はじめに 日頃、皆さまには格別のご愛顧をいただき厚く御礼申し上げます。 JA福井市は、情報開示を通じて経営の透明性を高めるとともに、当JAに対 するご理解を一層深めていただくために、当JAの主な事業の内容や組織概要、 経営の内容などについて、利用者のためにわかりやすくまとめた「ディスクロー ジャー誌 2012 」を作成いたしました。 皆さまが当JAの事業をさらにご利用いただくための一助として、是非ご一読 いただきますようお願い申し上げます。 今後とも一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。 平成 24 年4月 福井市農業協同組合 (注)本冊子は、農業協同組合法第 54 条の 3 に基づいて作成したディスクロージャー誌です。 JAのプロフィール ◇ 設 立 平成 8 年 4 月 ◇組合員数 ◇ 本店所在地 福井市渕 4 丁目 ◇ 役 員 数 39 人 ◇ 出 資 金 37 億円 ◇ 職 員 数 729 人 ◇ 総 資 産 1 ,798 億円 ◇ 支店・農業施設センター数 ◇ 単体自己資本比率 16 .48% 16 ,426 人 31 目 次 あいさつ 1.第 6 次中期 3 カ年計画………………………………………………………………………………… 02 2.経営管理体制…………………………………………………………………………………………… 14 3.事業の概況(平成 23 年度) … ……………………………………………………………………… 14 4.社会貢献活動…………………………………………………………………………………………… 15 5.リスク管理の状況……………………………………………………………………………………… 16 6.自己資本の状況………………………………………………………………………………………… 17 7.主な事業内容…………………………………………………………………………………………… 18 8.系統セーフティネット………………………………………………………………………………… 23 【経営資料】 Ⅰ 決算の状況 1.貸借対照表……………………………………………………………………………………… 24 2.損益計算書……………………………………………………………………………………… 26 3.キャッシュ・フロー計算書…………………………………………………………………… 29 4.注記表…………………………………………………………………………………………… 31 5.剰余金処分計算書……………………………………………………………………………… 41 6.部門別損益計算書……………………………………………………………………………… 42 7.財務諸表の正確性等にかかる確認…………………………………………………………… 44 Ⅱ 損益の状況 1.最近の 5 事業年度の主要な経営指標………………………………………………………… 45 2.利益総括表……………………………………………………………………………………… 45 3.資金運用収支の内訳…………………………………………………………………………… 46 4.受取・支払利息の増減額……………………………………………………………………… 46 Ⅲ 事業の概況 1.信用事業………………………………………………………………………………………… 47 (1) 貯金に関する指標 (2) 貸出金等に関する指標 (3) 内国為替取扱実績 (4) 有価証券に関する指標 (5) 有価証券等の時価情報等 2.共済取扱実績…………………………………………………………………………………… 53 (1) 長期共済新契約高・長期共済保有高 (2) 医療系共済の入院共済金額保有高 (3) 年金共済の年金保有高 (4) 短期共済新契約高 3.農業関連事業取扱実績………………………………………………………………………… 54 (1) 買取購買品(生産資材)取扱実績 (2) 受託販売品取扱実績 (3) 農業倉庫事業取扱実績 (4) 加工事業取扱実績 (5) 利用事業取扱実績 4.生活その他事業取扱実績……………………………………………………………………… 55 (1) 買取購買品(生活物資)取扱実績 (2) 福祉事業取扱実績 5.指導事業………………………………………………………………………………………… 56 Ⅳ 経営諸指標 1.利益率…………………………………………………………………………………………… 57 2.貯貸率・貯証率………………………………………………………………………………… 57 Ⅴ 自己資本の充実の状況 1.自己資本の構成に関する事項………………………………………………………………… 58 2.自己資本の充実度に関する事項……………………………………………………………… 59 3.信用リスクに関する事項……………………………………………………………………… 60 4.信用リスク削減手法に関する事項…………………………………………………………… 63 5.派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項………………… 64 6.証券化エクスポージャーに関する事項……………………………………………………… 64 7.出資等又は株式等エクスポージャーに関する事項………………………………………… 64 8.金利リスクに関する事項……………………………………………………………………… 65 【JAの概要】 1.機構図…………………………………………………………………………………………… 66 2.役員構成(役員一覧) … ……………………………………………………………………… 67 3.組合員数………………………………………………………………………………………… 67 4.組合員組織の状況……………………………………………………………………………… 67 5.特定信用事業代理業者の状況………………………………………………………………… 68 6.地区一覧………………………………………………………………………………………… 68 7.沿革・あゆみ…………………………………………………………………………………… 68 8.店舗等のご案内………………………………………………………………………………… 70 ごあいさつ 平成 23 年度は、我々農家組合員にとっても大変な年でありました。1月からTPP交渉参 加反対運動に取り組む中、3月 11 日に「東日本大震災」とこれに伴う「福島原発事故」が発 生しました。大震災は被災地域に甚大な被害を及ぼすとともに、全国広範囲に電力不足など産 業と生活に大きな影響を与えました。以後「がんばろう日本」の合言葉のもと、私たち農業者 も含めて復旧・復興支援に全国が取り組みました。しかし、秋以降の欧州金融危機やタイでの 洪水被害により、国内経済には閉塞感が広まりました。 一方、農業情勢においてはTPPの問題に対し、JAグループでは集落座談会や各種学習活 動を展開しながら交渉参加反対の1千万人署名運動に取り組みましたが、政府は交渉参加のた めの関係国協議に入りました。今後も、関係団体と連携しながら国民運動を展開していく所存 です。 こうした中で、営農活動において農家組合員各位はコシヒカリの適期田植えを着実に実践し ながらエコファーマー化にも取り組み、高い上位等級比率となりました。又、カントリー等施 設でも食味計を導入し倉前検査とともに良食味米の生産拡大に向けた取組が前進しました。 JA事業においては中期計画の最終年度として、組合員加入促進運動等により仲間づくりを 推進し、各活動・事業への参画利用拡大にも努めました。また夏にはAコープ店全店に農産物 直売所「愛菜館」を設置し、出荷農家の所得向上に努めました。 さて、本年は第6次中期3ヵ年計画の初年度となります。TPP交渉参加問題や国と食と農 林漁業の再生行動計画など農業を取り巻く環境変化は激しいものがありますが、JA福井市に とっては、組合員各位の参画と利用により地域農業を守り育て豊かな暮らしに貢献することが 使命であります。 米でのエコファーマー化や良食味化を推進し、園芸特産と併せて販売高向上に取り組むとと もに、ブランド化・高付加価値化を進める農業を創造します。また、多様な担い手農家へ出向 く支援を強化するとともに、大震災の教訓を活かし協同組合組織として組合員・利用者各位と の絆・信頼を更に強め、役職員一丸となって頼もしいJAづくりに邁進する所存でございます。 最後になりましたが、組合員・利用者の皆様におかれましても、積極的な事業利用と活動参 画を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 福井市農業協同組合 経営管理委員会会長 山 田 俊 臣 01 JA福井市のめざす姿と戦略 第 6 次中期 3 カ年計画書 (平成24 年~26 年) JA福井市を取り巻く環境の変化と対応~基本方針~ 1 )これまでのJA福井市の施策と成果 創造的破壊による変革~JA福井市の掲げるビジョン~ 既存の常識や行動様式を転換し、現状維持を模索する のではなく、変化を脅威ではなく機会として捉えて将来 ビジョンを描き、組合員・利用者を起点とした協同組合 活動を展開します。 JA福井市はこれまで、組合員の満足度向上と営 農・生活向上のため、農業分野においては農地の集約 1 )地域の「農力」向上支援 化、効率化、品質向上のため、集落営農組織と担い手 ・土地や農業の持つ、本来の力を引き出します。その 育成及び法人化を進め、次世代・担い手への対応強化 ために、地域の特性にあった圃場の把握やふさわし を図ってきました。その結果、担い手等への農地集積 い生産物の提案などを強化していきます。 も 53%と進み、TACによる出向く体制の徹底によ り、情報の収集・分析・個別相談の提案等に取り組ん 2 )利益の上がる農業経営支援 できました。また、環境にやさしい農業をめざしたエ ・地域特性や時代にあった生産物の提案だけでなく、 コファーマーの登録者数も 4,650 名余りの参加を得 ブランド化、高付加価値化のための施策に取り組み て、平成 25 年度完全実施に向けた体制整備を行って ます。 いるところです。 さらに、信用・共済・購買事業等を通じて、安心と 3 )次世代組合員への対応強化 信頼のパートナーシップを築く事業展開を第一に考 ・組合員の高齢化の進展に伴い、次の世代の組合員づ え、組合員・利用者の高いレベルの満足度追求をして くりを進めます。そのために、ニーズを把握しきめ きました。加えて、JAへの協同活動参画の輪を広げ 細やかに対応していきます。 るための、組合員加入促進運動を展開し、JA組織基 盤拡充のための施策を講じてきました。 4 )高齢化する組合員の暮らし応援 ・これまで地域の農業を支えてこられた高齢組合員が 2 )組合員のニーズ変化とJAへの要望 安心して充実した生活を送れるサービスの提供と元 組合員からの要望、ニーズは時代、環境の変化とと 気な高齢者づくりを応援します。 もに変わってきており、担い手においては、経営力の 向上、販売力・生産性の向上に対するニーズが高く、 5 )組合員メリットの追求 兼業農家においては、労力に見合う対価などととも ・JAの事業はサービス事業であり、物的サービス・ に、担い手同様販売価格やコスト削減ニーズがさらに 経済的サービス・情報サービス・人的サービス等を 高まっています。 提供しながら、組合員メリットを追求します。 一方、生活分野においては、食育などの啓蒙活動だ けでなく、福祉、高齢者対応サービスなどに対する期 6 )事業の再編・再生で頼もしいJAづくり 待感も強まっています。 ・総合事業として組合員のニーズに応えるため、取り 今後、さらに変化の激しい時代となってくる営農・ 生活分野において、JA福井市の相談機能の強化、農 組んできた事業方式を再度見直し、組合員に求めら れる、JAの強みを生かせる事業を推進強化します。 業所得向上の取組強化、組合員の要望にあった事業展 開、サービスの拡充、高齢者への対応、職員の資質向 7 )専門性・人間力の強化 上などを通して、組合員の期待に応え続ける組織をめ ・組合員のニーズに応えるために、組織内の専門分野 ざしていきます。 をより極めていきます。そのため、人材の育成を強 化するとともに、コミュニケーション能力など、基 3 )農業を取り巻く環境の変化 完全自由貿易を目的とするTPP交渉参加問題をふ 本的な能力の育成を進めていきます。 まえ、農業に及ぼす影響を見極め、今後の将来農業に JA福井市の基本戦略 対するJA福井市の農業像をしっかりと描く必要があ 1 )農をつなぎ人をつなぎます ります。安全・安心へのニーズはさらに高まることが a.地 域特性、地域の圃場にあった農業をコーディ 想定され、 大規模化・集約化を進める中で、 ブランド化・ 高付加価値化を進める農業を育成していきます。一方 で耕作放棄地・離農に対する課題も存在するため、担 い手以外の組合員対応強化も進めていきます。 02 ネートします。 b.JA福井市ブランドづくりのため、販売機能・提 案機能を強化します。 c.組合員の次の世代、若手農家との交流・支援を強 化します。 d.担い手、大規模農家だけでなく、個々の組合員の ニーズに対応します。 4 )県内有数の経営体として基盤を強化します a.事業の再編・再生を継続して行います。 b.多様な人材の活用を行います。 ・地域の圃場状態、特性を分析し、ベストな生産物、 c.磐石な組合経営体質を構築します。 生産方法の選択を提案します。 ・ 「JA福井市」ブランドづくりを強化し、品質管 ・組合員の声を取り入れながら、事業の見直しを図 理の強化や加工品等の開発も強化します。 ります。ナンバーワンになれる事業、オンリーワ ・支店、 拠点への来場者型イベントを強化し親と子、 ンになれる事業、あるいはそれらをめざす事業に 孫など世代・性別を超えた交流を図ります。 ・組合員満足をさらに追求します。そのために要望 をお尋ねする活動を強化します。 必要な経営資源を投下していきます。 ・営農・生活関連事業部門における事業体としての 連携強化及び一体化を図ります。 ・多様な人材の活用と能力の発揮を促し、磐石な経 2 )高齢化する組合員をサポートします 営体質を作り、組合員満足と職員満足の双方を高 a.高齢化する組合員の安心と生きがいづくりを強化 めていきます。 します。 b.後継者づくり、相続など組合員の想いを未来に託 すことを支援します。 5 )ともに、育ちます a.創る、食べるだけでなく、「売る」ことで食と農 を考えます。 ・高齢者向けサービス力の強化のための人材づくり と、福祉事業、高齢者対応事業を強化発展してい b.キャリア形成プランに基づく人材の育成強化を図 ります。 きます。 ・相続に関する不安や課題を解消します。そのため の人材の育成と接触度合の強化を図っていきま す。 c.事業の啓蒙活動を推進します。 ・組合員サービスの充実のため、営農・生活を中心 とした目標管理を強化します。 ・地域をリードする組織として他者の模範、憧れと 3 )拠点力の強化を図ります a.すべての拠点(支店・事業所)における“JAら しさ”を高めます。 b.拠点を地域の人々とのふれあいの場として強化し ます。 c.拠点をJAの情報発信の拠点とします。 なるようなナンバーワン組織をめざします。 ・協同組合理念をあらためて創造し啓蒙します。 ・マナーの充実・信頼される職員づくりを行います。 経営理念及びキャッチフレーズ 〈経営理念〉 a.協同の理念を広げ、安心と信頼、満足といきがい ・地域事業部制へ段階的に移行します。 ・支店、事業所のJA事業の情報発信機能・相談機 能を強化します。 ・地域特性、支店特性にあった人員体制、組織体制 を整えます。 ・拠点へ足を運んでいただけるよう、 魅力ある事業、 イベント展開を行っていきます。 ・出向く体制をさらに強化し、 ニーズにあった提案・ を創造します。 b.地域農業を振興し、食と農を守り、豊かな暮らし に貢献します。 c.JAへの積極的な参画と利用により、協同の成果 を実現します。 〈キャッチフレーズ〉 「農業とJA 笑顔と頼もしさの 出会い !! 」 相談活動を行います。 ・個々の組合員へのフォローを強化していきます。 利用後、購入後の満足度や改善点などをしっかり 把握します。 ・総合事業としての特性を強化し、組合員の満足す るサービス情報の提供のため、情報共有化を強化 します。 ・Aコープ・SSなど、組合員のみならず若い世代 の人々が来店する拠点の発信力を強化します。 03 JA福井市のめざす姿と戦略 今後の総合支店体制のあり方について―地域事業部戦略― 1 )現状と課題 活指導等)を徹底し、ブロック全体でワンストップサー ビス・自己完結機能が果たせる体制を確立し、組合員・ 利用者から必要とされる組織をめざします。 現在の総合支店体制については、支店再編を行う過 程での過渡的措置で、最終的には一定の自己完結機能 5 )経営資源の再配分(役割と権限) を有した支店を構築することにありました。 地域事業部制を有効に機能させるためには、現場 (フ これまで支店の採算性・効率性に基づく改革等を ロントライン)に有能な職員を配置し、相応の権限と 行ってきましたが、組合員接点の目線で見た場合、こ 対応力を付与することで、サービス経営の品質が決定 れから将来にわたって組合員満足が得られる支店機能 されます。本店(バックライン)は、フロントライン として維持・継続できるかどうか疑問であります。 が仕事をしやすい状況を創りだすことがポイントとな 特に、総合支店体制は内部管理的ウエイトが高く、 ります。 地域性や独自性が十分発揮されておらず、とりまとめ ( 1 )役割 役に留まっていたり、総合支店の位置づけと役割が不 ①ブロック内の地域環境に応じた事業戦略の策定 明確であるといった課題が挙げられます。 ②ブロック内支店・センターの事業目標の設定及び 目標管理 2 )めざす姿 ③ブロック内組織の育成及び活性化 JAを取り巻く環境が激変している中で、画一的な ④事業推進企画 組合員対応では組合員満足は得られない状況にありま ⑤地域におけるイベントの企画・調整 す。 千差万別な農業形態・生活形態に基づく組合員ニー ⑥組合員から必要とされる人材育成 ズにあった相談機能を高めるために、ブロック内で自 ⑦事業実施上のリスク管理 己完結できる機能への再構築を行います。 JAは事業エリアとする「地域」とそこで生活する 「人びと」 と、 ともに生きていくサービス事業体であり、 組合員・利用者とは、長期にわたる生涯取引を基本と ( 2 )権限 ①ブロック内支店・センターの事業目標の設定及び 目標管理 した「事業」特性を持っているため、総合支店のくく ②事業推進上の予算の執行 りをその特性をより発揮させる「地域事業部」として、 ③ブロック内所属要員の配置、応援等の調整 現場重視・地域密着型の組織・事業運営体制をめざし ④貯金の金利上乗せ及び貸付の利率・条件の軽減 ます。 ⑤債権の保全管理 3 )条件整備(地域事業部戦略) 現行体制では、事業別の意思決定や指揮命令が迅速 かつ明確で、事業別に機能集約することで専門性の発 揮が期待できる特性を持っていますが、事業別の縦割 りや事業部門間の総合調整・地域対応が弱く、現場は 指示待ちになりやすくなる実態があります。 一方、めざす「地域事業部」は、地域密着型の組織・ 事業運営や市場性を考慮した事業展開ができる反面、 本店機能と地域事業部機能で経営資源の重複が生じる などの問題点も克服する必要があります。 本店を頂点とするピラミッド型組織を創造的に破壊 して、支店・事業所の現場に重点を置き、サービス力、 競争力、収益力の高い支店・事業所に変革する組織・ 経営戦略を提案します。 4 )組合員が求める支店機能 組合員としては、そこへ行けば全ての相談に対応が できる機能を求めていますが、長く継続取引すること で安心と信頼のパートナーシップを築くことができま す。支店へ来てもらう総合相談窓口として拡充すると ともに、出向く体制(金融渉外・LA・営農指導・生 04 6 )地域事業部戦略構想の実施スケジュール 重点施策 平成 24 年 平成 25 年 Ⅰ . 地域事業部戦略構想 1 )本店機能のスリム化 2 )総合支店への権限委譲 平成 26 年 完全実施( 1 月~) 20%本店要員削減 (課制廃止) 30%本店要員削減 ( 23 年度末対比) 本店 70 人体制 (現場へシフト) 事業推進企画・予算 総合支店内職員の業務分担 渉外・LAの育成指導 窓口管理(営業・事務管理) 債権の保全管理・回収 3 )出向く体制の再構築 TACによる個別指導強化 渉外体制の見直し 総合相談員(渉外) ・複 合渉外、総合渉外への 転換 Ⅱ . 営農・経済事業再構築 1 )地域農業基本戦略の実践 支店を拠点とした事業戦略 総合支店単位の農業戦略 ・TACによる目標管理 2 )経済事業再構築 選択と集中 渉外担当による情報提供 ・拠 点化品目(重点品目) 既納先・アフター品目の管 の強化 理(取引業者のネットワー ク活用) ・取扱品目の整理 3 )店舗事業 スクラップ&ビルド 各事業の基本方針 ります。 ・赤字経営が続く店舗については、スクラップ&ビル 営農販売・生活事業 ド・売却・賃貸・業態変更等あらゆる選択肢の下、 ・環境変化に対応し、地域農業振興計画を策定し実践 赤字解消に取り組みます。 します。 ・ 「楽しみの持てる」 「地域性を活かした」農業の将来 を作り販売体制を強化します。 信用事業 ・地域密着型金融機関としての体制を継続しながら、 ・園芸生産量の復活・拡大を図り、新たな生産農家の 組合員・利用者への貢献を起点として、利用者満足 発掘と育成、遊休農地への作付け拡大による新たな 度の向上と利用者保護の徹底を第一とする信用事業 産地確立に努め、販売高の向上を図ります。 の運営に努めます。 ・暮らしに根ざしたJAであるために組合員と地域の 絆づくりに努めます。 共済事業 ・ひと・いえ・くるまの総合保障により安心と満足を 経済事業 提供します。 ・購買事業の原点である組合員とのふれあい・繋がり ・LAを中心とする推進体制の強化と、 「 3 Q訪問活 を深め、保持することを基本に、信頼され継続でき 動定着化」に向けた契約者フォローを強化します。 る事業の組み立てとワン・ストップサ-ビスが可能 な事業体制の構築を目指します。 ・宅地、賃貸住宅の需要が低迷する中、JA組織とし 監査・経営管理関係 ・地域農業(担い手)の変化に対応する組織活動や、 て組合員の立場に立った土地・資産保全に取り組み 協同組合活動の仲間作り(組合員加入促進運動)を ます。 継続し、総合ポイントサービスなどで参画と利用を ・組合員利用者の更なる信頼を得るために、生産者・ 高め組合員メリットを追求します。 消費者の視点に立った「JAの特色を生かした店舗 ・コンプライアンスとリスク管理に努め、また内部監 運営」を進めていくとともに、収益構造の改善・人 査・内部統制等により組合経営の信頼性と健全性を 材教育を図りながら、更なる基盤強化に努めてまい 高めます。 05 JA福井市のめざす姿と戦略 ■ 事業実施重点事項 事業実施重点方策 24 年 25 年 26 年 重 要 業 績 指 標 ( 行 動 目 標 ・ 数 値 目 標) 【営農・生活事業】 農業の将来を創る、生産、販売体制強化 ●環境に配慮したエコファーマー化の取組継続 ・水稲エコ肥料への完全切替 段階的実施 70% 25 年度エコファーマー100% 実施へ(減農薬、 有機肥料) 100% 25 年産米での 100%切替 ・育 苗播種同時殺虫・殺菌剤施用による防除の 徹底 24 年度より育苗センター出荷の発芽、硬化苗 とも全対応 生産コスト及び労力の削減 ●福井米の品質向上、集荷の向上による販売強 化 ・コシヒカリ、タンパク値全量 6.5%以下 ・土改材施用による土作りの周知徹底 段階的実施 高タンパク値生産者への重点指導 実施 24 年度より助成対策実施 ・あ き さ か り、 作 付 け 拡 大 全 体 の 10 % ( 300ha ) 施設対応による面積拡大、集荷拡大 ・土壌分析診断による福井米品質向上対策 エコファーマー・区分集荷対応の施肥設計等に 活用 ・カ ントリー、ライスセンター整備による食味 (タンパク値)による区分集荷・販売・精算 段階的実施 24 年より一部 RC・CE での区分集荷シュミレー ション実施 ・特 栽米、契約米、地域限定米等の集荷強化と 販売強化 JA 福井市ブランド商品として 10,000 俵の取扱 目標 買取精算の検討、実施 ●農業倉庫の集約による保管、検査体制の確立 ・西部地区の整備検討 検討 実施 集約保管体制、検査体制の確立 ・倉庫跡地の有効活用及び処分 ●農作業受委託事業の再構築 全面請負事業に向けた、法人化等しくみの構築 検討 ・市街化、中山間地域等での農地保全 検討 実施 生産組織等への再委託体制の強化 担い手(集落営農組織等)育成 ●TACによる担い手等への支援活動 情報収集、提供の出向く体制の継続、強化 ・ 「担い手」(個別・組織経営体)の育成支援 法人化及び設立後の経営支援 ・新規就農者の育成支援 担い手個々の経営計画、将来プラン等の把握、 支援活動 ・集落営農の組織化及び法人化 経営分析及び経営支援(農業簿記支援システム 活用他) ・アドバンスファーマー組織の活動検討、強化 検討 実施 各部会の活動強化 ・農家支援組織の確立 ・農業 6 次産業化支援 園芸農家、女性部加工グループ等の育成支援 ・農地集積率の向上 異業種との業務提携等(企画、立案) ●明日の農業のパイオニア育成 ・青壮年部活動の充実・活性化 地域農業振興計画実践による農産物の振興 ●水田有効活用と遊休地活用による一億円産地 確立 06 実施 次世代の担い手育成(研修会、交流会等の実施) 事業実施重点方策 ・水田園芸重点品目の生産拡大と契約販売の実 施(白ねぎ・ブロッコリー・キャベツ) ・遊休砂丘農地集約化による新たな園芸産地確 立(甘藷産地の確立) ・園芸ハウス整備による重点品目生産拡大 (軟弱野菜 + とまと・きゅうり) 24 年 25 年 26 年 重要業績指標(行動目標・数値目標) 実施 地域に適した品目提案による作付拡大( 15ha ) 検討・整備 補助事業活用による関連機械整備と新たな品目 の検討 検討 整備 実施 地域に適した品目選定と施設整備による産地確 立( 10ha ) 担い手・新規就農者に対する支援実施 実施 園芸ハウス設置支援 6 棟(年 2 棟) 「食」と「農・商・工」を結ぶ販売体制の強化 ●安全・安心な農産物生産と産地PRの実施 ・直 売所生産拡大及び品質向上と安全安心対策 の実施 補助事業活用による簡易ハウス設置拡大( 20 棟) 整備 更新 ・異 業種との連携による食育活動と産地PR実 施 栽培管理日誌回収率向上の実施(日誌整備と機 器更新) 農業体験・収獲体験・試食会による管内農産物 PR実施 ( 3 企業との連携) 組合員、地域との絆づくり ●超高齢社会での地域JAとしての介護事業実 践 ・介護事業と福祉活動の融合 ・こ れから迎える「介護」需要に応えられる福 祉チームの育成(介護相談の窓口であるケア プランセンターのあり方検証) 合同研修 ケアマネと生活指導員とのチームづくり (金融担当との協力体制の構築) 検討 経営診断結果を受け設置判断 ●生活力を向上するための生活文化活動の実践 (地域の中で生きがいのある生活) ・営農活動と特産加工の拡充 新規出荷メンバーの営農指導(園芸担当との連 携) 各グループ( 9 G)の段階にあわせた支援 (専門分野については、関係機関の指導を仰ぐ) ・3ヵ年取り組んだ営農講座のステップアップ きらめき隊から起業家を目指すチームと事業 展開が 3 年以上、法人化を目指すチームの支 援体制を明確にする。 ●女性組合員の加入促進 ・既 女性組合員の意識改革とJA教育研修の実 施 実施 女性組合員、総代ブロック研修(年 3 回)総務 部と連携 【経済・不動産・店舗事業】 認知され信頼される事業所機能の整備・構築と、 利用者満足度の向上への取組 ● 「農」を取り巻くワン・ストップサービス機 能体制の整備 営農指導と連携した担い手・集落営農組織に対 する供給体制づくり 播種計画に基づく安全・安価な資材の提案と供 給力・取扱窓口機能の強化 農機事業の基盤強化対策の実施 検討 再編 総合窓口(くらしの相談役)機能とアフターサー ビスの充実に向けた生活購買事業拠点の再編を 検討 07 JA福井市のめざす姿と戦略 事業実施重点方策 24 年 25 年 26 年 重 要 業 績 指 標 ( 行 動 目 標 ・ 数 値 目 標) 農業施設センタ-を中心とした業務機能再編を 検討 ●葬祭・旅行事業を中心とした事業展開の構築 (会員の差別化) 会員基盤の拡充と継続的な啓発運動・情報の提 供 一貫したトータルサービスの拡充 葬祭動向に即応したプランの提案と家族葬への 対応 検討 取得・運営 ●燃料事業( SS・LPG )の拠点機能の整備 地域の実情に対応した会員運営体制づくりと新 規会館取得(東部エリア) 保安点検( 2,900 軒)を中心とした安全供給体 制の維持管理 やしろ SS 取扱量の拡大と継続した SS 事業部門 全体の収支改善 検討 酒生給油所拠点機能の充実と簡易セルフ化を検 討 時代にあった、今後の環境変化を見据えた取扱 品目の「選択と集中」への取組 ●総合事業のメリットを発揮した価格・サービ スの提供が出来る体制づくりとアフターサー ビスの充実 検討 実施 JA での購入メリット(優位性)のある商品提案 と販売体制の検討 検討 実施 JA 福井市のネットワーク機能を最大限に発揮し た品目・事業の構築を検討 検討 実施 全国的な規模を見据えての事業・品目の提案 組合員の土地活用に対する土地・資産保全の取 組 ●組合員の立場にたった資産管理の支援 実施 事業資産及び相続、贈与無料相談会の実施(専 門家)年 4 回 資産管理セミナーの開催(年 3 回)情報誌の発 送 ●JAと組合員との信頼関係の構築 実施 ●賃貸物件空室改善 実施 次世代を含め組合員宅へ定期訪問活動の継続 系統施工物件を対象の入居キャンペーンの実施 (年 3 回) 「新鮮・安心・安全・健康」をお届けし地域社 会の発展に貢献できる「JA店舗の実現」 ●JAの特色を生かした店舗運営 ・売 れる直売所創造により組合員の所得向上と 店舗の活性化 検討・設置 安定出荷と安定供給のための専任担当者配置 (6月予定) 出荷者携帯メール発信の開始と効果的なメール 活用 ・ 「米」の販売強化 玄米の精米量り売りの全店導入ならびに無洗米 の販売 強化による顧客満足度の向上と販売数量のアッ プ 量 り 売 り 23 年 30t( 500 俵 ) → 26 年 60t ( 1,000 俵) ・JAの特色を生かした事業展開 競合店との差別化戦略の実施 組織内連携による当JA特産品を生かした商品 開発・販売 08 事業実施重点方策 24 年 25 年 26 年 ・お・たまーるカード導入による組合員メリッ トの創造 重要業績指標(行動目標・数値目標) 組合員特典の充実 来店ポイントの付与による来店メリットの向上 ・ネットスーパーの強化 認知度向上と利用メリットの推進による会員増 強( 23 年 900 人→ 26 年 2,000 人) 新たな利用価値の創造 ●経営基盤の強化 ・店舗収益構造改善 順次実施 生鮮部門充実による収益増強 仕入・流通改善による収益構造の改善 ・競争力の強化 みゆき店改装 大型店店舗改装 ・POSレジ入替による顧客管理の強化 レジ入替・研究・実践 顧客管理データに基づく段階別・階層別販促強 化 クレジットカード決済(お買上げ)の導入 ・職員教育とパートの戦力化 ・新規出店による増収増益 実践・改良・実践 検討 準備 出店 臨時職員の新人事考課制度の実践・改良 スクラップ&ビルド・統廃合を含めた出店準備・ 新規出店 【信用事業】 利用者保護徹底・利用者満足度向上に向けた信 用事業運営の展開 ●生活メイン利用者拡大強化 ・一体型を中心としたJAカードの獲得 取引の質を重視したセット推進の展開 実施 ●年金推進の取組強化 獲得累計目標 5,000 枚( 24 年)~6,000 枚 ( 26 年) 総合支店毎の年金相談会実施(上半期 6 回、下 半期 6 回) 退職予定者セミナーの開催(年 1 回以上) ●大口取引者への相談機能強化 実施 管理者による資産運用相談の定期訪問 ●個人貯金伸長の取組 JA福井市独自商品によるキャンペーンの実施 (年 2 回) ●新規利用者獲得の強化 子育て応援独自商品によるキャンペーンの実施 (年 1 回) ●窓口担当者の育成 実施 窓口接遇マナー、ロールプレイング研修会の実 施 ●融資推進体制及び営業力強化 実施 月間訪問軒数目標 50 軒、外部研修の受講 ●住宅ローン伸長による「ローン・メインバンク」 の実施強化 ●住宅関連業者、県域ローンセンターとの連携 強化 住宅ローン相談会の定期開催(年 4 回以上) 実施 ●農業者に対する金融対応力強化 年間融資実行金額 5 億 TACとの定期的情報交換 実施 メイン強化先(担い手、集落営農)への定期的 訪問 09 JA福井市のめざす姿と戦略 事業実施重点方策 24 年 25 年 26 年 重 要 業 績 指 標 ( 行 動 目 標 ・ 数 値 目 標) 【共済事業】 ひと・いえ・くるまの総合保障による安心と満 足の提供 ●未保障・低保障世帯への取組強化と万全な保 障提供の確立 LAの強化と新規顧客(契約先)開拓活動 ひとの保障提案活動 ・3Q 訪問活動における保障点検活動の実践 いえの保障提案活動 ・未保障・低保障世帯への取組強化・訪問 年 間 訪 問 率 70 % 以 上( 24 年 )~80 % 以 上 ( 26 年) ・新規顧客(契約先)開拓活動 満期再契約率 50%以上( 24 年)~60%以上 ( 26 年) くるまの保障提案活動 ・組 合員世帯への建物・家財の保障点検の重点 展開 (東日本大震災を踏まえて未保障等の解消) 自動車共済 18,000 台(年) 自賠責共済 4,500 台(年) 安 心 倶 楽 部 700 件( 24 年 )~1000 件 以 上 ( 26 年) ・支店窓口担当の強化 検討 設置 スマイルサポーターとしての登録、育成(段階 的に戦力化) ●利用者接点の強化と利用者サービスの向上 ・利用者・契約者サービスの向上 事務処理の迅速・適正化への取組み 準備 ・自動車事故対応のサービス改善 導入・稼動 窓口端末機の更新・運用によるサービス・スピー ド向上(共済端末機等機器更新) 本・支店担当者の連携強化による契約者対応 他JAとの県内事故対応ネットワークの実施・ 定着 (福井市内での他JA契約者事故対応の実施等) ●コンプライアンス・契約者保護管理態勢の強 化 ・コンプライアンス態勢等の強化 LA・窓口担当者等の職員研修の徹底 ・不祥事・組合過失の未然防止対策の強化 OJT及び集合研修によるコンプライアンス及 び点検活動 10 事業実施重点方策 24 年 25 年 26 年 重要業績指標(行動目標・数値目標) 【監査・経営管理部門】 組合員利用に応える頼もしいJAづくり ●地域事業部戦略の実践 段階的実施 本店機能のスリム化とブロックへの権限委譲 ・組合員接点と現場力向上を重視した事業展開 ●組合員満足度のアップ ブロックでの自己完結機能アップ(地域性等) 組合員組織基盤の拡充と組合員利用メリットの 追求 ●店舗利用者等の組合員加入促進運動の継続 組合員数目標 40,000 名( 24 年)~42,000 名( 26 年) 女性総代設置 ● A コープでのおたま~るカードの導入と総合 ポイントサービスの拡充で組合員メリットを 追求 新 規 加 入 目 標 24,000 名( 24 年 店 舗 利 用 者 ) と女性総代の設置 Aコープへ導入 会 員 目 標 43,000 名( 24 年 )~45,000 名 ( 26 年) A コープでのおたま~るカード導入と総合ポイ ントサービス改善 次世代対策の強化 ●協同活動参画への取組 検討 設置 組合員に対する協同活動参画へのPRとイベン ト企画 実践農場設置の検討と実施 リスク管理態勢の強化 ●内部統制整備と運用確立 内部統制の周知と文書整備の更新 内部統制文書の有効性評価(対象を順次拡大) ●コンプライアンス(法令遵守)の徹底 コンプライアンス研修の充実と毎月開催の徹底 ・不祥事未然防止対策徹底 職場離脱の徹底、貸出審査の全件実施 相談・苦情等に対する適切な対応(都度報告) ●IT利活用向上と情報セキュリティ向上 活用向上 情報ネットワークの一部更新( 24 年)と活用 向上( 25 年~) ・情報セキュリティ強化と円滑な運用 ●監事監査・外部監査・内部監査の有効性発揮 四半期ごとの監事監査・随時監査の実施 年間計画に基く内部監査(年 10 回程度)と監 査機構監査、行政庁検査対応 人材の育成と活力ある職場づくり ●キャリアパスに基づいた人事制度の確立 個人毎のキャリアアッププランの明確化 ・職責人事制度の運用確立 CS、接遇研修の実施(リーダー6 名) ・教育研修体制の確立 資格認証( 150 名 / 年) ・通信教育( 100 名 / 年) 検討 実施 利用者モニター制度(評価)の検討と実施 広報活動の多様化と事業支援強化 ●協同活動の更なるPRと、インターネット販 売など事業との連携強化 広報誌充実と地域向け広報(年 2 回)の実施 JAネットスーパーとの連携と、産直販売の充 実 地域貢献 ●地域活動への参加 職員の地域一役運動の実践 ・地域環境へのエコ活動実践 事業での省エネ・省資源活動の取組 11 JA福井市のめざす姿と戦略 ■ 事業取扱高・損益計画 事業取扱高計画 損益計画 (単位:百万円) 項 目 H24 年 調 貯 金( 平 均 残 高 ) 162,000 H25 年 H26 年 165,000 168,200 信 用 事 (単位:百万円) 項 目 H24 年 H25 年 H26 年 業 1,315 1,325 1,335 達 28 21 共 済 事 業 1,375 1,375 1,375 預 金( 平 均 残 高 ) 93,735 96,328 99,021 購 買 事 業 580 580 580 有価証券(平均残高) 13,500 13,500 13,500 店 舗 事 業 530 570 600 貸出金(平均残高) 54,800 55,200 55,700 販 売 事 業 185 185 185 長期共済新契約高(保障) 66,000 66,000 66,000 倉 庫 事 業 25 25 25 長期共済保有高(保障) 870,000 853,550 836,060 指 導 事 業 △ 58 △ 58 △ 58 祉 事 生産購買 肥 料・ 農 薬 953 953 953 福 業 55 55 55 農 業 機 械 850 850 850 宅地等供給事業 35 35 35 そ 295 295 295 特 65 65 65 2,098 2,098 2,098 4,107 4,157 4,197 自動車・車検 430 430 430 人 件 費 3,070 3,070 3,070 住 宅 施 設 300 300 300 業 務 費 210 213 213 生 活 資 材 230 230 230 諸 税 負 担 金 215 220 223 プ ロ パ ン 370 360 350 施 費 590 600 600 観 光 200 200 200 そ の 他 費 用 6 6 6 計 4,091 4,109 4,112 益 16 48 85 81 108 108 の 他 計 別 会 計 計 事業管理費 生活購買 供 給 高 購 買 設 葬 祭 品 610 610 610 給 油 所 950 950 950 3,090 3,080 3,070 事 業 外 収 益 舗 5,000 5,000 5,000 事 業 外 費 用 穀 3,350 3,350 3,350 経 常 利 益 97 156 193 計 店 米 ・ 雑 事 業 利 販 売 高 販 売 青 果 物 1,100 1,130 1,150 特 別 利 益 302 55 88 畜 産 物 100 100 100 特 別 損 失 251 68 118 特 産 物 93 94 95 税引前当期剰余金 148 143 163 4,643 4,674 4,695 法人税・住民税等 44 43 49 966 966 966 当 期 剰 余 金 104 100 114 計 宅 地 等 供 給 事 業 12 事 業 総 利 益 共 済 35 運 用 信 用 借入金(平均残高) ■ 固定資産取得計画(平成 24 年~26 年) 平成 24 年 平成 25 年 平成 26 年 (営農生活関係) ○区分集荷施設工事(西部) ○区分集荷施設工事(中央) ○低温農業倉庫(西部) ○サイロ腐食改修(西部) ○サイロ腐食改修(中央) ○区分集荷施設工事(東部) ○湿式集塵装置(美山) ○育苗段積装置(東部) ○サイロ腐食改修(東部) ○農作業受委託機械購入 ○空調設備改修(みやま) ○RC乾燥機入替(北部) ○空調設備改修(あい愛) ○予冷庫機器(西部) ○老朽施設・設備改修 ○老朽施設・設備改修 ○老朽施設・設備改修 ○農業実践農場 ○みゆき店改装 ○ソートフル会館(東部) ○新店舗出店 ○老朽施設・設備改修 ○老朽施設・設備改修 ○老朽施設・設備改修 ○ATM入替 ○ATM入替 ○ATM入替 ○テラーズマシーン入替 ○テラーズマシーン入替 ○テラーズマシーン入替 ○紙幣計算機・硬貨包装機入替 ○紙幣計算機・硬貨包装機入替 ○紙幣計算機・硬貨包装機入替 ○電子掲示板 ○電子掲示板 ○電子掲示板 ○支店改修 ○支店新築(中藤島) ○支店移転(河合) ○情報系PC入替(リース) ○支店改修 ○大ホール照明改修 ○車両入替(リース) ○車両入替(リース) ○車両入替(リース) ○老朽施設・設備改修 ○老朽施設・設備改修 ○老朽施設・設備改修 (経済関係) (金融共済関係) (総務関係) ■ 固定資産処分計画(平成 24 年~26 年) 平成 24 年 平成 25 年 平成 26 年 (処分) ○Aコープ店舗 ○Aコープ店舗 ○Aコープ店舗 ○農業倉庫(河合) ○灯明寺配送基地 ○老朽施設・車両 ○老朽施設・車両 ○老朽施設・車両 ○芦見購買店舗 ○下味見購買店舗 ○上味見旧ライスセンター 13 JA福井市のめざす姿と戦略 経営管理体制 当JAは農業者により組織された協同組合であり、組合 員の意思を広範に反映するとともに、業務執行を機動的に行 ましたが、コシヒカリを中心に、乳白等により整粒は不足 気味となりました。尚、作況指数は「 101 」の平年並み となり、米の出荷予定数 225,800 俵に対し、225,600 俵で 99.9%の集荷数となりました。 うために、経営管理委員会を設置し、経営管理委員会が任命 一方、福井米の品質向上対策として、さつき半ばの適期 する理事が常勤して日常の業務に専念する体制をとっていま 田植の継続と、平成 25 年度からの取り組みに向けたエコ す。 ファーマー化や、全カントリー等施設に食味計を導入し、 経営管理委員は、組合の業務執行にかかる基本的事項や重 要事項を定めるほか、理事の業務執行の監督を行っています。 また、信用事業について常勤理事のなかで専任担当を置くと ともに、農業協同組合法第 30 条に規定する常勤監事及び員 外監事を設置し、ガバナンスの強化を図っています。 区分集荷に向けた対策として、福井米の有利販売強化にも 取り組みました。 ○園芸特産 平成 23 年度の園芸特産生産販売状況は、1 月下旬の大 雪によるハウスの倒壊が発生し、園芸産地に大きな被害と なりました。全国的には、3 月 11 日に発生した東日本大 事業の概況 昨年は、3 月の東日本大震災とそれに伴う原発事故の発生、 震災による風評被害や自粛ムードの中、野菜消費減退に より軟弱野菜価格が低迷し、販売高減少が懸念されまし たが、果菜類の安定価格により園芸特産販売高は、11 億 98 百万円(前年比 98.8%)の販売実績となりました。 夏の全国での豪雨被害や秋以降のタイでの洪水被害、欧州で 喜ね舎愛菜館運営は、昨年オープン 10 周年を迎え、消 の金融不安、更には円高の進行など国内経済に閉塞感や不安 費者の安全安心への関心が高まる中、栽培講習会や栽培管 が広がった 1 年となりました。 理日誌の記帳運動に取り組み、出荷量拡大と品質向上を図 こうした中第 5 次中期 3 カ年計画の最終年度として、集落 営農等の担い手育成・支援と福井米の更なる品質アップやエ コファーマー化などに取り組みました。 り、販売実績は 5 億 19 百万円(前年比 110.7%)とな りました。 ○生産購買 農業にとっても昨年はTPP問題に加え、1 月の大雪や春 生産コスト低減に向けて、継続的な仕入価格交渉や予 先の低温・原発事故などにより、春野菜の不作や夏以降の安 約注文書の改善及び転作資材の予約取引にも新規に取り組 値が続き、野菜などは厳しい年となりました。 み、平成 25 年度からのエコファーマー化に向けての専用 しかし、稲作においてはコシヒカリ適期田植えの着実な実 肥料の開発と品目選定も実施しました。また、農機事業に 践など品質アップ対策に取り組み、平年並みの収量と高い上 おいては、機械の大型化に対する迅速なサービス強化対策 位等級比率を達成できました。 として、大型対応キャリアカー(西部MC)の配備を実施 他方、生活事業においては、競争激化の中Aコープ全店で するなど、拠点機能の充実を図りました。 の農産物直売所「愛菜館」を設置し、安全・安心な農産物の ②生活・福祉事業 提供とともに、出荷農家の所得向上に努めました。 ○生活購買 また、金融共済事業においても個人貯蓄の伸長や共済の保 障点検・提案などに重点的に取り組みました。 更にJA事業の仲間作りをめざした組合員加入促進運動に 経済事業改革燃料事業部門の再編初年度において、やし ろ給油所の年間自揮取扱量の増大(前年比 183%アップ) を図り、配送基地の集約による効率化に取り組みました。 おいても、仕上げの年として加入促進と共に各事業活動への また、総合事業としてのメリット発揮と顧客から固定客へ 参画利用にも取り組みました。 のファンづくりを合言葉に、「百歳・旅倶楽部会員」限定 以上の協同活動の成果として、74 百万円の当期剰余金を 計上し、組合員への出資配当として 37 百万円を予定するこ とができました。 (主な事業活動と成果) ①営農販売・園芸特産 ○米 平成 23 年度の稲作は、春先の低温による茎数への影響 優待旅行の実施や米消費拡大に寄与すべくゴパン(GOP AN)の普及活動を展開しました。 ○生活福祉 アクティブあぐりの介護事業では、訪問・通所・居宅・ 福祉用具貸与・地域支援の 5 事業を運営し、23 年度の 介護報酬は 3 億 5 千万円のご利用を頂きました。(前年対 比 :112%)また、次世代対策として児童を対象とした「ア グリスクール」を開校しJAへの理解を図りました。更に、 もありましたが、6 月以降の天候回復により、茎数が増加 組合員を対象とした「ビギナーズ講座」「営農講座」を開 し草丈が伸び、7 月には平年値を超え、生育状況は良好と 講し安全安心な野菜づくりと直売所出荷に向けての指導を なりました。しかし、7 月 15 日斑点米カメムシ注意報が 発令され、ハナエチゼンを中心に斑点米による等級落ちが 目立ちました。また、上位等級比率は 97.2%と高くなり 14 行いました。 ③不動産事業 長期に亘り、依然として良くならない景況感が続く中、 3 月の東日本大震災と福島原発問題等で、先行きに対する 農産物を提供する為の農産物生産管理体制を構築するとと 閉塞感・不透明感が更に増加いたしました。当JA管内に もに、農産物の生産において、食品安全を脅かす原因(危 おいても、住宅や店舗等に対する土地需要の減少、賃料の 害要因)を最小限に抑えることを目的に「適正農業規範」 (G 下落、空室率の増加に拍車がかかりました。このような中、 A P )の普及・啓蒙に努めています。 JA福井市としては資産有効活用を目指した相談業務を中 心に展開し、施設建設については 7 棟に携わりました。又、 既存建設物件に対する入居率アップ対策として、提携管理 会社と協力したキャンペーンを行い、同時に土地斡旋業務 にも積極的に取り組みました。 ④店舗事業 店舗事業では、本年度新たにAコープみゆき店において 直売所の導入を行い、地元農家・生産現場と直結した新鮮・ 安全・安心な食の提供を行いました。 ○特別栽培農産物及びエコファーマー農産物の推進により、 「安全・安心」農産物の提供を行っています。 ○農産物の残留農薬検査により品質管理体制を徹底していま す。 2.地産地消・食育活動への貢献 ○毎年、福井市内の小学校へ学校給食用に地元産コシヒカリ や地場産野菜を提供しています。 ○消費者・生産者交流活性化事業を通じ、地域農業の実態を また、製造メーカーとの連携による、JA福井市ブラン 踏まえて、JA農産物の「特色」「作り方」「売り方」を通 ド商品(JA福井市産大豆使用)『豆入り番茶』を開発す じ、地場産農産物の生産地、集荷場の視察や年間を通して るなど、地産地消に積極的に取り組む一方、元気クーポン・ ガラガラ抽選の実施や、直売所出荷者との協同によるイベ ントを開催し、利用者参加型の事業展開を行いました。 ⑤信用事業 円高の進行や海外経済の減速懸念により、国内経済も依 然厳しい状況の中、「組合員・利用者の皆様に便利で安心 なJAバンク」をご利用いただくために、安心・安全なJ の体験学習・料理教室を実施しています。 ○次代の農業を担う者を幅広く確保育成していくため、学校 教育田設置事業を展開し、農業体験を通じ、将来を担う子 供たちが、自分の目で見て、手で触れ、実際に食べて考え ることで、農業に対する理解を深めるとともに、食の大切 さを高める学習の機会を提供しています。 A貯金の提案活動を展開してまいりました。その中で、個 3.地域環境問題への貢献 人貯金の獲得を目的とした夏季・年末特別推進運動、年金 ○ A コープ各店では、地産地消をはじめ、地球環境への配慮 「万年青会」会員増強、退職金の獲得等、他金融機関に負 を目的に行政や利用者と連携して省エネタイプの自動販売 けない積極的な取り組みにより、貯金残高 1,643 億円(前 機への入替による Co2 削減、トレイの回収や買い物袋持参 年対比 103.4%)を積み上げることが出来ました。 貸出金については、農業金融サービスを強化するとと 運動を展開し、資源循環型社会推進に取り組んでいます。 ○農業施設センターでは、廃プラスティック、廃棄ビニール、 もに、JAバンクローンセンター福井の開設、定期的な 農薬廃品等の回収処理を通じ地域環境保全運動に取り組ん ローン相談会の開催等で、住宅ローンを中心とした新規 でいます。 貸出や、他金融機関からの借換を中心とした資金需要に 努めました。 ⑥共済事業 組合員・利用者のニーズ・満足度にお応えするために、 「『安 心』と『信頼』で地域をつなぐJA共済」をめざし、 「3Q ○地域環境を守る「農地・水・環境保全向上対策」にも積極 的な支援を行っています。 ○再生品優先利用等のグリーン購入拡大や省エネ、クールビ ス等に積極的に取り組んでいます。 訪問活動(加入内容の説明と保障点検活動)」に取り組み、 4.豊かな地域生活への貢献 地域ナンバーワンの「ひと・いえ・くるまの総合保障」を提 ○営農、融資、貯蓄、共済、納税、資産運用等様々な暮らし 供し、組合員・利用者の豊かな生活づくりに取り組みました。 の無料相談を通じ、地域生活の応援をしています。 また、東日本大震災を踏まえ、火災はもちろん地震にも備 ○毎年、小中学生を対象に図画・書道コンクールを通じて、 えられる建物更生共済「むてき」を中心に、建物・家財の 愛情豊かな家族や助け合いの精神への関心を高める活動に 未保障・低保障世帯に対する保障点検活動に努めました。 取り組んでいます。 ○介護や福祉の助け合い活動、健康診断、いこいの場活動、 JA福井市の社会貢献活動 (社会的責任・役割に関する取り組み) 1.農産物の安全・安心への貢献 ○米・雑穀・野菜をはじめ、管内で取れた農産物のトレーサ ビリティ(生産履歴)の徹底により消費者に安全で安心な 健康体操など様々な活動を通じて健康増進や予防介護に貢 献しています。 5.地域社会、組織発展への貢献 ○地域農業を振興し、組合員の社会的地位の向上と、地域か ら愛されるJAを目指し、地域社会に貢献しています。 ○ふれあい農園を通じ、地域・子供たち・消費者に対し農業 への理解を深める取組みを行っています。 15 JA福井市のめざす姿と戦略 ○組合活動の輪を広げ、地域行事等への参加・支援を通じ自 主・自立の地域社会発展に貢献しています。 資産・負債の金利感応度分析などを実施し、金融情勢の変 化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努めていま す。 リスク管理の状況 ◇ リスク管理体制 〔リスク管理基本方針〕 とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見 通しなどの投資環境分析及び当JAの保有有価証券ポート フォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会において運 用方針を定めるとともに、経営層で構成するALM委員会 等を定期的に開催して、日常的な情報交換及び意思決定を 金融自由化の進展・金融技術の発達等に伴い、JAの信用 行っています。運用部門は、理事会で決定した運用方針及 業務も高度化・複雑化し、これに伴うリスクも増大しており びALM委員会等で決定された方針などに基づき、有価証 ます。このような環境において、組合員・利用者の皆さまに 券の売買やリスクヘッジを行っています。運用部門が行っ 安心してJAをご利用いただくためには、より健全性の高い た取引についてはリスク管理部門が適切な執行を行ってい 経営を確保し、信頼性を高めていくことが重要です。 るかどうかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営 このため、当JAでは、直面する様々なリスクに適切に対 応すべく、内部管理体制を充実させ、業務の健全性および適 層に報告しています。 ③流動性リスク管理 切性を確保し、収益とリスクの適切な管理、適切な資産自己 流動性リスクとは、運用と調達のミスマッチや予期せぬ 査定の実施などを通じてリスク管理体制の充実・強化に努め 資金の流出により、必要な資金確保が困難になる、又は通 ています。 常よりも著しく高い金利での資金調達を余儀なくされるこ ①信用リスク管理 とにより損失を被るリスク(資金繰りリスク)及び市場の 信用リスクとは、信用供与先の財務状況の悪化等によ 混乱等により市場において取引ができないため、通常より り、資産(オフ・バランスを含む。)の価値が減少ないし消 も著しく不利な価格での取引を余儀なくされることにより 失し、金融機関が損失を被るリスクのことです。当JAは、 損失を被るリスク(市場流動性リスク)のことです。 個別の重要案件又は大口案件については理事会において対 当JAでは、資金繰りリスクについては、運用・調達に 応方針を決定しています。また、通常の貸出取引について ついて月次の資金計画を作成し、安定的な流動性の確保に は、本店にリスク管理課を設置し各支店と連携を図りなが 努めています。また、市場流動性リスクについては、投資 ら、与信審査を行っています。審査にあたっては、取引先 判断を行う上での重要な要素と位置づけ、商品ごとに異な のキャッシュ・フローなどにより償還能力の評価を行うと る流動性(換金性)を把握したうえで、運用方針などの策 ともに、担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、与信 定の際に検討を行っています。 判定を行っています。貸出取引において資産の健全性の維 ④オペレーショナル・リスク管理 持・向上を図るため、資産の自己査定を厳正に行っています。 オペレーショナル・リスクとは、業務の過程、役職員の 不良債権については管理・回収方針を作成・実践し、資産 活動もしくは、システムが不適切であること又は外生的な の健全化に取組んでいます。また、資産自己査定の結果、 事象による損失を被るリスクのことです。 貸倒引当金については「資産の償却・引当規程」に基づき 必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めています。 ②市場リスク管理 当JAでは、収益発生を意図し能動的な要因により発生 する信用リスクや市場リスク及び流動性リスク以外のリス クで、受動的に発生する事務、システム、法務などについ 市場リスクとは、金利、為替、株式等の様々な市場のリ て事務処理や業務運営の過程において、損失を被るリスク スク・ファクターの変動により、資産・負債(オフ・バラ と定義しています。事務リスク、システムリスクなどにつ ンスを含む。)の価値が変動し、損失を被るリスク、資産・ いて、事務手続にかかる各種規程を理事会で定め、その有 負債から生み出される収益が変動し損失を被るリスクのこ 効性について内部監査や監事監査の対象とするとともに、 とです。主に金利リスク、価格変動リスクなどをいいます。 事故・事務ミスが発生した場合は速やかに状況を把握して 金利リスクとは、金利変動に伴い損失を被るリスクで、資 理事会に報告する体制を整備して、リスク発生後の対応及 産と負債の金利又は期間のミスマッチが存在している中で び改善が迅速・正確に反映ができるよう努めています。 金利が変動することにより、利益が低下ないし損失を被る ⑤事務リスク管理 リスクをいいます。また、価格変動リスクとは、有価証券 事務リスクとは、役職員が正確な事務を怠る、あるいは 等の価格の変動に伴って資産価格が減少するリスクのこと 事故・不正等を起こすことにより金融機関が損失を被るリ です。 スクのことです。当JAでは、業務の多様化や事務量の増 当JAでは、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性 加に対応して、正確な事務処理を行うため事務マニュアル リスクを的確にコントロールすることにより、収益化及び を整備するとともに、自主検査・自店検査を実施し事務リ 財務の安定化を図っています。このため、財務の健全性維 スクの削減に努めています。また、事故・事務ミスが発生 持と収益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、 した場合には、発生状況を把握し改善を図るとともに、内 16 部監査により重点的なチェックを行い、再発防止策を実施 しています。 ⑥システムリスク管理 システムリスクとは、コンピュータシステムのダウン又 は誤作動等、システムの不備に伴い金融機関が損失を被る リスク、さらにコンピュータが不正に使用されることによ 会(電話:052-203-1777 )、富山県弁護士会 ① の 窓 口 ま た は 福 井 県 J A バ ン ク 相 談 所( 電 話: 0776-27-8222 )にお申し出ください。なお、愛知県 弁護士会、京都弁護士会については、各弁護士会に直接紛 争解決をお申し立ていただくことも可能です。 ・共済事業 り金融機関が損失を被るリスクのことです。当JAでは、 ㈳日本共済協会 共済相談所 (電話:03-5368-5757) コンピュータシステムの安定稼働のため、安全かつ円滑な ㈶自賠責保険・共済紛争処理機構 (電話:本部03-5296-5031) 運用に努めております。 ㈶日弁連交通事故相談センター (電話:本部03-3581-4724) ◇ 法令遵守体制 〔コンプライアンス基本方針〕 利用者保護への社会的要請が高まっており、また最近の企 業不祥事に対する社会の厳しい批判に鑑みれば、組合員・利 用者からの信頼を得るためには、法令等を遵守し、透明性の 高い経営を行うことがますます重要になっています。 ㈶交通事故紛争処理センター (電話:東京本部03-3346-1756) 最寄りの連絡先については、上記または①の窓口にお問い 合わせ下さい。 ◇ 内部監査体制 当JAでは、内部監査部門を被監査部門から独立して設 置し、経営全般にわたる管理及び各部門の業務の遂行状況 9 このため、コンプライアンス(法令等遵守)を経営の を、内部管理態勢の適切性と有効性の観点から検証・評価 重要課題のひとつとして位置づけ、この徹底こそが不祥事を し、改善事項の勧告などを通じて業務運営の適切性の維持・ 未然に防止し、ひいては組織の信頼性向上に繋がるとの観点 改善に努めています。 にたち、コンプライアンスを重視した経営に取組みます。 〔コンプライアンス態勢〕 コンプライアンス態勢全般にかかる検討・審議を行うため、 また、内部監査は、JAの本店・支店のすべてを対象と し、中期及び年度の内部監査計画に基づき実施しています。 監査結果は代表理事理事長及び監事に報告したのち被監査 代表理事理事長を委員長とするコンプライアンス委員会を設 部門に通知され、定期的に被監査部門の改善取組み状況を 置するとともに、コンプライアンスの推進を行うため、本店 フォローアップしています。また、監査結果の概要を定期 各部門・各支店にコンプライアンス担当者を配置しています。 的に経営管理委員会、理事会に報告することとしています 基本姿勢及び遵守すべき事項を記載した手引書「コンプラ が、特に重要な事項については、直ちに経営管理委員会、 イアンス・マニュアル」を策定し、研修会を行い全役職員に 理事会、代表理事理事長、監事に報告し、速やかに適切な 徹底しています。 措置を講じています。 毎年度、コンプライアンス・プログラムを策定し、実効ある 推進に努めるとともに、統括部署を設置し、その進捗管理を行っ ています。 また、組合員・利用者の皆さまの声を真摯に捉え、前向きに 事業に反映するため、苦情・相談等の専門窓口を設置していま 自己資本の状況 ◇ 自己資本比率の状況 当JAでは、多様化するリスクに対応するとともに、組合 す。 ◇ 金融ADR制度への対応 ①苦情処理措置の内容 当JAでは、苦情処理措置として、業務運営体制・内部 規則等を整備のうえ、その内容をホームページ・チラシ等 で公表するとともに、JAバンク相談所やJA共済連とも 連携し、迅速かつ適切な対応に努め、苦情等の解決を図り ます。 当JAの苦情等受付窓口 ・信用事業関係:0776-33-8161(月~金 8 時半~17 時半) ・共済事業関係:0776-33-8157(月~金 8 時半~17 時半) ②紛争解決措置の内容 当JAでは、紛争解決措置として、次の外部機関を利用 しています。 ・信用事業 員や利用者のニーズに応えるため、財務基盤の強化を経営の 重要課題として取組んでいます。内部留保に努めるとともに、 不良債権処理及び業務の効率化等に取組んだ結果、平成 23 年 12 月末における自己資本比率は、16.48%となりました。 ◇ 経営の健全性の確保と自己資本の充実 当JAの自己資本は、組合員の普通出資のほか、資本準備 金、利益剰余金によっています。 ○普通出資による資本調達額 3,754 百万円(前年度 3,740 百万円) 当JAは、「自己資本比率算出規程」を制定し、適正なプ ロセスにより正確な自己資本比率を算出して、当JAが抱え る信用リスクやオペレーショナル・リスクの管理及びこれら のリスクに対応した十分な自己資本の維持を図るとともに、 内部留保の積み増しにより自己資本の充実に努めています。 京都弁護士会(電話:075-231-2383 )、愛知県弁護士 17 主要事業・業務内容 主な事業内容 信 用 事 業 対象とした共済が主流であること、そしてその共済資金 の一部がJAグループ内に留保され、中・長期の農業関 連や生活環境整備資金として使われているということで す。 信用事業は、貯金、貸出、為替などいわゆる銀行業務 さらに、組合員・地域住民の生活福祉を向上させるた といわれている内容の業務を行っています。 めの活動にも積極的に取組んでおります。 この信用事業は、農業協同組合、信用農業協同組合連合 会、農林中央金庫という三段階の組織が有機的に結びつ 購 買 事 業 き、JA系統金融として大きな力を発揮しています。 ● 貯金業務 購買事業は、農業生産に必要な資材と生活に必要な物 組合員はもちろん地域住民の皆様や事業主の皆様から 資を共同購入し、供給する事業です。この事業は、計画 の貯金をお預かりしています。 的な大量購入によって、安い価格で仕入れ流通経費を節 普通貯金、決済用貯金、当座貯金、スーパー定期、大 約して、安くて安全で品質の良い品物を安定的に供給す 口定期、定期積金、総合口座などの各種貯金を目的・期 ることを目的にしています。 間・金額にあわせてご利用いただいております。 ● 貸出業務 販 売 事 業 組合員への貸出をはじめ、 地域住民の皆様の暮らしや、 農業者・事業者の皆様の事業に必要な資金を貸出してお 販売事業は、組合員農家の営農活動の成果である生産 ります。 物を共同で販売する事業であり、より高い農業収入をあ また、地方公共団体、農業関連産業などへも貸出し、 げることを目的にしています。 地域経済の質的向上・発展に貢献しています。 さらに、日本政策金融公庫の融資の申込みのお取次ぎ 指 導 事 業 もしております。 ● 為替業務 指導事業は、営農指導事業と生活指導事業に大別され、 全国の農業協同組合、信用農業協同組合連合会、農林 それぞれ組合員の営農活動、生活活動がより効果的に行 中央金庫の店舗をはじめ、全国の銀行や信用金庫などの われることを目的にしています。直接収益を生み出す事 各店舗と為替網で結び、当組合の窓口を通じて全国のど 業ではありませんが、信用・共済・購買・販売等の事業 この金融機関でも振込や手形・小切手等の取り立て、送 の要として取組んでおります。 金が安全・確実・迅速にできる内国為替をお取り扱いし なお、営農指導事業とは、組合員の営農を指導し、そ ています。 の改善と地域における総合的な農業生産力の維持・向上 ● 国債・投資信託窓口販売、外貨宅配取次 を図っていく重要な事業であり、生活指導事業は、組合 国債 ( 利付・割引国庫債券・個人向け国債や投資信託 ) 員農家の生活全般について指導し、組合員や地域社会の の窓口販売をお取り扱いしています。 生活改善と向上を図っていく事業です。 また、外貨の宅配をお取次ぎしています。 ● 自動受取・自動支払サービス 高 齢 者 福 祉 事 業 給与・年金などの自動受取サービスや、電気・電話・ ガスなどの公共料金の自動支払サービスのほか、JA 高齢者福祉事業は、組合員及びその家族、地域の高齢 カードなどのクレジットカードの会員・加盟店のお申込 者に対し介護サービスを提供することにより、安心して みの取次ぎをしています。 生活できる地域づくりをすすめることを目的にしていま また、事業主の皆様のために給与振込サービス、口座 す。 振込サービス、自動集金サービスなどをお取り扱いして この事業は、介護保険法の事業認定を受け居宅介護支 います。 援、訪問介護事業、通所介護事業、福祉用具貸与事業等 に本格的に取組んでいます。 共 済 事 業 共済事業は、病気や災害に備えて組合員、契約者が協 同して保障と損害の回復をはかり、農業経営と生活の安 定をめざしています。JAの共済事業が一般の民間保険 と異なる点は、事業実施当初から生命共済と損害共済を 兼営していること、組合員・契約者とその家族の保障を 18 また、助け合い組織である「ふれあいわかば会」では 地域高齢者を対象にした「いこいの場」や「一声かけ運動」 といった地域に密着した高齢福祉活動を行っています。 ■ 各種手数料一覧(平成 24 年 4 月 1 日現在) 諸手数料等一覧表(税込) 種 別 手 数 料 約束、為替手形用紙代 1 冊( 50 枚) 840 円 〃 1 枚 16 円 小切手用紙代 1 冊( 50 枚) 貯 金 関 係 マル専 手 形 1,050 円 口座開設手数料 3,150 円 手形決済手数料(用紙発行 1 枚当り) 525 円 証書・通帳再発行手数料 現金自動化機器 利用手数料 【注 1 】 1,050 円 支払 受入 提携ネットの平日時間内利用料 105 円 提携ネットの平日時間外・休日利用料 210 円 郵貯提携の平日時間外・休日利用料 105 円 郵貯提携の平日時間外・休日利用料 105 円 貯蓄貯金・普通貯金スウィング手数料 105 円 保証小切手発行手数料 【注 2 】 525 円 割引手形・担保手形同地内取立手数料 繰上償還手数料 貸 出 関 条件変更手数料 (但し、貸出先の 都合又は依頼によ るものに限る) 210 円 一部償還 (手形貸付は除く) 2,100 円 全額償還 (手形貸付は除く) 【注 3 】 5,250 円 固定金利から変動金利へ変更 5,250 円 返済方法・貸出利率の変更 【注 4 】 5,250 円 不動産担保追加・一部抹消事務手数料【注 5 】 10,500 円 不動産担保取扱事務手数料 10,500 円 係 譲渡・質権・確定日付徴求のための手数料 1,785 円 抹消委任状の再発行手数料 1,050 円 融資予定証明書発行手数料 10,500 円 借入用約束手形用紙代 1 枚 両替関係 両替のみ利用の 場合に徴求する 52 円 0 枚 ~ 300 枚 無 料 301 枚 ~ 500 枚 210 円 501 枚 ~1,000 枚 315 円 1,001 枚 ~2,000 枚 630 円 2,001 枚以上 1,000 枚につき 315 円 その他 各種証明書発行手数料 315 円 各種カード再発行手数料 1,050 円 税金・公共料金取次手数料 【注 6 】 420 円 口座引落手数料(新聞代等データ 1 件につき) 【注 7 】 105 円 【注 1 】 平日時間内は平日の 8 時 45 分から 18 時までとする。 信漁連ネットについては手数料なしとする。 提携ネットのうち三菱東京UFJ銀行については、平日時間内利用料は手数料なし、平日時間外及び休日の利用料は 105 円とする。 貯提携の利用料は、当組合顧客が郵貯の現金自動化機器を利用した場合の利用料とする。また、郵貯提携の受入及び支払の平日時間内利用料については手数料なしとする。 郵 自店、県内ネット、全国ネットの受入及び支払、ならびにキャッシングについては手数料なしとする。 【注 2 】 当組合の都合による発行は手数料なしとする。 【注 3 】 「JAバンクローンセンター福井」経由案件の住宅ローンについては 10,500 円とする。 【注 4 】 中小企業者等金融円滑化法(時限措置法)にかかる条件変更等については手数料なしとする。 【注 5 】 「JAバンクローンセンター福井」経由案件の住宅ローンについては 5,250 円とする。 【注 6 】 当組合が取扱金融機関として指定されていない税金等の収納に限る。 【注 7 】 手数料の上限を 105 円とする。 小切手等の代金取立手数料表(税込) 系 統 メ ー ル 扱 い の 代金取立 系統金融機関あて 無 料 他 金 融 機 関 あ て 福井市内他金融機関支払地 無 料 福井県内他金融機関支払地 1 通につき 420 円 福井県外他金融機関支払地 1 通につき 630 円 19 主要事業・業務内容 為替手数料表(税込) 平成 24 年 4 月 1 日現在 当JA 自店あて 【注 1 】 送金手数料 普通扱い(送金小切手) 1 件につき 電 信 扱 い 振込手数料 窓口利用 【注 2 】 自動振込 ATM 振 込 JAネット バンク振込 文 書 扱 い の 他 系統金融機関 あて 無料 420 円 無料 他金融機関 あて 630 円 3万円未満 1件につき 105 円 210 円 315 円 630 円 3万円以上 1件につき 315 円 315 円 525 円 840 円 3万円未満 1件につき 無料 無料 315 円 630 円 525 円 840 円 420 円 3万円以上 1件につき 3万円未満 1件につき 無料 無料 210 円 315 円 630 円 無料 無料 210 円 420 円 3万円以上 1件につき 3万円未満 1件につき 315 円 630 円 3万円未満 1件につき 3万円以上 1件につき ― 210 円 315 円 525 円 3万円以上 1件につき ― 315 円 420 円 735 円 代金取立 系統金融機関あて 手 数 料 1 件につき (融地間) そ 当JA 本・支店あて 【注 1 】 420 円 他金融機関あて 1 通につき 至急扱い 840 円 普通扱い 630 円 送金・振込組戻料 1 件につき 1,050 円 不渡手形返却料 1 通につき 1,050 円 取立手形組戻料 1 通につき 1,050 円 取立手形店頭呈示料 但し、1,050 円を超える経費を要する場合は、その実費を申し受けます。 1 通につき 1,050 円 離島回金料・上記以外の特殊手数料 実 費 【注 1 】 当JA自店及び本・支店あて振込手数料は、通帳(家賃、地代納付通帳は通帳とみなしません) ・証書をお持ちでない口座への振込を対象とします。 【注 2 】 視覚障がい者・手が不自由な方等が窓口にて依頼する振込手数料は、ATM振込手数料の額まで減免します。 ■ 金融商品一覧(平成 24 年 4 月 1 日現在) 金融サービス 種 類 内 容 為 替 全国の JA はもちろんのこと、全国銀行データ通信システムを利用して、銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫などとも振込、 代金取立、送金がスピーディーにでき、たいへん便利です。 国 債 個人向け国債、長期利付国債、中期利付国債のご購入ができます。国債は国が発行する債券ですから信用度が高く、元金も確 実です。保護預りをご利用になれば利息と元金がご指定の貯金口座へ自動的に振込まれますので大変便利で安全です。 投 託 運用の専門家が債券や株式などの有価証券に分散投資を行い、これによって得た収益を投資したお客様に還元する実績配分型 の金融商品です。毎月一定額を口座から引き落とし、購入する投信積立サービスもございます。 自動受取サービス 給与、賞与、年金、農産物販売代金、証券元利金、株式配当金などを JA の貯金口座にご指定いただくことによって自動的にお 受取りになれます。受取日にはキチンと入金されますので安全・確実です。 自動支払サービス 公共料金、税金、学校授業料、JA カード利用代金などを JA の貯金口座にご指定いただくことによって自動的にお支払いになれ ます。お支払いのテマがはぶけて便利です。 公金収納サービス 県民税、事業税、自動車税、不動産取得税などの県公金、市町村民税、固定資産税、都市計画税、国民健康保険税などの市町 村公金の納付のお取扱いをいたします。このほかに、法人税、所得税等の国税・歳入金のお取扱いもいたします。 JAキャッシュ サ ー ビ ス JA のキャッシュカード1枚で、県下はもちろん全国の JA キャッシュコーナーで現金のお引出し、残高照会がご利用いただけま す。ATM(現金自動預け払い機)では貯金の預け入れもご利用いただけます。また、銀行やゆうちょ銀行のキャッシュコーナー でも現金のお引出し、残高照会ができます。(ゆうちょ銀行、セブン銀行(セブンイレブン)の ATM では、ご入金もできます。 ) J A カ ー ド JA カード(クレジットカード)の会員入会のお取次ぎをいたします。(三菱 UFJ ニコスカードとの提携により大変便利になって おります)キャッシュカード機能を付けた JA カード(一体型)は、より便利にご使用いただけます。 給与振込サービス 毎月のお支払いの給与を従業員のみなさまがご指定される JA をはじめとする金融機関の貯金口座へお振込みいたします。給与 支払事務の合理化にお役立てください。 口座振込サービス 継続的にお支払いの商品仕入代金、諸経費などの支払金をご指定の取引先の貯金口座へお振込みいたします。支払事務の合理 化にお役立てください。 家計簿サービス 毎月 1 回、ご指定の日に 1ヵ月間のお預かり金額、お支払い金額の合計及び 5 大公共料金ごとの出金合計額を自動的に集計し、 通帳に表示します。個人のお客様で「総合口座通帳」「普通貯金通帳」をお持ちの方なら、どなたでもお申込みいただけます。 JAネットバンク 窓口や ATM に行かなくても、お手持ちのインターネットに接続されているパソコン、携帯電話からアクセスするだけで、平日、 休日を問わず残高照会や振込などの各種サービスがお気軽にご利用いただけます。 20 資 信 融 資(平成 24 年 4 月 1 日現在) 種類 資 金 名 資 金 使 途 農 業 関 連 農 業 近 代 化 資 金 法定の要件を充たす農業 用構築物・農機具等の取得 農 業 近 代 化 資 金 (認定農業者) 貸 出 限 度 貸 出 期 間 住 宅 関 連 事 業 関 連 固定型 1.30% 法令で定める期間 農業用機械・施設の取得、 改良等で農業近代化資金 法令で定める額 の融資対象となるもの 固定型 0.60% ~ 法令で定める期間 集 落 営 農 サ ポ ー ト 資 金 集落営農の振興に必要な 資金 必要資金 証貸 0.80% ~ 当座 0.80% ~ 20 年以内 アグリ長期特別資金 農 舎 等 の 建 築 物・ 農 機 具の取得 300 万円以内(施設) 固定型 1.85% 2,000 万円以内(機械) 10 年以内 7 年以内 農 金 農業用の軽トラックの 取得 200 万円以内 固定型 0.9% ~ 5 年以内 農業経営改善促進資金 認定農業者の短期運転 資金 法令で定める額 当座 2.30% 1 年ごとに更新 賃 貸 住 宅 等 資 金 (利率軽減あり) 共同住宅建設 必要資金 変動型 1.475% ~ 固定型 1.325% ~ 35 年以内 住みタイゾーさん (利率軽減あり) 住宅新築・増改築等 必要資金 (団信付与あり) 2年固定型 1.10% ~ 35 年以内 と く と く プ ラ ン (選 択 型) (利率軽減あり) 住宅新築・増改築等 必要資金 (団信付与あり) 2年固定型 1.05% ~ 35 年以内 事 業 資 金 (利率軽減あり) 事業に必要な資金 必要資金 変動型 2.475% 固定型 1.85% ~ 15 年以内 当 座 貸 越 (利率軽減あり) 事業に必要な資金 必要資金 変動型 1.35% 手 定めない ト ラ 形 資 割 引 法令で定める額 貸 出 利 率 (担保有の場合) 必要資金 (限度 2 億円) 割引料 1.975% 手形支払日まで 生 活 関 連 一般 相 続 税 納 付 資 金 (利率軽減あり) 相続税納付 相続納付税額 変動型 1.975% 3 年以内 マ イ カ ー ロ ー ン 自動車購入等 500 万円以内 固定型 1.20% ~ 7 年以内 教 就学に必要な資金 500 万円以内 固定型 1.85% 卒業後 7 年以内 ク ロ ー バ ロ ー ン 使途自由 500 万円以内 変動型 3.35% 5 年以内 ワイドカードローン 使途自由 300 万円以内 固定型 8.20% 1年ごとに自動更新 定 積 ロ ー ン (エンジョイライフ) 使途自由 300 万円以内 固定型 3.0% 5 年以内 共 済 担 保 資 金 使途自由 解約返戻金の 80% 以内 変動型 2.35% 3 年以内 一 般 資 金 (利率軽減あり) 必要とする一切の資金 必要資金 変動型 1.85% 35 年以内 育 ロ ー ン (注)長期・短期プライムレートを基準とする資金は、貸出利率が変わることがあります。 21 主要事業・業務内容 貯 金 種 類 期 間 特 徴 スーパー定期 1ヵ月以上 10 年以内 市場金利に応じてJAが利率を設定する、とてもお得な自由型金利定期貯金です。お預け入れ時の利率 が満期時まで変わらず安全で確実です。 最長 3 年 (据置 1 年) 市場金利をすばやく反映、高利回りの定期貯金です。1 年経過後は 1ヶ月前までにご連絡いただければ、 いつでもお引き出しになれます。元金の一部引き出しもできますので、有利で便利にご利用頂けます。 大口定期貯金 1ヵ月以上 10 年以内 1,000 万円以上の大口資金の運用にご活用下さい。金融情勢により、JAが利率を設定しますので、た いへん有利に運用できます。 変動金利定期貯金 3 年 お預け入れから半年毎に適用金利を見直す貯金です。 年金特得定期貯金 1 年 JAで年金をお受け取りになられると、定期貯金店頭表示金利に 0.20%の金利を上乗せします。 ( 350 万円まで) (期間:平成 24 年 3 月 1 日~平成 25 年 2 月 28 日) 6ヵ月以上 5年以内 計画的に毎月積み立てできる貯金です。ボーナス併用型でよりスピーディーに。又、口座振替されます とより便利で確実です。 期 定 定 日 期 指 貯 期 定 金 積 金 金利上乗せ定期積金 ( ト ラ イ 5) 5 年 金利上乗せ定期積金 (ライフ・ステップ) 6ヵ月以上 5 年以内 当JAに年金振込口座を予約された方に、金利を店頭表示利回りの 3 倍にいたします。( 0.6%を上限) 期間 5 年でご契約いただければ、金利を上乗せします。(店頭表示利回りプラス 0.3%) 貯 蓄 貯 金 自 由 毎月 1 回利率が見直される有利な貯金です。お預入れ額は 1 円以上からでき、残高に応じて適用利率が 5 段階に設定されています。 普通貯金との間で資金を自動的に移し替えるスウィングサービス付きでキャッシュカードでもご利用に なれます。 総 合 口 座 自 由 「貯める・ふやす・支払う・受け取る・借りる」の機能が 1 冊の通帳でできます。給与振込や公共料金の 自動振替、自動融資もご利用になれます。 普 通 貯 金 自 由 いちばん身近な貯金です。1 円以上ならいつでもお気軽にサイフがわりにご利用ください。 通 知 貯 金 自 由 7 日以上お預けいただける短期で大口資金の運用にどうぞ! 2 日前までにご連絡いただければ、いつ でもお引き出しできます。 決 済 用 貯 金 自 由 全額保護対象となる普通貯金無利息型(決済用)の貯金です。ペイオフ対策に、ぜひご利用ください。 納税準備貯金 入金は自由 一般財形貯蓄 3年以上 毎月の給料やボーナスから自動的に天引きし確実にふやします。公的な融資も受けられ安心貯蓄です。 財形年金貯蓄 5 年以上 退職後の資金づくりにご利用ください。金額、期間、年金のお受取期間などは自由にお決めいただけます。 財形住宅貯蓄をあわせ 550 万円まで非課税。 財形住宅貯蓄 5 年以上 マイホームを実現するお手伝い貯蓄です。公的な融資も受けられ大変有利です。 税金納付のための貯金です。利子税がかからず、とてもお得な貯金です。 共済商品一覧 種 類 終 身 内 共 済 容 と 特 色 一生涯大切な家族や老後の万一保障を確保できます。 予 定 利 率 変 動 型 年 金 共 済( 終 身 ) 一生涯にわたり年金を確保できます。 予 定 利 率 変 動 型 年 金 共 済( 定 期 ) つなぎ年金として老後の資金を確保できます。 養 済 将来の資金の準備を進めながら同時に万一の保障を提供します。 一 時 払 生 存 型 養 老 生 命 退職金等の一時金を活用した資金形成ニーズに応える商品です。 こ 済 お子様の入学に必要な費用を準備しながら入院等の保障を提供します。 済 安い掛金で一定期間の保障を提供します。 定 老 生 ど 命 共 も 期 生 共 命 共 が ん 共 済 がん・脳腫瘍に罹患した場合、その入院・死亡の保障を提供します。 医 療 共 済 入院、手術を 80 歳終了まで、もしくは一生涯にわたって保障します。 新 入院、手術を一定期間保障し、加入手続きも簡便です 医 療 共 済 1 0 年 更 引 受 緩 和 型 定 期 医 療 共 済 健康に不安を有する方も加入しやすい中高齢者向けの商品です。 傷 済 災害によって負った死亡入院・通院に対して保障します。 済 満期資金を準備しながら火災、自然災害による損害を準備します。 済 火災、落雷、破裂、爆発等による損害を保障します。 建 害 物 火 共 更 生 災 共 共 自 賠 責 共 済 自動車の運行により他人を傷つけ損害賠償責任を負った場合の損害を保障します。 自 動 車 共 済 自動車が衝突して受けた損害や、他人や他人の財物に損害を与え損害賠償義務を負ったときに保障する 自動車の総合共済です。 22 JA共済の仕組み JA共済は、平成 17 年 4 月 1 日から、JAとJA共済連が共同で共済契約をお引き受けしています。JAとJA共 済連がそれぞれの役割を担い、組合員・利用者の皆さまに密着した生活総合保障活動を行っています。 JA 組合員・利用者 の皆さま 共済契約 JA共済連 JA JA共済の窓口です。 JA共済連 JA共済事業の企画・開発・資産運用業務や支払共済にかかる 準備金の積み立てなどを行っています。 系統セーフティネット (貯金者保護の取組み) ◇「一体的な事業推進」の実施 良質で高度な金融サービスを提供するため、JAバン クとして商品開発力・提案力の強化、共同運営システム 当JAの貯金は、JAバンク独自の制度である「破綻 の利用、全国統一のJAバンクブランドの確立等の一体 未然防止システム」と公的制度である「貯金保険制度(農 的な事業推進の取組みをしています。 水産業協同組合貯金保険制度) 」との 2 重のセーフティ ネットで守られています。 ◇「JAバンクシステム」の仕組み ◇ 貯金保険制度 貯金保険制度とは、農水産業協同組合が貯金などの払 い戻しができなくなった場合などに、貯金者を保護し、 JAバンクは、全国の農業協同組合・信用農業協同組 また資金決済の確保を図ることによって、信用秩序の維 合連合会・農林中央金庫(JAバンク会員)で構成する 持に資することを目的とする制度で、銀行、信金、信組、 グループの名称です。組合員・利用者の皆さまに、便利 労金などが加入する「預金保険制度」と同様な制度です。 で安心な金融機関としてご利用いただけるよう、JAバ ンク会員の総力を結集し、実質的にひとつの金融機関と して活動する「JAバンクシステム」を運営しています。 「JAバンクシステム」は、 「破綻未然防止システム」 と「一体的事業推進」を 2 つの柱としています。 ◇「破綻未然防止システム」の機能 「破綻未然防止システム」は、JAバンク全体として の信頼性を確保するための仕組みです。 JAバンク法(農 林中央金庫及び特定農業協同組合等による信用事業の再 編及び強化に関する法律)に基づき、 「JAバンク基本 方針」を定め、JAの経営上の問題点の早期発見・早期 改善のため、国の基準よりもさらに厳しいJAバンク独 自の自主ルール基準(達成すべき自己資本比率の水準、 体制整備など)を設定しています。 ま た、 J A バ ン ク全体で個々のJAの経営状 況 を チェックすることにより、適切な経営改善指導を行いま す。 23 決 算 の 状 況 【経営資料】 Ⅰ 決 算 の 状 況 1.貸借対照表 科 目 (単位:千円) 23 年度 (平成 23 年 12 月 31 日) 22 年度 (平成 22 年 12 月 31 日) (資産の部) 1 信用事業資産 158,512,135 618,826 574,236 ( 2 )預金 94,272,709 88,022,728 94,272,209 88,022,228 系統預金 系統外預金 ( 3 )有価証券 500 500 13,333,782 12,845,760 国債 1,938,158 1,938,812 地方債 9,495,613 8,294,435 政府保証債 1,199,078 1,198,487 200,266 401,628 金融債 社債 ( 4 )貸出金 ( 5 )その他の信用事業資産 未収収益 その他の資産 ( 6 )貸倒引当金 2 共済事業資産 ( 1 )共済貸付金 ( 2 )共済未収利息 ( 3 )その他の共済事業資産 ( 4 )貸倒引当金 3 経済事業資産 ( 1 )受取手形 ( 2 )経済事業未収金 ( 3 )経済受託債権 ( 4 )棚卸資産 購買品 その他の棚卸資産 ( 5 )貸倒引当金 4 雑資産 5 固定資産 ( 1 )有形固定資産 500,665 1,012,397 54,897,312 57,208,593 188,051 204,812 146,103 160,491 41,948 44,320 △ 401,944 △ 343,996 558,865 556,437 550,410 548,184 10,304 10,142 96 47 △ 1,945 △ 1,937 2,309,934 2,106,525 1,597 1,153 520,528 509,942 1,456,957 1,259,031 351,494 352,754 266,419 272,302 85,074 80,452 △ 20,642 △ 16,357 906,112 837,052 7,543,675 7,394,594 7,537,127 7,390,309 建物 9,693,120 9,316,936 機械装置 2,721,455 2,687,246 土地 3,233,656 3,245,790 その他の有形固定資産 減価償却累計額 ( 2 )無形固定資産 無形固定資産 6 外部出資 ( 1 )外部出資 系統出資 系統外出資 7 繰延税金資産 資 産 の 部 合 計 24 162,908,738 ( 1 )現金 2,948,232 2,971,064 △ 11,059,337 △ 10,830,729 6,548 4,285 6,548 4,285 5,264,725 4,226,560 5,264,725 4,226,560 5,179,995 4,141,830 84,730 84,730 317,064 276,990 179,809,117 173,910,296 (単位:千円) 科 目 23 年度 (平成 23 年 12 月 31 日) 22 年度 (平成 22 年 12 月 31 日) (負債の部) 1 信用事業負債 ( 1 )貯金 ( 2 )借入金 ( 3 )その他の信用事業負債 164,973,670 159,653,272 164,345,990 158,964,631 36,163 46,454 591,516 642,186 未払費用 132,045 173,634 その他の負債 459,470 468,552 1,530,998 1,447,789 ( 1 )共済借入金 548,220 546,573 ( 2 )共済資金 508,297 407,585 8,485 8,615 452,225 473,448 2 共済事業負債 ( 3 )共済未払利息 ( 4 )未経過共済付加収入 ( 5 )その他の共済事業負債 3 経済事業負債 ( 1 )経済事業未払金 ( 2 )経済受託債務 ( 3 )その他の経済事業負債 4 雑負債 13,770 11,566 1,692,811 1,579,742 651,728 632,652 1,040,376 944,337 706 2,751 523,811 415,376 ( 1 )未払法人税等 156,013 124,708 ( 2 )資産除去債務 3,738 - ( 3 )その他の負債 5 諸引当金 ( 1 )賞与引当金 ( 2 )退職給付引当金 ( 3 )役員退職慰労引当金 ( 4 )睡眠貯金払戻損失引当金 364,059 290,668 1,077,573 858,233 38,153 22,648 986,185 779,199 33,655 26,608 2,169 3,280 17,408 26,496 169,798,865 163,954,413 10,009,572 9,955,517 ( 1 )出資金 3,754,205 3,740,555 ( 2 )資本準備金 3,624,011 3,624,011 ( 3 )利益剰余金 2,646,736 2,609,451 ( 5 )ポイント引当金 負 債 の 部 合 計 (純資産の部) 1 組合員資本 利益準備金 634,912 620,912 2,011,824 1,988,539 協同組合等教育積立金 305,250 305,250 施設整備積立金 809,454 857,454 減損会計積立金 50,000 50,000 277,801 181,907 その他利益剰余金 税効果調整積立金 リスク管理積立金 特別積立金 20,000 - 407,607 402,607 当期未処分剰余金 141,710 191,319 (うち当期剰余金) (74,326) (67,319) △ 15,380 △ 18,500 679 364 679 364 ( 4 )処分未済持分 2 評価・換算差額等 ( 1 )その他有価証券評価差額金 純 資 産 の 部 合 計 負債及び純資産の部合計 10,010,251 9,955,882 179,809,117 173,910,296 25 決 算 の 状 況 2.損益計算書 (単位:千円) 科 目 1 事業総利益 ( 1 )信用事業収益 4,174,789 22 年度 (自平成 22 年1月1日 至平成 22 年 12 月 31 日) 4,335,550 1,845,796 1,933,923 1,760,816 1,848,618 (うち預金利息) (415,701) (456,102) (うち有価証券利息) (185,854) (175,582) (うち貸出金利息) (989,378) (1,081,122) (うちその他受入利息) (169,882) (135,811) 45,860 45,770 資金運用収益 役務取引等収益 その他事業直接収益 その他経常収益 ( 2 )信用事業費用 資金調達費用 (うち貯金利息) (うち給付補てん備金繰入) (うち借入金利息) (うちその他支払利息) 役務取引等費用 その他事業直接費用 その他経常費用 (うち貸倒引当金繰入額) 信用事業総利益 ( 3 )共済事業収益 共済付加収入 共済貸付金利息 その他の収益 ( 4 )共済事業費用 535 54 38,584 39,479 520,242 573,660 214,505 305,094 (168,678) (255,373) (39,127) (41,662) (925) (2,171) (5,773) (5,887) 10,646 10,311 - 44 295,090 258,210 (57,948) (3,830) 1,325,554 1,360,262 1,490,951 1,486,728 1,383,319 1,391,359 17,428 17,729 90,203 77,639 90,949 89,570 共済借入金利息 17,428 17,711 共済推進費 20,831 18,361 共済保全費 5,804 6,958 46,885 46,538 (7) (57) 1,400,001 1,397,158 5,710,777 5,788,849 購買品供給高 5,627,171 5,692,426 その他の収益 83,605 96,423 その他の費用 (うち貸倒引当金繰入額) 共済事業総利益 ( 5 )購買事業収益 ( 6 )購買事業費用 購買品供給原価 その他の費用 (うち貸倒引当金繰入額) (うち貸倒損失) 購買事業総利益 ( 7 )店舗事業収益 店舗購買品供給高 その他の収益 26 23 年度 (自平成 23 年1月1日 至平成 23 年 12 月 31 日) 5,115,684 5,170,006 4,981,123 5,024,042 134,561 145,963 (4,163) (1,455) (5) (219) 595,092 618,843 5,501,326 6,070,515 5,312,689 5,879,053 188,636 191,461 (単位:千円) 科 目 ( 8 )店舗事業費用 店舗購買品供給原価 23 年度 (自平成 23 年1月1日 至平成 23 年 12 月 31 日) 22 年度 (自平成 22 年1月1日 至平成 22 年 12 月 31 日) 4,959,057 5,433,352 4,356,909 4,792,742 その他の費用 602,147 640,610 店舗事業総利益 542,268 637,162 216,182 239,440 ( 9 )販売事業収益 販売品販売高 販売手数料 - 11,129 166,269 174,889 農産物検査収益 13,195 13,687 その他の収益 36,717 39,733 ( 10 )販売事業費用 40,170 51,086 販売品受入高 - 10,093 農産物検査費用 その他の費用 (うち貸倒引当金繰入額) 販売事業総利益 888 792 39,282 40,200 - (1) 176,011 188,353 ( 11 )農業倉庫事業収益 44,691 51,589 ( 12 )農業倉庫事業費用 20,952 19,634 23,738 31,954 ( 13 )加工事業収益 農業倉庫事業総利益 218,553 233,250 ( 14 )加工事業費用 210,180 219,501 8,372 13,749 ( 15 )利用事業収益 995,017 953,290 ( 16 )利用事業費用 912,820 883,581 82,197 69,708 5,181 8,597 加工事業総利益 利用事業総利益 ( 17 )宅地等供給事業収益 ( 18 )宅地等供給事業費用 3,303 3,319 1,877 5,277 ( 19 )その他事業収益 330,585 342,521 ( 20 )その他事業費用 318,206 326,082 12,378 16,438 ( 21 )福祉・介護保険事業収益 360,405 318,268 ( 22 )福祉・介護保険事業費用 293,574 259,044 宅地等供給事業総利益 その他事業総利益 福祉・介護保険事業総利益 ( 23 )指導事業収入 66,830 59,223 108,782 467,007 賦課金 18,243 18,318 指導事業補助金 63,491 420,042 実費収入 ( 24 )指導事業支出 営農改善費 生活文化事業費 健康管理事業費 福祉事業費 指導事業収支差額 27,047 28,645 168,319 529,589 154,049 514,782 12,722 12,901 424 698 1,123 1,206 △ 59,536 △ 62,582 27 決 算 の 状 況 (単位:千円) 科 目 2 事業管理費 ( 1 )人件費 23 年度 (自平成 23 年1月1日 至平成 23 年 12 月 31 日) 22 年度 (自平成 22 年1月1日 至平成 22 年 12 月 31 日) 3,828,037 4,004,797 2,860,121 3,023,872 ( 2 )業務費 193,779 196,549 ( 3 )諸税負担金 205,809 220,310 ( 4 )施設費 562,397 556,213 5,929 7,851 346,751 330,753 89,563 70,596 ( 5 )その他事業管理費 事業利益 3 事業外収益 ( 1 )受取雑利息 331 479 39,448 38,673 ( 3 )賃貸料 27,087 24,628 ( 4 )雑収入 22,695 6,814 168 3 - 3 ( 2 )受取出資配当金 4 事業外費用 ( 1 )寄付金 168 - 経常利益 ( 2 )貸倒引当金繰入 436,146 401,346 5 特別利益 151,026 93,832 ( 1 )固定資産処分益 94,809 48,740 ( 2 )一般補助金 56,169 45,052 ( 5 )その他の特別利益 47 39 388,511 391,310 ( 1 )固定資産処分損 83,927 106,001 ( 2 )固定資産圧縮損 56,309 38,188 6 特別損失 ( 3 )その他の特別損失 税引前当期利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 法人税等合計 248,274 247,120 198,661 103,868 163,902 132,442 △ 39,567 △ 95,893 124,334 36,549 当期剰余金 74,326 67,319 前期繰越剰余金 19,384 13,000 リスク管理積立金取崩額 施設整備積立金取崩額 当期未処分剰余金 28 - 16,000 48,000 95,000 141,710 191,319 3.キャッシュ・フロー計算書 科 目 (単位:円) 23 年度 22 年度 (自平成 23 年1月1日 (自平成 22 年1月1日 至平成 23 年 12 月 31 日) 至平成 22 年 12 月 31 日) 1 事業活動によるキャッシュ・フロー 税引前当期利益 198 ,661 ,003 103 ,868 ,430 減価償却費 453 ,094 ,931 443 ,632 ,235 0 0 貸倒引当金の増加額 62 ,240 ,889 5 ,305 ,238 賞与引当金の増加額 15 ,505 ,479 △ 596 ,137 206 ,985 ,699 293 ,164 ,691 7 ,047 ,434 7 ,092 ,000 △ 10 ,199 ,081 9 ,410 ,216 信用事業資金運用収益 △ 1 ,590 ,899 ,416 △ 1 ,714 ,145 ,204 信用事業資金調達費用 214 ,505 ,237 305 ,094 ,443 共済貸付金利息 △ 17 ,428 ,229 △ 17 ,729 ,961 共済借入金利息 17 ,428 ,229 17 ,711 ,411 △ 39 ,780 ,105 △ 39 ,153 ,809 支払雑利息 0 0 為替差損益 0 0 △ 714 ,045 974 ,219 0 0 △ 94 ,809 ,500 △ 48 ,740 ,000 70 ,115 ,125 74 ,238 ,621 2 ,311 ,280 ,979 2 ,433 ,571 ,076 預金の純増減 △ 6 ,858 ,000 ,000 △ 6 ,752 ,000 ,000 貯金の純増減 5 ,381 ,358 ,961 2 ,902 ,241 ,811 △ 10 ,290 ,139 △ 68 ,869 ,845 その他の信用事業資産の純増減 2 ,372 ,556 △ 1 ,976 ,959 その他の信用事業負債の純増減 △ 9 ,268 ,062 151 ,144 ,628 共済貸付金の純増減 △ 2 ,226 ,203 △ 16 ,522 ,655 共済借入金の純増減 1 ,646 ,755 16 ,044 ,103 100 ,711 ,853 △ 54 ,012 ,695 △ 21 ,222 ,924 △ 29 ,808 ,871 その他の共済事業資産の純増減 △ 48 ,713 △ 47 ,971 その他の共済事業負債の純増減 2 ,204 ,321 3 ,290 ,407 △ 11 ,029 ,435 25 ,273 ,785 △ 197 ,926 ,024 491 ,275 ,838 1 ,260 ,753 72 ,552 ,723 支払手形及び経済事業未払金の純増減 19 ,075 ,715 △ 60 ,365 ,700 経済受託債務の純増減 96 ,038 ,978 △ 442 ,516 ,736 その他の経済事業資産の純増減 0 0 その他の経済事業負債の純増減 △ 2 ,045 ,800 2 ,728 ,925 減損損失 退職給付引当金の増加額 役員退職慰労引当金の増加額 その他引当金等の増加額 受取雑利息及び受取出資配当金 有価証券関係損益 金銭の信託の運用損益 固定資産売却損益 その他固定資産関係損益 (信用事業活動による資産及び負債の増減) 貸出金の純増減 信用事業借入金の純増減 (共済事業活動による資産及び負債の増減) 共済資金の純増減 未経過共済付加収入の純増減 (経済事業活動による資産及び負債の増減) 受取手形及び経済事業未収金の純増減 経済受託債権の純増減 棚卸資産の純増減 29 決 算 の 状 況 (単位:円) 科 目 23 年度 22 年度 (自平成 23 年1月1日 (自平成 22 年1月1日 至平成 23 年 12 月 31 日) 至平成 22 年 12 月 31 日) (その他の資産及び負債の増減) その他の資産の純増減 △ 44 ,274 ,193 18 ,006 ,956 その他の負債の純増減 83 ,368 ,596 23 ,321 ,962 未払消費税等の増減額 △ 23 ,895 ,000 △ 43 ,391 ,700 信用事業資金運用による収入 1 ,602 ,486 ,567 1 ,766 ,226 ,619 信用事業資金調達による支出 △ 253 ,105 ,972 △ 357 ,074 ,454 共済貸付金利息による収入 17 ,266 ,807 17 ,135 ,217 共済借入金利息による支出 △ 17 ,558 ,865 △ 17 ,693 ,288 0 △ 21 ,160 ,510 1 ,659 ,935 ,161 △ 502 ,500 ,941 39 ,780 ,105 39 ,153 ,809 0 0 △ 132 ,597 ,690 △ 63 ,043 ,565 1 ,567 ,117 ,576 △ 526 ,390 ,697 有価証券の取得による支出 △ 1 ,204 ,388 ,862 △ 1 ,304 ,645 ,748 有価証券の売却による収入 679 ,155 364 ,266 有価証券の償還による収入 716 ,210 ,574 305 ,683 ,436 金銭の信託の増加による支出 0 0 金銭の信託の減少による収入 0 0 補助金の受入れによる収入 56 ,309 ,613 38 ,188 ,641 固定資産の取得による支出 △ 728 ,600 ,729 △ 380 ,807 ,568 固定資産の売却による収入 94 ,809 ,500 48 ,740 ,000 △ 1 ,102 ,771 ,004 △ 103 ,652 ,996 64 ,606 ,152 74 ,363 ,683 △ 2 ,103 ,145 ,601 △ 1 ,321 ,766 ,286 設備借入れによる収入 0 0 設備借入金の返済による支出 0 0 34 ,375 ,000 16 ,255 ,000 △ 24 ,735 ,000 △ 3 ,660 ,000 回転出資金の受入による収入 0 0 回転出資金の払戻しによる支出 0 0 持分の取得による支出 △ 18 ,500 ,000 △ 19 ,555 ,000 持分の譲渡による収入 18 ,500 ,000 19 ,555 ,000 △ 37 ,041 ,453 △ 37 ,002 ,069 △ 27 ,401 ,453 △ 24 ,407 ,069 0 0 5 現金及び現金同等物の増加額(又は減少額) △ 563 ,429 ,478 △ 1 ,872 ,564 ,052 6 現金及び現金同等物の期首残高 1 ,395 ,465 ,224 3 ,268 ,029 ,276 7 現金及び現金同等物の期末残高 832 ,035 ,746 1 ,395 ,465 ,224 事業の利用分量に対する配当金の支払額 小 計 雑利息及び出資配当金の受取額 雑利息の支払額 法人税等の支払額 事業活動によるキャッシュ・フロー 2 投資活動によるキャッシュ・フロー 外部出資による支出 外部出資の売却等による収入 投資活動によるキャッシュ・フロー 3 財務活動によるキャッシュ・フロー 出資の増額による収入 出資の払戻しによる支出 出資配当金の支払額 財務活動によるキャッシュ・フロー 4 現金及び現金同等物に係る換算差額 30 4.注記表 平成 23 年度 1.重要な会計方針に係る事項に関する注記 (1)有価証券の評価基準及び評価方法 平成 22 年度 1.重要な会計方針に係る事項に関する注記 ( 1 )有価証券の評価基準及び評価方法 ①満期保有目的の債券:償却原価法(定額法) ①満期保有目的の債券:償却原価法(定額法) ②その他有価証券 ②その他有価証券 ア.時価のあるもの:期末日の市場価格等に基づく時価法 ア.時価のあるもの:期末日の市場価格等に基づく時価法 (評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価 (評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価 は移動平均法により算定) イ.時価のないもの:移動平均法による原価法 (2)棚卸資産の評価基準及び評価方法 は移動平均法により算定) イ.時価のないもの:移動平均法による取得原価法 ( 2 )棚卸資産の評価基準及び評価方法 ①購買品(店舗在庫)については、売価還元法による原価 ①購買品(店舗在庫)については、売価還元法による原価 法(収益性の低下による簿価切下げの方法)により行っ 法(収益性の低下による簿価切下げの方法)により行っ ています。 ています。 ②購買品(店舗在庫以外)及びその他の棚卸資産について ②購買品(店舗在庫以外)については、最終仕入原価法に は、最終仕入原価法による原価法(収益性の低下による よる原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)に 簿価切下げの方法)により行っています。 より行っています。 ③その他の棚卸資産については、最終仕入原価法による原 価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)により行っ ています。 (3)固定資産の減価償却の方法 ( 3 )固定資産の減価償却の方法 固定資産の減価償却の方法は、それぞれ次のとおり償却し ています。 ①有形固定資産 ①有形固定資産 法人税法に規定する方法と同一の基準による定率法を採 法人税法に規定する方法と同一の基準による定率法を採 用しています。ただし、平成 10 年4月1日以降取得し 用しています。ただし、平成 10 年 4 月 1 日以降取得し た建物(建物附属設備は除く)については、定額法を採 た建物(建物附属設備は除く)については、定額法を採 用しています。 なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規 定する方法と同一の基準によっています。 用しています。 なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規 定する方法と同一の基準によっています。 ②無形固定資産 ②無形固定資産 法人税法に規定する方法と同一の基準による定額法を採 法人税法に規定する方法と同一の基準による定額法を採 用しています。なお、自組合利用のソフトウェアについ 用しています。なお、自組合利用のソフトウェアについ ては、利用可能期間5年に基づく定額法により償却して ては、利用可能期間 5 年に基づく定額法により償却して います。 (4)引当金の計上基準 います。 ( 4 )引当金の計上基準 引当金の計上方法については、次のとおりです。 ①貸倒引当金 ①貸倒引当金 貸倒引当金は、予め定めている資産査定規程、経理規程 貸倒引当金は、予め定めている資産査定規程、経理規程 及び資産の償却・引当規程に則り、次のとおり計上して 及び資産の償却・引当規程に則り、次のとおり計上して います。 います。 ア.破産、特別清算等、法的に経営破綻の事実が発生して ア.破産、特別清算等、法的に経営破綻の事実が発生して いる債務者(破綻先)に係る債権及びそれと同等の状況 いる債務者(「破綻先」という。)に係る債権及びそれと にある債務者(実質破綻先)に係る債権については、債 同等の状況にある債務者(「実質破綻先」という。)に係 権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可 る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額 能見込額を控除し、その残額を計上しています。 及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計 上しています。 イ.また、現在は経営破綻の状況にはないが、今後、経営 イ.また、現在は経営破綻の状況にはないが、今後、経営 破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(破綻懸 破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者に係る債 念先)に係る債権については、債権額から担保の処分可 権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保 能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その 証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債 残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断して必要 務者の支払能力を総合的に判断して必要と認める額を計 と認める額を計上しています。 ウ.上記以外の債権については、貸倒実績率で算定した金 上しています。 ウ.上記以外の債権については、貸倒実績率で算定した金 額と税法繰入限度額のいずれか多い金額を計上していま 額と税法繰入限度額のいずれか多い金額を計上していま す。なお、この基準に基づき、当期は租税特別措置法第 す。なお、この基準に基づき、当期は租税特別措置法第 57 条の10により算定した金額に基づき計上しています。 57条の10により算定した金額に基づき計上しています。 31 決 算 の 状 況 平成 23 年度 平成 22 年度 エ.すべての債権は、資産査定規程に基づき、資産査定部 エ.すべての債権は、資産査定規程に基づき、資産査定部 署が資産査定を実施し、当該部署から独立した監査部が 署が資産査定を実施し、当該部署から独立した監査部が 査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて、上 査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて、上 記の引当を行っております。 記の引当を行っております。 ②賞与引当金 ②賞与引当金 賞与引当金は、職員に対して支給する賞与の支出に充て 賞与引当金は、職員に対して支給する賞与の支出に充て るため、支給見込額のうち当期負担分を計上しています。 るため、支給見込額のうち当期負担分を計上しています。 ③退職給付引当金 ③退職給付引当金 職員の退職給付に備えるため、当年度末における退職給 職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退 付債務及び年金資産の見込額に基づき、当年度に発生し 職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当事業年度 ていると認められる額を計上しています。 数理計算上の差異については、各年度の発生時における に発生していると認められる額を計上しています。 数理計算上の差異については、各事業年度の発生時にお 職員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(3年)によ ける職員の平均残存勤務期間以内の一定の年数( 3 年) る定額法により按分した額を、発生の翌年度から費用処 による定額法により按分した額を、発生の翌事業年度か 理しています。 ら費用処理しています。 適格年金制度から確定給付企業年金制度へ移行したこと 適格年金制度から確定給付企業年金制度へ移行したこと に伴い発生した過去勤務債務は、その発生時の職員の平 に伴い発生した過去勤務債務は、その発生時の職員の平 均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法 均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法 により按分した額を、発生年度から費用処理しています。 により按分した額を、発生年度から費用処理しています。 ④役員退職慰労引当金 ④役員退職慰労引当金 役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退任慰労金規程 役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退任慰労金規程 に基づく期末要支給額を計上しています。 に基づく期末要支給額を計上しています。 ⑤睡眠貯金払戻損失引当金 ⑤睡眠貯金払戻損失引当金 睡眠貯金払戻損失引当金は、利益計上した睡眠貯金につ 睡眠貯金払戻損失引当金は、利益計上した睡眠貯金につ いて貯金者からの払戻請求に基づく払戻損失に備えるた いて貯金者からの払戻請求に基づく払戻損失に備えるた め、過去の払戻実績に基づく将来の払戻損失見込額を計 め、過去の払戻実績に基づく将来の払戻損失見込額を計 上しています。 上しています。 ⑥ポイント引当金 ⑥ポイント引当金 組合員優遇を目的とする総合ポイント制度に基づき、組 組合員優遇を目的とする総合ポイント制度に基づき、組 合員等に付与したポイントの使用による費用発生に備え 合員等に付与したポイントの使用による費用発生に備え るため、年度末において将来費用発生すると見込まれる るため、年度末において将来費用発生すると見込まれる 額を計上しています。 額を計上しています。 (5)リース取引の処理方法 ( 5 )リース取引の処理方法 リース取引の所有権が借主に移転すると認められるもの リース取引の所有権が借主に移転すると認められるもの 以外のファイナンス・リース取引については、通常の賃 以外のファイナンス・リース取引については、通常の賃 貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっています。 (6)消費税等の会計処理 消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によって います。ただし、固定資産に係る控除対象外消費税等は 繰延消費税に計上し、 5年間で均等償却を行っています。 (7)記載金額の端数処理 記載金額は千円未満を切り捨てて表示しており、金額千 円未満の科目については「0」で表示しています。 貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっています。 ( 6 )消費税の会計処理 消費税の会計処理は、税抜方式によっています。ただし、 固定資産に係る控除対象外消費税等は繰延消費税に計上 し、5 年間で均等償却を行っています。 ( 7 )記載金額の端数処理 記載金額は千円未満を切り捨てて表示しており、金額千 円未満の科目については「 0 」で表示しています。また、 取引はあるが期末に残高がない勘定科目は「-」で表示 しています。 (8)会計方針の変更 32 ( 8 )固定資産の表示方法の変更 当年度より、「資産除去債務に関する会計基準」 (企業会 「農業協同組合法施行規則」 (平成 17 年農林水産省令第 計基準第 18 号平成 20 年3月 31 日)及び「資産除去 27 号)別紙様式が「農業協同組合法施行規則等の一部 債務に関する会計基準の適用指針」 (企業会計基準適用 を改正する省令」 (平成 22 年 3 月 17 日付農林水産省令 指針第 21 号平成 20 年3月 31 日)を適用しています。 第 18 号)により改正され、平成 22 年 3 月 17 日から この結果、従来の方法によった場合に比べて、事業利益 施行されたことに伴い、貸借対照表における固定資産の 及び経常利益はそれぞれ 185 千円、税引前当期利益は 表示について、「有形固定資産」を改正後の内訳表示に 1,339 千円減少しています。 しています。 平成 23 年度 平成 22 年度 2. 貸借対照表に関する注記 2. 貸借対照表に関する注記 (1)有形固定資産に係る圧縮記帳額を直接控除した場合に ( 1 )資産に係る圧縮記帳額を直接控除した場合における各 資産の資産項目別の圧縮記帳額 おける各資産の資産項目別の圧縮記帳額 国庫補助金等の受領により、有形固定資産の取得価額から 国庫補助金等の受領により、有形固定資産の取得価額から 控除している減価償却累計額は、1,513,379 千円であり、 控除している減価償却累計額は、1,457,069 千円であり、 その内訳は次のとおりです。 その内訳は次のとおりです。 781,438 千円 建 物 758,871 千円 構築物 51,242 千円 構 築 物 49,586 千円 備品 62,536 千円 備 品 建物 機械及び装置 車両運搬具 土地 610,924 千円 機械及び装置 51,117 千円 591,129 千円 5,710 千円 車両運搬具 4,837 千円 1,526 千円 土 地 1,526 千円 (2)減損損失累計額の表示方法 減価償却累計額には、減損損失累計額 306,996 千円が 含まれております。 (3)リース契約により使用する重要な固定資産 ( 2 )減損損失累計額の表示方法 減価償却累計額には、減損損失累計額 342,164 千円が 含まれております。 ( 3 )担保に供されている資産の内訳及びその金額 貸借対照表に計上した固定資産のほかAコープレジシステ 定期預金の一部 1,500,000 千円は、為替決済取引 ム、ガスマイコンメーター等についてリース契約により使用 定期預金の一部 500 千円は、公金収納 しております。 定期預金の一部 15,099,000 千円は、相互援助預金預託 の担保に供しています。 (4)担保に供されている資産の内訳及びその金額 ( 4 )リース契約により使用する重要な固定資産 為替決済取引の担保として定期預金 1,500,000 千円、 貸借対照表に計上した固定資産のほかカントリー荷受シス 公金収納の担保として定期預金 500 千円、相互援助預金預 テム、ガスマイコンメーター等についてリース契約により使 託の担保として定期預金 15,099,000 千円を差し入れてい 用しております。 ます。 (5)理事、経営管理委員及び監事に対する金銭債権の総額 理事、経営管理委員及び監事に対する金銭債権の総額は 520,987 千円です。 (6)理事、経営管理委員及び監事に対する金銭債務の総額 理事、経営管理委員及び監事に対する金銭債務はありませ ( 5 )理事、経営管理委員及び監事に対する金銭債権の総額 理事、経営管理委員及び監事に対する金銭債権の総額は 544,391 千円です。 ( 6 )理事、経営管理委員及び監事に対する金銭債務の総額 理事、経営管理委員及び監事に対する金銭債務はありませ ん。 ん。 (7)貸出金のうち破綻先債権、延滞債権、3ヵ月以上延滞 ( 7 )貸 出金のうち破綻先債権、延滞債権、3ヵ月以上延滞 債権及び貸出条件緩和債権の額並びにその合計額 債権及び貸出条件緩和債権の額並びにその合計額 貸出金のうち、破綻先債権額は 87,029 千円、延滞債権 貸出金のうち、破綻先債権額は 91,217 千円、延滞債権 額は 1,781,402 千円、3カ月以上延滞債権額は 131,066 額は 2,103,831 千円、3 カ月以上延滞債権額は 69,378 千円、貸出条件緩和債権額は該当なしであり、各債権の内容 千円、貸出条件緩和債権額は-千円であり、各債権の内容は は以下のとおりです。 以下のとおりです。 ①破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間 ①破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間 継続していることその他の事由により元本又は利息の取 継続していることその他の事由により元本又は利息の取 立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上 立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上 しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下 しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下 「未収利息不計上貸出金」という。 )のうち、法人税法施 「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施 行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第1項第3号 行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号 のイからホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定す のイからホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定す る事由が生じている貸出金です。 る事由が生じている貸出金です。 ②延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先 ②延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先 債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的と 債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的と して利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金です。 して利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金です。 ③3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支 ③ 3 カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支 払日の翌日から3カ月以上遅延している貸出金で破綻先 払日の翌日から 3 カ月以上遅延している貸出金で破綻 債権及び延滞債権に該当しないものです。 ④貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図 先債権及び延滞債権に該当しないものです。 ④貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図 ることを目的として、金利の減免、利息の支払い猶予、 ることを目的として、金利の減免、利息の支払い猶予、 元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる 元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる 取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3カ 取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び 3 カ 33 決 算 の 状 況 平成 23 年度 月以上延滞債権に該当しないものです。 平成 22 年度 月以上延滞債権に該当しないものです。 以上、破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上延滞債権額 以上、破綻先債権額、延滞債権額、3 カ月以上延滞債権額 及び貸出条件緩和債権額の合計額は 1,999,498 千円であ 及び貸出条件緩和債権額の合計額は 2,264,426 千円であ り、貸倒引当金控除前の金額です。 り、貸倒引当金控除前の金額です。 なお、当該債権のうち、貯金・定期積金、有価証券及び不 動産等の回収確実な担保付貸出金並びに農業信用基金協会等 確実な保証先による保証付貸出金についての当該担保・保証 相当額は 2,099,009 千円であり、個別貸倒引当金として 149,286 千円引当を行っています。 3. 損益計算書に関する注記 ( 1 )減損損失の認識基準及び計上方法 ①グルーピングの概要 管理会計の単位としている支店、燃料事業とマーケット 事業を一般資産とし、 「農業施設センター」「喜ね舎」「福 祉センター」 「本店」を共用資産、 「旧わしづか店跡地」 「旧 浜別所跡地」「旧羽生・芦見・下味見・上味見購買店舗」 を遊休資産とします。 3. 金融商品に関する注記 4. 金融商品に関する注記 (1)金融商品の状況に関する事項 ( 1 )金融商品の状況に関する事項 ①金融商品に対する取組方針 ①金融商品に対する取組方針 当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、 当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、 農家組合員や地域内の企業や団体などへ貸付け、残った 農家組合員や地域内の企業や団体などへ貸付け、残った 余裕金を福井県信用農業協同組合連合会へ預けているほ 余裕金を福井県信用農業協同組合連合会へ預けているほ か、国債や地方債などの債券等の有価証券による運用を か、国債や地方債などの債券等の有価証券による運用を 行っています。 ②金融商品の内容及びそのリスク 当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組 当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組 合員等に対する貸出金及び有価証券であり、貸出金は組 合員等に対する貸出金及び有価証券であり、貸出金は組 合員等の契約不履行によってもたらされる信用リスクに 合員等の契約不履行によってもたらされる信用リスクに 晒されています。 晒されています。 また、有価証券は、主に債券であり、満期保有目的及び また、有価証券は、主に債券であり、満期保有目的及び 純投資目的(その他有価証券)で保有しています。これ 純投資目的(その他有価証券)で保有しています。これ らは発行体の信用リスク、金利の変動リスク及び市場価 らは発行体の信用リスク、金利の変動リスク及び市場価 格の変動リスクに晒されています。 格の変動リスクに晒されています。 ③金融商品に係るリスク管理体制 ③金融商品に係るリスク管理体制 ア.信用リスクの管理 ア.信用リスクの管理 当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事 当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事 会において対応方針を決定しています。また、通常の貸 会において対応方針を決定しています。また、通常の貸 出取引については、本店にリスク管理部署を設置し各支 出取引については、本店にリスク管理課を設置し各支店 店との連携を図りながら、与信審査を行っています。審 との連携を図りながら、与信審査を行っています。審査 査にあたっては、取引先のキャッシュ・フローなどによ にあたっては、取引先のキャッシュ・フローなどにより り償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳 償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格 格な審査基準を設けて、与信判定を行っています。貸出 な審査基準を設けて、与信判定を行っています。貸出取 取引において資産の健全性の維持・向上を図るため、資 引において資産の健全性の維持・向上を図るため、資産 産の自己査定を厳正に行っています。不良債権について の自己査定を厳正に行っています。不良債権については は管理・回収方針を作成・実施し、資産の健全化に取り 管理・回収方針を作成・実施し、資産の健全化に取り組 組んでいます。また、資産自己査定の結果、貸倒引当金 んでいます。また、資産自己査定の結果、貸倒引当金に については「資産の償却・引当規程」に基づき必要額を ついては「資産の償却・引当規程」に基づき必要額を計 計上し、資産及び財務の健全化に努めています。 34 行っています。 ②金融商品の内容及びそのリスク 上し、資産及び財務の健全化に努めています。 イ.市場リスクの管理 イ.市場リスクの管理 当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性 当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性 リスクを的確にコントロールすることにより、収益化及 リスクを的確にコントロールすることにより、収益化及 び財務の安定化を図っています。このため、財務の健全 び財務の安定化を図っています。このため、財務の健全 平成 23 年度 平成 22 年度 性維持と収益力強化とのバランスを重視したALMを基 性維持と収益力強化とのバランスを重視したALMを基 本に、資産・負債の金利感応度分析などを実施し金融情 本に、資産・負債の金利感応度分析などを実施し金融情 勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努 勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努 めています。 めています。 とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見 とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見 通しなどの投資環境分析及び当組合の保有有価証券ポー 通しなどの投資環境分析及び当組合の保有有価証券ポー トフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会におい トフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会におい て運用方針を定めるとともに、経営層で構成するALM て運用方針を定めるとともに、経営層で構成するALM 委員会を定期的に開催して、日常的な情報交換及び意思 委員会を定期的に開催して、日常的な情報交換及び意思 決定を行っています。運用部門は、理事会で決定した運 決定を行っています。運用部門は、理事会で決定した運 用方針及びALM委員会で決定された方針などに基づ 用方針及びALM委員会で決定された方針などに基づ き、有価証券の売買やリスクヘッジを行っています。運 き、有価証券の売買やリスクヘッジを行っています。運 用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切な 用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切な 執行を行っているかどうかチェックし定期的にリスク量 執行を行っているかどうかチェックし定期的にリスク量 の測定を行い経営層に報告しています。 の測定を行い経営層に報告しています。 (市場リスクに係る定量的情報) 当組合で保有している金融商品はすべてトレーディング 目的以外の金融商品です。当組合において、主要なリス ク変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品 は、預金、有価証券のうちその他有価証券に分類してい る債券、貸出金、貯金及び借入金です。 当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、 期末後1年程度の金利の合理的な予想変動幅を用いた経 済価値の変動額を、金利の変動リスクの管理にあたって の定量的分析に利用しています。 金利以外の全てのリスク変数が一定であると仮定し、当 年度末現在、指標となる金利が 0.1%上昇したものと想 定した場合には、経済価値が 22,863 千円減少するも のと把握しています。 当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の前提とし ており、金利とその他のリスク変数の相関を考慮してい ません。 また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた 場合には、算定額を超える影響が生じる可能性がありま す。 なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案件に かかる未実行金額についても含めて計算してます。 ウ.資金調達に係る流動性リスクの管理 ウ.資金調達に係る流動性リスクの管理 当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達に 当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達に ついて月次の資金計画を作成し、安定的な流動性の確保 ついて月次の資金計画を作成し、安定的な流動性の確保 に努めています。また、市場流動性リスクについては、 に努めています。また、市場流動性リスクについては、 投資判断を行う上での重要な要素と位置付け、商品ごと 投資判断を行う上での重要な要素と位置付け、商品ごと に異なる流動性(換金性)を把握したうえで、運用方針 に異なる流動性(換金性)を把握したうえで、運用方針 などの策定の際に検討を行っています。 などの策定の際に検討を行っています。 ④金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 ④金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場 金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場 価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理 価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理 的に算定された価額(これに準ずる価額を含む)が含ま 的に算定された価額(これに準ずる価額を含む)が含ま れています。当該価額の算定においては一定の前提条件 れています。当該価額の算定においては一定の前提条件 等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合 等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合 当該価額が異なることもあります。 (2)金融商品の時価に関する事項 当該価額が異なることもあります。 ( 2 )金融商品の時価に関する事項 ①金融商品の貸借対照表計上額および時価等 ①金融商品の貸借対照表計上額および時価等 当年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの 当年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの 差額は、次のとおりです。 差額は、次のとおりです。なお、時価を把握することが 35 決 算 の 状 況 平成 23 年度 平成 22 年度 極めて困難と認められるものについては、次表には含め なお、時価を把握することが極めて困難と認められるも ず③に記載しています。 のについては、次表には含めず③に記載しています。 (単位:千円) (単位:千円) 貸借対照表計上額 預金 時 価 94,272,709 94,132,441 △ 140,268 13,295,037 13,747,246 452,209 38,745 38,745 - その他有価証券 貸出金 56,016,356 1,512,832 87,923,940 △ 98,787 12,806,201 13,277,460 471,258 39,558 39,558 - その他有価証券 57,220,848 貸倒引当金控除後 △ 343,996 56,876,852 58,439,619 1,562,767 資 産 計 162,110,016 163,934,790 1,824,773 資 産 計 157,745,340 159,680,578 1,935,237 貯 金 164,345,990 164,262,180 △ 83,809 貯 金 158,964,631 158,913,252 △ 51,379 負 債 計 164,345,990 164,262,180 △ 83,809 負 債 計 158,964,631 158,913,252 △ 51,379 注1)貸出金には貸借対照表上雑資産に計上している職員厚生貸付金 8,156 千円を 含めています。 注2)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。 注 1)貸出金には貸借対照表上雑資産に計上している職員厚生貸付金 12,254 千円 を含めています。 注 2)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。 ②金融商品の時価の算定方法 ②金融商品の時価の算定方法 【資産】 【資産】 ア.預金 ア.預金 満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似して 満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似して いることから、当該帳簿価額によっています。満期のあ いることから、当該帳簿価額によっています。満期のあ る預金については、期間に基づく区分ごとに、リスクフ る預金については、期間に基づく区分ごとに、リスクフ リーレートである円Libor・スワップレートで割り引 リーレートである円Libor・スワップレートで割り引 いた現在価値を時価に代わる金額として算定しています。 いた現在価値を時価に代わる金額として算定しています。 イ.有価証券 イ.有価証券及び外部出資 債券は取引金融機関等から提示された価格によっていま 債券は取引金融機関等から提示された価格によっていま す。 す。 ウ.貸出金 ウ.貸出金 貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金 貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金 利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後大きく異 利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後大きく異 なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していること なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していること から当該帳簿価額によっています。 から当該帳簿価額によっています。 一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に 一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に 基づく区分ごとに、元利金の合計額をリスクフリーレー 基づく区分ごとに、元利金の合計額をリスクフリーレー トである円Libor・スワップレートで割り引いた額 トである円Libor・スワップレートで割り引いた額 から貸倒引当金を控除して時価に代わる金額として算定 から貸倒引当金を控除して時価に代わる金額として算定 しています。 しています。 なお、分割実行案件で未実行額がある場合には、未実行 なお、分割実行案件で未実行額がある場合には、未実行 額も含めた元利金の合計額をリスクフリーレートである 額も含めた元利金の合計額をリスクフリーレートである 円Libor・スワップレートで割り引いた額に、帳簿 円Libor・スワップレートで割り引いた額に、帳簿 価額に未実行額を加えた額に対する帳簿価額の割合を乗 価額に未実行額を加えた額に対する帳簿価額の割合を乗 じ、貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金額として じ、貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金額として 算定しています。 算定しています。 また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債 また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債 権等について、帳簿価額から貸倒引当金を控除した額を 権等について、帳簿価額から貸倒引当金を控除した額を 時価に代わる金額としています。 【負債】 36 差 額 88,022,728 貸倒引当金 △ 401,944 54,503,524 満期保有目的の債券 貸出金 54,905,468 貸倒引当金 貸倒引当金控除後 預金 時 価 有価証券 有価証券 満期保有目的の債券 貸借対照表計上額 差 額 時価に代わる金額としています。 【負債】 ア.貯金 ア.貯金 要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払 要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払 額 ( 帳簿価額 ) を時価とみなしています。また、定期性 額(帳簿価額)を時価とみなしています。また、定期性 貯金については、 期間に基づく区分ごとに、 将来のキャッ 貯金については、期間に基づく区分ごとに、将来のキャッ シュ・フローをリスクフリーレートである円Libor・ シュ・フローをリスクフリーレートである円Libor・ スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金 スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金 平成 23 年度 平成 22 年度 額として算定しています。 額として算定しています。 ③時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品 ③時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品 は次のとおりであり、これらは①の金融商品の時価情報 は次のとおりであり、これらは①の金融商品の時価情報 には含まれていません。 には含まれていません。 (単位:千円) 種 類 貸借対照表計上額 種 類 貸借対照表計上額 外部出資 5,264,725 外部出資 4,226,560 注1)外部出資のうち、市場価格のある株式以外のものについては、時価を把握する ことが極めて困難であると認められるため、時価開示の対象とはしていません。 注 1 )外部出資のうち、市場価格のある株式以外のものについては、時価を把握する ことが極めて困難であると認められるため、時価開示の対象とはしていません。 ④金融債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額 ④金融債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額 (単位:千円) 1年超 2年超 3年超 4年超 種 類 1 年以内 5年超 2年以内 3年以内 4年以内 5年以内 預金 94,272,709 - - - - - (単位:千円) 1 年超 2 年超 3 年超 4 年超 種 類 1 年以内 5 年超 2 年以内 3 年以内 4 年以内 5 年以内 預 金 88,022,728 - - - - - 有価証券 有価証券 満期保有目 1,302,676 2,398,083 1,399,680 1,199,550 998,555 5,996,491 的の債券 満期保有目 710,952 1,304,897 2,396,855 1,399,530 1,199,414 5,794,554 的の債券 その他有価証 券のうち満期 があるもの その他有価証 券のうち満期 があるもの 1,002 20,497 4,148 10,449 2,109 538 貸出金 5,438,719 4,101,699 4,598,149 3,355,111 3,200,306 33,304,163 505 1,013 20,696 4,178 10,512 2,654 貸出金 5,821,749 3,997,701 4,152,136 4,211,296 3,262,830 35,658,159 合 計 101,015,106 6,520,279 6,001,977 4,565,110 4,200,970 39,301,192 合 計 94,555,934 5,303,611 6,569,687 5,615,004 4,472,756 41,455,367 注 1 )貸出金のうち、当座貸越 538,925 千円については「1年以内」に含めています。 注 2 ) 貸 出 金 の う ち、 延 滞 の 生 じ て い る 債 権・ 期 限 の 利 益 を 喪 失 し た 債 権 等 899,162 千円は、償還の予定が見込まれないため、含めていません。 注 1 )貸出金のうち、 当座貸越 622,124 千円については「 1 年以内」に含めています。 注 2 ) 貸 出 金 の う ち、 延 滞 の 生 じ て い る 債 権・ 期 限 の 利 益 を 喪 失 し た 債 権 等 104,722 千円は、償還の予定が見込まれないため、含めていません。 注 3 )貸出金には分割実行案件の未実行額が含まれています。 ⑤ 有利子負債の決算日後の返済予定額 ⑤ 有利子負債の決算日後の返済予定額 年超 種類 1年以内 21年以内 貯金 142,941,154 12,800,850 合計 142,941,154 12,800,850 2 年超 3 年以内 6,132,781 6,132,781 (単位:千円) 3 年超 4 年超 5 年超 4 年以内 5 年以内 1,495,604 970,199 5,400 1,495,604 970,199 5,400 年超 種類 1年以内 21年以内 貯金 139,764,101 13,712,721 合計 139,764,101 13,712,721 2 年超 3 年以内 8,946,930 8,946,930 3 年超 4 年以内 3,744,805 3,744,805 (単位:千円) 4 年超 5 年超 5 年以内 5,349,684 15,400 5,349,684 15,400 注1)貯金のうち、要求払貯金については「1年以内」に含めています。 注 1 )貯金のうち、要求払貯金については「 1 年以内」に含めて開示しています。 注 2 )貯金のうち、定期積金 10,584,552 千円については含めていません。 4.有価証券に関する注記 5.有価証券に関する注記 有価証券の時価、 評価差額に関する事項は次のとおりです。 有価証券の時価、評価差額に関する事項は次のとおりです。 ①満期保有目的債券で時価のあるもの ①満期保有目的債券で時価のあるもの 満期保有目的の債券において、種類ごとの貸借対照表計 満期保有目的の債券において、種類ごとの貸借対照表計 上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりです。 上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりです。 (単位:千円) 種 類 貸借対照表計上額 時価が 貸借対照表 計上額を 超えるもの 1,899,413 1,993,724 94,310 地方債 9,395,623 9,777,189 381,566 政府保証債 1,199,078 1,216,603 17,524 金融債 200,803 536 小 計 12,694,381 13,188,319 493,937 時価が貸借対照表計 社 債 上額を超えないもの 小 計 200,266 (単位:千円) 種 類 貸借対照表計上額 評価差額 国 債 地方債 合 計 時 価 99,990 99,785 △ 205 500,665 459,142 △ 41,523 600,655 558,927 △ 41,728 13,295,037 13,747,246 452,209 時価が 貸借対照表 計上額を 超えるもの 評価差額 国 債 1,899,253 2,005,971 106,717 地方債 7,894,673 8,220,643 325,970 政府保証債 1,198,487 1,224,316 25,828 金融債 社 債 401,628 404,917 3,288 1,012,397 1,027,060 14,663 小 計 12,406,439 12,882,908 476,468 時価が貸借対照表計 地方債 上額を超えないもの 小 計 合 計 時 価 399,762 394,552 △ 5,210 399,762 394,552 △ 5,210 12,806,201 13,277,460 471,258 37 決 算 の 状 況 平成 23 年度 平成 22 年度 ②その他有価証券で時価のあるもの ②その他有価証券で時価のあるもの その他有価証券において、種類ごとの償却原価、貸借対照 その他有価証券において、種類ごとの償却原価、貸借対照 表計上額及びこれらの差額については、次のとおりです。 表計上額及びこれらの差額については、次のとおりです。 (単位:千円) (単位:千円) 種類 貸借対照表計上額が 償却原価を超えるもの 償却原価 時 価 国債 37,760 38,745 小計 37,760 38,745 984 37,760 38,745 984 合 計 種類 評価差額 984 貸借対照表計上額が 償却原価を超えるもの 償却原価 時 価 評価差額 国債 38,383 39,558 1,175 小計 38,383 39,558 1,175 38,383 39,558 1,175 合 計 なお、上記評価差額から繰延税金負債 305 千円を差し引 なお、上記評価差額から繰延税金負債 810 千円を差し引 いた額 679 千円が、 「その他有価証券評価差額金」に含ま いた額 364 千円が、 「その他有価証券評価差額金」に含ま れています。 れています。 ③当期中に売却したその他有価証券は、次のとおりです。 ③当期中に売却したその他有価証券は、次のとおりです。 (単位:千円) 種 類 売却額 国 債 売却益 1,000 売却損 - (単位:千円) 売却額 3 5. 退職給付に関する注記 売却益 56,159 売却損 54 44 6. 退職給付に関する注記 退職給付に関する事項は、次のとおりです。 (1)採用している退職給付制度 退職給付に関する事項は、次のとおりです。 ( 1 )採用している退職給付制度 職員の退職給付にあてるため、退職給与規程に基づき、り 職員の退職給付にあてるため、退職給与規程に基づき、り そな銀行との契約に基づく確定給付企業年金制度を採用して そな銀行との契約に基づく確定給付企業年金制度を採用して います。また、この制度に加え、全国役職員共済会との契約 います。また、この制度に加え、全国役職員共済会との契約 に基づく退職給付制度を採用しています。 に基づく退職給付制度を採用しています。 退職給付に係る会計基準(「退職給付に係る会計基準の設 退職給付に係る会計基準( 「退職給付に係る会計基準の設 定に関する意見書」 ( 平成 10 年6月 16 日・企業会計審議 定に関する意見書」 (平成 10 年 6 月 16 日・企業会計審議 会))に基づく、当期における退職給付債務の内容等は、次 会) )に基づく、当期における退職給付債務の内容等は、次 のとおりです。 のとおりです。 (会計方針の変更) 当期から、 「退職給付に係る会計基準」の一部改正(その 3 ) (企業会計基準第 19 号平成 20 年 7 月 31 日)を適用してい ます。 なお、従来の割引率と同一の割引率を使用することとなっ たため、損益に与える影響はありません。 (2)退職給付債務及びその内訳 退職給付債務 年金資産 特定退職共済制度 38 ( 2 )退職給付債務及びその内訳 △ 3,871,978 千円 1,840,841 千円 690,550 千円 退職給付債務 年金資産 特定退職共済制度 △ 3,855,376 千円 1,893,244 千円 675,009 千円 未積立退職給付債務 △ 1,340,586 千円 未積立退職給付債務 △ 1,287,122 千円 未認識過去勤務債務 234,100 千円 未認識過去勤務債務 266,390 千円 未認識数理計算上の差異 120,300 千円 未認識数理計算上の差異 241,532 千円 貸借対照表計上額純額 △ 986,185 千円 貸借対照表計上額純額 △ 779,199 千円 退職給付引当金 △ 986,185 千円 退職給付引当金 △ 779,199 千円 平成 23 年度 平成 22 年度 (3)退職給付費用の内訳 ( 3 )退職給付費用の内訳 勤務費用 135,166 千円 勤務費用 利息費用 63,607 千円 利息費用 期待運用収益 △ 34,078 千円 期待運用収益 136,015 千円 62,060 千円 △ 32,701 千円 過去勤務債務の費用処理額 32,289 千円 過去勤務債務の費用処理額 32,289 千円 数理計算差異の費用処理額 △ 9,153 千円 数理計算差異の費用処理額 51,084 千円 特定退職共済制度への拠出金 30,019 千円 特定退職共済制度への拠出金 29,788 千円 臨時の支払退職金等 16,003 千円 臨時の支払退職金等 退職給付費用 233,853 千円 退職給付費用 15,265 千円 293,801 千円 上記退職給付費用以外に、平成 20 年度発生にかかる数理 上記退職給付費用以外に、平成 20 年度発生にかかる数理 計算上の差異の費用処理額 247,120 千円は特別損失で処 計算上の差異の費用処理額 247,120 千円は特別損失で処 理しています。 理しています。 (4)退職給付債務等の計算基礎 ( 4 )退職給付債務等の計算基礎 割引率 2.0% 割引率 期待運用収益率 1.8% 期待運用収益率 退職給付見込額の期間配分方法 過去勤務債務の処理年数 数理計算上の差異の処理年数 期間定額基準 10 年 3年 (5)特例業務負担金の将来見込額 退職給付見込額の期間配分方法 過去勤務債務の処理年数 数理計算上の差異の処理年数 2.0% 1.8% 期間定額基準 10 年 3年 ( 5 )厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度 の統合を図るための農林漁業団体職員共済組合法等を 廃止する等の法律附則第 57 条に基づき存続組合から 将来見込額として示された特例業務負担金の金額 人件費(うち法定福利費)には、厚生年金保険制度及び農 人件費(うち法定福利費)には、厚生年金保険制度及び農 林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団 林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団 体共済組合法等を廃止する等の法律附則第 57 条に基づき、 体共済組合法等を廃止する等の法律附則第 57 条に基づき、 旧農林共済組合(存続組合)が行う特例年金等の業務に要す 旧農林共済組合(存続組合)が行う特例年金等の業務に要す る費用に充てるため拠出した特例業務負担金 46,691 千円 る費用に充てるため拠出した特例業務負担金 48,620 千円 を含めて計上しています。 を含めて計上しています。 なお、同組合より示された平成 23 年3月末現在におけ なお、同組合より示された平成 22 年 3 月末現在におけ る平成 44 年3月までの特例業務負担金の将来見込額は、 る平成 44 年 3 月までの特例業務負担金の将来見込額は、 752,059 千円となっています。 799,467 千円となっています。 6.税効果会計に関する注記 7.税効果会計に関する注記 (1)繰延税金資産及び繰延税金負債の発生原因別の主な内訳 (1)繰延税金資産及び繰延税金負債の発生原因別の主な内訳 繰延税金資産及び繰延税金負債の内訳は、 次のとおりです。 繰延税金資産及び繰延税金負債の内訳は、次のとおりです。 繰延税金資産 繰延税金資産 退職給付引当金限度超過額 272,285 千円 退職給付引当金限度超過額 236,069 千円 減価償却超過額(減損損失) 82,602 千円 減価償却超過額(減損損失) 96,108 千円 貸倒引当金限度超過額 64,378 千円 貸倒引当金限度超過額 50,725 千円 賞与引当金限度額 11,827 千円 賞与引当金限度超過額 その他 39,478 千円 その他 繰延税金資産小計 評価性引当額 繰延税金資産計 Ⓐ 470,572 千円 △ 152,459 千円 318,112 千円 繰延税金負債 繰延税金資産小計 評価性引当額 繰延税金資産計 Ⓐ 7,020 千円 38,013 千円 427,938 千円 △ 150,137 千円 277,801 千円 繰延税金負債 その他有価証券評価差額 △ 305 千円 その他有価証券評価差額 △ 810 千円 資産除去債務 △ 743 千円 繰延税金負債計 Ⓑ △ 810 千円 繰延税金負債計 Ⓑ △ 1,048 千円 繰延税金資産の純額 Ⓐ+Ⓑ 317,064 千円 繰延税金資産の純額 Ⓐ+Ⓑ 276,990 千円 39 決 算 の 状 況 平成 23 年度 平成 22 年度 (2)税効果実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担 ( 2 )税効果実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担 率との間に重要な差異があるとき、当該差異の原因と 率との間に重要な差異があるとき、当該差異の原因と なった主要な項目別の内訳 なった主要な項目別の内訳 法定実効税率と法人税等負担率との差異の原因は、次のと 法定実効税率と法人税等負担率との差異の原因は、次のと おりです。 おりです。 法定実効税率 31.00% (調整) 31.00% (調整) 交際費等永久に損金に算入されない項目 6.47% 交際費等永久に損金に算入されない項目 13.19% 受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △ 2.64% 受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △ 3.96% 所得税控除 1.23% 所得税控除 住民税均等割 1.33% 住民税均等割 評価性引当金の増減 税率変更による期末繰延税金資産の減額修正 その他 10.59% 評価性引当金の増減 17.19% 税効果会計適用後の法人税等の負担率 △ 2.59% 税効果会計適用後の法人税等の負担率 62.59% (3)法定実効税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金 負債の修正額 「経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るた めの所得税法等の一部を改正する法律」(平成 23 年法律第 114 号)及び「東日本大震災からの復興のための施策を実 施するために必要な財源の確保に関する特別措置法」(平成 23 年法律第 117 号)が、平成 23 年 12 月2日に交付され ました。平成 24 年4月1日以後に開始する事業年度から法 人税率が引き下げられ、また、平成 27 年3月 31 日までの 期間(指定期間)に開始する事業年度については、復興特別 法人税が課されることになりました。これに伴い、繰延税金 資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は、前 事業年度の 31.00%から指定期間内に開始する事業年度に ついては、29.39%、平成 27 年4月1日以後に開始する 事業年度については、27.61%に変更されました。 その結果、繰延税金資産が 34,149 千円減少し、法人税 等調整額が同額減少しています。 7.キャッシュフロー計算書に関する注記 (1)現金及び現金同等物の資産の範囲 キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、貸借対 照表上の「現金」及び「預金」のうち「現金」及び「預金」 中の当座預金、普通預金及び通知預金となっております。 (2)現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲載さ れている科目の金額との関係 現金及び預金勘定 94,891,535 千円 別段預金、定期性預金及び譲渡性預金△ 94,059,499 千円 現金及び現金同等物 40 法定実効税率 832,035 千円 2.31% 2.54% △ 9.89% 35.19% 5.剰余金処分計算書 (単位:円) 科 目 平成 23 年度 平成 22 年度 1 当期未処分剰余金 141,710,598 191,319,408 2 剰余金処分額 112,506,357 171,935,001 ( 1 )利益準備金 15,000,000 14,000,000 ( 2 )任意積立金 60,311,598 120,893,548 税効果調整積立金 40,311,598 95,893,548 リスク管理積立金 16,000,000 20,000,000 4,000,000 5,000,000 ( 3 )出資配当金 37,194,759 37,041,453 3 次期繰越剰余金 29,204,241 19,384,407 特別積立金 ○平成 23 年度 ○平成 22 年度 1.出資配当金は年 1.0%の割合です。 1.出資配当金は年 1.0%の割合です。 2.出資配当金は出資予約貯金へ振り替えます。ただし 2.出資配当金は出資予約貯金へ振り替えます。ただし 出資金が 5 万円未満及び 50 万円以上の場合は、普 出資金が 5 万円未満及び 50 万円以上の場合は、普通 通貯金へ振り替えます。 貯金へ振り替えます。 3.次期繰越剰余金には教育・生活・文化改善事業の費 3.次期繰越剰余金には教育・生活・文化改善事業の費 用に充てるための繰越額 4,000,000 円が含まれて 用に充てるための繰越額 4,000,000 円が含まれて います。 います。 目的積立金 積立額 種 類 (単位:千円) 平成 23 年末 平成 22 年末 協同組合等教育積立金 305,250 305,250 施設整備積立金 809,454 857,454 減損会計積立金 50,000 50,000 税効果調整積立金 277,801 181,907 リスク管理積立金 20,000 - 1,462,506 1,394,612 合 計 41 決 算 の 状 況 6.部門別損益計算書 〔平成 23 年度〕 (単位:千円) 科 目 合 計 信用事業 共済事業 農業 関連事業 生活その他 事業 営農指導 事業 事 業 収 益 ① 21,319,814 1,845,796 1,490,951 8,101,634 9,772,649 108,782 事 業 費 用 ② 17,145,025 520,242 90,949 7,606,262 8,759,252 168,319 事 業 総 利 益 ③ (①-②) 4,174,789 1,325,554 1,400,001 495,372 1,013,396 △ 59,536 3,828,037 事 業 管 理 費 ④ (293,827) (うち減価償却費⑤) ( う ち 人 件 費 ⑤ ' ) (2,860,121) 840,366 (59,727) (623,599) 931,260 (60,145) (709,910) 506,561 (35,772) (384,313) 1,321,356 (123,549) (965,269) 228,492 (14,632) (177,029) 78,988 (8,052) (70,849) 81,356 (8,293) (72,973) 43,987 (4,484) (39,475) 115,113 (11,735) (103,285) 18,764 (1,912) (16,840) 346,751 485,187 468,741 △ 11,189 △ 307,959 △ 288,029 89,563 39,412 15,456 10,551 21,394 2,747 - - - - - 168 39 40 21 58 9 - - - - - 436,146 524,560 484,158 △ 659 △ 286,622 △ 285,290 151,026 32,374 32,857 18,757 59,243 7,794 2,598 2,676 1,446 3,786 617 97,021 101,876 52,463 113,337 23,813 7,448 7,671 4,147 10,854 1,769 459,913 415,139 △ 34,365 △ 340,716 △ 301,309 84,826 87,474 55,288 73,719 △ 301,309 375,087 327,664 △ 89,654 △ 414,436 ※うち共通管理費⑥ (うち減価償却費⑦) (うち人件費⑦') 事 業 利 益 (③-④) ⑧ 事 業 外 収 益 ⑨ ※うち共通分⑩ 事 業 外 費 用 ⑪ ※うち共通分⑫ 経 特 常 利 益 ⑬ (⑧+⑨-⑪) 別 利 益 ⑭ ※うち共通分⑮ 特 別 損 失 ⑯ 388,511 ※うち共通分⑰ 税引前当期利益⑱ (⑬+⑭-⑯) 198,661 営農指導事業分配賦額⑲ 営農指導事業分配賦後 税引前当期利益⑳ (⑱-⑲) 198,661 共通 管理費等 △ 338,211 ( △ 34,479) ( △ 303,424) - - △ 11,125 △ 31,891 (注) 1.配賦基準 ( 1 )事業管理費、事業外損益及び特別損益については、支出目的等により当該部門に可能な限り直課し、直課できない部分については共通管理費としました。 ( 2 )人件費は給与額割合、人件費以外の事業管理費は共通管理費割合、減価償却費は減価償却費割合、事業外損益・特別損益は共通管理費割合で配賦しました。但し、 人件費の退職給付費用及び特別損失(退職給付会計の数理計算上の差異償却)は正職員人頭割で配賦しました。 2.共通管理費等及び営農指導事業の他部門への配賦基準等は、次のとおりです。 ( 1 )共通管理費等 「人頭割 (50% ) +共通管理費配賦前の人件費を除いた事業管理費割 (50% ) 」 ( 2 )営農指導事業 「均等割 (50% ) +事業総利益割 (50% ) 」 3.配賦割合(1 の配賦基準で算出した配賦の割合)は、次のとおりです。 区 分 信用事業 共済事業 (単位:%) 農業関連事業 生活その他事業 共通管理費等 23.35 24.05 13.01 34.04 営農指導事業 28.15 29.03 18.35 24.47 営農指導事業 計 5.55 100.00 100.00 4.部門別の資産 区 分 事業別の総資産 (単位:千円) 計 信用事業 共済事業 農業関連事業 生活その他事業 営農指導事業 179,809,117 167,263,279 2,910,771 3,078,639 4,273,514 0 総資産(共通資産配分後) 179,809,117 167,796,456 ( う ち 固 定 資 産 ) (7,543,675) (1,394,929) 3,459,908 (1,402,147) 3,375,558 (1,769,823) 5,050,535 (2,919,495) 126,660 (57,281) 42 共通資産 2,282,914 〔平成 22 年度〕 (単位:千円) 科 目 合 計 信用事業 共済事業 農業 関連事業 生活その他 事業 営農指導 事業 事 業 収 益 ① 22,463,283 1,933,923 1,486,728 8,240,202 10,335,421 467,007 事 業 費 用 ② 18,127,732 573,660 89,570 7,740,993 9,193,918 529,589 事 業 総 利 益 ③ (①-②) 4,335,550 1,360,262 1,397,158 499,209 1,141,503 △ 62,582 4,004,797 事 業 管 理 費 ④ (277,321) (うち減価償却費⑤) ( う ち 人 件 費 ⑤ ' ) (3,023,872) 945,421 (55,697) (729,294) 960,756 (53,010) (745,904) 447,098 (30,383) (336,159) 1,442,991 (127,402) (1,050,159) 208,529 (10,827) (162,354) 50,699 (9,943) (40,654) 51,057 (10,013) (40,941) 25,003 (4,903) (20,049) 82,806 (16,240) (66,401) 11,045 (2,166) (8,856) 330,753 414,841 436,401 52,111 △ 301,488 △ 271,111 70,596 34,333 10,715 7,781 16,158 1,607 7,282 7,347 3,655 12,032 1,605 0 0 0 1 0 0 0 0 1 0 401,346 449,174 447,115 59,892 △ 285,331 △ 269,504 93,832 20,075 19,695 10,503 39,389 4,168 1,747 1,759 861 2,854 380 96,291 97,778 44,891 131,301 21,047 8,719 8,781 4,300 14,241 1,899 372,958 369,032 25,504 △ 377,243 △ 286,383 80,084 81,285 52,050 72,962 △ 286,383 292,873 287,746 △ 26,546 △ 450,206 ※うち共通管理費⑥ (うち減価償却費⑦) (うち人件費⑦') 事 業 利 益 (③-④) ⑧ 事 業 外 収 益 ⑨ ※うち共通分⑩ 事 業 外 費 用 ⑪ 3 ※うち共通分⑫ 経 特 常 利 益 ⑬ (⑧+⑨-⑪) 別 利 益 ⑭ ※うち共通分⑮ 特 別 損 失 ⑯ 391,310 ※うち共通分⑰ 税引前当期利益⑱ (⑬+⑭-⑯) 103,868 営農指導事業分配賦額⑲ 営農指導事業分配賦後 税引前当期利益⑳ (⑱-⑲) 103,868 共通 管理費等 △ 220,611 ( △ 43,268 ) ( △ 176,904) △ 31,922 △3 △ 7,604 △ 37,941 (注) 1.配賦基準 ( 1 )事業管理費、事業外損益及び特別損益については、支出目的等により当該部門に可能な限り直課し、直課できない部分については共通管理費としました。 ( 2 )人件費は給与額割合、人件費以外の事業管理費は共通管理費割合、減価償却費は減価償却費割合、事業外損益・特別損益は共通管理費割合で配賦しました。但し、 人件費の退職給付費用及び特別損失(退職給付会計の数理計算上の差異償却)は正職員人頭割で配賦しました。 2.共通管理費等及び営農指導事業の他部門への配賦基準等は、次のとおりです。 ( 1 )共通管理費等 「人頭割 (50% ) +共通管理費配賦前の人件費を除いた事業管理費割 (50% ) 」 ( 2 )営農指導事業 「均等割 (50% ) +事業総利益割 (50% ) 」 3.配賦割合(1 の配賦基準で算出した配賦の割合)は、次のとおりです。 区 分 信用事業 共済事業 (単位:%) 農業関連事業 生活その他事業 共通管理費等 22.98 23.14 11.33 37.54 営農指導事業 27.96 28.38 18.18 25.48 営農指導事業 計 5.01 100.00 100.00 4.部門別の資産 区 分 事業別の総資産 (単位:千円) 計 信用事業 共済事業 農業関連事業 生活その他事業 営農指導事業 173,910,296 162,751,622 1,831,454 2,760,155 4,258,722 0 総資産(共通資産配分後) 173,910,296 163,282,109 ( う ち 固 定 資 産 ) (7,394,594) (1,345,107) 2,365,683 (1,346,998) 3,021,776 (1,643,364) 5,125,159 (3,000,699) 115,569 (58,426) 共通資産 2,308,343 43 決 算 の 状 況 7.財務諸表の正確性等にかかる確認 確 認 書 1 私は、当JAの平成 23 年 1 月 1 日から平成 23 年 12 月 31 日までの事業年度にかかるディスクロー ジャー誌に記載した内容のうち、財務諸表作成に関するすべての重要な点において、農業協同組合法 施行規則に基づき適正に表示されていることを確認いたしました。 2 この確認を行うに当たり、財務諸表が適正に作成される以下の体制が整備され、有効に機能してい ることを確認しております。 (1)業務分掌と所管部署が明確化され、各部署が適切に業務を遂行する体制が整備されております。 (2)業務の実施部署から独立した内部監査部門が内部管理体制の適切性・有効性を検証しており、重要 な事項については理事会等に適切に報告されております。 (3)重要な経営情報については、理事会等へ適切に付議・報告されております。 平成 24 年 3 月 18 日 福井市農業協同組合 代表理事理事長 44 森 下 耕 一 ㊞ Ⅱ 損 益 の 状 況 1.最近の 5 事業年度の主要な経営指標 項 目 経常収益(事業収益) (単位:百万円、口、人、%) 23 年度 22 年度 21 年度 20 年度 19 年度 21,320 22,463 19,440 19,733 19,405 信用事業収益 1,846 1,934 2,126 2,034 1,976 共済事業収益 1,491 1,487 1,505 1,397 1,427 農業関連事業収益 8,102 8,240 3,707 3,646 3,673 その他事業収益 9,881 10,802 12,102 12,656 12,329 436 401 343 130 379 74 67 61 57 179 3,754 (750,841) 3,741 (748,111) 3,737 (747,325) 3,513 (702,525) 3,509 (701,846) 純資産額 10,010 9,956 9,942 9,426 9,439 総資産額 179,809 173,910 171,167 155,809 153,302 貯金等残高 164,346 158,965 156,062 141,197 138,342 貸出金残高 54,897 57,209 59,642 56,371 56,904 有価証券残高 13,334 12,846 11,848 11,841 12,038 剰余金配当金額 37 37 58 58 74 出資配当額 37 37 37 35 52 事業利用分量配当額 - - 21 23 22 職員数(うち常傭含む) 454 476 487 441 451 16.48 16.91 16.75 16.35 16.11 経常利益 当期剰余金 出資金 (出資口数) 単体自己資本比率 (注) 1.経常収益は各事業収益の合計額を表しています。 2.当期剰余金は、銀行等の当期利益に相当するものです。 3.信託業務の取り扱いは行っていません。 2.利益総括表 項 目 資金運用収支 (単位:百万円、%) 23 年度 22 年度 増 減 1,546 1,544 2 35 35 0 その他信用事業収支 △ 256 △ 219 △ 37 信用事業粗利益 (信用事業粗利益率) 1,326 (0.83) 1,360 (0.87) △ 34 △ 0.04 事業粗利益 (事業粗利益率) 4,175 (2.24) 4,335 (2.36) △ 160 △ 0.12 役務取引等収支 (注) 1.信用事業粗利益率=信用事業粗利益/貯金平均残高× 100 2.事業粗利益率=事業粗利益/総資産平均残高× 100 45 損 益 の 状 況 3.資金運用収支の内訳 項 目 (単位:百万円、%) 23 年度 平均残高 22 年度 利 息 利 回 平均残高 利 息 利 回 資金運用勘定 158,923 1,591 1.00 156,001 1,713 1.10 うち預金 89,706 416 0.46 85,153 456 0.54 うち有価証券 13,244 186 1.40 12,405 176 1.42 うち貸出金 55,973 989 1.77 58,443 1,081 1.85 159,720 209 0.13 156,762 299 0.19 159,676 208 0.13 156,658 297 0.19 44 1 2.08 104 2 2.09 - - 0.87 - - 0.91 資金調達勘定 うち貯金・定期積金 うち借入金 総資金利ざや (注) 1.総資金利ざや=資金運用利回り-資金調達原価率(資金調達利回+経費率) 2.資金運用勘定の利息欄の預金には、信連からの事業利用分量配当金が含まれています。 4.受取・支払利息の増減額 項 目 (単位:百万円) 23 年度増減額 受 取 利 息 22 年度増減額 △ 122 △ 228 △ 40 △ 99 10 11 うち貸出金 △ 92 △ 140 支 払 利 息 △ 90 △ 140 △ 89 △ 138 0 △1 △1 △1 △ 32 △ 88 うち預金 うち有価証券 うち貯金・定期積金 うち譲渡性貯金 うち借入金 差し引き (注) 46 1.増減額は前年度対比です。 2.受取利息の預金には、信連からの事業利用分量配当金が含まれています。 Ⅲ 事 業 の 概 況 1.信用事業 ( 1 )貯金に関する指標 ①科目別貯金平均残高 (単位:百万円、%) 種 類 23 年度 22 年度 増 減 流 動 性 貯 金 38,215 (23.9) 36,922 ( 23.6 ) 1,293 定 期 性 貯 金 121,291 (76.0) 119,521 ( 76.3 ) 1,770 170 (0.1) 214 ( 0.1 ) △ 44 159,676 (100.0) 156,657 ( 100.0 ) 3,019 - - - 159,676 (100.0) 156,657 そ の 他 の 貯 金 計 譲 渡 性 貯 金 合 計 (注) - - ( 100.0 ) ②定期貯金残高 (単位:百万円、%) 種 類 23 年度 定期貯金 (注) 3,019 1.流動性貯金=当座貯金+普通貯金+貯蓄貯金+通知貯金 2.定期性貯金=定期貯金+定期積金 3.( )内は構成比です。 22 年度 増 減 113,571 (100.00) 110,147 ( 100.00 ) 3,424 うち固定金利定期 113,564 (99.99) 110,141 ( 99.99 ) 3,423 うち変動金利定期 7 (0.01) 6 ( 0.01 ) 1 1.固定金利定期:預入時に満期日までの利率が確定する定期貯金 2.変動金利定期:預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する定期貯金 3.( )内は構成比です。 ( 2 )貸出金等に関する指標 ①科目別貸出金平均残高 (単位:百万円) 種 類 手 形 証 当 貸 書 付 貸 座 23 年度 付 貸 22 年度 増 減 金 808 913 △ 105 金 54,556 56,865 △ 2,309 越 609 665 △ 56 55,973 58,443 △ 2,470 合 計 ②貸出金の金利条件別内訳残高 種 類 (単位:百万円、%) 23 年度 22 年度 増 減 固 定 金 利 貸 出 37,262 (67.9) 38,305 ( 67.0 ) △ 1,043 変 動 金 利 貸 出 17,635 (32.1) 18,903 ( 33.0 ) △ 1,268 54,897 (100.0) 57,208 ( 100.0 ) △ 2,311 合 計 (注) ( )内は構成比です。 47 事 業 の 概 況 ③貸出金の担保別内訳残高 (単位:百万円) 種 類 23 年度 貯 金 ・ 定 期 積 金 等 有 価 証 動 不 そ 動 の 他 担 保 △ 52 券 0 5 △5 産 98 71 27 産 3,908 3,811 97 物 22 24 △2 5,053 4,989 64 29,228 30,603 △ 1,375 農 業 信 用 基 金 協 会 保 証 の 他 保 証 小 計 信 増 減 1,077 小 計 そ 22 年度 1,025 用 合 計 22 23 △1 29,250 30,626 △ 1,376 20,593 21,593 △ 1,000 54,897 57,208 △ 2,311 ④債務保証見返額の担保別内訳残高 (単位:百万円) 種 類 23 年度 貯 金 ・ 定 期 積 金 等 有 - - 券 - - - 産 - - - 不 動 産 - - - 物 - - - - - - - - - - - - の 証 - 増 減 動 そ 価 22 年度 他 担 保 小 計 信 用 合 計 ⑤貸出金の使途別内訳残高 (単位:百万円、%) 種 類 23 年度 22 年度 増 減 設 備 資 金 45,114 (82.2) 47,983 ( 83.9 ) △ 2,869 運 転 資 金 9,783 (17.8) 9,225 ( 16.1 ) 558 54,897 (100.0) 57,208 ( 100.0 ) △ 2,311 合 計 (注)( )内は構成比です。 ⑥貸出金の業種別残高 (単位:百万円、%) 種 類 23 年度 22 年度 増 減 農 業 9,599 (17.5) 10,920 ( 19.1 ) △ 1,321 林 業 224 (0.4) 218 ( 0.4 ) 6 業 1 (0.0) 1 ( 0.0 ) 0 水 産 製 造 業 2,022 (3.7) 1,869 ( 3.3 ) 153 業 186 (0.3) 183 ( 0.3 ) 3 建 設 ・ 不 動 産 業 6,141 (11.2) 6,671 ( 11.7 ) △ 530 電気・ガス・熱供給水道業 201 (0.3) 205 ( 0.3 ) △4 運 輸 ・ 通 信 業 843 (1.5) 805 ( 1.4 ) 38 金 融 ・ 保 険 業 230 (0.4) 270 ( 0.5 ) △ 40 卸売・小売・サービス業・飲食業 5,685 (10.4) 5,592 ( 9.8 ) 93 地 鉱 非 そ 方 営 公 共 利 団 法 の 合 計 体 8,701 (15.9) 8,070 ( 14.1 ) 631 人 957 (1.8) 1,040 ( 1.8 ) △ 83 他 20,101 (36.6) 21,357 ( 37.3 ) △ 1,256 54,897 (100.0) 57,208 ( 100.0 ) △ 2,304 (注) ( )内は構成比(貸出金全体に対する割合)です。 48 ⑦ 主要な農業関係の貸出金残高 (ⅰ)営農類型別 種 類 (単位:百万円) 23 年度 農業 941 △ 103 穀作 320 336 △ 16 野菜・園芸 144 160 △ 16 果樹・樹園農業 - - - 工芸作物 - - - 養豚・肉牛・酪農 - - - 養鶏・養卵 - - - 養蚕 - - - 373 445 △ 72 - - - 838 941 △ 103 その他農業 合 計 増 減 838 農業関連団体等 (注) 22 年度 1.農業関係の貸出金とは、農業者、農業法人および農業関連団体等に対する農業生産・農業経営に必要な資金や、農産物の生産・加工・流通に関係する事業 に必要な資金等が該当します。 なお、前頁⑥の貸出金の業種別残高の「農業」は、農業者や農業法人等に対する貸出金の残高です。 2. 「その他農業」には、複合経営で主たる業種が明確に位置づけられない者、農業サービス業、農業所得が従となる農業者等が含まれています。 3. 「農業関連団体等」には、JAや全農(経済連)とその子会社等が含まれます。 (ⅱ)資金種類別 〔貸出金〕 (単位:百万円) 種 類 23 年度 増 減 528 573 △ 45 農業制度資金 310 368 △ 58 農業近代化資金 259 303 △ 44 その他制度資金 50 65 △ 15 838 941 △ 103 合 計 (注) 22 年度 プロパー資金 1.プロパー資金とは、当組合原資の資金を融資しているもののうち、制度資金以外のものをいいます。 2.農業制度資金には、①地方公共団体が直接的または間接的に融資するもの、②地方公共団体が利子補給等を行うことでJAが低利で融資するもの、③日本 政策金融公庫が直接融資するものがあり、ここでは①の転貸資金と②を対象としています。 3.その他制度資金には、農業経営改善促進資金(スーパーS資金)や農業経営負担軽減支援資金などが該当します。 〔受託貸付金〕 種 類 (単位:百万円) 23 年度 22 年度 増 減 日本政策金融公庫資金 - - - その他 - - - - - - 合 計 (注)日本政策金融公庫は、農業(旧農林漁業金融公庫)にかかる資金をいいます。 49 事 業 の 概 況 ⑧リスク管理債権の状況 区 分 (単位:百万円) 23 年度 破綻先債権額 延滞債権額 3ヶ月以上延滞債権額 貸出条件緩和債権額 22 年度 増 減 87 91 △4 1,781 2,104 △ 323 131 69 62 - - - 合 計(A) 1,999 2,264 △ 265 うち担保・保証付債権額(B) 1,772 2,099 △ 327 担保・保証控除後債権額(C) 227 165 62 個別計上貸倒引当金残高(D) 214 149 65 差引額(E)=(C)-(D) 13 16 △3 187 194 △7 一般計上貸倒引当金残高 (注) 1.破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利 息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。 )のうち、法人税法施行令第 96 条第 1 項第 3 号のイからホ までに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金)をいいます。 2.延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予したもの以外の貸出金を いいます。 3.3ヶ月以上延滞債権とは、元金又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3ヶ月以上延滞している貸出金で、破綻先債権および延滞債権に該当しないものをいい ます。 4.貸出条件緩和債権とは、債務者の再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利とな る取決めを行った貸出金で、破綻先債権、延滞債権および 3ヶ月以上延滞債権に該当しないものをいいます。 5.担保・保証付債権額とは、リスク管理債権額のうち、貯金・定期積金、有価証券(上場公社債、上場株式)及び確実な不動産担保付の貸出残高ならびに農業信 用基金協会等公的保証機関等による保証付の貸出金についての当該担保・保証相当額です。 6.個別計上貸倒引当金残高とは、リスク管理債権のうち、すでに個別貸倒引当金に繰り入れた当該引当金の残高であり、貸借対照表上の個別貸倒引当金額とは異 なります。 7.担保・保証控除後債権額とは、リスク管理債権合計額から、担保・保証付債権額及び個別計上貸倒引当金残高を控除した貸出金残高です。 ⑨金融再生法開示債権区分に基づく保全状況 債 権 区 分 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 (単位:百万円、%) 23 年度 22 年度 796 791 1,072 1,404 131 69 小 計(A) 1,999 2,264 保全額(合計) (B) 1,986 2,248 担保・保証 1,772 2,099 214 149 99.3 99.3 52,990 55,049 54,990 57,313 危険債権 要管理債権 引 当 保全率(B/A) 正常債権 合 計 (注) 記の債権区分は、 上 「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」 (平成 10 年法律第 132 号)第 6 条に基づき、債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として、 次のとおり区分したものです。 1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、法的破綻等による経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいいます。 2.危険債権とは、経営破綻の状況にはないが、財政状況の悪化等により元本および利息の回収ができない可能性の高い債権をいいます。 3.要管理債権とは、3 か月以上延滞貸出債権および貸出条件緩和貸出債権をいいます。 4.正常債権とは、上記以外の債権をいいます。 ⑩元本補てん契約のある信託に係る貸出金のリスク管理債権の状況 該当する取引はありません。 50 ⑪貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 (単位:百万円) 区 分 年度 23 年度 22 一般貸倒引当金 個別貸倒引当金 合 計 期首残高 199 163 362 期中増加額 191 233 424 - - - 目的使用 期中減少額 その他 199 163 362 期末残高 191 233 424 期首残高 208 149 357 期中増加額 199 163 362 目的使用 期中減少額 その他 期末残高 - - - 208 149 357 199 163 362 ⑫貸出金償却の額 (単位:百万円) 項 目 23 年度 22 年度 貸出金償却額 - - ( 3 )内国為替取扱実績 (単位:千件、百万円) 23 年度 種 類 仕 向 送 金 ・ 振 込 為 替 代 金 取 雑 立 為 替 為 替 合 計 22 年度 被仕向 仕 向 被仕向 件 数 23 189 22 178 金 額 21,648 36,397 18,858 33,515 件 数 0 0 0 0 金 額 10 8 7 1 件 数 1 1 1 1 金 額 162 1,490 128 1,504 件 数 25 192 24 179 金 額 21,820 37,896 18,994 35,020 ( 4 )有価証券に関する指標 ①種類別有価証券平均残高 (単位:百万円) 種 類 23 年度 22 年度 増 減 国 債 1,938 1,933 5 地 方 債 8,927 7,817 1,110 政 府 保 証 債 1,198 1,198 0 金 融 債 349 403 △ 54 債 - - - 短 期 社 社 債 832 1,054 △ 222 株 式 - - - そ の 他 の 証 券 合 計 (注) - - - 13,244 12,405 839 貸付有価証券は有価証券の種類ごとに区分して記載しています。 ②商品有価証券種類別平均残高 該当する取引はありません。 51 事 業 の 概 況 ③有価証券残存期間別残高 (単位:百万円) 1 年以下 1 年超 3 年以下 3 年超 5 年以下 5 年超 7 年以下 債 1 224 1,712 1 - - - 1,938 債 702 2,399 498 3,497 2,399 - - 9,495 政府保証債 - 1,199 - - - - - 1,199 種 類 7 年超 10 年以下 期間の定め のないもの 10 年超 合 計 23 年度 国 地 金 方 債 200 - - - - - - 200 短 期 社 債 融 - - - - - - - - 400 - - 100 - - - 500 社 債 株 式 - - - - - - - - その他の証券 - - - - - - - - 債 1 21 1,313 602 1 - - 1,938 債 - 1,901 1,299 1,595 3,499 - - 8,294 政府保証債 - 1,198 - - - - - 1,198 201 201 - - - - - 402 22 年度 国 地 金 方 融 債 短 期 社 債 - - - - - - - - 402 - - 100 - - 1,012 社 債 510 株 式 - - - - - - - - その他の証券 - - - - - - - - ( 5 )有価証券等の時価情報等 ①有価証券の時価情報等 23 年度 保有区分 売 買 取得価額 時 価 22 年度 評価損益 取得価額 時 価 評価損益 的 - - - - - - 満 期 保 有 目 的 13,295 13,747 452 12,806 13,277 471 38 38 - 38 39 1 13,333 13,785 452 12,844 13,317 472 そ 目 (単位:百万円) の 他 合 計 (注) 1.時価は期末日における市場価格等によっております。 2.取得価額は取得原価又は償却原価によっています。 3.売買目的有価証券については、時価を貸借対照表価額とし、評価損益については当期の損益に含めています。 4.満期保有目的の債券については、取得価額を貸借対照表価額として計上しております。 5.その他有価証券については、時価を貸借対照表価額としております。 ②金銭の信託の時価情報等 23 年度 保有区分 運 用 目 (単位:百万円) 取得価額 時 価 22 年度 評価損益 取得価額 時 価 評価損益 的 - - - - - - 満 期 保 有 目 的 - - - - - - そ - - - - - - - - - - - - の 他 合 計 (注) 1.時価は期末日における市場価格等によっております。 2.取得価額は、取得原価又は償却原価によっています。 3.運用目的の金銭の信託については、時価を貸借対照表価額とし、評価損益については当期の損益に含めています。 4.満期保有目的の金銭の信託については、取得価額を貸借対照表価額としてと計上しております。 5.その他の金銭の信託については時価を貸借対照表価額としております。 ③デリバティブ取引等、金融等デリバティブ取引、有価証券関連店頭デリバティブ取引 該当する取引はありません。 52 2.共済取扱実績 ( 1 )長期共済新契約高・長期共済保有高 (単位:百万円) 23 年度 種 類 新契約高 終身共済 保有高 新契約高 保有高 生命総合共済 22,467 295,209 29,898 302,014 定期生命共済 54 1,834 171 2,061 養老生命共済 4,133 133,442 5,408 151,778 うちこども共済 767 10,949 1,031 10,515 医療共済 2,672 18,455 3,950 17,207 がん共済 17 416 28 406 - 1,310 118 1,398 定期医療共済 年金共済 建物更生共済 合 計 (注) 22 年度 - 696 - - 51,171 441,540 37,447 449,319 80,514 892,903 77,020 924,184 額は、保障金額(がん共済はがん死亡共済金額、医療共済及び定期医療共済は死亡給付金額(付加された定期特約金額等を含む)、年金共済は付加された定期特 金 約金額)を表示しています。 ( 2 )医療系共済の入院共済金額保有高 (単位:百万円) 23 年度 種 類 新契約高 22 年度 保有高 新契約高 保有高 医 療 共 済 10 22 7 13 が ん 共 済 0 4 0 4 0 8 1 9 10 35 8 26 定 期 医 療 共 済 合 計 (注) 金額は、入院共済金額を表示しています。 ( 3 )年金共済の年金保有高 (単位:百万円) 23 年度 種 類 新契約高 22 年度 保有高 新契約高 保有高 年 金 開 始 前 224 1,869 220 1,831 年 金 開 始 後 - 703 - 614 224 2,572 220 2,445 合 計 (注) 金額は、年金年額(利率変動型年金にあっては、最低保証年金額)を表示しています。 ( 4 )短期共済新契約高 (単位:百万円) 23 年度 種 類 火 災 自 定 賠 自 共 動 傷 車 定 償 期 生 命 任 責 共 共 共 66,176 金 額 56 掛 金 68,770 646 58 654 済 63,222 3 67,188 3 済 8 0 8 0 済 0 0 済 90 84 795 799 合 計 (注) 掛 金 済 共 責 賠 済 共 害 額 金 額 22 年度 1.金額は、保障金額を表示しています。 2.自動車共済、賠償責任共済、自賠責共済は掛金総額です。 53 事 業 の 概 況 3.農業関連事業取扱実績 ( 1 )買取購買品(生産資材)取扱実績 (単位:百万円) 23 年度 種 類 供給高 22 年度 手数料 供給高 手数料 肥 料 529 62 523 64 農 薬 374 44 371 45 飼 料 25 1 28 1 農 業 機 械 897 116 975 125 施 設 資 材 60 6 62 6 自 動 車 430 18 523 20 燃 料 1,160 106 1,036 107 そ の 他 合 計 777 37 653 32 4,252 390 4,171 400 ( 2 )受託販売品取扱実績 (単位:百万円) 23 年度 種 類 販売高 米 麦 ・ 豆 ・ 雑 野 果 花 き ・ 花 手数料 販売高 手数料 3,020 126 3,061 132 穀 274 21 296 24 菜 1,009 17 1,026 17 実 - - - - 木 9 0 10 0 1 93 1 - - 畜 産 物 100 林 産 物 - の 他 そ 22 年度 合 計 80 1 83 1 4,492 166 4,569 175 ( 3 )農業倉庫事業取扱実績 (単位:百万円) 項 目 23 年度 22 年度 収 益 保 管 料 45 51 荷 役 料 - - そ の 他 0 0 45 52 費 21 20 用 - - 21 20 計 費 用 倉 そ 庫 の 雑 他 の 費 計 ( 4 )加工事業取扱実績 (単位:百万円) 23 年度 種 類 手数料 取扱高 手数料 味 噌 ・ 麹 0 6 1 6 精 米 工 場 193 20 206 21 193 26 207 27 合 計 54 取扱高 22 年度 ( 5 )利用事業取扱実績 (単位:百万円) 23 年度 種 類 取扱高 22 年度 手数料 取扱高 手数料 カ ン ト リ ー ・ ラ イ セ ン - 285 - 282 育 苗 - 278 - 287 場 6 6 7 6 庫 - 39 - 39 ー - 4 - 4 機 械 利 用 ・ ふ れ あ い 農 園 - 38 - 31 278 46 239 44 選 果 予 種 農 冷 子 産 セ ン 物 郵 タ 直 売 便 所 局 合 計 13 1 13 1 297 697 259 694 4.生活その他事業取扱実績 ( 1 )買取購買品(生活物資)取扱実績 (単位:百万円) 23 年度 種 類 供給高 食 衣 料 耐 日 久 用 家 消 保 費 健 庭 そ 雑 燃 の 22 年度 粗収益(手数料) 供給高 粗収益(手数料) 品 5,313 956 5,879 1,086 品 27 3 43 4 財 75 7 84 8 貨 115 15 159 19 料 382 147 391 148 他 776 83 844 90 6,688 1,211 7,400 1,355 合 計 ( 2 )福祉事業取扱実績 (単位:百万円) 項 目 23 年度 22 年度 収 益 訪 問 介 護 49 43 通 所 介 護 250 218 居 宅 支 援 36 33 地 域 支 援 ・ 生 活 支 援 14 14 介 護 員 養 成・ 福 祉 補 助 金 7 6 福 4 4 360 318 36 祉 用 具 貸 与 計 費 用 訪 問 介 護 39 通 所 介 護 219 190 居 宅 支 援 26 24 地 域 支 援 ・ 生 活 支 援 7 6 介 護 員 養 成・ 福 祉 補 助 金 - - 3 3 294 259 福 祉 用 具 計 貸 与 55 事 業 の 概 況 5.指導事業 (単位:百万円) 項 目 23 年度 収 入 指 導 補 助 金 63 420 賦 課 金 収 入 18 18 実 費 収 入 27 29 108 467 費 154 515 生 活 文 化 事 業 費 13 13 健康管理・福祉事業費 1 2 168 530 計 支 出 営 農 改 計 56 22 年度 善 Ⅳ 経 営 諸 指 標 1.利 益 率 (単位:%) 項 目 23 年度 22 年度 増 減 総 資 産 経 常 利 益 率 0.23 0.22 0.01 資 率 4.38 4.04 0.34 総 資 産 当 期 純 利 益 率 0.04 0.04 0.00 資 本 当 期 純 利 益 率 0.75 0.68 0.07 (注) 本 経 常 利 益 1.総資産経常利益率 =経常利益/総資産(債務保証見返を除く)平均残高× 100 2.資本経常利益率 =経常利益/純資産勘定平均残高× 100 3.総資産当期純利益率=当期剰余金/総資産(債務保証見返りを除く)平均残高× 100 4.資本当期純利益率 =当期剰余金(税引後)/純資産勘定平均残高× 100 2.貯貸率・貯証率 (単位:%) 区 分 貯貸率 貯証率 (注) 23 年度 期 期 中 平 期 期 中 平 22 年度 末 33.4 36.0 均 35.1 37.3 末 8.1 8.1 均 8.3 7.9 1.貯貸率(期 末)=貸出金残高/貯金残高× 100 2.貯貸率(期中平均)=貸出金平均残高/貯金平均残高× 100 3.貯証率(期 末)=有価証券残高/貯金残高× 100 4.貯証率(期中平均)=有価証券平均残高/貯金平均残高× 100 57 自己資本の充実の状況 Ⅴ 自 己 資 本 の 充 実 の 状 況 1.自己資本の構成に関する事項 (単位:千円、%) 項 目 基本的項目 (A) 出資金 (うち後配出資金) 回転出資金 再評価積立金 23 年度 22 年度 9,972,377 9,918,476 3,754,205 3,740,555 - - - - - - 資本準備金 3,624,011 3,624,011 利益準備金 649,912 634,912 特別積立金 411,607 407,607 リスク管理積立金 36,000 20,000 1,114,704 1,162,704 318,112 277,801 減損会計積立金 50,000 50,000 次期繰越剰余金 29,204 19,384 △ 15,380 △ 18,500 - - 施設整備・協同組合教育積立金 税効果調整積立金 処分未済持分 その他有価証券の評価差損 営業権相当額 - - 企業結合により計上される無形固定資産相当額 - - 補完的項目 (B) 191,362 198,661 一般貸倒引当金 191,362 198,661 - - 負債性資本調達手段 - - 期限付劣後債務 - - 負債性資本調達手段等 補完的項目不算入額 - - 10,163,740 10,117,137 - - 他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額 - - 負債性資本調達手段及びこれに準ずるもの - - 期限付劣後債務及びこれに準ずるもの - - - - 自己資本額 (E)=(C)-(D) 10,163,740 10,117,137 リスク・アセット等計(F) 61,658,892 59,794,913 資産(オン・バランス)項目 52,323,386 50,373,200 オフ・バランス取引等項目 - - 9,335,505 9,421,713 基本的項目比率 (A) / (F) 16.17% 16.58% 自己資本比率 (E) / (F) 16.48% 16.91% 自己資本総額 (C)=(A)+(B) 控除項目 (D) 控除項目不算入額 オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額 (注) 58 1.自己資本比率の算出にあたっては、「農業協同組合等がその健全性を判断するための基準」 (平成 18 年 3 月 28 日)に基づき算出しています。 2.今年度の比率算出にあたり、当JAは、信用リスク・アセット額の算出にあっては標準的手法、適格金融資産担保の適用については信用リスク削減手法の簡便 手法を、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたっては基礎的手法を採用しています。 3.当JAが有するすべての自己資本とリスクを対比して、自己資本比率を計算しています。 2.自己資本の充実度に関する事項 ( 1 )信用リスクに対する所要自己資本の額及び区分ごとの内訳 (単位:千円) 23 年度 エクスポー ジャーの 期末残高 リスク・ アセット額 a 所要 自己資本額 b=a×4% - 1,942,034 - - 我が国の地方公共団体 向け 19,064,872 - - 17,231,418 - - 地方公共団体金融機構 向け 1,202,153 - - 1,201,562 - - 我が国の政府関係機関 向け - - - - - - 地方三公社向け - - - - - - 94,487,153 18,897,430 755,897 88,547,031 17,709,406 708,376 法人等向け 1,396,075 1,245,100 49,804 1,921,784 948,088 37,923 中小企業等向け及び個 人向け 2,497,282 1,388,841 55,553 2,341,626 1,243,126 49,725 抵当権付住宅ローン 1,027,336 329,260 13,170 1,666,592 542,409 21,696 不動産取得等事業向け 9,119,922 8,964,168 358,566 10,481,265 10,277,758 411,110 685,933 670,762 26,830 252,748 133,591 5,343 29,261,969 2,858,938 114,357 30,641,983 2,997,318 119,892 558,960 - - 556,799 - - 5,264,725 5,264,725 210,589 4,226,560 4,226,560 169,062 複数の資産を裏付とす る資産(所謂ファンド) のうち、個々の資産の 把握が困難な資産 - - - - - - 証券化 - - - - - - 13,724,708 12,704,158 508,166 13,260,004 12,294,940 491,797 180,232,665 52,323,386 2,092,935 174,271,412 50,373,200 2,014,928 共済約款貸付 出資等 上記以外 合 計 オペレーショナル・ リスクに対する 所要自己資本の額 <基礎的手法> 所要自己資本額計 (注) エクスポー ジャーの 期末残高 - 信用保証協会等保証付 所要 自己資本額 b=a×4% 1,941,570 三月以上延滞等 リスク・ アセット額 a 我が国の中央政府及び 中央銀行向け 金融機関及び第一種金 融商品取引業者向け 22 年度 オペレーショナル・リスク相 当額を8%で除して得た額 所要 自己資本額 オペレーショナル・リスク相 当額を8%で除して得た額 所要 自己資本額 a b=a×4% a b = a × 4% 9,335,505 373,420 9,421,713 376,868 リスク・アセット等( 分母 )計 所要 自己資本額 リスク・アセット等( 分母 )計 所要 自己資本額 a b=a×4% a b = a × 4% 61,658,892 2,466,355 59,794,913 2,391,796 1.「リスク・アセット額」の欄には、信用リスク削減効果適用後のリスク・アセット額を原エクスポージャーの種類ごとに記載しています。 2.「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のことをいい、具体的には貸出金や有価証券等が該当します。 3. 「三月以上延滞等」とは,元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3 カ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「金融機関向け及び第一種金 融商品取引業者向け」、「法人等向け」等においてリスク・ウエイトが 150%になったエクスポージャーのことです。 4. 「証券化(証券化エクスポージャー)」とは、原資産にかかる信用リスクを優先劣後構造のある二以上のエクスポージャーに階層化し、その一部または全部を第 三者に移転する性質を有する取引にかかるエクスポージャーのことです。 5. 「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の中央政府等以外の公共部門向け・国際開発銀行向け・取立未済手形・ 未決済取引・その他の資産(固定資産等)が含まれます。 6.オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたって、当JAでは基礎的手法を採用しています。 <オペレーショナル・リスク相当額を 8%で除して得た額の算出方法(基礎的手法)> (粗利益(正の値の場合に限る)× 15%)の直近 3 年間の合計額 ÷ 8% 直近 3 年間のうち粗利益が正の値であった年数 59 自己資本の充実の状況 3.信用リスクに関する事項 ( 1 )標準的手法に関する事項 当JAでは自己資本比率算出にかかる信用リスク・アセット額は告示に定める標準的手法により算出しています。ま た、信用リスク・アセットの算出にあたって、リスク・ウェイトの判定に当たり使用する格付等は、次のとおりです。 ① リスク・ウエイトの判定に当たり使用する格付けは、以下の適格格付機関による依頼格付けのみ使用し、非依頼 格付は使用しないこととしています。 適格格付機関 株式会社格付投資情報センター (R&Ⅰ) 株式会社日本格付研究所(JCR) ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク( Moody's ) スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシズ(S&P) フィッチレーティングスリミテッド(Fitch) (注)「リスク・ウエイト」とは、当該資産を保有するために必要な自己資本額を算出するための掛目のことです。 ② リスク・ウエイトの判定に当たり使用する適格格付機関の格付またはカントリーリスク・スコアは、主に以下の とおりです。 エクスポージャー 適格格付機関 金融機関向け エクスポージャー 60 カントリーリスク・スコア 日本貿易保険 法人等向け エクスポージャー (長期) R & I、Moody's、 JCR、S&P、Fitch 法人等向け エクスポージャー (短期) R & I、Moody's、 JCR、S&P、Fitch ( 2 )信用リスクに関するエクスポージャー (地域別,業種別,残存期間別)及び三月以上延滞エクスポージャーの期末残高 (単位:千円) 23 年度 信用リスク に関するエ ク ス ポ ー うち ジャーの残 貸出金等 高 うち債券 国 内 180,232,665 54,972,459 13,387,905 海 外 - - - 地域別残高計 180,232,665 54,972,459 13,387,905 信用リスク 3ヶ月以上 に関するエ 延滞エクス ク ス ポ ー うち ポージャー ジャーの残 貸出金等 高 685,933 174,271,412 うち債券 57,292,637 12,896,401 252,748 - - - - 685,933 174,271,412 57,292,637 12,896,401 252,748 - 農 業 293,681 292,518 - 1,162 318,359 318,359 - - 70,000 70,000 - - 70,000 70,000 - - 水 産 業 - - - - - - - - 製 造 業 36 - - 36 190 - - 190 鉱 業 - - - - - - - 1,523,990 1,523,990 - 67,767 1,618,768 1,618,684 - 72,292 電気・ガス・ 熱供給・水道業 502,611 - 502,611 - 915,444 - 915,444 - 運輸・通信業 - - - - - - - - 金融・保険業 1,427,168 - 1,402,920 - 1,727,987 - 1,704,242 - 90,087 90,087 - - 101,392 101,371 - 20 日本国政府・ 地方公共団体 21,156,443 9,674,070 11,482,372 - 19,385,222 9,108,508 10,276,714 - そ の 他 99,980,385 428,573 - 699 92,772,456 501,127 - 417 個 人 43,469,166 42,893,219 - 616,267 46,148,715 45,574,586 - 179,827 - 法 人 - 建設・不動産業 そ の 他 業種別残高計 1 年以下 11,719,093 - - 11,212,875 - - - 180,232,665 54,972,459 13,387,905 685,933 174,271,412 57,292,637 12,896,401 252,748 97,309,640 1,715,714 1,307,538 90,645,028 1,887,573 713,104 1 年超 3 年以下 6,617,648 2,781,711 3,835,936 5,788,186 2,053,876 3,734,310 3 年超 5 年以下 4,003,307 1,785,920 2,217,387 5,340,887 2,718,243 2,622,643 5 年超 7 年以下 4,262,215 1,849,675 2,412,540 4,181,911 1,972,994 2,208,917 7 年超 10 年以下 8,416,717 4,802,214 3,614,502 8,361,916 4,744,491 3,617,424 10 年超 39,617,619 39,617,619 - 41,463,646 41,463,646 - 期限の定めのないもの 20,005,516 2,419,603 - 18,489,834 2,451,812 - 残存期間別残高計 180,232,665 54,972,459 13,387,905 174,271,412 57,292,637 12,896,401 平均残高計 158,938,638 55,988,141 13,244,647 156,013,247 58,456,825 12,405,373 (注) 3ヶ月以上 延滞エクス ポージャー 林 業 卸売・小売・ 飲食・サービス業 22 年度 1.信用リスクに関するエクスポージャーの残高には、資産並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額を含みます。 2. 「貸出金等」とは、貸出金のほか、コミットメント及びその他のデリバティブ以外のオフ・バランスシート・エクスポージャーを含んでいます。 「コミットメント」 とは、契約した期間および融資枠の範囲でお客様のご請求に基づき、金融機関が融資を実行する契約のことをいいます。 「貸出金等」にはコミットメントの融 資可能残額も含めています。 3. 「三月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3 カ月以上延滞しているエクスポージャーをいいます。 4.「その他」には、ファンドのうち個々の資産の把握が困難な資産や固定資産等が該当します。 61 自己資本の充実の状況 ( 3 )貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 (単位:千円) 23 年度 区 分 期首 残高 22 年度 期中減少額 期中 増加額 目的使用 その他 期末 残高 期首 残高 期中減少額 期中 増加額 目的使用 その他 期末 残高 一般貸倒引当金 198,661 191,362 - 198,661 191,362 207,655 198,661 - 207,655 198,661 個別貸倒引当金 163,629 231,686 - 163,629 231,686 149,330 163,629 - 149,330 163,629 ( 4 )業種別の個別貸倒引当金の期末残高・期中増減額及び貸出金償却の額 (単位:千円) 23 年度 区 分 国内 国外 地域別計 期中減少額 期中 増加額 目的使用 その他 163,629 231,686 - - 163,629 231,686 期末 貸出金 残高 償却 - 163,629 231,686 - - 期首 残高 期中減少額 期中 増加額 目的使用 その他 149,330 163,629 - - - 163,629 231,686 - 149,330 163,629 期末 貸出金 残高 償却 - 149,330 163,629 - - - - 149,330 163,629 農業 144 1,162 - 144 1,162 - 5,287 144 - 5,287 144 - 林業 - - - - - - - - - - - - 水産業 - - - - - - - - - - - - 製造業 - 36 - - 36 - 5,209 - - 5,209 - - 鉱業 - - - - - - - - - - - - 法 人 建設・不動 73,189 67,767 産業 - 73,189 67,767 - 89,078 73,189 - 89,078 73,189 - 電気・ガス・ 熱供給・水 道業 - - - - - - - - - - - - 運輸・通信 業 - - - - - - - - - - - - 金融・保険 業 - - - - - - - - - - - - 卸売・小売・ 飲食・サー ビス業 - - - - - - - - - - - - - 217 - - 217 - - - - - - - 90,296 162,502 - 90,296 162,502 - 49,755 90,296 - 49,755 90,296 - - 149,330 163,629 - その他 個人 業種別計 62 期首 残高 22 年度 163,629 231,686 - 163,629 231,686 - 149,330 163,629 ( 5 )信用リスク削減効果勘案後の残高及び自己資本控除額 (単位:千円) 23 年度 信用リスク削減効果勘案後残高 格付あり 計 格付あり 格付なし 計 リスク・ウェイト0% - 25,454,664 25,454,664 - 23,759,189 23,759,189 - 28,589,368 28,589,368 - 29,973,169 29,973,169 リスク・ウェイト20% - 94,511,402 94,511,402 915,444 88,570,776 89,486,220 リスク・ウェイト35% - 962,837 962,837 - 1,555,095 1,555,095 リスク・ウェイト50% - 95,732 95,732 - 97,876 97,876 リスク・ウェイト75% - 1,854,872 1,854,872 - 1,662,408 1,662,408 リスク・ウェイト100% 502,611 27,823,673 28,326,285 - 27,716,925 27,716,925 リスク・ウェイト150% - 437,501 437,501 - 20,528 20,528 その他 - - - - - - - - - - - - 計 格付なし リスク・ウェイト10% 自己資本控除額 (注) 22 年度 502,611 179,730,053 180,232,665 915,444 173,355,968 174,271,412 1. 「格付あり」にはエクスポージャーのリスク・ウエイト判定において格付を使用しているもの、「格付なし」にはエクスポージャーのリスク・ウエイト判定にお いて格付を使用していないものを記載しています。なお、格付は適格格付機関による依頼格付のみ使用しています。 2.自己資本控除額には、非同時決済取引に係る控除額、信用リスク削減手法として用いる保証又はクレジット・デリバティブの免責額に係る控除額があります。 4.信用リスク削減手法に関する事項 ( 1 )信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要 「信用リスク削減手法」とは、自己資本比率算出における信用リスク・アセット額の算出において、エクスポージャー に対して一定の要件を満たす担保や保証等が設定されている場合に、エクスポージャーのリスク・ウェイトに代えて、 担保や保証人に対するリスク・ウェイトを適用するなど信用リスク・アセット額を軽減する方法です。 当JAでは、信用リスク削減手法を「自己資本比率算出規程」にて定めています。信用リスク削減手法として、「適 格金融資産担保」 、 「保証」 、 「貸出金と自組合貯金の相殺」を適用しています。 適格金融資産担保付取引とは、エクスポージャーの信用リスクの全部又は一部が、取引相手又は取引相手のために第 三者が提供する適格金融資産担保によって削減されている取引をいいます。当JAでは、適格金融資産担保取引につい て信用リスク削減手法の簡便手法を用いています。 保証については、被保証債権の債務者よりも低いリスク・ウエイトが適用される中央政府等、我が国の地方公共団体、 地方公共団体金融機構、我が国の政府関係機関、外国の中央政府以外の公共部門、国際開発銀行、及び金融機関又は証 券会社、これら以外の主体で長期格付がA-又はA 3 以上の格付を付与しているものを適格保証人とし、エクスポー ジャーのうち適格保証人に保証された被保証部分について、被保証債権のリスク・ウェイトに代えて、保証人のリスク・ ウェイトを適用しています。 貸出金と自組合貯金の相殺については、①取引相手の債務超過、破産手続開始の決定その他これらに類する事由にか かわらず、貸出金と自組合貯金の相殺が法的に有効であることを示す十分な根拠を有していること、②同一の取引相手 との間で相殺契約下にある貸出金と自組合貯金をいずれの時点においても特定することができること、③自組合貯金が 継続されないリスクが監視及び管理されていること、④貸出金と自組合貯金の相殺後の額が、監視および管理されてい ること、の条件をすべて満たす場合に、相殺契約下にある貸出金と自組合貯金の相殺後の額を信用リスク削減手法適用 後のエクスポージャー額としています。 担保に関する評価及び管理方針は、一定のルールのもと定期的に担保確認及び評価の見直し行っています。なお、主 要な担保の種類は、自組合貯金です。 63 自己資本の充実の状況 ( 2 )信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャーの額 (単位:千円) 区 分 23 年度 適格金融資産担保 地方公共団体金融機構向け 我が国の政府関係機関向け 地 方 三 公 社 向 け 金 融 機 関 向 け 及 び 第一種金融商品取引業者向け 法 人 等 向 け 中小企業等向け及び個人向け 抵 当 権 住 宅 ロ ー ン 不 動 産 取 得 等 事 業 向 け 三 月 以 上 延 滞 等 証 券 化 上 記 以 外 合 計 (注) 22 年度 保 証 適格金融資産担保 保 証 - 1,202,153 - 1,201,562 - - - - - - - - - - - - 28,350 - 35,495 - 180,973 - 121,064 - 17,600 - 20,549 - - - - - - - - - - - - - 198,115 - 340,134 - 425,039 1,202,153 517,244 1,201,562 1.「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のことをいい、主なものとしては貸出金や有価証券等が該当します。 2. 「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3 カ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「金融機関向け及び第一種金 融商品取引業者向け」、「法人等向け」等においてリスク・ウエイトが 150%になったエクスポージャーのことです。 3. 「証券化(証券化エクスポージャー) 」とは、原資産にかかる信用リスクを優先劣後構造のある二以上のエクスポージャーに階層化し、その一部または全部を第 三者に移転する性質を有する取引にかかるエクスポージャーのことです。 4. 「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の中央政府等以外の公共部門向け・国際開発銀行向け・取立未済手形・ 未決済取引・その他の資産(固定資産等)が含まれます。 5.派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 該当する取引はありません。 6.証券化エクスポージャーに関する事項 該当する取引はありません。 7.出資等エクスポージャーに関する事項 ( 1 )出資等エクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要 「出資等」とは、 主に貸借対照表上の有価証券勘定及び外部出資勘定の株式又は出資として計上されているものであり、 当JAにおいては、これらを①子会社および関連会社株式、②その他有価証券、③系統および系統外出資に区分して管 理しています。①子会社および関連会社については、経営上も密接な連携を図ることにより、当JAの事業のより効率 的運営を目的として、株式を保有しています。これらの会社の経営については毎期の決算書類の分析の他、毎月定期的 な連絡会議を行う等適切な業況把握に努めています。 ②その他の有価証券については中長期的な運用目的で保有するものであり、適切な市場リスクの把握およびコント ロールに努めています。具体的には、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及びポートフォリオの状況やALMな どを考慮し、理事会で運用方針を定めるとともに経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、日常的な情報交 換及び意思決定を行っています。運用部門は、理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された取引方針など に基づき、有価証券の売買やリスクヘッジを行っています。運用部門が行った取引については、企画管理部門が適切な 執行を行っているかどうかチェックし、定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。 ③系統出資については、会員としての総会等への参画を通じた経営概況の監督に加え、日常的な協議を通じた連合会 等の財務健全化を求めており、系統外出資についても同様の対応を行っています。 なお、これらの出資等の評価等については、①子会社および関連会社については、取得原価を記載し、毀損の状況に 応じて子会社等損失引当金を、②その他有価証券については時価評価を行った上で、取得原価との評価差額については、 「その他有価証券評価差額金」として純資産の部に計上しています。③系統および系統外出資については、取得原価を 記載し、毀損の状況に応じて外部出資等損失引当金を設定しています。また、評価等重要な会計方針の変更等があれば、 注記表にその旨記載することとしています。 64 ( 2 )出資等エクスポージャーの貸借対照表計上額及び時価 (単位:千円) 23 年度 貸借対照表計上額 22 年度 時価評価額 貸借対照表計上額 時価評価額 上 場 - - - - 非 上 場 5,264,725 5,264,725 4,226,560 4,226,560 合 計 5,264,725 5,264,725 4,226,560 4,226,560 (注) 「時価評価額」は、時価のあるものは時価、時価のないものは貸借対照表上額の合計額です。 ( 3 )出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益 (単位:千円) 23 年度 売却益 22 年度 売却損 - 償却額 - 売却益 - 売却損 - 償却額 - - ( 4 )貸 借対照表で認識され、損益計算書で認識されない評価損益の額(保有目的区分をその他有価証券としている株式・出資の評価損益等) (単位:千円) 23 年度 評価益 22 年度 評価損 - 評価益 評価損 - - - ( 5 )貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額(子会社・関連会社株式の評価損益等) (単位:千円) 23 年度 評価益 22 年度 評価損 - 評価益 評価損 - - - 8.金利リスクに関する事項 ( 1 )金利リスクの算定方法の概要 金利リスクとは、金利変動に伴い損失を被るリスクで、資産と負債の金利又は期間のミスマッチが存在する中で金利 が変動することにより、利益が減少ないし損失を被るリスクをいいます。 当JAでは、金利リスク量を計算する際の基本的な事項を「金利リスク量計算要領」に、またリスク情報の管理・報 告にかかる事項を「余裕金運用等にかかるリスク管理手続」に定め、適切なリスクコントロールに努めています。具体 的な金利リスクの算定方法、管理方法は以下のとおりです。 ◦市場金利が上下に 2%変動した時(ただし 0%を下限)に発生する経済価値の変化額(低下額)を金利リスク量と して毎月算出しています。 ◦要求払貯金の金利リスク量は、明確な金利改定間隔がなく、貯金者の要求によって随時払い出される要求払貯金の うち、引き出されることなく長期間金融機関に滞留する貯金をコア貯金と定義し、①過去 5 年の最低残高、②過去 5 年の最大年間流出量を現残高から差し引いた残高、③現残高の 50%相当額のうち、最小の額を上限とし、0~5 年の期間に均等に振り分けて(平均残存 2.5 年)リスク量を算定しています。 ◦金利リスクは、運用勘定の金利リスク量と調達勘定の金利リスク量を相殺して算定します。 金利リスク=運用勘定の金利リスク量+調達勘定の金利リスク量(△) 算出した金利リスク量は毎月経営層に報告するとともに、四半期ごとにALM委員会および理事会に報告して承認を 得ています。また、これらの情報を踏まえ、四半期ごとに運用方針を策定しています。 ( 2 )金利ショックに対する損益・経済価値の増減額 (単位:千円) 金利ショックに対する損益・経済価値の増減額 23 年度 22 年度 1,509,469 1,467,619 65 J A の 概 要 中 藤 島 総合支店 1.機構図 西藤島支店 監査部 常勤監事 代表監事 河合支店 森田支店 北部農業施設センター 円 山 東 総合支店 東藤島支店 総務部 和田支店 東部農業施設センター 六 条 総合支店 酒生支店 東郷支店 社 総合支店 殿下ふれあい支店 東安居支店 共済部 鶉 総合支店 SS 愛菜館 中央農業施設センター 喜ね舎 西安居支店 酒生SS やしろSS 美山中央SS 金融部 南部農業施設センター Aコープ 木田支店 堀ノ宮店 うずら店 開発店 みゆき店 美山店 木田店 下六条店 東郷店 やしろ店 日光店 一乗ふれあい支店 常務理事 理 事 会 建設委員会 経営管理委員会 岡保支店 企画部 代表理事理事長 経営管理委員会副会長 参 事 監 事 会 経営管理委員会会長 総 代 会 組 合 員 円山西支店 本郷ふれあい支店 鷹巣支店 指導販売部 棗 支店 常務理事 支店運営委員会 総合支店運営委員会 国見ふれあい支店 生活経済部 常務理事 総務金融部会 西部農業施設センター 喜ね舎 精米センター 美 山 総合支店 下宇坂購買店舗 生活経済部会 指導販売部会 大安寺支店 美山農業施設センター 福祉センター セレモニーセンター 旅行センター SS 生活購買支援センター Jオート愛車館 LPGセンター Aコープ 66 2.役員構成(役員一覧) (平成 24 年 4 月現在) 役 員 氏 名 役 員 氏 名 経営管理委員会会長 山 田 俊 臣 経 営 管 理 委 員 石 森 忠 一 代 表 理 事 理 事 長 森 下 耕 一 〃 金 森 強 経営管理委員会副会長 青 山 多実雄 〃 松 並 久太夫 経 営 管 理 委 員 小 寺 義 則 〃 長谷川 忠 夫 〃 加 藤 高 則 〃 豊 岡 敏 広 〃 西 畑 博 光 〃 多野 太右ェ門 〃 野 路 俊 勝 〃 谷 口 善一郎 〃 竹 内 真 治 〃 佐 野 弘 〃 北 川 信 介 〃 林 世 治 〃 〃 前 田 光 博 〃 堀 岡 龍 男 〃 野 田 守之丞 〃 豊 岡 英 二 常 務 小 川 喜久子 理 事 小 林 孝 夫 〃 吉 川 孚 代 表・ 常 勤 監 事 屋 敷 忠 雄 〃 細 江 昭 夫 監 和 中 健 一 〃 寺 井 敏 高 〃 金 牧 善 治 〃 山 田 耕 一 〃 河 野 善 司 〃 為 田 茂 治 〃 浅 川 一 夫 〃 末 定 育 雄 〃 宮 﨑 勝 裕 〃 神 谷 一 成 〃 松 井 利 夫 員 外 監 事 事 黒 川 賢 治 3.組合員数 (単位:人、団体) 区 分 23 年度 正組合員 22 年度 8,111 8,094 17 個 人 8,094 8,080 14 法 人 17 14 3 8,315 7,488 827 個 人 8,147 7,320 827 団 体 168 168 0 16,426 15,582 844 准組合員 合 計 4.組合員組織の状況 組 織 名 農 増 減 組 織 名 構 成 員 数 合 8,083 野 菜 生 産 組 合 242 2,251 J A 万 年 青 会 10,684 J A 青 壮 年 部 914 特 産 物 生 産 組 合 20 部 2,992 農産物直売所登録者数 1,014 アドバンスファーマー 119 青 会 409 ふれあいわかば会 262 不動産経営研究会 379 旅 A 倶 組 構 成 員 数 稲 作 転 作 組 合 J 家 (単位:人) 女 性 楽 部 1,105 百 色 歳 申 倶 告 楽 部 4,838 67 J A の 概 要 5.特定信用事業代理業者の状況 (平成 24 年 4 月現在) 区 分 氏名又は名称 (商号) 主たる事務所 の所在地 代理業を営む営業者 又は事業所の所在地 特定信用事業代理業者 福井県信用農業 協同組合連合会 福井県福井市大手 3丁目2番 18 号 同左 6.地区一覧 この組合の地区は、福井市一円の区域とする。 7.沿革・あゆみ 平成 8 年 4 月 1 日 福井市農業協同組合と福井市北部農業協同組合が新設合併し、新「福井市農業協同組合」が発足 12 月 能力主義人事管理制度スタート 平成 9 年 2 月 25 日 青年・女性層の JA 運営への参画 ( 青壮年部・女性部組織代表理事含む理事 26 名、監事 5 名 ) 3 月 31 日 総合リストラ計画の実践 (A コープやしろ南店休業 ) 4 月 30 日 総合リストラ計画の実践 ( 江守出張所・下荒井出張所の統合 ) 6 月 30 日 総合リストラ計画の実践 ( 上北野出張所・曽万布出張所・森田出張所の統合 ) 10 月 18 日 総合リストラ計画の実践 ( 掘の宮地区の総合開発 /A コープ・支店・給油所・市サービスセンターの一体化 ) 平成 10 年 1月 JA 直営による農作業受委託・農機具レンタル事業開始 助け合い組織/ふれあいわかば会 6 月 30 日 総合リストラ計画の実践 ( 宮地出張所統合 ) 平成 11 年 1月 第 2 次中期計画スタート「あなたの人生応援団」 ブロック運営体制 ( 基幹支店 ) へ組織再編 / 金融渉外・LA 増員による相談機能の拡充 2 月 25 日 リスク管理体制強化 / 員外監事の選出で監事 6 名体制 6月 農家・市民交流 / 貸農園 ( ふれあい農園あすわ・しもの ) 10 月 2 日 農産物直売所「愛菜館」オープン 11 月 1 日 高齢者福祉事業への取り組み / デイサービスセンター 「あい愛」オープン 平成 12 年 12 月 第 2 次総合リストラ計画策定 平成 13 年 6月 総合リストラ計画の実践 ( 殿下出張所・今泉出張所・和田中出張所の統合 ) 7 月 1 日 東部複合拠点施設アグリランド「喜ね舎」及び「愛菜館」オープン 12 月 第 3 次中期 3 カ年計画策定 平成 14 年 1月 LPG 住設センターオープン 7 月 1 日 株式会社アグリコープふくい設立 8月 Jオート愛車館オープン 平成 15 年 3 月 21 日 経営管理委員会制度スタート 11 月 21 日 総合リストラ計画の実践 ( 中央支店の統合 ) 12 月 1 日 ソートフルやしろオープン 12 月 30 日 総合リストラ計画の実践 (A コープ六条店休業 ) 平成 16 年 1月 「事業・経営再生構造改革」スタート 4 月 3 日 「不動産センター」オープン 68 平成 17 年 1月 8 総合支店を中心とした支店再編スタート 4 月 16 日 ふれ愛農園開園 6 月 1 日 認知症デイサービススタート (JA あい愛 ) 12 月 21 日 ソートフル春日オープン 平成 18 年 1月 第 4 次中期計画スタート 5 総合支店 19 支店体制スタート 4 月 1 日 第 2 福祉センター「アクティあぐり『わかば』 」オープン 12 月 中央軟弱野菜調製施設稼働 平成 19 年 7 月 17 日 第 2 次支店再編によるふれあい支店体制スタート ( 一乗・殿下・国見・本郷 ) 10 月 20 日 大型農機具整備・修理対応の東部農機センターオープン 平成 20 年 6 月 12 日 農協市場日光店オープン 9 月 30 日 A コープやしろ店リニューアル(愛菜館開設) 平成 21 年 1 月 1 日 福井市農業協同組合と越前美山農業協同組合が合併 第 5 次中期計画スタート 6 月 29 日 愛菜夢工房(農作物加工所)オープン 9 月 18 日 農協菓子市場日光店オープン 10 月 6 日 Aコープ木田店リニューアル(愛菜館開設) 平成 22 年 3 月 26 日 喜ね舎愛菜館リニューアル(売り場増床) 4 月 1 日 アクティブあぐりみやまオープン 7 月 14 日 セルフ式 SS やしろ給油所オープン 平成 23 年 4 月 26 日 北部低温倉庫・予冷庫稼動 69 J A の 概 要 8.店舗等のご案内 (平成 24 年 4 月現在) 店舗及び事務所名 住 所 電話番号 FAX 番号 西藤島支店 中藤島総合支店 河合支店 森田支店 東藤島支店 円山西支店 円山東総合支店 岡保支店 和田支店 酒生支店 東郷支店 一乗ふれあい支店 六条総合支店 木田支店 社総合支店 殿下ふれあい支店 東安居支店 西安居支店 鷹巣支店 国見ふれあい支店 棗支店 鶉支店 本郷ふれあい支店 大安寺支店 美山総合支店 下宇坂購買店舗 北部農業施設センター 東部農業施設センター 南部農業施設センター 中央農業施設センター 西部農業施設センター 美山農業施設センター 酒生給油所 灯油配送基地 やしろ給油所 美山中央給油所 Aコープ堀ノ宮店 くみあいマーケットうずら店 Aコープ開発店 Aコープみゆき店 くみあいマーケット美山店 Aコープ木田店 くみあいマーケット下六条店 くみあいマーケット東郷店 Aコープやしろ店 農協菓子市場日光店 アクティブあぐり あい愛 アクティブあぐり わかば アクティブあぐり みやま 喜ね舎愛菜館 福井市堀ノ宮 1-208 福井市高木町 4-9 福井市川合鷲塚町 16-14 福井市栄町 5-3 福井市藤島町 49-4 福井市西開発 1-1803 福井市河増町 9-10-1 福井市河水町 17-11 福井市西方 2-2-12 福井市荒木新保町 30-36-2 福井市東郷二ケ町 34-27 福井市西新町 1-10 福井市下六条町 26-19 福井市羽水 1-102-1 福井市渕 4-1101 福井市風尾町 1-13 福井市光陽 3-1-28 福井市羽坂町 33-1-3 福井市浜住町 10-2 福井市鮎川町 98-5-4-1 福井市石新保町 11-7 福井市上野町 1-10-1 福井市大年町 1-72-1 福井市剣大谷町 1-14-1 福井市美山町 5-34 福井市市波町 25-8-1 福井市舟橋新町 64-6 福井市東今泉町 2-11 福井市上六条町 10 福井市東下野町 13-10 福井市佐野町 5-71-7 福井市美山町 5-29 福井市栂野町 28-84 福井市栂野町 28-47 福井市渕 4-601 福井市品ヶ瀬町 18-28-1 福井市堀ノ宮 1-215 福井市上野町 1-10-1 福井市開発 2-122 福井市御幸 3-1201 福井市美山町 5-29 福井市木田 3-2302 福井市下六条町 26-19 福井市東郷二ケ町 34-27 福井市渕 2-1711 福井市日光 2-26-5 福井市舟橋新町 17-5-1 福井市渕 4-606 福井市市波町 32-7 福井市河増町 9-10-1 福井市渕 4-606 福井市渕 4-606 福井市渕 4-606 福井市東下野町 13-10 福井市渕 4-606 福井市渕 4-606 福井市大町 2-1007 福井市渕 4-606 24-0073 54-2210 55-0002 56-0125 54-5433 54-0158 54-3622 54-4576 21-2670 41-3111 41-0019 43-2002 41-2201 36-1303 36-6511 97-2211 24-0391 37-1002 86-1006 88-2321 85-1111 83-1100 83-1155 59-1214 90-3211 96-4431 29-7200 53-1360 41-1050 35-5187 83-1010 90-3133 41-3093 0800-200-2332 36-6510 90-3002 22-6030 83-1104 54-6644 26-7111 90-3102 36-2225 41-2201 41-0024 34-2100 27-2820 29-0101 33-1165 96-4100 52-8311 33-1216 33-3010 33-1202 36-0818 33-2666 33-1637 35-8870 33-8150 24-0499 54-2971 55-0296 56-0150 54-5432 54-4530 54-0327 54-4577 21-2671 41-3112 41-2020 43-2311 41-2203 36-1304 36-6514 97-2212 24-0496 37-0210 86-1007 88-2322 85-1113 83-1101 83-1157 59-1215 90-3213 96-4358 29-7201 53-7754 41-4149 35-7315 83-1796 90-3212 41-0593 41-0593 36-6510 90-3002 25-0780 83-1104 54-6648 26-7112 生活購買支援センター Jオート愛車館 LPGセンター 精米センター セレモニーセンター ソートフルやしろ ソートフル春日 本店 70 36-2674 41-2203 41-0169 36-0027 27-2822 29-0102 33-2311 96-4184 52-8310 33-1204 33-1204 33-1204 35-7407 33-2686 33-2686 33-2686 33-8175 ATM(現金自動化機器) 設置・稼働状況 平日 8:30 ~ 19:00 〃 〃 平日 8:30 ~ 17:00 平日 8:30 ~ 19:00 平日 8:30 ~ 21:00、土日祭日 9:00 ~ 19:00 平日 8:30 ~ 19:00 〃 平日 8:30 ~ 19:00 平日 9:00 ~ 17:00 平日 8:30 ~ 19:00 平日 8:30 ~ 17:00 平日 8:30 ~ 19:00 平日 9:00 ~ 17:00 平日 8:30 ~ 19:00 平日 9:00 ~ 17:00 平日 8:30 ~ 19:00、土曜 9:00 ~ 17:00 平日 9:00 ~ 17:00 平日 8:30 ~ 19:00 平日 8:30 ~ 21:00、土日祭日 9:00 ~ 19:00 平日 9:00 ~ 19:00、土日祭日 9:00 ~ 17:00 通常営業日 9:30 ~ 21:00 通常営業日 9:30 ~ 20:00 〃 通常営業日 9:30 ~ 21:00 通常営業日 8:00 ~ 21:00 通常営業日 9:30 ~ 19:00 通常営業日 9:00 ~ 19:00 平日 8:30 ~ 17:00
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