平成15年度がん検診疫学調査・追跡調査の概況

≪平成15年度胃がん疫学調査成績≫
図3 胃がん累積生存率
(S62∼H13年発見)
表1 保健所別胃がん発見率と早期がん率
性
別
深 達 度
保健所名
男
女
進行 早期
村
上
8
2
3
7
新 発 田
24
8
11
21
新
津
21
9
11
19
巻
19
10
6
23
三
条
27
12
14
25
長
岡
17
4
11
10
小
出
20
10
13
17
六 日 町
13
3
4
12
十 日 町
13
9
7
15
柏
崎
16
8
9
15
上
越
21
14
8
27
糸 魚 川
6
3
3
6
佐 渡
9
5
5
9
新
潟
11
3
4
10
合 計
225
100
109
216
※斜字は県平均よりも高い地域
発見
がん
早期
胃がん 受診者数 発見率 がん率
計
10
9,755 0.100 70.0
32 15,064 0.210 65.6
30 14,755 0.200 63.3
29 10,780 0.270 79.3
39 13,045 0.300 64.1
21 12,849 0.160 47.6
30 11,022 0.270 56.7
16
7,314 0.220 75.0
22
6,970 0.320 68.2
24
7,811 0.310 62.5
35 16,022 0.220 77.1
9
4,191 0.210 66.7
14
6,395 0.220 64.3
14
6,380 0.220 71.4
325 142,353 0.230 66.5
図1 がん発見率と早期がん率の年次推移
0.3
%
%
100
80 早
期
60
が
40 ん
率
20
が
ん 0.2
発
見
率 0.1
0
0.0
平成11
12
新潟県
早期がん率
13
14
新潟県
15年
全国
100
%
図4
(他病死、死因不明を除く)
96.6
病期別累積生存率
(他病死、死因不明を除く)
%
100
Ⅰ期
早期がん
80
全 体
60
83.8
97.2
79.6
80
Ⅱ期
58.8
進行がん
60
48.3
Ⅲ期
40
40
20
20
13.0
Ⅳ期
(n=3,546) (n=1,724)
早期がん:進行がん
0
0
0
1
2
3
4
5年
0
1
2
3
4
5年
図2 初・再診別がん発見率
%
0.400
表2 発見胃がんの予後(S62∼H13年発見分)
0.436
0.300
生 存
0.193
0.200
数
4,352
837
(%) (75.6) (14.5)
0.100
0.000
初診
再診
胃がんを多く見つけるためには初診者の掘起しが重要。
がん発見率
※「全国」は日本消化器集検学会全国集計値
- 1 -
平成16年12月31日現在
計
原病死 他病死 死因不明 転 出 不 明
446
(7.7)
30
(0.5)
61
(1.1)
30 5,756
(0.5) (100.0)
≪平成15年度肺がん疫学調査成績≫
図3
表1 保健所別肺がん発見数と受診者数
肺がん累積生存率
(S63∼H13年発見)
%
発 見 肺 が ん
受 診 者 数
保健所名
男
女
計
男
女
計
村
上
18
5
23
7,997 13,364 21,361
新 発 田
20
11
31 13,850 26,695 40,545
新
津
13
11
24
9,641 19,297 28,938
巻
15
4
19
9,944 17,444 27,388
三
条
13
6
19
9,450 17,744 27,194
長
岡
15
5
20 10,018 20,497 30,515
小
出
14
5
19
7,555 12,648 20,203
六 日 町
14
4
18
5,782
9,641 15,423
十 日 町
2
6
8
4,834
8,510 13,344
柏
崎
15
5
20
8,295 15,109 23,404
上
越
23
10
33 10,953 20,572 31,525
糸 魚 川
5
6
11
2,622
5,237
7,859
佐 渡
15
5
20
6,245 10,078 16,323
新
潟
14
8
22
5,412 10,119 15,531
合 計
196
91
287 112,598 206,955 319,553
※が
発見率は受診者 万人対
※がん発見率は受診者10万人対
※
がん Ⅰ期
発見率 割合
107.7 56.5
76.5 61.3
82.9 75.0
69.4 73.7
69.9 42.1
65.5 60.0
94.0 52.6
116.7 66.7
60.0 75.0
85.5 75.0
104.7 60.6
140.0 63.6
122.5 45.0
141.7 63.6
89.8 61.7
図4
(他病死、死因不明を除く)
100
早期
90.8
発見方法別累積生存率
(他病死・死因不明を除
%
100
80
80
手術
69.7
喀痰
65.6
60
60
X線
49.0
全体
49.7
40
40
非手術
20
20
17.1
(n=1,774) (n=1,086)
(n=2,523) (n=243)
X線発見:喀痰発見
手術例:非手術例
0
0
0
1
2
3
4
5年
0
1
2
3
4
5年
喀痰細胞診は早期発見が多く、生存率も高い。
図1
がん発見率と早期がん率の推移
%
100
が
ん
発
見
率
80
図2 一般群、高危険群別がん発見率
25
20
早
15 期
が
10 ん
率
60
40
20
0
平成11
12
早期がん率
13
新潟県
14
300
表2
290.1
250
200
生 存
150
100
5
50
0
0
15年
(受診者10万人対)
数
(%)
59.2
一般群
高危険群
全国 (日がん集計)
がん発見率 (受診者10万
- 2 -
発見肺がんの予後(S63∼H13年発見分)
平成16年12月31日現在
計
原病死 他病死 死因不明 転 出 不 明
1,329 1,440
(41.5) (45.0)
263
(8.2)
78
(2.4)
46
(1.4)
45
3,201
(1.4) (100.0)
≪平成15年度子宮がん疫学調査成績≫
図1
表1 保健所別子宮がん発見数と受診者数
がん発見率と早期がん率の推移
100
頸 が ん
※
体がん がん 受診者数 がん
浸潤 上皮内
発見数
発見率
村
上
0
3
0
3
4,879 61.5
新 発 田
2
4
0
6 10,993 54.6
新
津
2
8
0
10
7,828 127.7
巻
0
1
0
1
6,739 14.8
三
条
4
8
0
12
6,084 197.2
長
岡
1
5
0
6
7,309 82.1
小
出
0
6
0
6
5,867 102.3
六 日 町
0
1
0
1
3,970 25.2
十 日 町
0
2
0
2
3,637 55.0
柏
崎
2
3
0
5
4,766 104.9
上
越
2
9
0
11 10,711 102.7
糸 魚 川
0
0
0
0
2,297
0.0
佐
佐 渡
1
1
1
3
3,103 96.7
新
潟
1
0
0
1 12,708
7.9
合 計
15
51
1
67 90,891 73.7
※がん発見率は受診者10万人対
%
100
が 80
ん
発 60
見
率 40
保健所名
80 早
期
60 が
ん
40 率
20
20
0
0
平成11
12
13
早期がん率
(Ⅰa期ま
250
14
15年
全国 (日がん集計)
新潟県
がん発見率 (受診者10万対)
図2 年代別子宮がん発見率
(受診者10万人対)
200
が 150
ん
発 100
見
率 50
0
30代
40代
50代
60代
70代 80代∼
若年者の発見率が高いので、特に若年者への受診勧奨が重要。
- 3 -
≪平成15年度乳がん疫学調査成績≫
図1
表1 保健所別乳がん発見数と受診者数
がん発見数
受診者数
※がん発見率
マンモ
マンモ
マンモ
視触診
視触診
視触診
併用
併用
併用
村
上
6
−
4,488
− 133.7
−
新 発 田
5
3
4,352
771 114.9 389.1
新
津
3
6
2,395
1,001 125.3 599.4
巻
8
1
5,183
528 154.4 189.4
三
条
7
6
2,949
677 237.4 886.3
長
岡
5
2
6,733
544 74.3 367.6
小
出
5
0
6,047
286 82.7
0.0
六 日 町
6
0
3,168
166 189.4
0.0
十 日 町
2
1
2,245
372 89.1 268.8
柏
崎
1
6
2,459
1,733 40.7 346.2
上
越
6
2
8,779
2,311 68.3 86.5
糸 魚 川
1
0
1,729
749 57.8
0.0
佐 渡
0
0
1,193
803
0.0
0.0
新
潟
0
6
102
949
0 0 632.2
0.0
632 2
合 計
55
33 51,822 10,890 106.1 303.0
※がん発見率は受診者10万人対
マンモ併用乳がん検診は視触診のみと比べ約3倍の発見率である。
保健所名
がん発見率と早期がん率の推移
%
150
100
80
早
60 期
が
40 ん
率
20
が100
ん
発 50
0
0
平成11
12
早期がん率
13
14
15年
全国(日がん集計)
がん発見率 (受診者10万対)
新潟県
※平成12年までは視触診のみ、平成13年以降はマンモ併用検診も含んだ数値
図2
300
250
が
ん200
%
初・再診別がん発見率
(受診者10万人対)
287.1
発150
見
100
率
50
80.7
0
初診
- 4 -
再診
≪平成15年度大腸がん疫学調査成績≫
図3
表1 保健所別大腸がん発見率と早期がん率
性
別
深 達 度
がん
がん
早期
発見数 受診者数 発見率 がん率
事務所名
男
女
進行 早期
村
上
14
13
11
16
新 発 田
26
14
16
24
新
津
37
23
21
39
巻
12
6
8
8
三
条
16
19
15
20
長
岡
13
12
6
19
小
出
11
10
6
15
六 日 町
10
9
8
11
十 日 町
12
12
8
16
柏
崎
12
6
6
12
上
越
25
9
13
21
糸 魚 川
6
2
5
3
佐 渡
5
3
3
5
新
潟
0
1
0
1
合 計
199
139
126
210
※斜字は県平均よりも高い地域
27
8,446
40 14,352
60 15,963
18 11,897
35 13,678
25 13,353
21
9,416
19
8,473
24
6,997
18 10,792
34 18,151
8
4,847
8
4,963
1
839
338 142,167
0.320
0.280
0.380
0.150
0.260
0.190
0.220
0.220
0.340
0.170
0.190
0.170
0.160
00.120
120
0.240
0.3
%
が
ん 0.2
発
見
率 0.1
0.0
平成11
12
新潟県
早期がん率
13
14
新潟県
15年
(他病死、死因不明を除く)
図4
早期がん
98.9
全 体 94.1
80
進行がん 84.
%
100
0期 99.6
Ⅰ期 98.4
Ⅱ 93.5
80
60
60
40
40
20
病期別累積生存率
(他病死、死因不明を除く)
Ⅲ期 79.8
20
(n=1,315) (n=637)
Ⅳ期
早期がん:進行がん
0
1
2
3
4
5年
0
1
2
3
4
図2 初・再診別がん発見率
100
0.5
80 早
60 期
が
40 ん
率
20
0.4
0
0.0
%
表2 発見大腸がんの予後(H5∼13年発見分)
0.455
生 存
0.3
0.198
0.2
0.1
初診
19.4
0
0
全体の5年生存率が94.1%(進行がんでも84.0%)で非常に予後が良い。
図1 がん発見率と早期がん率の推移
%
59.3
60.0
65.0
44.4
57.1
76.0
71.4
57.9
66.7
66.7
61.8
37.5
62.5
100
100.00
62.1
%
100
大腸がん累積生存率
(H5∼H13年発見)
再診
全国
がん発見率
※「全国」は日本消化器集検学会全国集計値
- 5 -
数
(%)
1,824
(88.0)
原病死
107
(5.2)
他病死 死因不明
96
(4.6)
25
(1.2)
平成16年12月31日現在
転 出
不 明
計
21
(1.0)
0
2,073
(0.0) (100.0)
5年