農業公社を﹁株式会社﹂ - 誠農社

埼玉県一のコメ処で、農業の振興を市の重点施策に掲げている加須市は8月下
旬に市の一部署・農業公社を切り離して「株式会社加須農業公社」を設立する。
民営化することで生産、流通、加工、販売といった6次産業化も可能になるな
ど、従来と全く違った多角的な事業展開を実施することで農家をより強力にバッ
クアップしていこうというもの。自治体が農業公社を株式会社化するのは稀なだ
けに加須市の果敢な取り組みの成否が注目される。
費者である市民に農業、農
会を増大させることで、消
市民と農との触れ合いの機
地産地消の一層の推進や、
経営を実現するとともに、
向上させ、安定的、効率的な
者自身が技術力と経営力を
させていくためには、農業
がある。株式会社だからこ
コスト削減は市民にも恩恵
化で皆無となる。またこの
それが農業公社の株式会社
の予算を計上していたが、
合、年間3200万円程度
ト削減だ。従来の公社の場
リットは何と言ってもコス
村の重要性についての理解
工・流通・販売などの6次
そできる農産物の生産・加
・4㌶、平成
産業化の促進で市民の雇用
年度は
創出にも直結する可能性は
によると総土地面積に対す
の ・0%を加えると、農
年度は ・0㌶となるなど
年に
を醸成させねばならぬ」と
大といえる。
歳以上が半数
〈加須市農業振興ビジョ
また農業者の年齢も201
徐々に上昇してきた。
ン〉を策定し、この中に市
0年には
このため市では「耕作放
棄地の増大と、なり手不足
都心から1時間弱の加須
市は全国有数の田園都市。
の減少を何とか食い止める
工会に新たなまち興しの一
人誠農社は近く、加須市商
多彩な農業活動を展開し
ている加須市の農業生産法
倍
首都圏9店舗で一斉に売り
一方高島屋の場合は正月に
0名近くが参加しており、
目。明治安田の場合は20
子体験イベントの成果に注
え、稲刈りなどの農作業親
人と約3000人も減少。
が2010年には5068
は2000年の7935人
ている。市によると担い手
「後継者不足」に悩まされ
「農業経営者の高齢化」と
から
時間弱で来られる加
能になると提案。また都心
いけば新たなまち興しが可
民家を拠点として整備して
かし、点在する豪農的な古
そこで市内のあちこちに
ある加須の魅力・水田を活
っての昼食や竹を使っての
ト後に開く七輪と土鍋を使
超の古民家で農作業イベン
拠点としている築100年
加えて、農地を積極的に活
託や農地の維持管理業務に
刈り、除草などの農作業受
来実施してきた田植え、稲
を図るため、農業公社が従
市では「加須市の特徴で
ある水田農業の持続的発展
設立する。
が1000万円を出資して
は市が2000万円、JA
8月下旬に発足予定の
「株式会社加須農業公社」
い面もあると問題を指摘。
ックが多々あり推進できな
定や接道要件の仕組みでネ
ただしこういった計画を
実施していくうえで農家認
大喜びすることも紹介する。 半X的住宅を望む都心生活
ソーメン流しに老若男女が
新しいまち興しを実現する
て加須地域への移住で半農
更にこういった体験を通じ
び込むことが可能と提言。
年間1万人程度をまちに呼
ー」を企画すると1拠点で
加須市経済部農業振興課
の今村伊知朗課長は「これ
業――を挙げる。
販売など農商工連携推進事
物提供事業④加工品の製造
所や学校給食などへの農産
新規就農者雇用事業③直売
具体的には①農産物の生
産販売事業②市民農業塾や
語る。
スを展開していきたい」と
用した多様なアグリビジネ
める可能性もある。市のメ
場合によっては収入が見込
費がゼロとなるだけでなく
を借りることで農作業の出
よって今度は公社が田んぼ
たが、民営化されることに
にお金を払って委託してき
草などの農作業業務を公社
れまで田植え、稲刈り、除
つは農家。高齢化などでこ
出てきた」と語る。その一
なり、メリットがいくつも
にしたことでそれが可能と
できなかったが、株式会社
までは農地を借りることが
付けた点が注目される。
加須市の財産」と市が位置
豊かな住環境を与えている
あるばかりでなく、市民に
は農業の重要な生産基盤で
うとしている点だ。「農地
じて農業への理解を深めよ
家ツアーへの参加などを通
行の関係にとどまらず、農
物を提供するという一方通
業者が商業者へ市内産農産
れるのは農商工連携だ。農
も計画中。この中で注目さ
いくつかの絆プロジェクト
る加須市では「食と農」で
で。埼玉県一のコメ処を誇
環で農商工連携を呼びかけ
を超す人気が出るなど、「触
須の立地性を活かして、例
ために農商工が連携してい
面積率も、全国平均
・2
%、埼玉県 ・3%に対し
て、加須市は ・9%で5
800㌶が水田と、率がず
ば抜けて高い。
ところがコメ処加須もご
多分に漏れず全国的傾向の
誠農社商工会に協力要請
〝農商工〟
連携を提案
出す福袋で募集 組に
トとした。
者を受け入れられればベス
生産・加工・流通・販売が可能に
る文書を提出する。
れて、作って、安全なもの
こうと協力を呼びかけた。
21 27
る田耕地面積いわゆる水田
藤田誠二誠農社社長が清
水延浩商工会会長に提出す
を食べたい」という需要は
えば農事体験と温泉を組み
11
54
10
加須市
る予定。文書によると、誠
合わせた「安近短バスツア
30
までが秋。閏9月が入った
旧暦ではもう秋
ので今年は秋が長いのが特
徴。因みに今日8月2日は
旧暦で秋は7、8、9月。 「七夕」。梅雨が明けた今
今年の場合は新暦7月 日 の時期だからこそ天の川が
からスタートし、 月 日 はっきりと見えます。
農社が昨年と今年、明治安
また誠農社が農業活動の
社の株式会社化を決めた。
語る。そこで平成
業従事者の実に8割は高齢
代
者となってきた。
( ・2%)を超え、
る耕地面積の割合を示す率
農水省の平成 年度データ
は、全国 ・1%、埼玉県
加須市農業振興ビジョン
の推進期間は平成 年度ま
24
ことが喫緊の課題」と強調。 の一部署にすぎない農業公
59
45
「地域の農業を維持、発展
60
70
相当なものがあると指摘。
農業公社を﹁株式会社﹂
田生命さいたま支社や高島
農業振興の一環で8月下旬
屋と提携して実施中の田植
1
85
http://www.nikkansp.co.jp/
発行所 〒346–0016 埼玉県久喜市久喜東2–4–1(株)
フジハウジング内 TEL0480–26–4568 FAX0480–21–0970
23
また耕作放棄地も耕地面
積6750㌶のうち、平成
・8%に対して、加須市
は何と市の面積1万334
7㌶の半分、6750㌶が
24
23
農地。また耕地面積に対す
27 54
民営化で新ビジネスに挑戦
32
20
12
55
Ƅųிʮᣃɶ‫ځ‬ғሰ‫ע‬
ᩓᛅᲴȷ
3 ▶ハーブ教室と旬菜料理教室
4 ▶読者プレゼント「オルセー美術館展」
2 ▶加須ふれあいセンターNPOを取得
3 ▶よいお米を願って雑草取り
82
月 日㈯
(年4回発行)
(次回は11月22日)
12号
農時新聞
2014年
(平成26年)
太陽を見れば時間が分かり、
月を見れば日時が分かる
々に移動し、地平線に沈む
と「酉の刻暮れ六つ」とな
9日、下弦の月は
~
日。日本人の感性鋭いコト
時
バといえる十三夜は ~
時 分頃、酉の刻は
分となります。つまり
分頃で勤務時間は7時間
月、PHP研究所から「旧
暦で今を楽しむ暮らし歳時
がありました。「太陽を見
つか教えていただいたこと
旧暦博士の松村賢治さん
とお付き合いを始めていく
とともに起きて朝を認識
のでした。ですから日の出
民には時計なんぞ無縁なも
代、江戸後期でみると、庶
が庶民に浸透していた時
つ)、日暮れ(日没)=酉
出)=卯の刻六つ(明け六
挙げると、夜明け(日の
てきました。その代表例を
支と延喜式を使って表現し
定時法」が用いられ、十二
時~退社 時の
ーマンの勤務形態になぞら
点。たとえば現在のサラリ
が異なってくるのが厄介な
=暮れ六つ(日没)の時間
け六つ(日の出)と酉の刻
ただ「不定法」のため、
季節によって、卯の刻=明
一種ですから体内時計は自
松村さんは「人間も動物の
これをどう思うかは個々
人に任すとして旧暦博士の
です。
く、夜が長くなるのが特色
い。「冬」は逆に昼が短
みてください。
見て、時間と日時を当てて
読者の皆さんも太陽と月を
ろ」が分かるというもの。
ておけば「今日は何日ご
けでとにかく月の形を覚え
べ物などを網羅しており、
春夏秋冬の行事・遊び・食
・雑節の解説、旧暦でみる
めの二十四節気・七十二候
への提案や季節感を知るた
記」を出版しました。A4
れば時間が分かり、月を見
し、日が沈むと夜を認識し
えて出社
8時間勤務で比較すると、
うがいいと思う。身体に悪
地区の民家を借り上げて被
年7月、同高校近くの正能
の輪の広がりもあって、同
食材の提供だったが、支援
3人への温かいお弁当など
する縁でNPO法人そばネ
れあいセンターにも出入り
バ粉を調達、ソバ打ちはふ
ふれあいセンターの仲間
の伝手で新潟小千谷からソ
盛大に開催された。
ターでソバ打ち&試食会が
ているが、お米が底をつい
に300円で定食を提供し
に家庭の味を…と被災者等
NPO法人加須ふれあい
センターでは毎日、昼食時
打ち立ては違う。これで5
バだけに「うまい。やはり
ん、山口さん)へ。
5時、富沢さんか関根さ
―9511午前8時~午後
日、寝
日。というわ
判変形で175ページ。季
節感が味わえる旧暦暮らし
どの話。こども向け。土曜
土館
(☎ ―1200)へ。
同伴)。
定員 人。連絡は郷
時から
分~3時。古代人が身
ことで季節の移ろいが
実感できます。価格:
本体1300円
(税別)
(取材協力・資料提供
平洋協会理事長・松村
=一般社団法人 南太
賢治氏)
―3001。午前9時~
午後5時。火曜除く)
時~9時。対象は一般(中
「加須」
学生以下の方は付き添いが
日(日)午後7
夕空に輝く火星・土星と
六日月を見よう=加須未来
高嶋ちさ子 人のヴァイ
オリニストCOLORS=
館で8月
パストラルかぞで 月5日
ます。無料。対象は幼児から
トセンター(☎0480―
せはパストラルかぞチケッ
分)。申込み、問い合わ
(日)午後3時(開場2時
小学生(未就学児は保護者
につけていた勾玉をつくり
時
勾玉をつくろう=郷土資
料館で8月 日(木)午後1
学生100円。
以上は300円、3歳~中
「月食と月」の話。高校生
日の午前
分。
本には2015年から20
最適な一冊です。しかも同
旧暦ハンドブックとしては
待月は ~
日、居待月は ~
れば日時が分かる」。これ
の刻六つ(暮れ六つ)、お
「夏」は昼が長く、夜が短
もそのひとつです。
昼=午の刻九つ(正午)、
江戸時代の場合、黄経0
然のサイクルにあわせたほ
子)となります。
深夜0時=子の刻九つ(正
災者が気軽に立ち寄れる拠
時過ぎ
ット埼玉の面々が協力。昼
てきたので「提供くださ
当時、日の出から日没ま
い影響を与えるはずはな
17年までの旧暦カレンダ
い」と語ります。
点(ふれあいセンター)を
食に合わせて午前
い」と呼びかけている。
13
ーも併載、新暦と比較する
度、あるいは黄経180度
満ち欠けで判断します。新
清司埼玉県知事に申請、6
設置、それが現在まで続い
からソバ打ちを開始。敷地
発足したNPO法人加須
ふれあいセンターの代表理
00円なら大得だ」と満足
お 米 を
寄付して
19
◆
◆
◆
ところで「旧暦のすす
め」を監修してくださって
で昼と夜の長さが同じにな
月の朔は1日、十五夜満月
月6日付けで認証された。
ている。旧騎西高校での避
内広場で手順などを見学者
お米が提供できる方は同
センター(☎0480―
事には富澤トシ子さん(久
を得て今年3月 日に上田
20
いる松村賢治さんが今年1
太陽が東の地平
線から空に昇れば
では今度は月。月を見れ
ば日付が分かるコツは月の
現代と同じです。しかし夏
時、酉の刻は 時で
る春分や秋分の場合、卯の
至の頃は卯の刻は9時 分
刻は
「卯の刻明け六
つ」で、それが
度
東日本大震災と東京電力
福島第一原発の爆発事故の
県に提出した定款による
難生活は昨年暮れで終了し
に披露していく中で約 人
とし、各種教室の開
下在住)が、副代表には関
は総合文化会館(☎ ―1
799)へ
日前後、そして三日月
は3~4日、吉田拓郎の歌
は
度、 度と徐々に
前後、酉の刻は 時頃で、
上昇し、真南
何と
分勤務とな
の高さに来るとお
時間
昼「正午」。それ
影響で故郷を追われた福島
と、避難を余儀なくされた
たが、加須市内に500人
前を打った。打ちたてのソ
に出てくる上弦の月は8~
県双葉町などの被災者の支
双葉町民などに心と生活支
の双葉町民が現在も生活し
り、逆に冬至だと卯の刻は
援活動をしている加須ふれ
援を行うと宣言。具体的に
ている。
がまた西の空に徐
あいセンターが「更なる発
は「保健、医療、福祉、社
げだった。
展を求めて」このほどNP
会教育、まちづくりの増進
NPO法人を取得
O法人を取得した。
加須 更なる発展を求めて
埼玉県行政書士会の協力
催や、農産物直売事
を図る活動を行う」
業などを展開すると
根茂子さん(福島双葉町出
(全席指定)。問い合わせ
身)が就任した。
地元の情報
している。
「久喜」
分
間。8月はアスクレピオス
時から
プラネタリウム8月投映
=一般。月、水、木、金、
の杖~へびつかい座物語な
日曜の午前
(土)午後6時(開場午後
倉木麻衣コンサート=久
喜総合文化会館で9月 日
5時)。入場料7000円
ソバ打ち
試食会開催
ふれあいセンター
のボランティア活動
は大地震が発生直後
の2011年3月
NPO法人設立を祝って
今後益々支援の輪を広げて
日まで。問合せ
―2160)。
先は未来館(☎0480―
みは8月
必要)。費用は無料。申込
31
17
10
いこうと6月 日、同セン
62
69
か、これで概ねの時間が分
て寝る――それが生活の基
るというわけです。
24
本的スタイルでした。
でを基準に6等分する「不
10
最初に太陽。これは太陽
の高さが今どの位置にある
かるというものです。旧暦
20 30 10
31
17
40
40
18
30
12
11
⑩
旧 暦 のすすめ
22
12
10
10
10
21
57
18
18
20
21
50
21
加須市油井ケ島
の八幡社境内に
「奥澤先生頌春之
碑」がある。郷土
史蹟などに精通し
ている高橋信裕・
常磐大学コミュニ
ティ振興学部教授
に教えていただい
た。碑文には奥澤
市蔵先生が文久 3
年に旧北埼玉郡水
深村油井ケ島に生まれたことや、尚道軒戸
賀崎熊太郎に師事し20年かけて神道無念流
剣術の免許皆伝を得たこと、その後諸国を
歴訪して五加非打立居合術を極め、この地
に戻って道場を建て門人200人余に克己、
端正、勤勉、力行の大切さを教えたこと、
そして村会議員となってからは地元の治水
事業に尽力したことなどが刻まれている。
碑文の建立は昭和 7 年、市蔵氏70歳の古
希を祝した。顕題は林学博士の本多静六氏
と記されている。
90
10
初は有志が旧騎西高
日からスタート。当
20
校に避難した142
29
30
20
11
25
30
60
30
50
31
15
﹁地域資産﹂再発見(加須編)
2014年(平成26年)8月2日 (2)
聞
新
時
農
組105名が参加、 度を
田植えから約 日後の7月6日、髙島屋、明治安田生命主催の「お米づくり体験プロジェク
ト」に応募した親子は、加須市油井ケ島にある農業生産法人誠農社の田んぼで、お米づくりで一
番過酷と言われる「雑草取り」に挑戦した。 組190名のうちの
30
30
超す猛暑の中、果敢に草取りに挑戦。終了後は喉ごし抜群のそうめん流しで昼食を堪能。その
50
50
後、子供たちは「テルテル坊主づくり」や「割りばしでの鉄砲づくり」を楽しんでいた。
イジやコモンタイム、ロ
苗
ーマンカモミール、バナ
ナミントなど 種類
100年超の古民家を
整備して「お・も・て・
立て、その一環で7月6
ブガーデンにする構想を
ところ約
名が応募。講
草刈に参加した大人の
中から参加者を募集した
レストランを開業の予
た。同社では将来カフェ
のハーブ類を植えていっ
な・し」の拠点にしよう
坪の敷地内の一角をハー
﹁ハーブガーデン教室﹂が人気
髙島屋、
明治生命の農作業体験ツアーに親子100名が参加
と計画中の農業生産法人
を行った。
日、ハーブ教室と苗植え
アドバイザー&庭師の斎
師は埼玉在住のグリーン
お菓子として活用する計
定。ハーブはその食材や
画。
次回の開催
は8月 日
誠農社では今後も定期
的に「ハーブ教室」を開
旬菜料理教室
汗をかいた後のお楽しみは…
好評!
よいお米を願って 雑草取り
誠農社では、約5500
藤あつみさん。
最初に研修セン
ター室でローズ
マリーを使って
を勉強。そのあ
催するとしており、次回
挿し木のやり方
と屋外に出て斎
は8月
日に開催予定。
藤さんの指導で
名。参加費は25
00円。希望者は那須さ
定員
3m×1・5m
古民家敷地内に
大のハーブガー
次回の料理教室
参加者募集開始
日(日)、9
日(日)。加須油
8月
時~午
―4568永井まで)
者は(☎0480―
付で5000円。希望
て、懇談して、お土産
後3時。作って、食べ
ルームで午前
井ケ島誠農社キッチン
月
31
50
ん ( bondali.g@gmail.
)へご連絡のこと。
com
28
30
デン2カ所にセ
11
作り方=①だしを火にかけ、味噌を溶き、みそ
汁を作って冷ましておく②鯵の干物を焼き、身
を手で好みの大きさにほぐす③きゅうりを小口
に切り、塩でもむ。大葉は千切りにして水でさ
らし、水気を切る④鍋に白ごまを入れ、炒る。
すり鉢で半ずりにし、1の冷ましたみそ汁での
ばす⑤2と3を加え、豆腐を一口大にほぐし、
4に加えて混ぜる
冷や汁
材料
だし……………………400㏄
味噌………………………50g
白ごま…………1/2カップ
きゅうり…………………1本
鯵の干物…………………1尾
木綿豆腐……………1/2丁
大葉………………………5枚
15
24
写真は冷や汁
26
24
20
聞
新
時
農
(3) 2014年(平成26年)8月2日
て」→「静物」→「肖像」
も初来日。
を代表する「草上の昼食」 な 美 の 女 神 ・ カ バ ネ ル の
「ヴィーナスの誕生」など、
→「近代生活」→「円熟期
のマネ」までの9章。
の国立新美術館で開催中
は(
円。中学生以下無料。詳細
時~午後6時(金曜日は
ネ、セザン
れた。この中でマネ、モ
館で盛大な開会式が開か
道をたどり始めた時代だ
ンスでは、絵画が新しい
った1860年代のフラ
「描くことの自由――
この展覧会のテーマとな
た。
ヌなどの名
った。この展覧会の面白
長は挨拶で
セー美術館
バル・オル
イ・コジュ
し出したギ
傑作をご覧ください」
たということです。ぜひ
絵画も同時にお示しでき
道を歩み始めた印象派の
も歴史画、そして新しい
いところはアカデミスム
画
こう述べ
0ハローダイヤル)へ問い
本紙では
この展覧会
合わせください。
応募要領
名様をご招待
「オルセー美術館展 印象
派の誕生―描くことの自由
―」に5組
いたします。ご希望の方
は、ハガキに本紙への感
想、今後取り上げてほしい
テーマ・記事と、住所・氏
名・年齢・電話番号・メー
ルアドレス(ある場合)を
お書きの上、〒346―0
016久喜市久喜東2―4
―1フジタビル内「農時新
日までに郵送くださ
聞読者プレゼント係」に8
月
い。希望者多数の場合は抽
選で当選者を決定。商品の
発送をもって発表に代えさ
せて頂きます。
蔭で鳥が生かされ、風や
月のお蔭で、万物が生か
されるのだ。花鳥風月は
車場に到着した。暑い日
合せ十数分前に愛車が駐
先日友人と自宅駐車場
で待ち合わせをした。待
分、幼少の折からこの虫
た。何時ごろからか、多
ンと騒がしく聴こえてき
た虫の音がジーン、ジー
暑い風が流れはじめ、
小さいころから聞いてい
気が付いた。
ーをかけた時に、ハッと
暑くなってきたので、
窓を閉めてCDとクーラ
そんな意味かなと漠然的
だったので、車中でCD
械化された都会の環境)
を遮断し、
快適な環境(機
自分から不快な環境
(自然的な農村の環境)
に思った。
を聞きながら、クーラー
徳徳 さんの
ボンヤリと窓越しに妻が
植えたプランタンの花を
眺めていたら丁度その
た。夏らしさに不感症に
その音が聞こえなくなっ
が、最近歳のせいか全く
に、驚愕した。本能が壊
本能が感じる季節感を
失って生活してきたこと
う。
に身を置くことが習慣に
となんとなく思った。
なった。
なってしまったのだろ
待合せ時間が過ぎても
友人が現れず、車のバッ
活者の宿命なのだろう
時、小鳥が飛んで来た。
テリーが少し心配にな
花のお蔭で、虫が生か
され、虫のお蔭で受粉し
(徳)
されてゆくことが都市生
り、CDとクーラーのス
か。
開けた。
イッチを止めて、車窓を
花も生かされる。虫のお
「虫を食べに来たのかな」 ながら夏を過ごしてきた
の音に、夏らしさを感じ
の温度設定を強にした。
つれづれ
“夏”
に思うこと
―5777―860
(毎週火曜日休館。ただ
し、8月 日、9月 日、
日
8時まで)
。観覧料は当日、
月 日は開館。9月
一般1600円、大学生1
は休館)。開館時間は午前
◆ ◆ ◆
みに真摯な眼差しを注いだ
「オルセー美術館展 印
あの「晩鐘
(写真②)」や、セ
ザンヌの静物画「スープ入 象派の誕生―描くことの自
200円、高校生800
またお馴染みのミレーの 魅了される作品が目白押し
最高傑作、農民の日々の営 です。
日(月)まで六本木
れのある静物」、ナポレオ 由―」は7月9日(水)~
① )」 で す が 、 今 回 初 来 日
する「読書」(マネが最愛
ン3世が買い上げた官能的
9日からの開会を前に
8日六本木の新国立美術
風雅・風流・和歌列歌
(東久留米市 謡拙)
(三田 緑雨)
(港区 焦絞)
10
点を貸
開催に当たって
月
の妻シュザンヌを描いたも
この中でとくにマネとい
えば「笛を吹く少年(写真
23
24
12
の)や、モネの初期の作品
14
画」→「裸体」→「印象派
「オルセー美術館展」に5組 名様招待
跡を辿るのがこの展覧会の
す。
10
の風景。田園にて、水辺に
六本木の新国立美術館 月9日~ 月 日開催
美術界を騒然とさせた新し
世紀後半のパリの
マネ、モネ、ルノアー
ル、ドガ、セザンヌといっ
い絵画―印象派の誕生の軌
巨匠の絵画が東京・六本木
コンセプト。
意でした」とギィ・コジュ
展覧会の構成は1章「マ
ネ、新しい絵画」→「レア
奥 眞純が選ぶ
20
って、
世紀を代表する印象派
にある国立新美術館に一同
た
に集まりました。この美術
た画家はもちろんのこと、
マネに始まり、セザンヌ
まで印象派の立役者となっ
展は「オルセー美術館展
印象派の誕生―描くことの
自由―」で、7月9日
(水) 同時代のコロー、ミレー、
クールベのレアリスムか
ら、カバネル、ブグローら
日
(月)
まで開催
されています。
まさに時代の、オルセー美
月
パリ・オルセー美術館は
「印象派の殿堂」として有
術館の“顔”というべき珠
から
名。「これほど多数の名品
玉の名画が結集していま
バル・オルセー美術館オラ
リスムの諸相」→「歴史
のアカデミスム絵画まで、
を貸し出すことは重大な決
点によ
教え子の顔懐かしや夏見舞い
(渋谷区 炎)
梅雨あけて見上げた空に白い雲暑中見舞いの絵葉書のよう
炎天下キャンディーズの歌よみがえる暑中お見舞い申し上げ
ます
(狭山市 蒼風)
蒸す宵にはるか友よりゆうメロン和気通う暑さ見舞い
僕はもう飲めなくなったと添え書きし暑中見舞いと酒贈り来
る朋
(小金井市B.
T.
S.
)
綿雲の白く眩しき青空を暑中見舞いに写す喜び
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ンジュリー美術館理事長が
月のお題「小春」
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次回
ジャン=フランソワ・ミレー《晩鐘》
(写真②)
1857-59
年 油彩/カンヴァス 55.5×66cm ©Musée d'Ors
ay, Dist.RMN-Grand Palais / Patrice Schmidt / distrib
uted by AMF
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語るほどで、名画
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エドゥアール・マネ 《笛を吹く少年》(写真①)
年 油彩/
1866
× 97cm ©RMN-Grand Palais (musée d'Or
カンヴァス 160.5
say) / Hervé Lewandowski / distributed by AMF
(写真 奥眞純さん)
2014年(平成26年)8月2日 (4)
聞
新
時
農