた結果、売上総利益率は 50.6%と前期の 29.1%より
大幅に上昇しました。
また、当四半期においても、特に労務費の増大を抑制した結果、売上総利益率は 53.7%と、前四半期の 47.1%より
改善しました。
<販売費及び一般管理費>
当期の販売費及び一般管理費は 3,005 百万円となり対前期比 941 百万円増加(45.6%増)し、当四半期では 830
百万円と、対前四半期比 27 百万円増加(3.5%増)しました。
(売上高・売上原価・販売費及び一般管理費・売上総利益率の推移)
単位:
百万円未満
切捨
2,100
65.0%
1,800
55.0%
1,500
45.0%
1,200
900
35.0%
600
25.0%
300
15.0%
0
2Q
2001年3月期
3Q
2001年3月期
4Q
2001年3月期
1Q
2002年3月期
2Q
2002年3月期
3Q
2002年3月期
4Q
2002年3月期
売上 高
510
908
1,255
1,411
1,639
1,809
2,083
売上 原価
468
649
776
736
770
957
965
販管 費
528
594
590
663
売上
総利 益率
8.2%
28.6%
38.1%
47.9%
- 12 -
708
802
830
53.0%
47.1%
53.7%
5.0%
販売費及び一般管理費の主な内訳は以下のとおりです。
(百万円未満切捨)
費
目
当連結会計年度
前連結会計年度
自 2001 年 4 月 1 日
自 2000 年 4 月 1 日
至 2002 年 3 月 31 日
至 2001 年 3 月 31 日
(百万円)
(百万円)
増
減
(百万円)
(%)
役員報酬
230
180
50
28.2
給与手当
437
261
175
67.4
福利厚生費
77
55
22
40.1
賞与引当金繰入額
17
9
7
84.0
762
505
256
50.8
広告宣伝費
387
253
133
52.9
研究開発費
486
539
△53
△9.9
支払手数料
836
419
416
99.4
賃 借 料
103
88
14
16.7
そ の 他
429
257
172
67.1
3,005
2,064
941
45.6
人件費計
合計
当
費
目
四
半
期
前
四
半
期
自 2002 年 1 月 1 日
自 2001 年 10 月 1 日
至 2002 年 3 月 31 日
至 2001 年 12 月 31 日
(百万円)
(百万円)
増
減
(百万円)
(%)
役員報酬
61
61
0
0.4
給与手当
117
128
△10
△8.4
福利厚生費
19
21
△1
△7.1
賞与引当金繰入額
17
△10
28
−
216
200
16
8.1
広告宣伝費
81
122
△41
△33.7
研究開発費
107
123
△15
△12.9
支払手数料
238
228
9
4.2
賃 借 料
26
27
△0
△1.0
そ の 他
160
100
59
59.6
830
802
27
3.5
人件費計
合計
(人件費)
当期の販売費及び一般管理費の人件費は 762 百万円となり、対前期比 256 百万円増加(50.8%増)しました。
当四半期では 216 百万円となり、対前四半期比 16 百万円増加(8.1%増)しました。これは、当連結グループの
事業拡大に伴い連結ベースの従業員数が増加したことによるものです。なお、連結ベースでの従業員数は 2002 年 3
月 31 日現在、214 名となっています。
- 13 -
(広告宣伝費)
当期の広告宣伝費は 387 百万円となり、対前期比 133 百万円増加(52.9%増)しました。これは提供コンテン
ツの知名度の向上を目的とし、各種広告媒体における広告活動を積極的に行った事によるものです。
当四半期においても引き続き各種メディア媒体において広告宣伝活動を行いましたが、81 百万円と、対前四半
期 41 百万円減少(33.7%減)しました。
(研究開発費)
当期の研究開発費は 486 百万円となり、対前期比 53 百万円減少(9.9%減)しました。
当四半期では 107 百万円と対前四半期比で 15 百万円減少(12.9%減)しました。これは、i アプリ対応端末の増
加にあわせたコンテンツの JavaTM 化等、現行ビジネスへの注力によりコンテンツの企画研究等が減少したためで
す。また、海外ビジネスにおいても新規市場開拓の段階から収益獲得の段階へ移行しつつあります。
(支払手数料)
当期の支払手数料は 836 百万円となり、前期比 416 百万円増加(99.4%増)しました。これは、主にコンテンツ
提供売上の増大に伴い移動体通信事業者に対する代金回収手数料が増加したほか、人材紹介会社への手数料の増加
等によるものです。
当四半期では 238 百万円と対前四半期比で 9 百万円増加(4.2%増)しました。このうち、移動体通信事業者に
対する回収代行手数料は、当四半期 164 百万円と対前四半期比 7 百万円増加しました。
(賃借料)
当期の賃借料は 103 百万円となり、前期比 14 百万円増加(16.7%増)しました。これは主に、2000 年 7 月の当
社本社移転・拡張に伴う地代家賃の増加や、什器やOA機器のリース料・レンタル料の増加によるものです。
当四半期では特に変動要因はなく、26 百万円と対前四半期で 0 百万円減少(1.0%減)の微減となりました。
<営業利益>
当期は、売上が増加した一方、売上原価や販売費及び一般管理費の固定費増大を抑制できたことが寄与し、営業
利益は 509 百万円と前期比の営業損失 1,219 百万円から大幅に収益性が改善しました。
当四半期においても、同様の理由により営業利益は 286 百万円となり、対前四半期比 237 百万円増加(480.5%増)
しました。
<営業外損益>
当期は、関連会社であるサイバード・コリアの当社純利益に及ぼす影響の重要性が増したことにより持分法を適
用した結果、持分法投資損失 62 百万円(第 2 四半期:49 百万円、第 3 四半期:3 百万円、第 4 四半期:9 百万円)
が発生しました。
<経常利益>
当期の経常利益は 438 百万円となり、前期の経常損失 1,379 百万円から大幅に利益改善しました。
当四半期では 274 百万円と対前四半期比 232 百万円増加(544.8%増)しました。
<当期(四半期)純利益>
当期純利益は 457 百万円となり、前期の当期純損失 1,379 百万円から大幅に利益改善しました。これは、営業利
益ベースの収益性向上が主要因ですが、特別利益として関係会社の第三者割当増資に伴う持分変動利益(49 百万円)
及び投資有価証券売却益(53 百万円)があげられます。また、収益性の高いコンテンツにリソースを集中すること
を目的として全コンテンツの見直し、再評価を行った結果、特別損失としてソフトウェアの評価減 101 百万円を計
上しております。
当四半期では、前述のソフトウェアの評価減を行った結果、四半期純利益は 185 百万円となり、対前四半期比 132
百万円増加(251.5%増)となりました。
<1株当たり当期(四半期)純利益(EPS)>
当期の1株当たり当期純利益は 14,920 円となり、前期の△98,803 円から大幅に改善しました。
当四半期の1株当たり四半期純利益は 6,047 円となり、前四半期の 1,720 円から増加しました。
なお、当社は、2000 年 6 月 20 日付け及び 2001 年 8 月 24 日付けで株式分割を行っておりますが、期首に分割が
行われたものとして期中平均株式数を算出しております。
- 14 -
<EBITDA(金利・税金・償却前利益)>
当四半期の EBITDA は 388 百万円となり、前四半期の 142 百万円から 245 百万円増加しました。なお、EBITDA
は以下の算式にて算出されています。
EBITDA=営業利益+減価償却費(有形固定資産・無形固定資産)
(EBITDAの推移)
単位:百万円
未満切捨
500
400
388
300
248
200
94
142
100
0
▲ 100
4Q ▲ 2 9
1Q
2 0 0 1 年3 月期 2 0 0 2 年3 月期
2Q
3Q
4Q
2 0 0 2 年3 月期 2 0 0 2 年3 月期 2 0 0 2 年3 月期
連結貸借対照表
<資産の部>
当期末の資産合計は 5,154 百万円と、対前期比で 1,155 百万円増加(28.9%増)し、対前四半期比では 27 百万円
減少(0.5%減)しました。
対前期比における主な変動要因は、連結子会社における銀行借入 300 百万円実行による預金残高の増加や、売上
高が著しく増加したことによる売掛金の増加、あるいはソフトウェア償却が進んだことと前述の評価減を行ったこ
とによる無形固定資産の減少などがあります。
対前四半期における主な変動項目は、売上高の増加に伴い売掛金が増加した一方、当社の銀行借入金 500 百万円
を返済したことにより預金残高が減少しました。
<負債の部>
当期末の負債合計は 1,343 百万円と、対前期比で 671 百万円増加(99.8%増)し、対前四半期比では 230 百万円
減少(14.7%減少)しました。
対前期比における主な変動項目は前述の連結子会社の短期借入金の増加や、モバイルコンテンツ売上の増加に伴
う情報提供先に対する情報料などの買掛金を始めとする流動負債増加です。
対前四半期比における主な変動項目は、当社の銀行借入金の返済に伴う短期借入金の減少です。
<資本の部>
当期末の資本合計は 3,781 百万円と、対前期比で 458 百万円増加(13.8%増)し、対前四半期比では 190 百万円
増加(5.3%増)しました。
当期純利益の計上により欠損金が 450 百万円減少したほか、当四半期ではストックオプションの行使により、資
本金、資本準備金が微増しました。
連結キャッシュ・フロー計算書
当期末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、2,062 百万円と、対前期比で 502 万円増加(32.2%増)し、
対前四半期比では 150 百万円減少(6.8%減)しました。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>
当期は、前期と比較して営業収入が増加したほか、売上原価・販売費及び一般管理費等の営業支出増加の抑制に
努めたことにより、営業活動の結果得られた資金は 652 百万円となり、前期のキャッシュ・フロー△1,898 百万円に
比べ大幅に改善しました。
当四半期においても、同様の理由により、営業活動の結果得られた資金は 319 百万円となり、対前四半期比で 232
百万円増加しました。
- 15 -
<投資活動によるキャッシュ・フロー>
当期は、投資活動の結果使用した資金は 498 百万円となり、新規コンテンツ投入に備えてのソフトウェア取得の
ための支出が減少したことから、対前期比では 416 百万円減少しました。
当四半期においては、ソフトウェア取得のための支出が増加したものの、投資有価証券売却による収入や、貸付
金の回収などにより、投資活動の結果使用した資金は 85 百万円となり、対前四半期比とほぼ同額となりました。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>
当期は、連結子会社の短期借入 300 百万円の実行を主な要因として、財務活動の結果得られた資金は 348 百万円
となりましたが、前期は株式公開に伴う増資払込金 2,462 百万円を得たため、前期比 1,921 百万円の純収入の減少
となりました。
当四半期においては、当社の短期借入金 500 百万円の返済を行ったため、384 百万円の純支出となりました。
単位:
百万円未満切捨
800
552
600
400
319
200
▲ 60
87
4Q
2 0 0 1 年3 月期
1Q
2 0 0 2 年3 月期
▲ 157
2Q
2 0 0 2 年3 月期
▲ 169
▲ 400
▲ 600
▲ 85
▲ 9
0
▲ 200
189
145
100
3Q
2 0 0 2 年3 月期
4Q
2 0 0 2 年3 月期
▲ 85
▲ 384
▲ 497
▲ 595
▲ 800
営業活動による
キャッシュ・フロー
投資活動による
キャッシュ・フロー
財務活動による
キャッシュ・フロー
2.今後の見通し
当連結グループが属するモバイル・インターネットビジネス業界は、事業環境の変化が激しく、合理的な業績予想
が困難であるため、業績の予想を控えさせていただいております。
しかしながら、今後とも相応の利益率を確保しつつ、企業価値の極大化を目指す所存であります。また、四半期ご
との詳細な業績開示、ユーザー数・コンテンツ数等の月次開示、及び適時の重要情報開示を行うことにより、投資家
の方々の便宜を図ることを心がけてまいります。
- 16 -
4.時価発行公募増資等に係る資金使途計画及び資金充当実績
1.主な資金使途計画
当連結グループの、今期の主な資金使途計画は、新規コンテンツ用ソフトウェア開発に 262 百万円、広告宣伝に 431
百万円、研究開発費に 651 百万円、採用関係費に 129 百万円を計画しております。
当連結グループは、今期も通常の営業活動からプラスのキャッシュ・フローを予想しており、十分な手元流動性を
確保する予定です。しかし、変化の激しいビジネス環境において迅速に顧客のニーズに応えるため、新規事業投資や
追加R&Dもしくは買収のための支出が発生することも想定しております。
新規事業投資としてはコマース事業を発足させ、通年で3億円程度を投入する予定です。前期末に開始しましたヨ
ーロッパでの事業展開においては、当初の資金投下を最小限に押さえる予定です。ケイ・ラボラトリーのプラットフ
ォーム事業が計画を上回って成長した場合は、億単位の資金需要の可能性があります。これらのいずれにつきまして
も、有利な展開が確認され次第追加投資を行うことも想定しております。
2.主な資金充当実績
資金の使途計画については、当初計画していたデータベースのサーバ増強に係る設備投資を主にリース契約に切り
替えている以外は、ほぼ計画通りに進行しております。
主な資金の充当実績としては、以下の通りです。
2001 年 3 月期
2002 年 3 月期
有形固定資産(サーバー等)
22 百万円
37 百万円
無形固定資産(コンテンツ用ソフトウェア等)
45 百万円
322 百万円
ケイ・ラボラトリーへの追加出資
━
90 百万円
サイバードコリアへの貸付
━
30 百万円
サイバードコリア株の追加取得
━
42 百万円
広告宣伝費
49 百万円
387 百万円
研究開発費
136 百万円
486 百万円
- 17 -
5. 通期連結財務諸表等
(1)比較連結貸借対照表
期
科
別
目
《資産の部》
流動資産
現金及び預金
売 掛 金
たな卸資産
そ の 他
貸倒引当金
流動資産計
固定資産
(有形固定資産)
(無形固定資産)
ソフトウエア
ソフトウエア仮勘定
そ の 他
無形固定資産計
(投資その他の資産)
敷
金
そ の 他
投資その他の資産計
固定資産計
資産合計
当連結会計年度
2002 年 3 月 31日現在
(単位:百万円・単位未満切捨)
前連結会計年度
2001 年 3 月 31日現在
増
減
金額
金額
構成比
%
2,062
2,015
40
98
△36
4,180
134
構成比
金額
%
増減率
%
81.1
1,560
1,257
61
123
△22
2,981
74.5
1,199
40.2
2.6
147
3.7
△13
△9.0
10.1
664
1
1
666
16.7
△143
△21.6
254
62
316
974
6.2
18.9
111
92
203
1,017
5.1
25.5
113
△43
55.7
△4.3
5,154
100.0
3,999
100.0
1,155
28.9
497
24
1
522
- 18 -
期
科
目
《負債の部》
流動負債
買 掛 金
短期借入金
未払法人税等
未払消費税等
賞与引当金
未 払 金
そ の 他
流動負債計
固定負債
繰延税金負債
長期割賦未払金
固定負債計
負債合計
《少数株主持分》
少数株主持分
《資本の部》
資 本 金
資本準備金
欠 損 金
その他有価証券評価差額金
為替換算調整勘定
資本合計
負債,少数株主
持分及び資本合計
別
当連結会計年度
2002 年 3 月 31日現在
前連結会計年度
2001 年 3 月 31 日現在
金額
金額
構成比
%
330
300
2
119
42
481
46
1,323
増
構成比
%
減
金額
増減率
%
25.7
180
−
2
−
29
382
18
613
15.3
709
115.6
2
17
20
1,343
0.4
26.1
−
58
58
672
1.5
16.8
△38
671
△65.5
99.8
29
0.6
4
0.1
25
604.3
2,408
2,465
1,095
3
△0
3,781
5,154
46.7
47.8
△21.2
0.0
△0.0
73.3
100.0
2,405
2,462
1,544
−
−
3,322
3,999
60.1
61.6
△38.6
−
−
83.1
100.0
458
1,155
13.8
28.9
- 19 -
(2)比較連結損益計算書
期
別
当連結会計年度
自 2001 年 4 月 1日
至 2002 年 3 月 31 日
金 額
科
(単位:百万円・単位未満切捨)
前連結会計年度
自 2000 年 4 月 1日
増
減
至 2001 年 3 月 31 日
百分比
金 額
百分比
金 額
目
売
上
高
売
上
原
価
売
上
総
利
益
販売費及び一般管理費
営
業
利
益
営
業
外
収
益
受
取
利
息
受 取 配 当 金
そ
の
他
営
業
外
費
用
支
払
利
息
持分法による投資損失
新 株 発 行 費
そ
の
他
経
常
利
益
特
別
利
益
投資有価証券売却益
持 分 変 動 利 益
特
別
損
失
固定資産売却損
固定資産除却損
ソフトウエア評価損
税金等調整前当期純利益
住
民
税
法 人 税 等 調 整 額
少 数 株 主 損 失
当
期
純
利
益
6,944
3,429
3,515
3,005
509
3
1
0
2
74
8
62
−
3
438
103
53
49
105
−
3
101
436
2
−
24
457
%
100.0
49.4
50.6
43.3
7.3
0.1
1.1
6.3
1.5
1.5
6.3
0.1
−
0.4
6.6
2,900
2,055
844
2,064
△1,219
1
0
0
0
161
5
−
156
−
△1,379
−
−
−
3
0
2
−
△1,383
2
3
9
△1,379
%
100.0
70.9
29.1
71.2
△42.1
0.1
4,044
1,373
2,670
941
1,729
2
%
139.5
66.8
316.2
45.6
−
130.0
5.6
△86
△53.7
△47.6
−
1,818
103
−
−
0.1
102
3,202.0
△47.7
0.1
0.1
0.3
△47.6
1,819
0
△3
14
1,837
−
17.2
△100.0
159.9
−
売上構成
期
品目別
増減率
別
当連結会計年度
自 2001 年 4 月 1日
至 2002 年 3 月 31 日
(単位:百万円・単位未満切捨)
前連結会計年度
自 2000 年 4 月 1日
増
減
至 2001 年 3 月 31 日
金額
構成比
金額
構成比
金額
%
%
コンテンツ・ビジネス
5,909
85.1
2,322
80.1
3,587
マーケティングソリューション
778
11.2
545
18.8
233
海 外 ビ ジ ネ ス
31
0.5
−
−
31
技 術 関 連 ビ ジ ネ ス
225
3.2
32
1.1
192
合
計
6,944
100.0
2,900
100.0
4,044
(注) 1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.「技術関連ビジネス」とは、主に技術開発・ライセンス事業であります。
- 20 -
増減率
%
154.5
42.8
−
589.0
139.5
(3)比較連結剰余金計算書
期
科
欠
目
損 金
別
当連結会計年度
自 2001 年 4 月 1日
至 2002 年 3 月 31 日
金
額
196
欠
損
金
減
少
高
連結子会社合併による欠損金減少
−
−
31
31
欠
損
金
増
加
高
持分法適用会社増加に伴う欠損金増加
7
7
−
−
益
457
△1,379
高
1,095
1,544
欠
損
純
金
期
残
金
1,544
期
首
額
高
当
期
(単位:百万円・単位未満切捨)
前連結会計年度
自 2000 年 4 月 1日
至 2001 年 3 月 31 日
利
末
残
- 21 -
(4)比較連結キャッシュ・フロー計算書
期
別
科
目
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益
減
価
償
却
費
賞与引当金の増減額
貸倒引当金の増減額
受取利息及び受取配当金
支
払
利
息
新
株
発
行
費
持分法による投資損失
投資有価証券売却益
持 分 変 動 利 益
ソフトウエア評価損
売 上 債 権 の 増 減 額
たな卸資産の増減額
仕 入 債 務 の 増 減 額
未 払 金 の 増 減 額
そ
の
他
小 計
利息及び配当金の受取額
利 息 の 支 払 額
法 人 税 等 の 支 払 額
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産取得による支出
無形固定資産取得による支出
投資有価証券取得による支出
投資有価証券売却による収入
敷金差入れによる支出
そ
の
他
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入れによる収入
短期借入金の返済による支出
割賦未払金返済による支出
株式の発行による収入
少数株主の株式引受による払込額
そ
の
他
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増減額
現金及び現金同等物の期首残高
現金及び現金同等物の期末残高
当連結会計年度
自 2001 年 4 月 1日
至 2002 年 3 月 31 日
金
額
- 22 -
(単位:百万円・単位未満切捨)
前連結会計年度
自 2000 年 4 月 1日
至 2001 年 3 月 31 日
金
額
436
365
12
13
△1
8
1
62
△53
△49
101
△757
21
150
263
87
662
0
△8
△2
652
△1,383
211
21
19
△1
5
156
−
−
−
−
△1,131
△48
119
266
△83
△1,847
1
△5
△46
△1,898
△37
△322
△42
87
△146
△37
△498
△80
△638
△81
−
△119
6
△914
800
△500
△39
6
83
△1
348
−
502
1,560
2,062
500
△510
△22
2,290
−
11
2,269
0
△543
2,103
1,560
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項
1.連結の範囲に関する事項
(1) 連結子会社の数 2社
連結子会社の名称
株式会社ケイ・ラボラトリー
株式会社ディムーブ
(連結範囲の変更)
当連結会計年度において株式会社ディムーブの株式を新規
設立により取得し、同社は連結子会社となりました。
(2) 非連結子会社はありません。
2.持分法の適用に関する事項
(1) 持分法を適用した非連結子会社はありません。
(2) 持分法を適用した関連会社の数 1社
(3) 持分法を適用した関連会社の名称
サイバード・コリア
(持分法適用範囲の変更)
サイバード・コリアは、当期純利益に及ぼす影響の重要性が
増したため、当連結会計年度より持分法を適用しております。
(4) 持分法を適用していない非連結子会社及び関連会社はありま
せん。
(5) 持分法適用会社のうち、決算日が異なる会社については、当該
会社の会計期間に係る財務諸表を使用しております。
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社の決算日は、連結決算日と一致しております。
4.会計処理基準に関する事項
(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法
① 有価証券
その他有価証券
時価のあるもの:決算期末日の市場価格に基づく時価法
(評価差額は全部資本直入法により処理し、
売却原価は移動平均法により算定してお
ります。
)
時価のないもの:移動平均法による原価法
② たな卸資産の評価基準及び評価方法
a.商品
移動平均法による原価法
b.仕掛品
個別法による原価法
(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法
① 有形固定資産
定率法によっております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建物
10∼15 年
器具及び備品
5∼6 年
- 23 -
② 無形固定資産
ソフトウエア(自社利用)
定額法によっており、耐用年数は3年であります。
(3) 重要な引当金の計上基準
① 貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については
貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別
に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。
② 賞与引当金
従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、翌連結会
計年度の賞与支給見込額のうち当連結会計年度に帰属する部分
の金額を計上しております。
(4)重要なリース取引の処理方法
連結会社は、リース物件の所有権が借主に移転すると認められる
もの以外のファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取
引に係る方法に準じた会計処理によっております。
(5)その他連結財務諸表作成のための重要な 消費税等の会計処理
事項
税抜方式によっております。
5.連結子会社の資産及び負債の評価に関す
る事項
連結子会社の資産及び負債の評価については、全面時価評価法を
採用しております。
6.連結調整勘定の償却に関する事項
株式会社ケイ・ラボラトリーに係る持分異動に伴い発生した連結
調整勘定は、一括償却しております。
7.利益処分項目等の取扱いに関する事項
連結剰余金計算書は、連結会社の利益処分について、連結会計年
度中に確定した利益処分に基づいて作成しております。
8.連結キャッシュ・フロー計算書における資
連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等
金の範囲
物)は、手許現金及び随時引き出し可能な預金からなっております。
- 24 -
注記事項
(連結貸借対照表関係)
(単位未満切捨)
期
別
当連結会計年度
(2002 年 3 月 31 日現在)
項
目
1.有形固定資産の減価償却累計額
2.関連会社の株式
前連結会計年度
(2001 年 3 月 31 日現在)
77百万円
投資有価証券
13百万円
34百万円
投資有価証券
39百万円
(連結損益計算書関係)
(単位未満切捨)
期
別
当連結会計年度
自 2001 年 4 月 1 日
至 2002 年 3 月 31 日
項
目
1.主な販売費及び一般管理費
広告宣伝費
貸倒引当金繰入額
役員報酬
給与手当
福利厚生費
賞与引当金繰入額
旅費交通費
研究開発費
支払手数料
387 百万円
16 百万円
230 百万円
437 百万円
77 百万円
17 百万円
33 百万円
486 百万円
836 百万円
2.研究開発費の総額
3.固定資産売却損の内訳
4.固定資産除却損の内訳
前連結会計年度
自 2000 年 4 月 1 日
至 2001 年 3 月 31 日
広告宣伝費
貸倒引当金繰入額
役員報酬
給与手当
福利厚生費
賞与引当金繰入額
旅費交通費
研究開発費
253 百万円
22 百万円
180 百万円
261 百万円
55 百万円
9 百万円
39 百万円
539 百万円
支払手数料
419 百万円
486百万円
該当事項はありません。
器具及び備品
ソフトウエア
合計
539 百万円
ソフトウエア 0 百万円
0 百万円
3 百万円
3 百万円
- 25 -
建物
器具及び備品
ソフトウエア
合計
1 百万円
0 百万円
0 百万円
2 百万円
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
(単位未満切捨)
期
別
当連結会計年度
前連結会計年度
自 2001 年 4 月 1 日
至 2002 年 3 月 31 日
自 2000 年 4 月 1 日
至 2001 年 3 月 31 日
項
目
1.現金及び現金同等物の期末残高 現金及び預金勘定
と連結貸借対照表に掲記されてい
2,062 百万円
現金及び現金同等物
る科目の金額との関係
2,062 百万円
2.重要な非資金取引
該当事項はありません。
現金及び預金勘定
1,560 百万円
現金及び現金同等物
1,560 百万円
割賦販売により建物・器具及び備
品等総額 119 百万円(税込)を取得
しました。
(リース取引関係)
(単位未満切捨)
期
別
項
目
リース物件の所有権
が借主に移転すると
認められるもの以外
のファイナンス・リ
ース取引
1.リース物件の取得
価額相当額、減価償
却累計額相当額及び
期末残高相当額
当連結会計年度
前連結会計年度
自 2001 年 4 月 1 日
至 2002 年 3 月 31 日
自 2000 年 4 月 1 日
至 2001 年 3 月 31 日
単位:百万円
単位:百万円
取得価額
減価償却
期末残高
取得価額
減価償却累
期末残高
相当額
累計額
相当額
相当額
計額
相当額
相当額
1
0
0
621
261
360
建物
器具及び
相当額
備品
0
0
器具及び
610
100
509
37
6
30
648
107
541
備品
37
ソフト
23
13
ウエア
ソフト
ウエア
660
合計
2.未経過リース料期 1 年 内
末残高相当額
1年超
合 計
1
建物
285
374
183 百万円
216 百万円
400 百万円
3.支払リース料、減 支払リース料
価償却費相当額及び
支払利息相当額
減価償却費相当額
合計
1年内
1年超
合 計
177 百万円
398 百万円
575 百万円
支払リース料
189 百万円
112 百万円
減価償却費相当額
174 百万円
支払利息相当額
104 百万円
支払利息相当額
23 百万円
18 百万円
4.減価償却費相当額
リース期間を耐用年数とし、
残存価額を零
の算定方法
とする定額法によっております。
同 左
5.利息相当額の算定
リース料総額とリース物件の取得価額相
方法
当額との差額を利息相当額とし、
各期への配
分方法については、利息法によっておりま
す。
同 左
- 26 -
(有価証券関係)
当連結会計年度(自 2001 年 4 月 1 日至 2002 年 3 月 31 日)
1.時価のある有価証券
その他有価証券
(単位未満切捨)
区
分
取得価額
連結貸借対照表計上額
差額
株式
15 百万円
22 百万円
6 百万円
なお、当該株式の減損にあたっては、時価が取得価額に比し 50%以上下落した場合は、時価
の回復可能性がないものとして一律減損処理を実施し、下落率が 30%以上 50%未満の場合には、
時価の回復可能性の判定を行い減損処理の要否を決定することとしております。
2.当期連結会計年度中に売却したその他有価証券
売却額
27 百万円
3.時価評価されていない有価証券
その他有価証券
区
分
非上場株式(店頭売買株式除く)
売却益の合計額
8 百万円
(単位未満切捨)
売却損の合計額
−百万円
(単位未満切捨)
連結貸借対照表計上額
7 百万円
前連結会計年度(自 2000 年 4 月 1 日至 2001 年 3 月 31 日)
1.時価のある有価証券
該当事項はありません。
2.時価評価されていない有価証券
その他有価証券
区
分
非上場株式(店頭売買株式除く)
(単位未満切捨)
連結貸借対照表計上額
42 百万円
(デリバティブ取引関係)
当連結会計年度(自 2001 年 4 月 1 日 至 2002 年 3 月 31 日)及び前連結会計年度(自 2000 年 4 月 1 日
至 2001 年 3 月 31 日)
当連結グループはデリバティブ取引を全く利用しておりませんので、該当事項はありません。
- 27 -
(退職給付関係)
当連結会計年度(自 2001 年 4 月 1 日 至 2002 年 3 月 31 日)及び前連結会計年度(自 2000 年 4 月 1 日
至 2001 年 3 月 31 日)
当連結グループは退職給付制度を有しておりませんので、該当事項はありません。
(税効果会計関係)
(単位未満切捨)
期
別
当連結会計年度
前連結会計年度
自 2001 年 4 月 1 日
至 2002 年 3 月 31 日
項
目
1. 繰延税金資産及び負債の発 繰延税金資産(流動資産)
貸倒引当金繰入限度超過額
生原因別の主な内訳
繰延税金資産(流動資産)
たな卸資産評価損
13 百万円
貸倒損失否認額
44 百万円
その他
11 百万円
小計
自 2000 年 4 月 1 日
至 2001 年 3 月 31 日
貸倒引当金繰入限度超過額
7 百万円
その他
68 百万円
評価性引当額
23 百万円
評価性引当額
−百万円
繰延税金資産(固定資産)
7 百万円
小計
△68 百万円
合計
8 百万円
△23 百万円
合計
−百万円
繰延税金資産(固定資産)
無形固定資産償却超過額 139 百万円
無形固定資産償却超過額 30 百万円
税務上の繰越欠損金
税務上の繰越欠損金
213 百万円
その他
4 百万円
小計
評価性引当額
357 百万円
評価性引当額
△357 百万円
合計
583 百万円
小計
614 百万円
△614 百万円
合計
−百万円
−百万円
繰延税金負債(固定負債)
その他有価証券評価差額金 2 百万円
合計
2. 法定実効税率と税効果会計
適用後の法人税等の負担率
との差異の原因となった主
な項目別の内訳
2 百万円
法定実効税率
42.0%
法定実効税率
42.0%
交際費等永久に損金に算入されない
交際費等永久に損金に算入されない
項目
項目
△0.9%
無形固定資産償却超過額
△2.1%
3.6%
無形固定資産償却超過額
24.2%
貸倒損失否認額
8.4%
税務上の繰越欠損金の利用
△91.2%
欠損金子会社の未認識税務利益 9.3%
持分法投資損失
持分変動利益
6.0%
△4.8%
その他
3.2%
税効果会計適用後の法人税等の負担額
△0.7%
- 28 -
税務上の繰越欠損金
その他
△36.7%
△2.7%
税効果会計適用後の法人税等の負担額
△0.4%
(セグメント情報)
1.事業の種類別セグメント情報
当連結会計年度(自 2001 年 4 月 1 日 至 2002 年 3 月 31 日)及び前連結会計年度(自 2000 年 4 月 1 日
至 2001 年 3 月 31 日)
当連結グループは、携帯電話及びPHSを媒体としたコンテンツの提供及びコンテンツ/サービス提供システムの
開発を主たる事業としており、当該事業の売上高、営業利益(営業損失)及び資産の金額は、全セグメントの売上高の
合計、営業利益(営業損失)及び資産の合計額に占める割合がいずれも 90%超であるため、記載を省略しております。
2.所在地別セグメント情報
当連結会計期間(自 2001 年 4 月 1 日 至 2002 年 3 月 31 日)及び前連結会計年度(自 2000 年 4 月 1 日
至 2001 年 3 月 31 日)
本邦以外の国又は地域に所在する連結子会社及び在外支店がないため、該当事項はありません。
3.海外売上高
当連結会計期間(自 2001 年 4 月 1 日 至 2002 年 3 月 31 日)及び前連結会計年度(自 2000 年 4 月 1 日
至 2001 年 3 月 31 日)
海外売上高が連結売上高の 10%未満であるため、記載を省略しております。
(関連当事者との取引)
当連結会計年度(自 2001 年 4 月 1 日 至 2002 年 3 月 31 日)
役員及び個人主要株主等
商法第 280 条ノ 19 第 1 項の規定に基づき取締役に付与されている新株引受権は以下のとおりであります。
役
職
氏
名
付与株式数
摘
要
代表取締役社長
堀 主知ロバート
170 株 1.株主総会特別決議日:
2001 年 6 月 28 日
取締役副社長
真 田
哲 弥
120 株
2.目的たる株式の種類:
専務取締役
岩 井
陽 介
80 株
普通株式
常務取締役
中島 謙一郎
70 株
取
締
役
山下 伸一郎
50 株 3.発行価額:
452,566 円
取
締
役
吉 川
友 貞
50 株
取
締
役
稲 荷
幹 夫
50 株 4.行使期間:
取
締
役
立 石
知 雄
10 株
自 2003 年 9 月 1 日至 2008 年 8 月 31 日
前連結会計年度(自 2000 年 4 月 1 日 至 2001 年 3 月 31 日)
役員及び個人主要株主等
商法第 280 条ノ 19 第 1 項の規定に基づき取締役に付与されている新株引受権は以下のとおりであります。
役
職
氏
名
付与株式数
摘
要
代表取締役社長
堀 主知ロバート
264 株 1.株主総会特別決議日:
2000 年 2 月 22 日
取締役副社長
真 田
哲 弥
150 株
2.目的たる株式の種類:
額面普通株式
専務取締役
岩 井
陽 介
120 株
3.発行価額:
取
締
役
中島 謙一郎
30 株
666,667 円
取
締
役
立 石
知 雄
15 株 4.行使期間:
自 2002 年 3 月 1 日至 2005 年 2 月 28 日
- 29 -
(1株当たり情報)
(単位未満切捨)
期
項
別
目
1. 1株当たり純資産
当連結会計年度
前連結会計年度
自 2001 年 4 月 1 日
至 2002 年 3 月 31 日
自 2000 年 4 月 1 日
至 2001 年 3 月 31 日
123,190 円
2. 1 株当たり当期純利益
3. 潜在株式調整後1株当
たり当期純利益
216,607 円
14,920 円
△98,803 円
潜在株式調整後 1 株当たり当期
14,571 円
純利益は、新株引受権方式のストッ
クオプションを付与しております
が、当期純損失のため記載しており
ません。
(1株当たり指標遡及修正値)
(単位未満切捨)
期
項
目
1. 1株当たり純資産
別
当連結会計年度
前連結会計年度
自 2001 年 4 月 1 日
至 2002 年 3 月 31 日
自 2000 年 4 月 1 日
123,190 円
至 2001 年 3 月 31 日
108,304 円
2. 1 株当たり当期純利益
14,920 円
△49,417 円
潜在株式調整後 1 株当たり当期
3. 潜在株式調整後1株当
14,571 円
純利益は、新株引受権方式のストッ
たり当期純利益
クオプションを付与しております
が、当期純損失のため記載しており
ません。
(注) 当社は 2000 年 6 月 20 日付で 1:3、2001 年 8 月 24 日付で 1:2 の株式分割を実施しております。
- 30 -
6. 四半期連結財務諸表等
(1)比較連結貸借対照表(四半期)
期
科
別
目
《資産の部》
流動資産
現金及び預金
受取手形及び売掛金
たな卸資産
そ の 他
貸倒引当金
流 動 資 産 計
固定資産
(有形固定資産)
(無形固定資産)
ソフトウエア
ソフトウエア仮勘定
そ の 他
無形固定資産計
(投資その他の資産)
敷
金
そ の 他
投資その他の資産計
固 定 資 産 計
資産合計
(単位:百万円・単位未満切捨)
前 四 半 期
増
減
2001 年 12 月 31日現在
当 四 半 期
2002 年 3 月 31日現在
金額
構成比
%
2,062
2,015
40
98
△36
4,180
134
497
24
1
522
254
62
316
974
5,154
金額
構成比
%
金額
増減率
%
81.1
2,213
1,799
33
140
△87
4,098
79.1
82
2.0
2.6
145
2.8
△11
△7.6
10.1
575
15
1
592
11.4
△70
△11.8
6.2
18.9
100.0
255
91
346
1,084
5,182
6.7
20.9
100.0
△29
△110
△27
△8.5
△10.2
△0.5
- 31 -
期
科
別
目
《負債の部》
流動負債
買 掛 金
短期借入金
未払法人税等
未払消費税等
賞与引当金
未 払 金
そ の 他
流動負債計
固定負債
繰延税金負債
長期割賦未払金
固定負債計
負債合計
《少数株主持分》
少数株主持分
《資本の部》
資 本 金
資本準備金
欠 損 金
その他有価証券評価差額金
為替換算調整勘定
資本合計
負債,少数株主
持分及び資本合計
当 四 半 期
2002 年 3 月 31 日現在
金額
前 四 半 期
2001 年 12 月 31 日現在
構成比
%
330
300
2
119
42
481
46
1,323
25.7
2
17
金額
増
構成比
%
324
700
2
79
−
408
26
1,541
減
金額
増減率
%
29.8
△218
△14.2
4
27
20
1,343
0.4
26.1
32
1,574
0.6
30.4
△12
△230
△38.0
△14.7
29
0.6
16
0.3
12
75.5
2,408
2,465
1,095
46.7
47.8
△21.2
2,405
2,462
1,280
46.4
47.5
△24.7
3
△0
3,781
5,154
0.0
△0.0
73.3
100.0
6
△2
3,591
5,182
0.1
△0.0
69.3
100.0
190
△27
5.3
△0.5
- 32 -
(2)比較連結損益計算書(四半期)
期
別
当 四 半 期
自 2002 年 1 月 1日
至 2002 年 3 月 31 日
金 額
科
(単位:百万円・単位未満切捨)
前 四 半 期
自 2001 年 10 月 1日
増
減
至 2001 年 12 月 31 日
百分比
金 額
百分比
金 額
増減率
目
売
上
高
売
上
原
価
売
上
総
利
益
販売費及び一般管理費
営
業
利
益
営
業
外
収
益
営
業
外
費
用
経
常
利
益
特
別
利
益
特
別
損
失
税金等調整前四半期純利益
住
民
税
法 人 税 等 調 整 額
少 数 株 主 損 失
四 半 期 純 利 益
2,083
965
1,117
830
286
2
14
274
15
104
185
0
−
0
185
%
100.0
46.3
53.7
39.9
13.8
0.1
0.7
13.2
0.7
5.0
8.9
0.0
−
0.0
8.9
1,809
957
852
802
49
0
7
42
−
−
42
0
−
11
52
%
100.0
52.9
47.1
44.4
2.7
0.1
0.4
2.4
−
−
2.4
0.1
−
0.6
2.9
273
8
265
27
237
1
7
232
15
104
143
△0
−
△10
132
売上構成
期
当 四 半 期
自 2002 年 1 月 1日
至 2002 年 3 月 31 日
別
品目別
金額
コンテンツ・ビジネス
マーケティングソリューション
海 外 ビ ジ ネ ス
技 術 関 連 ビ ジ ネ ス
合
計
1,663
309
3
107
2,083
構成比
%
79.9
14.8
0.2
5.1
100.0
(単位:百万円・単位未満切捨)
前 四 半 期
自 2001 年 10 月 1日
増
減
至 2001 年 12 月 31 日
金額
1,565
171
23
48
1,809
構成比
%
86.5
9.5
1.3
2.7
100.0
金額
増減率
%
6.3
80.2
△86.2
120.6
15.1
97
137
△20
58
273
(注) 1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.「技術関連ビジネス」とは、主に技術開発・ライセンス事業であります。
(3)比較連結剰余金計算書(四半期)
期
科
別
(単位:百万円・単位未満切捨)
当 四 半 期
前 四 半 期
自 2002 年 1 月 1日
自 2001 年 10 月 1日
至 2002 年 3 月 31 日
至 2001 年 12 月 31 日
目
金
額
欠 損 金 四 半 期 首 残 高
金
額
1,280
1,333
益
185
52
欠 損 金 四 半 期 末 残 高
1,095
1,280
四
半
期
純
利
- 33 -
%
15.1
0.9
31.2
3.5
480.5
340.2
97.9
544.8
−
−
336.4
△19.7
−
△97.7
251.5
(4)比較連結キャッシュ・フロー計算書(四半期)
期
科
別
目
(単位:百万円・単位未満切捨)
当 四 半 期
前 四 半 期
自 2002 年 1 月 1日
自 2001 年 10 月 1日
至 2002 年 3 月 31 日
至 2001 年 12 月 31 日
金
額
金
額
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益
減
価
償
却
費
賞与引当金の増減額
貸倒引当金の増減額
受取利息及び受取配当金
支
払
利
息
持分法による投資損失
投資有価証券売却益
持 分 変 動 利 益
固 定 資 産 評 価 損
売 上 債 権 の 増 減 額
たな卸資産の増減額
仕 入 債 務 の 増 減 額
未 払 金 の 増 減 額
そ
の
他
小 計
利息及び配当金の受取額
利 息 の 支 払 額
法 人 税 等 の 支 払 額
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産取得による支出
無形固定資産取得による支出
投資有価証券売却による収入
敷金差入れによる支出
そ
の
他
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入れによる収入
短 期 借 入 れ の 返 済 支 出
割賦未払金返済による支出
少数株主の株式引受による払込額
そ
の
他
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増減額
現金及び現金同等物の四半期首残高
現金及び現金同等物の四半期末残高
- 34 -
185
101
42
△51
△0
3
9
△8
△6
101
△216
△7
5
130
32
322
0
△3
△0
319
42
93
△31
32
△0
2
3
−
−
−
△232
△8
58
134
△7
89
0
△2
−
87
△2
△123
27
△1
14
△85
△22
△45
−
△0
△17
△85
100
△500
△9
19
5
△384
−
△150
2,213
2,062
200
−
△9
−
△0
189
−
191
2,022
2,213
7.株式の状況
1.
会社が発行する株式の総数
2.
発行済株式の総数
30,698 株(2002 年 3 月 31 日現在)
(注)2001 年 7 月 4 日を基準日とし、8 月 24 日付をもって額面株式 1 株につき 2 株の割合をもって株式分割
をいたしました。
3.
完全希薄化後株式数
32,955 株(2002 年 3 月 31 日現在)
(ストックオプション未行使分 2,257 株考慮)
4.
株主数
5.
大株主
6.
株主分布状況
1,588 名 (2002 年 3 月 31 日現在)
(2002 年 3 月 31 日現在)
株 主 名
当社の当該株主への出資状況
当 社 へ の 出 資 状 況
持 株 数
持株比率
持 株 数
持株比率
株
%
株
%
堀
主知ロバート
4,206
13.70
−
−
岩 井
陽 介
2,112
6.87
−
−
真 田
哲 弥
2,100
6.84
−
−
オムロン株式会社
1,800
5.86
−
−
オムロンエンタープライズ株式会社
1,780
5.79
−
−
立 石
知 雄
1,400
4.56
−
−
伊藤忠商事株式会社
1,260
4.10
−
−
株式会社らうむず
1,260
4.10
−
−
中 島
謙 一 郎
1,191
3.87
−
−
インテル・パシフィック・インク
702
2.28
−
−
三菱信託銀行株式会社
578
1.88
−
−
エムエルピーエフエスカストディー
573
1.86
−
−
ユービーエスエイジーホンコン
450
1.46
−
−
区 分
株 主 数
所有株式数
株式数比率
7.
61,396 株(2002 年 3 月 31 日現在)
地域別分布状況
区 分
株 主 数
所有株式数
株式数比率
(2002 年 3 月 31 日現在)
政府及び
地方公共
団体
0名
0株
0.00%
金融機関
10 名
1,965 株
6.40%
株式の状況
証券会社
その他の
法人
1名
1株
0.00%
52 名
7,668 株
24.98%
個人
その他
外国法人等
(個人含む)
41 名 1,484 名
4,592 株 16,472 株
14.96%
53.66%
計
1,588 名
30,698 株
100.00%
(2002 年 3 月 31 日現在)
地域別分類
北海道
東北
関東
中部
近畿
中国
四国
18 名
50 名
646 名
230 名
432 名
62 名
42 名
68 名
40 名
1,588 名
50 株
213 株
19,924 株
577 株
4,894 株
163 株
117 株
163 株
4,597 株
30,698 株
0.16%
0.70%
64.90%
1.88%
15.94%
0.53%
0.38%
0.53%
14.98%
100.00%
8.
少数特定者持株数(2002 年 3 月 31 日現在)
17,811 株(58.02%)
(1∼10 位持株合計+11 位以下役員持株数)
9.
浮動株数(2002 年 3 月 31 日現在)
(50 株未満保有株主の保有株数)
4,714 株 (15.36%)
- 35 -
九州
外国
計
10.
投資信託持株数(2002 年 3 月 31 日現在)
1,589 株 (5.18%)
11.
年金信託持株数(2002 年 3 月 31 日現在)
120 株
12.
役員持株数(2002 年 3 月 31 日現在)
11,009 株(35.86%)
13.
資本金、株式数の推移
年月日
発行済株式数
資本金(千円)
増減
残高
(0.39%)
資本準備金(千円)
増減
残高
増減
残高
1998 年 9 月 29 日
1,800
1,800
90,000
90,000
-
-
1999 年 11 月 23 日
200
2,000
50,000
140,000
50,000
50,000
1999 年 12 月 30 日
200
2,200
50,000
190,000
50,000
100,000
2000 年 1 月 29 日
200
2,400
50,000
240,000
50,000
150,000
2000 年 3 月 14 日
300
2,700
300,000
540,000
300,000
450,000
2000 年 3 月 28 日
1,000
摘 要
設立、発行価格 50,000 円
有償・第三者割当(投資会社)
発行価格 500,000 円、資本組入額 250,000 円
有償・第三者割当(中島謙一郎)
発行価格 500,000 円、資本組入額 250,000 円
有償・第三者割当(投資会社)
発行価格 500,000 円、資本組入額 250,000 円
有償・第三者割当(オムロン他)
発行価格 2,000,000 円、資本組入額 1,000,000 円
第一回ワラント行使
50,000
3,900
2000 年 3 月 28 日
200
2000 年 3 月 31 日
480
4,380
100
4,480
2000 年 4 月 1 日
2000 年 6 月 20 日
500
790,000
200,000
8,960 13,440
480,000
5,000
-
発行価格 50,000 円、資本組入額 50,000 円
650,500 資本準備金組入等 500 円
有償・第三者割当(電通ドットコム第一号他)
200,000
1,270,000
480,000
発行価格 2,000,000 円、資本組入額 1,000,000 円
1,130,500
有償・第三者割当(オムロン他)
発行価格 2,000,000 円、資本組入額 1,000,000 円
1,275,000
15,000
1,145,500 ㈱パラダイスウェブ吸収合併(4:1)
1,275,000
-
1,145,500 株式分割(1:3)
有償・国内一般募集(店頭登録)
1,300
2000 年 12 月 21 日
773,500
15,340
900,900
2,405,500
発行価格 1,400,000 円(引受価額 1,288,000 円、
2,462,200
発行価額 1,190,000 円)
、資本組入額 595,000 円
有償・海外私募(店頭登録)
600
357,000
415,800
発行価格 1,400,000 円(引受価額 1,288,000 円、
発行価額 1,190,000 円)
、資本組入額 595,000 円
2001 年 8 月 24 日
15,340 30,680
-
2,405,500
-
2,462,200 株式分割(1:2)
第 1 回ストックオプション行使
2002 年 3 月 31 日
18 30,698
3,000
2,408,500
3,000
2,465,200 発行価格 333,334 円、資本組入額 166,667 円
資本準備金組入等 166,667 円
14.
ストックオプション(新株引受権)
①第 1 回ストックオプション(2000 年 2 月 22 日決議)
* 付与者並びに付与株数
代表取締役社長 堀 主知ロバート 88 株
取締役副社長
真田 哲弥
50 株
専務取締役
岩井 陽介
40 株
取締役
中島 謙一郎
10 株
取締役
立石 知雄
5株
従業員 37 名
47 株
合計
240 株
(注 1)
* 発行価格
2,000,000 円
(注 2)
* 権利行使期間
2002 年 3 月 1 日から 2005 年 2 月 28 日まで
- 36 -
②第 2 回ストックオプション(2000 年 5 月 31 日決議)
* 付与者並びに付与株数
従業員 49 名
合計
126 株
(注 3)
* 発行価格
666,667 円
(注 4)
* 権利行使期間
2002 年 9 月 1 日から 2005 年 8 月 31 日まで
③第 3 回ストックオプション(2001 年 6 月 28 日決議)
* 付与者並びに付与株数
代表取締役社長 堀 主知ロバート 170 株
取締役副社長
真田 哲弥
120 株
専務取締役
岩井 陽介
80 株
常務取締役
中島 謙一郎
70 株
取締役
山下 伸一郎
50 株
取締役
吉川 友貞
50 株
取締役
稲荷 幹夫
50 株
取締役
立石 知雄
10 株
従業員 46 名
200 株
合計
800 株
(注 5)
* 発行価格
452,566 円
* 権利行使期間
2003 年 9 月 1 日から 2008 年 8 月 31 日まで
(注1) 2000 年 6 月 20 日及び 2001 年 8 月 24 日の株式分割、並びに退職者の発生の結果、2002 年 3 月 31 日
現在、合計 1,344 株となっています。
(注2) 2000 年 6 月 20 日及び 2001 年 8 月 24 日の株式分割の結果、
発行価格は 333,334 円に調整されていま
す。
(注3) 2001 年 8 月 24 日の株式分割及び退職者の発生の結果、2002 年 3 月 31 日現在、合計 138 株となって
います。
(注4) 2001 年 8 月 24 日の株式分割の結果、発行価格は 333,334 円に調整されました。
(注5) 退職者の発生の結果、2002 年 3 月 31 日現在、合計 775 株となっています。
15.
会社が保有する自己株式の数
該当事項はありません。
16.
連結会社及び持分法を適用した非連結子会社並びに関連会社が保有する会社の株式の数
該当事項はありません。
- 37 -
8.その他
1.資金調達の状況
当社は、
2001 年 9 月に安定資金保有を目的として、
銀行 3 行より合計 500 百万円の短期借入れを実行しましたが、
2002 年 3 月 29 日付けで全額返済致しました。また、子会社である株式会社ケイ・ラボラトリーでは、運転資金保
有を目的として、2001 年 12 月に 200 百万円、2002 年 3 月に 100 百万円の短期借入れを実行しました。
2.決算日以降に生じた会社の状況に関する重要な事実
2002 年 4 月 1 日付をもって、以下のとおり組織変更及び人事異動を実施いたしました。
(1)組織変更
新設:モバイルコンテンツ事業部・マーケティングソリューション事業部・コマース部・広報室
廃止:コンテンツビジネス部・モバイルビジネスソリューション部・マーケティング部・技術部
(添付チャート参照)
(2)人事異動
氏 名
新役職名
堀 主知ロバート 代表取締役社長 兼 国際ビジネス部長
岩 井
陽 介 専務取締役
取締役管理部長 兼
山下
伸一郎
マーケティングソリューション事業部長
吉 川
友 貞 取締役財務部長 兼 広報室長
稲 荷
鈴 木
安 藤
伊 藤
幹 夫 技術担当取締役
寛 至 モバイルコンテンツ事業部長
徹 経営企画室長
幸 師 コマース部長
(3)取締役管掌業務異動
専務取締役
岩井
常務取締役
中島
取 締 役
吉川
取 締 役
稲荷
陽介
謙一郎
友貞
幹夫
旧役職名
代表取締役社長
専務取締役 兼 コンテンツビジネス部長
取締役管理部長 兼
モバイルビジネスソリューション部長
取締役財務部長 兼 経営企画室長 兼
国際ビジネス部長
取締役技術部長
マーケティング部長
経営企画室マネジャー
技術部マネジャー
モバイルコンテンツ事業部・コマース部
マーケティングソリューション事業部
経営企画室・財務部・広報室・情報開示担当
次世代戦略室・技術担当
(4)ストックオプション行使による増資
当決算期後、平成 14 年 4 月 1 日から同年 5 月 16 日までに新株引受権方式によるストックオプションの行使
237 百万円により、株式数等が次のとおり増加いたしました。
株式数
712 株
資本金
118 百万円
資本準備金
118 百万円
これにより、平成 14 年 5 月 16 日現在の発行済株式の総数は 31,410 株、資本金 2,527 百万円、資本準備金
2,583 百万円となりました。
3.従業員の状況(2002 年 3 月 31 日現在)
区
分
管理部門
企画部門
研究開発
技術部門
営業部門
部門
従 業 員 数
前四半期末比増減
平 均 年 齢
平均勤続年数
46 名
1名
−
−
40 名
4名
−
−
9名
▲1 名
−
−
41 名
6名
−
−
20 名
−
−
−
※
1
株式会社ケイ・ラボラトリーへの出向者 2 名を含んでおりません。
※
1
株式会社ディムーブへの出向者1名を含んでおります。
※
2
株式会社サイバードからの出向者 2 名を含んでおります。
- 38 -
合 計
株式会社ケイ・ラボラトリー
(※1)
(※2)
156 名
10 名
30.42 歳
15.5 ヶ月
58 名
3名
28.5 歳
8.2 ヶ月
4.主要な事業所
本社
東京都港区虎ノ門四丁目 3 番 20 号
5.借入先(2002 年 3 月 31 日現在)
(1) 株式会社サイバード
借入先はありません。
(2) 株式会社ケイ・ラボラトリー
借入先
借入金額
株式会社あおぞら銀行
100 百万円
株式会社UFJ銀行
100 百万円
株式会社東京三菱銀行
100 百万円
合 計
300 百万円
6.経営陣(2002 年 4 月 1 日現在)
取締役及び監査役は以下のとおりです。
地
位
氏
名
代表取締役社長
堀 主知 ロバート
取締役副社長
真 田
哲 弥
専 務 取 締 役
岩 井
陽 介
常 務 取 締 役
中 島
謙 一 郎
取
締
役
山 下
伸 一 郎
取
締
役
吉 川
友 貞
取
取
締
締
役
役
常 勤 監 査 役
監
査
役
監
査
役
稲 荷
立 石
内 海
竹 山
清 水
幹 夫
知 雄
淳
正 久
博
担当又は主な職業
国際ビジネス部長
株式会社ケイ・ラボラトリー代表取締役社長
モバイルコンテンツ事業部・コマース部管掌
マーケティングソリューション事業部管掌
管理部長、マーケティングソリューション事業部長
財務部長・広報室長、経営企画室管掌
情報開示担当
次世代戦略室・技術担当
(オムロンマーケティングクリエイツ株式会社)
竹山公認会計士・税理士事務所
滝澤税理士事務所
- 39 -
7.経営上の重要な契約等
(1) 携帯電話会社との契約
相手方の名称
株式会社NTTドコモ
主
な
契
約
内
容
契
約
日
「iモード情報サービス提供者契約」
NTTドコモに対するコンテンツ提供に関する契約。
1999年 2月17日
「iモードサービスに関する料金代行回収契約」
提供コンテンツの情報料を、NTTドコモが当社に代わって利用者より回収
することを目的とする契約。
1999年 2月17日
「コンテンツ提供に関する基本契約」
J-フォンに対するコンテンツ提供に関する契約。
1999年11月29日
「債権譲渡契約」
(グループ各社分)
提供コンテンツの情報料金債権を当社よりJ-フォンに譲渡するための契約。
2000年 1月20日
「EZインターネットにおける情報提供に関する契約」
KDDIに対するコンテンツ提供に関する契約。
2000年 2月 1日
「情報サービスの提供及び情報料回収代行に関する契約」
DDIポケットへのコンテンツ提供及び、提供するコンテンツの情報料をD
DIポケットが当社に代わって利用者より回収するための契約。
2000年 3月 8日
J-フォン株式会社
KDDI株式会社
DDIポケット株式会社
E-Plus Service Gmbh & Co. KG 「Mobile Portal Agreement」
(ドイツ)
ドイツE-Plus Service Gmbh & Co. KG社に対するコンテンツ提供に関する契
約。
2002年 1月 18日
「Mobile Portal Agreement」
KPN Mobile The Netherlands B.V.
(オランダ)
オランダKPN Mobile The Netherlands B.V.社に対するコンテンツ提供に関す
る契約
2002年 2月 14日
「Mobile Portal Billing Services Agreement」
提供コンテンツの情報料を、オランダKPN Mobile The Netherlands B.V.社が
当社に代わって利用者より回収することを目的とする契約。
2002年 2月 14日
(2) コンテンツ制作・業務提携に関する契約
相手方の名称
株式会社アトラス
株式会社明響社
株式会社ゼンリン
エノテカ株式会社
株式会社美術出版社
株式会社世界文化社
株式会社扶桑社
阪急電鉄株式会社
株式会社エイチ・アイ・エス
主
な
契
約
内
容
「業務提携に関する基本契約」
画像を利用したコミュニケーションサービス『プリネット』に関し、使用
するプリネットサーバの開発・運用は当社が、プリネット端末の開発・製
造・メンテナンスは株式会社アトラスが主体となって行う。
「携帯電話・PHSを利用したゲームソフト等オンライン販売サービスに係
る業務提供契約」
モバイルコマースサービス『TVパニック』に関し、企画・開発・運営は
当社が、ゲーム情報の提供・電子商取引については株 式 会 社 明 響 社が
主体となって行う。
「NTTドコモ『iモード』を利用した地図情報サービスにかかる協業推進・
業務委託契約」
携帯端末向け地図情報サービス『ゼンリン携帯マップ』に関し、開発・運
営は株式会社ゼンリンの委託により当社が、地図情報の提供は株式会社ゼ
ンリンが主体となって行う。
「NTTドコモ『iモード』を利用した情報提供サービス『ワインワイン』
に係る業務提携契約」
モバイルコマースサービス『ワインワイン』に関し、サービスの企画・開
発・運営は当社が、ワイン情報の提供は株式会社美術出版社が、ワインの
電子商取引についてはエノテカ株式会社が主体となって行う。
「
『懸賞パズラー』に係るパズル・ゲーム提供に関する基本契約書」
「iモード」向けパズル・ゲーム等の情報提供に関し、世界文化社はパズル・
ゲームに関する情報提供を、サイバードはシステム開発・コンテンツ運用
を主として行う。
「NTTドコモ『i モード』を利用した情報提供サービス「i−OL委員会
出版局」に係る業務提携契約書」
「iモード」向けに「i-OL委員会出版局」に関し、株式会社扶桑社は主と
して情報提供を、サイバードは主としてシステム開発・コンテンツ運用を
行う。
「
『i 宝塚歌劇』に関する情報・コンテンツ提供基本契約書」
「iモード」向け「i宝塚歌劇」に関し、阪急電鉄株式会社は「宝塚歌劇」に
関する情報提供を、サイバードはシステム開発・コンテンツ運用を主とし
て行う。
「携帯端末を利用した旅行情報配信サービスに係るシステム構築に関する
契約書」
「iモード」向け「H.I.S.海外旅行ナビ」で利用するシステム開発に関す
る契約。
- 40 -
契
約
日
1999年9月29日
2000年 1月11日
2000年4月25日
2000年 6月 1日
2000年7月25日
2000年10月2日
2000年10月19日
2000年12月1日
相手方の名称
株式会社ファミリーマート
株式会社ケイ・ラボラトリー
株式会社電通
ヤフー株式会社
主
な
契
約
内
容
「
『ファミマ i』に関するシステム開発委託基本契約書」
「iモード」向け「ファミマi」にて利用するシステム開発に関する契約。
「携帯端末向け情報提供サービス提供に係る協業に関する基本契約書」
携帯端末向けコンテンツの企画、開発、システム運用につき、包括的な協
業に係る契約書。
「
『すぐメルTM』サービス利用権等付与に関する契約書」
携帯電話対応の簡易URL取得サービス「すぐメルTM」に関し、株式会社電通
のクライアントへ株式会社電通が継続して利用権を付与する。
「
『Yahoo!Photos』のモバイル展開に関する協業に係る契約書」
ヤフー株式会社の提供する「Yahoo!Photos」のモバイル展開に際し、サイ
バードの提供する画像を利用したコミュニケーションサービス「プリネッ
ト」の機能を提供するなどの協業を行うための契約書。
契
約
日
2000年12月1日
2001年1月1日
2001年9月28日
2001年11月26日
(3) その他
合弁会社設立・運営に関する契約
相手方の名称
株式会社イマジカ
契
約
内
容
「合弁契約書」
IMAGICA社と当社の共同出資にて設立した会社「株式会社ディムーブ」の設
立、運営等に関する契約書。
- 41 -
契
約
日
2002年 2月15日
9.リスク情報
以下において、当社の事業展開上のリスク要因となる可能性もあると考えられる主な事項を記載しております。また、
必ずしも事業上のリスクに該当しない事項についても、投資判断において重要と考えられる事項については、投資家に
対する情報開示の観点から積極的に開示しております。なお、当社は、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、
その発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針ですが、以下の記載は当社の事業リスクを必ずしも全て網羅する
ものではないものではないことをご留意ください。
1.コンテンツ事業に関するリスク
(1)外部委託先からの情報提供に依存したコンテンツがあることについて
当社は外部委託先からの情報提供に依存したコンテンツを有しておりますが(当社提供コンテンツ数の約7割)
、
取引条件を含め、情報提供先との関係が必ずしも現状通りに保たれるという保証はありません。情報提供料の上昇
等取引条件の改定状況及び情報提供先との関係変化によっては、当社の事業戦略及び経営成績等は悪影響を受ける
可能性もあります。
(2)特定取引先への依存について
当社は、NTTドコモのiモード、KDDIのezweb、J−フォンのJ−SKY、DDIポケットのH”L
INKに複数コンテンツを提供しておりますが、現状ではNTTドコモに対する売上が他移動体通信事業者に対す
るものよりも高くなっております。従いまして、NTTドコモの方針変更によって、当社の事業戦略及び経営成績
は悪影響を受ける可能性もあります。
当社の連結総売上高に占める移動体通信事業者各社の構成比率は、以下の通りであります。
移動体通信事業者等 2001 年3 月期 2002 年3 月期 2002 年3 月期 2002 年3 月期 2002 年3 月期
第 4 四半期
第 1 四半期
第 2 四半期
第 3 四半期
第 4 四半期
NTTドコモ
39.8%
47.1%
49.8%
51.6%
47.7%
KDDI
16.8%
17.2%
16.4%
14.4%
13.2%
J−フォン
20.9%
20.9%
19.9%
19.4%
18.3%
DDIポケット
2.9%
2.5%
1.6%
1.0%
0.6%
その他事業者
19.6%
12.3%
12.3%
13.6%
20.2%
計
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
(3)コンテンツ/サービスの陳腐化について
当社が提供するコンテンツ/サービスは、技術革新と消費者嗜好の変化が激しいモバイル・インターネットの世界
では必ずしもライフサイクルが長いとは言い切れず、投下資本を回収しきれないうちに商品価値を保つために追加
投資を行わざるを得ない可能性もあります。
(4)人気コンテンツへの依存について
当社は、幅広いジャンルの公式コンテンツを提供しておりますが、その中でも特に「着メロ」
、
「着キャラ」
、
「占
い」
、
「ゲーム」
、
「コミュニケーション」等のジャンルのコンテンツに人気が集中する傾向があります。人気コンテ
ンツに何らかの不具合が生じた場合、当該コンテンツの会員数が減少し、当社の事業戦略及び経営成績に悪影響を
与える可能性もあります。
2.揺籃期事業に関するリスク
(1)マーケティングソリューション事業
初期成長段階にあるマーケティングソリューション事業への競合他社や関連事業者の参入、あるいは市場の急激
な変化や成長の不確実さにより、当社の収益率が圧迫もしくは悪影響を受ける可能性もあります。
(2)海外事業
当社の海外進出方針は、当該対象国における経済、政治、法律、文化、ビジネス慣習、競合企業の存在、為替、
その他様々なカントリーリスク等によって、当社の業績が影響を受ける可能性もあります。
さらには、事前調査の予想を越える事象が発生した場合には、当該投資が想定通り回収できず、当社の業績に影
響を及ぼす可能性も考えられます。
- 42 -
(3)技術関連事業
子会社の株式会社ケイ・ラボラトリーでは、携帯電話に特化したソフトウエア・プラットフォームの研究開発及
びライセンシングを将来の大きな収益源とするべく、先行投資を行っております。現在の投資対象となっている研
究課題等が世の中の動きから大きく乖離することがあった場合、投資を回収できなくなり、当社の業績に影響を及
ぼす可能性も考えられます。
3.財政状態及び経営成績に関するリスク
(1)当社や業界の歴史が浅いことについて
当社は社歴も浅く、現在当社の主力事業となっているコンテンツ事業に関してもサービス開始から僅かな期間し
か経過しておりません。従ってコンテンツ事業のみならず当社のビジネスモデルは未だ発展途上にあり、当社が想
定する収益の見通しに相違が生じる可能性もあるほか、現在当社が予想していない支出や投融資が発生する可能性
もあります。また、業歴が短いため、期間業績比較を行うために十分な期間の財務数値が得られません。
(2)財務計画について
業界の状況の変化、当社の経営方針の変更等の事情により当初予定していたとおりにキャッシュ・フローを生ま
ない可能性及び、当初予定していた通りに資金を投資又は運用できない可能性もあります。その結果、事業戦略及
び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性もあります。
(3)四半期業績の変動について
当社が属するモバイル・インターネット・ビジネス業界は、事業環境の変化が激しく、また、当社の事業規模が
小規模であることから、四半期ごとに業績が大きく変動する可能性があります。その場合、以降の経営に悪影響が
及ぶ可能性もあります。
4.投融資について
当社はモバイル・インターネットを軸としたビジネス展開を行っていく方針であり、その実現のために設備投資、
子会社設立、合弁事業の展開、買収等について国内外を問わず行うことも考えられます。当該投融資が当社の業績に
与える影響を確実に予想することは困難であり、投融資額を回収できない可能性もあります。
(1)子会社ケイ・ラボラトリーへの出資について
現在同社が有する技術優位性は、有力な他社新技術の登場等想定外の事態が生じた場合、必ずしも計画通りに事
業展開が果たされるという保証はなく、同社の事業展開の状況によっては、当社財政状態及び経営成績等は悪影響
を受ける可能性もあります。
(2)子会社ディムーブへの出資について
有力な競合の登場やデジタル映像市場立ち上がりの遅れ等想定外の事態が生じた場合、必ずしも計画通りに事業
展開が果たされるという保証はなく、同社の事業展開の状況によっては、当社財政状態及び経営成績等は悪影響を
受ける可能性もあります。
(3)関連会社サイバード・コリアへの出資について
サイバード・コリアの事業は、為替リスク、日韓両国政府の政策変更に伴う法規制等の制約、ビジネス方針や理
解の違いからくる他の出資先との関係変化、
物理的な距離の制約からくる管理上の問題等のリスクに晒されており、
事業展開の状況によっては、当該事業の経営成績は予測しがたい影響を受ける可能性もあります。
当社の投資先は以下のとおりです。
(2002 年 3 月 31 日現在)
会 社 名
株 式 会 社ケ イ・ ラ ボ ラト リ ー
サ イ バ ー ド ・ コ リ ア
所在地
東京都港区
韓国
ソウル特別市
設立
事業内容
2000 年 8 月
情報処理関連
2000 年 8 月
資本金
30,850 万円
発行済
株式数
サイバードの出資
持株数
出資比率
(株)
(%)
6,170
4,567
74.02
情報処理関連
13 億ウォン 260,000
70,000
26.92
ギガフロップス株式会社
東京都渋谷区
2000 年 2 月
情報処理関連
6,170 万円
810
120
14.81
株式会社カレッジコミュニケーションズ
東京都渋谷区
2000 年 4 月
広告代理業
4,100 万円
540
20
3.70
株 式 会 社 フ ル キ ャ ス ト
東京都渋谷区
1990 年 9 月
短期業務請負業 325,890 万円
44,626
54
0.12
株 式 会 社 デ ィ ム ー ブ
東京都品川区
2002 年 2 月
400
210
52.50
情報処理関連
- 43 -
2,000 万円
5.子会社・関連会社との関係におけるリスク
株式会社ケイ・ラボラトリー、株式会社ディムーブ、あるいはサイバード・コリアは、当社の 100%出資会社で
はなく、当社との間で利益相反もしくは、利害の不一致が発生する可能性もあります。従いまして、同社の事業展
開の状況によっては、当社の経営成績等は悪影響を受ける可能性もあります。
6.市場拡大に伴う諸リスク
(1)携帯電話の普及度合に伴うリスク
当社事業の成長速度は、当社が提供するサービス等が利用されるプラットフォームすなわちインターネット対応
携帯電話等の普及速度と相関関係があります。その普及度合に重大な変化が生じた場合には、当社の事業戦略及び
経営成績は悪影響を受ける可能性もあります。
(2)勝手サイトの拡大に伴う業績悪化リスク
当社は、自社コンテンツを各移動体通信事業者の公式メニュー上に掲載される“公式コンテンツ”として提供し
ておりますが、このメニューに載らない非公式サイト(いわゆる「勝手サイト」
)の増加に伴い、公式コンテンツ全
体の利用者が減少する可能性もあります。その結果、当社の事業戦略及び経営成績等が悪影響を受ける可能性もあ
ります。
(3)コスト上昇及び収入低下が発生するリスク
市場の成長とともに、公式メニュー上の同種類のコンテンツによる競争激化が生じ、顧客獲得の為のマーケティ
ングコスト及びコンテンツの品質向上の為の開発コスト上昇と利用料収入の低下などが生じる可能性もあります。
その程度によっては当社の利益を圧迫し、事業戦略及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性もあります。
7.競合に関わる諸リスク
(1)モバイルコンテンツ事業での競合に伴うリスク
競合事業者との競争により当社のシェアが損なわれ、あるいは価格競争による単価の低減により、財政状態及び
経営成績等に悪影響を受ける可能性もあります。
(2)マーケティングソリューション/コマース事業での競合に伴うリスク
当該事業分野でも他事業者との競争が激化しつつあり、競合の状況によっては、当社の事業計画に重大な影響を
及ぼす可能性もあります。また、当社顧客自身が同事業へ参入し、当社と競合する可能性も否定出来ません。競合
の状況によっては、当社の財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性もあります。
(3)システム・インテグレーター等との競合に伴うリスク
システム・インテグレーション事業者やハード/ソフト提供会社等のIT事業者がモバイル・ビジネスの各分野
へ進出し、市場の競合環境が一層激しくなる可能性もあります。競合の状況によっては、当社の財政状態及び経営
成績が悪影響を受ける可能性もあります。
(4)他携帯通信機器との競合に伴うリスク
インターネット対応携帯電話等以外の携帯通信機器の進歩により、インターネット対応携帯電話等の市場が脅か
される危険があります。その場合、当該市場に特化している当社の事業戦略が大きな影響を受け、財政状態及び経
営成績は悪影響を受ける可能性もあります。
当社の競合として考えられる代表的な企業は以下の通りです。
競 合 分 野
企
業
名
コンテンツ(総合)
㈱インデックス、㈱エムティアイ、日本エンタープライズ㈱、
コンテンツ(着信メロディー)
ギガ・ネットワークス㈱、㈱エクシング、ヤマハ㈱、
㈱第一興商、㈱セガ
コンテンツ(画像)
バンダイ・ネットワークス㈱、ジグノシステムジャパン㈱
コンテンツ(ゲーム)
㈱ナムコ、コナミ㈱、㈱セガ、㈱ドワンゴ、㈱ジー・モード、㈱
ハドソン、㈱タイトー
モバイル・ソリューション
㈱メディアシーク、㈱インデックス、㈱エムティアイ、日本エン
タープライズ㈱
技術関連ビジネス
(ケイラボラトリー)
㈱アプリックス、㈱エイチアイ
- 44 -
8.技術対応の遅れに関わるリスク
進歩の早いモバイル・ビジネスの世界では、市場の求める適正技術の適時投入が不可欠であり、適正技術への対応
の遅れによっては、市場シェアと業界での先駆者としての地位が損なわれ、当社事業が悪影響を受ける可能性もあり
ます。
9.システムダウンに関わるリスクについて
当社の事業は、ネットワークを通じてユーザーに 24 時間体制でサービスを提供していますが、自然災害や不慮の
事故によりデータセンター等で障害が発生した場合には、当社サービスを提供することが困難となり、当社だけでな
くユーザーや移動体通信事業者に対してさまざまな損害をもたらすことになります。
また、当社の管理し得ない性質を有するシステム障害の可能性も存在します。通常考えうるセキュリティーを掻い
潜るハッカー等によるウイルスを用いた侵害行為や、内部者によるデータ取り扱いの不備などの可能性も否定できず、
侵害方法によっては当社事業に悪影響を及ぼす可能性もあります。
10.不良端末回収に関わるリスクについて
不良携帯端末の回収が、当社コンテンツ会員数の伸び悩み、解約等につながる可能性もあります。その結果、当社
コンテンツ事業の収入が低下することにより、当社事業や業績において悪影響を及ぼす可能性もあります。
11.法的規制に関わるリスク
IT基本法等、事業者を規制対象とする現行法令・条例の適用と新法令・新条例の制定の状況によっては事業活動
範囲が狭まることや監督官庁の監視、検査が厳しくなることが考えられます。また、事業者間における自主的なルー
ル等が、当社の事業計画を阻害する可能性もあります。その結果、現在提供しているサービスの低下を招くことによ
り、当社事業や業績において悪影響を及ぼす可能性もあります。
12.
「オープン化」に関わるリスク
現在、各移動体通信事業者は公式コンテンツの管理を自主的に行ってきましたが、総務省による各移動体通信事業
者に向けての各種規制の開放要請に関連して想定されるリスクの例としては、以下があげられます。
(1) ポータル・サイトの開放
ポータルの開放による非公式メニューの品質維持の実現性及び社会に与える影響は未知数であり、当社の提
供するコンテンツ配信というサービス全体の評価を左右することもあり得ます。また、この開放が当社を含む
公式サイト提供事業者の事業や業績、その他に重大な悪影響をおよぼす可能性もあります。
(2) インターネット接続事業(ISP)の開放
ISPが移動体通信事業者以外に開放された場合には、現在各移動体通信事業者が運営している公式メニュ
ー以外に、外部ISPが独自のポータルを開設する可能性もあります。その結果、当社を含む公式サイト提供
事業者の事業や業績、その他に重大な悪影響をおよぼす可能性もあります。
(3) 料金回収代行の開放
現在、公式メニューに登録された公式サイトのみが料金回収の代行サービスを受けていますが、これが非公
式サイトにまで適用された場合、社会道徳に反するサービスが横行する可能性もあります。その結果、産業自
体の信頼性や社会性が損なわれ、当社の事業や業績に重大な悪影響をおよぼす可能性もあります。
(4) UID(ユーザーID)の開放
現在、移動体通信事業者によって管理されているUIDが他事業者に開放されることによって、プライバシ
ーの保護の観点から、モバイル・インターネット産業に対する信頼が薄れ、産業自体の成長が滞る可能性もあ
ります。その結果、当社の事業や業績に重大な悪影響をおよぼす可能性もあります。
13.事業体制に関わるリスク
(1)特定人物への依存について
代表取締役社長 堀 主知ロバート、副社長の真田 哲弥を始めとする経営陣は、各事業分野において重要な役割を
果たしております。真田 哲弥については子会社ケイ・ラボラトリーの代表取締役社長を兼任しており、同社の経営
方針や戦略の決定、事業推進においても重要な役割を果たしております。これら役員が業務執行できない事態とな
った場合、当社の業績その他に重大な悪影響を与える可能性もあります。
- 45 -
(2)組織の成長について
当社では、
市場拡大とそれに伴う事業拡大に応じて人的・組織的または物的な体制の拡充を図ってまいりますが、
これらを必要な時に適時確保できる保証はありません。逆に人的・組織的増強ができた場合でも、人員確保に伴う
費用が増加して収益性の悪化を招き、経営成績が悪影響を受ける可能性もあります。
また、
事業の成長に見合ったスキルセットを持たない構成員の能力を適切に教育していくことが必要になる場合、
構成員の成長が事業の成長に追いつけない場合の教育等に関するコスト増と業務の非効率化等により、当社の経営
成績、組織の成長が悪影響を受けることも考えられます。
14.知的財産権の管理について
当社が使用する多種多様のプログラムは、インターネット上で無償配布されている基礎技術を改良もしくは組み合
わせによって応用することにより当社で独自開発しておりますが、場合によっては第三者の知的所有権を侵害する可
能性もあります。
また、特許権、実用新案権、商標権、著作権等の知的所有権が、当社の行うコンテンツ事業においてどのように適
用されるか想定するのは困難であり、今後当社の事業分野における第三者の特許等が成立した場合、また当社事業分
野において認識していない特許等が既に成立している場合、当該第三者より損害賠償及び使用差止め等の訴えを起こ
される可能性、並びに当該特許に関する対価(ロイヤリティ)の支払等が発生する可能性もあります。この場合、当
社ビジネスの停止、もしくは業績に悪影響を与える可能性もあります。
15.訴訟等の可能性について
当社はこれまで当社の事業に関連した訴訟を受けたことはなく、法的危機管理に対処する体制を社内に整えており
ますが、事業の性格上、訴訟を受ける可能性もあります。訴訟の内容及び金額によっては当社の経営に影響を及ぼす
可能性もあります。下記はその一例です。
コンテンツ事業において、当社もしくは移動体通信事業者側のサーバ・ダウン等によりユーザーまたは移動体
通信事業者に損失をもたらした場合
コンテンツ内容により特定人物に対して損失をもたらした場合
モバイル・コマース・サイトにおいて、取引上のトラブルが発生した場合
システム構築・コンサルティング等のソリューション事業において、弊社の責による納期遅延、システムの不
具合等により、顧客に損失をもたらした場合
ユーザー情報管理の不徹底により、流出したユーザー情報が悪用された場合
16.その他
(1)配当政策について
当社は欠損金が解消されていないため、利益配当は実施しておりません。株主への利益還元については重要な経
営課題と認識しており、経営成績及び財政状態を勘案し、利益配当の実施についても検討してゆく予定ですが、将
来の業績如何によっては利益配当が行われない可能性もあります。
(2)株式価値の希薄化について
当社は過去 3 回にわたり商法第 280 条の 19 に基づく新株引受権の付与に関する決議を行いましたが、
それらの権
利が行使された場合、理論上、株式価値の希薄化が起こり、当社株価に影響が出る可能性もあります。
なお、来る 6 月 27 日の定時株主総会において、第 4 回ストックオプションとなる新株予約権の発行に関する議案
の上程を行う予定です。
(3)株価の変動について
当社株式は発行量が少なく、流動性も必ずしも高いとは言えず、流通市場における株価変動リスクが相対的に高
くなることがあります。株価の大幅な変動が、当社の資本政策の円滑な実施に影響を与える可能性もあります。そ
うした場合、当社の財務政策及び事業拡大計画に悪影響を及ぼす可能性もあります。
(4)ディスクロージャーについて
当社は、適時の重要情報開示を厳格に運用しておりますが、社内情報伝達の遅れ等により、重要情報の適時開示
を懈怠する可能性もあります。その場合、当社株式の登録市場における売買停止、場合によっては内部者取引によ
る証券取引法違反が発生する可能性もあります。
以 上
- 46 -
サイバードIPコンテンツ一覧
コンテンツ名
1 ロボ☆ロボ
2 あぷり待受時計屋さん
3 ゼンリン携帯マップ
キャリア
NTTドコモ
NTTドコモ
NTTドコモ
DDIポケット
サービス開始日
iモード 2000/5/1
iアプリ 2001/1/26
iアプリ 2000/1/26
iモード 2000/6/5
iアプリ 2001/2/6
H"LINK 2000/12/8
(feel H"対応機種のみ)
情報料
300円/月(*iモード、iアプリ共通)
提供会社
株式会社サイバード
携帯電話を自分だけの多機能時計にすることができる魅力的
なサービスです。アナログとデジタル合わせて300種類以上
もの豊富なデザインを用意し、全ての時計に便利な「カレン
ダー」、「週間天気予報」、「テレビ番組ガイド」を搭載しました。
またオリジナルの時計を作成できる機能やそれをお友達に送
ることができるギフト機能、特別プレゼント企画などもある、も
りだくさんなiアプリコンテンツです。
200円/月
株式会社サイバード
(i) 300円/月(*iモード、iアプリ共通)
(H") 30円/1表示、10円/続き検索
携帯端末上で簡単に検索・表示できるモバイル時代の地図情
報サービス。表示地図は詳細市街図と全国を包括した道路地
図の2種類を用意、いずれもランドマーク的な情報をアイコンと
して表示するなど見易さにこだわりました。iエリアによる検索
株式会社ゼンリン/株式会社サイバード も可能です。iアプリ版では、携帯電話初のベクトルデータ配信
により拡大・縮小やスクロール・回転など、動きのある地図を
実現。feelH"では位置情報機能を活用し、簡単な現在地表
示・スポット検索が可能です。
4 懸賞パズラー
NTTドコモ
KDDI
iモード 2000/11/6
iアプリ 2001/1/26
ezplus 2001/12/13
(i) 300円/月(*iモード、iアプリ共通)
(ez) 315円(税込)/月
株式会社世界文化社/株式会社サイ
バード
5 鏡リュウジの心理占星術
NTTドコモ
iモード 1999/12/1
iアプリ 2001/6/4
(i)200円/月(*iモード、iアプリ共通)
株式会社サイバード
NTTドコモ
J-フォン
KDDI
DDIポケット
iモード 2000/5/29
iアプリ 2001/6/4
J-SKY 2000/12/1
ezweb 2000/10/31
H"LINK 2000/11/25
(feel H"対応機種のみ)
(i) A:300円 B:100円/月(*iモード、iアプリ共
通)
(J) A:300円 B:100円/月
株式会社サイバード
(ez) 10曲 315円(税込)/月
(H") カバー 30円/回
オリジナル 10円/回
6 CoolSound
紹介
電動式知的生命体「ロボ☆ロボ」と共に不思議な国々を旅す
るコミュニケーションゲーム。お茶目で可愛い彼らや他のユー
ザーと小粋な言葉のやり取りを楽しめます。「ロボ☆ロボ」との
交流はキミに思いがけない楽しい展開を見せてくれるはず。i
アプリ対応版では通信時間がぐっと短縮され、パケット料が従
来の1/2∼1/3になり安心して遊んで頂けます!さらにセリフ
連動アニメーション、フルカラー表示でさらに可愛くパワーアッ
プ!
世界文化社が自信を持って提供する人気パズルを定期的に
配信し、正解すると、毎月豪華な懸賞に応募出来ます。iアプ
リ対応パズルには、これまでのiモードでは実現の難しかった
「お絵かきロジック」と「ナンバープレース」が登場。いつでもど
こでもより本格的なパズルが楽しめるようになりました。月2回
更新されるパズルは初・中・上級と3レベルを用意。セーブ機
能を搭載し、プレーを途中で中断しても、続きから楽しめま
す。
鏡リュウジ氏が監修する本格的な占星術総合サイト。占いつ
きのグリーティングメール、鏡リュウジ先生が直接悩みに応え
てくれる「悩み相談室」など、他の占いサイトにはない魅力一
杯のサービスが満載です。iアプリでは、キキメ抜群の時計機
能付き「天使の護符」があなたの携帯の『お守り』に!更に鏡
リュウジ氏からの「お告げ」が1日4回、あなたの携帯に届きま
す。運勢UPが一目でわかる『ラッキーカレンダー』もあります。
「CoolSound」は、テクノ、Hip Hop、メロコア、MIXTURE、
R&B/Hip Hop、名曲を揃えたSOUL&FUNKなど、コア度の高
いセレクションとクォリティで音楽マニアを自負する人にこそ
使ってほしい、そんな着信音を提供。最新曲の先行ダウン
ロードはもちろん、音楽イベントやレーベル特集など、いつも
話題が満載。CoolSoundオリジナル着信音など、ここでしか聞
けないレアな着信音も数多く揃えています。
サイバードIPコンテンツ一覧
コンテンツ名
7 TFM着信メロディ
キャリア
NTTドコモ
J-フォン
KDDI
サービス開始日
iモード 2001/12/3
J-SKY 2001/9/3
ezweb 2001/10/23
情報料
(i) 12曲:300円 3曲:100円/月
(J) 12曲:300円 3曲:100円/月
(ez) 12曲:315円(税込)/月
3曲:105円(税込)/月
提供会社
株式会社エフエム東京
株式会社サイバード
8 プリネット
NTTドコモ
J-フォン
KDDI
DDIポケット
iモード 2000/4/18
J-SKY 2000/8/1
ezweb 2000/9/20
H"LINK 2000/11/25
(feel H"対応機種のみ)
300円/月
(ez)315円(税込)/月
株式会社サイバード
情報提供/株式会社アトラス
9 着キャラ!
NTTドコモ
J-フォン
iモード 2000/8/1
iアプリ 2001/9/17
J-SKY 1999/12/10
(i) 100円/月(*iモード、iアプリ共通)
(J) 3キャラで100円/月
7キャラで200円/月
株式会社サイバード
10 Cool Screen
11 待受けつくろっ♪
12 清水ちなみとiOL委員会出版局
13 i宝塚歌劇/J宝塚歌劇
NTTドコモ
NTTドコモ
NTTドコモ
NTTドコモ
J-フォン
iモード 2000/2/1
iアプリ 2001/8/6
iモード 2000/10/2
iモード 2000/10/2
iモード 2001/1/22
iアプリ 2001/7/2
J-SKY 2001/11/1
100円/月(*iモード、iアプリ共通)
200円/月
株式会社サイバード
株式会社サイバード
紹介
TOKYO FMのオリジナル・ヒット・ランキングに連動!J-POPも
洋楽も、最新チャートはもちろん、過去チャートの着信メロディ
も簡単にダウンロードできる!知りたい日付をクリックすると、
その日のチャートが現れるから、欲しい曲が一目瞭然!その
他、TOKYO FMのリコメンド・ソングや人気番組連動の着信メ
ロディも続々追加予定!楽曲リストを見るだけなら、情報料無
料です!
プリネットは、お気に入りの写真を自動的に画面ピッタリの待
ち受け画面に変換し、iモード、J-SKY、ezweb、feelH”対応の
携帯電話に送れるサービスです。写真は、パソコンからは
Yahoo!フォトを使って、カメラ付きケータイからはそのまま直
接、さらにプリクラからも、ボタンひとつで全ての携帯にぴった
りのサイズで送ることができます。
既存のキャラクターに物足りなさを感じている人や、クールな
画像、かわいい画像、楽しいアニメがほしい人に、選りすぐり
の有名キャラクター:ハイジ、ベティブープ、X−メン、スパイ
ダーマン、ラムチョップ、スポーン、ハーベイコミッククラッシク
ス、トムトム、ポパイ、タンタン、キャスパーに、*新進気鋭の作
家によるジャンル豊富なオリジナルデザイン・イラスト・アニメ
などを、盛りだくさん提供しています。(*オリジナルデザイン・
イラスト・アニメはJ-フォンのみ
Coolをキーワードに集めた画像を、「ピクトグラム」、「オリエン
タル」、「タイポグラフィー」等の様々なジャンルから選んで自分
のシーンに合ったイメージ画像を待ち受け画像に設定できま
す。iアプリでの画像ビュアーも追加され、見たいときにいつで
も閲覧、パケット代も節約できます。あなたのお気に入りの画
像にメッセージをつけてカードメールも送れます。
簡単に自分だけのオリジナル待受画像が作成できます。グ
リーティングメール用の画像素材を用意した「メールをおく
ろ」、写真画像をメインにした「写真でつくろ」、イラストをメイン
にした「イラストでつくろ」の3メニューから構成。お気に入りの
画像は「カードフォルダー」に10枚までストックでき、自分が
作った画像は、メッセージを付けてメールを送ることもできま
す。また、登録者全員にはオリジナル画像をプレゼント。
OLならではの、笑い、喜び、悲しみ、怒りを作品にして投稿し
共感しあう、OLのOLによるOLのための投稿型コミュニティー
サイトです。ここに投稿された作品は「i-OL委員会」が優秀作
品を選びサイト上で発表。さらに優秀な作品が集まったところ
で、それらを1冊の書籍として扶桑社から出版しようという初の
iモード&書籍連動のサイトとなります。
200円/月
株式会社扶桑社/株式会社サイバード
300円/月(*iモード、iアプリ共通)(J)
公演、チケット情報など宝塚歌劇団からの新着情報配信の
他、スター画像を待受画面にでき、グリーティングメールに添
付して交換も可能な「スター☆コレクション」、タカラヅカの名曲
阪急電鉄株式会社/株式会社サイバー を着信音にできる「タカラヅカメロディー」、参加型コンテンツの
ド
「タカラヅカ投稿組」「タカラヅカカジノ」等、タカラヅカならでは
の楽しいメニューを数多く用意しました。NTTドコモのiアプリに
も対応しています。
サイバードIPコンテンツ一覧
コンテンツ名
キャリア
サービス開始日
情報料
提供会社
14 ワインワイン
NTTドコモ
iモード 2000/6/1
300円/月
株式会社サイバード
情報提供:エノテカ株式会社
株式会社美術出版社
15 Popteen-Net
NTTドコモ
iモード 2000/7/3
190円/月(*iモード、iアプリ共通)
株式会社サイバード
情報提供:角川春樹事務所
16 スターダストi-WEB
17 波伝説
18 釣りキング
19 TVパニックゲームストア
NTTドコモ
NTTドコモ
NTTドコモ
KDDI
NTTドコモ
KDDI
iモード 2000/2/1
iモード 1999/2/1
iアプリ 2001/6/4
iモーション 2001/11/19
iモード 2000/5/1
ezweb 2000/9/13
iモード 2000/2/1
ezweb 2000/10/3
300円/月(*iモード、iアプリ共通)
(i)300円/月(*iモード、iアプリ、iモーション共
通)
(i)300円/月
(ez)315円(税込)/月
無料
株式会社サイバード
情報提供:株式会社スターダストネット
株式会社サイバード
情報提供:株式会社サーフレジェンド
株式会社サイバード
協力:株式会社つり人社
株式会社明響社/株式会社サイバード
紹介
レストランで気に入ったワインをその場でチェック・購入できた
り、ワインの銘柄について詳しく調べたり、友達にプレゼントし
たりできます。ワイン情報誌「ワイナート」提供のテイスティン
グ・コメント、今週のお薦めワイン、ワインが当たるwine toto、
ワイン占いなど、ワインを購入するだけではなく、ワインのす
べてを楽しむことのできる、ワインのことならおまかせの総合
情報サイトです。
10代,20代前半のおしゃれに敏感な女の子のための情報コ
ミュニティサイト。雑誌「Popteen」が提供する最新情報「POP
情報」に加え、大好評連載中のアンフィン先生の星占い「POP
占い」、Popモデルのプライベート情報やファンメールが送れる
「My POP」などのサービスを提供しています。iアプリによる
ビューワーも追加され、待受画像の検索も簡単に、パケット代
も節約できるようになりました。
常盤貴子、中谷美紀、松雪泰子、梅宮アンナ、純名里沙、高
岡早紀、竹内結子、保坂尚輝、安藤政信等が所属するスター
ダストプロモーションのオフィシャル・サイト。 山口もえ、内藤
陽子、REDのパーソナル・ページでは、ここだけでしか見れな
いレア画像など、楽しいコンテンツが満載です。iアプリによる
ビューワーも追加され、待受画像の検索も簡単に、パケット代
も節約できるようになりました。
日本全国200ポイント、世界40ポイントの最新の波/気象情報
を提供。How to Surfing、ショップ紹介、大会情報などサー
ファー・ボディボーダー必見の便利メニューが満載。アメダス
情報は、様々なアウトドアシーンで大活躍。COOLな待受画
像やサーフブランド情報も好評です。iアプリでは人気の「
Reef」「BILLABONG」といったブランドロゴの待受け時計に、お
気に入りのポイントの最新コンディションを自動更新します。
imotionメニューでは毎日の海映像はじめ、サーフブランドムー
ビー、サーフィン映画予告編などをお楽しみいただけます。
毎日更新する全国各地の最新の釣果速報。天気予報も最大
毎時更新。波の状態もOK!全国の船宿やショップ・つり人社
の協力のもと、新鮮で高品質な情報をお届けします。海、川を
問わず、すべての釣りシーンをサポートする情報網と、人気雑
誌・月刊『つり人』、『Basser』、『Fly Fisher』の編集部が提供す
る情報・裏話は、一見の価値があります。
ゲーム・CD・DVDソフトの購入・予約が可能!商品はラクラク
宅配受取り!人気のソフトも予約することで確実に入手可能
です。また、*予約受付の先行告知などお得情報満載のメー
ルマガジンや店頭で無料配布している*カタログで簡単ショッ
ピング、レアな予約特典などを準備。*お近くのTVパニック店
舗を登録して店舗からのお得情報もGetできます。ゲーム
ショップチェーン№1のTVパニックが提供します。(*のサービ
スについては、現在iモード版のみで提供中です。)
サイバードIPコンテンツ一覧
コンテンツ名
20 ねこの時間
21
あなたの値段?
(ez あなたの値段?DX)
22 iモード便利ダイヤル
キャリア
NTTドコモ
NTTドコモ
KDDI
NTTドコモ
サービス開始日
iモード 1999/12/10
iモード 2000/8/1
ezweb 2001/7/5
iモード 1999/2/22
情報料
200円/月
(i)100円/月
(ez)1.210円(税込)/月
2.回数課金 52円(税込)/1回
無料
提供会社
株式会社サイバード
株式会社サイバード
株式会社サイバード
郵便料金表、印紙税額表、世界時計、イベントスケジュールな
どの日常生活に役立つ情報を提供しています。また、度量衡
自動変換、年齢早見変換などの便利な機能もついています。
NTTドコモ
iモード 1999/2/22
無料
株式会社サイバード
24 塩月弥栄子の冠婚葬祭辞典
NTTドコモ
iモード 1999/2/22
無料
株式会社サイバード
NTTドコモ
iアプリ 2002/03/04
300円/月
株式会社サイバード
26 なんでも診断
J-フォン
J-SKY 1999/12/10
300円/月
株式会社サイバード
27 MYドクター
J-フォン
J-SKY 1999/12/10
無料
株式会社サイバード
28 最強の海外情報
J-フォン
J-SKY 1999/12/10
300円/月
自分の価値を値段にしたら、あいつよりは高価なはず・・・!?「あ
なたの値段?」は毎週出題される質問に答えてあなたの時価
と順位を診断できるゲームです。ふたりの相性を鑑定する究
極のカップリング適正ゲーム『カップルの値段』や、彼氏・彼女
をズバリ診断する『恋人の値段』(*1)など、合コンや飲み会で
使える診断ゲームがたくさん。順位が近い人とメッセージ交換
もできるコミュニケーション機能もあります。(*2) *1,2は
ezwebのみでのサービスです。
休日、夜間の診療案内や忘れ物をした時、クレジットカードを
紛失したときなどの緊急の問い合わせ先、道路情報やフライト
案内などの生活やビジネスに役立つ連絡先一覧です。
23 iモード便利メモ
25 @バカゲー
紹介
「ネコQ&A」など猫を飼う上での便利な情報から、猫を題材に
したゲームや占い、ショートストーリーなどが満載。可愛い猫
の写真が見れたり応募作品で集まった猫に関する川柳を発表
するコーナーは毎日更新。猫好きな人が集まる憩いの場所あ
り、自分の猫を自慢する投稿コーナーあり、猫が好きな人はも
ちろん、猫を飼っていない人でも楽しめる猫に関する総合チャ
ンネルです。
株式会社サイバード
塩月弥栄子先生監修。いざという時に役立つ冠婚葬祭の知識
や手紙を書くときに便利な時候の挨拶、熨斗紙の表書きや水
引の形式などについて簡単に解説しています。
おバカで楽しいアプリゲームが盛り沢山です。運命のイタズラ
により手にするアプリは千差万別。アプリのコレクションや新
バージョンゲームの入手などイベント満載。熱いランキング争
いも見逃せません。友達にアプリをプレゼントすることもでき、
みんなでワイワイ楽しめるコンテンツです。
200題以上ものオモシロ診断が楽しめる「なんでも診断」。週
3回新診断が追加。その他「毎日診断」や、「なんでも総研」な
ど内容充実の診断コンテンツ。「診断グリーティング」では、あ
なたのメッセージを付けて診断問題を友達にプレゼントするこ
とができます。
様々な疾病、症状に対応する情報(症状を解説する「クリニッ
ク」、健康コラム「豆知識」家庭でできる応急処置「救急箱」の3
つ)と、全国の病院検索機能を備えたサービスです。
各国の通貨や危険指数など国別基本データに加え、毎日更
新する世界の流行情報など盛りだくさんに提供しています。ク
イズパラダイスでは毎月変わる世界各国の難問・奇問に全問
正解すると海外特派員として現地取材できるチャンスがあたり
ます。
サイバードIPコンテンツ一覧
コンテンツ名
キャリア
サービス開始日
情報料
提供会社
スーパータロット占い
29 (ezplusメニュー:
ウルトラタロット占い)
J-フォン
KDDI
J-SKY 1999/12/10
(J)200円/月
ezweb: ezplus 2001/7/10 (ez)210円(税込)/月(*ezweb、ezplus共通)
株式会社サイバード
30 マドモアゼル愛・愛の星占い
J-フォン
J-SKY 2000/9/1
株式会社サイバード
31 携声つくろっ♪
NTTドコモ
J-フォン
iモード 2002/5/4
J-SKY 2001/12/3
200円/月
(i) 200円/月
(J) 200円/月
株式会社サイバード
32 秘密の電話帳
J-フォン
J-SKY 1999/12/10
無料
株式会社サイバード
33 おでかけ電話帳
J-フォン
J-SKY 1999/12/10
無料
株式会社サイバード
34 デジタル所さん 3Dタウン
35 @着キャラクラブ
J-フォン
KDDI
DDIポケット
TM
Java アプリ 2002/01/15 200円/月(*Javaアプリ)
ezweb 2000/6/1
H"LINK 1999/11/10
(ez) 各キャラクター 1キャラ:100円(税込)/月
オリジナル画像:100円(税込)/月
(H") カラー:
各キャラクター 1キャラ:100円/月
オリジナル画像:100円/月
モノクロ:
各キャラクター:30円/1回
オリジナル画像:10円/1回
株式会社サイバード
株式会社サイバード
紹介
鏡リュウジ先生プロデュースによる今までにない斬新なイメー
ジで、運勢、未来を占います。恋愛、勉強、仕事など、あなた
が決断に迷ったら、このタロットカードがあなたの運命を誘い
ます。タロット占いの決定版であなたの幸せをサポートしま
す。J-SKYではフランスの有名画家「パブロパレース」、ezweb
では「クボマキ」・「POMO TAROT(ブライアン・ウィリアムズ)」
のカードを使用!!
日本を代表する西洋占星術学者として様々な メディアで活躍
しているマドモアゼル・愛氏が監修。自分や相手の生年月日
を登録することにより日々変化する惑星の動きをもとにした詳
細な占い結果をタイムリーに見ることが出来ます。未来に起こ
る出来事を占う「今日の彼」、もし彼を恋人にした場合の「恋の
適性度」など毎日、あるいはロングスパンの出来事を占える多
彩なメニューが揃っています。
もう聴くだけじゃもの足りない!文字を入力するだけで簡単に
着信用ボイス「携声」が作れる!それを友達にメールしたら今
までとは一味違うメッセージが楽しめるよ。作った携声を掲示
板に投稿したらランキングにのっちゃうかもネ!?楽しみ方はあ
なた次第で無限大。声の種類や雰囲気も変えられます。
携帯電話のメモリとは別に、サーバー上に住所録を作成でき
ます。様々な情報が記録できるのに加え、第3者にデータを見
られてしまう事もなく、さらに紛失や破損によりデータを失う危
険もなくなります。訳ありの電話番号やプロフィールを絶対に
誰にも見られたくない人へ…。あなたの秘密を確実に守ってく
れます。
お出かけの時にふと必要になる情報を満載した全国対応の
とっても便利な電話帳です。番号を選択するだけで、そのまま
電話をかけることができます。
TVでお馴染みのデジタル所さんがJava TM待受けアプリになっ
て登場!電話やメールの着信時に所さんのアクションやオコト
バが楽しめます。アプリは[所さんの待受けなのだ]と[所さん
の着信ゴルフ]の2つ用意。[待受けなのだ]では通常の待受け
アプリ同様、3Dの所さんをグリグリ動かしたり、日替わりでオ
コトバを見ることができます。また、[着信ゴルフ]では電話が着
信すると所さんがスイングを開始!通話ボタンを押したタイミ
ングで電話終了後にショットを打ちます。これを繰り返して全9
ホールクリアを目指してください。
既存のキャラクターに物足りなさを感じている人や、クールな
画像、かわいい画像、楽しいアニメがほしい人に、選りすぐり
の有名キャラ:ハイジ、ベティブープ、X-メン、ラムチョップ、
ハーベイコミッククラシックス、ポパイ、トムトム、タンタン、キャ
スパーに、新進気鋭の作家によるジャンル豊富なオリジナル
デザイン・イラストなどを、盛りだくさん提供しています。
サイバードIPコンテンツ一覧
コンテンツ名
36 @着キャラ便利時計
37 ミニゲー☆天国!
38 アイドルと恋しよっ♪
39 シネマイマジカ
40 @AJAチャッ友
41 @AJA
キャリア
KDDI
KDDI
KDDI
KDDI
KDDI
J-フォン
KDDI
DDIポケット
サービス開始日
ezplus 2001/7/12
ezplus 2001/8/16
ezweb 2001/10/11
ezmovie 2001/12/3
ezweb 2001/12/4
ezmovie 2001/12/4
ezplus 2001/7/6
J-SKY 2000/9/1
ezweb 2000/2/1
H"LINK 1999/4/2
情報料
210円(税込)/月
315円(税込)/月
315円(税込)/月(*ezweb、ezmovie共通)
無料
210円(税込)/月
(J) 300円/月
(ez) 300円(税込)/月
(H") 10円/回
提供会社
株式会社サイバード
株式会社サイバード
株式会社サイバード
紹介
あの@着キャラが待受時計になりました。かわいいハイジ、ラ
ムチョップ、キャスパーなどの有名キャラクターと着キャラオリ
ジナルの「かっこいい」、「かわいい」画像をたくさん用意してい
ます。時計を起動した状態からボタンひとつで書き込めるメモ
帳機能には、メモの内容に応じてかわいいアイコンを付けるこ
ともでき、キャラクター付きのカレンダーもワンタッチで見ること
ができます。携帯電話をもっと楽しく、もっと便利にするezplus
コンテンツです。
ezplus対応のミニゲーム配信サイトの決定版!会員登録する
だけで、バラエティ豊かな楽しいezplus対応ミニゲームを自由
にダウンロードして、いつでもどこでも、好きなだけ楽しむこと
ができちゃうんだ。ちなみにゲームのラインナップは今後続々
と追加されていく予定だからお楽しみに!それから、会員の方
にはリクエストも受け付けちゃうから、ナイスなアイデアを持っ
ている君は今すぐサイトにアクセスしてみよう!君の斬新なア
イデアが明日の面白いゲームを生み出すかもしれません!
「アイ恋」はモバイルコンテンツ初の本格的体験型ドラマ(通称
「モバドラ」)として開発されており、専用に撮り下ろした数多く
の実写映像がストーリー中にふんだんに散りばめられていま
す。プレイヤーはコンテンツを通して、「いつでもどこでも好き
なときに好きなことを」といった、従来のドラマでは表現し得な
かった新たな「体験」を、文字通り手にすることが出来ます。さ
らに、ezmovieによる動画表現にも対応し、対応端末からアク
セスすれば、よりリアルな体験を楽しめます。
株式会社サイバード
情報提供: IMAGICA
ezmovieで新作映画の映画予告編映像が見られる,これまでの
映画情報サイトとは全く異なる新世代映画情報サイト。シネマ
イマジカなら、いつでもどこでも予告編を見られるから、街中で
どの映画を見ようか迷った時にも便利です。全く新しいシネマ
ライフを皆様にお届けする「シネマイマジカ」。新作映画情報
満載だからezmovieに対応してない端末でも充実した映画情
報が手に入ります。
株式会社サイバード
趣味や年齢などから検索してコミュニケーション仲間を探し、
インスタントメッセージのやりとりやチャットをカンタンに楽しむ
ことが出来ます。ユーザーはスキンデザインとして、かわいい
キャラクターバージョンと、クールなデザインがかっこいいクー
ルバージョンの2種類から1つを選択することができます。未使
用時には、各デザインの待受け時計も自動表示されるので大
変便利です。
株式会社サイバード
同じ趣味を持つ友達がほしい人や、仲間が集まった時に楽し
く盛り上がりたい人のためのコミュニケーションとエンターテイ
メントを複合した双方向型の総合情報サービスです。H"LINK
では、メル友探しのほか、日替わりで更新する「今日のジンク
ス」、「@AJA星占い」など、読むだけで笑えるネタやギャグ、
投稿など、バラエティに飛んだエンターテイメントも配信中で
す。
サイバードIPコンテンツ一覧
コンテンツ名
42 @AJAマイページ
キャリア
J-フォン
KDDI
DDIポケット
サービス開始日
J-SKY 2000/9/1
ezweb 2000/11/15
H"LINK 2000/12/1
(feel H"対応機種のみ)
情報料
(J) 200円/月
(ez) 210円(税込) /月
(H") 新規登録時150円
以降はメール送信、
ページ更新毎に10円
提供会社
株式会社サイバード
43 @AJA投稿パラダイス
KDDI
ezweb 2000/12/14
(ez) 157円(税込)/月
株式会社サイバード
44 サーフGO!GO!
DDIポケット
H"LINK 1999/6/1
10円/分
株式会社サイバード
注) 本リストに含まれない小コンテン
ツが他に7個あります。
紹介
自分専用のケータイホームページを簡単に作れるサービスで
す。プロフィール、日記帳、自分が夢中になっている事につい
てディープに語るフリーページ、掲示板、ホームページへの訪
問者数が分かるカウンターなど盛りだくさんなメニューと100種
類以上の楽しいイラストを使うことができます。完成した「マイ
ページ」で趣味の合う仲間と楽しくコミュニケーションしてくださ
い。
週代わりで「トホホな体験談」「ギャルトーク」などの掲示板を
設定し、ユーザーがおもしろい投稿を評価、その結果がリアル
タイムで掲示板に反映されます。サイト内では、その結果を
「得点」として表示して、得点の高い人気投稿から順に紹介し
ていきます。さらに毎週ポイントの高い優秀な投稿をピックアッ
プし、「週刊@パラダイス」で紹介、投稿者には楽しい賞品をプ
レゼントします。
「サーフGO!GO!」はサーファーや、これからやってみようと
考えている初心者まで幅広く利用できるサービスです。
主なマーケティングソリューション一覧
(第4四半期 2002年3月期)
クライアント名
契約形態
概要
「ファミマJ」のサイト構築・運用、「ファミマi」の運用
株式会社ファミマ・ドット・コム
企画
受託開発
運用
携帯電話からのキャンペーン応募システム・チケット予約対応システムの開発・運用
株式会社明響社
受託開発
「TVパニック」の電子商取引システムの運用
運用
利益分担契約
レベニュー・シェア
株式会社ゼンリン
企画
開発
「ゼンリン携帯マップ」の運用
運用
レベニュー・シェア
株式会社電通
販売権付与
「すぐメル」サービスの独占利用権付与、並びに「すぐメル」サービスの販売代理
株式会社イーネット
企画
開発
地図情報サービスのシステム利用、並びに「E-Netモバイルサイト」の企画・開発
株式会社テプコシステムズ
企画
開発
東京電力向け携帯サービスシステム(iモード版)の企画・開発
モバイルサイト企画会社
コンサルティング
モバイルサイトのコンサルティング
新組織図(サイバード本体)
内部監査室
モバイルコンテンツ事業部
経営企画室
次世代戦略室
国際ビジネス部
コマース部
4名
マーケティングソリューション事業部
広 報室
6名
財務部
管理部
5名
社長
取締役会
監査役会
100名
3名
23名
6名 11名 2名
2002年4月1日 現在
1名