（資料１０）バイオマスの燃料化・原料化への取り組み平成23年6月14日新日鉄エンジニアリング株式会社環境ソリューション事業部取組の概要 ◆背景：地球温暖化対策（CO2対策）、エネルギー保障政策、農業政策（農業振興）を背景に世界的にバイオマスの燃料化・原料化への取り組みが進展中。 ◆対応シーズ（NSEC保有技術）：当社はガス化技術、糖化・発酵技術等バイオマスの燃料化・原料化のためのキー技術を保有（一部開発中）。必要に応じて競争力のある補完技術（生成ガスの転換技術等）を入手し組み合わせることで最適プロセスを構築。 ◆新日鉄エンジニアリングのバイオマス関連技術原料変換技術新日鉄エンジ技術製品ﾊﾞｲｵﾏｽﾎﾞｲﾗｰ・発電直接燃焼電気熱合成ｶﾞｽ利用技術ﾊﾞｲｵﾏｽｶﾞｽ化ﾊﾞｲｵﾏｽ廃棄物ﾀｲﾔ熱分解 GTL（FT合成）合成ガス熱化学変換下水汚泥固体燃料化固体燃料水素製造食品廃棄物・みかん残渣ｴﾀﾉｰﾙ化生物化学的変換ｾﾙﾛｰｽ系ｴﾀﾉｰﾙｴﾀﾉｰﾙ 1 バイオマスガス化技術 ◆性状・形状が雑多な多種のバイオマスや廃棄物に対応可能で、適用範囲が広い粗破砕のままの原料から、シャフト炉式ガス化炉にて、ガス・タール及び炭化物を生成炭化物とした後、破砕することで、ガス化炉投入の前処理の負荷が低減可能バイオマスガス化コンセプト ◆①シャフト炉式ガス化に ②噴流床型ガス化を組合せ、より高い冷ガス効率を実現 ◆最適なガス精製、合成技術を組み合わせて、幅広い用途に利用可能バイオマス廃棄物クレーンガス利用ガスホルダホッパ 2 蒸気選別ホッパ炭化物 ②噴流床型ガス化炉 CH4、H2、ガス精製合成ガスガス冷却 ①シャフト炉式ガス化炉 O バグフィルタ受入ピットボイラガスタール改質炉サイクロン CO、CO2 ガス化炉合成炭化物破砕燃料利用スラグホッパ金属類炭化物破砕原料利用 20t/dパイロットプラント→ 2